JP2004129916A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】確変遊技モードにおいて、その終了時期が変化に富み、大当り抽選回数や総大当り抽選確率に変化をもたらし、更には遊技者が大当り確率と1回あたりの変動時間との組合せを選択して好みを反映できるパチンコ遊技機の提供を課題とする。
【解決手段】始動入賞口に遊技球が入るとそれに基づいて大当りかハズレかを抽選すると共に特別図柄を変動及び確定表示し、大当りの場合には大当り遊技を実行し、且つ前記大当りが更に特定の大当りの場合には、大当り遊技終了後の遊技モードを、大当り抽選確率が通常遊技モードよりも高い確率に設定される確変遊技モードで行うように構成したパチンコ遊技機であって、確変遊技モードの終了時期を、確変遊技モード中での特別図柄の変動時間の積算が規定積算変動時間に達した時点とする構成とした。
【選択図】    図7

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ遊技機に関し、詳しくは確変遊技モードの終了時期が状況に応じて変化に富み、また確変遊技モード中での大当り抽選確率や総大当り抽選確率が状況に応じて変化に富んだものとすることができるパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CR1種と呼ばれるパチンコ遊技機は、特定の大当りとなると、次回の大当りまでの間、大当り抽選確率を通常遊技モードにおける確率よりも高い確率とした確変遊技モードとするように構成している。
この確変遊技モードを採用した機種のスペックを変えるものとして、盤面構成や図柄は同じで、大入賞口の規定入賞個数を変えたもの、大入賞口への入賞に対する賞球個数を変えたもの等が従来提供されている。
また一般にST(スペシャルタイム)機とよばれる機種では、大当り終了後、例えば100回という限定された特別図柄変動回数(大当り抽選回数)に限って、通常よりも大当りする確率を高くする構成としている。前記限定された回数の設定は、大当り遊技終了後一律100回と設定したり、図柄の種類により、例えば大当り図柄が「777」であれば100回、「888」であれば50回と設定するものがある。
更に特開2001−29601では、確変遊技モード終了の条件として、次回の大当りが発生するまでという従来からの条件の他に、特別図柄の変動回数(大当り抽選回数)が予め定められた規定回数分に達した時点で終了するという付加条件を設けたパチンコ遊技機が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記ST機では、大当りになった時点において、大当り遊技モードの終了後の高確率で行われる大当り抽選回数が大当り図柄の種類により又は一律に決まってしまうことから、遊技者にとっては、大当り遊技が終了した後は、とにかく遊技機によって定められた高確率の大当り抽選回数(特別図柄変動回数)の間に大当りを引けるか否かだけが目前の関心事となった単調な遊技状態になってしまう問題があった。
また特開2001−29601のパチンコ遊技機の場合も同様で、機械によって定められた規定の大当り抽選回数(特別図柄変動回数)の間に大当りを得ることができるか否かのみが関心事となり、遊技者の技量等が何ら大当り抽選回数に変化をもたらさない状態で確変遊技モードが進行し、変化に富まない緊張感のない単調な遊技状態に陥る問題があった。
【0004】
そこで本発明は上記従来のパチンコ遊技機における問題を解消し、確変遊技モードの終了の時期が変化に富み、また確変遊技モード中における大当り抽選回数(確定図柄の変動回数)に変化をもたらし、また総大当り抽選確率に変化をもたらし、更には遊技者が確変遊技モードにおける大当り確率と1回あたりの変動時間との組合せを選択することで遊技者の好みを反映させることができる、変化に富んだ、緊張感と楽しみを十分に与えることができるパチンコ遊技機の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明のパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入るとそれに基づいて大当りかハズレかを抽選すると共に特別図柄を変動及び確定表示し、大当りの場合には大入賞口を一定の条件で開放する大当り遊技を実行し、且つ前記大当りが更に特定の大当りの場合には、前記大当り遊技終了後の遊技モードを、前記大当りかハズレかを抽選する大当り抽選確率が通常遊技モードの場合よりも高い確率に設定される確変遊技モードで行うように構成したパチンコ遊技機であって、
前記確変遊技モードの終了時期を、確変遊技モード中における特別図柄の変動時間の積算が規定積算変動時間に達した時点とする構成としたことを第1の特徴としている。
【0006】
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第1の特徴に加えて、前記規定積算変動時間は、複数種類の規定積算変動時間の中からランダムに選んで決定する構成としたことを第2の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第1又は第2の特徴に加えて、前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合にはそのリーチ変動時間を含む変動時間の積算とする構成としたことを第3の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第1又は2の特徴に加えて、前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ時間を含まない変動時間の積算とする構成としたことを第4の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定する構成としたことを第5の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第5の特徴に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中からランダムに選んで決定する構成としたことを第6の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第5の特徴に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中から遊技者が選んで決定する構成とし、遊技者が選ばない場合にランダムに選んで決定する構成としたことを第7の特徴としている。
【0007】
(作用効果)
上記第1の特徴によれば、遊技球が始動入賞口に入る(入賞する)とそれに基づいて大当りかハズレかの抽選がなされ、大当りの場合は大当り遊技となり、大入賞口が一定の条件で開放される。そして前記大当りが更に特定の大当りの場合には、前記大当り遊技が終了した後、確変遊技モードが開始される。確変遊技モードでは大当り抽選確率が通常遊技モードの場合よりも高く設定されているため大当りとなる可能性は高くなる。この確変遊技モードは次回の大当りが発生した時点で終了となる。が、それよりも早い時点においても、確変遊技モード中における特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達した時点において終了となる。
確変遊技モード中において大当りとなる総確率は、1回毎の大当り抽選確率×抽選回数(特定図柄の変動回数)であるから、予め定まった固定の大当り抽選回数(特定図柄の変動回数)をもって確変遊技終了の条件とすれば、1回毎の大当り抽選確率が同じである限り、その間での大当りとなる総確率も一定値に固定してしまう。
