JP3716181B2 - デジタルカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像送信機能を有するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年デジタルカメラの多機能化が進み、撮影した画像データを電話回線を介して電子メールとして送ったり、特定のサーバに出力するものが現れている。このように電話回線を介してデータを送る際には、接続時間を常に意識する必要がある。さらに、ファイル転送先のプロバイダーによっては、接続時間で課金される場合も多い。このため、例えば、特開平11−275413には、接続時間を短縮するため、送信する1コマの画像をアクセススピードの速いDRAMなどの内蔵メモリに格納して送信する機能を有するデジタルカメラが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のデジタルカメラにおいては、複数コマの画像データを連続して送信する際には、2コマ目以降についてはアクセススピードの遅いメモリカードから読出す必要があるため、送信先との接続時間が長くなる問題がある。また、接続時間が長くなると、接続時間で課金される場合、コストの増加を招くこととなる。
【0004】
具体的には、図19に示すように、メモリカードから2コマ目の画像を読出す時間Tcが、全体の接続時間を長くする要因となる。ここでは、メモリカードよりアクセススピードの速い内蔵メモリを活用することで改善可能と考えられる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、画像送信においてアクセススピードの速い内蔵メモリを有効活用できるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段とを備える。
【0007】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係るデジタルカメラにおいて、(d)前記複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する際、前記内蔵メモリの空容量が不足する場合には警告する警告手段をさらに備える。
【0008】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係るデジタルカメラにおいて、(e)前記記録媒体に記録される画像データ群から前記複数の画像データを選択する選択手段、をさらに備え、前記送信手段は、(c-1)前記選択手段で選択された複数の画像データが前記内蔵メモリに格納された後に前記送信先の呼出しを行う手段を有する。
【0009】
また、請求項4の発明は、通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、(a)記録媒体よりアクセススピードが速く、プログラムメモリとして使用される内蔵メモリと、(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、(d)前記送信手段により前記複数の画像データが送信された後に、前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去する消去手段とを備える。
【0010】
また、請求項5の発明は、通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、(d)前記送信手段において前記送信先との接続が不良である場合には、前記内蔵メモリに格納された前記複数の画像データを保持する保持手段とを備える。
【0011】
また、請求項6の発明は、通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、(d)前記複数の画像データが前記内蔵メモリに格納されてから所定時間が経過した後、前記内蔵メモリに格納された前記複数の画像データを消去する消去手段とを備える。
【0012】
また、請求項7の発明は、通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、(b)前記記録媒体を着脱自在に装着可能であるとともに、通信手段を着脱自在に装着可能な1の装着部と、(c)前記1の装着部に装着された前記記録媒体に記録されている複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、(d)前記記録媒体と交換して前記1の装着部に装着された前記通信手段を介して、前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段とを備える。
【0013】
また、請求項8の発明は、通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、(a)記録媒体よりアクセススピードが速く、プログラムメモリとして使用される内蔵メモリと、(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、(d)前記送信モード以外のモードに切替える場合には、前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去する消去手段とを備える。
【0014】
【発明の実施の形態】
<デジタルカメラの要部構成>
図1ないし図4は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1の正面図、背面図、側面図および底面図であり、図5はデジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。
【0015】
