JP2001295818A - 木ねじ - Google Patents

木ねじ

Info

Publication number
JP2001295818A
JP2001295818A JP2000109391A JP2000109391A JP2001295818A JP 2001295818 A JP2001295818 A JP 2001295818A JP 2000109391 A JP2000109391 A JP 2000109391A JP 2000109391 A JP2000109391 A JP 2000109391A JP 2001295818 A JP2001295818 A JP 2001295818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
head
thread
angle
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000109391A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Karibe
貢 苅部
Yasuteru Karibe
泰輝 苅部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIGASHI NIPPON POWER FASTENING
HIGASHI NIPPON POWER FASTENING KK
Original Assignee
HIGASHI NIPPON POWER FASTENING
HIGASHI NIPPON POWER FASTENING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIGASHI NIPPON POWER FASTENING, HIGASHI NIPPON POWER FASTENING KK filed Critical HIGASHI NIPPON POWER FASTENING
Priority to JP2000109391A priority Critical patent/JP2001295818A/ja
Publication of JP2001295818A publication Critical patent/JP2001295818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B25/00Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
    • F16B25/001Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed
    • F16B25/0015Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed the material being a soft organic material, e.g. wood or plastic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B25/00Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
    • F16B25/0036Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw
    • F16B25/0084Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw characterised by geometric details of the tip
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B25/00Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
    • F16B25/10Screws performing an additional function to thread-forming, e.g. drill screws or self-piercing screws

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長さが長くて部材に深くねじ込まれる木ねじ
において、部材の割れを防止すると共に、高い締結強度
を確保する。 【解決手段】 軸1の一端部に台錐状の頭部2が形成さ
れており、軸1の他端部にはドリル部3が形成されてい
る。ドリル部3をピンポイント状に形成し、かつ、2つ
の切刃9が成すドリル角θ3を60°程度の鋭角に設定
する。ねじ山4の始端4aは切刃9の近傍に位置してい
る。頭部2にはフランジ2aが形成されている。また、
頭部2の座面には、放射状に延びる切削リブ6が、フラ
ンジ2aの周縁まで延びる状態で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材又は木質系部
材に各種の部材を締結するのに使用する木ねじに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】木ねじは、一般に、図8(A)に示すよ
