JP2001163030A - 空気案内ダクト - Google Patents

空気案内ダクト

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JP2001163030A
JP2001163030A JP35081299A JP35081299A JP2001163030A JP 2001163030 A JP2001163030 A JP 2001163030A JP 35081299 A JP35081299 A JP 35081299A JP 35081299 A JP35081299 A JP 35081299A JP 2001163030 A JP2001163030 A JP 2001163030A
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air
guide duct
air guide
air outlet
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JP35081299A
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Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
Inoac Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形コスト低減や成形作業合理化および形状
自由度向上を図ると共に、エアコンユニット側およびエ
アへーアウトレット側との確実かつ容易な連結がなされ
るよう構成する。 【解決手段】 第1半体11および第2半体12は、ダ
クト壁部20,25と、このダクト壁部20,25の両側
に延出した第1当接片部21,26および第2当接片部
22,27とからなり、並列的に隣接する第2当接片部
22,27をヒンジ部16で連接した開放状態で発泡樹
脂シート材から一体成形する。そして第1半体11およ
び第2半体12を、ヒンジ部16に沿って折重ねると共
に第1当接片部21,26を合掌状に当接接合すること
で、内部に空気流通路15が画成される。また、第1半
体11および第2半体12の両端縁部に、空気流入口1
3および空気流出口14を囲繞してその変形を抑制する
形状保持部材30を装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気案内ダクト
に関し、更に詳細には、車両の乗員室に設置されるイン
ストルメントパネルやフロアコンソールおよび天井パネ
ル等の各種車両内装部材の内側等に配設され、エアコン
ユニットからの調温空気を該車両内装部材の所要位置に
設けたエアーアウトレットへ案内する空気案内ダクトに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両における乗員室内部に
は、計器盤や空調操作パネルおよびオーディオ等の各種
車載機器等を設置したインストルメントパネル、運転席
および助手席間の床面に設置されるフロアーコンソー
ル、乗員室天井に取付けられる天井パネル等の各種車両
内装部材が装着されている。また乗員室の前方には、前
記空調操作パネルによって運転制御される乗員室空調用
のエアコンユニットが、前記インストルメントパネルに
被覆された状態で設置されており、このエアコンユニッ
トで所定温度に調節された調温空気は、例えば前記イン
ストルメントパネル,フロアーコンソールまたは天井パ
ネル等の外面部における適宜位置に設けたエアーアウト
レットから乗員室内へ吹出すようになっている。すなわ
ち前記車両内装部材の内側には、前記エアコンユニット
側とエアーアウトレットとを連通接続する空気案内ダク
トが設けられており、該エアコンユニットから送出され
た調温空気は、これら空気案内ダクト内を流通して各エ
アーアウトレットへ案内される。
【0003】前記空気案内ダクトは、前述した車両内装
部材の内側に配設し得るように矩形や円形または異形の
断面形状を有する中空体であって、ポリエチレン(PE)
等を材質とするパリソンからブロー成形した一体成形品
が主流となっている。このような空気案内ダクトは、適
宜剛性を有すると共に軽量かつ低コストで成形し得るた
め、現在広く実施されている。しかるに、内外温度差
に起因して結露が発生し易い、他部材との接触により
不快な異音が発生する、エアコンユニット内のブロア
の運転騒音が空気流通路を介して乗員室内へ伝わり易
い、等の様々な問題を内在している。
【0004】そこで近年に至っては、ポリプロピレン
(PP)等を材質とする2枚の発泡樹脂シート材を、ダク
