JP2001278568A - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

ダブルデッキエレベータ

Info

Publication number
JP2001278568A
JP2001278568A JP2000091284A JP2000091284A JP2001278568A JP 2001278568 A JP2001278568 A JP 2001278568A JP 2000091284 A JP2000091284 A JP 2000091284A JP 2000091284 A JP2000091284 A JP 2000091284A JP 2001278568 A JP2001278568 A JP 2001278568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
cars
control device
safety control
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000091284A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4510989B2 (ja
Inventor
Akira Osada
田 朗 長
Hideya Obara
原 英 也 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000091284A priority Critical patent/JP4510989B2/ja
Publication of JP2001278568A publication Critical patent/JP2001278568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4510989B2 publication Critical patent/JP4510989B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の安全確保と機器の保護のために、階
床間隔補正機構の劣化を検知する機能、装置異常時の非
常停止機能を備えたエレベータを提供する。 【解決手段】 異なる階床に着床する複数のかご32
a、32bと、複数のかご同士の間隔を調整する階床間
隔補正機構と、階床間隔補正機構の異常に対処するため
の安全制御装置と、を有する。安全制御装置は、かご枠
35a、35bに対してかご32a、32bが許容動作
範囲を超えて移動した場合に作動して、階床間隔補正機
構の電動機39を停止させて電磁ブレーキ40を作動さ
せるリミットスイッチ44a、44bと、かご枠35
a、35bに対してかご32a、32bが許容動作範囲
を超えて移動した場合にかごが衝突してかごを弾発的に
支持する緩衝装置33と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、かご枠に複数のか
ごが設けられ、複数のかご同士の上下間隔を調整するこ
とができるダブルデッキエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、階床の間隔が異なる建物に対して
かご室間の間隔を目的階床側に一致させる階床間隔補正
機能を持つダブルデッキダブルデッキエレベータとし
て、例えば図5に示すようなものがある(特開昭48−
76242号公報参照)。一般にダブルデッキエレベー
タは複数のかご室を有していることから普通のエレベー
タに比べて輸送能力が高いが、複数のかご室がかご枠に
対して固定された場合、昇降路内に間隔が異なる階床が
あるとその位置については上下のかごを着床させること
ができない。そこで、この問題を解決するための手段と
して階床間隔補正機構があり、この機構について図5を
参照して説明する。
【0003】図5において符号1はかご枠を示し、この
かご枠1は上下二つのかご室2a、2bを支持してお
り、巻上機(図示せず)によって駆動されてガイドレー
ル3に沿って上下に移動する。階床間隔補正機構とし
て、上側かご室2aはかご枠1に設けられたサブガイド
レール4に案内されて上下に移動し、下側かご室2bと
の間隔が変化するように構成されている。かご室2aの
駆動については、油圧ジャッキ5とリンク機構6により
行われる。
【0004】かご室2aを駆動するための駆動機構につ
いて図6(a)、(b)を参照して説明する。図6
(a)、(b)において符号7a、7bは上フレームを
示し、これらの上フレーム7a、7bは上側かご室2a
の下面に固定されている。符号8a、8bは下フレーム
を示し、これらの下フレーム8a、8bは下側かご室2
bの上方でたて枠9a、9bに固定されている。符号1
0a、10bはリンクを示し、これらのリンク10a、
10bの上端は上フレーム7a、7bに枢持され、下端
にはローラ11a、11bが枢着されている。ローラ1
1aは、下フレーム8a、8b内を転動し、横方向に案
内される。符号12a、12bは他のリンクで、これら
のリンク12a、12bはリンク10a、10bとは逆
に下端が下フレーム8a、8bに枢持され、上端にロー
ラ13a、13bが枢着されている。ローラ13a、1
3bは上フレーム7a、7b内を転動する。リンク10
aとリンク12a、及びリンク10bとリンク12bと
はそれぞれピン14a、14bによって回動自在に連結
されている。油圧ジャッキ5は下端が下フレーム8a、
8bに枢持され、上端がリンク10a、10bに枢持さ
れている。
