JP2001278901A - 疎水性付与変性されたセルロースエーテル、その製造法および使用 - Google Patents

疎水性付与変性されたセルロースエーテル、その製造法および使用

Info

Publication number
JP2001278901A
JP2001278901A JP2001037092A JP2001037092A JP2001278901A JP 2001278901 A JP2001278901 A JP 2001278901A JP 2001037092 A JP2001037092 A JP 2001037092A JP 2001037092 A JP2001037092 A JP 2001037092A JP 2001278901 A JP2001278901 A JP 2001278901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cellulose
group
silylated
cellulose ether
ether
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001037092A
Other languages
English (en)
Inventor
Ralf Krammer
ラルフ、クラマー
Reinhard Dr Doenges
ラインハルト、デンゲス
Juergen Kirchner
ユルゲン、キルヒナー
Blum Horst
ホルスト、ブルム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clariant Produkte Deutschland GmbH
Original Assignee
Clariant GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clariant GmbH filed Critical Clariant GmbH
Publication of JP2001278901A publication Critical patent/JP2001278901A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/193Mixed ethers, i.e. ethers with two or more different etherifying groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/20Post-etherification treatments of chemical or physical type, e.g. mixed etherification in two steps, including purification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B15/00Preparation of other cellulose derivatives or modified cellulose, e.g. complexes
    • C08B15/05Derivatives containing elements other than carbon, hydrogen, oxygen, halogens or sulfur

