JP2001275017A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2001275017A
JP2001275017A JP2000088231A JP2000088231A JP2001275017A JP 2001275017 A JP2001275017 A JP 2001275017A JP 2000088231 A JP2000088231 A JP 2000088231A JP 2000088231 A JP2000088231 A JP 2000088231A JP 2001275017 A JP2001275017 A JP 2001275017A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の良い電子カメラを提供する。 【解決手段】 撮影動作前のライブビュー表示時にはE
VF20でライブビュー画像を表示するとともにLCD
10をオフする。逆に、撮影動作後のアフタービュー表
示時にはLCD10で撮影画像を表示するとともにEV
F20をオフする。EVF20でフレーミングが行え、
さらに、画面の大きなLCD10で撮影画像を確認する
ことができ、操作性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像を各々表示
可能な第1表示手段および第2表示手段を備える電子カ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタルカメラやデジタルビ
デオカメラ等の電子カメラでは、2つの表示手段を持っ
ているものが商品化されている。例えば、電子ビューフ
ァインダ(EVF)と液晶ディスプレイ(LCD)を備
えるといった具合である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電子カメラは、それら表示手段の切換スイッチを備
え、どちらの表示手段を使うかはユーザーの選択に任さ
れているため、ユーザーが必要に応じて表示手段を切り
換える必要があり、操作性が悪かった。
【0004】この発明は、従来技術における上述の問題
の克服を意図しており、操作性の良い電子カメラを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像を各々表示可能な第1表示
手段および第2表示手段を備える電子カメラであって、
フレーミング時には、撮像素子により得られた画像を前
記第1表示手段に表示するとともに、撮影後には撮影さ
れた画像を前記第2表示手段に表示するよう制御する表
示制御手段を備えている。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の電子カメラであって、前記第1表示手段が電子ビュー
ファインダであり、前記第2表示手段が液晶ディスプレ
イである。
【0007】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2に記載の電子カメラであって、前記第2表示手
段は前記第1表示手段よりも表示サイズが大きい。
【0008】また、請求項4の発明は、請求項1に記載
の電子カメラであって、さらに、少なくとも前記第1ま
たは第2表示手段への電力供給量を低下させる省電力モ
ードの制御を行う省電力制御手段と、半押しおよび全押
し可能なシャッターボタンと、電源オン時、前記省電力
モードからの復帰時および前記半押し時の少なくともい
ずれかの際には前記第1表示手段をオンし、前記全押し
時には前記第1表示手段をオフするとともに前記第2表
示手段をオンするオンオフ制御手段と、を備えている。
【0009】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の電子カメラであって、記録
用画像を生成する手段をさらに備え、前記第2表示手段
に表示される画像は記録用画像に対応している。
【0010】また、請求項6の発明は、請求項1に記載
の電子カメラであって、さらに、半押しおよび全押し可
能なシャッターボタンと、前記シャッターボタンの全押
しの後、所定期間操作がない場合に前記第1および第2
表示手段をオフする表示オフ制御手段と、を備えてい
る。
【0011】さらに、請求項7の発明は、請求項1に記
載の電子カメラであって、撮影に関する処理を行う撮影
モードを少なくとも備えるものであり、さらに、前記撮
影モード開始時には前記第1表示手段のみをオンする表
示オン制御手段を備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。
【0013】<1.装置構成>図1〜図3は、本発明の
実施形態に係るデジタルカメラ1の要部構成を示す図で
あり、図1は平面図、図2は図1のII−II位置から見た
断面図、図3は背面図に相当する。これらの図は必ずし
も三角図法に則っているものではなく、デジタルカメラ
1の要部構成を概念的に例示することを主眼としてい
る。
【0014】これらの図に示すように、デジタルカメラ
1は、略直方体状のカメラ本体部2と撮像部3とに大別
される構造である。
【0015】撮像部3は、撮影レンズであるマクロ機能
付きレンズ群30の後方位置の適所にCCDカラーエリ
アセンサ303(以下「CCD303」と略称する)を