【0005】図7は、図5に示した従来例におけるかご
室駆動に関するスイッチ回路図である。図7において
(+)(−)は直流電源を示し、符号15は上側かご室
2aが最上位置にあるときのみ押されて開路する制限ス
イッチ、符号16は同様に最下位置にあるときのみ開路
する制限スイッチで、スイッチ15又は16が押されて
いることで上下かご室間隔は広い間隔又は狭い間隔の位
置で保持される。図7中符号17は油圧ジャッキ5に圧
油を供給するポンプ(図示せず)を駆動する電磁接触
器、符号17aはその常閉接点、符号18は同じく油圧
ジャッキ5から圧油を排出するように油圧装置の制御弁
を作動させる電磁接触器、符号18aはその常閉接点、
19a、19bはエレベータのすべての戸が閉じると付
勢されるリレー(図示せず)の常開接点、符号20は運
転中のかごが間隔の広い階に着床するために減速を決定
したときに付勢されるリレー(図示せず)の常開接点、
符号21は間隔の広い階に着床しているかごが狭い階床
間隔の場所に移動するときに付勢されるリレー(図示せ
ず)の常開接点である。
【0006】次に、上述した従来のダブルデッキエレベ
ータの動作について説明する。最初、階床間隔が狭い場
所に着床しているかごが、かご内操作ボタン或いはホー
ル操作ボタンからの指令により階床間隔が広い場所に移
動する場合、まず一方の制限スイッチ16は押されて開
いた状態にあり、他方の制限スイッチ15は開放されて
閉じた状態にある。ホールの戸が閉まり(リレー19
a、19bが閉じて)、かごが移動して目的階床である
階床間隔が広い場所に向かって減速を開始するとリレー
20が閉じ、(+)−20−19a−15−18a−1
7(−)の回路が形成されて接触器17が付勢される。
これにより油圧ジャッキ5に圧油が供給されて上側かご
室2aを上方に押し上げてかご室間隔を広げる。上かご
室2aが移動して制限スイッチ15が押されると、制限
スイッチ15は開路して油圧ジャッキ5への圧油の供給
は断たれ、上側かご室2aはその位置に保たれる。
【0007】次に、階床間隔が広い場所に着床している
かごが狭い場所に向かう場合については、制限スイッチ
15が押されて開いた状態にある。また、狭い階床に向
かってスタートするとリレー21が閉じて、(+)−2
1−19b−14−17a−18−(−)の回路が形成
されて油圧ジャッキ5から圧油が排出され、上側かご室
2aを下方へ移動させる。
【0008】上述した従来例の他に、階床間隔補正機構
特有の安全制御装置として上下かご室の移動範囲の上下
端に緩衝装置を設けた構成を図8に示す(特開平10−
279231号公報参照)。図8に示したダブルデッキ
ダブルデッキエレベータにおいては、上下のかご室23
a、23bが互いに相対する方向に移動するようにリン
ク24で結ばれており、かご室23a、23bの駆動は
上側かご室23aの上方に設けられたボールねじ25に
よる。上下のかご室23a、23bの下には緩衝装置2
6が設けられており、かご室23a、23bの上方及び
下方の動きを制動させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した階床間隔補正
機構は、一般のエレベータのかご内にさらに小さな昇降
機設備を設けた構成であるから、階床間隔補正機構の安
全性についてはエレベータ相当の配慮が必要である。
【0010】ところが、図5乃至図7に示した従来例は
次のような問題を有している。すなわち、階床間隔補正
機構が劣化・破損したときや、制限スイッチ接点の溶着
などで制御に不具合を生じたときに階床間隔補正機構を
停止させる機能を持たないことである。これは特に階床
間隔の差が大きく、かご室の上下移動距離が大きい場合
に重大な問題となる。
【0011】また、図8に示した従来例についても、上
下のかご室が許容動作範囲を超えたときに働くバッファ
機構(緩衝装置)を備えているが、位置検知スイッチの
溶着等が原因でバッファに衝突したときは衝突後も階床
間隔補正機構の駆動部は動作を続けるため、駆動モータ
等に過負荷が加わって機構が破損したり、寿命に悪影響
が及ぶことになる。また、さらに負荷の大きい機構の場
合には、一般に経年的な摩耗等の劣化が現れてくる。
【0012】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
ものであって、利用者の安全確保と機器の保護のため
に、階床間隔補正機構の劣化を検知する機能、装置異常
時の非常停止機能を備えたエレベータを提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるダブルデッキエレベータは、昇降路内に
昇降可能に配置されたかご枠と、前記かご枠内に設けら
れ、異なる階床に着床する複数のかごと、同一昇降路内
で階床の間隔が異なる建物に対しても前記複数のかご同
士の間隔を調整して目的階床側に一致させて着床させる
ための階床間隔補正機構と、前記階床間隔補正機構の異
常に対処するための安全制御装置と、を備え、前記階床
間隔補正機構は、前記かご枠に対して前記かごを移動さ
せるための電動機と、前記電動機の作動時にはブレーキ
解放され、一方、前記電動機の停止時には制動力を生じ
て前記かご枠に対する前記かごの移動を制限する電磁ブ
レーキと、を有し、前記安全制御装置は、前記かご枠に
対して前記かごが許容動作範囲を超えて移動した場合に
作動して前記電動機を停止させて前記電磁ブレーキを作
動させる検出器と、前記かご枠に対して前記かごが許容
動作範囲を超えて移動した場合に前記かごを支持する緩
衝装置と、を有することを特徴とする。
【0014】また、好ましくは、前記安全制御装置は、