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 置換度が非常に低くても、水溶液中で強い増
粘作用を示し、例えば塗料、接着剤、および化粧品中に
おける増粘剤として適当であり、さらに、重合体分散液
の製造における保護コロイドとしても適当であるセルロ
ースエーテル、およびその製造法の提供。 【解決手段】 オルガノシリル基が、加水分解に対して
安定した状態でセルロースエーテルに付加しており、オ
ルガノシリル基のケイ素原子上の残りの置換基も同様に
加水分解に対して安定である、水溶性オルガノシリル化
セルロースエーテル。この水溶性オルガノシリル化セル
ロースエーテルは、セルロースを、塩基触媒の存在下
で、特定のエーテル化剤およびシリル化試薬と反応させ
ることにより製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、水溶性シリル化セルロースエー
テル、その製造法およびそれらの使用に関するものであ
る。
【0002】セルロースエーテルには広範囲な工業的用
途がある。セルロースエーテルは、増粘剤、結合剤およ
び分散剤、保水剤、保護コロイド、安定剤、懸濁助剤、
乳化剤、および被膜形成剤として使用される。
【0003】エマルジョン塗料では、セルロースエーテ
ルがコンシステンシーおよび保水容量を調整し、顔料お
よび充填材の沈降を抑制し、密着性および結合能力を強
化する。エマルジョン塗料の製造における作業性を改良
するための重要な目的は、できるだけニュートン流動に
近いレオロジーを設定することであるが、これは、その
様な系が、擬似塑性が著しく高い市販の通常のエマルジ
ョン塗料と比較して、刷毛さばき、レベリングおよび飛
沫発生に関して、明らかに有利であるためである。所望
のレオロジーは、長鎖アルキル基で変性したセルロース
エーテルを使用することにより、および/または通常の
セルロースエーテルを、会合作用を有する合成増粘剤と
の組合せで使用することにより、達成される。
【0004】US−A−4228277明細書には、よ
り少ない長鎖アルキル基を取り入れることによりヒドロ
キシエチルセルロースを変性し、レオロジーを上記の様
式で変化させ、飛沫発生傾向を抑制する方法が開示され
ている。
【0005】EP−A−0476507明細書に記載さ
れている様に、10〜100のファクターで置換度が低
いペルフルオロアルキル置換基により変性したヒドロキ
シエチルセルロースで同じ効果が達成される。
【0006】しかし、フッ素含有置換基を含まずに、同
等の低い置換度で同程度の活性を示す疎水性付与変性し
たセルロースエーテルがより有利であろう。
【0007】水性の、溶剤を含まない反応媒体中におけ
る非水溶性ビニルモノマーのラジカル重合では、他の重
合体状炭水化物、例えばデンプンおよびデキストリン、
に加えて、水溶性セルロース誘導体が保護コロイドとし
て使用されるが、これは、重合が起こった後、その様な
系における重合体を安定化させる必要があるためであ
る。保護コロイドの選択は、重合体分散液の多くの品質
基準に重大な影響を与える。これらの基準には、安定
性、レオロジー、粘度、重合体粒子の大きさ、および篩
を通して分散液を濾過した時に残留する凝固物の量、が
挙げられる。保護コロイドの機能に関する限り、乳化重
合における重要な工程は、コロイド上へのモノマーのグ
ラフト化であり、グラフト化速度は、一方で、開始剤系
の選択により、他方、保護コロイドの性質により異な
る。従って、低グラフト化速度では、使用する保護コロ
イドの量を増加する必要があるが、そのために、被膜に
引いた時に重合体の親水性が増加し、好ましくない吸水
性の増加が起こる。その上、使用量の増加により、コス
トが上昇する。US−A−4845175明細書によれ
ば、使用する保護コロイドが疎水性付与変性したヒドロ
キシエチルセルロースを含んでなる場合、保護コロイド
の量を少なくすることができる。
【0008】有機化合物中にシリル基を導入することに
より、その様にして変性した化合物の親油性が大幅に増
加することが知られている(D. Klemm, B. Philipp, T.
Heinze, U. Heinze, W. Wagenknecht, Comprehensive C
ellulose Chemistry, 2巻、Wiley-VCH Verlag, 1998,
274頁)。特定のケイ素化合物がセルロースエーテルの
変性にすでに数多く使用されている。例えば、US−A
−4474950明細書には、広いpH範囲にわたっ
て、水性媒体中に塊が形成されることなく、攪拌できる
様に、特殊なシランを使用して水溶性セルロースエーテ
ルを変性させることが記載されている。
【0009】US−A−4992538明細書には、あ
る種の有機ケイ素化合物を使用し、大気中の二酸化炭素
の存在下で水溶液から変性セルロースエーテルを乾燥さ
せた場合に、変性セルロースエーテルがどの様に非水溶
性被膜を形成するかが記載されている。この目的には、
少なくとも1個の加水分解可能な基、例えばハロゲン原
子、アルコキシ、アリールオキシ、アシルオキシまたは
シロキシ基またはアミノまたはチオ官能基、がケイ素原
子に付加することが必要である。というのは、その場合
にのみ、被膜形成の原因である架橋を発達させることが
可能なためである。
【0010】本発明の目的は、疎水性置換基に関して置
換度が非常に低くても、水溶液中で強い増粘作用を示
す、新しい種類の疎水性付与変性された水溶性セルロー
スエーテルを開発することである。
【0011】ここで、驚くべきことに、1個またはそれ
より多いケイ素原子を含む少なくとも1個のオルガノシ
リル基でシリル化された水溶性セルロースエーテル(オ
ルガノシリル基は、加水分解に対して安定した状態でセ
ルロースエーテルに付加しており、オルガノシリル基の
ケイ素原子の残りの置換基は加水分解に対して安定であ
る)は、置換度が非常に低くても、水溶液中で強い増粘
作用を示すことが分かった。
【0012】そこで本発明は、1個またはそれより多い
ケイ素原子を含む少なくとも1個のオルガノシリル基で
シリル化された水溶性セルロースエーテルであって、該
オルガノシリル基が、加水分解に対して安定した状態で
セルロースエーテルに付加しており、オルガノシリル基
のケイ素原子の残りの置換基は加水分解に対して安定で
あるセルロースエーテルを提供するものである。
【0013】セルロースエーテルをシリル化するための
シリル含有試薬は、好ましくは下記(1)および/また
は(2)の組成を有する有機ケイ素化合物を含んでな
る。
【化2】 (式中、 a)R〜Rは、互いに独立して、同一であるか、ま
たは異なるものであって、直鎖または分岐したアルキル
基、直鎖または分岐したアルケニル基、アリール基およ