デジタルカメラ1は、図1に示すように、箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3(図1、図2および図4に太線で図示)とから構成されている。撮像部3は、撮影レンズであるマクロ機能付きズームレンズ301を有するとともに、銀塩レンズシャッターカメラと同様に、被写体からのフラッシュ光の反射光を受光する調光センサ305、被写体までの距離を測定するための測距センサ306、および、光学ファインダ31が設けられる。
【0016】
なお、撮像部3内部にはズームレンズ301の後方位置にCCDカラーエリアセンサであるCCD303(図5参照)を有し、CCD303は撮像回路302の一部となっている。
【0017】
カメラ本体部2の前面には、図1に示すように、左端部にグリップ部4および中央上部に内蔵フラッシュ5が設けられ、上面にはシャッタボタン8が設けられている。
【0018】
一方、図2に示すように、カメラ本体部2の背面には、略中央に撮影画像のモニタ表示(ビューファインダに相当)、記録画像の再生表示等を行うためのLCD10が設けられている。また、LCD10の下方に、デジタルカメラ1の操作を行うキースイッチ群221〜226および電源スイッチ227が設けられる。なお、キースイッチ226がメニュー画面を表示するメニューキーとして機能する。電源スイッチ227の左側には、電源がオン状態で点灯するLED228およびメモリカードへのアクセス中である旨を表示するLED229が配置される。
【0019】
さらに、カメラ本体部2の背面には、「撮影モード」、「再生モード」および「プリファレンスモード」の間でモードを切り替えるモード設定スイッチ14が設けられる(図3参照)。撮影モードは、写真撮影を行うモードであり、再生モードは、メモリカードに記録された撮影済み画像をLCD10に再生表示するモードであり、さらに、プリファレンスモードは、表示される表示項目(設定項目)の中から選択することにより各種の設定を行うモードである。
【0020】
モード設定スイッチ14は、各モードの設定手段として機能する3接点のスライドスイッチであり、図2において下にセットすると撮影モードに設定され、中央にセットすると再生モードに設定され、上にセットするとプリファレンスモードに設定される。
【0021】
また、カメラ背面右側には、4連スイッチ230が設けられ、撮影モードにおいてはボタン231,232を押すことによりズーミングを行い、ボタン233,234を押すことによって露出補正を行う。また、4連スイッチ230の中央には、デジタルカメラ1における各種の動作を実行させる実行ボタン235が設けられている。
【0022】
撮像部3の背面には、図2に示すように、LCD10をオン/オフさせるためのLCDボタン321およびマクロボタン322が設けられる。LCDボタンが押されるとLCD表示のオン/オフが切り替わる。例えば、専ら光学ファインダ31のみを用いて撮影するときには、節電の目的でLCD表示をオフにする。マクロ撮影時には、マクロボタン322が押されることにより、AFモータ308(図5参照)が駆動されズームレンズ301がマクロ撮影可能な状態になる。
【0023】
カメラ本体部2の側面には、図3に示すようにDC入力端子235が設けられる。
【0024】
カメラ本体部2の底面には、図4に示すように、電池装填室18と、1つのカード装填室17(カードスロット部)とが設けられる。カード装填室17は、メモリカード91やモデムカード92などが装填できる。このカード充填室17については、クラムシェルタイプの蓋15により開閉自在になっている。
【0025】
蓋15には、開口部15aが形成されており、モデムカード92を装着しても蓋15を閉じるとモデムカードの通信用のコネクタ部分が外部に露出するようになっている。これにより、蓋15を閉じた状態で外部機器と結線することが可能とされている。
【0026】
デジタルカメラ1では、4本の単三形乾電池を電池装填室18に装填することにより、これらを直列接続してなる電源電池236(図5参照)を駆動源としている。もちろん、図4に示すDC入力端子からアダプタからの電力を供給して使用することも可能である。
【0027】
次に、図5を参照しながら撮像部3の内部構成について順に説明する。
【0028】
撮像回路302は、ズームレンズ301によりCCD303上に結像された被写体の光像をCCD303を用いて光電変換し、R(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)として出力する。
【0029】
なお、デジタルカメラ1では絞りが固定絞りとなっているので、撮像部3における露出制御は、CCD303の露光量(シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄積時間)を調節して行われる。被写体輝度が低輝度時に適切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD303から出力される画像信号のレベル調整を行うことにより露光不足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時は、シャッタスピードとゲイン調整とを組み合わせて露出制御が行われる。なお、画像信号のレベル調整は、後述の信号処理回路313内のAGC(オートゲインコントロール)回路により行われる。
【0030】
タイミングジェネレータ314は、カメラ本体部2内のタイミング制御回路202から送信されるクロックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成するものである。タイミングジェネレータ314は、例えば、積分開始/終了(すなわち、露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD303に出力する。