有する撮像回路302が設けられている。また、このレ
ンズ群30は、ズームレンズ300と合焦レンズ301
とを備えている。
【0016】一方、カメラ本体部2の内部には、ズーム
レンズ300のズーム比の変更と収容位置、撮影位置間
のレンズ移動を行うためのズーム用のモータM1、およ
び合焦レンズ301を駆動して合焦を行うためのモータ
M2とが設けられている。
【0017】カメラ本体部2の前面には、グリップ部G
が設けられ、カメラ本体部2上端部の適所にポップアッ
プ形式の内蔵フラッシュ5が設けられている。また、カ
メラ本体部2の上面にはシャッターボタン9が設けられ
ている。
【0018】一方、図3に示すように、カメラ本体部2
の背面には、略中央に後述するライブビュー表示、アフ
タービュー表示及び記録画像の再生表示等を行なうため
の液晶ディスプレイ(LCD)10と電子ビューファイ
ンダ(EVF)20とが設けられている。LCD10の
大きさは横4cm、縦3cmのサイズである。またEVF2
0は、横1.2cm縦0.9cmの液晶ディスプレイを接眼
レンズにて拡大表示するものである。すなわち、LCD
10はEVF20よりその表示サイズが大きいものとな
っている。また、このLCD10およびEVF20で
は、カラーで画像表示が行われる。
【0019】また、カメラ本体部2の背面には、「撮影
モード」と「再生モード」とを切換設定する撮影/再生
モード設定スイッチ14が設けられている。撮影モード
は、写真撮影を行なうモードであり、再生モードは、メ
モリカード8に記録された撮影画像をLCD10に再生
表示するモードである。なお、撮影/再生モード設定ス
イッチ14は上下方向にスライド可能となっており、上
側に位置すると撮影モード、下側に位置すると再生モー
ドになるがそれらの真ん中に位置させると電源オフさせ
ることができるものとなっている。そして、撮影モード
時はEVF20がオンされ、再生モードではLCD10
がオンとなる。
【0020】またLCD10は視野角が広く、カメラの
後方の左右上下どこからもその内容を確認できるように
構成されているが、EVF20は表示素子そのものは筐
体の奥にあり、その視認性が外光に左右されないような
構成となっている。
【0021】ただし、撮影モードであっても、後述する
ようにアフタービュー表示時や各種設定を行うメニュー
モードに入った場合は、表示がEVF20からLCD1
0に切り替わり、そのモードから抜けた時点で元のEV
F20の表示に切り替わる。
【0022】デジタルカメラ1の背面右方には、4連ス
イッチ35が設けられており、また、カメラ本体部2の
背面には、確定ボタン32、取消ボタン33、およびメ
ニューボタン34が設けられている。そして、ボタン
L,Rを押すことにより、モータM1が駆動しズーミン
グを行い、ボタンU,Dを押すことにより画像の露出補
正を1/3EVステップで−2EVから+2EVの範囲
で行うことができる。この場合は、メニューボタンを押
したときとは異なり、EVF20を覗きながら操作を行
うことでシャッターチャンスを逃がさない工夫がされて
いる。その他、メニューボタンによりメニューモードに
入った後はボタンU,D,L,Rで各種操作を行うこと
ができる。
【0023】また、カメラ本体部2の側面には、外部モ
ニタ端子222が設けられている。この外部モニタ端子
222は、デジタルカメラ1から外部モニタ223に画
像データなどを伝送するための端子である。
【0024】図1に示すように、デジタルカメラ1はメ
モリカード8が装着されるようになっている。また、デ
ジタルカメラ1は、4本の単三形乾電池E1〜E4を直
列接続してなる電源電池Eを駆動源としている。
【0025】<2.機能ブロック>図4は、デジタルカ
メラ1の機能ブロック図である。同図において、CCD
303は、レンズ群30により結像された被写体の光像
を、R(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号
(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)
に光電変換して出力する。タイミングジェネレータ31
4は、CCD303の駆動を制御するための各種のタイ
ミングパルスを生成するものである。
【0026】撮像部3における露出制御は、絞り制御ド
ライバ306によるレンズ群30の絞りと、CCD30
3の露光量、すなわち、シャッタスピードに相当するC
CD303の電荷蓄積時間を調節して行なわれる。被写
体輝度が低輝度時に適切なシャッタスピードが設定でき
ない場合は、CCD303から出力される画像信号のレ
ベル調整を行なうことにより露光不足による不適正露出
が補正される。すなわち、低輝度時は、シャッタスピー
ドとゲイン調整とを組み合わせて露出制御が行なわれ
る。画像信号のレベル調整は、信号処理回路313内の
AGC回路のゲイン調整において行なわれる。
【0027】タイミングジェネレータ314は、タイミ
ング制御回路202から送信される基準クロックに基づ
きCCD303の駆動制御信号を生成するものである。
タイミングジェネレータ314は、例えば積分開始/終
了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光
信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転
