JP2001301443A - 空気案内ダクト - Google Patents

空気案内ダクト

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダクト本体に対するエアーアウトレットの好
適な挿入連結を図ると共に、両部材の密着的な接合を図
る。 【解決手段】 第1半体12を第2半体14に被着した
際にダクト本体16内に臨んで、該第2半体14の内壁
面に当接しつつ空気流出口18を内側から囲繞する枠状
支持部材42を、所要の剛性を有する第1半体12に立
設形成する。これにより、空気流出口18にエアーアウ
トレット24を挿入連結する際に、該空気流出口18の
端縁周辺部を前記枠状支持部材42で支持させること
で、前記第2半体14の変形を規制するようにする。ま
た、枠状支持部材42とエアーアウトレット24の間に
裾状片44が挟み込まれ、エアーアウトレット24とダ
クト本体16との密着的な接合が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気案内ダクト
に関し、更に詳細には、所要の剛性を有し一方のダクト
半体を構成する第1半体と、樹脂シート材から成形され
他方のダクト半体を構成する第2半体とを被着してダク
ト本体を形成し、エアーアウトレットが挿入連結される
空気流出口を前記第2半体の所要位置に開設してなる空
気案内ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば乗用車等の車両における乗員室内
部には、インストルメントパネルやフロアコンソールお
よびルーフパネル等の大型車両内装部材が装着されてい
る。これらの車両内装部材には、その所要位置にエアー
アウトレットが設けられ、乗員室前方等に搭載されたエ
アコンユニットから送出された調温空気を前記エアーア
ウトレットから該乗員室へ吹出させることで、乗員室全
体の空気調温を行なうようになっている。すなわち前記
車両内装部材の裏側には、前記エアコンユニット側とエ
アーアウトレットとを連通接続する空気案内ダクトが設
けてあり、エアコンユニットからの調温空気は該空気案
内ダクトを介して対応のエアーアウトレットへ流通案内
される。この空気案内ダクトは、高密度ポリエチレン等
を材質とする中空パリソンをブロー成形した一体成形品
が主流となっているが、近年に至っては例えば図6に示
す如く、所謂「貼合タイプ」の空気案内ダクト10も実施
化されている。
【0003】図6に示す空気案内ダクト10は、例えば
インストルメントパネル20の内側に設置されるもので
あって、所要の剛性を有し一方のダクト半体を構成する
第1半体12と、発泡樹脂シート材から真空成形され他
方のダクト半体を構成する第2半体14とから構成さ
れ、これら第1半体12および第2半体14を長手方向
に端部接合してダクト本体16を形成している。このよ
うな空気案内ダクト10は、ダクト本体16における外
壁面の半分以上(約4分の3)の面積が発泡樹脂シート材
とされているので、従来の高密度ポリエチレン製の空気
案内ダクトに比べて吸音特性や断熱特性および防振特性
等が向上する利点を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記空気案内ダクト1
0とエアーアウトレット24は、インストルメントパネ
ル20の内側に該空気案内ダクト10を設置固定した状
態において、該パネル20に開設した装着口22に対し
て外側からエアーアウトレット24を挿入して、該エア
ーアウトレット24の筒体部26を対応の空気流出口1
8に挿入連結することで連通接続されるようになってい
る。しかしながら前記空気流出口18は、剛性が低い
(発泡樹脂シート材から成形されているため)前記第2半
体14の前側壁面14aに開設されているため、該空気
流出口18に対する前記エアーアウトレット24の挿入
連結が適切になされない難点があった。すなわち、前記
空気流出口18と前記筒体部26との密着的な接合を図
るために、該空気流出口18の内形形状および寸法を該
筒体部26の外形形状および寸法と同一に設定すると、
図7に示す如く、前記エアーアウトレット24が前記装
着口22に対して適正な姿勢で挿入されなかった場合
(例えば斜めに挿入された場合)には、前記筒体部26の
後端26aが第2半体14の前側壁面14aに干渉して
当ってしまう。このため、空気流出口18の端縁周辺部
が押されて第2半体14に変形が生じ、ダクト本体16
とエアーアウトレット24との適切かつ確実な連通接続
が保証されない。
【0005】また、前記空気流出口18の内形寸法を前
記筒体部26の外形寸法よりも適宜大きく設定すれば前
述した不都合は回避され得るとしても、前記空気流出口
18と前記筒体部26の間に、空気漏れを引き起こす隙
間が形成されることになる。従って図8に示す如く、柔
軟性に富んだウレタン製のパッキン部材28を前記空気
流出口18の内周縁に沿って別途装着して、前記隙間か
らの空気漏れを防止する対策が必要となり、該パッキン
部材28の材料費や製作費および装着作業工程等の増加
