JP2001295879A - 液封入式防振装置 - Google Patents

液封入式防振装置

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JP2001295879A
JP2001295879A JP2000109316A JP2000109316A JP2001295879A JP 2001295879 A JP2001295879 A JP 2001295879A JP 2000109316 A JP2000109316 A JP 2000109316A JP 2000109316 A JP2000109316 A JP 2000109316A JP 2001295879 A JP2001295879 A JP 2001295879A
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Yukio Takashima
幸夫 高島
Akinari Kodama
陽成 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両への搭載作業時に前記底部材の当接を回
避でき、該底部材を薄肉化、軽量化でき、搭載作業性も
改善できる液封入式防振装置を提供する。 【解決手段】 振動源側に取付られる上側金具1と、車
体側に取付けられる下側の筒状の本体金具8とを、ゴム
弾性体よりなる防振基体3を介して結合し、本体金具3
の下部側に防振基体3と対向してダイヤフラム4を配す
るとともに、このダイヤフラム4の外方を覆う底部材9
を配し、ダイヤフラム4および底部材9を本体金具8の
下端部にかしめ締結手段により固定し、防振基体3とダ
イヤフラム4の間の内室5に液体を封入してなり、本体
金具8の下端部における前記かしめ締結部20の少なく
とも1個所に、底部材9とは離間して下方に延びる当接
防止用の補強部片10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
等の振動発生体を防振的に支承するのに用いられる液封
入式防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、自動車用エンジン等の振動発生体の振動を車体に伝
達させないように支承するエンジンマウント等の防振装
置として、例えば、特開平10−159888号公報等
に開示の液封入式防振装置が知られている。
【0003】この液封入式防振装置は、図6に示すよう
に、振動源側に取付けられる上側金具(101)と、車
体側に取付けられる下側外装金具(102)と、これら
両金具を互いに連結するゴム弾性体よりなる防振基体
(103)と、この防振基体(103)に対向して下側
外装金具(102)の側に配したダイヤフラム(10
4)とを備え、前記防振基体(103)とダイヤフラム
(104)の間の内室(105)に液体を封入し、さら
に前記内室を主液室(105a)と副液室(105b)
とに2分する仕切体(106)を設けるとともに、この
仕切体(106)に主液室(105a)と副液室(10
5b)とを連通させるオリフィス(107)を形成し、
オリフィスによる両液室の液流動効果と防振基体の振動
吸収効果で防振するようになっている。
【0004】前記上側金具(101)は防振基体(10
3)に加硫接着されるが、下側外装金具(102)は、
前記内室(105)にダイヤフラム(104)や仕切体
(107)等の内部構成部材を配置することから、通
常、防振基体(103)に加硫接着される下方に開口し
た筒状の本体金具(108)と、その下端部にかしめ手
段により締結される有底筒状の底部材(109)とから
構成されている。
【0005】そして、前記底部材(109)の底壁に取
付ボルト(109a)が突設され、該取付ボルト(10
9a)により車体側に取付けられるようになっている。
そのため、前記底部材(109a)には比較的大きな肉
厚を持つ板体が使用されている。
【0006】一方、車体側への取付構造として、前記防
振装置の下部を車体側に有する収容空間に落とし込むよ
うに嵌め入れ、筒状の本体金具に突設された取付板部に
より、車体側のブラケットに取付固定することも提案さ
れている。
【0007】この場合、前記底部材は車体側に固定され
るものではないため、その肉厚を薄くすることが可能で
あるが、この防振装置を取付けたエンジン等のパワーユ
ニットを車両のエンジンルームに搭載する際に、前記底
