JP2003320104A - 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当りの予告による効果を大きくすることが
できる遊技機を実現する。 【解決手段】 大当り信頼度決定用カウンタのカウント
値９７〜９９であった場合は、大当り信頼度レベル１の
大当り予告画像表示パターンＢが選択される。大当り信
頼度決定用カウンタのカウント値７５〜８６であった場
合は、大当り信頼度レベル３の大当り予告画像表示パタ
ーンＤが選択される。つまり、大当り信頼度が高い程、
大当り予告画像を表示している時間が長い表示パターン
が選択されるように設定されている。つまり、遊技者
は、大当り予告画像がどれぐらいの時間表示されたら大
当り信頼度が高くなるかということを学習することにな
るため、大当り予告画像の表示時間の経過と共に大当り
発生に対する期待を高めながらスリルのある遊技を楽し
むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、大当りを予告する画
像を表示する機能を備えた遊技機、その遊技機をコンピ
ュータにより機能させるためのコンピュータプログラム
およびそのコンピュータプログラムが記録された記録媒
体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の遊技機として図１９に示
すパチンコ機が知られている。図１９は、従来のパチン
コ機の主要構成を示す正面説明図である。パチンコ機５
００に設けられた操作ハンドル５０１を操作して発射さ
れた遊技球が第１種始動口５０２、あるいは、普通電動
役物５０３の開放された両翼に入賞すると、図柄表示器
５０４の画面上の横方向３個所において複数の特別図柄
（たとえば、０〜９）が上下方向にスクロール表示され
る。そして、所定時間経過後に３個所に確定表示された
３つの特別図柄が大当り図柄（たとえば、図１９に示す
ような「７７７」）に揃うと大当りが発生し、扉式の開
閉部材５０５が開作動し、大入賞口５０６が開口する。
そして、大入賞口５０６に遊技球が入賞すると、入賞球
１個に付き、所定個数（たとえば、１５個）の賞球が上
受け皿５０７に払出される。また、大入賞口５０６に入
賞した入賞球の数が所定数（たとえば、１０個）に達す
るか、あるいは、大入賞口５０６が開口してから所定時
間（たとえば、３０秒）経過するか、いずれかの条件が
満たされると、開閉部材５０５が閉作動し、大入賞口５
０６が閉口する。さらに、大入賞口５０６に入賞した遊
技球が大入賞口５０６の内部に設けられた特定領域５０
８を通過すると、大入賞口５０６が連続して開口する権
利が発生する。このように、大入賞口５０６が開口して
から閉口するまでを１ラウンドとし、遊技球が特定領域
５０８を通過することを条件として、複数のラウンド
（たとえば、１５ラウンド）の遊技を行うことができ
る。

【０００３】また、上記パチンコ機５００は、図柄表示
器５０４の画面上の２個所において同一の特別図柄が確
定表示された状態、いわゆるリーチになると、残る１個
所において変動している特別図柄の変動速度を超低速に
落とし、果たして大当り図柄が揃うかどうか、遊技者を
やきもきさせる演出が行われる。このリーチになると、
大当りの発生する確率が高くなるため、遊技者は、リー
チになることを期待しながら遊技を行う。そして、リー
チになることを予告する画像や大当りを予告する画像を
表示し、遊技者のリーチまたは大当りへの期待を高まら
せる手法が用いられている。たとえば、３個所の総てに
おいて特別図柄が変動しているときに予告用のキャラク
タを表示したり、特別図柄の背景画像を変化させるなど
の手法が用いられている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手法を用
いてリーチや大当りの予告を行っても、実際にはリーチ
や大当りにならない場合があるため、遊技者の予告に対
する興味が薄れてしまうので、予告の効果が小さいとい
う問題がある。

【０００５】そこでこの発明は、大当りの予告による効
果を大きくすることができる遊技機を実現することを目
的とする。また、リーチの予告による効果を大きくする
ことができる遊技機を実現することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項１に記載の発明
では、遊技盤に発射された遊技球が所定の領域を通過し
たことに基づいて大当りか否かを決定する決定手段と、
画面上を移動する画像を複数個所に表示するとともに、
前記複数個所において画像を確定表示することにより、
前記決定手段による決定結果を表示する画像表示手段と
を備えた遊技機において、前記画像表示手段が前記複数
個所において画像を確定表示する前に、前記決定手段の
決定結果が大当りであることを予告する大当り予告画像
を前記画像表示手段に表示させる大当り予告画像表示手
段と、前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示手段
により前記大当り予告画像を表示している時間を前記決
定結果の信頼度に対応して制御する表示時間制御手段と
を備えたという技術的手段を用いる。

【０００７】決定手段は、遊技盤に発射された遊技球が
所定の領域を通過したことに基づいて大当りか否かを決
定し、画像表示手段は、画面上を移動する画像を複数個
所に表示するとともに、それら複数個所において画像を
確定表示することにより、上記決定手段による決定結果
を表示する。大当り予告画像表示手段は、画像表示手段
が上記複数個所において画像を確定表示する前に、上記
決定手段の決定結果が大当りであることを予告する大当
り予告画像を上記画像表示手段に表示させる。表示時間
制御手段は、上記画像表示手段が上記大当り予告画像表
示手段により上記大当り予告画像を表示している時間を
上記決定結果の信頼度に対応して制御する。つまり、大
当りか否かの決定結果の信頼度に対応して、大当り予告
画像を表示している時間を制御することができるため、
遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて行くうち
に、大当り予告画像が表示されている時間と、上記決定
結果との関係を学習するようになるので、大当り予告画
像に対する興味が増すようになる。したがって、大当り
の予告による効果を大きくすることができる。

【０００８】請求項２に記載の発明では、請求項１に記
載の遊技機において、前記表示時間制御手段は、前記決
定結果の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を表示し
ている時間を長くするという技術的手段を用いる。

【０００９】つまり、決定結果の信頼度が高いほど大当
り予告画像を表示している時間を長くすることができる
ため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて行
くうちに、大当り予告画像の表示時間が長い場合は、決
定結果の信頼度が高いことを学習するようになるので、
大当り予告画像の表示時間が長くなるにつれて、決定結
果がたとえば大当りではないかという期待を高めて行く
ことになる。したがって、大当りの予告が行われること
により、遊技者は、大当りの発生に対してハラハラドキ
トキするスリルのある面白い遊技を行うことができる。

【００１０】請求項３に記載の発明では、請求項１に記
載の遊技機において、前記表示時間制御手段は、前記決
定結果の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を表示し
ている時間を短くするという技術的手段を用いる。

【００１１】つまり、決定結果の信頼度が高いほど大当
り予告画像を表示している時間を短くすることができる
ため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて行
くうちに、大当り予告画像の表示時間が短い場合は、決
定結果の信頼度が高いことを学習するようになるので、
大当り予告画像の表示時間が短くなるにつれて、決定結
果がたとえば大当りではないかという期待を高めて行く
ことになる。したがって、大当りの予告が行われること
により、遊技者は、大当りの発生に対してハラハラドキ
トキするスリルのある面白い遊技を行うことができる。

【００１２】請求項４に記載の発明では、請求項１ない
し請求項３のいずれか１つに記載の遊技機において、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えており、前記大当り予告画像表示手段は、前記リーチ
状態表示手段により前記画像表示手段が前記リーチ状態
を表示した後に前記大当り予告画像を表示するという技
術的手段を用いる。

【００１３】つまり、リーチ状態を表示した後に大当り
予告画像を表示することができるため、遊技者は、リー
チ状態が表示された後に大当り予告画像を見た経験を重
ねて行くうちに、リーチ状態が表示された後に大当り予
告画像が表示されている時間と、上記決定結果との関係
を学習するようになるので、リーチ状態が表示された後
の大当り予告画像に対する興味が増すようになる。した
がって、大当りの予告のうち、リーチ状態が表示された
後に行う予告による効果を大きくすることができる。特
に、一般的には、リーチ状態になった場合に大当りの発
生する確率が高いため、リーチ状態になると、遊技者の
大当りに対する期待が高まるが、そのときに上記大当り
予告画像を表示すれば、大当りに対する期待をより一層
高めることができる。

【００１４】請求項５に記載の発明では、遊技盤に発射
された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて大
当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する画
像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所におい
て画像を確定表示することにより、前記決定手段による
決定結果を表示する画像表示手段とを備えた遊技機をコ
ンピュータにより機能させるためのコンピュータプログ
ラムであって、前記コンピュータが、前記画像表示手段
が前記複数個所において画像を確定表示する前に、前記
決定手段の決定結果が大当りであることを予告する大当
り予告画像を前記画像表示手段に表示させる大当り予告
画像表示処理と、前記画像表示手段が前記大当り予告画
像表示処理により前記大当り予告画像を表示している時
間を前記決定結果の信頼度に対応して制御する表示時間
制御処理とを含む処理を実行するためのコンピュータプ
ログラムという技術的手段を用いる。

【００１５】つまり、請求項１に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、遊
技機（パチンコ機）に備えられたコンピュータ（ＣＰ
Ｕ）により機能するため、上記コンピュータプログラム
をＲＯＭなどの記録媒体に記憶しておき、その記憶され
たコンピュータプログラムを上記コンピュータが実行す
ることにより、上記遊技機を機能させることができる。

【００１６】請求項６に記載の発明では、遊技盤に発射
された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて大
当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する画
像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所におい
て画像を確定表示することにより、前記決定手段による
決定結果を表示する画像表示手段とを備えた遊技機をコ
ンピュータにより機能させるためのコンピュータプログ
ラムが記録された記録媒体であって、前記コンピュータ
が、前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確
定表示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであ
ることを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に
表示させる大当り予告画像表示処理と、前記画像表示手
段が前記大当り予告画像表示処理により前記大当り予告
画像を表示している時間を前記決定結果の信頼度に対応
して制御する表示時間制御処理とを含む処理を実行する
ためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体と
いう技術的手段を用いる。

【００１７】つまり、請求項１に記載の遊技機のように
コンピュータ（ＣＰＵ）を用いることにより機能する遊
技機は、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載す
るように、遊技機（パチンコ機）に設けられた記録媒体
（ＲＯＭ）に記録されたコンピュータプログラムをコン
ピュータが実行することにより機能するため、上記記録
媒体を使用することにより、上記遊技機を機能させるこ
とができる。

【００１８】請求項７に記載の発明では、遊技盤に発射
された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて大
当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する画
像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所におい
て画像を確定表示することにより、前記決定手段による
決定結果を表示する画像表示手段とを備えた遊技機にお
いて、前記画像表示手段が前記複数個所において画像を
確定表示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りで
あることを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段
に表示させる大当り予告画像表示手段と、前記画像表示
手段が前記大当り予告画像表示手段により前記大当り予
告画像を表示するタイミングを前記決定結果の信頼度に
対応して制御する表示タイミング制御手段とを備えると
いう技術的手段を用いる。

【００１９】決定手段は、遊技盤に発射された遊技球が
所定の領域を通過したことに基づいて大当りか否かを決
定し、画像表示手段は、画面上を移動する画像を複数個
所に表示するとともに、それら複数個所において画像を
確定表示することにより、上記決定手段による決定結果
を表示する。大当り予告画像表示手段は、画像表示手段
が上記複数個所において画像を確定表示する前に、上記
決定手段の決定結果が大当りであることを予告する大当
り予告画像を上記画像表示手段に表示させる。表示タイ
ミング制御手段は、上記画像表示手段が上記大当り予告
画像表示手段により上記大当り予告画像を表示するタイ
ミングを上記決定結果の信頼度に対応して制御する。つ
まり、大当りか否かの決定結果の信頼度に対応して、大
当り予告画像を表示するタイミングを制御することがで
きるため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ね
て行くうちに、大当り予告画像が表示されるタイミング
と、上記決定結果との関係を学習するようになるので、
大当り予告画像に対する興味が増すようになる。したが
って、大当りの予告による効果を大きくすることができ
る。

【００２０】請求項８に記載の発明では、請求項７に記
載の遊技機において、前記表示タイミング制御手段は、
前記決定結果の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を
表示するタイミングを早くするという技術的手段を用い
る。

【００２１】つまり、決定結果の信頼度が高いほど大当
り予告画像を表示するタイミングを早くすることができ
るため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて
行くうちに、大当り予告画像の表示タイミングが早い場
合は、決定結果の信頼度が高いことを学習するようにな
るので、大当り予告画像の表示タイミングが早くなるに
つれて、決定結果がたとえば大当りではないかという期
待を高めて行くことになる。したがって、大当りの予告
が行われることにより、遊技者は、大当りの発生に対し
てハラハラドキトキするスリルのある面白い遊技を行う
ことができる。

【００２２】請求項９に記載の発明では、請求項７に記
載の遊技機において、前記表示タイミング制御手段は、
前記決定結果の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を
表示するタイミングを遅くするという技術的手段を用い
る。

【００２３】つまり、決定結果の信頼度が高いほど大当
り予告画像を表示するタイミングを遅くすることができ
るため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて
行くうちに、大当り予告画像の表示タイミングが遅い場
合は、決定結果の信頼度が高いことを学習するようにな
るので、大当り予告画像の表示タイミングが遅くなるに
つれて、決定結果がたとえば大当りではないかという期
待を高めて行くことになる。したがって、大当りの予告
が行われることにより、遊技者は、大当りの発生に対し
てハラハラドキトキするスリルのある面白い遊技を行う
ことができる。

