JP2001280822A - 貯蔵庫 - Google Patents

貯蔵庫

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JP2001280822A
JP2001280822A JP2000096365A JP2000096365A JP2001280822A JP 2001280822 A JP2001280822 A JP 2001280822A JP 2000096365 A JP2000096365 A JP 2000096365A JP 2000096365 A JP2000096365 A JP 2000096365A JP 2001280822 A JP2001280822 A JP 2001280822A
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pillar
door
mounting plate
plate
mounting
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JP2000096365A
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Mamoru Watabe
守 渡部
Kazuyuki Kageyama
和幸 景山
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/021French doors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/40Refrigerating devices characterised by electrical wiring

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピラーの取付部分に負荷が掛からないように
する。 【解決手段】 左扉35Aにピラー45が取り付けられ
る。ピラー45は、前面の右半分を切除したような合成
樹脂製のピラー枠46を備え、その切除部にステンレス
鋼板製の前面板50が装着され、断熱材が充填されてい
る。ピラー45の前面の幅方向の中央部からは取付板6
2が突設され、先端を差込溝69に差し込みつつ左扉3
5Aの端面の取付面65に当てられ、ボルト63で固定
されている。ピラー枠46の前面の左角からフランジ7
1が突設されている。施錠状態で左扉35Aを開操作す
ると、ピラー45の右側縁が右扉35Bの開放端から押
圧力を受けて反時計回り方向に回動しようとするが、ま
ずフランジ71が左扉35Aの裏面に当たることで回動
が規制され、また回動力が作用しても、押圧力が作用し
た位置から取付板62までの距離が短いから、負荷は小
さく抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観音開き式の扉を
備えた冷蔵庫等の貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の冷蔵庫の一例として、図1
4に示すものが知られている。このものは、冷蔵庫本体
1の前面に設けられた出入口の左右両側縁に、左右一対
の扉2A,2Bがヒンジ3を介して揺動開閉可能に、い
わゆる観音開き式に支持されており、一方の扉2A(左
扉)の開放端側に、両扉2A,2Bの開放端の内面にわ
たって当接可能なピラー4がブラケット5によって取り
付けられた構造となっている。ここで、特に大型の冷蔵
庫では扉の施錠装置を設ける場合があり、上記構造のも
のでは、右扉2Bに錠をかえば、その右扉2Bの開放端
でピラー4が抑えられることで併せて左扉2Aも閉鎖状
態にロックされるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のものに
おいて、施錠されたままで誤って開扉操作をする場合が
あり得る。一方ピラー4の取付構造は、ピラー4の左側
面をブラケット5により左扉2Aの内面に取り付けた構
造であって、上記のように施錠されたまま、同図の矢線
に示すように特にピラー4が押さえられた左扉2A側が
開けられると、ピラー4の右端に押圧力が作用して、そ
こから遠い距離にあるブラケット5の部分に過大な負荷
が掛かり、破損を招くおそれがあった。本発明は上記の
ような事情に基づいて完成されたものであって、その目
的は、ピラーの取付部分に負荷が掛からないようにする
ところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、貯蔵庫本体の出入
口には、左右の側縁で揺動可能に支持された一対の観音
開き式の扉が設けられ、一方の扉の開放端側に、両扉の
開放端の内面にわたって当接可能なピラーが取り付けら
れた貯蔵庫において、前記ピラーにはその前面における
幅方向のほぼ中央部から取付板が直角に突設され、この
取付板が前記一方の扉の開放端面に固着されている構成
としたところに特徴を有する。請求項2の発明は、請求
