JP2001284952A - 円偏波アンテナおよびそれを用いた通信装置 - Google Patents

円偏波アンテナおよびそれを用いた通信装置

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JP2001284952A
JP2001284952A JP2000094051A JP2000094051A JP2001284952A JP 2001284952 A JP2001284952 A JP 2001284952A JP 2000094051 A JP2000094051 A JP 2000094051A JP 2000094051 A JP2000094051 A JP 2000094051A JP 2001284952 A JP2001284952 A JP 2001284952A
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mode
circularly polarized
dielectric substrate
power supply
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Kazuya Kawabata
一也 川端
Moichi Ito
茂一 伊藤
Atsushi Yuasa
敦之 湯浅
Hisashi Akiyama
恒 秋山
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0428Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna radiating a circular polarised wave
    • H01Q9/0435Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna radiating a circular polarised wave using two feed points
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本モードと高次モードの良好な円偏波特性
が得られ、かつ、小型な円偏波アンテナを提供する。 【解決手段】 略円柱状の誘電体基体2の上面2aに略
円形状の放射電極3を形成する。誘電体基体2の側周面
2cには基本モード用の給電電極4と高次モード用の給
電電極5を形成し、各給電電極4,5からそれぞれ放射
電極3に容量結合によって電力を供給する構成とする。
放射電極3は基本モード用と高次モード用を兼用するこ
とから、円偏波アンテナ1の小型化が図れる。また、上
記の如く容量給電の方式であるので、基本モードと高次
モードの各共振周波数を設定の周波数に簡単に調整設定
でき、また、基本モードと高次モードの各円偏波特性を
良好にすることが容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円偏波の電波を送
受信する円偏波アンテナおよびそれを用いた通信装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6(a)には無線装置に内蔵される円
偏波アンテナの一例が模式的な斜視図により示され、図
6(b)には図6(a)に示すa−a部分の断面図が示
されている。これら図6(a)、(b)に示す円偏波ア
ンテナ30は、特公平7−46762号公報に記載され
ている円偏波マイクロストリップアンテナである。この
円偏波アンテナ30は、異なる複数の周波数帯の電波の
送受信を可能にしたものであり、GPS(Global Posit
ioning System)とS−DAB(S帯を用いたDAB(D
igital Audio Broadcast))というような異なる複数の
システムに対応できる。
【0003】この円偏波アンテナ30は、図6(a)、
(b)に示されるように、高次モード励振用のMSA
(マイクロストリップアンテナ)31の上面に、基本モ
ード(主モード)励振用のMSA32を共軸上に密着装
荷しめた二重構造を有している。
【0004】上記高次モード励振用MSA31は、直方
体状の誘電体基体33の表面に円形状の放射電極34が
形成されている構成を有し、上記放射電極34に電力を
供給するための給電ピン(高次モード用プローブ)G
1,G1’,G2,G2’が上記誘電体基体33に貫通
形成されている。また、上記基本モード励振用MSA3
2は円柱状の誘電体基体37の上面に円形状の放射電極
38が形成されている構成を有し、上記放射電極38に
電力を供給するための給電ピン(基本モード用プロー