送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303に
出力する。
【0028】信号処理回路313は、CCD303から
出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ
信号処理を施すものである。信号処理回路313は、C
DS(相関二重サンプリング)回路とAGC(オートゲ
インコントロール)回路とを有し、CDS回路により画
像信号のノイズの低減を行ない、AGC回路のゲインを
調整することにより画像信号のレベル調整を行なう。
【0029】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量を全体制御部211により
設定された所定の発光量に制御するものである。フラッ
シュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフ
ラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光さ
れ、この受光量が所定の発光量に達すると、調光回路3
04から発光停止信号が出力され、この発光停止信号に
応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に停止し、こ
れにより内蔵フラッシュ5の発光量が所定の発光量に制
御される。
【0030】A/D変換器205は、画像信号の各画素
信号を12ビットのデジタル信号に変換するものであ
る。A/D変換器205は、タイミング発生回路から入
力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号
(アナログ信号)を12ビットのデジタル信号に変換す
る。
【0031】タイミングジェネレータ314、A/D変
換器205に対するクロックを生成するタイミング制御
回路202が設けられている。タイミング制御回路20
2は、全体制御部211内の基準クロックにより制御さ
れる。
【0032】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた画素信号の黒レベルを基準の黒レベルに補正するも
のである。また、WB(ホワイトバランス)回路207
は、R,G,Bの各色成分の画素データのレベル変換を
行なうものである。WB回路207は、全体制御部21
1から入力されるレベル変換テーブルを用いてR,G,
Bの各色成分の画素データのレベルを変換する。なお、
レベル変換テーブルの各色成分の変換係数(特性の傾
き)(以下「WBパラメータ」という)は全体制御部2
11により、オートまたはマニュアルで、撮影画像毎に
設定される。
【0033】γ補正回路208は、画素データの階調を
補正するものである。γ補正回路208では、一般パー
ソナルコンピュータ用のモニタが有するγ特性に対応し
た補正が行れることとなる。
【0034】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される画素データを記憶するメモリである。画像
メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209は、CCD303画素
数に対応する1600×1200画素分の画素データの
記憶容量を有し、各画素データが対応する画素位置に記
憶されるようになっている。
【0035】VRAM210は、LCD10に表示され
る画像データのバッファメモリである。VRAM210
は、LCD10の画素数(400×300)に対応した
画像データの記憶容量を有している。
【0036】VRAM220は、EVF20に表示され
る画像データのバッファメモリである。VRAM220
は、EVF20の画素数(640×480)に対応した
画像データの記憶容量を有している。
【0037】また、撮影待機状態においては、撮像部3
により1/30秒毎に撮像された画像の各画素データが
A/D変換器205〜γ補正回路208により所定の信
号処理を施された後、画像メモリ209に一時記憶され
るとともに、全体制御部211を介してVRAM220
に転送され、EVF20に表示される(ライブビュー表
示)。
【0038】さらに、撮影直後においては、ライブビュ
ーの最後の画像、すなわち、シャッターボタンの全押し
直前に画像メモリ209に記憶された画像データが全体
制御部211を介してVRAM210に転送され、LC
D10に表示される(アフタービュー表示)。
【0039】なお、LCD10やEVF20に画像以外
の情報(例えば日付や露出補正の値等)を表示する場合
には、全体制御部211が先のVRAM210やVRA
M220に、その情報を加えた画像データを上書きする
ものとなっている。
【0040】これによって、ユーザは被写体像を視認す
ることができる。また、再生モードにおいては、メモリ
カード8から読み出された画像が全体制御部211で所
定の信号処理が施された後、VRAM210に転送さ
れ、LCD10に再生表示される。EVF20でも同様
の表示が行われる。
【0041】カードI/F212は、メモリカード8へ
の画像データの書込み及び画像データの読出しを行なう
ためのインターフィースである。また、通信用I/F2
24は、パーソナルコンピュータ225を通信可能に外
