JPH11248438A - 路面摩擦係数測定装置とそれを用いた車両ブレーキ制御システム - Google Patents
路面摩擦係数測定装置とそれを用いた車両ブレーキ制御システムInfo
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- JPH11248438A JPH11248438A JP10045730A JP4573098A JPH11248438A JP H11248438 A JPH11248438 A JP H11248438A JP 10045730 A JP10045730 A JP 10045730A JP 4573098 A JP4573098 A JP 4573098A JP H11248438 A JPH11248438 A JP H11248438A
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Abstract
摩擦係数を精度良く検出する。 【解決手段】 路面状態判別部30による路面状態判別
結果に基づいて、摩擦係数決定部33は、その路面状態
における路面と車輪との間の摩擦係数の領域を限定し、
さらに、対地加速度演算部31による対地加速度とスリ
ップ率算出部32によるスリップ率に基づいて詳細な路
面摩擦係数を決定する。これにより、車両の加減速状態
に依存することなく、路面摩擦係数を高精度に検出する
ことができる。
Description
輪とその走行路の路面との間の摩擦係数を測定するため
の路面摩擦係数測定装置に関し、特に、車両の加減速度
の影響を受けることなく安定に摩擦係数を測定するため
の技術に関するものである。
路面への積雪や路面の凍結によりスリップ事故が起こる
危険が高くなる。このため、あらかじめ管理対象の道路
において、車両と路面との間にどの程度の摩擦が生じる
かを測定して路面の危険性を判別し、特に危険度が高い
と判別された区域の路上に塩をまいたり、危険区域の下
流位置で警告情報を表示するなどの対応がとられてい
る。
を路面摩擦係数と呼ぶ)を測定する方法としては、一般
に車両に第5のタイヤを取り付け、この第5のタイヤに
ブレーキをかけながら走行することにより、滑り度合い
をチェックするという方法が採用されている。
駆動機構などの装置構成が複雑化するためコスト高にな
る。しかも測定時には車両を低速走行させる必要がある
ため、計測に時間がかかる上、道路が混雑する時間帯に
は測定できないなど、種々の問題が発生する。
は、先に路面摩擦係数測定装置およびこの装置が搭載さ
れた車両、ならびにこの装置を用いた路面情報管理シス
テムを提案している。この路面摩擦係数測定装置は、路
面状態判別手段、対地速度検出手段、車輪速度判定手段
を備えるものであり、路面状態判別手段による路面判別
結果から路面摩擦係数の概略値を求め、さらに、対地速
度検出手段及び車輪速度判定手段により、走行中の車両
の対地速度に対する車輪の回転速度の揺らぎ度合い(あ
るいはタイヤの滑るスリップ率)を求め、この車輪の回
転速度の揺らぎ度合いに基づいて前記概略値を更に分類
することにより、詳細な路面摩擦係数を算出するもので
ある。この路面摩擦係数測定装置を用いることにより、
低コストで路面に非接触な計測が可能となる。
の車両のタイヤのスリップ率は、車両の加減速度に応じ
て変化するものであるが、上記のような路面摩擦係数測
定装置では、車両の加減速度を勘案することなく、路面
摩擦係数の測定を行っている。このため、路面摩擦係数
を正確に検出することが困難であった。
になされたものであり、上記路面摩擦係数測定装置にさ
らに対地加速度検出手段を追加することにより、車両の
加減速の影響を受けにくい、高精度な路面摩擦係数測定
装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、走行する車両の車輪とその走行路の路面
との間の摩擦係数を測定する路面摩擦係数測定装置にお
いて、走行路の路面状態を判別する路面状態判別手段
と、車両の対地速度を路面に非接触な状態で検出する対
地速度検出手段と、車輪の回転速度を測定する車輪速度
測定手段と、車両の対地加速度を求める対地加速度検出
手段と、対地速度検出手段からの対地速度と、車輪速度
測定手段からの回転速度に基づいてスリップ率を求める
スリップ率検出手段と、路面状態判別手段からの判別結
果に基づいて、路面と車輪との間の路面摩擦係数の領域