ブ)F1,F2が貫通形成されている。
【0005】上記給電ピンF1,F2に外部から電力を
供給することによって、放射電極38が励振して基本モ
ードの円偏波の電波の送受信が可能となる。また、給電
ピンG1と給電ピンG1’、給電ピンG2と給電ピンG
2’にはそれぞれ同相の電力が、かつ、給電ピンG1と
給電ピンG2には互いに90°位相差がつくように、上
記給電ピンG1,G1’,G2,G2’にそれぞれ外部
から電力を供給することによって、放射電極34が励振
して高次モードの円偏波の電波の送受信が可能となる。
【0006】なお、この明細書では、設定されている複
数の励振(共振)モードのうち、最低の共振周波数を持
つモードを基本モードと定義し、また、それよりも高い
共振周波数を持つモードを高次モードと定義している。
また、図6(a)、(b)に示される符号40は基本モ
ードと高次モードの対称性を補償するためのセンターピ
ンを表している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の円偏波アン
テナ30では、上記のように、異なる複数の周波数帯の
電波の送受信が可能であるけれども、誘電体基体33,
37を複数段に重ね合わせるので、大型化してしまうと
いう問題がある。また、この円偏波アンテナ30では、
給電ピンを利用して放射電極に直接的に給電する構成で
あり、この構成では、構造が複雑になるという問題があ
る。さらに、基本モードの共振周波数と、高次モードの
共振周波数との間の間隔を調整設定するのが難しいとい
う問題があった。
【0008】さらに、上記円偏波アンテナ30には次に
示すような問題もあった。上記円偏波アンテナ30を実
装する回路基板には、円偏波アンテナ30を駆動するた
めの回路が設けられている。その回路は、回路基板の小
型化を図るために、アンテナが実装される面とは反対側
の背面に形成されることがある。しかしながら、上記円
偏波アンテナ30では、給電ピンが誘電体基体31の中
心近傍に配設されるために、上記のように回路基板の背
面に回路を設ける場合には、上記給電ピンと上記回路を
良好に導通接続させることが困難であり、また、回路の
パターンニングが難しいという問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その第1の目的は、基本モードと高次モ
ードの両方のモードの円偏波の電波の送受信を可能にす
ると共に、小型で、かつ、良好な円偏波特性が得られ易
くすることであり、第2の目的は、基本モードと高次モ
ードの各共振周波数間の間隔の調整設定が簡単な円偏波
アンテナおよびそれを用いた通信装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明の円偏波アン
テナは、略円柱状の誘電体基体を有し、この誘電体基体
の上面には円偏波の電波の送受信を行う放射電極が形成
されており、この放射電極に電力を供給して該放射電極
を基本モードで励振させる基本モード用の給電電極と、
上記放射電極に電力を供給して該放射電極を高次モード
で励振させる高次モード用の給電電極とが上記誘電体基
体の側周面に形成されており、これら基本モード用と高
次モード用の各給電電極は容量結合によって電力を上記
放射電極に供給する構成をもって前記課題を解決する手
段としている。
【0011】第2の発明の円偏波アンテナは、上記第1
の発明の構成を備え、放射電極は略円形状と成し、この
放射電極は該放射電極の中心をほぼ誘電体基体の中心軸
上に位置させて誘電体基体の上面に設けられていること
を特徴として構成されている。
【0012】第3の発明の円偏波アンテナは、上記第1
の発明の構成を備え、放射電極は縮退分離する形態と成
していることを特徴として構成されている。
【0013】第4の発明の円偏波アンテナは、上記第1
の発明の構成を備え、放射電極は略リング形状と成し、
この放射電極は該放射電極のリング中心をほぼ誘電体基
体の中心軸上に位置させて誘電体基体の上面に設けられ
ており、この略リング形状の放射電極に囲まれた非電極
部は上記放射電極の基本モードの共振周波数と高次モー
ドの共振周波数との間隔を調整設定する周波数設定部と
成していることを特徴として構成されている。
【0014】第5の発明の円偏波アンテナは、上記第4
の発明の構成を備え、誘電体基体には、略リング形状の
放射電極によって囲まれた非電極部に、凹部又は貫通孔
が形成されていることを特徴として構成されている。
【0015】第6の発明の通信装置は、上記第1〜第5
の発明の何れか1つの発明の円偏波アンテナを備えてい
ることを特徴として構成されている。
【0016】上記構成の発明において、略円柱状の誘電
