JP4123943B2 - 空気通路のシール構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、それぞれその内部を空気が流れる2つ空気通路間の接続部における風漏れを防止するシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に、例えば車両用空調装置の空調ケース102とダクト106との接続部におけるシール構造を示す。空調ケース102に設けられた開口部130は、ダクト106との接続部をなす内管131にて構成されている。また、ダクト106は車室内の所定部位に向かって空気を吹出すため空気を導くものであり、空調ケース102との接続部をなす外管161にて構成されている。
そして、これら内管131と外管161とを矢印A方向に相互嵌合することにより、空調ケース102の開口部130とダクト106の開口部160とが連結される。
【0003】
空調ケース102とダクト106との接続部には、風漏れ防止用のシール部107が構成されている。当該シール部107としては、弾性を有する一本の棒状パッキン108を内管131の周囲にほぼ沿うように巻回して空調ケース102の外壁面に貼り付け、一方、ダクト106の開口端に設けたフランジ部162を当該パッキン108に圧接させるようにして、気密性が得られるようにしている。
【0004】
ここで棒状パッキン108を巻回する際に、棒状パッキン108の始端部112に終端部113が乗り上げるようにしてシール部107を形成することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−5293号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、棒状パッキン108の始端部112と終端部113とが重なり合う構造であり、ダクト106のパッキン108への圧接度合いが弱いと、パッキン108が2重となった部分(段差部)以外の気密性が低くなるという問題がある。
例えばパッキンの厚さ方向のつぶれ度合いが50%程度となるように圧接度合いを調整した場合、パッキン108が2重となった段差部以外のパッキンはほとんどつぶれず、全周において風漏れの原因となる。
【0007】
一方、ダクト106のパッキン108への圧接度合いが強いと、パッキン108が2重になった段差部がその復元力によりダクト106のフランジ部162を押し上げ、それによりダクト106が浮き上がり組付け状態が斜めとなり、やはり風漏れの原因となる場合がある。
【0008】
なお、棒状パッキン108の長さを貼り付け時に始端部112と終端部113を突合せできるように端部カット行うことで、上述の段差部を形成しないようにすることも考えられるが、工数が増えてしまうという問題がある。
【0009】
本発明は、上記点に鑑み、棒状パッキンが重なりを有してシール部を形成する場合に、当該重なり部分をほぼ平坦とすることができる空気通路のシール構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1の開口部(30)を有する第1の空気通路(2)と、前記第1の開口部(30)に接続される第2の開口部(60)を有する第2の空気通路(6)と、前記第1、2の開口部(30、60)の少なくとも一方を周回するように前記第1、2の空気通路(2、6)同士の当接部に巻回された弾性を有する棒状パッキン(8)により前記第1、2の空気通路(2、6)の当接部からの空気漏れを防止するシール部(7)とを備えた空気通路のシール構造において、
前記第1、2の空気通路(2、6)の一方のうち、前記棒状パッキン(8)の巻回の終端部(13)がその始端部(12)に乗り上げるようにして重なる位置に凹部(20)を形成したことを特徴としている。
【0012】
また、請求項2に記載の発明では、第1の開口部(30)を有する第1の空気通路(2)と、前記第1の開口部(30)に接続される第2の開口部(60)を有する第2の空気通路(6)と、前記第1、2の開口部(30、60)の少なくとも一方を周回するように前記第1、2の空気通路(2、6)同士の当接部に巻回された弾性を有する棒状パッキン(8)により前記第1、2の空気通路(2、6)の当接部からの空気漏れを防止するシール部(7)とを備えた空気通路のシール構造において、
前記第1、2の空気通路(2、6)の一方のうち、前記棒状パッキン(8)の巻回において前記棒状パッキン(8)が乗り上げるようにして重なる位置に凹部(20)を形成したことを特徴としている。
【0015】
上記請求項1、2記載の発明では、棒状パッキン(8)の巻回する場合に棒状パッキンが重なりを有するようにしてシール部を形成する場合であっても、当該位置の第1、2の空気通路の少なくとも一方に凹部(20)を形成するようにしているため、当該凹部(20)により当該重なり部分をほぼ平坦とすることができる。
