JP2001274230A - 半導体製造装置用ウェハ保持体 - Google Patents

半導体製造装置用ウェハ保持体

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JP2001274230A JP2000160366A JP2000160366A JP2001274230A JP 2001274230 A JP2001274230 A JP 2001274230A JP 2000160366 A JP2000160366 A JP 2000160366A JP 2000160366 A JP2000160366 A JP 2000160366A JP 2001274230 A JP2001274230 A JP 2001274230A
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ceramic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱・冷却による歪を抑制でき、かつ製造が
容易な半導体製造装置用ウェハ保持体を提供する。 【解決手段】 ウェハ保持体10は、1対のセラミック
ス基材4が導体層1、2、3の各々を挟み込んだ構成を
有している。導体層1、2、3は、ウェハ20に対面す
る本体部分1A、2A、3Aと、外部との接続のために
本体部分1A、2A、3Aから引出される引出部分1
B、2B、3Bとを有し、この本体部分1A、2A、3
Aと引出部分1B、2B、3Bとが同一平面上に配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置用
ウェハ保持体に関し、特に、ウェハを加熱するためのヒ
ータ、ウェハを静電力によって保持するための静電チャ
ック用電極、またはその両方の機能を有する半導体製造
装置用ウェハ保持体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハの表面をエッチングしたり
成膜したりする際、ウェハをラックに多数個保持して、
バッチ式でエッチングや成膜用のガスを流し、必要に応
じて外周からヒータで加熱する(ホットウォール式)と
いう手法が用いられていた。
【0003】しかし近年、半導体に対する高集積化、高
速化の要求が厳しくなるに従い、装置内の場所による温
度やガスの流れの不均一に起因するエッチングや形成さ
れる膜の品質のばらつきが問題になってきた。そこで、
複数のエッチング装置や成膜装置を並べて、それら装置
間をローダを用いてウェハを自動送りで1枚ずつ処理す
る枚葉式に切換わりつつある。その際、ローダでエッチ
ング装置や成膜装置チャンバ内の保持体にウェハを載せ
て、保持体に静電チャックで固定するか、または保持体
のウェハ支持面の面精度を上げて静置密着させた状態で
保持体から熱を直接与えてウェハを均一に加熱する方法
が採られている。したがって、保持体は少なくともウェ
ハに接する部分において、腐食性の高いハロゲンガスな
どのガスに対する耐食性と高い熱伝導率を有する材料で
構成され、かつ保持体自身に静電チャック機能や機械固
定機能、およびヒータ機能を付与する必要がある。
【0004】そこで、保持体の材料としては、耐食性、
高熱伝導率を有する窒化アルミニウムが注目されてき
た。窒化アルミニウム粉末からなる成形体間にMoなど
の高融点金属のコイルやワイヤーを挟み込んで、これら
をホットプレス焼結することによりヒータや静電チャッ
ク用の導電層を埋設するという手法が用いられていた。
たとえば、ヒータを埋込んだものとして、特許公報第2
604944号には、発熱面で、より均熱化を図るため
の埋設ヒータ構造が開示されている。またたとえば導電
層を形成するには、窒化アルミニウム成形体の表面にW
やMoを含んだペーストを印刷し、成形体を重ねて窒化
アルミニウムを焼結することにより導電層が埋設積層さ
れた保持体を得るという方法が採られていた。
【0005】このような保持体構造の場合、ヒータある
いは静電チャック用の電力は、図18に示す保持体11
0のように、セラミックス基材104の裏側にパイプ1
06を接合して、その中に収納された引出線107A、
107Bを通じて系外からヒータあるいは静電チャック
用電極となる導電層101、102の各々に供給されて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし図18に示す構
造では、保持体110の裏側にパイプ106を接合する
ため、その構造は立体構造にならざるを得なかった。そ
れゆえ、円板状の保持体と引出線収納用のパイプ106
とを別々に製造しなければならず、またそれらを接合用
ガラスなどを塗布した後に拡散接合などを用いて接合す
るという手間のかかる手順が必要であった。
【0007】また、保持体110の裏面にパイプ106
を接合すると、表面と裏面とで熱の逃げ量が異なるた
め、表と裏で温度に差が生じ、加熱したり冷却したりす
ると歪みを生じてしまう。ウェハは保持体110に密着
させて伝熱効率を上げて加熱しているが、保持体110
が歪むとそれらの間に隙間が生じて伝熱が不均一にな
り、ウェハ表面の温度がばらついてエッチングや成膜の
速度むらが面内で生じてしまう。そこで、反り難くする
ため保持体も5mm以上の厚板にする必要があり、原料
コストを押し上げてしまう。
【0008】さらに、パイプ106を接合することで熱
容量が大きくなってしまい、保持体110にヒータ機能
を持たせた場合に加熱や冷却に時間がかかってしまう。
またパイプを製造する場合、パイプ成形後にバインダー
を加熱除去する際、バインダーが抜けにくく、脱バイン
ダー時に割れが生じたり、焼結時に焼結むらや変形が生
じやすくなるため時間をかけて除去する必要があった
り、焼結チャージ量が少なくなったりして生産コストが
顕著に高くなっていた。
【0009】さらにこの構造の場合、パイプ106の端
部で接合するため、耐リーク性を保持するために接合部
の面積を稼ぐ必要があり、パイプ106の径は太くなら
ざるを得なかった。また保持体110をこのパイプ10
6で支えることも兼ねさせようとすると、太いパイプ1
06にせざるを得ず、上記と同じ問題を抱えていた。
【0010】そこで、パイプ106の端部だけ広げたフ
ランジ構造とすることも考えられるが、この場合には押
出成形で太目のパイプ106を押出してフランジ部以外
の部分を削って捨てるという手法をとる必要があった。
【0011】さらにこの構造では、パイプ106を接合
する形態上、接合工程後の搬送時の損傷や接合時の炉内
チャージ量低下も避けられず、いずれも生産コストアッ
プの要因となっていた。
【0012】それゆえ、本発明の目的は、加熱・冷却に
よる歪を抑制でき、かつ製造が容易な半導体製造装置用
ウェハ保持体を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の一の局面に従う
半導体製造装置用ウェハ保持体は、導電層と、導電層を
挟み込む1対のセラミックス基材とを含むものであり、
導電層は、セラミックス基材のウェハ保持面に対面する
本体部分と、外部との接続のために本体部分から引出さ
れる引出部分とを有し、本体部分と引出部分とは実質的
に同一の平面上に配置されている。
【0014】本発明の一の局面に従う半導体製造装置用
ウェハ保持体では、導電層の本体部分と引出部分とは同
一平面上に形成されているため、双方を平板よりなる1
対のセラミックス基材で挟み込んで保護することが可能
となる。このため、従来例のように引出部分を保護する
ためのパイプは不要となる。よって、パイプを接合する
工程が不要となるため製造は容易となり、パイプ設置に
よる歪の発生もない。
【0015】本発明の他の局面に従う半導体製造装置用
ウェハ保持体は、セラミックス基材と、そのセラミック
ス基材上に形成された導電層と、導電層を被覆する保護
層とを含むものであり、導電層は、セラミックス基材の
