JP4320458B2 - 空気案内ダクト - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気案内ダクトに関し、更に詳細には、発泡樹脂シート材から成形した半体同士を長手方向に端部接合することでダクト本体を形成し、エアコンユニットの空気送出口とインストルメントパネルの所要位置に設けた空気吹出口とを、該ダクト本体に夫々形成した空気流通路を介して対応的に連通し、前記エアコンユニットからの調温空気を前記夫々の空気吹出口へ案内するようにした空気案内ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等の車両における乗員室前方には、計器盤や空調操作パネルおよびオーディオ等の各種車載機器等を設置したインストルメントパネルが設置されている。また乗員室前方には、前記空調操作パネルによって運転制御されるエアコンユニットが、前記インストルメントパネルに被覆された状態で設置されており、このエアコンユニットで所定温度に調節された調温空気は、前記インストルメントパネル等に設けた空気吹出口から乗員室内へ吹出すようになっている。すなわちインストルメントパネルの内側には、前記エアコンユニットの空気送出口と空気吹出口とを連通接続する空気案内ダクトが配設されている。
【0003】
前記空気案内ダクトは、前述した車両内装部材の内側に配設される横断面が円筒形状その他異形状をなす中空体であって、高密度ポリエチレン等の材質からなる中空パリソンをブロー成形した一体成形品が主流となっている。このようなブロー成形製の空気案内ダクトは、適宜剛性を有すると共に軽量かつ低コストで成形し得るので、幅広く実用に供されている。しかるに、▲1▼内外温度差に起因して結露が発生し易い、▲2▼他部材との接触により不快な異音が発生する、▲3▼エアコンユニット内のブロアの運転騒音が空気流通路を介して乗員室内へ伝わり易い、等の様々な問題を内在している。
【0004】
そこで近年に至っては、例えば図8に示すように、ポリプロピレン(PP)等を材質とする2枚の発泡樹脂シート材から、ダクトの略半分を構成する第1半体12と残り半分を構成する第2半体14とを所要形状に夫々成形し、これら第1半体12および第2半体14を夫々の鍔部20,20の部分で接合することで、内部に空気流通路を画成した所謂「貼合タイプ」の空気案内ダクト10も提案されている。この空気案内ダクト10では、前記高密度ポリエチレン製の前記空気案内ダクトに比べて吸音特性、断熱特性、防振特性が向上しており、従って前記▲1▼〜▲3▼の欠点は軽減される利点がある。なお前記空気案内ダクト10は、例えば、(a)真空成形または圧空成形技術を利用して第1半体12および第2半体14を成形した後、別工程で両半体12,14を接合する製造方法や、(b)第1半体12および第2半体14の成形と両半体12,14の接合とを同一工程で行なうツイン圧空成形技術を利用した製造方法等で製造される。
【0005】
ここで一般的なインストルメントパネル80には、図9に示す如く、運転席前方の左側と助手席前方の右側およびセンター部位に乗員室空調用の調温空気を吹出す空気吹出口82,84,86が設けられているため、該パネル80の内側に設置される空気案内ダクト10では、各空気吹出口82,84,86へ均等に調温空気を案内するべく、夫々の空気吹出口82,84,86に対応した第1、第2および第3の空気流通路48,50,52が、ダクト本体11の内部に区画形成されている。そしてダクト本体11には、各空気流通路48,50,52に対応した空気流入口22,24,26が形成してあり、一方エアコンユニット54には、各空気流入口22,24,26に対応的に整合する空気送出口56,58,60が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発泡樹脂シート材から前記第1半体12および第2半体14を成形するに際しては、真空成形または圧空成形における成形上の技術的制約(成形可能な形状)により、図8に示す如く前記各空気流通路48,50,52を区画するための仕切壁76を縦断面V字形とせざるを得ず、該仕切壁76が幅広になってしまう。このため図8から判明する如く、第3空気流通路52の形成幅が拡大して第3空気流入口26の開口幅も拡大し、これにより第1空気流入口22および第2空気流入口24が左右側方へ変移した位置に形成されることになり、各空気流入口22,24,26を合わせた開口領域がかなり大きくなる。従って、前記各空気流入口22,24,26に整合する空気送出口56,58,60の開口位置もこれに対応して幅広となるから、エアコンユニット54はケース体の幅寸法Waが大きくなって大型化する問題を内在していた。