トの略半分を形成する樋状の第1半体と残り半分を形成
する樋状の第2半体として所要形状に成形し、これら第
1半体および第2半体を端部接合することで内部に空気
流通路を画成した空気案内ダクトも提案されている。こ
のような発泡樹脂を材質とする空気案内ダクトでは、
空気流通路と外部との温度差による結露が発生し難い、
他部材との接触を起因とした異音の発生を好適に抑止
し得る、エアコンユニットの運転騒音を吸収してその
伝播を好適に防止し得る等の特徴を有し、前述したブロ
ー成形製の空気案内ダクトに内在する欠点を好適に解消
することができる。なお、前記発泡樹脂シート材から第
1半体および第2半体を成形する方法としては、例えば
ツインコンポジッド成形方法や真空成形方法等が好適に
採用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ツインコンポジッ
ド成形方法は、端部を保持した2枚の発泡樹脂シート材
を加熱軟化させた後に両シート材の間に圧縮空気を吹込
み、夫々の発泡樹脂シート材を対応の成形型における成
形面に押付けることにより、第1半体および第2半体の
成形工程と両半体の端部接合工程とを同時進行して空気
案内ダクトを成形する方法であり、工程時間の短縮化等
を図り得る利点を有している。しかるに、2枚の発泡樹
脂シート材の保持機構や、両シート材間への空気吹込機
構等の専用設備が必要となるため、成形機が複雑で大型
となり設備コストが嵩む問題を内在している。しかも、
2枚の発泡樹脂シート材を同時に成形するため、所望と
する形状の半体を成形し得ない場合もあり、空気案内ダ
クトの製品形状に制約を受ける不都合もあった。
【0006】一方、前記真空成形方法は、第1半体用の
真空成形型を利用して発泡樹脂シート材から第1半体を
成形すると共に、これとは別工程で第2半体用の真空成
形型を利用して発泡樹脂シート材から第2半体を成形
し、次工程において第1半体の外周端縁部と第2半体の
外周端縁部とを接着剤等で接着することで、所要形状の
空気案内ダクトを成形するものである。従って、第1半
体と第2半体とを個別に成形するので形状の制約が少な
くなり、空気案内ダクトの製品形状の自由度を高め得る
利点がある。しかるに、第1半体の成形工程、第2半体
の成形工程、両基体の接合工程とが別々に行なわれるの
で工程時間の短縮化を図り得ず、製造コストが嵩む問題
を内在している。しかも第1半体と第2半体とは、少な
くとも両基体における短手方向両側の端縁部同士を接合
する必要があり、面倒で煩雑かつ時間がかかる作業を伴
っていた。
【0007】また、発泡樹脂シート材から成形された第
1半体および第2半体は、前述した有益な特性を有する
反面、自体の形状を保持するに充分な剛性を有していな
い。このため、このような第1半体および第2半体から
なる空気案内ダクトは、空気流入口や空気流出口の開口
部が容易に変形してしまい、該エアコンユニットやエア
ーアウトレットとの確実な連結がなされない問題も指摘
される。
【0008】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を好適に解決す
るべく提案されたもので、ダクトを構成する第1半体と
第2半体とを1枚の発泡樹脂シート材から一体的に成形
することを前提としたもとで、成形コスト低減、成形作
業合理化および形状自由度向上等を図ると共に、エアコ
ンユニット側およびエアへーアウトレット側との確実か
つ容易な連結がなされるよう構成した空気案内ダクトを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決して、所
期の目的を達成するため本発明は、車両の乗員室に設置
される各種車両内装部材の内側に配設され、該車両に設
けられるエアコンユニットの空気送出部とエアーアウト
レットとを連通接続して、該エアコンユニットからの調
温空気を該エアーアウトレットへ案内するようにした空
気案内ダクトにおいて、長手方向に延在するチャンネル
部と、このチャンネル部の両側に延出させたつば部とか
らなる第1半体および第2半体を、並列的に隣接する内
側のつば部をヒンジ部で連接した開放状態で発泡樹脂シ
ート材から一体成形し、これら第1半体および第2半体
を前記ヒンジ部に沿って折重ねて、夫々の半体における
外側のつば部を合掌状に当接させて接合することで、内
部に前記チャンネル部で画成される空気流通路を有する
前記ダクトを構成するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る空気案内ダク
トにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しな
