JP2001291846A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置及びその製造方法Info
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Abstract
する。 【解決手段】 ワード線間に、半導体基板101と電気
的に接続するためのプラグ領域106が設けられ、プラ
グ領域間の上に、第1の絶縁膜と第1の絶縁膜に対して
小さいエッチングレートを有する第2の絶縁膜とを介し
てビット線113が設けられ、ビット線間に、第1の絶
縁膜に対して小さいエッチングレートを有する第3の絶
縁膜を介して容量電極が設けられて、プラグ領域と接続
されている。
Description
その製造方法に係わり、特にDRAMセルを有する半導
体記憶装置、及びその半導体記憶装置の製造方法に関す
る。
の形成は、セルサイズの縮小による、フォトリソグラフ
ィー工程のミスアライメントマージンの減少により、歩
留まりの悪化が懸念される。これを防止する方法として
はSAC(Self Aligned Contact)プロセス等を使用
し、ミスアライメントマージンを確保している。しかし
ながらSACプロセスは、一連の工程数が増大する問題
が生ずる。そこで、従来のDRAM形成工程から、ビッ
ト線にSACプロセスを用いて容量コンタクトの形成を
省いたDRAMセルの形成方法が考えられている。
例を示す。図19〜図26はゲート電極断面方向の断面
図、図27〜図35はビット線断面方向の断面図を示
す。まず、図19及び図27に示すように、半導体基板
201の主面上にLOCOS法等の選択酸化法またはS
TI(Shallow Trench Isolation)を用いて素子分離膜
202を形成する。次に半導体基板201上に不図示の
ゲート酸化膜を介してゲート電極203及びシリコン窒
化膜204を形成する。まず、ゲート酸化膜3nm〜1
0nm、ポリシリコン30nm〜100nm、タングス
テンシリサイド等のシリコン珪化物30nm〜100n
m、シリコン窒化膜100nm〜200nmを順次堆積
させる。次にフォトリソグラフィー工程により、フォト
レジストをパターニングし、フォトレジストをマスクに
ドライエッチングする。フォトレジスト除去後、さら
に、シリコン窒化膜を40nm〜100nm堆積させ、
基板全面をエッチバックすることによってゲート電極2
03及びシリコン窒化膜204を形成する。
すように層間絶縁膜205およびポリシリコンプラグ2
06を形成する。層間絶縁膜205は、シリコン酸化
膜、BPSG膜、PSG膜、BSG膜等を0.35μm
〜0.65μm堆積させ、CMPなどで平坦化すること
によって形成する。ポリシリコンプラグ206は、フォ
トリソグラフィー工程により、フォトレジストをパター
ニングし、所望の領域にコンタクトを開口させた後、ド
ープドポリシリコンなどを堆積させエッチバックするこ
とによって形成する。ポリシリコンプラグ206を形成
後、図21及び図29に示すように、シリコン酸化膜2
07を0.1〜0.2μm堆積させる。次に図22及び
図30に示すように、ビットコンタクト208を開口
し、ポリシリコン209を50〜150nm、タングス
テンシリサイド210を0.1〜0.15μm、シリコ
ン窒化膜211を0.15〜0.2μm順次堆積させ
る。図23及び図31に示すように、ゲート電極203
と同様に、フォトリソグラフィー工程およびドライエッ
チングによってビット線212を形成する。
形成するために、まず、図24及び図32のようにシリ
コン酸化膜213を0.8〜1.2μm堆積させる。次
にフォトリソグラフィー工程および、ドライエッチング
により、図25及び図33に示すように、キャパシタを
形成する領域214のシリコン酸化膜を、ポリシリコン
プラグ206の表面が露出するまで選択的にエッチング
する。
15を電気的に接続するために、パッドコンタクト20
6の表面上に形成された自然酸化膜をウェットエッチン
グによって除去し、図26及び図35に示すように、容
量下部電極215、容量絶縁膜(図示せず)、容量上部
電極216を順次形成して、DRAMセルを形成する。
えば、特開平4−83375号公報、特開平8−125
141号公報に開示がある。特に特開平8−12514
1号公報にはビット線を窒化膜で覆うことが開示されて
いる。
では、パッドコンタクトの表面上に形成された自然酸化
膜を除去するときに、シリコン酸化膜207、213も
等方的にエッチングされてしまうため、図34のA’に
示すように、ビット線212の下の領域のシリコン酸化
膜207にサイドエッチを生じる。このため、ビット線
212が露出した状態で容量部電極215を形成してし
まうと、ビット線と容量下部電極がショートしてしまう
ことになる。
は、ワード線間に、半導体基板と電気的に接続するため
のプラグ領域が設けられ、前記プラグ領域間の上に、第
1の絶縁膜と該第1の絶縁膜に対して小さいエッチング
レートを有する第2の絶縁膜とを介してビット線が設け
られ、前記ビット線間に、前記第1の絶縁膜に対して小
さいエッチングレートを有する第3の絶縁膜を介して容
量電極が設けられて、前記プラグ領域と接続されている
ことを特徴とする。
は、ワード線間にプラグ領域を設けて半導体基板と電気
