JP4611694B2 - 遊技データ表示システム及び遊技データ表示端末 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に係る稼動データを各遊技機と対応した位置に設けられた表示端末で表示する機能を備えた遊技データ表示システム及び遊技データ表示端末に関する。
例えば、第1種パチンコ遊技機(所謂セブン機)にあっては、大当たりが終了した後に、大当たり抽選の当たり確率を通常時より高めた確率変動状態(以下、確変と呼ぶ)を発生すると共に、この確変期間中は、当たり図柄表示部の図柄変動時間を短縮させる変動時間短縮状態(以下、時短と呼ぶ)も同時に発生する構成、つまり、確変期間と時短期間とが常に一致する構成とされたものが提供されている。
一方、従来では、例えば特許文献1に見られるように、パチンコ遊技機と対応した位置に設けられた表示端末に対して、当該パチンコ遊技機に係る稼動データ(大当たり回数、スタート回数、アウト玉数、セーフ玉数など)を表示するようにした遊技データシステムが提供されているが、このようなシステムでデータ表示を行う場合には、確変及び時短が双方ともに発生した期間での稼動データとそれ以外の期間での遊技データとを区別することが、遊技者側に有益な情報を提供する上で望ましい。また、従来では、例えば特許文献2に見られるように、確変期間の稼動データとこれ以外の期間の稼動データとを区別できるように構成された遊技データ管理装置が提供されており、このような装置を利用することによって、表示端末に対して、確変及び時短が双方ともに発生した期間での遊技データとそれ以外の期間での遊技データとを区別して表示する、という上記のような要望に対応することが可能である。
特開平10−295918号公報 特開2000−140368号公報
今般行われた遊技機規則の改正に伴って、確変と時短とを各々異なるタイミングで終了させるタイプのパチンコ遊技機が提案されているが、このようなパチンコ遊技機1が実際に出現すると、従来の手段では、表示端末に対して、確変及び時短に係る稼動データを適切に区分した状態で表示することが困難になる。このため、遊技者側に有益なデータを提供不可能になり、結果的に、表示端末の価値が低くなってしまうという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者側に有利な確率変動状態及び変動時間短縮状態が選択的に発生する構成の遊技機についての稼動データを、当該遊技機と対応した位置に設けられた表示端末において表示する場合でも、当該確率変動状態及び変動時間短縮状態に係る稼動データの表示を適切に行うことができて、表示端末の価値を高めることが可能になる遊技データ表示システム及び遊技データ表示端末を提供することにある。
請求項1記載の発明は、上記目的を達成するために、電動チューリップを備えたスタート入賞口、賞球の払出しがないスルー入賞口、前記スタート入賞口への入賞により図柄を変動表示する特別図柄表示部、前記スルー入賞口への入賞により図柄を変動表示する普通図柄表示部、電動役物を備えた大入賞口を備え、前記スタート入賞口への入賞に応じて大当たり抽選動作を実行するとともに、当該抽選動作の結果が大当たりの場合には前記特別図柄表示部に大当たり図柄を変動表示した後に大当たりを発生し、前記スルー入賞口への入賞に応じて補助抽選動作を実行するとともに、当該補助抽選動作の結果が当たりの場合には前記普通図柄表示部に当たり図柄を表示した後に前記電動チューリップを所定時間だけ開放し、前記大当たり終了後に前記大当たり抽選動作の当たり確率を通常状態より高めた確率変動状態及び前記普通図柄表示部による表示動作の所要時間を通常状態より短縮した変動時間短縮状態の双方を同時に発生し、確変転落抽選に当選したときに前記確率変動状態を終了すると共に、前記特別図柄表示部での図柄変動動作が所定回数実行されたときに前記変動時間短縮状態を終了するように構成されたパチンコ遊技機と、
このパチンコ遊技機と対応した位置に当該パチンコ遊技機についての稼動データを表示するために配置された表示端末とを備えた遊技データ表示システムにおいて、
前記パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態を双方とも呈している重複期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態のみを呈している第1期間、当該パチンコ遊技機が前記変動時間短縮状態のみを呈している第2期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態にない通常期間の識別を行う識別手段と、
前記大当たり間における前記パチンコ遊技機についての稼動データを、前記識別手段による識別結果に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間毎に区分した状態で前記表示端末に表示させる表示制御手段と、前記第2期間及び前記通常期間において大当たりが発生したときには、前回の大当たりが終了してから前記確率変動状態が終了するまでの前記特別図柄表示部における表示動作開始回数を表示可能なデータ表示手段とを備えた構成としたものである。