【００２４】請求項１０に記載の発明では、請求項７な
いし請求項９のいずれか１つに記載の遊技機において、
前記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において
画像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所に
おいて画像が移動しており、前記１個所を除く個所にお
いて、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示
す大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態
を前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を
備えており、前記大当り予告画像表示手段は、前記リー
チ状態表示手段により前記画像表示手段が前記リーチ状
態を表示した後に前記大当り予告画像を表示するという
技術的手段を用いる。

【００２５】つまり、リーチ状態を表示した後に大当り
予告画像を表示することができるため、遊技者は、リー
チ状態が表示された後に大当り予告画像を見た経験を重
ねて行くうちに、リーチ状態が表示された後に大当り予
告画像が表示されるタイミングと、上記決定結果との関
係を学習するようになるので、リーチ状態が表示された
後の大当り予告画像に対する興味が増すようになる。し
たがって、大当りの予告のうち、リーチ状態が表示され
た後に行う予告による効果を大きくすることができる。
特に、一般的には、リーチ状態になった場合に大当りの
発生する確率が高いため、リーチ状態になると、遊技者
の大当りに対する期待が高まるが、そのときに上記大当
り予告画像を表示すれば、大当りに対する期待をより一
層高めることができる。

【００２６】請求項１１に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えた遊技機を
コンピュータにより機能させるためのコンピュータプロ
グラムであって、前記コンピュータが、前記画像表示手
段が前記複数個所において画像を確定表示する前に、前
記決定手段の決定結果が大当りであることを予告する大
当り予告画像を前記画像表示手段に表示させる大当り予
告画像表示処理と、前記画像表示手段が前記大当り予告
画像表示手段により前記大当り予告画像を表示するタイ
ミングを前記決定結果の信頼度に対応して制御する表示
タイミング制御処理とを含む処理を実行するためのコン
ピュータプログラムという技術的手段を用いる。

【００２７】つまり、請求項７に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、遊
技機（パチンコ機）に備えられたコンピュータ（ＣＰ
Ｕ）により機能するため、上記コンピュータプログラム
をＲＯＭなどの記録媒体に記憶しておき、その記憶され
たコンピュータプログラムを上記コンピュータが実行す
ることにより、上記遊技機を機能させることができる。

【００２８】請求項１２に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えた遊技機を
コンピュータにより機能させるためのコンピュータプロ
グラムが記録された記録媒体であって、前記コンピュー
タが、前記画像表示手段が前記複数個所において画像を
確定表示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りで
あることを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段
に表示させる大当り予告画像表示処理と、前記画像表示
手段が前記大当り予告画像表示手段により前記大当り予
告画像を表示するタイミングを前記決定結果の信頼度に
対応して制御する表示タイミング制御処理とを含む処理
を実行するためのコンピュータプログラムが記録された
記録媒体という技術的手段を用いる。

【００２９】つまり、請求項７に記載の遊技機のように
コンピュータ（ＣＰＵ）を用いることにより機能する遊
技機は、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載す
るように、遊技機（パチンコ機）に設けられた記録媒体
（ＲＯＭ）に記録されたコンピュータプログラムをコン
ピュータが実行することにより機能するため、上記記録
媒体を使用することにより、上記遊技機を機能させるこ
とができる。

【００３０】請求項１３に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えており、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えた遊技機において、前記画像表示手段に前記リーチ状
態を表示させるか否かを決定するリーチ決定手段と、前
記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画像
を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示手
段と、前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示し
ている時間を、前記リーチ決定手段による決定結果の信
頼度に対応して制御するリーチ予告画像表示時間制御手
段とを備えるという技術的手段を用いる。

【００３１】決定手段は、遊技盤に発射された遊技球が
所定の領域を通過したことに基づいて大当りか否かを決
定し、画像表示手段は、画面上を移動する画像を複数個
所に表示するとともに、それら複数個所において画像を
確定表示することにより、上記決定手段による決定結果
を表示する。リーチ状態表示手段は、画像表示手段が上
記複数個所の総ての個所において画像を確定表示する前
に、前記複数個所のうち１個所において画像が移動して
おり、その１個所を除く個所において、上記決定手段の
決定結果が大当りであることを示す大当り画像を構成す
る画像を確定表示したリーチ状態を画像表示手段に表示
させる。リーチ決定手段は、画像表示手段に上記リーチ
状態を表示させるか否かを決定し、リーチ予告画像表示
手段は、リーチ状態を表示することを予告するリーチ予
告画像を上記画像表示手段に表示させる。リーチ予告画
像表示時間制御手段は、画像表示手段が上記リーチ予告
画像を表示している時間を、上記リーチ決定手段による
決定結果の信頼度に対応して制御する。つまり、大当り
か否かの決定結果の信頼度に対応して、リーチ予告画像
を表示している時間を制御することができるため、遊技
者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて行くうちに、
リーチ予告画像が表示されている時間と、上記決定結果
との関係を学習するようになるので、リーチ予告画像に
対する興味が増すようになる。したがって、リーチの予
告による効果を大きくすることができる。

【００３２】請求項１４に記載の発明では、請求項１３
に記載の遊技機において、前記リーチ予告画像表示時間
制御手段は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リー
チ予告画像を表示している時間を長くするという技術的
手段を用いる。

【００３３】つまり、決定結果の信頼度が高いほどリー
チ予告画像を表示している時間を長くすることができる
ため、遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて行
くうちに、リーチ予告画像の表示時間が長い場合は、決
定結果の信頼度が高いことを学習するようになるので、
リーチ予告画像の表示時間が長くなるにつれて、決定結
果がたとえばリーチではないかという期待を高めて行く
ことになる。したがって、リーチの予告が行われること
により、遊技者は、リーチの発生に対してハラハラドキ
トキするスリルのある面白い遊技を行うことができる。

【００３４】請求項１５に記載の発明では、請求項１３
に記載の遊技機において、前記リーチ予告画像表示時間
制御手段は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リー
チ予告画像を表示している時間を短くするという技術的
手段を用いる。

【００３５】つまり、決定結果の信頼度が高いほどリー
チ予告画像を表示している時間を短くすることができる
ため、遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて行
くうちに、リーチ予告画像の表示時間が短い場合は、決
定結果の信頼度が高いことを学習するようになるので、
リーチ予告画像の表示時間が短くなるにつれて、決定結
果がたとえばリーチではないかという期待を高めて行く
ことになる。したがって、リーチの予告が行われること
により、遊技者は、リーチの発生に対してハラハラドキ
トキするスリルのある面白い遊技を行うことができる。

【００３６】請求項１６に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えており、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えた遊技機をコンピュータにより機能させるためのコン
ピュータプログラムであって、前記コンピュータが、前
記画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否かを
決定するリーチ決定処理と、前記リーチ状態を表示する
ことを予告するリーチ予告画像を前記画像表示手段に表
示させるリーチ予告画像表示処理と、前記画像表示手段
が前記リーチ予告画像を表示している時間を、前記リー
チ決定手段による決定結果の信頼度に対応して制御する
リーチ予告画像表示時間制御処理とを含む処理を実行す
るためのコンピュータプログラムという技術的手段を用
いる。

【００３７】つまり、請求項１３に記載の遊技機は、た
とえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、
遊技機（パチンコ機）に備えられたコンピュータ（ＣＰ
Ｕ）により機能するため、上記コンピュータプログラム
をＲＯＭなどの記録媒体に記憶しておき、その記憶され
たコンピュータプログラムを上記コンピュータが実行す
ることにより、上記遊技機を機能させることができる。

【００３８】請求項１７に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えており、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えた遊技機をコンピュータにより機能させるためのコン
ピュータプログラムが記録された記録媒体であって、前
記コンピュータが、前記画像表示手段に前記リーチ状態
を表示させるか否かを決定するリーチ決定処理と、前記
リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画像を
前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示処理
と、前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示して
いる時間を、前記リーチ決定手段による決定結果の信頼
度に対応して制御するリーチ予告画像表示時間制御処理
とを含む処理を実行するためのコンピュータプログラム
が記録された記録媒体という技術的手段を用いる。

【００３９】つまり、請求項１３に記載の遊技機のよう
にコンピュータ（ＣＰＵ）を用いることにより機能する
遊技機は、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載
するように、遊技機（パチンコ機）に設けられた記録媒
体（ＲＯＭ）に記録されたコンピュータプログラムをコ
ンピュータが実行することにより機能するため、上記記
録媒体を使用することにより、上記遊技機を機能させる
ことができる。

【００４０】請求項１８に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えており、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えた遊技機において、前記画像表示手段に前記リーチ状
態を表示させるか否かを決定するリーチ決定手段と、前
記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画像
を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示手
段と、前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示す
るタイミングを、前記リーチ決定手段による決定結果の
信頼度に対応して制御するリーチ予告画像表示タイミン
グ制御手段とを備えるという技術的手段を用いる。

【００４１】決定手段は、遊技盤に発射された遊技球が
所定の領域を通過したことに基づいて大当りか否かを決
定し、画像表示手段は、画面上を移動する画像を複数個
所に表示するとともに、それら複数個所において画像を
確定表示することにより、上記決定手段による決定結果
を表示する。リーチ状態表示手段は、画像表示手段が上
記複数個所の総ての個所において画像を確定表示する前
に、前記複数個所のうち１個所において画像が移動して
おり、その１個所を除く個所において、上記決定手段の
決定結果が大当りであることを示す大当り画像を構成す
る画像を確定表示したリーチ状態を画像表示手段に表示
させる。リーチ決定手段は、画像表示手段に上記リーチ
状態を表示させるか否かを決定し、リーチ予告画像表示
手段は、リーチ状態を表示することを予告するリーチ予
告画像を上記画像表示手段に表示させる。リーチ予告画
像表示タイミング制御手段は、画像表示手段が上記リー
チ予告画像を表示するタイミングを、上記リーチ決定手
段による決定結果の信頼度に対応して制御する。つま
り、大当りか否かの決定結果の信頼度に対応して、リー
チ予告画像を表示するタイミングを制御することができ
るため、遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて
行くうちに、リーチ予告画像が表示されるタイミング
と、上記決定結果との関係を学習するようになるので、
リーチ予告画像に対する興味が増すようになる。したが
って、リーチの予告による効果を大きくすることができ
る。

【００４２】請求項１９に記載の発明では、請求項１８
に記載の遊技機において、前記リーチ予告画像表示時間
制御手段は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リー
チ予告画像を表示しているタイミングを早くするという
技術的手段を用いる。

【００４３】つまり、決定結果の信頼度が高いほどリー
チ予告画像を表示するタイミングを早くすることができ
るため、遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて
行くうちに、リーチ予告画像の表示タイミングが早い場
合は、決定結果の信頼度が高いことを学習するようにな
るので、リーチ予告画像の表示タイミングが早くなるに
つれて、決定結果がたとえばリーチではないかという期
待を高めて行くことになる。したがって、リーチの予告
が行われることにより、遊技者は、リーチの発生に対し
てハラハラドキトキするスリルのある面白い遊技を行う
ことができる。

【００４４】請求項２０に記載の発明では、請求項１８
に記載の遊技機において、前記リーチ予告画像表示時間
制御手段は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リー
チ予告画像を表示しているタイミングを遅くするという
技術的手段を用いる。

【００４５】つまり、決定結果の信頼度が高いほどリー
チ予告画像を表示するタイミングを遅くすることができ
るため、遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて
行くうちに、リーチ予告画像の表示タイミングが遅い場
合は、決定結果の信頼度が高いことを学習するようにな
るので、リーチ予告画像の表示タイミングが遅くなるに
つれて、決定結果がたとえばリーチではないかという期
待を高めて行くことになる。したがって、リーチの予告
が行われることにより、遊技者は、リーチの発生に対し
てハラハラドキトキするスリルのある面白い遊技を行う
ことができる。

【００４６】請求項２１に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えており、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えた遊技機をコンピュータにより機能させるためのコン
ピュータプログラムであって、前記コンピュータが前記
画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否かを決
定するリーチ決定処理と、前記リーチ状態を表示するこ
とを予告するリーチ予告画像を前記画像表示手段に表示
させるリーチ予告画像表示処理と、前記画像表示手段が
前記リーチ予告画像を表示するタイミングを、前記リー
チ決定処理による決定結果の信頼度に対応して制御する
リーチ予告画像表示タイミング制御処理とを含む処理を
実行するためのコンピュータプログラムという技術的手
段を用いる。

【００４７】つまり、請求項１８に記載の遊技機は、た
とえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、
遊技機（パチンコ機）に備えられたコンピュータ（ＣＰ
Ｕ）により機能するため、上記コンピュータプログラム
をＲＯＭなどの記録媒体に記憶しておき、その記憶され
たコンピュータプログラムを上記コンピュータが実行す
ることにより、上記遊技機を機能させることができる。

【００４８】請求項２２に記載の発明では、遊技盤に発
射された遊技球が所定の領域を通過したことに基づいて
大当りか否かを決定する決定手段と、画面上を移動する
画像を複数個所に表示するとともに、前記複数個所にお
いて画像を確定表示することにより、前記決定手段によ
る決定結果を表示する画像表示手段とを備えており、前
記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において画
像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所にお
いて画像が移動しており、前記１個所を除く個所におい
て、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示す
大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態を
前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を備
えた遊技機をコンピュータにより機能させるためのコン
ピュータプログラムが記録された記録媒体であって、前
記コンピュータが前記画像表示手段に前記リーチ状態を
表示させるか否かを決定するリーチ決定処理と、前記リ
ーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画像を前
記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示処理
と、前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示する
タイミングを、前記リーチ決定処理による決定結果の信
頼度に対応して制御するリーチ予告画像表示タイミング
制御処理とを含む処理を実行するためのコンピュータプ
ログラムが記録された記録媒体という技術的手段を用い
る。