うに、本体を成す軸1′の一端(基端)に台錐状等の頭
部2′を形成する一方、軸1′の他端(先端)は鋭く尖
らせて、軸1′の先端からねじ山4′が始まるように形
成されており、軸1′の回転によるねじ山4′の食い込
みを利用して、軸1′を部材に進入させている。
【0003】また、頭部2′を台錐状に形成した場合、
頭部2′が部材の内部に沈み込むように、頭部2′の座
面に、複数本の切削リブ(フレキ)6′を放射状に形成
することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この一般的な形態の木
ねじは、軸1′の先端部で部材を半径外向きに押し広げ
るようにして部材の中に進入していくため、部材の割れ
が発生しやすいと共にねじ込み抵抗が大きいという問題
があった。この問題は、ねじの長さが長くなればなるほ
ど顕著に現れる。
【0005】また、頭部2′の座面に切削リブ6′を設
けると、部材への頭部の沈み込みは容易ならしめること
ができるが、部材を頭部で押さえる力が低下して、締結
強度が低下するという問題があった。
【0006】これらの点について本願出願人は、図8
(B)に示すように、軸1′の先端に、複数の縦溝8′
及び切刃9′を有するドリル部3′を形成する一方、頭
部2′には薄肉のフランジ2aを形成した木ねじを提案
した(これと類似した形態のねじは実開平7−4103
9号公報にも開示されている)。
【0007】この場合、ドリル部3′における二つの切
刃9′で構成されるドリル角θ′は、鋼板用ドリルねじ
のドリル角と同様に110〜120°程度の鈍角に設定
されており、また、頭部2′の切削リブ6′はフランジ
2aの外周面よりも半径内側に位置していた。
【0008】この木ねじは、部材に下穴を空けながらに
軸1′を進入するものであるため、図8(A)のような
一般的な木ねじに比べると、部材の割れを低減できると
共に、ねじ込み抵抗も少なくして作業者の負担を軽減で
き、更に、頭部2′に設けたフランジ2aの存在によっ
て部材に対する押圧力が高いため、高い締結強度を得る
ことができた。
【0009】本願発明は、この図8(B)のように軸の
先端にドリル部を形成した木ねじにおいて、より一層の
性能向上を図ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、本体
を成す軸と、軸の一端部に形成した頭部と、軸の他端部
に形成したドリル部と、軸のうち少なくとも前記ドリル
部寄りの部位に形成したねじ山とを備えている。
【0011】そして、前記ドリル部は、軸心に対して傾
斜して延びる複数の切刃と、この切刃を形成するための
複数の縦溝とを備えており、前記切刃によって形成され
るドリル角を鋭角に設定し、更に、前記ねじ山の始端を
ドリル部の近傍に位置させるか又はドリル部と重複させ
ている。
【0012】請求項2の発明は、請求項1において、前
記頭部は、軸に連設した部位が小径で頂面の側が大径と
なる台錐状に形成されており、頭部のうち頂面の側に薄
いフランジを形成し、更に、頭部の座面に、略放射状に
延びる複数本の切削リブを、前記フランジの周縁まで延
びる状態で形成する一方、前記ねじ山を断続的に横断す
るようにごく緩いリード角で延びるノッチ群を形成し更
に、前記ドリル部のドリル角を40度〜70度に設定し
ている。
【0013】いずれの請求項においても、ドリル部の切
刃にはすくい角を設けると共に二番取りしておくのが好
ましい。ドリル部の最先端は、複数の刃先が1点で交わ
るピンポイント状に形成するのが好ましい(現実には製
造上の問題で理想的なピンポイントにすることは難しい
が、できるだけ、ピンポンイトに近づけるのが好まし
い)。
【0014】なお、本発明の木ねじは、複数の部材を重
ねて固定することに使用されるが、ねじ込まれる部材は
木材には限らず、木材程度の硬さの様々のものの締結に
使用できる。
【0015】
【発明の奏する効果】既に述べたように、先端を鋭く尖
らせた一般の木ねじの場合は、打ち込み当初における部
材へのねじ込みはスムースに行われるが、侵入深さが大
きくなるに従って抵抗が増大し、打ち込みトルクが大き
くなると共に部材の割れが発生し易い一方、ドリル部を
備えた従来の木ねじは、打ち込み当初におけるねじ山の
食い込みが悪いという問題があった。
【0016】これに対して本願発明の構成によると、打
ち込み当初において切刃は部材に突き刺さるような状態
になって、部材に対してドリル部を素早く進入させるこ
とができると共に、ねじ山を部材に素早く食い付かせる
ことができる。また、ドリル部の切れ味が向上して部材
を軽快に切削できるため、抵抗(回転トルク)を抑制し
た状態でドリル部とねじ山とを部材内に進入させること
ができる。
【0017】これら、部材に対するドリル部の進入とね
じ山の食い付きとを素早く行えることと、ドリル部とね
じ山とを部材内に軽快に進入させ得ることとが相俟っ
て、部材の割れを防止又は格段に低減することができる
と共に、作業能率も飛躍的に向上させることができ、更
に作業者の負担を軽減できる。
【0018】ドリル角を鋭角とすることによって部材の
割れ及びねじ込み抵抗を低減できるのは、ドリル部が尖
った状態になることによって切刃が部材に食い込みやす
くなることと、切刃の長さが長くなることによって切削