び/または直鎖および/または分岐したアルキル基を含
むアリールアルキル基であり、 b)Zは、セルロースエーテルに共有結合するのに適当
な反応性官能基であり、Cl、Br、I、イソシアネー
ト、エポキシ基、グリシジルオキシ基、酸ハロゲン化物
基および/または酸無水物基からなる群から選択され、 c)Qは、反応性基Zとオルガノシリル基の間のスペー
サー基であり、 d)nは1〜100である)
【0014】好ましくは、R〜RはC〜C20
ルキル基またはフェニル基を含んでなる。適当な反応性
官能基Zは、好ましくはエポキシ基である。スペーサー
基Qとしては、C〜C20炭化水素鎖が適当であり、
nは好ましくは1〜50である。
【0015】アンヒドログルコース単位あたりのシリル
基の平均数(DSシリル)は好ましくは0.0002〜
0.2である。
【0016】シリル化に使用されるセルロースエーテル
は、好ましくはヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、メチルヒドロキシエチルセルロースおよび
メチルヒドロキシプロピルセルロースである。
【0017】本発明は、本発明のシリル化セルロースエ
ーテルの製造法も提供するものである。
【0018】方法(A)では、セルロースを、塩基触媒
の存在下で、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、
塩化メチル、モノクロロ酢酸およびモノクロロ酢酸ナト
リウムからなる群から選択された1種またはそれより多
いエーテル化剤および少なくとも1種のシリル化剤と反
応させる。
【0019】方法(B)では、出発材料がセルロースエ
ーテルであり、これを、塩基触媒の存在下で、少なくと
も1種のシリル化剤と反応させる。シリル化に好ましい
セルロースエーテルは、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロ
ースまたはメチルヒドロキシプロピルセルロースであ
る。
【0020】どちらの方法でも、適当なシリル化剤は、
好ましくは組成物(1)および/または(2)の有機シ
ランである。組成物(1)および/または(2)の、R
〜RがC〜C20アルキル基またはフェニル基で
あり、Zがエポキシ基であり、スペーサー基QがC
20炭化水素鎖である有機シランが特に好ましい。
【0021】どちらの方法でも、反応は好ましくは懸濁
液媒体中で行なう。使用する好ましい懸濁液媒体は、低
級アルコール、例えばイソプロパノールまたはtert
−ブタノール、またはケトン、例えばアセトン、であ
る。懸濁液媒体とセルロースの、または懸濁液媒体とセ
ルロースエーテルの重量比は、どちらの場合も好ましく
は3:1〜30:1であり、8:1〜15:1が特に好
ましい。
【0022】使用する塩基は、通常、アルカリ金属水酸
化物、特に水酸化ナトリウムである。
【0023】方法(A)の場合、塩基/アンヒドログル
コース単位のモル比は好ましくは1.0〜1.5であ
り、方法(B)では、そのモル比は好ましくは1.0〜
1.0である。反応混合物の含水量は、好ましくはアン
ヒドログルコース単位あたり水5〜30であり、特に好
ましくは10〜20モルである。
【0024】方法(A)の場合、有利な手順では、懸濁
液媒体を先ず導入し、セルロースを加え、水性塩基を使
用してバッチをアルカリ性にし、次いでバッチを十分に
均質化させ、次いで、熱を加えずに、適当であれば冷却
し、好ましくは0.5〜2時間攪拌する。その後、エー
テル化剤およびシリル化試薬を一緒に、あるいは順次加
える。さらに、シリル化剤を下記の反応条件下で、反応
の途中に加えてもよい。バッチを好ましい温度40〜1
20℃、特に80〜100℃、に調節し、好ましくは2
〜6時間加熱する。冷却後、バッチを酸、好ましくは塩
酸、硝酸または酢酸、で中和し、好ましくはpH6〜8
にする。懸濁液媒体をデカンテーションまたは濾過によ
り除去し、粗製セルロース混合エーテルから、付着して
いる副生成物、例えばポリグリコール、グリコールエー
テルおよび塩、を、好ましい水画分10〜50重量%を
有する水性アルコールまたはケトン、特にイソプロパノ
ール、エタノールまたはアセトン、で抽出することによ
り、除去する。減圧または大気圧下、50〜120℃で
乾燥させることにより、所望のセルロース混合エーテル
が無色〜淡黄色粉末として得られる。
【0025】方法(B)の場合、懸濁液媒体をまず導入
し、セルロースエーテルを加え、水性塩基を使用してバ
ッチをアルカリ性にし、次いで十分に均質化し、次い
で、熱を加えずに、適当であれば冷却し、好ましくは
0.5〜2時間攪拌する。その後、シリル化試薬を加
え、バッチを好ましい温度40〜120℃、特に80〜
100℃、に調節し、好ましくは2〜6時間加熱する。
冷却後、バッチを酸、好ましくは塩酸、硝酸または酢
酸、で中和し、好ましくはpH6〜8にする。続いて、
懸濁液媒体をデカンテーションまたは濾過により除去
し、粗製セルロース混合エーテルから、付着している副
生成物および塩を、好ましい水画分10〜50重量%を
有する水性アルコールまたはケトン、特にイソプロパノ
ール、エタノールまたはアセトン、で抽出することによ
り、除去する。減圧または大気圧下、50〜120℃で
乾燥させることにより、所望のセルロース混合エーテル
が無色〜淡黄色粉末として得られる。
【0026】必要であれば、どちらの方法でも、セルロ
ースエーテル製造の前または途中で、ペルオキソ化合
物、例えば過酸化水素またはペルオキソジサルフェート
塩、または他の酸化剤、例えば亜塩素酸ナトリウム、を
加えることにより、セルロースエーテルの所望の重合度
を調節することができる。上記の分子量低減方法および
それぞれの技術的な実施は、先行技術(T.M. Greenwayの
「Cellulosic Polymers,Blends and Composites」、R.D.
Gilbert編集、Carl Hanser Verlag Munich, 1994, p. 1
78 ff.)で開示されている。
【0027】本発明のシリル化セルロースエーテルを製
造するための好ましい反応装置は、例えば、攪拌容器、
ミキサーおよび押出機である。しかし、原則的に、セル
ロース誘導体の製造に一般的な、セルロースまたは水溶
性セルロースエーテルとシリル化剤を確実に十分に混合
するすべての反応装置を使用することができる。
【0028】シリル化に使用するのが好ましいエポキシ
オルガノシランは、例えば、E.P. PlueddemannおよびG.
Fanger, J. Am. Chem. Soc. 81 (1959), 2632の方法に
より、アリルグリシジルエーテルをトリオルガノ−H−
シランで、トルエン中、白金触媒の存在下でヒドロシリ
