JP2548226Y2 - 空気調和機の室内化粧板の取付装置 - Google Patents

空気調和機の室内化粧板の取付装置

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JP2548226Y2
JP2548226Y2 JP1992032008U JP3200892U JP2548226Y2 JP 2548226 Y2 JP2548226 Y2 JP 2548226Y2 JP 1992032008 U JP1992032008 U JP 1992032008U JP 3200892 U JP3200892 U JP 3200892U JP 2548226 Y2 JP2548226 Y2 JP 2548226Y2
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JP
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air conditioner
decorative panel
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lid
frame
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JP1992032008U
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Inventor
清次 野上
茂男 岡村
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新日軽株式会社
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本考案は、空気調和機(以下、エ
アコンという)の室内化粧板の取付装置、さらに詳しく
は、グリル又はレジスタを有する蓋を開閉自在に備えた
室内化粧板を、その蓋を開放した状態で取付ブラケット
にねじ止めするための取付装置に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】壁埋め込み式エアコンには、装飾のた
め、室内化粧板が取付けられる。この室内化粧板は、エ
アコン本体の設置後に、定期点検又は故障時の修繕のた
めに、取外すことができなければならない。そして、エ
アコン運転期間は、操作を可能にするため、室内化粧板
の一部、例えば、吹出口と吸入口を構成するグリル又は
レジスタを有する蓋を開閉できるように備えている。
【0005】
【0003】従って、この様な室内化粧板は、取外しが
できるように取付けられ、かつ、蓋を開閉自在に備える
ため、通常は、ねじ止めにより固定されるが、取付状態
でねじが外部に露見されないように、蓋を開放した状態
でねじ止めをし、蓋を閉めた時は、前記ねじが隠蔽され
るようにした取付構造が採用されている。
【0006】
【0004】
【0007】
【解決しようとする技術課題】上述のように、従来は、
室内化粧板をエアコン本体の室内側設置位置にセット
し、蓋を開放した状態でねじ込み作業を行うが、作業を
確実迅速に行うため、一方の手でねじをねじ込み位置に
押さえ、他方の手でドライバーを回す態様で作業をした
くなる。こうすると、設置位置に置かれた室内化粧板が
不安定になって、室内化粧板が手前側に倒れたり、位置
ずれを生じたり、安定化させようとして、ねじ込みが不
十分な間に、ねじを落下させたりするという不都合があ
った。
【0008】
【0005】本考案は、蓋を開けてねじ止めされる室内
化粧板を、安定した状態で、両手を用いて、確実迅速
に、ねじ止めすることができるようにした取付装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【0006】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案に係る取付装置は、室内化粧板と仮止め手段
とで構成され、前記室内化粧板には左右の縦枠の間に蓋
が開閉自在に備えられ、前記縦枠には前記蓋の側面に連
結される連結部と前記蓋の背面側に屈曲された固定部と
が設けられ、前記室内化粧板は、前記蓋を開放した状態
で、その開放面から前記固定部に貫通したねじを空気調
和機本体、空気調和機本体を収納する枠体又は壁開口部
を形成する柱に固定された取付ブラケットにねじ込んで
取付けられ、前記仮止め手段は室内化粧板の縦枠の固定
部を前記空気調和機本体、前記枠体又は前記柱に、ねじ
により固定されるまで、仮に固定するものであることを
特徴としている。
【0011】
【0007】
【0012】
【作用】室内化粧板を所定の設置位置にセットしたなら
ば、縦枠の固定部を空気調和機本体、空気調和機本体を
収納する枠体又は壁開口部を成形する柱に固定された取