体基体の側周面に形成された基本モード用の給電電極か
ら、上記誘電体基体の上面に形成された放射電極に、容
量結合によって電力が供給されると、上記放射電極は基
本モードでもって励振して基本モードの円偏波の電波の
送受信が可能となる。また、高次モード用の給電電極か
ら上記放射電極に容量結合によって電力が供給される
と、上記放射電極は高次モードでもって励振して高次モ
ードの円偏波の電波の送受信が可能となる。
【0017】上記放射電極は基本モード用の放射電極と
しての機能と、高次モード用の放射電極としての機能と
を兼用する放射電極であることから、基本モード用の放
射電極と高次モード用の放射電極を別個に設ける場合に
比べて、アンテナの大型化を抑制することができて、円
偏波アンテナの小型化を促進させることができる。
【0018】また、給電電極から放射電極に、容量結合
によって、電力が供給される構成であることから、給電
ピンを用いた直接給電とは異なり、基本モードと高次モ
ードのそれぞれにおいて、良好な円偏波特性を得ること
が容易となる。
【0019】さらに、放射電極を略リング形状として、
この放射電極に囲まれる非電極部を設けたものや、誘電
体基体の上記非電極部に凹部又は貫通孔が形成されてい
るものにあっては、上記非電極部の大きさや、凹部又は
貫通孔の大きさを可変することにより、基本モードの共
振周波数と高次モードの共振周波数との間の間隔を容易
に可変させることができることから、その基本モードと
高次モードの各共振周波数間の間隔の調整設定が簡単に
できて、仕様等により定められる所定の間隔とすること
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0021】図1(a)には本発明に係る円偏波アンテ
ナの第1実施形態例が斜視図により模式的に示され、ま
た、図1(b)には上記図1(a)に示す円偏波アンテ
ナを上下左右前後の6方向からそれぞれ見た平面図が示
されている。
【0022】図1(a)、(b)に示すように、この円
偏波アンテナ1は円柱状の誘電体基体2を有し、この誘
電体基体2の上面2aには円形状の放射電極3が形成さ
れている。この放射電極3は該放射電極3の中心が誘電
体基体2の中心軸上に位置するように誘電体基体2の上
面2aに形成されており、誘電体基体2の上面2aの外
縁と放射電極3の端縁との間隔dが誘電体基体2の輪郭
外縁の全周に亙りほぼ等幅となっている。
【0023】誘電体基体2の側周面2cには、帯状の基
本モード用の給電電極4(4A,4B)と高次モード用
の給電電極5(5A,5B)が底面2b側から上面2a
側に向けて伸長形成されている。これら各給電電極4
A,4B,5A,5Bの上端は前記放射電極3と間隔を
介して配置され、また、下端側は誘電体基体2の底面2
bに回り込んでいる。誘電体基体2の底面2bには、ほ
ぼ全面にグランド電極6が上記各給電電極4A,4B,
5A,5Bの下端部と間隔を介して形成されている。
【0024】図1(a)、(b)に示す例では、上記基
本モード用の給電電極4Aと誘電体基体2の中心軸とを
結ぶ直線Kと、基本モード用の給電電極4Bと誘電体基
体2の中心軸とを結ぶ直線Lとが成す角度αはほぼ90
°となっており、また、上記高次モード用の給電電極5
Aと誘電体基体2の中心軸とを結ぶ直線Mと、高次モー
ド用の給電電極5Bと誘電体基体2の中心軸とを結ぶ直
線Nとが成す角度βはほぼ45°となっている。さら
に、上記基本モード用の給電電極4Aと高次モード用の
給電電極5Aは誘電体基体2の中心軸を介して対向配置
されている。
【0025】なお、図1(b)に示す例では、高次モー
ド用の給電電極5Aの右側に高次モード用の給電電極5
Bが配置されていたが、上記高次モード用の給電電極5
Aに対する給電電極5Bの配置位置は、例えば仕様によ
り定められる円偏波の回転向き等の条件に応じて適宜設
定されるものであり、例えば、高次モード用の給電電極
5Aの左側に上記給電電極5Bを配置してもよい。この
場合にも、上記同様に、上記高次モード用の給電電極5
Aと誘電体基体2の中心軸とを結ぶ直線と、高次モード
用の給電電極5Bと誘電体基体2の中心軸とを結ぶ直線
とが成す角度βはほぼ45°とする。また、基本モード
用の給電電極4A,4Bに関しても同様に、基本モード
用の給電電極4Aに対する給電電極4Bの配置位置は、
例えば仕様により定められる円偏波の回転向き等の条件
に応じて適宜設定されるものである。
【0026】この第1実施形態例に示す円偏波アンテナ
1は上記のように構成されている。このような誘電体基
体2は底面2bを実装面として回路基板に実装される。
その回路基板には、図1(b)の点線に示すような基本
