JP2001298157A - 保護回路及びこれを搭載した半導体集積回路 - Google Patents

保護回路及びこれを搭載した半導体集積回路

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JP2001298157A
JP2001298157A JP2000113065A JP2000113065A JP2001298157A JP 2001298157 A JP2001298157 A JP 2001298157A JP 2000113065 A JP2000113065 A JP 2000113065A JP 2000113065 A JP2000113065 A JP 2000113065A JP 2001298157 A JP2001298157 A JP 2001298157A
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Yoshihiko Hori
良彦 堀
Shunichi Murata
俊一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源電力の供給路を各回路毎に独立させた複数
の回路を組み合せて所望の信号処理を行う構成の回路
を、少ない数の保護素子で、外来の異常高電圧から確実
に保護することができる。 【解決手段】外部から電源電力を受け取るための独立し
た電源端子及びグランド端子の対(1Aと2A,1Bと
2B,1Cと2C)と、電源端子とグランド端子との間
に設けられた電源・グランド間保護素子6A,6B,6
Cとを少なくとも有する複数の回路A,B,Cの内、回
路間が信号線9AB,9ACで結ばれている回路の組合
せ(回路AとB及び回路AとC)に限って、電源端子ど
うし(端子1Aと1B及び端子1Aと1C)の間及び、
グランド端子どうし(端子2Aと2B及び端子2Aと2
C)の間に電源間保護素子7AB,7CA及びグランド
間保護素子8AB,8CAを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保護回路及びこれ
を搭載した半導体集積回路に関し、特に、それぞれ異な
る独立の電源電力供給路を持つ複数の回路を組み合せて
所望の信号処理を実行する構成の回路を、静電気のよう
な外来の異常高電圧から保護する回路と、そのような保
護回路を搭載した半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の保護回路について、半導体集積
回路(LSI)を例にとって、説明する。図6は、従来
の技術による保護回路を搭載したLSIの、回路ブロッ
クの配置の一例を示す。図6を参照して、このLSI
は、回路A、回路B、回路Cの3つの回路を備えてい
て、回路Aと回路Bとが回路間の信号線9ABで結ばれ
ている。また回路Aと回路Cとが、回路間の信号線9A
Cで接続されている。回路Bと回路Cとの間には、回路
間の信号線はない。各回路A,B,Cはそれぞれ、例え
ばCMOS構成のインバータやNANDゲート或いはN
ORゲートなどを含んでいて、回路Aと回路Bとの間の
信号線9ABは、回路Aの信号出力点(pMOSトラン
ジスタとnMOSトランジスタのドレイン電極どうしの
接続点)と、回路Bの信号入力点(pMOSトランジス
タとnMOSトランジスタの共通のゲート電極)とを接
続している。回路Aと回路Cの組合せについても、同じ
である。
【0003】各回路A,B,Cは、それぞれ毎に独立し
て外部から電源電力を受け取るために、外部電源端子と
外部グランド端子の組(1Aと2A,1Bと2B,1C
と2C)を1組ずつ備えている。また外部と信号をやり
取りするために、入出力端子3A,3B,3Cを備えて
いる。更に、回路Aは、電源端子1Aと入出力端子3A
との間に入出力保護素子4Aを備え、グランド端子2A
と入出力端子3Aとの間に入出力保護素子5Aを有し、
電源端子1Aとグランド端子2Aとの間には電源・グラ
ンド間保護素子6Aが設けられている。同様に、回路B
は保護素子4B,5B,6Bを備え、回路Cは保護素子
4C,5C,6Cを有している。各保護素子は、例えば
回路Aの場合であれば、外部端子である電源端子1A、
グランド端子2A或いは入出力端子3Aに静電気のよう
な外来の異常高電圧が印加されたとき、その異常高電圧
