JP4694819B2 - 遊技データ表示端末 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技客に有利な特別状態となった場合に、その旨を遊技客に報知しないまたは報知しない場合がある遊技機に対応して設けられ、上記遊技機の特別状態の発生を報知する遊技データ表示端末に関する。
従来、例えば所定条件の成立に応じて大当りの抽選確率を高めた確率変動状態を発生させる遊技機が一般的になっている。また、特許文献1には、確率変動状態が発生した旨の報知を行う場合と、行わない場合とを設けることにより、確率変動状態に対する期待感を高め、遊技の興趣を高めることも開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−164587号公報
しかしながら、遊技データ表示端末により、例えば内部的に確変状態となっていることを遊技客に報知しないタイプの遊技機の確変発生回数を表示する場合、遊技機から確率変動が発生したことを示す信号を入力した時点で確変回数をインクリメントしてしまうと、確変が発生したことを遊技客が即座に認識してしまうので、遊技機が持つ遊技性を阻害してしまうという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技客に有利な特別状態となった場合に、その旨を遊技客に報知しないまたは報知しない場合がある遊技機の特別状態の発生を報知する構成でありながら、遊技機で特別状態が発生したことを遊技客に認識されてしまうことを防止できる遊技データ表示端末を提供することにある。
本発明は、大当たりと、この大当たりに当選する確率を高めた確変状態とを発生可能で、確変状態となった場合に、その旨を遊技客に報知する場合と、報知しない場合とがある遊技機に対応して設けられ、上記遊技機の確変状態の発生を報知する遊技データ表示端末において、前記遊技機で報知する報知確変状態が発生したときは、その発生した時点で確変状態の発生を報知する一方、前記遊技機で報知しない非報知確変状態が発生したときは抽選を行い、所定の確率で当該非報知確変状態が発生した時点で報知する場合と、当該非報知確変状態が終了した時点で報知する場合の何れかとすることを特徴とするものである(請求項1)
上記構成において、前記確変状態の発生回数を表示する確変状態発生回数表示手段を備え、この確変状態発生回数表示手段は、前記遊技機で報知しない非報知確変状態が発生したときは抽選を行い、所定の確率で当該非報知確変状態が発生した時点で確変状態の発生をインクリメントする場合と、当該非報知確変状態が終了した時点で確変状態の発生回数の表示をインクリメントする場合の何れかとするようにしてもよい(請求項2)。
また、前記遊技機は、報知しない非報知確変状態の発生期間は識別信号を出力し、前記遊技機からの識別信号の出力期間は非報知確変状態が発生していると判断するようにしてもよい(請求項3)
請求項1の発明によれば、遊技データ表示端末は、遊技機で報知しない特別状態が発生するにしても当該特別状態の発生を報知することはないので、遊技客が、遊技機により報知されない特別状態を認識することはない。そして、遊技機で報知しない特別状態が終了したところで特別状態の発生を報知するので、報知しない特別状態の発生を報知しながら、遊技の興趣が低下してしまうことを防止できる。
請求項2の発明によれば、特別状態発生回数表示手段により報知しない特別状態が終了した時点で特別状態の発生回数がインクリメントされるので、そのことにより報知しない特別状態が発生したことを報知することができる。
請求項3の発明によれば、確変状態を報知しないまたは報知する場合があるように構成された遊技機を管理対象とすることができる。
請求項4の発明によれば、遊技機から出力される識別信号に基づいて特別状態の発生を容易に識別することができる。
以下、本発明をパチンコホール用の遊技データ表示端末に適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。
図2には、本実施例で管理対象となるパチンコ遊技機の正面外観が概略的に示されている。この図2において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の発射装置(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面4へ発射する構成となっている。盤面4には、アウト口5、電動チューリップ6aを備えたスタート入賞口6、賞球の払出しがないスルー入賞口7、アタッカーと呼ばれる電動役物8aを備えた大入賞口8、図柄表示装置9が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。
上記図柄表示装置9は、例えば液晶表示パネルにより構成されたもので、図3に概略的に示すように、特別図柄表示部9a、保留玉数表示部9bを備えている。特別図柄表示部9aは、図柄表示装置9の中央に表示される例えば3桁の数字列より成るルーレットにより構成されている。
