JP2001273785A - シフトレジスタ及び電子装置 - Google Patents

シフトレジスタ及び電子装置

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JP2001273785A
JP2001273785A JP2000091748A JP2000091748A JP2001273785A JP 2001273785 A JP2001273785 A JP 2001273785A JP 2000091748 A JP2000091748 A JP 2000091748A JP 2000091748 A JP2000091748 A JP 2000091748A JP 2001273785 A JP2001273785 A JP 2001273785A
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transistor
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Katsuhiko Morosawa
克彦 両澤
Hiroshi Kurosawa
比呂史 黒沢
Minoru Kanbara
実 神原
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置や撮像装置のドライバとして適用さ
れるシフトレジスタが、基板上に占める面積を小さくす
る。 【解決手段】 TFT21〜24からなる段を連結して
シフトレジスタを構成する。TFT21は、スタート信
号Pstまたは前の段の出力信号がハイレベルとなるこ
とによってオンし、配線容量Caに電荷を蓄積させる。
これにより、TFT22がオンする。次に、TFT22
のドレインに供給されるクロック信号CK1またはCK
2(CK1とCK2は、位相が180°異なる)がハイ
レベルに変化すると、これが当該段の出力信号として出
力される。また、クロック信号CK2またはCK2がハ
イレベルに変化したとき、その次の段の出力信号がハイ
レベルとなり、TFT23がオンすることにより配線容
量Caに蓄積された電荷が放出されると共に、TFT2
4がオンすることによりハイレベルとなっていた出力信
号がリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフトレジスタ、
及びこのシフトレジスタをドライバとして用いた表示装
置、撮像装置などの電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】TFT液晶表示装置などのアクティブマ
トリクス型の液晶表示装置では、マトリクス状に配列さ
れた表示画素を1ラインずつ選択し、選択した画素の画
素容量に表示データを書き込むことによって所望の表示
を得ている。このラインを選択するためのドライバとし
ては、一般に、外部からの制御信号に従って出力信号を
順次シフトしていくシフトレジスタが用いられている。
【0003】図9は、従来のシフトレジスタの構成を示
している。このシフトレジスタは、複数の段rs
(1),rs(2),・・・によって構成され、各段
は、4つのTFT(Thin Film Transistor)91〜94
によって構成されている。このシフトレジスタにおい
て、ハイレベルの信号φ1が外部から供給されると、1
番目の段rs(1)のTFT91がオンすることによ
り、ハイレベルのスタート信号Pstのために1番目の
段rs(1)のTFT91、92、93の間の配線に電
荷が蓄積され、TFT92がオンする。この状態でクロ
ック信号CK1がハイレベルに変化すると、このクロッ
ク信号CK1が実質上そのまま、オンしているTFT9
2を介して1番目の段rs(1)の出力信号OUT1と
して出力される。
【0004】引き続きハイレベルになる信号φ2によ
り、今度は2番目の段rs(2)のTFT91がオンす
ることにより、2番目の段rs(1)のTFT91、9
2、93の間の配線にこの出力信号OUT1からの電荷
が蓄積され、TFT92がオンする。この状態でクロッ
ク信号CK2がハイレベルに変化すると、このクロック
信号CK2が実質上そのまま、オンしているTFT92
を介して2番目の段rs(1)の出力信号OUT2とし
て出力される。また、この出力信号OUT2により、1
番目の段rs(1)のTFT91、92、93の間の配
線に蓄積された電荷が放出される。
【0005】また、各段rs(1),rs(2),・・
・からハイレベルの出力信号を出力すべき期間が終了し
たタイミングで、つまり信号φ1のハイレベル期間と信
号φ2のハイレベルの期間との間に、外部からのハイレ
ベルの制御信号φRが供給されることにより、TFT9