前記かご枠に対して前記かごが許容動作範囲を超えて移
動した場合に、前記かごが前記緩衝装置に衝突する前に
前記検出器が作動するようにする。
【0015】また、好ましくは、前記階床間隔補正機構
は、前記電動機により駆動されるボールねじを有するボ
ールねじ機構を有し、前記安全制御装置は、前記ボール
ねじの回転に同期してパルスを出力するパルス発生器を
さらに有し、前記パルス発生器からのパルスを積算して
前記かご枠に対する前記かごの位置を検出すると共に、
前記パルス発生器からのパルスが途切れたときに前記電
動機を停止させて前記電磁ブレーキを作動させるように
する。
【0016】また、好ましくは、前記安全制御装置は、
前記かごの許容動作範囲内の所定位置に前記かごが到達
したことを検知する位置検知スイッチをさらに有し、前
記かごが前記所定位置に達して前記位置検知スイッチが
作動したときの前記かごの速度を前記パルス発生器から
のパルスに基づいて決定し、前記かごの速度が規定値を
上回っている場合には前記電動機を停止させて前記電磁
ブレーキを作動させるようにする。
【0017】また、好ましくは、前記安全制御装置は、
前記電動機に働く負荷トルクが規定値を超えた場合に前
記電動機を停止させて前記電磁ブレーキを作動させるよ
うにする。
【0018】また、好ましくは、前記安全制御装置は、
前記複数のかごのそれぞれの前記ボールねじに対応して
設置され、前記かごが規定移動量だけ移動したことを検
知するかご位置決めスイッチをさらに有し、複数の前記
ボールねじのそれぞれに前記パルス発生器を設け、前記
パルス発生器からのパルスのカウント量について、前記
かご位置決めスイッチが動作した時点を基準として前記
複数のかご同士で比較し、前記複数のかご同士のパルス
のカウント量の差が規定値を上回った場合には前記電動
機を停止させて前記電磁ブレーキを作動させるようにす
る。
【0019】また、好ましくは、前記ボールねじを前記
かご毎にそれぞれ複数設けると共に、複数の前記ボール
ねじのそれぞれに前記パルス発生器を設け、前記安全制
御装置は、複数の前記ボールねじのそれぞれに対応して
設置され、前記かごが規定移動量だけ移動したことを検
知するかご位置決めスイッチをさらに有し、前記かご位
置決めスイッチが動作した時点を基準として、前記パル
ス発生器からのパルスのカウント量について、共通の前
記かごに属する複数の前記ボールねじ同士で比較し、複
数の前記ボールねじ同士のパルスのカウント量の差が規
定値を上回った場合には前記電動機を停止させて前記電
磁ブレーキを作動させるようにする。
【0020】また、好ましくは、前記緩衝装置を必要に
応じて圧縮状態の下で保持するための圧縮装置をさらに
有する。
【0021】また、好ましくは、前記かご枠に対する前
記かごの移動を案内するために前記かご枠に設けられた
ガイドレールと、前記かごに設けられ、前記ガイドレー
ルに沿って移動するガイド装置と、前記ガイドレールか
らの前記ガイド装置の脱落を防止する外れ止め機構と、
をさらに有する。
【0022】また、好ましくは、前記複数のかごは、上
側かご及び下側かごから成り、前記上側及び下側かごを
前記かご枠内の適当な位置に保持する保持装置をさらに
有し、前記保持装置は、前記上側かごを保持するための
上側保持器と、前記下側かごを保持するための下側保持
器とから成り、前記上側保持器は前記上側かごの床面よ
りも下方に配置され、前記下側保持器は前記下側かごの
天井面よりも上方に配置されている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
ダブルデッキエレベータについて図面を参照して説明す
る。
【0024】図1は、本実施形態によるダブルデッキエ
レベータのかごを示した図であり、図1中符号31は主
かご枠を示し、この主かご枠31は、メインロープをつ
なぐ上枠31a、左右の縦枠31b、中間枠31c、及
び昇降路ピットにある緩衝装置(図示せず)を受ける下
枠31d等から構成されている。
【0025】中間枠31cと下枠31dには上下のかご
32a、32bを制動する緩衝装置33が設けられてお
り、この緩衝装置33は階床間隔補正機構の異常に対処
するための安全制御装置の1つである。すなわち、緩衝
装置33は、主かご枠31に対して上下のかご32a、
32bが許容動作範囲を超えて移動したときにかご32
a、32bが衝突してかご32a、32bを弾発的に支
持するものであり、具体的には、油圧式ダンパや、コイ
ルバネ等の弾性体により構成することができる。
【0026】縦枠31bには、かご32a、32bが許
容動作範囲を超えて移動したときの脱落を防止する外れ
止め34aを有するかご室案内レール34bが設けられ
ている。上側及び下側かご32a、32bは、かご室案
内レール34bに案内されて鉛直方向に移動する構造で
あり、それぞれ、上側かご枠35aと上側かご室36
a、下側かご枠35bと下側かご室36bを有してい
る。
【0027】縦枠31bに設けられた、ボールねじ3
7、軸受け部38、及び電動機39から成る階床間隔補
正機構の駆動部は、上側かご枠35aと下側かご枠35
bとに係合している。ボールねじ37については2つ設
けられており、それぞれの上側ねじ37a、37cと下
側ねじ37b、37dとでねじ軌条の進む方向が逆であ
るため、上側かご枠35aと下側かご枠35bとではね
じの回転に対してそれぞれが相対する方向に移動する。
電動機39には、電圧を遮断すると作動する電磁ブレー
キ40が設けられ、ボールねじ35には、ボールねじ3
5の回転に同期してパルスを出力するパルスジェネレー