抵抗が低減することが主たる要因と考えられる。
【0019】請求項2のように構成すると、ねじ山にノ
ッチ群を形成したことにより、切り粉の詰まりを抑制し
て部材へのねじ山の食い込みが良好となるため、ねじを
より一層軽い力でねじ込むことができる。
【0020】加えて、切削リブはフランジの外周縁まで
延びているため、切削リブによってフランジが補強さ
れ、このため、フランジの厚さを0,5〜0.7mm程
度のような1mm以下に薄くしても、フランジを変形さ
せることなく部材の内部に確実に沈み込ませることがで
きる。
【0021】このため、頭部で部材をきっちりと押さえ
た状態を保持しつつ、フランジを部材の内部に沈み込ま
せることができる。従って、断熱材を内装することによ
って冷暖房効率を高めた外断熱構造の床や壁、天井など
に使用すると好適である。
【0022】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0023】(1).第1実施形態(図1〜図5) 図1〜図4では第1実施形態を示しており、図1のうち
(A)は木ねじの正面図、(B)は平面図、(C)は
(A)のC−C視断面図、(D)は(A)のD−D視断
面図、(E)は(D)のEーE視断面図、図2のうち
(A)は図1(A)のIIA-IIA視断面図、(B)はねじ
山の部分断面図、図4のうち(A)は底面図、(B)は
先端部の部分拡大図、図3のうち(A)は図3微のA−
A視断面図、(B)は図3(B)のB−B視断面図であ
る。
【0024】図1(A)に示すように、木ねじは、鋼や
ステンレス材等からなる軸1を備えており、軸1の一端
には略台錐状の頭部2を形成し、軸1の他端にはドリル
部3を形成し、軸1のうちドリル部3寄りのある程度の
範囲に1条のねじ山4を形成している。このため、軸1
はねじ部1aとねじ無し部1bとに分離している。
【0025】ねじ山4は転造によって形成しており、こ
のため、ねじ部1aの谷径D1はねじ無し部1bの直径
(素材の直径)D2よりも小径になっている。
【0026】頭部2の頂面には、ドライバビット(図示
せず)が係合する十字穴5を形成しており、また、図1
(E)に明示するように、頭部2には薄いリング状のフ
ランジ2aを形成している。また、頭部2の座面は70
°程度の円錐面になっており、この座面に、放射状に延
びる複数本(図では6本)の切削リブ6を突設してい
る。
【0027】図1(D)(E)に示すように、切削リブ
6は頭部2の付け根のからフランジ2aの周縁まで延び
ており、このため、切削リブ6の突出寸法は、頭部2の
付け根からフランジ2aに近づくに従って高さが徐々に
高くなっている。
【0028】また、図1(C)に示すように、切削リブ
6のうち回転方向に向かった面6aは平面視で放射方向
に延びるように設定し、また、切削リブ6の平断面角度
θ1(図1(C)参照)は45°程度に設定している。
図示の例では切削リブ6は軸線と平行に延びているが、
軸線に対して傾斜させても良い。
【0029】ねじ山4の角度θ1(図2(B)参照)は
45°前後に設定しており、ねじ山4のピッチPは谷径
D1よりもやや小さい寸法に設定している。
【0030】ねじ無し部1bの外径D2が4mm程度で
ねじ山4の外径が6mm程度の場合、頭部2におけるフ
ランジ2aの外径は11〜11.5mm程度で厚さは
0.5〜0.7mm程度に設定している。
【0031】ねじ山4には、当該ねじ山4を断続的に切
欠くように極く緩いリード角で延びる2条のノッチ群7
が形成されている。図2(A)に示すように、ノッチ群
7は平面視V字状に形成されており、ねじ山4を部分的
に切欠いた状態になっているが、図2(A)に一点差線
で示すように、ねじ山4を完全に分断した状態に形成し
ても良い。ノッチ群7は、ドリル部3における縦溝8の
終端部の箇所から始まっている。
【0032】図示の例では、ノッチ群7の延び方向はね
じ山4の延び方向と逆になっているが、ねじ山4の延び
方向と同じ方向に延びるように形成しても良い。また、
ノッチ群7は1条のみ又は3条以上形成しても良い。
【0033】ドリル部3は、軸心を挟んだ両側に2条の
縦溝8を形成することにより、軸心に対して傾斜した2
つの切刃9を有する形態となしている。2つの切刃9に
よって形成されるドリル角θ3(正確には、切刃9の回
転によって形成される仮想円錐面の広がり角度、或い
は、軸心に対する切刃9の傾斜角の2倍の角度)を60
°程度の鋭角に設定している。
【0034】図2(B)に示すように、切刃9には掬い
角(或いは掬い面)10が形成されており、また、切刃
9の後ろ側の面は、切刃9の仮想回転面よりも半径内側
に位置した逃げ面11になっている。すなわち、切刃9
は二番取りされている。
【0035】2つの切刃9の刃先は基本的には1点で交
わっており、このためドリル部3の最先端は、図4に示
すように、底面視で2つの切刃9が直線状に連なる状態
になっている。刃先はピンポイント状であることが好ま
しいが、ある程度はチゼルエッジ(又はチゼルエッジに
類した峰状の部分)が形成されていても良い。
【0036】ドリル部3のドリル角θ3を60°程度に
設定したことにより、切刃9の長さL(図1(A)参
照)はねじ山4のピッチPと同じ程度の寸法になってい
る。
【0037】ねじ山4の始端4aは切刃9の近傍に位置
しており、かつ、ねじ山4のうち始端寄りの一部は縦溝