ル化することにより、製造することができる。
【0029】シリル化試薬およびシリル化度に応じて、
本発明のシリル化セルロースエーテルの用途は様々であ
る。シリル化セルロースエーテルは、増粘作用を有する
補助成分として塗料、接着剤および化粧品特に適当であ
り、その効果が、シリル化度が非常に低くても発揮され
るのが有利な特徴である。
【0030】本発明のセルロースエーテルは、エマルジ
ョン塗料の飛沫発生傾向を下げるのに特に適している。
有利なことに、これに伴う塗料の粘度増加は僅かであ
り、塗料の粘度が比較的低くても、飛沫発生挙動が改善
される。同時に、塗料は良好な刷毛さばきおよび高い耐
摩耗性を示す。
【0031】本発明はさらに、本発明のセルロースエー
テルの、水性重合体分散液の製造における保護コロイド
としての使用も提供する。これに関する好ましい用途
は、水性エマルジョン中でのエチレン性不飽和モノマー
のフリーラジカル開始重合である。
【0032】下記の諸例は本発明を説明するためのもの
であるが、本発明を制限するものではない。
【0033】例1 セルロースを様々なエポキシオルガ
ノシランでシリル化することによる、本発明のセルロー
スエーテルの製造(方法(A)) アンカー攪拌機を備えた2リットルガラス製反応器中
で、細かく粉砕したセルロースを、t−ブタノールおよ
びイソプロパノールの溶剤混合物(LM)中に分散させ
る。(排気し、窒素雰囲気で満たすことにより)懸濁液
を不活性化した後、水酸化ナトリウム水溶液を20℃で
攪拌しながら入れる。この分散液を20℃で60分間ア
ルカリ性にする。続いて、エチレンオキシド(EO)を
導入し、温度を40℃に1時間、次いで80℃に90分
間保持する。続いて、所望量の、t−ブタノールに溶解
させた対応するエポキシオルガノシラン(EOS)を約
80℃で加え、エーテル化を80℃で3時間行なう。生
成物を室温に冷却した後、約65%濃度の硝酸および氷
酢酸で中和する。生成物を吸引濾別し、80%濃度水性
アセトンで洗浄し、100%濃度アセトン中で熟成さ
せ、70℃で乾燥させる。
【0034】a〜fのバッチに対する、使用した反応物
の量、MS(OCOH)およびDS(オルガノシ
リル基)置換度、および生成物の粘度(2%濃度溶液、
Hoepller法)は表1に示す通りである。様々なバッチに
対して使用したエポキシオルガノシランは表2に示す通
りである。シリル化により粘度が著しく増加することは
明らかである。 表1 例1のバッチa〜f 使用量(g) 置換度 粘度バッチ CL *1 LM *2 NaOH EO *3 EOS *4 MS *5 DS *6 (mPas) a 85 727 26 82 - 2.60 - 1780 b 85 727 26 82 24 2.67 0.030 14000 c 85 727 26 82 20 2.64 0.035 2771 d 85 727 26 82 15 2.68 0.0047 5860 e 85 727 26 82 10 2.75 <0.0025 3290 f 85 727 26 82 14 2.75 <0.0025 3408 CL*1 :セルロース LM*2 :溶媒混合物 EO*3 :エチレンオキサイド EOS*4 :エポキシオルガノシラン MS*5 :OC2H4OH置換度 DS*6 :オルガノシリル基置換度
【0035】 表2 例1でシリル化剤として使用したエポキシオルガノシランバッチ シリル化剤 b 3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルトリエチルシラン c 3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルフェニルジメチルシラン d 3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルトリ-n-ヘキシルシラン e 3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルオクタデシルジメチルシラン f 3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルオクタデシルジメチルシラン
【0036】例2 ヒドロキシエチルセルロースを3−
(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルフェニルジメ
チルシランでシリル化することによる、本発明のセルロ
ースエーテルの製造(方法(B)) 攪拌機を備えた1リットル三口フラスコ中で、ヒドロキ
シエチルセルロース(Tylose H 4000, Clariant GmbH製)
90gをイソプロパノール中に分散させる。(排気し、
窒素雰囲気で満たすことにより)懸濁液を不活性化した
後、NaOH水溶液を入れる。この混合物を25℃で3
0分間アルカリ性にする。次いで、シリル化剤として3
−(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルフェニルジ
メチルシランを導入し、温度を80℃に加熱する。反応
混合物をこの温度で4時間放置する。次いで、混合物を
室温に冷却し、酢酸でフェノールフタレインに対して中
和する。生成物を吸引濾別し、85%濃度イソプロパノ
ールで洗浄して塩を除去し、100%濃度アセトン中で
熟成させ、乾燥炉中、70℃で乾燥させる。
【0037】a〜fのバッチに対する、使用した反応物
の量、MS(OCOH)およびDS(オルガノシ
リル基)置換度、および生成物の粘度(2%濃度溶液、
Hoepller法)は表3に示す通りである。シリル化により
粘度が著しく増加することは明らかである。
【0038】 表3 例2のバッチa〜f 使用量(g) 置換度 粘度バッチ TH *1 IP *2 H 2 O NaOH EOS *3 MS *4 DS *5 (mPas) a 90 360 54 2.65 - 2.32 - 3770 b 90 360 54 2.65 1.65 2.32 0.007 4035 c 90 360 54 2.65 5.79 2.32 0.027 4941 d 90 360 54 2.65 8.28 2.32 0.036 5607 e 90 360 54 2.65 9.11 2.32 0.042 5459 f 90 360 54 2.65 9.19 2.32 0.064 6705 TH*1 :ヒドロキシエチルセルロース(Tylose H 4000, Clariant GmbH製) IP*2 :イソプロパノール EOS*3 :3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルフェニルジメチルシラン MS*4 :OC2H4OH置換度 DS*5 :オルガノシリル基置換度