これに対して第1の特徴をもつ本発明では、確変遊技モードの終了条件として、次回の大当りが発生するという条件の他に、確変遊技モード中に特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達することを条件としている。
大当り抽選に伴う特別図柄の1回の変動時間は、常に一定に定まっているわけではない。例えばハズレ図柄を表示する場合においても、リーチ変動が加わる場合の変動時間とリーチ変動が加わらない基本変動だけの変動時間では、1回の変動時間が異なる。従ってリーチになる回数の大小によって同じ積算変動時間であっても、その間に発生した大当り抽選回数(特別図柄の変動回数)は大きく異なってくる場合が生じる。
またリーチ変動が加わらない基本変動だけの場合においても、例えば特別図柄の始動記憶数Uが多くなると変動時間を短くするようにする等、状況に応じその変動時間を変更させるようにした機種では、同じ積算変動時間であっても、その間に発生した大当り抽選回数(特別図柄の変動回数)はかなり異なってくる場合がある。
このように特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達することをもって確変遊技の終了条件の1つとすることで、確変遊技モードの終了までの間における大当り抽選回数、よって大当りとなる総確率が遊技状況等に応じて変化することになる。
よって第1の特徴によれば、確変遊技モードの終了時期や確変遊技モード中の大当り抽選回数、確変遊技モード中での総大当り確率について変化に富んだパチンコ遊技機を提供させることができる。
また第1の特徴によれば、確変遊技モード中における大当り抽選回数に関して、その可能な抽選回数を有効に使えるか減少した状態となるかが、遊技者の作り出す遊技状況にも左右されることから、遊技者に十分な緊張と興味を持続させることができるパチンコ遊技機を提供することができる。
更に第1の特徴によれば、確変遊技モード中における実際の大当り抽選回数が、その可能な抽選回数を有効に使える状態から減少した状態にまで変化されることから、逆に通常遊技モードでの大当り抽選確率を、より高い確率に上げることも可能となり、通常遊技モードでの大当りを引きやすくして、パチンコの初心者や投資金額を少なくしたい遊技者にとっても遊びやすいパチンコ遊技機を提供することができる。
【0008】
上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用、効果に加えて、規定積算変動時間は予め用意した複数種類の規定積算変動時間の中からランダムに選ばれて決定されることで、規定積算変動時間そのものが変化することになる。規定積算変動時間が変化すると当然ながら確変遊技モード中における大当り抽選回数(特別図柄の変動回数)が変化し、総大当り抽選確率が変化する。
よって第2の特徴によれば、より変化に富んだ確変遊技モードの終了、より変化に富んだ確変遊技モード中での大当り抽選回数及び総当り抽選確率が発生し、遊技者にとってより変化に富んだ、緊張感のある、面白いパチンコ遊技機を提供することができる。
【0009】
上記第3の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用、効果に加えて、特別図柄の変動時間の積算は、リーチによるリーチ変動が加わる場合にはリーチ変動時間を含む変動時間の積算とされる。
大当り抽選によってハズレとなった場合でも、リーチ演出を行う場合と行わない場合が生じる。リーチ演出を行わない場合はハズレ図柄の基本変動が行われた後、図柄の確定表示となる。一方、リーチ演出を行う場合には、前記基本変動の他にリーチ変動が加わるので、そのリーチ変動時間(勿論、リーチ変動時間も複数種類とすることができる)を加えた変動時間がその時の特別図柄の全変動時間となる。従ってリーチになる場合が多いと、その分だけ遊技者はリーチを多く楽しむことができるが、大当り抽選回数が少ないにもかかわらず規定積算変動時間に達して確変遊技モード終了となり、大当り抽回数が減少し、また総大当り抽選確率も低下することになる。またリーチになる場合が少ないと、遊技者はリーチを楽しむ機会は減るが、規定積算変動時間に達するまでの大当り抽選回数(特別図柄変動の回数)は多くなり、総大当り抽選確率が高くなる。
よって第3の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用、効果に加えて、確変遊技モードの終了時期(継続時間)に変化をもたらし、また確変遊技モード中での大当り抽選回数(総大当り抽選確率)に十分な変化をもたらすことができる、変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
【0010】
上記第4の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用、効果に加えて、特別図柄の変動時間の積算は、リーチによるリーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない変動時間の積算とされる。
この場合には、リーチ変動時間を積算する場合に比べて、積算時間の増加が少なくなり、規定積算変動時間に達するまでにより多い大当り抽選回数を得ることができる。しかもリーチが多いほど、その分リーチ演技を楽しむことができる。
勿論、リーチ変動を含まない基本変動であっても、その基本変動の時間が常に一定の時間でない限り、規定積算変動時間が常に定まった大当り抽選回数(特別図柄変動回数)で達せられるということにはならない。即ち、前記基本変動の時間は、確変遊技モードでは例えば6秒とすることができるが、その場合でも特別図柄始動開始数U(特別図柄変動の始動待機数である)が多くなった場合には、基本変動時間を前記6秒よりも短くするように構成した機種、或いは前記基本変動時間をハズレ図柄の種類等に応じて変更するようにした機種等では、前記規定積算変動時間が同じでも大当り抽選回数は同じにはならず、遊技状況に応じて変化することになる。
よって第4の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用、効果に加えて、確変遊技モードの終了時期(継続時間)に変化をもたらし、また確変遊技モード中での大当り抽選回数(総大当り抽選確率)に変化をもたらすことができる、変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
【0011】
上記第5の特徴においては、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定するようにしている。
通常において、確変遊技モードでの大当り抽選確率は通常遊技モードでの大当り確率よりも大きい一定の確率としている。が、その確変遊技モードでの大当り抽選確率を、前記一定の確率に固定する他、特別図柄の変動時間との組合せにおいて複数種類とすることができる。
1回の変動時間を長くすると、規定積算変動時間に達するまでの大当り抽選回数は減少する。この場合、1回当りの大当り抽選確率が同じであれば、総大当り抽選確率(1回当りの大当り抽選確率×大当り抽選回数)は低くなる。よって1回当りの大当り抽選確率を上げることで総大当り抽選確率のバランスをとることが可能となる。このような考えに基づいて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せを用意して、その中から1つを選んで決定する構成にすることにより、確変遊技モードを非常に変化に富んだものとすることができる。
