JP2001287634A - 路面状態識別装置 - Google Patents

路面状態識別装置

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  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータの製造精度によらず、路面状態を確実
に識別できる路面状態識別装置を提供する。 【解決手段】 ロータ1回転分における車輪加速度の分
散値DVWBを算出し、今回算出された車輪加速度の分
散値DVWB(n)と、前回算出された車輪加速度の分
散値DVWB(n−1)との差分の絶対値が、悪路判定
レベルLよりも大きいか否かを判定する。すなわち、ロ
ータの製造精度のバラツキに起因する変動成分は、ロー
タ1回転毎に同一になるという規則性を有している。こ
のため、今回算出された車輪加速度の分散値DVWB
(n)と、前回算出された車輪加速度の分散値DVWB
(n−1)との差分を求めることにより、路面の凹凸の
バラツキに起因する変動成分のみを抽出できる。これに
より、ロータの製造精度によらず、路面状態の識別を行
うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行時に、
路面状態を識別することができる路面状態識別装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】走行中の路面が良路であるか悪路である
かを識別する路面状態識別装置として、特開平9−20
223号公報に示されるものが知られている。この従来
公報に示される路面状態識別装置では、車輪速度センサ
からの出力に基づき車輪加速度のバラツキに相当する分
散値を算出し、算出した分散値より路面状態の識別を行
うようにしている。すなわち、路面の凹凸に応じて車輪
加速度の分散値が変動するため、算出した分散値の大小
により良路であるか悪路であるかを識別している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車輪速
度センサは車輪と共に回動する歯車状のロータの凹凸の
変化に基づいて車輪速度信号を抽出しているため、ロー
タの製造精度のバラツキ(例えばロータの歯のバラツキ
等)によってセンサ出力がばらつく。
【0004】このため、車輪加速度の分散値にロータの
製造精度のバラツキが含まれ、算出した分散値が路面の
凹凸によって変動したものであるか、それともロータの
製造精度のバラツキによって変動したものであるか判別
できず、正確に路面状態の識別を行えないという問題が
ある。
【0005】本発明は上記点に鑑みて、ロータの製造精
度によらず、路面状態を確実に識別できる路面状態識別
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、車両の車輪速度
信号を出力する車輪速度検出手段と、車輪速度検出手段
による車輪速度信号から車輪1回転分における車輪速度
のバラツキを積算する車輪速度積算手段と、車輪速度積
算手段によって今回積算された積算値と、車輪速度積算
手段によって先に積算された積算値との差分に基づい
て、路面状態を検出する路面状態検出手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0007】このように、今回積算された車輪1回転分
における車輪速度のバラツキの積算値と、先に積算され
た積算値との差分を求めることにより、車輪速度のバラ
ツキからロータ製造精度のバラツキに起因する変動成分
をキャンセルすることができる。このため、上記積算値
の差分が、路面の凹凸のバラツキによる変動成分に相当
し、この積算値の差分によって路面状態を正確に識別す
ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明においては、車輪速
度検出手段による車輪速度信号から車輪加速度を算出す
る車輪加速度算出手段を備え、車輪速度積算手段では、
車輪速度のバラツキとして、車輪加速度算出手段が算出
する車輪加速度のバラツキを積算することを特徴として
いる。
【0009】このように、車輪加速度のバラツキの積算
値に基づいて路面状態の識別を行うことができる。
【0010】請求項3に記載の発明においては、車輪速
度検出手段による車輪速度信号から車輪加速度の分散値
を算出する分散値算出手段を備え、車輪速度積算手段で
は、車輪速度のバラツキとして、分散値算出手段が算出
する分散値を積算することを特徴としている。
【0011】このように、車輪加速度の分散値の積算値
に基づいて路面状態の識別を行うこともできる。
