JP6593965B2 - ショーケース用扉 - Google Patents
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Description
具体的には、締結部材が内側壁部にのみ係止される構成では、内側壁部の変形に起因して、締結部材による締結が緩む虞がある。さらに、締結部材が緩んだ状態で、取手に外側壁部の壁面方向への力が作用すると、取手にがたつきが生じる虞がある。このような取手のがたつきは、外側壁部の意匠面を傷つける要因ともなる。一方、本発明によれば、内側壁部に係る力を、締結部材が内側壁部のみに係止される構成より低減することができ、内側壁部の変形を抑制することで、締結部材が緩むことを抑制できる。この結果、取手のがたつきも抑制することができる。また、締結部材が外側壁部にのみ係止される構成では、外側壁部の変形は、枠体の意匠面の変形に直結する。さらに、このような構成では、締結部材が外側壁部にのみ係合しているから、仮に締結部材による締結が緩んだ場合に、取手に対して外側壁部の壁面方向への力が作用すると、他の部位によって取手の移動を規制することができず、取手にがたつきが生じる虞がある。一方、本発明によれば、外側壁部に係る力を、締結部材が外側壁部のみに係止される構成より低減することができ、外側壁部の変形を抑制できる。さらに、本発明によれば、仮に締結部材による締結が緩んだ場合であっても、介在部材を介して内側壁部により締結部材の移動が規制されることにより、締結部材が外側壁部のみに係止される構成に比べて、取手のがたつきを抑制することができる。
本発明の実施形態1を図1から図6によって説明する。本実施形態では、ショーケース用扉として、縦型のショーケース10を構成する扉を例示する。なお、以下の説明では、図1における手前側を庫外側もしくは表側、奥側を庫内側もしくは背面側、左側を左側、右側を右側とする。図1及び図2に示すように、ショーケース10は、例えば冷蔵用として用いられ、縦長の断熱箱体から構成される貯蔵庫本体11(筐体)と、貯蔵庫本体11の下方に配設される機械室12とを備える。貯蔵庫本体11は、図2に示すように、前方に開口する矩形状の開口部11Aを有しており、その開口部11Aは、貯蔵庫本体11内部に設けられた貯蔵室11Bと連通されている。
取手70が縦枠31Aに取り付けられた状態では、図5及び図6に示すように、ネジ26の頭部26Aと外側壁部52との間に介在部材60が配設されている。
本実施形態によれば、ネジ26の頭部26Aと外側壁部52との間に介在する介在部材60が、外側壁部52の庫内側の面52Bに当接するとともに、内側壁部55の庫内側の面55Bに係合しているから、取手70からネジ26を介して枠体30に作用する力を、外側壁部52と内側壁部55とに分散して受けることができ、外側壁部52又は内側壁部55のみでそのような力を受ける場合に比べて、枠体30の変形を抑制することができる。この結果、枠体30に対して取手70をより確実に固定することができるとともに、ショーケース用扉20Aの意匠性が損なわれる事態の発生を抑制することができる。
以下、枠体に対して取手を固定するための関連技術を図7から図9によって示す。なお、上記実施形態と同一機能を有する部位、部材については、同一符号を付すことで説明を省略または簡略化し、それぞれ主に特徴的構造について説明する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、冷蔵用のショーケース10に用いられるショーケース用扉20Aを例示したが、これに限定されない。ショーケース用扉20Aは、例えば、冷凍用や保温用のショーケース等に適用することができる。
Claims (3)
- 内方に貯蔵庫を有する筐体に形成された開口を開閉するためのショーケース用扉であって、
板状ガラスと、
前記板状ガラスの周縁部に配された枠体と、
前記枠体に対して締結部材を介して取り付けられた取手と、を備え、
前記枠体は、
前記板状ガラスの端面に沿って延在して、前記板状ガラスを保持するガラス保持壁部と、
前記ガラス保持壁部の庫外側の端部から前記板状ガラスとは反対側に向けて立ち上がるとともに、当該ショーケース用扉が閉止された状態にあるときに庫外に臨む外側壁部と、
前記外側壁部から庫内側に向けて立ち上がるとともに、前記ガラス保持壁部に対して空隙を有して対向する対向壁部と、
前記対向壁部と前記ガラス保持壁部の間を閉塞する形で、前記外側壁部の庫内側に配された内側壁部と、を備え、
前記外側壁部には、前記締結部材の軸部が挿通される挿通孔が貫通形成され、
前記内側壁部には、前記締結部材の頭部を挿入可能とされ、庫内側から前記外側壁部と前記取手を締結するための締結孔が貫通形成され、
前記締結部材の前記軸部が前記挿通孔に挿通されて前記取手に係止された状態で、前記締結部材の前記頭部と前記外側壁部との間には介在部材が配設され、
前記介在部材は、前記外側壁部の庫内側の面に当接するとともに、前記内側壁部の前記締結孔に挿通されて、前記締結孔の孔縁における庫内側の面に係合していることを特徴とするショーケース用扉。 - 前記介在部材は、
前記外側壁部に当接するとともに、前記挿通孔と連通する連通孔を有する当接部と、
前記当接部の周端部において前記連通孔の両側に位置する両端部から庫内側に向けてそれぞれ立ち上がるとともに、前記締結孔に挿通される一対の立ち上がり部と、
前記一対の立ち上がり部の立ち上がり先端部から前記締結孔の径方向外側に向けて屈曲する形をなし、前記内側壁部に係合される一対の係合部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のショーケース用扉。 - 前記枠体は、前記ガラス保持壁部と、前記外側壁部と、前記対向壁部と、前記内側壁部とが、前記板状ガラスの周縁に沿って延設された筒状の中空部を構成し、
前記介在部材は、前記一対の立ち上がり部が前記中空部の筒軸方向における両側を閉塞するようにして前記締結孔に嵌合していることを特徴とする請求項2に記載のショーケース用扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016006947A JP6593965B2 (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | ショーケース用扉 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016006947A JP6593965B2 (ja) | 2016-01-18 | 2016-01-18 | ショーケース用扉 |
Publications (2)
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JP2017127353A JP2017127353A (ja) | 2017-07-27 |
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JP2017127353A (ja) | 2017-07-27 |
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