JP2001293133A - スロットマシン用表示装置 - Google Patents
スロットマシン用表示装置Info
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- JP2001293133A JP2001293133A JP2000113461A JP2000113461A JP2001293133A JP 2001293133 A JP2001293133 A JP 2001293133A JP 2000113461 A JP2000113461 A JP 2000113461A JP 2000113461 A JP2000113461 A JP 2000113461A JP 2001293133 A JP2001293133 A JP 2001293133A
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Abstract
中に遊技客側が獲得した有価遊技媒体数の合計を正確に
表示すること。 【解決手段】 スロットマシンの上方に設けれらた表示
ユニットの制御回路は、スロットマシンから大当たり信
号が入力される前の状態では、通常処理ルーチンA2に
おいて、当たりが発生する毎に払い出されるメダル数を
計数してバッファメモリに記憶すると共に、その記憶デ
ータをアウト信号の入力毎に初期化する動作を行う。大
当たり信号の入力後において初めてアウト信号が入力さ
れたとき(カウントフラグは「0」)には、バッファメ
モリに記憶されている最新の払出メダル数を読み込んで
データ表示器に表示すると共にカウントフラグを「1」
にセットする(A6、A7、A8)。その後、大当たり
信号の入力期間中は、セーフ信号が入力される毎にデー
タ表示器の表示数値を増加させ(A10、A11)、ア
ウト信号が入力される毎に当該表示数値を減少させる
(A3、A9)。
Description
応じて動作される可変表示装置の表示結果が所定の当た
り態様となったときに所定数の有価遊技媒体を払い出す
共に、その払出数に応じた数の計数パルスを出力するよ
うに構成されたスロットマシン、特には、前記可変表示
装置の表示結果が予め決められた特定の大当たり態様と
なったときに遊技客側に有利な価値を付与した大当たり
状態を呈するように構成されたスロットマシンに用いら
れる表示装置に関する。
価遊技媒体であるメダルの投入を含むゲーム開始操作に
応じて動作される可変表示装置(例えばルーレット)を
備え、その表示結果に基づいて当たり・外れが決定され
るようになっており、特に、表示結果が予め決められた
特定の大当たり図柄で揃ったときに、遊技客側に有利な
価値を付与した大当たり状態、つまり一般的にビッグボ
ーナスと呼ばれる状態を呈する構成となっている。この
ようなビッグボーナス状態では、遊技客の運や技量にも
よるが、各ゲームでの当たり発生確率が大幅に上がるた
め、遊技客側では多量のメダルを獲得できることにな
る。
性や遊技客の技量レベルの目安を遊技客に知らせるため
に、そのスロットマシンの所定位置に表示装置を設置
し、その表示装置にビッグボーナス中の獲得メダル数の
合計を示すデータを表示することが行われている。具体
的には、スロットマシンからは、ビッグボーナス期間中
に立ち上がった状態となるレベル信号が大当たり信号と
して出力されると共に、メダルの払出数に応じた数のパ
ルス状セーフ信号(計数パルス)が出力されるようにな
っており、表示装置側には、大当たり信号が出力されて
いる期間(ボーナスモードにある期間)に上記パルス状
のセーフ信号を計数する計数手段と、その計数値を表示
する表示器とを設けることが行われている。
て可変表示装置の表示結果が予め決められた特定の大当
たり図柄で揃ったとき、つまりビッグボーナス状態へ移
行する際には、その大当たりに対して比較的多量のメダ
ルが払い出されるようになっている。この場合に放出さ
れるメダルの数は、ビッグボーナス中の獲得メダル数に
含ませることが一般的となっているが、放出メダル数を
示すセーフ信号がパルス列信号であって、そのセーフ信
号の出力が完了するタイミングに時間遅れが生ずること
が避けられないため、以下に述べるような問題点があっ
た。
うに、実際のスロットマシンでは、大当たり状態の発生
に応じた大当たり信号の出力タイミングと、その大当た
りに伴うメダルの放出タイミング(セーフ信号の出力タ
イミング)にずれがある。これに対して、計数手段は、
大当たり信号が出力されている期間中に計数動作を行う
構成となっているため、スロットマシンがボーナスモー
ドにある期間に出力されるセーフ信号群(符号W1を付
して示す)を正確に計数することができなくなる場合が
ある。このため、従来のスロットマシン用表示装置で