【0016】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図に基づいて説明する。
【0018】
(第1実施形態)
以下、本発明の空気通路のシール構造を、自動車用空調装置1におけるフェイス開口部3a、3bとフェイスダクト6a、6bとの接続部に適用した第1実施形態について図1〜4を用いて説明する。なお、図1は本実施形態における自動車用空調装置1の全体構成図で、フェイスダクト6a、6bを取外した状態を示す図、図2はフェイスダクト6a、6bを組付けた状態を示す図1相当図、図3はシール部7の構成を示す斜視図、図4は棒状パッキン8の始端部12と終端部13の重なり部を示す要部断面図である。
【0019】
まず、本実施形態における自動車用空調装置1の構成について図1〜2を用いて説明する。
【0020】
自動車用空調装置1は、例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂材料にて形成された空調ケース2を備えており、空調ケース2内に吸込まれた空気を、冷却用熱交換器としてのエバポレータ(図示しない)、加熱用熱交換器としてのヒータコア(図示しない)、および温度調節手段としてのエアミックスドア(図示しない)によって乗員の所望温度に調節するようになっている。
【0021】
この所望温度に調節された空調空気は、空調ケース2に形成されたフェイス開口部3a、3b、フット開口部4、およびデフロスタ開口部5のうち、吹出モード(フェイスモード、バイレベルモード、フットモード、フットデフロスタモード、デフロスタモード)に応じて選択された開口部から吹出される。
【0022】
フェイス開口部3a、3bは、車室内乗員の上半身のうち、センターコンソール側に対応した部位に形成されたセンタフェイス吹出口(図示しない)に向かって上記空調空気を吹出すセンタフェイス開口部3aと、車室内乗員の上半身のうち、サイドガラス側に対応した部位に形成されたサイドフェイス吹出口(図示しない)に向かって上記空調空気を吹出すサイドフェイス開口部3bとからなっている。ここで、センタフェイス開口部3a、サイドフェイス開口部3bは、それぞれ略四角形状で開口している。また、センタフェイス開口部3aの車両前後方向の長さは、サイドフェイス開口部3bのそれよりも短く形成されている。
【0023】
また、フット開口部4は、車室内乗員の足元に向かって上記空調空気を吹出し、デフロスタ開口部5は、車両フロントガラス内面(図示しない)に向かって上記空調空気を吹出すようになっている。
【0024】
また、各フェイス開口部3a、3bと上記各フェイス吹出口とは、それぞれフェイスダクト6a、6bにて接続されている。
【0025】
フェイスダクト6a、6bは、例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂材料にて形成され、センタフェイス開口部3aに接続されるセンタフェイスダクト6aと、サイドフェイス開口部3bに接続されるサイドフェイスダクト6bとからなる。また、各フェイスダクト6a、6bの上流端開口部は、各フェイス開口部3a、3bの形状とほぼ同形状とされている。
【0026】
また、センタフェイスダクト6a上流端の車両前後方向の長さは、サイドフェイスダクト6b上流端のそれよりも短く形成されている。
【0027】
また、各フェイス開口部3a、3bと各フェイスダクト6a、6bとの各接続部には、風漏れを防止するシール部7がそれぞれ設けられている。
【0028】
各シール部7は、各々略直方体形状の一本の棒状パッキン8にて構成されており、この棒状パッキン8は、例えばウレタンフォーム等の弾性を有した材質からなっている。
【0029】
棒状パッキン8は、各フェイス開口部3a、3bの縁部にほぼ沿って周回するように巻回されている。棒状パッキン8にはフェイス開口部3a、3bの開口形状に沿って曲げ部と直線部ができ、曲げ部は棒状パッキン8の弾性によって側面が曲面状となっている。また、直線部の側面は平面状となっている。
【0030】
棒状パッキン8の設置状態において、棒状パッキン8の下面部および上面部が、それぞれ各フェイス開口部3a、3bの縁部および各フェイスダクト6a、6bの上流端に、例えば両面テープのような固定手段にて密着固定される。
【0031】
なお、本実施形態においては、棒状パッキン8の終端部13が、棒状パッキン8の直線部において始端部12に重なるように乗り上げた状態で、巻回が終了している。
【0032】
次に、フェイス開口部30(3a、3b)へのフェイスダクト6(6a、6b)の組付け構造、及びシール部7の構造について図3、4を用いて説明する。
【0033】
空調ケース2に設けられたフェイス開口部30を縁取るように、フェイスダクト6との接続部を構成する内管31が形成されている。また、フェイスダクト6の上流端、即ち空調ケース2との接続部は、当該接続部の外管61を構成する。これら内管31、外管61を、図3中、矢印A方向に相互嵌合することにより、空調ケース2のフェイス開口部30とフェイスダクト6の開口端部60とが連結される。