ウェハ保持面に対面する本体部分と、外部との接続のた
めに本体部分から引出される引出部分とを有し、本体部
分と引出部分とは実質的に同一の平面上に配置されてい
る。
【0016】本発明の他の局面に従う半導体製造装置用
ウェハ保持体では、導電層の本体部分と引出部分とは同
一平面上に形成されているため、保護層で被覆すること
により導電層を保護することが可能となる。このため、
従来例のように引出部分を保護するためのパイプは不要
となる。よって、パイプを接合する工程が不要となるた
め製造は容易となり、パイプ設置による歪の発生もな
い。
【0017】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、セラミックス基材の材質は、窒化アル
ミニウム、窒化珪素、酸窒化アルミニウムおよび酸化ア
ルミニウムよりなる群から選ばれる1種以上よりなる。
【0018】これにより、セラミックス基材として、耐
食性および高熱伝導率を有する材質を適切に選択するこ
とができる。
【0019】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、セラミックス基材の熱伝導率が100
W/mK以上である。
【0020】これにより、均熱性を向上できるため、ウ
ェハの処理速度を向上することができる。
【0021】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、導電層とセラミックス基材との間には
介在層があり、介在層の材質は、熱膨張係数が3×10
-6/℃以上8×10-6/℃以下のガラスおよび熱膨張係
数が3×10-6/℃以上6×10-6/℃以下の非酸化物
セラミックスの少なくともいずれかを含む。
【0022】これにより、介在層とセラミックス基材と
の熱膨張係数差に基づく歪の発生を防止することができ
る。また、室温から600℃までの昇温時間には30分
以内が要求されているが、熱膨張係数がこの範囲内であ
れば、この要求を達成することができる。また、非酸化
物セラミックスを含むことにより、高温で、しかも高電
圧を印可して用いるウェハ保持体において、良好な耐熱
性、耐食性、耐電圧を得ることができる。
【0023】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、非酸化物セラミックスは、窒化アルミ
ニウムまたは窒化珪素を50質量%以上含む。
【0024】このように非酸化物セラミックスとして窒
化アルミニウムまたは窒化珪素を選ぶことにより、高温
で、しかも高電圧を印可して用いるウェハ保持体におい
て、耐熱性、耐食性、耐電圧をより一層良好にすること
ができる。
【0025】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、介在層の材質は、イッテルビウム(Y
b)とネオジウム(Nd)とカルシウム(Ca)とを含
む酸化物、または加熱によりイッテルビウムとネオジウ
ムとカルシウムとを含む酸化物を生ずる化合物を含む。
【0026】これにより、基材が窒化アルミニウムの場
合に、介在層の濡れ性と接着性とを良好にすることがで
きる。
【0027】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、介在層の材質は、イットリウム(Y)
とアルミニウム(Al)とを含む酸化物、または加熱に
よりイットリウムとアルミニウムとを含む酸化物を生ず
る化合物を含む。
【0028】これにより、基材が窒化珪素の場合に、介
在層の濡れ性と接着性とを良好にすることができる。
【0029】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、保護層の材質は、熱膨張係数が3×1
-6/℃以上8×10-6/℃以下のガラスおよび熱膨張
係数が3×10-6/℃以上6×10-6/℃以下の非酸化
物セラミックスの少なくともいずれかを含む。
【0030】これにより、保護層とセラミックス基材と
の熱膨張係数差に基づく歪の発生を防止することができ
る。また、室温から600℃までの昇温時間には30分
以内が要求されているが、熱膨張係数がこの範囲内にあ
れば、この要求を達成することができる。また、非酸化
物セラミックスを含むことにより、高温で、しかも高電
圧を印可して用いるウェハ保持体において、良好な耐熱
性、耐食性、耐電圧を得ることができる。
【0031】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、非酸化物セラミックスは、窒化アルミ
ニウムまたは窒化珪素を50質量%以上含む。
【0032】このように非酸化物セラミックスとして窒
化アルミニウムまたは窒化珪素を選ぶことにより、高温
で、しかも高電圧を印可して用いるウェハ保持体におい
て、耐熱性、耐食性、耐電圧をより一層良好にすること
ができる。
【0033】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、保護層の材質は、イッテルビウムとネ
オジウムとカルシウムとを含む酸化物、または加熱によ
りイッテルビウムとネオジウムとカルシウムとを含む酸
化物を生ずる化合物を含む。
【0034】これにより、基材が窒化アルミニウムの場
合に、保護層の濡れ性と接着性とを良好にすることがで
きる。
【0035】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、保護層の材質は、イットリウムとアル
ミニウムとを含む酸化物、または加熱によりイットリウ
ムとアルミニウムとを含む酸化物を生ずる化合物を含
む。
【0036】これにより、基材が窒化珪素の場合に、保
護層の濡れ性と接着性とを良好にすることができる。
【0037】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、セラミックス基材中には温度検知部を
配置するための穴部が形成されている。
【0038】これにより、処理すべきウェハの表面温度
を温度検知部により検知することが可能となる。この穴
部は、側板部から本体部分の所定の位置まで温度検知部
を導入するため細長い穴になるが、製造時は片側あるい
は両側の基板に溝を形成して貼り合せることにより容易
に形成できる。
【0039】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、1対のセラミックス基材の各々は、本
体部分を挟み込むウェハ保持部と、ウェハ保持部の側面
から延びかつ引出部分を挟み込む側板部とを有し、側板
部の幅はウェハ保持部の幅よりも小さい。
【0040】これにより、ウェハ保持部の熱が側板部へ
逃げるのを防止できるため、ウェハ保持部の加熱を即座
に行なうことができ、ウェハの処理速度が向上する。
【0041】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、導電層は、少なくとも本体部分の材質
がW、Mo、Ag、Pd、Pt、NiおよびCrよりな
る群から選ばれる1種以上よりなるよう形成されてい
る。
【0042】これにより、製造に適した導電層の材質を
適切に選択することができる。上記の半導体製造装置用
ウェハ保持体において好ましくは、導電層は、ヒータ、
プラズマ発生用電極および静電チャック用電極のいずれ
かである。
【0043】これにより、ヒータ、プラズマ発生用電極
および静電チャック用電極のいずれにおいても、パイプ
を用いることなく引出部分を保護することが可能とな
る。
【0044】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、全体の厚みが5mm以下である。
【0045】これにより、ウェハの加熱・冷却速度が向
上できるため、ウェハの処理速度が向上する。
