JP2001278320A - キャップとその製造方法およびそれを用いた薬剤容器 - Google Patents

キャップとその製造方法およびそれを用いた薬剤容器

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JP2001278320A
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健司 手塚
Yoshiki Maesaki
義樹 前崎
Minoru Oka
実 岡
Hideki Obata
秀樹 小畠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体が一体的に成形され、封膜部を除去して
も封止体が損傷を受けることのないキャップとその製造
方法、およびそれを用いた薬剤容器を提供する。 【解決手段】 本発明のキャップ10は、プラスチック製
の筒状体12と、筒状体12を閉鎖する熱可塑性エラストマ
ー製の封止体14と、筒状体12および封止体14の全面を覆
うプラスチック製の蓋部16とが一体的に形成されたもの
であって、蓋部16は引きちぎり可能な封膜部18とプルリ
ング22とを備える。かかるキャップ10は、2分割された
金型の一方で筒状体12と封止体14とを一体成形し、他方
の金型で封膜部18等を備えた蓋部16を成形した後、両方
の金型をスライドして、衝合部分に溶融プラスチック26
を注入して両者を一体化することにより製造される。本
発明の薬剤容器は、薬液ボトル等の口部に上記キャップ
10を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点滴液、注射液等
を収容する薬剤容器と、その口部に設けられるキャップ
およびその製造方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、点滴液、輸液、注射液等を収容す
る薬剤容器には口部をゴム栓等で密封したプラスチック
製の容器が広く用いられており、かかる容器のキャップ
には、ゴム栓等の表面が使用前に汚染されるのを防止す
るために、薬剤容器の天面をプラスチック製の封膜等で
覆うことが広く行われている。かかる封膜としては、例
えば図5に示すように、プラスチック製の薄肉部51に
連設したプルリング52を引き上げてキャップ本体53
の天面中央部から切離除去する、いわゆるプルオフ方式
によって取り除かれるタイプのものが汎用されており
(実公平1−27788号公報)、このように薄肉部5
1を取り除くことによって、キャップ50の天面53に
ゴム栓54を露出させることができる。
【0003】しかし、上記公報に開示のキャップ50は
栓55がゴム製のものであることから、全体を一体成形
によって形成することができず、ゴム栓55を含む数点
の部品を個々に組み立てることによって製造しなければ
ならない。なお、ゴム栓54は薄肉部51および封膜5
5と密着して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、弾性
材料として種々の熱可塑性エラストマー(TPE)が開
発されており、この熱可塑性エラストマーをプラスチッ
ク製輸液容器のキャップにおける封止体に利用すること
が検討されている。熱可塑性エラストマーを前記封止体
として用いたときには、2色成形やインサート成形によ
って一段階でかつ一体的にキャップを成形することがで
きることから、キャップの製造コストを下げることがで
きる。また、キャップの密閉性を向上させることもで
き、加えて、キャップの製造時にキャップ内部に異物が
混入したり汚染を生じたりすることを防止することもで
きる。
【0005】しかしながら、図5に示すような引きちぎ
り可能な封膜部を設けた、いわゆるプルオフ方式のキャ
ップにおいて、封止体に熱可塑性エラストマーを使用し
て、2色成形等によってキャップを製造すると、封止体
と封膜とが融着してしまい、実用に供し得るキャップを
得ることができない問題がある。そこで、本発明の目的
は、キャップの本体と、封止体と、プルリング等の引き
ちぎり部分を有する封膜部とが一体的に成形され、か
つ、封膜部を除去しても封止体が損傷を受けることのな
いキャップと、かかるキャップの製造方法とを提供する
ことである。
【0006】また、本発明の他の目的は、上記キャップ
を口部に備えた薬剤容器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねてい
く中で、密閉された中空のプラスチック製品を成形する
方法として知られているダイスライド射出成形(DS
I)法を応用してキャップ全体を一体的に成形すれば、
封膜部を除去しても封止体が損傷を受けることのないキ
ャップを得ることができるのではないかとの着想を得
て、さらに検討を重ねた。
【0008】その結果、キャップの本体を構成する筒状
の部材と、当該筒状部材の端部を閉鎖する封止体とを分
割金型の一方で一体成形し、他方の分割金型で封膜部や
プルリング等を有する蓋部を成形した上で、ダイをスラ
イドし、両者を融着させることによって、上記課題を達
成するキャップを得ることができるという全く新たな事
実を見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本
発明のキャップは、プラスチック製の筒状体と、当該筒
状体の一方の端部に配置されて筒状体を閉鎖する熱可塑
性エラストマー製の封止体と、前記筒状体の封止体側に
おける端部に連接して筒状体および封止体の全面を覆う
プラスチック製の蓋部とが一体的に形成されており、前
記蓋部はさらに引きちぎり可能な封膜部を備え、かつ、
当該封膜部と前記封止体との間には空隙部が設けられて
いることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明のキャップの製造方法は、2
分割された金型の一方でプラスチック製の筒状体と、当
該筒状態の一方の端部に配置されて筒状体を閉鎖する熱
可塑性エラストマー製の封止体とを一体成形し、他方の
金型で引きちぎり可能な封膜部を備えたプラスチック製
の蓋部を成形した後、両方の金型をスライドして、前記
筒状体の封止体側における端面と前記蓋部の封膜部側に
おける端面とを衝合し、さらに、前記封膜部と前記封止
体との間に空隙部を設けた状態で、前記筒状体と前記蓋
部との衝合部分に溶融プラスチックを注入して両者を一
体化することを特徴とする。
【0010】上記本発明のキャップは、封止体の表面全
面を覆う引きちぎり可能な封膜部が設けられていること
から、キャップに注射針等を穿通させる際に前記封膜部
を除去するまで、封止体の表面を汚染などから守ること
ができる。また、本発明のキャップの製造に上記の製造
方法を採ることによって、キャップを同一の成形装置に
て一の工程で一体的に製造することができ、その結果、
(i) 製造コストを下げることができ、(ii)キャップの密
閉性、接合強度、寸法強度を向上させることができ、(i
ii) 製造が一工程で異物の混入や汚染が生じるおそれも
低減することができる。
【0011】上記本発明のキャップにおいては、引きち
ぎり可能な封膜部にプルリングが接続されているのが好
ましい。このプルリングは、引きちぎり可能な封膜部の
天面に一体的に接続させて製造すればよい。このよう
に、引きちぎり可能な封膜部にプルリングを設けること
によって、キャップを実際に使用する場合に封膜部の除
去が容易になる。一方、本発明の薬剤容器は、口部に上
記本発明のキャップを設けたことを特徴とする。
【0012】上記本発明の薬剤容器によれば、薬剤容器
を実際に使用する直前まで、すなわち当該薬剤容器のキ
ャップに注射針等を穿通させるべく前記封膜部を除去す
る直前まで、封止体の表面を汚染などから守ることがで
き、ひいては、薬剤容器内への汚染や異物の混入が生じ
るおそれを著しく低減させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。図1は、本発明に係るキャップの一実施形態を示
すものであって、(a) はその断面図、(b) はその斜視図
である。また、図2(a) 〜(c) は、本発明に係るキャッ
プの製造方法の一例を示す説明図である。本発明のキャ
ップ10は、例えば図1に示すように、プラスチック製
の筒状体12と、筒状体12の一方の端部12aに配置
されて筒状体12を閉鎖する熱可塑性エラストマー製の
封止体14と、筒状体12の封止体14側における端部
12aに連接して筒状体12および封止体14の全面を
覆うプラスチック製の蓋部16とが、一体的に形成され
たものである。
【0014】蓋部16は、さらに引きちぎり可能な封膜
部18を備えており、封膜部18と封止体14との間に
は空隙部20が設けられている。封膜部18には、当該
封膜部を引きちぎる際の操作性を向上させるために、プ
ルリング22が備えられている。本発明のキャップ10
は、下記のキャップの製造方法においても述べるよう
に、図2(a) に示す筒状体12および封止体14の一体
成形物と、図2(b) に示す封膜部18およびプルリング
22を備えた蓋部16と、を互いに接合し(図2(c) 参
照)、次いで、蓋部16の接合面側における外周面にあ
らかじめ設けられていた窪み24内に溶融プラスチック
26を注入して、筒状体12と蓋部16とを接着させる
ことによって製造される。
【0015】図1に示すキャップでは、プルリング22
を引き上げることによって、封膜部18がその薄肉部1
8aから引きちぎられて蓋部16から除去されることか
ら、封止体14の天面14aを露出させて実用に供する
ことができる。図3は、本発明に係るキャップの他の実
施形態を示す断面図である。図3に示すキャップ30で
は、プラスチック製筒状体32の内面側に突出した部分
を有しているため、当該端部を閉鎖する熱可塑性エラス
トマー製の封止体34はその量が少なくなっている。従
って、図3に示すキャップ30によれば、キャップの製
造コストを低く抑えることができる。
【0016】図3に示すキャップの場合も、ダイスライ
ド射出成形(DSI)を採用せずに、通常の射出成形で
一体成形したのであれば、封止体34と封膜部18との
間に空隙部20を設けることができないため、それゆ
え、封膜部を引きちぎる際に封止体が破損を受ける問題
を防止することができなくなる。従って、図3に示すキ
ャップも、図1に示す実施形態と同様に、ダイスライド
射出成形によって製造する必要がある。
【0017】図3に示すキャップ30では、封膜部18
にプルリングではなく、タブ部材36が備えられてい
る。このキャップ30の場合も、タブ部材36を引き上
げることによって、封膜部18がその薄肉部から引きち
ぎられて蓋部16から除去されることから、封止体34
の天面34aを露出させることができる。次に、本発明
に係るキャップの各部を構成する素材等について説明す
る。 〔筒状体および蓋部の素材〕筒状体および蓋部を形成す
るプラスチックと、両者の衝合部分に注入される溶融プ
ラスチックとは、いずれも互いに溶着可能なプラスチッ
クであって、好ましくは同種のプラスチックである。こ
のほかには、前記プラスチックについて特に限定される
ものではなく、医療用具に適用可能な従来公知の種々の
プラスチックが挙げられる。
【0018】かかるプラスチックとしては、例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテン
〔例えば三井化学(株)の商品名「TPX」〕等のポリ
オレフィン;エチレン−テトラシクロドデセン共重合体
〔例えば、三井化学(株)の商品名「アペル」〕等のポ
リ環状オレフィン:アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン共重合体(ABS);ポリエチレンナフタレート
(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、
ポリアリレート等のポリエステル;ポリフェニレンサル
ファイド(PPS)等のベンゼン系重合体などが挙げら
れる。
【0019】キャップの大きさ、とりわけ筒状体の大き
さは本発明において特に限定されるものではなく、キャ
ップを取り付ける薬剤容器や輸液ラインの側注管等の大
きさ等に応じて適宜設定すればよい。 〔筒状体〕本発明のキャップにおける筒状体の形状は、
略円筒状であるほかは特に限定されるものではなく、射
出成形により成形可能な形状から種々選択して設計する
ことができる。
【0020】筒状体の封止体側における端部は、図1に
示す形状であるほか、図3に示すように、筒状体の内面
側に突出した部分を有するものであってもよい。この場
合、封止体の使用量を低減させることができるが、注射
針等を穿刺させるスペースを十分に確保する必要があ
る。一方、筒状体の、薬剤容器の口部に接合させる側の
端部は、薬剤容器の口部等との密着性、接着性を高める
上で、図1および図2に示すように肉厚なものとするの
が好ましい。
【0021】〔蓋部〕本発明のキャップにおける蓋部
は、筒状体との衝合部に溶融プラスチックを注入するた
めの隙間(キャビティ)が形成されるように、その下面
の周囲に窪み(図2(b),(c) において符号24で示す部
分)を設けるのが好ましい。蓋部は、前記例示のプラス
チックによって形成されるが、このプラスチックを着色
することにより、薬剤の種類や用途別に色分けした薬剤
容器を提供することもできる。
【0022】〔封膜部〕封膜部は、キャップの使用時に
引きちぎり可能なように、その周縁部に薄膜部(図1お
よび図3において符号18aで示す部分)を設けるのが
好ましい。封膜部には、さらに引きちぎり操作を容易に
するためのプルリング(図1の符号22)やタブ部材
(図3の符号36)を設けるのが好ましい。封膜部およ
びプルリング、タブ部材等の形状については図1〜図3
に示すものに限定されるものではなく、従来公知の種々
のプルオフ方式〔いわゆるリングプル(ring-pull )タ
イプ、ポップトップ(pop-top )タイプ、ジップトップ
缶(zip-top can)タイプ〕を採用することができる。
【0023】〔空隙部〕封止体と封膜部との間に設けら
れる空隙部(図1および図3において符号20で示す部
分)は、両者が融着しない程度であればよく、通常、封
止体と封膜部との間隔は1〜10mm程度となるように
設定される。 〔キャップの製造方法〕次に、本発明のキャップの製造
方法を、図1に示す実施形態を例にとって説明する。
【0024】図1に示すキャップ10は、例えば図2
(a) 〜(c) に示すようにして製造される。すなわち、ま
ず、図2(a) に示すように、熱可塑性エラストマー製の
封止体と、当該封止体の周りに設けられるプラスチック
製の筒状体とを、射出成形機の半割金型における一方の
金型で成形する。次いで、図2(b) 半割金型の他方の金
型で、封膜部18およびプルリング22を備えた蓋部1
6を成形する。なお、図2(a) に示す筒状体12および
封止体14の成形と、図2(b) に示す蓋部16の成形の
順序は逆であってもよい。
【0025】さらに、図2(a) に示す筒状体12および
封止体14と、図2(b) に示す蓋部16とを、互いの金
型をスライドすることによって重ね合わせて、その上
で、蓋部16の周縁部に設けられた窪み24に溶融プラ
スチックを注入する。こうして、両者が固着されて、図
1に示す本発明のキャップ10が一体的に成形される。 〔薬剤容器〕図4は、本発明に係る薬剤容器の一例を示
す部分欠截正面図である。
【0026】本発明の薬剤容器は、常法により製造され
た、薬剤Dを充填させるためのプラスチック製の容器
(輸液ボトル)B1における口部B2に、本発明のキャ
ップ10を熱溶着や高周波溶着等の方法によって密着さ
せることによって製造することができる。プラスチック
製の薬剤容器の形状等については特に限定されるもので
はなく、その首部に本発明のキャップを溶着させること
が可能であれば、従来公知の種々の薬剤容器を使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明に係るキャップの一実施形態を示
す断面図であって、(b) はその斜視図である。
【図2】本発明に係るキャップの他の実施形態を示す断
面図である。
【図3】(a) 〜(c) は本発明に係るキャップの製造方法
を示す模式図である。
【図4】本発明に係る薬剤容器の一実施形態を示す部分
欠截正面図である。
【図5】従来のキャップの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 キャップ,12 筒状体,12a 端部,14
封止体,16 蓋部,18 封膜部,20 空隙部,2
4 窪み,26 溶融プラスチック,22 プルリング
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61J 1/00 315D Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB05 BA02 CB02 CB04 CC03 CC04 CC05 CC08 DA01 DB14 DC03 DC04 DC05 FA09 FD13 GB08 GB17 JA08 KA15 LA03 LA06 4F206 AA04 AA11 AH57 JA07 JB21 JN12 JQ81

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の筒状体と、当該筒状体の
    一方の端部に配置されて筒状体を閉鎖する熱可塑性エラ
    ストマー製の封止体と、前記筒状体の封止体側における
    端部に連接して筒状体および封止体の全面を覆うプラス
    チック製の蓋部とが一体的に形成されており、 前記蓋部はさらに引きちぎり可能な封膜部を備え、か
    つ、 当該封膜部と前記封止体との間には空隙部が設けられて
    いるキャップ。
  2. 【請求項2】引きちぎり可能な封膜部にプルリングが接
    続されている請求項1記載のキャップ。
  3. 【請求項3】2分割された金型の一方でプラスチック製
    の筒状体と、当該筒状体の一方の端部に配置されて筒状
    体を閉鎖する熱可塑性エラストマー製の封止体とを一体
    成形し、他方の金型で引きちぎり可能な封膜部を備えた
    プラスチック製の蓋部を成形した後、 両方の金型をスライドして、前記筒状体の封止体側にお
    ける端面と前記蓋部の封膜部側における端面とを衝合
    し、 さらに、前記封膜部と前記封止体との間に空隙部を設け
    た状態で、前記筒状体と前記蓋部との衝合部分に溶融プ
    ラスチックを注入して両者を一体化することを特徴とす
    るキャップの製造方法。
  4. 【請求項4】引きちぎり可能な封膜部の天面に、さらに
    プルリングを一体的に接続する請求項3記載のキャップ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】口部に請求項1または2記載のキャップを
    設けたことを特徴とする薬剤容器。
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