JP2001294089A - ドアミラー構造 - Google Patents

ドアミラー構造

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JP2001294089A JP2000113679A JP2000113679A JP2001294089A JP 2001294089 A JP2001294089 A JP 2001294089A JP 2000113679 A JP2000113679 A JP 2000113679A JP 2000113679 A JP2000113679 A JP 2000113679A JP 2001294089 A JP2001294089 A JP 2001294089A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアミラーの組付作業性を向上させることが
できるドアミラー構造を得る。 【解決手段】 ドアミラー本体14の基端部14Aから
はコード20が引き出されている。一方、ドアミラーベ
ース16の張り出し部36には、従来のコード挿入孔に
替えてスリット38が形成されている。従って、ドアミ
ラー組立ラインでは、コード20を矢印A方向からスリ
ット38へ簡単に挿入することができる。その結果、ド
アミラーの組付作業性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアミラー本体の
基端部側からコードが引き出される場合に適用されるド
アミラー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9には、従来の一般的なドア
ミラー100が示されている。これらの図に示されるよ
うに、ドアミラー100は、後方視認のためのミラー1
02を備えたドアミラー本体104と、当該ドアミラー
本体104の基端部104A側を支持しかつ車両のサイ
ドドアへの取付け座面として使用されるドアミラーベー
ス106と、当該ドアミラーベース106の表面を覆う
カバー108とによって構成されている。
【0003】さらに、上記構成のドアミラー100の場
合、ドアミラー本体104の基端部104Aからコード
110が引き出されている。なお、このコード110
は、ドアミラー本体104内に配設された電装品(例え
ば、ミラー角度調整機構や照明装置等)へ給電等するた
めのものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のドアミラー100による場合、コード110を
挿通させるためにドアミラーベース106の張り出し部
112に円孔で構成されたコード挿入孔114を形成
し、ドアミラー組立ラインにおいては、先にコード11
0をコード挿入孔114内へ挿入させ、その後にドアミ
ラーベース106等の組付作業を行っていた。ところ
が、円孔であるコード挿入孔114内へこれと同等の外
径を有するコード110を、ライン工程上決められた短
い時間内で挿入し、更にその後の組付作業を行うために
はある程度の熟練度が要求される。従って、従来のドア
ミラー構造は、この点において改良の余地があった。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、ドアミラーの
組付作業性を向上させることができるドアミラー構造を
得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るドアミラー構造は、車両の後方を視認するための鏡
体を保持すると共に基端部側からコードが引き出された
ドアミラー本体と、車両略水平面内で延在されると共に
前記ドアミラー本体の基端部を支持し更に前記コードが
挿入可能なスリットが形成された張り出し部を含んで構
成されたドアミラーベース部と、を有することを特徴と
している。
【0007】請求項2記載の本発明に係るドアミラー構
造は、請求項1記載の発明において、前記スリットは、
平面視でクランク状に屈曲されている、ことを特徴とし
ている。
【0008】請求項3記載の本発明に係るドアミラー構
造は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前
記スリットの開口端部は、車両前方側以外の方向へ向け
られている、ことを特徴としている。
【0009】請求項4記載の本発明に係るドアミラー構
造は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ドアミラーベース部は複数の要素に分割さ
れており、当該複数の要素が相互に組み合わされた状態
では、前記スリットの開口端部が閉止されている、こと
を特徴としている。