は、ビッグボーナス中の獲得メダル数を正確に表示する
ことが不可能になるものであり、この点が未解決の課題
となっていた。尚、従来構成では、図8から理解できる
ように、ボーナスモードが終了する直前に発生した当た
り状態に応じて出力されるセーフ信号群(符号W2を付
して示す)も正確に計数できないため、ビッグボーナス
中の獲得メダル数の表示がさらに不正確になるものであ
った。
で、その目的は、スロットマシンが大当たり状態になっ
た期間中に遊技客側が獲得した有価遊技媒体数の合計を
正確に表示可能になるなどの効果を奏するスロットマシ
ン用表示装置を提供することにある。
するために、ゲーム開始操作に応じて動作される可変表
示装置の表示結果が所定の当たり態様となったときに所
定数の有価遊技媒体を払い出す共に、その払出数に応じ
た数の計数パルスを出力するように構成され、且つ前記
可変表示装置の表示結果が予め決められた特定の大当た
り態様となったときに遊技客側に有利な価値を付与した
大当たり状態を呈するように構成されたスロットマシン
のための表示装置であって、前記大当たり状態にある期
間中に遊技客側が獲得した有価遊技媒体数を前記計数パ
ルスに基づいて表示するための表示手段を備えたスロッ
トマシン用表示装置において、前記大当たり状態にある
期間に前記スロットマシンから出力される計数パルスを
計数すると共に、その計数値を遊技客側の獲得有価遊技
媒体数の基礎データとして供するように設けられ、その
計数動作を当該大当たり状態の発生後における最初のゲ
ーム開始時点から開始するように構成された計数手段
と、前記可変表示装置が当たり態様になる毎に払い出さ
れる有価遊技媒体数を前記計数パルスに基づいて逐次計
数すると共に、前記大当たり状態が発生したときに払い
出される有価遊技媒体数を計数した結果を前記計数手段
による計数値に加算する補助計数手段とを備えた構成と
したものである(請求項1)。
でのゲームに伴い可変表示装置の表示結果が所定の当た
り態様となったときには、所定数の有価遊技媒体が払い
出されると共に、その払出数に応じた数の計数パルスが
出力される。この計数パルスを計数するように設けられ
た計数手段は、可変表示装置の表示結果が特定の大当た
り態様になるのに伴いスロットマシンが遊技客側に有利
な価値を付与した大当たり状態になった場合、その後に
おいて最初にゲーム開始された時点から計数パルスの計
数動作を開始するようになる。従って、スロットマシン
の可変表示装置において大当たり態様が発生したときに
払い出される有価遊技媒体数は、当該スロットマシンが
大当たり状態にある期間における計数手段の計数値に含
まれることがなくなる。
可変表示装置が当たり態様になる毎に払い出される有価
遊技媒体数を計数パルスに基づいて逐次計数すると共
に、前記大当たり状態となったときに払い出される有価
遊技媒体数を計数した結果を前記計数手段による計数値
に加算する動作を行うようになる。このため、スロット
マシンの可変表示装置において大当たり態様が発生した
ときに払い出される有価遊技媒体数が、計数手段の計数
値に加算されることになり、その加算後の計数値が表示
手段に遊技客側の獲得有価遊技媒体数を表示する際の基
礎データに供される。
ける計数手段の計数値は、可変表示装置での大当たり態
様の発生タイミングと、その大当たり態様の発生に伴う
計数パルスの出力タイミングにずれがある場合でも、当
該計数パルスの計数結果(可変表示装置での大当たり態
様の発生に伴う払出遊技媒体数)を正確に含んだものと
なる。この結果、表示手段には、スロットマシンが大当
たり状態になった期間中に遊技客が獲得した有価遊技媒
体数の合計を、上記計数結果に基づいて正確に表示可能
になる。
成を備えたスロットマシン用表示装置において、前記大
当たり状態にある期間に前記スロットマシンから出力さ
れる計数パルスを計数すると共に、その計数値を遊技客
側の獲得有価遊技媒体数の基礎データとして供するよう
に設けられ、その計数動作を当該大当たり状態の発生後
における最初のゲーム開始時点から開始するように構成
された計数手段と、前記可変表示装置の表示結果が前記
大当たり態様となったときに放出される有価遊技媒体数
を示す数値が補正用データとして予め記憶され、前記ス
ロットマシンが大当たり状態になったときに上記補正用
データを前記計数手段による計数値に加算する補正手段
とを備えた構成とすることもできる(請求項2)。
ンからの計数パルスを計数するように設けられた計数手
段は、可変表示装置の表示結果が特定の大当たり態様に
なるのに伴いスロットマシンが大当たり状態になった場
合、その後において最初にゲーム開始された時点から計
数パルスの計数動作を開始するものであり、スロットマ