を限定し、さらに、スリップ率検出手段からのスリップ
率と対地加速度検出手段からの対地加速度に基づいて、
路面摩擦係数を決定する摩擦係数決定手段とを備えたも
のである。
状態の判別結果に基づき、路面摩擦係数の領域を限定し
た後、さらにスリップ率と対地加速度に基づいて詳細な
路面摩擦係数を決定するようにした。このように、車両
の加速度を勘案して路面摩擦係数を決定するようにした
ことにより、車両の加減速状態に依存することなく、安
定に路面摩擦係数を検出することができる。
が、車輪に非接触な状態で車輪の回転速度を検出するも
のであってもよい。この構成においては、車輪の回転速
度を簡単かつ正確に検出することができる。
輪荷重測定手段をさらに備え、スリップ率検出手段は、
車輪荷重測定手段により測定された荷重に基づいて車輪
が路面と接地しているか否かを判断し、車輪が路面と非
接地となっていると判断されたときを除いた期間のスリ
ップ率の平均値を出力するものであってもよい。この構
成においては、車輪が路面と非接地となっているときを
除いた期間のスリップ率の平均値が出力されるので、よ
り正確なスリップ率を得ることができる。
車両の前方に位置する障害物との間の距離が所定値以下
となると、自動的にブレーキ制御を行う車両ブレーキ制
御システムにおいて、自車両と障害物との間の距離を検
出する距離検出手段と、距離検出手段により検出された
距離と、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の路面
摩擦係数測定装置により測定された路面摩擦係数とに基
づいて、ブレーキ制御のタイミングを変化させる制御手
段とを備えたものである。
間の距離と、路面摩擦係数に応じて、ブレーキ制御のタ
イミングを変化させる。例えば、路面摩擦係数が小さ
く、ブレーキがかかり難い状態にあると判断されると、
路面が乾燥しており摩擦係数が大きい場合よりも、早め
にブレーキ制御を行う。
形態を図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)路面摩擦係数測定装置は、車両に搭
載され、この車両の車輪と路面との間の摩擦係数を検知
するものである。図1は本実施形態の路面摩擦係数測定
装置を構成する反射光処理装置の構成図、図2はこの反
射光処理装置の光学系構成図である。反射光処理装置1
(対地速度検出手段)は、路面LDに向かって光を照射
し、その反射光に空間フィルタリング処理を施すことに
より、反射光の空間周波数を取り出すものであり、2個
の光源2,3と、各光源2,3に対する受光系4,5、
及び拡散反射用の空間フィルタ光学系6などから構成さ
れる。光源2,3は、路面LDに対して光を照射するた
めのもので、第1の光源2はマトリクス状に配置された
複数個のLED2aにより、第2の光源3は単独のLE
D3aにより構成される。また、光源毎の光を分離でき
るように、2つの光源2,3は、互いに異なる波長の光
を出射するものとなっている。
の走行方向(図1中、矢印Bで示す)に向かって光を照
射するもので、その受光系4は、受光用レンズ7、スリ
ット板8、コリメートレンズ9とから構成される。この
受光系4の光軸は、第1の光源2により路面LDから反
射する光のうち、路面LDに対して垂直な方向に反射す
る光を受光するように調整されている。なお、スリット
板8のスリット孔8bには、光源2からの照射光と同一
波長の光のみを通過させる光学フィルタ8aが配置され
ている。
10、プリズムアレイ11、集光レンズ12、2つの光
検出器13a,13b、2枚の鏡14等により構成され
る。スリットアレイ10は、細長形状のスリット孔10
aを車両の走行方向Bに沿うように配列したもので、受
光系4のコリメートレンズ9により平行化された光は、
これらスリット孔10aを介してプリズムアレイ11に
入射する。プリズムアレイ11は、スリットアレイ10
の配列周期の2倍の周期でプリズムを連続して成るもの
であり、入射した光は、各プリズム内で交互に屈折し
て、2方向に分離される。
イ11の配列周期と集光レンズ12の倍率に応じた間隔
だけ、互いに距離をおいて配置されており、プリズムア
レイ11を通過することにより2方向に分離された光
は、集光レンズ12を介して、光検出器13a,13b
へと入射するようになっている。これら光検出器13
a,13bからの出力信号は、演算装置21(図5参
照)に入力され、これら出力信号の差動信号から路面L
Dの凹凸状態を反映する空間周波数係数が抽出される。