項1に記載のものにおいて、前記ピラーの前面における
前記一方の扉側の側縁から、この一方の扉の裏面に当接
可能な倒れ防止用のフランジが張り出し形成されている
ところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載のものにおいて、前記一方の扉にお
ける前記取付板が固着される開放端面には、前記取付板
の先端が差し込まれる溝部が設けられているところに特
徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>ピラーの前
面の幅方向のほぼ中央から立てた取付板が、一方の扉の
開放端面に固着された構造となっているから、例えば反
対側の扉を施錠したままでピラーを取り付けた側の扉が
開操作され、ピラーが施錠された扉側から押圧力を受け
たとしても、押圧力が作用した位置から取付板までの距
離が短く、その結果取付板に加わる負荷が小さく抑えら
れて、破損に至ることが未然に防止できる。 <請求項2の発明>ピラーが施錠された扉側から押圧力
を受けて倒れようとした場合、フランジがピラーを取り
付けた側の扉の裏面に当たることで倒れが防止され、取
付板に掛かる負荷がさらに軽減される。 <請求項3の発明>例えば、ピラーの前面の裏に結露防
止用のヒータが配されていた場合、取付板がそのヒータ
の熱を受けて膨張し、取付板が長さ方向に適宜間隔を開
けた位置ごとに固着されていると、波打つように変形す
るおそれがある。その点この発明では、取付板の先端が
扉の溝部に差し込まれているから、そのような取付板の
変形を抑えることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
12によって説明する。本実施形態ではプレハブ式の冷
蔵庫を例示しており、図1及び図4に示すように、前面
開口の箱形をなす冷蔵庫本体10を備え、底面に配され
た脚11によって支持されているとともに、前面開口が
出入口12となって、この出入口12には詳しくは後記
するように、左右一対の扉35A,35Bがいわゆる観
音開き式に装着されている。
【0007】冷蔵庫本体10の構造並びに組み立て手順
は以下のようである。冷蔵庫本体10は、図2に示すよ
うに、天井パネル15、床パネル16、左右の側面パネ
ル17及び2分割された背面パネル18の、合計6枚の
断熱性のパネルを備えている。このうち、両側面パネル
17の内面では、手前側の縁部を除いた他の三縁が、一
段引っ込んだ段付状に形成されている。また両背面パネ
ル18の内面では、上下両縁が一段引っ込んだ段付状に
形成されている。左右の側面パネル17と背面パネル1
8における段付部19には、コーチスクリュ20の挿通
孔21が厚さ方向に形成されているとともに、これらの
段付部19と当接する天井パネル15、床パネル16及
び背面パネル18の端面には、コーチスクリュ20が螺
合される下孔22が形成されている。
【0008】組立に当たっては、まず床パネル16の左
右の側縁と奥縁に、側面パネル17と背面パネル18の
下側の段付部19を嵌めて立て、図3に示すように、挿
通孔21に通したコーチスクリュ20を下孔22に入れ
てネジを切りながら締め付ける。この場合は、緩く締め
ておく。次に、側面パネル17と背面パネル18の上端
側を少し広げた状態として、それらの上側の段付部19
に天井パネル15を嵌めて載せる。そののち全取付位置
においてコーチスクリュ20を締め付け固定する。この
組立構造によれば、段付部19を利用して嵌めることで
位置合わせが自動的に行え、またコーチスクリュ20は
全て外面側からねじ込めばよいから、組立作業性に優れ
たものとなる。
【0009】上記した冷蔵庫本体10の天井パネル15
には開口部23が形成されており、この開口部23を覆
って、図4に示すように冷却器室ユニット24が設置さ
れている。このユニット24内には、冷却器25と庫内
ファン26とが装備され、冷却器25は同じく天井パネ
ル15の上面に設置された冷凍装置27(図12参照)
と冷媒配管により接続されている。そして、冷凍装置2
7並びに庫内ファン26が駆動されると、同図の矢線に
示すように、庫内空気が吸込口28からユニット24内
に引かれ、冷却器25を通過する間に生成された冷気
が、吹出ダクト29から左側面に沿うように吹き出され
て上記の吸込口28に向かうといった循環流が生ずるよ
うになっている。
【0010】なお本実施形態の冷蔵庫では、庫内の底面
にすのこ30を載せて使用できるようになっている。こ
のすのこ30は、図6に示すように、4本の左右方向に
細長い脚31が前後方向に所定間隔を開けて互いに平行
に配され、その上に図示6枚の板材32が僅かな隙間を
開けて左右方向に並べて載せられ、釘打ち等で固定され
ている。特に左右の側縁では、脚31の両端部が板材3
2から所定寸法突出しているとともに、手前側の縁部
(図6の下側)では、板材32の手前側の端部が脚31
からはみ出さない形状となっている。このようなすのこ
30を用いた場合は、左右の両側縁に冷気の導出入用の