【0039】例3 ヒドロキシエチルセルロースを3−
(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルトリ−n−ヘ
キシルシランでシリル化することによる、本発明のセル
ロースエーテルの製造(方法(B)) ヒドロキシエチルセルロースのシリル化を例2の実験手
順と同様に行なう。しかし、使用するシリル化剤は3−
(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルトリ−n−ヘ
キシルシランである。a〜iのバッチに対する、使用し
た反応物の量、MS(OCOH)およびDS(オ
ルガノシリル基)置換度、および生成物の粘度(2%濃
度溶液、Hoepller法)は表4に示す通りである。
【0040】 表4 例3のバッチa〜i 使用量(g) 置換度 粘度バッチ TH *1 IP *2 H 2 O NaOH EOS *3 MS *4 DS *5 (mPas) a 90 360 54 2.65 - 2.32 - 3770 b 90 360 54 2.65 1.03 2.32 0.0004 4332 c 90 360 54 2.65 2.06 2.32 0.0007 6640 d 90 360 54 2.65 2.48 2.32 0.0009 7249 e 90 360 54 2.65 3.09 2.32 0.0011 16443 f 90 360 54 2.65 3.54 2.32 0.0015 27027 g 90 360 54 2.65 5.16 2.32 0.0019 28753 h 90 360 54 2.65 6.19 2.32 0.0022 124423 i 90 360 54 2.65 7.07 2.32 0.003 154550 TH*1 :ヒドロキシエチルセルロース(Tylose H 4000, Clariant GmbH製) IP*2 :イソプロパノール EOS*3 :3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルトリ-n-ヘキシルシラン MS*4 :OC2H4OH置換度 DS*5 :オルガノシリル基置換度
【0041】例4 ヒドロキシエチルセルロースを3−
(2,3−エポキシプロポキシ)ロピルトリエチルシラ
ンでシリル化することによる、本発明のセルロースエー
テルの製造(方法(B)) ヒドロキシエチルセルロースのシリル化を例2の実験手
順と同様に行なう。しかし、使用するシリル化剤は3−
(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルトリエチルシ
ランである。a〜kのバッチに対する、使用した反応物
の量、MS(OCOH)およびDS(オルガノシ
リル基)置換度、および生成物の粘度(2%濃度溶液、
Hoepller法)は表5に示す通りである。
【0042】 表5 例3のバッチa〜k 使用量(g) 置換度 粘度バッチ TH *1 IP *2 H 2 O NaOH EOS *3 MS *4 DS *5 (mPas) a 90 360 54 2.65 - 2.32 - 3770 b 90 360 54 2.65 0.71 2.32 0.003 4681 c 90 360 54 2.65 1.44 2.32 0.004 5207 d 90 360 54 2.65 2.16 2.32 0.005 5379 e 90 360 54 2.65 2.88 2.32 0.008 5645 f 90 360 54 2.65 4.28 2.32 0.014 5759 g 90 360 54 2.65 5.13 2.32 0.011 5857 h 90 360 54 2.65 5.71 2.32 0.013 7080 i 90 360 54 2.65 6.60 2.32 0.020 10471 j 90 360 54 2.65 7.13 2.32 0.018 10475 k 90 360 54 2.65 8.56 2.32 0.026 28388 TH*1 :ヒドロキシエチルセルロース(Tylose H 4000, Clariant GmbH製) IP*2 :イソプロパノール EOS*3 :3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルトリエチルシラン MS*4 :OC2H4OH置換度 DS*5 :オルガノシリル基置換度
【0043】例5 ヒドロキシエチルセルロースを3−
(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルオクタデシル
ジメチルシランでシリル化することによる、本発明のセ
ルロースエーテルの製造(方法(B)) ヒドロキシエチルセルロースのシリル化を例2の実験手
順と同様に行なう。しかし、使用するシリル化剤は3−
(2,3−エポキシプロポキシ)プロピルオクタデシル
ジメチルシランである。表6は、a〜iのバッチに対し
て、使用した反応物の量、MS(OCOH)およ
びDS(オルガノシリル基)置換度、および生成物の粘
度(2%濃度溶液、Hoepller法)を示す。
【0044】 表6 例5のバッチa〜p 使用量(g) 置換度 粘度バッチ TH *1 IP *2 H 2 O NaOH EOS *3 MS *4 DS *5 (mPas) a 90 360 54 2.65 - 2.32 - 3770 b 90 360 54 2.65 0.14 2.32 <0.0025 5255 c 90 360 54 2.65 0.41 2.32 <0.0025 4947 d 90 360 54 2.65 0.55 2.32 <0.0025 7757 e 90 360 54 2.65 0.69 2.32 <0.0025 11663 f 90 360 54 2.65 0.97 2.32 <0.0025 15745 g 90 360 54 2.65 1.24 2.32 <0.0025 34217 h 90 360 54 2.65 1.38 2.32 <0.0025 36453 i 90 360 54 2.65 1.66 2.32 <0.0025 72333 j 90 360 54 2.65 1.79 2.32 <0.0025 117014 k 90 360 54 2.65 2.07 2.32 <0.0025 181622 l 90 360 54 2.65 2.76 2.32 <0.0025 477990 m 90 360 54 2.65 3.45 2.32 <0.0025 ゲル n 90 360 54 2.65 4.14 2.32 <0.0025 ゲル o 90 360 54 2.65 6.92 2.32 0.0025 ゲル p 90 360 54 2.65 8.29 2.32 0.0027 ゲル TH*1 :ヒドロキシエチルセルロース(Tylose H 4000, Clariant GmbH製) IP*2 :イソプロパノール EOS*3 :3-(2,3-エポキシプロポキシ)プロピルオクタデシルジメチルシラン MS*4 :OC2H4OH置換度 DS*5 :オルガノシリル基置換度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 101/26 C09J 101/26 183/10 183/10 (72)発明者 ラインハルト、デンゲス ドイツ連邦共和国バート、ゾーデン、アイ ヘンドルフウェーク、1 (72)発明者 ユルゲン、キルヒナー ドイツ連邦共和国ビーズバーデン、アステ ルンウェーク、14アー (72)発明者 ホルスト、ブルム ドイツ連邦共和国ビーズバーデン、ライヘ ルシュトラーセ、12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個またはそれより多いケイ素原子を含む