【0034】
シール部7は、上述のように、棒状パッキン8を内管31の周囲にほぼ沿うように巻回して空調ケース2の外壁面に貼り付け、フェイスダクト6の開口端に設けたフランジ部62を巻回されたパッキン8に圧接させた状態で両面テープ等の固定手段にて密着固定するようにして、気密性を得るようにしている。
【0035】
ここで棒状パッキン8を巻回する際に、棒状パッキン8の始端部12に終端部13が乗り上げるようにしてシール部7が形成されている。棒状パッキン8の巻回時に作業者は、フェイス開口部30の縁部において空調ケース2の外壁面に設けた凹部20の底頂部21に、棒状パッキン8の始端部12の端部を位置合わせし、この位置から棒状パッキン8をフェイス開口部30、即ち内管31の外周部にほぼ沿って曲げ、終端部13を始端部12に重ならせた状態で貼り付ける。このとき、棒状パッキン8の終端部13の端部が、凹部20上において棒状パッキンの折れ曲がり部12aより始端側に位置するように貼り付けることが望ましい(図4参照)。
【0036】
また凹部20の深さは、凹部20の底頂部21に棒状パッキン8の始端部12の端部を位置合わせしたときに、当該始端部12の端部が凹部より上方に突出しない深さとなるように、棒状パッキン8の厚さに応じて設定されていることが望ましい。
【0037】
また凹部20を設ける位置も、凹部20によって空調ケース2内部に突出部が形成される場合、空調ケース内に設けられる開口部4〜5の選択用のダンパの動作と干渉しない位置とすることが望ましく、さらには当該突出部に起因して風切り音が発生しないように、空調ケース2内部を流通する空気流分布を勘案して高風量分布領域を避ける位置に配置することが望ましい。
【0038】
次に、本実施形態の作動を説明する。
【0039】
自動車用空調装置1が始動すると、空調ケース2内に吸込まれた空気が所望温度に空調され、フェイス開口部3a、3b、フット開口部4、デフロスタ開口部5のうち、吹出モードに応じて選択された開口部3〜5から車室内に向かって吹出される。
【0040】
ここで、フェイスモードやバイレベルモード時には、上記空調空気がフェイス開口部3a、3bから吹出され、更に、各フェイスダクト6a、6bを介して上記各フェイス吹出口から車室内乗員の上半身へ吹出される。このとき、シール部7によって、各フェイス開口部3a、3bと各フェイスダクト6a、6bとの接続部における風漏れが防止される。
【0041】
以上説明した本実施形態によると、各フェイス開口部3a、3bと各フェイスダクト6a、6bとの接続部に設けられるシール部7は、弾性を有した棒状パッキン8にて構成され、棒状パッキン8は、各フェイス開口部3a、3bの縁部にほぼ沿って設けられ、設置状態において棒状パッキン8の始端部12および終端部13は空調ケース2に設けた凹部20の位置にて上下に重ならせた状態で貼り付けられている。
【0042】
その結果、棒状パッキン8の巻回する際に棒状パッキン8の始端部12と終端部13が重なって局所的にシールパッキンの厚みが増す場合であっても、当該厚みは凹部20により吸収され、棒状パッキン8の巻回全周においてそのシールパッキンの高さをほぼ同程度とすることができる。
【0043】
したがってフェイスダクト6の棒状パッキン8への圧接度合い、すなわちパッキンの厚さ方向のつぶれ度合いを、棒状パッキン8の巻回全周においてほぼ一様とすることができ、また、局所的に棒状パッキン8の反力が大きくなってフェイスダクト6が斜めに組み付いてしまうこともなく、空調ケース2とフェイスダクト6との連結部からの風漏れを抑制することができる。
【0044】
また従来、空調ケース2のフラット部分に棒状パッキン8を貼り付けるようにしていた為、その貼り始め位置を貼り付け作業者に明確に指示することができなかったが、本実施形態によれば凹部20を設けることによりパッキン貼り付けのスタート位置を明確に規定することができる。
【0045】
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態を、図5を用いて説明する。図5は棒状パッキン8の始端部12と終端部13の重なり部を示す要部断面図であり、上記第1実施形態の図4相当図である。以下、第1実施形態との相違点をついて説明する。
【0046】
上記第1実施形態においては棒状パッキン8の始端部12上に終端部13が乗り上げるように棒状パッキン8を巻回するものであったが、本実施形態においては空調ケース2に設けた凹部20内で始端部12と終端部13のパッキン8上部が相互に当接するように棒状パッキン8を巻回したものである。
【0047】
本実施形態のシール構造によっても、棒状パッキン8の始端部12と終端部13が重なり部が凹部20内に格納され、棒状パッキン8の巻回全周においてそのシールパッキンの高さをほぼ同程度とすることができる。