的に接続し、該ワード線及び該プラグ領域上に、第1の
絶縁膜、該第1の絶縁膜に対して小さいエッチングレー
トを有する第2の絶縁膜、ビット線となる導電層、該第
1の絶縁膜に対して小さいエッチングレートを有する第
3の絶縁膜を形成する第1の工程と、前記第2の絶縁
膜、前記導電層及び第3の絶縁膜をパターン化して前記
プラグ領域間上にビット線を形成する第2の工程と、パ
ターン化された前記導電層の側壁部に前記第1の絶縁膜
に対して小さいエッチングレートを有する第4の絶縁膜
を形成する第3の工程と、露出している前記第1の絶縁
層を異方性エッチング除去する第4の工程と、露出した
前記プラグ領域の表面を等方性エッチング処理する第5
の工程と、を備えたことを特徴とする。
て説明する。
01の主面上に、素子分離、拡散層領域および不図示の
ゲート絶縁膜を介してゲート電極103を形成し、トラ
ンジスタを形成する。図2及び図10に示すように層間
絶縁膜105、パッドコンタクト(ポリシリコンプラ
グ)106を形成し、さらに図3及び図11に示すよう
に、第1の絶縁膜となる層間絶縁膜107、層間絶縁膜
層107に対してエッチングレートの小さい第2の絶縁
膜(窒化膜等)108を堆積させる。図4及び図12に
示すように、ビットコンタクト109形成後、導電層1
10,111と第3の絶縁膜112を形成し、図5及び
図13に示すようにビット線を前記層間絶縁膜107に
比べてエッチングレートの小さい絶縁膜(窒化膜等)
で、SAC(Self Aligned Contact)にて形成し、ビッ
ト線を完全に覆う。次にシリンダキャパシタを形成する
ために、図6及び図14に示すように層間絶縁膜114
を堆積させ、図7及び図15に示すように容量下部電極
を形成すべき部分をエッチングし、ポリシリコンを埋め
込む。さらに図8及び図17に示すように容量膜(窒化
膜)および容量上部電極を順次堆積して容量キャパシタ
を形成する。
して小さいエッチングレートを有する絶縁膜(窒化膜
等)でビット線113を囲むように覆ってビット線が形
成されているので、容量下部電極のポリシリコンを成長
する前に行う自然酸化膜除去やフォトレジストの剥離工
程等の等方性エッチングとなるウェット処理による絶縁
膜のエッチングを防ぎ、容量下部電極とビット線のショ
ートを防ぐことができる。
図18を参照して説明する。図1〜図8は本発明による
製造方法の製造工程を示すゲート電極断面方向の断面
図、図9〜図17は本発明による製造方法の製造工程を
示すビット線断面方向の断面図を示す。図18は、本発
明によるDRAMの平面図であり、図18のA−A′線
断面は図8、図18のB−B′線断面は図17に対応し
ている。
基板101の主面上にLOCOS法等の選択酸化法また
はSTI(Shallow Trench Isolation)を用いて素子分
離膜102を形成する。次に半導体基板101上に不図
示のゲート酸化膜を介してゲート電極103及びシリコ
ン窒化膜104を形成する。まず、ゲート酸化膜3nm
〜10nm、ポリシリコン30nm〜100nm、タン
グステンシリサイド等のシリコン珪化物30nm〜10
0nm、シリコン窒化膜100nm〜200nmを順次
堆積させる。次にフォトリソグラフィー工程により、フ
ォトレジストをパターニングし、フォトレジストをマス
クにドライエッチングする。フォトレジスト除去後、さ
らに、シリコン窒化膜を40nm〜100nm堆積さ
せ、基板全面をエッチバックすることによってゲート電
極103及びシリコン窒化膜104を形成する。こうし
てゲート電極103の上部及び側壁部がシリコン窒化膜
で覆われる。
ように層間絶縁膜105およびポリシリコンプラグ10
6を形成する。層間絶縁膜105は、シリコン酸化膜、
BPSG膜、PSG膜、BSG膜等を0.35μm〜
0.65μm堆積させ、CMPなどで平坦化することに
よって形成する。ポリシリコンプラグ106は、フォト
リソグラフィー工程により、フォトレジストをパターニ
ングし、所望の領域にコンタクトを開口させた後、ドー
プドポリシリコンなどを堆積させエッチバックすること
によって形成する。ポリシリコンプラグ106を形成
後、図3及び図11に示すように、シリコン酸化膜10
7を0.1〜0.2μm、シリコン窒化膜108を40
〜100nm順次堆積させる。
コンタクト109を開口し、ポリシリコン110を50
〜150nm、タングステンシリサイド111を0.1
〜0.15μm、シリコン窒化膜112を0.15〜
0.2μm順次堆積させる。図5及び図13に示すよう
に、ゲート電極103と同様に、フォトリソグラフィー
工程およびドライエッチングによってビット線113を
形成する。このときビット線113の上部、下部及び側
壁部がシリコン窒化膜で覆われる。
形成するために、まず、図6及び図14のようにシリコ
ン酸化膜114を0.8〜1.2μm堆積させる。次に
フォトリソグラフィー工程および、ドライエッチングに
より、図7及び図15に示すように、キャパシタを形成
する領域115のシリコン酸化膜を、ポリシリコンプラ
グ106の表面が露出するまで、プラズマエッチング等
のドライエッチングによる異方性エッチングにより選択
的にエッチングする。
16を電気的に接続するためには、パッドコンタクト1
06の表面上に形成された自然酸化膜をウェットエッチ
ングによって除去する。このとき、シリコン酸化膜10