が回路A内の例えば上記MOSトランジスタのような回
路素子に直接加わるのを防いで、回路を保護するための
ものである。
【0004】上述の入出力保護素子及び電源・グランド
間保護素子は、端子間に或る一定電圧が掛るまでは絶縁
状態であり、それ以上の電圧が加わると導通状態になる
特性を示す素子であって、導通状態に変化するときの端
子間電圧が回路A,B,C内の保護すべき回路素子の耐
圧以下であること、導通時のインピーダンスが低いこ
と、電圧が印加されてから導通するまでの時間が短いこ
となどの条件を満たすことが求められる。保護素子とし
ては、上記の条件を満足するものであればどのような構
造のものであってもよいが、半導体集積回路にあって
は、製造プロセスの整合性などの点から、pn接合ダイ
オードや、ゲート電極とドレイン(又は、ソース)電極
とを結んでダイオード接続にしたMOSトランジスタの
順方向電圧や逆方向の降伏電圧を利用することが多く、
図7に数例を示すような、pn接合ダイオードやダイオ
ード接続のMOSトランジスタを単独で、或いは複数個
を組み合せて保護素子としたものを、図8に一例を示す
ように、各回路A,B,Cの外部電源端子、外部入出力端
子、外部グランド端子の間に接続する。
【0005】ここで、この図6に示されるLSIは、3
つの回路A,B,Cが外部や互いの回路どうしの間で信
号をやり取りして、LSI全体として所望の信号処理を
行うわけであるが、本発明との関連でいえば、回路Aと
回路Bとは信号線9ABで結ばれ、回路Aと回路Cとは
信号線9ACで結ばれて、互いに信号をやり取りするの
に対し、回路Bと回路Cとの間では信号の授受がない
点、つまり、全ての回路どうしが信号線で結ばれている
わけではない点に一つの特徴がある。また各回路A,
B,Cが、外部から電源電力の供給を受けるための外部
電源端子及び外部グランド端子の組を、互いに独立に備
えている点にもう一つの特徴がある。本発明は、上述の
二つの特徴を備えた回路を、静電気のような外来の異常
電圧から保護する技術に関わるものである。
【0006】上述の第二の特徴は、以下のような理由に
よる。すなわち、一般にLSIは、同一チップ上に形成
されたいくつかの独立した回路(以下、小回路と記す。
図6中の回路A,B,Cに相当する)が信号線で結ばれ
て、外部とチップとの間或いは小回路どうしの間で信号
をやり取りしながら所望の信号処理を行うものであっ
て、当然、各小回路には動作に必要な電源電力が供給さ
れなければならない。この小回路に対する電源電力の供
給は、最も単純には、チップ上に外部から電源電力を受
け取るための高位電源端子と低位電源端子の対を1対だ
け設け、その1対の外部電源端子からチップ上の全ての
小回路に電源線を走らせることによって、実現できる。
しかしながら、近年、LSIが大規模化し、高機能化、
高性能化するのに伴い、上述のような、1対の外部電源
端子だけでチップ上の全ての小回路に電源電力を供給す
る構造では、LSIが目的とする信号処理に支障が生じ
るようになってきている。
【0007】一例として、電源線を共通にしている場合
には、その電源線に生じたノイズ性の電源電圧の変動
(高位電源電位の低下、または低位電源電位の上昇)
が、電源線を通じて各小回路の動作不安定にさせたり、
場合によっては誤動作を起こさせることがある。上記の
ノイズ性の電源電圧の変動は、例えば出力バッファのよ
うな動作電流の大きい回路が、複数、外部の回路と信号
をやり取りするために一斉にスイッチ動作をするときな
どのように、各小回路の動作に伴って電源線に一時的に
大きな動作電流が流れたときに、電源線の配線抵抗によ
って電源電位VCCが低下したり或いはグランド電位が
浮き上がったりすることによって生じる。このような現
象が発生したときに、例えば各1本ずつの高位電源線と
低位電源線とでLSI内の全ての小回路に電源電力を供
給しているものとすると、或る幾つかの小回路が同時に
動作することで、別の小回路の電源電位VCCやグラン
ド電位も大きく変化することなる。その結果、その別の
小回路では、そこで扱う信号の振幅に対して動作マージ
ンが小さくなって、誤動作を起こし易くなったり、或い
は出力信号の振幅が小さくなって、次段の小回路が誤動
作し易くなる。更には、ノイズの程度によっては、ノイ
ズだけで小回路の状態が反転してしまうことにもなりか
ねない。そこで、或る小回路と他の小回路とで高位電源