上記のように構成されたパチンコ遊技機1の基本動作は以下の通りである。
(1)スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じて大当たり抽選動作を実行すると共に、当該パチンコ玉の入賞を、大当たり抽選動作の抽選結果(大当たりカウンタ値、大当たり図柄カウンタ値)が付随した状態の保留玉データとして一時的に記憶する。大当たり抽選動作は、大当たりカウンタからスタート入賞時に抽出したカウンタ値が所定の当選カウンタ値と一致するか否かに基づいて決定する。この大当たりカウンタは0〜299が設定され、当選カウンタ値は7に設定されている。つまり、通常状態時における大当たり確率は1/300に設定されている。
(2)大当たりカウンタとは別に、大当たりに当選した場合に表示する大当たり図柄を決定するための大当たり図柄カウンタ(0〜9)が設定されており、大当たりカウンタ値と同様スタート入賞時に抽出して保留玉データとして記憶する。大当たり図柄カウンタ値の0〜9は、それぞれ大当たり図柄000〜999に対応しており、例えば「3」を抽出した場合は、大当たり図柄として「333」を表示する。また、大当たり図柄カウンタとは別に、大当たりに当選しなかった場合(ハズレの場合)に表示するハズレ図柄を決定するためのハズレ図柄カウンタも設定されている。このハズレ図柄カウンタは、各桁に対応して0〜9が設定されており、図柄変動開始時に各カウンタからカウンタ値を抽出してハズレ図柄を決定するようにしている。
(3)記憶された保留玉データは、付随した抽選結果の表示動作が特別図柄表示部9aにおいて実行される毎に消化される。この抽選結果の表示動作は、パチンコ遊技機1において大当たりが発生していない期間、並びに特別図柄表示部9aが動作停止している期間には直ちに実行され、また、大当たりが発生している期間や特別図柄表示部9aが動作中の期間には、その大当たりの終了或いは特別図柄表示部9aの動作停止を待って実行される。抽選結果の表示動作時には、当該ルーレットの図柄変動表示(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を所定期間だけ行うと共に、抽選結果が「大当たり」であったときにはその図柄変動表示の終了時点で数字列が大当たり図柄となるように制御され、抽選結果が「ハズレ」であったときには、ぞろ目図柄以外のハズレ図柄となるように制御される。
(4)保留玉データの最大記憶数、つまり未消化の保留玉数の上限値は、例えば4個分に限定される構成となっており、その保留玉数は、保留玉数表示部9bにおいて周知の形態で表示される。
(5)特別図柄表示部9aに大当たり図柄が表示されたときには、大入賞口8の電動役物8a(アタッカー)を予め決められたモードにて所定期間だけ開放する制御を行い、以て当該大入賞口8への入賞率を極端に高めた大当たりを発生させる。
(6)大当たりが終了したときは、確変を抽選する。この確変を抽選するための確変カウンタは0〜9が設定されており、0,2,4,6,8が非確変で「ハズレ」、1,3,5が非報知確変で「大当たり」、7,9が報知確変で「大当たり」となる。非報知確変とは、確変状態となったことを遊技客に報知しない状態であり、報知確変とは、確変状態となったことを遊技客に報知する状態である。つまり、大当たりが終了したときは、1/2の確率で確変を発生させ、その3/5の確率で非報知確変、2/5の確率で報知確変を発生させる。また、確変状態における当選カウンタ値は7、17、37、77に設定されている。つまり、確変状態における大当たり確率は通常状態時の1/300から4/300に高められる。この確変状態において、大当たりが発生しないままスタート回数が100回となったときは、確変状態は終了するようになっている。
尚、本実施例のパチンコ遊技機1は大当たり終了時に確変を抽選するようにしているが、スタート入賞時或いは大当たり開始時に確変の抽選を行うことも可能である。
以上のような基本動作が設定されたパチンコ遊技機1においては、大当たりが一旦発生したときには、その大当たりの終了後において1/2の確率で確変が発生し、その確変状態では4/300の確率で大当たりが発生することになる。
また、パチンコ遊技機1は、次の信号を出力するように構成されている。
(1)大当たり信号(大当たり期間中に出力)
(2)スタート信号(図柄変動を実行する毎に出力)
(3)アウト信号(アウト玉を排出する毎に出力)
(4)セーフ信号(セーフ玉を払い出す毎に出力)
(5)非報知確変信号(非報知確変中に出力:識別信号に相当)
(6)報知確変信号(報知確変中に出力)