タ(パルス発生器)41が設けられている。
【0028】主かご枠31には上下かご32a、32b
の位置を検知するためのスイッチを複数設けている。図
1において、当該スイッチはすべてレバー構造のものを
用いており、各々レバー先端にあるローラが上下かご枠
35a、35bに設けた弓形をした板カム42a〜fに
よって変位して作動する仕組みである。各スイッチに関
して、まずスイッチ43a、43bは下側かご32aの
許容動作範囲の上限と下限で作動してパルスカウントを
リセットするスイッチである。安全制御装置は上側及び
下側かご32a、32bの位置をパルスジェネレータ4
1の出力をカウントして認識するが、移動範囲の上下限
で記録されている積算量即ちかご移動量を消去する。つ
まりリセットスイッチ43a、43bの動作点が上側及
び下側かご32a、32bの制御上の基準位置となって
いる。
【0029】次に、階床間隔補正機構の異常に対処する
ための安全制御装置の一部を構成する各種スイッチにつ
いて説明する。リミットスイッチ44a、44bは、下
側かご32bが許容動作範囲を超えてある程度移動した
ときに作動する常閉接点で、階床間隔補正機構の駆動部
の電源回路に接続されている。また、スイッチ45a〜
dと46a〜dとはかご間隔が広がる方向と縮む方向に
関して基準位置からの規定移動量を検知するかご位置決
めスイッチで、上側及び下側かご32a、32bの動作
範囲内の広げる方向に関する減速範囲内と縮ませる方向
に関する減速範囲内に設けられており、ボールねじ37
の各軌条に摩耗がなければスイッチ45a〜dとスイッ
チ46a〜dはそれぞれが同時に作動する位置にある。
これらのスイッチを作動させる板カム42a、42b、
42d、42eは上下かご枠35a、35bとボールね
じ37a〜dとの係合部に設けられている。
【0030】本実施形態によるエレベータにおける階床
間隔補正機構は前述のようにボールねじ機構を利用した
ものである。この機構の利点は、比較的小型であり、精
度よく位置決めが可能であることであり、さらには、上
側及び下側かご32a、32bの重量が複数のボールに
担われており、支持点がねじ状軌条に分布しているた
め、破壊による落下という事態が防止されて安全性が高
いということである。
【0031】しかし、固有の問題として、ねじ軌条の摩
耗の問題がある。常に、上側及び下側かご32a、32
bの重量分の負荷を受けたボールが軌条を転動するた
め、経年的に軌条の受圧面側が摩耗し、結果として上側
及び下側かご32a、32bが両者ともに正規の位置よ
りも下方に変位してしまうことが考えられる。
【0032】そこで、本実施形態によるダブルデッキエ
レベータにおいては、ねじ軌条の経年摩耗を含む階床間
隔補正機構に関する5つの問題事象、即ち(1)かご動
作範囲超過、(2)過負荷、(4)かごの位置変化(ね
じ軌条の摩耗)、(5)かご位置検出不能に対し、それ
らを検知して階床間隔補正機構の動作を停止させるよう
になっている。
【0033】次に、本実施形態によるエレベータを構成
する各機器の作用について説明する。
【0034】通常の運転において上側及び下側かご32
a、32bは、ボールねじ37の回転により相反する方
向に移動する。また、かご間隔が目的階床の間隔と一致
して階床間隔補正機構の動作が完了し電動機39への電
流が断たれると、電磁ブレーキ40が作動して上側及び
下側かご32a、32bの位置を保持する。階床間隔補
正機構の作動時には、パルスジェネレータ41からの信
号を積算する安全制御装置は、パルスが途切れた場合
や、上側及び下側かご32a、32bの位置を検知する
スイッチ45a〜d又はスイッチ46a〜dのうちの一
つが作動したときのかご速度が規定の値を上回っている
場合には、階床間隔補正機構の電動機39への電流を遮
断して電磁ブレーキ40を作動させる。
【0035】かご位置を検知するスイッチ45a〜d及
びスイッチ46a〜dは、かご速度を検出するタイミン
グを決める役割の他、ボールねじ37a〜dの摩耗を検
知する役割を担っている。スイッチ45a〜d及びスイ
ッチ46a〜dの設置位置は、スイッチ45a〜dのグ
ループ又はスイッチ46a〜dのグループのそれぞれに
属するスイッチが、すべて同時に作動するように初期調
整時に設定されている。
【0036】ところが、ねじ軌条の経年的摩耗により上
側及び下側かご32a、32bの位置が正規の位置から
下がってしまうと、かご間隔が広がる方向に動作してい
る場合には上側かご32aのスイッチ45a、45cよ
りも下側かご32bのスイッチ45b、45dの方が先
に作動してしまい、逆に、縮まる方向に動作している場
合には上側かご32aのスイッチ46b、dよりも下側
かご32bのスイッチ46a、cの方が先に動作する。
また、かご室36a、36bに加わる偏荷重による摩耗
で上側又は下側かご32a、32bが傾いてしまった場
合には、上側及び下側かご32a、32bのそれぞれに
ついて設けられた左右のスイッチにおいて動作に時間差
が生じる。
【0037】安全制御装置は、スイッチ45a〜d、4
6a〜dのスイッチ動作タイミングを監視し、最初にス
イッチが作動したときのパルスカウントと最後に作動し
たときのパルスカウントを比較し、その差が規定値を上
回った場合においても階床間隔補正機構を停止させる。
さらに安全制御装置は、階床間隔補正機構の電動機39
の負荷トルクを監視しており、ねじ軌条への異物侵入や
摩耗による上側又は下側かご32a、32bの傾き等で
負荷トルクが規定値を上回った場合でも階床間隔補正機
構を停止させる。
【0038】これまで、各機器の作用として安全制御装
