JP2001289920A - ドライバ制御信号生成回路・ic試験装置 - Google Patents
ドライバ制御信号生成回路・ic試験装置Info
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Abstract
提供する。 【解決手段】N個のタイミング発生器の出力を2分岐す
ることにより2N系統のタイミングクロックを得ると共
に、この2N系統のタイミングクロックを2N個のゲ−
トの各一方の入力端子に印加し、この2N個のゲ−トを
波形フォ−マッタから出力される2N系統の波形発生制
御信号により開閉制御し、このゲ−トで取り出されたタ
イミングクロックをSRフリップフロップのセット入力
端子及びリセット入力端子に印加して従来より2倍速の
ドライバ制御信号を生成する。
Description
回路素子(以下ICと称す)を試験するIC試験装置に
関し、特に被試験デバイスに試験パタ−ン信号を印加す
るドライバを高速動作させ、被試験デバイスを高速試験
することを目的とするものである。
す。図中TESはIC試験装置の全体を示す。IC試験
装置TESは主制御器11と、パタ−ン発生器12、タ
イミング発生器13、波形フォ−マッタ14、論理比較
器15、ドライバ16、比較基準電圧源22、デバイス
電源23、ドライバ制御信号生成回路24等により構成
される。主制御器11は一般にコンピュ−タシステムに
よって構成され、利用者が作成した試験プログラムに従
って主にパタ−ン発生器12とタイミング発生器13を
制御し、パタ−ン発生器12から試験パタ−ンデ−タを
発生させ、この試験パタ−ンデ−タを波形フォ−マッタ
14で実波形を持つ試験パタ−ン信号に変換し、この試
験パタ−ン信号を論理振幅基準電圧源21で設定した振
幅値を持った波形に増幅するドライバ16を通じて被試
験デバイス19に印加し記憶させる。
号はアナログ比較器17で比較基準電圧源22から与え
られる基準電圧と比較し、所定の論理レベル(H論理の
電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを判定し、所
定の論理レベルを持っていると判定した信号は論理比較
器15でパタ−ン発生器12から出力される期待値と比
較し、期待値と不一致が発生した場合は、その読み出し
たアドレスのメモリセルに不一致があるものと判定し、
不良発生毎に不良解析メモリ18に不良アドレスを記憶
し、試験終了時点で例えば不良セルの救済が可能か否か
を判定する。
ン(I/0ピン)であった場合、ドライバ16の出力端
子と、アナログ比較器17の入力端子とが共通接続さ
れ、ドライバ16が被試験デバイス19に試験パタ−ン
信号を供給した後、被試験デバイス19が応答信号を出
力するタイミングではドライバ16は出力インピ−ダン
スを高インピ−ダンスに制御し、被試験デバイス19の
負荷を軽減させて被試験デバイス19の応答信号の波形
品質の劣化を阻止し、アナログ比較器17に可及的に波
形品質の高い応答信号を入力させるようにしている。
成回路24が設けられ、このドライバ制御信号生成回路
24に波形フォ−マッタ14から波形発生制御信号が入
力され、またタイミング発生器13からタイミングの基
準となるクロックを入力し、波形発生制御信号とタイミ
ング信号により、ドライバ制御信号を生成している。図
9に従来のドライバ制御信号生成回路24の構成を示
す。この例では2個のアンドゲ−トG1、G2と1個の
SRフリップフロップSR−FFとによってドライバ制
御信号生成回路24を構成した場合を示す。2個のアン
ドゲ−トG1とG2の各一方の入力端子にはタイミング
発生器13Aと13Bからドライバ制御信号DREの立
上りのタイミングと立下りのタイミングを規定するタイ
ミングクロックLCKとTCKが入力される。
入力端子には波形フォ−マッタ14から波形発生制御信
号DRE−LとDRE−Tが入力される。これらは波形
発生制御信号DRE−LとDRE−Tが「1」論理のと
きアンドゲ−トG1又はG2が開の状態に制御され、こ
の開の状態でタイミングクロックLCK又はTCKが印
加されることにより、SRフリップフロップSR−FF