【0046】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、導電層はワイヤーである。
【0047】このようにワイヤーに関しても本発明の構
成を適用することができる。上記の半導体製造装置用ウ
ェハ保持体において好ましくは、引出部分を挟む1対の
セラミックス基材の側板部にOリングが配置されてい
る。
【0048】これにより、保持体を半導体製造装置に取
付けた場合の真空容器内の真空を保つことが可能とな
る。
【0049】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、1対のセラミックス基材の少なくとも
一方の側板部には、断熱用のくびれ部が設けられてい
る。
【0050】これにより、側板部が断熱効果を持つた
め、ウェハ保持部から側板部への熱の逃げが防止でき
る。このため、均熱性を向上でき、かつ側板部に取付け
たOリングの熱による劣化を防止でき、かつ側板部の長
さを短くすることもできる。
【0051】上記の半導体製造装置用ウェハ保持体にお
いて好ましくは、側板部の1対のセラミックス基材に挟
まれる領域に、ヒータの本体部分が形成されている。
【0052】これにより、熱の逃げやすい側板部からも
発熱できるため、側板部付近での温度の低下を防止する
ことができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0054】図1は本発明の一実施の形態におけるウェ
ハ保持体を備えた半導体製造装置の構成を示す概略断面
図であり、図2は図1の200−200線に沿う概略断
面図である。
【0055】図1および図2を参照して、半導体製造装
置では、たとえば真空容器50内に、ウェハ保持体10
と、プラズマ発生用の上部電極30と、ガスシャワー体
40とが主に設けられている。ウェハ保持体10は、ウ
ェハ20を保持するものであり、ウェハ20を加熱する
ためのヒータ1と、プラズマ発生用の下部電極2と、ウ
ェハ20を保持するための静電チャック用電極3とを主
に有している。
【0056】このウェハ保持体10は、支持部51上に
載置保持されている。この支持部51は、真空容器50
の内壁面全周にわたって設けられた、たとえばドーナツ
形状を有している。
【0057】ウェハ保持体10は、図3の斜視図に示す
ようにたとえば略円形のウェハ保持部と、ウェハ保持部
側面から延びる側板部とを有している。また側板部の端
部は、図1および図2に示すように真空容器50の外側
へ突出しており、外部と電気的に接続される部分であ
る。また、真空容器50内の真空を保つため、側板部と
真空容器50との間にはOリング11が配置されてい
る。
【0058】次に、ウェハ保持体10の具体的な構成に
ついて説明する。図4は本発明の一実施の形態における
ウェハ保持体の構成を概略的に示す平面図であり、図5
は図4の500−500線に沿う概略断面図である。
【0059】また図6は図5の矢印600方向から見た
静電チャック用電極の平面図であり、図7は図5の矢印
700方向から見たプラズマ発生用下部電極の平面図で
あり、図8は図5の矢印800方向から見たヒータの平
面図であり、図9は図5の矢印900方向から見た熱電
対挿入用溝の平面図である。
【0060】図4と図5とを参照して、ウェハ保持体1
0は、ヒータ1とプラズマ発生用下部電極2と静電チャ
ック用電極3との各々をセラミックス基材4で挟んで積
層した構成を有している。また各セラミックス基材4
は、接着層5により接着されている。この接着層5は、
たとえばガラス層等の酸化物層よりなっている。
【0061】また側板部の端部は階段状になっており、
ヒータ1とプラズマ発生用下部電極2と静電チャック用
電極3との各パッド部1B、2B、3Bが露出するよう
構成されている。この露出したパッド部1B、2B、3
Bを介して、ヒータ1、プラズマ発生用下部電極2およ
び静電チャック用電極3の各々が外部と電気的に接続さ
れることになる。
【0062】またウェハの表面温度を測定するための熱
電対を外部から挿入するための穴部である溝4Aがセラ
ミックス基材4に設けられている。
【0063】図6を参照して、静電チャック用電極3
は、ウェハ保持部のほぼ全面に形成された本体部分3A
と、パッド部3Bと、これらを接続するための引出部3
Cとを有しており、各部3A、3B、3Cは実質的に同
一の平面上に形成されている。
【0064】図7を参照して、プラズマ発生用下部電極
2は、ウェハ保持部のほぼ全体に形成された本体部分2
Aと、パッド部2Bと、これらを接続するための引出部
2Cとを有しており、各部2A、2B、2Cは実質的に
同一の平面上に形成されている。
【0065】図8を参照して、ヒータ1は、ウェハ保持
部において複数の円弧状パターンからなる本体部分1A
と、パッド部1Bと、これらを接続するための引出部1
Cとを有しており、各部1A、1B、1Cは実質的に同
一平面上に形成されている。このヒータ1は、本体部分
1Aにおいてウェハを均等に加熱するため、たとえば5
つの領域に電気的に分割された5ゾーン型のものであ
り、各ゾーンごとに2つずつのパッド1Bが必要である
ため計10個のパッド1Bを有している。なお、ヒータ
1は5ゾーン型に限られるものではない。
【0066】図9を参照して、熱電対挿入用溝4Aは、
ウェハの中心部と外周部との温度を検知すべくたとえば
2個設けられている。
【0067】このウェハ保持体10の各セラミックス基
材4の材質は、耐熱性ならびにハロゲンを含むガスプラ
ズマに対する耐食性の観点から、窒化アルミニウム、窒
化珪素、酸窒化アルミニウムおよび酸化アルミニウムよ
りなる群から選ばれる1種以上よりなることが好まし
く、特に窒化アルミニウムであることが好ましい。また
各セラミックス基材4の熱伝導率は100W/mK以上
であることが好ましい。
【0068】また接着層となるガラス層5は、その熱膨
張係数が3×10-6/℃以上8×10-6/℃以下のガラ
スおよび熱膨張係数が3×10-6/℃以上6×10-6
℃以下の非酸化物セラミックスの少なくともいずれかを
含む材質であることが好ましい。
【0069】また、上記の非酸化物セラミックスは、窒
化アルミニウムあるいは窒化珪素を50質量%以上含む
ことが好ましい。
【0070】セラミック基材4の材質が窒化アルミニウ
ムよりなる場合には、接着層5の材質は、イッテルビウ
ムとネオジウムとカルシウムとを含む酸化物、または加
熱によりイッテルビウムとネオジウムとカルシウムとを
含む酸化物を生ずる化合物を含むことが好ましい。ま
た、セラミック基材4の材質が窒化珪素よりなる場合に
は、接着層5の材質は、イットリウムとアルミニウムと
を含む酸化物、または加熱によりイットリウムとアルミ
ニウムとを含む酸化物を生ずる化合物を含むことが好ま
しい。
【0071】また図4に示すように側板部の引出方向に
直交する方向の幅W2は、ウェハ保持部の幅W1よりも
小さいことが好ましい。
【0072】またヒータ1、プラズマ発生用下部電極2
および静電チャック用電極3の少なくとも本体部分1
A、2A、3Aの材質はW、Mo、Ag、Pd、Pt、
NiおよびCrよりなる群から選ばれる1種以上よりな
ることが好ましい。
【0073】また図5に示すようにウェハ保持体10の
全体の厚みTは5mm以下であることが好ましい。
【0074】またヒータ1、プラズマ発生用下部電極2
および静電チャック用電極3の各々は、ワイヤーであっ
てもよい。またウェハ保持体10の側板部には、たとえ
ば溝よりなるくびれ部10Aが設けられることが好まし
い。またこのくびれ部10Aは、溝だけに限られず、側
板部の幅の絞り込みにより形成されていてもよい。
【0075】またウェハ保持体10を保持する支持部5
1は、真空容器50の内壁全周から突出している必要は
なく、図10に示すように部分的に突出した構成であっ
てもよい。
【0076】また上記においては、ヒータ1とプラズマ
発生用下部電極2と静電チャック用電極3とのすべてを