部接続するための、例えばUSB規格に準拠したインタ
ーフェースである。
【0042】RTC219は、撮影日時を管理するする
ための時計回路である。図示しない別の電源で駆動され
る。
【0043】操作部250は、上述したシャッターボタ
ン9、確定ボタン32などの各種スイッチ、ボタンなど
で構成されている。
【0044】シャッターボタン9は、銀塩カメラで採用
されているような半押し状態と押し込んだ状態とが検出
可能な2段階スイッチになっている。待機状態でシャッ
ターボタン9を半押し状態にすると、オートフォーカス
(AF)、自動露出調整(AE)、ホワイトバランス調
整(WB)が後述のようにして全体制御部211の制御
のもとに行われる。
【0045】NTSC変換器221は、VRAM220
に格納される画像信号を、NTSC方式に信号変換を行
い、EVF20と、外部モニタ端子222を介して外部
モニタ223とに転送する。従って、外部モニタ223
を外部モニタ端子に接続した状態では、EVF20と同
一の画面が表示される。
【0046】全体制御部211は、DRAMからなるワ
ークRAM211a、フラッシュROM211bを内蔵
したマイクロコンピュータからなり、上述したカメラの
各部材の駆動を有機的に制御してデジタルカメラ1の撮
影動作を統括制御するものである。
【0047】図5は、全体制御部211内のCPUやメ
モリの全体によって実現される内部機能を示すブロック
図である。この全体制御部211は、露出制御値(シャ
ッタスピード(SS)と絞り値)を設定するための輝度
判定部211dと露光量設定部211eとを備えてい
る。
【0048】さらに、全体制御部211は、上記撮影画
像の記録処理を行なうために、フィルタリング処理を行
なうフィルタ部211fと、サムネイル画像及び圧縮画
像を生成する記録画像生成部211gとを備え、メモリ
カード8に記録された画像をLCD10やEVF20に
再生するために、再生画像を生成する再生画像生成部2
11hを備えている。
【0049】上記のフィルタ部211fは、デジタルフ
ィルタにより記録すべき画像の高周波成分を補正して輪
郭に関する画質の補正を行なうものである。
【0050】記録画像生成部211gは、画像メモリ2
09から画素データを読み出してメモリカード8に記録
すべきサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。記録画
像生成部211gは、画像メモリ209から横方向と縦
方向の両方向でそれぞれ8画素毎に画素データを読み出
し、順次、メモリカード8に転送することで、サムネイ
ル画像を生成しつつメモリカード8に記録する。
【0051】また、記録画像生成部211hは、画像メ
モリ209から全画素データを読み出し、これらの画素
データに2次元DCT変換、ハフマン符号化等のJPE
G方式による所定の圧縮処理を施して圧縮画像の画像デ
ータを生成し、この圧縮画像データをメモリカード8の
本画像エリアに記録する。
【0052】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、シャッターボタン9により撮影が指示されると、撮
影指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサム
ネイル画像と設定された圧縮率によりJPEG方式によ
り圧縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタ
グ情報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮
率、撮影日、撮影時のフラッシュのオンオフのデータ、
シーン情報、画像の判定結果等)等の情報とともに両画
像をメモリカード8に記憶する。
【0053】デジタルカメラ1によって記録された画像
の各コマはタグの部分とJPEG形式で圧縮された高解
像度の画像データ((1600×1200)画素)とサム
ネイル表示用の画像データ(80×60)画素)が記録
されている。
【0054】撮影/再生モード設定スイッチ14を再生
モードに設定したときには、メモリカード8内のコマ番
号の最も大きな画像データが読み出され、再生画像生成
部211hにてデータ伸張され、これがVRAM21
0、220に転送されることにより、LCD10やEV
F20には、コマ番号の最も大きな画像すなわち直近に
撮影された画像が表示される。ボタンUを操作すること
により、コマ番号の大きな画像が表示され、ボタンDを
押すことによりコマ番号の小さな画像が表示される。
【0055】また、全体制御部211は各部への電力供
給を制御可能で、電力制御のモードとして省電力モード
と通常電力モードとを備えている。通常電力モードは各
部への電力供給および全体制御部211の動作クロック
が通常通りであるモードであり、省電力モードはLCD
10およびEVF20以外の部分には通電したまま、L
CD10およびEVF20をオフ(電力供給を遮断)す
るモードである。
【0056】全体制御部211は、撮影モードにおい
て、シャッターボタン9により撮影が指示されると、撮
影指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサム
ネイル画像と設定された圧縮率によりJPEG方式によ