スペースが設けられることで、図4の矢線に示すよう
に、吹き出された冷気の一部は、すのこ30の板材32
の下面を左から右に向かって滞留することなくスムーズ
に流れる。そのため、床パネル16が過度に冷却される
ことが阻止され、外底面に結露が生じることが防がれ
る。また、手前側の縁部では、図5に示すように、板材
32の端部が脚31から突出していないから、板材32
の端部を踏んですのこ30の奥縁を浮き上がらせてしま
うことが避けられる。
【0011】続いて、扉部分の構造を説明する。なお扉
は上記のように左右一対備えられており、以下では、扉
を総称する場合は共通の符号35を付し、左右で区別す
る場合は、添え字A,Bを付して区別することとする。
図7に示すように、左扉35Aが出入口12の左側縁
に、右扉35Bが出入口12の右側縁にそれぞれヒンジ
36を介して揺動可能に支持されている。扉35は大ま
かには、図8に示すように、内装パネル37と外装パネ
ル38との間に断熱材40を充填した断熱構造となって
いる。両扉35の開放端側には、合成樹脂製の端面板4
1が装着されており、これらの端面板41の隣接する手
前側の角の部分には、ほぼL字形に突出して内部に手を
差し込むことのできる取手部42が全高にわたって形成
されている。また、両扉35の裏面の周縁にはパッキン
43が装着されている。
【0012】両扉35のうち左扉35Aには、ピラー4
5が取り付けられている。このピラー45は、出入口1
2の上下両縁の間にほぼすっぽりと収まる高さ寸法と、
左右の扉35A,35Bの開放端におけるパッキン43
の装着部分にわたって当接可能な横幅を持った比較的扁
平な角柱状に形成されている。より詳細には、このピラ
ー45は、図8及び図9に示すように、前面のほぼ右半
分を切除したようなほぼ角筒形をなす合成樹脂製のピラ
ー枠46を備えており、このピラー枠46の左側の切除
端縁には左側を向いた取付溝47が、また右側の切除端
縁には奥側を向いた取付溝48がそれぞれ形成されてい
る。このピラー枠46の切除部分には、ステンレス鋼板
製の前面板50が、両端の差込片51,52を各取付溝
47,48に差し込んで装着され、角筒形の外殻筒体5
3が形成されている。
【0013】前面板50の裏面側には、コードヒータ5
5が折り返されて配され、アルミ箔テープ56で貼り付
けられている。上記の外殻筒体53の上下両端にはキャ
ップ57が嵌着され、係る状態で内部に断熱材40が充
填されている。なお、上下のキャップ57の前面には、
それぞれシール板58が押さえ59を介してネジ60で
止められて張られており、これらのシール板58は、上
下のキャップ57からそれぞれ上方または下方に突出し
て設けられていることによって、ピラー45の上下の端
部と、出入口12の上下両縁の間にできる隙間を前面か
ら塞ぐようになっている。
【0014】ピラー枠46における左側の切除端には、
手前側に向けて直角曲げされた取付板62が全高にわた
って一体的に形成されている。この取付板62には、高
さ方向に適宜間隔を開けて、ボルト63の挿通孔64が
開口されている。一方、左扉35Aの端面板41の表面
が、上記した取付板62が当てられる取付面65となっ
ている。この取付面65には、取付板62の挿通孔64
と整合する位置ごとに挿通孔66が開口されるととも
に、端面板41の裏面には補強板67が張設され、この
補強板67における両挿通孔64,66と整合する位置
ごとに、上記のボルト63が螺合されるネジ孔68が形
成されている。また、端面板41における手前側の角の
部分には、取手部42の裏側に位置するようにして、取
付板62の先端が差し込み可能な差込溝69が形成され
ている。さらに、ピラー枠46の前面の左側の角から
は、側方にフランジ71が張り出し形成されており、こ
のフランジ71は、左扉35Aの裏面におけるパッキン
43の装着位置の内側(図8の左側)に当接可能となっ
ている。
【0015】なお、上記したピラー45に配置されたコ
ードヒータ55のリード線73Aは、上端部の左側面か
ら引き出され、図10に示すように、左扉35Aの裏面
の上端部から庫内の左側面の上端部を通り、さらに図1
1に示すように、庫内の奥面の上端部を右側に幅の中央
までの配線されたのち、天井パネル15の奥縁側に設け
られた通孔74を通って、図12に示すように、天井パ
ネル15の上面まで引き出されている。また、天井パネ
ル15、床パネル16及び左右の側面パネル17の前面
板の裏側にも、それぞれコードヒータ55が装備されて
いる。天井パネル15のコードヒータ55のリード線7
3Bは、天井パネル15の奥縁の上面に開口された別の
通孔75から引き出されている。床パネル16のコード
ヒータ55のリード線73Cは、庫内の奥面の左端部を
立ち上がったのち、上端部を右側に折れ、通孔74から
引き出されている。左側面パネル17のコードヒータ5
5のリード線73Dは、庫内の天井面の奥縁を右側に幅
の中央まで配線されたのち、通孔74から引き出されて
いる。右側面パネル17のコードヒータ55のリード線
