JP2001278624A - チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物 - Google Patents

チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物

Info

Publication number
JP2001278624A
JP2001278624A JP2000091694A JP2000091694A JP2001278624A JP 2001278624 A JP2001278624 A JP 2001278624A JP 2000091694 A JP2000091694 A JP 2000091694A JP 2000091694 A JP2000091694 A JP 2000091694A JP 2001278624 A JP2001278624 A JP 2001278624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
titania
titania sol
sol composition
aluminum
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000091694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Matsuda
剛三 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Takefu Fine Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Takefu Fine Chemicals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawaken Fine Chemicals Co Ltd, Takefu Fine Chemicals Co Ltd filed Critical Kawaken Fine Chemicals Co Ltd
Priority to JP2000091694A priority Critical patent/JP2001278624A/ja
Publication of JP2001278624A publication Critical patent/JP2001278624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高度に分散され、しかも長期間安定して分散
状態にあるチタニアゾルを提供する。 【解決手段】 チタニア粉末を水系媒体に分散させたチ
タニアスラリーに、アルミニウムアルコキシドを加えて
加水分解して生成するアルミナ水和物で分散安定化され
た高分散性チタニアゾル組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分散性のチタニアゾ
ル組成物およびそれを含有するコーティング液組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】チタニア粒子は顔料、紫外線吸収剤、フ
ィラーなどとして有用なものである。また、チタニア粒
子を支持体に固着させてなる酸化チタン膜は、酸化チタ
ンの光半導体特性を利用して光触媒、センサ素子あるい
は太陽電池などの半導体電極用材料として、あるいはそ
の誘電性を利用して封止用材料として用いられ、有用な
ものである。
【0003】酸化チタン膜は光の反射率が高く、その反
射色調が美しいシルバー調であることから、熱線反射ガ
ラス用被覆材料や装飾用被覆材料として、さらに、酸化
チタン膜の多孔性を利用して触媒、光触媒、触媒担体、
吸着剤、バイオリアクターなどにも用いられるものであ
る。
【0004】酸化チタン膜を製造するには、たとえば、
チタニウムイソプロポキサイドなどを含む溶液に支持体
を浸漬し、引き上げた後、支持体を高温に加熱して成膜
する方法、高温の支持体表面に四塩化チタンの蒸気を吹
きつけて成膜する方法、高温の支持体表面にチタニウム
アセチルアセトナート、チタニウムアルコキサイドなど
の有機チタン化合物を含む溶液を吹きつけて成膜する方
法などが知られている。これらの方法で得られた酸化チ
タン膜は、膜表面に微小なチタニア粒子が整然と揃うた
め、緻密で強固な膜となる。しかし高温処理が必要であ
り、コーティングできる基材が限られてしまう。
【0005】そこで、チタニア粉末を有機溶媒、イオン
交換水などに分散させておき、これを基材に塗布し乾燥
して酸化チタン膜を得る方法が用いられるようになって
きた。この方法によれば、室温から100℃と比較的低
温で成膜することが可能で、基材の選択範囲が広くとれ
るという利点がある。
【0006】しかしながら、溶液中ないしはスラリー中
にチタニア粉末を均一に分散させることが容易でなく、
分散が不均一なものを用いてコーティングするとコーテ
ィング膜表面のチタニア粒子含有率分布がばらつき、結
果としてコーティング膜にムラが生じてしまう。
【0007】凝集しやすいチタニア粒子を分散状態に保
持する方法として、特開平7−232925号公報に
は、チタニア粉末を水または有機溶媒中に酸またはアル
カリの存在下で分散させイオン交換樹脂で処理し、拡散
電気二重層の縮退に寄与する狭雑イオンを取り除き、基