    少なくとも1個のオルガノシリル基でシリル化された水
    溶性セルロースエーテルであって、前記オルガノシリル
    基が、加水分解に対して安定した状態でセルロースエー
    テルに付加しており、オルガノシリル基のケイ素原子の
    残りの置換基が加水分解に対して安定であることを特徴
    とするセルロースエーテル。
  2. 【請求項2】セルロースエーテルをシリル化するための
    シリル含有試薬が、好ましくは下記の(1)および/ま
    たは(2)の組成を有する有機ケイ素化合物を含んでな
    る、請求項1に記載のセルロースエーテル。 【化1】 (式中、 a)R〜Rは、互いに独立して、同一であるか、ま
    たは異なるものであって、直鎖または分岐したアルキル
    基、直鎖または分岐したアルケニル基、アリール基およ
    び/または直鎖および/または分岐したアルキル基を含
    むアリールアルキル基であり、 b)Zは、セルロースエーテルに共有結合するのに適当
    な反応性官能基であり、Cl、Br、I、イソシアネー
    ト、エポキシ基、グリシジルオキシ基、酸ハロゲン化物
    基および/または酸無水物基からなる群から選択され、 c)Qは、反応性基Zとオルガノシリル基の間のスペー
    サー基であり、 d)nは1〜100である)
  3. 【請求項3】R〜RがC〜C20アルキル基およ
    び/またはフェニル基であり、Zがエポキシ基であり、
    QがC〜C20炭化水素鎖である、請求項2に記載の
    セルロースエーテル。
  4. 【請求項4】アンヒドログルコース単位あたりのシリル
    基の平均数(DSシリル)が0.0002〜0.2であ
    る、請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロースエ
    ーテル。
  5. 【請求項5】セルロースエーテルが、シリル化ヒドロキ
    シエチルセルロース、シリル化ヒドロキシプロピルセル
    ロース、シリル化カルボキシメチルセルロース、シリル
    化カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、シリ
    ル化メチルセルロース、シリル化メチルヒドロキシエチ
    ルセルロースまたはシリル化メチルヒドロキシプロピル
    セルロースを含んでなる、請求項1〜4のいずれか1項
    に記載のセルロースエーテル。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載のシリ
    ル化セルロースエーテルの製造法であって、セルロース
    を、塩基触媒の存在下で、エチレンオキシド、プロピレ
    ンオキシド、塩化メチル、モノクロロ酢酸およびモノク
    ロロ酢酸ナトリウムからなる群から選択された1種また
    はそれより多いエーテル化剤および少なくとも1種のシ
    リル化試薬と反応させることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】請求項1〜5のいずれか1項に記載のセル
    ロースエーテルの製造法であって、セルロースエーテル
    を、塩基触媒の存在下で、少なくとも1種のシリル化試
    薬と反応させることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】シリル化するセルロースエーテルが、ヒド
    ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
    ス、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルヒ
    ドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、メチル
    ヒドロキシエチルセルロースまたはメチルヒドロキシプ
    ロピルセルロースを含んでなる、請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】シリル化剤が、請求項2に記載の有機ケイ
    素化合物を含んでなる、請求項6〜8のいずれか1項に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】請求項1〜5のいずれか1項に記載のシ
    リル化セルロースエーテルまたはシリル化セルロースエ
    ーテル混合物の、塗料、接着剤または化粧品における増
    粘性補助成分としての使用。
  11. 【請求項11】請求項1〜5のいずれか1項に記載のシ
    リル化セルロースエーテルまたはシリル化セルロースエ
    ーテル混合物の、重合体分散液の製造における保護コロ
    イドとしての使用。
JP2001037092A 2000-02-15 2001-02-14 疎水性付与変性されたセルロースエーテル、その製造法および使用 Pending JP2001278901A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10006603A DE10006603A1 (de) 2000-02-15 2000-02-15 Hydrophob modifizierte Celluloseether, Verfahren zu deren Herstellung sowie deren Verwendung
DE10006603.8 2000-02-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278901A true JP2001278901A (ja) 2001-10-10