【0031】
信号処理回路313は、撮像回路302から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号処理回路313は図示しないが、その内部にCDS(相関二重サンプリング)回路とAGC回路とを有し、CDS回路により画像信号のノイズの低減を行い、AGC回路のゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0032】
調光回路304は、フラッシュ撮影における内蔵フラッシュ5の発光量をカメラ本体部2の全体制御部211により設定された所定の発光量に制御するものである。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光され、この受光量が所定の発光量に達すると、調光回路304から全体制御部211を介してカメラ本体部2のフラッシュ制御回路214へ発光停止信号が出力される。フラッシュ制御回路214は、この発光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に停止し、これにより、内蔵フラッシュ5の発光量が所定の発光量に制御される。
【0033】
また、撮像部3の内部には、ズームレンズ301のズーム比の変更と収容位置と撮影位置との間のレンズ移動を行うためのズームモータ307、および、合焦を行うためのAF(オートフォーカス)モータ308が設けられる。
【0034】
次に、カメラ本体部2の内部構成について説明する。
【0035】
全体制御部211は主にCPUからなり、アドレスバス、データバス、コントロールバスで接続されている上述した撮像部3内およびカメラ本体部2内の各周辺構成の駆動を制御することによってデジタルカメラ1の撮影動作を統括制御するものである。
【0036】
なお、図5(および後述の図6)中の画像データの流れについても便宜上、周辺構成間の矢印によって示しているが、実際には、画像データは全体制御部211を介して各周辺構成ごとに送られる。また、全体制御部211内には、ワークRAMとして働き、メモリカード91よりデータのアクセススピードが速いDRAM(内蔵メモリ)211a、およびプログラムを格納するためのフラッシュROM211bを内蔵している。
【0037】
次に、カメラ本体部2の内部における画像信号の処理および画像表示に関する構成について説明する。
【0038】
撮像部3の信号処理回路313から送られたアナログ画像信号はカメラ本体部2内の画像処理部200において各種画像処理が施される。図6は画像処理部200の構成を示すブロック図である。まず、画像処理部200へ送られてきたアナログ画像信号はA/D変換器205において各画素ごとに10ビットのデジタル信号に変換される。A/D変換器205は、タイミング制御回路202から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0039】
なお、タイミング制御回路202は、全体制御部211の制御により、基準クロックやタイミングジェネレータ314およびA/D変換器205に対するクロックを生成する。
【0040】
黒レベル補正回路206は、A/D変換された画素信号(以下、「画素データ」という。)の黒レベルを基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回路207は、R,G,Bの各色成分の画素データのレベル変換を行うものであり、後工程のγ補正を考慮したホワイトバランスの調整を行う。ホワイトバランスの調整は、全体制御部211からWB回路に入力されるレベル変換テーブル(正確にはそのデータ)を用いて行われ、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数(特性の傾き)は全体制御部211により撮影画像毎に設定される。
【0041】
γ補正回路208は、画素データのγ特性を補正するものである。γ補正回路208からの出力は図5に示すように画像メモリ209に送られる。
【0042】
画像メモリ209は、画像処理部200から出力される画素データを記憶するメモリであり、1フレーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモリ209は、CCD303がn行m列(n,mは自然数)のマトリクス状に配列した画素を有している場合、n×m画素分の画素データの記憶容量を有し、各画素データが対応する記憶領域(アドレス)に記憶されるようになっている。
【0043】
VRAM210は、LCD10に再生表示される画像データのバッファメモリである。VRAM210は、LCD10の画素数に対応した画像データの記憶容量を有している。
【0044】
このような構成により、撮影モードにおける撮影待機状態においては、撮像部3により所定間隔毎に撮像された画像の各画素データが画像処理部200により処理され、画像メモリ209に記憶されるとともに全体制御部211を介してVRAM210に転送され、LCD10に表示される(ライブビュー表示)。これにより撮影者はLCD10に表示された画像により被写体像を視認することができる。
【0045】
また、再生モードにおいては、メモリカードから読み出された画像に全体制御部211による所定の信号処理が施された後、VRAM210に転送されてLCD10に再生表示される。なお、LCD10において画像を表示する際には、全体制御部211の制御によりバックライト16が点灯する。
【0046】
次に、カメラ本体部2内のその他の構成について順に説明する。
【0047】
カードI/F212は、カードスロット17に装填された各種の機能カードとの間で信号の受け渡しを行うインタフェースである。具体的にはメモリカード91の画像データの書込みおよび画像データの読出しを行ったり、モデムカード92を介してデジタルカメラ1の外部とデータ入出力を行う。