設けた場合について説明したが、導電層は、図11に示
すようにヒータ1とプラズマ発生用電極2もしくは静電
チャック用電極3とからなる2層構造であってもよい。
またこの場合、1つの導電層がプラズマ発生用下部電極
2と静電チャック用電極3とを兼用していてもよい。
【0077】また導電層は、図12に示すようにヒータ
1、プラズマ発生用下部電極2および静電チャック用電
極3のいずれか1つよりなる単層構造であってもよい。
【0078】またウェハ保持体10の側板部の端部は図
5に示すように階段状になっていてもよいが、図13に
示すようにつら面を構成してもよい。この場合、側板部
の端面からヒータ1、プラズマ発生用下部電極2および
静電チャック用電極3の各々が露出することになる。
【0079】また図5では、ヒータ1、プラズマ発生用
下部電極2および静電チャック用電極3の各々とセラミ
ックス基材4との間に接着層5が介在する構成について
説明したが、図14に示すようにヒータ1などの導電層
のパターン間のみに接着層5が設けられていてもよい。
【0080】また図15に示すようにヒータ1の発熱領
域である本体部分(ハッチング領域)1Aは、ウェハ保
持部のみならず側板部にまで形成されていてもよい。
【0081】またウェハ保持部の形状は、平面形状が円
形のものだけでなく、図16に示すように多角形(たと
えば四角形)の形状を有していてもよい。
【0082】また図1においては、プラズマ発生用電極
を備えた半導体製造装置について説明したが、図17に
示すようにプラズマ発生用電極のない半導体製造装置に
本実施の形態のウェハ保持体10が適用されてもよい。
この場合、ウェハ保持体10には、プラズマ発生用下部
電極を設ける必要はない。
【0083】次に、本実施の形態のウェハ保持体の製造
方法について説明する。セラミックス基材4は、従来の
手法で製造することができ、セラミック粉末に必要によ
り焼結用の助剤を添加し、さらには必要に応じてバイン
ダーを添加し、その成形体を焼結することによって製造
することができる。セラミックス基材4の材質として
は、上述したように耐熱性ならびにハロゲンを含むガス
プラズマに対する耐食性に優れた窒化アルミニウムなど
の材質が好ましい。
【0084】この焼結体は、ドクターブレード、押出、
プレスなどの公知のシート成形手法を用いて成形され
る。セラミックス基材4には、上記耐食性の観点から上
記主成分以外の従成分の少ないものが望ましいため、そ
の場合での緻密化のためホットプレスが用いられても構
わない。
【0085】成形、乾燥後に焼結時の収縮率を勘案した
形状となるように打抜きあるいは切断が施される。形状
は円板(あるいは角板)の横に角板(側板)を接合した
図3に示すような形状とされる。円板部はウェハを載せ
て加熱する部分になり、側板部はヒータ1やプラズマ発
生用下部電極2や静電チャック用電極3に電力を供給す
る引出線をフッ素系や塩素系のガスから保護する役割を
持つ。
【0086】これを脱バインダーした後に焼結が施され
る。焼結は常圧焼結が望ましいが特に制限はない。焼結
体は、必要であれば研磨や切断の加工を施されてもよい
し、寸法や反りが所定範囲内に収まっていればそのまま
でもよい。この焼結体上にヒータ1やプラズマ発生用下
部電極2や静電チャック用電極3に相当する電極を形成
するため、W、Moなどの高融点金属またはこれらの混
合物、あるいはAg、Ag−Pd、Ni−Crなどの発
熱抵抗物質を含むペーストが塗布されて同ペースト中の
揮発成分の脱バインダー後に焼付けが行なわれる。
【0087】上記においてはポストメタライズ手法につ
いて説明したが、シートの上にヒータ1やプラズマ発生
用下部電極2や静電チャック用電極3に相当する電極を
形成するために、W、Moなどの高融点金属またはこれ
らの混合物を印刷して、脱バインダー後に窒化アルミニ
ウムの焼結と高融点金属の焼付けとを同時に行なうコフ
ァイヤー法が用いられても構わない。
【0088】上記メタライズ基板同士あるいはメタライ
ズ基板と非メタライズ基板とが、接着成分が塗布された
後に重ね合されて接合される。あるいはヒータ層とする
場合には、これらの発熱物質からなるワイヤーを挟み込
んで接着することもできる。その場合は、ヒータ層の厚
みは、可能な限り薄くすることが望ましい。
【0089】接合に用いられる接着成分は、製品の使用
環境(温度、雰囲気ガスなど)に合せて決めればよい。
比較的低温では有機系の接着剤が用いられても構わない
が、高温で使用する場合には使用温度より高い耐熱性を
有する無機系ガラスあるいは非酸化物セラミックスなど
が好ましい。接合後の熱応力を少なくするためには、ガ
ラスの熱膨張係数もセラミックス基材4とほぼ同等であ
ることが好ましい。たとえばセラミックス基材4が窒化
アルミニウムや窒化珪素を主成分とするものであれば、
接合温度にもよるが熱膨張係数は3.0×10-6/℃以
上6.0×10 -6/℃以下が望ましく、またたとえば酸
化アルミニウムや酸窒化アルミニウムを主成分とするも
のであれば、6.0×10-6/℃以上8.0×10-6
℃以下であることが好ましい。
【0090】引出線の端部を外部配線と接合するために
露出させるには、積層するセラミックス基材4の片側の
側板部の長さを短くして接合するだけでよい。配線の端
部にパッド部を形成すると配線接合が行ないやすくな
る。
【0091】側板部から熱が逃げてウェハ保持部の均熱
がとり難くなることに対しては図15に示すように側板
部の一部までヒータ1の本体部分(ハッチング領域)1
Aを作製して、ウェハ保持部の均熱をとり、その本体部
分1Aより端部側に図4に示すような溝10Aを作った
り、幅を絞り込んだりして熱の拡散ができるだけ起こら
ないようにすることが好ましい。
【0092】また上記の実施の形態においては、ヒータ
1、下部電極2および静電チャック用電極3などの導電
層が、1対のセラミック基材4に挟み込まれた構成につ
いて説明したが、導電層1、2、3はセラミックス基材
4に挟み込まれていなくとも、セラミックス基材4上に
形成されかつ保護層により被覆されていてもよい。
【0093】本実施の形態では、導電層1、2、3の本
体部分と引出部分とは同一平面上に形成されているた
め、保護層で被覆することにより導電層1、2、3を保
護することが可能となる。このため、従来例のように引
出部分を保護するためのパイプは不要となる。よって、
パイプを接合する工程が不要となるため製造は容易とな
り、パイプ設置による歪の発生もない。
【0094】この保護層の材質は、熱膨張係数が3×1
-6/℃以上8×10-6/℃以下のガラスおよび熱膨張
係数が3×10-6/℃以上6×10-6/℃以下の非酸化
物セラミックスの少なくともいずれかを含むことが好ま
しい。また、この非酸化物セラミックスは、窒化アルミ
ニウムあるいは窒化珪素を50質量%以上含む材質であ
ることが好ましい。
【0095】また、セラミック基材4の材質が窒化アル
ミニウムよりなる場合には、保護層の材質は、イッテル
ビウムとネオジウムとカルシウムとを含む酸化物、また
は加熱によりイッテルビウムとネオジウムとカルシウム
とを含む酸化物を生ずる化合物を含むことが好ましい。
また、セラミック基材4の材質が窒化珪素よりなる場合
には、保護層の材質は、イットリウムとアルミニウムと
を含む酸化物、または加熱によりイットリウムとアルミ
ニウムとを含む酸化物を生ずる化合物を含むことが好ま
しい。
【0096】
【実施例】(実施例1)窒化アルミニウム粉末に焼結助
剤としてY23を5質量%とバインダーとを添加して分
散混合し、焼結上がりで1.0mmの厚みになるように
ドクターブレード成形をした。これを乾燥させた後、焼
結上がりで円板部(ウェハ保持部)φ300mm+側板
部50mm幅×100mm長さのうちわ状(図3の形
状)になるように金型で2枚打ち抜いた。これらを80
0℃の窒素気流中で脱脂し、1800℃で4時間焼結し
た。得られた焼結体の上下面をダイヤモンド砥粒にて研