Family

ID=7630920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037092A Pending JP2001278901A (ja) 2000-02-15 2001-02-14 疎水性付与変性されたセルロースエーテル、その製造法および使用

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20010021387A1 (ja)
EP (1) EP1132407B1 (ja)
JP (1) JP2001278901A (ja)
DE (2) DE10006603A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156004A (ja) * 2002-09-11 2004-06-03 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサン変性多糖類およびその製造方法
WO2008143322A1 (ja) * 2007-05-23 2008-11-27 Okayama Prefecture Industrial Promotion Foundation セルロース誘導体、セルロース誘導体-ポリ乳酸グラフト共重合体及びその製造方法、並びに、ポリ乳酸系樹脂組成物
WO2014084069A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 学校法人芝浦工業大学 接着剤及び積層体、並びにこれらの製造方法
JP5540368B2 (ja) * 2006-05-09 2014-07-02 国立大学法人名古屋大学 光学異性体分離用充填剤
WO2018079212A1 (ja) * 2016-10-25 2018-05-03 日本ペイントホールディングス株式会社 塗料組成物
JP6348199B1 (ja) * 2017-03-13 2018-06-27 第一工業製薬株式会社 化学修飾セルロース繊維集合体の製造方法
JP6467536B1 (ja) * 2018-02-26 2019-02-13 株式会社松村洋紙店 剥離層形成材料および剥離紙の製造方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19736736A1 (de) * 1997-08-23 1999-02-25 Stefan Prof Dr Seeger Verfahren zur Beschichtung von Oberflächen mit definierten Molekülschichten
DE10041311A1 (de) * 2000-08-23 2002-03-07 Clariant Gmbh Verfahren zur Modifizierung von Celluseethern
JP2006502251A (ja) * 2002-07-31 2006-01-19 エス・エー・ティローゼ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト アルキル化セルロースエーテルと非アルキル化セルロースエーテルとの混合物およびその用途
US6881252B2 (en) 2003-09-23 2005-04-19 Corn Products International, Inc. Fiber-based product
EP1833918B1 (en) 2004-12-23 2011-09-28 Dow Corning Corporation Crosslinkable saccharide-siloxane compositions, and networks, coatings and articles formed therefrom
JP5172666B2 (ja) * 2005-05-23 2013-03-27 ダウ・コーニング・コーポレイション サッカリド−シロキサンコポリマーを含む表面処理組成物
JP5122444B2 (ja) * 2005-05-23 2013-01-16 ダウ・コーニング・コーポレイション サッカリド−シロキサンコポリマーを含むパーソナルケア組成物
KR101460980B1 (ko) * 2006-05-23 2014-11-13 다우 코닝 코포레이션 활성제를 전달하기 위한 신규한 실리콘막 형성제
WO2008042635A1 (en) * 2006-09-29 2008-04-10 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Quaternized cellulose ethers for personal care products
US9174879B2 (en) * 2007-11-30 2015-11-03 Corning Incorporated Ceramic precursor batch composition and method of increasing ceramic precursor batch extrusion rate
WO2012027073A1 (en) 2010-08-23 2012-03-01 Dow Corning Corporation Saccharide siloxanes stable in aqueous environments and methods for the preparation and use of such saccharide siloxanes
DE102017214349B4 (de) * 2017-08-17 2021-06-10 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verwendung von silylierten Alkylcellulosen als Klebstoff
US11845810B2 (en) 2018-12-31 2023-12-19 Dow Silicones Corporation Silicon glycan and method of preparing same
JP2023501585A (ja) * 2019-11-19 2023-01-18 ダウ シリコーンズ コーポレーション シリコングリカンを調製する方法
US20220356270A1 (en) * 2019-11-19 2022-11-10 Dow Silicones Corporation Silicon glycan and method of preparing same
JP2023544098A (ja) * 2020-09-24 2023-10-20 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー スキンケア配合物
CN112961254B (zh) * 2021-01-29 2022-03-29 衢州学院 一种利用微通道反应系统制备疏水改性纳米纤维素的方法
CN113732564B (zh) * 2021-08-30 2023-07-21 武汉钢铁有限公司 一种用于管道环焊缝的焊接清渣剂及其制备方法和应用

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178801A (ja) * 1984-09-25 1986-04-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 置換シリルプロピル基含有セルロ−ス誘導体の製造方法
JPS6233189A (ja) * 1985-08-05 1987-02-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 置換シリルアルキルエステル基含有セルロ−ス誘導体とその製造方法
JPH06145201A (ja) * 1992-11-12 1994-05-24 Shin Etsu Chem Co Ltd シロキサン含有セルロース誘導体およびその製造方法
JPH0770204A (ja) * 1993-06-30 1995-03-14 Lion Corp オルガノポリシロキサンを含有する多糖化合物及び蛋白質化合物
JPH08283302A (ja) * 1995-04-11 1996-10-29 Shin Etsu Chem Co Ltd シロキサン含有セルロース誘導体およびその製造方法
JPH11349601A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Shin Etsu Chem Co Ltd シロキサングラフト多糖類誘導体の製造方法及びそれを用いた化粧料

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2532622A (en) * 1949-02-23 1950-12-05 Dow Corning Organo silicon derivatives of cellulose
US5071978A (en) * 1989-06-05 1991-12-10 Aqualon Company Silated polysaccharide process
DD299314A5 (de) * 1989-11-23 1992-04-09 Friedrich-Schiller-Universitaet Jena,De Verfahren zur herstellung von o-trialkylsilylcellulosen
JPH07268001A (ja) * 1994-04-01 1995-10-17 Chisso Corp 水溶性シリルセルロースエーテル類反応物の製造法
FR2770218B1 (fr) * 1997-10-27 2000-02-18 Rhodia Chimie Sa Procede de silylation d'hydrates de carbone

