JP2000013524A - インターネット接続装置及びそれを内蔵した視聴者端末装置並びに放送を利用した情報サービスシステム - Google Patents

インターネット接続装置及びそれを内蔵した視聴者端末装置並びに放送を利用した情報サービスシステム

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JP2000013524A
JP2000013524A JP10175826A JP17582698A JP2000013524A JP 2000013524 A JP2000013524 A JP 2000013524A JP 10175826 A JP10175826 A JP 10175826A JP 17582698 A JP17582698 A JP 17582698A JP 2000013524 A JP2000013524 A JP 2000013524A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット機器が接続されたデジタルテ
レビを保有していれば、プロバイダに加入していなくて
もプロバイダ料金無料で随時インターネットを利用で
き、情報検索も容易で電話料金も低額で済むことによ
り、幅広い世帯に利用される情報サービスシステムを提
供する。 【解決手段】 放送会社10から、通常放送と共に、デ
ータ放送で放送会社10が指定する加入契約、認証手続
き不要の特定の無料プロバイダ12のアクセスポイント
の情報を放送し、双方向通信選択時に、視聴者が、プロ
バイダに加入しているか否かを問わず、無料プロバイダ
12に通信回線を接続して、インターネットにアクセス
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送会社から放送
される電波を受信し、必要に応じてインターネットに接
続するインターネット接続装置及びそれを内蔵した視聴
者端末装置、並びに、放送会社及び放送会社が指定する
プロバイダにより視聴者に対して各種情報を提供する放
送を利用した情報サービスシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今後、デジタルテレビは2000年から
10年程度で全国に普及すると言われているが、インタ
ーネットは、その利便性にも拘わらず全世帯に普及する
か否か、又は機器は普及しても使われるか否か定かでは
ない。
【0003】ここで、全世帯に普及するということは、
感覚的にパソコンの嫌いな人、ヒューマンインターフェ
ースを工夫したとしても、少しでも面倒なことは受け付
けない人、低額になってきたとはいえ、情報支出が増大
傾向にある中で、毎月プロバイダ料金を支払うことを好
まない人、実際に必要となるまで現在ある情報以上の情
報の必要性を感じない人、これら全ての人にまで普及す
るということである。
【0004】しかしながら、実際には老人、主婦層を中
心にそうした層は相当程度大きな割合を占めており、イ
ンターネットが、全世帯に普及することは現実的にはか
なり難しいのが現状である。このことは、家庭用のビデ
オの予約ですら不得手な人が多いという事実が、それを
物語っている。
【0005】また、ホームページは十分な量の情報を載
せることができ、大量のあるいは詳細な商品情報を伝え
るには大変優れた媒体であるが、広告媒体としては、上
述したような理由から、現在では、その普及や、普及速
度に限界があり、テレビ、新聞、雑誌など従来のマスメ
ディアに比して広告媒体として劣る点は、まさにそうし
た情報収集に消極的な層に訴求できない点にある。
【0006】しかし、元来情報収集に積極的な層は、イ
ンターネットの活用もさることながら、他の雑誌その他
の媒体でも情報を入手しており、むしろ企業がこれまで
訴求しにくかった層まで自社商品を訴求しようとすれ
ば、さらにそうした層に訴求したい商品が従来のマスメ
ディアに乗りにくい需要発生頻度の低い、あるいは詳細
な商品説明を要する商品であれば、そうした情報入手に
消極的な層にまでインターネットを普及させるシステム
を生み出す必要が出てきている。
【0007】また、現在、ホームページは既に膨大な数
にのぼっており、キーワード検索をしても何千、何万の
ホームページが検索結果として表示され、使い慣れた人
でなければ求める情報を即座に探すことは難しい。その
ため、最近では、プッシュ型配信など、少し方向の異な
る使い方が多くなってきている。
【0008】また、テレビが多チャンネル化すると、専
門放送も増え、視聴者は従来に比してより積極的に放送
チャンネル、放送番組を選択することになり、その場
合、視聴者の興味の対象はその番組、チャンネルに関連
した分野に絞られている確率が今より一段と高くなる
が、現在では、テレビ放送と視聴者が加入するプロバイ
ダとは各々独立しているのが通常であり、視聴者がチャ
ンネル、番組を選択しているという情報を情報検索を容
易にするために生かすことができていない。
【0009】さらに、テレビ放送と連動して関連するホ
ームページをデータ放送しても、視聴者各々がそれぞれ
異なるプロバイダに接続している状況では、リンクによ
って特定のホームページにだけはアクセスできたとして
も、その次の情報検索においては各プロバイダそれぞれ
の情報検索フォームを使うことになり、情報検索が難し
くなっている。
【0010】また、企業のホームページにおいては、通
常は目次画面の表示形式は1種類であり、時間帯によっ
てその構成を変えるということは行われていないが、テ
レビ番組を見ていた視聴者にとっては、興味の対象とな
るものの優先順位はそのときの番組、CMに関したもの
の方が高く、目次画面は時間帯によって配列を変えてあ
る方が使い勝手がよいが、現在ではこのようなことは行
われていない。
【0011】また、キーワード検索では何らかのキーボ
ードが必要となり、手間がかかり、また、この点は、接
続の際のIDの入力時も同様である。将来的に音声入力
が普及したとしても、語彙の少ない人も多く、またステ
ップを踏むという意味ではやっかいであることに変わり
はない。
【0012】今後、有料放送が増え、携帯電話が更に普
及し、テレビ電話が登場してくれば、利用料が月々20
00円であってもプロバイダに加入せず、その他の有料
テレビ放送、新聞などのメディアで十分と考える層が一
定割合残ったとしても不思議ではないのが現状である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来から、上述したよ
うに、企業の方ではホームページの一定の成果は認識し
始めているものの、多くの企業にとっては今のところ副
次的な広告手段として考えざるを得ない状況にある。こ
の一番の要因は、インターネットの普及率が低い点にあ
り、誰でもが使うようなシステムの出現が望まれてい
る。
【0014】また、ホームページの数が膨大になり、消
費者の検索が困難になってくると、本来低コスト媒体だ
ったホームページが、あちこちのリンクにバナー広告を
出したり、テレビ、新聞、雑誌など従来の媒体にアドレ
スを掲載しないとアクセス数が増えないというパラドッ
クスに落ち始めている。