この場合、請求項2記載の発明のように、前記パチンコ遊技機は、前記確率変動状態が発生していることを示す確変信号及び前記変動時間短縮状態が発生していることを示す時短信号をそれぞれ出力するように構成し、前記識別手段を、前記確変信号及び時短信号に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間の識別を行う構成とすることもできる。
また、請求項3記載の発明は、前記目的を達成するために、電動チューリップを備えたスタート入賞口、賞球の払出しがないスルー入賞口、前記スタート入賞口への入賞により図柄を変動表示する特別図柄表示部、前記スルー入賞口への入賞により図柄を変動表示する普通図柄表示部、電動役物を備えた大入賞口を備え、前記スタート入賞口への入賞に応じて大当たり抽選動作を実行するとともに、当該抽選動作の結果が大当たりの場合には前記特別図柄表示部に大当たり図柄を変動表示した後に大当たりを発生し、前記スルー入賞口への入賞に応じて補助抽選動作を実行するとともに、当該補助抽選動作の結果が当たりの場合には前記普通図柄表示部に当たり図柄を表示した後に前記電動チューリップを所定時間だけ開放し、前記大当たり終了後に前記大当たり抽選動作の当たり確率を通常状態より高めた確率変動状態及び前記普通図柄表示部による表示動作の所要時間を通常状態より短縮した変動時間短縮状態の双方を同時に発生し、確変転落抽選に当選したときに前記確率変動状態を終了すると共に、前記特別図柄表示部での図柄変動動作が所定回数実行されたときに前記変動時間短縮状態を終了するように構成されたパチンコ遊技機に対応して設けられる遊技データ表示端末において、
前記パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態を双方とも呈している重複期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態のみを呈している第1期間、当該パチンコ遊技機が前記変動時間短縮状態のみを呈している第2期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態にない通常期間の識別を行う識別手段と、前記大当たり間における前記パチンコ遊技機についての稼動データを、前記識別手段による識別結果に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間毎に区分した状態で表示する動作を実行する表示制御手段と、前記第2期間及び前記通常期間において大当たりが発生したときには、前回の大当たりが終了してから前記確率変動状態が終了するまでの前記特別図柄表示部における表示動作開始回数を表示可能なデータ表示手段とを備えた構成としたものである。
請求項1記載の発明によれば、パチンコ遊技機においては、大当たりが一旦発生したときには、その大当たり終了後に遊技者側に有利な確率変動状態及び変動時間短縮状態の双方が同時に発生し、その後に確変転落抽選に当選するのに伴い確率変動状態を終了し、特別図柄表示部での図柄変動動作が所定回数実行されるのに伴い変動時間短縮状態が終了して他方の状態が単独で発生した状態となり、この状態が所定時期まで(他方の終了条件が成立するまで)続くことになる。この場合、識別手段においては、パチンコ遊技機が確率変動状態及び変動時間短縮状態の双方を呈している重複期間と、確率変動状態が単独発生している第1期間と、変動時間短縮状態が単独発生している第2期間と、パチンコ遊技機が確率変動状態及び変動時間短縮状態にない通常期間とを識別するようになり、また、表示制御手段においては、大当たり間におけるパチンコ遊技機についての稼動データを、上記識別結果に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間毎に区分し、このように区分した状態の稼動データを、パチンコ遊技機と対応した位置に配置された表示端末に表示させるようになる。従って、遊技者側に有利な確率変動状態及び変動時間短縮状態が選択的に発生する構成のパチンコ遊技機についての稼動データを表示する場合でも、その表示を適切に行うことが可能になり、結果的に、表示端末の価値を高め得るようになる。
請求項2記載の発明によれば、パチンコ遊技機側から、確率変動状態が発生していることを示す確変信号及び変動時間短縮状態が発生していることを示す時短信号がそれぞれ出力されるから、識別手段においては、それらの信号に基づいてパチンコ遊技機が重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間の何れにあるかを正確に識別できるようになり、結果的に表示端末での表示内容の正確化を実現できることになる。
請求項3記載の発明においても、識別手段が、パチンコ遊技機が確率変動状態及び変動時間短縮状態の双方を呈している重複期間と、確率変動状態が単独発生している第1期間と、変動時間短縮状態が単独発生している第2期間と、パチンコ遊技機が確率変動状態及び変動時間短縮状態にない通常期間とを識別するようになり、また、表示制御手段においては、大当たり間におけるパチンコ遊技機についての稼動データを、上記識別結果に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間毎に区分し、このように区分した状態の稼動データを表示する動作を実行するようになる。従って、遊技者側に有利な確率変動状態及び変動時間短縮状態が選択的に発生する構成のパチンコ遊技機についての稼動データを表示する場合でも、その表示を適切に行うことが可能になり、結果的に、遊技データ表示端末としての価値を高め得るようになる。