のセット入力端子S又はリセット入力端子Rにセットパ
ルス又はリセットパルスが印加されてドライバ制御信号
DREが生成される。
タを記憶した波形メモリ14Aと、パタ−ン発生器12
から与えられるパタ−ンデ−タDRE1,DRE2を選
択するマルチプレクサMUXと、波形モ−ドを設定する
レジスタRGとによって構成される。つまり、レジスタ
RGに設定するモ−ドの設定に応じて波形メモリ14A
から読み出される波形モ−ドが切替えられ、ドライバ制
御信号DREをRZ波形(Retrun to Zer
o)で発生させるか、又はNRZ波形(Non Ret
run to Zero)で発生させるかを選択できる
構成とされている。
定されるセレクト信号SELに従ってパタ−ン発生器1
2から与えられるパタ−ンデ−タDRE1かDRE2の
何れかを選択し、このパタ−ンデ−タDRE1かDRE
2の何れかを波形メモリ14Aのアドレス入力端子に印
加し、パタ−ンデ−タDRE1又はDRE2の各論理値
に応じて波形発生制御信号DRE−LとDRE−Tが読
み出される。図10にパタ−ンデ−タDRE1かDRE
2の何れかによって読み出される波形発生制御信号DR
E−LとDRE−Tの一例を示す。パタ−ンデ−タDR
E1とDRE2はセレクト信号SELによって何れか一
方が選択されて波形メモリ14Aに印加される。つま
り、セレクト信号SELが「0」論理の場合はパタ−ン
デ−タDRE1が選択されて波形メモリ14Aに印加さ
れる。またセレクト信号SELが「1」論理の場合はパ
タ−ンデ−タDRE2が選択されて波形メモリ14Aに
印加される。
1が例えば0、1、0、1と変化すると、波形発生制御
信号DRE−LとDRE−Tは図10に示すようにDR
E−Lは0、1、0、1と変化し、DRE−Tも0、
1、0、1と変化する。これらの波形発生制御信号DR
E−TとDRE−Tがドライバ制御信号生成回路24に
印加されることによりドライバ16のモ−ド切替端子に
は図11Hに示すRZ波形が印加される。つまり、図1
1Aはパタ−ンデ−タDRE1を示す。図11BとCは
タイミング発生器13Aと13Bから出力されるタイミ
ングクロックLCKとTCKを示す。これらタイミング
クロックLCKとTCKの発生タイミングt1とt2が
タイミング発生器13Aと13Bで設定され、テストサ
イクルTの時間の範囲内でどのタイミングでドライバ制
御信号DREを立上げるか、また立下げるかを規定す
る。
1が「0」論理のとき、波形発生制御信号DRE−Lと
DRE−Tは共に「0」論理が出力され、パタ−ンデ−
タDRE1が「1」論理のとき、波形発生制御信号DR
E−LとDRE−Tは共に「1」論理となるから(図1
1DとE参照)パタ−ンデ−タDRE1が「1」論理の
テストサイクルのときだけS−RフリップフロップSR
−FFのセット入力端子Sとリセット入力端子Rにアン
ドゲ−トG1とG2を通じてタイミングクロックLCK
とTCKが印加され、S−RフリップフロップSR−F
Fは図11Hに示すRZ波形のドライバ制御信号DRE
を生成し、このドライバ制御信号DREをドライバ16
のモ−ド切替端子に印加する。従って、このパタ−ンデ
−タDRE1を用いたRZ波形モ−ドでは1テストサイ
クルおきにドライバ16はハイインピ−ダンスモ−ド
と、出力モ−ドとを繰返す。
用いた場合を示す。(図10の下段参照)このパタ−ン
デ−タDRE2を用いた場合にはドライバ制御信号DR
Eは図12Hに示すように2テストサイクルずつハイイ
ンピ−ダンスモ−ドと出力モ−ドを繰返す。図13はN
RZ波形モ−ドの場合を示す。NRZ波形モ−ドでは図
10に示すように、波形発生制御信号DRE−LとDR
E−Tはパタ−ンデ−タDRE1が「0」のとき、DR
E−Lは「0」論理、DRE−Tは「1」論理となり、
パタ−ンデ−タDRE1が「1」のとき、DRE−Lは
「1」論理、DRE−Tは「0」論理となる(図13D
とE参照)から、波形発生制御信号DRE−Lが「1」
論理のとき、SRフリップフロップSR−FFのセット
入力端子SにタイミングクロックLCKが印加され、波
形発生制御信号DRE−Tが「1」論理のとき、SRフ
リップSR−FFのリセット入力端子Rにタイミングク