勿論、1回当りの変動時間が同じで、且つ大当り抽選確率を複数種類とした組合せとすることもできる。この場合はどの組合せが選ばれるかによって、総大当り抽選確率に差が出ることになる。
前記複数の組合せからの選択は、確変遊技となる都度、選択専用の手段、例えば乱数カウンターによる数値等と対照テーブルとを用いてランダムに選択してもよいし、確変遊技モードとなる特定の大当りを引いた際における特定の大当り図柄の種類によってランダムに選択されるようにしてもよい。また遊技者に選ばせるようにすることもできる。
よって第5の特徴によれば、上記第1〜4の何れかの特徴による作用効果に加えて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せを用意して、その中から1つを選んで決定する構成にすることにより、確変遊技モードを非常に変化に富んだものとすることができる。
【0012】
上記第6の特徴によれば、上記第5の特徴による作用、効果に加えて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せからの選択をランダムに行って、決定するようにしている。この場合は、遊技者の意思や好みには左右されないが、選択され決定された組合せによって、それぞれ異なる遊技状況が現出されることになり、変化に富んだ確変遊技モードを有するパチンコ遊技機を提供することができる。
【0013】
上記第7の特徴によれば、上記第5の特徴による作用、効果に加えて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せからの選択を、遊技者自らができるようにしている。遊技者にとって、どうせハズレなら1回の変動時間は短くても、抽選回数が多い方がいいと考えている者もいれば、せっかくの抽選結果を短時間の単純な変動表示でもって示されるのでは味気ないと考えている者もいる。また1回の大当り抽選確率が低くても大当り抽選回数が多い方が有利だと考えている者もいれば、大当り抽選回数は減っても、1回毎の大当り抽選確率が高い方がよいと考える者もいる。これらを遊技者の選択に任せることで、遊技者がより楽しい確変遊技を行うことができるパチンコ遊技機を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るパチンコ遊技機の実施形態について図を参照して説明する。なお以下に記載する各実施形態では、この発明に係る遊技機として第1種のパチンコ遊技機を例に挙げて説明する。
【0015】
(全体構成)
まず、この実施形態のパチンコ遊技機の主要構成について、図1を参照して説明する。
図1はパチンコ遊技機の正面図である。
パチンコ遊技機1には、前枠2が開閉可能に備えられており、その前枠2には、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を球技盤5へ発射する発射装置を操作するための発射ハンドル15が回動可能に取付けられている。
ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿6が取付けられている。上受け皿6の下方には、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されている。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設けられている。
前記上受け皿6の左右両側方には、遊技者が操作するための操作ボタン8、8が設けられている。この操作ボタン8、8の使用の仕方については後述する。
また遊技盤5の上方には、枠ランプ9が設けられている。
【0016】
(遊技盤5の主要構成)
次に遊技盤5の主要構成について、図2を参照して説明する。
図2は、遊技機盤5の主要構成を示す正面説明図である。
図2に示すように、遊技盤5の略中央には、センターケース30が取付けられており、センターケース30には、特別図柄と普通図柄とを表示する図柄表示装置32aが設けられている。
前記図柄表示装置32aは、普通図柄の変動表示から確定表示、当り普通図柄、ハズレ普通図柄、特別図柄の変動表示から確定表示、大当り(特別)図柄、ハズレ(特別)図柄、背景画像、リーチパターンの演出画像を変動表示するリーチ変動表示、大当り遊技中の演出画像等、必要な表示を行う。
図柄表示装置32aは、複数の特別図柄(この実施形態では「0」〜「9」)から構成される特別図柄列、例えば左、右、中の3列からなる特別図柄列の各列をそれぞれ0→9の順に画面の上から下に向かってスクロールさせることで、変動表示を行う。
また特別図柄の確定表示とは、最終的に確定した特別図柄を表示したという意味である。
【0017】
前記普通図柄は、例えば本実施形態では、図柄表示部32aの左上部隅の表示部32bに、2つの数値等からなる図柄で表示される。遊技球が普通図柄作動ゲート25、26を通過すると、前記2つの図柄が変動を開始し、所定時間(例えば30秒)経過後にそれら変動を停止し、その際の図柄の組合せが、所定の組合せの場合に当りとなり、以外はハズレとなる。前記当りの場合は、後述する普通電動役物28が所定時間(例えば0.2秒)両翼を開放する。
【0018】
図柄表示装置32aの右上部には、特別図柄始動記憶数Uを表示する4つのLEDを備えた特別図柄始動記憶数表示装置33が設けられている。
また前記特別図柄始動記憶数表示装置33の左側に、普通図柄始動記憶数を表示する4つのLEDを備えた普通図柄始動記憶数表示装置35が設けられている。
【0019】
センターケース30の下方には、遊技球の入賞により、図柄表示装置32aにより特別図柄を変動表示させる機能を有する始動入賞口27が設けられており、この始動入賞口27の下部には、普通図柄の抽選の結果が当りであった場合に両翼を開放する普通電動役物28が設けられている。普通電動役物28が開放されることで始動入賞口27への遊技球の入賞が容易になる。始動入賞口27に遊技球が入ると、賞球が行われると共に特別図柄が変動表示される。
【0020】
普通電動役物28の下方には、図柄表示装置32aに表示される特定図柄の確定図柄が大当り図柄となった場合に作動ずる変動入賞装置40が設けられている。変動入賞装置40には、大当りの発生時に開放動作して大入賞口43及びその大入賞口を開閉する開閉部材41が取付けられている。また変動入賞装置40の内部には、遊技球の通過により開閉部材41を連続して開放動作させる機能を有する特定領域と、この特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図3に符号53aで示す)と、大入賞口43に入賞した遊技球を特定領域または一般領域(特定領域ではない領域)へ案内する振分部材を駆動する振分部材ソレノイド(図3に符号42aで示す)とが設けられている。
【0021】
遊技機5の上方の両角部には、LEDにより装飾されたコーナー飾り11が設けられており、遊技盤5の両側には、LEDにより装飾されたサイド飾り20がそれぞれ設けられている。サイド飾り20の付近には、一般入賞口である左右の袖入賞口12、13と、左右の下入賞口22、23とが設けられている。