【００４９】つまり、請求項１８に記載の遊技機のよう
にコンピュータ（ＣＰＵ）を用いることにより機能する
遊技機は、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載
するように、遊技機（パチンコ機）に設けられた記録媒
体（ＲＯＭ）に記録されたコンピュータプログラムをコ
ンピュータが実行することにより機能するため、上記記
録媒体を使用することにより、上記遊技機を機能させる
ことができる。なお、信頼度とは、信頼できる程度を意
味し、大当りの決定に対する信頼度とは、大当りの発生
率の程度を意味し、リーチの決定に対する信頼度とは、
リーチの発生率の程度を意味する。また、確定表示と
は、最終的に確定した画像を表示したという意味であ
り、確定表示の態様には、変動が完全に停止した状態の
他、完全に停止しないで上下または左右に振動するな
ど、所定の動きを伴っている状態などが含まれる。

【００５０】

【発明の実施の形態】以下、この発明に係る遊技機の実
施形態について図を参照して説明する。なお、以下の実
施形態では、この発明に係る遊技機として、いわゆる第
１種パチンコ機を例に挙げて説明する。なお、以下の説
明において、図柄表示器３２ａの画面左側に表示される
特別図柄を左図柄、画面中央に表示される特別図柄を中
図柄、画面右側に表示される特別図柄を右図柄とそれぞ
れ称する。また、複数の左図柄を配列した図柄列を左図
柄列、複数の中図柄を配列した図柄列を中図柄列、複数
の右図柄を配列した図柄列を右図柄列とそれぞれ称す
る。さらに、左図柄列のうち確定表示された左図柄を確
定左図柄、中図柄列のうち確定表示された中図柄を確定
中図柄、右図柄列のうち確定表示された右図柄を確定右
図柄とそれぞれ称する。 ［この実施形態に係るパチンコ機の特徴］この実施形態
のパチンコ機は、大当りかハズレかの抽選結果に対する
信頼度に対応して、リーチ予告画像または大当り予告画
像の表示時間、あるいは、表示タイミングを変更するこ
とにより、リーチ予告または大当り予告による効果を大
きくすることができることを特徴とする。

【００５１】［全体の主要構成］まず、この実施形態の
パチンコ機の主要構成について図１を参照して説明す
る。図１は、そのパチンコ機の外観を示す斜視説明図で
ある。パチンコ機１には、前枠２がヒンジ８を介して開
閉可能に備えられており、その前枠２には、ガラス枠４
が開閉可能に取付けられている。前枠２の右側には、ガ
ラス枠４開閉用の鍵を差し込む鍵穴３が設けられてい
る。ガラス枠４の内部には、遊技盤５が設けられてお
り、前枠２の右側下方には、遊技球を遊技盤５へ発射す
る発射装置（図示省略）を操作するための発射ハンドル
１５が回動可能に取付けられている。ガラス枠４の下方
には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口６ａが
形成されており、この賞球・貸球供給口６ａの供給側に
は、その賞球・貸球供給口６ａから供給された賞球や貸
球を溜めておくための上受け皿６が取り付けられてい
る。上受け皿６の下方には、上受け皿６の収容可能数を
超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー６ｂの操作
により上受け皿６から排出された遊技球などを排出する
排出口７ａが形成されている。排出口７ａの排出側に
は、その排出口７ａから排出された遊技球を収容してお
くための下受け皿７が設けられている。また、遊技盤５
の上方には、枠ランプ９が設けられており、下受け皿７
の左側には、灰皿７ｂが設けられている。

【００５２】［遊技盤５の主要構成］次に、遊技盤５の
主要構成について図２を参照して説明する。図２は遊技
盤５の主要構成を示す正面説明図でる。なお、以下の説
明では、図柄表示器３２ａの画面左の表示領域において
表示される特別図柄を左図柄、画面中央の表示領域にお
いて表示される特別図柄を中図柄、画面右の表示領域に
おいて表示される特別図柄を右図柄とそれぞれ称する。
遊技盤５の略中央には、センターケース３０が備えられ
ている。センターケース３０には、特別図柄、普通図
柄、リーチ予告画像、大当り予告画像、背景画像、各種
の演出画像などを液晶で表示する図柄表示器３２ａと、
普通図柄の変動開始を保留している数（以下、普通図柄
始動記憶数という）を４個のＬＥＤにより表示する普通
図柄始動記憶表示ＬＥＤ３５と、特別図柄の変動開始を
保留している数（以下、特別図柄始動記憶数という）を
４個のＬＥＤにより表示する特別図柄始動記憶表示ＬＥ
Ｄ３３とが備えられている。

【００５３】センターケース３０の下方には、第１種始
動口２７が設けられており、その第１種始動口２７の下
方には、普通電動役物４７が設けられている。遊技球が
第１種始動口２７、または、普通電動役物４７の開放さ
れた両翼から入賞すると、図柄表示器３２ａが特別図柄
の変動表示を開始する。特別図柄の変動中に遊技球が第
１種始動口２７、または、普通電動役物４７の開放され
た両翼から入賞した場合は、特別図柄の変動が保留さ
れ、その保留数（特別図柄始動記憶数）は、特別図柄始
動記憶表示ＬＥＤ３３のＬＥＤの点灯数により表示され
る。なお、図柄表示器３２ａにより変動表示された後に
確定表示された普通図柄が当り普通図柄であった場合
に、普通電動役物４７の両翼が開放する。普通電動役物
４７の下方には、大当りが発生した場合に大入賞口４１
を開口する変動入賞装置４０が設けられている。変動入
賞装置４０は、大入賞口４１を開閉する開閉部材４３を
備える。また、変動入賞装置４０の内部には、開閉部材
４３を連続して開放動作させる機能を有する特定領域
（図示せず）と、この特定領域を通過した遊技球を検出
する特定領域スイッチ（図１２において符号４１ｂで示
す）が設けられている。

【００５４】遊技盤５の上部左右には、内部に設けられ
たＬＥＤにより装飾されたコーナー飾り１１が設けられ
ており、遊技盤５の左右には、内部に設けられたＬＥＤ
により装飾されたサイド飾り２０，２０が設けられてい
る。右側のサイド飾り２０の上端には、普通図柄作動右
ゲート（以下、右ゲートと称する）２５が設けられてお
り、左側のサイド飾り２０の上端には、普通図柄作動左
ゲート（以下、左ゲートと称する）２６が設けられてい
る。遊技球が右ゲート２５または左ゲート２６を通過す
ると、図柄表示器３２ａが普通図柄の変動表示を開始す
る。普通図柄の変動中に遊技球が右ゲート２５または左
ゲート２６を通過した場合は、普通図柄の変動が保留さ
れ、その保留数（普通図柄始動記憶数）は、普通図柄始
動記憶表示ＬＥＤ３５のＬＥＤの点灯数により表示され
る。右ゲート２５の下方には、右袖入賞口１２が設けら
れており、その斜め左下方には、右下入賞口４５が設け
られている。左ゲート２６の下方には、左袖入賞口１３
が設けられており、その斜め右下方には、左下入賞口４
４が設けられている。

【００５５】また、右ゲート２５の斜め左下および左ゲ
ート２６の斜め右下には、風車２４がそれぞれ設けられ
ている。さらに、遊技盤５には、発射された遊技球を遊
技領域へ案内するレール１６が取付けられており、変動
入賞装置４０の下方には、入賞しなかった遊技球をアウ
ト球として回収するアウト口１４が設けられている。そ
して、遊技盤５には、多くの釘１７が打ち込まれてお
り、遊技盤５に発射された遊技球は、釘１７の間を乱舞
しながら落下し、各入賞口、第１種始動口２７または普
通電動役物４７の開放された両翼に入賞したり、右ゲー
ト２５または左ゲート２６を通過したり、あるいはアウ
ト口１４から回収されたりする。

【００５６】［図柄表示器３２ａの表示内容］次に、図
柄表示器３２ａの表示内容について図３ないし図１１を
参照して説明する。図３は、センターケース３０を拡大
して示す説明図である。図４（Ａ）は、図柄表示器３２
ａの画面に左図柄Ｇ１、中図柄Ｇ２および右図柄Ｇ３が
それぞれ確定表示された状態を示す説明図であり、図４
（Ｂ）は、各図柄が変動している状態を示す説明図であ
り、図４（Ｃ）は、リーチ予告画像が表示された状態を
示す説明図である。図５（Ｄ）は、リーチ状態を示す説
明図であり、図５（Ｅ）は、大当り図柄が確定表示され
た状態を示す説明図である。図６（Ａ）は、図柄表示器
３２ａの画面に左図柄Ｇ１、中図柄Ｇ２および右図柄Ｇ
３がそれぞれ確定表示された状態を示す説明図であり、
図６（Ｂ）は、各図柄が変動している状態を示す説明図
であり、図６（Ｃ）は、リーチ状態を示す説明図であ
る。図７（Ｄ）は、大当り予告画像が表示された状態を
示す説明図であり、図７（Ｅ）は、大当り予告画像が消
えた状態を示す説明図であり、図７（Ｆ）は、大当り図
柄が確定表示された状態を示す説明図である。図８は、
特別図柄の変動開始と同時にリーチ予告画像が表示され
るタイミングを示すタイムチャートである。図９は、特
別図柄の変動開始後にリーチ予告画像が表示されるタイ
ミングを示すタイムチャートである。図１０は、リーチ
の開始と同時に大当り予告画像が表示されるタイミング
を示すタイムチャートである。図１１は、リーチの開始
後に大当り予告画像が表示されるタイミングを示すタイ
ムチャートである。なお、この実施形態では、図柄表示
器３２ａは、１〜９の数字を示す特別図柄からなる図柄
列を画面の横方向の３個所においてそれぞれ上下方向に
数字が増えて行く順序で変動表示（スクロール表示とも
いう）させるものとする。

【００５７】（リーチ予告画像の表示） （１）図４（Ａ）に示すように、図柄表示器３２ａの画
面には、大当りか否かの抽選結果を示す特別図柄が確定
表示されている。本例では、左図柄Ｇ１として特別図柄
「１」が、中図柄として特別図柄「２」が、右図柄とし
て特別図柄「３」がそれぞれ確定表示されている。つま
り、抽選結果がハズレであったことを示す特別図柄（以
下、ハズレ図柄と称する）「１２３」が確定表示されて
いる。

【００５８】（２）そして、遊技球が第１種始動口２
７、または、普通電動役物４７の開放された両翼に入賞
すると、図４（Ｂ）に示すように、左図柄、中図柄およ
び右図柄が変動を開始する（図８または図９の時刻ｔ
１）。

【００５９】（３）各図柄の変動が開始されてからｔａ
時間経過すると、図４（Ｃ）に示すように、リーチ予告
画像ＣＡ１が表示される（図９の時刻ｔ２）。本例のリ
ーチ予告画像ＣＡ１は、動物の狼を模したキャラクタ画
像である。リーチ予告画像ＣＡ１は、ｔｂ時間表示され
た後に画面上から消え去る。遊技者は、そのリーチ予告
画像ＣＡ１を見ることにより、現在の図柄変動がリーチ
になるかもしれないと推測することができる。リーチ予
告画像ＣＡ１を表示するタイミングおよび表示時間ｔｂ
は、大当りかハズレかの抽選結果に対する信頼度に対応
させて変化する。このため、図８に示すように、各図柄
の変動開始と同時にリーチ予告画像ＣＡ１を表示する場
合もある（時刻ｔ１）。

【００６０】（４）そして、リーチになるか否かの決定
において、リーチになることが決定されている場合は、
リーチ予告画像ＣＡ１が消え去ってから所定時間経過す
ると、図５（Ｄ）に示すように、左図柄Ｇ１、右図柄Ｇ
３の順に変動が停止し、左図柄Ｇ１および右図柄Ｇ３と
して同一の特別図柄がそれぞれ確定表示され、リーチ状
態になる（図８の時刻ｔ３または図９の時刻ｔ４）。本
例では、左図柄Ｇ１および右図柄Ｇ３として特別図柄
「７」がそれぞれ確定表示されている。このとき、リー
チになった事実を知った遊技者は、リーチ予告画像ＣＡ
１の表示タイミングまたは表示時間と、リーチになった
事実とを関連付けて記憶する。つまり、遊技者は、リー
チ予告画像ＣＡ１を見ることと、予告通りにリーチにな
ったか否かの結果を見ることの経験を重ねて行くうち
に、リーチ予告画像がどのようなタイミングで表示され
たら、あるいは、どれぐらいの時間表示されたらリーチ
になる信頼度が高くなるかということを学習する。

【００６１】（５）そして、リーチになってから所定時
間経過すると、図５（Ｅ）に示すように、中図柄Ｇ２の
変動が停止し、特別図柄が確定表示される（図８の時刻
ｔ４または図９の時刻ｔ５）。本例では、特別図柄
「７」が確定表示されている。つまり、大当り図柄「７
７７」が確定表示されている。

【００６２】（大当り予告画像の表示） （１）図６（Ａ）に示すように、図柄表示器３２ａの画
面には、大当りか否かの抽選結果を示す特別図柄が確定
表示されている。本例では、左図柄Ｇ１として特別図柄
「１」が、中図柄として特別図柄「２」が、右図柄とし
て特別図柄「３」がそれぞれ確定表示されている。つま
り、抽選結果がハズレであったことを示す特別図柄（以
下、ハズレ図柄と称する）「１２３」が確定表示されて
いる。