がら以下説明する。本発明が対象とする空気案内ダクト
は、車両の乗員室内に組付けられるインストルメントパ
ネル、フロアーコンソール、天井パネル等(何れも図示
せず)の各種車両内装部材の内側(裏側)に設置され、乗
員室前方に搭載されるエアコンユニットと前記車両内装
部材の所要位置に設置されたエアーアウトレットとを連
通的に接続し、該エアコンユニットの空気送出部から送
出される調温空気を対応のエアーアウトレットへ流通案
内するように機能する。
【0011】図1は、本発明の好適実施例に係る空気案
内ダクトを中間部分を省略して示す斜視図であり、また
図2は、図1に示す空気案内ダクト10の両端部近傍を
示す側面図および側断面図であり、また図3は、図2の
III−III線断面図である。この空気案内ダクト10は、
1枚の発泡樹脂シート材Sから一体的に真空成形した後
に折重ねてなる第1半体11および第2半体12から構
成されると共に、これら第1半体11および第2半体1
2における長手方向の両端縁部の外周面に装着されて両
半体11,12によって形成される空気流入口13およ
び空気流出口14の形状保持を図る形状保持部材30が
装着されている。そして、前記空気流入口13をエアコ
ンユニットの空気送出部66へ連通接続すると共に、前
記空気流出口14をエアーアウトレット67に連通接続
した状態で、対応の車両内装部材の裏側に固定して配設
される。
【0012】(第1半体および第2半体)前記第1半体1
1および第2半体12は、前記空気案内ダクト10を長
手方向に二分割した際の夫々の半体として対称形状を呈
し、中央に位置して長手方向に延在するチャンネル部
と、このチャンネル部の両側に延出されたつば部からな
る所謂「ハット部材」として構成されている。すなわち第
1半体11は、横断面U字形の樋状を呈したダクト壁部
(チャンネル部)20と、このダクト壁部20の短手方向
の一側端縁から水平外方へ延出した第1当接片部(つば
部)21と、前記ダクト壁部20の短手方向の他側端縁
から水平外方へ延出した第2当接片部(つば部)22とか
ら構成されている。また第2半体12は、横断面U字形
の樋状を呈したダクト壁部(チャンネル部)25と、この
ダクト壁部25の短手方向の一側端縁から水平外方へ延
出した第1当接片部(つば部)26と、前記ダクト壁部2
5の短手方向の他側端縁から水平外方へ延出して前記第
1半体11の第2当接片部22に連設した第2当接片部
(つば部)27とから構成されている。
【0013】このように構成された第1半体11と第2
半体12とは、並列的に隣接する内側の第2当接片部2
2,27同士をヒンジ部16で連接した開放状態で、例
えばポリエチレンやポリプロピレン等を材質とする所要
厚の発泡樹脂シート材Sから一体的に真空成形される
(後述)。そして、これら第1半体11および第2半体1
3を、前記ヒンジ部16に沿って折重ねて外側の第1当
接片部21,26同士を合掌状に当接させて接合するこ
とにより、互いのダクト壁部20,25同士が対向的に
整合して角筒状を呈し、長手方向の両端縁部に空気流入
口13および空気流出口14を形成すると共に内部に空
気流通路15を画成した空気案内ダクト10が成形され
る。なお、第1半体11および第2半体12の第1当接
片部21,26および第2当接片部22,27は、例えば
接着剤による接着や両面テープによる貼着の他に、振動
溶着(融着)、熱板を利用した熱溶着(融着)、超音波溶着
(融着)等の方法によって接合するようになっている。
【0014】前記発泡樹脂シート材Sは、所要の厚みを
有して柔軟性および弾力性に富んでおり、従来のブロー
成形材と比較すると熱伝導率が低いので優れた断熱効果
を有すると共に防音効果や吸音効果をも具有する一方、
同一厚みの該ブロー成形材と比較すると40%程度軽量
である。従って、このような発泡樹脂シート材Sからな
る第1半体11および第2半体12から形成された空気
案内ダクト10は、該シート材Sの物性がそのまま反映
されて軽量で断熱効果や吸音効果等に優れた特性を有し
ている。
【0015】(形状保持部材)前記形状保持部材30は、
図3および図4等に示すように、前記第1半体11にお
ける長手方向の各端縁部に沿設される第1保持体31
と、前記第2半体12における長手方向の各端縁部に沿
設される第2保持体41とからなり、第1半体11と第
2半体12とを接合して形成される空気流入口13およ
び空気流出口14を囲繞することで、当該空気流入口1
3および空気流出口14の容易な変形を抑制するために
供される。第1保持体31は、例えばポリエチレン等を
材質としたインジェクション成形品であり、第1半体1
1におけるダクト壁部20の外面に密着するU字形の本