ロックTCKが印加される。
は図13Hに示すNRZ波形モ−ド(1テストサイクル
の期間で0に戻らない)のドライバ制御信号DREを生
成する。図14はパタ−ンデ−タDRE2を用いた場合
のNRZ波形モ−ドの場合を示す。この場合にはドライ
バ16は2テストサイクルに渡ってハイインピ−ダンス
モ−ドと、出力モ−ドに維持され、それが繰返される。
以上説明したドライバ制御信号生成回路24は簡素な構
成のドライバ制御回路の例を示す。この簡素な構成のド
ライバ制御回路24は構成が簡素であることから一部の
機能が省略されている。
に、図9に示したドライバ制御信号生成回路24はRZ
波形モ−ドとNRZ波形モ−ドのドライバ制御信号しか
生成することができない。最近の高速メモリ例えば(D
ouble Data Rate方式)のメモリを試験
するにはIOの切替を1テストサイクルの期間内で実現
する必要がある。このためにはドライバ制御信号として
はDNRZ波形モ−ドの波形を生成しなければならな
い。
発生させることができるドライバ制御信号生成回路は従
来から存在する。図15にその一例を示す。DNRZ波
形モ−ドのドライバ制御信号生成するために、図9に示
したタイミング発生器の数をN個とすれば図15ではタ
イミング発生器を13A、13B、13C、13Dの2
N個とし、各タイミングクロックLCK1、LCK3と
TCK1、TCK3をそれぞれ2N個のアンドゲ−トG
1〜G4の各一方の入力端子に供給する。アンドゲ−ト
G1〜G4の各他方の入力端子には波形フォ−マッタ1
4から波形発生制御信号DRE−L1、DRE−L3、
DRE−T1、DRE−T3をそれぞれ供給する。
発生制御信号DRE−L1、DRE−L3、DRE−T
1、DRE−T3の一例を図16に示す。この図16に
示すように、RZ波形モ−ド及びNRZ波形モ−ドでは
アンドゲ−トG2とG3に与える波形発生制御信号DR
E−L3と、DRE−T1は全て「0」論理とされ、ア
ンドゲ−トG2とG3は全く使用されない。つまり図9
に示した簡素な構成のドライバ制御信号生成回路24と
同等の動作を行う。一方、高速試験を行う場合に用いる
DNRZ波形モ−ドでは波形発生制御信号DRE−L3
とDRE−T1は、パタ−ンデ−タDRE1とDRE2
が共に「0」論理の状態と、DRE1が「0」でDRE
2が「1」のときDRE−L3は「1」論理となる。ま
た波形発生制御信号DRE−T1はDRE1が「0」で
DRE2が「1」のとき「1」論理を出力し、またDR
E1とDRE2が共に「1」論理のとき「1」となる。
3とDRE−T1が「1」論理の状態を採ることによ
り、アンドゲ−トG1とG4が出力するタイミングクロ
ックLCK1とTCK3に加えてタイミングクロックL
CK2とTCK1がSRフリップフロップSR−FFに
出力されるためDNRZ波形モ−ドのドライバ制御信号
を生成することができる。図17乃至図18に高機能型
のドライバ制御信号生成回路24の動作の様子を示す。
図17はRZ波形モ−ドの動作状態を示す。この図17
乃至図19に示す例ではパタ−ンデ−タDRE1とDR
E2を1、0、1、0、1…と0、1、0、1、0…に
設定した場合を示す。
RZ波形モ−ドのドライバ制御信号DREを生成する状
態を示す。DNRZ波形モ−ドでは上述したように4個
のアンドゲ−トG1〜G4が開閉動作し、各2個のアン
ドゲ−トG1とG3のアンド出力とG2とG4のアンド
出力をそれぞれオアゲ−トOR1とOR2でオアゲ−ト
してSRフリップフロップSR−FFにタイミングクロ
ックLCK1、LCK3とTCK1、TCK3をそれぞ
れ供給する構造をとるから、アンドゲ−トG2とG3が
存在しない場合と比較してSRフリップフロップSR−
FFに印加するタイミングクロックの系統数Nを倍化す
ることができ、この点でドライバ制御信号DREを高速
に切替制御できることになる。
試験を可能とした高機能型のドライバ制御信号生成回路
24は4個のタイミング発生器を必要とし、また更に細
かい部分を説明すればパタ−ンデ−タDRE1とDRE
2を各ピン毎(ドライバ毎と同じ)に用意されている。
このために試験装置の規模が大きい、高価な試験装置に