モード用の90°ハイブリット手段(90°HYB)7
と高次モード用の90°ハイブリット手段(90°HY
B)8等が形成されており、円偏波アンテナ1を上記回
路基板の所定の位置に実装することにより、基本モード
用の給電電極4A,4Bはそれぞれ上記基本モード用の
90°ハイブリット手段7に導通接続し、また、高次モ
ード用の給電電極5A,5Bはそれぞれ上記高次モード
用の90°ハイブリット手段8に導通接続した状態とな
る。
【0027】なお、上記基本モード用の90°ハイブリ
ット手段7は基本モードの円偏波の電波を利用する例え
ばGPSのシステム(図示せず)に接続され、上記高次
モード用の90°ハイブリット手段8は高次モードの円
偏波の電波を利用する例えばS−DABのシステム(図
示せず)に接続される。
【0028】上記のように円偏波アンテナ1が回路基板
に実装されている状態で、例えば、上記基本モード用の
90°ハイブリット手段7から各基本モード用の給電電
極4A,4Bにそれぞれ互いに位相が90°異なる電力
が供給されると、各基本モード用の給電電極4A,4B
はそれぞれ上記供給された電力を容量結合によって放射
電極3に伝達する。また、同様に、高次モード用の90
°ハイブリット手段8から各高次モード用の給電電極5
A,5Bにそれぞれ互いに90°位相が異なる電力が供
給されると、各高次モード用の給電電極5A,5Bはそ
れぞれ上記供給された電力を容量結合によって放射電極
3に伝達する。
【0029】上記の如く、基本モード用の給電電極4
A,4Bから放射電極3に容量結合により電力が供給さ
れた場合には、放射電極3は基本モードでもって励振し
て円偏波の電波の送受信を行う。また、高次モード用の
給電電極5A,5Bから放射電極3に容量結合によって
電力が供給された場合には、放射電極3は高次モードで
もって励振して円偏波の電波の送受信を行う。
【0030】この第1実施形態例によれば、誘電体基体
2の側周面2cに基本モード用の給電電極4A,4Bと
高次モード用の給電電極5A,5Bを形成し、上記基本
モード用の給電電極4A,4Bから放射電極3に容量結
合によって電力を供給することで、上記放射電極3を基
本モードでもって励振させて円偏波の電波の送受信を行
わせ、また、高次モード用の給電電極5A,5Bから放
射電極3に容量結合によって電力を供給することで、放
射電極3を高次モードでもって励振させて円偏波の電波
の送受信を行わせる構成としたので、1つの放射電極3
で基本モードと高次モードの2つのモードの円偏波電波
の送受信を行うことができ、これにより、円偏波アンテ
ナの構造を簡単にすることができ、かつ、基本モード用
の放射電極と、高次モードの放射電極とをそれぞれ別個
に設ける場合に比べて、円偏波アンテナ1の小型化を図
ることができる。
【0031】また、従来では、給電ピンを利用した直接
給電によって放射電極に電力を供給していたために、基
本モードと高次モードの各共振周波数の調整設定が難し
かったという問題があった。これに対して、この第1実
施形態例では、誘電体基体2の側周面2cに基本モード
用と高次モード用の各給電電極4,5を設けて、それら
給電電極4,5から放射電極3に容量結合によって電力
を供給する構成であるので、基本モードと高次モードの
各共振周波数の調整設定が容易となる。
【0032】さらに、この第1実施形態例では、従来例
の如く給電ピンを誘電体基体2の中心部に形成するので
はなく、基本モード用と高次モード用の各給電電極4,
5を誘電体基体2の側周面2cに形成したので、前記基
本モード用の90°ハイブリット手段7と上記基本モー
ド用の給電電極4の導通接続、および、高次モード用の
90°ハイブリット手段8と高次モード用の給電電極5
の導通接続が容易となる上に、上記90°ハイブリット
手段7,8を含む回路のパターンニングが簡単になると
いう効果を奏することができる。
【0033】以下に、第2実施形態例を説明する。この
第2実施形態例において特徴的なことは、図2に示すよ
うに、放射電極3をリング形状として、この放射電極3
によって囲まれる円形状の非電極部10を設けたことで
ある。それ以外の構成は前記第1実施形態例と同様であ
り、この第2実施形態例の説明において、前記第1実施
形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部
分の重複説明は省略する。
【0034】この第2実施形態例では、リング形状の放
射電極3はそのリング中心を誘電体基体2の中心軸上に
位置させて設けられている。
【0035】この第2実施形態例によれば、前記第1実
施形態例と同様な構成を備えているので、前記第1実施
形態例と同様な優れた効果を奏することができるのはも