磨した。窒化アルミニウム焼結体の熱伝導率は175W
/mKで、熱膨張係数は4.5×10-6/℃であった。
【0097】W粉末と焼成助剤をバインダーにて混練し
て1枚の基板上に印刷した。印刷パターンは、Wライン
幅0.5mm、ライン間隔0.5mmのラインパターン
であり、これを渦巻状に円板部に形成し、側板部を通し
て外部電極と接合するように設計した。これを窒素中8
00℃で脱脂し、窒素中1600℃にて焼付けた。ま
た、もう1枚の焼結体上に熱膨張係数が5.0×10-6
/℃のガラス粉末を印刷した。これを500℃で脱脂し
た後、電極を形成した焼結体と重ねて、Mo製の治具で
固定し、重しを載せて650℃にて窒素中で接合した。
【0098】このようにして得られたウェハ保持体の構
造と、均熱性、降温速度、耐腐食性およびヒートサイク
ル(H/C)の結果とを表1に示す。なお、以下に説明
する実施例2〜15の結果についても、併せて表1に示
す。
【0099】
【表1】
【0100】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±0.5℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0101】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温(RT)から8
00℃のヒートサイクルテストを行なったが、300回
以上でも割れやクラックは見られなかった。
【0102】(実施例2)窒化アルミニウム粉末に、焼
結助剤としてY23を5質量%とCaOを1質量%添加
し、さらにバインダーを添加して分散混合し、焼結上り
の厚みが1.0mmになるようにドクターブレード成形
をした。これを乾燥させた後、焼結上がりで円板部(ウ
ェハ保持部)φ300mm+側板部50mm幅×100
mm長さのうちわ状になるように金型で2枚打ち抜い
た。
【0103】1枚の成形体上にW粉末と焼成助剤とをバ
インダーにて混練して印刷した。印刷パターンは、焼き
上がりでWライン幅0.5mm、ライン間隔0.5mm
のラインパターンであり、これを渦巻状に円板部に形成
し、側板部を通して外部電極と接合するように設計し
た。この上にもう1枚の成形体を重ねて熱圧着した。こ
れらを800℃の窒素気流中で脱脂し、1800℃で4
時間同時焼結した。焼結体の熱伝導率は175W/mK
であった。
【0104】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±1.0℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0105】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回以上でも
割れやクラックは見られなかった。
【0106】(実施例3)実施例1と同じ方法で焼結体
を作製した。
【0107】Ag−Pd粉末と焼成助剤とをバインダー
にて混練して1枚の基板上に印刷した。印刷パターン
は、Wライン幅0.5mm、ライン間隔0.5mmのラ
インパターンであり、これを渦巻状に円板部に形成し、
側板部を通して外部電極と接合するように設計した。こ
れを大気中500℃で脱脂し、窒素中800℃にて焼き
付けた。また、もう1枚の焼結体上に熱膨張係数が5.
0×10-6/℃のガラス粉末を印刷した。これを500
℃で脱脂した後、電極を形成した焼結体と重ねて、Mo
製の治具で固定し、重しを載せて650℃にて窒素中で
接合した。
【0108】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±1.5℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0109】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は4分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回以上でも
割れやクラックは見られなかった。
【0110】(実施例4)実施例1と同じ方法で接合体
を作製した。接合に用いたガラスの熱膨張係数だけが
2.0×10-6/℃と異なるものを用いた。
【0111】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±0.7℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0112】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は5分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、100回まで割れ
やクラックは見られなかった。
【0113】(実施例5)実施例1と同じ方法で接合体
を作製した。接合に用いたガラスの熱膨張係数だけが
9.0×10-6/℃と異なるものを用いた。
【0114】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±0.5℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0115】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は4分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、100回まで割れ
やクラックは見られなかった。
【0116】(実施例6)実施例1と同じ方法でWメタ
ライズ基板を1枚、非メタライズ基板を5枚作製した。
Wメタライズ基板をはさんで非メタライズ基板を上に3
枚と下に2枚とを重ね合せて、実施例1と同じ手法で接
合した。側板の端部に形成した電極端子から200Vの
電圧で電流を流すことによって円板部表面を700℃ま
で昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布は±
0.6℃であった。またフッ素ガス中700℃で100
0時間曝したが腐食は見られなかった。
【0117】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は9分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回以上でも
割れやクラックは見られなかった。
【0118】(実施例7)窒化珪素粉末に焼結助剤とし
てY23を5質量%とAl23を2質量%添加し、さら
にバインダーを添加して分散混合し、焼結上りで1.0
mmの厚みになるようにドクターブレード成形をした。
これを乾燥させた後、焼結上がりで円板部(ウェハ保持
部)φ300mm+側板部50mm幅×100mm長さ
のうちわ状になるように金型で2枚打ち抜いた。これら
を800℃の窒素気流中で脱脂し、1750℃で4時間
焼結した。得られた焼結体の上下面をダイヤモンド砥粒
にて研磨した。得られた焼結体の熱伝導率は30W/m
K、熱膨張係数は3.0×10-6/℃であった。
【0119】W粉末と焼成助剤をバインダーにて混練し
て1枚の基板上に印刷した。印刷パターンは、Wライン
幅0.5mm、ライン間隔0.5mmのラインパターン
であり、これを渦巻状に円板部に形成し、側板部を通し
て外部電極と接合するように設計した。これを窒素中8
00℃で脱脂し、窒素中1600℃にて焼付けた。ま
た、もう1枚の焼結体上に熱膨張係数が5.0×10-6
/℃のガラス粉末を印刷した。これを500℃で脱脂し
た後、電極を形成した焼結体と重ねて、Mo製の治具で
固定し、重しを載せて650℃にて窒素中で接合した。