なお、鏡14は、各光検出器13a,13bの受光面上
に集光されない光を反射して受光面上に導くものであ
る。
の光検出器により構成されるもので、光源3からの照射
光の路面LDからの正反射光を受光する位置に配置され
る。また、反射光処理装置1は、路面LDの温度を計測
するための温度センサ15(赤外線放射温度系)を備え
ている。
原理について、図3を参照して説明する。例えば、図3
(a)に示すように、ピッチ幅Pでスリット孔16aが
並設されたスリットアレイ16上を輝点17が速度Vで
通過したとする。このとき、スリットアレイ16を通過
した光を光検出器によってとらえると、この光検出器か
らの信号出力には、図3(b)に示すような周期Tの波
形が現れる。輝点17は、この周期Tの間にピッチ幅P
だけ移動しているので、輝点17の移動速度Vは、 V=P÷T・・・ で示される。ここで、サンプリング時間をt、ピーク値
のサンプリング間隔をnとすると、式は V=P÷(t×n)・・・ となる。このように、輝点の移動速度Vは、スリットア
レイ16を介して検出した受光信号の周波数に基づいて
検出することができる。本実施形態では、図2に示すよ
うに、路面LDに向けて光を照射し、その反射光をスリ
ットアレイ10を介して光検出器13a,13bによっ
てとらえ、これら光検出器13a,13bの出力差動信
号に含まれる中心周波数信号成分の周波数(電気的な中
心周波数)の周期を用いて、対地速度Vgを検出する。
る。図4(a)(b)は、それぞれ圧雪路面、乾燥路面
における光検出器13a,13bからの差動信号出力
を、図4(c)は、それぞれの路面状態における空間周
波数スペクトルを示す。測定対象である路面LDは、乾
燥、圧雪等の状態により、それぞれ特有の路面模様ムラ
や光沢度合いを有する。図4(a)(b)において、路
面模様ムラとは空間周波数のうねりを示し、光沢度合い
とは対地速度算出で説明したピッチ幅P(波長)の周波
数成分(以下、中心周波数成分と記す)の振幅を示す。
図4(c)は図4(a)(b)の波形をFFT(フーリ
エ級数展開)したものであり、本実施形態では中心周波
数FCをもとに、低周波数成分の帯域をFC/10〜F
C/4に設定し、その帯域の強度Dbと中心周波数成分
の強度Da(図5参照)を比較することで路面判別がな
される。
ク図であり、破線で囲んだ領域が演算装置21である。
反射光処理装置1の光源2,3は、それぞれ自動パワー
制御装置35,36(図中「APC」で示す)により、
照射光量が一定に保たれるように制御される。
b(拡散反射受光用)からの出力信号は、差動増幅回路
22で増幅に入力され、この差動増幅回路22から出力
された受光量の差動信号は、対地速度演算部23に入力
され、対地速度Vが演算される。ここで算出される中心
周波数FCは、トラッキング用として差動増幅回路22
からの出力信号と共にトラッキング・バンドパスフィル
タ24及びトラッキング・ローパスフィルタ25に与え
られ、上述のように中心周波数FCを中心とする周波数
帯域、低周波数帯域に含まれる周波数成分が取り出され
る。各フィルタ24,25からの出力信号は、それぞれ
振幅検出器26,27に与えられ、各周波数成分の強度
Da,Dbが抽出される。
ローパスフィルタ28にも入力されるようになってい
る。このローパスフィルタ28は、極低周波数の光成分
のみを通過させるように設定されており、その出力信号
Pcは、後述するように、路面が積雪路面であるか否か
を判別するために用いられる。
には、振幅検出器26,27からの出力Da,Db、正
反射光受光用の光検出器5からの出力信号Pd、ローパ
スフィルタ28からの出力信号Pc、温度センサ15の
計測値Teが与えられ、後述する手順により路面LDの
状態が判別される。また、対地速度演算部23からの出
力値(対地速度)は、対地加速度演算部31(対地加速
度検出手段)及びスリップ率算出部32(スリップ率検
出手段)に入力されるようになっており、対地加速度演
算部31は、対地速度に基づいて対地加速度を算出す
る。また、スリップ率算出部32は、車輪速度センサ4
0からの車輪の回転速度Vtと対地速度演算部23から
の対地速度Vgに基づいてスリップ率を算出する。これ
ら路面状態判別部30による路面状態判別結果、対地加
速度演算部31による対地加速度、及びスリップ率演算
部32によるスリップ率は、摩擦係数決定部33(摩擦
係数決定手段)に入力され、路面摩擦係数が決定され