4がオンする。これにより、出力信号OUT1,OUT
2,・・・を出力するための配線に蓄積された電荷が強
制的に放出され、その信号レベルがローレベルにリセッ
トされる。以上のような動作の繰り返しにより、ハイレ
ベルとなる出力信号OUT1,OUT2,・・・が順次
シフトしていく。
【0006】しかしながら、このシフトレジスタでは、
各段rs(1),rs(2),・・・をリセットするた
めのTFT94のゲートに、リセット専用の制御信号φ
Rを供給しなければならない。このため、リセット専用
の制御信号φRのためだけに、制御信号φR生成回路及
び制御信号φR用の信号線を設ける必要があり、外部回
路が複雑になるとともに信号線数の増大によりTFTの
配置の設計が複雑になり、それによってシフトレジスタ
全体としての面積が大きくなってしまうという問題があ
る。
【0007】また、各段の出力信号OUT1,OUT
2,・・・は、実質的にクロック信号CK1またはCK
2が出力されるのであるが、クロック信号CK1、CK
2がローレベルになるのであるから、そもそもTFT9
4が必要であるかどうかという問題もある。つまり、T
FT94がある分だけ、シフトレジスタ全体としても面
積が大きくなってしまうという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解消するためになされたものであり、面積
の小さいシフトレジスタを提供することを目的とする。
【0009】本発明は、また、このシフトレジスタをド
ライバとして適用することで、表示または撮像のための
画素領域の面積を相対的に大きくした電子装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるシフトレジスタは、複
数の段からなるシフトレジスタであって、前記シフトレ
ジスタの各段は、隣接する一方の段から制御端子に供給
された所定レベルの信号によってオンし、該所定レベル
の信号を電流路の一端から他端に出力する第1のトラン
ジスタと、制御端子と前記第1のトランジスタの電流路
の他端との間の容量に蓄積された電荷によってオンし、
外部から電流路の一端に供給される第1または第2の信
号を出力信号として電流路の他端から出力する第2のト
ランジスタと、制御端子に隣接する他方の段の出力信号
が供給され、該他方の段の出力信号によってオンするこ
とにより、前記容量に蓄積された電荷を放出させる第3
のトランジスタとを備えることを特徴とする。
【0011】上記第1の観点にかかるシフトレジスタ
は、従来例のように出力信号をリセットするためのトラ
ンジスタを有していないので、そのためのトランジスタ
及び配線の分だけ、面積を小さくすることができる。一
方、このようなトランジスタがなくても、第1及び第2
の信号を供給するタイミングによっては、実用上問題な
く動作することができる。
【0012】上記第1の観点にかかるシフトレジスタに
おける各段は、隣接する段における前記第2のトランジ
スタの電流路の一端に供給される第1または第2の信号
が制御端子に供給され、該第1または第2の信号によっ
てオンすることにより、前記第2のトランジスタの電流
路の他端から出力信号を出力するための信号線に蓄積さ
れた電荷を放出させる第4のトランジスタをさらに備え
るものとすることができる。
【0013】この第4のトランジスタは、出力信号をリ
セットするためのトランジスタとして機能しているが、
従来のシフトレジスタと異なり、リセット専用の信号が
制御端子に供給されているのではない。このため、配線
の分だけシフトレジスタの面積を小さくすることができ
る。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかるシフトレジスタは、複数の段からなるシフ
トレジスタであって、前記シフトレジスタの各段は、外
部から制御端子に供給される第3または第4の信号によ
ってオンし、隣接する一方の段から電流路の一端に供給
された所定レベルの信号を電流路の他端に出力する第1
のトランジスタと、制御端子と前記第1のトランジスタ
の電流路の他端との間の容量に蓄積された電荷によって
オンし、外部から電流路の一端に供給される第1または
第2の信号を出力信号として電流路の他端から出力する
第2のトランジスタと、制御端子に隣接する他方の段の
出力信号が供給され、該他方の段の出力信号によってオ
ンすることにより、前記容量に蓄積された電荷を放出さ
せる第3のトランジスタとを備えることを特徴とする。
【0015】上記第2の観点にかかるシフトレジスタ
は、従来例のように出力信号をリセットするためのトラ
ンジスタを有していないので、そのためのトランジスタ
の分だけ、面積を小さくすることができる。一方、この