【0048】
フラッシュ制御回路214は、前述のように、内蔵フラッシュ5の発光を制御する回路である。フラッシュ制御回路214は、全体制御部211の制御信号に基づき内蔵フラッシュ5の発光の有無、発光量および発光タイミング等を制御し、調光回路304から入力される発光停止信号に基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御する。
【0049】
時計回路219は、撮影日時を管理するするための時計回路である。図示しない別の電源で駆動される。
【0050】
また、カメラ本体部2内にはズームモータ307およびAFモータ308を駆動するためのズームモータ駆動回路215およびAFモータ駆動回路216が設けられる。これらの回路は、シャッタボタン8やその他の上述した各種スイッチ、ボタンである操作部250の操作に応じて機能する。
【0051】
例えば、シャッタボタン8は銀塩フィルムを使用するカメラ(以下銀塩カメラと略称する)で採用されているような半押し状態と押し込んだ状態とが検出可能な2段階スイッチになっており、待機状態でシャッタボタン8を半押し状態にすると、測距センサ306からの測距情報によって距離情報が全体制御部211へと入力される。そして、全体制御部211の指示によって、AFモータ駆動回路216がAFモータ308を駆動し、合焦位置へズームレンズ301を移動させる。
【0052】
また、ボタン231,232が押されると、これらのボタンからの信号が全体制御部211に送られ、全体制御部211の指示によってズームモータ駆動回路215がズームモータ307を駆動してズームレンズを移動させ、ズーミングを行う。
【0053】
以上、カメラ本体部2内の各構成について説明したが、全体制御部211は周辺構成とのデータの受け渡しやタイミング制御の他に様々な機能をソフトウェア的に行うものとなっている。
【0054】
例えば、全体制御部211は露出制御値(シャッタスピード)を設定するための輝度判定機能とシャッタスピード設定機能とを備えている。輝度判定機能とは、撮影待機状態において、CCD303により1/30秒毎に取り込まれ、画像メモリ209に記憶される画像を利用して被写体の明るさを判定するものである。シャッタスピード設定機能とは、輝度判定による被写体の明るさの判定結果に基づいてシャッタスピード(CCD303の積分時間)を設定するものである。
【0055】
また、全体制御部211は撮影画像の記録処理を行うために、フィルタリング処理機能、記録画像生成機能、さらには、再生画像生成機能を備えている。
【0056】
フィルタリング処理機能とは、デジタルフィルタにより記録すべき画像の高周波成分を補正して輪郭に関する画質の補正を行うものである。
【0057】
記録画像生成機能は、画像メモリ209から画素データを読み出してメモリカードに記録すべきサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。具体的には、画像メモリ209からラスタ走査方向に走査しつつ、横方向と縦方向の両方向でそれぞれ8画素毎に画素データを読み出し、順次、メモリカードに転送することで、サムネイル画像を生成しつつメモリカードに記録する。また、メモリカードへの圧縮画像データの記録に際して画像メモリ209から全画素データを読み出し、これらの画素データに2次元DCT変換、ハフマン符号化等のJPEG方式による所定の圧縮処理を施してメモリカードに記録する。
【0058】
具体的な操作としては、撮影モードにおいて、シャッタボタン8により撮影が指示されると、撮影指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサムネイル画像と設定された圧縮率によりJPEG方式により圧縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮率、撮影日、撮影時のフラッシュのオン/オフのデータ、シーン情報、画像の判定結果等の情報)とともに両画像をメモリカードに記憶する。なお、記録画像のデータ形式については後述する。
【0059】
また、再生画像生成機能はメモリカードに記録された圧縮画像をデータ伸張して再生画像を生成する機能である。具体的な操作としては、モード設定スイッチ14を再生モードに設定すると、メモリカード内のコマ番号の最も大きな画像データが読み出されてデータ伸張され、VRAM210に転送される。これにより、LCD10にはコマ番号の最も大きな画像、すなわち直近に撮影された画像が表示される。
【0060】
なお、図5に示すように、デジタルカメラ1はメモリカード91以外にモデムカード92などをカード充填室17に装着して使用するために、以下に示すような各部の制御を全体制御部211が行う。通常、そのような制御を行うための制御プログラムは予め全体制御部211内のフラッシュROMにインストールされている。
【0061】
図7はメモリカード91のデータ配列を示す図である。このメモリカード91は、主に撮影画像データを記録する記録媒体として機能する。図7に示すように、メモリカード91にはデジタルカメラ1によって記録された画像の各コマが順に配列して記憶される。また、各コマはタグ情報TGとJpeg形式で圧縮された高解像度画像データHD((1600×1200)画素)とサムネイル表示用のサムネイル画像データSD(80×60)画素)とが記録されている。また、1コマ分の画像データの容量は約1MBとなっている。また、このデジタルカメラでは音声カードを装着することによって音声ファイルも記録可能となっている。そして、画像ファイルのタグTGに音声ファイルへのリンク情報(記憶領域の先頭アドレス)が記述され、そのリンク情報が示すアドレス以降に音声ファイルSFが記憶されている。