付ブラケットに押圧又は当接すると、仮止め手段によ
り、室内化粧板がブラケットに仮止めされる。これによ
り、室内化粧板が安定化するので、蓋を開放させた状態
で、両手を用いて室内化粧板をブラケットにねじ止めに
より固定することができる。エアコンの清掃、修繕など
の場合には、ねじを外すことにより、室内化粧板を取外
すことができる。
【0013】
【0008】
【0014】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】本考案は、室内化粧板が、その一部を開放
して、ねじ止めにより取付けられる形態のものであれ
ば、エアコンの取付形式は、例えば、出窓の腰壁、平窓
の腰壁、窓なしの壁等に埋め込む壁埋め込み式、あるい
は室内の床置き式のいずれでも良い。図面は、壁埋め込
み式のエアコンにおける室内化粧板の取付装置の場合を
示している。
【0016】
【0009】図1は、室内化粧板を有する壁埋め込み式
エアコンの基本的構成を示す分解斜視図、図2はエアコ
ンの壁内取付状態を示す縦断面図、図3は一部を省略し
た横断面図、図4は室内化粧板の取付要領を示す要部斜
視図である。
【0017】
【0010】壁埋め込み式エアコンを取付ける場合は、
図1に示すように、左右の柱1と上枠2と下枠3とで壁
Wに開口部4を形成し、矩形に組み立てられた枠体5の
屋外側部分に装着されて開口部4を遮閉する通風製室外
パネル6と、開口部4の屋内側面に装着される室内化粧
板7との間に収納空間8(図2参照)を形成して、その
収納空間にエアコン本体9を収納・固定することによ
り、エアコンを壁W内に取付けている。
【0018】
【0011】枠体5はその屋外側面に室外パネル6を装
着した状態で枠体5の屋内側端部を前記開口部4を形成
する開口枠、すなわち、左右の柱1、上枠2及び下枠3
にねじ又は釘10により固定され、これにより形成され
た、屋内側に開放された収納空間8に、屋内側よりエア
コン本体9の底部を、下枠3又はその下枠の上側に設け
られた床板11の上面に固着されたブラケット12のロ
ーラ12aに載せ、そのエアコン本体9を屋外方向に押
して移動させることにより、エアコン本体9が所定位置
に収納され、そのエアコンの外周の一部又は全部に設け
られた接続縁9aからねじ13を枠体5の上枠51と下
枠52の間に設けた仕切り部材53にねじ込んで、取付
けられている。
【0019】こうして、エアコン本体9が枠体5内に収
納設置された後、そのエアコン本体の室内側面に前記収
納空間8を塞ぐように、室内化粧板7が取付けられる。
【0020】
【0012】室内化粧板7は、図1に示されているよう
に、左右の縦枠71と、両縦枠71の上部及び下部の間
において連結された化粧パネル72,73と、これらの
化粧パネルの間において、両縦枠の間に設けられた上部
グリル部74,及びグリルを有す蓋75とを有してい
る。上部グリル74は吹出口として用いられ、蓋75の
グリルは吸入口として用いられる。蓋75は、その下端
部において軸76により縦枠71に回転自在に支持さ
れ、上部が伸縮リンク77により上部グリル部74又は
縦枠71に連結されて、開閉可能に取付けられている。
グリル部74,75はこれに代えてレジスタが用いられ
ても良い。そして、下部の化粧パネル73の下端部の背
面に、図4に示されているように、フック78が固着さ
れている。
【0021】
【0013】ところで、室内化粧板7の縦枠71は、図
3及び図5に明示されているように、前記上部グリル部
74及び蓋,75の側面に連結される連結部71aと、
室内化粧板の背面側に屈曲された固定部71bとを有し
て、ほぼ断面L字形に成形してある。
【0022】室内化粧板7を収納空間8を塞ぐように取
付けるには、図4に示すように、蓋75を開放した状態
で、その開放面から前記縦枠71の固定部71bにねじ
14を貫通し、そのねじ14を額縁1Aに固定されてい
る取付ブラケット15にねじ込む。
【0023】
【0014】図3及び図4における16は、仮止め手段
の一例である面ファスナーであり、縦枠71の固定部7
1bの背面とブラケット15の正面とに貼着されている
無数の突起群とループ群とからなるもの、縦枠71とブ
ラケット15に各別に設けられた永久磁石と磁性体とか
らなるもの、縦枠71とブラケット15に設けられた永
久磁石等からなるもの、あるいは、少なくともいずれか
一方に貼着された粘着材などで構成することができる。
【0024】
【0015】こうして、下端部のフック78をブラケッ
ト12の係止縁12bに係合させた室内化粧板7の上部
を屋外方向に押して、前記仮止め手段16により仮固定
した後、両手を用いて、ねじ14とドライバー等によ
り、この室内化粧板7を、取付ブラケット15に結合し
て完全に固定することができる。すなわち、仮止め手段
16を備えたので、室内化粧板をねじ14により固定さ
れるまで、仮に固定して、両手を用いて確実迅速にねじ