以下、本発明をパチンコホール用の遊技データ表示システムに適用した一実施例について図面を参照しながら説明する。
図2には、本実施例で管理対象となるパチンコ遊技機の正面外観が概略的に示されている。この図2において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の発射装置(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面4へ発射する構成となっている。盤面4には、アウト口5、電動チューリップ6aを備えたスタート入賞口6、賞球の払出しがないスルー入賞口7、アタッカーと呼ばれる電動役物8aを備えた大入賞口8、図柄表示装置9が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。
上記図柄表示装置9は、例えば液晶表示パネルにより構成されたもので、図3に概略的に示すように、特別図柄表示部9a、保留玉数表示部9b、普通図柄表示部9cを備えている。
上記のように構成されたパチンコ遊技機1の基本動作は以下の通りである。
(1)スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じて所定の当たり確率(例えば、通常状態時において1/300、後述する確変状態時において1/60)の大当たり抽選動作を実行すると共に、当該パチンコ玉の入賞数を、大当たり抽選動作の抽選結果(「大当たり」または「ハズレ」)が付随した状態の保留玉データとして一時的に記憶する。
(2)上記記憶動作は、例えばFIFO形式(先入れ先出し形式)で行われるものであり、記憶された保留玉データは、付随した抽選結果の表示動作が特別図柄表示部9aにおいて実行される毎に消化される。この抽選結果の表示動作は、パチンコ遊技機1において後述する形態の大当たりが発生していない期間、並びに特別図柄表示部9aが動作停止している期間には直ちに実行され、また、当該大当たりが発生している期間や特別図柄表示部9aが動作中の期間には、その大当たりの終了或いは特別図柄表示部9aの動作停止を待って実行される。この場合、特別図柄表示部9aは、図柄表示装置9の中央に表示される例えば3桁の数字列より成るルーレットにより構成されたもので、抽選結果の表示動作時には、当該ルーレットの図柄変動表示(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を所定期間だけ行うと共に、抽選結果が「大当たり」であったときにはその図柄変動表示の終了時点で数字列が「111」、「222」、…のようなぞろ目図柄(大当たり図柄)となるように制御され、抽選結果が「ハズレ」であったときには、ぞろ目図柄以外のハズレ図柄をランダムに表示するように制御される。
(3)特別図柄表示部9aにぞろ目図柄が表示されたときには、大入賞口8の電動役物8a(アタッカー)を予め決められたモードにて所定期間だけ開放する制御を行い、以て当該大入賞口8への入賞率を極端に高めた大当たりを発生させる。
(4)保留玉データの最大記憶数、つまり未消化の保留玉数の上限値は、例えば4個分に限定される構成となっており、その保留玉数は、保留玉数表示部9bにおいて周知の形態で表示される。
(5)スルー入賞口7へのパチンコ玉の入賞に応じて所定の当たり確率(例えば1/10)の補助抽選動作を実行し、その補助抽選動作の結果を普通図柄表示部9cで表示する。尚、普通図柄表示部9cは、図柄表示装置9の右下部に表示される例えば2桁の数字列より成るルーレットにより構成されたもので、抽選結果の表示動作時には、当該ルーレットの図柄変動表示(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を所定期間だけ行うと共に、補助抽選動作の結果が当たりであったときにはその図柄変動表示の終了時点で数字列が「11」、「22」、…のようなぞろ目図柄(当たり図柄)となるように制御される。
(6)普通図柄表示部9cにぞろ目図柄が表示された状態では、電動チューリップ6aを所定時間(例えば、通常状態時において0.5秒、後述する時短状態時において5秒)だけ開放させる制御を行う。
(7)前記大当たりが終了した後は、大当たり抽選動作の当たり確率を、通常状態時の1/300から1/60に高めた確率変動状態(以下、確変と呼ぶ)と、普通図柄表示部9cによる表示動作の所要時間を、通常時の30秒から5秒に短縮した変動時間短縮状態(以下、時短と呼ぶ)とを同時に発生させる。尚、この時短状態では、前述したように、電動チューリップ6aの開放時間を通常時の0.5秒から5秒に延長する制御も行われる。
(8)確変が発生した期間には、スタート入賞口6へパチンコ玉が入賞する毎に所定の当たり確率(例えば、1/60)の確変転落抽選動作を実行する。この抽選に当選したときに、本発明でいう第1終了条件が成立するものであり、その成立に応じて確変を終了する。尚、上記確変転落抽選動作に当選したこと、つまり確変が終了したことは、図柄表示装置9に表示されない構成となっており、従って遊技者では確変が終了したことを直接的に判別できない。