線も低位電源線も別々にすることで、或る小回路が動作
することによるノイズ性の電源電圧の変動が、高位電源
線や低位電源線を通して他の小回路を動作不安定にした
り誤動作させるのを遮断するのである。
【0008】再び図6を参照して、この図に示すLSI
は、各回路A,B,C毎に入出力保護素子4Aと5A,
4Bと5B,4Cと5Cを備え、また電源・グランド間
保護素子6A,6B,6Cを有している。従って、各回
路毎では、いずれの外部端子の間に静電気のような異常
高電圧が印加されても、それによる電荷は各回路の保護
素子を通って各回路の電源線或いはグランド線に放電さ
れ、静電気のエネルギーの大部分は保護素子により消費
されて、回路の内部の素子は破壊から免れる。例えば、
回路Aにおいて、入出力端子3Aとグランド端子2Aと
の間に静電気が印加されたものとする。この場合、静電
気による電荷は、入出力保護素子5Aを通ってグランド
線12Aに流れ、回路A内の素子に静電気が加わること
はない。同様に、入出力端子3Aと電源端子1Aとの間
に静電気が加わったときは、電荷が入出力保護素子4A
を通って電源線11Aに流れることによって、回路Aが
保護される。また電源端子1Aとグランド端子2Aとの
間に静電気が加わった場合は、回路Aは電源・グランド
間保護素子6Aによって保護される。このように、回路
Aに対して、外部電源端子1A、外部グランド端子2A
または入出力端子3Aのいずれに外来の異常高電圧が加
わっても、回路Aは保護素子4A,5A,6Aによって
保護される。同じことが、他2つの回路B、回路Cにつ
いてもいえる。
【0009】しかしながら、LSI全体で考えた場合、
或る回路の外部端子とこれとは別の回路の外部端子との
間に異常高電圧が加わった場合には、保護機能が作用せ
ず、回路が破壊されることがある。以下に、その説明を
する。図8に、例えば回路Aの外部端子と回路Bの外部
端子との間に静電気が加わった状態を示す。尚、以下の
説明において、この場合の回路Cは保護動作には特には
関与しないので、図8は、これを簡略にして理解を容易
にするために、回路Cの部分を省いて示す。図8を参照
して、回路Aの入出力端子3Aと回路Bのグランド端子
2Bとの間に、入出力端子3Aの方が正となるような静
電気が加わったものとする。このとき、静電気による電
荷は、図8中に矢印の付いた実線で示すように、回路A
の入出力保護素子4Aを通って、一旦は回路Aの電源線
11Aに流れる。ところが、その電源線11Aはそれか
ら先、回路B側のどの配線にも接続していないので、電
源線11Aに流れた電荷は回路Aの内部に逆流し、回路
A内にあって回路Bへ信号を出力する素子10ABから
信号線9ABを通り、更に、回路B内にあって回路Aか
ら信号を受け取る素子10BAを通って、回路Bのグラ
ンド線12Bに抜ける。その結果、回路A内及び回路B
内にあって信号線9ABを介して信号をやり取りする素
子10ABと素子10BAとが破壊されてしまうことに
なる。
【0010】上述のような、各回路A,B,C毎に電源
電力の供給路が独立していることが原因で生じる回路の
破壊は、回路間の電源線どうしの間及びグランド線どう
しの間に保護素子を挿入することによって防ぐことがで
きる。図9に、各回路間の電源線どうし、グランド線ど
うしの間に保護素子を設けた構造のLSIの回路ブロッ
クの配置図を示す。図9を参照して、この図に示すLS
Iは、回路Aの電源線11Aと回路Bの電源線11Bと
の間、回路Bの電源線11Bと回路Cの電源線11Cと
の間及び回路Cの電源線11Cと回路Aの電源線11A
との間に、それぞれ電源間保護素子7AB,7BC,7C
Aが接続されている。また回路Aのグランド線12Aと
回路Bのグランド線12Bとの間、回路Bのグランド線
12Bと回路Cのグランド線12Cとの間及び回路Cの
グランド線12Cと回路Aのグランド線12Aとの間
に、それぞれグランド間保護素子8AB,8BC,8CA
を備えている。電源間保護素子7AB,7BC,7CA及
びグランド間保護素子8AB,8BC,8CAのそれぞれ
には、例えば図7(b)に示すような構造のものが用い
られる。この構造の保護素子は、両方の回路の電源電圧
が等しい場合に多く用いられる。またどちらか一方の電
源電圧が低い場合は、図7(a)に示す構造のものが用
いられる。更には、まれにではあるが、保護素子の両端