【0010】請求項1記載の本発明によれば、ドアミラ
ー組立ラインにおいて、以下の如くして、ドアミラーの
組付作業を行うことができる。
【0011】ドアミラーベース部はドアミラー本体の基
端部を支持する張り出し部を備えており、当該張り出し
部にはコード挿入孔(円孔)ではなくスリットが形成さ
れているため、ドアミラー本体の基端部側から引き出さ
れたコードは、スリットの開口端部側から簡単に挿入す
ることができる。すなわち、本発明によれば、従来では
行われていたコードをコード挿入孔(円孔)内へ挿入す
るという煩わしい作業を廃止することができる。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、張り出し
部に形成されたスリットが平面視でクランク状に屈曲さ
れているため、平面視でストレート形状のスリットを形
成した場合に比べてコードがスリットから抜けにくくな
る。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、スリット
の開口端部は車両前方側以外の方向へ向けられているた
め、車両高速走行時(前進時)にスリット内に気流が入
りにくくなる。
【0014】請求項4記載の本発明によれば、ドアミラ
ーベース部は複数の要素に分割されており、当該複数の
要素が相互に組み合わされた状態では、スリットの開口
端部が閉止されているため、組付後の状態においてコー
ドがスリットから抜けるのを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1及び
図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る可倒式のド
アミラー10について説明する。
【0016】図1には本実施形態に係る可倒式のドアミ
ラー10の分解斜視図が示されており、又図2には当該
ドアミラー10の組付状態における縦断面図が示されて
いる。これらの図に示されるように、ドアミラー10
は、車両の後方を視認するためのミラー(鏡体)12を
保持するドアミラー本体14と、当該ドアミラー本体1
4の基端部14Aを回転可能に支持するドアミラーベー
ス16と、当該ドアミラーベース16に下側から被嵌さ
れるカバー18とによって構成されている。
【0017】なお、上記構成要素のうち、ドアミラーベ
ース16及びカバー18が、本発明における「ドアミラ
ーベース部」に相当する。換言すれば、本実施形態で
は、「ドアミラーベース部」が二分割された構造になっ
ている。
【0018】上述したドアミラー本体14の基端部14
A側からは、コード20が引き出されている。このコー
ド20は、ドアミラー本体14内に配設された例えば鏡
面角度調整装置や足元照明装置等のための給電線等をワ
イヤハーネス化したものである。
【0019】また、ドアミラー本体14の基端部14A
側には、ドアミラー10の格納・復帰時に回転中心とな
るピボット部22が設けられている。ピボット部22
は、後述するドアミラーベース16の張り出し部36に
固定されるピボットシャフト24と、当該ピボットシャ
フト24に軸方向移動可能に挿嵌された有底円筒状のピ
ボットハウジング26と、ピボットシャフト24の上端
部外周に固定されたスプリングシート28と、当該スプ
リングシート28とピボットハウジング26の底部との
間に巻装された圧縮コイルスプリング30とによって構
成されている。
【0020】ピボットシャフト24の軸心部にはコード
挿通孔32が形成されており、このコード挿通孔32内
へ上述したコード20が挿通されている。
【0021】一方、ドアミラーベース16は、車両側方
から見て略三角形状に形成されたベース取付部34と、
当該ベース取付部34の下縁側から車両幅方向外側へ向
けて延出された張り出し部36とによって構成されてお
り、金属製とされている。ベース取付部34は、図示し
ないボルト及びナット等の固定具によって車両のサイド
ドアのコーナー部に固定されている。また、前述したよ
うに、本実施形態における「ドアミラーベース部」はド
アミラーベース16及びカバー18から成る二分割構造
とされているため、つまりベース取付部34の外側表面
を覆う別部品のカバーは使用しない構成であるため、ベ
ース取付部34の表面所定範囲(車外側から見える露出
面)には、樹脂による被覆や塗装等の処理が施されてい
る。
【0022】ここで、上述したドアミラーベース16に
おける張り出し部36には、ストレート形状のスリット
38が形成されている。このスリット38は車両幅方向
を長手方向として形成されており、その開口端部38A
は車両幅方向の外側へ向けられている。さらに、スリッ
ト38の周囲三箇所には、上述したピボットシャフト2