り圧縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタ
グ情報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮
率、撮影日、撮影時のフラッシュのオンオフのデータ、
シーン情報、画像の判定結果等)等の情報とともに両画
像をメモリカード8に記憶する。
【0057】図6はメモリカード8のデータ配列を示す
図である。メモリカード8は、図6に示すように、デジ
タルカメラ1によって記憶された画像を、圧縮率1/2
0で230コマの画像分記憶可能であり、各コマは、タ
グ情報の部分と、JPEG形式で圧縮された高解像度の
画像信号(640×480画素)とサムネイル表示用の
画像信号(80×60画素)が記録されている。各コマ
単位で、例えばEXIF形式の画像ファイルとして扱う
ことが可能である。
【0058】<3.撮影モードにおける制御>図7はデ
ジタルカメラ1の制御概要を示すフローチャートであ
る。以下、デジタルカメラ1の制御概要について説明す
る。なお、特に断らない限り、以下の制御は全体制御部
211により行われる。
【0059】まず、電源がオンされた直後、撮影/再生
モード設定スイッチ14の切り換え(再生モードから撮
影モードへの移行または撮影モードから再生モードへの
移行)直後、何らかの操作によって省電力モードから復
帰した直後のいずれかの状態である初期状態において、
撮影/再生モード設定スイッチ14が撮影モードに設定
されているか否かを判定し(ステップS1)、撮影モー
ドでなければステップS2に進み、撮影モードであれば
ステップS4に進む。
【0060】なお、初期状態においてはLCD10およ
びEVF20はいずれもオフされている。また、電源が
オンされた直後、再生モードから撮影モードへの移行直
後、何らかの操作によって省電力モードから撮影モード
に復帰した直後のそれぞれが、この発明における撮影モ
ード開始時に相当する。
【0061】そして、ステップS1の判定で撮影モード
が設定されていなかった場合には、再生モードが設定さ
れているので、LCD10のみをオン(通電)し(ステ
ップS2)、再生モードの処理を実行する(ステップS
3)。
【0062】逆に、ステップS1の判定で撮影モードで
あると判定された場合には、EVF20のみをオンし
(ステップS4)、EVF20に対するライブビュー表
示を開始するとともに、撮影モードの処理(撮影処理)
を実行する(ステップS5)。以上が、デジタルカメラ
1の制御概要である。
【0063】つぎに、撮影処理についてより詳細に説明
する。
【0064】図8は撮影処理時のLCD10とEVF2
0との表示状態の遷移を示す図である。この実施形態に
おける撮影モードでは、ライブビュー表示時には図8
(a)のようにEVF20でライブビュー画像を表示
し、アフタービュー表示時には図8(b)のようにLC
D10で撮影画像を表示する。
【0065】図9および図10はこの実施形態における
撮影処理手順を示すフローチャートである。以下、撮影
処理の詳細について説明する。なお、ここでも、特に断
らない限り、以下の制御は全体制御部211により行わ
れる。
【0066】撮影処理においては、まず、シャッターボ
タン9が撮影者によって半押しされたか否かの判定を行
い(図9:ステップS11)、半押しされていなければ
撮影処理を終了し、半押しされていれば次のステップに
進む。
【0067】つぎに、EVF20がオフ(電力供給が遮
断)されているか否かを判定し(図9:ステップS1
2)、オンされていればステップS15に進み、オフさ
れていればEVF20をオンするとともにLCD10を
オフする(図9:ステップS13)。
【0068】つぎに、AF、AEおよびAWBの設定を
行う(図9:ステップS15)。
【0069】つぎに、ライブビュー表示において最後に
表示した画像データを画像メモリ209に保持する(図
9:ステップS16)。すなわち、前述のように、ライ
ブビュー表示の際にはCCD303により得られ、所定
の処理を行った後の画像データが順次記憶されていく
が、そのうちのシャッターボタン9の全押し直前に記憶
された画像データを消去しないで保持する。
【0070】つぎに、シャッターボタン9が撮影者によ
って全押しされているか否かを判定し(図9:ステップ
S17)、全押しされていなければ、全押しを待ってス
テップS16およびS17を繰り返す。逆に全押しされ
ていた場合には次のステップに進む。
【0071】つぎに、LCD10がオンか否かを判定し
(図10:ステップS18)、オフであればLCD10
をオンして(ステップS19)、次のステップに進み、
オンである場合にはそのまま次のステップに進む。
【0072】つぎに、EVF20をオフする(図10:
ステップS20)。これにより、シャッターボタン9全
押し時にはLCD10がオンされ、EVF20がオフさ
れた状態となる。
【0073】つぎに、ステップS16で画像メモリ20
9に保存されていた画像データをLCD10に表示する
アフタービュー表示を行い(図10:ステップS2
1)、それとともに所定の記録操作があれば、その画像
データを撮影画像としてメモリカード8に記録する(図
10:ステップS22)。なお、所定の画像削除操作が
あった場合には画像データはメモリカード8に記録され
ない。これにより、アフタービュー表示の確認により撮