【0015】さらに、今後、家庭サーバーなどが普及す
ると、好きな時間にテレビを見るという視聴形態が今以
上に増えてくる。現在でもビデオで見る場合は、予めC
Mを飛ばして録画したり、CMを早送りして見ているケ
ースがかなり多く、それが今後ますます顕著になると思
われる。
【0016】そうなると、現在の受動的に見るイメージ
CMの効果は相対的に低下し、積極的に見たいと思われ
るようなCM、つまりセールスプロモーション、インフ
ォマーシャルといわれるものが効果を持ってくる可能性
がある。しかし、高いテレビCMを長時間使うことには
限界があり、そこで同様の効果を持ちうるホームページ
にアクセスするための入り口としてテレビCMを使うこ
とによって効率的に視聴者の閲覧を促すことができる。
【0017】また、テレビのデジタル化により多チャン
ネル時代になると専門放送が増え、1チャンネルあたり
の視聴率は低下するものの、視聴者は従来に比してより
積極的な意志を持ってチャンネルを選択することにな
り、各チャンネルの視聴者は、その番組に関連したCM
であれば、商品情報を得るために積極的に見ようとする
ケースも増えてくる。最近、CSでのテレビショッピン
グが好調なのは、視聴者の属性が絞られているために、
紹介する商品を絞ることができ、効率的であるからだと
も言われている。
【0018】現在のCMは、番組によって視聴を引きつ
け、視聴者が積極的には好まないCMを強制的に見せる
という前提で位置づけられている。しかし、視聴者の属
性が絞られていれば、彼らの協調を得ると思われる商品
のCMを集めることによって、不意に無目的に見るCM
ではなく、商品情報誌的な視聴需要を得ることも可能に
なってくる。そこで、CMからホームページに直接アク
セスできれば、積極的な視聴を得るだけでなく、CMの
短時間という短所を補うこともできる。そこで、全世帯
に普及するデジタルテレビを使って、容易に情報を検索
できるインターネットの出現が望まれている。
【0019】大量情報を短時間に低コストで送出できる
が一方向で同一情報しか送れないテレビ放送と、個別配
信ができるが通信速度が遅くコストの高い通信回線を組
み合わせれば、双方の弱点を補うことができる。そうし
た効果を得るために、テレビ放送と放送会社が行う電話
などの双方向通信回線を使った情報提供サービスを統合
した双方向通信システムが想定される。しかし、この場
合は、双方向通信システムが閉鎖的であるため、スポン
サーはインターネットのホームページと同様のものを幾
つもの放送会社の情報提供サービス・システムに載せる
必要が生じ、余分なコストと手間がかかる。
【0020】また、その場合に、インターネットのよう
に自社のホームページに顧客のアクセスを得て直接顧客
と双方向でやり取りできるシステムを組むには、各放送
局毎に通信システムを組む必要が生じる。更にその場
合、視聴者は利用できる情報の範囲が極めて限られ、イ
ンターネットで入手できるような多様な情報までは入手
できない。テレビが無料放送であれば、なおさらその範
囲は狭いと想定される。
【0021】Web と同様に使い勝手の良いシステムを組
むとなれば別途のコストを要し、幅広い世帯に普及する
ことも難しくなるし、多数の放送会社が同一システムを
標準化する保証もない。そのシステムを利用している最
中にサービスされない情報まで入手したくなったとして
も、それまでのシステムとは全く別にインターネットを
使って、改めて最初から情報検索を始めなければいけな
い。
【0022】更に、Bitcast 、ADAMS のようなWeb と同
様のHTML文書形式を用いたシステムであったとして
も、オープンシステムであるインターネットの情報を利
用するために視聴者個々の契約する有料プロバイダーを
使うシステムであれば、先に述べたようにプロバイダー
費用が有料であること、電話料金を低減する工夫がない
こと、加入手続き、認証手続きが煩わしいこと、各人が
それぞれ別のプロバイダーを使うこととなるため放送番
組に連動したサービスが難しくなることから、本発明の
意図するような幅広い一般世帯の利用を望むことは難し
い。
【0023】また、既存のインターネット接続サービス
では顧客の利用形態は特定されておらず、仮に無料プロ
バイダーを設けてインターネット接続サービスしようと
しても、顧客属性を絞るようなシステムにはなっていな
いためインターネット利用頻度の高い層の頻繁な利用が
予想され、利用形態に顧客属性を踏まえた制限もかけら
れていないために、プロバイダー運営コストが膨大にな
り、その一方で視聴者の方も、キーボード操作、加入契
約、認証手続きが不要で電話料金も安く済む、情報検索
も容易などの条件が揃っていなければ、パソコン操作の
苦手な層を含む幅広い世帯の利用は期待できず、経済的
に成立し得ない。
【0024】さらに、別の方法として、データ放送でH
TML文書を流し、リンクによってインターネットに接
続する方法も実用化されているが、この方法では既にプ
ロバイダに登録した人しか使えず、全世帯に普及させる
ことは難しく、さらに、各人がそれぞれ別のプロバイダ
を利用するため、情報検索択画面はテレビ放送と連動せ
ず、最初の情報だけはリンクによって到達できるが、そ
の次からの検索は難しくなってしまうという問題点があ
った。
【0025】また、予めデータ放送から受信する、視聴
者の希望条件に合致するHTML文書のURLをプロバ
イダから受け取り、大量に送出されるデータ放送の中か
らそれらだけを選別して保存するといったようなことも
できず、また、アクセス頻度を高めるための、スポンサ
ーのプロバイダ費用負担、回線の接続、切断による電話
料金の低減、想定される情報の先行送信といった操作を
行うこともできない。
【0026】さらに、広告を表示させるなどして接続料
を無料としたプロバイダーを設けることも考えられる
が、情報検索、選択画面が放送とシンクロし、テレビ放
送から直接に接続するものでなければ、ただ無料プロバ
イダーが存在するだけでは、情報収集に消極的な層の人
はそのプロバイダーの存在を知り得る由もなく、情報検
索も難しく、低い利用率ではスポンサーも集まらず経済
的に成立し得ない。
【0027】さらに、無料プロバイダを運用するための
スポンサーの獲得にあたっては、幅広い視聴世帯から高
い頻度でアクセスが期待できるか、コストを一定に抑え
ることが可能か、広告効果が計れるか、これらの課題を
整合性を持って解決できるかといった点に答えていく必
要があるが、今のところ以下に示すような課題があり、
成立するだけの要件を満たせていない。
【0028】・現状では、インターネットの普及見込み
が明確に見えず、上述したようにインターネットに非協
調的な層が一定量いることを鑑みると、デジタルテレビ
が全世帯に普及したとしても、全世帯がプロバイダに加
入するとは考えがたい。
【0029】・加入時やアクセス時に、住所、氏名やI
Dを入力するような面倒な手続きがあり、検索にあたっ
ては、キーワードを入力したり、膨大な数の検索結果か
ら更に求める情報を探したりといった困難な作業が必要
とされる。
【0030】・インターネットは基本的には文字情報で
あり、読むのに時間がかかり、気が付くと電話料金だけ