図1には、パチンコホール用システムの概略的構成が本発明の要旨に関係した部分のみ示されている。この図1において、パチンコホール内に多数台ずつ設置されたパチンコ遊技機1及び台間玉貸機10は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。パチンコ遊技機1の上方には呼出ランプユニット11(遊技データ表示端末に相当)が設けられており、パチンコ遊技機1は、呼出ランプユニット11を介して管理装置12に接続され、台間玉貸機10も呼出ランプユニット11を介して管理装置12に接続されている。 台間玉貸機10は、プリペイドカード挿入口10aに図示しないプリペイドカードが挿入された状態で当該プリペイドカードに記憶された残高金額データの範囲内でパチンコ玉を放出(貸出)するCR機(カードリーダ機)としての機能を備えたものである。この場合、各台間玉貸機10から管理装置12には、プリペイドカードによる売上を示す売上信号などが出力される。
呼出ランプユニット11は、図4に示すように、大当たりランプ11a、確変ランプ11b、呼出ランプ11c、例えばバックライト付きの液晶パネルより成るデータ表示部(特別状態発生回数表示手段に相当)11d、呼出ボタン11eなどを備えた周知構成のもので、呼出ボタン11eの操作に伴う呼び出し状態の表示機能、対応するパチンコ遊技機1での稼動データに基づいて作成した後述の遊技客向けデータを表示する機能、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機10のためのデータ入出力インタフェースの機能などを備えている。
管理装置12は、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機10から出力される種々の信号(アウト玉数信号、セーフ玉数信号、スタート信号、大当たり信号、非報知確変信号、報知確変信号、売上信号など)に基づいて、パチンコ遊技機1についての稼動データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、スタート回数(特別図柄表示部9aでの表示動作開始回数)、非報知確変回数、報知確変回数、並びに台間玉貸機10についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して格納するという周知のデータ集計機能を備えた構成となっている。尚、管理装置12においては、パチンコ遊技機1からの大当たり信号、非報知確変信号、報知確変信号の入力状態に基づいて、当該パチンコ遊技機1が前述した非報知確変、報知確変、通常遊技状態の何れの状態にあるかを識別し、その識別結果に基づいてパチンコ遊技機1に係る稼動データを個別に集計するようになっている。
さて、図5には、呼出ランプユニット11のデータ表示部11dに表示される遊技客向けデータの一例が示されている。
(1)スタート回数表示エリアa
「スタート」及び「只今」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で、前回の大当たりから現在時点までのスタート回数(特別図柄表示部9aでの表示動作開始回数)がデジタル表示される。但し、大当たりが未発生の時点では、当日の営業開始時点から現在時点までのスタート回数がデジタル表示される。
(2)累計スタート回数表示エリアb
「累計」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で、当日の累計スタート回数がデジタル表示される。
(3)本日大当たり回数表示エリアc
「本日」の文字及びこれに対応した「大当」、「確変」の各文字が表示されており、「大当」の文字と対応付けた状態で本日の累計大当たり回数、「確変」の文字と対応付けた状態で本日の累計確変回数がデジタル表示される。
(4)1日前大当たり回数表示エリアd
「1日前」の文字及び「大当」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で1日前の累計大当たり回数及び累計確変回数がデジタル表示される。
(5)2日前大当たり回数表示エリアe
「2日前」の文字及び「大当」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で2日前の累計大当たり回数及び累計確変回数がデジタル表示される。
(6)大当たり回数レコード表示エリアf
「過去最高」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で過去の営業日において記録された最高の大当たり回数がデジタル表示される。
(7)スタート回数履歴表示エリアg
大当たり間スタート回数(大当たりが終了してから再度大当たりするまでのスタート回数)が、過去10回分の大当たりについて、1目盛が1〜100回を示すデータセットから成る棒グラフにより表示される。右端のグラフが最古の大当たり(10回前の大当たり)に対応する棒グラフであり、左から2番目が最新の大当たりに対応する棒グラフである。尚、左端の棒グラフは、最新の大当たり終了時点から現時時点までのスタート回数を表示している。