【００６３】（２）そして、遊技球が第１種始動口２
７、または、普通電動役物４７の開放された両翼に入賞
すると、図６（Ｂ）に示すように、左図柄、中図柄およ
び右図柄が変動を開始する（図１０または図１１の時刻
ｔ１）。

【００６４】（３）そして、リーチになるか否かの決定
において、リーチになることが決定されている場合は、
図６（Ｃ）に示すように、左図柄Ｇ１、右図柄Ｇ３の順
に変動が停止し、左図柄Ｇ１および右図柄Ｇ３として同
一の特別図柄がそれぞれ確定表示され、リーチ状態にな
る（図１０または図１１の時刻ｔ２）。本例では、左図
柄Ｇ１および右図柄Ｇ３として特別図柄「７」がそれぞ
れ確定表示されている。

【００６５】（４）リーチが開始されてからｔｃ時間経
過すると、図７（Ｄ）に示すように、大当り予告画像Ｃ
Ａ２が表示される（図１１の時刻ｔ３）。本例の大当り
予告画像ＣＡ２は、動物の狼を模したキャラクタ画像で
ある。大当り予告画像ＣＡ２は、ｔｄ時間表示された後
に画面上から消え去る。遊技者は、その大当り予告画像
ＣＡ２を見ることにより、大当りになるかもしれないと
推測することができる。大当り予告画像ＣＡ２を表示す
るタイミングおよび表示時間ｔｂは、大当りかハズレか
の抽選結果に対する信頼度に対応させて変化する。この
ため、図１０に示すように、リーチの開始と同時に大当
り予告画像ＣＡ２を表示する場合もある（時刻ｔ２）。

【００６６】（５）そして、大当り予告画像ＣＡ２が画
面上から消え去ってから所定時間、リーチ状態が継続し
た後、図７（Ｆ）に示すように、中図柄Ｇ２の変動が停
止し、特別図柄が確定表示される（図１０の時刻ｔ４ま
たは図１１の時刻ｔ５）。本例では、特別図柄「７」が
確定表示されている。つまり、大当り図柄「７７７」が
確定表示されている。このとき、大当りになった事実を
知った遊技者は、大当り予告画像ＣＡ２の表示タイミン
グまたは表示時間と、大当りになった事実とを関連付け
て記憶する。つまり、遊技者は、大当り予告画像ＣＡ２
を見ることと、予告通りに大当りになったか否かの結果
を見ることの経験を重ねて行くうちに、大当り予告画像
がどのようなタイミングで表示されたら、あるいは、ど
れぐらいの時間表示されたら大当りになる信頼度が高く
なるかということを学習する。

【００６７】［パチンコ機１の電気的構成］次に、パチ
ンコ機１の主な電気的構成についてそれをブロックで示
す図１２を参照して説明する。パチンコ機１には、主基
板１００が設けられており、この主基板１００には、マ
イクロプロセッサ１１０などが搭載されている。マイク
ロプロセッサ１１０には、メインＣＰＵ１１２と、ＲＯ
Ｍ１１４と、ＲＡＭ１１６とが搭載されている。メイン
ＣＰＵ１１２は、入賞の判定、入賞数のカウント、大当
りかハズレかの決定、各装置や払出制御基板２００への
制御コマンドの送信などを実行する。また、メインＣＰ
Ｕ１１２は、電源遮断時における入賞数、大当りかハズ
レかの決定内容および遊技状態などを示すデータのバッ
クアップ処理を実行する。ＲＯＭ１１４には、メインＣ
ＰＵ１１２が各種の制御などを実行するための制御プロ
グラム、制御コマンドなどが記録されている。ＲＡＭ１
１６は、入賞や大当りの判定結果、入賞数などの遊技中
に発生する各種データ、ＲＯＭ１１４から読出された制
御プログラムなどを一時的に格納する。また、ＲＡＭ１
１６には、電源が遮断した際に、電源遮断直前の遊技状
態を示すデータをバックアップして記憶保持するバック
アップ領域が形成されている。

【００６８】主基板１００には、次に記載するものが電
気的に接続されている。遊技球が第１種始動口２７を通
過したことを検出する第１種始動口スイッチ２７ａ、図
柄表示器３２ａを制御する図柄制御装置３２、ＬＥＤや
ランプ類を制御するランプ制御装置３００、電源基板８
０、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板２００、
遊技中の効果音などを制御する音声制御装置７９、入
賞、リーチパターン、大当りの発生、大当り図柄などに
関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設け
られたコンピュータ（図示省略）へ送信するための遊技
枠情報端子基板５２、盤面中継基板５１、遊技枠中継基
板５３である。

【００６９】払出制御基板２００には、主基板１００か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ２１０が搭載されており、マイクロプロセッ
サ２１０には、賞球および貸球の払出しなどを制御する
サブＣＰＵ２１２と、このサブＣＰＵ２１２が賞球の払
出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが
記録されたＲＯＭ２１４と、サブＣＰＵ２１２が各種制
御プログラムを実行する際にＲＯＭ２１４から読出され
た制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数な
どの各種データを一時的に格納するＲＡＭ２１６とが搭
載されている。また、払出制御基板２００には、ＲＡＭ
クリアスイッチ１０、電源基板８０、発射モータ１５ｅ
を駆動するための発射モータ駆動基板１５ｃ、遊技枠情
報端子基板５２および払出中継基板５５が電気的に接続
されている。発射モータ駆動基板１５ｃには、発射モー
タ駆動基板１５ｃから発射モータ１５ｅへ駆動信号を出
力させるための発射スイッチ１５ｄが接続されている。

【００７０】遊技枠中継基板５３には、下受け皿７が遊
技球で満杯になったことを検出する下皿満杯検出スイッ
チ７２、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ７３
およびセンサ中継基板５４が電気的に接続されている。
センサ中継基板５４は、賞球ユニット６２に備えられた
賞球払出センサ６２ａ，６２ｂおよび払出中継基板５５
と電気的に接続されている。払出中継基板５５には、貸
球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ６１、賞球払出
モータ６２ｃおよび貸球ユニット６３が電気的に接続さ
れている。盤面中継基板５１には、普通電動役物４７を
駆動する普通電動役物ソレノイド４７ａ、普通図柄作動
右ゲート２５を通過した遊技球を検出する右ゲートスイ
ッチ２５ａ、普通図柄作動左ゲート２６を通過した遊技
球を検出する左ゲートスイッチ２６ａ、大入賞口４１に
入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ４１ａ、右
袖入賞口１２に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口ス
イッチ１２ａ、左袖入賞口１３に入賞した遊技球を検出
する左袖入賞口スイッチ１３ａ、右下入賞口４５に入賞
した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ４５ａ、左下
入賞口４４に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイ
ッチ４４ａおよび大入賞口中継基板５０である。

【００７１】大入賞口中継基板５０には、特定領域スイ
ッチ４１ｂ、特定領域を変化させる部材を駆動する特定
領域ソレノイド４１ｃおよび開閉部材４３を駆動する大
入賞口ソレノイド４３ａが電気的に接続されている。電
源基板８０は、ＣＲ接続基板５６と電気的に接続されて
おり、ＣＲ接続基板５６には、プリペイドカードの残り
の度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読
取る装置などを備える遊技機外装置部分７１と電気的に
接続されている。電源基板８０は、ＡＣ２４Ｖ（５０Ｈ
ｚ／６０Ｈｚ）の主電源７０から電源の供給を受け、各
基板および装置へ必要電源を供給する。なお、工場出荷
時や開店前に試射を行った後に電源を遮断すると、前記
バックアップ処理が実行され、そのままの状態で開店す
ると、バックアップされていたデータに基づいて遊技が
開始されてしまうなどの不具合が生じるため、電源基板
８０に設けられたＲＡＭクリアスイッチ１０をＯＮしな
がら電源スイッチ１８をＯＮすることにより、ＲＡＭ１
１６およびＲＡＭ２１６にバックアップされているデー
タを消去することができるようになっている。

【００７２】［各種カウンタおよびテーブル］次に、各
種カウンタおよびテーブルについて図１３ないし図１５
を参照して説明する。図１３（Ａ）は大当り抽選用カウ
ンタの説明図であり、図１３（Ｂ）はリーチ決定用カウ
ンタの説明図であり、図１３（Ｃ）はリーチパターン決
定用カウンタの説明図であり、図１３（Ｄ）はリーチ信
頼度決定用カウンタの説明図であり、図１３（Ｅ）は大
当り信頼度決定用カウンタの説明図であり、図１３
（Ｆ）は大当り図柄テーブルの説明図であり、図１３
（Ｇ）はハズレ図柄テーブルの説明図である。図１４
（Ａ）はリーチパターンテーブルの説明図であり、図１
４（Ｂ）はリーチ時用のリーチ予告画像表示パターンテ
ーブルの説明図であり、図１４（Ｃ）は通常停止用のリ
ーチ予告画像表示パターンテーブルの説明図である。図
１５（Ａ）は大当り時用の大当り予告画像表示パターン
テーブルの説明図であり、図１５（Ｂ）はハズレ時用の
大当り予告画像表示パターンテーブルの説明図である。
なお、以下の説明において、確変とは、大当りの発生す
る確率が高い遊技状態に変化することおよびその変化し
た遊技状態のことをいい、確変大当りとは、今回の大当
りの遊技が終了した後所定期間の遊技が確変になること
が約束された大当りをいう。また、通常確率時とは、大
当りの発生する確率が低い遊技状態のことをいう。

【００７３】図１３（Ａ）に示す大当り抽選用カウンタ
Ｃｔ１は、大当りかハズレかを決定するためのカウンタ
であり、複数の数値、この実施形態では「０」〜「９５
２」の計９５３個の数値をカウントし、メインＣＰＵ１
１２は、カウント値を取得するタイミングになったとき
に大当り抽選用カウンタＣｔ１がカウントしているカウ
ント値を１つ取得し、その取得したカウント値に基づい
て大当りかハズレかを判定する。また、大当り抽選用カ
ウンタＣｔ１は、カウントを開始する初期値から所定の
周期、この実施形態では、２ｍｓの周期で＋１を加算
し、加算結果が取得範囲を超えた場合は０クリアする。
また、初期値は、２ｍｓごとに＋１ずつ更新される。９
５３個の数値のうち、複数の数値、この実施形態では、
通常確率時では、「７」、「５１７」および「９４７」
の計３個が大当り値として大当り値テーブル（大当り値
が設定されているテーブル）に設定されており、高確率
時（確変時）では、「７」、「６７」、「１５７」、
「２２７」、「３０７」、「４０７」、「５１７」、
「５５７」、「６１７」、「６７７」、「７３７」、
「７９７」、「８５７」、「９０７」および「９４７」
の計１５個が大当り値として大当り値テーブルに設定さ
れている。なお、上記各大当り値は大当り値テーブル
（大当り値が設定されているテーブル）に設定されてい
る。

【００７４】図１３（Ｂ）に示すリーチ決定用カウンタ
Ｃｔ２は、リーチ状態になる変動パターンを実行するか
リーチ以外の通常の変動パターンを実行するかを決定す
るために用いるカウンタであり、複数の数値、この実施
形態では「０」〜「１５」の計１６の数値をカウント
し、メインＣＰＵ１１２は、カウント値を取得するタイ
ミングになったときにリーチ決定用カウンタＣｔ２がカ
ウントしているカウント値を１つ取得する。たとえば、
カウント値「０〜７」のうちのいずれかを取得した場合
にリーチパターンを実行する。図１３（Ｃ）に示すリー
チパターン決定用カウンタＣｔ３は、リーチ決定用カウ
ンタＣｔ２によりリーチ状態になる変動パターンを実行
することが決定された場合に、リーチパターンの種類を
決定するために用いるカウンタであり、複数の数値、こ
の実施形態では「０」〜「４９」の計５０の数値をカウ
ントし、メインＣＰＵ１１２は、カウント値を取得する
タイミングになったときにリーチパターン決定用カウン
タＣｔ３がカウントしているカウント値を１つ取得す
る。

【００７５】図１３（Ｄ）に示すリーチ信頼度決定用カ
ウンタＣｔ４は、特別図柄の変動パターンがリーチの変
動パターンになることに対する信頼度を決定するために
用いるカウンタであり、その信頼度は、リーチ決定用カ
ウンタＣｔ２により、リーチになることが決定されてい
るか否かに関係なく決定される。リーチ信頼度決定用カ
ウンタＣｔ４は、複数の数値、この実施形態では、
「０」〜「１２９」の計１３０の数値をカウントし、メ
インＣＰＵ１１２は、カウント値を取得するタイミング
になったときにリーチ信頼度決定用カウンタＣｔ４がカ
ウントしているカウント値を１つ取得する。

【００７６】図１３（Ｅ）に示す大当り信頼度決定用カ
ウンタＣｔ５は、大当りかハズレかの抽選結果が大当り
になることに対する信頼度を決定するために用いるカウ
ンタであり、その信頼度は、大当り抽選用カウンタＣｔ
１による抽選結果が、大当りであるかハズレであるかに
関係なく決定される。大当り信頼度決定用カウンタＣｔ
５は、複数の数値、この実施形態では、「０」〜「１２
９」の計１３０の数値をカウントし、メインＣＰＵ１１
２は、カウント値を取得するタイミングになったときに
大当り信頼度決定用カウンタＣｔ５がカウントしている
カウント値を１つ取得する。