8と重複している。切刃9に連なる垂直状エッジ部12
も切刃として機能させることは可能であり、この場合
は、垂直状エッジ部12にも掬い角を形成するのが好ま
しい。
【0038】ドリル部3は、製造能率の点から一般にピ
ンチポインティングで形成することが多いが、フライス
加工によって形成することも可能である。
【0039】図5の(A)〜(D)では上記した木ねじ
の使用態様の一部を示している。このうち(A)に示す
使用例では、住宅における断熱屋根の施工に適用した例
であり、主垂木14と副垂木15とでウレタンフォーム
等の断熱材16を挟み、これら三者を木ねじで共締めし
ている。副垂木15には更に合板性の屋根板17が固定
されており、屋根板17の上にスレート等の屋根材が張
られる。
【0040】図5(B)で示す使用例は床の施工に適用
したもので、大引18と根太19と床板20とを木ねじ
で共締めしている。また、(C)に示すのは住宅の断熱
床の施工に適用したもので、根太19と受け板21と断
熱材16と床板20とを木ねじで共締めしている。な
お、床板20や受け板21は合板製の場合が多い。
【0041】図5(D)に示すのは断熱壁に適用した例
であり、柱22と断熱材16と通気胴縁23とを木ねじ
で共締めしている。通気胴縁23に外壁材24が取付け
られる。
【0042】これらの使用例では、木ねじは、例えば直
径が6mm程度で全長が130〜200mm程度あり、
通常の木ねじに比べて長さが非常に長い。そして、いず
れの使用例においても、ねじ部1aは主垂木14や大引
18、根太19、柱22のような最奥の部材のみに完全
にねじ込まれて、ねじ無し部1bが最奥の部材14,1
8・・に部分的に入り込むように設定している。
【0043】ところで、従来のようにドリル角θ3を1
10〜120°程度に設定し、かつ、チゼルエッジが形
成されていると、ドリル部3を部材の表面にあてて回転
させながら押し付けても部材への切刃9の食い込みが悪
かった。
【0044】このため、ドリル部3が部材に僅かの寸法
だけ進入した状態で空回りするような状態となり、摩擦
熱によって煙が出るような現象が生じており、10秒程
度も空回りしてからやっと部材への進入が開始する状態
になることがあり、このため、作業能率が悪いだけでな
く、ねじ込み抵抗が大きいことによる部材の割れもしば
しば発生していた。
【0045】これに対して本願発明では、ドリル部3の
ドリル角θ3が鋭角でかつ先端はピンポイント状になる
ため、部材に対する切刃9の食い込み(食い付き)が良
好になると共に切削抵抗が著しく減少し、その結果、部
材の割れを防止又は著しく低減した状態で、軽い力でね
じ込むことができる。また、ねじ山4にノッチ群7を形
成しているため切り粉の詰まりを抑制することができ、
この点からも、軽い力でのねじ込みが助長される。
【0046】更に、部材に対する食い込みが良く、しか
も、ねじ山4が切刃9の近傍から始まっているため、図
5(E)のようなねじ込み初期の段階で、ドリル部3が
部材に進入すると、直ぐに部材に対するねじ山4の食い
込みが開始することになり、従来のようなドリル部3の
空回り現象は生じない。このため、作業能率を格段に向
上できる。
【0047】ところで、ねじ部1aの谷径(正確にはド
リル径)D1の半径をRとすると、ドリル角θ3が12
0°の場合には切刃9の長さL′(図3(B)参照)は
(2/√3)Rとなるが、ドリル角θ3が60°の場合
には切刃9の長さL′は2Rとなり、120°の場合に
比べて切刃9の長さL′は約1.7倍に長くなる。この
ため、切削抵抗が著しく低減して部材の割れを防止でき
ると考えられる。
【0048】木ねじは、ねじ山4と頭部2とで部材を挟
むものであるから、高い締結強度を得るには、頭部2で
部材をしっかりと押さえている必要がある。この点、本
発明では、頭部2にはフランジ2aを形成しているた
め、表側の部材に対する頭部2の押圧力が大きくなり、
高い締結強度を得ることができる。
【0049】しかも、切削リブ6がフランジ2aの周縁
まで延びる状態で形成されているため、頭部2は表側の
部材の表面から突出しない状態に沈めることができるの
であり、このため、表側の部材に屋根板17等の他の部
材を密着した状態に重ねることができる。
【0050】図5(A)(C)(D)のように、断熱材
16の固定用に使用した場合、頭部2におけるフランジ
2aの厚さ寸法が大き過ぎると、フランジ2aが表面側
の部材15,19,23に完全に沈み切らずに、断熱材
15を過度に締め付けてしまい、断熱材15が圧縮変形
してしまう場合がある。
【0051】この点、本実施形態のようにフランジ2a
の厚さを0.5〜0.7mm程度(すなわち直径に対す
る厚さの比率を0.045〜0.63程度)に設定する
と、フランジ2aを表面側の部材15,19,23に完
全に沈み込ませつつ、頭部2で表面側の部材15,1
9,23を適度に押圧できる。
【0052】すなわち、頭部2を部材15,19,23
の表面から突出させたり、断熱材15を圧縮変形させた
りすることなく、断熱材15を強固に固定することがで
きる。このため、本発明に係る木ねじは、床や壁、壁を
断熱外張り構造とすることによって冷暖房の効率を飛躍
的に高めた次世代省エネルギー基準使用住宅の建築用に
使用するのに特に好適である。
【0053】なお、フランジ2aの厚さが0.5〜0.