更に遊技盤5には、風車24、24と、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレール16と、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口14とが設けられている。そして遊技盤5には、図示しない多くの釘が打ち込まれており。遊技盤5に発射された遊技球は、釘の間を乱舞しながら落下し、普通図柄作動ゲート25、26を通過したり、始動入賞口27や各一般入賞口12、13、22、23、更には大入賞口43に入賞したり、或いはアウト口14から回収されたりする。
【0022】
(パチンコ遊技機の電気的構成)
次に実施形態のパチンコ遊技機の主な電気的構成について、それをブロックで示す図3を参照して説明する。
パチンコ遊技機には、主基板100が設けられており、この主基板100には、マイクロプロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッサ110には、特別図柄による特定の大当りか普通の大当りかハズレかの抽選、普通図柄による当りかハズレかの抽選、大当り遊技におけるラウンドの制御等、遊技の主な制御を実行するメインCPU112と、このメインCPU112が前記遊技制御を実行するための遊技制御プログラムやその他の各種制御などを実行するためのプログラムなどが記憶されたROM114と、遊技球が始動入賞口27や大入賞口43などに入賞したことの検出結果等の遊技中に発生する各種データ、ROM114から読出されたコンピュータプログラム等を一次的に格納するRAM116とが搭載されている。
前記遊技制御プログラムには、特別図柄に関しての大当りかハズレかを抽選するための大当り抽選乱数カウンター、大当りの場合に大当り図柄の種類を選定する大当り図柄乱数カウンター、リーチを行うか否かを決定するリーチ決定乱数カウンター、リーチパターンを決定するリーチパターン決定乱数カウンター、その他、目的に応じた乱数カウンターが設けられている。
【0023】
主基板100には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が始動入賞口27に入賞したこと(普通電動役物28に入った場合の含む)を検出する始動入賞口スイッチ27a、図柄表示装置32aを備えた図柄制御装置32、LEDやランプ類を制御するランプ制御装置300、RAMクリアスイッチ10や電源スイッチ18を備えた電源基板80、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板200、遊技中の効果音などを制御する音声制御装置79、賞球払出数や大当りの発生などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたホールコンピュータへ送信するための遊技枠情報端子基板57、盤面中継基板51、遊技枠中継基板58である。
【0024】
払出制御基板200には、主基板100から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッサ210には、賞球及び貸球の払出しなどを制御するサブCPU212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたROM214と、サブCPU212が各種制御プログラムを実行する際にROM214から読出された制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを一時的に格納するRAM216とが搭載されている。
また払出制御基板200には、RAMクリアスイッチ10、電源基板80、発射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板15c、遊技枠情報端子基板57及び払出中継基板55が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15cには、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15eへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接続されている。
【0025】
遊技枠中継基板58には、遊技球を受ける下受け皿7が遊技球で満杯になったことを検出する満杯検出スイッチ72、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ73及びセンサ中継基板54が電気的に接続されている。センサ中継基板54は、賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a、62b及び払出中継基板55と電気的に接続されている。払出中継基板55には、貸球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ61、賞球払出モータ62c及び貸球ユニット63が電気的に接続されている。
盤面中継基板51には、普通電動役物28を駆動する普通電動役物ソレノイド28a、普通図柄作動右ゲート25を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ25a、普通図柄作動左ゲート26を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ26a、大入賞口43に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ43a、右袖入賞口12に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ12a、左袖入賞口13に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ13a、右下入賞口22に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ22a、左下入賞口23に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ23a及び大入賞口中継基板74が電気的に接続されている。
【0026】
大入賞口中継基板74には、大入賞口43の特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ53a、開閉部材41を駆動する大入賞口ソレノイド59及び振分部材を駆動する振分部材ソレノイド42aが電気的に接続されている。電源基板80は、CR接続基板56と電気的に接続されており、CR接続基板には、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技機外装置部分71と電気的に接続されている。電源基板80は、AC24V(50Hz/60Hz)の主電源70から電源の供給を受け、各基板及び装置へ必要電源を供給する。
また電源基板80には、電源遮断時にRAM116及びRAM216にバックアップされたデータを消去するRAMクリア処理を行うためのRAMクリアスイッチ10と、電源を立上げるための電源スイッチ18とが設けられている。RAMクリアスイッチ10をONしながら電源スイッチ18をONすることにより、RAMクリア処理が行われる。
【0027】
次に本発明のパチンコ遊技機の大まかな制御の流れを先ず説明する。今、遊技球が始動入賞口27に入る(入賞する)と、主基板100において、大当りかハズレかの大当り抽選を行い、また入賞に対する賞球、例えば5個の賞球個数を払い出すように払出制御基板200に指示する。そして前記抽選に基づいて図柄制御装置79に対して特別図柄の変動を指示する。