における電圧変動が大きく、図7(a)や図7(b)の構
造では通常状態でも導通してしまう場合は、図7(c)
や図7(d)に示す構造のものを用いることもある。
【0011】いずれにしろ、図9に示す構造のLSIに
おいて、前述したと同様に、回路Aの入出力端子3Aと
回路Bのグランド端子2Bとの間に、入出力端子3Aの
方が正になるような静電気が加わったものとすると、こ
れによる電荷は、図9中に矢印の付いた実線で示すよう
に、回路Aの入出力保護素子4Aから電源線11Aに流
れ、更に、回路Aの電源線と回路Bの電源線との間に設
けた電源間保護素子7ABを通って、回路Bの電源・グ
ランド間保護素子6Bからグランド線12Bに抜ける。
或いは、矢印の付いた破線で示すように、回路Aの入出
力保護素子5Aからグランド線12Aに流れ、更に、回
路Aのグランド線と回路Bのグランド線との間に設けた
グランド間保護素子8ABを通って、回路Bのグランド
線12Bに抜ける。どちらの放電経路を通るかは、保護
素子や配線のインピーダンス或いは保護素子が導通状態
に変化する電圧などによって決る。上に述べたのは、回
路Aの入出力端子3Aと回路Bのグランド端子2Bとの
間に異常高電圧が加わった例であるが、3つの回路A,
B,Cどうしの間で、各外部端子1A,2A,3A,1
B,2B,3B,1C,2C,3Cのどの組合せの間に
高電圧が加わった場合でも、またいずれの放電経路を辿
った場合でも、静電気による電荷が回路Aや回路Bの内
部に流れ込むことはなく、各回路A,B,Cは確実に保
護される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、チッ
プ上の各小回路がそれぞれ毎に外部から独立して電源電
力の供給を受ける構造のLSIの場合でも、図9に示す
ように、各小回路どうしの間で、電源線と電源線との間
及びグランド線とグランド線との間に、それぞれ電源間
保護素子又はグランド間保護素子を設けることによっ
て、異なる小回路の外部端子間に外来の異常高電圧が印
加されたときでも、各小回路を破壊から保護できる。
【0013】しかしながら、図9に示すように、全ての
小回路の組合せに対して電源間保護素子とグランド間保
護素子とを設けると、小回路の数、換言すれば独立した
電源電力の供給路の数が多くなると、それにつれて電源
間保護素子及びグランド間保護素子の数が非常に多くな
ってしまうという問題が生じる。すなわち、小回路の数
をn個(但し、nは2以上)とすると、電源間保護素子
とグランド間保護素子の組の数は n2 =n(n−1)
/2で表される数となり、小回路の数が3個であれば、
保護素子の組は、図9に示すように、3組で済むもの
の、小回路数が5個ならば10組、6個ならば15組と
いった具合に、電源間保護素子及びグランド間保護素子
の組の数は、小回路の数の増加に伴ってどんどん増えて
行ってしまうことになる。
【0014】従って本発明は、電源電力の供給路を各回
路毎に独立させた複数の回路を組み合せて所望の信号処
理を行う構成の回路を、少ない数の保護素子で、外来の
異常高電圧から確実に保護できるようにすることを目的
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の保護回路は、外
部から電源電力を受け取るための独立した高位電源端子
及び低位電源端子の対と、前記高位電源端子と低位電源
端子との間に設けられて、所定の値以上の電圧が加わっ
たときインピーダンスが低下して前記高位電源端子と低
位電源端子とを低インピーダンスで接続する高位・低位
電源間保護素子とを少なくとも有する複数の回路に対
し、回路間の高位電源端子どうしの間及び低位電源端子
どうしの間に、所定の値以上の電圧が加わったときイン
ピーダンスが低下して、前記高位電源端子どうしの間又
は前記低位電源端子どうしの間を低インピーダンスで接
続する高位電源間保護素子及び低位電源間保護素子を設
けた保護回路において、前記複数の回路に、回路間が信
号線で結ばれていない回路の組合せが有るとき、前記高
位電源間保護素子及び低位電源間保護素子を、回路間が
信号線で結ばれている回路の組合せに限って、設けたこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明の半導体集積回路は、同一チ
ップ上に、外部から電源電力を受け取るための独立した