7mm程度と薄いと、切削リブ6がフランジ2aに掛か
っていない場合には、ねじ込みによってフランジ2aが
ラッパ状に曲がり変形して、フランジ2aが部材の外側
に突出してしまうことがある。このため、従来は、フラ
ンジ2aの厚さは1mm以上に設定しており、このた
め、フランジ2aが部材に沈み込みにくかった。
【0054】これに対して本発明のように切削リブ6を
フランジ2aの周縁まで延ばすと、切削リブ6がフラン
ジ2aを補強する役割を果たすため、フランジ2aは
0.5〜0.7mm程度の薄くても曲がり変形すること
はなく、このため、部材を頭部2でしっかりと押さえた
状態を保持しつつ、フランジ2aを部材の内部に確実に
沈み込ませることができる。
【0055】なお、本願発明者たちの実験によると、本
願発明が対象とする木ねじの場合、フランジ2aの直径
と厚さとには目立った相関関係は見られず、直径には関
係なく、厚さを1mm以下(好ましくは0.5〜0.7
mm程度)に設定することにより、上記の効果を得るこ
とができた。
【0056】ところで、図5(D)のように壁の施工に
使用する場合、木ねじは片持ち梁の状態で通気胴縁23
等を支持しており、このため、木ねじには、柱22から
突出した部分を下向きに曲げるような外力が作用する。
【0057】そして、木ねじの曲げ強度は、直径の三乗
に比例して増大するが、本実施形態のように、ねじ部1
aの全体が柱22に入り込むように設定すると、柱22
からはみ出た部分は谷径よりも大径のねじ無し部1bの
みであるため、ねじ部1aが柱22からはみ出ている場
合に比べて、曲げ応力強度を大きく向上できる。
【0058】また、図5(B)における大引18と根太
19、図5(C)における根太19と受け板21のよう
に、2つの部材が重なっている場合、ドリル部3が最奥
の部材に進入するに際して、両部材の間に隙間が空く現
象が生じ、ねじ部1aが両方の部材にかかっていると両
部材の間に隙間が空いたままになるが、ねじ部1aが最
奥の部材のみに入り込むように設定すると、最奥の部材
を強く引きつけて、部材を互いに密着した状態で強固に
締結することができる。
【0059】(2).第2実施形態(図6) 図6では第2実施形態を示しており、(A)は正面図、
(B)は(A)のB−B視断面図、(C)は(A)のC
−C視断面図、(D)は(A)のD−D視断面図、
(E)は底面図である。
【0060】この例では、(A)に示すように、正面視
で切刃9と縦溝8とがあわさっておおよそそ菱形をなし
ており、ドリル角θ3は45°程度に設定している。こ
のため、切刃9の軸方向の長さ寸法はねじ山のピッチの
2倍程度の寸法になっている。また、縦溝8は平断面台
形状に形成されており、このため、切刃9に掬い面10
が形成されている。また、切刃9における2番取りの逃
げ面11は平坦面に形成されている。
【0061】この実施形態では、縦溝8を挟んで刃先9
aと反対側に位置した峰9″もエッジ状になっており、
このため、この峰部9″のうち付け根り部位はある程度
の切削機能を備えている。このため、2つの切刃9と2
つの峰9″とで部材を切削する状態となり、高い切れ味
を確保できる。また、ねじ山4の始端4aはドリル部3
と部分的に重なっているため、部材に対するねじ山4の
食い込み機能も一層向上させることができる。
【0062】両切刃9と2つの峰9″とが軸心から同じ
距離となるように設定すると、峰9″の切削機能をより
向上できる。
【0063】(3).他の実施形態(図7〜図8) 図7ではドリル角θ3の別例である第3実施形態を示し
ている。これらはドリル部3を第1実施形態と同様の形
態にしており、(A)ではドリル角θ3を鋭角の最大角
度である90°に設定しており、(B)の実線では45
°程度に設定している。図ではノッチ群は省略してい
る。
【0064】いずれもドリル部3の最先端はピンポイン
ト状に形成している。また、切刃9にはすくい角(又は
すくい面:点線参照)と2番取りとが施されている。
【0065】(B)のようにドリル角θ3を45°程度
に設定すると、切刃9の軸方向長さLはねじ山4のピッ
チPよりもかなり長くなる。このように、切刃9の軸方
向長さがピッチPと同じ程度か又はそれよりも大きくす
ることが好ましい。
【0066】図6のうち(B)の一点鎖線では、ドリル
部3の最先端の位置は変えることなくドリル角θ3を3
0°程度に設定した場合を示しており、この場合は、縦
溝8でねじ山4を何回も分断する状態になるため、ねじ
山4の始端部4bが潰れてしまって、部材へのねじ山4
の食い込みが悪くなり、場合によっては、木ねじが空回
りして食い込まなくなる場合がある。
【0067】他方、(B)の二点鎖線で示すように、縦
溝8の位置は変えずに切刃9を突出させることによって
ドリル角θ3を30°程度とした場合は、ドリル部3の
長さが長くなり過ぎるため、打ち込み開始からねじ山4
の食い込みまでの時間が長くなるという欠点がある。ま
た、ドリル角θ3を過度に小さくすると切刃9の強度が
低下する問題もある。
【0068】従って、ドリル角θ3を過度に小さくする
のは得策でなく、一般には30°程度以上、より好まし
くは40°程度以上に設定するのが好ましい。他方、食
い込みの確実性からは、ドリル角θ3は80°程度以
下、より好ましくは70°程度以下とするのが好まし
い。
【0069】図8に示す第4実施形態では、円周方向に
等間隔で3つの切刃9を形成している。この例から容易
に理解できるように、切刃9の数はドリル径等に応じて
任意に設定できる。
【0070】(3).その他 本発明は、上記の形態以外にも様々に具体化できる。例