4の底部24Aを張り出し部36に固定するためのスク
リュー挿通孔40が形成されている。
【0023】また、ドアミラーベース16の張り出し部
36の底面側には、平面形状が張り出し部36と同様の
略矩形状とされた樹脂製のカバー18が装着されてい
る。カバー18の車両幅方向に沿った縦断面形状は略L
字形とされており、底壁部18A及び縦壁部18Bを備
えている。底壁部18Aの所定位置(張り出し部36に
形成されたスクリュー挿通孔40と同軸上となる位置)
には、スクリュー42を挿通させるための円筒状のボス
44が形成されている。この円筒状のボス44及びスク
リュー挿通孔40内へスクリュー42が下側から挿入さ
れて、前述したピボットシャフト24の底部24Aに螺
入されることにより、カバー18及びドアミラー本体1
4がドアミラーベース16の張り出し部36に共締めさ
れている。
【0024】さらに、縦壁部18Bの中央部には、上述
したスリット38の閉止端部38B側へ向けて突出され
た突起46(広義には「スリット閉止部」として把握さ
れる要素である)が形成されている。この突起46の厚
さはスリット38のスリット幅よりも若干薄く設定され
ており、カバー18が張り出し部36の底面側に組み付
けられた状態では、突起46がスリット38の開口端部
38Aに嵌合されている。これにより、スリット38
は、カバー18の突起46によって閉止されている。ま
た、カバー18が張り出し部36の底面側に組み付けら
れた状態では、カバー18の底壁部18Aとドアミラー
ベース16の張り出し部36との間に所定の隙間48が
形成されている。そして、この隙間48を利用して、前
述したコード20が配索されている。
【0025】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0026】本実施形態に係るドアミラー10は、その
組立ラインにおいて、以下の如くして組み立てられる。
【0027】ドアミラー本体14がサブアッセンブリ化
された状態では、図1に示される如く、ドアミラー本体
14の基端部14Aからコード20が下方へ引き出され
ている。この状態において、まずコード20が図1の矢
印A方向を組付方向としてドアミラーベース16のスリ
ット38の開口端部38Aから挿入される。この作業、
即ちコード20のスリット38への挿入作業は、従来の
作業(即ち、コードをコード挿入孔内へ挿入する作業)
に比べれば、格段に容易であると共に極めて短時間で行
うことができる。
【0028】次いで、ドアミラーベース16の張り出し
部36の底面側に、図1の矢印B方向を組付方向として
カバー18が装着される。具体的には、カバー18の底
壁部18Aに形成されたボス44及び張り出し部36に
形成されたスクリュー挿通孔40内へスクリュー42が
それぞれ挿入され、更にドアミラー本体14の基端部1
4A側に螺入される。これにより、ドアミラー本体14
及びカバー18がドアミラーベース16の張り出し部3
6に共締めされ、ドアミラー本体14にあってはピボッ
トシャフト24回りに回転可能に支持され、又カバー1
8にあってはドアミラーベース16の張り出し部36の
底面側に組み付けられる。
【0029】このとき、カバー18に形成された突起4
6がスリット38の開口端部38Aに嵌合されること
で、スリット38が閉止される。これにより、コード2
0のスリット38からの抜け止めがなされる。また同時
に、カバー18の底壁部18Aとドアミラーベース16
の張り出し部36との間に所定の隙間48が形成され、
この隙間48を利用してコード20が配索される。上記
により、ドアミラー10の組立作業が終了し、その後は
車両のサイドドアのコーナー部へ取り付けられることに
なる。
【0030】このように本実施形態では、ドアミラーベ
ース16の張り出し部36に従来のコード挿入孔に替え
てスリット38を形成したので、ドアミラー本体14か
ら引き出されたコード20をスリット38の開口端部3
8A側から簡単に挿入することができる。すなわち、本
実施形態によれば、従来では行われていたコードをコー
ド挿入孔(円孔)内へ挿入するという煩わしい作業を廃
止することができる。その結果、ドアミラー10の組付
作業性を向上させることができる。
【0031】また、本実施形態では、ドアミラーベース
部をドアミラーベース16とカバー18とに二分割する
と共にカバー18に突起46を形成し、カバー18がド
アミラーベース16の張り出し部36に組み付けられた
状態では、突起46によってスリット38の開口端部3
8Aを閉止する構成にしたので、組付後の状態において
コード20がスリット38から抜けるのを防止すること
ができる。その結果、本実施形態によれば、コード20
の取付状態の安定化を図ることができる。