材毎に適したバインダーを添加する方法が開示されてい
る。
【0008】しかしながら上記従来技術は、分散性を向
上させるためにイオン交換樹脂を用いて処理した後、濾
別しチタニアゾルを得ているが、工程が煩雑であり、高
価なイオン交換樹脂を用いなければならないなど工業的
規模で実施するには問題があった。
【0009】また、特公平2−62499号公報には水
溶性チタン化合物とアルカリ金属水酸化物を反応させた
後、水熱処理してアルカリ性で分散安定性を向上させる
方法が開示されている。しかしながらこの従来技術で
は、チタニア原料に四塩化チタンなどを用いるため、装
置を強度に腐蝕する問題があり、やはり工業的規模で実
施するには問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況において、
コーティング時、基材に対して、高温などの負荷を与え
ないで成膜することが可能であり、成膜時ムラを生じな
いように、高度に分散され、しかも長期間安定して分散
状態にあるチタニアゾルが望まれていた。さらに、それ
を用い、基材との密着性を高めたコーティング液組成物
も求められていた。
【0011】本発明が解決しようとする第1の課題は、
高度に分散され、しかも長期間安定して分散状態にある
チタニアゾル組成物を提供することである。
【0012】本発明が解決しようとする第2の課題は、
コーティング時、基材に対して、高温などの負荷を与え
ないでチタニア膜を成膜することが可能であり、成膜時
ムラを生じず、かつ基材との密着性が高いコーティング
液組成物を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討した結果、本発明者らは酸性に調整した水系
媒体中にチタニア粉末を分散させ、そのチタニアスラリ
ー中でアルミナ水和物を形成させることで、分散性の高
いしかも長期間分散状態を保つチタニアゾル組成物が得
られることを見出した。
【0014】さらにこのチタニアゾル組成物を含有した
コーティング液を調製し成膜したところ密着性に優れた
酸化チタン膜を形成することを見い出した。さらにその
酸化チタン膜は光触媒活性を有することを見出し本発明
を完成するに至った。
【0015】すなわち、本発明は、チタニア粉末を水系
媒体に分散させたチタニアスラリーに、アルミニウムア
ルコキシドを加えて加水分解して生成するアルミナ水和
物で分散安定化された高分散性チタニアゾル組成物に関
するものである。
【0016】また、本発明は、上記チタニアゾル組成物
を含有することを特徴とするコーティング液組成物に関
するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0018】本発明のチタニアゾル組成物は、水系媒体
中に結晶性の高いチタニア粉末を縣濁させてチタニアス
ラリーとした後、そのスラリー中にアルミニウムアルコ
キシドを投入して昇温、加水分解反応を経て製造され
る。さらに調製された高分散性チタニアゾル組成物に酸
を加え昇温することによりより安定性の高いチタニアゾ
ル組成物とすることも可能である。
【0019】本発明でチタニア粒子を懸濁する水系媒体
としては、水単独または水とメタノール、エタノール、
イソプロパノール等のアルコール、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン、ホルムアルデヒド、アセトアル
デヒド、テトラヒドロキシフラン等のエーテルなどの水
と混和できる中性の有機溶剤との混合物を使用すること
ができる。混合溶液中の水の濃度としてはチタニア粒子
を分散させるアルミナ水和物の結晶系を制御するため2
0重量%以上が好ましく、50重量%以上がさらに好ま
しい。
【0020】分散質となるチタニア粉末は、結晶性の高
いアナターゼ型および/またはルチル型が望ましい。特
にアナターゼ型はルチル型よりも紫外線照射時の酸化力
が強く、光触媒活性が高いため、光触媒材料として好適
であり望ましい。チタニアの平均粒径は一次粒子径が、
1〜1000nmであることが望ましい。一次粒子径が
1nm未満では凝集しやすく、沈殿物が生じるので望ま
しくない。また粒径が、1000nmを超えると比表面
積が小さくなり、コーティング膜にした際、光触媒活性
が低下するので望ましくない。より好ましくは5〜50
nmである。本発明によるチタニアゾル組成物中のチタ
ニア粉末の添加濃度は特に限定されないが、1〜50重
量%の間で実施されることが好ましい。1重量%より希
薄では、重量あたりのチタニア含量が少ないため、コー
ティング液組成物原料としてはコスト高となってしま
う。50重量%を超えると反応を行う際に攪拌に負荷が
かかり、製造が困難になるので好ましくない。
【0021】使用するアルミニウムアルコキシドは、ア
ルミニウムエチレート、アルミニウムイソプロピレー
ト、アルミニウム−sec−ブチレートなどが挙げられ
るが、高い反応性やハンドリング性、入手し易い点でア
ルミニウムイソプロピレートが特に望ましい。本発明に
よるチタニアゾル組成物を調製するのに必要なアルミニ
ウムアルコキシドの添加量は、チタニア1当量に対して
0.1〜10.0当量の範囲とするのが好ましい。アルミ
ニウムアルコキシドの量が0.1当量未満では本発明の
効果が発現せず、チタニア粒子の分散性が低下するので
好ましくない。アルミニムアルコキサイドの量が10.