高位電源端子及び低位電源端子の対と、前記高位電源端
子と低位電源端子との間に設けられて、所定の値以上の
電圧が加わったときインピーダンスが低下して前記高位
電源端子と低位電源端子とを低インピーダンスで接続す
る高位・低位電源間保護素子とを少なくとも有する複数
の回路と、回路間の高位電源端子どうしの間又は低位電
源端子どうしの間に設けられて、所定の値以上の電圧が
加わったときインピーダンスが低下して、前記高位電源
端子どうしの間又は前記低位電源端子どうしの間を低イ
ンピーダンスで接続する高位電源間保護素子及び低位電
源間保護素子を備える半導体集積回路において、前記複
数の回路に、回路間が信号線で結ばれていない回路の組
合せが有るとき、前記高位電源間保護素子及び低位電源
間保護素子を、回路間が信号線で結ばれている回路の組
合せに限って、設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
の形態に係る半導体集積回路の、回路ブロックの配置の
一例を示す図である。図1と図9とを比較すると、本実
施の形態に係るLSIは、電源間保護素子を、回路Aの
電源線11Aと回路Bの電源線11Bとの間及び、回路
Aの電源線11Aと回路Cの電源線11Cとの間に限っ
て設けている点と、グランド間保護素子を、回路Aのグ
ランド線12Aと回路Bのグランド線12Bとの間及
び、回路Aのグランド線12Aと回路Cのグランド線1
2Cとの間だけに接続している点が、従来の技術による
LSIと異なっている。つまり、図1に示すLSIは、
電源間保護素子とグランド間保護素子とを、信号線で結
ばれている回路どうし(回路Aと回路B及び、回路Aと
回路C)の間だけに設けていることになる。
【0018】図2に、入出力保護素子、電源間保護素子
及びグランド間保護素子にpn接合ダイオードを用いた
第1の実施例の、回路ブロックの配置図を示す。また、
図2に示すLSIにおいて、回路Aの入出力端子3Aと
回路Bのグランド端子2Bとの間に、入出力端子3Aの
方が正となるような静電気が加わったときの状態を、図
3に示す。尚、以下の説明において、この場合の回路C
は保護動作には特には関与しないので、図3は、これを
簡略にして理解を容易にするために、回路Cの部分を省
いて示す。図3を参照して、回路Aの入出力端子3Aに
印加された静電気による電荷は、図3中に矢印をつけた
実線で示すように、回路Aのグランド線側の入出力保護
素子5Aからグランド線12Aに流れ、更に、回路Aの
グランド線と回路Bのグランド線との間に設けたグラン
ド間保護素子8ABを通って、回路Bのグランド線12
Bに抜ける。或いは、矢印の付いた破線で示すように、
回路Aの電源線側の入出力保護素子4Aから電源線11
Aに流れ、更に、回路Aの電源線と回路Bの電源線との
間に設けた電源間保護素子7ABを通って、回路Bの電
源・グランド間保護素子6Bからグランド線12Bに抜
ける。どのような放電経路を通るかは、保護素子や配線
のインピーダンス或いは保護素子が導通状態に変化する
電圧などによって決るが、いずれの放電経路を辿った場
合でも、静電気による電荷は回路間の電源間保護素子7
AB又はグランド間保護素子8ABを流れ、回路Aや回
路Bの内部に流れ込むことはないので、回路A,Bは共
に確実に保護される。
【0019】次に、静電気が加わる場合の他の例とし
て、図4に、回路Bの入出力端子3Bと回路Cの入出力
端子3Cとの間に、入出力端子3Cの方が正となるよう
な静電気が加わった状態を示す。図4を参照して、この
場合は、回路Cの入出力端子3Cに印加された静電気に
よる電荷は、図4中に矢印の付いた実線で示すように、
回路Cの入出力保護素子4Cを通って電源線11Cに流
れ、更に、回路Cの電源線11Cと回路Aの電源線11
Aとの間に設けられた電源間保護素子7CAを通って電
源線11Aに流れる。次いで、回路Aの電源線11Aと
回路Cの電源線11Bとの間に設けられた電源間保護素
子7BAを通って、回路Bの電源線11Bに流れ、最終
的に、回路Bの入出力保護素子4Bを通って、回路Cの
入出力端子3Bに流れる。或いは、矢印の付いた破線で
示すように、回路Cの入出力保護素子5C→グランド線
12C→回路Cのグランド線12Cと回路Aのグランド
線12Aとの間のグランド間保護素子8CA→グランド
線12A→回路Aのグランド線12Aと回路Bのグラン