【0062】
図8はデジタルカメラ1に接続可能な通信カードの例を示す図である。このデジタルカメラ1はメモリカード以外にモデムカード92やISDNカード93などの機能カードをカード充填室17に装着して使用することができる。
【0063】
モデムカード92は、電話回線に接続して通信を行うためのものである。また、ISDNカード93は、ISDNに接続して通信を行うためのものである。なお、これらの機能カード内には、ドライバソフトを記憶するフラッシュROM920をそれぞれ備えている。
【0064】
<デジタルカメラ1の動作>
以下では、デジタルカメラ1の動作のうち、主に画像送信に関する動作を説明する。この画像送信の動作は、全体制御部211Aにより自動的に実行される。なお、この画像送信以外については、デジタルカメラの一般的な動作が行われる。
【0065】
図9は、デジタルカメラ1の画像送信の概略動作を説明するフローチャートである。
【0066】
ステップS1では、モデムカード92を介してデジタルカメラ1の外部に送信する撮影画像のコマが指定されているかを判定する。ここで、画像のコマが指定されている場合には、ステップS3に進み、指定されていない場合には、ステップS2に進む。
【0067】
ステップS2では、ユーザにより送信する画像のコマが指定される。この送信コマ指定の方法について、以下で具体的に説明する。
【0068】
図10は、送信コマの指定を説明する図である。
【0069】
メニューキー226の押下によって、図10(a)に示す画面がLCD10に表示されるが、ここで、4連スイッチ230の操作により「送信コマ指定」という項目を選択し、実行ボタン235を押下する。これにより、LCD10の画面が図10(b)のように切替わる。この画面では、メモリカード91に記録されている画像のコマG1〜G6が表示され、この中から送信したいコマを4連スイッチ230を操作することにより太枠カーソルCSを移動させ選択し、実行ボタン235を押下することにより画像コマ群から所望の送信コマが選択できる。なお、指定されたコマには、チェック印CKが表示され、コマ番号が内蔵メモリ211aに記憶される。また、コマ指定が完了すると、メニューキー226の押下により図10(a)に示すメニュー画面に復帰する。
【0070】
図9に戻り、説明を続ける。
【0071】
ステップS3では、送信設定が完了しているかを判定する。ここで、完了している場合には、ステップS5に進み、完了してない場合には、ステップS4に進む。
【0072】
ステップS4では、ユーザにより送信設定が行われる。この送信設定の方法について、以下で具体的に説明する。
【0073】
図11は、送信設定を説明する図である。
【0074】
メニューキー226の押下によって、図11(a)に示すメニュー画面がLCD10に表示される。ここで、4連スイッチ230を操作することよってカーソルSKを上下に移動させて「画像送信」を選択する。そして、実行ボタン235が押下されることによって、図11(b)に示す画面が表示された後、図11(c)に示す画面が表示される。この画面における送信先などの情報は、例えばメモリカード91に予め格納されている。図11(c)に示す画面の内容でOKであれば、実行ボタン235を押下する。これにょり、送信設定が完了することとなる。
【0075】
図9に戻って説明する。
【0076】
ステップS5では、画像送信の準備が完了したかを判定する。具体的には、図12に示す画面において、「画像を内蔵メモリにコピーします」がカーソルSKで指定される状態で、実行ボタン235が押下されたかを判定する。ここで、準備が完了している場合には、ステップS6に進み、準備が完了していない場合には、ステップS1に戻る。
【0077】
ステップS6では、送信画像を内蔵メモリ211aにコピーする(後で詳述)。ここでは、複数の画像のコマが指定されている場合には、これらを連続して内蔵メモリ211aに転送されることとなる。
【0078】
ステップS7では、カード充填室17に装着されているメモリカード91からモデムカード92に交換するようユーザに喚起する。具体的には、図12に示す画面において、カーソルSKが「モデムカードに交換して下さい」に移動して、交換が促されることとなる。
【0079】
ステップS8では、メモリカード91からモデムカード92に交換されたかを判定する。すなわち、ユーザによりモデムカード92に交換された後、実行ボタン235が押下されたかを判定する。ここでは、実行ボタン235が押下された時点で、カード充填室17にモデムカード92が適切に装着されていない場合には、LCD10において警告表示を行う。ここで、モデムカード92に交換されている場合には、ステップS9に進み、交換されていない場合には、ステップS7に戻る。
【0080】
ステップS9では、モデムカード92を介して送信先の発呼、すなわち呼出しを行う。この動作は、図12に示す画面において、カーソルSKにより「ダイアル接続を実行します」が指定され、実行ボタン235が押下されることにより実行される。
【0081】
ステップS10では、送信先との接続が行われたかを判定する。ここで、接続が正常に行われた場合には、図12に示す画面において選択カーソルSKが「ユーザ認証に成功しました」に移行し、ステップS11に進むこととなる。一方、接続が行われなかった場合には、ステップS14に進む。
【0082】
ステップS11では、モデムカード92を介して内蔵メモリ221aに格納されている画像データを送信先に送信する(後で詳述)。
【0083】
ステップS12では、通信の切断処理が行われる。ここでは、図13に示す画面において、選択カーソルSKにより「ダイアル接続を解除します」が指定される。
【0084】
ステップS13では、内蔵メモリ211a内の画像データをクリアする。この画像データをクリアする理由を以下で具体的に説明する。