でも結構かかっていることが多く、さらに、今後急速に
改善の見込みもあるが、回線接続に時間がかかり、旧式
のモデルでは、あるいは回線が混雑していれば通信速度
も遅い。
【0031】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、インターネット機器と接続
したデジタルテレビなどを保有していれば、煩わしい加
入契約や認証手続きの必要なくリモコン操作だけで、安
い電話料金で誰もが気軽にアクセスして幅広い情報を簡
単に得ることを可能にしたものである。また、それによ
って幅広い視聴世帯からの高い頻度のアクセスを得、さ
らにアクセス動機を特定して顧客属性を絞り、対象とす
る属性の顧客に取っては使いやすく、そうでない顧客に
とっては使いづらくすることでアクセス頻度を制限し、
広告効果を計測できることによって、無料プロバイダー
のコストをスポンサーが負担しやすくしている。
【0032】さらに、オープンネットワークであるイン
ターネットを利用することで、低コストで視聴者と企業
との個別双方向通信が実現でき、視聴者が必要に応じて
有料契約することによって無制限の、あるいは情報を要
求する都度一定時間企業広告ペ−ジを閲覧することによ
って相当程度に幅広い情報サービスを受けられることを
可能にするインターネット接続装置及びそれを内蔵した
視聴者端末装置並びに放送を利用した情報サービスシス
テムを提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインターネ
ット接続装置は、放送会社から放送され、その放送会社
が指定した無料プロバイダのアクセスポイントの情報が
含まれたデータ放送信号を受信する手段と、データ放送
信号からアクセスポイントの情報を取り出して保存する
手段と、視聴者の必要に応じて、保存したアクセスポイ
ントの情報に基づいて、無料プロバイダにアクセスして
インターネット接続を行う手段とを備えたものである。
【0034】本発明に係る視聴者端末装置は、放送会社
から放送され、その放送会社が指定した無料プロバイダ
のアクセスポイントの情報が含まれたデータ放送信号及
び通常放送信号を受信する手段と、通常放送信号に基づ
いて、通常放送情報を視聴者に提供する手段と、データ
放送信号からアクセスポイントの情報を取り出して保存
する手段と、視聴者の必要に応じて、保存したアクセス
ポイントの情報に基づいて、無料プロバイダにアクセス
してインターネット接続を行う手段とを備えたものであ
る。
【0035】本発明に係る放送を利用した情報サービス
システムは、放送会社と、その放送会社が指定する無料
プロバイダとからなり、放送会社は、通常放送と共に、
その放送会社が指定した無料プロバイダのアクセスポイ
ントの情報が含まれたデータ放送を放送し、無料プロバ
イダは、放送会社が放送したデータ放送のアクセスポイ
ントの情報に基づいて、アクセスされてインターネット
接続サービスを行うものである。
【0036】
【発明の実施の形態】まず、本発明の基本構成について
説明する。図1は、本発明に係る放送を利用した情報サ
ービスシステムの基本構成を示すブロック図である。図
において、10は放送会社、11は放送会社10からの
データ放送を受信し、必要に応じてインターネットへの
接続を行うインターネット接続装置、12は放送会社1
0が指定したプロバイダであり、このプロバイダ12
は、加入手続き、加入契約が不要で、認証手続きも不要
な、接続料が無料のプロバイダ(以下、無料プロバイダ
という)である。13は一般のWebサーバである。
【0037】まず、本発明では、放送会社10は放送す
るチャンネルに対して特定の無料プロバイダ12を指定
し、放送会社10側では、通常の放送だけではなく、各
種のデータを送信するデータ放送も行い、そのデータ放
送の中で、無料プロバイダ12へのアクセスポイントの
情報を含めて送信し、視聴者側では、放送会社10から
放送する番組を視聴するだけではなく、その放送会社が
指定する無料プロバイダ12に、インターネット接続装
置11などからアクセスすることにより視聴者はプロバ
イダの接続料金など支払うことなくインターネットの利
用ができ、放送会社10と無料プロバイダ12は各種情
報のやり取りを行い、放送会社10が現在放送している
番組に対応する情報の提供など、視聴者とって必要と思
われる情報などを提供することができるようになってい
る。
【0038】このように、大量情報を短時間に低コスト
で送出できるが一方向で同一情報しか送れないテレビ放
送と、個別配信ができるが通信速度が遅くコストの高い
通信回線を組み合わせることにより、双方の弱点を補う
ことだけではなく、全視聴者がインターネットに簡単に
接続できるようなものとなっている。また、無料プロバ
イダ12を利用するが、そのインターネット接続に関し
ては、一定範囲の情報のみアクセス可能とするなど、無
料で使用できる範囲を限定することにより、無料プロバ
イダ12のスポンサーなどの獲得がしやすいようにして
いる。
【0039】さて、2000年から普及し始めるデジタ
ルテレビでは、インターネット接続装置11などと接続
されたもの(又は、インターネット接続装置を内蔵した
デジタルテレビ)が多く普及すると予測されており、こ
のインターネット接続装置などが接続されたデジタルテ
レビ(又は、インターネット接続装置を内蔵したデジタ
ルテレビ)が多くの視聴世帯に普及することとなるが、
本発明では、テレビ放送に併せて、同放送が指定する一
定範囲の情報サービスを無料で行う加入契約、認証手続
きが不要の無料プロバイダ12のアクセスポイント情報
をデータ放送し、その放送の視聴時には、そのアクセス
ポイント情報が自動的に、視聴者側に設置された家庭サ
ーバ(又は、インターネット接続装置11内の記録領
域)などに保存され、視聴者がその放送を視聴したまま
双方向通信を選択した場合に、保存されていたアクセス
ポイント情報に基づき無料プロバイダ12に接続するこ
とにより、初めてインターネットを使う人でも情報サー
ビスを受けることができ、幅広い視聴世帯の利用を可能
にする。
【0040】このとき、各チャンネルが指定する無料プ
ロバイダ12のアクセスポイントをデジタルテレビなど
に予めセットしておくことを標準化するという方法でも
同様の効果を得ることができるが、多チャンネル化する
と、経営の不安定な放送会社も出始め、即ちチャンネル
は同じでもその経営する会社が変わるという状況も懸念
され、その場合は混乱が生じることもありうる。
【0041】一定範囲の情報提供とはいっても、インタ
ーネット・プロバイダーを活用する双方向通信システム
であれば任意にその制限範囲を変えることができ、視聴
者はスポンサーのホームページばかりでなく、公的機関
のホームページなど、クローズドな情報サービスシステ
ムより数段幅広い情報を得ることが可能となる。画面の
一部にバナー広告を貼る、あるいは一定時間強制的に広
告ページを見せてから求める情報を提供するなどとすれ
ば、非常に広い範囲の情報提供が可能になる。
【0042】また、視聴時のテレビ放送番組、CM及び
視聴しているチャンネルに関連した情報に絞って情報検