シンの可変表示装置において大当たり態様が発生したと
きに払い出される有価遊技媒体数は、当該スロットマシ
ンが大当たり状態にある期間における計数手段の計数値
に含まれることがなくなる。
結果が大当たり態様となったときに払い出される有価遊
技媒体数を示す数値が補正用データとして予め記憶され
ており、当該補正用データは、スロットマシンが大当た
り状態になったときに前記計数手段による計数値に加算
されるようになる。このため、スロットマシンの可変表
示装置において大当たり態様が発生したときに払い出さ
れる有価遊技媒体数が、計数手段の計数値に加算される
ことになり、その加算後の計数値が表示手段に遊技客側
の獲得有価遊技媒体数を表示する際の基礎データに供さ
れる。
ける計数手段の計数値は、可変表示装置での大当たり態
様の発生タイミングと、その大当たり態様の発生に伴う
計数パルスの出力タイミングにずれがある場合でも、当
該計数パルスの計数結果(可変表示装置での大当たり態
様の発生に伴う放出遊技媒体数)を正確に含んだものと
なる。この結果、表示手段には、スロットマシンが大当
たり状態になった期間中に遊技客が獲得した有価遊技媒
体数の合計を、上記計数結果に基づいて正確に表示可能
になる。
ットマシン用表示装置において、前記計数手段を、前記
大当たり状態が終了したときには、その後にゲーム開始
操作されるまでの期間若しくは所定の遅延時間が経過す
るまでの期間だけ前記計数パルスの計数動作を継続する
構成とすることもできる(請求項3)。この構成によれ
ば、可変表示装置での当たり態様がスロットマシンでの
大当たり状態が終了する間際に発生し、当該スロットマ
シンからの計数パルスが大当たり状態の終了タイミング
を跨いで出力される状況となった場合でも、その後にゲ
ーム開始されるまでの期間、若しくは所定の遅延時間が
経過するまでの期間は上記計数パルスの計数動作が継続
されることになる。この結果、計数手段による計数値
は、大当たり状態が終了する間際において可変表示装置
で当たり態様が発生したときの払出遊技媒体数を正確に
含んだものとなる。この結果、表示手段の表示内容が一
段と正確になる。
明の第1実施例について図1ないし図5を参照して説明
する。図2には全体構成が概略的に示されている。この
図2において、スロットマシン1に隣接してメダル貸機
2が設けられていると共に、そのスロットマシンの上方
に表示ユニット3が設けられている。スロットマシン1
の正面には表示窓4が形成されており、その表示窓4を
通じて内部に設けられたルーレット5(可変表示装置に
相当)の図柄を視認可能となっている。この場合、当該
図柄はルーレット5が有する3個のリール(符号なし)
の円周面に描かれており、リールの停止状態では表示窓
の上段、中段、下段に対応して図柄が表示されるように
なっている。
にはクレジットメダルのクレジット清算ボタン7、クレ
ジットメダルの投入ボタン8、メダル投入口9が設けら
れていると共に、スタートレバー10、左側ストップボ
タン11、中央ストップボタン12、右側ストップボタ
ン13が設けられている。
一連のゲーム開始操作、つまりメダル投入口9にメダル
が投入された状態、若しくは投入ボタン8を通じてクレ
ジットメダルの投入を受けた状態でスタートレバー10
の操作が行われたときに、ルーレット5の動作(リール
の回転動作)が開始されるものであり、各ストップボタ
ン11〜13の操作によりリールが停止した状態で1ゲ
ームが終了するようになっている。そして、ゲーム終了
時において、ルーレット5が所定の当たり態様、例えば
全てのリールの停止図柄が当り図柄となったときは、当
り図柄に応じた枚数のメダルが受皿14に払出される。
当り図柄としては、ビッグボーナス図柄、レギュラーボ
ーナス図柄、小役図柄等が設定されている。尚、全ての
リールの停止図柄がビッグボーナス図柄となった状態
が、本発明でいう特定の大当たり態様に相当するもので
あり、このような状態となったときには、その後に行わ
れる各ゲームでの当たり発生確率が大幅に高められたビ
ッグボーナス状態(遊技客側に有利な価値を付与した大
当たり状態)が所定期間だけ継続される構成となってい
る。
1及び表示ユニット3と対応した状態で1枚の制御基板
15が設けられており、この制御基板上に設けられた制
御回路16(計数手段及び補助計数手段に相当)は、対
応する各スロットマシン1からそれぞれ出力される以下
に示す各種信号を、各スロットマシン1毎に区分した状
態で図示しない管理装置へ送信すると共に、その管理装
置からの指令に応じて対応する表示ユニット3の表示動
作を個別に制御する構成となっている。 アウト信号(1メダル投入毎または1クレジットメダ
ル返却毎に1パルス出力) セーフ信号(本発明でいう計数パルスに相当:1メダ