【００７７】図１３（Ｆ）に示す大当り図柄テーブルＴ
ｂ１は、大当り図柄の種類を設定したテーブルであり、
複数の数値、この実施形態では、「０」〜「９」の計１
０個の数値と、複数種類の大当り図柄、この実施形態で
は、「０００」〜「９９９」の数字を表現した大当り図
柄とを対応付けて構成されている。メインＣＰＵ１１２
は、大当り図柄を決定するタイミングになったときに数
値を１つ取得し、その数値と対応付けられているものを
大当り図柄に決定する。図１３（Ｇ）に示すハズレ図柄
テーブルＴｂ２は、ハズレ図柄の種類を設定したテーブ
ルであり、複数の数値、この実施形態では、「０」〜
「９」の計１０個の数値と、複数種類のハズレ図柄、こ
の実施形態では、「０」〜「９」の数字を表現したハズ
レ図柄とを対応付けて構成されている。メインＣＰＵ１
１２は、ハズレ図柄を決定するタイミングになったとき
に数値を１つ取得し、その数値と対応付けられているも
のをハズレ図柄に決定する。

【００７８】図１４（Ａ）に示すリーチパターンテーブ
ルＴｂ３は、リーチパターンの種類を設定したテーブル
であり、複数種類のリーチパターン、この実施形態で
は、通常リーチ、ロングリーチ、スペシャルリーチおよ
びプレミアムリーチの計４種類が設定されている。各リ
ーチパターンには、リーチパターン決定用カウンタＣｔ
３によりカウントされるカウント値「０」〜「４９」が
対応付けられている。通常リーチには、カウント値
「０」〜「２９」が対応付けられており、ロングリーチ
には、カウント値「３０」〜「４４」が対応付けられて
いる。スペシャルリーチには、カウント値「４５」〜
「４８」が対応付けられており、プレミアムリーチに
は、カウント値「４９」が対応付けられている。つま
り、通常リーチが出現する確率は、３０／５０であり、
ロングリーチが出現する確率は１５／５０である。ま
た、スペシャルリーチが出現する確率は、４／５０であ
り、プレミアムリーチが出現する確率は、１／５０であ
る。このように、通常リーチ、ロングリーチ、スペシャ
ルリーチ、プレミアムリーチの順に出現する確率が低く
なっており、プレミアムリーチが、めったに出現しない
リーチとなっている。メインＣＰＵ１１２は、リーチパ
ターンを決定するタイミングになったときにリーチパタ
ーン決定用カウンタＣｔ３のカウント値を１つ取得し、
そのカウント値と対応付けられているものをリーチパタ
ーンに決定する。

【００７９】図１４（Ｂ）に示すリーチ予告画像表示パ
ターンテーブルＴｂ４は、リーチを実行することが決定
された場合に、そのリーチが実行されることを予告する
画像（以下、リーチ予告画像と称する）の表示パターン
を設定したテーブルであり、複数のリーチ予告画像表示
パターン、この実施形態では、Ｂ〜Ｇの計６種類が設定
されている。リーチ予告画像表示パターンＢは、特別図
柄の変動開始４秒後にリーチ予告画像を１秒間表示する
パターンであり、リーチ予告画像表示パターンＣは、特
別図柄の変動開始４秒後にリーチ予告画像を５秒間表示
するパターンである。リーチ予告画像表示パターンＤ
は、特別図柄の変動開始２秒後にリーチ予告画像を１秒
間表示するパターンであり、リーチ予告画像表示パター
ンＥは、特別図柄の変動開始２秒後にリーチ予告画像を
５秒間表示するパターンである。リーチ予告画像表示パ
ターンＦは、特別図柄の変動開始時からリーチ予告画像
を５秒間表示するパターンであり、リーチ予告画像表示
パターンＧは、特別図柄の変動開始時からリーチ予告画
像を１０秒間表示するパターンである。

【００８０】各リーチ予告画像表示パターンＢ〜Ｇは、
リーチ信頼度決定用カウンタＣｔ４のカウント値「０」
〜「９９」の所定範囲と対応付けられている。リーチ予
告画像表示パターンＢには、カウント値「９７」〜「９
９」が対応付けられており、リーチ予告画像表示パター
ンＣには、カウント値「８７」〜「９６」が対応付けら
れている。リーチ予告画像表示パターンＤには、カウン
ト値「７５」〜「８６」が対応付けられており、リーチ
予告画像表示パターンＥには、カウント値「５５」〜
「７４」が対応付けられている。リーチ予告画像表示パ
ターンＦには、カウント値「３０」〜「５４」が対応付
けられており、リーチ予告画像表示パターンＧには、カ
ウント値「０」〜「２９」が対応付けられている。カウ
ント値「１００」〜「１２９」の場合は、リーチ予告画
像は表示されない。また、リーチが実行されることに対
する信頼度（以下、リーチ信頼度と称する）は、リーチ
予告画像表示パターンＢ〜Ｇに対して、それぞれレベル
１、レベル２、レベル３、レベル４、レベル５、レベル
６に設定されており、レベルが高いほど、リーチ信頼度
が高くなっている。つまり、リーチ予告画像表示パター
ンＢとＣ、あるいは、ＤとＥをそれぞれ比較して分かる
ように、リーチ信頼度が高い程、リーチ予告画像を表示
している時間が長くなるように設定されている。また、
リーチ信頼度が高い程、リーチ予告画像を表示するタイ
ミングが早くなるように設定されている。

【００８１】図１４（Ｃ）に示すリーチ予告画像表示パ
ターンテーブルＴｂ５は、リーチを実行することが決定
されなかった場合、つまり通常停止に決定された場合
に、リーチの実行を予告するリーチ予告画像の表示パタ
ーンを設定したテーブルであり、複数のリーチ予告画像
表示パターン、この実施形態では、Ａ〜Ｆの計６種類が
設定されている。リーチ予告画像表示パターンＡは、特
別図柄の変動開始時からリーチ予告画像を１秒間表示す
るパターンであり、リーチ予告画像表示パターンＢは、
特別図柄の変動開始４秒後にリーチ予告画像を１秒間表
示するパターンである。リーチ予告画像表示パターンＣ
は、特別図柄の変動開始４秒後にリーチ予告画像を５秒
間表示するパターンであり、リーチ予告画像表示パター
ンＤは、特別図柄の変動開始２秒後にリーチ予告画像を
１秒間表示するパターンである。リーチ予告画像表示パ
ターンＥは、特別図柄の変動開始２秒後にリーチ予告画
像を５秒間表示するパターンであり、リーチ予告画像表
示パターンＦは、特別図柄の変動開始時からリーチ予告
画像を５秒間表示するパターンである。

【００８２】各リーチ予告画像表示パターンＡ〜Ｆは、
リーチ信頼度決定用カウンタＣｔ４のカウント値「０」
〜「９９」の所定範囲と対応付けられている。リーチ予
告画像表示パターンＡには、カウント値「０」〜「２
９」が対応付けられており、リーチ予告画像表示パター
ンＢには、カウント値「３０」〜「５４」が対応付けら
れている。リーチ予告画像表示パターンＣには、カウン
ト値「５５」〜「７４」が対応付けられており、リーチ
予告画像表示パターンＤには、カウント値「７５」〜
「８６」が対応付けられている。リーチ予告画像表示パ
ターンＥには、カウント値「８７」〜「９６」が対応付
けられており、リーチ予告画像表示パターンＦには、カ
ウント値「９７」〜「９９」が対応付けられている。カ
ウント値「１００」〜「１２９」の場合は、リーチ予告
画像は表示されない。また、リーチ信頼度は、リーチ予
告画像表示パターンＡ〜Ｆに対して、それぞれレベル
０、レベル１、レベル２、レベル３、レベル４、レベル
５に設定されている。つまり、リーチ予告画像表示パタ
ーンＢとＣ、あるいは、ＤとＥをそれぞれ比較して分か
るように、リーチ信頼度が高い程、リーチ予告画像を表
示している時間が長くなるように設定されている。ま
た、リーチ信頼度が高い程、リーチ予告画像を表示する
タイミングが早くなるように設定されている。

【００８３】図１５（Ａ）に示す大当り予告画像表示パ
ターンテーブルＴｂ６は、大当りかハズレかの抽選にお
いて大当りが抽選された場合に、その大当りの発生を予
告する画像（以下、大当り予告画像と称する）の表示パ
ターンを設定したテーブルであり、複数の大当り予告画
像表示パターン、この実施形態では、Ｂ〜Ｇの計６種類
が設定されている。大当り予告画像表示パターンＢは、
リーチ開始１０秒後に大当り予告画像を２秒間表示する
パターンであり、大当り予告画像表示パターンＣは、リ
ーチ開始時から２秒間大当り予告画像を表示するパター
ンである。大当り予告画像表示パターンＤは、リーチ開
始１０秒後に大当り予告画像を５秒間表示するパターン
であり、大当り予告画像表示パターンＥは、リーチ開始
時から５秒間大当り予告画像を表示するパターンであ
る。大当り予告画像表示パターンＦは、特別図柄の変動
開始時から大当り予告画像を継続して１５秒間表示する
パターンであり、大当り予告画像表示パターンＧは、特
別図柄の変動開始時から確定表示まで大当り予告画像を
表示するパターンである。

【００８４】各大当り予告画像表示パターンＢ〜Ｇは、
大当り信頼度決定用カウンタＣｔ５のカウント値「０」
〜「９９」の所定範囲と対応付けられている。大当り予
告画像表示パターンＢには、カウント値「９７」〜「９
９」が対応付けられており、大当り予告画像表示パター
ンＣには、カウント値「８７」〜「９６」が対応付けら
れている。大当り予告画像表示パターンＤには、カウン
ト値「７５」〜「８６」が対応付けられており、大当り
予告画像表示パターンＥには、カウント値「５５」〜
「７４」が対応付けられている。大当り予告画像表示パ
ターンＦには、カウント値「３０」〜「５４」が対応付
けられており、大当り予告画像表示パターンＧには、カ
ウント値「０」〜「２９」が対応付けられている。カウ
ント値「１００」〜「１２９」の場合は、大当り予告画
像は表示されない。また、大当りが発生することに対す
る信頼度（以下、大当り信頼度と称する）は、大当り予
告画像表示パターンＢ〜Ｇに対して、それぞれレベル
１、レベル２、レベル３、レベル４、レベル５、レベル
６に設定されており、レベルが高いほど、大当り信頼度
が高くなっている。つまり、大当り予告画像表示パター
ンＢとＤ、あるいは、ＣとＥをそれぞれ比較して分かる
ように、大当り信頼度が高い程、大当り予告画像を表示
している時間が長くなるように設定されている。また、
大当り信頼度が高い程、大当り予告画像を表示するタイ
ミングが早くなるように設定されている。

【００８５】図１５（Ｂ）に示す大当り予告画像表示パ
ターンテーブルＴｂ７は、大当りかハズレかの抽選にお
いてハズレが抽選された場合に、大当り予告画像の表示
パターンを設定したテーブルであり、複数の大当り予告
画像表示パターン、この実施形態では、Ａ〜Ｆの計６種
類が設定されている。大当り予告画像表示パターンＡ
は、リーチ開始時から大当り予告画像を０．５秒間表示
するパターンであり、大当り予告画像表示パターンＢ
は、リーチ開始１０秒後に２秒間大当り予告画像を表示
するパターンである。大当り予告画像表示パターンＣ
は、リーチ開始時から大当り予告画像を２秒間表示する
パターンであり、大当り予告画像表示パターンＤは、リ
ーチ開始１０秒後に大当り予告画像を５秒間表示するパ
ターンである。大当り予告画像表示パターンＥは、リー
チ開始時から大当り予告画像を５秒間表示するパターン
であり、大当り予告画像表示パターンＦは、特別図柄の
変動開始時から大当り予告画像を継続して１５秒間表示
するパターンである。

【００８６】各大当り予告画像表示パターンＡ〜Ｆは、
大当り信頼度決定用カウンタＣｔ５のカウント値「０」
〜「９９」の所定範囲と対応付けられている。大当り予
告画像表示パターンＡには、カウント値「０」〜「２
９」が対応付けられており、大当り予告画像表示パター
ンＢには、カウント値「３０」〜「５４」が対応付けら
れている。大当り予告画像表示パターンＣには、カウン
ト値「５５」〜「７４」が対応付けられており、大当り
予告画像表示パターンＤには、カウント値「７５」〜
「８６」が対応付けられている。大当り予告画像表示パ
ターンＥには、カウント値「８７」〜「９６」が対応付
けられており、大当り予告画像表示パターンＦには、カ
ウント値「９７」〜「９９」が対応付けられている。カ
ウント値「１００」〜「１２９」の場合は、大当り予告
画像は表示されない。また、大当り信頼度は、大当り予
告画像表示パターンＡ〜Ｆに対して、それぞれレベル
０、レベル１、レベル２、レベル３、レベル４、レベル
５に設定されている。つまり、大当り予告画像表示パタ
ーンＢとＤ、あるいは、ＣとＥをそれぞれ比較して分か
るように、大当り信頼度が高い程、大当り予告画像を表
示している時間が長くなるように設定されている。ま
た、大当り信頼度が高い程、大当り予告画像を表示する
タイミングが早くなるように設定されている。