索、選択画面を構成することにより、情報量は限られる
が容易に情報を検索できることとなり、また上述したよ
うにインターネット接続装置11などのインターネット
機器に接続したデジタルテレビなどを保有していれば誰
でもが容易に利用できることで、幅広い視聴世帯からの
アクセスを期待できる。更に、もし回線が込んでいて繋
がらない場合は、時間をおいて自動的に再接続を図るこ
とで解決できる。
【0043】また、国民が広く慣れ親しんだ視聴習慣を
持つデジタルテレビなどからアクセスでき、そのプロバ
イダ料金が無料であれば、専門情報はもとより商品情
報、企業情報であっても誰でもが気軽にアクセスして来
やすい。
【0044】さらに、テレビ放送を視聴している間、併
せて流されるデータ放送から予め自動的に各ホームペー
ジを構成するHTML文書をダウンロードし、視聴者側
に設置している家庭サーバなどに保存しておけば、その
HTML文書と通信回線から得られるHTML文書を一
元的に扱うことで、見かけ上の通信速度を高め、電話料
金を低減するとともに、視聴者が情報選択、検索画面を
選択するなど、家庭サーバなどに保存されていない情報
を選択する可能性が高い状態になってから通信回線を再
接続しても、その間は適当な情報検索、選択画面、視聴
者が希望するホームページの第一画面などをディスプレ
ーに表示することによって、視聴者を回線再接続のため
に待たせることもなくなる。
【0045】また、本発明で想定している情報需要で
は、テレビ放送視聴時の利用であるため、視聴者の興味
の対象は絞られており、ネットサーフィンのように少し
覗いては他のホームページに飛ぶというような利用形態
より、関連したホームページに飛び詳しい情報を得る、
関連してどんな情報があるか探すといった利用形態が想
定され、無料で提供する情報の範囲を限定しても視聴者
には不満が生じないと考えられる。さらに、一定範囲を
越えた情報を求める場合は、視聴者がもともと加入して
いるプロバイダを使うか、改めて無料プロバイダ12へ
の有料の加入契約の手続きを行うことで、アクセスが可
能となるようにし、その切替も自動的に行われるように
なっている。
【0046】また、テレビ視聴時に、予めその時間帯の
番組、スポンサーに関連した情報をテレビ放送に併せて
データ放送して自動的に視聴者側に設置された家庭サー
バに保存するようにして、次に要求される確率の高い情
報を事前に視聴者側の家庭サーバに蓄えておくことがで
きれば、一旦通信回線を切断し、その家庭サーバなどに
蓄えておいた情報で視聴者に情報サービスしても十分対
応できると想定されるため、電話料金も低減できる。
【0047】このようにして、プロバイダ料金を無料と
し、電話料金を低減し、情報検索を容易にして、見かけ
上の通信速度を速めることにより、一般視聴者の、イン
ターネットへのアクセス頻度が高まることが期待でき
る。
【0048】また、家庭サーバなどに保存されていた画
像データなどの情報と回線で得る情報を合わせて一元的
に表示し、回線の接続、切断を繰り返して情報を送信す
るとなると、視聴者はいつデジタルテレビのスイッチを
付けたか、回線切断中に視聴者が他のチャンネルを選択
していなかったかわからないため、そのままでは視聴者
の家庭サーバなどに保存されているデータ量がわからな
い。そこで、視聴者がある情報の提供を求めた場合、併
せて、家庭サーバなどに保存されているHTML文書の
URLを無料プロバイダ12に送信することによって、
無料プロバイダ12は不足する情報を判断し、送信する
ことができることになる。
【0049】また、上述したように、本発明では、視聴
者はチャンネルを選択した段階で求める情報の範囲を絞
っていることを想定していおり、無料プロバイダ12が
無料で提供する情報の範囲を一定範囲に制限しても視聴
者には不満が残らないと思われる。このように一定範囲
に制限することによってプロバイダが無料でサービスす
ることになる情報需要者の属性が絞られ、それ以外の者
のアクセスは少なくなるため、スポンサーとなる企業に
とって無駄なコストを抑えることができる。
【0050】また、テレビ視聴を契機としてアクセスを
集めるとすると、同期性は期待できないがほぼ同時期に
同一の情報需要を複数集める可能性も高くなる。その場
合、例えば企業への詳細な資料請求などは深夜の時間帯
を利用してデータ放送し予約受信で、家庭サーバなどに
保存するなど、下り回線としてテレビ放送に併せて流さ
れるデータ放送と電話回線の両方を組み合わせれば、電
話料金もかからず、プロバイダコストを抑えることも可
能となる。
【0051】また、上述したように、電話回線の接続、
切断を繰り返すことによって情報提供するとすれば、無
料プロバイダ12側では視聴者がどのホームページをど
れだけ見たかを正確に計測できなくなが、回線切断時に
視聴されたデータについては、そのURLを、家庭サー
バなどに保存しておき、次回に視聴者が無料プロバイダ
12に接続した際に自動的にそのURLを送信すれば、
無料プロバイダ12は誰がどのホームページを見たか把
握することができる。さらに、一定期間に再アクセスが
ない場合は、自動的に無料プロバイダ12に回線接続
し、家庭サーバ内などに保存されていたURLを送信
し、回線を切断するようにして、その視聴の有無を把握
する。
【0052】このようにして、幅広い視聴世帯から高い
頻度のアクセスを受け、かかるコストを抑え、アクセス
度数を測定することにより、スポンサーが無料プロバイ
ダ12の費用負担をし易くする。また、商品情報を提供
する企業にとって、幅広い視聴世帯に訴求できる広告媒
体となる。また、不特定の視聴者であっても、回線接続
時に一定期間有効な仮アドレスを割り当てることによっ
て、電子メールの受送信も可能になる。
【0053】次に、この実施の形態の具体例について説
明する。図2は、この実施の形態の放送を利用した情報
サービスシステムの具体例を示すブロック図である。図
において、20は放送会社、21は放送会社20からの
通常放送及びデータ放送を受信するデジタルテレビ、2
2はデジタルテレビ21からデータ放送のデータが入力
され、データ放送の受信を制御するデータ受信制御ボー
ド、23はデータ受信制御ボード22で受信されたデー
タを格納する家庭サーバ、24は放送会社10が指定し
た無料プロバイダ、25は一般のWebサーバ、26は
家庭サーバ23や無料プロバイダ24への接続などを制
御する通信・サーバ制御ボード、27はWebブラウ
ザ、28はデジタルテレビ21及びWebブラウザ27
を操作するためのリモコンである。
【0054】なお、図2に示した例では、視聴者端末
は、デジタルテレビ21、データ受信制御ボード22、
家庭サーバ23、通信・サーバ制御ボード26及びWe
bブラウザ27から構成され、この視聴者端末では、デ
ータ受信制御ボード22及び通信・サーバ制御ボード2
6で図1におけるインターネット接続装置の機能を実現
している。
【0055】次に、この実施の形態の情報サービスの動
作について説明する。まず、放送会社20は放送番組の
時間帯毎に、その時間帯の番組のジャンルコード及びス
ポンサー名、商品名を無料プロバイダ24のCGIプロ
グラムに送信する。