体部32と、この本体部32における長手方向の両端部
に連設されて第1当接片部21および第2当接片部22
の外面に密着する固定片(端縁部)33,34とが一体成
形されている。また第2保持体41は、例えばポリエチ
レン等を材質としたインジェクション成形品であり、第
2半体12におけるダクト壁部25の外面に密着するU
字形の本体部42と、この本体部42における長手方向
の両端部に連設されて第1当接片部26および第2当接
片部27の外面に密着する固定片(端縁部)43,44と
が一体成形されている。
【0016】そして、第1保持体31の各固定片33,
34には、ビス38の挿通を許容する通孔35,35が
形成されると共に、第2保持体41の各固定片43,4
4には、前記通孔35,35に整合して前記ビス38の
螺合を許容するビス孔45を形成したボス46,46が
一体的に形成されており、固定片33,43/34,44
同士が対向した際に整合した通孔35とビス孔45の間
へビス38をねじ込むことにより、第1保持体31と第
2保持体41とが矩形枠状に一体化するようになってい
る。また、第1保持体31および第2保持体41の各本
体部32,42には、図4等に示すように、表面側に向
けて拡開したテーパ状の係着孔36,47が、所要間隔
毎の直列状に複数個(実施例では8個)開設されている。
【0017】このように形成された形状保持部材30の
第1保持体31および第2保持体41は、後述するよう
に、対応の第1半体11および第2半体12の成形工程
時に各半体11,12に同時に装着され、図2(a)およ
び図2(b)に示すように、第1半体11および第2半体
12の端縁部外面に密着状態で沿設される。このとき、
前記本体部32,42に形成した各係着孔36,47がテ
ーパ状を呈していることから、図7に拡大して示すよう
に、発泡樹脂シート材Sが各係着孔36,47内へ膨出
する結果として該係着孔36,47の鋭角状の底縁部3
6a,47aが半体11,12へ楔状に食込んだ状態とな
り、夫々の保持体31,41は対応の第1半体11およ
び第2半体12のダクト壁部20,25の外面に係着さ
れるようになる。なお第1保持体31および第2保持体
41は、裏面31a,41aに適宜の接着剤を塗布して
装着するようにすれば、各半体11,12に対する装着
強度の向上が期待できる。
【0018】(第1半体および第2半体の成形について)
前述のような形状の第1半体11および第2半体12
は、例えば公知の成形技術として広く実用化されている
「真空成形技術」を利用し、図5および図6に示す真空成
形型50を利用して所要形状に成形される。すなわち真
空成形型50は、第1半体11および第2半体12を開
放状態に一体成形する成形部51と、この成形部51の
下部開口を覆蓋する底板52とからなり、全体として内
部空間53が形成された中空体を呈している。前記成形
部51の略全面には、外部と内部空間53とを連通する
複数個の空気流通孔54が所要位置に開設されている一
方、前記底板52の略中央部に設けた開口55には、空
気圧調整装置56に連結した空気導通管57が接続され
ている。従って、空気圧調整装置56を空気吸引運転す
ると、内部空間53内に適宜の負圧が形成されることに
より、各空気流通孔54を介して外部の空気が内部空間
53内へ吸引され、また空気圧調整装置56を空気送出
運転すると、内部空間53内に適宜の正圧が形成される
ことにより、空気流通孔54を介して内部空間53内の
空気が成形部51の外部へ噴出するように構成されてい
る。
【0019】前記成形部51は、第1半体11のダクト
壁部20を成形する第1凹部58と、第2半体12のダ
クト壁部25を成形する第2凹部59とが所要間隔で平
行に形成されている。また、第1凹部58と第2凹部5
9との間に両半体11,12の各第2当接片部22,27
を成形する第1成形面60が設けられ、第1凹部58の
側方に第1半体11の第1当接片部21を成形する第2
成形面61が設けられると共に、第2凹部59の側方に
第2半体12の第1当接片部26を成形する第3成形面
62が設けられている。更に、第1凹部58における長
手方向の両端部には、前記形状保持部材30における第
1保持体31を固定し得るセット部63が形成されてい
ると共に、第2凹部59における長手方向の両端部に
は、該形状保持部材30における第2保持体41を固定
し得るセット部64が形成されている。
【0020】次に、前述のように構成された真空成形型
50を利用して、本実施例に係る空気案内ダクト10を
製造する方法につき説明する。
【0021】(真空成形工程)先ず図5に示すように、前
工程において所要形状にインジェクション成形された形