0当量を越えると、調整されたチタニアゾル組成物また
は、チタニアゾル組成物を含有するコーティング液を用
いて酸化チタン膜を形成した場合、酸化チタン膜にムラ
やクラックが生じ成膜性が悪くなるため、あるいは光触
媒活性が低下するため好ましくない。
【0022】以下本発明の高分散性チタニアゾル組成物
の調整方法に関して詳しく述べる。
【0023】まずチタニアのスラリーを調整する。
【0024】チタニアの等電位点はpH4.8〜5.5で
あり、中性pH領域では、電位反発効果が無く、安定し
た分散が得られないため、酸の存在下にチタニア粉末を
水系媒体に分散させてチタニアスラリーを調整すること
が好ましい。さらに詳しくは、アルミニウムアルコキシ
ドを投入前の分散相に酸を添加して、pHは3.0以下
とし、アルミニウムアルコキシド投入時、投入後、昇温
下での反応中、あるいは最終チタニアゾル組成物におい
てpHは5以下、より好ましくは4.5以下とすること
が望ましい。なお、酸性のチタニアスラリーを調整する
際の水系媒体に酸を添加する順序は特に限定されるもの
ではなく、あらかじめpH3.0以下となるように水系
媒体に酸を添加した後チタニア粉末を加えて酸性のチタ
ニアスラリーとしてもよく、水系媒体にチタニア粉末を
分散させた後、酸を加えてpH3.0以下のチタニアス
ラリーとしてもよい。
【0025】使用する分散相にマグネシウムやカルシウ
ム等の2価金属のイオン等が存在すると、チタニアの電
気二重層を縮退させチタニアスラリーが凝集する恐れが
あるので、これらの夾雑イオンを含まない分散相を選択
することが好ましい。入手の容易さからイオン交換水、
蒸留水等を含有する水系媒体が分散相として好ましい。
【0026】分散相pH調整用に用いられる酸として
は、硝酸、塩酸、硫酸、リン酸などの無機酸、ギ酸、酢
酸、クロル酢酸、シュウ酸、フタル酸、乳酸、クエン酸
などの有機酸を用いることができる。
【0027】チタニア粉末は2次凝集している場合があ
るので、超音波処理、ホモジナイザー、サンドミル等で
十分に分散させてからアルミニウムアルコキシドと反応
させることが好ましい。
【0028】引き続き調整したチタニアスラリーにアル
ミニウムアルコキシドを好ましくはチタニア1当量に対
して0.1〜10.0当量の範囲の添加量加えて、昇温す
る。
【0029】この反応においては、加水分解反応により
アルミニウムアルコキシドに由来するアルコールが副生
する。このアルコールは分散性に影響を与えるものでは
ない。しかしアルコールによる引火性などの問題が生じ
る場合は、加水分解反応後、蒸留などの手法により除去
することが好ましい。
【0030】通常、上記の反応条件で、室温〜120℃
の範囲で0.1〜10時間処理すると高分散性チタニア
ゾル組成物が得られる。
【0031】また、前記工程で調整された本発明のチタ
ニアゾル組成物において、昇温により生成されるアルミ
ナ水和物同士が部分的に凝集するのを防ぐため、解膠剤
として酸を加え、さらに昇温するとより分散安定性に優
れたチタニアゾル組成物が得られる。
【0032】すなわち、一旦前記工程で調整した高分散
性チタニアゾル組成物に硝酸、塩酸、硫酸、リン酸など
の無機酸、ギ酸、酢酸、クロル酢酸、シュウ酸、フタル
酸、乳酸、クエン酸などの有機酸を用いpHを5以下、
さらに好ましくは4.5以下に調整して50℃〜80℃
で0.1時間〜5時間の熟成を行うと、さらに分散安定
性の優れたチタニアゾル組成物が得られる。
【0033】上記方法によりチタニアゾル組成物の分散
安定性が向上する機序は明らかではないが、昇温により
生成されるアルミナ水和物が一部チタニア表面に取り付
きチタニア粒子同士の凝集を防ぐ効果と分散相に適度な
量で存在するアルミナ水和物が造る構造体がチタニア粒
子同士の接合を阻害しているためと類推している。調整
されたチタニアゾル組成物に酸を加え再加熱するとアル
ミナ水和物の構造体をよりチタニア分散に適した形にす
るため、より安定なチタニアゾル組成物が得られるもの
と類推している。
【0034】本発明で得られたチタニアゾル組成物はそ
のままで、コーティング液として用いることができ、金
属やガラス基板などにスプレーコート、ディップコート
またはスピンコートなどにより成膜することで、チタニ
アコーティング膜が得られる。しかし、チタニアゾル組
成物をそのままコーティング液とする場合、基板によっ
ては密着性については十分でないことがある。
【0035】そこで本発明のチタニアゾル組成物に、以
下のような硬化剤等を添加して、コーティング液として
もよい。
【0036】コーティング液に用いられる添加剤として
は、シラン系カップリング剤、アルミネート系カップリ
ング剤、アルミニウムキレート化合物、アミン化合物の
ような硬化剤を挙げることができる。これらの添加剤を
添加して調製したコーティング液は成膜した際の耐水
性、耐溶剤性、各種基板への密着性を向上することがで
きる。
【0037】また、親水性有機溶剤で希釈することによ
ってコーティング液中の水分量を抑えたり、塗膜の乾燥
速度を制御することも可能である。
【0038】シラン系カップリング剤の具体的な例とし
ては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、β