置による安全動作を説明したが、安全制御装置や位置検
知用のスイッチ45a〜d、46a〜dの不具合により
上側又は下側かご32a、32bが許容動作範囲を超え
て移動した場合には、上側又は下側かご32a、32b
は緩衝装置33に衝突して停止する。この場合において
も、緩衝装置33とリセットスイッチ43a、43bと
の間にあるリミットスイッチ44a、44bが作動する
ことにより、緩衝装置33との衝突以前に電動機39が
停止して電磁ブレーキ40が働くため、階床間隔補正機
構に過負荷が加わることはない。
【0039】次に、階床間隔補正機構の劣化部位の交換
作業等の際における安全対策として、必要に応じて緩衝
装置33を圧縮する装置と、上側及び下側かご32a、
32bの保持装置について図2乃至図4を参照して説明
する。
【0040】上側及び下側かご32a、32bが衝突し
て緩衝装置33が圧縮された状態においては、緩衝装置
33に弾性エネルギーが蓄えられた状態にあり、上側及
び下側かご枠35a、35bを拘束しているガイド装置
48やボールねじ37等の取り外しや調整には危険が伴
っている。図2(a)乃至(d)はこのような危険を回
避するために緩衝装置33を強制的に圧縮する圧縮装置
を示している。この圧縮装置は、緩衝装置33を支持す
る枠31c、31dを貫通する圧縮用ボルト49と緩衝
装置33を受ける受け板50、緩衝装置33の伸び方向
の力を受ける圧縮用ナット51から構成されている。
【0041】図2(a)、(b)は圧縮されていない状
態の圧縮装置を示している。そして、図2(c)に示し
たようにかご衝突により緩衝装置33が圧縮された状態
で、図2(d)に示したように圧縮用ナット51を締め
込むことにより弾性力を左右の圧縮用ボルト49で支え
ることができ、当該状況での作業の安全を確保すること
ができる。
【0042】また、図3、図4(a)、(b)は、上側
及び下側かご32a、32bを保持するための保持装置
を示している。この保持装置は、ボールねじ37のよう
な上側及び下側かご32a、32bを支持する部品の取
り付けや交換時に、一時的に上側及び下側かご32a、
32bを上側及び下側かご枠35a、35b内の適当な
位置に保持するための装置であり、図3中符号52は上
側かご32aを支えるパンタグラフ式ジャッキ機構(上
側保持器)であり、符号53は下側かご32bを吊るた
めの吊りボルト(下側保持器)である。これらのジャッ
キ機構52、吊りボルト53は共に主かご枠31の中間
枠31cで上下かご32a、32bを支持する構成であ
り、ボールねじ37の取り付け作業時などで上側及び下
側かご32a、32bのそれぞれの位置を決める際に、
両かご32a、32bについて同じ作業場で操作できる
ように作業性に配慮した配置としている。
【0043】なお、本実施形態では上述したようにレバ
ー形構造のスイッチを用いているが、スイッチの構造は
レバー形に限定されるものではなく、光センサーなどの
他の検出器を用いることができる。また、上側及び下側
かご32a、32bを保持するための保持装置について
も、上述したジャッキ機構52や吊りボルト53に限定
されるものではなく、他の機構による保治具を上側かご
32aの床面と下側かご32bの天井面との間に設ける
ことができ、例えばパンタグラフジャッキに代えて油圧
ジャッキ等を用いても同等の効果を得ることができる。
【0044】以上述べたように本実施形態によるダブル
デッキエレベータによれば、階床間隔補正機構に異常が
発生した場合には安全制御装置によって対処することが
できるので、利用者の安全を確保できると共に、階床間
隔補正機構の異常に起因する機器の損傷を防止すること
ができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明によるダブルデ
ッキエレベータによれば、階床間隔補正機構に異常が発
生した場合には安全制御装置によって対処することがで
きるので、利用者の安全を確保できると共に、階床間隔
補正機構の異常に起因する機器の損傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるダブルデッキエレベ
ータの概略構成を示した正面図。
【図2】本発明の一実施形態によるダブルデッキエレベ
ータにおける圧縮装置を示した図であり、(a)及びそ
のX−X矢視図である(b)はそれぞれ圧縮されていな
い状態を示し、(c)は圧縮された状態を示し、(d)
は圧縮された状態の下でナットを締め込んだ状態を示
す。
【図3】本発明の一実施形態によるダブルデッキエレベ
ータにおける保持装置及びその周辺を示した正面図。
【図4】本発明の一実施形態によるダブルデッキエレベ
ータにおける保持装置である吊りボルトの部分を拡大し
て示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図5】従来のダブルデッキエレベータの一例を示した
正面図。
【図6】図5に示した従来例における階床間隔補正機構
を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図。
【図7】図5に示した従来例におけるかご位置検知のた
めのスイッチ回路図。
【図8】従来のダブルデッキエレベータの他の例を示し
た正面図。
【符号の説明】