なってしまう欠点がある。従って従来はコストを選ばず
に高機能を要求する半導体メモリの開発用の試験装置等
として用いられている。
型のドライバ制御信号生成回路と同等の動作を実現する
ことができる簡易型の高機能ドライバ制御信号発生回路
を提案するものである。
は、N個のタイミング発生器が出力する互いに位相差を
持つN系統のタイミングクロックがN個のゲ−トの一方
の入力端子に印加され、このN個のゲ−トが波形フォ−
マッタから出力されるN系統の波形発生制御信号により
開閉制御されて、ゲ−トの出力側に選択的に取り出した
タイミングクロックによりSRフリップフロップをセッ
ト及びリセットして各種の波形モ−ドのドライバ制御信
号を生成し、このドライバ制御信号によってドライバを
ハイインピ−ダンスモ−ドと出力モ−ドに切替制御する
ドライバ制御信号生成回路において、N個のタイミング
発生器の出力を2分岐することにより2・N系統のタイ
ミングクロックを得ると共に、この2・N系統のタイミ
ングクロックを2・N個のゲ−トの一方の入力端子に印
加し、この2・N個のゲ−トを波形フォ−マッタから出
力する2・N系統の波形発生制御信号により開閉制御す
る構成としたドライバ制御信号生成回路を提案する。
動作順序を規定するクロックの立上り及び立下りのそれ
ぞれのタイミングにおいてパルスを生成する一対のパル
ス化回路と、この一対のパルス化回路から得られるパル
ス列の論理和をセット入力端子とリセット入力端子に供
給してドライバを出力モ−ドとハイインピ−ダンスモ−
ドに制御するドライバ制御信号を生成するSRフリップ
フロップと、によって構成したドライバ制御信号生成回
路を提案する。
にドライバを通じて試験パタ−ン信号を印加し、被試験
デバイスの応答信号を期待値と比較し、その比較結果に
応じて被試験デバイスの良否を判定するIC試験装置に
おいて、ドライバの制御入力端子に請求項1又は2に記
載したドライバ制御信号生成回路の何れか一方からドラ
イバ制御信号を印加する構成としたIC試験装置を提案
する。
号生成回路によれば、少ない数のタイミング発生器によ
って多系統のタイミングクロックを生成し、この多系統
のタイミングクロックを2・N個のゲ−トのよって選択
的に取り出し、この取り出したタイミングクロックによ
りSRフリップフロップをセット及びリセットして各種
の波形モ−ドのドライバ制御信号を生成するから、安価
なコストで高機能型ドライバ制御信号生成回路と同等の
機能を持つドライバ制御信号生成回路を構成することが
できる。
イバ制御信号生成回路によれば単一の波形モ−ドしか発
生させることはできない不都合があるものの、極めて簡
素に高速試験を実施することができるドライバ制御信号
生成回路を得ることができる。従って、単一の動作モ−
ドでのみ被試験ICを試験する場合に適用することによ
り低コストのIC試験装置を提供することができる利点
が得られる。更に、この発明の請求項3で提案するIC
試験装置によれば請求項1又は請求項2の何れのドライ
バ制御信号生成回路を用いるにしても、全体として廉価
なIC試験装置を提供することができる利点が得られ
る。
するドライバ制御信号生成回路の実施例を示す。図9及
び図15と対応する部分には同一符号を付して示す。こ
の発明の特徴とする構成はN個のタイミング発生器の出
力を2分岐することによって2・N系統のタイミングク
ロックを生成し、この2・N系統のタイミングクロック
を波形フォ−マッタ14から読み出される2・N系統の
波形発生制御信号によって開閉制御されるゲ−トによっ
て選択的に取り出し、この選択的に取り出したタイミン
グクロックをSRフリップフロップSR−FFのセット
入力端子Sとリセット入力端子Rに印加する構成とした
点である。
クロック13A、13Bの出力を2分岐して2×2=4
系統のタイミングクロックを生成する構成とした実施例
を示す。タイミング発生器13Aから出力されるタイミ
ングクロックLCKは2分岐されてゲ−トG1とG2の
各一方の入力端子に入力される。タイミング発生器13
Bから出力されるタイミングクロックTCKも2分岐さ
れてゲ−トG3とG4の各一方の入力端子に入力され