ちろんのこと、この第2実施形態例では、放射電極3を
リング形状として非電極部10を設けたので、基本モー
ドと高次モードの各共振周波数間の間隔の調整設定が容
易となるという効果を奏することができる。それという
のは、基本モード時と高次モード時では、放射電極3内
における電流通電経路および電流分布に違いがあり、こ
の違いによって、上記非電極部10の大きさの変化量に
対する基本モードの共振周波数の変化量と高次モードの
共振周波数の変化量とに差違が生じる。これにより、非
電極部10の大きさに応じて、基本モードと高次モード
の各共振周波数間の間隔を可変設定することができる。
【0036】具体的には、非電極部10の大きさ(径
φ)が大きくなるに従って、基本モードと高次モードの
各共振周波数は共に低周波数側に変動するが、その基本
モードの共振周波数の変動量は高次モードの共振周波数
の変動量よりも大きく、非電極部10の大きさの変化量
が大きくなるに従って、基本モードの共振周波数は、高
次モードの共振周波数よりも、より大きく低周波数側に
変動して、基本モードと高次モードの各共振周波数間の
間隔を広げることができる。
【0037】このように、非電極部10の大きさ(径
φ)を適宜設定することによって、基本モードと高次モ
ードの各共振周波数間の間隔を、仕様等により定められ
ている所望の間隔に調整設定することができる。このよ
うに、非電極部10の大きさの調整設定によって、基本
モードと高次モードの各共振周波数間の間隔の調整設定
を行うことができるので、大きな設計変更を行うことな
く、基本モードと高次モードの各共振周波数間の間隔の
調整設定が可能であり、例えば、基本モードあるいは高
次モードの共振周波数の仕様変更等にも、面倒な手間を
掛けることなく、スピーディーに対応することができ
る。また、これにより、円偏波アンテナ1のコスト低減
を図ることが可能となる。
【0038】以下に、第3実施形態例を説明する。な
お、この第3実施形態例の説明において、前記第2実施
形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部
分の重複説明は省略する。
【0039】この第3実施形態例は前記第2実施形態例
とほぼ同様な構成を備えているが、異なる特徴的なこと
は、図3(a)に示すように誘電体基体2の非電極部1
0に貫通孔12が、又は、図3(b)に示すように誘電
体基体2の非電極部10に凹部13が形成されているこ
とである。
【0040】この第3実施形態例では、図3(a)、
(b)に示すように、誘電体基体2を上面2aと平行な
面で切ったときの貫通孔12又は凹部13の断面形状は
上記非電極部10と同様の円形状と成し、その貫通孔1
2又は凹部13の円形状の断面中心は誘電体基体2の中
心軸上に位置し、かつ、その貫通孔12又は凹部13の
円形状の断面の大きさは上記円形状の非電極部10の大
きさと同様となっており、貫通孔12又は凹部13の端
縁は非電極部10の端縁にほぼ重なっている。
【0041】この第3実施形態例によれば、上記第2実
施形態例と同様に、放射電極3をリング形状として、該
放射電極3によって囲まれる非電極部10を設けたの
で、この非電極部10の大きさを調整設定することによ
り、基本モードと高次モードの各共振周波数間の間隔を
容易に調整設定することが可能となる。
【0042】特に、この第3実施形態例では、誘電体基
体2の上記非電極部10に貫通孔12又は凹部13を設
けたので、その貫通孔12又は凹部13の径φや深さを
可変することによっても、基本モードと高次モードの各
共振周波数間の間隔を調整設定することができることと
なる。これにより、上記非電極部10の大きさだけでな
く、上記貫通孔12又は凹部13の大きさをも調整し
て、基本モードと高次モードの各共振周波数間の間隔を
調整設定できるので、基本モードと高次モードの各共振
周波数間の間隔の調整設定することが可能な制御範囲を
拡大することができ、また、基本モードと高次モードの
各共振周波数間の間隔をより精密に調整設定することが
可能となる。
【0043】さらに、貫通孔12又は凹部13を設ける
ことによって、誘電体基体2が軽くなり、これにより、
円偏波アンテナ1の軽量化を図ることができる。
【0044】以下に、第4実施形態例を説明する。この
第4実施形態例では、円偏波アンテナを搭載した通信装
置の一例を示す。この第4実施形態例に示す通信装置
は、図4に示すように、円偏波アンテナ1と第1システ
ム部15と第2システム部16を有して構成されてお
り、上記第1システム部15は送受信部17と信号処理
部18を有して構成され、上記第2システム部16は送
受信部20と信号処理部21を有して構成されている。