る。
判別動作について、図6を参照して説明する。なお、同
図において、TH1,THc,THd1,THd2,T
Heは、路面状態を判別するためのしきい値を示す。ま
ず、温度センサ15により計測された路面温度Teをし
きい値THeと比較する(S1)。このしきい値THe
は、水分の凍結路面である0℃付近に設定されており、
温度Teがしきい値THeを上回る場合には、路面が凍
結している可能性はないと判断し、S2以降の処理へと
移行する。
分比Db/Daとしきい値TH1とを比較する(S
2)。ここで、中心周波数成分の強度に対する低周波数
成分の強度の比が大きい場合(S2でYES)、つま
り、Db/Daがしきい値TH1を上回る場合には、積
雪路面であると判断する(S4)。一方、空間周波数成
分比Db/Daがしきい値TH1以下である場合には
(S2でNO)、正反射受光用光検出器5により得られ
た正反射光量Pdとしきい値THd1とを比較する(S
3)。一般に、湿潤舗装路面の場合には路面は鏡面に近
い状態になり、正反射光が増大するという特性を有する
ので、しきい値THd1を路面が湿潤状態にある場合と
乾燥状態にある場合の中間の光量値になるよう設定する
ことにより、検出された正反射光量Pdがしきい値TH
d1を上回る場合には、走行路は湿潤舗装路面であると
判断する(S6)。また、正反射光量Pdがしきい値T
Hd1以下である場合には、路面は乾燥舗装路面である
と判断する(S5)。
He以下である場合には(S1でNO)、ローパスフィ
ルタ28により抽出された拡散反射光量Pcを所定のし
きい値THcと比較する(S7)。路面上に雪が積もっ
ていると、路面に照射された光はこの雪により拡散反射
されるので、拡散反射光量Pcは通常の場合よりも大き
くなる。したがって、拡散反射光量Pcがしきい値TH
cを上回る場合には(S7でYES)、積雪路面である
と判断する(S4)。
以下である場合には(S7でNO)、正反射光量Pdと
しきい値THd2との比較を行う(S8)。一般に、凍
結した路面は鏡面に近い状態となり、正反射光量が大幅
に増大するので、拡散反射光量Pcがしきい値THd2
を上回ったときには、路面は凍結していると判断する
(S9)。これに対し、拡散反射光量Pcがしきい値T
Hd2以下の場合は(S8でNO)、乾燥路面であると
判断する(S5)。
車輪速度センサ40は、車輪のABS(アンチロックブ
レーキシステム)に付属するもので、周囲に多数の磁極
歯41が等間隔に配備されたエンコーダである回転体4
2と、各磁極歯41の接近を感知してパルス信号を出力
する検知部43からなり、車輪が1回転する間に約10
0個のパルス信号が出力されるようになっている。タイ
ヤの径より1回転に進む移動距離も分かるので、このパ
ルスの時間間隔から車輪の回転速度Vtを算出すること
ができる。なお、この車輪速度センサ40は、タイヤの
スリップ/ロックをとらえるものであるため、駆動輪の
車輪回転速度を測定するものであることが好ましい。
40からの車輪回転速度検出Vtと、対地速度演算部2
3からの対地速度出力Vgに基づいて、以下の式の演
算を行うことにより、スリップ率を演算するものであ
る。 スリップ率S=(Vg−Vt)/Vg・・・ ここで、S=1のときは、減速などによるタイヤの完全
ロック状態を示し、また、S<0のときは、加速等によ
るタイヤのスリップ状態を示す。なお、この式の演算
は、スリップ算出部32を構成するマイコンによって行
われる。
の決定方法について説明する。図8は、タイヤを完全ロ
ックさせて制動した時の各路面状態における走行速度と
路面摩擦係数の関係を示すものである。路面が凍結して
いる場合や路上に雪が積もっている場合の路面摩擦係数
μは、走行速度に関わらず低い値となる。また、雨など
で濡れている路面では、路面摩擦係数μは走行速度に応
じて大きく変化し、走行速度が速くなるほど低い数値と
なる。これに対し、乾燥した路面における路面摩擦係数
μは、走行速度に関わらず高い数値を示す。同図に示す
ように、凍結路面における路面摩擦係数μは0.1〜
0.2であり、雪の路面では0.2〜0.4、濡れた路
面の場合は走行速度にもよるがおよそ0.5〜0.8、
乾燥路面では0.8〜1.0となっている。
雪路面における路面摩擦係数の分布領域を示しており、
網点領域R2(スノー路面2)は比較的滑りやすい状態
(μ=0.2〜0.3)を、それ以外の領域R1(スノ
ー路面1)は比較的滑りにくい状態(μ=0.3〜0.