【0120】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±4.0℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0121】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は7分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回以上でも
割れやクラックは見られなかった。
【0122】(実施例8)酸窒化アルミニウム(ALO
N)粉末に焼結助剤としてMgOを2質量%添加し、バ
インダーを添加して分散混合し、1.2mmの厚みにな
るようにドクターブレード成形をした。これを乾燥させ
た後、焼結上がりで円板部(ウェハ保持部)φ300m
m+側板部50mm幅×100mm長さのうちわ状にな
るように金型で2枚打ち抜いた。これらを800℃の窒
素気流中で脱脂し、1770℃で4時間焼結した。得ら
れた焼結体の上下面をダイヤモンド砥粒にて研磨した。
得られた焼結体の熱伝導率は50W/mK、熱膨張係数
は5.0×10-6/℃であった。
【0123】W粉末と焼成助剤をバインダーにて混練し
て1枚の基板上に印刷した。印刷パターンは、Wライン
幅0.5mm、ライン間隔0.5mmのラインパターン
であり、これを渦巻状に円板部に形成し、側板部を通し
て外部電極と接合するように設計した。これを窒素中8
00℃で脱脂し、窒素中1600℃にて焼付けた。ま
た、もう1枚の焼結体上に熱膨張係数が5.0×10-6
/℃のガラス粉末を印刷した。これを500℃で脱脂し
た後、電極を形成した焼結体と重ねて、Mo製の治具で
固定し、重しを載せて650℃にて窒素中で接合した。
【0124】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±5.0℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0125】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は8分であった。室温から800℃のヒー
トサイクルテストを行なったが、300回以上でも割れ
やクラックは見られなかった。
【0126】(実施例9)ZrO2粉末に焼結助剤とし
てY23を2質量%とCaOを1質量%添加し、さらに
バインダーを添加して分散混合し、焼結上りで1.0m
mの厚みになるようにドクターブレード成形をした。こ
れを乾燥させた後、焼結上がりで円板部(ウェハ保持
部)φ300mm+側板部50mm幅×100mm長さ
のうちわ状になるように金型で2枚打ち抜いた。これら
を800℃の窒素気流中で脱脂し、1450℃で4時間
焼結した。得られた焼結体の上下面をダイヤモンド砥粒
にて研磨した。焼結体の熱伝導率は10W/mK、熱膨
張係数は8.5×10-6/℃であった。
【0127】W粉末と焼成助剤をバインダーにて混練し
て1枚の基板上に印刷した。印刷パターンは、Wライン
幅0.5mm、ライン間隔0.5mmのラインパターン
であり、これを渦巻状に円板部に形成し、側板部を通し
て外部電極と接合するように設計した。これを窒素中8
00℃で脱脂し、窒素中1600℃にて焼付けた。ま
た、もう1枚の焼結体上に、熱膨張係数が5.0×10
-6/℃のガラス粉末を印刷した。これを500℃で脱脂
した後、電極を形成した焼結体と重ねて、Mo製の治具
で固定し、重しを載せて650℃にて窒素中で接合し
た。
【0128】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±7.0℃であった。
【0129】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は10分であった。また室温から800℃
のヒートサイクルテストを行なったが、300回以上で
も割れやクラックは見られなかった。
【0130】(実施例10)窒化アルミニウム粉末に焼
結助剤としてY23を5質量%添加し、さらにバインダ
ーを添加して分散混合して乾燥させた後、焼結上がりで
円板部(ウェハ保持部)φ300+側板部50mm幅×
100mm長さのうちわ状になるように金型プレスで2
枚成形した。0.5mm深さで1.5mm幅の溝を2m
mピッチで渦巻状に形成した。2枚の成形体の渦巻は各
々、逆巻で形成し、成形体同士を重ね合せると渦巻パタ
ーンが合うようにした。片方の成形体の溝に0.5mm
φでコイル巻径1.0mmφのMoを渦巻状に這わせ
て、もう片方の成形体を被せ、1850℃にてホットプ
レス焼結して厚み4mmの焼結体が出来た。焼結体の熱
伝導率は173W/mK、熱膨張係数は4.5×10-6
/℃であった。
【0131】側板の端部に形成した電極端子から200
Vの電圧で電流を流すことによって円板部表面を700
℃まで昇温した。ウェハ保持部である円板部の温度分布
は±9.0℃であった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0132】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は15分であった。また室温から800℃
のヒートサイクルテストを行なったが、100回までは
割れやクラックは見られなかった。
【0133】(実施例11)実施例1と同じ方法でWメ
タライズ基板を1枚、非メタライズ基板を1枚作製し
た。Wメタライズ基板をはさんで非メタライズ基板とを
重ね合せて、AlNにY−Ca−Oを3%添加した層を
塗布して基板を重ね合わせ、N2中で1600℃で焼成
して接合した。メタライズの裏面をウェハ保持面として
加熱したところウェハ保持面は700℃±2.0℃であ
った。またフッ素ガス中750℃で1000時間曝した
が腐食は見られなかった。
【0134】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回までは割
れやクラックは見られなかった。
【0135】(実施例12)実施例1と同じ方法でWメ
タライズ基板を1枚作製した。AlNにYb−Nd−C
a−Oを3%添加したペーストを塗布し、N2中で16
00℃で焼成して保護層を形成した。メタライズの裏面
をウェハ保持面として加熱したところウェハ保持面は7
00℃±2.5℃であった。またフッ素ガス中750℃
で1000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0136】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回までは割
れやクラックは見られなかった。
【0137】(実施例13)実施例1と同じ方法で焼結
体を2枚作製した。1枚の焼結体にMoペーストを線幅
と線間が0.5mm、0.5mmのパターンとなるよう
に塗布して、窒素(N2)中で焼き付けて導電層を形成
した以外は、実施例1と同一の条件でウェハ保持体を作
製した。このウェハ保持体において、実施例1と同一の
条件でウェハ表面の温度分布を測定したところ700℃
±3℃となった。またフッ素ガス中700℃で1000
時間曝したが腐食は見られなかった。
【0138】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回までは割
れやクラックは見られなかった。
【0139】(実施例14)実施例1と同じ方法で焼結
体を2枚作製した。1枚の焼結体にAg−Pdペースト
を線幅と線間が0.5mm、0.5mmのパターンとな
るように塗布して、窒素(N2)中で焼き付けて導電層
を形成した以外は、実施例1と同一の条件でウェハ保持
体を作製した。このウェハ保持体において、実施例1と
同一の条件でウェハ表面の温度分布を測定したところ7
00℃±5℃となった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0140】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回までは割