73Eは、庫内の奥面の上端部を左に向けて幅の中央ま
で配線されたのち、通孔74から引き出されている。
【0016】上記の各リード線73A〜73Eの先端に
はそれぞれコネクタ76が設けられ、冷凍装置27に付
設された制御部77のコネクタ78と接続されている。
ここでは、各コードヒータ55のリード線73A〜73
Eが、途中に接続部分を設けることなく、主に庫内を通
って天井パネル15の上に引き出されているから、洗浄
水や結露水等によって漏電事故を起こすおそれが少な
く、断線が生じた場合にも確認が容易である。また、各
コードヒータ55が並列に設けられたことになるから、
仮にコネクタ76,78が外れたような場合も、ヒータ
55の利かない箇所が1箇所に留められて被害を最小限
に抑えることができ、また、必要箇所のみに通電制御す
ることもできる。
【0017】続いて、本実施形態の作用を説明する。ピ
ラー45は以下のようにして取り付けられる。ピラー4
5の取付板62が左扉35Aの取付面65に当てられ、
その先端が差込溝69に差し込まれる。そうすると取付
板62と取付面65の挿通孔64,66同士が整合する
ため、両挿通孔64,66にボルト63を通して補強板
67のネジ孔68に螺合して締め付けることによって固
定される。これによりピラー45は、その前面の左側縁
を左扉35Aの開放端側のパッキン43に当接した状態
で左扉35Aに取り付けられる。ピラー45の右側縁は
所定寸法右側に突出するとともに、ピラー45の前面の
左角から張り出し形成されたフランジ71は、左扉35
Aの裏面におけるパッキン43の装着位置の内側と対向
する。
【0018】庫内での作業等が終了して閉扉する場合
は、まず左扉35Aを閉じると、裏面のパッキン43が
ピラー45から出入口12の左半分の前面板に密着した
状態となって閉じられる。続いて右扉35Bが閉じられ
ると、その開放端側がピラー45の右側縁に当接しつ
つ、裏面のパッキン43が、ピラー45から出入口12
の右半分の前面板に密着した状態で閉じられる。続い
て、右扉35Bに錠をかってロックすると、左扉35A
も一体に設けられたピラー45が右扉35Bで押さえ付
けられることによって併せて閉鎖状態にロックされる。
開扉する場合は、解錠したのちまず右扉35Bを手前に
引いて開け、そうするとピラー45に対する押さえも無
くなるから、引き続いて左扉35Aも開けることができ
る。
【0019】なお、両扉35が閉鎖されて施錠した状態
で誤って開扉動作をする場合があり得る。特に、図8の
矢線に示すように、左扉35Aを開操作すると、ピラー
45の右側縁が右扉35Bの開放端から押圧力を受けて
同図の反時計回り方向に回動し、取付板62の根元部分
や締結位置に負荷が加わるおそれがある。本実施形態で
は、まずピラー45の前面の左側縁に形成されたフラン
ジ71が左扉35Aの裏面に当たることで反時計回り方
向に回動することが規制される。またそのような回動力
が作用したとしても、取付板62はピラー45の幅方向
のほぼ中央から立てられていて、押圧力が作用した位置
から取付板62までの距離が短いから、取付板62に加
わる負荷が小さく抑えられて、破損に至ることが未然に
防止できる。それに付随して、取付板62を設ける部分
の構造が簡単にでき、軽量化やコスト低減を図ることが
できる。
【0020】上記のピラー45の倒れ防止用のフランジ
71は、庫内の冷気がパッキン43に直接に当たること
を防ぎ、パッキン43やピラー45への結露を防止する
ことにも機能し得る。また、ピラー45から突設された
取付板62はコードヒータ55からの熱の伝達を受けて
膨張し、特に取付板62は長さ方向に適宜間隔を開けた
位置ごとに固着されているから、波打つように変形する
おそれがある。その点この実施形態では、取付板62の
先端が取付面65の差込溝69に差し込まれているか
ら、そのような取付板62の変形を押さえることができ
る。
【0021】<第2実施形態>図13は本発明の第2実
施形態を示す。この第2実施形態では、ピラー80並び
にその取付構造に変更が加えられている。ピラー80
は、左右の側面並びに背面の三面を有する合成樹脂製の
ピラー枠体81を備え、前面のほぼ全幅にわたってステ
ンレス鋼板製の前面板82が装着されることにより、角
筒形の外殻筒体83が形成されている。前面板82の幅
方向のほぼ中央部には、アングル状をなす金属製の取付
板84が全高にわたって装着されている。この取付板8
4は、その直角曲げされた基部84Aが、前面板82の
裏面側に配された補強板85にネジ86で止められてい
ることによって、前面板82の幅方向のほぼ中央部から
直角に前方に突出している。取付板84には、同様に高
さ方向に適宜間隔を開けて、ボルト63の挿通孔64が
開口されている。
【0022】そして取付板84は、その先端が差込溝6
9に差し込まれつつ左扉35Aの取付面65に当てら
れ、取付板84と取付面65の挿通孔64,66に通し
たボルト63を補強板67のネジ孔68に螺合して締め
付けることによって固定されている。これによりピラー