【0085】
図14は、内蔵メモリ211a内のメモリ割当ての例を説明する図である。図14(a)は、通信時の内蔵メモリ211aの割当て状態を示しており、図14(b)は、撮影時の内蔵メモリ211aの割当て状態を示している。
【0086】
図14(a)に示すように、通信時の内蔵メモリ211aには、プログラムメモリとして使用されるためプログラムエリアPEが必要になるとともに、ステップSS6で送信画像がコピーされる送信用のコピーエリアCEが割当てられる。一方、図14(b)に示すように、撮影時の内蔵メモリ211aには、撮影画像のデータなどを処理するためプログラムエリアPEが通信時より増加する。ここで、撮影時にも、送信用のコピーエリアCEを保持することとすれば、プログラムエリアPEを確保できず必要な処理が不可能な状態に陥る。そこで、画像データの送信が完了すれば、内蔵メモリ211aの送信用のコピーエリアCEの画像データを消去し、内蔵メモリ211aのメモリ領域を十分に確保することで、撮影処理などを適切に実行できることとなる。
【0087】
ステップS14では、送信先との接続が行われずタイムアウトとなっいるかを判定する。ここでは、例えば、最初の接続が失敗した後、さらに20秒ごとに3回発呼を行い、これらの発呼が失敗した場合、すなわち、60秒間に接続が成功しなかった場合に、タイムアウトとみなされる。なお、接続が不良でも、この60秒間は、内蔵メモリ211aに格納された画像データをそのまま保持することとする。ここで、タイムアウト、すなわち最初の発呼から60秒経過した場合には、ステップS14に進み、タイムアウトに至っていない場合には、ステップS9に戻って20秒ごとに発呼を繰り返す。
【0088】
ステップS15では、接続が異常のため、LCD10においてエラー表示を行う。
【0089】
ステップS16では、オートパワーオフ、すなわちデジタルカメラ1の操作部250に対するユーザからの入力が所定時間、例えば3分間行われなかったかを判定する。ここで、オートパワーオフが働く場合には、ステップS17に進み、オートパワーオフが働かない場合には、ステップS15に進む。
【0090】
ステップS17では、LCD10、CCD303に対する電源の供給を停止する。また、全体制御部211がスリープ状態に移行することとなる。
【0091】
ステップS18では、画像データが内蔵メモリ211aに格納されてから、オートパワーオフが作動する所定時間が経過した場合に、ステップS13と同様に、内蔵メモリ211a内の画像データをクリアする。
【0092】
図15は、上記のステップS6に対応する送信画像を内蔵メモリ211aにコピーする動作を説明するフロ−チャートである。
【0093】
ステップS21では、送信する画像のコマ番号を読出す。これは、ステップS2において指定されたコマ(図10(b)においてチェック印CKが付与されているコマ)の番号を、内蔵メモリ211aから読出すこととなる。
【0094】
ステップS22では、カード充填室17に装着されているメモカード91から内蔵メモリ211aに、指定されている画像の1コマ分をコピーする。
【0095】
ステップS23では、指定された画像のコマが全て内蔵メモリ211aに転送されたかを判定する。ここで、全て転送されている場合には、ステップS7に進み、転送されていない場合には、ステップS24に進む。
【0096】
ステップS24では、内蔵メモリ211aの空容量があるかを判定する。これは、図14(a)に示すように、画像データをコピーできるメモリ領域は、内蔵メモリ211aの全メモリ領域からプログラムエリアPEを除外した領域であり、順次に画像のコマをコピーすれば、内蔵メモリ211aの空容量が不足する状態に至る可能性があるため、空容量をチェックするためである。
【0097】
ステップS25では、次のコマの画像を指定する。これにより、順番に画像のコマが内蔵メモリ211aにコピーされることとなる。
【0098】
ステップS26では、内蔵メモリ211aの空容量が不足する旨の表示をLCD10に行い、警告する。これにより、誤って多量の画像データを送信指定したことをユーザに喚起できる。
【0099】
図16は、上記のステップS11に対応する画像送信の動作を説明するフロ−チャートである。
【0100】
ここでは、図13に示す画面において、カーソルSKが「メールで画像を送信します」を指定している状態で、ユーザにより実行ボタン235が押下されることによって、本動作が開始される。
【0101】
ステップS31では、メモリカード91から内蔵メモリ211aにコピーされた画像データを読出す。
【0102】
ステップS32では、カード充填室17に装着されているモデムカード92を介して1コマの画像を送信する。
【0103】
ステップS33では、内蔵メモリ211aに格納された全ての画像のコマが送信されたかを判定する。ここで、全て送信された場合には、ステップS12に進み、図13に示す画面においてカーソルSKが「画像送信が完了しました」に移行される。一方、全て送信されていない場合には、ステップS34に進む。
【0104】
ステップS34では、次のコマの画像を指定する。これにより、一度の接続について順番に画像のコマのデータが送信されることとなる。
【0105】
以上では、デジタルカメラ1の画像送信動作の概要を説明したが、次に、具体例として、例えば2コマの画像を送信する場合の動作を説明する。
【0106】
図17は、画像送信動作を説明するタイムチャートである。
【0107】
まず、時間T1で1コマ目の画像を、時間T2で2コマ目の画像をメモリカード91から内蔵メモリに連続してコピーする。そして、時間T3で内蔵メモリ211aに格納されている1コマ目の画像を読出し、時間T4でモデムカード92を介して1コマ目の画像を送信する。さらに、時間T5で内蔵メモリ211aに格納されている2コマ目の画像を読出し、時間T6でモデムカード92を介して2コマ目の画像を送信する。