えばねじ山は1条には限らず、例えば高さの高いねじ山
と高さの低いねじ山とを2条形成するなどしても良い。
また、首下部分のようなねじ無し部の適当な箇所にロー
レット部やリーマ部を形成しても良い。
【0071】また、必要なら、ねじ山を軸の全長にわた
って延びるように形成することも可能である。また、切
刃の刃先9aは直線状に延びることには限らず、多少は
湾曲させた状態でも良い。
【0072】更に、請求項1においては、頭部の形状は
台錐状には限らず、六角頭やナベ頭のような他の形状で
も良い。また、ドライバビットの係合手段としては、十
字穴に代えて四角穴や六角穴、すりわりを形成するなど
しても良い。また、軸は断面円形には限らず六角形や八
角形のような角形に形成することも可能である。
【0073】(4).他の発明(図10) 図10及び図11では他の発明を示している。
【0074】このうち図10に示すのは、例えば構造用
合板やコンパネ材製等からなる床板20を根太19に締
結する場合のように、板材を角材に固定するのに好適な
木ねじであり、本発明の第1実施形態と同様に、台錐状
に形成した頭部2にフランジを形成すると共に、頭部2
の座面に、フランジ2aの周縁まで延びる状態で複数状
の切削リブ6を形成した点に特徴がある。
【0075】また、軸1のうち首下部分には、ダイヤモ
ンドカット状のローレット部26を形成している。ロー
レット部26の外径は谷径よりもやや大径になってお
り、このため、床板20等の板材の下穴はローレット部
26でさらえられる。
【0076】この例の場合、頭部2は本願発明の第1実
施形態と同じであるため、締結強度を損なうことなく、
頭部2を板材に埋め込ませることができる。特に、フラ
ンジ2aの直径と厚さとの関係を本願発明の第1実施形
態と同様に設定すると、より好ましい。
【0077】この図10における頭部2の形態及び本願
の第1実施形態における頭部の形態は、ドリル角とは切
り離して単独で独立した請求項になり得るものである。
【0078】(5).他の発明(図11) 図10に示すのは、石膏ボード27を枠材28に固定す
るのに好適な木ねじであり、(A)は正面図、(B)は
頭部の頂面を示す図、(C)は頭部の部分拡大断面図で
ある。
【0079】頭部2の座面をラッパ状に形成している点
と、軸1のうち石膏ボード27に入り込む部位に、枠材
28に入り込むねじ山4とは逆向きに延びる逆ねじ部
4′を形成している点、及び、頭部2の頂面に碁盤目状
(メッシュ状)に延びる多数本の溝29を形成している
点に特徴がある。頭部2には十字穴5が空いている。
【0080】この形態によると、逆ねじ部4′によって
切り粉を押し戻すため、石膏ボードの粉が表面がわにこ
ぼれ落ちることが殆どなく、このため現場が汚れるのを
防止できると共に、石膏ボードの粉によってドライバ工
具(ねじ連続打ち込み機)に悪影響を与えることも抑制
でき、更に、作業者の健康に悪影響を及ぼすことも防止
できる。
【0081】また、頭部2の座面がラッパ状になってい
るため、石膏ボード27の表面に貼った紙(図示せず)
が破れてしまうことを抑制でき、このため、頭部2で石
膏ボード27を押さえる力が向上して、高い締結強度を
確保することができる。
【0082】ところで、(C)に示すように、一般に、
石膏ボード27の表面に薄くパテ30を薄く塗って、そ
の上に壁紙31を貼っており、木ねじにおける頭部2の
頂面がフラットに過ぎない場合は、頭部2の頂面へのパ
テの乗りが悪いため(接着力が低いため)、頭部2の箇
所でパテが円形に剥がれ落ちる現象が生じ、その結果、
壁紙31を貼った後に外側から木ねじの箇所だけ円形に
形が残るような状態になり、体裁が悪いばかりか、欠陥
工事として住宅性能保証問題にもかかわってくる。
【0083】この点に対しては、頭部2を石膏ボード2
7に深く沈み込ませることによって対処していたが、こ
れでは石膏ボード27を過度に破壊して締結強度の低下
を招く虞があった。
【0084】これに対して、図10のように、頭部2の
頂面にメッシュ状の溝29を形成すると、パテ30が溝
29に入り込むことによって頭部の頂面に対するパテの
接着力が格段に高まるため、パテ30が木ねじの頭部の
箇所で剥がれ落ちることはない。このため、頭部2を石
膏ボード27に過度に深く沈め込まなくても、壁紙31
を美麗な状態に貼ることができにと共に、住宅性能保証
問題も回避できる。
【0085】ところで、多数本の木ねじを並列状に並べ
た状態で連結体に取付けることによって連結ねじとな
し、この連結ねじを打撃式のねじ連続打ち込み機に装填
して締結作業を行うことがある。
【0086】この打撃式のねじ連続打ち込み機は、ドラ
イバビットはその前進ストロークのうち例えば7〜8割
は回転することなく単に前進動し、残りの2〜3割の工
程で回転しながら前進するもので、回転初期においてド
ライバビットを木ねじにおける頭部2の十字穴に係合さ
せることにより、木ねじのねじ込みを行うものである
が、図10の発明のように、頭部2の頂面を基本的には
フラットな状態にすると、理由は明確ではないが、ドラ
イバビットで木ねじを打撃するに際して、木ねじが倒れ
て打ち込み不良になる率が著しく低くなる。
【0087】従って、図10の発明によると、打撃式ね
じ連続打ち込み機を使用して的確に打ち込み作業を行え
る状態の下で、パテ30の剥がれを防止して壁紙31を
美麗に貼れるのであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】(A)は図1(A)のIIA-IIA視断面図、
(B)はねじ山の部分断面図である。