ル払出毎に1パルス出力) ゲーム信号(1ゲーム終了毎に1パルス出力) 大当たり信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出
力) 尚、上記図示しない管理装置は、制御回路16からの信
号に基づいて各スロットマシン1の稼働状態を判断し、
その稼働状態に基づいて表示ユニット3の表示動作を制
御する。
うに、その前面に、例えば2個のランプ部17a、17
b、呼出ボタン18、データ切換ボタン19、20、デ
ータ表示器21(表示手段に相当)を備えた構成となっ
ている。データ表示器21は、例えばバックライト付の
液晶表示パネルより成るもので、図4中に拡大して示す
ように、ゲーム回数表示部22、累計ゲーム回数表示部
23、獲得枚数表示部24、ゲーム回数履歴表示部2
5、累積ビッグボーナス表示部26が設けられている。
ボーナスの終了(若しくは営業開始)から現在までのゲ
ーム回数を表示する。但し、ビッグボーナス中はカウン
トせず、ビッグボーナス終了時にリセットされる。
ーナス中を除いた本日の累積ゲーム回数を表示する。
期間中における遊技客側の獲得メダル数を表示するため
のもので、常時においては、前回までのビッグボーナス
期間中における最高獲得メダル数を「最高」の文字と共
に表示し、ビッグボーナスが発生した期間には当該ビッ
グボーナス期間中における獲得メダル数を表示する。
尚、データ切換ボタン20が操作されたときには比較的
短い時間(例えば3秒間)だけ前回のビッグボーナス期
間における獲得枚数を「前回」の文字と共に表示表示す
る。
ーナス間のゲーム回数を表示するもので、直前のビッグ
ボーナス終了(若しくは営業開始)から現在までのゲー
ム回数を最も左のグラフ表示部22aに表示すると共
に、例えば8回前までのビッグボーナス間のゲーム回数
をグラフ表示部25b〜25iに表示するようになって
いる。この場合、グラフ表示の1目盛りが50ゲームに
相当する。
から2日前までの各営業日における累積ビッグボーナス
回数、並びに設定によりオールクリアするまでの期間に
おける一営業日での過去最高の累積ビッグボーナス回数
を個別に表示する。尚、ビッグボーナス時に本日の累積
ビッグボーナス回数が過去最高のビッグボーナス回数を
越えた場合は、過去最高の累積ビッグボーナス回数の表
示を点滅させると共に表示データを更新する。
が示されており、以下これについて関連した作用と共に
説明する。尚、制御回路16は、実際には2台ずつのス
ロットマシン1及び表示ユニット3についての制御を行
うものであるが、ここでは1台分についてのみ説明す
る。一方、図1において、制御回路16は、電源投入に
応じて動作開始された状態で、スロットマシン1からの
大当たり信号の入力の有無を判断し(ステップA1)、
非入力状態では、通常処理ルーチンA2を実行した後に
ステップA1へ戻る。
マシン1からのゲーム信号や大当たり信号の入力に応じ
て、ゲーム回数表示部22、累計ゲーム回数表示部2
3、ゲーム回数履歴表示部25、累積ビッグボーナス表
示部26の表示内容を更新する処理動作などを行うもの
であるが、特に、本発明の要旨に直接関係した処理動作
として、セーフ信号が入力されたときに、そのセーフ信
号の数を計数してバッファメモリに記憶すると共に、ア
ウト信号が入力されたときにバッファメモリの記憶デー
タを初期化する動作(本発明でいう補助計数手段に係る
動作)を行うようになっている。従って、バッファメモ
リには、最新の当たり(ビッグボーナスを引き起こす大
当たりも含む)に応じて払い出されたメダル数が記憶さ
れることになる。
A1で「YES」)には、アウト信号の入力の有無を判
断し(ステップA3)、非入力状態ではカウントフラグ
が「1」にセットされているか否かを判断する(ステッ
プA4)。カウントフラグが「0」の場合には、ステッ
プA3へ戻ってアウト信号が入力されるまで待機する状
態を保持することになるが、「1」の場合には後述する
ステップA10へ移行する。
にも、カウントフラグが「1」にセットされているか否
かを判断する(ステップA5)。カウントフラグが
「0」の場合には、前記通常処理ルーチンA2の実行に
伴いバッファメモリに記憶されている最新の払出メダル
数を読み込むステップA6、その読み込みメダル数をデ
ータ表示器21の獲得枚数表示部24に表示するステッ
プA7、カウントフラグを「1」にセットするステップ
A8、獲得枚数表示部24に表示された数値からアウト
信号の入力数(ゲームに供されたメダル数)を減算して
その減算結果に新たな表示数値とする減算・表示変更ル
ーチンA9を順次実行した後にステップA10へ移行す
る。尚、獲得枚数表示部24には、このような表示が行
われる前の時点で前回までののビッグボーナス期間中に