−(3、4−エポキシジクロヘキシル)エチルトリメト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シランおよびγ−メタクリロキシプロピルメチルジメト
キシシラン等を挙げることができる。
【0039】アルミネート系カップリング剤の具体的な
例としては、アセトアルコキシ基を含有するアルキルア
セトアセテートアルミニウムジイソプロピレート等を挙
げることができる。
【0040】アルミニウムキレート化合物の具体的な例
としては、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス
(エチルアセトアセテート)およびアルミニウムトリス
(アセチルアセトネート)等を挙げることができる。
【0041】アミン化合物の具体的な例としては、トリ
エタノールアミン、トリエチレンジアミン、トリエチレ
ンアミン、シクロヘキシルアミンおよびアミノエチルエ
タノールアミン等を挙げることができる。
【0042】親水性有機溶剤の具体的な例としては、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール等のアルコー
ル類およびエチレングリコール等のジオール類、ジメチ
ルホルムアミド、N−メチルピロリドン等を挙げること
ができる。
【0043】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳しく
説明する。
【0044】実施例1 イオン交換水560.2g中に硝酸(和光純薬工業製、
61%)0.6gを添加してpH2.2に調整し、市販
のチタニア粉末(石原テクノ(株)製、平均粒子径:2
0nm、結晶型:アナターゼ型)100gを加えて、9
5℃で1時間攪拌した。その後75℃迄冷却し、アルミ
ニウムイソプロピレート222.4g(チタニアに対し
て0.9等量)を投入して温度95℃で攪拌しながら1
時間反応させた。
【0045】その後、反応液から副成した2−プロパノ
ールを留去したのち、冷却して目的とする高分散性チタ
ニアゾル組成物686.8gを得た。
【0046】実施例2 イオン交換水570.1g中に硝酸(和光純薬工業製、
61%)0.5gを添加してpH2.2に調整し、市販の
チタニア粉末(石原テクノ(株)製、平均粒子径:20
nm、結晶型:アナターゼ型)100gを加えて、95
℃で1時間攪拌した。その後75℃迄冷却し、アルミニ
ウムイソプロピレート222.4g(チタニアに対して
0.9等量)を投入して温度95℃で攪拌しながら1時
間反応させた。
【0047】その後、反応液から副成した2−プロパノ
ールを留去したのち、硝酸(和光純薬工業製、61%)
3.3gをイオン交換水9.9g中に添加した水溶液を添
加し、pH3.0に調整し95℃で1時間攪拌した。そ
の後さらに硝酸(和光純薬工業製、61%)2.7gを
イオン交換水8.1g中に添加した水溶液を添加、pH
3.5に調整し75℃で3時間熟成し、目的とする高分
散性チタニアゾル組成物720.6gを得た。
【0048】実施例3 イオン交換水570.3g中に硝酸(和光純薬工業
(株)製、61%)0.5gを添加してpH2.2に調整
し、市販のチタニア粉末(石原テクノ(株)製、平均粒
子径:7nm、結晶型:アナターゼ型)100gを加え
て、95℃で1時間攪拌した。その後75℃迄冷却し、
アルミニウムエチレート304.6g(チタニアに対し
て1.5等量)を投入して温度95℃で攪拌しながら1
時間反応させた。
【0049】その後、反応液から副成するエタノールを
留去して、硝酸(和光純薬工業製、61%)3.3gを
イオン交換水9.9g中に添加した水溶液を添加、pH
3.0に調整し95℃で1時間攪拌した。その後さらに
硝酸(和光純薬工業(株)製、61%)2.7gをイオ
ン交換水8.1g中に添加した水溶液を添加、pH3.5
に調整し75℃で3時間熟成し、目的とする高分散性チ
タニアゾル組成物721.2gを得た。
【0050】実施例4 イオン交換水560.2g中に硝酸(和光純薬工業
(株)製、61%)0.14gを添加してpH2.2に調
整し、市販のチタニア粉末(石原テクノ(株)製、平均
粒子径:200nm、結晶型:アナターゼ型)100g
を加えて、95℃で1時間攪拌する。その後75℃迄冷
却し、アルミニウム−sec−ブチレート154.2g
(チタニアに対して0.5等量)を投入して温度95℃
で攪拌しながら1時間反応させた。
【0051】その後、反応液から副成する2−ブタノー
ルを留去して、硝酸(和光純薬工業製、61%)3.3
gをイオン交換水9.9g中に添加した水溶液を添加、
pH3.0に調整し95℃で1時間攪拌した。その後さ
らに硝酸(和光純薬工業製、61%)2.7gをイオン
交換水8.1g中に添加した水溶液を添加、pH3.5に
調整し75℃で3時間熟成し、目的とする高分散性チタ
ニアゾル組成物721.2gを得た。
【0052】実施例5 実施例1記載の高分散性チタニアゾル組成物200gに
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン20g、
アルミキレートD(商品名、川研ファインケミカル