ようなトランジスタがなくても、第1及び第2の信号を
供給するタイミングによっては、実用上問題なく動作す
ることができる。
【0016】上記第1、第2の観点にかかるシフトレジ
スタにおいて、前記第1のトランジスタに供給される所
定レベルの信号は、最初に出力信号がアクティブとなる
側の端の段においては外部から所定タイミングで供給さ
れるスタート信号とすることができ、それ以外の段にお
いては隣接する一方の段の出力信号とすることができ
る。
【0017】上記第1、第2の観点にかかるシフトレジ
スタの各段は、前記第1のトランジスタの電流路の他端
と前記容量との間に設けられ、前記容量の電圧を分圧さ
せて、前記第1のトランジスタの電流路の両端にかかる
ようにする分圧素子をさらに備えるものとすることがで
きる。
【0018】上記第1、第2の観点にかかるシフトレジ
スタにおいて、前記第1の信号と第2の信号とは、互い
に位相が180°異なるものとすることができる。
【0019】上記第1、第2の観点にかかるシフトレジ
スタにおいて、前記複数の段のそれぞれを構成する各ト
ランジスタは、同一チャネル型の電界効果トランジスタ
であることを好適とする。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる電子装置は、複数の段からなり、出力信号
をシフトさせることによって所定レベルの信号を各段か
ら順次出力するドライバと、複数の画素によって構成さ
れ、前記ドライバの各段から出力された出力信号によっ
て駆動される駆動素子とを備え、前記ドライバの各段
は、隣接する一方の段から制御端子に供給された所定レ
ベルの信号によってオンし、該所定レベルの信号を電流
路の一端から他端に出力する第1のトランジスタと、制
御端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端との間
の容量に蓄積された電荷によってオンし、外部から電流
路の一端に供給される第1または第2の信号を出力信号
として電流路の他端から出力する第2のトランジスタ
と、制御端子に隣接する他方の段の出力信号が供給さ
れ、該他方の段の出力信号によってオンすることによ
り、前記容量に蓄積された電荷を放出させる第3のトラ
ンジスタとを備えることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる電子装置は、複数の段からなり、出力信号
をシフトさせることによって所定レベルの信号を各段か
ら順次出力するドライバと、複数の画素によって構成さ
れ、前記ドライバの各段から出力された出力信号によっ
て駆動される駆動素子とを備え、前記ドライバの各段
は、外部から制御端子に供給される第3または第4の信
号によってオンし、隣接する一方の段から電流路の一端
に供給された所定レベルの信号を電流路の他端に出力す
る第1のトランジスタと、制御端子と前記第1のトラン
ジスタの電流路の他端との間の容量に蓄積された電荷に
よってオンし、外部から電流路の一端に供給される第1
または第2の信号を出力信号として電流路の他端から出
力する第2のトランジスタと、制御端子に隣接する他方
の段の出力信号が供給され、該他方の段の出力信号によ
ってオンすることにより、前記容量に蓄積された電荷を
放出させる第3のトランジスタとを備えることを特徴と
する。
【0022】上記第3、第4の観点にかかる電子装置に
おいて、前記駆動素子は、表示素子であってもよい。
【0023】この場合において、前記表示素子は、制御
端子に前記ドライバの各段のいずれかの出力信号が供給
され、電流路の一端に外部から画像データが供給される
第4のトランジスタを、画素毎に備えるものとすること
ができる。
【0024】上記第3、第4の観点にかかる電子装置に
おいて、前記駆動素子は、撮像素子であってもよい。
【0025】この場合において、前記撮像素子は、励起
光によりキャリアを生成する半導体層と、前記半導体層
の両端にそれぞれ接続されたドレイン電極及びソース電
極と、第1ゲート絶縁膜を介して前記半導体層の一方側
に設けられた第1ゲート電極と、第2ゲート絶縁膜を介
して前記半導体層の他方側に設けられた第2ゲート電極
とを、画素毎に備えるものとすることができる。そし
て、前記ドライバは、出力信号を第1のゲート電極に出
力する第1のドライバと、出力信号を第2のゲート電極
に出力する第2のドライバとを含むものとなる。
【0026】上記第3、第4の観点にかかる電子装置に
おいて、前記ドライバは、前記駆動素子と同一の基板上
に形成されたものとすることができる。
【0027】このように、ドライバを駆動素子と同一の
基板上に形成した場合、ドライバ自体の面積を従来のも
のよりも小さくすることができるため、表示素子や撮像