【0012】請求項4に記載の発明においては、車輪速
度検出手段による車輪速度信号から車輪加速度の微分値
を算出する加速度微分値算出手段を備え、車輪速度積算
手段では、車輪速度のバラツキとして、加速度微分値算
出手段が算出する車輪加速度の微分値のバラツキを積算
することを特徴としている。
【0013】このように、車輪加速度の微分値のバラツ
キの積算値に基づいて路面状態の識別を行うこともでき
る。
【0014】請求項5に記載の発明においては、車両の
車輪速度信号を出力する車輪速度検出手段と、車輪速度
検出手段による車輪速度信号から車輪速度のバラツキを
学習する学習手段と、学習手段が学習した学習値と、車
輪速度検出手段によって得られた車輪速度のバラツキと
の差分に基づいて、路面状態を検出する路面状態検出手
段とを備えていることを特徴としている。
【0015】このように、車輪速度のバラツキを学習し
ておき、学習手段が学習した学習値と車輪速度検出手段
によって得られた車輪速度のバラツキとの差分を求める
ことにより、車輪速度のバラツキからロータ製造精度の
バラツキに起因する変動成分をキャンセルすることがで
きる。これにより、請求項1と同様の効果を得ることが
できる。
【0016】請求項6に記載の発明においては、学習手
段は、車輪速度のバラツキのうちロータ製造精度のバラ
ツキに起因する変動成分を抽出し、ロータ製造精度のバ
ラツキに起因する車輪速度のバラツキを学習することを
特徴としている。
【0017】このように、ロータ製造精度のバラツキを
学習し、このバラツキを学習値とすれば、車輪速度のバ
ラツキと学習値の差分によって、車輪速度のうち路面の
凹凸に起因する変動成分のみを抽出することができる。
【0018】例えば、請求項7に示すように、車輪速度
のバラツキの積算値の平均値を学習値として学習させる
ことができる。
【0019】なお、請求項5乃至7に記載の発明におい
ても、例えば請求項8乃至10に示すように、車輪速度
のバラツキとして、車輪加速度のバラツキ、車輪加速度
の分散値、若しくは車輪加速度の微分値のバラツキを学
習値として学習させることができる。
【0020】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本実施
形態における路面状態識別装置を適用したアンチスキッ
ド制御装置の全体構成である。なお、本実施形態では、
フロントエンジン・リヤドライブの車両に適用した例を
示してある。
【0022】右前輪1、左前輪2、右後輪3及び左後輪
4の各々に電磁式、磁気抵抗式等のの車輪速度センサ
5、6、7、8が配置され、各車輪1〜4の回転に応じ
た周波数のパルス信号を出力する。さらに、各車輪1〜
4には、各々油圧ブレーキ装置(ホイールシリンダ)1
1、12、13、14が配置され、各車輪1〜4に制動
力を作用する。マスタシリンダ16からの油圧(液圧)
は、アクチュエータ21、22、23、24及び各油圧
管路を介して、各ホイールシリンダ11〜14に送られ
る。
【0023】ブレーキベダル25の踏み込み状態は、ス
トップスイッチ26によって検出される。ブレーキベダ
ル25が踏み込まれて車両の制動が開始されると、この
ストップスイッチ26からオン信号が出力され、また、
車両の非制動時ではオフ信号が出力される。
【0024】リザーバ28a、リザーバ28bは、アン
チスキッド制御中、ホイールシリンダ圧の減圧時等に各
ホイールシリンダ11〜14から排出されたブレーキ液
を一時的に貯留するものである。リザーバ28a、28
bに貯留されたブレーキ液は、モータ(図示せず)によ
って駆動される油圧ポンプ27a、27bによって吸
引、吐出される。
【0025】アクチュエータ21〜24は、電子制御回
路(ECU)40によって制御され、アンチスキッド制
御中にホイールシリンダ11〜14にかかるブレーキ液
圧を調整し、各車輪1〜4のそれぞれに対する制動力を
制御する。各アクチュエータ21〜24は、増圧モー
ド、減圧モード、保持モードを有する電磁式3位置弁で
あり、アクチュエータ21に示すA位置でホイールシリ
ンダ11のホイールシリンダ圧を増圧し、B位置でホイ
ールシリンダ圧を保持し、C位置でホイールシリンダ1
1に係わっていたブレーキ液をリザーバ28aに逃がし
ホイールシリンダ圧を減圧する。なお、他のアクチュエ
ータ22〜24もこれと同様の作動を行う。これらの3
位置弁は非通電時に増圧モードとなり、通電時にその電
流レベルにより保持または減圧モードとなる。
【0026】電子制御回路40は、CPU、ROM、R
AM、I/Oインターフェース等から成るマイクロコン
ピュータから構成されている。この電子制御回路40