(9)時短が発生した期間には、特別図柄表示部9aでの図柄変動動作が所定回数(例えば100回)実行されたときに、本発明でいう第2終了条件が成立するものであり、その成立に応じて時短を終了する。尚、時短が終了したことは報知されないが、時短の終了に伴い普通図柄表示部9cによる表示動作の所要時間及び電動チューリップ6aの開放時間が通常状態に戻されることになるから、遊技者では、上記のような各時間の変化に基づいて時短が終了したことを間接的に判別できる。
以上のような基本動作が設定されたパチンコ遊技機1においては、大当たりが一旦発生したときには、その大当たりの終了後において確変と時短が同時に発生することになる。この場合、時短は一定期間が経過したときに必ず終了するが、確変の終了時期は確変転落抽選動作の結果に依存して決まるため、それら確変及び時短の各継続期間が一致しなくなる。
つまり、パチンコ遊技機1においては、大当たりが終了した後には、
(A)確変及び時短が同時に発生した確変/時短遊技状態を呈した期間(重複期間に相当)、
が出現し、この遊技状態にある期間中に大当たりが再発生しなかった場合には、
(B)確変のみが発生した確変単独遊技状態を呈した期間(第1期間に相当)、
(C)時短のみが発生した確変単独遊技状態を呈した期間(第2期間に相当)、
の何れかが出現し、これら各期間中に大当たりが再発生しなかった場合には、
(D)確変及び時短が双方ともに発生していない通常遊技状態を呈した期間(通常期間に相当)、
が出現することになる。但し、確率的には非常に低いが、確変及び時短がほとんど同じ時期に終了する可能性があり、このような場合には確変/時短遊技状態(A)の後に、確変単独遊技状態(B)或いは時短単独遊技状態(C)が実質的に出現せず、通常遊技状態(D)がいきなり出現することになる。
また、パチンコ遊技機1は大当たりにある期間に大当たり信号を出力し、確変及び時短にある各期間に確変信号(第1識別信号に相当)及び時短信号(第2識別信号に相当)をそれぞれ出力する構成となっている。
従って、パチンコ遊技機1は、大当たりが発生した後において、大当たりが再発生することなく通常遊技状態(D)に移行した場合には、図4(a)及び(b)の何れか一方のタイミングチャートに示すパターンで大当たり信号、時短信号及び確変信号を出力することになる。即ち、図4(a)に示す信号出力パターンは、大当たり終了後に発生した確変及び時短のうち時短が先に終了する場合(大当たり状態→確変/時短遊技状態→確変単独遊技状態→通常遊技状態の順に推移する場合)の例であり、また、図4(b)に示す信号出力パターンは、大当たり終了後に発生した確変及び時短のうち確変が先に終了する場合(大当たり状態→確変/時短遊技状態→時短単独遊技状態→通常遊技状態の順に推移する場合)の例である。
図1には、遊技場用システムの概略的構成が本発明の要旨に関係した部分のみ示されている。この図1において、遊技場内に多数台ずつ設置されたパチンコ遊技機1及び台間玉貸機10は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。パチンコ遊技機1の上方には呼出ランプユニット11(表示端末に相当)が設けられており、当該パチンコ遊技機1は、呼出ランプユニット11を介して管理装置12に接続され、台間玉貸機10はパチンコ遊技機1を介して管理装置12に接続されている。尚、パチンコ遊技機1から管理装置12には、アウト玉数信号、セーフ玉数信号、特別図柄表示部9aの動作開始を示すスタート信号、大当たり信号、確変信号、時短信号などが出力される。
台間玉貸機10は、プリペイドカード挿入口10aに図示しないプリペイドカードが挿入された状態で当該プリペイドカードに記憶された残高金額データの範囲内でパチンコ玉を放出(貸出)するCR機(カードリーダ機)としての機能を備えたものである。この場合、各台間玉貸機10から管理装置12には、プリペイドカードによる売上を示す売上信号などが出力される。
呼出ランプユニット11は、図5に示すように、複数の表示ランプ11a、例えばバックライト付きの液晶パネルより成るデータ表示部11b、このデータ表示部11bによる表示内容を切換えるためのデータ切換ボタン11c、呼出ボタン11dなどを備えた周知構成のもので、呼出ボタン11dの操作に伴う呼び出し状態の表示機能、対応するパチンコ遊技機1での稼動データに基づいて作成した後述の遊技客向けデータを表示する機能、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機10のためのデータ入出力インタフェースの機能などを備えている。
管理装置12は、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機10から出力される種々の信号(アウト玉数信号、セーフ玉数信号、スタート信号、大当たり信号、確変信号、時短信号、売上信号など)に基づいて、パチンコ遊技機1についての稼動データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、スタート回数(特別図柄表示部9aでの表示動作開始回数)など)、並びに台間玉貸機10についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して格納するという周知のデータ集計機能を備えた構成となっている。尚、管理装置12においては、パチンコ遊技機1からの大当たり信号、確変信号、時短信号の入力状態に基づいて、当該パチンコ遊技機1が前述した確変/時短遊技状態、確変単独遊技状態、確変単独遊技状態、通常遊技状態の何れの状態にあるかを識別し、その識別結果に基づいてパチンコ遊技機1に係る稼動データを個別に集計することができる。