素子などの駆動素子の面積を相対的に大きくすることが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0029】図1は、この実施の形態にかかる液晶表示
装置の構成を示すブロック図である。図示するように、
この液晶表示装置は、液晶表示素子1と、ゲートドライ
バ2と、ドレインドライバ3とから構成されており、ゲ
ートドライバ2には制御信号群Gcntが、ドレインド
ライバ3には制御信号群Dcntと表示データdata
とが、コントローラから供給されている。
【0030】液晶表示素子1は、一対の基板に液晶を封
入して構成されるもので、その一方の基板には、a−S
iを半導体層としたアクティブ駆動用のTFT11がマ
トリクス状に形成されている。各TFT11のゲート電
極はゲートラインGLに、ドレイン電極はドレインライ
ンDLに、ソース電極は同様にマトリクス状に形成され
た画素電極に接続されている。他方の基板には、所定の
電圧が印加されている共通電極が形成されており、この
共通電極と各画素電極とその間の液晶とによって、画素
容量12が形成される。そして、画素容量12に蓄積さ
れた電荷によって液晶の配向状態が変化することで、液
晶表示素子1は、透過させる光の量を制御して画像を表
示するものである。
【0031】ゲートドライバ2は、コントローラからの
制御信号群Gcntに従って動作するシフトレジスタに
よって構成される。ゲートドライバ2は、コントローラ
からの制御信号群Gcntに従って、ゲートラインGL
を順次選択して所定の電圧を出力する。ゲートドライバ
2を構成するシフトレジスタについては、詳しく後述す
る。
【0032】ドレインドライバ3は、コントローラから
の制御信号群Dcntに従って、コントローラから画像
データdataを順次取り込む。1ライン分の画像デー
タdataを蓄積すると、ドレインドライバ3は、コン
トローラからの制御信号群Dcntに従ってこれをドレ
インラインDLに出力し、ゲートドライバ2によって選
択されたゲートラインGLに接続されているTFT11
(オン状態)を介して、画素容量12に蓄積させる。
【0033】図2は、図1のゲートドライバ2を構成す
るシフトレジスタの回路構成を示す図である。液晶表示
素子1に配されているTFT11の行数(ゲートライン
GLの数)をnとすると、このシフトレジスタは、n個
の段から構成される。図2は、このうちの最初の3つの
段RS(1)〜RS(3)を示している。
【0034】ゲートドライバ2として適用される場合、
このシフトレジスタには、コントローラからの制御信号
群Gcntとして、奇数段のTFT22のドレインに供
給され、出力信号OUTとなるクロック信号CK1、偶
数段のTFT22のドレインに供給され、出力信号OU
Tとなるクロック信号CK2、スタート信号Pst、及
び基準電圧Vssが供給される。このうち、スタート信
号Pstは1番目の段RS(1)に、他の信号は全ての
段RS(2),RS(3),・・・に供給される。
【0035】各段の構成はほぼ同じであるため、1番目
の段RS(1)を例として説明すると、この段RS
(1)は、TFT11と同様にa−Siの半導体層から
なる4つのTFT21〜24を有している。TFT21
〜24は、全て同一のチャネル型(ここでは、nチャネ
ル型)の電界効果トランジスタである。
【0036】TFT21のゲートとドレインとには、ス
タート信号Pstが供給される。TFT21のソース
は、TFT22のゲートとTFT23のドレインとに接
続されている。TFT22のドレインにはクロック信号
CK1が供給され、ドレインからの出力がこの段RS
(1)の出力信号OUT1として、1ライン目のゲート
ラインGLに出力される。
【0037】TFT23のゲートは次の段RS(2)の
TFT22のソースに接続されており、TFT23は次
の段RS(2)の出力信号OUT2がハイレベルになる
とオンする。TFT24のゲートにはクロック信号CK
1と180°位相が異なるクロック信号CK2が供給さ
れ、この段RS(1)の出力信号OUT1をリセットす
る。すなわち、出力信号OUT1の出力信号線上の電荷
を放出させる。TFT23のソースとTFT24のソー
スには、基準電圧Vssが供給されている。基準電圧V
ssは、ここではグラウンドレベル(0(V))であ
る。
【0038】1番目以外の奇数番目の段RS(2k+
1)(k:1〜2/nの整数、ただしnはゲートライン
GLの数)の構成は、TFT21のゲートとドレインと
に前の段RS(2k)の出力信号OUT(2k)が供給
される以外は、1番目の段RS(1)と同じである。偶
数番目の段RS(2k)の構成は、TFT21のゲート
とドレインとに前の段RS(2k−1)の出力信号OU
T(2k−1)が供給されること、TFT22のドレイ