通常遊技モードでの特別図柄のハズレ変動の時間は、例えば10秒、確変遊技モードでの特別図柄のハズレ図柄の基本変動時間は、例えば原則的には6秒、基本変動時間を変化させる場合は前記6秒の他、8秒、12秒とすることができる。また特別図柄始動記憶数U(特別図柄変動の始動待機数)が、限度数(例えば4)になるか近づくと、基本変動時間を更に短い時間、例えば4秒、3秒に短縮して、後述するオーバーフロー球の発生が少なくなるようにしている。またリーチ変動時間は、例えばリーチ変動パターンの種類に応じて、18秒、36秒、54秒等の中から1つをランダムに決定するようにしている。
前記特定図柄の変動中に始動入賞口27に入賞した遊技球に対しては、賞球払出し指示後、4個を限度として大当り抽選の抽選値(大当り乱数カウンターによる乱数のカウント値)を記憶する。前記4個は特別図柄の変動を行う始動記憶数Uの限度であり、この始動記憶数Uが4個を超すことになる遊技球の入賞はオーバーフロー球として、始動記憶数Uとしてカウントされない。
大当り抽選用の乱数カウンターによって取得される大当り乱数(大当り抽選乱数カウンターによるカウント値)は0〜299とし、通常遊技モードでの大当り抽選確率は、例えば1/300とし、大当りの場合のカウント値は、例えば「7」とすることができる。また確変遊技モードでの大当り抽選確率は、例えば5/300とし、その場合のカウント値は、例えば「7」、「107」、「157」、「207」、「257」とすることができる。
【0028】
遊技モードとしては、通常遊技モードと確変遊技モードとを有する。通常遊技モードは、前記大当り抽選確率を例えば1/300とした通常時の遊技モードである。
また確変遊モードは、前記大当りが特定の特定の大当りであった場合に、大当り遊技終了後に大当り抽選確率を例えば5/300とする等、大当りになりやすくした遊技モードである。
この確変遊技モードにおける大当り抽選確率は、前記の一定値にする他、同じ基本変動時間に対して異なる複数の大当り抽選確率を用意して選択されるようにしてもよい。また異なる基本変動時間に対して異なる大当り抽選確率を用意して選択されるようにしてもよい。
大当り遊技は、大当り抽選により大当りとなった場合に行なわれ、その間の大当り抽選確率は通常遊技モードと同じ1/300であるが、大入賞口43が一定の条件で開放される。これによって遊技者に対する賞球回数が大きく増大する。
普通図柄作動ゲート25、26は通過口となっており、普通図柄の変動の始動契機(これも記憶は4個を限度)とするが賞球はされない。普通図柄は通常遊技モードでは、例えば30秒間変動し、停止結果が当りとなると普通電動役物28を、例えば0.5秒間開放する。また確変遊技モードでは、例えば10秒間変動し、当りとなると普通電動役物28を、例えば2秒間開放する。
一般入賞口12、13、22、23は4ヶ所設けられており、賞球は、例えば何れの一般賞球口も5個としている。
大入賞口43の入賞による賞球は、例えば15個としている。大入賞口43は所定時間が経過するか一定の入賞個数(例えば10個)になると閉止されるが、開放中に遊技球が大入賞口43の特定の領域を通過すると、例えば最大15回(15ラウンド)まで、大入賞口43を再開放する。
【0029】
前記確変遊技モードは、大当り抽選において特定の大当りとなった場合に、大当り遊技の終了後、開始される。確変遊技モードが開始されると、主基盤100において積算カウンターによる変動時間の積算が開始される。
一方、確変遊技モードの終了時期は、次回の大当りが発生した時点か、確変遊技モード中に生じた特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達した時点の何れか早い時点とすることができる。
特別図柄の変動時間の積算は、主基盤100において、基本変動時間やリーチ変動時間の決定後、図柄制御装置32に特別図柄の変動の指令を出すと共に、積算カウンターによって行うようにしている。
前記特別図柄の変動時間の積算は、特別図柄の基本変動にリーチ変動が加わる場合には、そのリーチ変動時間を含む変動時間を積算する構成とすることができる。またリーチ変動時間を含まない変動時間だけを積算する構成としてもよい。
規定積算変動時間は、一種類の定まった規定積算変動時間としてもよいが、複数種類の規定積算変動時間の中から1つをランダムに選ぶようにすることができる。
【0030】
(始動入賞口処理)
図4を参照して、遊技球が始動入賞口27に入ることで、始動入賞口スイッチ27aがオンする(S10でYES)と、メインCPU112は払出制御基盤200に対して賞球に関する指令(S11)を出すと共に、特別図柄始動記憶数Uが予め設定した記憶限度数(本実施形態では4としている)未満であるか否か(S12)を判定し、未満(YES)であれば、特別図柄始動記憶数Uに「1」を加算し(S13)、更に大当り抽選乱数カウンターの値を1つ取得し(S14)、RAM116に一時的に格納する(S15)。
前記ステップ12において、特別図柄始動記憶数Uが記憶限度数(4個)を超える場合(S12でNO)には、特別図柄始動記憶数Uに加算されることなく、その入賞球は大当り抽選に関して、いわゆるオーバーフロー球となって、抽選に寄与しないことになる。即ち遊技者は、入賞に対する賞球は取得しても、大当り抽選、よって特別図柄の変動の機会を逸することになる。
【0031】
(特別図柄処理)
図5、図6を参照して、メインCPU112は、普通図柄や特別図柄が変動中であるか否かを判定し(S20)、変動中でないと判定する(S20でNO)と、特別図柄始動記憶数Uが「1」以上であるか否かを判定する(S21)。ここで特別図柄始動記憶数Uが「1」以上であると判定する(S21でYES)と、特別図柄始動記憶数Uから「1」を減算する(S22)。そしてRAM116に一時的に格納した大当り抽選乱数カウンターの値を読出す(S23)。
【0032】
続いてメインCPU112は確変フラグがオンか否かを判定し(S24)、YESであれば確変遊技モード中であるので、高確率の大当り値テーブルを参照し(S25)、またNOであれば通常遊技モード中であるので、通常確率の大当り値テーブルを参照して(S26)、前記読み出したカウンターの値が大当りかハズレかを判定(S27)する。
そしてメインCPU112は前記ステップ27で大当りが発生(S27でYES)の場合には、更に大当り図柄抽選乱数カウンターの値を取得して大当り図柄テーブルから大当り図柄を決定し、その決定した大当り図柄が特別の大当りか否かを判定し(S28)、特定の大当りの場合には、確変フラグをONする(S29)。
前記大当りが発生した場合は、その後、リーチパターンを決定(S30)し、変動時間をセット(S31)し、特定図柄の変動を開始(S32)し、タイムアップすると(S33)と特定図柄の変動を停止(S34)し、変動時間をリセットする(S35)。
一方、ステップ27で大当りが発生しなかった場合(S27でNO)、即ちハズレであった場合には、更にリーチを行うか否かを決定(S36)し、リーチを行う場合はリーチパターンを決定(S37)し、ハズレリーチ図柄を決定(S38)し、ステップ31に進む。また前記ステップ36でリーチを行わない場合は(S36でNO)、ハズレ図柄を決定(S39)し、ステップ31に進む。
【0033】
(モード切換処理)
図7を参照して、本発明のパチンコ遊技機における通常遊技モードと確変遊技モードとのモード切換えのタイミングを説明し、併せて確変遊技モードの開始時期及び終了時期について説明する。
今、メインCPU112は遊技機の作動中において、原則的に一定の周期で確変フラグがオンであるかオフであるかを判定(S40)し、オフであれば通常遊技モード(S41)で、オンの場合は確変遊技モード(S51)で制御を行う。