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6178801A (ja) * 1984-09-25 1986-04-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 置換シリルプロピル基含有セルロ−ス誘導体の製造方法
JPS6233189A (ja) * 1985-08-05 1987-02-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 置換シリルアルキルエステル基含有セルロ−ス誘導体とその製造方法
JPH06145201A (ja) * 1992-11-12 1994-05-24 Shin Etsu Chem Co Ltd シロキサン含有セルロース誘導体およびその製造方法
JPH0770204A (ja) * 1993-06-30 1995-03-14 Lion Corp オルガノポリシロキサンを含有する多糖化合物及び蛋白質化合物
JPH08283302A (ja) * 1995-04-11 1996-10-29 Shin Etsu Chem Co Ltd シロキサン含有セルロース誘導体およびその製造方法
JPH11349601A (ja) * 1998-06-05 1999-12-21 Shin Etsu Chem Co Ltd シロキサングラフト多糖類誘導体の製造方法及びそれを用いた化粧料

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012009253; セルロースの事典 , 20001110, p.132, 株式会社朝倉書店 *

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004156004A (ja) * 2002-09-11 2004-06-03 Dow Corning Toray Silicone Co Ltd オルガノポリシロキサン変性多糖類およびその製造方法
JP5540368B2 (ja) * 2006-05-09 2014-07-02 国立大学法人名古屋大学 光学異性体分離用充填剤
WO2008143322A1 (ja) * 2007-05-23 2008-11-27 Okayama Prefecture Industrial Promotion Foundation セルロース誘導体、セルロース誘導体-ポリ乳酸グラフト共重合体及びその製造方法、並びに、ポリ乳酸系樹脂組成物
WO2014084069A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 学校法人芝浦工業大学 接着剤及び積層体、並びにこれらの製造方法
JPWO2014084069A1 (ja) * 2012-11-29 2017-01-05 学校法人 芝浦工業大学 接着剤及び積層体、並びにこれらの製造方法
WO2018079212A1 (ja) * 2016-10-25 2018-05-03 日本ペイントホールディングス株式会社 塗料組成物
JP6348199B1 (ja) * 2017-03-13 2018-06-27 第一工業製薬株式会社 化学修飾セルロース繊維集合体の製造方法
JP2018150454A (ja) * 2017-03-13 2018-09-27 第一工業製薬株式会社 化学修飾セルロース繊維集合体の製造方法
JP6467536B1 (ja) * 2018-02-26 2019-02-13 株式会社松村洋紙店 剥離層形成材料および剥離紙の製造方法
JP2019147856A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 株式会社松村洋紙店 剥離層形成材料および剥離紙の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20010021387A1 (en) 2001-09-13
EP1132407A1 (de) 2001-09-12
DE50102952D1 (de) 2004-09-02
EP1132407B1 (de) 2004-07-28
DE10006603A1 (de) 2001-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001278901A (ja) 疎水性付与変性されたセルロースエーテル、その製造法および使用
US4826970A (en) Carboxymethyl hydrophobically modified hydroxyethylcellulose
DE69031224T2 (de) Silicium-enthaltende Polysaccharidederivate und deren Anwendung in der Papierherstellung
US6372902B1 (en) Process for preparing polysaccharides with alkyl-aryl hydrophobes and latex compositions containing same
JP3233924B2 (ja) ケイ素化多糖類
JP3696258B2 (ja) 会合性増粘剤
JP4452776B2 (ja) アルキルヒドロキシアルキルセルロースの調製法
CA2270007A1 (en) Stable compositions of water-soluble amino- and alkenyl-functional organosiloxanes, process for their preparation and their use
US5071978A (en) Silated polysaccharide process
JPH03223301A (ja) 非イオンセルロースエーテル
JP2016153480A (ja) 可逆的に架橋されたセルロースエーテルおよび隣接するoh基の選択的酸化によるその製造方法
FI73226C (fi) Foerfarande foer framstaellning av i vattenmedia dispergerbara cellulosaetrar.
CN113631583A (zh) 用于生产交联纤维素醚的方法
US20020188117A1 (en) Water-soluble, sulfoalkyl-containing, hydrophobically modified cellulose ethers, process for preparing them, and their use as protective colloids in polymerizations
JP2002522569A (ja) 増粘特性が改良された非イオン性セルロースエーテル
US5124445A (en) Alkylaryl hydrophobically modified cellulose ethers
US5032682A (en) Silated polysaccharides
US4490526A (en) Method for the modification of starch in the presence of solvents
EP0090271B1 (en) Stabilization of alkali polysaccharides
JP2022530341A (ja) 架橋セルロースエーテルを製造するためのプロセス
KR19990057607A (ko) 키토산 유도체 제조방법
JP2596774B2 (ja) 変性澱粉の製造方法
JP5489484B2 (ja) シラン変性カチオン化高分子化合物粉末の製造方法
CN113121756B (zh) 一种硅烷杂化有机硅树脂乳液的合成方法
CN101479306A (zh) 烷氧基甲硅烷基官能低聚物以及用其表面改性的颗粒

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110304

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110603

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130205