JP3948972B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱交換器及び送風機を備えた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、オフィスビル等ではフリーアクセスフロアの下に空間を形成し、この空間に冷気或いは暖気を供給し、これらの冷気または暖気を床面に形成される床吹出口から室内に噴出し、室内の空調を行うようにしたものが提案されている(例えば、特開平6−317337号公報)。
【0003】
このような床置き式等の空気調和装置では、一般に、筐体内に熱交換器と送風機とを備えて構成され、この筐体の前面側に熱交換器の一次空気側と二次空気側の両方を臨ませ、この筐体の前面側を覆う前面パネルは、複数本のねじを介して、これを筐体にねじ固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の構成では、筐体の前面側を覆う前面パネルを、複数本のねじを介して、これを筐体にねじ固定しているため、筐体内の熱交換器や送風機等をメンテナンスする場合、すべてのねじを外す作業が困難になり、きわめてメンテナンスしにくいという問題がある。一方、フォークリフトによって、この空気調和装置を運搬する場合、一般には、パレットを使用して運搬するが、このパレットを使用せずに、空気調和装置を運搬することが望まれている。この運搬後のパレットの回収等が厄介になるからである。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、メンテナンスを簡単に行うことができ、フォークリフトによる運搬を容易にした空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、筐体内に熱交換器と送風機とを備え、この筐体の下部にフォークリフトの爪部を受入れる溝部を備え、この溝部の溝底にアンカーボルトを通す通し孔を備えたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、筐体内に熱交換器と送風機とを備え、この筐体の前面側に熱交換器の一次空気側と二次空気側とが臨み、この二次空気側を密閉する内部パネルを備え、この内部パネルの前面に内部パネルを保持可能に一次空気側を含む筐体の前面領域を覆う開閉自在な扉体を備え、筐体の下部にフォークリフトの爪部を受入れる溝部を備え、この溝部を塞ぐ蓋板を備え、この筐体を設置する前にはこの蓋板を扉体の内面に保持したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0008】
図1は、オフィスビル等でフリーアクセスフロア方式の空気調和装置として使用される、室内ユニットを示している。図2は、室内ユニットの背面、及び両側面のパネルを取り外した状態を示し、図3は、さらに室内ユニットの前面のパネルを取り外した状態を示している。
【0009】
図3において、1はフレームによって枠組みされた筐体を示し、この筐体1の上段には、室内熱交換器3が筋交い状に配置され、下段には、送風機5が配置されている。この送風機5の吹き出し口は、図示は省略したが、筐体1の底部の開口に向いている。筐体1の上部の開口1Aを通じて吸い込まれた空気は、室内熱交換器3の前面側に広がる一次空気側Aに入り、この熱交換器3で熱交換した後、室内熱交換器3の背面側に広がる二次空気側Bに入り、この空間B内に位置する送風機5のノズル5Aから吸い込まれて、上記筐体1の底部の開口に向いた、送風機5の吹き出し口から床下に吹き出される。
【0010】
本実施形態では、筐体1の前面1B側に、熱交換器3の一次空気側Aと、二次空気側Bとが臨んで構成されている。
【0011】
そして、図4に示すように、二次空気側Bを密閉する内部パネル7を備え、この内部パネル7の前面には、当該内部パネル7を保持するように、一次空気側Aを含む筐体1の前面領域のすべてを覆う、観音扉式に開閉自在な扉体11,13を備えて構成されている。
【0012】
内部パネル7の裏面には、図5Aに示すように、下縁爪7Aと上縁爪7Bが形成され、周縁部には断熱材7Cが貼設される。図5Bに示すように、下縁爪7Aと上縁爪7Bを筐体1のフレームに引っ掛け、仮止めした後、扉体11,13を締めると、この扉体11,13に押圧され、断熱材7Cがフレームに当接し、内部パネル7が筐体1に固定される。この内部パネル7は、ねじ止めすることなく、二次空気側Bを密閉できる。
【0013】