【００８７】［遊技の主な流れ］次に、遊技の主な流れ
について図１６ないし図１８を参照して説明する。図１
６は、メインＣＰＵ１１２が実行する第１種始動口処理
の流れを示すフローチャートである。図１７は、メイン
ＣＰＵ１１２が実行する特別図柄変動処理の流れを示す
フローチャートである。図１８は、図柄制御装置３２が
実行する特別図柄表示処理の流れを示すフローチャート
である。 （第１種始動口処理）メインＣＰＵ１１２は、遊技球が
第１種始動口２７または普通電動役物４７（図２）の両
翼から入賞し、第１種始動口スイッチ２７ａ（図１２）
がＯＮすると、メインＣＰＵ１１２は、第１種始動口ス
イッチ２７ａがＯＮしたと判定する（図１６のステップ
（以下、Ｓと略す）１０：Ｙｅｓ）。続いてメインＣＰ
Ｕ１１２は、特別図柄始動記憶数Ｕ１が「４」未満であ
るか否かを判定し（Ｓ１２）、「４」未満であると判定
すると（Ｓ１２：Ｙｅｓ）、特別図柄始動記憶数Ｕ１に
「１」を加算する（Ｓ１４）。続いてメインＣＰＵ１１
２は、大当り抽選用カウンタＣｔ１（図１３（Ａ））の
カウント値を１つ取得し（Ｓ１６）、その取得したカウ
ント値をＲＡＭ１１６に一時的に格納する（Ｓ１８）。
なお、上記第１種始動口処理は、ＲＯＭ１１４に記録さ
れたコンピュータプログラムに従って実行される。

【００８８】（特別図柄変動処理）メインＣＰＵ１１２
は、図柄表示器３２ａにより特別図柄を変動表示させる
ための制御コマンドを図柄制御装置３２へ出力している
か否か、つまり特別図柄が変動中であるか否かを判定し
（図１７のＳ２０）、変動中でないと判定すると（Ｓ２
０：Ｎｏ）、特別図柄始動記憶数Ｕ１が「１」以上であ
るか否かを判定する（Ｓ２２）。ここで、特別図柄始動
記憶数Ｕ１が「１」以上であると判定すると（Ｓ２２：
Ｙｅｓ）、特別図柄始動記憶数Ｕ１から「１」を減算す
る（Ｓ２４）。続いてメインＣＰＵ１１２は、前述の第
１種始動口処理のＳ１８（図１６）においてＲＡＭ１１
６に一時的に格納したカウント値を読出す（Ｓ２６）。
続いてメインＣＰＵ１１２は、Ｓ２６において読出した
カウント値が大当り値である場合は大当りと判定し、大
当り値でない場合はハズレと判定する（Ｓ２８）。たと
えば、大当り値が「７」に設定されている場合は、Ｓ２
６において読出したカウント値が「７」である場合は大
当りと判定し、「７」以外である場合はハズレと判定す
る。

【００８９】続いてメインＣＰＵ１１２は、大当りと判
定した場合は（Ｓ２８：Ｙｅｓ）、大当り図柄テーブル
Ｔｂ１（図１２（Ｆ））を参照して大当り図柄を決定す
る（Ｓ３０）。たとえば、メインＣＰＵ１１２が「０」
〜「９」のうち、数値「７」を選択した場合は、その数
値「７」と対応付けられている「７７７」を大当り図柄
に決定する。またメインＣＰＵ１１２は、大当りではな
い、つまりハズレと判定した場合は（Ｓ２８：Ｎｏ）、
ハズレ図柄テーブルＴｂ２（図１３（Ｇ））を参照して
ハズレ図柄を決定する（Ｓ３２）。たとえば、メインＣ
ＰＵ１１２が「０」〜「９」のうち、数値「２」を選択
した場合は、ハズレ図柄「２」に決定する。なお、ハズ
レ図柄の決定は、左確定図柄、中確定図柄および右確定
図柄の計３つの確定図柄に対してそれぞれ行う。

【００９０】続いてメインＣＰＵ１１２は、リーチ決定
用カウンタＣｔ２（図１３（Ｂ））を用いてリーチパタ
ーンを実行するか否かのリーチ抽選を行う（Ｓ３４）。
たとえば、メインＣＰＵ１１２は、リーチ決定用カウン
タＣｔ２からカウント値「０〜７」のうちのいずれかを
取得した場合にリーチパターンを実行することを決定す
る。ここで、メインＣＰＵ１１２は、リーチパターンを
実行することを決定した場合は（Ｓ３６：Ｙｅｓ）、リ
ーチパターン決定用カウンタＣｔ３（図１３（Ｃ））お
よびリーチパターンテーブルＴｂ３（図１４（Ａ））を
用いてリーチパターンの種類を決定する（Ｓ３８）。た
とえば、メインＣＰＵ１１２がリーチパターン決定用カ
ウンタＣｔ３から取得したカウント値が「４９」であっ
た場合は、そのカウント値「４９」と対応付けられてい
るプレミアムリーチをリーチパターンに決定する。ま
た、メインＣＰＵ１１２は、リーチパターンを実行しな
いと決定した場合は（Ｓ３６：Ｎｏ）、通常停止パター
ンに決定する（Ｓ４０）。

【００９１】続いてメインＣＰＵ１１２は、リーチ信頼
度決定用カウンタＣｔ４を用いてリーチ予告画像表示パ
ターンを決定する（Ｓ４２）。ここでは、Ｓ３６におい
てリーチパターンの実行が決定されている場合は、リー
チ予告画像表示パターンテーブルＴｂ４（図１４
（Ｂ））を参照し、リーチ信頼度決定用カウンタＣｔ４
から取得したカウント値に対応付けられているリーチ予
告画像表示パターンを選択する。たとえば、リーチ信頼
度決定用カウンタＣｔ４から取得したカウント値が「１
０」であった場合は、カウント値「０」〜「２９」と対
応付けられているリーチ予告画像表示パターンＧを選択
する。また、たとえばカウント値が「１００」であった
場合は、リーチ予告画像は表示されない。また、Ｓ３６
においてリーチパターンの実行が決定されなかった場合
は、リーチ予告画像表示パターンテーブルＴｂ５（図１
４（Ｃ））を参照し、リーチ信頼度決定用カウンタＣｔ
４から取得したカウント値に対応付けられているリーチ
予告画像表示パターンを選択する。たとえば、リーチ信
頼度決定用カウンタＣｔ４から取得したカウント値が
「５０」であった場合は、カウント値「３０」〜「５
４」と対応付けられているリーチ予告画像表示パターン
Ｂを選択する。また、たとえばカウント値が「１０５」
であった場合は、リーチ予告画像は表示されない。

【００９２】続いてメインＣＰＵ１１２は、大当り信頼
度決定用カウンタＣｔ５を用いて大当り予告画像表示パ
ターンを決定する（Ｓ４４）。ここでは、Ｓ２８におい
て大当りと判定されている場合は、大当り予告画像表示
パターンテーブルＴｂ６（図１５（Ａ））を参照し、大
当り信頼度決定用カウンタＣｔ５から取得したカウント
値に対応付けられている大当り予告画像表示パターンを
選択する。たとえば、大当り信頼度決定用カウンタＣｔ
５から取得したカウント値が「８０」であった場合は、
カウント値「７５」〜「８６」と対応付けられている大
当り予告画像表示パターンＤを選択する。また、たとえ
ばカウント値が「１１０」であった場合は、大当り予告
画像は表示されない。また、Ｓ２８においてハズレと判
定されている場合は、大当り予告画像表示パターンテー
ブルＴｂ７（図１５（Ｂ））を参照し、大当り信頼度決
定用カウンタＣｔ５から取得したカウント値に対応付け
られている大当り予告画像表示パターンを選択する。た
とえば、大当り信頼度決定用カウンタＣｔ５から取得し
たカウント値が「６０」であった場合は、カウント値
「５５」〜「７４」と対応付けられている大当り予告画
像表示パターンＣを選択する。また、たとえばカウント
値が「１１５」であった場合は、大当り予告画像は表示
されない。

【００９３】続いてメインＣＰＵ１１２は、特別図柄の
変動開始から左図柄、中図柄および右図柄が総て確定表
示されるまでに要する時間（以下、変動時間と称する）
の計測を開始し（Ｓ４６）、特別図柄の変動開始を指示
する変動開始コマンドを図柄制御装置３２へ送信する
（Ｓ４８）。その変動開始コマンドには、Ｓ３０におい
て決定された大当り図柄、またはＳ３２において決定さ
れたハズレ図柄の確定表示を指示するコマンドと、Ｓ３
８において決定されたリーチパターン、またはＳ４０に
おいて決定された通常停止パターンを指示するコマンド
と、Ｓ４２において決定されたリーチ予告画像表示パタ
ーンを指示するコマンドと、Ｓ４４において決定された
大当り予告画像表示パターンを指示するコマンドと、変
動時間を指示するコマンドとが含まれている。

【００９４】［特別図柄表示処理］一方、図柄制御装置
３２は、メインＣＰＵ１１２からコマンドを受信すると
（図１８のＳ６０：Ｙｅｓ）、その受信したコマンドを
解析し（Ｓ６２）、その解析の結果、受信したコマンド
は変動開始コマンドである場合は（Ｓ６４：Ｙｅｓ）、
その変動開始コマンドに従って図柄表示器３２ａにより
特別図柄の変動表示を開始する（Ｓ６６）。続いて変動
時間の計測を開始し（Ｓ６８）、その計測時間ｔがｔａ
に達すると（Ｓ７０：Ｙｅｓ）、受信した変動開始コマ
ンドにより示されるリーチ予告画像表示パターンに従っ
てリーチ予告画像の表示を開始する（Ｓ７２）。なお、
特別図柄の変動開始時からリーチ予告画像を表示するリ
ーチ予告画像表示パターンである場合は、ｔａ＝０であ
るから、特別図柄の変動開始と同時にリーチ予告画像を
表示する。

【００９５】続いてリーチ予告画像を表示している表示
時間の計測を開始し（Ｓ７４）、その計測時間ｔがｔｂ
時間に達すると（Ｓ７６：Ｙｅｓ）、リーチ予告画像の
表示を終了する（Ｓ７８）。続いてＳ６８において計測
を開始した変動時間ｔがｔｃ時間に達すると（Ｓ８０：
Ｙｅｓ）、受信した変動開始コマンドにより示される大
当り予告画像表示パターンに従って大当り予告画像の表
示を開始し（Ｓ８２）、大当り予告画像を表示している
表示時間の計測を開始する（Ｓ８４）。続いてその計測
時間ｔがｔｄ時間に達すると（Ｓ８６：Ｙｅｓ）、大当
り予告画像の表示を終了する（Ｓ８８）。続いて、リー
チパターンを開始する時間になると（Ｓ９０：Ｙｅ
ｓ）、受信した変動開始コマンドにより示されるリーチ
パターンに従ってリーチパターンの表示を開始し（Ｓ９
２）、リーチパターンの表示を終了する時間に達すると
（Ｓ９４：Ｙｅｓ）、リーチパターンの表示を終了する
（Ｓ９６）。

【００９６】そしてメインＣＰＵ１１２は、Ｓ４６にお
いて計測を開始した変動時間がタイムアップしたと判定
すると（図１７のＳ５０：Ｙｅｓ）、全図柄の変動を停
止して大当り図柄またはハズレ図柄を確定表示するよう
指示する変動停止コマンドを図柄制御装置３２へ送信し
（Ｓ５２）、計測時間をリセットする（Ｓ５４）。一
方、図柄制御装置３２は、変動停止コマンドを受信した
と判定し（図１８のＳ９８：Ｙｅｓ）、各図柄列の変動
を停止し、左確定図柄、右確定図柄および中確定図柄を
確定表示し（Ｓ１００）、計測時間をリセットする（Ｓ
１０２）。なお、上記特別図柄変動処理は、ＲＯＭ１１
４に記録されたコンピュータプログラムに従って実行さ
れ、特別図柄表示処理は、図柄制御装置３２に備えられ
たＲＯＭ（図示省略）に記録されたコンピュータプログ
ラムに従って図柄制御装置３２に備えられたＣＰＵ（図
示省略）により実行される。

【００９７】［実施形態の効果］ （１）以上のように、上記実施形態のパチンコ機１を使
用すれば、リーチ信頼度が高いほどリーチ予告画像を表
示している時間を長くすることができるため、遊技者
は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて行くうちに、リ
ーチ予告画像の表示時間が長い場合は、リーチ信頼度が
高いことを学習するようになるので、リーチ予告画像の
表示時間が長くなるにつれて、リーチの発生に対する期
待を高めて行くことになる。したがって、リーチの予告
が行われることにより、遊技者は、リーチの発生に対し
てハラハラドキトキするスリルのある面白い遊技を行う
ことができる。

【００９８】（２）しかも、リーチ信頼度が高いほどリ
ーチ予告画像を表示するタイミングを早くすることがで
きるため、遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ね
て行くうちに、リーチ予告画像の表示タイミングが早い
場合は、リーチ信頼度が高いことを学習するようになる
ので、リーチ予告画像の表示タイミングが早くなるにつ
れて、リーチの発生に対する期待を高めて行くことにな
る。したがって、リーチの予告が行われることにより、
遊技者は、リーチの発生に対してハラハラドキトキする
スリルのある面白い遊技を行うことができる。

【００９９】（３）また、大当り信頼度が高いほど大当
り予告画像を表示している時間を長くすることができる
ため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて行
くうちに、大当り予告画像の表示時間が長い場合は、大
当り信頼度が高いことを学習するようになるので、大当
り予告画像の表示時間が長くなるにつれて、大当りの発
生に対する期待を高めて行くことになる。したがって、
大当りの予告が行われることにより、遊技者は、大当り
の発生に対してハラハラドキトキするスリルのある面白
い遊技を行うことができる。

【０１００】（４）さらに、大当り信頼度が高いほど大
当り予告画像を表示するタイミングを早くすることがで
きるため、遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ね
て行くうちに、大当り予告画像の表示タイミングが早い
場合は、大当り信頼度が高いことを学習するようになる
ので、大当り予告画像の表示タイミングが早くなるにつ
れて、大当りの発生に対する期待を高めて行くことにな
る。したがって、大当りの予告が行われることにより、
遊技者は、大当りの発生に対してハラハラドキトキする
スリルのある面白い遊技を行うことができる。