ンにクロック信号CK2が供給されること、及びTFT
24のゲートにクロック信号CK1が供給されること以
外は、1番目の段RS(1)と同じである。
【0039】なお、後の説明の便宜のため、1つの段内
においてTFT21のソース、TFT22のゲート及び
TFT23のドレインに囲まれて接続された配線に形成
された容量を、配線容量Caと呼ぶ。また、TFT22
のソースとTFT24のドレインとの間の配線、及びこ
こに接続されたゲートラインGLで形成された容量を、
配線容量Cbと呼ぶ。
【0040】また、ゲートドライバ2を構成するシフト
レジスタは、TFT21〜24の組み合わせによって構
成されている。TFT21〜24は、液晶表示素子1に
含まれるTFT11と実質的に同一の構造を有してい
る。従って、ゲートドライバ2は、液晶表示素子1のT
FT11側の基板上に、同一プロセスで一括して形成さ
れるものとすることができる。
【0041】以下、この実施の形態にかかる液晶表示装
置の動作について説明する。ここでは、まず、液晶表示
素子1の表示画素をライン毎に順次選択するために、ゲ
ートドライバ2が行う動作について説明し、その後に、
液晶表示装置全体としての動作を説明する。
【0042】図3は、図1のゲートドライバ2を構成す
るブートストラップ型のシフトレジスタの動作を示すタ
イミングチャートである。この図において、1Tの期間
が1ライン期間(各ゲートラインGLの選択期間は、1
T以内の期間)であり、1Fの期間が1フレーム期間で
ある。
【0043】タイミングT0〜T1の間、スタート信号
Pstがハイレベルとなると、1段目の段RS(1)の
TFT21がオンし、この信号がTFT21のドレイン
からソースに出力される。これにより、1番目の段RS
(1)の配線容量Ca(1)の電位がハイレベルとな
る。こうしてTFT22のゲート電圧がハイレベルとな
ることから、TFT22はオンするが、ドレインに供給
されているクロック信号CK1がローレベルであるた
め、出力信号OUT1のレベルはローレベルのままであ
る。
【0044】次に、タイミングT1において、クロック
信号CK1がハイレベルに変化すると、これがTFT2
2のドレインからソースに出力されて、出力信号OUT
1のレベルがハイレベルに変化する。このとき配線容量
Ca(1)の電位はブートストラップ効果により高い電
圧まで上昇するため、TFT22の飽和ゲート電圧にま
で達し、出力信号OUT1は、ほぼクロック信号CK1
のハイレベルと等電位になる。この後、出力信号OUT
1は、タイミングT2までの間でクロック信号CK1が
たち下がると、ローレベルになる。また、タイミングT
1〜T2の期間では、ハイレベルとなった1番目の段R
S(1)の出力信号OUT1により、2番目の段RS
(2)のTFT21がオンし、配線容量Ca(2)の電
位がハイレベルになると共に、2番目の段RS(2)の
TFT22がオンする。
【0045】次に、タイミングT2において、クロック
信号CK2がハイレベルに変化すると、1番目の段RS
(1)のTFT24がオンし、グラウンドに放出される
ことによって、配線容量Cb(1)の電位、すなわち1
ライン目のゲートラインGLの電位がローレベルで安定
する。また、ハイレベルのクロック信号CK2がTFT
22のドレインからソースに出力されて、出力信号OU
T2のレベルがハイレベルに変化する。出力信号OUT
2は、タイミングT3までの間でクロック信号CK2が
たち下がると、ローレベルになる。
【0046】また、タイミングT2〜T3までの期間
は、ハイレベルとなった2番目の段RS(2)の出力信
号OUT2により、1番目の段RS(1)のTFT23
がオンし、配線容量Ca(1)に蓄積された電荷がグラ
ウンドに放出される。これにより、1番目の段RS
(1)のTFT22がオフし、次にスタート信号Pst
が供給されて配線容量Ca(1)に電荷が蓄積されるま
で、このTFT22がオンすることはない。さらに、ハ
イレベルとなった2番目の段RS(2)の出力信号OU
T2により、3番目の段RS(3)のTFT21がオン
し、配線容量Ca(3)の電位がハイレベルになると共
に、3番目の段RS(3)のTFT22がオンする。
【0047】タイミングT3において、クロック信号C
K1がハイレベルに変化すると、今度は同様にして3番
目の段RS(3)の出力信号OUT3がハイレベルとな
る。また、このハイレベルとなった出力信号OUT3に
より、2番目の段RS(2)のTFT23がオンし、配
線容量Ca(2)に蓄積された電荷がグラウンドに放出
される。以下、同様にしてタイミングTnまでの間で、
1ライン期間内の所定期間ずつ、各段の出力信号がハイ
レベルとなり、液晶表示素子1のゲートラインGLが順