さて、図6には、呼出ランプユニット11bには、以下(1)〜(7)のような表示エリアが設定されている。11のデータ表示部11bに表示される遊技客向けデータの一例が示されている。即ち、データ表示部
(1)スタート回数表示エリアa:「スタート」及び「只今」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で、前回の大当たりから現在時点までのスタート回数(特別図柄表示部9aでの表示動作開始回数)がデジタル表示される。但し、大当たりが未発生の時点では、当日の営業開始時点から現在時点までのスタート回数がデジタル表示される。
(2)累計スタート回数表示エリアb:「累計」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で、当日の累計スタート回数がデジタル表示される。
(3)当日大当たり回数表示エリアc:「本日」の文字及びこれに対応した「大当」、「大当w」、「大当k」、「大当j」の各文字が表示されており、「大当」の文字と対応付けた状態で当日の累計大当たり回数、「大当w」の文字と対応付けた状態で確変/時短遊技状態中の大当たり回数、「大当k」の文字と対応付けた状態で確変単独遊技状態中の大当たり回数、「大当j」の文字と対応付けた状態で時短単独遊技状態中の大当たり回数がデジタル表示される。
(4)前日大当たり回数表示エリアd:「前日」の文字及び「大当」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で前日の累計大当たり回数がデジタル表示される。
(5)大当たり回数レコード表示エリアe:「過去最高」の文字が表示されており、その文字と対応付けた状態で過去の営業日において記録された最高の大当たり回数がデジタル表示される。
(6)スタート回数履歴表示エリアf:大当たり間スタート回数が、最新の大当たりから現在時点までのデータ並びに過去10回分の履歴データについて、1目盛が1〜100回を示すデータセットから成る棒グラフにより表示される。
(7)種別表示エリアg:スタート回数履歴表示エリアfの各棒グラフにより示される大当たり間スタート回数が、最新の期間、並びに、確変/時短遊技状態、確変単独遊技状態、時短単独遊技状態、通常遊技状態の何れの期間に関連したものであるかを表示する。具体的には、最新の期間(最新の大当たりから現在時点までの期間)の大当たり間スタート回数を示す棒グラフと対応した種別表示位置に「只今」の文字が表示され、大当たり間スタート回数についての過去10回分の棒グラフと対応した各種別表示位置に、当該棒グラフと関連する期間が、確変/時短遊技状態であることを示す「★」、確変単独遊技状態であることを示す「◆」、時短単独遊技状態であることを示す「●」が表示される。また、通常遊技状態に関連した棒グラフと対応した種別表示位置には何も表示されない。
尚、上記(1)〜(7)に示した表示エリアa〜gのうち、累計スタート回数表示エリアbの表示内容は、データ切換ボタン11cの操作に応じて切換えられる構成となっている。具体的には、データ切換ボタン11cの操作は、非確変期間(時短単独遊技状態及び通常遊技状態にある期間)に発生した大当たり中に限り有効になるものであり、このような有効期間中にデータ切換ボタン11cが操作されたときには、累計スタート回数表示エリアbに対し、それ以前における確変期間(確変/時短遊技状態または確変単独遊技状態)が終了するまでのスタート回数(以下、確変スタート回数と呼ぶ)が所定時間(例えば3秒間)だけ表示される構成となっている。
この場合、前述した通り、本実施例のパチンコ遊技機1は、確変状態であるのか否かが表面上判別できないように構成されているので、本来であれば遊技者は確変スタート回数を確認することができない。しかしながら、本実施例のデータ表示端末(呼出ランプユニット11)によれば、大当たりが発生した場合に限って前回の確変スタート回数を明確に把握することが可能であるため、パチンコ遊技機1の遊技性を阻害しない範囲で、遊技者側の確変スタート回数を知りたいという要望を満たすことができる。
呼出ランプユニット11内には、図示しないが、データ表示部11bでの表示動作を制御するための制御装置(識別手段、表示制御手段に相当)が設けられており、図7及び図8には、その表示動作についての制御例が示されている。尚、この制御装置は、例えばマイクロコンピュータにより構成されるもので、対応するパチンコ遊技機1から確変信号が入力されている期間には確変フラグをオンし、時短信号が入力されている期間には時短フラグをオンする構成となっている。従って、当該パチンコ遊技機1が確変/時短遊技状態にあるときには、確変フラグ及び時短フラグが双方ともオンされ、確変単独遊技状態にあるときには確変フラグのみがオンされ、時短単独遊技状態にあるときには時短フラグのみをオンされることになる。