【０１０１】（５）さらに、リーチ状態を表示した後に
大当り予告画像を表示することができるため、遊技者
は、リーチ状態が表示された後に大当り予告画像を見た
経験を重ねて行くうちに、リーチ状態が表示された後に
大当り予告画像が表示されている時間と、大当り信頼度
との関係を学習するようになるので、リーチ状態が表示
された後の大当り予告画像に対する興味が増すようにな
る。したがって、大当りの予告のうち、リーチ状態が表
示された後に行う予告による効果を大きくすることがで
きる。特に、一般的には、リーチ状態になった場合に大
当りの発生する確率が高いため、リーチ状態になると、
遊技者の大当りに対する期待が高まるが、そのときに上
記大当り予告画像を表示すれば、大当りに対する期待を
より一層高めることができる。

【０１０２】＜他の実施形態＞ （１）リーチ予告画像表示パターンテーブルＴｂ４，Ｔ
ｂ５に設定されているリーチ予告画像表示パターンを、
リーチ信頼度が高いほどリーチ予告画像を表示している
時間が短くなるように設定変更することもできる。この
構成によれば、リーチ信頼度が高いほどリーチ予告画像
を表示している時間が短くなるため、遊技者は、リーチ
予告画像を見た経験を重ねて行くうちに、リーチ予告画
像の表示時間が短い場合は、リーチ信頼度が高いことを
学習するようになるので、リーチ予告画像の表示時間が
短くなるにつれて、リーチの発生に対する期待を高めて
行くことになる。したがって、リーチの予告が行われる
ことにより、遊技者は、リーチの発生に対してハラハラ
ドキトキするスリルのある面白い遊技を行うことができ
る。なお、上記構成を備えたパチンコ機が請求項３に係
る遊技機に対応する。

【０１０３】（２）リーチ予告画像表示パターンテーブ
ルＴｂ４，Ｔｂ５に設定されているリーチ予告画像表示
パターンを、リーチ信頼度が高いほどリーチ予告画像を
表示するタイミングが遅くなるように設定変更すること
もできる。この構成によれば、リーチ信頼度が高いほど
リーチ予告画像を表示するタイミングが遅くなるため、
遊技者は、リーチ予告画像を見た経験を重ねて行くうち
に、リーチ予告画像の表示タイミングが遅い場合は、リ
ーチ信頼度が高いことを学習するようになるので、リー
チ予告画像の表示タイミングが遅くなるにつれて、リー
チの発生に対する期待を高めて行くことになる。したが
って、リーチの予告が行われることにより、遊技者は、
リーチの発生に対してハラハラドキトキするスリルのあ
る面白い遊技を行うことができる。なお、上記構成を備
えたパチンコ機が請求項９に係る遊技機に対応する。

【０１０４】（３）大当り予告画像表示パターンテーブ
ルＴｂ６，Ｔｂ７に設定されている大当り予告画像表示
パターンを、大当り信頼度が高いほど大当り予告画像を
表示している時間が短くなるように設定変更することも
できる。この構成によれば、大当り信頼度が高いほど大
当り予告画像を表示している時間が短くなるため、遊技
者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて行くうちに、
大当り予告画像の表示時間が短い場合は、大当り信頼度
が高いことを学習するようになるので、大当り予告画像
の表示時間が短くなるにつれて、大当りの発生に対する
期待を高めて行くことになる。したがって、大当りの予
告が行われることにより、遊技者は、大当りの発生に対
してハラハラドキトキするスリルのある面白い遊技を行
うことができる。なお、上記構成を備えたパチンコ機が
請求項１５に係る遊技機に対応する。

【０１０５】（４）大当り予告画像表示パターンテーブ
ルＴｂ６，Ｔｂ７に設定されている大当り予告画像表示
パターンを、大当り信頼度が高いほど大当り予告画像を
表示するタイミングが遅くなるように設定変更すること
もできる。この構成によれば、大当り信頼度が高いほど
大当り予告画像を表示するタイミングが遅くなるため、
遊技者は、大当り予告画像を見た経験を重ねて行くうち
に、大当り予告画像の表示タイミングが遅い場合は、大
当り信頼度が高いことを学習するようになるので、大当
り予告画像の表示タイミングが遅くなるにつれて、大当
りの発生に対する期待を高めて行くことになる。したが
って、大当りの予告が行われることにより、遊技者は、
大当りの発生に対してハラハラドキトキするスリルのあ
る面白い遊技を行うことができる。なお、上記構成を備
えたパチンコ機が請求項２０に係る遊技機に対応する。

【０１０６】（５）リーチ予告画像および大当り予告画
像の一方のみを表示するように構成することもできる。 （６）前記各実施形態では、リーチ信頼度または大当り
信頼度を中心に説明したが、リーチ信頼度が高いという
ことは、リーチにならない信頼度が低いという意味でも
あり、大当り信頼度が高いということは、ハズレになる
信頼度が低いという意味でもある。 （７）前記各実施形態において記載した各種のカウンタ
およびテーブルの構成、およびタイミング、時間は、一
例であり、適宜変更することができる。 （８）前記各実施形態では、この発明に係る遊技機とし
て第１種パチンコ機を例に挙げて説明したが、この発明
は、第２種パチンコ機または第３種パチンコ機、あるい
は、第１種ないし第３種パチンコ機の２つ以上を組み合
わせたパチンコ機、さらには、スロットマシンにも適用
することができる。

【０１０７】［各請求項と実施形態との対応関係］第１
種始動口２７または普通電動役物４７の開放された両翼
が、請求項１ないし請求項２２に記載の所定の領域に対
応し、特別図柄が画像に対応する。図柄制御装置３２お
よび図柄表示器２３ａが画像表示手段に対応する。大当
り抽選用カウンタＣｔ１が、請求項１ないし請求項４お
よび請求項７ないし請求項１０に記載の決定手段として
機能する。大当り信頼度決定用カウンタＣｔ５および大
当り予告画像表示パターンテーブルＴｂ６，Ｔｂ７が、
請求項１ないし請求項４に記載の大当り予告画像表示手
段および表示時間制御手段として機能し、さらに、請求
項７ないし請求項１０に記載の大当り予告画像表示手段
および表示タイミング制御手段として機能する。リーチ
決定用カウンタＣｔ２が、請求項１３ないし請求項１５
および請求項１８ないし請求項２０に記載のリーチ決定
手段として機能する。リーチ信頼度決定用カウンタＣｔ
４およびリーチ予告画像表示パターンテーブルＴｂ４，
Ｔｂ５が、請求項１３ないし請求項１５に記載のリーチ
予告画像表示手段およびリーチ予告画像表示時間制御手
段として機能し、さらに、請求項１８ないし請求項２０
に記載のリーチ予告画像表示手段およびリーチ予告画像
表示タイミング制御手段として機能する。

【０１０８】そして、メインＣＰＵ１１２が実行するＳ
２８が、請求項１ないし請求項４および請求項７ないし
請求項１０に記載の決定手段として機能する。図柄制御
装置３２が実行するＳ８２が大当り予告画像表示手段と
して機能する。図柄制御装置３２が実行するＳ８４〜Ｓ
８８が請求項１ないし請求項４に記載の表示時間制御手
段として機能し、Ｓ８０が請求項７ないし請求項１０に
記載の表示タイミング制御手段として機能する。Ｓ８２
が請求項５、請求項６、請求項１１または請求項１２に
記載の大当り予告画像表示処理に対応し、Ｓ８４〜Ｓ８
８が請求項５または請求項６に記載の表示時間制御処理
に対応し、Ｓ８０が請求項１１または請求項１２に記載
の表示タイミング制御処理に対応する。Ｓ８２〜Ｓ８８
を実行するメインＣＰＵ１１２が請求項５または請求項
６に記載のコンピュータに対応し、Ｓ８２〜Ｓ８８を実
行するためのコンピュータプログラムが請求項５に係る
コンピュータプログラムに対応し、そのコンピュータプ
ログラムが記録されたＲＯＭ１１４が請求項６に係る記
録媒体に対応する。Ｓ８０およびＳ８２を実行するメイ
ンＣＰＵ１１２が請求項１１または請求項１２に記載の
コンピュータに対応し、Ｓ８０およびＳ８２を実行する
ためのコンピュータプログラムが請求項１１に係るコン
ピュータプログラムに対応し、そのコンピュータプログ
ラムが記録されたＲＯＭ１１４が請求項１２に係る記録
媒体に対応する。

【０１０９】メインＣＰＵ１１２が実行するＳ３６が請
求項１３ないし請求項１５および請求項１８ないし請求
項２０に記載のリーチ決定手段として機能するととも
に、請求項１６、請求項１７、請求項２１および請求項
２２に記載のリーチ決定処理に対応する。図柄制御装置
３２が実行するＳ７２がリーチ予告画像表示手段として
機能する。図柄制御装置３２が実行するＳ７４〜Ｓ７８
が請求項１３ないし請求項１５に記載のリーチ予告画像
表示時間制御手段として機能し、Ｓ７０が請求項１８な
いし請求項２０に記載のリーチ予告画像表示タイミング
制御手段として機能する。図柄制御装置３２が実行する
Ｓ９２が、請求項１３ないし請求項２２に記載のリーチ
状態表示手段として機能する。Ｓ７２が請求項１６、請
求項１７、請求項２１または請求項２２に記載のリーチ
予告画像表示処理に対応し、Ｓ７４〜Ｓ７８が請求項１
６または請求項１７に記載のリーチ予告画像表示時間制
御処理に対応し、Ｓ７０が請求項２１または請求項２２
に記載のリーチ予告画像表示タイミング制御処理に対応
する。Ｓ７２〜Ｓ７８を実行するメインＣＰＵ１１２が
請求項１６または請求項１７に記載のコンピュータに対
応し、Ｓ７２〜Ｓ７８を実行するためのコンピュータプ
ログラムが請求項１６に係るコンピュータプログラムに
対応し、そのコンピュータプログラムが記録されたＲＯ
Ｍ１１４が請求項１７に係る記録媒体に対応する。Ｓ７
０およびＳ７２を実行するメインＣＰＵ１１２が請求項
２１または請求項２２に記載のコンピュータに対応し、
Ｓ７０およびＳ７２を実行するためのコンピュータプロ
グラムが請求項２１に係るコンピュータプログラムに対
応し、そのコンピュータプログラムが記録されたＲＯＭ
１１４が請求項２２に係る記録媒体に対応する。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明に係る実施形態のパチンコ機の外観を
示す斜視説明図である。

【図２】図１に示すパチンコ機１に備えられた遊技盤５
の主要構成を示す正面説明図である。

【図３】センターケース３０を拡大して示す説明図であ
る。

【図４】図４（Ａ）は、図柄表示器３２ａの画面に左図
柄Ｇ１、中図柄Ｇ２および右図柄Ｇ３がそれぞれ確定表
示された状態を示す説明図であり、図４（Ｂ）は、各図
柄が変動している状態を示す説明図であり、図４（Ｃ）
は、リーチ予告画像が表示された状態を示す説明図であ
る。

【図５】図５（Ｄ）は、リーチ状態を示す説明図であ
り、図５（Ｅ）は、大当り図柄が確定表示された状態を
示す説明図である。

【図６】図６（Ａ）は、図柄表示器３２ａの画面に左図
柄Ｇ１、中図柄Ｇ２および右図柄Ｇ３がそれぞれ確定表
示された状態を示す説明図であり、図６（Ｂ）は、各図
柄が変動している状態を示す説明図であり、図６（Ｃ）
は、リーチ状態を示す説明図である。

【図７】図７（Ｄ）は、大当り予告画像が表示された状
態を示す説明図であり、図７（Ｅ）は、大当り予告画像
が消えた状態を示す説明図であり、図７（Ｆ）は、大当
り図柄が確定表示された状態を示す説明図である。

【図８】特別図柄の変動開始と同時にリーチ予告画像が
表示されるタイミングを示すタイムチャートである。

【図９】特別図柄の変動開始後にリーチ予告画像が表示
されるタイミングを示すタイムチャートである。

【図１０】リーチの開始と同時に大当り予告画像が表示
されるタイミングを示すタイムチャートである。

【図１１】リーチの開始後に大当り予告画像が表示され
るタイミングを示すタイムチャートである。

【図１２】パチンコ機１の主な電気的構成をブロックで
示す説明図である。

【図１３】図１３（Ａ）は大当り抽選用カウンタの説明
図であり、図１３（Ｂ）はリーチ決定用カウンタの説明
図であり、図１３（Ｃ）はリーチパターン決定用カウン
タの説明図であり、図１３（Ｄ）はリーチ信頼度決定用
カウンタの説明図であり、図１３（Ｅ）は大当り信頼度
決定用カウンタの説明図であり、図１３（Ｆ）は大当り
図柄テーブルの説明図であり、図１３（Ｇ）はハズレ図
柄テーブルの説明図である。

【図１４】図１４（Ａ）はリーチパターンテーブルの説
明図であり、図１４（Ｂ）はリーチ時用のリーチ予告画
像表示パターンテーブルの説明図であり、図１４（Ｃ）
は通常停止用のリーチ予告画像表示パターンテーブルの
説明図である。

【図１５】図１５（Ａ）は大当り時用の大当り予告画像
表示パターンテーブルの説明図であり、図１５（Ｂ）は
ハズレ時用の大当り予告画像表示パターンテーブルの説
明図である。