【0056】そして、無料プロバイダ24のCGIプロ
グラムは同一のURLを持つ複数の情報検索、選択画
面、各スポンサーの目次画面のHTML文書を持ち、放
送会社20から受けたその時間帯の番組のジャンルコー
ド及びスポンサー名、商品名に従って情報検索、選択画
面、各スポンサーのホームページの目次画面のHTML
文書を抽出し、Webサーバ上の同一URLのHTML
文書をそれらに上書きする。
【0057】そして、無料プロバイダ24のCGIプロ
グラムは、受信した番組のジャンルコード及びスポンサ
ー名、商品名に合致するHTML文書、さらに一定量の
その他のHTML文書を放送会社20に送信する。その
際、無料プロバイダ24の初期情報検索、選択画面のH
TML文書にはフラッグAが付けられ、その他の情報検
索、選択画面、目次画面のHTML文書の一部にはフラ
ッグDが付けられる。また、送信するHTML文書がホ
ームページ画面の一部のファイルのみである場合は、そ
のHTML文書にフラッグGとファイル名を加えて送信
する。
【0058】そして、放送会社20は、受信したHTM
L文書と無料プロバイダ24のアクセスポイントをテレ
ビ放送に併せてデータ放送する。その際、アクセスポイ
ントにはフラッグBを付け、初期情報検索、選択画面と
アクセスポイントは一定時間毎繰り返しデータ放送す
る。
【0059】また、データ受信制御ボード22は、予約
受信を含むテレビ放送視聴時及び無料プロバイダ24と
の双方向通信時、データ放送からアクセスポイントやH
TML文書をダウンロードし、家庭サーバ23、メモリ
などに保存、上書きする。
【0060】また、通信・サーバ制御ボード26は、通
信回線の接続切断の判断、実行、Webサーバから通信
回線によって受信したHTML文書の家庭サーバ23へ
のダウンロード、保存、家庭サーバ23のメモリ消去、
家庭サーバ23とWebサーバの選択、Webブラウザ
27の起動、取り出したHTML文書からフラッグやフ
ァイル名を取り除いてWebブラウザに送信といった操
作を行う。
【0061】ここで、データ受信制御ボード22は、予
約受信を含め、視聴者が放送を受信している間、あるい
は無料プロバイダ24と双方向通信を行っている間、デ
ジタルテレビ21から受けたデータを制御し、家庭サー
バに保存しているが、その場合、フラッグAの付いた初
期情報検索、選択画面のURLは電源をバックアップさ
れた記憶領域Aに保存される。さらに、フラッグBの付
いたアクセスポイントも電源をバックアップされた記憶
領域Aに保存される。
【0062】また、HTML文書は全て、フラッグある
いはファイル名の付いているものは付いたまま記憶領域
Bに保存され、同一URLのHTML文書は新しいもの
に上書きされ、また、予約して受信した場合を除き、視
聴者が他のチャンネルを選択した場合、又はテレビの電
源を切った場合は、通信・サーバ制御ボード26は記憶
領域Bのファイルを消去するようになっている。
【0063】また、視聴者が双方向通信を選択した場
合、Webブラウザ27が起動するとともに、通信・サ
ーバ制御ボード26は記憶領域Aから初期情報検索、選
択画面URLを受け取り、通信・サーバ制御ボード26
は、記憶領域Bから初期情報検索、選択画面HTML文
書を抽出し、Webブラウザ27に送り、デジタルテレ
ビ21のディスプレーに表示する。
【0064】視聴者がディスプレーを見て情報を選択し
た場合、通信・サーバ制御ボード26はWebブラウザ
27から送られたURLに基づいて、記憶領域Bからそ
のURLのHTML文書を抽出してフラッグやファイル
名を取り除いて、Webブラウザ27に送りデジタルテ
レビ21のディスプレーに表示するとともに、そのUR
LにフラッグCを付けて記憶領域Aに保存する。
【0065】一定期間フラッグCの付いたURLが記憶
領域Aに残っている場合は、通信・サーバ制御ボード2
6は記憶領域Aに保存されたフラッグIの付いたアクセ
スポイント(フラッグIの付いたアクセスポイントが無
ければフラッグBの付いたアクセスポイント)に通信回
線を自動的に接続し、更に記憶領域AのフラッグCの付
いたURLを無料プロバイダー24のCGIプログラム
に送信し、それらのフラッグCの付いたURLを記憶領
域1から消去して回線を切断する。
【0066】通信・サーバ制御ボードは、視聴者が選択
したURLのHTML文書が記憶領域Bに無い場合、又
はフラッグAないしDが付いたURLが選択された場
合、視聴者が他のプロバイダーに加入しているか否かを
問わず、記憶領域Aに保存されているフラッグIの付い
たアクセスポイント(フラッグIの付いたアクセスポイ
ントが無い場合はフラッグBの付いたアクセスポイン
ト)に通信回線を接続する。
【0067】そして、回線が接続されると無料プロバイ
ダ24のWebサーバは、視聴者がメールアドレスを持
っていない場合には、視聴者に仮アドレスを割り当て、
一定期間後に消去する。この仮アドレスは送信され、通
信・サーバ制御ボード26は家庭サーバの記憶領域Aに
保存し、同じく一定期間後に消去する。また、無料プロ
バイダ24では、フラッグBが付けられたアクセスポイ
ントからの最初の回線接続時には、そのCGIプログラ
ムは視聴者の最寄りのアクセスポイントにフラッグIを
付けて送信し、通信・サーバ制御ボード26は家庭サー
バ23の記憶領域Aに保存する。
【0068】また、無料プロバイダ24のWebサーバ
は、無料プロバイダ24が任意に定めた一定範囲のUR
LのHTML文書については、Webブラウザ27から
通信・サーバ制御ボード26を通じて要求されたURL
に基づき、登録や認証の手続き無くWebブラウザ27
に送信する。
【0069】また、通信・サーバ制御ボード26は、回
線が接続されて最初のURLを送信した後、記憶領域B
に保存されているHTML文書のURL全部をフラッグ
Eを付けてCGIプログラムに送信する。その場合、フ
ラッグGとファイル名が付いているHTML文書は、U
RLにフラッグGとファイル名を付けて送信する。
【0070】また、無料プロバイダ24のCGIプログ
ラムは、視聴者が要求したHTML文書を送信した後、
次の要求が来るまで、記憶領域Bに保存されていない情
報検索、選択画面、目次画面のHTML文書を強制的に
送信する。
【0071】ここで、放送形態によっては、情報検索、
選択画面、目次画面に加えて、他のホームページのHT
ML文書の一部を強制的に送信することで、利便性を一
段と高めることも可能である。さらに、HTML文書を
分割して、その部分的なデータを放送と通信に分けて、
例えば情報量の多い画像データなどと文字データに分け
て、送ることも可能である。この場合は、送信する際に
それが全部揃っているか否かを判別するフラッグGを付
けることによって双方が確認し、効率的な送受信を行う
ことができる。
【0072】そして、無料プロバイダ24のCGIプロ
グラムは、全ての情報検索、選択画面、目次画面のHT
ML文書を送信すると、フラッグFを通信・サーバ制御
ボード26に送り、これを受けて通信・サーバ制御ボー
ド26は記憶領域Aに保存されているフラッグCの付い
たURLをWebサーバ経由でCGIプログラムに送信
し、記憶領域AのフラッグCの付いたURLを送り終え
