JP5129879B2 - 撮像装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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本発明は、1回の撮影で互いに異なる記録形式の画像データを複数生成し記録する撮像装置およびその制御方法に関するものである。
デジタルカメラにおいて、CCDやCMOS等の撮像素子から取り込み、電気的にデジタルデータに変換された静止画像を保存する手段として、様々な記録フォーマットが提案されている。電子カメラでは、撮像素子から得られたデジタルデータを非可逆圧縮し、元のデータサイズよりも小さなサイズに変換してから記録メディアに保存するのが一般的である。画像データを圧縮する際には、専用の画像処理プロセッサを使用してユーザーが意図する色調やコントラストに補正が可能であり、かつ任意に画像サイズや圧縮率を設定できるため、撮影後にパソコン上のアプリケーション等を使って再処理する必要がない。また、データ圧縮する利点として、記録メディアに書き込む画像数が多くなり、撮影可能枚数を増やすことができる。代表的な圧縮フォーマットとして、JPEGが広く使用されている。
一方、撮像素子からの電気信号をAD変換した状態のまま、記録メディアに保存する非圧縮フォーマット(以下、RAWフォーマットまたはRAWデータと呼ぶ)も使用されている。この方式では、データの圧縮処理を行わないため、撮影後にパソコン上のアプリケーションを使用して、色調、明度、彩度、コントラスト等を任意に再設定して補正ができる。そのため、撮影時の失敗を修正できるだけでなく、より自由度の高い補正や加工を行うことができる。圧縮後のデータを使用して同様の画像補正を行った場合、圧縮時に元画像の情報が大きく失われているため、RAWデータに対して処理を行ったときと比べ、実行できる処理が限られるだけでなく、処理後の画像劣化が著しくなる可能性がある。
しかし、RAWフォーマットでは圧縮フォーマットに比べファイルサイズが大きくなるという欠点があるため、メディアに記録できる枚数も制限されてしまう。またファイルの肥大化に伴い、1ファイルあたりのメディアへの記録時間が低下する。この問題を解決するために、近年、RAWフォーマットについても、撮像前後のデータ処理によって、画像サイズを変更できるものも登場している。これらのカメラでは、撮影用途や記録メディアの容量に応じた設定が可能となり、撮影の自由度は向上する。
特許文献1では、RAWデータの解像度(画素数)を縮小する技術が記載されている。これによれば、RAWデータであってもユーザーが設定したサイズに画像の縮小が行えるため、ファイル容量の削減と1画像ファイルあたりの書き込み速度を上げることができる。このように、RAWデータと圧縮データの双方にメリット・デメリットがあり、デメリットについては改善策も提案されている。
また、記録フォーマットが多様化される中、カメラによっては撮影時にこれら2つの記録フォーマットを同時に記録できるものもある。1回の撮影でRAWデータと圧縮データを同時記録できるため、このようなモード設定で使用しているユーザーも少なくない。しかも、記録フォーマットと画像サイズの設定を任意に行えるため、撮影者の用途や記録メディアの容量を反映して、きめ細やかなファイル管理が行うことができる。
特開2004−260813号公報
しかしながら、RAW(非圧縮記録形式)やJPEG(圧縮記録形式)等のフォーマットの各々について画像サイズが細分化されると、フォーマットと画像サイズの組み合わせが多種多様となる。特に、複数のフォーマットで同時記録するような場合、ユーザーは多くの組み合わせから所望の設定を選択しなければならず、これではフォーマットや画像サイズを指定する際の選択肢が広がったにも関わらず操作性が悪くなる。また、設定の煩雑さのあまり、シャッタチャンスを逃したり、誤った設定を選択したりと、ユーザーのデメリットとなることも否定できない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、撮影画像を複数のフォーマットで同時に記録する際に、画像サイズや画質(圧縮率等)の設定を少ない操作で効率的に行える技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1回の撮影で異なる記録形式の複数の画像データを生成して記録する撮像装置であって、前記記録形式のいずれかで記録を行う単一記録モードまたは、複数の記録形式での同時記録を行う複数記録モードを選択するモード選択手段と、前記モード選択手段にて前記単一記録モードが選択されている場合に、当該単一記録モードで記録される画像データの、サイズおよび圧縮率に関する記録の条件を