【0045】この第4実施形態例において特徴的なこと
は、上記円偏波アンテナ1として、上記各実施形態例に
示した円偏波アンテナ1のうちの1つが搭載されている
ことである。なお、この第4実施形態例では、その通信
装置に搭載される円偏波アンテナ1の説明は前記各実施
形態例で前述したので省略する。
【0046】上記第1システム部15は基本モードの円
偏波の電波を利用するシステムであり、例えば、GPS
のシステムとなっており、また、第2システム部16は
高次モードの円偏波の電波を利用するシステムであり、
例えば、S−DABのシステムとなっている。つまり、
第1システム部15の送受信部17には円偏波アンテナ
1により受信された基本モードの円偏波の電波に基づい
た受信信号が加えられ、この送受信部17はその受信信
号から所定の各種信号を取り出して信号処理部18に送
出する。信号処理部18は、その加えられた信号を処理
して通信装置の動作を制御する。
【0047】また、信号処理部18から外部送出用の信
号が送受信部17に加えられると、送受信部17はその
加えられた信号を送信用の基本モードの信号に変換して
円偏波アンテナ1に供給する。これにより、円偏波アン
テナ1は基本モードでもって励振して円偏波の電波の送
信を行う。
【0048】前記第2システム部16の送受信部20に
は円偏波アンテナ1により受信された高次モードの周波
数帯の電波に基づいた受信信号が加えられ、この送受信
部20は、上記第1システム部16の送受信部17と同
様に、その受信信号から所定の各種信号を取り出して信
号処理部21に送出する。信号処理部21はその加えら
れた信号を処理して通信装置の動作を制御する。また、
信号処理部21から外部送出用の信号が送受信部20に
加えられたときには、送受信部20はその加えられた信
号を送信用の高次モードの信号に変換して円偏波アンテ
ナ1に供給する。これにより、円偏波アンテナ1は高次
モードでもって励振して高次モードの円偏波の電波の送
信を行う。
【0049】この第4実施形態例によれば、上記各実施
形態例に示した円偏波アンテナ1が搭載されているの
で、搭載されている円偏波アンテナ1は良好な円偏波特
性を持っており、このことにより、通信装置のアンテナ
特性の信頼性を向上させることができる。また、基本モ
ードと高次モードの各共振周波数が仕様により定められ
ている設定の周波数となっているので、非常に安定した
通信を行うことができて通信装置の動作が安定すること
から、通信装置の性能の信頼性を高めることができるこ
ととなる。
【0050】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、放射電極3は円形状であ
ったが、放射電極3は略円形状であればよく、例えば2
0角形等の多角形や、楕円形等であってもよい。また、
誘電体基体2は円柱状であったが、誘電体基体2は略円
柱状であればよく、例えば、20角柱状等の多角形柱状
や、楕円柱状等としてもよい。
【0051】さらに、上記各実施形態例では、放射電極
3は略円形状と成し、基本モード用の2個の給電電極4
A,4Bが設けられていたが、例えば、図5に示すよう
に、放射電極3に切り欠き23,24を設けて縮退分離
する形状に形成し、基本モード用の給電電極として給電
電極4のみを設ける構成としてもよい。なお、このよう
に放射電極3を図5に示すような縮退分離する形状とし
た場合においても、高次モード用の給電電極5A,5B
は上記各実施形態例と同様に設けられる。
【0052】この図5に示す例では、上記放射電極3の
切り欠き23,24は誘電体基体2の中心軸を介して対
向配置されており、これら切り欠き23,24と誘電体
基体2の中心軸とを通る直線と、上記基本モード用の給
電電極4と誘電体基体2の中心軸とを通る直線とが成す
角度γはほぼ45°となっている。また、上記基本モー
ド用の給電電極4は誘電体基体2の中心軸を介して高次
モード用の給電電極5Aと対向配置されている。
【0053】この図5に示す円偏波アンテナ1において
も、上記各実施形態例と同様に、基本モード用の給電電
極4と高次モード用の給電電極5A,5Bは誘電体基体
2の側周面2cに形成されて、容量結合によって電力を
放射電極3に供給する構成と成しており、上記各実施形
態例と同様に、円偏波アンテナ1の小型化を図ることが
容易であるという効果や、基本モードと高次モードの各
共振周波数の調整設定が容易になる等の効果を奏するこ
とができる。
【0054】さらに、上記図5に示すような縮退分離形
状の放射電極3の中心部に、上記第2実施形態例に示し
たと同様な非電極部10を設けてもよく、この場合に
は、上記第2実施形態例と同様に、上記非電極部10の