通常遊技モード中、行われる大当り抽選において大当り発生か否かを判定し(S42)、大当りが発生した場合(S42でYES)には、更にその大当りが特定の大当りであるか否かを判定し(S43)、特定の大当り判定がYESであれば確変フラグをオンし(S44)、規定積算変動時間を決定(S45)した後、大当り遊技を開始する(S46)。ステップ43で特定の大当りでない場合(S43でNO)は、そのまま大当り遊技を開始する(S46)。
【0034】
大当り発生の時点をどの時点とするかについては、大当り図柄が確定表示された時点とすることができる。が、それより早い時点として、大当り抽選において大当り抽選乱数カウンターが読み出した値が大当りであると判定された時点としてもよい。また最も遅い時点としては、大入賞口27が開いて実質的に大当り遊技が開始された時点としてもよい。勿論、前記大当り抽選乱数カウンターの値が大当りを引き当てた時点から前記大入賞口27が開いた時点の間における適当な時点とすることもできる。
前記特定の大当りとは、抽選により大当りとなった場合に更に行われる大当り図柄抽選において、引き当てた図柄が複数種類の大当り図柄の中で特定の大当り図柄である場合をいう。
規定積算変動時間の決定は、大当りが特定の大当りであった場合に行う。勿論、規定積算変動時間は1種類の固定値とすることができる。この場合は予め定めておけば、その都度決定する必要は無い。規定積算変動時間は複数種類の値から選択して決定するようにしてもよい。
前記大当り遊技の主たる動作は大入賞口43の開放にある。この大入賞43は、所定時間が経過するか所定個数の入賞がなされると閉止され、大当り遊技の終了となる。が、大入賞口43の特定の領域への入賞があった場合には、一旦閉止された大入賞口43の再開放が、例えば15ラウンド(15回)を最大ラウンドとして繰り返される。
【0035】
メインCPU112は、前記大当り遊技が前記大入賞口43の閉止に伴って終了したか否か(実際には大当りフラグがオフしたか否か)を判定し(S47)、終了した場合(S47でYES)には、確変フラグがオンとなっているか否かを判定し(S48)、確変フラグがオン(大当り抽選の際に特定の大当りを引き当てた場合)の場合には(S48でYES)、確変遊技モードを開始し(S49)、積算カウンターによる特定図柄の変動時間の積算のカウントを開始する(S50)。ステップ47で確変フラグがオフ(S48でNO)の場合は、通常遊技モードを継続する(Q)。
【0036】
確変遊技モードが開始されると(S49、S50、S51)、メインCPUは、大当りが発生するか否かを監視する(S52)他に、積算カウンターでカウントされる特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達するか否かを監視(S56)する。
そして変動の積算個数が規定積算変動個数に達する前に大当りが発生した場合(S52でYES)には、その時点で確定フラグをオフにし(S53)、確変遊技モードを終了する(S54)。積算カウンターもリセットする(S55)。
大当り抽選確率の高さから分類する遊技モードは、通常遊技モードと確変遊技モードとの2種類であり、確変遊技モードの終了は遊技モードが通常遊技モードになることを意味する。
一方、前記大当りが発生する前に(S52でNO)特別図柄変動の積算時間が規定積算変動時間に達した場合(S56でYES)には、やはりその時点で確変フラグをオフし(S57)、確変遊技モードを終了する(S58)。そして積算カウンターをリセットする(S59)。前記確変遊技モードの終了によって通常遊技モードが開始される(S60)。
即ち、確変遊技モードの終了時期は、大当りが発生した時点か、特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達した時点かの何れか早い時点とされる。
【0037】
(規定積算変動時間の決定)
前記規定積算変動時間を幾らにするかについては、予め1種類の固定値に定めておくこともできる。また規定積算変動時間の決定の仕方は、例えば300秒と600秒等、予め複数種類の規定積算変動時間を定めておき、その中からランダムに選んで決定するようにすることもできる。
規定積算変動時間を複数種類の中からランダムに選んで決定する場合、そのランダムな選び方は、例えば規定積算変動時間決定用の乱数カウンターを用いてカウント値を取得し、この値を予め記憶させている規定積算変動時間テーブルと対照させることで、対応する規定積算変動時間を選んで決定することができる。
前記規定積算変動時間テーブルは、複数の規定積算変動時間とそれにそれぞれ対応する複数のカウント値との組合せを予め定めてテーブルとして記憶させたものである。
また規定積算変動時間のランダムな決定は、大当りが特定の大当り(特定の大当り図柄)であった場合における、その特定の大当りとなった時の図柄の種類に応じて、その特定の大当り図柄に対応して規定積算変動時間を決定するようにしてもよい。この場合、特定の大当り図柄と規定積算変動時間との複数種類の組合せからなるテーブルを予め用意して記憶させておくことになる。
要するに、予め用意してある幾つかの規定積算変動時間の中からランダムに選択して決定することができる。勿論、その他の方法を用いてランダムに規定積算変動時間を決定してもよい。
規定積算変動時間の決定は、大当りが特定の大当りであることが判定(S43)されてから確変遊技モードが開始(S49)されるまでの期間に決定すればよい。
【0038】
(特別図柄の変動時間の積算)
確変遊技モードにおける上記特別図柄(ハズレ図柄)の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合には、そのリーチ変動時間を含む変動時間を積算する構成とすることができる。
また確変遊技モードにおける上記特別図柄(ハズレ図柄)の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合でも、そのリーチ変動時間を含まない変動時間を積算する構成とすることができる。この場合には、ハズレ図柄の変動にリーチ変動が加わる場合でも、そのリーチ変動時間は積算されることがない。よって遊技者はリーチがあった場合だけ、長時間確変遊技モードを楽しむことができる。
確変遊技モードでの特別図柄の変動時間の積算は、確変遊技モードが開始された時に開始され(図7のS50)、大当りが発生することで確変遊技モードが終了した時(図7のS54、S55)か、大当りが発生しない場合でも変動の積算時間が規定積算変動時間に達すること(S56でYES)で、確変遊技モードが終了した時(図7のS58、S59)に終了し、積算カウンターがリセットされる。
確変遊技モードにおける変動時間の積算は、メインCPU112が図柄制御装置32に対してハズレ図柄の変動演技の指令をその図柄や変動時間或いは更にリーチパターンやリーチ変動時間等の情報と共に行った後、積算に必要な変動時間の情報を積算カウンターに取り入れて行うことができる。
【0039】
確変遊技モードにおける特別図柄のハズレ図柄の変動に関して、更に説明を加える。
ハズレ図柄の変動は、リーチがない場合には基本変動だけからなり、リーチ変動が加わる場合は基本変動とリーチ変動とからなる。
基本変動の時間は、リーチ変動が加わらない変動の場合は、通常3つ(3列)の図柄からなる図柄の変動が開始されてから最後の図柄が停止するまでの時間とする。
また基本変動の時間は、リーチ変動が加わる変動の場合には、図柄の変動が開始されてから2つ目の図柄が停止するまでの時間とすることができる。