この扉体11,13は、図6に示すように、筐体1に対し、吊り元側の上下二個所が丁番21,22で連結され、高さ方向の略中央が、扉体11,13の撓み矯正機構23を介して連結されている。この撓み矯正機構23は、図7に示すように、扉体11,13に固定されたアーム23Aと、筐体1側に固定されたブラケット23Bと、両者間に掛け渡された連結棒23Cとを備えている。この連結棒23Cの一端はアーム23Aの孔23Fに挿入され、連結棒23Cの他端はブラケット23Bの長孔23G内に挿入されている。
【0014】
図8Aは、扉体11,13を開いた状態を示す。図8Bに示すように、扉体11,13を閉じていくと、連結棒23Cの先端23Dが、ブラケット23Bの長孔23G内を矢印Xの方向に移動し、図8Cの位置では、連結棒23Cが筐体1のフレームと平行になる。扉体11,13をさらに閉じると、図8Dに示すように、連結棒23Cの基端23Eが、筐体1のフレームとほぼ平行な線の内側に入り、扉体11,13の略中央が筐体1側に押圧される。
【0015】
この扉体11,13は、縦長の扉体であり、高さ方向の中央が筐体1から離れる方向に撓みやすい。
【0016】
本実施形態では、この撓み矯正機構23を備えたため、扉体11,13を閉じた場合の撓みが矯正される。
【0017】
図3を参照して、筐体1の下部フレーム10にはフォークリフト(図示せず)のフォーク爪を挿入する開口10A〜10Cが、送風機5の吹出し口を避けるように形成されている。即ち、送風機5の吹出し口は、開口10Aと開口10B間に形成される。開口10A〜10Cは筐体1の奥行き方向に延び、最終端は開口せず、そこには図示を省略した背面パネルが配置されている。
【0018】
フォーク爪の間隔はほぼ定まっており、この間隔が大きい場合、開口10Aと開口10Cにフォーク爪が挿入され、この間隔が小さい場合、開口10Aと開口10Bにフォーク爪が挿入される。開口10A〜10Cの底面には底面板20が張られ、この底面板20には、図示を省略したアンカーボルトの貫通孔20Aが形成されている。これによれば、フォークリフトで搬入した後、この貫通孔20Aに、アンカーボルトを挿入し、これにボルト止めするだけで、室内ユニットの設置工事を完了させることができる。
【0019】
図4に示すように、一方の扉体11の内面には、覆いパネル10Dが収納されており、室内ユニットの設置工事が完了した後、開口10A〜10Cは、この覆いパネル10Dを用いて覆われる。
【0020】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態では、フリーアクセスフロア方式の室内ユニットについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、床置き式の空気調和装置等にも適用可能である。
【0021】
【発明の効果】
扉体を開くだけでよいので、簡単にメンテナンスすることができると共に、フォークリフトによる運搬が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】背面及び側面パネルを外した状態を示す斜視図である。
【図3】すべてのパネルを外した状態を示す斜視図である。
【図4】扉体を開いた状態を示す斜視図である。
【図5】Aは内部パネルの斜視図、Bは断面図である。
【図6】撓み矯正機構を示す斜視図である。
【図7】撓み矯正機構の要部を示す斜視図である。
【図8】A〜Dは、扉体が閉じられる過程を示す図である。
【符号の説明】
1 筐体
3 室内熱交換器
5 送風機
7 内部パネル
10A〜10C 開口
11,13 扉体
21,22 ヒンジ
23 撓み矯正機構
A 一次空気側
B 二次空気側
Claims (2)
- 筐体内に熱交換器と送風機とを備え、この筐体の下部にフォークリフトの爪部を受入れる溝部を備え、この溝部の溝底にアンカーボルトを通す通し孔を備えたことを特徴とする空気調和装置。
- 筐体内に熱交換器と送風機とを備え、この筐体の前面側に熱交換器の一次空気側と二次空気側とが臨み、この二次空気側を密閉する内部パネルを備え、この内部パネルの前面に内部パネルを保持可能に一次空気側を含む筐体の前面領域を覆う開閉自在な扉体を備え、筐体の下部にフォークリフトの爪部を受入れる溝部を備え、この溝部を塞ぐ蓋板を備え、この筐体を設置する前にはこの蓋板を扉体の内面に保持したことを特徴とする空気調和装置。
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