影結果に満足できなかった場合などには、記録動作を行
わないで撮り直しが行える。
【0074】つぎに、所定期間、操作がないか否かを判
定し(図10:ステップS23)、操作があれば、その
操作に対応した処理を行い(図10:ステップS2
4)、その処理が終了するとステップS11(図9)に
戻り、撮影を繰り返すことができる。なお、ステップS
23における操作とは、電源オフ操作、モード切り換え
操作以外の操作のうち、撮影に関係する操作を指す。
【0075】ただし、ステップS24では、ステップS
20およびS21によりLCD10がオンされ、EVF
20がオフされた状態であるので、ステップS11(図
9)に戻り、ステップS12(図9)では、EVF20
がオフであると判定されるため、ステップS13(図
9)においてLCD10がオフされるとともにEVF2
0がオンされ、以降の処理が上記と同様に繰り返され
る。
【0076】逆に、ステップS23において所定期間、
上記操作がないと判定された場合にはEVF20および
LCD10をオフし(図10:ステップS25)て、省
電力モードに移行する。なお、ステップS23およびS
25と同様に、再生モードにおいても所定期間、電源オ
フ操作、モード切り換え操作以外の操作のうち、再生に
関する操作がない場合には省電力モードに移行する。
【0077】以上で、撮影処理が終了する。
【0078】以上説明したように、この発明の実施形態
によれば、ライブビュー時(フレーミング時)には、C
CD303により得られた画像をEVF20に表示する
とともに、アフタービュー時(撮影後)には撮影画像を
LCD10に表示するため、操作性が良い。
【0079】また、EVF20およびLCD10は、そ
れぞれ、撮影範囲の確認とピント確認に適している。
【0080】また、LCD10はEVF20よりも表示
サイズが大きいため、とりわけ、ピント確認など、撮影
後に精密な確認を行うことができる。
【0081】また、撮影モード開始時の状態を含む初期
状態または半押し時にはライブビュー表示を行うEVF
20をオンし、撮影画像を確認すべき全押し時にはEV
F20をオフするとともにアフタービュー表示を行うL
CD10をオンするため、操作性が良好であるととも
に、全押し時に不要なLCD10による電力消費を抑え
ることができる。
【0082】また、ライブビュー時にEVF20に最後
に表示された画像を、アフタービュー時にLCD10に
表示するため、メモリカード8に記録された画像データ
を読み出して表示する場合に比べて、高速に表示を切り
換えることができる。
【0083】また、シャッターボタン9の全押しの後、
所定期間操作がない場合にEVF20およびLCD10
をオフするため、電力消費を抑えることができる。
【0084】さらに、撮影モード開始時の状態を含む初
期状態においてはEVF20のみをオンするため、ライ
ブビュー表示時に不要なLCD10をオンしないので、
操作性を損なうことなく電力消費を抑えることができ
る。
【0085】<4.変形例>上記実施形態において電子
カメラの例としてデジタルカメラを示したが、この発明
はこれに限定されるものではない。
【0086】例えば、電子カメラとしてはデジタルカメ
ラ(デジタルスチルカメラ)以外にスチル撮影モードを
有するデジタルビデオカメラであってもよく、その場合
にも2つの表示手段を備え、それらを図7のフローチャ
ートにおけるEVF20とLCD10のように切り換え
るものとすればよい。
【0087】また、上記実施形態では、省電力モードに
おいてLCD10およびEVF20をオフするものとし
たが、完全にオフするのではなく、それらへの供給電力
を抑えるものとしてもよく、さらにはCCD303等、
最低限の動作に必要ない部分への電力供給を抑えたりオ
フしたりしてもよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項7の発明によれば、フレーミング時には、撮像素子
により得られた画像信号を第1表示手段に表示するとと
もに、撮影後には撮影画像信号を第2表示手段に表示す
るよう制御するため、操作性が良い。
【0089】また、特に請求項2の発明によれば、第1
表示手段が電子ビューファインダであり、第2表示手段
が液晶ディスプレイであるため、それぞれ、撮影範囲の
確認とピント確認に適している。
【0090】また、特に請求項3の発明によれば、第2
表示手段は第1表示手段よりも表示サイズが大きいた
め、ピント確認など、撮影後に精密な確認を行うことが
できる。
【0091】また、特に請求項4の発明によれば、電源
オン時、省電力モードからの復帰時および半押し時の少
なくともいずれかの際にはライブビュー表示を行う第1
表示手段をオンし、全押し時には第1表示手段をオフす
るとともにアフタービュー表示を行う第2表示手段をオ
ンするため、操作性が良好であるとともに、全押し時に
不要な第1表示手段による電力消費を抑えることができ
る。
【0092】また、特に請求項5の発明によれば、第2
表示手段に表示される画像が記録用画像に対応している
ため、撮影後に記録用画像を確認することができる。
【0093】また、特に請求項6の発明によれば、シャ
ッターボタンの全押しの後、所定期間操作がない場合に
第1および第2表示手段をオフするため、電力消費を抑
えることができる。