おける最高獲得メダル数が「最高」の文字と共に表示さ
れている。
た場合、つまり、大当たり信号及びアウト信号が順次入
力された後において、カウントフラグが「1」に設定済
みの場合には、上記ステップA6〜A8をジャンプし、
前記減算・表示変更ルーチンA9のみを実行した後にス
テップA10へ移行する。
有無を判断し、入力状態では加算・表示変更ルーチンA
11を実行した後にステップA12へ移行し、非入力状
態では当該加算・表示変更ルーチンA11をジャンプし
てステップA12へ移行する。上記加算・表示変更ルー
チンA11では、セーフ信号の入力数(払い出しメダル
数)を獲得枚数表示部24に表示された数値に加算し、
その加算結果を新たな表示数値とするものである。つま
り、上記加算・表示変更ルーチンA11においては、ビ
ッグボーナス期間中においてセーフ信号を計数する動作
を当該ビッグボーナスの発生後における最初のゲーム開
始時点(アウト信号の入力時点)から開始する動作(本
発明でいう計数手段に係る動作)が行われることにな
る。
入力停止されたか否かを判断するものであり、入力停止
されていない場合には前記ステップA3へ戻るが、入力
停止された場合には遅延タイマをスタートさせ(ステッ
プA13)、この後に、その遅延タイマがタイムアップ
したか否かを判断する(ステップA14)。
では、アウト信号の入力の有無(つまり、ゲーム開始操
作の有無)を判断し(ステップA15)、非入力状態で
はセーフ信号の入力の有無を判断する(ステップA1
6)。セーフ信号の非入力状態では、そのままステップ
A14へ戻るが、セーフ信号が入力されたときには、セ
ーフ信号の入力数(払い出しメダル数)を獲得枚数表示
部24に表示された数値に加算し、その加算結果に新た
な表示数値とする加算・表示変更ルーチンA17を実行
した後にステップA14へ戻る。
ップA14で「YES」)、並びに遅延タイマがタイム
アップしていない状態でアウト信号が入力されたとき
(ステップA15で「YES」)には、カウントフラグ
を「0」にリセットするステップA18及び獲得枚数表
示部24の表示内容を前回までのビッグボーナス期間中
における最高獲得メダル数に戻すステップA19を順次
実行した後にステップA1へ戻る。
ーナス期間に対応した獲得メダル数の算出に必要なセー
フ信号の計数動作(払出メダルの計数動作)が図5に示
すようなタイミングで行われるものである。即ち、大当
たり信号が入力される直前の段階では、アウト信号aの
入力後にセーフ信号のパルス列が入力された場合(つま
り、ゲーム開始操作後に当たりが発生してメダルの払い
出しが行われた場合)に、そのセーフ信号の数を計数し
てバッファメモリに記憶する。大当たり信号が入力され
た後には、その後において初めてアウト信号bが入力さ
れたタイミング(大当たり信号の入力後に最初にゲーム
開始されたタイミング)からセーフ信号の計数動作を開
始する。そして、大当たり信号が入力停止されたときに
は、セーフ信号の計数動作を直ちに停止せずに、その後
においてアウト信号が入力されるまでの期間(ゲーム開
始操作が行われるまでの期間)、若しくは所定の遅延時
間が経過するまでの期間だけセーフ信号の計数動作を継
続する。尚、図5では、アウト信号が入力されたときに
セーフ信号の計数動作を終了する例が示されている。
セーフ信号の計数期間における計数値に対し、上記バッ
ファメモリの計数値(ボーナスモードが発生した時に払
い出されたメダル数に相当)を加算すると共に、その加
算結果(本発明でいう基礎データに相当)からアウト信
号の入力数を差し引いた数値が、ボーナス期間中におけ
る遊技客側の獲得メダル数を示すデータとしてデータ表
示器21の獲得枚数表示部24に表示される。従って、
このような獲得枚数表示部24の表示内容は、スロット
マシン1がビッグボーナス状態になったときの大当たり
信号の出力タイミングと、そのビッグボーナスの発生に
伴うセーフ信号の出力タイミングにずれがある場合で
も、当該セーフ信号の計数結果(ルーレット5がビッグ
ボーナス図柄となったことに伴う払出メダル数)を正確
に含んだものとなる。この結果、獲得枚数表示部24に
は、スロットマシン1がビッグボーナス状態になった期
間中における遊技客側の獲得メダル数の合計が正確に表
示されることになる。
が終了した時点(大当たり信号の入力停止時点)以降に
おいても、その後においてゲーム開始操作が行われるま
での期間、若しくは所定の遅延時間が経過するまでの期
間だけセーフ信号の計数動作を継続する構成となってい
るから、ルーレット5での当たりが、ビッグボーナス状
態の終了間際に発生し、スロットマシン1からのセーフ
信号が大当たり信号の入力停止タイミングを跨いで出力