4)を示している。また、領域R1と一部重なる斜線領
域は、基準となる乾燥路面における路面摩擦係数の分布
を示すものである。一般に加速・減速が大きい場合、乾
燥路面に比べて圧雪路面では加速によるスリップや減速
によるロックが起こりやすい。ただし、圧雪であっても
雪質などの違いにより滑り易さにはかなりばらつきが生
じ、図のような広がった分布となる。そこで、図9に示
すように、乾燥路面を基準にスリップ率と加速度の関係
から圧雪路面の路面摩擦係数を分類し、この特性を予め
摩擦係数決定部33に記憶させておき、スリップ率算出
部32からのスリップ率と対地加速度演算部31からの
対地加速度を図中にプロットすることで、より詳細な路
面摩擦係数を求めることができる。この図では、圧雪路
面を比較的滑りにくい領域R1(μ=0.3〜0.4)
と滑りやすい領域R2(μ=0.2〜0.3)とに分類
した。
摩擦係数の決定動作のフローチャートである。路面状態
判別部30から路面LDが凍結路面(アイス)であると
いう判別結果を受けとった場合には、路面摩擦係数μを
0.1〜0.2の範囲内に決定する(S11,12)。
また、S11において、路面LDが圧雪路面(スノー)
である場合には、路面摩擦係数を上記図9に示したよう
な領域に限定し、加減加速度とスリップ率を図9上にプ
ロットする。このプロット点が領域R2内に在る場合に
は(S13でYES)、路面摩擦係数μを0.2〜0.
3の範囲内に決定する(S14)。一方、プロット点が
領域R1内に在る場合には(S13でNO)、路面摩擦
係数μを0.3〜0.4の範囲内に決定する(S1
5)。また、S11において、路面LDが湿潤路面(ウ
エット)である場合には、対地速度Vgが60km/h
以上であるか否かを調べ、対地速度が60km/h以上
である場合には(S16でYES)、路面摩擦係数μを
0.4〜0.5の範囲内に決定する(S17)。一方、
対地速度が60km/h未満である場合には(S16で
NO)、路面摩擦係数μを0.5〜0.8の範囲内に決
定する(S18)。さらにまた、S11において、路面
LDが乾燥路面(ドライ)である場合には、路面摩擦係
数μを0.8〜1.0の範囲内に決定する(S19)。
態の判別結果に基づいて路面摩擦係数の領域を限定し、
さらに、スリップ率と対地加速度に基づいて詳細な路面
摩擦係数を決定するようにしたので、車両の加減速状態
に依存しない高精度な路面摩擦係数の検出が可能とな
る。なお、本実施形態では、乾燥路面を基準に積雪路面
をさらに2分類した例を取り上げたが、例えば、凍結路
面との関係を用いてさらに詳細な分類を行うことも可能
である。
施形態のように、車輪回転速度をエンコーダを用いて測
定するものでは、タイヤの空気圧や摩擦熱の影響を受け
るので、検出精度の向上を図ることが困難である。本実
施形態では、車輪回転速度の測定にも、対地速度検出と
同様、上述の図1に示した反射光処理装置を用いること
で、検出精度の向上を図っている。
態に係る路面摩擦係数測定装置の構成図、図12(a)
(b)は、それぞれ反射光処理装置及び車輪速度センサ
の構成図である。この路面摩擦係数測定装置20は、上
述の図1に示した反射光処理装置1を2系統持つもの
で、1系統の反射光処理装置1は対地速度検出に用いら
れるものであり、その出力OUTPUT1からは対地速度の周
波数成分を持つ信号が出力され、対地速度演算部23
(図5参照)によって対地速度出力に変換されるように
なっている。また、もう1系統の反射光処理装置は車輪
速度センサ40として用いられるものであり、その出力
OUTPUT2からは車輪速度の周波数成分を持つ信号が出力
され、演算装置(不図示)にて車輪の速度出力に変換さ
れるようになっている。この車輪速度センサ40におい
て、拡散反射光用のLED2は、レンズ2b、ガラス板
46を介して車両47のタイヤ48に向けて光を出射
し、このタイヤ48からの反射光は、プリズムミラ49
によって垂直方向に変更され、受光レンズ7に入射する
ようになっている。このように、反射光処理装置1を用
いた車輪速度センサ40によって非接触で車輪回転速度
を測定することにより、タイヤ48への荷重や摩擦熱に
よるタイヤ48の空気圧変化の影響を受けることなく、
精度良く車輪の回転速度を検出することができる。な
お、反射光処理装置1において、拡散反射光用のLED
2は、レンズ2b、ガラス板46を介して路面LDに向
けて光を照射するようになっている。
く2つの要素が考えられる。1つは路面と接触した状態
で起こるスリップによるものであり、もう1つは路面の
突起や凸凹により路面とは非接触の状態で起こるもので