れやクラックは見られなかった。
【0141】(実施例15)実施例1と同じ方法で焼結
体を2枚作製した。1枚の焼結体にNi−Crペースト
を線幅と線間が0.5mm、0.5mmのパターンとな
るように塗布して、窒素(N2)中で焼き付けて導電層
を形成した以外は、実施例1と同一の条件でウェハ保持
体を作製した。このウェハ保持体において、実施例1と
同一の条件でウェハ表面の温度分布を測定したところ7
00℃±4℃となった。またフッ素ガス中700℃で1
000時間曝したが腐食は見られなかった。
【0142】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は2分であった。また室温から800℃の
ヒートサイクルテストを行なったが、300回までは割
れやクラックは見られなかった。
【0143】(実施例16)〜(実施例20) 実施例1と同じ方法で、1枚の焼結体と、線幅と線間が
0.5mm、0.5mmのWのパターンを有する1枚の
Wメタライズ基板とを作製した。この焼結体とWメタラ
イズ基板とを、それぞれ熱膨張係数が2.5×10-6
℃、3.0×10 -6/℃、5.0×10-6/℃、7.9
×10-6/℃、10×10-6/℃のガラスにより、窒素
(N2)中にて700℃で接合した。昇温速度目標は3
0分/600℃以内であったが、表2に示すように、そ
れぞれ35分で割れ、6分で割れ、6分以下で割れ無
し、8分で割れ、80分で割れるという結果が得られ
た。
【0144】
【表2】
【0145】(比較例1)窒化アルミニウム粉末に焼結
助剤としてY23を5質量%添加し、さらにバインダー
を添加して分散混合して乾燥させた後、焼結上がりでφ
300×5mmtの円板になるように金型プレスで2枚
成形した。この上に0.5mmφでコイル巻径5mmφ
のMoを10mmピッチの渦巻状に這わせて1850℃
にてホットプレス焼結した。焼結体の熱伝導率は173
W/mK、熱膨張係数は4.5×10-6/℃であった。
【0146】円板裏側に80mmφで肉厚5mmの窒化
アルミニウムパイプを拡散接合した。Mo製の配線をパ
イプ内に通しMoコイルの電極端子に銀ロウ付けした。
【0147】電極端子から200Vの電圧で電流を流す
ことによって円板部表面を700℃まで昇温した。ウェ
ハ保持部である円板部の温度分布は±12.0℃であっ
た。またフッ素ガス中750℃で1000時間曝したが
腐食は見られなかった。
【0148】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は40分であった。また室温から800℃
のヒートサイクルテストを行なったが、75回でパイプ
接合部にクラックが入っていた。
【0149】このようにして得られたウェハ保持体の構
造と、均熱性、降温速度、耐腐食性およびヒートサイク
ル(H/C)の結果とを表3に示す。なお、以下に説明
する比較例2および3の結果についても、併せて表3に
示す。
【0150】
【表3】
【0151】(比較例2)窒化アルミニウム粉末に焼結
助剤としてY23を5質量%添加し、バインダーを添加
して分散混合して焼結上りで1.0mmの厚みになるよ
うにドクターブレード成形をした。これを乾燥させた
後、焼結上がりでφ300mmの円板になるように金型
で2枚打ち抜いた。これらを800℃の窒素気流中で脱
脂し、1800℃で4時間焼結した。得られた焼結体の
上下面をダイヤモンド砥粒にて研磨した。焼結体の熱伝
導率は175W/mK、熱膨張係数は4.5×10-6
℃であった。
【0152】W粉末と焼成助剤をバインダーにて混練し
て1枚の基板上に印刷した。印刷パターンは、Wライン
幅0.5mm、ライン間隔0.5mmのラインパターン
であり、これを渦巻状に円板部に形成し、中央部裏側に
電極端子が来るパターンにした。円板裏側に80mmφ
で肉厚5mmのパイプを熱膨張係数が5.0×10-6
℃のガラスで接合した。Mo製の配線をパイプ内に通し
Wメタライズの電極端子に銀ロウ付けした。
【0153】電極端子から200Vの電圧で電流を流す
ことによって円板部表面を700℃まで昇温した。ウェ
ハ保持部である円板部の温度分布は±10.0℃であっ
た。またフッ素ガス中700℃で1000時間曝したが
腐食は見られなかった。
【0154】また電源OFF後に30℃以下までの降温
度に要した時間は20分であった。また室温から800
℃のヒートサイクルテストを行なったが、90回でパイ
プ接合部にクラックが入っていた。
【0155】(比較例3)比較例2と同じ方法で円板接
合体を作製した。
【0156】円板裏側に80mmφで肉厚5mmのSU
S310製のパイプを銀ロウで接合付けし、同時にMo
製の配線をパイプ内に通しWメタライズの電極端子に銀
ロウ付けした。
【0157】電極端子から200Vの電圧で電流を流す
ことによって円板部表面を700℃まで昇温した。ウェ
ハ保持部である円板部の温度分布は±10.0℃であっ
た。またフッ素ガス中700℃で1000時間曝したが
腐食は見られなかった。
【0158】また電源OFF後に30℃以下までの降温
に要した時間は25分であった。また上記降温を1回行
なっただけで窒化アルミニウム円板とパイプ接合部にク
ラックが入っていた。
【0159】今回開示された実施の形態および実施例は
すべての点で例示であって制限的なものではないと考え
られるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではな
くて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と
均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれるこ
とが意図される。
【0160】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の一および
他の局面に従う半導体製造装置用ウェハ保持体では、導
電層の本体部分と引出部分とは実質的に同一の平面上に
形成されているため、双方を平板よりなる1対のセラミ
ックス基材で挟み込むことで保護することが可能とな
る、または保護層で被覆することにより導電層を保護す
ることが可能となる。このため、従来例のように引出部
分を保護するためにパイプを用いる必要はなくなる。よ
って、パイプを接合する工程が不要となるため製造が容
易となり、パイプ設置による歪の発生もなくなる。
【0161】これにより大口径化して均一加熱が必要な
エッチングや成膜用の半導体製造装置のウェハ保持体と
して、ヒータ機能や静電チャック機能を併せ持つととも
に、均熱性が高く、反りが少なく、安価で量産性に優れ
た製品を製造できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるウェハ保持体
を備えた半導体製造装置の構成を概略的に示す断面図で
ある。
【図2】 図1の200−200線に沿う概略断面図で
ある。
【図3】 本発明の一実施の形態におけるウェハ保持体
の構成を概略的に示す斜視図である。
【図4】 本発明の一実施の形態におけるウェハ保持体
の構成を概略的に示す平面図である。
【図5】 図4の500−500線に沿う概略断面図で
ある。
【図6】 図5の矢印600方向から見た静電チャック
用電極の平面図である。
【図7】 図5の矢印700方向から見たプラズマ発生
用下部電極の平面図である。
【図8】 図5の矢印800方向から見たヒータの概略
平面図である。
【図9】 図5の矢印900方向から見た熱電対挿入用
の溝の平面図である。
【図10】 ウェハ保持体の他の支持方法を説明するた
めの断面図である。
【図11】 導電層が2層の場合のウェハ保持体の構成
を示す概略断面図である。
【図12】 導電層が1層である場合のウェハ保持体の
構成を示す概略断面図である。