更にリーチ変動が加わるにもかかわらず、そのリーチ変動時間を積算しない場合においては、前記基本変動時間は、図柄の変動が開始されてから2つ目の図柄が停止するまでの時間とする他、その時間に若干の時間(例えばリーチ変動がない場合における2つ目の図柄停止から最後の図柄の停止までの時間)を加えた時間をもって基本変動時間としてもよい。
リーチ変動は、前記基本変動における通常2つの図柄(最後の図柄以外の図柄)が同じ図柄で停止した後に行われる最後の図柄について特別の変動演技である。
大当り抽選でハズレ(図5のS27でNO)であった場合、そのハズレについて、リーチ演技を行うか否かの抽選がなわれ、当たるとリーチ決定(図6のS36)となり、リーチパターンが複数種類のパターンから抽選等によりランダムに決定(S37)され、あわせてリーチ変動時間がランダムに決定される。このリーチパターンとリーチ変動時間とは、予め複数の組合せをテーブルにして記憶させておくことができる。
リーチ変動は前記基本変動における最後の図柄以外の図柄が停止した時点(通常3列の図柄のうち、2列の図柄が停止した時点)から開始され、最後の図柄が停止するまでとし、この間の時間をリーチ変動時間とすることができる。
【0040】
(大当り抽選確率、1回当りの変動時間)
本発明では、上記のように規定積算変動時間については、固定値とする構成の他、複数の値の中からランダムに選ぶ構成としてもよいことを既述した。また変動時間の積算については、リーチ変動を含んで積算する構成としても、含まずに積算する構成としてもよいことを既述した。
更に本発明において、確変遊技モード中における大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない、即ち1回当りの基本変動時間)との組合せに関しても、それを固定の組合せとしてもよいし、複数種類の組合せの中から1つを選んで決定する構成としてもよい。
前記大当り抽選確率と1回当りの変動時間(基本変動時間)との組合せについて説明すると、
例えば図8の(イ)に示す例では、規定積算変動時間を300秒とした場合において、大当り抽選確率と1回当りの変動時間(基本変動時間)との組合せを、1/100と6秒、1/50と12秒との2種類とし、これをテーブルとして記憶させている。この場合には、確変遊技モード中において、300秒の規定積算変動時間での特別図柄の最大可能な変動回数は、それぞれ略50回と略25回となる。が、最大可能総当り確率は略50/100と略25/50となって、同程度の確率になるようにしている。前記において略50回、略25回と、略を付した理由は、特別図柄の基本変動時間は特別図柄始動記憶数Uの値が大きい場合には通常時よりも短い時間にする場合があり、その場合に最大可能変動回数が更に若干増加する場合があるからである。
また図8の(ロ)に示す例では、規定積算変動時間を600秒とした場合において、大当り抽選確率と1回当りの変動時間(基本変動時間)との組合せとして、1/200と6秒、1/150と8秒との2種類を用意し、テーブルとして記憶させている。この場合には、確変遊技モード中において、300秒の規定積算変動時間での特別図柄の最大可能な変動回数は、それぞれ略100回と略75回となる。が、最大可能な総当り確率は略100/200と略75/150となって、これも同程度の最大可能総当り確率になるようにしている。
一方、図8の(ハ)に示す例では、規定積算変動時間を180秒とした場合において、大当り抽選確率と1回当りの変動時間(基本変動時間)との組合せとして、1/90と6秒、1/60と6秒、1/30と6秒との3種類を用意し、テーブルとして記憶させている。この場合には、確変遊技モード中において、180秒の規定積算変動時間での特別図柄の最大可能な変動回数は、それぞれ略30回、略30回、略30回と同じになる。が、最大可能総当り確率は略30/90、略30/60、略30/30となって、最大可能な総大当り確率に差が出るようにしている。
【0041】
前記大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せの決定は、規定積算変動時間を決定した(図7のS45)後、確変遊技モード開始(図7のS49)までの間に行うことができる。
前記大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せの決定は、例えば組合せ選択用の専用の乱数カウンターを用いて乱数値を取り出し、これを組合せテーブルと比較することで、ランダムに組合せを選択し、決定することができる。
また前記大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せの決定は、大当りが発生した(図7のS42又はS52でYES)際に行う大当り図柄の抽選で特定の大当りになった時(図7のS43でYES)の図柄の種類に対応させて決定することができる。この場合は図柄の種類と、それに対応する前記大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せからなるテーブルを予め用意して、記憶させておく。
【0042】
上記においては、前記大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せの決定はパチンコ遊技機が自ら行う構成としている。が、その組合せの決定を遊技者が行えるようにすることもできる。
例えば上記図8の(イ)に示されるように、最大可能総大当り確率が変化しない大当り抽選確率と1回当りの変動時間との組合せにおいて、遊技者に対して、変動時間を6秒とするか、12秒とするかを選択できるようにする。また変動時間の代わりに大当り確率を用いて、大当り確率を1/100とするか、1/50とするかを選択できるようにする。
遊技者への選択を促す方法として、図9の(イ)若しくは(ロ)のような画面を図柄表示装置32aに表示し、パチンコ遊技機の左右の操作ボタン8、8を操作するように促すことができる。前記操作を促す画面は、例えば大当り遊技終了(図7のS47)の際における、いわゆる終了ディレーと称される終了挨拶の時間に表示することができる。が、要するに規定積算変動時間を決定した(図7のS45)後、確変遊技モード開始までに表示して遊技者に選択を促すようにすればよい。
なお遊技者が選択をしなかった場合若しくは遊技機側で組合せを決定する場合に、抽選にて組合せを決める場合には、その抽選演出画面を演出して表示し、また選択結果を表示して報知するようにすることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明は以上の構成よりなり、請求項1に記載のパチンコ遊技機によれば、
確変遊技モードの終了時期や確変遊技モード中の大当り抽選回数、確変遊技モード中での総大当り確率について変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項1に記載のパチンコ遊技機によれば、確変遊技モード中における大当り抽選回数に関して、その可能な抽選回数を有効に使えるか減少した状態となるかを、遊技者自身が作り出す遊技状況によっても左右されるようにしているので、遊技者に工夫の余地を与え、十分な緊張と興味を持続させることができるパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項1に記載のパチンコ遊技機によれば、確変遊技モード中における実際の大当り抽選回数が、その可能な抽選回数を有効に使える状態から減少した状態にまで変化されることから、逆に通常遊技モードでの大当り抽選確率を、より高い確率に上げることが可能となり、通常遊技モードでの大当りを引きやすくして、パチンコの初心者や投資金額を少なくしたい遊技者にとっても遊びやすいパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項2に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、規定積算変動時間は、複数種類の規定積算変動時間の中からランダムに選んで決定する構成としたので、