ある。路面摩擦係数とは、路面とタイヤとの間の摩擦係
数であるから、非接触での空転は精度低下の原因とな
る。本実施形態では、車輪の荷重を測定する車輪荷重測
定装置(車輪荷重測定手段)(不図示)を備え、この車
輪荷重測定装置からの測定結果をスリップ率算出部32
(図5参照)に与え、スリップ率算出部32によって、
測定結果に基づいて、車輪が路面と接地しているか否か
を判断し、車輪が路面と非接地となっていると判断され
たときを除いた期間のスリップ率の平均値を出力する。
これにより、正確なスリップ率を得ることができるの
で、路面摩擦係数の検出精度の向上を図ることができ
る。
で、KはイグニッションをONとした時に測定された車
輪荷重であり、メモリに記憶される。振幅の大きい振動
はタイヤと非接触になる影響であり、振幅の小さい振動
は車両の加減速等による4輪の荷重度合いが変化した影
響によるものである。ここで、後者の場合が非接地であ
ると検出されないように、車輪非接地判断用スレッシュ
K−Sが設定されている。車輪荷重の測定値f(t)が
スレッシュK−Sを下回ると、非接触状態にあると判定
する。
ートを示す。まず、イグニッションがONとされると、
メモリをクリアし、カウンタの値T,車輪回転速度Vt
の積算値A,及び対地速度Vgの積算値Bを0とする
(S21)。次に、車輪荷重測定装置からの測定値f
(t)をスレッシュK−Sと比較し、測定値f(t)が
スレッシュK−Sよりも大きければ(S22でYE
S)、車輪は路面と接地状態にあると判断し、このとき
測定された車輪回転速度Vt及び対地速度Vgをそれぞ
れ積算値A,Bに加え(S23)、カウントを行う(S
24)。また、測定値f(t)がスレッシュK−S以下
であれば(S22でNO)、車輪は路面と非接地状態に
あると判断し、このとき測定された車輪回転速度Vt及
び対地速度Vgを積算値A,Bに加えずに、カウントを
行う(S24)。次に、カウント値Tを所定値Nと比較
し、Tが所定値N以下であると、S22に戻り(S25
でNO)、測定を続ける。Tが所定値Nよりも大きくな
ると(S25でYES)、積算A,Bに基づいてスリッ
プ率Sを算出する(S26)。
測定装置20を搭載した車両である。この車両47は、
対象路面LDを走行しながら路面状態判別、対地速度、
車輪回転速度、対地加速度を検出し、それらの情報に基
づいて演算装置21が路面摩擦係数を測定し、その測定
結果を送信装置50を介して道路管理センターの情報管
理局(不図示)に送信したり、車両47内の車両制御装
置51に伝達するものである。この車両47によって測
定された路面摩擦係数の情報は、サービスエリア等に設
置された道路情報表示板(不図示)などに表示される。
本実施形態では、上述の図1に示した反射光処理装置1
によって路面状態判別と対地速度を検出し、上述の図1
2(b)に示した車輪速度検出センサ40によって車輪
回転速度を検出している。このように、車両47に本発
明の路面摩擦係数測定装置20を搭載することにより、
正確な路面情報を運転者に知らせることができる。
減自動ブレーキシステム(車輪ブレーキ制御システム)
のシステム構成図、図16(b)は衝突軽減自動ブレー
キシステムを搭載した車両の走行状態を説明するための
模式図である。衝突軽減自動ブレーキシステム60は、
自車両47と先行車両61等の前方障害物との間の距離
が所定値以下となると、警報を発したり、自動的にブレ
ーキ制御を行うものであり、システム全体の制御を司る
自動ブレーキ制御用ECU62(制御手段)には、上述
の路面摩擦係数測定装置20の他、CCDカメラ63
(距離検出手段)、レーザレーダ64(又はミリ波レー
ダ)(距離検出手段)、警報装置65,66及びブレー
キ制御装置70が接続されている。この衝突軽減自動ブ
レーキシステム60において、前方障害物の検知は、C
CDカメラ63の画像処理とレーザレーダ64による検
出結果とを組み合わせて検出するようになっている。す
なわち、CCDカメラ63で自車両47の走行レーンと
レーン内の先行車両61とを認識し、レーザレーダ64
によって、認識した先行車両61までの距離、相対速度
を測定する。警報及びブレーキの制御タイミングは3段
階となっており、安全車間距離が保てなくなると1次警
報装置65が駆動されて1次警報がなり、運転者がブレ
ーキをかけても回避操作をしないと危険なタイミングで
2次警報警報装置66が駆動されて2次警報が鳴り、さ
らに、2次警報の発令後にブレーキがかけられなけれ
ば、ブレーキ制御装置70が制御されてフルブレーキ制