設定する設定手段と、前記モード選択手段により前記単一記録モードから前記複数記録モードへ設定を変更する場合に、前記単一記録モードで記録される画像データの形式とは異なる他の記録形式の画像データのサイズについては前記設定手段で設定された条件に従って設定し、前記他の記録形式の画像データの圧縮率については前記設定手段で設定された条件には従わないように制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、記録フォーマット、及び画像サイズ、画質(圧縮率)等の条件が細分化された場合においても、設定を効率的にスムーズに、かつ迅速に行うことができ、ユーザーの負担を軽減することができる。
本発明に係る実施形態のデジタルカメラの外観構成を示す正面図(a)、側面図(b)、及び背面図(c)である。 図1に示すカメラ部101、レンズ部102、及びストロボ発光部105の電気回路構成と各信号処理の流れを模式的に示したブロック図である。 画像処理マイコン202内部の機能ブロックとマイコン周辺のブロックとの関係を示す図である。 第1の実施形態の記録サイズの設定処理を示すフローチャートである。 記録サイズ(a)、RAWビット幅(b)及びJPEG圧縮率の各設定画面を示す図である。 第2の実施形態の記録サイズの設定処理を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
[カメラの構成]
図1は、本発明に係る実施形態のデジタルカメラの外観構成を示す正面図(a)、側面図(b)、及び背面図(c)である。
図1において、101はカメラ部、102はレンズ部、105はストロボ発光部である。
カメラ部101には、レリーズ釦103、撮影モードを選択できるモード設定ダイヤル104、撮影した画像を表示するLCDパネル119、光学ファインダー118が設けられている。また、カメラ部101には、AEロックや再生縮小機能兼用の釦114、AF測距点選択や再生拡大兼用の釦115、十字釦117、メニュー項目を選択するセット釦116が設けられている。更に、カメラ部101には、メニューを表示するための釦110、ファイル情報の表示/非表示の切り換えを行う釦111、一定枚数の画像をスキップ表示させる釦112、消去釦113が設けられている。
図2は、図1に示すカメラ部101、レンズ部102、及びストロボ発光部105の電気回路構成と各信号処理の流れを模式的に示したブロック図である。
図2において、201は内部にCPU、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、タイマー(Timer)、シリアルI/Oポート(SIO)、パラレルI/Oポート(PIO)等を内蔵した1チップ型のマイクロコンピュータである。201はカメラ全体の動作を統括して制御する(以下、カメラ制御マイコン)。
204は被写体との距離を測定する焦点検出センサ(AFセンサ)である。203は被写体の輝度を測定する測光センサ(AEセンサ)である。焦点検出センサ204及び測光センサ203の出力信号は、カメラ制御マイコン201のA/Dコンバータに入力されてデジタルデータに変換された後、当該マイコン内で処理される。
205はカメラ制御マイコン201からの指令に従ってカメラ部101の各部に電力を供給する電源制御回路である。206は小型LCDパネルであり、撮影枚数や日付情報、露出情報等を表示する。103は上述したレリーズ釦、104はモード設定ダイヤル、110〜117は各種釦である。223はカメラ制御マイコン201が撮影時等の日時情報を取得するために使用されるRTC(リアルタイムクロック)である。
202は、カメラ制御マイコン201と同様に、内部にCPU、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、タイマー(Timer)、SIO、PIO等を内蔵した画像処理専用の1チップ型のマイクロコンピュータである(以下、画像処理マイコン)。
画像処理マイコン202は、カメラ制御マイコン201からの指令に従って、タイミングジェネレータ(TG)220を制御する。TG220は画像処理マイコン202が撮像データを円滑に受け渡しできるように、AFE(Analog Front End)221、CCD等の光電変換素子からなる撮像素子222の動作タイミングを調整する。AFE221は撮像素子222から出力されるアナログ信号をデジタルデータに変換し、同時に信号の補正処理を行う機能を持つ。撮像素子222から出力される撮像信号はAFE221によってデジタルデータに変換され、メモリ219に一時的にバッファリングされる。