ると、通信・サーバ制御ボードは通信回線を切断し、記
憶領域AのフラッグCの付いたURLを消去する。
【0073】そして、視聴者が回線を切断しようとした
場合、通信・サーバ制御ボード26は記憶領域Aに保存
されているフラッグCの付いたURLを、無料プロバイ
ダ24のCGIプログラムに送信し、通信回線を切断
し、記憶領域AのフラッグCの付いたURLを消去す
る。
【0074】また、視聴者が一定範囲を超えた情報を選
択した場合、記憶領域BにはそのURLは保存されてい
ないため通信回線が接続され、そのURLが無料プロバ
イダ24のWebサーバに送られる。Webサーバは、
Webブラウザ27に無料プロバイダ24への加入の有
無を問うHTMLフォームを送信し、デジタルテレビ2
1のディスプレーに表示する。
【0075】そして、視聴者が加入を選択した場合はオ
ンラインで契約を行い、継続して制限のないインターネ
ットによる情報サービスを行う。また、視聴者が自らが
加入しているプロバイダを選択した場合は、通信・サー
バ制御ボード26は記憶領域Aに保存されているフラッ
グCの付いたURLを、無料プロバイダ24のCGIプ
ログラムに送信し、通信回線を切断し、記憶領域Aのフ
ラッグCの付いたURLを消去し、更に視聴者の加入し
ているプロバイダと通信回線を接続し、認証手続きの
後、視聴者が選択していたHTML文書のURLを送信
する。このとき、視聴者が選択をキャンセルした場合
は、上述した視聴者がディスプレーを見て情報を選択し
た場合の動作に戻る。
【0076】また、視聴者がHTMLフォームでデータ
放送の受信を予約する対象となる情報の条件を選択し
て、その結果を、無料プロバイダ24のCGIプログラ
ムに送信すると、CGIプログラムはその条件に該当す
るHTML文書をWebサーバより選択し、そのURL
とデータ放送予定時刻データにフラッグHを付けて通信
・サーバ制御ボード26に送信する。
【0077】そして、通信・サーバ制御ボード26はそ
れを家庭サーバ23の記憶領域Bに保存し、記憶領域B
の電源をバックアップしたまま待機状態に入り、タイマ
ーが作動し、データ放送予定時刻になるとデジタルテレ
ビ、データ受信制御ボード22が作動し、データ放送か
ら受信されるHTML文書の内、記憶領域Bに保存され
ていたフラッグHの付いたURLのHTML文書のみを
選択して記憶領域Bに保存し、保存が終了するとデジタ
ルテレビ21、データ受信制御ボード22は電源が切断
され、記憶領域Bはバックアップされて、閲覧されるま
で待機する。
【0078】この実施の形態では、放送会社から放送会
社が指定した接続料が無料のプロバイダのアクセスポイ
ント情報をデータ放送のデータに含めて送信し、視聴者
側では、視聴しているチャンネルから受信したアクセス
ポイントの情報に基づいて、必要に応じてインターネッ
ト接続を行うようにしたので、既にプロバイダに加入し
ていない、初めてインターネットを使ってみる人でも、
自分がインターネットを使うという意識さえ無く、テレ
ビのリモコンのボタン一つで自然とインターネットを楽
しむことが可能になる。
【0079】また、情報検索が容易であること、テレビ
という馴染んだ媒体から入ることができること、プロバ
イダ料金がかからず電話料金も低額であること、ある程
度テレビを視聴していれば情報が届くまで時間を要しな
い可能性が高いことなどから、一般の視聴者が利用しや
すくすることが可能となる。
【0080】また、初めてインターネットに接する人で
も、その利便性を体験して、望めばそのまま無料プロバ
イダに加入することにより、サービス制限のない世界中
の情報を入手することができ、既にプロバイダに加入し
ている人でも情報検索が容易であるとともに、一定範囲
を超えた情報については、自分の加入しているプロバイ
ダに自動的に接続し直されることにより、連続的に情報
を得ることが可能となる。さらに、一定範囲を超えた情
報については、一定時間強制的に企業広告を表示して閲
覧を促すことにより、無料での情報接続サービス範囲を
広げることも可能である。
【0081】また、テレビ番組に連動して情報検索、選
択画面、目次画面が構成され直されるため、その番組、
スポンサーに関連した情報を得たい人にとっては、求め
る情報を簡単に選択でき、ある程度テレビを視聴してい
れば、回線が接続されるまでの間、情報検索、選択画
面、目次画面などがディスプレーに表示され、視聴者は
回線の接続切断を意識せずに済み、安い電話料金で素早
く閲覧することが可能となる。
【0082】さらに、情報検索、選択画面、目次画面だ
けでなく、情報量の多い画像データなどを予め送出して
家庭サーバに保存しておき、通信回線から得る文字デー
タと併せて一元的に表示することで、見かけ上の通信速
度を格段に速めることも可能となる。
【0083】また、視聴者がアクセスし易くしているた
め利用頻度が高まり、需要の多い情報は放送で流してい
るため通信コストも低減でき、視聴者のアクセス頻度も
計測できるため、プロバイダの利用料金を無料としてコ
ストをスポンサー負担としても、スポンサーが付き易
く、インターネットを活用しているため、情報提供サイ
ドでは、スポンサーは従来のプロバイダを使ったまま情
報提供でき、その他のホームページでも無料プロバイダ
の経営判断で無料サービスする一定範囲の中に含め、幅
広く情報提供することが可能となる。
【0084】また、視聴者の興味の対象が絞られている
ため、テレビ放送に併せて流されるデータ放送でも情報
量としては対応でき、家庭サーバの容量が少なくて済む
ため、安価な受信機でも利用することが可能となる。
【0085】なお、この実施の形態では、テレビ放送の
例で説明したが、データ放送が可能なもので有れば、ラ
ジオ放送などに適用してもよい。この場合、ラジオの受
信機側に、Webブラウザによるの表示を行う表示部な
どを設けるか、又は、ラジオとは別に、Webブラウザ
による表示を行う表示装置などを設けるようにすればよ
い。
【0086】また、この実施の形態の放送会社として
は、無料放送、有料放送に関係なく、無料プロバイダの
アクセスポイントをデータ放送として送信すればよく、
放送自体が有料であっても、その視聴者は、その番組に
関連するインターネット情報は無料プロバイダから接続
料無料で利用することができるようになっている。
【0087】また、この実施の形態では、デジタルテレ
ビ21、データ受信制御ボード22、家庭サーバ23、
通信・サーバ制御ボード26及びWebブラウザ27か
ら構成された視聴者端末で説明したが、放送会社からの
データ放送のデータからその放送会社が指定した無料プ
ロバイダのアクセスポイントの情報を認識して、必要に
応じて、そのアクセスポイントの無料プロバイダに接続
するような機器であれば、その形態についてはどのよう
なものであってもよい。例えば、インターネット機器、
デジタルテレビ、ビデオデッキ、セットトップボックス
などに、データ放送と通信を制御するボードなどを組み
込み、視聴者端末として使用するようにしてもよい。
【0088】また、この実施の形態では、デジタル放送
の例で説明したが、アナログ放送であっても、アナログ