【0048】
したがって上記第1実施形態同様、フェイスダクトの棒状パッキン8への圧接度合い、すなわちパッキンの厚さ方向のつぶれ度合いを、棒状パッキン8の巻回全周においてほぼ一様とすることができ、また、局所的に棒状パッキン8の反力が大きくなってフェイスダクト6が斜めに組み付いてしまうことも防止でき、空調ケース2とフェイスダクトとの連結部からの風漏れを抑制することができる。
【0049】
また、凹部20によりパッキン貼り付けのスタート位置を明確に規定することができる。
【0050】
なお、本実施形態において凹部の形状は、棒状パッキン8の始端部12、終端部13の上面当接部においてシールパッキンの厚みが凹まないように、棒状パッキン8の厚みに応じて設定されていることが望ましい。具体的には、凹部形状を断面方形状とし、その底部幅をほぼ棒状パッキン8の厚さの2倍程度以下とすることが望ましい。
【0051】
(他の実施形態)
上記第1、2実施形態では、本発明を、自動車用空調装置1の空調ケース2に形成されたフェイス開口部3a、3bと、フェイス開口部3a、3bに接続されるフェイスダクト6a、6bとの接続部におけるシール構造に適用した形態について説明したが、これに限らず、例えば、デフロスタ開口部5とデフロスタダクトとの接続部におけるシール構造や、ダクトとダクトとの接続部におけるシール構造に適用しても良い。
【0052】
また、凹部20の配置位置も棒状パッキン8の巻回形状における直線部でなくてもよく、曲がり部であってもよい。
【0053】
また、上記第1、2実施形態では空調ケース2側に凹部20を設けた例を示したが、ダクト6側に設けるようにしてもよい。また棒状パッキン8の貼り付けも空調ケース側に限定されるものでなく、ダクト6側としても勿論よい。なお、凹部20と棒状パッキン8の貼り付け面は同一部材とした方が作業性が向上する。
【0054】
また、上記各実施形態では、棒状パッキン8が始端部12および終端部13にて重なる場合を示したが、巻回途中で重なり部分が発生する場合にその重なり部分に本発明を適用するようにしてもよい。
【0055】
また、上記各実施形態では、開口部の縁部の曲がり部が角状になっているが、これに限らず、例えば、曲がり部が丸みをもっていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における自動車用空調装置の全体構成図で、フェイスダクトを取外した状態を示す図である。
【図2】第1実施形態における自動車用空調装置の全体構成図で、フェイスダクトを組付けた状態を示す図である。
【図3】第1実施形態におけるシール部の構成を示す斜視図である。
【図4】第1実施形態における棒状パッキンの始端部と終端部の重なり部を示す要部断面図である。
【図5】第1実施形態における棒状パッキンの始端部と終端部の重なり部を示す要部断面図である。
【図6】従来のシール部の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
2…空調ケース、30…フェイス開口部、3a…センタフェイス開口部、3b…サイドフェイス開口部、6…フェイスダクト、6a…センタフェイスダクト、6b…サイドフェイス開口部、7…シール部、8…棒状パッキン、12…始端部、13…終端部、20…凹部、21…底頂部。
Claims (2)
- 第1の開口部(30)を有する第1の空気通路(2)と、前記第1の開口部(30)に接続される第2の開口部(60)を有する第2の空気通路(6)と、前記第1、2の開口部(30、60)の少なくとも一方を周回するように前記第1、2の空気通路(2、6)同士の当接部に巻回された弾性を有する棒状パッキン(8)により前記第1、2の空気通路(2、6)の当接部からの空気漏れを防止するシール部(7)とを備えた空気通路のシール構造であって、
前記第1、2の空気通路(2、6)の一方のうち、前記棒状パッキン(8)の巻回の終端部(13)がその始端部(12)に乗り上げるようにして重なる位置に凹部(20)が形成されていることを特徴とする空気通路のシール構造。 - 第1の開口部(30)を有する第1の空気通路(2)と、前記第1の開口部(30)に接続される第2の開口部(60)を有する第2の空気通路(6)と、前記第1、2の開口部(30、60)の少なくとも一方を周回するように前記第1、2の空気通路(2、6)同士の当接部に巻回された弾性を有する棒状パッキン(8)により前記第1、2の空気通路(2、6)の当接部からの空気漏れを防止するシール部(7)とを備えた空気通路のシール構造であって、
前記第1、2の空気通路(2、6)の一方のうち、前記棒状パッキン(8)の巻回において前記棒状パッキン(8)が乗り上げるようにして重なる位置に凹部(20)が形成されていることを特徴とする空気通路のシール構造。
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