状保持部材30の第1保持体31を真空成形型50の各
セット部63にセットする一方、該形状保持部材30の
第2保持体41を各セット部64にセットする。これに
より、セット部63にセットした第1保持体31は、そ
の裏面31aが第1凹部58の壁面と同一レベルに臨ん
でいると共に、セット部64にセットした第2保持体4
1は、その裏面41aが第2凹部59の壁面と同一レベ
ルに臨んでいる状態となる。なお、第1保持体31およ
び第2保持体41の裏面31a,41aには、必要に応
じて所定の接着剤を全面的に塗布する。
【0022】次いで、前記空気圧調整装置56により真
空成形型50を空気吸引状態に保持したもとで、発泡樹
脂シート材Sから第1半体11および第2半体12の成
形を行なう。すなわち発泡樹脂シート材Sを、図示しな
いクランプ部材で端部挟持すると共に図示しないヒータ
で所定温度に加熱して軟化させた後、成形部51の上方
に到来させて下方移動させることで、該シート材Sは該
成形部51に押し当てられる。この際に、前記空気圧調
整装置56の空気吸引運転によって内部空間53内の空
気が吸引されて該空間53に適宜の負圧が形成されるこ
とに伴い、発泡樹脂シート材Sと成形部51との間に介
在していた空気が空気流通孔54を介して内部空間53
内へ吸引されるので、発泡樹脂シート材Sは、第1凹部
58、第2凹部59、第1成形面60、第2成形面6
1、第3成形面62に吸着された状態に変形する(図
6)。
【0023】ここで、発泡樹脂シート材Sが第1凹部5
8および第2凹部59に吸着されるに際し、該第1凹部
58にセットした第1保持体31では、本体部32の各
係着孔36を介して該シート材Sが外方へ膨出するので
(図7)、該係着孔36の底縁部36aが発泡樹脂シート
材Sへ食込んだ状態となり、第1半体11のダクト壁部
20に係着して容易な離脱が不能に装着される。一方、
第2凹部59にセットした第2保持体41でも、本体部
42の各係着孔47を介して該シート材Sが外方へ膨出
するので(図7)、該係着孔47の底縁部47aが発泡樹
脂シート材Sへ食込んだ状態となり、第2半体12のダ
クト壁部25に係着して容易な離脱が不能に装着され
る。
【0024】(脱型および折曲成形工程)前記真空成形型
50による発泡樹脂シート材Sの真空成形が完了し、成
形された第1半体11および第2半体12が冷却・固化
したら、前記空気圧調整装置56を空気送出運転に変更
することにより、内部空間53に適宜の正圧が形成され
て各空気流通孔54を介して内部空間53内の空気が外
部へ噴出するようになり、第1半体11および第2半体
12は適宜押上げられて成形部51から容易に脱型され
る。そして、第1保持体31が係着した第1半体11と
第2保持体41が係着した第2半体12は、図8に示す
ように、各第1当接片部21,26の端縁部に形成され
た余剰部分23,28の一部をカットした後に、内側の
第2当接片部22,27のヒンジ部16に沿って折重ね
て、外側の第1当接片部21,26同士を合掌状に当接
させる。なお、第1当接片部21,26および第2当接
片部22,27は、前述したように、接着剤による接着
や両面テープによる貼着、振動溶着(融着)、熱溶着(融
着)、超音波溶着(融着)等の方法で接合することによ
り、各ダクト壁部20,25の端縁部同士が対向密着し
て内部に空気流通路15を形成した空気案内ダクト10
が形成される。なお第2当接片部22,27は、ヒンジ
部16で連設されているので、前述した接着、貼着、溶
着等の処理を省略することも可能である。
【0025】(形状保持部材の固定)第1半体11および
第2半体12の折曲成形工程が完了したら、形状保持部
材30における第1保持体31と第2保持体41とは、
図9に示すように、互いの固定片33,43/34,44
同士が対向的に整合した状態となっている。これによ
り、第2保持体41側から通孔35,35を介して第1
保持体31のビス孔45,45へビス38をねじ込め
ば、第1保持体31と第2保持体41との一体化が図ら
れて空気流入口13および空気流出口14の周囲に各形
状保持部材30が装着された状態となる。これにより本
実施例の空気案内ダクト10は、柔軟性を有する第1半
体11と第2半体12から形成されているものの、少な
くとも空気流入口13と空気流出口14は変形し難く構
成される。なお、第1保持体31と第2保持体41と
は、夫々の固定片33,43/34,44の間に第1当接
片部21,26および第2当接片部22,27が介在した
状態で接合されているので、前記ビス38のねじ込み量
による該当接片部21,26/22,27の圧縮下に配設
間隔を微調整し得るようになっている。従って図2に示
すように、空気流入口13はエアコンユニットの空気送