【0032】さらに、本実施形態では、スリット38の
開口端部38Aが車両前方側以外の方向(具体的には、
車両幅方向外側)へ向けられているため、車両高速走行
時(前進時)にスリット38内に気流が入りにくくな
る。その結果、本実施形態によれば、車両高速走行時
(前進時)における風切り音の発生を防止することがで
きる。
【0033】〔第2実施形態〕次に、図3乃至図5を用
いて、本発明の第2実施形態に係る可倒式のドアミラー
50について説明する。なお、前述した第1実施形態と
同一構成部分については、同一番号を付してその説明を
省略する。
【0034】これらの図に示されるように、本実施形態
では、スリットがクランク状に形成されている点、並び
に、「ドアミラーベース部」が三分割されている点に特
徴がある。
【0035】具体的に説明すると、本実施形態における
ドアミラーベース52はベース取付部54及び張り出し
部56を備えている点で前述した第1実施形態と同様の
構成であるが、図5に示される如く、張り出し部56の
略中央部には平面視で円形の凹部58が形成されてお
り、当該凹部58の内周側にクランク形状のスリット6
0の閉止端部60Aが位置されている。スリット60
は、この閉止端部60Aから凹部58の中央部まで略車
両後方側へ直線状に延びてから、略車両前方側へ屈曲さ
れて直線状に延び、更に凹部58を越えたところで再び
屈曲されて車両幅方向外側へ向けて直線状に延びてい
る。以下、説明した順に「内側スリット60P」、「中
間スリット60Q」、「外側スリット60R」と称す。
【0036】また、この実施形態では、ドアミラーベー
ス部が、金属製のドアミラーベース52、各々樹脂製と
された第1カバー62、第2カバー64の三部品によっ
て構成されている。第1カバー62は、ドアミラーベー
ス52のベース取付部54を覆う略三角形状のカバー基
部62Aと、当該カバー基部62Aの下縁側から車両幅
方向外側へ張り出されてドアミラーベース52の張り出
し部56の後部を覆うカバー張り出し部62Bとによっ
て構成されている。カバー基部62Aの下端部及びカバ
ー張り出し部62Bの前端部は、ドアミラーベース52
の張り出し部56へ車両後方側から被嵌させるべく開口
されている。また、カバー張り出し部62Bの後部外周
は断面コ字形に立ち上げられている。
【0037】一方、第2カバー64は、ドアミラーベー
ス52の張り出し部56の前部を覆う部分のみによって
構成されている。この第2カバー64の前部外周も、断
面コ字形に立ち上げられている。そして、図3の矢印C
方向を組付方向としてコード20がスリット60内へ挿
入された後、図3の矢印D方向及び矢印E方向をそれぞ
れの組付方向として第1カバー62及び第2カバー64
の双方がドアミラーベース52の張り出し部56に被嵌
されると、双方の立ち上がり部66、68の対向端面が
相互に接続されるようになっている。
【0038】上記構成の本実施形態によっても、ドアミ
ラーベース52の張り出し部56にスリット60が形成
されているため、前述した第1実施形態と同様に、ドア
ミラー本体14から引き出されたコード20をスリット
60の開口端部60B側から簡単に挿入することがで
き、ひいてドアミラー50の組付作業性を向上させるこ
とができる。
【0039】また、本実施形態においても、スリット6
0の開口端部60Bが車両前方側以外の方向(具体的に
は、車両幅方向外側)へ向けられているため、車両高速
走行時(前進時)における風切り音の発生を防止するこ
とができる。
【0040】さらに、本実施形態では、ドアミラーベー
ス52の張り出し部56に形成されたスリット60がク
ランク形状とされているため、ストレート形状のスリッ
ト38を形成した場合よりも、コード20の振れ幅(即
ち、車体振動や格納・復帰運動等によってコード20が
自由に動ける幅)が小さくなる。つまり、内側スリット
60Pに挿通されていたコード20が外側スリット60
Rへ移動するためには、必ず中間スリット60Qを経由
しなければならず、その際にコード20の車両幅方向外
側への移動が規制される。加えて、本実施形態において
も、ドアミラーベース52に第1カバー62及び第2カ
バー64が被嵌されることにより、双方の立ち上がり部
66、68の対向端面が相互に接続されて、スリット6
0の開口端部60Bが閉止される。これらのことから、
本実施形態によれば、組付後の状態においてコード20
がスリット60から抜けるのを確実に防止することがで
き、ひいてはコード20の取付状態をより一層安定化さ
せることができる。
【0041】〔第3実施形態〕次に、図6を用いて、本
発明の第3実施形態に係る可倒式のドアミラー70につ
いて説明する。なお、前述した第1実施形態又は第2実