る。ゲ−トG1の他方の入力端子には波形フォ−マッタ
14を構成する波形メモリ14Aから読み出される波形
発生制御信号DRE−L1を印加する。ゲ−トG2の他
方の入力端子には波形メモリ14Aから読み出される波
形発生制御信号DRE−L3を印加する。ゲ−トG3の
他方の入力端子には波形メモリ14Aから読み出される
波形発生制御信号DRE−T1を印加する。ゲ−トG4
の他方の入力端子には波形メモリ14Aから読み出され
る波形発生制御信号DRE−T3を印加する。
グクロックはオアゲ−トOR1を通じてSRフリップフ
ロップSR−FFのセット入力端子Sに印加する。ゲ−
トG2とG4で選択して取り出したタイミングクロック
はオアゲ−トOR2を通じてSRフリップフロップSR
−FFのリセット入力端子Rに印加する。図2に波形メ
モリ14Aに記憶されている波形発生制御信号DRE−
L1、DRE−L3、DRE−T1、DRE−T3の様
子を示す。波形メモリ14AはレジスタRGに設定され
るモ−ド切替信号MSによって読み出しの対象となる記
憶領域が選択され、RZ波形モ−ドと、NRZ波形モ−
ドと、DNRZ波形モ−ドの各波形モ−ドで用いる波形
発生制御信号DRE−L1、DRE−L3、DRE−T
1、DRE−T3の各論理値が読み出される。
−ドは例えば図11及び図13に示したと同様の動作に
よりRZ波形のドライバ制御信号及びNRZ波形モ−ド
のドライバ制御信号DREを生成する。尚、レジスタR
Gに設定するセレクト信号SELが「0」論理のとき図
2に示す表の上段を読み出し対象とし、このときパタ−
ンデ−タはDRE1の論理に従って読み出しが行われ
る。またセレクト信号SELが「1」論理のとき図2に
示す表の下段が読み出し領域とされる。DNRZ波形モ
−ドではセレクト信号SELに関係なく、パタ−ンデ−
タDRE1とDRE2が波形メモリ14Aに与えられ、
これらのパタ−ンデ−タDRE1とDRE2の2ビット
の信号によってDNRZ波形モ−ドの記憶が読み出され
る。
11及び図13に示したと同様の動作によりRZ波形モ
−ド及びNRZ波形モ−ドのドライバ制御信号DREが
生成される。これに対し、DNRZ波形モ−ドではパタ
−ンデ−タDRE1とDRE2の双方の論理値によりD
NRZ波形モ−ドの記憶領域から波形発生制御信号DR
E−L1、DRE−L3、DRE−T1、DRE−T3
の各論理値が読み出される。図3にDNRZ波形モ−ド
の動作例を示す。図3Aはパタ−ンデ−タDRE1とD
RE2の設定例を示す。図3Bは図3Aに示したパタ−
ンデ−タDRE1とDRE2の設定例で得られる波形発
生制御信号DRE−L1、DRE−L3、DRE−T
1、DRE−T3の各論理波形を示す。図3Cはタイミ
ング発生器13Aと13Bから出力されるタイミングク
ロックの例を示す。
選択的に取り出されたタイミングクロック、図3EはS
RフリップフロップSR−FFのセット入力端子Sとリ
セット入力端子Rに供給されるタイミングクロックを示
す。図3FはSRフリップフロップSR−FFから生成
されるドライバ制御信号DREの波形を示す。この図3
Fに示すドライバ制御信号DREはテストサイクルの周
期内で「1」と「0」を繰返すことが可能であり、ドラ
イバ16の動作モ−ドを高速で切替制御することができ
ることになる。
イバ制御信号生成回路の構成を示す。この図4に示すド
ライバ制御信号生成回路は生成可能な波形モ−ドが単一
のDNRZ波形モ−ドのみである。このDNRZ波形モ
−ドでのみ試験を行うIC試験装置として利用する場合
には、構成が簡素であるために低コストで製造できる利
点が得られる。この発明の請求項2で提案するドライバ
制御信号生成回路24はクロックCLKの立ち上がりの
タイミングでパルスを発生する第1パルス化回路24A
と、クロックCLKの立下りのタイミングでパルスを発
生する第2パルス化回路24Bを設け、これら第1パル
ス化回路24Aと第2パルス化回路24Bで発生したパ
ルスをオアゲ−トOR1とOR2で論理和し、この論理
和したパルス列PEをゲ−トG1とG2でドライバ制御
信号DREON/OFFの論理状態に応じて断続制御
し、ドライバオン・オフ制御信号DREON/OFFが