ド線12Bとの間のグランド間保護素子8AB→回路B
のグランド線12B→回路Bの入出力保護素子5B→回
路Cの入出力端子3Bの経路で流れる。いずれの放電経
路を通る場合でも、静電気による電荷が回路Aや回路B
の内部に流れ込むことはなく、各回路A,B,Cは確実
に保護される。
【0020】既に述べたように、電源端子とグランド端
子とを各回路毎に独立させ、電源電力供給路を異ならせ
たLSIで、特に静電気で破壊されやすいところは、各
回路間を結ぶ信号線に接続する回路素子である。これ
は、図6に示すような、回路間の電源端子どうしの間及
びグランド端子どうしの間に保護素子が何も挿入されて
いない構造のLSIにあっては、外部端子に加わった静
電気は、各回路毎には、回路の電源線或いはグランド線
に分散されて、各回路内の素子を破壊することはないも
のの、静電気が異なる回路ににまたがる場合には、その
静電気による電荷が回路間の信号線を通って一方の回路
から他方の回路へ流れることになり、結果として、その
信号線に接続する回路素子が破壊されるからである。
【0021】これに対して、本発明によれば、各回路
A、B,Cの間で、信号線で結ばれた回路どうしの電源
線間及びグランド線間に保護素子を挿入することによ
り、LSIの外部から印加された静電気は、異なる回路
の外部端子どうしの間にわたる場合でも、電源線間の保
護素子7AB,7CAやグランド線間の保護素子8A
B,8CAを通って流れるので、回路Aや回路B或いは
回路Cの内部を通ることはなく、各回路A,B,Cが静
電気によって破壊されることはない。
【0022】しかも本発明の場合、異なる回路の間の電
源間保護素子及びグランド間保護素子は、互いに信号線
で結ばれている回路どうしの間に限って設けるようにし
ているので、電源間保護素子及びグランド保護素子の組
は、チップ内の各回路を結ぶ信号線の数だけで済むこと
になる。通常、幾つかの回路を組み合わせて更に大きな
回路を作る場合でも、すべての小回路どうしが信号線で
結ばれていることは少なかったり、また各小回路は信号
の処理経路に従って直列に接続されることが多いので、
大抵の場合、電源間保護素子とグランド間保護素子の組
は、小回路の数程度で済むことになる。例えば、図5に
回路ブロックの配置図を示す第2の実施例における回路
A,B,C,Dのように全ての小回路が完全に直列に接
続されている場合の電源間保護素子とグランド間保護素
子の組は、(小回路の数−1)組で済む。
【0023】尚、本実施の形態においては、それぞれの
回路A,B,Cは全て、外部と信号をやり取りするため
の(外部)入出力端子3A,3B、3Cを備えているも
のとしたが、必ずしも全ての回路が外部に接続する入出
力端子を持っていなくても、本発明の作用効果が損なわ
れることはない。また本実施の形態では、信号の入・出
力用の外部端子3A,3B,3Cとして、1つの端子で
入力用と出力用とに切り替えて用いる構造の入出力端子
を用いた例について説明したが、この端子は、入力専用
の端子或いは出力専用の端子であっても構わない。外部
端子としての入出力端子又は入力端子若しくは出力端子
を備えていない場合は、図5に示す第2の実施例のLS
Iのように、各回路A,B,C,Dには、敢えて入出力
保護素子を設けなくてもよい。
【0024】また、図2に示す第1の実施例では、電源
間保護素子7AB,7BC,7CA及びグランド間保護
素子8AB,8BC,8CAに、全て同じ構造のものを
用いた例を示したが、本発明はこれに限られるものでは
ない。LSIには、例えばディジタル回路とアナログ回
路とを混在させたもののような、各回路A,B,Cで電
源電圧が異なるものがある。そのようなときは、電源間
保護素子やグランド間保護素子として、各回路A,B,
Cの電源電圧に応じて、図7に示される幾つかの保護素
子から構造の異なるものを適宜選択して、組み合わせる
ことができる。例えば、図1において、回路Aの電源電
圧と回路Bの電源電圧とが同じで、回路Cの電源電圧が
それより高い場合は、回路A,B間の電源間保護素子7
ABとグランド間保護素子8ABには図7(b)に示す
構造のものを用い、回路A,C間の電源間保護素子7C
Aとグランド間保護素子8CAには図7(a)に示す構
造の保護素子を用いて、ダイオードのアノードを回路A
側にし、カソードを回路C側にすればよい。入出力端子