(株)製アルミニウムモノアセチルアセトネートビス
(エチルアセトアセテート)76%イソプロピルアルコ
ール溶液)0.4g、アミノエチルエタノールアミン0.
3g、メタノール50gおよびイオン交換水10gを加
えた。60℃で1時間反応させて白色の光触媒コーティ
ング液を得た。
【0053】実施例6 実施例2記載の高分散性チタニアゾル組成物200gに
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン20g、
アルミキレートD(商品名、川研ファインケミカル
(株)製アルミニウムモノアセチルアセトネートビス
(エチルアセトアセテート)76%イソプロピルアルコ
ール溶液)0.4g、アミノエチルエタノールアミン0.
3g、メタノール50gおよびイオン交換水10gを加
えた。60℃で1時間反応させて白色の光触媒コーティ
ング液を得た。
【0054】実施例7 実施例3記載の高分散性チタニアゾル組成物200gに
3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン20
g、アルミキレートA(W)(商品名、川研ファインケ
ミカル(株)製アルミニウムトリス(アセチルアセトネ
ート))0.4g、トリエチレンアミン0.3g、エタノ
ール50g及びイオン交換水10gを加えた。60℃で
1時間反応させて白色の光触媒コーティング液を得た。
【0055】実施例8 実施例4記載の高分散性チタニアゾル組成物200gに
プレンアクトAL-M(商品名、川研ファインケミカル
(株)製アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソ
プロピレート)20g、アルミキレートD(商品名、川
研ファインケミカル(株)製アルミニウムモノアセチル
アセトネートビス(エチルアセトアセテート)76%イ
ソプロピルアルコール溶液)0.4g、トリエタノール
アミン0.3g、イソプロパノール50g及びイオン交
換水10gを加えた。60℃で1時間反応させて白色の
光触媒コーティング液を得た。
【0056】比較例1 市販のチタニア粉末(石原テクノ(株)製、比表面積:
63.8m2/g平均粒子径:20nm、結晶型:アナタ
ーゼ型)20gを市販のアルミナゾル(商品名、川研フ
ァインケミカル製、アルミナ含有量10%)180gと
混合し、温度95℃で1時間攪拌して、チタニアゾル組
成物200.0gを得た。
【0057】比較例2 比較例1記載のチタニアゾル組成物200gに3−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン20g、アルミキ
レートD(商品名、川研ファインケミカル製、アルミニ
ウムモノアセチルアセトネートビス(エチルアセトアセ
テート)76%イソプロピルアルコール溶液)0.4
g、アミノエチルエタノールアミン0.3g、メタノー
ル50gおよびイオン交換水10gを加えた。60℃で
1時間反応させて白色の光触媒コーティング液を得た。
【0058】比較例3 市販のチタニアゾル組成物(石原テクノ(株)製、ST
−21(商標):平均粒径20nm)200gに3−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン20g、アルミ
キレートD(商品名、川研ファインケミカル(株)製、
アルミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチルア
セトアセテート)76%イソプロピルアルコール溶液)
0.4g、アミノエチルエタノールアミン0.3g、メタ
ノール50gおよびイオン交換水10gを加えた。60
℃で1時間反応させて白色の光触媒コーティング液を得
た。
【0059】実施例9〜12および比較例4〜5(分散
安定性試験) 本発明の光触媒チタニアゾル組成物の分散安定性を評価
するために、実施例1〜4で得られた本発明の光触媒チ
タニアゾル組成物をpHが3となるようにpH調製した
後、チタニア濃度が10重量%となるようにイオン交換
水を追加して分散安定性試験用の試験液とした。チタニ
ア粉末のみの場合および比較例1で得られたチタニアゾ
ル組成物についても同様に試験液を調製した。これら試
験液10mlを試験管に入れて1分間に30回反転倒立
を繰り返し分散状態にしたのち静置した。24時間後お
よび1ヵ月後分散状態を目視にて確認した。評価の基準
を次のように設定した。
【0060】◎…上澄みを認めず完全に分散しており、
試験管底部に沈殿物を認めない ○…僅かな上澄み部分を認めるが試験管底部には沈殿物
を認めない良好な分散状態 △…明らかな上澄み部分を認め、試験管底部に沈殿物も
認めるやや分離した状態 ×…試験管底部に明らかな沈殿物を認める、分離した状
態 試験結果を表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】表1の結果より、本発明のチタニアゾル組
成物は分散性が良好であることを示している。さらに、
長期間の保存においてもその分散性が維持されており、
分散安定性にも優れていると言える。一方、比較例で
は、本発明品と比して、分散性に劣るものであった。と
くに比較例1のチタニア粉末とアルミナゾルを混合した