メモリ219はSDRAM等の高速アクセス可能な大容量の揮発性メモリである。記録メディア217はコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカードや小型ハードディスク等である。記録メディア217はカメラ部101に対して着脱可能とされ、PCやプリンタ等の他の装置に装着又は接続することでデータを移動することができる。218はFlach ROMと呼ばれる不揮発性メモリであり、画像処理マイコン202の起動時やリセット時に必要なブートプログラムが格納されている。
119はLCDパネルに代表される表示装置で、撮影画像を表示する。228はアナログビデオ信号を出力するためのビデオ出力端子であり、215はプリンタやPC等の周辺装置と接続するための高速通信ポートである。
レンズ部102において、211はAFモータドライバであり、AF調節を行うためのAFモータ226を駆動する。213は絞りモータドライバであり、絞り制御を行うための絞りモータ227を駆動する。212はAF調節レンズの繰り出し量を電気信号に変換するための距離検出エンコーダであり、距離情報はカメラ制御マイコン201に入力される。214はレンズ102がズームレンズである場合、撮影時の焦点距離情報を得るためのズーム検出エンコーダであり、カメラ制御マイコン201に入力される。また、カメラ制御マイコン201は焦点検出処理や露出演算処理を行い、演算結果としての焦点情報や絞り情報に基づき、AFモータドライバ211を制御し、絞り情報に従って絞りモータドライバ213を制御する。
ストロボ発光部109は、キセノン管に代表される発光部225、その発光に必要な300V程度の高電圧を発生する昇圧回路224を有する。
次に、上述した構成のカメラの動作について説明する。
光学ファインダー118を介して被写体にカメラを向けて、レリーズ釦103を半押しすると、AFセンサ204及びAEセンサ203から適正な距離情報と絞り情報がカメラ制御マイコン201に出力される。カメラ制御マイコン201は、演算結果としての焦点情報や絞り情報に従ってAFモータドライバ211及び絞りモータドライバ213を介してAFモータ226及び絞りモータ227を駆動し、レンズの位置と絞りを適正な位置に制御する。ユーザーは、光学ファインダー118を介して、フレーミング、ピント、露出状態を視認し問題がなければ、レリーズ釦103を更に押し込み、その瞬間の被写体像を撮像素子222により取り込む。
レンズ部102から入射する被写体像は撮像素子222上で結像し光電変換される。光電変換された電気信号は、AFE221にてデジタル信号に変換され、画像処理マイコン202に出力される。画像処理マイコン202に入力されたデータは一時的にメモリ219にバッファリングされ、画像処理マイコン202で逐次画像処理が行われる。その後、LCDパネル119の表示用サイズにリサイズされ、画像として表示されると同時に、予め設定された任意の記録フォーマットで記録メディア217に保存される。
記録メディア217に保存する際の記録フォーマットとしては、単一フォーマット記録モード(以下、単一記録モード)か複数フォーマット記録モード(以下、複数記録モード)のいずれかが選択可能である。単一記録モードは1つの撮影画像に対してJPEG形式若しくはRAW形式のいずれかのフォーマットで生成した画像データを記録するモードである。複数記録モードはJPEG形式及びRAW形式の2つのフォーマットで生成した画像データを別個に又は1つのファイルとして同時記録するモードである。これら記録モードの設定はユーザーが撮影前に任意に設定可能である。
図3は、画像処理マイコン202内部の機能ブロックとマイコン周辺のブロックとの関係を示している。
図3において、撮像部301は、図2におけるTG220、AFE221、撮像素子222を含む。また、データ一時記憶部302はメモリ219を、303〜306の切換部や設定部は、各種釦110〜117を操作し、LCDパネル119に表示されるメニュー画面に従って設定できる機能を含む。また、現像処理部310は画像処理マイコン202での処理に対応する。記録部309は記録メディア217や高速通信ポート215を介して転送された画像を保存するPC等の外部機器を含む。
撮像部301により、デジタル信号に変換された画像データはデータ一時記憶部302にバッファリングされる。続いて、バッファリングされた画像データは現像処理部310に受け渡され、RAW現像ブロック307及び/又はJPEG現像ブロック308において各記録フォーマットに応じたデータ変換処理が施される。RAWデータのビット幅を変更する処理もこのデータ変換処理時に行われる。