部材が車体側の部材に当接することがあり、この当接に
よる変形を回避するために、底部材の板厚を厚くしてお
く必要があった。
【0008】すなわち、エンジン等のパワーユニットの
搭載作業の際、かかる防振装置を前記パワーユニットの
左右両側のブラケットに上側金具を固定して取付けてお
き、車体側の収容空間に前記防振装置の下部を嵌め込ん
で、前記本体金具の取り付けステイの部分で固定する
が、この際に、かなり慎重に作業しても、前記底部材が
車体側のブラケット等の部材に当接することになり、特
に傾斜した防振装置の下部側の部分が当接し易いもので
ある。仮に、この当接により底部材が変形すると、防振
特性に影響し、初期の性能を保持できないことになる。
そのため、前記のように底部材の肉厚を大きくする必要
があり、コスト高になる上、防振装置の軽量化の障害と
もなっていた。
【0009】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、車両への搭載作業時に前記底部材の当接を回避でき
る構造にして、該底部材を薄肉化、軽量化でき、搭載作
業性も改善できる液封入式防振装置を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するものであり、振動源側に取付られる上側金具
と、車体側に取付けられる下側の筒状の本体金具とが、
ゴム弾性体よりなる防振基体を介して結合され、前記本
体金具の下部側に防振基体と対向してダイヤフラムが配
されるとともに、このダイヤフラムの外方を覆う底部材
が配され、前記ダイヤフラムおよび前記底部材が前記本
体金具の下端部にかしめ締結手段により固定され、前記
防振基体とダイヤフラムの間の内室に液体が封入されて
なる液封入式防振装置であって、前記本体金具の下端部
における前記かしめ締結部の少なくとも1個所に、底部
材とは離間して下方に延びる当接防止用の補強部片が設
けられてなることを特徴とする。
【0011】この液封入式防振装置によれば、振動源で
あるエンジン等のパワーユニットの搭載作業において、
該パワーユニットのブラケットに固定した防振装置の下
部を車体側の収容空間に嵌め込む際、本体金具の下端部
のかしめ締結部より底部材と離間して下方に延びた補強
部片を備えているため、この補強部片が車体側の部材に
当接することになって、底部材の当接が防止され、しか
も、前記補強部材の当接による影響も生じない。
【0012】前記のかしめ締結部における本体金具の下
端部が、外方へ折曲形成されたフランジ状段部と、該段
部に連続して延設された端縁部とよりなり、前記端縁部
が、前記ダイヤフラムを含む内部構成部材の外周部およ
び前記底部材の外フランジとを外側から囲むように折り
曲げられてかしめ固定されており、該端縁部の一部から
底部材との間に間隔を保有して前記補強部片が下方に延
設されてなるものとするのがよい。
【0013】これにより、前記かしめ締結部から下方に
延びた本体金具と一体の補強部片を設けることができ、
別部材を取付ける複雑な構造を採る必要がなく、しかも
本体金具下端部の端縁部により内部構成部材および底部
材を確実にかしめ締結できて、充分なシール性や固定強
度を確保できる、また、前記補強部片は、その両側端の
基部が前記端縁部のかしめ締結の折曲最外部の位置まで
切り込まれることにより、該折曲最外部から下方に延び
ているものとすることができる。これにより、防振装置
の下部の最も外方に張り出した部分から下方に延びた補
強部片を設けることができ、搭載時の底部材の当接防止
を確実になし得る。
【0014】前記補強部片は、底部材の底面が属する平
面もしくはその近くまで延びているものが好ましい。す
なわち、前記補強部片の長さが短か過ぎると、底部材の
当接防止の効果がなくなり、また長くなりすぎると、搭
載時の作業性がかえって悪化するので、前記の長さとす
るのがよい。
【0015】前記補強部片の先端部が内側に曲げられて
なるものが好ましい。すなわち、車両への搭載時に、前
記補強部片の先端が車体側の部材に対して当接した場合
の引っかかりが防止され、また防振装置の下部を収容空
間へ嵌め込む際に該補強部片がガイドの役目を果たし、
搭載作業が行い易くなる。
【0016】さらに、前記の液封入式防振装置は、前記
防振基体とダイヤフラムとの間の液体が封入された内室
には、該内室を主液室と副液室とに2分する仕切体が設
けられ、該仕切体に前記主液室と副液室とを連通させる