チタニアゾル組成物は分散性がほとんどなかった。
【0063】実施例13〜17および比較例6〜7(ム
ラおよび密着性試験) 本発明のチタニアゾル組成物を含有するコーティング液
を用いて成膜したときのムラ及び密着性を評価した。表
2に示した組成のチタニアゾル組成物液およびコーティ
ング液を支持基板(石英基板)に1時間浸漬したのち、
引き上げ速度5cm/minでディップコートした。1
20℃で30分間温風乾燥処理してチタニアコーティン
グ膜を調製した。得られたコーティング膜を下記ムラ試
験と密着性試験に供した。
【0064】これらの試験方法は次の方法で行った。
【0065】1)ムラ試験 コーティング膜を調製後、塗膜表面の外観が正常である
か、目視によって観察する。評価の基準を次のように設
定した。
【0066】 ◎…塗膜表面全てが均一であり、しわ、むら、つぶ、穴
などが全く見られない ○…塗膜表面の80%が均一であり、しわ、むら、つ
ぶ、穴などが見られない △…塗膜表面の50%が均一であり、しわ、むら、つ
ぶ、穴などが見られない ×…塗膜表面が不均一であり、しわ、むら、つぶ、穴な
どが随所に見られる 2)密着性試験 コーティング膜を調製後、塗膜表面にカッターで隙間間
隔1mmで100マスの碁盤目を付け、碁盤目の上に粘着
テープを張り、はがした後の塗膜の付着状態を目視によ
って観察する。評価の基準を次のように設定した。
【0067】 ◎…はがれが全く見られない ○…切り傷の交点に僅かなはがれが見られるが、正方形
の一目一目にはがれが無く、欠損部の面は全体の10%
以内 △…切り傷によるはがれの幅が広く、欠損部の面積は全
体の30%以内 ×…はがれの面積は、全体の40%以上 試験結果を表2に示した。
【0068】
【表2】
【0069】表2の結果より明らかなように、本発明の
チタニアゾル組成物およびコーティング液を用いて製造
した実施例13〜17のコーティング膜にはムラがほと
んど認められなかったのに対し、チタニアゾルのみある
いはチタニアゾルをアルミナゾルで混合して製造した比
較例6,7のコーティング膜はムラが発生した。また実
施例13および14でも明らかなように本発明のチタニ
アゾル組成物でも十分な密着性があったが、硬化剤等を
添加して調製したコーティング液を用いた実施例15〜
17のコーティング膜は密着性に極めて優れていた。こ
れに対し、本発明外のチタニアゾル組成物で調整したコ
ーティング膜は密着性が悪かった。
【0070】実施例18〜20および比較例8〜9(光
触媒活性試験) 本発明のコーティング液で調製したコーティング膜の光
触媒作用の効果を確認するために、有機色素の退色試験
を行った。
【0071】表3に記載の組成のコーティング液を調製
し、支持基板(石英基板)を浸漬、ディップコートし
(引上げ速度5cm/min)、100℃、30min
の温風乾燥処理をしてコーティング膜を製造した。
【0072】濃度1mmol/Lのメチレンブルー水溶
液に実施例6〜8の本発明の光触媒コーティング液をコ
ーティングした支持基板(石英基板)を浸漬、30分後
に取り出し、1時間自然乾燥して、光触媒評価チェッカ
ー(真空理工(株)製、PCC-1)を用いて、約1m
Wの紫外線を支持基板上に照射し、メチレンブルーの分
解を反射光による吸光度検出法により測定し、メチレン
ブルーの分解に要する時間を評価した。その結果を表3
に示す。
【0073】
【表3】
【0074】表3の結果より、本発明のコーティング液
で調整したチタニアコーティング膜は有機色素の分解効
果が認められ、高い光触媒活性を有していることが判っ
た。
【0075】
【発明の効果】本発明のチタニアゾル組成物は優れた分
散性と長期にわたる分散安定性を有しており、光触媒な
どのコーティング部材として有用である。
【0076】また、そのチタニアゾル組成物を含有する
コーティング液は、優れた分散性を持ち成膜時のムラが
発生せず、また基材との密着性に優れ強固な膜を形成す
るとともに、チタニア単独で用いるよりも優れた光触媒
効果を有しているので、光触媒コーティング膜を作製す
るコーティング剤として非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/02 C09D 5/02 Fターム(参考) 4G047 CA02 CB05 CC01 CC03 CD02 CD07 4G069 AA08 BA01A BA01B BA04A BA04B BA21C BA37 BA48A BC16C BE06C EC22X EC22Y 4J038 AA011 AA012 DB412 DL052 DL102 HA096 HA161 HA162 HA211 HA212 HA366 HA416 JA37 JA52 JB02 JC38 MA08 MA10 NA12 NA17 NA26 PA18 PC02 PC03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタニア粉末を水系媒体に分散させたチ
    タニアスラリーに、アルミニウムアルコキシドを加えて
    加水分解して生成するアルミナ水和物で分散安定化され
    た高分散性チタニアゾル組成物。