保護素子4A,5A,4B,5B,4C,5Cについて
も、同様に、入出力信号の振幅の関係から、それぞれ異
なる構造のものを用いても構わない。
【0025】更には、電源・グランド間保護素子6A,
6B,6Cが設けられていさえすれば、電源端子と入出
力端子との間の保護素子4A,4B,4Cとグランド端
子と入出力端子との間の保護素子5A,5B,5Cとは
必ずしも対になっていなくてもよく、どちらか一方だけ
でも構わない。どちらか片方を省いた場合は、導通した
ときのインピーダンスが十分低くなるように、残りの片
方の保護素子の電流能力を倍にするのが好ましい。ま
た、電源間保護素子7ABとグランド間保護素子8A
B、電源間保護素子7CAとグランド間保護素子8CA
も必ずしも対で設ける必要はなく、どちらか一方だけで
もよい。しかしながら、どちらか一方だけにする場合
は、上述したように、残りの方の電流能力を大きくする
必要があり、保護素子の専有面積上の利点は少ないの
で、実用上は、放電経路の多様性を確保するという観点
から、本実施の形態のように、入出力保護素子も電源間
保護素子及びグランド間保護素子も、対で設けることが
望ましいであろう。
【0026】なお又、これまでは半導体集積回路を例に
して説明したが、複数の小回路の組合せによって所望の
信号処理を実行する構成の回路において、或る小回路の
動作に伴うノイズ性の電源電圧の変動が、共通の電源線
を介して他の小回路の状態や動作に悪影響を及ぼす現象
と、電源電力の供給路を小回路毎又は幾つかの小回路の
まとまり毎に独立させることによって電源電圧の変動が
伝播するのを遮断するという対策については、「LS
I」を「電子装置」に、「チップ」を「筐体」に読み替
えれば、一般に、電子装置に対しても本発明を適用でき
ることは明らかであろう。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源電力の供給路を各回路毎に独立させた複数の回路を
組み合せて所望の信号処理を行う構成の回路を、少ない
数の保護素子で、外来の異常高電圧から確実に保護する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体集積回路
の、回路ブロックの配置の一例を示す図である。
【図2】第1の実施例に係るLSIの、回路ブロックの
配置を示す図である。
【図3】第1の実施例において、回路Aの入出力端子と
回路Bのグランド端子との間に静電気が加わったときの
状態を示す図である。
【図4】第1の実施例において、回路Cの入出力端子と
回路Bの入出力端子との間に静電気が加わったときの状
態を示す図である。
【図5】第2の実施例に係るLSIの、回路ブロックの
配置図を示す図である。
【図6】従来の技術による一例のLSIの、回路ブロッ
クの配置を示す図である。
【図7】保護素子の構造のいくつかの例を示す図であ
る。
【図8】図6に示すLSIにおいて、回路Aの入出力端
子と回路Bのグランド端子との間に静電気が加わったと
きの状態を示す図である。
【図9】従来の技術による他の例のLSIの回路ブロッ
クの配置及び、回路Aの入出力端子と回路Bのグランド
端子との間に静電気が加わったときの状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B,1C 電源端子 2A,2B,2C グランド端子 3A,3B,3C 入出力端子 4A,4B,4C 入出力保護素子 5A,5B,5C 入出力保護素子 6A,6B,6C 電源・グランド間保護素子 7AB,7BC,7CA 電源間保護素子 8AB,8BC,8CA グランド間保護素子 9AB,9AC 信号線 11A,11B,11C 電源線 12A,12B,12C グランド線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から電源電力を受け取るための独立
    した高位電源端子及び低位電源端子の対と、前記高位電
    源端子と低位電源端子との間に設けられて、所定の値以
    上の電圧が加わったときインピーダンスが低下して前記
    高位電源端子と低位電源端子とを低インピーダンスで接
    続する高位・低位電源間保護素子とを少なくとも有する
    複数の回路に対し、回路間の高位電源端子どうしの間及
    び低位電源端子どうしの間に、所定の値以上の電圧が加