即ち、図7には、遊技客向けデータ表示画面(図6参照)に係る制御内容のうち、当日のスタート回数及び大当たり回数についての表示内容を更新するための処理ルーチンの内容が示されている。この図7において、呼出ランプユニット11内の制御装置は、対応するパチンコ遊技機1からのスタート信号の入力の有無を判断し(ステップA1)、非入力状態ではパチンコ遊技機1からの大当たり信号が入力開始されたか否か、つまり、大当たり信号が立ち上がったか否かを判断する(ステップA2)。このステップA2で「NO」と判断される期間(大当たり信号の非入力期間、並びに大当たり信号の入力が継続されている期間)には、大当たり信号が入力停止されたか否か、つまり、大当たり信号が立ち下がったか否かを判断し(ステップA3)、ここで「NO」と判断したときにはステップA1へリターンする。
スタート信号が入力されたとき(ステップA1で「YES」)には、データ表示部11bのスタート回数表示エリアa及び累計スタート回数表示エリアbの表示を「1」だけインクリメントする(ステップA4)。次いで、スタート回数表示エリアaの表示値が、スタート回数履歴表示エリアfに表示される棒グラフのデータセットに係るしきい値(101、201、301、……)に達したか否かを判断し(ステップA5)、しきい値に達した場合には、当該棒グラフのうち、最新の期間の大当たりスタート回数を示す棒グラフ(「只今」の文字が表示されたもの)を更新する動作(データセットを1個増やす動作)を実行する(ステップA6)。
このステップA6の実行後、並びにステップA5で「NO」と判断されたときには、確変フラグがオンか否か、つまり、対応するパチンコ遊技機1が確変/時短遊技状態若しくは確変単独遊技状態にあるか否かを判断する(ステップA7)。確変フラグがオフの場合にはステップA2へ移行するが、オンの場合には、制御装置内に設定されたバッファメモリ中の確変スタート回数(データ切換ボタン11cの操作に応じて累計スタート回数表示エリアbに表示するためのデータである)を「1」だけインクリメントするステップA8を実行した後にステップA2へ移行する。
大当たり信号の入力が開始されたとき(ステップA2で「YES」)には、データ表示部11bの大当たり回数表示エリアcに表示された累計大当たり回数のうち、「本日」の文字と対応した表示値を「1」だけインクリメントする(ステップA9)。次いで、スタート回数履歴表示エリアfに表示される棒グラフ群を右方向にスライドする(ステップA10)。このようなスライドに応じて、当該スタート回数履歴表示エリアfの「只今」の文字が表示された棒グラフが「0」を表示した状態に初期化されると共に、一番右側の棒グラフが消滅することになる。
この後には、確変フラグ及び時短フラグが双方ともオンしているか否か(パチンコ遊技機1が確変/時短遊技状態にあるか否か)、確変フラグのみがオンしているか否か(パチンコ遊技機1が確変単独遊技状態にあるか否か)、時短フラグのみがオンしているか否か(パチンコ遊技機1が時短単独遊技状態にあるか否か)をそれぞれ判断する(ステップA11、A12、A13)。このとき、確変フラグ及び時短フラグが何れもオンしていない場合(ステップA11、A12、A13の全てで「NO」)、つまり、パチンコ遊技機1が通常遊技状態にある場合には、ステップA3へ移行する。
これに対して、確変フラグ及び時短フラグが双方ともオンしていた場合(ステップA11で「YES」)には、大当たり回数表示エリアcに表示された累計大当たり回数のうち、「大当w」の文字と対応した表示値を「1」だけインクリメントする(ステップA14)。次いで、種別表示エリアgによる種別表示位置のうち、スタート回数履歴表示エリアfの過去10回分の棒グラフにおける最新の棒グラフと対応した位置に「★」を表示し(ステップA15)、この後にステップA3へ移行する。
また、確変フラグのみがオンしていた場合(ステップA12で「YES」)には、大当たり回数表示エリアcに表示された累計大当たり回数のうち、「大当k」の文字と対応した表示値を「1」だけインクリメントする(ステップA16)。次いで、種別表示エリアgによる種別表示位置のうち、スタート回数履歴表示エリアfの過去10回分の棒グラフにおける最新の棒グラフと対応した位置に「◆」を表示し(ステップA17)、この後にステップA3へ移行する。
さらに、時短フラグのみがオンしていた場合(ステップA13で「YES」)には、大当たり回数表示エリアcに表示された累計大当たり回数のうち、「大当j」の文字と対応した表示値を「1」だけインクリメントする(ステップA18)。次いで、種別表示エリアgによる種別表示位置のうち、スタート回数履歴表示エリアfの過去10回分の棒グラフにおける最新の棒グラフと対応した位置に「●」を表示し(ステップA19)、この後にステップA3へ移行する。
大当たり信号の入力が停止されたとき(ステップA3で「YES」)には、スタート回数表示エリアaに表示されているスタート回数、並びにバッファメモリ中の確変スタート回数を「0」に初期化するステップA20を実行した後にリターンする。