【図3】(A)は底面図、(B)は先端部の部分正面図
である。
【図4】(A)は図3(B)のA−A視断面図、(B)
は図3微のB−B視断面図である。
【図5】使用状態を示す図である。
【図6】第2実施形態を示す図である。
【図7】第3実施形態を示す図である。
【図8】第4実施形態の底面図である。
【図9】従来技術を示す図である。
【図10】他の発明を示す図である。
【図11】更に他の発明を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1 軸 2 頭部 2a フランジ 3 ドリル部 4 ねじ山 4a ねじ山の始端 6 切削リブ 7 ノッチ群 8 縦溝 9 切刃 θ3 ドリル角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体を成す軸と、軸の一端部に形成した頭
    部と、軸の他端部に形成したドリル部と、軸のうち少な
    くとも前記ドリル部寄りの部位に形成したねじ山とを備
    えており、 前記ドリル部は、軸心に対して傾斜して延びる複数の切
    刃と、この切刃を形成するための複数の縦溝とを備えて
    おり、前記切刃によって形成されるドリル角を鋭角に設
    定し、 更に、前記ねじ山の始端をドリル部の近傍に位置させる
    か又はドリル部と重複させている、木ねじ。
  2. 【請求項2】前記頭部は、軸に連設した部位が小径で頂
    面の側が大径となる台錐状に形成されており、頭部のう
    ち頂面の側に薄いフランジを形成し、更に、頭部の座面
    に、略放射状に延びる複数本の切削リブを、前記フラン
    ジの周縁まで延びる状態で形成する一方、 前記ねじ山を断続的に横断するようにごく緩いリード角
    で延びるノッチ群を形成し、 更に、前記ドリル部のドリル角を40度〜70度に設定
    している、請求項1に記載した木ねじ。
JP2000109391A 2000-04-11 2000-04-11 木ねじ Pending JP2001295818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000109391A JP2001295818A (ja) 2000-04-11 2000-04-11 木ねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000109391A JP2001295818A (ja) 2000-04-11 2000-04-11 木ねじ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001295818A true JP2001295818A (ja) 2001-10-26

Family

ID=18622092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000109391A Pending JP2001295818A (ja) 2000-04-11 2000-04-11 木ねじ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001295818A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329254A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Japan Power Fastening Co Ltd 2条式木ねじ
JP2007327540A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Higashi Nippon Power Fastening Kk 垂木固定用木ネジ
JP2010084941A (ja) * 2009-05-26 2010-04-15 Higashi Nippon Power Fastening Kk 外張り断熱用木ねじ
JP2012072840A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Kitamura Seiko Kk 木ねじ
JP2014001770A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Pias Hanbai Kk ラバーシートの表層を持つ積層材用ねじ
JP2014066287A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Daiwa House Industry Co Ltd ねじの締結構造
JP2016098938A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 東日本パワーファスニング株式会社 木ねじ
JP2017067297A (ja) * 2017-01-23 2017-04-06 三菱電機株式会社 木ねじ
KR101722334B1 (ko) * 2015-10-23 2017-04-11 서동인 목재용 나사
KR101722335B1 (ko) * 2015-10-23 2017-04-11 서동인 목재용 나사의 제조방법
CN116906425A (zh) * 2023-02-03 2023-10-20 浙江天开实业有限公司 一种高低双牙螺丝及其加工用打头机