オリフィスが形成されているものにおいて特に好適に適
用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に示す
実施例に基づいて説明する。
【0018】図1は本発明の液封入式防振装置の1実施
例を示す縦断面図、図2は同上装置の側面図、図3の
(a)(b)は補強部片を有するかしめ締結部のかしめ
固定前後の状態を示す部分拡大断面図である。図4は他
の実施例を示す一部の断面図である。図5は防振装置の
取付形態の略示図である。
【0019】図1に示すように、この液封入式防振装置
(A)は、エンジン等の振動発生体側に取付けられる上
側金具(1)と、車体側に取り付けられる下側外装金具
(2)と、これら両金具(1)(2)間に介装されて両
金具を互いに連結するゴム状弾性体からなる防振基体
(3)と、この防振基体(3)に対向して前記下側外装
金具(2)側に配置され、防振基体(3)との間で液体
が封入される内室(5)を構成するゴム膜よりなるダイ
ヤフラム(4)とを備えている。
【0020】図示する実施例の場合、さらに前記内室
(5)を防振基体(3)側の主液室(5a)とダイヤフ
ラム(4)側の副液室(5b)とに仕切る仕切体(6)
を備え、この仕切体(6)の外周部に前記主液室(5
a)と副液室(5b)を連通させるオリフィス(7)が
設けられている。
【0021】前記の上側金具(1)は、平板状であっ
て、その中央には上方に突出してエンジン等に付設され
ているブラケットに締結するための取付ボルト(1a)
が固定されている。また、上側金具(1)の上面には、
大変位を防止し吸収するために、これよりも側方に張り
出す断面略横倒J字形のストッパ金具(スタビライザ
ー)(11)がピン(1b)により位置決めされて固設
されている。
【0022】前記下側外装金具(2)は、上部がテーパ
状に拡開した筒状の比較的厚肉の本体金具(8)と、上
端に拡開した外フランジ(91)を有する有底筒状をな
す比較的薄肉の底部材(9)とから構成されており、該
外フランジ(91)が前記本体金具(8)の下端部に締
結されている。
【0023】前記本体金具(8)は、その下端部が外方
へ折曲形成されて拡開したフランジ状段部(81)と、
このフランジ状段部(81)に連続して延設された端縁
部(82)とよりなり、前記端縁部(82)の内側に前
記ダイヤフラム(4)の補強金具よりなる外周部(4
1)および仕切体(6)の外周部(61)、並びに前記
底部材(9)の外フランジ(91)が挿入され、これら
を外側から囲むように前記端縁部(82)が内方に折り
曲げられてかしめ固定されている。これにより、前記本
体金具(8)と底部材(9)が締結されるとともに、内
部構成部材である前記ダイヤフラム(4)および仕切体
(6)の外周部(41)(61)が、前記段部(81)
と底部材(9)の外フランジ(91)との間にシール状
態を保持するように固定されている。(20)は前記の
かしめ締結部を示す。
【0024】前記防振基体(3)は、ゴム状弾性体によ
り厚肉の傘状に形成されてなり、その上部に前記上側金
具(1)が、また下部外周に下側外装金具(2)の前記
本体金具(8)の上部が加硫接着されるとともに、前記
ストッパ金具(11)の張り出した側と対応する位置の
一部から外側方向に突出形成されたストッパゴム部(3
1)を備えている。このストッパゴム部(31)は、前
記本体金具(8)の上端縁(83)の一部より半径方向
で外側に延設されたフランジ部(84)を包被して、前
記ストッパ金具(11)の先端部と対向しており、大変
位時に前記ストッパ金具(11)と当接することでスト
ッパ作用を果たすようになっている。
【0025】前記本体金具(8)の内周面には、前記防
振基体(3)のゴム状弾性体と一体の薄膜状のゴム層
(32)が設けられ、この内周面に前記仕切体(6)が
圧入嵌着されてオリフィス(7)が形成されている。
【0026】また、前記本体金具(8)の上端縁(8
3)には、前記ストッパ金具(11)の張り出し方向と
直交する両側方向に延出する取付板部(85)が突設さ
れており、該取付板部(85)の部分で車体側のブラケ
ット(B)に固定できるようになっている。
【0027】そして、本発明の液封入式防振装置(A)
の場合、前記の下側外装金具(2)における本体金具
(8)の前記かしめ締結部(20)には、その少なくと
も1個所において、前記端縁部(82)より前記底部材
