JPH1153441A - 情報処理方法 - Google Patents
情報処理方法Info
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- JPH1153441A JPH1153441A JP21088797A JP21088797A JPH1153441A JP H1153441 A JPH1153441 A JP H1153441A JP 21088797 A JP21088797 A JP 21088797A JP 21088797 A JP21088797 A JP 21088797A JP H1153441 A JPH1153441 A JP H1153441A
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Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
ーネットにおける取り引きを容易に行えるようにする。 【解決手段】 放送情報を用いて電子取り引き用のアイ
コン情報が送信され、端末においては、送信されたアイ
コン情報に基づいて放送番組(コマーシャル)に同期し
てアイコンが表示される。ユーザがアイコンをクリック
すると、TCP/IP接続により電子取り引き用のホー
ムページにアクセスが行われ、取引情報(取り引き受け
付けメニュー等)が転送されてくる。ユーザは取り引き
情報に基づいて表示される取り引きページを用いて取り
引きを申し込み、ホームページ(サーバ)へ取り引き内
容を転送する。サーバでは、ユーザから送られた取り引
き情報を取り出して処理する。
Description
を利用した電子取り引き方法に関する。
提供されるホームページは、簡単、かつ低コストで設営
・運営できるので、これを広告手段として用いることが
試みられている。しかし、ホームページは一般の消費者
の目にはとまらないので、現状では有効な広告手段には
なっていない。
連の情報を放送信号に含ませて受信者に同報し、このイ
ンターネット関連の情報を利用してインターネット上の
情報を容易にアクセスできるようにする技術について提
案している(特願平9−12286号)。この提案によ
れば、例えば、テレビジョン放送信号にウェブ情報やア
イコン情報を重畳し、ウェブ情報中のリファレンス領域
やアイコン領域に対するクリック操作によりTCP/I
P接続により所定のウェブサーバにアクセスし、情報を
容易に取得できる。
て、放送と通信(インターネット)との橋渡しを行い、
これにより、インターネットのホームページの広告性を
高めることが期待される。
してなされたものであり、放送信号に多重化した情報を
用いてインターネットにおける取り引きを容易に行える
ようにすることを目的としている。
の目的を達成するために、情報処理方法において、電子
取り引きサーバへのアクセスに用いる表示オブジェクト
を表示するための情報を含む放送信号を受信するステッ
プと、受信した放送信号から上記表示オブジェクトを表
示するための情報を取り出すステップと、上記表示オブ
ジェクトを表示するステップと、表示された上記表示オ
ブジェクトへの所定の操作に基づいて上記サーバにアク
セスするステップと、上記サーバから転送された転送情
報を表示するステップと、表示された上記転送情報を用
いて入力された取り引き情報を上記サーバに転送するス
テップと、転送された上記取り引き情報を上記サーバに
おいて受信するステップとを実行するようにしている。
の所在が分からなくても、簡単に取り引きを行うことが
できる。
レビ放送のほか、ケーブルテレビ放送、衛星テレビ放送
でもよい。また、放送内容としても、テレビジョンプロ
グラムに限定されず、ラジオ放送プログラム、データ放
送プログラム等とすることができる。
様なものでもよく、またHTML文書により記述され、
アンカーのタグを含むものでもよい。
するために、情報処理方法において、電子取り引きサー
バへのアクセスに用いる表示オブジェクトを表示するた
めの情報を含む放送信号を受信するステップと、受信し
た放送信号から上記表示オブジェクトを表示するための
情報を取り出すステップと、上記表示オブジェクトを表
示するステップと、上記表示オブジェクトを用いて入力
した取り引き情報を上記サーバに転送するステップと、
転送された取り引き情報を上記サーバにおいて受信する
ステップとを実行するようにしている。
用いて入力された取り引き情報を上記表示オブジェクト
に対応する取り引きサーバに転送して取り引き処理を行
うことができる。この場合も、取り引きサーバの所在が
わからなくても取り引きを行うことができる。
はHTMLにより記述されていてもよい。
成するために、情報処理方法において、表示オブジェク
トを表示するための情報を含む放送信号を受信するステ
ップと、受信した放送信号から上記表示オブジェクトを
表示するための情報を取り出すステップと、上記表示オ
ブジェクトを表示するステップと、表示された上記表示
オブジェクトを用いて生成された処理対象情報を所定の
サーバに転送するステップと、転送された上記処理対象
情報を上記サーバにおいて処理するステップとを実行す
るようにしている。
られる表示を利用して処置対象情報を生成し、この処理
対象情報をサーバに転送するので、サーバの所在が分か
らなくても情報処理を簡単に行うことができる。
は例えば取り引き内容を記述するものであり(取り引き
内容の一部(オプション部分)をユーザが入力してもよ
い)、上記処理対象情報は例えば取り引きの申込内容を
記述するものである。また、上記表示オブジェクトは学
習用テキストを構成するものであってもよく、上記処理
対象情報は学習結果を記述するものであってもよい。
説明する。なお、以下では、実施例をBitcast
(株式会社インフォシティの商標)システムと呼ぶこと
にする。
る。
によってHTML形式のデータをハンドリングする、端
末側・送出側・サーバー側システムのアーキテクチャ、
それらを利用したコンテンツ/サービスの体系の総称で
ある。
融合により、次世代メディアとその上のコンテンツ・サ
ービスを確立する目的で開発された。その背景には、今
後“放送のデジタル化”と“通信のギガビットネットワ
ーク化”への潮流が加速すること、その上で、あるべき
コンテンツ書式をインターネット準拠とすることが、コ
ンテンツサプライヤー/ユーザーの双方にとって有益で
あるとの認識がある。
st(Bitcast/VBI:後述)は以下のような
利用形態となる(図1)。 ○地上波のVBI(垂直帰線消去期間)にインターネッ
ト形式のコンテンツ(ホームページなど)を重畳し、放
送局より送出する。 ○エンドユーザーがチューナー付きの対応PCにより放
送を受信し、TV画面を見ながら同時にコンテンツを見