施形態と同一構成部分については、同一番号を付してそ
の説明を省略する。
【0042】この図に示されるように、本実施形態で
は、「ドアミラーベース部」の三分割の仕方を変えた点
に特徴がある。
【0043】具体的に説明すると、本実施形態の第1カ
バー72は、ドアミラーベース52のベース取付部54
を覆う略三角形状のカバー基部72Aと、当該カバー基
部72Aの下縁側から車両幅方向外側へ枠状に延出され
てドアミラーベース52の張り出し部56を覆うカバー
張り出し部72Bとによって構成されている。なお、カ
バー張り出し部72Bの外周部は、断面コ字形の立ち上
がり部73でもある。また、第1カバー72のカバー張
り出し部72Bの底面には、矩形状の切欠76が形成さ
れている。
【0044】この第1カバー72の切欠76には、平面
視で矩形平板状の第2カバー78が下側から装着される
ようになっている。すなわち、第2カバー78の周縁部
には弾性変形可能な4個の係止爪80が立設されてお
り、第2カバー78を第1カバー72のカバー張り出し
部72Bの底面に下側から押し込むと、各係止爪80が
矩形状の切欠76の周縁部に弾性的に係止される構成で
ある。
【0045】上記構成によれば、まず、図6の矢印F方
向を組付方向としてコード20が第1カバー72のカバ
ー張り出し部72Bの切欠76内へ挿入される。次に、
図6の矢印G方向を組付方向としてドアミラーベース5
2がカバー張り出し部72B内へ挿入されつつ、コード
20がスリット60内へ挿入される。或いは、逆に、ド
アミラーベース52を第1カバー72内へ先に挿入して
おき、次にコード20をスリット60内へ挿入させても
よい。その後、図6の矢印H方向を組付方向として第2
カバー78が第1カバー72の矩形状の切欠76へ装着
される。
【0046】上記構成の本実施形態によっても、前述し
た第2実施形態の構成を踏襲しているため、第2実施形
態と同様の作用・効果が得られる。
【0047】また、本実施形態では、ドアミラーベース
52に被嵌されるカバーの分割の仕方が第2実施形態と
異なるため、第1カバー72及び第2カバー78の組付
方向が第2実施形態とは異なる。その意味では、ドアミ
ラー組立ラインにおける組立効率の観点から、最適な組
付方向の実施形態を選択することが可能となり、選択の
自由度を高めることができる。
【0048】〔実施形態の補足説明〕上述した第1実施
形態ではストレート形状のスリット38を採用し、第2
実施形態及び第3実施形態ではクランク形状のスリット
60を採用したが、逆の構成、即ち第1実施形態の構成
に対してクランク形状のスリット60を適用し、第2実
施形態及び第3実施形態の構成に対してストレート形状
のスリット38を適用してもよい。
【0049】また、上述した第1実施形態乃至第3実施
形態では、スリット38、60の開口端部38A、60
Bがいずれも車両幅方向外側へ向けられていたが、請求
項1及び請求項2記載の本発明との関係においては、ス
リットの開口端部はいずれの方向へ向けられていてもよ
く、また請求項3記載の本発明との関係においては、ス
リットの開口端部は車両前方側以外の方向であればいず
れの方向へ向けられていてもよい。
【0050】さらに、請求項1記載の本発明には、スト
レート形状のスリット38やクランク形状のスリット6
0以外にも種々の形状(例えば、湾曲形状等)のスリッ
トが含まれる。
【0051】また、上述した第3実施形態では、第1カ
バー72の底面側に矩形状の切欠76を形成したが、こ
れに限らず、矩形状の開口を形成するようにしてもよ
い。さらに、第3実施形態では、第2カバー78を第1
カバー72から完全に分離したが、これに限らず、第2
カバーの一側縁を第1カバー72の底面側にインテグラ
ルヒンジ等によって結合させる構成を採ってもよい。
【0052】さらに、上述した第1実施形態では、スク
リュー42でカバー18をドアミラーベース16の張り
出し部36へ組み付ける構成を採ったが、上記以外にも
種々の組付構成を採用し得る。例えば、図7に示される
構成では、カバー18の底壁部18Aの両サイドに弾性
変形可能な一対の係合爪90が形成されており、これに
伴ってドアミラーベース16の張り出し部34には係合
爪90が係合可能な一対の係合凹部92が形成されてい
る。この場合、ドアミラーベース16の張り出し部36
にドアミラー本体14の基端部14Aがスクリュー42
で先に固定され、その後にカバー18が張り出し部36
に弾性的に係合されることになる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係るドアミラー構造は、ドアミラーベース部の張り
出し部にドアミラー本体の基端部から引き出されたコー