【0007】
また、前記発泡樹脂シート材から成形された前記空気案内ダクト10は、前述した有益な特性を有する反面、前記高密度ポリエチレン製の空気案内ダクトよりも剛性が低く、容易に変形してしまう難点を内在している。このため、前記エアコンユニット54に対する強固な組付けが不可能である一方、変形した場合には前記各空気送出口56,58,60と各空気流入口22,24,26との適切な整合がなされないばかりか、空気漏れや異音が発生する等の不都合も指摘される。
【0008】
【発明の目的】
本発明は、前述した課題を好適に解決するべく提案されたもので、ダクト本体内部を区画すると共に空気流入口の形状保持を図る区画補強部材を装着することで、空気流入口の開口領域を小さくしてエアコンユニットの小型化を図る一方、該エアコンユニットの空気送出口と前記空気流入口との適切な整合を図り得るよう構成した空気案内ダクトを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決して、所期の目的を達成するため本発明は、樹脂シート材から成形した第1半体および第2半体を長手方向に端部接合することでダクト本体を形成し、エアコンユニットの空気送出口とインストルメントパネルの所要位置に設けた空気吹出口とを、該ダクト本体に夫々画成した空気流通路を介して対応的に連通し、前記エアコンユニットからの調温空気を前記夫々の空気吹出口へ案内するようにした空気案内ダクトにおいて、
前記空気送出口に対応する夫々の空気流入口に整合するよう形成した通口を有する補強板部と、夫々の通口の間で該補強板部に立設形成した区画壁とから区画補強部材を構成し、
前記区画壁の夫々を前記空気流入口を介してダクト本体内へ挿入させた状態で、前記区画補強部材を該ダクト本体に固定し、
前記各区画壁は前記ダクト本体の内面に密着して前記空気流通路の夫々を対応的に区画すると共に、前記補強板部は該ダクト本体の外面に密着して前記夫々の空気流入口の形状を保持し得るよう構成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る空気案内ダクトにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、図8に示した従来の説明において既出の部材と同一部材に関しては、同一の符号を付して説明する。
【0011】
本実施例の空気案内ダクト10は、図1および図2に示す如く、樋状の半体として形成された第1半体12と、同じく樋状の半体として形成された第2半体14と、該第2半体14側に装着される区画補強部材16とから構成されている。そして、第1半体12と第2半体14とを長手方向へ端部接合することでダクト本体11が形成されると共に、このダクト本体11に前記区画補強部材16を装着することで該ダクト本体11の内部に複数(実施例では3つ)の空気流通路48,50,52を画成するようになっている。
【0012】
(第1半体および第2半体)
前記第1半体12および第2半体14は、例えばポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等を材質とする発泡樹脂製のシート材(図示せず)から、真空成形または圧空成形技術を利用して夫々成形され、ダクト本体11を画成するダクト壁部18と、このダクト壁部18における短手方向の両端縁から水平外方へ延出した鍔部20,20とが一体的に連設した形態を呈している。前記発泡樹脂シート材は、所要厚みを有して柔軟性および弾力性に富んでおり、従来の高密度ポリエチレンと比較すると断熱特性、吸音特性、防振特性に優れている一方、同一厚みでは40%程度の軽量となっている。従って、このような発泡樹脂シート材から成形された第1半体12および第2半体14からなる空気案内ダクト10は、軽量でかつ断熱特性、吸音特性、防振特性等が向上している。
【0013】