る。 ○もしユーザーがさらに情報・サービスを得ようと思っ
たら、タグをクリックすることでダイヤルアップし、イ
ンターネット上の続きのぺージを表示する。
いて簡単に説明する。 <広い適用範囲>Bitcastシステムは、特定の送
出媒体にとらわれることなく適用可能である。つまり地
上波VBIだけでなく、衛星放送・CATV・IPマル
チキャスト・地上波音声サブキャリア・デジタルTV等
を用いたデータ放送であれば、適用が可能である。
増加にも耐えうる、スケーラブルなコンテンツを指向し
てフォーマットを規定している。 <Bitcast/VBI>地上波VBIを利用したデ
ータ多重放送方式をBitcast/VBIと呼ぶ。B
itcastシステムの最初の実装は、これを対象とし
ているため、Bitcast/VBIを表記上Bitc
astとすることがある。
走査線(垂直帰線消去期間)のことである。従来文字放
送に利用されていた領域に加えて、1996年4月より
新たに4ラインがデータ多重放送に利用可能になった。 <インターネットへの接続>Bitcast/VBIに
より放送されるコンテンツ書式は、インターネットと同
じくHTMLである。従って、放送したぺージからシー
ムレスにインターネットのサービスに接続することが可
能である。ただし、端末が電話線等でインターネットに
接続できる事が条件となる。 <ビジネスモデル>Bitcastシステムは、技術的
に放送と通信を融合するのみならず、サービス・コンテ
ンツレベルでの融合を目的としている。これは現行のT
V放送コンテンツの優位性やそのビジネスモデルを十分
に生かして、通信(インターネット)コンテンツの内容
面・ビジネス面でのレベルアップを図るものである。見
方をかえると、インターネットのエレクトリックコマー
ス(EC)を支援することが、Bitcastシステム
の目的である。 <送出から表示までの処理>Bitcastシステムが
文字放送等と異なる特徴として、送出と表示の間の時間
差がある。つまりBitcastシステムでは受信され
たコンテンツは、いったんハードディスク等のキャッシ
ュに格納される。そしてTV番組やCMの表示タイミン
グに同期して、画面に表示される。 <TV番組にリンク>Bitcastシステムは、単に
ホームベージを無料でユーザーに届けるものではない。
むしろ現在のTV番組・CMからホームベージへの”リ
ンクを張る“ことが最大の特徴である。そのリンク先の
ページを、(伝送時間に余裕があれば)同時に放送し、
さらに番組に同期して表示することが可能となってい
る。 <ECを支援>Bitcastシステムは、インターネ
ットでのビジネスを支援する。つまり、インターネット
の問題点である“広告が成立しにくい”という問題を解
消することができる。
系について簡単に説明する。
Bitcast/VBIに始まり、今後複数のメディア
(衛星放送、CATV等)にも実装可能である。それら
複数のメディア毎の長所を生かしつつ、メディアの伝送
速度に依存しないスケーラビリティをコンテンツに付与
するために、Bitcastシステムが備えるべき要件
は3つのプロダクト(送出系システム/端末システム/
プロトコル)として表現される。
(製品群)として示されているのは、Bitcast端
末システム、Bitcast送出系システム、Bitc
astプロトコルの3種類である。Bitcastテク
ノロジーは、Bitcast/VBIをはじめとして、
Bitcast/CATV、Bitcast/TSD
(音声サブキャリアを利用)、Bitcast/Sat
ellite、Bitcast/ISDBがある。
Bitcast productsの両者によって、B
itcast Architectureが構成されて
いる。さらにBitcast servicesという
ユーザー向けのサービス内容がある。
しも必要なわけではない。つまり衛星放送向けのBit
cast端末システムが、地上波VBI向けと異なると
は限らない。しかし、各メディアの特性を有効に生かす
ため、特定のメディアに特化した機能を各製品群ごとに
用意してもよい。特に送出系システムについては、既存
の設備との接続を考慮することが重要となる。
トフオームでも移植可能)、複数の画面表示モードを持
つ。その一つは標準モードであり、図3にその画面イメ
ージを示す。この画面では、ユーザーは基本的にTVを
見ている想定である。下部にBitcastシステム特
有の表示領域であるビットキャストバーがあり、ここに
VBIを通じて送られたコンテンツの一部(バナー状の
領域:ビットマークと呼ぶ)が表示される。ビットマー
クをクリックすることにより、画面は詳細モードに切り
替わる(図4)。
ツ(コントロール)が表示される。TVコントロールに
TVが表示され、同時にブラウザコントロールにHTM
Lが表示される。このHTMLは、VBIを通じて送ら
れたものから始まり、ユーザーがクリックしてリンクを
たどることによって、インターネット上のWWWサーバ
へ接続可能である。
ンが想定されている。それらについては後述するが、特
定の番組向けアプリケーションなどが開発できるよう、
TVコントロールやブラウザコントロールとのインター
フェースAP1(Bitcast Applicati
on programming Interface:
BAPI)が定義されている。
る。
は、エンドユーザーからみると以下のものがある。 ○テレビ番組とコンテンツの表示 Bitcastシステムの基本機能は、ホームページの
送出である。その際、文字放送と同様にTV側の番組や
CMと無関係の内容を独自のタイミングで送出する方式
(独立型)と、TV番組/CMと連動した内容を、連動
したタイミングで送出する方式(連動型)がある。 ○テレビ番組とインターネットの連動 送出されたホームページから、さらにリンクをたどるこ
とでインターネット上のサービスを利用可能である。特
にカタログ請求やユーザー登録、さらにはオンラインシ
ョッピング等では、TV放送では成し得なかったきめの
細かいサービスを提供可能である。 ○ファイルのダウンロード Bitcastシステムのコンテンツは、送出後いった
ん端末側のハードディスクに格納されるため、その仕組
みを用いてファイル転送/配布サービスが実現できる。
雑誌の電子版等、各種のサンプル配布に特に有効であ
る。 ○クリッピング Bitcastプロトコル中には、送出されるコンテン
ツにキーワードを付加することが可能である。このキー
ワードを用いると、あらかじめユーザーが指定したキー
ワードにマッチしたコンテンツだけを保存するなど、効
率よく情報を利用可能となる。そのためにキーワードの
体系(コード)が整備されている。 ○フリーダイヤル・インターネット コンテンツ送出時に、電話番号を付加する事ができる。
送出されたコンテンツから、さらにインターネットに接