図8には、データ切換ボタン11cが操作されたときに実行される割込処理ルーチンの内容が示されている。即ち、この割込処理ルーチンでは、対応するパチンコ遊技機1が非確変期間(時短単独遊技状態及び通常遊技状態にある期間)に発生した大当たり中か否かを判断し(ステップB1)、「NO」の場合にはそのままリターンする。従って、データ切換ボタン11cの操作は、非確変期間に発生した大当たり中に限り有効になる。ステップB1で「YES」と判断した場合には、バッファメモリから確変スタート回数を読み出し、その確変スタート回数を累計スタート回数表示エリアbにおいて3秒間だけ表示するステップB2を実行したリターンする。
以上要するに、本実施例の構成によれば、パチンコ遊技機1においては、大当たりが一旦発生したときに、その大当たり終了後に遊技者側に有利な確変及び時短の双方が同時に発生した確変/時短遊技状態を呈し、その確変/時短遊技状態において、スタート入賞口6へパチンコ玉が入賞する毎に行われる確変転落抽選に当選したときに確変が終了して時短単独遊技状態を呈し、また、確変/時短遊技状態において、特別図柄表示部9aでの図柄変動動作が所定回数(100回)実行されたときに時短が終了して確変単独遊技状態を呈することになる。つまり、確変の終了タイミング及び時短の終了タイミングが自ずと異なるようになるから、大当たり終了後には、確変/時短遊技状態の期間を経た後に、確変単独遊技状態または時短単独遊技状態の何れかの期間を経て通常遊技状態へ戻ることになる。
この場合、パチンコ遊技機1からは、大当たりにある期間に大当たり信号が出力され、確変及び時短にある各期間に確変信号及び時短信号がそれぞれ出力されて呼出ランプユニット11内の図示しない制御装置に与えられるから、当該制御装置側では、それら信号に基づいて、確変/時短遊技状態にある期間、確変単独遊技状態にある期間、時短単独遊技状態にある期間、通常遊技状態にある期間を、正確に識別できることになる。また、制御装置は、大当たり間におけるパチンコ遊技機1についての稼動データを、上記のように識別した期間毎に区別し、このように区分した状態の稼動データをデータ表示部11bに表示させるようになる。従って、遊技者側に有利な確変及び時短が選択的に発生する構成のパチンコ遊技機1についての稼動データを表示する場合でも、その表示を適切に行うことが可能になり、データ表示部11bを備えた呼出ランプユニット11の価値を高め得るようになる。しかも、上記のように確変/時短遊技状態にある期間、確変単独遊技状態にある期間、時短単独遊技状態にある期間、通常遊技状態にある期間の識別を正確に行い得るから、データ表示部11bでの表示内容の正確化を実現できることになる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
パチンコ遊技機1は、大当たりの終了後において確変/時短遊技状態へ必ず移行する構成としたが、大当たり終了後に所定の確率で確変/時短遊技状態へ移行する構成、例えば、特別図柄表示部9aにおける図柄変動動作の終了時点での表示数字列が「111」、「333」のような奇数列であった場合に、確変/時短遊技状態へ移行する構成(移行する確率は1/2)であっても良い。
確変/時短遊技状態、確変単独遊技状態、時短単独遊技状態にある各期間の識別を、パチンコ遊技機1側から時短及び確変にある各期間に出力される確変信号及び時短信号に基づいて行う構成としたが、パチンコ遊技機1において確変転落抽選に当選したタイミング及び特別図柄表示部9aでの図柄変動動作が所定回数実行されたタイミングで当該パチンコ遊技機1から確変終了信号及び時短終了信号がそれぞれ出力される構成とし、管理装置12側では、それら確変終了信号及び時短終了信号の入力タイミングに基づいて上記各期間の識別を行う構成としても良い。
本発明でいう識別手段及び表示制御手段の機能を、呼出ランプユニット内の制御装置により実現したが、当該機能を管理装置12において実現する構成(データ表示部11bでの表示制御を管理装置12側で行う構成)としても良い。
大当たり終了後に遊技者側に有利な確率変動状態及び変動時間短縮状態の双方を同時に発生し、遊技に伴い第1終了条件が成立したときに前記確率変動状態を終了すると共に、遊技に伴い前記第1終了条件と異なる第2終了条件が成立したときに前記変動時間短縮状態を終了するように構成された遊技機であれば、パチンコ遊技機以外の遊技機(例えばスロットマシン)に適用することも可能である。
遊技データ表示端末を遊技機と別体で設けたが、遊技機と一体的に設けても良い。例えば前記実施例で説明したパチンコ遊技機1の場合、図柄表示装置9を遊技データ表示端末と兼用しても良い。
本発明の一実施例を示す遊技場用システムの概略的構成図 パチンコ遊技機の概略的正面図 図柄表示装置の概略的正面図 信号出力パターンの一例を示すタイミングチャート 呼出ランプユニットの正面図 呼出ランプユニットに設けられたデータ表示部での表示例を示す図 呼出ランプユニットでの表示動作についての制御例を示すフローチャートその1 呼出ランプユニットでの表示動作についての制御例を示すフローチャートその2
符号の説明
1はパチンコ遊技機、9は図柄表示装置、10は台間玉貸機、11は呼出ランプユニット(表示端末)、11bはデータ表示部、12は管理装置を示す。

Claims (3)