出部66に対して適宜の締付力をもって連結され得ると
共に、空気流出口14はエアーアウトレット67に対し
て適宜の締付力をもって連結され得るようになってい
る。
【0026】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例に係る空気案内ダクトの作用につき説明する。
【0027】空気案内ダクト10における第1半体11
と第2半体12を、ポリエチレンまたはポリプロピレン
等を材質とする発泡樹脂シート材Sから一体的に真空成
形した後、両半体11,12の接合部分(ヒンジ部16)
に沿って折重ね、かつ第1当接片部21,26同士を接
合することにより、内部に空気流通路15を形成した空
気案内ダクト10を成形する。なお真空成形に際して、
第1半体11の長手方向の両端部に形状保持部材30の
第1保持体31を同時に係着し、また第2半体12の長
手方向の両端部に該形状保持部材30の第2保持体41
を同時に係着することにより、空気流入口13の外面周
囲に第1保持体31および第2保持体41からなる形状
保持部材30が囲繞するようになり、空気流出口14の
外面周囲に別の第1保持体31および第2保持体41か
らなる形状保持部材30が囲繞するようになる。そして
各形状保持部材30では、第1保持体31と第2保持体
41とを2本のビス38で接合することにより両保持体
31,41が一体的に接合するので、空気流入口13お
よび空気流出口14は変形が好適に抑制された状態に形
状保持される。
【0028】前述のように形成された本実施例の空気案
内ダクト10は、前記車両内装部材の裏側に適宜の固定
手段を利用して固定され、空気流入口13をエアコンユ
ニットの空気送出部66に連結すると共に、空気流出口
14をエアーアウトレット67に連結する。このとき、
空気流入口13および空気流出口14は、各形状保持部
材30によってその変形が抑制されるので、空気送出部
66およびエアーアウトレット67に対する連結作業が
簡単かつ容易に行ない得る。しかも、前記ビス38を緩
めれば第1保持体31の本体部32と第2保持体41の
本体部42との間隔が拡大するので、空気送出部66お
よびエアーアウトレット67との連結作業性が向上す
る。そして、連結作業完了後に前記ビス38の増締めを
行なえば、第1保持体31および第2保持体41の各本
体部32,42が近接して空気送出部66およびエアー
アウトレット67を外方から締付けるようになり、該空
気送出部66およびエアーアウトレット67と空気案内
ダクト10との密着および係着の向上を図る締付部材と
しても機能するようになる。
【0029】そして、前記インストルメントパネルに配
設した空調制御操作盤での所要操作によりエアコンユニ
ットの運転を開始すると、該エアコンユニット内で所定
温度に調節された調温空気は、前記空気送出部66から
空気流入口13を介して空気流通路15内へ流出する。
その後、空気案内ダクト10の空気流通路15内を移動
した調温空気は、空気流出口14を介してエアーアウト
レット67へ通出された後、該エアーアウトレット67
から乗員室内へ吹出すようになる。
【0030】このように構成された本実施例の空気案内
ダクト10は、該ダクト10を全体的に形成する第1半
体11および第2半体12が、断熱効果および吸音効果
等に優れる発泡樹脂シート材Sから形成されている。従
って、空気案内ダクト10における空気流通路15の内
部と、車両内装部材の内部裏側(空気案内ダクト10の
外側)との温度差が大きくても該空気案内ダクト10の
外表面に結露が発生することがないので、この結露によ
る水滴の発生および滴下も好適に防止される。これによ
り、車両内装部材の内部に配設されたハーネスや車載機
器に水滴が滴下することがないので、ショートしたり車
載機器の誤作動や故障等を招来しない。更に、水滴の滴
下による車体等の鋼材部品における錆発生も好適に防止
し得る。
【0031】また第1半体11および第2半体12は吸
音効果にも優れているので、例えばこれら半体11,1
2の何れかに他部材(ハーネス等)が接触しても、異音の
発生が好適に防止される。更には、前記エアコンユニッ
ト内で駆動するブロアの運転騒音は、第1半体11およ
び第2半体12である程度吸収されてしまうので、該ブ
ロアの運転騒音がエアーアウトレット67を介して乗員
室内へ漏れることも好適に防止される。一方、発泡樹脂
シート材S自体が軽量であるため、これにより形成され
た実施例の空気案内ダクト10は、従来のブロー成形に
より成形された空気案内ダクトに対して大幅な軽量化
(40%程度)が図られる。
【0032】更に本実施例の空気案内ダクト10は、該