【0108】
この動作により、送信先との接続時間は、時間T4+T5+T6となるが、2コマ目の画像の読出しが、メモリカード91よりアクセススピードが速い内蔵メモリ211aからのため、図19に示す従来例と比べ接続時間が短縮されることなる。
【0109】
図18は、デジタルカメラ1におけるモード設定の動作を説明するフローチャートである。ここでは、図9のフローチャートに示す画像送信モードから、例えば撮影モードなどの他のモードに移行する場合を例に挙げて説明する。
【0110】
ステップS41では、モード変更されたかを判定する。すなわち、モード設定スイッチ14が、プリファレンスモードから撮影モードに切替えられたかを判定する。ここで、モード変更された場合には、ステップS42に進む。
【0111】
ステップS42では、内蔵メモリ211a内にコピーされた画像データがあるかを判定する。ここで、画像データがある場合には、ステップS43に進み、画像データがない場合には、モード設定を終了する。
【0112】
ステップS43では、図9のフローチャート示すステップS13と同様に、内蔵メモリ211a内にコピーされた画像データをクリアする。
【0113】
以上のデジタルカメラ1の動作により、メモリカードよりアクセススピードが速い内蔵メモリに画像データをコピーし、画像送信時において内蔵メモリに格納された画像データを読出して送信するため、内蔵メモリを有効活用し、送信先との接続時間の短縮などに寄与できることとなる。
【0114】
<変形例>
◎デジタルカメラの通信手段については、モデムカードなど着脱自在のものを使用するのは必須でなく、デジタルカメラに内蔵されているモデムなどを使用しても良い。
【0115】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし請求項8の発明によれば、記録媒体に記録された複数の画像データを記録媒体よりアクセススピードの速い内蔵メモリに格納し、格納された複数の画像データを通信回線に対する1度の接続でデジタルカメラの外部の送信先に送信可能である。その結果、内蔵メモリを有効活用し、送信先との接続時間を短縮できる。
【0116】
特に、請求項2の発明においては、内蔵メモリの空容量が不足する場合には警告するため、誤って多くの画像を送信指定したことをユーザに喚起できる。
【0117】
また、請求項3の発明においては、選択された複数の画像データが内蔵メモリに格納された後に送信先の呼出しを行うため、画像データを選択しない状態、すなわち空のデータを送信するのを防止できる。
【0118】
また、請求項4の発明によれば、記録媒体に記録された複数の画像データを記録媒体よりアクセススピードが速くプログラムメモリとして使用される内蔵メモリに格納し、格納された複数の画像データを通信回線に対する1度の接続でデジタルカメラの外部に送信した後に、内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去する。その結果、内蔵メモリを有効活用しつつ、画像送信後におけるプログラムの実行を適切に行える。
【0119】
また、請求項5の発明によれば、記録媒体に記録された複数の画像データを記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリに格納し、送信先との接続が不良である場合には内蔵メモリに格納された複数の画像データを保持するため、送信先との再接続の際、内蔵メモリ内に格納された画像データを有効利用でき、デジタルカメラの利便性が向上する。
【0120】
また、請求項6の発明によれば、記録媒体に記録された複数の画像データが記録媒体よりアクセススピードの速い内蔵メモリに格納されてから所定時間が経過した後、内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去するため、例えばオートパワーオフが作動した時には内蔵メモリの画像データが自動的に消去され、デジタルカメラの利便性が向上する。
【0121】
また、請求項7の発明によれば、1の装着部に装着された記録媒体に記録されている複数の画像データを内蔵メモリに格納し、記録媒体と交換して1の装着部に装着される通信手段を介して内蔵メモリに格納された複数の画像データをデジタルカメラの外部に送信する。その結果、内蔵メモリを有効活用することで、1の装着部を有効利用できる。
【0122】
また、請求項8の発明によれば、記録媒体に記録された複数の画像データを、記録媒体よりアクセススピードが速くプログラムメモリとして使用される内蔵メモリに格納し、送信モード以外のモードに切替えられる場合には、内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去する。その結果、送信モード以外の撮影モードなどで内蔵メモリを適切に有効活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1の正面図である。
【図2】デジタルカメラ1の背面図である。
【図3】デジタルカメラ1の側面図である。
【図4】デジタルカメラ1の底面図である。
【図5】デジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。
【図6】画像処理部200の構成を示すブロック図である。
【図7】メモリカード91のデータ配列を示す図である。
【図8】デジタルカメラ1に接続可能な通信カードの例を示す図である。
【図9】デジタルカメラ1の画像送信の概略動作を説明するフローチャートである。
【図10】送信コマの指定を説明する図である。
【図11】送信設定を説明する図である。