(8)大当たり履歴表示エリアh
スタート回数履歴表示エリアgの各棒グラフにより示される大当たり間スタート回数に対応して、各大当たりの種別(非報知確変大当たり、報知確変大当たり、非確変大当たり)を表示する。具体的には、過去10回分の各棒グラフと対応した種別表示位置に、報知確変大当たりである場合は「★」を、非報知確変大当たりである場合は「☆」を表示し、非確変大当たりである場合は何も表示しない。尚、現在時点までの大当たり間スタート回数を示す棒グラフと対応する種別表示位置には「只今」の文字を表示する。このような表示によって、例えば10回前の大当たりは報知確変大当たり、9回前の大当たりは非報知確変大当たりであったことが分かる。
呼出ランプユニット11内には、図示しないが、データ表示部11dでの表示動作を制御するための制御装置が設けられており、図8及び図9には、その表示動作についての制御例が示されている。
即ち、図8には、遊技客向けデータ表示画面に係る制御内容のうち、当日のスタート回数及び大当たり回数並びに確変回数についての表示内容を更新するための基本動作の内容が示されている。この図8において、呼出ランプユニット11内の制御装置は、スタート回数更新処理(S1)、大当たり回数更新処理(S2)、確変回数更新処理(S3)を繰返して実行している。これらの処理のうち、スタート回数更新処理は、スタート信号の入力に応じて「只今の大当たり間スタート」と「本日の累計スタート」を更新し、「大当たり回数更新処理」は、大当たり信号の入力に応じて本日大当たり回数表示エリアcに表示されている大当たり回数を更新するものである。
ここで、確変回数更新処理は、本発明に関連したものであり、図9にそのフローチャートを示す。この図9において、呼出ランプユニット11の制御装置は、パチンコ遊技機1から報知確変信号が入力開始するか(S301)、非報知確変信号が入力開始するか(S302)を監視している。
さて、パチンコ遊技機1で大当たりの終了に伴う確変抽選の結果、報知確変が当選したときは、パチンコ遊技機1により報知確変の発生が報知されると共に、パチンコ遊技機1から報知確変信号が出力される。すると、制御装置は、報知確変信号が入力したときは(S301:YES)、本日大当たり回数表示エリアに表示されている確変回数をインクリメントすると共に(S302)、大当たり履歴表示エリアhの最新大当たり(左から2番目)に対応する種別表示位置に「★」マークを表示してから(S303)、確変ランプ11bを点灯する(S304)。この場合、図6に示すように「只今」に対応したスタート回数は零であり、現在以降のスタート回数が棒グラフで表示されることになる。従って、遊技客は、パチンコ遊技機1により報知確変の発生が報知されるのに加えて、呼出ランプユニット11に表示されている確変回数がインクリメントされたり、呼出ランプユニット11の最新大当たりの種別表示位置に「★」マークが表示されたり、確変ランプ11bが点灯したりすることにより、確変が発生したことを認識することができ、確変状態での遊技を楽しむことができる。
一方、大当たりの終了に伴う確変抽選の結果、非報知確変状態が発生したときは、通常の報知確変と同様に、大当たりの当選確率を高める。
ここで、前述した通り、本実施例のパチンコ遊技機1は、非報知確変状態が発生するにしても、非報知確変状態であるのか否かが表面上判別できないように構成されているので、非報知確変が発生した場合に呼出ランプユニット11に表示されている確変回数をインクリメントしたり、上述した報知確変のように「★」マークを表示したり、確変ランプ11bを点灯したりしたのでは、遊技客がそのことを認識してしまい、遊技の興趣を阻害してしまうことになる。
そこで、本実施例の呼出ランプユニット11では、次のようにして遊技の興趣が阻害されてしまわないようにした。
即ち、呼出ランプユニット11の制御装置は、図9に示す確変回数更新処理において、パチンコ遊技機1から非報知確変信号が入力開始するにしても、それに対して何の処理も実行することはない。
そして、パチンコ遊技機1において非報知確変状態が終了して非報知確変信号が停止すると、呼出ランプユニット11の制御装置は、パチンコ遊技機1からの非報知確変信号が入力停止したところで(S305:YES)、確変回数をインクリメントしてから(S306)、図7に示すように大当たり履歴表示エリアの最新大当たりの種別表示位置に「☆」マークを表示する(S307)。この場合、非報知確変期間中に大当たりが発生しなかったときは、スタート回数が100回となったところで非報知確変信号が停止することから、「☆」マークが表示される時点のスタート回数は100となる。また、非報知確変期間中に大当たりが発生したときは、「☆」マークが表示される時点のスタート回数は100未満となる。
従って、非報知確変が終了したとこで遊技客に対して非報知確変であったことが表示されるので、遊技客は、大当たりが終了した場合に、報知確変が発生しなくとも、非報知確変が発生したのではないかと思いながら遊技することができる。また、非報知確変が終了したとこで非報知確変が報知されるので、遊技客は、非報知確変の有無によりそれまでの遊技経過を顧みることができる。