止め作業を行うことができる。
【0025】
【0016】なお、図3の例は、エアコンを洋風納まり
で取付ける場合が示されているので、取付ブラケット1
5は柱1の額縁1Aに固定されいるが、エアコンを和風
納まりで取付ける場合は、図5に例示するように、屋外
側の図2の場合の枠体5と同一構造の主枠体5Aと、そ
の屋内側に連結される補助枠体5Bとで構成されるの
で、前記取付ブラケット15はその補助枠体5Bに連結
されることとなる。
【0026】取付ブラケット15の固定相手にとくに制
限はなく、エアコン本体9に取付けても良いし、柱1の
寸法が許す場合は、柱1に取付ブラケット15を取付け
ても良い。
【0027】
【0017】室内化粧板7の縦枠71の連結部71aの
屋内側端部には、ほぼL字形に成形された幅調整部材7
9を嵌め込み式で、及び/又は接着剤により連結するこ
とができる。この幅調整部材79は縦枠71と等しい長
さを有しているので、室内化粧板の外観上は、縦枠71
と一体感が生じる。また、幅調整部材79は、縦枠から
柱1方向に延びる適度な幅を有している。従って、図5
に示す例のように、柱1の寸法が比較的小さな場合は、
室内化粧板の縦枠の屋内側端部に幅調整部材79を装着
すると、柱1と室内化粧板7との間には、瞬時に認識で
きるような、見苦しい隙間が生じることが防止される。
柱の寸法の違いが複数ある場合は、連結部の構造が同じ
くて、幅の異なる複数種類の幅調整部材を用意すれば良
い。
【0028】
【0018】上記のように、室内化粧板7は、縦枠71
の縦枠の室内化粧板背面側に延在する固定部71bにお
いて、面ファスナー等の仮止め手段により、取付ブラケ
ット15に仮止めすることができるので、安定静止状態
の元で蓋75を開放して、両手を用いて固定部71bか
らねじ14を取付ブラケット15にねじ込むことによ
り、簡単迅速に室内化粧板7を取付けることができる。
【0029】そして、蓋75を開けてエアコンを操作す
ることができ、さらに、エアコンの点検修繕を行う場合
には、蓋75を開け、ねじ14を外して室内化粧板7を
容易に取外すことができる。
【0030】
【0019】
【0031】
【考案の効果】上述のように、本考案によれば、室内化
粧板と、この室内化粧板の固定相手との間に仮止め手段
を設けたので、蓋を開放してねじ止めする前に、その仮
止め手段により室内化粧板を設置位置に仮に固定して、
安定した状態で両手を用いてねじ止め作業を行うことが
できるから、確実迅速に室内化粧板を取付ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内化粧板を有するエアコンの基本的構成を示
す分解斜視図である。
【図2】壁埋め込み式エアコンに室内化粧板が取付けら
れた状態を示す縦断面図である。
【図3】同じく一部を省略した横断面図である。
【図4】室内化粧板の取付要領を説明する要部の斜視図
である。
【図5】和風納まりの場合の壁埋め込み式エアコンの室
内化粧板の取付状態を示す一部省略横断面図である。
【符号の説明】
7 室内化粧板 71 縦枠 71a 連結部 71b 固定部 75 グリルを有する蓋 15 取付ブラケット 16 仮止め手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)室内化粧板と、仮止め手段とからな
    り、 (ロ)前記室内化粧板は、 (a)左右の縦枠の間にグリル又はレジスタを有する蓋
    開閉自在に備えており、 (b)前記縦枠は、前記蓋の側面に連結される連結部
    と、前記蓋の背面側に延出された固定部とを有し、 (c)前記蓋を開放した状態で、その開放面から前記固
    定部に貫通したねじを、空気調和機本体、空気調和機本
    体を収納する枠体又は壁開口部を形成する柱に固定され
    た取付ブラケットにねじ込んで取付けられるものであ
    り、 (ハ)前記仮止め手段は、前記室内化粧板の縦枠の固定
    部を、前記空気調和機本体、前記枠体又は前記柱に、ね
    じにより固定されるまで、仮に固定するものである、 空気調和機の室内化粧板の取付装置。
JP1992032008U 1992-04-16 1992-04-16 空気調和機の室内化粧板の取付装置 Expired - Lifetime JP2548226Y2 (ja)

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JP4510599B2 (ja) * 2004-11-12 2010-07-28 株式会社岡村製作所 椅子における背板の取付構造
JP5412187B2 (ja) * 2009-06-25 2014-02-12 三和シヤッター工業株式会社 扉装置におけるエントランスパネルの取付構造

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