(9)と離間して下方に延びる舌片状の補強部片(1
0)が設けられており、車両搭載時における底部材
(9)の車体側の部材との接触による変形を防止するよ
うになっている。
【0028】前記補強部片(10)は、前記かしめ締結
部(20)における前記本体金具(8)の端縁部(8
2)の一部から底部材(8)との間に間隔を有した状態
で装置軸心と略平行に下方に延設されている。
【0029】この補強部片(10)を設ける位置および
数は任意に設定できるが、この防振装置(A)は、図5
のように、自動車等の車両のエンジンルームにおいて、
エンジン等のパワーユニット(E)の左右両側で、例え
ば前記ストッパ金具(11)の張り出し側を下にした所
定角度の傾斜状態で向かい合うように取付けられて搭載
されることから、この傾斜した搭載形態においてその下
側になる位置に、例えば図のようにストッパ金具(1
1)の張り出し側との対応位置に設けておくのが好まし
い。
【0030】すなわち、パワーユニット(E)の左右両
側に傾斜状態で取り付けた防振装置(A)の下部を車体
側の収容空間(C)に嵌め込む際には、防振装置(A)
の底部材(9)のうち、特に傾斜した下部側の部分が車
体側の部材に当接する可能性が高いので、前記補強部片
(10)を前記のように傾斜した形態の下側になる位置
に設けて、底部材(9)の当接防止効果を確実に発揮で
きるようにするのがよい。
【0031】また前記補強部片(10)は、図1〜3の
ように、その両側端の基部が前記本体金具(8)の端縁
部(82)のかしめ締結の折曲最外部(82a)の位置
まで切り込んで、該折曲最外部(82a)から下方に延
設するほか、図4のように、前記端縁部(82)の終端
位置から補強部片(10)を下方に延設しておくことも
できる。前者の場合は、補強部片(10)と底部材
(9)との間に充分な間隔を保有でき、また後者の場
合、該補強部片(10)の部分においても端縁部(8
2)によりかしめ固定された状態になる。(10b)は
前記の切り込み部を示す。
【0032】前記補強部片(10)の長さは、図のよう
に底部材(9)の底面(92)が属する平面もしくはそ
の近くまで延び、その先端が前記の傾斜した搭載形態に
おいて最も下位になるように形成しておくのがよい。ま
た前記補強部片(10)の先端部(10a)を内側に曲
げ形成しておくのが好ましい。
【0033】なお、前記の補強部片(10)の幅は、端
縁部(82)によるかしめ固定の効果を損なわないよう
に設定すればよい。
【0034】上記した実施例の液封入式防振装置(A)
は、振動源であるエンジン等のパワーユニット(E)の
車両への搭載作業において、図5のように、予めパワー
ユニット(E)の両側に該防振装置(A)を上側金具
(1)により傾斜した状態に固定しておいて、車体側の
収容空間(C)に該防振装置(A)の下部を嵌め込む
際、下側外装金具(2)における本体金具(8)と底部
材(9)とのかしめ締結部(20)より底部材(9)と
離間して下方に延びる補強部片(10)が設けられてい
るので、仮に車体側のブラケット等の部材に当接する場
合には、前記補強部片(10)が当接することになっ
て、底部材(9)の当接が回避される。特に前記補強部
片(10)が最も当接が生じ易い傾斜した搭載形態の下
側に設けられていることにより、前記底部材(9)の当
接回避が効果的になされる。
【0035】そのため、該底部材(9)が比較的薄肉の
板材よりなるものであっても、当接による変形等が生じ
るおそれがない。また、それだけ底部材(9)を薄肉化
できることになり、防振装置(A)の軽量化を図ること
ができる。
【0036】また前記補強部片(10)の先端部(10
a)が内側に曲げられている場合、当接による引っかか
りがなく、この補強部片(10)がガイド作用を果た
し、収容空間へ容易に嵌め込むことができ、搭載作業性
を向上できる。
【0037】なお、前記のように下部を収容空間(C)
に嵌め込んだ防振装置(A)は、本体金具(8)の上端
縁(83)より両側に突設された取付板部(85)をブ
ラケット(B)にボルト等により固定することにより取
り付ける。
【0038】
【発明の効果】上記したように本発明の液封入式防振装
置は、下側外装金具における本体金具と底部材とのかし
め締結部から下方に延びた補強部片により、車両への搭
載作業時における底部材の車体側部材との当接および当
接による変形を回避できるので、該底部材を薄肉化で
き、防振装置を軽量化できるとともに、搭載時の作業性