等によりコストが嵩む問題が生ずる。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、所要の剛性を有する第1半体
に、第2半体に形成した空気流通口の端縁周辺部を内側
から支持する枠状支持部材を立設的に成形して、エアー
アウトレットの連結時に該第2半体の変形を規制すると
共に、前記枠状支持部材とエアーアウトレットとの間に
前記第2半体の一部を挟み込ませて両部材の密着的な接
合を図るよう構成した空気案内ダクトを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、所要の剛性を有し一
方のダクト半体を構成する第1半体と、樹脂シート材か
ら成形され他方のダクト半体を構成する第2半体とを被
着してダクト本体を形成し、エアーアウトレットが挿入
連結される空気流出口を前記第2半体の所要位置に開設
してなる空気案内ダクトにおいて、前記第1半体を前記
第2半体に被着した際に、前記ダクト本体内に臨んで、
該第2半体の内壁面に当接しつつ前記空気流出口を内側
から囲繞する枠状支持部材を該第1半体に立設し、前記
空気流出口に前記エアーアウトレットを挿入連結する際
に、該空気流出口の端縁周辺部を前記枠状支持部材で支
持して前記第2半体の変形を規制し得るよう構成したこ
とを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る空気案内ダク
トにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する。なお実施例では、図6に示した従来
の空気案内ダクト10を改良した場合につき説明し、該
ダクト10の構成部材と同一部材については同一の符号
を付すこととする。本実施例に係る空気案内ダクト10
は、図3に示す如く、ダクト半体として形成された板状
の第1半体12と、同じくダクト半体として逆樋状に形
成された第2半体14とから構成され、これら第1半体
12および第2半体14を長手方向へ端部接合すること
でダクト本体16が形成される。
【0009】(第1半体)前記第1半体12は、空気案内
ダクト10の下部壁面を構成するもので、例えばポリエ
チレンやポリプロピレン等を材質とする樹脂素材をイン
ジェクション成形することで、ダクト本体16を形成す
るダクト壁部30および該ダクト壁部30の周囲に一体
成形した鍔部32が所要厚みに一体成形されたものであ
る。そして、第2半体14に開設した各空気流出口18
に対応した部位には、後述する如く、該空気流出口18
の端縁外周部を内側から支持する枠状支持部材42が一
体成形されている。またダクト壁部30の左右略中央に
は、エアコンユニット36の空気送出口に整合する空気
流入口34が開設されている。このような第1半体12
は、自体の形状を保持するに充分な剛性を有している。
【0010】(第2半体)前記第2半体14は、空気案内
ダクト10の上部壁面および前・後側壁面を構成するも
ので、例えば発泡ポリエチレンや発泡ポリプロピレン等
を材質とする所要厚の発泡樹脂シート材を真空成形する
ことで、ダクト本体16を形成するダクト壁部38およ
び該ダクト壁部38の周囲に一体成形した鍔部40が所
要厚みに一体成形されたものである。また、ダクト壁部
38における前側壁面の左,右両端部位およびセンター
部位には、前記インストルメントパネル20の各装着口
22に設置する各エアーアウトレット24が対応的に挿
入連結する合計4個の矩形状の空気流出口18が開設さ
れている。このような発泡樹脂シート材からなる第2半
体14は、充分な剛性を有していないので外部から力が
加わると変形し易いが、同一厚みのブロー成形樹脂材と
比較すると吸音特性、断熱特性、防振特性等が向上して
いる。
【0011】前述のように成形された第1半体12およ
び第2半体14は、第1半体12の鍔部32および第2
半体14の鍔部40とを利用して互いに接合され、前記
各ダクト壁部30,38でダクト本体16が形成され
る。なお前記各鍔部32,40は、例えば接着剤による
接着、両面テープによる貼着、振動溶着(融着)、熱板を
利用した熱溶着(融着)、超音波溶着(融着)等の方法を利
用することで、互いに好適に接合される。
【0012】(枠状支持部材)前記第1半体12のダクト
壁部30に立設的に形成された前記各枠状支持部材42
は、図3および図4に示す如く、前記第2半体14に開
設した夫々の空気流出口18に対応的に設けられ、上下
および左右の各枠桿42aにより該空気流出口18より
も一回り大きな矩形枠状に一体成形されている。そして
前記枠状支持部材42は、図2に示す如く、第1半体1
2を第2半体14に被着した際に、前記ダクト本体16
内に臨んで、該第2半体14の前側壁面14a内側に当
接しながら前記空気流出口18を内側から囲繞し、該空
気流出口18の端縁周辺部をダクト本体16の内側から
支持するように設定されている。これにより、例えば空
気流出口18の周辺部を外側から押圧した場合、前記枠
状支持部材42が第2半体14の前側壁面14aを内側