ダクト10を構成する第1半体11と第2半体12と
を、並列的に隣接する第2当接片部22,27をヒンジ
部16で連設した開放状態で1枚の発泡樹脂シート材S
から一体的に真空成形した後、該ヒンジ部16に沿って
折重ねて外側の第1当接片部21,26同士を接合する
だけで形成することができる。従って、第1半体11お
よび第2半体12は、成形上の都合で形状に制約を受け
ることが少なくなり、従来実施のツインコンポジッド成
形方法よりも製品形状の自由度が高まって様々な形状の
空気案内ダクト10の成形が可能となる。しかも空気案
内ダクト10は、第1半体11と第2半体12の第1当
接片部21,27同士を接合するだけで形成されるの
で、第1半体と第2半体とを別部材として成形するよう
にした従来実施の真空成形方法よりも成形作業の合理化
を図ることができる。
【0033】図10は、形状保持部材の別形態例を示す
ものである。この形状保持部材30は、図10(a)に示
すように、第1保持体31と第2保持体41の各固定片
34,44をヒンジ部17で接合した一体成形品として
構成したものである。このような形状保持部材30で
は、図10(b)に示すように、ヒンジ部17で第1保持
体31に対して第2保持体41を折曲げた後も固定片3
4,44同士が接合しているので、これら固定片34,4
4同士を固定するためのビスが不要となってビス締め作
業を減らすことができる。
【0034】なお前記実施例では、横断面が略矩形状の
空気案内ダクトにつき例示したが、前記成形方法によれ
ば、横断面が円形や楕円形等の様々な形状の空気案内ダ
クトも好適に成形可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る空気案
内ダクトは、長手方向に延在するチャンネル部と、この
チャンネル部の両側に延在されたつば部とからなる第1
半体および第2半体を、並列的に隣接する内側のつば部
をヒンジ部で連接した開放状態で1枚の発泡樹脂シート
材Sから一体成形した後、これら第1半体および第2半
体を前記ヒンジ部に沿って折重ねると共に外側のつば部
を合掌状に当接接合するだけで形成することができる。
従って、第1半体および第2半体を別体として形成して
短手方向の両側の端部を接合する従来の成形形態と比較
して、成形作業工数が少なくなって合理化を図り得ると
共に製造コスト低減等を図り得る有益な効果を奏する。
また第1半体および第2半体は、成形上の都合で形状に
制約を受けることが少なくなり、様々な形状の空気案内
ダクトが成形可能となる利点をも有する。
【0036】また、本発明に係る空気案内ダクトでは、
発泡樹脂シート材からなる第1半体と第2半体とを接合
して形成される空気流入口と空気流出口の端縁部外周に
形状保持部材を沿設するようにしたので、該空気流入口
および空気流出口の変形が好適に抑制され、エアコンユ
ニットの空気送出部およびエアーアウトレットとの接合
作業を簡単かつ容易に行ない得る利点もある。しかも前
記形状保持部材は、第1半体および第2半体の成形時に
該半体に装着することができるので、製造工程数が増え
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例に係る空気案内ダクト
の中間省略斜視図である。
【図2】空気案内ダクトの空気流入口および空気流出口
の各近傍を一部断面で示す側面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】空気案内ダクトにおける空気流入口および空気
流出口の外面周囲に沿設される形状保持部材の斜視図で
ある。
【図5】第1半体および第2半体を真空成形する真空成
形型の断面図であって、第1凹部および第2凹部の各セ
ット部に形状保持部材の第1保持体および第2保持体を
装着する状態を示している。
【図6】第1半体および第2半体を真空成形する真空成
形型の断面図であって、1枚の発泡樹脂シート材から第
1半体および第2半体を開放状態で一体的に真空成形す
る状態を示している。
【図7】第1半体および第2半体の真空成形に際し、第
1保持体および第2保持体の本体部に形成した係着孔か
ら発泡樹脂シート材が膨出している状態を示す要部断面
図である。
【図8】真空成形により開放状態で一体成形された第1
半体および第2半体を、相互の境界部分をヒンジポイン
トとして折曲げている状態を示す断面図である。
【図9】第2半体に対して第1半体を折曲げて第1当接
片部同士を接合すると共に、形状保持部材の第1保持体
と第2保持体とをビスで結合した状態を示す横断面図で
ある。
【図10】(a)は、別形態に係る形状保持部材の断面
図、(b)は、(a)に示す形状保持部材を実施した空気案
内ダクトの横断面図である。