【図１６】メインＣＰＵ１１２が実行する第１種始動口
処理の流れを示すフローチャートである。

【図１７】メインＣＰＵ１１２が実行する特別図柄変動
処理の流れを示すフローチャートである。

【図１８】図柄制御装置３２が実行する特別図柄表示処
理の流れを示すフローチャートである。

【図１９】従来のパチンコ機の主要構成を示す正面説明
図である。

【符号の説明】

１ パチンコ機（遊技機） ２７ 第１種始動口（所定の領域） ３２ａ 図柄表示器（画像表示手段） Ｃｔ１ 大当り抽選用カウンタ（決定手段） Ｃｔ２ リーチ決定用カウンタ（リーチ決定手段） Ｃｔ４ リーチ信頼度決定用カウンタ（リーチ予告画像
表示手段およびリーチ予告画像表示時間制御手段） Ｃｔ５ 大当り信頼度決定用カウンタ（大当り予告画像
表示手段および表示時間制御手段） Ｔｂ４，Ｔｂ５ リーチ予告画像表示パターンテーブ
ル（リーチ予告画像表示手段およびリーチ予告画像表示
時間制御手段） Ｔｂ６，Ｔｂ７ 大当り予告画像表示パターンテーブ
ル（大当り予告画像表示手段および、表示時間制御手
段）

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
   を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決定
   手段と、 画面上を移動する画像を複数個所に表示するとともに、
   前記複数個所において画像を確定表示することにより、
   前記決定手段による決定結果を表示する画像表示手段と
   を備えた遊技機において、 前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確定表
   示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであるこ
   とを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に表示
   させる大当り予告画像表示手段と、 前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示手段により
   前記大当り予告画像を表示している時間を前記決定結果
   の信頼度に対応して制御する表示時間制御手段とを備え
   たことを特徴とする遊技機。
2. 【請求項２】 前記表示時間制御手段は、前記決定結果
   の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を表示している
   時間を長くすることを特徴とする請求項１に記載の遊技
   機。
3. 【請求項３】 前記表示時間制御手段は、前記決定結果
   の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を表示している
   時間を短くすることを特徴とする請求項１に記載の遊技
   機。
4. 【請求項４】 前記画像表示手段が前記複数個所の総て
   の個所において画像を確定表示する前に、前記複数個所
   のうち１個所において画像が移動しており、前記１個所
   を除く個所において、前記決定手段の決定結果が大当り
   であることを示す大当り画像を構成する画像を確定表示
   したリーチ状態を前記画像表示手段に表示させるリーチ
   状態表示手段を備えており、 前記大当り予告画像表示手段は、前記リーチ状態表示手
   段により前記画像表示手段が前記リーチ状態を表示した
   後に前記大当り予告画像を表示することを特徴とする請
   求項１ないし請求項３のいずれか１つに記載の遊技機。
5. 【請求項５】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
   を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決定
   手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示すると
   ともに、前記複数個所において画像を確定表示すること
   により、前記決定手段による決定結果を表示する画像表
   示手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機能させ
   るためのコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータが、 前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確定表
   示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであるこ
   とを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に表示
   させる大当り予告画像表示処理と、 前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示処理により
   前記大当り予告画像を表示している時間を前記決定結果
   の信頼度に対応して制御する表示時間制御処理とを含む
   処理を実行するためのコンピュータプログラム。
6. 【請求項６】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
   を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決定
   手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示すると
   ともに、前記複数個所において画像を確定表示すること
   により、前記決定手段による決定結果を表示する画像表
   示手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機能させ
   るためのコンピュータプログラムが記録された記録媒体
   であって、 前記コンピュータが、 前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確定表
   示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであるこ
   とを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に表示
   させる大当り予告画像表示処理と、 前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示処理により
   前記大当り予告画像を表示している時間を前記決定結果
   の信頼度に対応して制御する表示時間制御処理とを含む
   処理を実行するためのコンピュータプログラムが記録さ
   れた記録媒体。
7. 【請求項７】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領域
   を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決定
   手段と、 画面上を移動する画像を複数個所に表示するとともに、
   前記複数個所において画像を確定表示することにより、
   前記決定手段による決定結果を表示する画像表示手段と
   を備えた遊技機において、 前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確定表
   示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであるこ
   とを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に表示
   させる大当り予告画像表示手段と、 前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示手段により
   前記大当り予告画像を表示するタイミングを前記決定結
   果の信頼度に対応して制御する表示タイミング制御手段
   とを備えることを特徴とする遊技機。
8. 【請求項８】 前記表示タイミング制御手段は、前記決
   定結果の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を表示す
   るタイミングを早くすることを特徴とする請求項７に記
   載の遊技機。
9. 【請求項９】 前記表示タイミング制御手段は、前記決
   定結果の信頼度が高いほど前記大当り予告画像を表示す
   るタイミングを遅くすることを特徴とする請求項７に記
   載の遊技機。
10. 【請求項１０】 前記画像表示手段が前記複数個所の総
    ての個所において画像を確定表示する前に、前記複数個
    所のうち１個所において画像が移動しており、前記１個
    所を除く個所において、前記決定手段の決定結果が大当
    りであることを示す大当り画像を構成する画像を確定表
    示したリーチ状態を前記画像表示手段に表示させるリー
    チ状態表示手段を備えており、 前記大当り予告画像表示手段は、前記リーチ状態表示手
    段により前記画像表示手段が前記リーチ状態を表示した
    後に前記大当り予告画像を表示することを特徴とする請
    求項７ないし請求項９のいずれか１つに記載の遊技機。
11. 【請求項１１】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示する
    とともに、前記複数個所において画像を確定表示するこ
    とにより、前記決定手段による決定結果を表示する画像
    表示手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機能さ
    せるためのコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータが、 前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確定表
    示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであるこ
    とを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に表示
    させる大当り予告画像表示処理と、 前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示手段により
    前記大当り予告画像を表示するタイミングを前記決定結
    果の信頼度に対応して制御する表示タイミング制御処理
    とを含む処理を実行するためのコンピュータプログラ
    ム。
12. 【請求項１２】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示する
    とともに、前記複数個所において画像を確定表示するこ
    とにより、前記決定手段による決定結果を表示する画像
    表示手段とを備えた遊技機をコンピュータにより機能さ
    せるためのコンピュータプログラムが記録された記録媒
    体であって、 前記コンピュータが、 前記画像表示手段が前記複数個所において画像を確定表
    示する前に、前記決定手段の決定結果が大当りであるこ
    とを予告する大当り予告画像を前記画像表示手段に表示
    させる大当り予告画像表示処理と、 前記画像表示手段が前記大当り予告画像表示手段により
    前記大当り予告画像を表示するタイミングを前記決定結
    果の信頼度に対応して制御する表示タイミング制御処理
    とを含む処理を実行するためのコンピュータプログラム
    が記録された記録媒体。
13. 【請求項１３】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、 画面上を移動する画像を複数個所に表示するとともに、
    前記複数個所において画像を確定表示することにより、
    前記決定手段による決定結果を表示する画像表示手段と
    を備えており、 前記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において
    画像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所に
    おいて画像が移動しており、前記１個所を除く個所にお
    いて、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示
    す大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態
    を前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を
    備えた遊技機において、 前記画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否か
    を決定するリーチ決定手段と、 前記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画
    像を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示
    手段と、 前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示している
    時間を、前記リーチ決定手段による決定結果の信頼度に
    対応して制御するリーチ予告画像表示時間制御手段とを
    備えることを特徴とする遊技機。
14. 【請求項１４】 前記リーチ予告画像表示時間制御手段
    は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リーチ予告画
    像を表示している時間を長くすることを特徴とする請求
    項１３に記載の遊技機。
15. 【請求項１５】 前記リーチ予告画像表示時間制御手段
    は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リーチ予告画
    像を表示している時間を短くすることを特徴とする請求
    項１３に記載の遊技機。
16. 【請求項１６】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示する
    とともに、前記複数個所において画像を確定表示するこ
    とにより、前記決定手段による決定結果を表示する画像
    表示手段とを備えており、前記画像表示手段が前記複数
    個所の総ての個所において画像を確定表示する前に、前
    記複数個所のうち１個所において画像が移動しており、
    前記１個所を除く個所において、前記決定手段の決定結
    果が大当りであることを示す大当り画像を構成する画像
    を確定表示したリーチ状態を前記画像表示手段に表示さ
    せるリーチ状態表示手段を備えた遊技機をコンピュータ
    により機能させるためのコンピュータプログラムであっ
    て、 前記コンピュータが、 前記画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否か
    を決定するリーチ決定処理と、 前記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画
    像を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示
    処理と、 前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示している
    時間を、前記リーチ決定手段による決定結果の信頼度に
    対応して制御するリーチ予告画像表示時間制御処理とを
    含む処理を実行するためのコンピュータプログラム。
17. 【請求項１７】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示する
    とともに、前記複数個所において画像を確定表示するこ
    とにより、前記決定手段による決定結果を表示する画像
    表示手段とを備えており、前記画像表示手段が前記複数
    個所の総ての個所において画像を確定表示する前に、前
    記複数個所のうち１個所において画像が移動しており、
    前記１個所を除く個所において、前記決定手段の決定結
    果が大当りであることを示す大当り画像を構成する画像
    を確定表示したリーチ状態を前記画像表示手段に表示さ
    せるリーチ状態表示手段を備えた遊技機をコンピュータ
    により機能させるためのコンピュータプログラムが記録
    された記録媒体であって、 前記コンピュータが、 前記画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否か
    を決定するリーチ決定処理と、 前記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画
    像を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示
    処理と、 前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示している
    時間を、前記リーチ決定手段による決定結果の信頼度に
    対応して制御するリーチ予告画像表示時間制御処理とを
    含む処理を実行するためのコンピュータプログラムが記
    録された記録媒体。
18. 【請求項１８】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、 画面上を移動する画像を複数個所に表示するとともに、
    前記複数個所において画像を確定表示することにより、
    前記決定手段による決定結果を表示する画像表示手段と
    を備えており、 前記画像表示手段が前記複数個所の総ての個所において
    画像を確定表示する前に、前記複数個所のうち１個所に
    おいて画像が移動しており、前記１個所を除く個所にお
    いて、前記決定手段の決定結果が大当りであることを示
    す大当り画像を構成する画像を確定表示したリーチ状態
    を前記画像表示手段に表示させるリーチ状態表示手段を
    備えた遊技機において、 前記画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否か
    を決定するリーチ決定手段と、 前記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画
    像を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示
    手段と、 前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示するタイ
    ミングを、前記リーチ決定手段による決定結果の信頼度
    に対応して制御するリーチ予告画像表示タイミング制御
    手段とを備えることを特徴とする遊技機。
19. 【請求項１９】 前記リーチ予告画像表示時間制御手段
    は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リーチ予告画
    像を表示しているタイミングを早くすることを特徴とす
    る請求項１８に記載の遊技機。
20. 【請求項２０】 前記リーチ予告画像表示時間制御手段
    は、前記決定結果の信頼度が高いほど前記リーチ予告画
    像を表示しているタイミングを遅くすることを特徴とす
    る請求項１８に記載の遊技機。
21. 【請求項２１】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示する
    とともに、前記複数個所において画像を確定表示するこ
    とにより、前記決定手段による決定結果を表示する画像
    表示手段とを備えており、前記画像表示手段が前記複数
    個所の総ての個所において画像を確定表示する前に、前
    記複数個所のうち１個所において画像が移動しており、
    前記１個所を除く個所において、前記決定手段の決定結
    果が大当りであることを示す大当り画像を構成する画像
    を確定表示したリーチ状態を前記画像表示手段に表示さ
    せるリーチ状態表示手段を備えた遊技機をコンピュータ
    により機能させるためのコンピュータプログラムであっ
    て、 前記コンピュータが 前記画像表示手段に前記リーチ状態を表示させるか否か
    を決定するリーチ決定処理と、 前記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画
    像を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示
    処理と、 前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示するタイ
    ミングを、前記リーチ決定処理による決定結果の信頼度
    に対応して制御するリーチ予告画像表示タイミング制御
    処理とを含む処理を実行するためのコンピュータプログ
    ラム。
22. 【請求項２２】 遊技盤に発射された遊技球が所定の領
    域を通過したことに基づいて大当りか否かを決定する決
    定手段と、画面上を移動する画像を複数個所に表示する
    とともに、前記複数個所において画像を確定表示するこ
    とにより、前記決定手段による決定結果を表示する画像
    表示手段とを備えており、前記画像表示手段が前記複数
    個所の総ての個所において画像を確定表示する前に、前
    記複数個所のうち１個所において画像が移動しており、
    前記１個所を除く個所において、前記決定手段の決定結
    果が大当りであることを示す大当り画像を構成する画像
    を確定表示したリーチ状態を前記画像表示手段に表示さ
    せるリーチ状態表示手段を備えた遊技機をコンピュータ
    により機能させるためのコンピュータプログラムが記録
    された記録媒体であって、 前記コンピュータが前記画像表示手段に前記リーチ状態
    を表示させるか否かを決定するリーチ決定処理と、 前記リーチ状態を表示することを予告するリーチ予告画
    像を前記画像表示手段に表示させるリーチ予告画像表示
    処理と、 前記画像表示手段が前記リーチ予告画像を表示するタイ
    ミングを、前記リーチ決定処理による決定結果の信頼度
    に対応して制御するリーチ予告画像表示タイミング制御
    処理とを含む処理を実行するためのコンピュータプログ
    ラムが記録された記録媒体。