H論理の期間は論理和したパルス列PEをSRフリップ
フロップSR−FFのセット入力端子Sに入力し、ドラ
イバオン・オフ制御信号DREON/OFFがL論理の
期間では論理和したパルス列PEをSRフリップフロッ
プSR−FFのリセット端子Rに入力する。
CLKを図5Bはドライバオン・オフ制御信号DREO
N/OFFを示す。第1パルス化回路24Aは図5Cに
示すようにクロックCLKの立上りのタイミングでパル
スPCを出力し、第2パルス化回路24Bは図5Dに示
すようにクロックCLKの立下りのタイミングでパルス
PDを出力する。これらのパルスはオアゲ−トOR1と
OR2で論理和がとられ、図5Eに示すパルス列PEを
得る。論理和されたパルス列PEはゲ−トG1とG2に
供給される。ゲ−トG1はドライバオン・オフ制御信号
DREON/OFFがH論理のとき開に制御され、ゲ−
トG1から図5Fに示すパルス列PE−1を出力し、こ
のパルス列PE−1をSRフリップフロップSR−FF
のセット入力端子Sに入力する。
/OFFがL理論のときに開に制御され、ゲ−トG2か
ら図2Gに示すパルス列PE−2を出力し、このパルス
列PE−2をSRフリップフロップSR−FFのリセッ
ト端子Rに入力する。SRフリップフロップSR−FF
のデ−タ入力端子DにはH論理に対応する直流電圧VH
を印加する。このように構成することにより、SRフリ
ップフロップSR−FFはドライバオン・オフ制御信号
DREON/OFFがH論理に立上った直後にクロック
CLKが立上っても立下ってもゲ−トG1から必ずセッ
ト端子Sにパルス列PE−1(図5F)が供給され、デ
−タ入力端子Dに供給されている電圧VHを読み込んで
ドライバ制御信号DRE(図5H)はH論理に立上る。
OFFがL論理に立下るとゲ−トG2が開かれるから、
その直後にクロックCLKが立上るか立下るか何れでも
SRフリップフロップSR−FFのリセット端子Rには
パルス列PE−2(図5G)が入力され、SRフリップ
フロップSR−FFはリセットされドライバ制御信号D
REはL論理に立ち下る。このように、この実施例によ
ればクロックCLKの立上りのタイミングでも立下りの
タイミングでも何れのタイミングでもSRフリップフロ
ップSR−FFをセットし、リセットすることができる
から、ドライバオン・オフ制御信号DREON/OFF
のタイミングからクロックCLKの半周期以上に大きく
遅れることのないドライバ制御信号DREを得ることが
できる。
り及び立下り双方のタイミングにおいてSRフリップフ
ロップSR−FFのセット入力端子Sとリセット入力端
子Rにパルスを与えたから、クロックCLKの1周期の
間でもSRフリップフロップSR−FFをセットし、リ
セットさせることができる。この結果、図6Bに示すよ
うに高速動作させるためにドライバオン・オフ制御信号
DREON/OFFの1周期TをクロックCLKの1周
期に近づけたとしても、SRフリップフロップSR−F
FにHクロックCLKの立ち上がりと立下りの何れのタ
イミングでもセット及びリセットすることができる。従
って、図6に示す例ではクロックCLKの半周期毎にド
ライバ16を出力モ−ドと高インピ−ダンスモ−ドに切
替えることができる。よってクロックCLKの2倍の速
度で動作するデバイスでも試験することができる利点が
得られる。
示す。この第1パルス化回路24AはクロックCLKの
立ち上がりのタイミングでパルスを発生するように構成
される。このため、この図7に示す例では第1パルス化
回路24Aをアンドゲ−トANDと、インバ−タINV
とによって構成した場合を示す。アンドゲ−トANDの
一方の入力端子にクロックDLKを直接供給し、アンド
ゲ−トANDの他方の入力端子にインバ−タINVを通
じて極性反転させたクロックCLK/を入力する。
トANDの入力端子には直接与えられたクロックCLK
に対してインバ−タINVでわずかに遅延されて極性反
転されたクロックCLK/が与えられるから、アンドゲ
−トANDはインバ−タINVの遅延時間τに相当する
パルス幅を持つパルスPEを出力する。
高速で切替わるドライバ制御信号を生成することができ
るから、例えばDouble Data Rate方式