32a 上側かご 32b 下側かご 33 緩衝装置 34a ガイドレール外れ止め 35a 上かご枠 35b 下かご枠 37 ボールねじ 39 電動機 40 電磁ブレーキ 41 パルスジェネレータ(パルス発生器) 42a〜f 板カム 43 a、43b パルスカウントリセットスイッチ 44a、44b リミットスイッチ(検出器) 45a〜d、46a〜d かご位置決めスイッチ 49 圧縮用ボルト 50 受け板 51 圧縮用ナット 52 パンタグラフジャッキ 53 吊りボルト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降路内に昇降可能に配置されたかご枠
    と、前記かご枠内に設けられ、異なる階床に着床する複
    数のかごと、同一昇降路内で階床の間隔が異なる建物に
    対しても前記複数のかご同士の間隔を調整して目的階床
    側に一致させて着床させるための階床間隔補正機構と、
    前記階床間隔補正機構の異常に対処するための安全制御
    装置と、を備え、 前記階床間隔補正機構は、前記かご枠に対して前記かご
    を移動させるための電動機と、前記電動機の作動時には
    ブレーキ解放され、一方、前記電動機の停止時には制動
    力を生じて前記かご枠に対する前記かごの移動を制限す
    る電磁ブレーキと、を有し、 前記安全制御装置は、前記かご枠に対して前記かごが許
    容動作範囲を超えて移動した場合に作動して前記電動機
    を停止させて前記電磁ブレーキを作動させる検出器と、
    前記かご枠に対して前記かごが許容動作範囲を超えて移
    動した場合に前記かごを支持する緩衝装置と、を有する
    ことを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  2. 【請求項2】前記安全制御装置は、前記かご枠に対して
    前記かごが許容動作範囲を超えて移動した場合に、前記
    かごが前記緩衝装置に衝突する前に前記検出器が作動す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のダブルデ
    ッキエレベータ。
  3. 【請求項3】前記階床間隔補正機構は、前記電動機によ
    り駆動されるボールねじを有するボールねじ機構を有
    し、 前記安全制御装置は、前記ボールねじの回転に同期して
    パルスを出力するパルス発生器をさらに有し、前記パル
    ス発生器からのパルスを積算して前記かご枠に対する前
    記かごの位置を検出すると共に、前記パルス発生器から
    のパルスが途切れたときに前記電動機を停止させて前記
    電磁ブレーキを作動させるようにしたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載のダブルデッキエレベータ。
  4. 【請求項4】前記安全制御装置は、前記かごの許容動作
    範囲内の所定位置に前記かごが到達したことを検知する
    位置検知スイッチをさらに有し、前記かごが前記所定位
    置に達して前記位置検知スイッチが作動したときの前記
    かごの速度を前記パルス発生器からのパルスに基づいて
    決定し、前記かごの速度が規定値を上回っている場合に
    は前記電動機を停止させて前記電磁ブレーキを作動させ
    るようにしたことを特徴とする請求項3記載のダブルデ
    ッキエレベータ。
  5. 【請求項5】前記安全制御装置は、前記電動機に働く負
    荷トルクが規定値を超えた場合に前記電動機を停止させ
    て前記電磁ブレーキを作動させるようにしたことを特徴
    とする請求項4記載のダブルデッキエレベータ。
  6. 【請求項6】前記安全制御装置は、前記複数のかごのそ
    れぞれの前記ボールねじに対応して設置され、前記かご
    が規定移動量だけ移動したことを検知するかご位置決め
    スイッチをさらに有し、複数の前記ボールねじのそれぞ
    れに前記パルス発生器を設け、前記パルス発生器からの
    パルスのカウント量について、前記かご位置決めスイッ
    チが動作した時点を基準として前記複数のかご同士で比
    較し、前記複数のかご同士のパルスのカウント量の差が
    規定値を上回った場合には前記電動機を停止させて前記
    電磁ブレーキを作動させるようにしたことを特徴とする
    請求項3又は4に記載のダブルデッキエレベータ。
  7. 【請求項7】前記ボールねじを前記かご毎にそれぞれ複
    数設けると共に、複数の前記ボールねじのそれぞれに前
    記パルス発生器を設け、 前記安全制御装置は、複数の前記ボールねじのそれぞれ
    に対応して設置され、前記かごが規定移動量だけ移動し
    たことを検知するかご位置決めスイッチをさらに有し、
    前記かご位置決めスイッチが動作した時点を基準とし
    て、前記パルス発生器からのパルスのカウント量につい
    て、共通の前記かごに属する複数の前記ボールねじ同士
    で比較し、複数の前記ボールねじ同士のパルスのカウン
    ト量の差が規定値を上回った場合には前記電動機を停止
    させて前記電磁ブレーキを作動させるようにしたことを
    特徴とする請求項3又は4に記載のダブルデッキエレベ
    ータ。
  8. 【請求項8】前記緩衝装置を必要に応じて圧縮状態の下
    で保持するための圧縮装置をさらに有することを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか一項に記載のダブルデッ
    キエレベータ。
  9. 【請求項9】前記かご枠に対する前記かごの移動を案内
    するために前記かご枠に設けられたガイドレールと、前
    記かごに設けられ、前記ガイドレールに沿って移動する
    ガイド装置と、前記ガイドレールからの前記ガイド装置