される状況となった場合でも、その後にゲーム開始され
るまでの期間、若しくは所定の遅延時間が経過するまで
の期間はセーフ信号の計数動作が継続されることにな
る。この結果、獲得枚数表示部24の表示データは、ビ
ッグボーナス状態が終了する間際においてルーレット5
で当たりが発生したときの払出メダル数を正確に含んだ
ものとなり、その表示データ、つまり、スロットマシン
1がボーナスモードにある期間中における遊技客側の獲
得メダル数の合計を示すデータが一段と正確になる。
発明の第2実施例が示されており、以下これについて前
記第1実施例と異なる部分のみ説明する。即ち、この第
2実施例は、制御回路16による制御内容が第1実施例
と異なるものであり、その制御内容が図6に示されてい
る。尚、本実施例の場合、制御回路は、本発明でいう計
数手段及び補正手段として機能するものである。図6に
おいて、制御回路16は、電源投入に応じて動作開始さ
れた状態で、スロットマシン1からの大当たり信号の入
力の有無を判断し(ステップB1)、非入力状態では、
通常処理ルーチンB2を実行した後にステップB1へ戻
る。この通常処理ルーチンB2では、第1実施例におけ
る通常処理ルーチンA2と同様の処理を行うものであ
る。
B1で「YES」)には、制御回路16内に設けられた
記憶部(図示せず)に予め記憶されている補正用データ
TYを読み込み(ステップB3)、その補正用データT
Yをデータ表示器21の獲得枚数表示部24に表示する
(ステップB4)。上記補正用データTYは、ルーレッ
ト5の停止図柄がビッグボーナス図柄(大当たり態様)
となったときに払い出されるメダル数を示す数値であ
り、従って、獲得枚数表示部24には、大当たり信号が
入力された時点での最新の払出メダル数が表示されるこ
とになる。
断し(ステップB5)、非入力状態ではカウントフラグ
が「1」にセットされているか否かを判断する(ステッ
プB6)。カウントフラグが「0」の場合には、ステッ
プB5へ戻ってアウト信号が入力されるまで待機する状
態を保持することになるが、「1」の場合には後述する
ステップB10へ移行する。
にも、カウントフラグが「1」にセットされているか否
かを判断する(ステップB7)。カウントフラグが
「0」の場合には、そのカウントフラグを「1」にセッ
トするステップB8、獲得枚数表示部24に表示された
数値からアウト信号の入力数(ゲームに供されたメダル
数)を減算してその減算結果に新たな表示数値とする減
算・表示変更ルーチンB9を順次実行した後にステップ
B10へ移行する。尚、獲得枚数表示部24には、この
ような表示が行われる前の時点で前回までののビッグボ
ーナス期間中における最高獲得メダル数が「最高」の文
字と共に表示されている。
た場合、つまり、大当たり信号及びアウト信号が順次入
力された後において、カウントフラグが「1」に設定済
みの場合には、前記減算・表示変更ルーチンB9のみを
実行した後にステップB10へ移行する。
有無を判断し、入力状態では加算・表示変更ルーチンB
11を実行した後にステップB12へ移行し、非入力状
態では当該加算・表示変更ルーチンB11をジャンプし
てステップB12へ移行する。この記加算・表示変更ル
ーチンB11では、第1実施例における加算・表示変更
処理ルーチンA11と同様に、セーフ信号の入力数(払
い出しメダル数)を獲得枚数表示部24に表示された数
値に加算し、その加算結果に新たな表示数値とするもの
である。
入力停止されたか否かを判断するものであり、入力停止
されていない場合には前記ステップB5へ戻るが、入力
停止された場合には遅延タイマをスタートさせ(ステッ
プB13)、この後に、その遅延タイマがタイムアップ
したか否かを判断する(ステップB14)。
では、アウト信号の入力の有無(つまり、ゲーム開始操
作の有無)を判断し(ステップB15)、非入力状態で
はセーフ信号の入力の有無を判断する(ステップB1
6)。セーフ信号の非入力状態では、そのままステップ
B14へ戻るが、セーフ信号が入力されたときには、セ
ーフ信号の入力数(払い出しメダル数)を獲得枚数表示
部24に表示された数値に加算し、その加算結果に新た
な表示数値とする加算・表示変更ルーチンB17を実行
した後にステップB14へ戻る。
ップB14で「YES」)、並びに遅延タイマがタイム
アップしていない状態でアウト信号が入力されたとき
(ステップB15で「YES」)には、カウントフラグ
を「0」にリセットするステップB18及び獲得枚数表
示部24の表示内容を前回までのビッグボーナス期間中
における最高獲得メダル数に戻すステップB19を順次
実行した後にステップB1へ戻る。
ーナス期間に対応したセーフ信号の計数動作(払出メダ
ルの計数動作)が図7に示すようなタイミングで行われ