続する場合、ユーザーがネットワーク使用料や電話代を
負担する必要が無いケースがある(通販のフリーダイヤ
ルのイメージ)。そのような場合の利用を想定してい
る。 ○アプリケーションプログラムの配信 ファイルダウンロードと同様に、アプリケーションソフ
トを配布できる。従って、バージョンアップサービスも
Bicastシステムにより可能となる。配信されるソ
フトは、VBIデータ放送やインターネットを駆使した
ものにすることができる。 ○Bitcast端末ソフトのバージョンアップ アプリケーションプログラムの配信の一形態ではある
が、Bitcastシステムの端末ソフト自身も、同様
にバージョンアップが可能である。これにより、将来よ
り多くのサービスを提供可能となる。 ○ビデオ予約 クリッピングと同様の考え方になるが、Bitcast
システムによって本編の各番組・CMにデジタル情報の
ヘッダーを付けることが可能である。このヘッダー情報
を用いて、放送でどの番組が今流されているかを端末が
判断可能となる。この機能とPCからビデオ制御可能な
ことを組み合わせて、例えば今夜9:00からのドラマ
を録画予約した場合に、ナイター等で放映時間がずれて
も問題無くビデオ録画することが可能となる。ただしこ
のためには、実際にドラマ番組が始まるタイミングで番
組ヘッダーを送出する必要があり、また受信したブラウ
ザがビデオをコントロールする必要がある。 ○EPG(Electoric Program Gu
ide)の配布 ダウンロードやビデオ予約等に必要な、EPGを配布可
能である。このEPGには、本編の番組と同時にBit
castコンテンツも記載してもよい。上で触れたヘッ
ダーレベルの情報や、さらに詳細な情報(あらすじ、登
場人物)等を盛り込んだEPGが可能となる。現在イン
ターネットで行われているEPG的なサービスとの連携
も可能である。 ○画面レイアウトの配信 Bitcast端末システムは、TVやHTMLブラウ
ザといった複数のコンポーネントから成っている。それ
らの表示時のサイズ・位置等は、ユーザーが自由に設定
可能であるが、ユーザーがオートモードに設定した場合
にはシステム設定の表示レイアウトが選択される。この
時、ある番組に関して放送局からレイアウト指定情報を
送出することにより、デフォフオルトではなく局指定の
レイアウトでユーザーが視聴することも可能である。特
にニュース/バラエティ番組等において便利な機能であ
る。 ○有料放送 有料放送に対応するために、番組単位でコンテンツをス
クランブルすることが可能である。解読キーの入手は、
あらかじめ解読キーを購入しておいてもらう場合や、イ
ンターネットからオンラインで入手する場合等がある。 ○時刻合わせ放送 VBIを使用して時刻信号送出が可能である。これによ
って、受信端末(PC)の日付/時間を変更(アジャス
ト)することができる。ただし、これはBitcast
システムで常に時刻信号を送出するという意味ではな
い。 ○ユーザープロファイルの管理 Bitcastブラウザは、インストール時にユーザー
の個人情報を記憶することが可能である。従って、オン
ラインショッピング等で個人情報(氏名・住所・電話番
号等)を入力する際に、あらかじめ登録した情報をワン
タッチでセットすることが可能となる。 ○他のVBI放送との連携 Bitcast/VBIはアプリケーションサービスを
何ら規定していない。従って、あらゆるVBIアプリケ
ーションに対してオープンである。つまりOSIモデル
の第5層レベルでHTTPを拡張した構造となっている
ため、上位プロトコルのHTMLにはいかなる拡張も加
えていない。これにより、コンテンツ書式がHTML以
外であっても、Bitcastによる送出/受信は可能
である。例えば、電子新聞やインターテキストに関して
エアーフォーマットが認識できれば、Bitcastブ
ラウザに表示するための機能拡張は実現可能である。
スイメージ Bitcastシステムは、地上波テレビ放送(データ
多重放送)の利点である“大衆性”とインターネットの
利点である“双方向性”の両方を取り込んだ技術であ
る。同時に、現在のテレビ番組の優位性(優れたコンテ
ンツ)を生かす番組連動型のサービスと、特に本編の番
組とは連動しない文字放送的な番組独立型サービスの両
者が可能である。
方向型/双方向型という2つの軸の組み合わせにより、
Bitcastで可能なサービスは整理できる。(図
5)
ーネント Bitcast/VBIの実現には、放送局内にBit
cast送出系システムが、受信端末にBitcast
ブラウザが必要である。それらについての概略は、以下
のとおりである。 ○Bitcast送出系システム あらかじめオーサリングされたコンテンツを、スケジュ
ールに従ってVBIに乗せて送出するシステムである。
パッケージャ/スケジュールエディタ/シーケンサとい
う3種のサブシステムを中心に構築される。システム構
成上は、最小で4〜5台のPC(ファイルサーバーを含
む)と、VBIインサータ(および周辺機器)で構築さ
れる。 ○Bitcast端末システム(Bitcastブラウ
ザ) PC上で動作するソフトウェアである。初期バージョン
はWindows95(米国マイクロソフト社の商標)
を対象OSとして開発された。内部的にはTVコントロ
ール/ブラウザコントロール/キャッシュコントロール
/ビットキャストバーというコンポーネントから構成さ
れる。それらはActiveX(米国マイクロソフト社
の商標)により実装される。ActiveXの利用によ
り、Bitcastブラウザは容易に機能拡張可能であ
り、前述のとおり番組毎に異なるコンポーネントを付加
することができる。
も、種々のコンポーネントを実装することができる。そ
のようなコンポーネントは、Bitcastシステムを
通じたエレクトリックコマースをよりスムースに利用可
能な機能を実現する。
TV放送におけるそれと、インターネットにおけるそれ
とを融合したものである。
で動作し、Bitcastカード(ハードウエア)とB
itcastブラウザ(ソフトウエア)から構成され
る。これを図7に示す。 (1)対象ハードウエア IBM−PC(米国インターナショナルビジネスマシー
ンズ社の商標)互換機またはPC−98(日本電気株式
会社の商標)シリーズ。 (2)Bitcastカード 地上波テレビ放送に重畳されたデジタル情報を抽出する
ハードウエア。 (3)Bitcastブラウザ 情報の蓄積、表示等を行うアプリケーションソフトウエ
ア。
細モード」の2種類の画面表示モードをもつ。 (1)標準モード 図3に標準モード画面構成を示す。標準モードでは、V
BIにより伝送された関連情報はほとんど表示されず、
テレビのみが大きく表示される。画面右側は、チャンネ
ル切り替え、音量切り替えなどの一般的なチューナ制御