も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液封入式防振装置の1実施例を示す縦
断面図である。
【図2】同上装置の側面図である。
【図3】(a)(b)それぞれ補強部片を有するかしめ
締結部のかしめ固定前後の状態を示す部分拡大断面図で
ある。
【図4】他の実施例を示す一部の断面図である。
【図5】本発明の防振装置のエンジン等のパワーユニッ
トへの取付形態を示す略示正面図である。
【図6】従来の液封入式防振装置の1例を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
(A) 液封入式防振装置 (1) 上側金具 (1a) 取付ボルト (2) 下側外装金具 (3) 防振基体 (4) ダイヤフラム (5) 内室 (5a) 主液室 (5b) 副液室 (6) 仕切体 (7) オリフィス (8) 本体金具 (9) 底部材 (10) 補強部片 (10a) 先端部 (10b) 切り込み部 (11) ストッパ金具 (31) ストッパゴム部 (81) フランジ状段部 (82) 端縁部 (83) 上端縁 (85) 取付板部 (91) 外フランジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動源側に取付られる上側金具と、車体側
    に取付けられる下側の筒状の本体金具とが、ゴム弾性体
    よりなる防振基体を介して結合され、前記本体金具の下
    部側に防振基体と対向してダイヤフラムが配されるとと
    もに、このダイヤフラムの外方を覆う底部材が配され、
    前記ダイヤフラムおよび前記底部材が前記本体金具の下
    端部にかしめ締結手段により固定され、前記防振基体と
    ダイヤフラムの間の内室に液体が封入されてなる液封入
    式防振装置であって、 前記本体金具の下端部における前記かしめ締結部の少な
    くとも1個所に、底部材とは離間して下方に延びる当接
    防止用の補強部片が設けられてなることを特徴とする液
    封入式防振装置。
  2. 【請求項2】前記かしめ締結部における本体金具の下端
    部が、外方へ折曲形成されたフランジ状段部と、該段部
    に連続して延設された端縁部とよりなり、前記端縁部
    が、前記ダイヤフラムを含む内部構成部材の外周部およ
    び前記底部材の外フランジとを外側から囲むように折り
    曲げられてかしめ固定されており、該端縁部の一部から
    底部材との間に間隔を保有して前記補強部片が下方に延
    設されてなる請求項1に記載の液封入式防振装置。
  3. 【請求項3】前記補強部片は、その両側端の基部が前記
    端縁部のかしめ締結の折曲最外部の位置まで切り込まれ
    ることにより、該折曲最外部から下方に延びている請求
    項2に記載の液封入式防振装置。
  4. 【請求項4】前記補強部片が、底部材の底面が属する平
    面もしくはその近くまで延びている請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の液封入式防振装置。
  5. 【請求項5】前記補強部片の先端部が内側に曲げられて
    なる請求項1〜4のいずれか1項に記載の液封入式防振
    装置。
  6. 【請求項6】前記防振基体とダイヤフラムとの間の液体
    が封入された内室には、該内室を主液室と副液室とに2
    分する仕切体が設けられ、該仕切体に前記主液室と副液
    室とを連通させるオリフィスが形成されている請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の液封入式防振装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133379A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 液封入式防振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009133379A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 液封入式防振装置

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