7、114も等方的にエッチングされてしまうため、図
16のAに示すように、ビット線の下の領域のシリコン
酸化膜にサイドエッチを生じる。しかし、ビット線11
3は、シリコン酸化膜とエッチングレートの異なるシリ
コン窒化膜に覆われ、特にビット線の下部はシリコン酸
化膜とシリコン窒化膜の2層構成となっているためにシ
リコン酸化膜がサイドエッチングされても、シリコン窒
化膜で覆われているのでウェットエッチングによってほ
とんどエッチングされない。
すように、容量下部電極116、容量絶縁膜(図示せ
ず)、容量上部電極117を順次形成して、DRAMセ
ルを形成する。
ポリプラグと容量下部電極を電気的に接続するために、
ポリプラグ表面に形成された自然酸化膜を除去する工程
における層間絶縁膜を減退による、ビット線の下の領域
のシリコン酸化膜のサイドエッチによるビット線113
と容量下部電極116のショートを防止できる。
ビット線と容量下部電極とのショートを防止することが
できる。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
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である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ワード線間に、半導体基板と電気的に接
続するためのプラグ領域が設けられ、 前記プラグ領域間の上に、第1の絶縁膜と該第1の絶縁
膜に対して小さいエッチングレートを有する第2の絶縁
膜とを介してビット線が設けられ、 前記ビット線間に、前記第1の絶縁膜に対して小さいエ
ッチングレートを有する第3の絶縁膜を介して容量電極
が設けられて、前記プラグ領域と接続されていることを
特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶装置におい
て、前記第2及び第3の絶縁膜は同一材料からなる半導
体記憶装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の半導体記憶装置におい
て、前記プラグ領域はポリシリコン、前記第2及び第3
の絶縁膜は窒化シリコンからなる半導体記憶装置。 - 【請求項4】 ワード線間にプラグ領域を設けて半導体
基板と電気的に接続し、該ワード線及び該プラグ領域上
に、第1の絶縁膜、該第1の絶縁膜に対して小さいエッ
チングレートを有する第2の絶縁膜、ビット線となる導
電層、該第1の絶縁膜に対して小さいエッチングレート
を有する第3の絶縁膜を形成する第1の工程と、 前記第2の絶縁膜、前記導電層及び第3の絶縁膜をパタ
ーン化して前記プラグ領域間上にビット線を形成する第
2の工程と、 パターン化された前記導電層の側壁部に前記第1の絶縁
膜に対して小さいエッチングレートを有する第4の絶縁
膜を形成する第3の工程と、 露出している前記第1の絶縁層を異方性エッチング除去
する第4の工程と、 露出した前記プラグ領域の表面を等方性エッチング処理
する第5の工程と、 を備えたことを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体記憶装置の製造
方法において、前記第5の工程後に、前記ビット線間
に、前記第4の絶縁膜を介して容量電極を設けて、前記
プラグ領域と接続する第6の工程を有する半導体記憶装
置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項4に記載の半導体記憶装置の製造
方法において、前記第2、第3及び第4の絶縁膜は同一
材料からなる半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の半導体記憶装置の製造
方法において、前記プラグ領域はポリシリコン、前記第
2、第3及び第4の絶縁膜は窒化シリコンからなる半導
体記憶装置の製造方法。
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JP2002198423A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
CN113838850A (zh) * | 2020-06-24 | 2021-12-24 | 华邦电子股份有限公司 | 动态随机存取存储器及其制造方法 |
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JP2000164822A (ja) * | 1998-11-24 | 2000-06-16 | Sony Corp | 半導体記憶装置およびその製造方法 |
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2000
- 2000-04-10 JP JP2000108500A patent/JP4949547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN113838850B (zh) * | 2020-06-24 | 2023-09-12 | 华邦电子股份有限公司 | 动态随机存取存储器及其制造方法 |
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