は、イグニッションスイッチ41がオンされることによ
って、図示しない電源から電力が供給され、車輪速度セ
ンサ5〜8及びストップスイッチ26からの信号を受
け、ブレーキ力制御のための演算制御等を行い、アクチ
ュエータ21〜24に対する駆動制御信号を出力する。
【0027】次に、電子制御回路40が実行するアンチ
スキッド制御を、図2〜図8に基づいて説明する。
【0028】まず、本実施形態に示す路面状態識別制御
の概要を、図2のブロック図に基づいて説明する。
【0029】車輪速度センサ5〜8の信号は、車輪速度
演算部A1に入力され、この車輪速度演算部A1によっ
て算出された車輪速度は、車体速度演算部A2、車輪加
速度演算部A3、制御部A4に出力される。車体速度演
算部A2によって算出された車体速度は、制御部A4及
び推定車体減速度演算部A5に出力され、この推定車体
減速度演算部A5によって算出された推定車体減速度
は、制御部A4に出力される。
【0030】車輪加速度演算部A3によって算出された
車輪加速度は、制御部A4及び路面認識部A6のフィル
タ処理部A6aに出力される。この路面認識部A6にお
いては、フィルタ処理部A6aによって処理された車輪
加速度は、分散値演算部A6bに出力され、分散値演算
部A6bによって算出された分散値は、悪路判定部A6
cに出力され、悪路判定部A6cによって判定された結
果は、制御部A4に出力される。
【0031】そして、制御部A4では、各演算結果に基
づいて、アクチュエータ21〜24を制御する出力がな
され、各車輪1〜4のブレーキ液圧が制御される。
【0032】次に、本実施形態におけるアンチスキッド
制御の詳細について、図3のフローチャートに基づいて
説明する。なお、この処理はイグニッションスイッチ4
1がオンされたとき開始される。
【0033】まず、ステップ110において、各種フラ
グや各種カウンタの初期設定を行なう。続くステップ1
20では、車輪速度センサ5〜8からの車輪速度信号に
基づいて、各車輪1〜4の車輪速度を演算する。
【0034】続くステップ130では、ステップ120
で演算した車輪速度から各車輪1〜4の車輪加速度を演
算する。続くステップ140では、後に詳述するよう
に、ステップ130で演算した各車輪1〜4の車輪加速
度から、その高周波成分を取り出すフィルタリング処理
を行なう。
【0035】続くステップ150では、後に詳述するよ
うに、ステップ140でフィルタリング処理した車輪加
速度の分散値を算出する処理を行なう。続くステップ1
60では、後に詳述するように、ステップ150で求め
た分散値を用いて悪路判定を行なう。
【0036】続くステップ170では、ステップ160
で行った悪路判定の結果に基づき、例えば現在の車輪ス
リップ率が路面状態に応じて設定した車輪スリップ率を
超えていればABS制御を行う等、特開平9−2022
3号公報等に示される公知の方法によって、アンチスキ
ッド制御を行なう。その後、ステップ120に戻り、上
記処理を繰り返す。
【0037】次に、上記したステップ140にて行われ
る車輪加速度のフィルタリング処理について、図4の説
明図に基づいて説明する。
【0038】このステップ140では、次式(1)のフ
ィルタ演算式を用いて、ステップ130で演算した車輪
加速度の高周波成分を取り出すフィルタリング処理を行
なう。
【0039】 DVWFD(n)=A0・DVW(n)+A1・DVW(n−1) +A2・DVW(n−2)+B0・DVWF(n−1) +B1・DVWF(n−2)…(1) ただし、DVWはフィルタ前車輪加速度、DVWFはフ
ィルタ後車輪加速度、A0、A1、A2、B0、B1は
フィルタ係数つまり、式(1)のフィルタ演算式が、所
定の高周波成分のみを取り出すハイパスフィルタとなる
ように、フィルタ係数A0、A1、A2、B0、B1を
設定する。具体的には、車体減速度の周波数及びアンチ
スキッド制御による制御変動周波数と、オフロード路面
等の悪路による周波数とを区別し、悪路に起因する周波
数のみを取り出すために、例えば20〜30Hzより高
い周波数成分を通過させるように式(1)のフィルタ係
数を設定する。そして、このフィルタリング処理によっ
て得られたDVWFD(n)の値を、フィルタ後車輪加
速度DVWFとする。
【0040】このハイパスフィルタによるフィルタリン
グ処理の状態を示したのが図4である。この図に示すよ
うに、フィルタリング処理前のフィルタ前車輪加速度D
VWは、車体減速度や制御変動の影響によって大きく脈
動しているが、ハイパスフィルタを用いたフィルタリン
グ処理後のフィルタ後車輪加速度DVWFは、その脈動
する成分が除去され、路面状態に起因する高周波成分だ