御が行われるようになっている。
報後に瞬間的にブレーキをかけ、車両の駆動輪と誘導輪
の車輪回転速度の違いから路面摩擦係数を推定し、路面
状況、及び車間距離に応じてフルブレーキを作動してい
たが、それに対し、本実施形態では、路面摩擦係数測定
装置20を使用することにより、常時路面摩擦係数の測
定が可能であるので、わざわざ2次警報後に瞬間的にブ
レーキをかける必要がなくなり、安全かつ精度の良い衝
突軽減自動ブレーキシステムを実現することができる。
このシステムは、ABS(アンチロックブレーキシステ
ム)にも同様に利用することができる。
種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態におい
ては、スリップ率算出部32は、車輪速度センサ40と
対地速度演算部23からの出力値に基づいてスリップ率
を算出していたが、車輪の回転速度と対地速度との関係
を示すテーブルが予めメモリ内に記憶されており、この
テーブルを用いてスリップ率を求めるものであってもよ
い。また、路面状態摩擦係数の測定結果を道路管理セン
ターの情報管理局に送信していたが、運転者に対して走
行中の路面の情報を知らせ、滑りやすい状態となってい
る場合には、運転者に対して警告を発するようにしても
よい。
装置によれば、路面状態判別結果に基づいてその路面状
態における路面と車輪との間の摩擦係数の領域を限定
し、対地加速度とスリップ率に基づいて詳細な路面摩擦
係数を決定するようにしたので、車両の加減速状態に依
存しない高精度な路面摩擦係数の検出が可能となる。
な状態で車輪の回転速度を検出するものとすることによ
り、タイヤへの荷重や摩擦熱による空気圧変化の影響を
受けることなく、車輪の回転速度を精度良く検出するこ
とができる。
判断されたときを除いた期間のスリップ率の平均値を出
力することにより、より正確なスリップ率を得ることが
でき、路面摩擦係数測定装置の性能向上を図ることがで
きる。
て、測定された路面摩擦係数に基づいてブレーキ制御の
タイミングを変化させるようにしたので、安全かつ正確
な車輪ブレーキ制御システムを実現することができる。
定装置を構成する反射光処理装置の構成図である。
る速度検出原理を説明するための図、及びスリットアレ
イを通過した光の波形を示す図である。
における光検出器からの差動信号出力を示す図であり、
(c)はこれら差動信号出力をフーリエ級数展開した図
である。
ック図である。
である。
る。
る。
される路面摩擦係数の領域を示す図である。
ャートである。
の構成図である。
車輪速度検出用の反射光処理装置の構成図である。
を示すフローチャートである。
を搭載した車両の構成図である。
ステム構成図、(b)は衝突軽減自動ブレーキシステム
を搭載した車両の走行状態を説明するための模式図であ
る。
御システム) 61 先行車両(障害物) 62 自動ブレーキ制御用ECU(制御手段) 63 CCDカメラ(距離検出手段) 64 レーザレーダ(距離検出手段) LD 路面
Claims (4)
- 【請求項1】 走行する車両の車輪とその走行路の路面
との間の摩擦係数を測定する路面摩擦係数測定装置にお
いて、 走行路の路面状態を判別する路面状態判別手段と、 車両の対地速度を路面に非接触な状態で検出する対地速
度検出手段と、 車輪の回転速度を測定する車輪速度測定手段と、 車両の対地加速度を求める対地加速度検出手段と、 前記対地速度検出手段からの対地速度と、前記車輪速度
測定手段からの回転速度に基づいてスリップ率を求める
スリップ率検出手段と、 前記路面状態判別手段からの判別結果に基づいて、路面
と車輪との間の路面摩擦係数の領域を限定し、さらに、
前記スリップ率検出手段からのスリップ率と前記対地加
速度検出手段からの対地加速度に基づいて、路面摩擦係
数を決定する摩擦係数決定手段とを備えたことを特徴と
する路面摩擦係数測定装置。 - 【請求項2】 前記車輪速度測定手段は、車輪に非接触
な状態で車輪の回転速度を検出するものであることを特
徴とする請求項1に記載の路面摩擦係数測定装置。 - 【請求項3】 車輪の荷重を測定する車輪荷重測定手段
をさらに備え、 前記スリップ率検出手段は、前記車輪荷重測定手段によ
り測定された荷重に基づいて、車輪が路面と接地してい
るか否かを判断し、車輪が路面と非接地となっていると
判断されたときを除いた期間のスリップ率の平均値を出
力するものであることを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載の路面摩擦係数測定装置。 - 【請求項4】 走行中の自車両と該自車両の前方に位置