  1. 電動チューリップを備えたスタート入賞口、賞球の払出しがないスルー入賞口、前記スタート入賞口への入賞により図柄を変動表示する特別図柄表示部、前記スルー入賞口への入賞により図柄を変動表示する普通図柄表示部、電動役物を備えた大入賞口を備え、前記スタート入賞口への入賞に応じて大当たり抽選動作を実行するとともに、当該抽選動作の結果が大当たりの場合には前記特別図柄表示部に大当たり図柄を変動表示した後に大当たりを発生し、前記スルー入賞口への入賞に応じて補助抽選動作を実行するとともに、当該補助抽選動作の結果が当たりの場合には前記普通図柄表示部に当たり図柄を表示した後に前記電動チューリップを所定時間だけ開放し、前記大当たり終了後に前記大当たり抽選動作の当たり確率を通常状態より高めた確率変動状態及び前記普通図柄表示部による表示動作の所要時間を通常状態より短縮した変動時間短縮状態の双方を同時に発生し、確変転落抽選に当選したときに前記確率変動状態を終了すると共に、前記特別図柄表示部での図柄変動動作が所定回数実行されたときに前記変動時間短縮状態を終了するように構成されたパチンコ遊技機と、
    このパチンコ遊技機と対応した位置に当該パチンコ遊技機についての稼動データを表示するために配置された表示端末とを備えた遊技データ表示システムであって、
    前記パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態を双方とも呈している重複期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態のみを呈している第1期間、当該パチンコ遊技機が前記変動時間短縮状態のみを呈している第2期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態にない通常期間の識別を行う識別手段と、
    前記大当たり間における前記パチンコ遊技機についての稼動データを、前記識別手段による識別結果に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間毎に区分した状態で前記表示端末に表示させる表示制御手段と、
    前記第2期間及び前記通常期間において大当たりが発生したときには、前回の大当たりが終了してから前記確率変動状態が終了するまでの前記特別図柄表示部における表示動作開始回数を表示可能なデータ表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技データ表示システム。
  2. 前記パチンコ遊技機は、前記確率変動状態が発生していることを示す確変信号及び前記変動時間短縮状態が発生していることを示す時短信号をそれぞれ出力するように構成され、
    前記識別手段は、前記確変信号及び時短信号に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間の識別を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技データ表示システム。
  3. 電動チューリップを備えたスタート入賞口、賞球の払出しがないスルー入賞口、前記スタート入賞口への入賞により図柄を変動表示する特別図柄表示部、前記スルー入賞口への入賞により図柄を変動表示する普通図柄表示部、電動役物を備えた大入賞口を備え、前記スタート入賞口への入賞に応じて大当たり抽選動作を実行するとともに、当該抽選動作の結果が大当たりの場合には前記特別図柄表示部に大当たり図柄を変動表示した後に大当たりを発生し、前記スルー入賞口への入賞に応じて補助抽選動作を実行するとともに、当該補助抽選動作の結果が当たりの場合には前記普通図柄表示部に当たり図柄を表示した後に前記電動チューリップを所定時間だけ開放し、前記大当たり終了後に前記大当たり抽選動作の当たり確率を通常状態より高めた確率変動状態及び前記普通図柄表示部による表示動作の所要時間を通常状態より短縮した変動時間短縮状態の双方を同時に発生し、確変転落抽選に当選したときに前記確率変動状態を終了すると共に、前記特別図柄表示部での図柄変動動作が所定回数実行されたときに前記変動時間短縮状態を終了するように構成されたパチンコ遊技機に対応して設けられる遊技データ表示端末であって、
    前記パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態を双方とも呈している重複期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態のみを呈している第1期間、当該パチンコ遊技機が前記変動時間短縮状態のみを呈している第2期間、当該パチンコ遊技機が前記確率変動状態及び変動時間短縮状態にない通常期間の識別を行う識別手段と、
    前記大当たり間における前記パチンコ遊技機についての稼動データを、前記識別手段による識別結果に基づいて前記重複期間、第1期間、第2期間及び通常期間毎に区分した状態で表示する動作を実行する表示制御手段と、
    前記第2期間及び前記通常期間において大当たりが発生したときには、前回の大当たりが終了してから前記確率変動状態が終了するまでの前記特別図柄表示部における表示動作開始回数を表示可能なデータ表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技データ表示端末。
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