部である。画面下部は、受信した情報をアイコン表示す
る領域と、Bitcastブラウザ全体のコマンドボタ
ンを配置した領域からなる「Bitcastバー」であ
る。本モードはBitcastブラウザを視聴中、最も
長時間利用される画面モードである。ユーザはインタラ
クティブに情報と接するのではなく、現状のテレビ放送
と同様、浴びるように情報(テレビ放送)と接すること
を想定している。利用者は通常のPC使用時に比べて画
面から少し離れていることを考慮し、大きなパーツを線
的に配置し、リモコンでの操作を可能にしている。 (2)詳細モード 図4は詳細モードを示す。詳細モードでは、テレビ放送
の映像、音声に加え、画面右側にVBIにより伝送され
た関連情報を表示する。標準モードで、利用者がビット
マークアイコンをクリックすると本モードに移行する。
左下は多目的に使用されるスペースで、主に過去に受信
したコンテンツの一覧表示(キャッシュ表示)に使用す
る。本モードは利用者が内容に関心をもったときに使用
され、使用スタイルも標準モードが家電商品の外観であ
ったのに対し、一般的なPCに近いものとなる。
御のUI(ユーザインタフェース)を提供するコンポー
ネントである。ActiveX仕様により定められたイ
ンターフェースにより実装され、WWWブラウザ内にテ
レビを表示することも可能である。主な機能を以下に示
す。 (1)テレビの表示 (2)チャンネル切り替え チャンネルの切り替え及び、地上波、CATV、BSの
切り替えを行う。 (3)音量調整 (4)フリーズ (5)画面サイズの変更 テレビ表示部を40×30の整数倍の単位でリサイズす
る。 (6)キャプチャ テレビ画面の静止画キャプチャを行う。
indows用のビデオキャプチャドライバが提供する
機能に強く依存する。入力ソースの切り替えは、テレビ
チューナドライバの機能に依存する。
ウザコントロールは、VBIにより伝送されたコンテン
ツを表示する機能を提供する。コンテンツは、HTML
など、WWWで使用されるフォーマットで伝送され、そ
れを表示する本ブラウザは、インターネット用のブラウ
ザとしても機能する。上流との接続は、ダイアルアップ
PPPにより提供される。コンテンツにアップストリー
ム経路(電話番号)が指定されている場合は、指定され
た電話番号を使用してダイアルアップ接続を行う。それ
以外は利用者のWindows95の設定に従い通常の
ダイアルアップ接続を行う。 (1)Back 前に戻る。 (2)Forward 次に進む。 (3)Home デフォルトのぺージに進む。 (4)Reload 再度読み込む。 (5)Mark ブックマークに登録する。 (6)文字列の検索 (7)印刷
トロールは、受信され、蓄積されているBitcast
コンテントをグループ分けし、一覧表示するコントロー
ルである。コンテントをダブルクリックすることによ
り、ブラウザ部に指定されたコンテントが表示される。 (1)名前(Name) Bitcastのコンテントグループの名前を表示す
る。名前はコンテント制作側が決定する。ダブルクリッ
クにより該当するコンテントがWebブラウザに表示さ
れる。コンテントが実行ファイルの場合は、当該ファイ
ルを実行する。 (2)Station 放送局を識別する名前を表示する。地上波の場合、文字
列「TV」に続き、チャンネル番号を表示する。 (3)Datetime 受信の日時、時刻を表示する。 (4)カテゴリ カテゴリ(ジャンル)を表示する。 (5)ごみ箱アイコン グループ単位で削除する。 (6)本棚アイコン ファイルを通常のファイルとしてエキスポートする。 (7)タイマーアイコン 受信予約ダイアログを起動する。受信したファイルはキ
ャッシュに保存される。受信予約により保存されたファ
イルは、他のファイルより優先してキャッシュに残る。
コントロール Bitcast Barコントロールは、常にデスクト
ップ下部に表示されるアプリケーションデスクトップバ
ーである。 (1)ビットマーク表示部(図11) Bitcast Barコントロールの左部分は、ビッ
トマーク表示部である。ビットマークは関連情報を受信
したことを利用者に伝えるアイコンで、これをクリック
することにより、その情報をブラウザ部に表示される。
標準モードで使用中にクリックすると、詳細モードに移
行する。アイコンの大きさは横88ドット×縦31ドッ
トで、ホームページ上で一般的に使用されている。幅2
ドットの外枠をもち、立体感を持たせているのが一般的
である。受信した順に左から表示されるため、最新情報
は、右端に表示される。画面に入りきらなくなった場合
は自動スクロールする。右側のボタンはビットマーク領
域のスクロール制御部である(図12)。ブラウザ部に
該当コンテンツが表示されるのではなく、ビットマーク
領域がスクロールするだけである。 (2)ツールバー部(図13) ツールバーはアプリケーション全体に対するコマンドを
生成するものである。詳細を図14に示す。
略フローを図15に示す。
受信により、ビットキャストバーの端に受信インジケー
タ点滅する。受信インジケータは、ユーザーに対し何ら
かのBitcast放送が放送中であることを知らせる
ためのUIアイテムである。 (2)WWWコンテンツ 送出側で自動表示が指定されたWWWコンンテンツは、
指定された時刻にWebブラウザ内に自動的に表示され
る。 (3)Bitmark Bitmarkは、WWWコンテンツと同様に送出側が
表示時刻を指定する。端末側は、指定された時刻にBi
tmarkをBitcastバーに表示する。
はBitcastブラウザの構成部分である。
順序を示す。以降、概ね図15の番号順に各コンポーネ
ントの内部仕様を解説する。
を行うコンポーネントである。チューナー制御はテレビ
チューナマネージャを介して行う。テレビの表示、AV
Iファイルの作成、表示等は、Video for W
indowsを利用して行う。ActiveMovie
がキャプチャや、オーバーレイ表示をサポートすれば、
Video for WindowsからActive
Movieへ移行できる。テレビコントロールは、Ac
tiveX Controlのインターフェースに準拠
して実装されるため、将来はブラウザ上に表示されたコ
ンテンツにテレビコントロールを埋め込むことも可能で
ある。
(11) VBIデジタイザH/Wを制御し、パケットを取り出す
ソフトウエア。取り出したパケットは、VBIキャプチ
ャマネージャに渡される。本モジュールは、H/Wに強
く依存し、VBIデジタイザH/Wベンダーより提供さ
れる。
(12) VBIキャプチャドライバより渡されたパケットを組み
立て、第4層(トランスポート層)のデータ(データグ
ループ)を組み立てる。組み立てたデータグループは、
Bitcastブラウザだけでなく、他のVBI対応ア