るものである。即ち、大当たり信号の入力が開始された
ときには、その後において初めてアウト信号が入力され
たタイミング(大当たり信号の入力後に最初にゲーム開
始されたタイミング)からセーフ信号の計数動作を開始
する。そして、大当たり信号が入力停止されたときに
は、セーフ信号の計数動作を直ちに停止せずに、その後
においてアウト信号が入力されるまでの期間(ゲーム開
始操作が行われるまでの期間)、若しくは所定の遅延時
間が経過するまでの期間だけセーフ信号の計数動作を継
続する。尚、図7では、アウト信号が入力されたときに
セーフ信号の計数動作を終了する例が示されている。
セーフ信号の計数期間における計数値の初期値に対し、
予め記憶しておいた補正用データTY(ボーナスモード
が発生した時に払い出されるメダル数に相当)を加算
し、その加算結果(本発明でいう基礎データに相当)か
らアウト信号の入力数を差し引いた数値が、ボーナス期
間中における遊技客側の獲得メダル数を示すデータとし
て獲得枚数表示部24に表示される。従って、このよう
な獲得枚数表示部24の表示内容は、スロットマシン1
がビッグボーナス状態になったときの大当たり信号の出
力タイミングと、そのビッグボーナスの発生に伴うセー
フ信号の出力タイミングにずれがある場合でも、ルーレ
ット5がビッグボーナス図柄となったことに伴う払出メ
ダル数を正確に含んだものとなる。この結果、獲得枚数
表示部24には、スロットマシン1がビッグボーナス状
態になった期間中における遊技客側の獲得メダル数の合
計が正確に表示されることになる。
が終了した時点(大当たり信号の入力停止時点)以降に
おいても、その後においてゲーム開始操作が行われるま
での期間、若しくは所定の遅延時間が経過するまでの期
間だけセーフ信号の計数動作を継続する構成となってい
るから、ルーレット5での当たりが、ビッグボーナス状
態の終了間際に発生し、スロットマシン1からのセーフ
信号が大当たり信号の入力停止タイミングを跨いで出力
される状況となった場合でも、その後にゲーム開始され
るまでの期間、若しくは所定の遅延時間が経過するまで
の期間はセーフ信号の計数動作が継続されることにな
る。この結果、獲得枚数表示部24の表示データは、ビ
ッグボーナス状態が終了する間際においてルーレット5
で当たりが発生したときの払出メダル数を正確に含んだ
ものとなり、その表示データ、つまり、スロットマシン
1がボーナスモードにある期間中における遊技客側の獲
得メダル数の合計を示すデータが一段と正確になる。
した実施例に限定されるものではなく、次のような変形
または拡張が可能である。ゲーム開始操作の有無の判断
をアウト信号の入力により行う構成としたが、例えば、
アウト信号の入力及びスタートレバー10の操作のアン
ド条件が成立したときにゲーム開始操作が行われた旨の
判断を行う構成とするなど、適宜な判断手段を採用する
ことができる。
容を示すフローチャート
ト、5はルーレット(可変表示装置)、9はメダル投入
口、10はスタートレバー、16は制御回路(計数手
段、補助計数手段、補正手段)、18は呼出ボタン、1
9、20はデータ切換ボタン、21はデータ表示器(表
示手段)、22はゲーム回数表示部、23は累計ゲーム
回数表示部、24は獲得枚数表示部、25はゲーム回数
履歴表示部、26は累積ビッグボーナス表示部を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゲーム開始操作に応じて動作される可変
表示装置の表示結果が所定の当たり態様となったときに
所定数の有価遊技媒体を払い出す共に、その払出数に応
じた数の計数パルスを出力するように構成され、且つ前
記可変表示装置の表示結果が予め決められた特定の大当
たり態様となったときに遊技客側に有利な価値を付与し
た大当たり状態を呈するように構成されたスロットマシ
ンのための表示装置であって、前記大当たり状態にある
期間中に遊技客側が獲得した有価遊技媒体数を前記計数
パルスに基づいて表示するための表示手段を備えたスロ
ットマシン用表示装置において、 前記大当たり状態にある期間に前記スロットマシンから
出力される計数パルスを計数すると共に、その計数値を
遊技客側の獲得有価遊技媒体数の基礎データとして供す
るように設けられ、その計数動作を当該大当たり状態の
発生後における最初のゲーム開始時点から開始するよう
に構成された計数手段と、 前記可変表示装置が当たり態様になる毎に払い出される
有価遊技媒体数を前記計数パルスに基づいて逐次計数す
ると共に、前記大当たり状態が発生したときに払い出さ
れる有価遊技媒体数を計数した結果を前記計数手段によ
る計数値に加算する補助計数手段とを備えたことを特徴