けが取り出されていることがわかる。
【0041】次に、上記したステップ150にて行われ
る(フィルタリング処理された)車輪加速度の分散値を
求める処理について、図5の説明図及び図6のフローチ
ャートに基づいて説明する。
【0042】図5及び次式(2)に示すように、フィル
タ後車輪加速度DVWFの分散値DVWBは、フィルタ
後車輪加速度DVWFの2乗の値の積算値をそのサンプ
ル数(演算回数)nで割ったものであり、フィルタ後車
輪加速度DVWFの分散の状態を表している。例えば分
散値DVWBが大であれば、そのバラツキの程度が大き
いことを示している。
【0043】 DVWB={DVWF(1)2+・・・+DVWF(n)2}/n…(2) そして、この式(2)に基づいて、以下に述べる様にし
て分散値DVWBを算出する。まず、図6のステップ2
10にて、所定の演算タイミング(例えば5ms)であ
るか否かを判定し、ここで肯定判定されるとステップ2
20に進み、一方否定判定されると一旦本処理を終了す
る。
【0044】ステップ220では、ステップ140の処
理にて算出されたフィルタ後車輪加速度DVWFの2乗
の値を、分散値積算値DVSUMに加算する。
【0045】そして、続くステップ230では、ロータ
1回転分の加算が成されたか否かを判定し、ここで肯定
判定されるとステップ240に進み、否定判定されると
一旦処理を終了する。
【0046】ステップ240では、分散値積算値DVS
UMをnで割って、分散値積算値DVSUMの平均値に
相当する分散値DVWBを算出する。続くステップ25
0では、分散値積算値DVSUMをクリアし、一旦本処
理を終了する。
【0047】次に、上記したステップ160にて行われ
る悪路判定の処理について、図7のフローチャートに基
づいて説明する。
【0048】まず、ステップ310にて、分散値DVW
Bが更新されたタイミング(図6のステップ230で肯
定判定されたタイミング)であるか否かを判定し、ここ
で肯定判断されるとステップ320に進み、一方否定判
断されると一旦本処理を終了する。
【0049】続くステップ320では、今回ステップ1
50で算出された分散値DVWBをDVWB(n)と
し、前回ステップ150で算出された分散値DVWBを
DVWB(n−1)とすると、分散値DVWB(n)と
分散値DVWB(n−1)の差分の絶対値が、所定の悪
路判定レベルL以上か否かを判定する。これにより、走
行中の路面が良路であるか悪路であるかの判定が成され
る。
【0050】このような分散値DVWB(n)と分散値
DVWB(n−1)とによって路面状態の識別が行える
のは、以下の理由による。
【0051】上記したステップ150に示す車輪加速度
の分散値を求める処理において、ロータ1回転分の分散
値積算値DVSUMを求めるようにしている。これは、
ロータが1回転すると元の位置に戻ることから、ロータ
の製造精度のバラツキに起因する車輪加速度の分散値
が、ロータ1回転を1周期として周期的に変動するため
である。図8にタイヤ回転(ロータ回転)に伴う分散値
の変動の様子を示す。
【0052】この図は、車輪加速度の分散値から、ロー
タの製造精度のバラツキに起因する車輪加速度の分散値
と、路面の凹凸に起因する車輪加速度の分散値とを分離
して示してたものである。即ち、ロータの製造精度のバ
ラツキに起因する車輪加速度の分散値と路面の凹凸に起
因する車輪加速度の分散値との和が、実際の車輪加速度
の分散値DVWBに相当する。
【0053】この図に示されるように、ロータの製造精
度のバラツキに起因する車輪加速度の分散値はロータ1
回転毎に同様な変動を示しており、路面の凹凸に起因す
る車輪加速度の分散値は規則性のない変動を示してい
る。
【0054】このため、ロータ1回転毎の分散値積算値
DVSUMの平均値となる分散値DVWBを求めると、
分散値DVWBには、ロータ1回転毎の規則性がない路
面の凹凸に起因する車輪加速度の分散値の平均値と、ロ
ータ1回転毎の規則性があるロータの製造精度のバラツ
キに起因する車輪加速度の分散値の平均値とが含まれる
ことになる。
【0055】そして、ロータの製造精度のバラツキに起
因する車輪加速度の分散値の平均値がロータ1回転毎に
同じ値となるため、今回算出した分散値DVWB(n)
と前回算出した分散値DVWB(n−1)との差分の絶
対値をとれば、路面の凹凸のみに起因する車輪加速度の
分散値の平均値の変動を抽出できる。つまり、ロータの
製造精度のバラツキによう変動成分がキャンセルされ
る。
【0056】従って、走行している路面が良路であれ
ば、路面凹凸のみに起因する分散値の平均値の変動が非
常に小さく、逆に悪路であれば、路面凹凸のみに起因す