プリケーションにも提供する。複数のVBI対応アプリ
ケーションを同時に動作させるためである。
3) Bitcastローダは、VBIキャプチャドライバよ
り渡されたデータグループ(Bitcastプロトコ
ル)をデコードするモジュール。HTMLまたはGIF
等で記述されたコンテントを受信した場合は、受信した
データグループから、コンテントとコンテント属性を抽
出し、キャッシュコントロールに引き渡す。属性中に、
表示時刻等が含まれる場合は、シーケンスコントローラ
に通知する。
4) キャッシュコントロールは、Bitcastローダより
渡されたコンテント情報とコンテントに付属する属性情
報(コンテントの名前(疑似URL)、MIMEタイ
プ、表示タイミング情報など)を全て蓄積する。キャッ
シュ容量が特定の値より大きくなった場合、有効期限の
切れた古いコンテンツは削除される。
5) シーケンスコントローラは、Bitcastローダから
表示すべき時刻と表示すべきコンテントを受け取り、そ
れを記憶する。タイマーを監視し、記憶している時刻に
到達すると、ブラウザコントロールに対し、Navig
ateに要求を出す。
連情報を表示するコントロールである。ブラウザコント
ロールの中にさらにWebBrowserコントロール
を含む。WebBrowserコントロールは、Web
の表示エリアのコントロールで、通常のブラウザのエン
ジン部分と等価なコンポーネントである。したがって、
HTMLの対応レベル等は、全て標準的なWebブラウ
ザに準拠する。
ネット用のWebブラウザとして動作する。Bitca
stの疑似URLを指定した場合や、シーケンスコント
ローラからのNavigate呼び出しを受けた場合
は、インターネットに対するコンテントリクエストでは
なく、Delegateに対するコンテント呼び出しが
行われる。
バ。呼び出しを受けるとキャッシュコントロールを呼び
出して当該コンテントを取得し、WebBrowser
へ返す。WebBrowserから見ると、通常のWe
bサーバとして振る舞う。
ントロール(18) コントロール内部に、ビットマークのアイコンとリンク
先のペア情報を一覧情報として蓄積する。コントロール
は、シーケンスコントローラよりビットマーク表示タイ
ミングの通知を受けると、キャッシュコントロールを呼
び出してアイコンイメージ情報を取得し、一覧に追加
し、アイコンを表示する。
ャッシュ用のディレクトリに保存される。
のキャッシュ情報を格納するディレクトリである。ディ
レクトリは、インストール時に決定し、レジストリに記
憶する。 (2)キャッシュデータベース コンテントの名前やその他の属性は、JETエンジン
(Windows95で標準で添付されるデータベース
エンジン。)を使用して管理する。データベースファイ
ルは、Bitcastデータディレクトリに保存され、
ファイル名は’BitCaSt・MDB’固定とする。 (3)コンテントファィル コンテントの実体はそれぞれ独立したファイルとしてキ
ャッシュディレクトリに格納される。キャッシュディレ
クトリは、Bitcastデータディレクトリの中にあ
り、ディレクトリ名は’Cache’固定。コンテント
ファイル名は、キャッシュデータベースが自動生成し、
キャッシュデータベース内に格納される。 (4)ドロップディレクトリ キャッシュコントロールで、コンテントを本棚アイコン
へドロップし、ファイルへのエキスポートを行った時の
転送先ディレクトリのデフオルト。
ブラウザ白体をアップグレードすることなしに、ブラウ
ザの機能を拡張することである。機能拡張を行えるよう
にするため、多目的エリアはActiveXコントロー
ルコンテナインターフェースを実装している。放送局、
番組制作会社等は、ActiveXコンロールを作成し
て、番組に特化したカスタムブラウザを作成できる。ま
た、本端末システムは、内部にサーバ機能を含んでいる
ため、テレビ表示機能とブラウザ機能を削除することに
より、LAN環境などで使用するためのサーバー機を構
築することが可能である。
tcastによるVBI放送を行うためのハードウェア
/ソフトウェアシステムである。
ムから構成される。そのうち3つのサブシステムについ
ては、Bitcastの規格として規定されており、残
りについては、各放送局の事情に合わせた独自システム
となる。
プログラム等(VBIコンテンツ)を編集するための機
器。 ○パッケージャーサブシステム(22):送出する画
像、プログラム等を一つの固まり(送出単位)に編成す
るための機器。 ○スケジユールエディタサブシステム(23):編成さ
れたパッケージを、いつ、何回送出するかを設定するた
めの機器。なお、従来スケジューラと呼ばれていたが、
混乱を招くためスケジュールエディタとした。 ○シーケンササブシステム(24):設定されたスケジ
ュールに従い、データ変換・送出を制御する機器。 ○VBIインサーションサブシステム(25):VBI
インサータ以降の、送出機器。
内にインターネットサーバーを設置した構成としてい
る。
でファイルサーバー(ローカルサ一バーと命名)を使用
してオーサリングを行い、完成したコンテンツを編成担
当セクションのファイルサーバー(FTPサーバー)に
コピーする運用を考えている。その上で編成担当はスケ
ジュールエディタを用いて送出時間を割り当て、シーケ
ンサがその時間通りに送出をおこなう構成である。
までの作業手順を、図19に示す。
ーションは、プロジェクトファイルまたはGUIによっ
て、Bitcastの放送を行うためのデータファイル
を作成するものである。本アプリケーションによって作
成されたファイルはパッケージファイルと呼び、Bit
castの放送時に必要な時間パラメータやBitca
st端末での番組の表示やBitcast端末での、コ
ンテンツの振る舞いを決めるパラメータを含む。また、
すでに作成されたパッケージファイル同士の結合、パッ
ケージファイルの内容チェックやプレヴュー機能などを
持つ。
イルにする。一つのファイルに統合するときに、時間的
矛盾や設定パラメータの矛盾をチェックし警告する。 ・チェック機能 packageファイルに含まれるコンテンツのファイ
ル名や設定されているパラメータを表示する。 ・マージ機能 複数のパッケージファイルを一つのパッケージファイル
にする。 ・Viewer機能 パッケージファイルのプレヴュー機能 ・自動作成 ディレクトリを指定すると、そのディレクトリ以下のフ
ァイルをすべてとりこんでパッケージファイルを作成す
る。(あらたにBitcast用にぺージを作成すると
きに用いられる) ・自動パース あるHTMLファイルを指定すると、そのファイルのあ
るディレクトリをカレントディレクトリとして、そのH
TMLファイルをパースし、gifファイルやリンク先
のファイルを取り込んでパッケージファイルにする。