で動作するメモリを試験することができる利点が得られ
る。特に請求項1で提案したドライバ制御信号生成回路
によればRZ波形モ−ド、NRZ波形モ−ドに加えて高
速動作が可能なDNRZ波形モ−ドの各種の波形モ−ド
のドライバ制御信号を生成できる機能を持ちながら、2
台のタイミング発生器13Aと13Bで足りる構成とし
たから、コストの上昇を抑えながら高機能のIC試験装
置を構成することができる利点が得られる。
イバ制御信号生成回路によれば発生可能な波形モ−ドは
高速動作を行うDNRZ波形モ−ドのみであるが、単一
機能に絞り込んだIC試験装置を提供する場合に適用す
れば、構成が簡素であることから廉価なIC試験装置を
提供できる利点が得られる。
号生成回路の一実施例を説明するためのブロック図。
ト。
号生成回路の一実施例を説明するためのブロック図。
ト。
するためのブロック図。
図。
めのブロック図。
Z波形モ−ドの波形を発生させる動作を説明するための
タイミングチャ−ト。
作を説明するためのタイミングチャ−ト。
を発生させる動作を説明するためのタイミングチャ−
ト。
を説明するためのタイミングチャ−ト。
説明するためのブロック図。
動作を説明するための図。
より、RZ波形モ−ドの波形を生成する動作を説明する
ためのタイミングチャ−ト。
より、NRZ波形モ−ドの波形を生成する動作を説明す
るためのタイミングチャ−ト。
より、高速のDNRZ波形モ−ドの波形を生成する動作
を説明するためのタイミングチャ−ト。
Claims (3)
- 【請求項1】N個のタイミング発生器が出力する互いに
位相差を持つN系統のタイミングクロックがN個のゲ−
トの一方の入力端子に印加され、このN個のゲ−トが波
形フォ−マッタから出力されるN系統の波形発生制御信
号により開閉制御され、ゲ−トの出力側に選択的に取り
出したタイミングクロックによりSRフリップフロップ
をセット及びリセットして各種の波形モ−ドのドライバ
制御信号を生成し、このドライバ制御信号によってドラ
イバをハイインピ−ダンスモ−ドと出力モ−ドに切替制
御するドライバ制御信号生成回路において、 上記N個のタイミング発生器の出力を2分岐することに
より2・N系統のタイミングクロックを得ると共に、こ
の2・N系統のタイミングクロックを2・N個のゲ−ト
の一方の入力端子に印加し、この2・N個のゲ−トを波
形フォ−マッタから出力する2・N系統の波形発生制御
信号により開閉制御する構成としたことを特徴とするド
ライバ制御信号生成回路。 - 【請求項2】IC試験装置の動作順序を規定するクロッ
クの立上り及び立下りのそれぞれのタイミングにおいて
パルスを生成する一対のパルス化回路と、 この一対のパルス化回路から得られるパルス列の論理和
をセット入力端子とリセット入力端子に供給してドライ
バを出力モ−ドとハイインピ−ダンスモ−ドに制御する
ドライバ制御信号を生成するSRフリップフロップと、 によって構成したことを特徴とするドライバ制御信号生
成回路。 - 【請求項3】被試験デバイスにドライバを通じて試験パ
タ−ン信号を印加し、被試験デバイスの応答信号を期待
値と比較し、その比較結果に応じて被試験デバイスの良
否を判定するIC試験装置において、 上記ドライバの制御入力端子に上記請求項1又は2に記
載したドライバ制御信号生成回路の何れか一方からドラ
イバ制御信号を印加する構成としたことを特徴とするI
C試験装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100949481B1 (ko) * | 2007-05-15 | 2010-03-24 | 노바텍 마이크로일렉트로닉스 코포레이션 | 표시패널 드라이버용 제어 신호를 발생하는 장치 및 방법 |
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- 2000-11-13 JP JP2000344833A patent/JP4495332B2/ja not_active Expired - Fee Related
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