【0094】また、特に請求項7の発明によれば、撮影
モード開始時には第1表示手段のみをオンするため、第
1表示手段でライブビュー表示を行っている間は第2表
示手段を使用することはないので、操作性を損なうこと
なく電力消費を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの要部
構成を示す平面図である。
【図2】図1のII−II位置から見た断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの要部
構成を示す背面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの機能
ブロック図である。
【図5】全体制御部内のCPUやメモリの全体によって
実現される内部機能を示すブロック図である。
【図6】メモリカードのデータ配列を示す図である。
【図7】デジタルカメラの概略制御フローチャートであ
る。
【図8】撮影処理時のLCDとEVFとの表示状態の遷
移を示す図である。
【図9】撮影処理手順を示すフローチャートである。
【図10】撮影処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 9 シャッターボタン 10 LCD(第2表示手段) 14 撮影/再生モード設定スイッチ 20 EVF(第1表示手段) 209 画像メモリ 211 全体制御部(表示制御手段、省電力制御手段、
オンオフ制御手段、撮影後表示制御手段、表示オフ制御
手段、表示オン制御手段) 303 CCD(撮像素子)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 19/02 G03B 19/02 // H04N 101:00 H04N 101:00 Fターム(参考) 2H018 AA32 2H054 AA01 CD03 2H102 AA01 AA41 AB01 BA02 BA12 BA22 BB08 CA03 5C022 AA13 AB02 AB12 AB15 AB17 AB19 AB20 AB22 AB66 AB67 AC03 AC12 AC22 AC32 AC42 AC54 AC69 AC73 AC74 AC80

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を各々表示可能な第1表示手段およ
    び第2表示手段を備える電子カメラにおいて、 フレーミング時には、撮像素子により得られた画像信号
    を前記第1表示手段に表示するとともに、撮影後には撮
    影画像信号を前記第2表示手段に表示するよう制御する
    表示制御手段を備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子カメラであって、 前記第1表示手段が電子ビューファインダであり、前記
    第2表示手段が液晶ディスプレイであることを特徴とす
    る電子カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電子カ
    メラであって、 前記第2表示手段は前記第1表示手段よりも表示サイズ
    が大きいことを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電子カメラであって、
    さらに、 少なくとも前記第1または第2表示手段への電力供給量
    を低下させる省電力モードの制御を行う省電力制御手段
    と、 半押しおよび全押し可能なシャッターボタンと、 電源オン時、前記省電力モードからの復帰時および前記
    半押し時の少なくともいずれかの際には前記第1表示手
    段をオンし、前記全押し時には前記第1表示手段をオフ
    するとともに前記第2表示手段をオンするオンオフ制御
    手段と、を備えることを特徴とする電子カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の電子カメラであって、 記録用画像を生成する手段をさらに備え、 前記第2表示手段に表示される画像は記録用画像に対応
    していることを特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の電子カメラであって、
    さらに、 半押しおよび全押し可能なシャッターボタンと、 前記シャッターボタンの全押しの後、所定期間操作がな
    い場合に前記第1および第2表示手段をオフする表示オ
    フ制御手段と、を備えることを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の電子カメラであって、
    撮影に関する処理を行う撮影モードを少なくとも備える
    ものであり、さらに、 前記撮影モード開始時には前記第1表示手段のみをオン
    する表示オン制御手段を備えることを特徴とする電子カ
    メラ。
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JP2014011729A (ja) * 2012-07-02 2014-01-20 Olympus Imaging Corp 撮像装置

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