80は、その前面の左側縁を左扉35Aの開放端側のパ
ッキン43に当接した状態で左扉35Aに取り付けら
れ、ピラー80の右側縁は、右扉35Bの開放端のパッ
キン43を当接可能に所定寸法右側に突出した状態とな
る。その他の構造については上記第1実施形態と同様で
あって、同一機能を有する部位については同一符号を付
すことで重複した説明は省略する。
【0023】この第2実施形態でも、左扉35A、右扉
35Bの順に閉じて右扉35Bを施錠すると、両扉35
で出入口12が閉鎖してその状態にロックされる。この
施錠状態で誤って左扉35Aが開操作されると、ピラー
80の右側縁が右扉35Bの開放端から押圧力を受けて
取付板84の根元部分や締結位置に負荷が加わるおそれ
があるが、取付板84はピラー80の幅方向のほぼ中央
から立てられていて、押圧力が作用した位置から取付板
84までの距離が短いから、取付板84に加わる負荷が
小さく抑えられて、破損に至ることが未然に防止され
る。なお、取付板84の先端が差込溝69に差し込まれ
ていることで、先端のエッジやバリ等を隠すことができ
る。
【0024】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は上記実施形態に例示したプレハブ冷蔵庫
に限らず、要は観音開き式に扉を設けてその一方にピラ
ーを取り付けた形式のもの全般に広く適用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るプレハブ冷蔵庫の
正面図
【図2】冷蔵庫本体の分解斜視図
【図3】組み付け動作を示す部分断面図
【図4】扉を外した状態の冷蔵庫の一部切欠正面図
【図5】冷蔵庫の側断面図
【図6】すのこの平面図
【図7】冷蔵庫の一部切欠平面図
【図8】扉の閉鎖状態の部分平断面図
【図9】ピラーの分解斜視図
【図10】ピラーのコードヒータのリード線の配線構造
を示す斜視図
【図11】冷蔵庫本体のコードヒータのリード線の配線
構造を示す斜視図
【図12】リード線の先端の引き出し部分の構造を示す
斜視図
【図13】本発明の第2実施形態に係る扉の閉鎖状態の
部分平断面図
【図14】従来例の一部切欠平面図
【符号の説明】
10…冷蔵庫本体 12…出入口 35A…左扉 35B…右扉 36…ヒンジ 45…ピラー 46…ピラー枠 50…前面板 55…コードヒータ 62…取付板 63…ボルト 65…取付面 69…差込溝 71…フランジ 80…ピラー 81…ピラー枠 82…前面板 84…取付板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵庫本体の出入口には、左右の側縁で
    揺動可能に支持された一対の観音開き式の扉が設けら
    れ、一方の扉の開放端側に、両扉の開放端の内面にわた
    って当接可能なピラーが取り付けられた貯蔵庫におい
    て、 前記ピラーにはその前面における幅方向のほぼ中央部か
    ら取付板が直角に突設され、この取付板が前記一方の扉
    の開放端面に固着されていることを特徴とする貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記ピラーの前面における前記一方の扉
    側の側縁から、この一方の扉の裏面に当接可能な倒れ防
    止用のフランジが張り出し形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の貯蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記一方の扉における前記取付板が固着
    される開放端面には、前記取付板の先端が差し込まれる
    溝部が設けられていることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の貯蔵庫。
JP2000096365A 2000-03-31 2000-03-31 貯蔵庫 Pending JP2001280822A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008069998A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫の扉装置
JP2014215019A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 ホシザキ電機株式会社 冷却庫
JP2014222126A (ja) * 2013-05-14 2014-11-27 株式会社東芝 冷蔵庫
JP2016003779A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2016161185A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 アクア株式会社 冷蔵庫

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