大きさを調整することによって、基本モードと高次モー
ドの各共振周波数間の間隔を簡単に調整設定することが
できるという効果を奏することができる。さらに、上記
第3実施形態例と同様に、その誘電体基体2の非電極部
10に凹部又は貫通孔を設けてもよく、この場合には、
上記基本モードと高次モードの各共振周波数間の間隔を
より一層容易に調整設定することができることとなり、
また、円偏波アンテナ1の軽量化を図ることができる。
【0055】なお、上記放射電極3の切り欠き23,2
4の形成位置や、給電電極4,5A,5Bの形成位置
は、それぞれ、仕様等により定められる円偏波の回転方
向等によって適宜設定されるものであり、図5に示す形
成位置に限定されるものではない。
【0056】さらに、上記各実施形態例では、誘電体基
体2の側周面2c、つまり、曲面に基本モード用の給電
電極4や高次モード用の給電電極5が形成されていた
が、例えば、誘電体基体2の側周面2cにおける給電電
極形成領域部分を平坦面とし、この平坦面に上記基本モ
ード用の給電電極4や高次モード用の給電電極5を形成
する構成としてもよい。この場合には、上記給電電極
4,5のパターンを形成し易くなるという効果を得るこ
とができる。
【0057】さらに、上記各実施形態例に示す基本モー
ド用と高次モード用の各給電電極4,5の上端側をさら
に伸長形成して、上面2aに回り込んだ形態としてもよ
い。もちろん、この場合にも、上記各給電電極4,5の
上面2a上に形成された各端部は放射電極3と間隔を介
して配置され、各給電電極4,5は放射電極3と容量結
合する構成とする。
【0058】さらに、上記第2、第3実施形態例では、
リング形状の放射電極3の外縁形状や、内縁形状(非電
極部10の端縁形状)は円形であったが、例えば、20
角形状等の多角形状や、楕円形状であってもよい。
【0059】さらに、上記第3実施形態例では、貫通孔
12又は凹部13の径は非電極部10の径φと同様であ
ったが、非電極部10よりも小さくてもよく、基本モー
ドと高次モードの各設定の共振周波数に応じて、適宜に
調整設定されるものである。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、略円柱状の誘電体基
体の上面に例えば略円柱状や縮退分離の形状の放射電極
を形成し、上記誘電体基体の側周面に基本モード用の給
電電極と高次モード用の給電電極を設けて、それら基本
モードと高次モードの各給電電極から容量結合によって
上記放射電極に電力を供給する構成としたので、上記放
射電極は上記基本モード用の給電電極からの電力を受け
ることによって基本モードの円偏波の電波の送受信を行
い、また、高次モード用の給電電極からの電力を受けて
いるときには高次モードの円偏波の電波の送受信を行う
こととなり、上記放射電極は基本モードの放射電極とし
ての機能と高次モードの放射電極としての機能とを兼用
することとなり、円偏波アンテナの構造を簡単にするこ
とができるし、また、基本モードの放射電極と高次モー
ドの放射電極とをそれぞれ別個に設ける場合に比べて、
円偏波アンテナの小型化を図ることができる。
【0061】また、従来の如く給電ピンを利用して直接
的に放射電極に電力を供給する直接給電ではなく、本発
明では、誘電体基体の側周面に形成した基本モード用あ
るいは高次モード用の各給電電極から容量結合によって
放射電極に電力を供給する容量給電の方式としたので、
基本モードと高次モードの各共振周波数を設定の周波数
に精度良く設定することが容易となる。また、基本モー
ドと高次モードの両方共に、良好な円偏波特性を容易に
得ることができる。
【0062】さらに、上記の如く、基本モード用と高次
モード用の各給電電極を誘電体基体の側周面に形成する
ので、給電電極の形成が容易となり、また、上記各給電
電極をアンテナ駆動用の回路に導通接続させることが簡
単となる。
【0063】放射電極が略リング形状と成し、この放射
電極に囲まれた非電極部が形成されているものにあって
は、その非電極部の大きさを可変することにより、基本
モードと高次モードの各共振周波数間の間隔を可変する
ことができるので、大きな設計変更を行うことなく、上
記非電極部の大きさを調整することで、基本モードと高
次モードの各共振周波数間の間隔を設定の間隔に調整設
定することができ、基本モードと高次モードの各共振周
波数間の間隔の調整設定を容易にすることができる。
【0064】誘電体基体の上記非電極部に凹部又は貫通
孔が形成されているものにあっては、その凹部又は貫通
孔の大きさを可変することによって、基本モードと高次
モードの各共振周波数間の間隔を可変することができる