そして実施例の空気案内ダクト10では、前記第2半体14におけるダクト壁部18の略中央に、エアコンユニット54の第1,第2,第3の各空気送出口56,58,60と整合する第1,第2,第3の各空気流入口22,24,26が、並列的に隣接形成されている。また、第1半体12と第2半体14の長手方向の両端部は略直角に屈曲形成されており、ダクト本体11の正面右側に第1空気流出口28が形成され、正面左側に第2空気流出口30に形成されると共に、正面中央に第3空気流出口32が形成される。なお、第1半体12および第2半体14において、前記第1空気流入口22と第2空気流入口24および第3空気流入口26の夫々の境界部分には、各ダクト壁部18,18の補強を目的とした凹部34が形成されている。
【0014】
(区画補強部材)
前記区画補強部材16は、例えばインジェクション成形またはブロー成形等により成形された合成樹脂製の一体成形品であって、前記第1空気流入口22、第2空気流入口24および第3空気流入口26に整合するように形成した通口38,40,42を有する補強板部36と、夫々の通口38,40,42の間で該補強板部36に立設形成した肉厚が1〜2mm程度の第1区画壁44および第2区画壁46とから構成され、容易には変形しない程度の剛性を有している。前記第1区画壁44および第2区画壁46は、ダクト10を短手方向で縦断した際のダクト本体11の内側形状に合致した外部輪郭形状に形成され、また前記第3空気流入口26を通過し得るサイズとなっている。これにより区画補強部材16は、前記第1区画壁44および第2区画壁46の夫々を前記第3空気流入口26を介してダクト本体11内へ挿入させ、前記補強板部36を該ダクト本体11(第2半体14)の外面に密着させた状態で該ダクト本体11に固定される。なお、ダクト本体11に対する区画補強部材26の固定は、接着剤による接着、両面テープによる貼着、熱や振動または超音波による溶着(融着)等を利用して、前記補強板部36を第2半体14のダクト壁部18に固定することでなされる。
【0015】
前記区画補強部材16を固定装着した空気案内ダクト10は、図4に示す如く、第1区画壁44および第2区画壁46の端面がダクト本体11の内面(実施例では前記凹部34の内面)に接触しており、これにより第1空気流通路48と第2空気流通路50および第3空気流通路52の夫々が区画形成されている。このうち第1空気流通路48は、第1区画壁44から右側領域で前記第1空気流入口22と第1空気流出口28を連通し、該第1空気流出口28に整合した前記第1空気吹出口82へ調温空気を案内する。また第2空気流通路50は、第2区画壁46から左側領域で前記第2空気流入口24と第2空気流出口30を連通し、該第2空気流出口30に整合した前記第2空気吹出口84へ調温空気を案内する。更に第3空気流通路52は、第1区画壁44と第2区画壁46間の領域で前記第3空気流入口26と第3空気流出口32を連通し、該第3空気流出口32に整合した前記第3空気吹出口86へ調温空気を案内する。
【0016】
すなわち実施例の空気案内ダクト10では、前記区画補強部材16における第1区画壁44の肉厚を以て第1空気流通路48と第3空気流通路52が区画されており、第2区画壁46の肉厚を以て第2空気流通路50と第3空気流通路52とが区画されているから、第3空気流入口26の開口幅寸法が第3空気流通路52の形成幅に対応して最小限に設定することができる。従って、図8に示した従来の空気案内ダクト10と比較すると、第3空気流入口26の開口幅の縮小化が可能となると共に、第1空気流入口22および第2空気流入口24を長手方向中央側へ変移した位置に形成可能となる。これにより実施例のエアコンユニット54では、第3空気送出口60の開口幅の縮小化に伴って第1空気送出口56および第2空気送出口58を含めた開口領域が狭くなるので、該ユニット54のケースの幅寸法Wは図8に示したエアコンユニット54の幅寸法Waより小さくでき外形サイズの小型化が可能となる。
【0017】
また、前記区画補強部材16は適宜の剛性を有しているから、前記補強板部36が密着的に装着された第1空気流入口22と第2空気流入口24および第3空気流入口26の周辺部の剛性が向上し、各空気流入口22,24,26の形状を保持し得る。これにより、空気案内ダクト10とエアコンユニット54との確実な連結を図り得ると共に、各空気流入口22,24,26と対応の各空気送出口56,58,60との整合が確実になされる。また、前記第1区画壁44および第2区画壁46が、ダクト本体11の長手方向における中央部に位置しているので、各ダクト壁部18,18の撓みや曲げおよび凹み変形等が好適に阻止され、ダクト10全体の剛性向上も好適に図られる。