放送に放送会社が指定する無料プロバイダのアクセスポ
イントの情報を重畳させることにより、視聴者側でその
アナログ放送に重畳された無料プロバイダのアクセスポ
イントの情報を復調し、必要に応じて、無料プロバイダ
に接続することにより、同様の効果を得ることが可能と
なる。
【0089】また、この実施の形態では、家庭サーバを
設けているが、大量のHTML文書などを記憶するので
なければ、メモリなどの記憶装置だけでもよい。この場
合は、大規模な受信設備にしなくても良いため、簡単な
受信機などでもインターネット接続やHTML文書の閲
覧が可能となる。
【0090】また、この実施の形態では、チャンネルご
とに、その放送会社の指定する無料プロバイダのアクセ
スポイントの情報は保存しない例で説明したが、チャン
ネルごとにその放送会社の指定する無料プロバイダのア
クセスポイントの情報を保存するようにしてもよい。ま
た、放送会社から受信したHTML文書などの情報の保
存についても、家庭サーバなどの記憶容量によっては、
数チャンネル分、又は、それ以上のチャンネル分のHT
ML文書などの情報を保存するようにしてもよい。
【0091】また、この実施の形態では、HTML文書
を利用して情報の提供を行う例を説明したが、視聴者に
各種情報を提供することができ、その情報からインター
ネットへのアクセスができるような情報であれば、どの
ような情報を利用しても良い。
【0092】また、この実施の形態では、放送会社から
放送されるデータ放送に放送会社が指定する無料プロバ
イダのアクセスポイントの情報を含めているが、放送会
社から放送される通常放送に含めるようにしてもよい。
この場合、視聴者側では、通常放送信号から無料プロバ
イダのアクセスポイントの情報を取り出して保存するよ
うにすればよい。
【0093】さらに、放送会社から放送される通常放送
に各種データ放送の内容も付加されて通常放送として放
送されるものであれば、視聴者側では、その通常放送信
号から無料プロバイダのアクセスポイントの情報を取り
出して保存すると共に、通常放送信号から各種データ放
送内容を取り出して、視聴者に提供するようにしてもよ
い。
【0094】すなわち、本発明は、この実施の形態に示
したように、放送会社から通常放送及びデータ放送を放
送する構成に限定されるものではなく、放送会社から通
常の放送信号、データ放送信号及び無料プロバイダのア
クセスポイントの情報が放送され、視聴者側でそれらの
信号や情報を受信して、必要に応じて受信したアクセス
ポイントの情報に基づいて、無料プロバイダに接続して
インターネット接続する構成であれば、どのような構成
であってもよい。
【0095】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、放送会
社から放送され、その放送会社が指定した無料プロバイ
ダのアクセスポイントの情報が含まれたデータ放送信号
を受信し、データ放送信号からアクセスポイントの情報
を取り出して保存し、視聴者の必要に応じて、保存した
アクセスポイントの情報に基づいて、無料プロバイダに
アクセスしてインターネット接続を行うようにしたの
で、既にプロバイダに加入していない、初めてインター
ネットを使ってみる人でも、自分がインターネットを使
うという意識さえ無く、自然とインターネットを楽しむ
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送を利用した情報サービスシス
テムの基本構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態の放送を利用した情報サービスシス
テムの具体例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 放送会社 11 インターネット接続装置 12 無料プロバイダという 13 一般のWebサーバ 20 放送会社 21 デジタルテレビ 22 データ受信制御ボード 23 家庭サーバ 24 無料プロバイダ 25 一般のWebサーバ 26 通信・サーバ制御ボード 27 Webブラウザ 28 リモコン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送会社から放送され、その放送会社が
    指定した無料プロバイダのアクセスポイントの情報が含
    まれたデータ放送信号を受信する手段と、 データ放送信号から前記アクセスポイントの情報を取り
    出して保存する手段と、 視聴者の必要に応じて、前記保存したアクセスポイント
    の情報に基づいて、前記無料プロバイダにアクセスして
    インターネット接続を行う手段とを備えたことを特徴と
    するインターネット接続装置。
  2. 【請求項2】 放送会社から放送され、その放送会社が
    指定した無料プロバイダの代表アクセスポイントの情報
    が含まれたデータ放送信号を受信する手段と、 前記データ放送信号から前記代表アクセスポイントの情
    報を取り出して保存する手段と、 視聴者の必要に応じて、前記保存した代表アクセスポイ
    ントの情報に基づいて、前記無料プロバイダにアクセス
    してインターネット接続を行うと共に、前記無料プロバ
    イダから最寄りのアクセスポイントの情報を受信して保
    存し、それ以降のインターネット接続を、保存された最
    寄りのアクセスポイントの情報に基づいて行う手段とを
    備えたことを特徴とするインターネット接続装置。
  3. 【請求項3】 前記データ放送信号を保存する手段と、 視聴者が必要としたデータ放送信号の情報が保存されて
    いれば、インターネット接続せずに、保存した情報を視
    聴者に提供する手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1又は2記載のインターネット接続装置。
  4. 【請求項4】 あらかじめ前記無料プロバイダに求める
    情報を送信し、前記無料プロバイダから求める情報を特
    定する情報及びそのデータ放送時刻情報を受信して保存
    し、前記保存した各情報に基づいて、前記データ放送信
    号を選択して保存する手段を備えたことを特徴とする請
    求項3記載のインターネット接続装置。
  5. 【請求項5】 前記無料プロバイダへのアクセスの際、
    無料プロバイダに対して、前記放送会社から放送された
    データ放送信号に基づいたアクセスであることを示す信
    号を付加する手段を備えることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載のインターネット接続装置。
  6. 【請求項6】 前記無料プロバイダからのインターネッ
    ト接続の際、視聴者によって、前記無料プロバイダの無
    料接続範囲を超えたインターネット接続の操作がされる
    と、予め設定された有料プロバイダのアクセスポイント
    にアクセスし直してインターネット接続を行う手段を備
    えることを特徴とする請求項5記載のインターネット接
    続装置。
  7. 【請求項7】 保存しているデータ放送信号の情報を前