る分散値の平均値の変動が大きくなることに基づき、今
回算出した分散値DVWB(n)と前回算出した分散値
DVWB(n−1)との差分の絶対値を上記した悪路判
定レベルと比較することにより、正確に路面状態の識別
を行うことができる。
【0057】このようなステップ320の判定で肯定判
定されるとステップ330に進み、否定判定されるとス
テップ340に進む。
【0058】ステップ330では、路面凹凸のみに起因
する分散値の平均値の変動が大きいので、悪路状態とみ
なして、悪路状態を示すフラグAKを1にセットし、一
旦本処理を終了する。一方、ステップ340では、路面
凹凸のみに起因する分散値の平均値の変動た小さいの
で、良路状態とみなして、良路状態を示すためにフラグ
AKを0にセットし、一旦本処理を終了する。
【0059】このような悪路判定処理が成されると、上
述したように、この判定結果に基づいてステップ170
で示す制御処理が成され、路面状態に応じたブレーキ制
御が成される。
【0060】以上説明したように、本実施形態では、車
輪加速度の分散値のうちロータの製造精度のバラツキに
起因して発生している変動成分を取り除き、路面凹凸の
みに起因して発生している変動成分を抽出して路面状態
を識別するようにしているため、正確に路面状態の識別
を行うことができる。
【0061】なお、本実施形態では、車輪加速度の分散
値積算値DVSUMの平均値となる分散値DVWBに基
づいて路面状態を識別しているが、他の方法を採用して
もよい。すなわち、センサ出力のうち路面凹凸のみに起
因して発生している変動成分を抽出できれば、他の方法
を用いてもよい。
【0062】例えば、車輪速度の変化量のバラツキ、車
輪速度の分散値のバラツキ等に基づいて、路面凹凸のみ
に起因して発生する変動成分を抽出することができる。
【0063】具体的には、車輪速度の変化量のバラツキ
の場合、車輪加速度の絶対値や、車輪加速度の微分値を
さらに微分した値等を用いることができる。この場合に
おいて、車輪加速度の微分値をさらに微分した値を用い
るようにすれば、車輪加速度から車体加速度成分を取り
除くことが可能となり、単に車輪加速度の絶対値を用い
る場合より確実に路面状態を識別することができる。
【0064】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態における路面状態識別装置について説明する。ただ
し、本実施形態の路面状態識別装置はの構成はほぼ第1
実施形態と同様であるため、同じ部分には同一の符号を
付し説明を省略する。
【0065】本実施形態における路面状態識別装置が行
うアンチスキッド制御の全体構成を、図9のフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0066】まず、ステップ410〜ステップ440で
は、図3に示したステップ110〜ステップ140に示
した処理と同様の処理を行い、車輪加速度の高周波成分
を抽出する。
【0067】そして、ステップ450では、後に詳述す
るように、ステップ440でフィルタリング処理した車
輪加速度の分散値を算出する処理を行なう。続くステッ
プ455では、後に詳述するように、ステップ450で
求めた分散値より学習値演算の処理を行う。続くステッ
プ460では、ステップ450で求めた分散値ステップ
455で求めた学習値とに基づいて悪路判定を行なう。
【0068】続くステップ470では、ステップ170
と同様に、ステップ460で行った悪路判定の結果に基
づいてアンチスキッド制御を行ない、ステップ120に
戻って上記処理を繰り返す。
【0069】次に、上記したステップ450にて行われ
る(フィルタリング処理された)車輪加速度の分散値を
求める処理について、図10のフローチャートに基づい
て説明する。なお、本実施形態は、第1実施形態に対し
て分散値の積算の方法が異なり、分散値の算出方法等に
ついては同様であるため、異なる部分に付いてのみ説明
する。
【0070】まず、図10のステップ510、520で
は、図6のステップ210、220と同様に、所定の演
算タイミング(例えば5ms)であるか否かを判定し、
肯定判定されるとステップ440の処理にて算出された
フィルタ後車輪加速度DVWFの2乗の値を、分散値積
算値DVSUMに加算する。
【0071】そして、続くステップ530では、n個の
加算が終了したか否かを判定し、ここで肯定判定される
とステップ540に進み、否定判定されると一旦処理を
終了する。
【0072】ステップ540では、分散値積算値DVS
UMをnで割って、分散値積算値DVSUMの平均値に
相当する分散値DVWBを算出する。続くステップ55