とするスロットマシン用表示装置。 - 【請求項2】 ゲーム開始操作に応じて動作される可変
表示装置の表示結果が所定の当たり態様となったときに
所定数の有価遊技媒体を払い出す共に、その払出数に応
じた数の計数パルスを出力するように構成され、且つ前
記可変表示装置の表示結果が予め決められた特定の大当
たり態様となったときに遊技客側に有利な価値を付与し
た大当たり状態を呈するように構成されたスロットマシ
ンのための表示装置であって、前記大当たり状態にある
期間中に遊技客側が獲得した有価遊技媒体数を前記計数
パルスに基づいて表示するための表示手段を備えたスロ
ットマシン用表示装置において、 前記大当たり状態にある期間に前記スロットマシンから
出力される計数パルスを計数すると共に、その計数値を
遊技客側の獲得有価遊技媒体数の基礎データとして供す
るように設けられ、その計数動作を当該大当たり状態の
発生後における最初のゲーム開始時点から開始するよう
に構成された計数手段と、 前記可変表示装置の表示結果が前記大当たり態様となっ
たときに払い出される有価遊技媒体数を示す数値が補正
用データとして予め記憶され、前記スロットマシンが大
当たり状態になったときに上記補正用データを前記計数
手段による計数値に加算する補正手段とを備えたことを
特徴とするスロットマシン用表示装置。 - 【請求項3】 前記計数手段は、前記大当たり状態が終
了したときには、その後にゲーム開始操作されるまでの
期間若しくは所定の遅延時間が経過するまでの期間だけ
前記計数パルスの計数動作を継続することを特徴とする
請求項1または2記載のスロットマシン用表示装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000113461A JP3559748B2 (ja) | 2000-04-14 | 2000-04-14 | スロットマシン用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001293133A true JP2001293133A (ja) | 2001-10-23 |
JP3559748B2 JP3559748B2 (ja) | 2004-09-02 |
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ID=18625422
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Country | Link |
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JP (1) | JP3559748B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005270218A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技機の不正検知装置 |
JP2007068743A (ja) * | 2005-09-07 | 2007-03-22 | Daikoku Denki Co Ltd | スロットマシン |
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JP2008079862A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Daikoku Denki Co Ltd | スロットマシン用の遊技データ表示装置 |
JP2010207437A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2013070750A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Mars Engineering Corp | 遊技データ収集装置、遊技データ収集方法および遊技データ収集システム |
JP2015119747A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | ダイコク電機株式会社 | 遊技情報表示装置 |
JP2017018289A (ja) * | 2015-07-09 | 2017-01-26 | 株式会社ディ・ライト | 遊技機 |
-
2000
- 2000-04-14 JP JP2000113461A patent/JP3559748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3559748B2 (ja) | 2004-09-02 |
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