から支持するようになるので、該第2半体14の変形を
好適に規制する。
【0013】(裾状片)また、空気流出口18を画成する
前記第2半体14における前側壁面14aは、該空気流
出口18を内側から囲繞した前記枠状支持部材42が、
前記エアーアウトレット24の挿入側から視認し得ない
程度に、該枠状支持部材42の嵌合口44へオーバーハ
ングした裾状片46を備えている。この裾状片46は、
図2に示す如く、前側壁面14aからダクト本体16内
側へ傾斜状に屈曲形成されている。
【0014】(エアーアウトレットの挿入連結)前記エア
ーアウトレット24は、前述の如く構成された空気案内
ダクト10をインストルメントパネル20裏側に設置固
定したもとで、図2に示す如く、該インストルメントパ
ネル20の装着口22に対して外側から挿入すること
で、その筒体部26が空気流出口18および前記枠状支
持部材42の前記嵌合口44内へ挿入連結されるように
なる。ここで、エアーアウトレット24における前記筒
体部26の外形寸法は、前記枠状支持部材42の嵌合口
44に対し、前記裾状片46の厚み相当分だけ小さく設
定してあり、該嵌合口44に対して該裾状片46の厚み
相当(同等が若干小さい)の間隔を以て遊嵌される。
【0015】(裾状片の挟み込み)従って実施例の空気案
内ダクト10では、前記枠状支持部材42の枠桿42a
および前記エアーアウトレット24の筒体部26との間
に形成された前記隙間に前記裾状片46を挟み込むこと
で、該裾状片46を図8に示したパッキン部材28と同
等に機能させるようになっている。すなわち、前記エア
ーアウトレット24と前記空気流出口18との連結に際
し、該エアーアウトレット24が図2の2点鎖線の位置
まで挿入した時点で、筒体部26の後端26aが前記裾
状片46に接触するようになる。そして、この状態から
前記エアーアウトレット24を所定位置まで挿入する過
程で前記裾状片46はダクト本体16の内側方向へ押し
曲げられ、該エアーアウトレット24が装着口22に完
全にセットされた際には、枠状支持部材42の嵌合口4
4へ筒体部26が嵌入することで該枠状支持部材42の
各枠桿42aと筒体部26の外面と間に前記裾状片46
が挟み込まれ、エアーアウトレット24とダクト本体1
6が密着的に接合される。
【0016】このように実施例の空気案内ダクト10で
は、ダクト本体16の内部において、第2半体14にお
ける前記空気流出口18の端縁外周部を、第1半体12
に形成した枠状支持部材42の各枠桿42aで当接支持
したもとで前記エアーアウトレット24の連結がなされ
るので、第2半体14の変形が好適に規制されて該エア
ーアウトレット24とダクト本体16との連結が適切か
つ確実になされる。また、エアーアウトレット24の挿
入連結に際し、前記エアーアウトレット24を前記空気
流出口18へ挿入するべく、前記筒体部26を前記嵌合
口44へ嵌入すると、両部材24(26),44の間に前
記裾状片46が挟み込まれて該裾状片46がパッキン部
材として機能するので、従来必要とされていた前記パッ
キン部材28を不要として部品点数削減に伴うコストダ
ウンを図り得る。
【0017】
【別形態例】図5は、別形態例に係る空気案内ダクト1
0を示すもので、前記第1半体12を第2半体14に被
着してなるダクト本体16の断面形状を、実質的に前記
エアーアウトレット24における筒体部26の断面形状
と略同一に設定したものである。すなわち、空気流出口
18に臨む第1半体12の開放端側は、ダクト本体16
の中心線に対し外方へ前下がり状に拡開する傾斜部48
として形成され、また該空気流出口18に臨む第2半体
14の開放端側は、ダクト本体16の中心線に対し外方
へ前上がり状に拡開する傾斜部50として形成されてい
る。そして、夫々の半体12,14における傾斜部48,
50の基部側には当接段面48a,50aが形成され、
空気流出口18に挿入したエアーアウトレット24にお
ける筒体部26の後端26aが当接するようになってい
る。これにより、前記ダクト本体16に前記エアーアウ
トレット24を挿入連結した際には、ダクト本体16を
形成する各ダクト壁部30,38とエアーアウトレット
24の筒体部26とが密着的に連通されて、該ダクト本
体16からエアーアウトレット24に至る通風経路が連
続的に延在するようになり、通風抵抗低減や風切音低減
等が期待できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る空気案
内ダクトによれば、ダクト本体の内部において、樹脂シ
ート材から成形されて剛性が低い第2半体に形成した空
気流出口の端縁外周部を、剛性を有する第1半体に立設
的に形成した枠状支持部材で当接支持したもとでエアー
アウトレットの連結がなされるので、第2半体の変形が
好適に規制されて該エアーアウトレットとダクト本体と
の連結が適切かつ確実になされる利点がある。また、エ
アーアウトレットの挿入連結に際しては、第2半体の一
部である裾状片を枠状支持部材と筒体部とで挟み込み、
ダクト本体とエアーアウトレットの密着的な接合をなす