0では、分散値積算値DVSUMをクリアし、一旦本処
理を終了する。
【0073】次に、上記したステップ455にて行われ
る学習値演算処理について、図11のフローチャートに
基づいて説明する。
【0074】この学習値演算処理では、ロータ製造精度
のバラツキに起因するセンサ出力の変動を学習する。即
ち、センサ出力の変動には、ロータ製造精度のバラツキ
に起因する変動と、路面凹凸に起因する変動とが含まれ
ているが、路面凹凸に起因する変動が良路ではほぼゼロ
になることから、良路でのセンサ出力の変動を学習する
ことで、ロータ製造精度のバラツキに起因するセンサ出
力の変動を学習する。
【0075】まず、ステップ610では、上記したステ
ップ530に示したn個の加算が終了しているか否かを
判定する。ここで肯定判定されるとステップ620に進
み、否定判定されると一旦処理を終了する。
【0076】続くステップ620では、ABS制御中で
あるか否かを判定する。なお、ABS制御中であるか否
かは、ステップ170に示したように、現在の車輪スリ
ップ率が路面状態に応じて設定された車輪スリップ率を
超えたときに、フラグを立てる等の処理を行うことによ
って判定可能とされる。この処理により、ABS制御中
のように車輪の乱れが激しくセンサ出力のノイズが大き
くなるような場合には学習しないようにされる。ここ
で、肯定判定されるとステップ630に進み、否定判定
されると一旦処理を終了する。
【0077】続くステップ630では、フィルタ後車輪
加速度の分散値DVWB(n)が基準値KGより小さい
か否かを判定する。即ち、分散値DVWB(n)が極端
に大きい場合には、悪路である可能性が高いため、悪路
の場合の分散値DVWB(n)を学習してしまわないよ
うにする。ここで、肯定判定されるとステップ640に
進み、否定判定されると一旦処理を終了する。
【0078】続くステップ640では、今回算出した分
散値DVWB(n)と前回算出した分散値DVWB(n
−1)との差分の絶対値が基準値KRより小さいか否か
を判定する。即ち、n個加算完了毎に算出したDVWB
の値のバラツキが大きいと、悪路若しくは良路であって
も比較的路面凹凸が大きい場合を走行している可能性が
ある。このため、n個加算完了毎に算出したDVWBの
値のバラツキが大きいときには学習しないようにし、極
力、路面凹凸が小さな良路で学習されるようにする。こ
こで、肯定判定されるとステップ650に進み、否定判
定されると一旦処理を終了する。
【0079】続くステップ650では、分散値DVWB
の積算値の平均値GAKUXを求める。この積算値平均
値GAKUXは、次式(3)で示される。
【0080】 GAKUX(n)=1/2×(DVWB(n) +GAKUX(n−1))…(3) 但し、式(3)に示す積算値平均値GAKUX(n−
1)は、前回の学習時に記憶している値である。この式
(3)に基づいて分散値DVWBの積算値の平均値GA
KUXを求めることにより、学習している値がより平均
化される。この後、ステップ660に進む。
【0081】続くステップ660では、今回算出した積
算値平均値GAKUX(n)と前回の学習時に記憶した
積算値平均値GAKUX(n−1)との差分の絶対値が
基準値KGよりも小さいか否かを判定する。即ち、学習
を続けるにつれ、積算値平均値GAKUXが良路での車
輪加速度の分散値の平均的な値に収束していくことにな
るが、今回算出した積算値平均値GAKUX(n)と前
回の学習時に記憶した積算値平均値GAKUX(n−
1)との差分が大きければ、収束すべき値から離れるた
め学習しないようにフィルタリングする。
【0082】そして、ステップ660で肯定判定される
とステップ670に進み、今回算出した積算値平均値G
AKUX(n)を学習値GAKUに設定し、処理を終了
する。また、ステップ660で否定判定されるとステッ
プ680に進み、処理を一旦終了する。
【0083】次に、上記したステップ460にて行われ
る悪路判定の処理について、図12のフローチャートに
基づいて説明する。
【0084】まず、ステップ710にて、所定の悪路判
定タイミング(例えば50ms)であるか否かを判定
し、ここで肯定判断されるとステップ720に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0085】続くステップ720では、今回ステップ4
50で算出された分散値DVWBと記憶されている学習
値GAKUとの差分が、所定の悪路判定レベルL以上か
否かを判定する。これにより、走行中の路面が良路であ
るか悪路であるかの判定が成される。
【0086】すなわち、学習値GAKUは、良路での車
輪加速度の分散値の平均的な値に相当するため、今回算