  2. 【請求項2】 前記チタニア粉末がアナターゼ型および
    /またはルチル型の結晶性チタニアであり、光触媒活性
    を有することを特徴とする請求項1に記載のチタニアゾ
    ル組成物。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウムアルコキシドが、アル
    ミニウムエチレート、アルミニウムイソプロピレートお
    よびアルミニウム−sec−ブチレートから選ばれる少
    なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2
    に記載のチタニアゾル組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のチタニアゾル組成物を含有することを特徴とするコー
    ティング液組成物。
  5. 【請求項5】 シラン系カップリング剤、アルミネート
    系カップリング剤、アルミニウムキレート化合物、アミ
    ン化合物および親水性有機溶剤から選ばれる少なくとも
    1種を配合したことを特徴とする請求項4に記載のコー
    ティング液組成物。
JP2000091694A 2000-03-29 2000-03-29 チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物 Pending JP2001278624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091694A JP2001278624A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091694A JP2001278624A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001278624A true JP2001278624A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18607131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000091694A Pending JP2001278624A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001278624A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014986A1 (en) * 2002-08-07 2004-02-19 Showa Denko K. K. Metal alkoxide hydrolytic polycondensation solution and transparent films manufactured therefrom
KR100834770B1 (ko) 2006-10-19 2008-06-09 대주전자재료 주식회사 합성수지 판넬의 광촉매 코팅방법
WO2013031799A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 住友大阪セメント株式会社 無機酸化物透明分散液と透明複合体形成用樹脂組成物及び透明複合体並びに光学部材
CN114308050A (zh) * 2017-12-14 2022-04-12 株式会社东芝 带光催化剂的基材及光催化装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070730A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 触媒担持用球形担体の製造方法
JP2000351940A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Jsr Corp スプレー用コーティング組成物、エアゾール缶および塗膜の形成方法
JP2001106974A (ja) * 1999-10-06 2001-04-17 Nippon Soda Co Ltd 光触媒複合体、光触媒層形成用塗布液および光触媒担持構造体
JP2001129408A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Nippon Soda Co Ltd 光触媒複合体、光触媒層形成用組成物及び光触媒担持構造体
JP2001152139A (ja) * 1998-10-20 2001-06-05 Sentan Kagaku Gijutsu Incubation Center:Kk 撥水性透明膜およびその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070730A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 触媒担持用球形担体の製造方法
JP2001152139A (ja) * 1998-10-20 2001-06-05 Sentan Kagaku Gijutsu Incubation Center:Kk 撥水性透明膜およびその製造方法