確変遊技モード中における大当り抽選回数(特別図柄の変動回数)を変化させることができ、また総大当り抽選確率も変化させることが可能となり、遊技者にとってより変化に富んだ、緊張感のある、面白いパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項3に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果に加えて、前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合にはそのリーチ変動時間を含む変動時間の積算とする構成としたので、
リーチが多いと遊技者はリーチをそれだけ多く楽しむことができるが、その代わりに早く規定積算変動時間に達して確変遊技モードの終了になり、また総大当り抽選確率も低下するような確変遊技モードを現出させることを可能とし、またリーチが少ないと、その逆の確変遊技モードを現出させることを可能し、よって確変遊技モード中での大当り抽選回数(総大当り抽選確率)とリーチ回数とに関して、より変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項4に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果に加えて、前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ時間を含まない変動時間の積算とする構成としたので、
リーチ変動時間を積算する場合に比べて、積算時間の増加が少なくなり、規定積算変動時間に達するまでにより多くの大当り抽選回数を得ることができる。しかもリーチが多いほど、終了時期とは無関係にリーチ演技を楽しむことができる。加えて、リーチ変動を含まない基本変動であっても、その基本変動の時間が変動するようにした機種においては、確変遊技モードの終了時期(継続時間)により変化をもたらし、また確変遊技モード中での大当り抽選回数(総大当り抽選確率)に変化をもたらすことができる、変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項5に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項1〜4の何れかに記載の構成による効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定する構成としたので、
同じ規定積算変動時間に対して、また異なる規定積算変動時間に対して、大当り当り抽選確率と変動時間との組合せを変化させることができ、確変遊技モードでの遊技を更に多彩で一層変化に富んだものとすることができる。
また請求項6に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項5に記載の構成による効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中からランダムに選んで決定する構成としたので、
ランダムに選択され決定された組合せによって、それぞれ異なる遊技状況を現出させることが可能となり、更に一層変化に富んだ確変遊技モードを有するパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項7に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項5に記載の構成による効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中から遊技者が選んで決定する構成とし、遊技者が選ばない場合にランダムに選んで決定する構成としたので、
遊技者自らが好む当り抽選確率と変動時間との組合せを選んで、確変遊技モードでの遊技を楽しむことが可能となり、自己の好みを反映させることが可能な、より楽しい確変遊技モードを有するパチンコ遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の主要構成を示す正面図である。
【図3】本発明の実施系体に係るパチンコ遊技機の主な電気的構成を示すブロック図である。
【図4】メインCPU112が実行する始動入賞口処理のフローチャートである。
【図5】メインCPU112が実行する特別図柄処理のフローチャートである。
【図6】メインCPU112が実行する特別図柄処理のフローチャートである。
【図7】メインCPU112が実行するモード切換処理のフローチャートである。
【図8】(イ)、(ロ)、(ハ)は、それぞれ大当り確率と変動時間との組合せの例を示す図である。
【図9】(イ)、(ロ)は、それぞれ遊技者に大当り確率と変動時間との組合せを選択するように促すための図柄表示装置での表示の例を示す図である。
【符号の説明】
8   操作ボタン
12、13、22、23  一般入賞口
25、26  普通図柄作動ゲート
27  始動入賞口
28  普通電動役物
30  センターケース
32a 図柄表示装置
33  特別図柄始動記憶数表示装置
43  大入賞口(第2の入賞口)

Claims (7)

  1. 始動入賞口に遊技球が入るとそれに基づいて大当りかハズレかを抽選すると共に特別図柄を変動及び確定表示し、大当りの場合には大入賞口を一定の条件で開放する大当り遊技を実行し、且つ前記大当りが更に特定の大当りの場合には、前記大当り遊技終了後の遊技モードを、前記大当りかハズレかを抽選する大当り抽選確率が通常遊技モードの場合よりも高い確率に設定される確変遊技モードで行うように構成したパチンコ遊技機であって、
    前記確変遊技モードの終了時期を、確変遊技モード中における特別図柄の変動時間の積算が規定積算変動時間に達した時点とする構成としたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記規定積算変動時間は、複数種類の規定積算変動時間の中からランダムに選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合にはそのリーチ変動時間を含む変動時間の積算とする構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ時間を含まない変動時間の積算とする構成としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  5. 確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中からランダムに選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
  7. 確変遊技モード中での大当り抽選確率と1回当りの変動時間(リーチ変動時間を含まない)との組合せを、複数種類の組合せの中から遊技者が選んで決定する構成とし、遊技者が選ばない場合にランダムに選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項5に記載のパチンコ遊技機。
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