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329254A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Japan Power Fastening Co Ltd 2条式木ねじ
JP2007327540A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Higashi Nippon Power Fastening Kk 垂木固定用木ネジ
JP2010084941A (ja) * 2009-05-26 2010-04-15 Higashi Nippon Power Fastening Kk 外張り断熱用木ねじ
JP2012072840A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Kitamura Seiko Kk 木ねじ
JP2014001770A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Pias Hanbai Kk ラバーシートの表層を持つ積層材用ねじ
JP2014066287A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Daiwa House Industry Co Ltd ねじの締結構造
JP2016098938A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 東日本パワーファスニング株式会社 木ねじ
KR101722334B1 (ko) * 2015-10-23 2017-04-11 서동인 목재용 나사
KR101722335B1 (ko) * 2015-10-23 2017-04-11 서동인 목재용 나사의 제조방법
JP2017067297A (ja) * 2017-01-23 2017-04-06 三菱電機株式会社 木ねじ
CN116906425A (zh) * 2023-02-03 2023-10-20 浙江天开实业有限公司 一种高低双牙螺丝及其加工用打头机
CN116906425B (zh) * 2023-02-03 2024-04-05 浙江天开实业有限公司 一种高低双牙螺丝加工用打头机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5516248A (en) Low torque wood screw
US5449257A (en) Self drilling anchor
US6923611B2 (en) Self-drilling fastener
US20060291978A1 (en) Threaded screw fastener characterized by high pull-out resistance, reduced installation torque, and unique head structure and drive socket implement or tool therefor
CA2711829C (en) Universal fastener
US20120266560A1 (en) Self-counterboring, screw-threaded headed fastener with enlarged flanged portion or wings having cutting teeth thereon, and cutting wrench/screw gun sockets
JP2001295818A (ja) 木ねじ
AU2002214828B2 (en) Cutting Screw
JP2007016864A (ja) 締結具及びこれを構成するねじ・座金
US5909992A (en) Self-tapping screw for fastening a metal corrugated board
JP3291202B2 (ja) セルフドリリングアンカー
US5074729A (en) Drill screw having cutting edges each forming an arc curving to a head side
JP4832163B2 (ja) 石膏ボード締結用の自己穿孔ねじ
SG173080A1 (en) Self drilling screw
JP7089215B2 (ja) 締結装置及びこれを使用した軟質材の固定構造
JP3215000U (ja) 木ねじおよびキャビネットの固定構造
JPH1037925A (ja) ねじ、タッピンねじ及びドリルねじ
JP2006177436A (ja) 薄板用タッピンねじ
JP2008057170A (ja) 屋根材などの締結用ネジ
JP2002039134A (ja) タッピングねじ
JP6912643B1 (ja) 軟質材固定用の締結具
JP7320893B1 (ja) 固定具
JP3027065U (ja) 木ネジ
JP3012346U (ja) 自己穿孔ねじ
EP3150870B1 (en) Screw

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040317

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040427

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Effective date: 20050131

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405