JP2000351940A (ja) * 1999-06-09 2000-12-19 Jsr Corp スプレー用コーティング組成物、エアゾール缶および塗膜の形成方法
JP2001106974A (ja) * 1999-10-06 2001-04-17 Nippon Soda Co Ltd 光触媒複合体、光触媒層形成用塗布液および光触媒担持構造体
JP2001129408A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Nippon Soda Co Ltd 光触媒複合体、光触媒層形成用組成物及び光触媒担持構造体

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014986A1 (en) * 2002-08-07 2004-02-19 Showa Denko K. K. Metal alkoxide hydrolytic polycondensation solution and transparent films manufactured therefrom
KR100834770B1 (ko) 2006-10-19 2008-06-09 대주전자재료 주식회사 합성수지 판넬의 광촉매 코팅방법
WO2013031799A1 (ja) * 2011-08-31 2013-03-07 住友大阪セメント株式会社 無機酸化物透明分散液と透明複合体形成用樹脂組成物及び透明複合体並びに光学部材
CN103764567A (zh) * 2011-08-31 2014-04-30 住友大阪水泥股份有限公司 无机氧化物透明分散液、透明复合体形成用树脂组合物及透明复合体以及光学构件
JPWO2013031799A1 (ja) * 2011-08-31 2015-03-23 住友大阪セメント株式会社 無機酸化物透明分散液と透明複合体形成用樹脂組成物及び透明複合体並びに光学部材
CN114308050A (zh) * 2017-12-14 2022-04-12 株式会社东芝 带光催化剂的基材及光催化装置
CN114308050B (zh) * 2017-12-14 2024-01-16 株式会社东芝 带光催化剂的基材及光催化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6576589B1 (en) Method for making anatase type titanium dioxide photocatalyst
KR100696201B1 (ko) 산화티탄졸, 박막 및 그들의 제조법
JP2010209337A (ja) 均一分散性光触媒コーティング液及びその製造方法並びにこれを用いて得られる光触媒活性複合材
US8986580B2 (en) Visible-light-responsive titanium oxide microparticle dispersion, and process for production thereof
JP4619601B2 (ja) 光触媒性コーティング組成物および光触媒性薄膜を有する製品
KR100678524B1 (ko) 티타니아 용액의 제조방법
JP3444012B2 (ja) 無機塗料塗膜の形成方法
JP5212353B2 (ja) 可視光応答型酸化チタン系微粒子分散液およびその製造方法
JPH05263045A (ja) 被膜形成用塗布液およびその製造方法
JP3052230B2 (ja) 無機塗料塗膜の形成方法
JP2001262007A (ja) チタニア塗布液及びその製造方法、並びにチタニア膜及びその形成方法
JP5399017B2 (ja) 中空無機粒子とその製造方法、着色剤および塗料
JP2001278624A (ja) チタニアゾル組成物およびそれらを含有するコーティング液組成物
JP5343604B2 (ja) 酸化チタン系光触媒薄膜の製造方法
JP2007161770A (ja) 親水性被膜形成用塗布液とその製造方法及び親水性被膜並びに親水性被膜の成膜方法
JP2014084246A (ja) アナターゼ型酸化チタン粒子分散液の製造方法及びアナターゼ型酸化チタン薄膜
JP3642490B1 (ja) チタニア溶液の製造方法
JP2001081357A (ja) 酸化チタンコーティング液および酸化チタンコーティング膜の形成方法
JP2022156812A (ja) 酸化亜鉛ナノ粒子の製造方法
CN109647366A (zh) 一种溶胶-凝胶法制备光电催化氧化钛电极的方法
JP2000302441A (ja) 二酸化チタン前駆体組成物および二酸化チタン
JP2002105357A (ja) 光触媒塗料組成物
JP6653627B2 (ja) 光触媒塗布液、光触媒構造体及びその製造方法
JP6850348B2 (ja) 光触媒塗布液、光触媒構造体及びその製造方法
JPH03218928A (ja) 有機溶媒分散ジルコニアゾルおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070312

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215