ようにしたので、従来必要とされていたパッキン部材を
不要としてコストダウンを図り得る等の利点もある。な
お、ダクト本体の断面形状をエアーアウトレットの断面
形状と略同一に設定すれば、該ダクト本体からエアーア
ウトレットに至る通風経路が連続的に延在するようにな
り、通風抵抗低減や風切音低減等が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の空気案内ダクトを、エアーアウトレ
ットを連結した状態で示す断面図である。
【図2】図1の空気案内ダクトに、エアーアウトレット
が連結される直前の状態を示す断面図である。
【図3】第1半体および第2半体を分離した空気案内ダ
クトの分解斜視図である。
【図4】図3のA部を拡大して示す斜視図である。
【図5】別形態の空気案内ダクトを、エアーアウトレッ
トを連結した状態で示す断面図である。
【図6】空気流出口にエアーアウトレットが連結される
状態で示す空気案内ダクトの斜視図である。
【図7】空気案内ダクトにエアーアウトレットを適切に
接合し得ない従来の問題点を示す断面図である。
【図8】図7の場合に、空気案内ダクトとエアーアウト
レットとを密着接合させるためパッキン部材を使用した
接合形態の断面図である。
【符号の説明】
10 空気案内ダクト 12 第1半体 14 第2半体 16 ダクト本体 18 空気流出口 24 エアーアウトレット 42 枠状支持部材 44 嵌合口 46 裾状片 48,50 傾斜部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 浩 愛知県安城市今池町3丁目1番36号 株式 会社イノアックコーポレーション安城事業 所内 (72)発明者 四方 一史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 神谷 知宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3L011 BL02 3L080 AA02 AB03 AB07 AB08 AC05 AD02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の剛性を有し一方のダクト半体を構
    成する第1半体(12)と、樹脂シート材から成形され他方
    のダクト半体を構成する第2半体(14)とを被着してダク
    ト本体(16)を形成し、エアーアウトレット(24)が挿入連
    結される空気流出口(18)を前記第2半体(14)の所要位置
    に開設してなる空気案内ダクト(10)において、 前記第1半体(12)を前記第2半体(14)に被着した際に、
    前記ダクト本体(16)内に臨んで、該第2半体(14)の内壁
    面に当接しつつ前記空気流出口(18)を内側から囲繞する
    枠状支持部材(42)を該第1半体(12)に立設し、 前記空気流出口(18)に前記エアーアウトレット(24)を挿
    入連結する際に、該空気流出口(18)の端縁周辺部を前記
    枠状支持部材(42)で支持して前記第2半体(14)の変形を
    規制し得るよう構成したことを特徴とする空気案内ダク
    ト。
  2. 【請求項2】 前記空気流出口(18)を画成する前記第2
    半体(14)における前側壁面(14a)は、該空気流出口(18)
    を内側から囲繞した前記枠状支持部材(42)が前記エアー
    アウトレット(24)の挿入側から視認し得ない程度に、該
    枠状支持部材(42)の嵌合口(44)へオーバーハングした裾
    状片(46)を備えている請求項1記載の空気案内ダクト。
  3. 【請求項3】 前記エアーアウトレット(24)の外形寸法
    は、前記枠状支持部材(42)の嵌合口(44)に対し前記裾状
    片(46)の厚み相当分だけ小さく設定され、 前記エアーアウトレット(24)を前記空気流出口(18)へ挿
    入するべく、該エアーアウトレット(24)を前記嵌合口(4
    4)へ嵌入すると、両部材(24,42)の間に前記裾状片(44)
    が挟み込まれて、エアーアウトレット(24)とダクト本体
    (16)との密着的な接合が図られる請求項2記載の空気案
    内ダクト。
  4. 【請求項4】 前記第1半体(12)を第2半体(14)に被着
    してなるダクト本体(16)の断面形状は、実質的に前記エ
    アーアウトレット(24)の断面形状と略同一に設定され、 前記空気流出口(18)に臨む第1半体(12)および第2半体
    (14)の開放端側は、ダクト本体(16)の中心線に対し外方
    へ拡開する傾斜部(48,50)として形成され、 これにより前記ダクト本体(16)に前記エアーアウトレッ
    ト(24)を挿入した際に両部材(16,24)は密着的に連通さ
    れる請求項1〜3の何れかに記載の空気案内ダクト。
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