【0018】
なおダクト壁部18の補強は、前記実施例に示した凹部34に限定されるものではなく、例えば図5に示すように、外側へ突出した凸部62を設けても該ダクト壁部18の剛性を高め得る。なお、このような形状とした場合、前記区画補強部材16の各区画壁44,46に対応した位置に前記凸部62を形成するようにすれば、該区画壁44,46の端縁部が該凸部62の内側凹部に嵌合した形態とすることが可能となり、第1半体12のダクト壁部18と固定補強部材16との係着力を高め得る。
【0019】
また、ダクト本体11に対する前記区画補強部材16の装着方法に関しては、前述した接着、貼着、溶着(融着)以外の方法を採用してもよい。例えば図6に示す如く、補強板部36の通口38(40)内縁に係止片66を設け、この係止片66を第2半体14のダクト壁部18に係止するようにしても、ダクト本体11に区画補強部材16を固定装着することができる。またこれに加えて、各区画壁44,46の上端縁部にビス孔64を設け、第1半体12のダクト壁部18の外側から各区画壁44,46へビス68を締結するようにすれば、区画補強部材16の固定強度を更に高め得る。なお、前記実施例の形態(接着、貼着、溶着)に加えて、各区画壁44,46の上端縁部にビス孔64を設け、第1半体12のダクト壁部18の外側から各区画壁44,46へビス68を締結するようにしても、区画補強部材16の固定強度を更に高めることができる。
【0020】
更に図7に示すように、前記エアコンユニット54のケース体側面に固定片(固定部)70を設けてあることを前提としたもとで、前記区画補強部材16の補強板部36に該固定片70に整合する取付片(取付部)72を一体的に形成し、エアコンユニット54に対して空気案内ダクト10を整合させるに際して整合した前記固定片70と取付片72とをビス74で結合するようにすれば、エアコンユニット54に対する空気案内ダクト10の好適な連結が図られる。すなわち前記区画補強部材16は、エアコンユニット54に対する空気案内ダクト10の取付固定部材としての機能を具有するようになる。なお、エアコンユニット54に対する区画補強部材16の固定形態は、前記ビス74による締結形態に限定されるものではなく、例えば前記取付片72の先端部を鉤状フック形状として、空気案内ダクト10をエアコンユニット54に整合させた際に、該取付片42が固定片70に係着する形態等としてもよい。
【0021】
なお前記第1半体12および第2半体14は、前記発泡樹脂シート材から成形したものに限定されず、樹脂シート材から成形されたものも対象とされる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る空気案内ダクトによれば、ダクト本体に区画補強部材を装着することにより、該区画補強部材の夫々の区画壁で各空気流通路が対応的に区画されるので、空気流入口の開口幅の縮小化に伴ってエアコンユニットの小型化を図り得る有益な効果を奏する。また、各区画壁がダクト本体の内面に当接しているので、該ダクト本体の変形が好適に防止されて剛性向上を図り得る。更に、空気流入口の周辺部には補強板部が装着されるので該空気流入口の形状保持も好適になされ、エアコンユニットの空気送出口との確実な連結および結合を図り得る等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例に係る空気案内ダクトを、エアコンユニットに連結した状態で示す概略斜視図である。
【図2】図1に示した空気案内ダクトを構成する第1半体、第2半体および区画補強部材を分離状態で示す斜視図である。
【図3】エアコンユニットに連結した空気案内ダクトを、一部破断して示す正面図である。
【図4】空気案内ダクトとエアコンユニットとの連結部分を、一部破断して示す正面図である。
【図5】ダクト本体に対する区画補強部材を装着する別形態を示す要部断面図である。
【図6】ダクト本体に対する区画補強部材を装着する更に別の形態を示す要部断面図である。
【図7】区画補強部材に形成した取付片とエアコンユニットに設けた固定片とをビス止めすることで、該エアコンユニットに空気案内ダクトを固定するようにした構成の一部破断正面図である。