    の脱落を防止する外れ止め機構と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のダ
    ブルデッキエレベータ。
  10. 【請求項10】前記複数のかごは、上側かご及び下側か
    ごから成り、 前記上側及び下側かごを前記かご枠内の適当な位置に保
    持する保持装置をさらに有し、前記保持装置は、前記上
    側かごを保持するための上側保持器と、前記下側かごを
    保持するための下側保持器とから成り、前記上側保持器
    は前記上側かごの床面よりも下方に配置され、前記下側
    保持器は前記下側かごの天井面よりも上方に配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に
    記載のダブルデッキエレベータ。
JP2000091284A 2000-03-29 2000-03-29 ダブルデッキエレベータ Expired - Fee Related JP4510989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091284A JP4510989B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 ダブルデッキエレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091284A JP4510989B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 ダブルデッキエレベータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001278568A true JP2001278568A (ja) 2001-10-10
JP4510989B2 JP4510989B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=18606761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000091284A Expired - Fee Related JP4510989B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 ダブルデッキエレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4510989B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055799A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toshiba Elevator Co Ltd 階間調整機能付きダブルデッキエレベータ
JP2011020788A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置
EP2468674A1 (de) * 2010-12-22 2012-06-27 Inventio AG Aufzuganlage mit Doppeldecker
CN102642749A (zh) * 2011-02-17 2012-08-22 株式会社日立制作所 附带地板高度调节机构的电梯
JP2012250829A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp ダブルデッキエレベータ
JP2016506221A (ja) * 2012-11-20 2016-02-25 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータ用の磁気ねじ推進システム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012127682A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 三菱電機株式会社 マルチデッキエレベータ
JP5837800B2 (ja) * 2011-11-02 2015-12-24 株式会社日立製作所 階高調整式ダブルデッキエレベータ
CN104876096A (zh) * 2015-06-23 2015-09-02 上海爱登堡电梯江苏有限公司 间距可调式双层电梯轿厢

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153776A (ja) * 1983-02-18 1984-09-01 株式会社日立製作所 交流エレベ−タ−の制御装置
JPS6087176A (ja) * 1983-10-18 1985-05-16 三菱電機株式会社 エレベ−タの非常制御装置
JPS6162768U (ja) * 1984-09-28 1986-04-28
JPH0472288A (ja) * 1990-07-10 1992-03-06 Toshiba Corp ダブルデッキエレベータ
JPH0570048A (ja) * 1991-09-11 1993-03-23 Hitachi Ltd エレベータの制御装置
JPH0977432A (ja) * 1995-09-13 1997-03-25 Toshiba Corp ダブルデッキエレベータ
JPH10279231A (ja) * 1997-04-11 1998-10-20 Mori Bill Kk 可変式ダブルデッキエレベーター