    わったときインピーダンスが低下して、前記高位電源端
    子どうしの間又は前記低位電源端子どうしの間を低イン
    ピーダンスで接続する高位電源間保護素子及び低位電源
    間保護素子を設けた保護回路において、 前記複数の回路に、回路間が信号線で結ばれていない回
    路の組合せが有るとき、前記高位電源間保護素子及び低
    位電源間保護素子を、回路間が信号線で結ばれている回
    路の組合せに限って、設けたことを特徴とする保護回
    路。
  2. 【請求項2】 前記信号線で結ばれている回路の内少な
    くとも1つ以上は外部と信号をやり取りするための外部
    端子を有し、 前記外部との信号授受のための外部端子を有する回路
    は、前記信号授受のための外部端子と高位電源端子との
    間又は低位電源端子との間の少なくとも一方に、所定の
    値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下し
    て、前記信号授受のための外部端子と高位電源端子との
    間又は低位電源端子との間を低インピーダンスで接続す
    る入出力保護素子を備えることを特徴とする、請求項1
    に記載の保護回路。
  3. 【請求項3】 同一チップ上に、外部から電源電力を受
    け取るための独立した高位電源端子及び低位電源端子の
    対と、前記高位電源端子と低位電源端子との間に設けら
    れて、所定の値以上の電圧が加わったときインピーダン
    スが低下して前記高位電源端子と低位電源端子とを低イ
    ンピーダンスで接続する高位・低位電源間保護素子とを
    少なくとも有する複数の回路と、回路間の高位電源端子
    どうしの間又は低位電源端子どうしの間に設けられて、
    所定の値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低
    下して、前記高位電源端子どうしの間又は前記低位電源
    端子どうしの間を低インピーダンスで接続する高位電源
    間保護素子及び低位電源間保護素子を備える半導体集積
    回路において、 前記複数の回路に、回路間が信号線で結ばれていない回
    路の組合せが有るとき、前記高位電源間保護素子及び低
    位電源間保護素子を、回路間が信号線で結ばれている回
    路の組合せに限って、設けたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  4. 【請求項4】 前記信号線で結ばれている回路の内少な
    くとも1つ以上は外部と信号をやり取りするための外部
    端子を有し、 前記外部との信号授受のための外部端子を有する回路
    は、前記信号授受のための外部端子と高位電源端子との
    間又は低位電源端子との間の少なくとも一方に、所定の
    値以上の電圧が加わったときインピーダンスが低下し
    て、前記外部端子と高位電源端子との間又は低位電源端
    子との間を低インピーダンスで接続する入出力保護素子
    を備えることを特徴とする、請求項3に記載の半導体集
    積回路。
  5. 【請求項5】 前記高位・低位電源間保護素子、高位電
    源間保護素子、低位電源間保護素子及び入出力保護素子
    に、pn接合ダイオードを用いたことを特徴とする、請
    求項1若しくは請求項2に記載の保護回路又は、請求項
    3若しくは請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記高位・低位電源間保護素子、高位電
    源間保護素子、低位電源間保護素子及び入出力保護素子
    に、流路電極の一方と制御電極とを接続してダイオード
    接続としたMOS電界効果トランジスタを用いたことを
    特徴とする、請求項1若しくは請求項2に記載の保護回
    路又は、請求項3若しくは請求項4に記載の半導体集積
    回路。
  7. 【請求項7】 前記信号線で結ばれた回路の組合せの内
    の少なくとも1組は、互いの回路の電源電圧が異なって
    いることを特徴とする、請求項3乃至6のいずれかに記
    載の半導体集積回路。
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