出された分散値DVWBと学習値GAKUとの差分をと
ることにより、センサ出力のうち路面の凹凸のみに起因
する変動を抽出することができる。
【0087】従って、走行している路面が良路であれ
ば、センサ出力のうち路面の凹凸のみに起因する変動が
非常に小さく、逆に悪路であれば、路面凹凸のみに起因
する変動が大きくなることに基づき、今回算出した分散
値DVWBと学習値GAKUとの差分の絶対値を上記し
た悪路判定レベルLと比較することにより、正確に路面
状態の識別を行うことができる。
【0088】このようなステップ720の判定で肯定判
定されるとステップ730に進み、否定判定されるとス
テップ740に進む。
【0089】ステップ730では、路面凹凸のみに起因
する分散値の平均値の変動が大きいので、悪路状態とみ
なして、悪路状態を示すフラグAKを1にセットし、一
旦本処理を終了する。一方、ステップ740では、路面
凹凸のみに起因する分散値の平均値の変動た小さいの
で、良路状態とみなして、良路状態を示すためにフラグ
AKを0にセットし、一旦本処理を終了する。
【0090】このような悪路判定処理が成されると、上
述したように、この判定結果に基づいてステップ470
で示す制御処理が成され、路面状態に応じたブレーキ制
御が成される。
【0091】以上説明したように、車輪加速度の分散値
を学習しておき、その学習値と走行中に算出された車輪
加速度の分散値とを比較することによって、正確に路面
状態を識別することができる。
【0092】なお、本実施形態においても、第1実施形
態と同様、車輪加速度の分散値を用いるのは例示であ
り、第1実施形態と同様に、車輪速度の変化量のバラツ
キ、車輪速度の分散値のバラツキ等に基づいて、路面凹
凸のみに起因して発生する変動成分を抽出することがで
きる。
【0093】(他の実施形態)上記第1実施形態では、
ロータ1回転に対する積算をロータが360度回転する
毎に行うようにしても良いが、図13に示すように例え
ば120度ずつ位相をずらし、ロータが0〜360度
回転する間、120〜480度回転する間、及び2
40〜600度回転する間に、ロータ1回転分の積算を
行うようにして良い。
【0094】ロータが360度回転する毎に上記積算を
行う場合には、少なくともロータが2回転するまで路面
状態の識別を行えないが、位相をずらして積算を行えば
ロータが2回転する前に路面状態の識別を行うことがで
きる。このため、路面状態識別の応答性を向上させるこ
とができる。
【0095】なお、上記各実施形態では、車輪加速度の
高周波成分を取り出すようにしているが、必ずしも高周
波成分のみを用いて路面状態の識別を行う必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の路面状態識別装置が適
用されるアンチスキッド制御装置の全体構成を示す図で
ある。
【図2】第1実施形態の制御構成を示すブロック図であ
る。
【図3】第1実施形態における路面状態識別装置が実行
するメインルーチンのフローチャートを示す図である。
【図4】図3に示すフィルタリング処理を説明するため
の図である。
【図5】図3に示す分散値処理を説明するための図であ
る。
【図6】図3に示す分散値演算処理のフローチャートを
示す図である。
【図7】図3に示す悪路判定処理のフローチャートを示
す図である。
【図8】タイヤ回転に伴う分散値の変動を示した図であ
る。
【図9】第2実施形態における路面状態識別装置が実行
するメインルーチンのフローチャートを示す図である。
【図10】図9に示す分散値演算処理のフローチャート
を示す図である。
【図11】図9に示す学習値演算処理のフローチャート
を示す図である。
【図12】図9に示す悪路判定処理のフローチャートを
示す図である。
【図13】他の実施形態で示す分散値の積算方法を説明
するための図である。
【符号の説明】
1…右前輪、2…左前輪、3…右後輪、4…左後輪、5
〜8…ホイールシリンダ、16…マスタシリンダ、21
〜24…アクチュエータ、25…ブレーキペダル、40
…電子制御装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車輪速度信号を出力する車輪速度
    検出手段と、 前記車輪速度検出手段による車輪速度信号から車輪1回
    転分における車輪速度のバラツキを積算する車輪速度積
    算手段と、 前記車輪速度積算手段によって今回積算された積算値
    と、前記車輪速度積算手段によって先に積算された積算
    値との差分に基づいて、路面状態を検出する路面状態検
    出手段とを備えていることを特徴とする路面状態識別装