JPH10279232A (ja) * 1997-04-11 1998-10-20 Mori Bill Kk 可変式ダブルデッキエレベーター
JPH10309645A (ja) * 1996-10-29 1998-11-24 Washi Kosan Kk 上下送り装置用落下防止装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59153776A (ja) * 1983-02-18 1984-09-01 株式会社日立製作所 交流エレベ−タ−の制御装置
JPS6087176A (ja) * 1983-10-18 1985-05-16 三菱電機株式会社 エレベ−タの非常制御装置
JPS6162768U (ja) * 1984-09-28 1986-04-28
JPH0472288A (ja) * 1990-07-10 1992-03-06 Toshiba Corp ダブルデッキエレベータ
JPH0570048A (ja) * 1991-09-11 1993-03-23 Hitachi Ltd エレベータの制御装置
JPH0977432A (ja) * 1995-09-13 1997-03-25 Toshiba Corp ダブルデッキエレベータ
JPH10309645A (ja) * 1996-10-29 1998-11-24 Washi Kosan Kk 上下送り装置用落下防止装置
JPH10279231A (ja) * 1997-04-11 1998-10-20 Mori Bill Kk 可変式ダブルデッキエレベーター
JPH10279232A (ja) * 1997-04-11 1998-10-20 Mori Bill Kk 可変式ダブルデッキエレベーター

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055799A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toshiba Elevator Co Ltd 階間調整機能付きダブルデッキエレベータ
JP2011020788A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置
EP2468674A1 (de) * 2010-12-22 2012-06-27 Inventio AG Aufzuganlage mit Doppeldecker
CN102642749A (zh) * 2011-02-17 2012-08-22 株式会社日立制作所 附带地板高度调节机构的电梯
JP2012250829A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp ダブルデッキエレベータ
JP2016506221A (ja) * 2012-11-20 2016-02-25 オーチス エレベータ カンパニーOtis Elevator Company エレベータ用の磁気ねじ推進システム
US9878881B2 (en) 2012-11-20 2018-01-30 Otis Elevator Company Magnetic screw propulsion system for elevators

Also Published As

Publication number Publication date
JP4510989B2 (ja) 2010-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6012596B2 (ja) エレベータ装置
JP5726374B2 (ja) エレベータ装置
CA2099963C (en) Safety device arrangement
JP5645955B2 (ja) エレベータ装置
CN210824982U (zh) 一种电梯用防坠落装置
JPWO2008062500A1 (ja) エレベータ装置
JP2001278568A (ja) ダブルデッキエレベータ
JP6062009B2 (ja) エレベータ装置
US7503433B2 (en) Elevator
JP2002356284A (ja) エレベータの安全装置
WO2012127560A1 (ja) エレベータ装置
JP6813041B2 (ja) ダブルデッキエレベータ
JP4575076B2 (ja) エレベータ装置
CN115258864A (zh) 一种防坠落施工升降机
JPWO2003106321A1 (ja) 釣合錘
KR100614145B1 (ko) 엘리베이터용 비상브레이크장치
JP2006315796A (ja) マルチカーエレベータ装置
JP4946027B2 (ja) エレベータ装置
US5238088A (en) Pit buffer assembly for high speed elevators
WO2016157535A1 (ja) エレベータ装置
JP4248678B2 (ja) エレベータ装置
WO2005121006A1 (ja) エレベーター用の非常ブレーキ装置
JP4302062B2 (ja) エレベータ装置
CN212450160U (zh) 一种电梯轿厢过载保护装置
JP2011256001A (ja) エレベータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100416

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100506

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees