JP2001276368A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JP2001276368A
JP2001276368A JP2000102175A JP2000102175A JP2001276368A JP 2001276368 A JP2001276368 A JP 2001276368A JP 2000102175 A JP2000102175 A JP 2000102175A JP 2000102175 A JP2000102175 A JP 2000102175A JP 2001276368 A JP2001276368 A JP 2001276368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probability
jackpot
pachinko machine
puncture
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000102175A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeya Co Ltd filed Critical Takeya Co Ltd
Priority to JP2000102175A priority Critical patent/JP2001276368A/ja
Publication of JP2001276368A publication Critical patent/JP2001276368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当たり状態を長時間に渡って楽しむことが
でき、かつ、賞品玉の排出量も適切に抑制することので
きるパチンコ機の提供。 【解決手段】 大当たりが発生し、遊技球が大入賞口の
特定領域を通過したとき(S35:YES)、乱数の抽
出によって所定の確率で大当たりを継続させる(S4
1,S43)。このため、その確率をある程度低く設定
しておけばパンクが発生し易くなり、始動口への入賞時
に大当たりが発生する確率(第2確率)を予め高めに設
定して遊技者が大当たり状態を容易に楽しめるようにす
ることができる。一方、大当たりの状態が少ない回数
(10ラウンド以下)しか継続せず、早くパンクしてし
まった場合は(S45:YES,または,S47:YE
S)、確率変動処理(S49またはS51)を実行し
て、上記第2確率を5倍または2倍に高める。このた
め、遊技者は次回の大当たりを期待して遊技を続行でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ機に関し、
詳しくは、遊技中に所定の条件が成立したときに大当た
りが発生し、その大当たりの発生時には電動役物が開い
て遊技球の入賞を容易にすることのできるパチンコ機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のパチンコ機として
は、例えば、遊技域に設けられた始動口に遊技球が入る
と、所定の第2確率で大当たりを発生する大当たり発生
手段と、該大当たり発生手段による大当たりの発生時に
開いて遊技球の入賞を容易にする第1電動役物と、を備
えたパチンコ機が考えられている。この種のパチンコ機
では、マイコン等の1機能として実現される上記大当た
り発生手段は、始動口に遊技球が入ると乱数の抽出等に
よって所定の第2確率で大当たりを発生する。そして、
大当たりの発生時には、大入賞口等を有する第1電動役
物を開いて多量の遊技球を容易に入賞させ得る状態(大
当たり状態)とすることができる。
【0003】なお、大当たりの発生時には第1電動役物
の駆動に先立って、遊技域に設けられた液晶表示装置等
に特定の図柄(例えば3桁のぞろ目の数字等)を表示す
ることも考えられている。この場合、図柄の変化によっ
て、最終的には大当たりでない場合であっても遊技者に
期待感を持たせることができる。また、この種のパチン
コ機では、上記大当たりの発生中に大入賞口の特定領域
を遊技球が通過したとき、第1電動役物を繰り返し開い
て上記大当たりの状態を継続させることが考えられてい
る。このように、第1電動役物を繰り返し開く場合、一
度大当たりが発生すると遊技者は極めて多量の賞品玉を
獲得することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記パチン
コ機では一度大当たりが発生するとこのように極めて多
量の賞品玉が獲得されるため、上記第2確率(すなわち
大当たりの発生確率)は極めて低く抑える必要があっ
た。そこで、遊技球が上記特定領域を通過したときには
所定の第1確率で第1電動役物を繰り返し開くようにす
れば、その第1確率をある程度低く設定することによっ
て上記第2確率を比較的高く設定することが可能とな
る。すなわち、この場合第1確率が低いので、遊技球が
上記特定領域を通過しても大当たりが継続されない事態
(以下、パンクという)が発生し易くなり、大当たりの
発生確率(第2確率)を高くしても賞品玉の排出量を抑
制することができるのである。また、上記第2確率によ
らない他の条件が成立したときに大当たりが発生するパ
チンコ機でも、上記第1確率を低く設定することにより
大当たりが発生するための条件を緩和することができ
る。
【0005】しかしながら、大当たりが発生してもすぐ
にパンクしてしまうと、できるだけ長く大当たり状態を
楽しもうという遊技者にとってはもの足りないものとな
る。そして、このようなパンクが早い段階で発生すると
遊技者の興趣をそぐ結果ともなりかねない。そこで、本
発明は、大当たり状態を長時間に渡って楽しむことがで
き、かつ、賞品玉の排出量も適切に抑制することのでき
るパチンコ機の提供を目的としてなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、遊技中
に所定の条件が成立したとき、大当たりを発生する大当
たり発生手段と、該大当たり発生手段による大当たりの
発生時に開いて遊技球の入賞を容易にする第1電動役物
と、を備えたパチンコ機であって、上記大当たりの発生
中に上記第1電動役物の特定領域を遊技球が通過したと
き、所定の第1確率で上記第1電動役物を繰り返し開い
て上記大当たりの状態を継続させる大当たり継続手段
と、該大当たり継続手段が上記大当たりの状態を継続さ
せた継続回数が所定回数以下であった場合に、上記所定
の条件を成立し易くするパンク補償手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0007】このように構成された本発明では、遊技中
に上記所定の条件が成立すると、大当たり発生手段は大
当たりを発生し、これによって第1電動役物が開いて遊
技球の入賞を容易にする。また、この大当たりの発生中
に上記第1電動役物の特定領域を遊技球が通過すると、
大当たり継続手段は所定の第1確率で上記第1電動役物
を繰り返し開いて上記大当たりの状態を継続させる。
【0008】このように、大当たり継続手段は、遊技球
が上記特定領域を通過したときには必ず大当たりを継続
させるのではなく、所定の第1確率で大当たりを継続さ
せる。このため、その第1確率をある程度低く設定して
おけばパンクが発生し易くなり、上記大当たりが発生す
るための条件を緩和して遊技者が大当たり状態を容易に
楽しめるようにすることができる。
【0009】一方、上記大当たり継続手段が上記大当た
りの状態を継続させた継続回数が所定回数以下であった
場合、すなわち、大当たりが発生しても比較的早い段階
でパンクが発生した場合は、パンク補償手段は上記所定
の条件を成立し易くする。このため、遊技者は、次回の
大当たりは前回に比べて発生し易くなっていることを期
待して、遊技を続行することができる。
【0010】従って、本発明では、大当たり状態を長時
間に渡って楽しむことができ、かつ、賞品玉の排出量も
適切に抑制することができる。しかも、早くパンクした
場合に上記所定の条件を成立し易くすることによって、
どの遊技者においても最終的に一定量以上の賞品玉を獲
得でき公平な遊技を提供することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記大当たり発生手段が、遊技域に設けられ
た始動口に遊技球が入ると所定の第2確率で大当たりを
発生するものであって、上記パンク補償手段が、上記継
続回数が所定回数以下であった場合に、上記第2確率を
少なくとも初期値より大きな値に増加補正することを特
徴とする。
【0012】本発明では、始動口に遊技球が入った場合
の大当たりの発生確率(第2確率)をパンク補償手段が
少なくとも初期値より大きな値に増加補正することによ
って、大当たりを発生し易く(すなわち上記所定の条件
を成立し易く)している。このため、大当たりの発生し
易さは連続的にかつ任意に設定でき、実際の遊技にも極
めて良好に反映される。従って、本発明では、請求項1
記載の発明の効果に加えて、パンク補償手段によって上
記所定の条件を成立し易くすることが、連続的に,任意
に,かつ正確に実行できるといった効果が生じる。な
お、本発明における始動口は、入賞口の形態であっても
よく、ゲートの形態であってもよい。
【0013】請求項3記載の発明は請求項2記載の構成
に加え、上記パンク補償手段が、上記継続回数が予め設
定された複数の数値範囲のいずれに当てはまるかに基づ
いて、上記第2確率の補正量を上記数値範囲毎に異なら
せることを特徴とする。本発明では、予め複数の数値範
囲が設定されており、上記継続回数がどの数値範囲に当
てはまるかに応じて第2確率が変化する。このため、大
当たりの繰り返し回数が上記数値範囲の境目近傍に達し
たとき、遊技者の興味を極めて良好に喚起することがで
きる。すなわち、大当たりの繰り返し回数が上記境目を
超えるか否かで第2確率が変化するので、遊技者の興味
を更に喚起することができる。従って、本発明では、請
求項2記載の発明の効果に加えて、遊技者の興味を一層
良好に喚起することができるといった効果が生じる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載の構
成に加え、上記パンク補償手段を、上記継続回数が予め
設定された複数の数値範囲のいずれに当てはまるかに基
づいて、上記継続回数が低い数値範囲に当てはまるほど
上記第2確率を高く補正する、としたことを特徴とす
る。
【0015】本発明では、予め複数の数値範囲が設定さ
れており、上記継続回数がどの数値範囲に当てはまるか
に応じて第2確率が変化する。このため、大当たりの繰
り返し回数が上記数値範囲の境目近傍に達したとき、遊
技者の興味を極めて良好に喚起することができる。すな
わち、大当たりの状態が上記境目を超えて継続される
か、上記境目に達する前にパンクして第2確率が高く設
定されるかに遊技者の興味が集中するのである。従っ
て、本発明では、請求項2記載の発明の効果に加えて、
遊技者の興味を一層良好に喚起することができるといっ
た効果が生じる。
【0016】請求項5記載の発明は請求項2〜4のいず
れかに記載の構成に加え、上記パンク補償手段が、上記
継続回数が予め飛び飛びに設定された数値のいずれかと
一致するか否かに基づいて、上記第2確率の補正量を異
ならせることを特徴とする。本発明では、予め飛び飛び
に設定された数値と大当たりの繰り返し回数とが一致す
るか否かによって第2確率が変化する。このため、遊技
の意外性が高まり、遊技者の興味を一層良好に喚起する
ことができる。従って、本発明では、請求項2〜4のい
ずれかに記載の発明の効果に加えて、遊技者の興味を一
層良好に喚起することができるといった効果が生じる。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項2〜5のい
ずれかに記載の構成に加え、上記パンク補償手段が、そ
れまで使用されていた上記第2確率に関わらず、上記第
2確率の初期値を増加補正した値を新たな第2確率とす
ることを特徴とする。本発明では、パンク補償手段の動
作時には、それまで使用されていた第2確率に関わら
ず、第2確率の初期値を増加補正した値が新たな第2確
率とされる。このため、第2確率は一定の範囲内で変動
し、賞品玉の排出量も比較的安定する。従って、本発明
では、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、賞品玉の排出量を安定化させて一層公平な遊技を
提供することができるといった効果が生じる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項2〜5のい
ずれかに記載の構成に加え、上記パンク補償手段が、そ
れまで使用されていた上記第2確率を増加補正した値を
新たな第2確率とすることを特徴とする。本発明では、
パンク補償手段の動作時には、それまで使用されていた
第2確率を増加補正した値が新たな第2確率とされる。
このため、第2確率にはパンク補償手段の動作の影響が
累積的に反映され、その値は極めて大きく変動するため
遊技者にとっては興味深いものとなる。従って、本発明
では、請求項2〜5のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、遊技者の興味を一層良好に喚起することができる
といった効果が生じる。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項2〜7のい
ずれかに記載の構成に加え、上記第2確率の増加補正中
にその第2確率に基づく上記大当たりの抽選が所定回な
されたとき、上記パンク補償手段が上記第2確率を初期
値へ戻すことを特徴とする。本発明では、第2確率の増
加補正中にその第2確率に基づく上記大当たりの抽選が
所定回なされると第2確率が初期値に戻るので、遊技場
にとっての利益率を確保することができる。従って、本
発明では、請求項2〜7のいずれかに記載の発明の効果
に加えて、遊技場にとっての利益率を逸脱しないパチン
コ機を提供することができるといった効果が生じる。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項8記載の構
成に加え、上記パンク補償手段が、上記継続回数が予め
設定された複数の数値範囲のいずれに当てはまるかに基
づいて、上記第2確率を初期値へ戻すべき上記抽選の実
行回数を上記数値範囲毎に異ならせることを特徴とす
る。
【0021】本発明では、予め複数の数値範囲が設定さ
れており、上記継続回数がどの数値範囲に当てはまるか
に応じて第2確率を初期値へ戻すべき上記抽選の実行回
数が変化する。このため、大当たりの繰り返し回数が上
記数値範囲の境目近傍に達したとき、遊技者の興味を極
めて良好に喚起することができる。すなわち、大当たり
の繰り返し回数が上記境目を超えるか否かで上記抽選の
実行回数が変化するので、遊技者の興味を更に喚起する
ことができる。従って、本発明では、請求項8記載の発
明の効果に加えて、遊技者の興味を一層良好に喚起する
ことができるといった効果が生じる。
【0022】請求項10記載の発明は、請求項2〜9の
いずれかに記載の構成に加え、上記第2確率の増加補正
中に上記大当たり手段が上記大当たりを所定回発生した
とき、上記パンク補償手段が上記第2確率を初期値へ戻
すことを特徴とする。本発明では、第2確率の増加補正
中に大当たりが所定回発生すると第2確率が初期値に戻
るので、遊技場にとっての利益率を確保することができ
る。従って、本発明では、請求項2〜9のいずれかに記
載の発明の効果に加えて、遊技場にとっての利益率を逸
脱しないパチンコ機を提供することができるといった効
果が生じる。
【0023】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の構成に加え、上記第2確率の増加補正中に上記大当た
り手段が上記大当たりを所定回発生したとき、上記パン
ク補償手段が上記第2確率に基づく上記大当たりの抽選
が所定回なされた後に上記第2確率を初期値へ戻すこと
を特徴とする。
【0024】すなわち、本発明は、請求項8記載の発明
の構成と請求項10記載の発明の構成とを組み合わせた
ものである。従って、本発明では、請求項8記載の発明
の効果、及び請求項10記載の発明の効果に加えて、両
者を適宜に組み合わせることにより遊技者の興味を一層
良好に喚起することができるといった効果が生じる。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項1〜11
のいずれかに記載の構成に加え、上記パンク補償手段
が、上記継続回数が所定回数以下であった場合に、上記
第1電動役物またはそれ以外の電動役物を開くことによ
って上記所定の条件を成立し易くすることを特徴とす
る。
【0026】本発明では、第1電動役物またはそれ以外
の電動役物を開くことによって上記所定の条件を成立し
易くしているので、大当たりが発生し易くなったことが
視覚的に認識できる。なお、このような形態は、前述の
第2確率を補正する形態と組み合わせてもよく、単独で
適用してもよい。従って、本発明では、請求項1〜11
のいずれかに記載の発明の効果に加えて、大当たりが発
生し易くなったことを視覚的に認識できるようにして遊
技者の興味を一層良好に喚起することができるといった
効果が生じる。
【0027】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の構成に加え、上記パンク補償手段が、上記継続回数が
予め設定された数値範囲に当てはまるか否かに基づい
て、上記電動役物を開くことを特徴とする。本発明で
は、上記継続回数が予め設定された数値範囲に当てはま
るか否かに基づいて電動役物が開くので、請求項3また
は4記載の発明と同様に、その数値範囲の境目付近では
極めて良好に遊技者の興味を喚起することができる。従
って、本発明では、請求項12記載の発明の効果に加え
て、遊技者の興味を一層良好に喚起することができると
いった効果が生じる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面と共に説明する。図1は、本発明が適用されたパチン
コ機2の遊技域およびその周辺を示す正面図である。こ
のパチンコ機2は、遊技盤面に設けられた遊技域4の中
央上部に、様々な画像を表示する液晶表示装置6を備え
ており、その下方には、大入賞口8aを開くことによっ
て遊技球を受け入れ易い状態に変化可能な第1電動役物
としての変動入賞装置8を備えている。液晶表示装置6
と変動入賞装置8の間に設けられた始動口としての普通
電動役物10へ遊技球が入賞すると、液晶表示装置6に
3列の特別図柄がそれぞれ変動表示される。
【0029】液晶表示装置6の上部には、特別図柄の変
動表示中に普通電動役物10へ遊技球が入賞した場合、
該入賞を保留記憶(変動中の入賞記憶を除いた、最大4
回の入賞記憶を保留している)する保留LED12が4
個設けられている。なお、この保留LED12は、特別
図柄の変動表示が終了すると、次の保留記憶による特別
図柄の変動表示が行われると共に赤色発光表示が1つ減
算される態様となっている。
【0030】また、液晶表示装置6の上部には天入賞口
14が設けられており、液晶表示装置6及び変動入賞装
置8の左右にはそれぞれ一般入賞口16a,16b及び
一般入賞口18a,18bが設けられている。これら各
入賞口(変動入賞装置8、普通電動役物10を含む)に
は、その入賞口に遊技球が入賞した際に払い出される賞
品玉の数が表示されている。例えば、一般入賞口16a
に遊技球が入賞すると6個の賞品玉が払い出され、普通
電動役物10に遊技球が入賞すると15個の賞品玉が払
い出される。
【0031】また、更にこれら各入賞口には入賞確認発
光部が設けられている。入賞確認発光部内には保留LE
D12と同様に発光可能な2色LEDが設けられてい
る。例えば、天入賞口14には入賞確認発光部20が設
けられており、遊技が行われていない状態では橙色に点
灯している。天入賞口14に遊技球が入賞すると、天入
賞口14に対する6個の賞品玉が払い出されるまでの
間、入賞確認発光部20は赤色に発光する。賞品玉の払
い出しが終わると、入賞確認発光部20は再び橙色に戻
る。この発光態様は、他の入賞確認発光部22a、22
b、24a、24b、26、28についても同様に行わ
れる。
【0032】液晶表示装置6の左右にはゲート30a、
30bが設けられており、ここを遊技球が通過すると、
液晶表示装置6の下部に設けられた普通図柄表示装置3
2において変動表示が開始される。なお、ゲート30
a、30bにも2色LED(通過確認発光部34a、3
4bという)が設けられており、通常の状態では橙色に
発光し、遊技球が通過すると1秒間だけ赤色に点灯す
る。
【0033】ここで、遊技球が普通電動役物10へ入賞
すると、液晶表示装置6に3列に表示された図柄が変動
を開始する。そして、予め設定された時間が経過すると
各図柄が変動を停止し、各図柄が異なる場合には外れと
なる。他方、各図柄が同じときには、大当たりとなっ
て、変動入賞装置8を所定時間(例えば29.5秒)開
いて、遊技球の非常に入賞し易い状態を提供する。該所
定時間が経過すると変動入賞装置8が閉じる。これを1
ラウンドという。この変動入賞装置8の開放中に、その
大入賞口8a内の特定領域を遊技球が通過すると、変動
入賞装置8が一旦閉じた後、再び開かれる。
【0034】この変動入賞装置8の開放は、上記特定領
域の遊技球の通過を条件として最大15回まで繰り返さ
れ、これによって一連の大当たり動作が終了する。ま
た、本実施の形態では、上記特定領域を遊技球が通過し
ても変動入賞装置8はある確率で再び開くように設定さ
れており、上記特定領域を遊技球が通過しても変動入賞
装置8が再び開くことなく、そのまま大当たり動作を終
了する場合(パンクという)がある。
【0035】また、遊技域4の左上には貸出ランプ36
が設けられており、図示しない上皿に設けられた玉貸ボ
タンを押して、遊技球が払い出されている間、貸出ラン
プ36が点灯する。これにより遊技者は貸出の表示確認
を、遊技域4から大きく視線を移動させることなく行う
ことができる。
【0036】次に、図2は、パチンコ機2の制御系の構
成を概略的に表すブロック図である。遊技域4の裏面に
固定される制御装置40は、CPU41,ROM42,
RAM43,入力インタフェース44,及び出力インタ
フェース45をバス46で接続してなる周知のマイクロ
コンピュータとして構成されている。そして、その入力
インタフェース44には、ゲート30a、30bを遊技
球が通過したことを検出するゲート通過検出スイッチ
(本図ではSWと表記。以下、これに倣う)51、普通
電動役物10に遊技球が入ったことを検出する第1種始
動口スイッチ52、変動入賞装置8の大入賞口8aに遊
技球が入ったことを検出する大入賞口検出スイッチ5
3、大入賞口8aにおける上記特定領域を遊技球が通過
したことを検出する特定領域検出スイッチ54を始め、
各入賞口に遊技球が入ったことを検出する図示しない賞
球スイッチ等からの検出信号が入力されている。一方、
出力インタフェース45からは、入賞確認発光部20〜
28、保留LED12、または貸出ランプ36の何れを
何色で発光させるかの指令を始め、変動入賞装置8,液
晶表示装置6等への駆動信号が出力される。
【0037】次に、上記大当たり動作に関わる制御装置
40の処理を、図3及び図4のフローチャートを用いて
説明する。先ず、図3は、制御装置40の処理のメイン
ルーチンとしての遊技処理を表すフローチャートであ
る。制御装置40は、パチンコ機2の稼働中この処理を
繰り返し実行し、最初のS1(Sはステップを表す:以
下同様)では、普通電動役物10への入賞(以下、始動
入賞ともいう)があったか否かを判断する。始動入賞が
ない場合は(S1:NO)、そのままS1にて待機し、
その間に、貸出ランプ36等に対する図示しない他の処
理が実行される。
【0038】始動入賞があると(S1:YES)、S3
へ移行して乱数を抽出すると共に、続くS5にて、液晶
表示装置6における3列の各図柄表示部に確定表示する
ための図柄を作成する。続くS7では、S3にて抽出し
た乱数が大当たり乱数であるか否かを判断する。大当た
り乱数でない場合は(S7:NO)、S9にて液晶表示
装置6の図柄をスクロールした後、S11にて外れの図
柄(各図柄表示部で一致していない図柄)を確定表示し
て、前述のS1へ移行する。
【0039】一方、S3にて抽出した乱数が大当たり乱
数である場合は(S7:YES)S13にて図柄をスク
ロールした後、S15にて大当たりの図柄(各図柄表示
部で一致している図柄)で停止して液晶表示装置6に表
示する。続くS17では、既に後述の確率変動処理がな
されている場合にその処理を解除し、S19にて次に述
べる大当たり処理を実行した後、前述のS1へ移行す
る。
【0040】図4は、サブルーチンとしての上記大当た
り処理を表すフローチャートである。図4に示すよう
に、この処理を開始すると、先ず、S31にてラウンド
数に0を代入する。続くS33では、変動入賞装置8の
大入賞口8aを上記所定時間開く大入賞口開放処理を実
行し、S35にて、開放中に遊技球が上記特定領域を通
過したことを表すフラグFが1にセットされているか否
かを判断する。
【0041】ここで、S33の大入賞口開放処理の詳細
を、図5のフローチャートを用いて説明する。この処理
を開始すると、先ず、S331にてフラグFを0にリセ
ットし、続くS332にて大入賞口8aを開く、続くS
333では、遊技球が上記特定領域を通過したか否かを
判断し、通過した場合(YES)はS334にてフラグ
Fを1にセットした後、通過していない場合(NO)は
そのまま、それぞれS335へ移行する。S335で
は、図示しないタイマカウンタにて所定時間(例えば2
9.5秒)が経過したか否かを判断し、経過していない
場合は(S335:NO)、再びS332へ移行して大
入賞口8aを開放し続ける。
【0042】こうして、大入賞口8aを開放したまま所
定時間が経過すると(S335:YES)、S336に
て大入賞口8aを閉じ、図4のS35へ移行する。S3
5では、上記大入賞口開放処理によって大入賞口8aが
開放されている間に、遊技球が上記特定領域を通過した
か否かをフラグFの値に基づいて判断し、通過していな
い、すなわちF=1でない場合は(S35:NO)、こ
のルーチンを終了して(すなわち大当たり動作を終了し
て)、図3のS1へ移行する。
【0043】但し、変動入賞装置8は、殆どの場合、上
記開放中に少なくとも一つの遊技球が上記特定領域を通
過するように設計されている。そこで、多くの場合は上
記開放中に遊技球が特定領域を通過してF=1となって
おり(S334)、続くS37へ移行する。その後、S
37では上記ラウンド数に1を加算して新たなラウンド
数とし、S39では、上記加算後のラウンド数が15以
下であるか否かを判断する。最初はラウンド数≦15で
あるので(S39:YES)、S41へ移行して、ラウ
ンド継続OR終了乱数を抽出する。このラウンド継続O
R終了乱数は、次のラウンドへ移行して大当たり動作を
継続するかパンクして大当たり動作を終了するかを指示
する乱数であり、続くS43では、該抽出した乱数が大
当たり動作の終了を指示する終了乱数であるか否かを判
断する。
【0044】終了乱数でない場合は(S43:NO)、
前述のS33へ移行して再び大入賞口8aを開く。終了
乱数を抽出しないままこの動作を繰り返した場合、その
繰り返し回数が15回に達した時点でS39にて否定判
断し、大当たり動作を終了して図3のS1へ移行する。
【0045】一方、S41にて終了乱数を抽出した場合
は(S43:YES)、S45,S47へ移行し、その
時点におけるラウンド数を判断する。そして、ラウンド
数が1〜5である場合は(S45:YES)、S49に
て5倍アップの確率変動処理を実行した上で、ラウンド
数が6〜10である場合は(S47:YES)、S51
にて2倍アップの確率変動処理を実行した上で、それ以
外の場合、すなわちラウンド数が11〜15である場合
はそのまま(S47:NO)、それぞれ本ルーチンを終
了し、図3のS1へ移行する。このようにして確率変動
処理(S49またはS51)が実行されると、前述のS
7にて大当たり乱数と判断する確率が5倍または2倍に
高まる。
【0046】このように、パチンコ機2では、遊技球が
上記特定領域を通過したとき(S35:YES)には必
ず大当たりを継続させるのではなく、所定の確率で大当
たりを継続させている(S41,S43)。このため、
その確率をある程度低く設定しておけばパンクが発生し
易くなり、大当たりが発生する確率、すなわち、S7に
て肯定判断する確率(以下、第2確率ともいう)を予め
高めに設定して遊技者が大当たり状態を容易に楽しめる
ようにすることができる。
【0047】一方、大当たりの状態が少ない回数(10
ラウンド以下)しか継続せず、早い段階でパンクしてし
まった場合は(S45:YES,または,S47:YE
S)、確率変動処理(S49またはS51)を実行し
て、上記第2確率を5倍または2倍に高めている。この
ため、遊技者は、次回の大当たりは通常時に比べて発生
し易くなっていることを期待して、遊技を続行すること
ができる。このようにして、遊技者は様々な確率変動状
態で大当たり状態を楽しむことができ、最終的には、1
1ラウンド以上大当たり動作が継続するまでの長い時
間、上記大当たり状態(確率変動状態も含む)を楽しむ
ことができる。従って、パチンコ機2では、大当たり状
態を長時間に渡って楽しむことができ、かつ、賞品玉の
排出量も適切に抑制することができる。しかも、早い段
階でパンクした場合に大当たりを発生し易くすることに
よって、どの遊技者においても最終的に一定量以上の賞
品玉を獲得できる公平な遊技を提供することができる。
【0048】また、パチンコ機2では、パンクしたとき
のラウンド数が1〜5の場合は5倍アップの確率変動処
理を、パンクしたときのラウンド数が6〜10の場合は
2倍アップの確率変動処理を、それぞれ実行し、パンク
したときのラウンド数が11〜15の場合は確率変動処
理を実行していない。このため、大当たり動作が5ラウ
ンド目または10ラウンド目近傍まで継続したときに
は、次のように、遊技者の興味を極めて良好に喚起する
ことができる。すなわち、大当たり動作が6ラウンドま
たは11ラウンド以上継続されるか、その前にパンクし
て有利な確率変動処理が実行されるかに遊技者の興味が
集中するのである。従って、パチンコ機2では、遊技者
の興味を一層良好に喚起することができる。
【0049】更に、パチンコ機2では、大当たり処理
(S19)に先立って、既に実行されている確率変動処
理を解除しているので(S17)、S49またはS51
による確率変動処理では上記第2確率をその初期値に対
して増加補正することになる。このため、上記第2確率
は一定の範囲内で変動し、賞品玉の排出量も比較的安定
する。従って、パチンコ機2では、上記効果に加えて、
賞品玉の排出量を安定化させて一層公平な遊技を提供す
ることができるといった効果が生じる。
【0050】一方、S17の処理を実行しないようにす
れば、S49,S51の処理の影響が累積的に反映さ
れ、第2確率の値は極めて大きく変動するため遊技者に
とっては興味深いものとなる。従って、この場合、遊技
者の興味を一層良好に喚起することができるといった効
果が生じる。なお、このように確率変動処理の影響を累
積的に反映させる場合は、大当たり動作が所定回(例え
ば11〜15ラウンド)継続したときには上記第2確率
を減少させる等の処理を行うようにしてもよい。
【0051】以上説明した上記実施の形態において、S
1〜S7が大当たり発生手段に、S41,S43が大当
たり継続手段に、S45〜S51がパンク補償手段に、
それぞれ相当する処理である。また、本発明は上記実施
の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
例えば、始動口は普通電動役物10のような入賞口でな
くてもよく、単なるゲートであってもよい。
【0052】また、パンク補償手段の形態は種々に考え
られ、奇数或いは偶数毎で上記第2確率を上下動させて
もよい。この場合、飛び飛びに配設される偶数または奇
数と上記ラウンド数とが一致するか否かによって、上記
第2確率が変化する。このため、遊技の意外性が高ま
り、遊技者の興味を一層良好に喚起することができる。
同様に、その日毎に設定されるラッキーナンバと上記パ
ンク時のラウンド数とが一致した場合には上記第2確率
が飛躍的に高まるようにしてもよく、この場合も、遊技
の意外性が高まり遊技者の興味を一層良好に喚起するこ
とができる。
【0053】更に、パンク補償手段の形態としては、上
記第2確率を操作する形態に限らず、電動役物を操作す
る形態も考えられる。例えば、上記第2確率を操作する
制御と普通電動役物10の羽根10aを開く制御とを組
み合わせることも考えられる。具体的には、1〜5ラウ
ンドでパンクした場合は第2確率を高め、6〜10ラウ
ンドでパンクした場合は羽根10aを開くいわゆる時間
短縮(時短)の処理を実行し、11〜15ラウンドでパ
ンクした場合はそのまま大当たり動作を終了するといっ
た制御も考えられる。
【0054】また、図6に示すパチンコ機102は、遊
技域104に設けられた大入賞口作動口106に遊技球
が入賞すると、変動入賞装置108の羽根110が所定
時間(例えば0.6秒)開き、羽根110が開いている
間に遊技球が特定領域112を通過すると大当たりとな
るいわゆる第2種のパチンコ機である。この種のパチン
コ機102に本発明を適用した場合、羽根110を開く
制御によってパンク補償手段を構成することもできる。
例えば、上記パンク時のラウンド数を15から引いた回
数だけ羽根110を羽ばたかせるように駆動してもよ
い。
【0055】このように、電動役物を開く制御によって
パンク補償手段を構成した場合、大当たりが発生し易く
なったことを視覚的に認識できるようにして遊技者の興
味を一層良好に喚起することができる。一方、前述のよ
うに第2確率を操作する制御によってパンク補償手段を
構成した場合、大当たりの発生し易さを連続的に,任意
に,かつ正確に設定できるといった効果が生じる。ま
た、第2確率を操作する制御を行った場合にもそのこと
を視覚的に認識できるようにすることは可能で、例え
ば、第2確率が所定時間の間だけ高められる場合、その
所定時間の間は液晶表示装置6の3列の図柄の内の一つ
または二つをスクロールせずに固定的に表示してもよ
い。
【0056】更に、確率変動状態における大当たり発生
回数が所定回(例えば5回)に到った場合、第2確率を
初期値へ戻すようにしてもよい。この場合、確率変動状
態で所定回大当たりが発生すると第2確率が通常の確率
に戻るので、遊技場にとっての利益率を逸脱しないパチ
ンコ機を提供することができる。
【0057】また、確率変動状態における大当たり発生
回数が所定回(例えば5回)に到った場合、その確率変
動状態での特別図柄の変動回数を制限するようにしても
よい。例えば、所定回大当たりが発生した後、所定回
(例えば100回)特別図柄が変動したら確率変動状態
を解除するのである。この場合も、上記と同様に、遊技
場にとっての利益率を逸脱しないパチンコ機を提供する
ことができる。
【0058】また更に、確率変動状態で特別図柄が所定
回変動した場合、第2確率を初期値へ戻すようにしても
よい。この場合、パンクしたときのラウンド数に応じて
上記変動回数を変更してもよい。例えば、パンクしたと
きのラウンド数が1〜5の場合は特別図柄が100回変
動終了するまで、パンクしたときのラウンド数が6〜1
0の場合は特別図柄が50回変動終了するまで、上記確
率変動処理を実行するようにしてもよい。この場合、何
ラウンドでパンクするかによって遊技価値が異なるの
で、遊技者は一層興趣を持って遊技を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたパチンコ機の遊技域およ
びその周辺を示す正面図である。
【図2】 そのパチンコ機の制御系の構成を概略的に表
すブロック図である。
【図3】 その制御系で実行される遊技処理を表すフロ
ーチャートである。
【図4】 その遊技処理における大当たり処理を表すフ
ローチャートである。
【図5】 その大当たり処理における大入賞口開放処理
を表すフローチャートである。
【図6】 本発明が適用された他のパチンコ機の遊技域
およびその周辺を示す正面図である。
【符号の説明】
2…パチンコ機 4…遊技域 6…液
晶表示装置 8…変動入賞装置 8a…大入賞口 10…普
通電動役物 40…制御装置 52…第1種始動
口スイッチ 53…大入賞口検出スイッチ 54…特定領域検
出スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梁川 誠市 愛知県春日井市美濃町2丁目102番地 Fターム(参考) 2C088 AA31 AA33 AA42 EB24

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技中に所定の条件が成立したとき、大
    当たりを発生する大当たり発生手段と、 該大当たり発生手段による大当たりの発生時に開いて遊
    技球の入賞を容易にする第1電動役物と、 を備えたパチンコ機であって、 上記大当たりの発生中に上記第1電動役物の特定領域を
    遊技球が通過したとき、所定の第1確率で上記第1電動
    役物を繰り返し開いて上記大当たりの状態を継続させる
    大当たり継続手段と、 該大当たり継続手段が上記大当たりの状態を継続させた
    継続回数が所定回数以下であった場合に、上記所定の条
    件を成立し易くするパンク補償手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 上記大当たり発生手段が、遊技域に設け
    られた始動口に遊技球が入ると所定の第2確率で大当た
    りを発生するものであって、 上記パンク補償手段が、上記継続回数が所定回数以下で
    あった場合に、上記第2確率を少なくとも初期値より大
    きな値に増加補正することを特徴とする請求項1記載の
    パチンコ機。
  3. 【請求項3】 上記パンク補償手段が、上記継続回数が
    予め設定された複数の数値範囲のいずれに当てはまるか
    に基づいて、上記第2確率の補正量を上記数値範囲毎に
    異ならせることを特徴とする請求項2記載のパチンコ
    機。
  4. 【請求項4】 上記パンク補償手段を、上記継続回数が
    予め設定された複数の数値範囲のいずれに当てはまるか
    に基づいて、上記継続回数が低い数値範囲に当てはまる
    ほど上記第2確率を高く補正する、としたことを特徴と
    する請求項2記載のパチンコ機。
  5. 【請求項5】 上記パンク補償手段が、上記継続回数が
    予め飛び飛びに設定された数値のいずれかと一致するか
    否かに基づいて、上記第2確率の補正量を異ならせるこ
    とを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のパチン
    コ機。
  6. 【請求項6】 上記パンク補償手段が、それまで使用さ
    れていた上記第2確率に関わらず、上記第2確率の初期
    値を増加補正した値を新たな第2確率とすることを特徴
    とする請求項2〜5のいずれかに記載のパチンコ機。
  7. 【請求項7】 上記パンク補償手段が、それまで使用さ
    れていた上記第2確率を増加補正した値を新たな第2確
    率とすることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記
    載のパチンコ機。
  8. 【請求項8】 上記第2確率の増加補正中にその第2確
    率に基づく上記大当たりの抽選が所定回なされたとき、
    上記パンク補償手段が上記第2確率を初期値へ戻すこと
    を特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載のパチンコ
    機。
  9. 【請求項9】 上記パンク補償手段が、上記継続回数が
    予め設定された複数の数値範囲のいずれに当てはまるか
    に基づいて、上記第2確率を初期値へ戻すべき上記抽選
    の実行回数を上記数値範囲毎に異ならせることを特徴と
    する請求項8記載のパチンコ機。
  10. 【請求項10】 上記第2確率の増加補正中に上記大当
    たり手段が上記大当たりを所定回発生したとき、上記パ
    ンク補償手段が上記第2確率を初期値へ戻すことを特徴
    とする請求項2〜9のいずれかに記載のパチンコ機。
  11. 【請求項11】 上記第2確率の増加補正中に上記大当
    たり手段が上記大当たりを所定回発生したとき、上記パ
    ンク補償手段が、上記第2確率に基づく上記大当たりの
    抽選が所定回なされた後に上記第2確率を初期値へ戻す
    ことを特徴とする請求項10記載のパチンコ機。
  12. 【請求項12】 上記パンク補償手段が、上記継続回数
    が所定回数以下であった場合に、上記第1電動役物また
    はそれ以外の電動役物を開くことによって上記所定の条
    件を成立し易くすることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれかに記載のパチンコ機。
  13. 【請求項13】 上記パンク補償手段が、上記継続回数
    が予め設定された数値範囲に当てはまるか否かに基づい
    て、上記電動役物を開くことを特徴とする請求項12記
    載のパチンコ機。
JP2000102175A 2000-04-04 2000-04-04 パチンコ機 Pending JP2001276368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000102175A JP2001276368A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000102175A JP2001276368A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001276368A true JP2001276368A (ja) 2001-10-09

Family

ID=18616108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000102175A Pending JP2001276368A (ja) 2000-04-04 2000-04-04 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001276368A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052939A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005328953A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機