(既存のホーム・ページからのミグレーションに用いら
れる。) 3.2.4 設定項目 Bitcastプロトコル仕様参照 3.2.5 処理方式概要 3.2.5.1 コマンドライン版 (パッケージファイルの作成)プロジェクトファイルを
作成し、DOSプロンプトから、そのファイル名を引数
としてパッケージャを起動する。 例:packagerabc.pkgただし、このとき
プロジェクトファイル内に記述されたファイルおよびデ
ィレクトリパスはパッケージャアプリケーションが存在
するディレクトリからの相対パスとなる。(絶対パスの
指定方法もある) (チェック機能)パッケージファイルに含まれているコ
ンテンツのファイルおよびパラメータを標準出力に出力
する。 例:packager −v packagefile
name.bpk (パッケージファイルのマージ)あるパッケージファイ
ルともうーつのパッケージファイルを結合して一つのパ
ッケージファイルにする。このとき時間的タイミングは
先に指定された方のパッケージファイルが前になる。 例:packager −m pakcagefile
1.bpk,...,packagefileN.bp
k (プレヴュー)パッケージファイルを指定して、そのパ
ッケージの送出をエミュレートする。エミュレートされ
た結果はCOM1に出力される。 例:packager −e packagefil
e.bpk (自動作成) 例:packager −d directorypa
th (自動パース) 例:packager −p fi1ename.ht
ml
イルメニュ内のパッケージファイルの作成を選択する。
ファイルセーブダイアログが表示され、ディレクトリお
よびファイル名を指定して保存する。 (チェック機能)パッケージャのエディタ内に表示され
る。 (パッケージファイルのマージ)ファイルメニュ内の結
合を選択、このときファイル選択ダイアログが表示され
る。結合したパッケージファイルを選択する。ここで
は、すでに結合されるもととなるパッケージファイルは
開かれているものとする。 (プレヴュー)ファイルメニュ内のプレヴューを選択す
る。 (自動読み込み)ディレクトリを選択して、そのディレ
クトリ内にあるファイルをすべて読み込む。その後、エ
ディタでパラメータの設定または調整をおこなう。 (自動パース)読み込んだHTMLファイルを選択し、
ファイルにメニューからバースを選択する。URLで指
定されたファイルを見つけられなかった場合はファイル
ダイアログを表示し、これにより直接素材ファイルを読
み込む。
要である。ビットマークの実体はGifファイルである
が、その拡張子は”.icn”である。ビットマーク用
のGifファイルを作成し、ファイル名をxxx.gi
fからyyy.icnに変更する(×××とyyyが等
しくてもよい)。
理フローを示す。
構造を示す。
図23に示す。 len:フラグメントプロトコルヘッダーの後につづく
データのバイト数。ただし、そのデータが64KBを超
えるときにはデータを複数に分割し、64KBを超えた
分のデータにもフラグメントプロトコルヘッダーを創出
し分割する。 SB:このヘッダーの後に続くデータがコンテントメッ
セージデータの始まりであることを示す。 EB:このヘッダーの後に続くデータがコンテントメッ
セージデータの終わりであることを示す。ここで、SB
およびEBが同時にある場合は、このヘッダーの後に続
くデータが64KB以内のものである。 chunk:後に続くデータが64KBを超えるときに
データを分解した為、この分解したデータの順序の値。 slot:同時に全く別のデータを放送する場合に、そ
れぞれのデータのグループの番号の値。 media:このデータが放送されるメディアを一意に
決定する番号の値。 channel:mediaで表される放送媒体におけ
るチャンネルの値。
4に示す。 3.4 スケジュールエディタの外部仕様 3.4.1 機能解説 3.4.1.1 スケジュール単位 スケジュールエディタでスケジュールする単位はパッケ
ージファイル単位である。 3.4.1.2 機能 ○スケジュールを読み込む。 ○スケジュールを編集する。(GUI) ○スケジュールファイルを出力する。(GUI) ○スケジュールファイルを更新する。(GUI) ○スケジュールの登録をシーケンサに通知する。 ○スケジュールの更新をシーケンサに通知する。 ○スケジュールの削除をシーケンサに通知する。 ○現在のスケジュールの状況をシーケンサから取得す
る。 3.4.1.3 スケジュール項目 スケジュールファイルの仕様参照。
イン版 スケジュールを登録する。 例:schedule schedulefilena
meスケジュールを更新する 例:schedule −u schedulefil
enameスケジュールを削除する 例:schedule −d schedulefil
ename
りシーケンサに通知される。図26に示すフォーマット
のデータを用いて各種のコマンドをTCP/IPを通じ
てシーケンサに通知する。
ト 素材情報フォーマットを図28に示す。
イト0x0を入れる(図29)
う。
いVBIインサータに出力する。 ○指定された走査線数でインサータにデータを送る。 ○ほかの送出に割り込んで時刻データをインサータに送
る。 ○同時に複数データを送出する場合は優先レベルの高い
方を送出し、空いた時間に優先レベルの低いデータを送
出する。 ○スケジュールを更新する。 ○インサータへのデータの送出を停止、再開する。 ○インサータへのデータの送出を中止する。 ○現在のスケジュールを返す。 ○TCDを設定する。 ○ログファイルを出力する。 ○別のサービスも送出する。
ケジュールファイルに記述された、送出時刻と送出バッ
ケーファイルを参照し、そのパッケージファイルの送出
時刻前にファイルサーバよりパッケージファイルを取り
込んでおく。シーケンサはスケジュールファイルに記述
された送出時刻とパッケージファイル内に記述された相
対時間により、コンテンツメッセージ単位で送出時刻か
らの相対時間でインサータに送出する。指定された走査
線数でインサータにデータを送る。時刻データを送出す
る。優先順位順に送出する。新しく通知されたスケジュ
ールに変更する。
信することにより、シーケンサは受け取ったコマンドに
したがって動作する。
え 入力データ: スタートビット:1ビット データ:8ビット パリティ:奇数/偶数パリティ切り替え ストップビット:1/2切り替え データ長:37バイト 制御信号: INS ENA:0(正)入力データイネーブル DATA REQ:0(負)入力データの要求パルス DATA ERR:0(負)入力データの受信エラー
ータ 一回のパケットは37バイトである。その内訳は図30