    置。
  2. 【請求項2】 前記車輪速度検出手段による車輪速度信
    号から車輪加速度を算出する車輪加速度算出手段を備
    え、 前記車輪速度積算手段では、前記車輪速度のバラツキと
    して、前記車輪加速度算出手段が算出する車輪加速度の
    バラツキを積算するようになっていることを特徴とする
    請求項1に記載の路面状態識別装置。
  3. 【請求項3】 前記車輪速度検出手段による車輪速度信
    号から車輪加速度の分散値を算出する分散値算出手段を
    備え、 前記車輪速度積算手段では、前記車輪速度のバラツキと
    して、前記分散値算出手段が算出する分散値を積算する
    ようになっていることを特徴とする請求項1に記載の路
    面状態判別装置。
  4. 【請求項4】 前記車輪速度検出手段による車輪速度信
    号から車輪加速度の微分値を算出する加速度微分値算出
    手段を備え、 前記車輪速度積算手段では、前記車輪速度のバラツキと
    して、前記加速度微分値算出手段が算出する車輪加速度
    の微分値のバラツキを積算するようになっていることを
    特徴とする請求項1に記載の路面状態判別装置。
  5. 【請求項5】 車両の車輪速度信号を出力する車輪速度
    検出手段と、 前記車輪速度検出手段による車輪速度信号から車輪速度
    のバラツキを学習する学習手段と、 前記学習手段が学習した学習値と、前記車輪速度検出手
    段によって得られた車輪速度のバラツキとの差分に基づ
    いて、路面状態を検出する路面状態検出手段とを備えて
    いることを特徴とする路面状態識別装置。
  6. 【請求項6】 前記学習手段は、前記車輪速度のバラツ
    キのうちロータ製造精度のバラツキに起因する成分を抽
    出し、該ロータ製造精度のバラツキに起因する前記車輪
    速度のバラツキを学習するようになっていることを特徴
    とする請求項5に記載の路面状態識別装置。
  7. 【請求項7】 前記学習手段は、前記車輪速度のバラツ
    キの積算値の平均値を学習するようになっていることを
    特徴とする請求項5に記載の路面状態識別装置。
  8. 【請求項8】 前記車輪速度検出手段による車輪速度信
    号から車輪加速度を算出する車輪加速度算出手段を備
    え、 前記学習手段では、前記車輪速度のバラツキとして、前
    記車輪加速度算出手段が算出する車輪加速度のバラツキ
    を学習し、 前記路面状態検出手段では、前記学習手段によって学習
    された車輪加速度の学習値と、前記車輪加速度算出手段
    が算出する車輪加速度のバラツキとの差分に基づいて、
    前記路面状態を検出するようになっていることを特徴と
    する請求項5乃至7のいずれか1つに記載の路面状態識
    別装置。
  9. 【請求項9】 前記車輪速度検出手段による車輪速度信
    号から車輪加速度の分散値を算出する分散値算出手段を
    備え、 前記学習手段では、前記車輪速度のバラツキとして、前
    記分散値算出手段が算出する分散値のバラツキを学習
    し、 前記路面状態検出手段では、前記学習手段によって学習
    された前記分散値の学習値と、前記分散値算出手段が算
    出する分散値のバラツキとの差分に基づいて、前記路面
    状態を検出するようになっていることを特徴とする請求
    項5乃至7のいずれか1つに記載の路面状態判別装置。
  10. 【請求項10】 前記車輪速度検出手段による車輪速度
    信号から車輪加速度の微分値を算出する加速度微分値算
    出手段を備え、 前記学習手段では、前記車輪速度のバラツキとして、前
    記加速度微分値算出手段が算出する車輪加速度の微分値
    のバラツキを学習し、 前記路面状態検出手段では、前記学習手段によって学習
    された車輪加速度の微分値の学習値と、前記加速度微分
    値算出手段が算出する車輪加速度の微分値のバラツキと
    の差分に基づいて、前記路面状態を検出するようになっ
    ていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1つ
    に記載の路面状態判別装置。
  11. 【請求項11】 前記車輪速度検出手段は、車輪速度セ
    ンサであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれ
    か1つに記載の路面状態判別装置。
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