ドを挿入可能なスリットを形成したので、コードをコー
ド挿入孔(円孔)内へ挿入するという煩わしい作業を廃
止することができ、その結果、ドアミラーの組付作業性
を向上させることができるという優れた効果を有する。
【0054】請求項2記載の本発明に係るドアミラー構
造は、請求項1に記載の発明において、スリットを平面
視でクランク状に屈曲させたので、コードが抜けにくく
なり、その結果、コードの取付状態の安定化を図ること
ができるという優れた効果を有する。
【0055】請求項3記載の本発明に係るドアミラー構
造は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、ス
リットの開口端部を車両前方側以外の方向へ向けるよう
にしたため、車両高速走行時(前進時)にスリット内に
気流が入りにくくなり、その結果、車両高速走行時(前
進時)における風切り音の発生を防止することができる
という優れた効果を有する。
【0056】請求項4記載の本発明に係るドアミラー構
造は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明に
おいて、ドアミラーベース部を複数の要素に分割し、当
該複数の要素を相互に組み合わせた状態ではスリットの
開口端部が閉止されるように構成したので、組付後の状
態においてコードがスリットから抜けるのを防止するこ
とができ、その結果、コードの取付状態の更なる安定化
を図ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る可倒式のドアミラーの分解
斜視図である。
【図2】図1に示されたドアミラーの組付状態における
縦断面図である。
【図3】第2実施形態に係る可倒式のドアミラーの分解
斜視図である。
【図4】図3に示されたドアミラーの組付状態における
縦断面図である。
【図5】図3に示されたドアミラーベースの平面図であ
る。
【図6】第3実施形態に係る可倒式のドアミラーの分解
斜視図である。
【図7】図1に示される可倒式のドアミラーの変形例を
示す分解斜視図である。
【図8】従来例に係る可倒式のドアミラーの分解斜視図
である。
【図9】図8に示されたドアミラーの組付状態における
縦断面図である。
【符号の説明】
10 ドアミラー 12 ミラー(鏡体) 14 ドアミラー本体 14A 基端部 16 ドアミラーベース(ドアミラーベース部) 18 カバー(ドアミラーベース部) 20 コード 36 張り出し部 38 スリット 38A 開口端部 50 ドアミラー 52 ドアミラーベース(ドアミラーベース部) 56 張り出し部 60 スリット 60B 開口端部 62 第1カバー(ドアミラーベース部) 64 第2カバー(ドアミラーベース部) 70 ドアミラー 72 第1カバー(ドアミラーベース部) 78 第2カバー(ドアミラーベース部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤川 吉弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 野田 雅幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D053 FF24 FF30 GG06 GG12 HH55 JJ53 KK02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後方を視認するための鏡体を保持
    すると共に基端部側からコードが引き出されたドアミラ
    ー本体と、 車両略水平面内で延在されると共に前記ドアミラー本体
    の基端部を支持し更に前記コードが挿入可能なスリット
    が形成された張り出し部を含んで構成されたドアミラー
    ベース部と、 を有することを特徴とするドアミラー構造。
  2. 【請求項2】 前記スリットは、平面視でクランク状に
    屈曲されている、 ことを特徴とする請求項1に記載のドアミラー構造。
  3. 【請求項3】 前記スリットの開口端部は、車両前方側
    以外の方向へ向けられている、 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドアミ
    ラー構造。
  4. 【請求項4】 前記ドアミラーベース部は複数の要素に
    分割されており、 当該複数の要素が相互に組み合わされた状態では、前記
    スリットの開口端部が閉止されている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載のドアミラー構造。
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