する障害物との間の距離が所定値以下となると、自動的
にブレーキ制御を行う車両ブレーキ制御システムにおい
て、 自車両と障害物との間の距離を検出する距離検出手段
と、 前記距離検出手段により検出された距離と、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の路面摩擦係数測定装置に
より測定された路面摩擦係数とに基づいて、ブレーキ制
御のタイミングを変化させる制御手段とを備えたことを
特徴とする車両ブレーキ制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04573098A JP3617593B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 路面摩擦係数測定装置とそれを用いた車両ブレーキ制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04573098A JP3617593B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 路面摩擦係数測定装置とそれを用いた車両ブレーキ制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11248438A true JPH11248438A (ja) | 1999-09-17 |
JP3617593B2 JP3617593B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=12727449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04573098A Expired - Fee Related JP3617593B2 (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 路面摩擦係数測定装置とそれを用いた車両ブレーキ制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3617593B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001287634A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Denso Corp | 路面状態識別装置 |
WO2005075959A1 (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-18 | Nihon University | 摩擦係数推定方法及び装置 |
WO2016006233A1 (ja) * | 2014-07-10 | 2016-01-14 | 高周波粘弾性株式会社 | 運転制御装置、自動車及び運転制御方法 |
JP2016117452A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 日産自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
CN109323670A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-12 | 吴建英 | 一种刹车片凸点检测装置及安装方法 |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP04573098A patent/JP3617593B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2005075959A1 (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-18 | Nihon University | 摩擦係数推定方法及び装置 |
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CN109323670B (zh) * | 2018-10-16 | 2020-09-01 | 绍兴韦德汽配有限公司 | 一种刹车片凸点检测装置及安装方法 |
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---|---|
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