ここで、記録モード切換部303は単一記録モード又は複数記録モードの設定を行う(モード選択手段又はステップ)。JPEG圧縮率設定部304はJPEG形式での圧縮率の設定を行う。記録サイズ設定部305は画像データの記録サイズの設定を行う(サイズ設定手段又はステップ)。RAWビット幅設定部306は画像データのビット幅の設定を行う。現像処理部310はこれらの設定に従い現像処理を行い、画像データを記録部309に保存する。
次に、上記のような構成及び機能を有するカメラを使用して、複数記録モード時の画像データの記録サイズの設定処理について説明する。
図4は、第1の実施形態の記録サイズ設定処理を示すフローチャートである。尚、以下の説明では、ユーザーが十字釦117とセット釦116を操作して、記録モード切換部303により複数記録モードに設定されていることを前提とする。
図4において、ユーザーがメニュー表示釦110を操作して、複数記録モード時の記録サイズ設定画面を表示することで処理が開始される。このとき、LCDパネル119には図5(a)のような画面が表示され、ユーザーはセット釦116を操作して所望の記録サイズを選択する(S402)。ここで、記録サイズは記録する画素数を意味し、例えば800万画素のカメラの場合、Lサイズは3504×2336画素、Mサイズは2544×1696画素、Sサイズは1728×1152画素のように固定されている。
選択された記録サイズがMサイズ又はSサイズの場合(S406又はS407)、RAW及びJPEGに対して共にMサイズ又はSサイズの現像パラメータが選択される。同時にJPEGの現像圧縮率は、ファイルの肥大化を防ぐ目的から適当な値が固定値として与えられる(S408)。S406〜S408での記録サイズ及びJPEG圧縮率の設定は、図3の記録サイズ設定部305及びJPEG圧縮率設定部304により自動的に実行される(設定変更手段又はステップ)。
以上により、記録サイズをMサイズ又はSサイズに設定する処理が完了する。
同様にして、選択された記録サイズがLサイズの場合(S403)、RAW及びJPEGに対して共にLサイズの現像パラメータが選択される。また、Lサイズの場合、高画質設定等も考慮して、RAWデータについてはセンサ出力値をA/D変換した後のデータのビット幅の選択(S404)、JPEGについては圧縮率の選択(S405)を行うことができる。S403〜S405での記録サイズ、RAWビット幅及びJPEG圧縮率の設定は、ユーザーによる十字釦117とセット釦116の操作に応じて、図3の記録サイズ設定部305、RAWビット幅設定部306及びJPEG圧縮率設定部304により実行される。
以上により、記録サイズをLサイズに設定する処理が完了する。
このとき、LCDパネルには、RAWのビット幅選択時は図5(b)、JPEGの圧縮率選択時には図5(c)のようなUI画面が表示され、ユーザーが理解しやすくなっている。
図5(b)のビット幅については14ビットと12ビットの設定、図5(c)のJPEG圧縮率についてはFine(低圧縮率)とNormal(通常圧縮率)の設定がそれぞれ可能である。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態の記録サイズの設定方法について説明する。
図6は、第2の実施形態の記録サイズの設定処理を示すフローチャートである。尚、カメラの構成、撮影動作、及び現像処理については、第1の実施形態と同様である。また、以下の説明では、複数記録モードに設定する前に、単一記録モードに設定されて撮影を行っていたことを前提とする。
図6において、ユーザーが十字釦117とセット釦116を操作して、記録モード切換部303が単一記録モードから複数記録モードに切り換えることで処理が開始される。
この記録モード切換時に、カメラ制御マイコン201は、先ず単一記録モード時に設定されていた記録サイズを判定する(S602)。そして、記録サイズがMサイズ又はSサイズが選択されていた場合(S606又はS607)、RAW及びJPEGに対して共に記録モード切り換え前に設定されていたMサイズ又はSサイズの現像パラメータが選択される。同時にJPEGの現像圧縮率は、ファイルの肥大化を防ぐ目的から第1の実施形態と同様に適当な値が固定値として与えられる(S608)。S606〜S608での記録サイズ及びJPEG圧縮率の設定は、図3の記録サイズ設定部305及びJPEG圧縮率設定部304により自動的に実行される(設定変更手段又はステップ)。
以上により、記録サイズをMサイズ又はSサイズに設定する処理が完了する。
同様にして、複数記録モードへの切り換え前の記録サイズがLサイズに設定されていた場合(S603)、RAW及びJPEGに対して共に記録モード切り換え前に設定されていたLサイズの現像パラメータが選択される。また、Lサイズの場合、高画質設定等も考慮して、RAWデータについてはセンサ出力値をA/D変換した後のデータのビット幅の選択(S604)、JPEGについては圧縮率の選択(S605)が行える。S603〜S605での記録サイズ、RAWビット幅及びJPEG圧縮率の設定は、ユーザーによる十字釦117とセット釦116の操作に応じて、図3の記録サイズ設定部305、RAWビット幅設定部306及びJPEG圧縮率設定部304により実行される。