JP2005334031A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機
JP2011055872A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2017029639A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017035286A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017035287A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017042547A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017042548A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社高尾 弾球遊技機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1099493A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 Fuji Shoji Kk 遊技機
JPH10165592A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Ace Denken:Kk 遊技機
JPH11290517A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Sankyo Kk 遊技機
JPH11342242A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Aruze Corp 弾球遊技機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1099493A (ja) * 1996-09-26 1998-04-21 Fuji Shoji Kk 遊技機
JPH10165592A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Ace Denken:Kk 遊技機
JPH11290517A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Sankyo Kk 遊技機
JPH11342242A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Aruze Corp 弾球遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052939A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2005328953A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機
JP4538265B2 (ja) * 2004-05-19 2010-09-08 ダイコク電機株式会社 パチンコ遊技機
JP2005334031A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機
JP2011055872A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2017029639A (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017035286A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017035287A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017042547A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社高尾 弾球遊技機
JP2017042548A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社高尾 弾球遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4713928B2 (ja) 遊技機
JP4828364B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2006311961A (ja) 遊技機
JP2007029262A (ja) パチンコ遊技機
JP2012110541A (ja) 遊技機
JP2010063801A (ja) 遊技機
JP2002126235A (ja) パチンコ機
JP2012020060A (ja) パチンコ遊技機
JP2007089688A (ja) 弾球遊技機の遊技盤
JP2006239308A (ja) 遊技機
JP2005270431A (ja) 遊技機
JP4521166B2 (ja) 遊技機
JP2001276368A (ja) パチンコ機
JP5116217B2 (ja) 遊技機
JP2005185361A (ja) 遊技機
JP2006296584A (ja) 遊技機
JP2008017927A (ja) 遊技機
JP2021137629A5 (ja)
JPH11319238A (ja) パチンコ機
JP2002360826A (ja) 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2005253880A (ja) 遊技機
JP2002369930A (ja) 遊技機
JP4592715B2 (ja) 遊技機
JP2004129916A (ja) パチンコ遊技機
JP4688917B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120511