【図13】 側板部の端面がつら面であることを説明す
るための概略断面図である。
【図14】 ガラス層がパターン間にのみ形成された構
成を示す概略断面図である。
【図15】 ヒータの発熱部が側板部にまで形成された
構成を示す平面図である。
【図16】 ウェハ保持部が多角形状を有していること
を説明するための斜視図である。
【図17】 本発明の一実施の形態におけるウェハ保持
体を用いた半導体製造装置の他の例を示す概略断面図で
ある。
【図18】 従来のウェハ保持体の構成を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1 ヒータ、2 プラズマ発生用下部電極、3 静電チ
ャック用電極、4 セラミックス基材、5 ガラス層、
10 ウェハ保持体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA16 BA04 BB29 BB32 DA01 5F031 CA02 HA02 HA10 HA17 HA18 5F045 AA08 AC01 BB08 EH14 EK08 EM02 EM05 EM09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層と、前記導電層を挟み込む1対の
    セラミックス基材とを含む半導体製造装置用ウェハ保持
    体であって、 前記導電層は、前記セラミックス基材のウェハ保持面に
    対面する本体部分と、外部との接続のために前記本体部
    分から引出される引出部分とを有し、 前記本体部分と前記引出部分とが実質的に同一の平面上
    に配置されている、半導体製造装置用ウェハ保持体。
  2. 【請求項2】 セラミックス基材と、前記セラミックス
    基材上に形成された導電層と、前記導電層を被覆する保
    護層とを含む半導体製造装置用ウェハ保持体であって、 前記導電層は、前記セラミックス基材のウェハ保持面に
    対面する本体部分と、外部との接続のために前記本体部
    分から引出される引出部分とを有し、 前記本体部分と前記引出部分とが実質的に同一の平面上
    に配置されている、半導体製造装置用ウェハ保持体。
  3. 【請求項3】 前記セラミックス基材の材質は、窒化ア
    ルミニウム、窒化珪素、酸窒化アルミニウムおよび酸化
    アルミニウムよりなる群から選ばれる1種以上よりな
    る、請求項1または2に記載の半導体製造装置用ウェハ
    保持体。
  4. 【請求項4】 前記セラミックス基材の熱伝導率が10
    0W/mK以上である、請求項3に記載の半導体製造装
    置用ウェハ保持体。
  5. 【請求項5】 前記導電層と前記セラミックス基材との
    間には介在層があり、前記介在層の材質は、熱膨張係数
    が3×10-6/℃以上8×10-6/℃以下のガラスおよ
    び熱膨張係数が3×10-6/℃以上6×10-6/℃以下
    の非酸化物セラミックスの少なくともいずれかを含む、
    請求項1に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  6. 【請求項6】 前記非酸化物セラミックスは、窒化アル
    ミニウムまたは窒化珪素を50質量%以上含む、請求項
    5に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  7. 【請求項7】 前記介在層の材質は、イッテルビウムと
    ネオジウムとカルシウムとを含む酸化物、または加熱に
    よりイッテルビウムとネオジウムとカルシウムとを含む
    酸化物を生ずる化合物を含む、請求項5または6に記載
    の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  8. 【請求項8】 前記介在層の材質は、イットリウムとア
    ルミニウムとを含む酸化物、または加熱によりイットリ
    ウムとアルミニウムとを含む酸化物を生ずる化合物を含
    む、請求項5または6に記載の半導体製造装置用ウェハ
    保持体。
  9. 【請求項9】 前記保護層の材質は、熱膨張係数が3×
    10-6/℃以上8×10-6/℃以下のガラスおよび熱膨
    張係数が3×10-6/℃以上6×10-6/℃以下の非酸
    化物セラミックスの少なくともいずれかを含む、請求項
    2に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  10. 【請求項10】 前記非酸化物セラミックスは、窒化ア
    ルミニウムまたは窒化珪素を50質量%以上含む、請求
    項9に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  11. 【請求項11】 前記保護層の材質は、イッテルビウム
    とネオジウムとカルシウムとを含む酸化物、または加熱
    によりイッテルビウムとネオジウムとカルシウムとを含
    む酸化物を生ずる化合物を含む、請求項9または10に
    記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  12. 【請求項12】 前記保護層の材質は、イットリウムと
    アルミニウムとを含む酸化物、または加熱によりイット
    リウムとアルミニウムとを含む酸化物を生ずる化合物を
    含む、請求項9または10に記載の半導体製造装置用ウ
    ェハ保持体。
  13. 【請求項13】 前記セラミックス基材中には温度検知
    部を配置するための穴部が形成されている、請求項1〜
    12のいずれかに記載の半導体製造装置用ウェハ保持
    体。
  14. 【請求項14】 前記1対のセラミックス基材の各々
    は、前記本体部分を挟み込むウェハ保持部と、前記ウェ
    ハ保持部の側面から延びかつ前記引出部分を挟み込む側
    板部とを有し、前記側板部の幅は、前記ウェハ保持部の
    幅よりも小さい、請求項1に記載の半導体製造装置用ウ
    ェハ保持体。
  15. 【請求項15】 前記導電層は、少なくとも前記本体部
    分の材質がW、Mo、Ag、Pd、Pt、NiおよびC
    rよりなる群から選ばれる1種以上よりなるよう形成さ
    れている、請求項1〜14のいずれかに記載の半導体製
    造装置用ウェハ保持体。
  16. 【請求項16】 前記導電層は、ヒータ、プラズマ発生
    用電極および静電チャック用電極のいずれかである、請
    求項1に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  17. 【請求項17】 全体の厚みが5mm以下である、請求
    項1〜16のいずれかに記載の半導体製造装置用ウェハ
    保持体。
  18. 【請求項18】 前記導電層はワイヤーである、請求項
    17に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  19. 【請求項19】 前記引出部分を挟む前記1対のセラミ
    ックス基材の側板部にOリングが配置されている、請求
    項1に記載の半導体製造装置用ウェハ保持体。
  20. 【請求項20】 前記引出部分を挟む前記1対のセラミ
    ックス基材の少なくとも一方の側板部には、断熱用のく
    びれ部が設けられている、請求項1に記載の半導体製造
    装置用ウェハ保持体。
  21. 【請求項21】 前記側板部の前記1対のセラミックス
    基材に挟まれる領域に、前記ヒータの前記本体部分が形
    成されている、請求項16に記載の半導体製造装置用ウ
    ェハ保持体。
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