のとおりである。 3.6.4.3 入力タイミング 入力タイミングは図31に示すとおりである。
ケジュールエディタはオフラインで番組の編成ファイル
(スケジュールファイル)を作成する。作成したスケジ
ュールファイルはファィルサーバに保存される。
スケジュールが終了する前またはスケジュールエディタ
からの更新コマンドを受け付けたときにファイルサーバ
から次の日のスケジュールか更新されたスケジュールを
読み込んで処理を開始する。
中のスケジュールに対して、モニタからのコマンドまた
は関数呼び出いこより、以下の処理を行う。 ・スケジュールの削除 ・スケジュールの挿入 ・スケジュールの停止 ・スケジュールの再開
の一部を構成するソフトウエアで、HTMLファイル、
GIFファイル等の素材から、送出スケジュールの単位
あるパッケージファイルを作成する。パッケージプロジ
ェクトファイルは、パッケージャのための制御情報を記
述するファイルパッケージプロジェクトファイルは、拡
張子「.PPR」をもつテキストファイルである。本章
ではこのパッケージプロジェクトファイルの仕様を定義
する。これを図33に示す。
り、早く伝送を開始する。(FORWARD1)。また
パッケージ伝送は、次のパッケージの伝送のために対応
する映像や音声の終了より早く伝送を終了する。(FO
WARD2)。パッケージ時間枠と、FORWARD
1,FOWARD2及び、実際のパッケージ伝送に割り
当てられる時間の関係を図34に示す。
イパーテキスト情報等のオブジェクトを地上波テレビ放
送、衛星デジタル放送等の放送型メディアを通して転送
するためのオブジェクト転送プロトコルである。放送型
ネットワークにおいて、WWWサービスにおけるHTT
Pプロトコルの代替プロトコルとして機能する。
35に示す。
メッセージ、コンテントデリートメッセージ、コンテン
トアップデートメッセージ、プログラムインフオメーシ
ヨンメツセージなどより構成される。 ・コンテントメツセージ:コンテント(オブジェクト)
を転送するメッセージコンテントデリリートメツセー
ジ:既に転送したコンテントを無効にするメッセージ ・コンテントアップデートメツセージ:既に転送したコ
ンテントに変更を加えるメッセージ ・プログラムインフオメーションメッセージ:本放送で
放送を開始した番組の内容に関する情報を伝送するメッ
セージ。EPGの運用のために使用する。
環境 Bitcastプロトコルは、特定の下位層プロトコル
(Bitcastベースプロトコル)上に実装される。 4.2.1 Bitcastベースプロトコル Bitcastベースプロトコルは、OSI参照モデル
におけるセッション層に相当し、地上波テレビ放送にお
けるVBI方式や衛星デジタル放送を考慮し、以下の要
求を満たすものとする。 ・エラー訂正機能を有すること。Bitcastプロト
コルは、効率のよいエラー訂正手段を提供しない。 ・トランスパアレントなバイトストリームとその長さを
伝送するものであること。VBI方式のDG構成2は、
バイト列の長さが正確には判らないため、Bitcas
tべースプロトコルにならない。 ・ベースプロトコルのエンティティは、その接続先を識
別する情報を上層に提供するものであること。Bitc
astプロトコル中にチャンネル情報を含むとは限らな
い。地上波VBIの例では、ベースプロトコルのエンテ
ィティは、上層からの要求に対し、テレビチャンネルの
番号を提供できること。
tプロトコルを実装する場合のべースプロトコル VBI方式上にBitcastプロトコルを実装する場
合は、トランスポート層(第4層)のデータグループ
(DG)構成2の上層にFragmentプロトコルを
定義し、FragmentプロトコルをBitcast
プロトコルのべースプロトコルとする。VBI以外のB
itcastベースプロトコルについては、現時点では
これを規定しない。VBI方式上のBitcastプロ
トコル実装モデルを図36に示す。
テントをBitcastブラウザのキャッシュから削除
し、無効にするためのメッセージである。コンテントデ
リートメッセージの形式を図37に示す。 ・バージョン番号 B0の上位4ビットでコンテントアップデートメツセー
ジのプロトコルバージョンを示す。現バージヨンをゼロ
とする。 ・メッセージ識別 B0の下位4ビットでメッセージの種類を識別する。値
0001は、コンテントデリートメッセージを意味す
る。 ・名前エレメント 削除の対象となるコンテントの名前を指定する。
ジ コンテントデリートメッセージは、既に伝送されたコン
テントのボディ部の一部を更新したり、エレメントを追
加、修正したりするためのメッセージである。ボディ部
の修正は、スポーツ中継時に、HTML形式内に埋め込
まれた得点情報のみを修正するなどの応用ができる。エ
レメント修正は、伝送済みのコンテントに対し後からキ
ュー情報を伝送する場合等の使用を想定している。コン
テントアップデートメッセージの形式を図38に示す。
る。 5.1 新聞情報の配布 図39はBitcastシステムを新聞情報の配布に適
用したときの構成および処理の流れを示す。 5.2 週刊誌抜粋版の配布 図40はBitcastシステムを利用して週刊誌の抜
粋版を定期的に購読者に配信するときの構成および処理
の流れを示す。 5.3 小売り販売店(スーパーマーケット等)の広告 図41はBitcastシステムを利用して小売り販売
店が特売情報とその商品の生産地やレシピなどの付加価
値情報を提供するときの構成および処理の流れを示す。 5.4 学習テキストの配布 図42はBitcastシステムを利用して学習テキス
トを放送で配信し、インターネットで回答等を回収する
ときの構成および処理の流れを示す。
末に送信される。送信されたテキストは端末のディスク
に保管される。ユーザはアイコン等の表示オブジェクト
を操作して目的の学習テキストを表示させる。そしてユ
ーザは学習テキストを用いて回答や質問等を作成し、こ
れを所定のサーバに転送する。この転送は転送指示用の
アイコン等を用いて行うようにできる。サーバ側では送
られてきた回答等を処理する。なお、回答の転送等は、
予め端末にインストールされている専用のアプリケーシ
ョンを用いてサーバに転送するようにしてもよい。 5.5 新作ビデオの紹介 図43はBitcastシステムを利用して新作ビデオ
を紹介するときの構成および処理の流れを示す。 5.6 インターネット宅配受け付け 図44はBitcastシステムを利用して放送で宅配
サービスを紹介して宅配受け付けをインターネット経由
で行うときの構成および処理の流れを示す。
コン情報(例えばビットマーク)が送信され、端末にお
いては、送信されたアイコン情報に基づいて放送番組
(コマーシャル)に同期してアイコンが表示される。ユ
ーザがアイコンをクリックすると、TCP/IP接続に
より宅配業者のホームページ(サーバ)にアクセスが行