このような実施例によれば、呼出ランプユニット11は、非報知確変が発生したことを報知しないように構成されたパチンコ遊技機1で非報知確変が発生したときは、その非報知確変が終了した時点で非報知確変の発生回数をインクリメントしたり、「☆」マークを表示したり、確変ランプ11bを点灯したりするようにしたので、パチンコ遊技機で非報知確変が発生したときはそのことを直ちに報知してしまう構成のものと違って、非報知確変が終了するまで非報知確変が発生したことを遊技客が認識することはなく、遊技の興趣を阻害してしまうことを防止できる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
報知確変と非報知確変とを発生可能なパチンコ遊技機を対象としたが、全ての確変が非報知確変のパチンコ遊技機であってもよい。
大当たり終了後に所定回数のスタートが発生するまで確変が継続するパチンコ遊技機を対象としたが、次回の大当たりが発生するまで確変が継続するタイプのパチンコ遊技機に適用するようにしてもよい。また、大当たりと無関係に確変が発生するタイプのパチンコ遊技機に適用するようにしてもよい。
確変回数は、報知確変と非報知確変とに区分してそれぞれの回数を表示するようにしてもよい。
非報知確変信号が入力した場合は、非報知確変信号の入力が停止した時点で確変回数をインクリメントするようにしたが、所定の確率で信号入力時にインクリメントするようにしてもよい。例えば、信号入力時に抽選を行い、1/10の確率で入力開始時に、9/10の確率で入力停止時に確変回数をインクリメントする。この場合、入力開始時に確変回数をインクリメントするときは、その時点から確変ランプ11bを点灯させて確変が発生したことを遊技客に報知する。このような構成によれば、通常はパチンコ遊技機1により報知されることのない非報知確変状態が呼出ランプユニット11により報知されることがあるので、遊技客は、呼出ランプユニット11の動作により非報知確変状態を判別できる可能性が生じる。従って、遊技客は、呼出ランプユニット11に注目するようになるので、呼出ランプユニット11に新たな機能が追加され、付加価値を高めることができる。
大当たり終了後に遊技客側に有利な特別状態を発生可能に構成された遊技機であれば、パチンコ遊技機以外の遊技機(例えばスロットマシン)に適用することも可能である。
遊技データ表示端末の機能を遊技機と一体的に設けても良い。例えばパチンコ遊技機1の図柄表示装置9を遊技データ表示端末と兼用しても良い。
遊技データ表示端末の機能を台間玉貸機と一体的に設けてもよい。
本発明の一実施例を示すシステム全体を示す概略図 パチンコ遊技機の正面図 図柄表示装置の正面図 呼出ランプユニットの正面図 データ表示部の正面図 報知確変開始時の表示状態を示す図5相当図 非報知確変停止時の表示状態を示す図5相当図 呼出ランプユニットの制御装置の動作を示すフローチャート 呼出ランプユニットの制御装置の確変回数更新処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はパチンコ遊技機、11は呼出ランプユニット(遊技データ表示端末)、11dはデータ表示部(特別状態発生回数表示手段)である。

Claims (3)

  1. 大当たりと、この大当たりに当選する確率を高めた確変状態とを発生可能で、確変状態となった場合に、その旨を遊技客に報知する場合と、報知しない場合とがある遊技機に対応して設けられ、上記遊技機の確変状態の発生を報知する遊技データ表示端末において、
    前記遊技機で報知する報知確変状態が発生したときは、その発生した時点で確変状態の発生を報知する一方、前記遊技機で報知しない非報知確変状態が発生したときは抽選を行い、所定の確率で当該非報知確変状態が発生した時点で報知する場合と、当該非報知確変状態が終了した時点で報知する場合の何れかとすることを特徴とする遊技データ表示端末。
  2. 前記確変状態の発生回数を表示する確変状態発生回数表示手段を備え、
    この確変状態発生回数表示手段は、前記遊技機で報知しない非報知確変状態が発生したときは抽選を行い、所定の確率で当該非報知確変状態が発生した時点で確変状態の発生をインクリメントする場合と、当該非報知確変状態が終了した時点で確変状態の発生回数の表示をインクリメントする場合の何れかとすることを特徴とする請求項1記載の遊技データ表示端末。
  3. 前記遊技機は、報知しない非報知確変状態の発生期間は識別信号を出力し、
    前記遊技機からの識別信号の出力期間は非報知確変状態が発生していると判断することを特徴とする請求項1または2記載の遊技データ表示端末。
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