    記無料プロバイダに送信し、データ放送信号の情報のう
    ち、データの不足する情報のみを前記無料プロバイダか
    ら受信する手段を備えることを特徴とする請求項3、
    4、5又は6記載のインターネット接続装置。
  8. 【請求項8】 放送会社から放送され、その放送会社が
    指定した無料プロバイダのアクセスポイントの情報が含
    まれたデータ放送信号及び通常放送信号を受信する手段
    と、 前記通常放送信号に基づいて、通常放送情報を視聴者に
    提供する手段と、 前記データ放送信号から前記アクセスポイントの情報を
    取り出して保存する手段と、 前記データ放送信号に基づいて、データ放送情報を視聴
    者に提供する手段と、 前記データ放送情報が提供された視聴者の必要に応じ
    て、前記保存したアクセスポイントの情報に基づいて、
    前記無料プロバイダにアクセスしてインターネット接続
    を行う手段とを備えたことを特徴とする視聴者端末装
    置。
  9. 【請求項9】 放送会社から放送され、その放送会社が
    指定した無料プロバイダの代表アクセスポイントの情報
    が含まれたデータ放送信号及び通常放送信号を受信する
    手段と、 前記た通常放送信号に基づいて、通常放送情報を視聴者
    に提供する手段と、 前記データ放送信号から前記代表アクセスポイントの情
    報を取り出して保存する手段と、 前記データ放送信号に基づいて、データ放送情報を視聴
    者に提供する手段と、 前記データ放送情報が提供された視聴者の必要に応じ
    て、前記保存した代表アクセスポイントの情報に基づい
    て、前記無料プロバイダにアクセスしてインターネット
    接続を行うと共に、前記無料プロバイダから最寄りのア
    クセスポイントの情報を受信して保存し、それ以降のイ
    ンターネット接続を、保存された最寄りのアクセスポイ
    ントの情報に基づいて行う手段とを備えたことを特徴と
    する視聴者端末装置。
  10. 【請求項10】 前記データ放送信号を保存する手段
    と、 視聴者が必要としたデータ放送信号の情報が保存されて
    いれば、インターネット接続せずに、保存した情報を視
    聴者に提供する手段とを備えたことを特徴とする請求項
    8又は9記載の視聴者端末装置。
  11. 【請求項11】 あらかじめ前記無料プロバイダに求め
    る情報を送信し、前記無料プロバイダから求める情報を
    特定する情報及びそのデータ放送時刻情報を受信して保
    存し、前記保存した各情報に基づいて、前記データ放送
    信号を選択して保存する手段を備えたことを特徴とする
    請求項10記載のインターネット接続装置。
  12. 【請求項12】 前記無料プロバイダへのアクセスの
    際、無料プロバイダに対して、前記放送会社から放送さ
    れたデータ放送信号に基づいたアクセスであることを示
    す信号を付加する手段を備えることを特徴とする請求項
    8、9、10又は11記載の視聴者端末装置。
  13. 【請求項13】 前記無料プロバイダからのインターネ
    ット接続の際、視聴者によって、前記無料プロバイダの
    無料接続範囲を超えたインターネット接続の操作がされ
    ると、予め設定された有料プロバイダのアクセスポイン
    トにアクセスし直してインターネット接続を行う手段を
    備えることを特徴とする請求項12記載の視聴者端末装
    置。
  14. 【請求項14】 保存しているデータ放送信号の情報を
    前記無料プロバイダに送信し、データ放送信号の情報の
    うち、データの不足する情報のみを前記無料プロバイダ
    から受信する手段を備えることを特徴とする請求項1
    0、11、12又は13記載の視聴者端末装置。
  15. 【請求項15】 放送会社と、その放送会社が指定する
    無料プロバイダとからなり、 前記放送会社は、通常放送と共に、その放送会社が指定
    した無料プロバイダのアクセスポイントの情報が含まれ
    たデータ放送を放送し、 前記無料プロバイダは、前記放送会社が放送したデータ
    放送のアクセスポイントの情報に基づいて、アクセスさ
    れてインターネット接続サービスを行うことを特徴とす
    る放送を利用した情報サービスシステム。
  16. 【請求項16】 放送会社と、その放送会社が指定する
    無料プロバイダとからなり、 前記放送会社は、通常放送と共に、その放送会社が指定
    した無料プロバイダの代表アクセスポイントの情報が含
    まれたデータ放送を放送し、 前記無料プロバイダは、前記放送会社が放送したデータ
    放送の代表アクセスポイントの情報に基づいて、アクセ
    スされてインターネット接続サービスを行うと共に、前
    記代表アクセスポイントからアクセスされた際、アクセ
    ス先の最寄りのアクセスポイントの情報をそのアクセス
    先に対して送信し、それ以降のアクセスは、送信した最
    寄りのアクセスポイントからアクセスさせることを特徴
    とする放送を利用した情報サービスシステム。
  17. 【請求項17】 前記無料プロバイダは、アクセスされ
    る際、指定された放送会社から放送されたデータ放送信
    号に基づいたアクセスであることを示す信号を付加され
    ていると、インターネット接続に関して予め設定された
    制限を設けることを特徴とする請求項15又は16記載
    の放送を利用した情報サービスシステム。
  18. 【請求項18】 前記放送会社は、さらに、情報需要が
    多いと予想されるその時間帯の放送番組、スポンサーに
    関連した各種データをデータ放送によって送出して、視
    聴者側に保存させ、視聴者側に保存されていない情報へ
    アクセスされた時のみ、前記無料プロバイダへアクセス
    させることを特徴とする請求項15、16又は17記載
    の放送を利用した情報サービスシステム。
  19. 【請求項19】 前記無料プロバイダは、さらに、アク
    セスされる際に最初に提供する情報データを、前記放送
    会社が放送する放送番組及びその時間帯に基づいた情報
    データに上書きし、アクセスされた際に送信するか、又
    は前記上書きした情報データを放送会社からデータ放送
    させることを特徴とする請求項15、16、17又は1
    8記載の放送を利用した情報サービスシステム。
  20. 【請求項20】 前記無料プロバイダは、さらに、視聴
    者側に保存されているデータ放送信号の情報を受信し、
    視聴者側に保存されているデータ放送信号の情報から足
    りないと判断される情報のみを視聴者側に送信する手段
    を備えることを特徴とする請求項請求項15、16、1
    7、18又は19記載の放送を利用した情報サービスシ
    ステム。
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