【図8】エアコンユニットに連結した従来の空気案内ダクトを、一部破断して示す正面図である。
【図9】実施例の空気案内ダクトが内側に装着されるインストルメントパネルの斜視図である。
【符号の説明】
10 空気案内ダクト,11 ダクト本体,12 第1半体,14 第2半体,
16 区画補強部材,22 第1空気流入口,24 第2空気流入口,
26 第3空気流入口,36 補強板部,38 第1通口,40 第2通口,
42 第3通口,44 第1区画壁,46 第2区画壁,48 第1空気流通路,
50 第2空気流通路,52 第3空気流通路,54 エアコンユニット,
56 第1空気送出口,58 第2空気送出口,60 第3空気送出口,
70 固定片(固定部),72 取付片(取付部),
80 インストルメントパネル,82 第1空気吹出口,
84 第2空気吹出口,86 第3空気吹出口

Claims (6)

  1. 樹脂シート材から成形した第1半体(12)および第2半体(14)を長手方向に端部接合することでダクト本体(11)を形成し、エアコンユニット(54)の空気送出口(56,58,60)とインストルメントパネル(80)の所要位置に設けた空気吹出口(82,84,86)とを、該ダクト本体(11)に夫々画成した空気流通路(48,50,52)を介して対応的に連通し、前記エアコンユニット(54)からの調温空気を前記夫々の空気吹出口(82,84,86)へ案内するようにした空気案内ダクト(10)において、前記空気送出口(56,58,60)に対応する夫々の空気流入口(22,24,26)に整合するよう形成した通口(38,40,42)を有する補強板部(36)と、夫々の通口(38,40,42)の間で該補強板部(36)に立設形成した区画壁(44,46)とから区画補強部材(16)を構成し、
    前記区画壁(44,46)の夫々を前記空気流入口(26)を介してダクト本体(11)内へ挿入させた状態で、前記区画補強部材(16)を該ダクト本体(11)に固定し、
    前記各区画壁(44,46)は前記ダクト本体(11)の内面に密着して前記空気流通路(48,50,52)の夫々を対応的に区画すると共に、前記補強板部(36)は該ダクト本体(11)の外面に密着して前記夫々の空気流入口(22,24,26)の形状を保持し得るよう構成した
    ことを特徴とする空気案内ダクト。
  2. 前記ダクト本体(11)は、該ダクト本体(11)の内面に密着した前記各区画壁(44,46)と、該ダクト本体(11)の外面に密着した前記補強板部(36)により、変形防止が図られている請求項1記載の空気案内ダクト。
  3. 前記区画補強部材(16)は、前記補強板部(36)を前記ダクト本体(11)の外面に接着や貼着または溶着することで該ダクト本体(11)に固定される請求項1または2記載の空気案内ダクト。
  4. 前記区画補強部材(16)は前記補強板部(36)に係止部(66)を有し、この係止部(66)を前記ダクト本体(11)に係止することで該ダクト本体(11)に固定される請求項1または2記載の空気案内ダクト。
  5. 前記補強板部(36)には、エアコンユニット(54)に設けた固定部(70)に整合する取付部(72)を有し、これら取付部(72)と固定部(70)とを係着することで前記ダクト本体(11)を該エアコンユニット(54)に組付け得る請求項1〜4の何れかに記載の空気案内ダクト。
  6. 前記空気吹出口(82,84,86)は、前記インストルメントパネル(80)の左右および中央に設けられ、前記各空気流通路(48,50,52)はこれら空気吹出口(82,84,86)の夫々に対応的に連通している請求項1〜5の何れかに記載の空気案内ダクト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7780775B2 (en) 2005-05-02 2010-08-24 Ciba Specialty Chemicals Corp. Process for the preparation of a novel pigmented composition for use in offset inks

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