われ、取引情報(取り引き受け付けメニュー等)が転送
されてくる。ユーザは取引情報に基づいて表示される取
り引きページを用いて宅配の予約を行い、ホームページ
(サーバ)へ予約内容を転送する。サーバでは、ユーザ
から送られた取引情報を取り出して処理する。宅配業者
は取り引き情報に基づいて配送の手配を行う。
用できる。また、申し込みのページをBitcastで
送信しておき、これを用いて申込情報のみ電子取り引き
サーバに送信する構成としてもよい。また、サーバのウ
ェブページへのアクセスは受信ページのアンカータグを
利用して行ってもよい。またフリーダイヤルを用いるよ
うにしてもよい。さらに、アクセスポイントとして機能
すれば、サーバはインターネットに接続されていなくと
もよい。 5.7 視聴者参加クイズ番組 図45はインターネットを利用した視聴者参加クイズ番
組にBitcastシステムを適用したときの構成およ
び処理の流れを示す。
例においては、特許請求の範囲に記載のとおりの構成を
採用しているので、簡易にインターネットを利用した取
り引き等の情報処理を行うことができる。
て送信したメッセージをキャッシュに記憶させ、さらに
このメッセージを無効にしたり、更新したりすることが
できる。すなわち、この実施例によれば、HTMLファ
イル等のコンテンツをなすコンテンツメッセージを放送
信号により送信し、このコンテンツメッセージを端末に
おいて取り出してキャッシュに記憶し、さらに、さきに
送信したコンテンツメッセージを無効にするときには、
無効にするコンテンツメッセージの識別子を含むコンテ
ンツデリートメッセージを放送信号により送信し、端末
では、このコンテンツデリートメッセージに基づいて、
指定されたコンテンツメッセージを無効化するようにし
ている。
イル等のコンテンツをなすコンテンツメッセージを放送
信号により送信し、このコンテンツメッセージを端末に
おいて取り出してキャッシュに記憶し、さらに、さきに
送信したコンテンツメッセージを修正するときには、修
正したいコンテンツメッセージの識別子を含むコンテン
ツアップデータメッセージを放送信号により送信し、端
末では、このコンテンツアップデータメッセージに基づ
いて、指定されたコンテンツメッセージを修正するよう
にしている。
ンテンツアップデートメッセージは地上波放送(テレ
ビ、ラジオ等)やケーブル放送、衛星放送、データ通信
放送によるコンテンツの伝送・保管にも適用できること
はもちろんである。
ば、放送信号に多重化した情報を用いてインターネット
における取り引き等の情報処理を容易に行える。
明する図である。
である。
る。
図である。
ある。
ある。
る。
る図である。
構成を説明する図である。
明する図である。
明する図である。
説明する図である。
図である。
である。
である。
である。
である。
する図である。
ある。
る。
明する図である。
を説明する図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 電子取り引きサーバへのアクセスに用い
る表示オブジェクトを表示するための情報を含む放送信
号を受信するステップと、 受信した放送信号から上記表示オブジェクトを表示する
ための情報を取り出すステップと、 上記表示オブジェクトを表示するステップと、 表示された上記表示オブジェクトへの所定の操作に基づ
いて上記サーバにアクセスするステップと、 上記サーバから転送された転送情報を表示するステップ
と、 表示された上記転送情報を用いて入力された取り引き情
報を上記サーバに転送するステップと、 転送された上記取り引き情報を上記サーバにおいて受信
するステップとを有することを特徴とする情報処理方
法。 - 【請求項2】 電子取り引きサーバへのアドレスを記述
したHTML文書を含む放送信号を受信するステップ
と、 上記受信した放送信号から上記HTML文書を取り出す
ステップと、 上記取り出したHTML文書を表示するステップと、 上記HTML文書の表示を利用して上記サーバにアクセ
スするステップと、 上記サーバから転送されたウェブ情報を用いて入力した
取り引き情報を上記サーバに転送するステップと、 転送された取り引き情報を上記サーバにおいて受信する
ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項3】 電子取り引きサーバへのアクセスに用い
るアイコン情報を含む放送信号を受信するステップと、 上記受信した放送信号から上記アイコン情報を取り出す
ステップと、 上記アイコン情報を利用してアイコンを表示するステッ
プと、 上記アイコンへの所定の操作に基づいて上記サーバへア
クセスするステップと、 上記サーバから転送されたウェブ情報を用いて入力した
取り引き情報を上記サーバに転送するステップと、 転送された取り引き情報を上記サーバにおいて受信する
ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項4】 電子取り引きサーバへのアクセスに用い
る表示オブジェクトを表示するための情報を含む放送信
号を受信するステップと、 受信した放送信号から上記表示オブジェクトを表示する
ための情報を取り出すステップと、 上記表示オブジェクトを表示するステップと、 上記表示オブジェクトを用いて入力した取り引き情報を
上記サーバに転送するステップと、 転送された取り引き情報を上記サーバにおいて受信する
ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項5】 上記表示オブジェクトはHTMLにより
記述されていることを特徴とする請求項4記載の情報処
理方法。 - 【請求項6】 表示オブジェクトを表示するための情報
を含む放送信号を受信するステップと、 受信した放送信号から上記表示オブジェクトを表示する
ための情報を取り出すステップと、 上記表示オブジェクトを表示するステップと、 表示された上記表示オブジェクトを用いて生成された処
理対象情報を所定のサーバに転送するステップと、 転送された上記処理対象情報を上記サーバにおいて処理
するステップとを有することを特徴とする情報処理方
法。 - 【請求項7】 上記表示オブジェクトは取り引き内容を
記述するものであり、上記処理対象情報は取り引きの申
込内容を記述するものである請求項6記載の情報処理方
法。 - 【請求項8】 上記表示オブジェクトは学習用テキスト
を構成するものであり、上記処理対象情報は学習結果を
記述するものである請求項6記載の情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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