【符号の説明】
10 空気案内ダクト 11 第1半体 12 第2半体 13 空気流入口 14 空気流出口 15 空気流通路 16 ヒンジ部 20,25 ダクト壁部(チャンネル部) 21,26 第1接合片部(つば部) 22,27 第2接合片部(つば部) 30 形状保持部材 31 第1保持体 32 本体部 33,34,43,44 固定片(端縁部) 36,47 係着孔 41 第2保持体 42 本体部 66 空気送出部 67 エアーアウトレット S 発泡樹脂シート材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の乗員室に設置される各種車両内装
    部材の内側に配設され、該車両に設けられるエアコンユ
    ニットの空気送出部(66)とエアーアウトレット(67)とを
    連通接続して、該エアコンユニットからの調温空気を該
    エアーアウトレット(67)へ案内するようにした空気案内
    ダクト(10)において、 長手方向に延在するチャンネル部(20,25)と、このチャ
    ンネル部(20,25)の両側に延出させたつば部(21,22/26,2
    7)とからなる第1半体(11)および第2半体(12)を、並列
    的に隣接する内側のつば部(22,27)をヒンジ部(16)で連
    接した開放状態で発泡樹脂シート材(S)から一体成形
    し、 これら第1半体(11)および第2半体(12)を前記ヒンジ部
    (16)に沿って折重ねて、夫々の半体(11,12)における外
    側のつば部(21,26)を合掌状に当接させて接合すること
    で、内部に前記チャンネル部(20,25)で画成される空気
    流通路(15)を有する前記ダクト(10)を構成するようにし
    たことを特徴とする空気案内ダクト。
  2. 【請求項2】 前記第1半体(11)および第2半体(12)
    は、中央に位置して長手方向に延在するチャンネル部(2
    0,25)と、このチャンネル部(20,25)の両側に延出させた
    つば部(21,22/26,27)とからなるハット部材として構成
    される請求項1記載の空気案内ダクト。
  3. 【請求項3】 前記第1半体(11)および第2半体(12)の
    両端縁部に、空気流入口(13)および空気流出口(14)を囲
    繞する形状保持部材(30)を装着し、この形状保持部材(3
    0)によって該空気流入口(13)および空気流出口(14)の変
    形を抑制するようになっている請求項1または2記載の
    空気案内ダクト。
  4. 【請求項4】 前記形状保持部材(30)は、前記第1半体
    (11)の端縁部外面に沿設される本体部(32)を有する帯状
    の第1保持体(31)と、前記第2半体(12)の端縁部外面に
    沿設される本体部(42)を有する帯状の第2保持体(41)と
    からなり、前記第1保持体(31)および第2保持体(41)
    は、表面側へ拡開したテーパ状の係着孔(36,47)を前記
    本体部(32,42)に備え、この係着孔(36,47)内へ前記第1
    半体(11)または第2半体(12)の一部が膨出することで、
    該第1半体(11)または第2半体(12)に係着されるように
    なっている請求項3記載の空気案内ダクト。
  5. 【請求項5】 前記形状保持部材(30)は、前記第1保持
    体(31)および第2保持体(41)における夫々の本体部(32,
    42)の端縁部(33,43/34,44)同士を連結することで、前記
    空気流入口(13)と前記空気送出部(66)との密着向上およ
    び前記空気流出口(14)と前記エアーアウトレット(67)と
    の密着向上を図り得るようになっている請求項3または
    4記載の空気案内ダクト。
  6. 【請求項6】 前記第1半体(11)および第2半体(12)
    は、真空成形により前記発泡樹脂シート材(S)から一体
    的に成形される請求項1〜5の何れかに記載の空気案内
    ダクト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275949A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Honda Motor Co Ltd ダクトの接合構造
JP2015001353A (ja) * 2013-06-17 2015-01-05 キョーラク株式会社 ダクト

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