【図12】画像送信に関する画面を示す図である。
【図13】画像送信に関する画面を示す図である。
【図14】内蔵メモリ211a内のメモリ割当ての例を説明する図である。
【図15】送信画像を内蔵メモリ211aにコピーする動作を説明するフロ−チャートである。
【図16】画像送信の動作を説明するフロ−チャートである。
【図17】画像送信動作を説明するタイムチャートである。
【図18】デジタルカメラ1におけるモード設定の動作を説明するフローチャートである。
【図19】従来例に係る画像送信動作を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
10 LCD
17 カード充填室
91 メモリカード
92 モデムカード
211a 内蔵メモリ(DRAM)
226 メニューキー
230 4連スイッチ
235 実行ボタン
Claims (8)
- 通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、
(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、
(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、
(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
(d)前記複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する際、前記内蔵メモリの空容量が不足する場合には警告する警告手段、
をさらに備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 請求項1または請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
(e)前記記録媒体に記録される画像データ群から前記複数の画像データを選択する選択手段、
をさらに備え、
前記送信手段は、
(c-1)前記選択手段で選択された複数の画像データが前記内蔵メモリに格納された後に前記送信先の呼出しを行う手段、
を有することを特徴とするデジタルカメラ。 - 通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、
(a)記録媒体よりアクセススピードが速く、プログラムメモリとして使用される内蔵メモリと、
(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、
(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、
(d)前記送信手段により前記複数の画像データが送信された後に、前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去する消去手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、
(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、
(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、
(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、
(d)前記送信手段において前記送信先との接続が不良である場合には、前記内蔵メモリに格納された前記複数の画像データを保持する保持手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、
(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、
(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、
(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、
(d)前記複数の画像データが前記内蔵メモリに格納されてから所定時間が経過した後、前記内蔵メモリに格納された前記複数の画像データを消去する消去手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、
(a)記録媒体よりアクセススピードが速い内蔵メモリと、
(b)前記記録媒体を着脱自在に装着可能であるとともに、通信手段を着脱自在に装着可能な1の装着部と、
(c)前記1の装着部に装着された前記記録媒体に記録されている複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、
(d)前記記録媒体と交換して前記1の装着部に装着された前記通信手段を介して、前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。 - 通信回線を介して通信可能なデジタルカメラであって、
(a)記録媒体よりアクセススピードが速く、プログラムメモリとして使用される内蔵メモリと、
(b)前記記録媒体に記録された複数の画像データを前記内蔵メモリに格納する格納手段と、
(c)前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを、前記通信回線に対する1度の接続で前記デジタルカメラの外部の送信先に送信可能な送信手段と、
(d)前記送信モード以外のモードに切替える場合には、前記内蔵メモリに格納された複数の画像データを消去する消去手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
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