以上により、記録サイズをLサイズに設定する処理が完了する。
このとき、LCDパネルには、第1の実施形態と同様に、RAWビット幅設定時は図5(b)、JPEG圧縮率設定時は図5(c)のようなUI画面が表示され、ユーザーが理解しやすくなっている。
尚、上述の各実施形態において、記録サイズの設定がSサイズ又はMサイズの場合には使用目的や利用頻度からJPEG圧縮率は適当な値に固定しているが、圧縮率を変更可能としても良い。
[他の実施形態]
本発明の目的は次のような方法によっても達成される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、本発明には次のような場合も含まれる。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
更に、次のような場合も本発明に含まれる。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。

Claims (7)

  1. 1回の撮影で異なる記録形式の複数の画像データを生成して記録する撮像装置であって、
    前記記録形式のいずれかで記録を行う単一記録モードまたは、複数の記録形式での同時記録を行う複数記録モードを選択するモード選択手段と、
    前記モード選択手段にて前記単一記録モードが選択されている場合に、当該単一記録モードで記録される画像データの、サイズおよび圧縮率に関する記録の条件を設定する設定手段と、
    前記モード選択手段により前記単一記録モードから前記複数記録モードへ設定を変更する場合に、前記単一記録モードで記録される画像データの形式とは異なる他の記録形式の画像データのサイズについては前記設定手段で設定された条件に従って設定し、前記他の記録形式の画像データの圧縮率については前記設定手段で設定された条件には従わないように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の記録形式の1つは、JPEG記録形式であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記単一記録モードにおいて前記設定手段により設定したサイズに関する条件に応じて、前記複数記録モードへ設定を変更した場合における前記他の記録形式の画像データの圧縮率の設定についてユーザによる選択を可能とするか否かを制御することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 1回の撮影で異なる記録形式の複数の画像データを生成して記録する撮像装置の制御方法であって、
    前記記録形式のいずれかで記録を行う単一記録モードまたは、複数の記録形式での同時記録を行う複数記録モードを選択するモード選択ステップと、
    前記モード選択ステップにて前記単一記録モードが選択されている場合に、当該単一記録モードで記録される画像データの、サイズおよび圧縮率に関する記録の条件を設定する設定ステップと、
    前記モード選択ステップにより前記単一記録モードから前記複数記録モードへ設定を変更する場合に、前記単一記録モードで記録される画像データの形式とは異なる他の記録形式の画像データのサイズについては前記設定ステップで設定された条件に従って設定し、前記他の記録形式の画像データの圧縮率については前記設定ステップで設定された条件には従わないように制御する制御ステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  5. 前記複数の記録形式の1つは、JPEG記録形式であることを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記制御ステップでは、前記単一記録モードにおいて前記設定ステップにより設定したサイズに関する条件に応じて、前記複数記録モードへ設定を変更した場合における前記他の記録形式の画像データの圧縮率の設定についてユーザによる選択を可能とするか否かを制御することを特徴とする請求項4または5に記載の制御方法。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項に記載の制御方法を撮像装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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