ので、上記非電極部の大きさだけでなく、上記凹部又は
貫通孔の大きさをも調整して、基本モードと高次モード
の各共振周波数間の間隔を設定の間隔に調整設定するこ
とができることとなり、基本モードと高次モードの各共
振周波数間の間隔をより一層容易に調整設定することが
できる。また、基本モードと高次モードの各共振周波数
間の間隔の調整可能な範囲を拡大することができ、さら
に、その基本モードと高次モードの各共振周波数間の間
隔を精度良く設定の間隔に制御することができる。
【0065】さらに、誘電体基体に凹部又は貫通孔を設
けるので、円偏波アンテナの軽量化を図ることができ
る。
【0066】この発明において特徴的な構成を備えた円
偏波アンテナを設けた通信装置にあっては、良好な円偏
波特性を持つ円偏波アンテナが搭載されるので、通信装
置のアンテナ特性の信頼性を高めることができる。ま
た、安定した通信ができることとなるので、通信装置の
動作を安定化させることができ、通信装置の性能の信頼
性を向上させることができる。さらに、上記円偏波アン
テナの小型化に伴って通信装置の小型化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る円偏波アンテナの第1実施形態例
を示す説明図である。
【図2】円偏波アンテナの第2実施形態例を示す説明図
である。
【図3】円偏波アンテナの第3実施形態例を示す説明図
である。
【図4】本発明に係る通信装置の一実施形態例を示す説
明図である。
【図5】その他の実施形態例を示す説明図である。
【図6】従来の円偏波アンテナの一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 円偏波アンテナ 2 誘電体基体 3 放射電極 4 基本モード用の給電電極 5 高次モード用の給電電極 10 非電極部 12 貫通孔 13 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 敦之 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 秋山 恒 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J045 AA03 AB01 AB05 AB06 BA04 CA04 DA10 EA07 JA12 LA01 NA01 5J046 AA07 AA19 AB13 PA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円柱状の誘電体基体を有し、この誘電
    体基体の上面には円偏波の電波の送受信を行う放射電極
    が形成されており、この放射電極に電力を供給して該放
    射電極を基本モードで励振させる基本モード用の給電電
    極と、上記放射電極に電力を供給して該放射電極を高次
    モードで励振させる高次モード用の給電電極とが上記誘
    電体基体の側周面に形成されており、これら基本モード
    用と高次モード用の各給電電極は容量結合によって電力
    を上記放射電極に供給する構成としたことを特徴とする
    円偏波アンテナ。
  2. 【請求項2】 放射電極は略円形状と成し、この放射電
    極は該放射電極の中心をほぼ誘電体基体の中心軸上に位
    置させて誘電体基体の上面に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の円偏波アンテナ。
  3. 【請求項3】 放射電極は縮退分離する形態と成してい
    ることを特徴とする請求項1記載の円偏波アンテナ。
  4. 【請求項4】 放射電極は略リング形状と成し、この放
    射電極は該放射電極のリング中心をほぼ誘電体基体の中
    心軸上に位置させて誘電体基体の上面に設けられてお
    り、この略リング形状の放射電極に囲まれた非電極部は
    上記放射電極の基本モードの共振周波数と高次モードの
    共振周波数との間隔を調整設定する周波数設定部と成し
    ていることを特徴とする請求項1記載の円偏波アンテ
    ナ。
  5. 【請求項5】 誘電体基体には、略リング形状の放射電
    極によって囲まれた非電極部に、凹部又は貫通孔が形成
    されていることを特徴とする請求項4記載の円偏波アン
    テナ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記
    載の円偏波アンテナを備えていることを特徴とした通信
    装置。
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