次選択される。このように、出力信号OUT1〜OUT
nのハイレベルの電位は次段にシフトされても逓減する
ことがないので誤作動を引き起こしにくい。
【0048】なお、このタイミングチャートにおいて、
クロック信号CK1、CK2がハイレベルとなるのは、
1ライン期間内の所定期間だけであったが、この期間は
任意に設定することができ、1ライン期間全体であって
もよい。すなわち、CK2=¬CK1(¬:論理否定)
であってもよい。
【0049】また、最終段RS(n)のTFT23のゲ
ートに限り、1番目の段RS(1)のTFT21のゲー
ト及びドレインとともにスタート信号Pstが供給さ
れ、スタート信号Pstがハイレベルのときに最終段R
S(n)の配線容量Ca(1)の電位を放電する。
【0050】次に、この液晶表示装置全体の動作につい
て説明する。上記のようにしてゲートドライバ2が各ゲ
ートラインGLに順次ハイレベルの信号を出力している
間ドレインドライバ3は、制御信号群Dcntに従って
コントローラから画像データdataを1ライン分ずつ
取り込んでいく。1ライン分の画像データの取り込み
は、1ライン期間内に行われ、且つこれに対応するゲー
トラインGLが選択されるよりも前に終了している。
【0051】ゲートドライバ2がいずれかのゲートライ
ンGLを選択してハイレベルの信号を出力すると、そこ
に接続された1ライン分全てのTFT11がオンする。
ドレインドライバ3は、このタイミングで取り込んだ1
ライン分の画像データdataに応じた電圧を各ドレイ
ンラインDLに出力する。これにより、画像データda
taに応じた電圧が画素容量12に蓄積される。これに
より、画素容量12の電極間の液晶の配向状態が変化し
て、当該画素の光の透過率が変化する。
【0052】画素容量12に蓄積された電圧は、次のフ
レーム期間において対応するゲートラインGLが選択さ
れるまで保持されるため、各画素の光の透過率はほぼ1
フレーム期間維持される。このような動作を順次繰り返
すことによって、液晶表示素子1上に画像が表示され
る。
【0053】以上説明したように、この実施の形態にか
かる液晶表示装置では、ゲートドライバ2に適用されて
いるシフトレジスタは、配線容量Cbに蓄積された電荷
を効率よく放出させ、出力信号OUT1,OUT2,・
・・の電位を安定させるためのTFT24を、クロック
信号CK2またはCK1によってオンさせている。この
ため、TFT24を駆動するためだけの信号線が必要な
くなり、ゲートドライバ2の面積を従来のものに比べて
小さくすることができ、TFT及び信号配線設計が容易
となる。
【0054】また、ゲートドライバ2を構成するシフト
レジスタは、TFT21〜24の組み合わせによって構
成されているが、これは液晶表示素子1のTFT11を
基板上に形成するときに、同一の基板上に同時に形成す
ることができる。ここで、ゲートドライバ2の面積を小
さくすることができるため、液晶表示素子1が基板上に
占める面積を相対的に大きくすることができる。
【0055】さらに、コントローラからゲートドライバ
2に供給する制御信号群Gcntに含まれる信号も、従
来のものに比べて少なくすることができる。このため、
コントローラの構成をより簡単なものとすることができ
るとともに、消費電力も抑えることが可能となる。しか
も、コントローラとゲートドライバ2との間の接続端子
の数が少なくて済むため、端子の接触不良で不良品が発
生する確率が低くなり、液晶表示装置全体としての歩留
まりが向上する。
【0056】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0057】上記の実施の形態で示したゲートドライバ
2として適用されるシフトレジスタの構成は、適宜変更
することが可能である。図4〜図7は、ゲートドライバ
2として適用される他のシフトレジスタの構成を示す図
である。
【0058】図4は、図1のゲートドライバ2として適
用可能な他のシフトレジスタの回路構成を示す図であ
る。このシフトレジスタは、各段RS(1),RS
(2),・・・がTFT24を有さず、3つのTFT2
1〜23だけで構成されている点が、図2に示したシフ
トレジスタと異なる。また、駆動動作も図3のタイミン
グチャートに示したものと実質的に同じである。但し、
CK2=¬CK1となることはできない。
【0059】図2に示したTFT24は、配線容量Cb
に蓄積された電荷をグラウンドに放出させ、ゲートライ
ンGLを含む配線容量Cbの電位をローレベルに安定さ
せるためのものである。が、配線容量Cbに蓄積された
電荷は、クロック信号CK1またはCK2がハイレベル
からローレベルに変化したとき、未だオン状態にあるT
FT22を介して放出させることも可能である。
【0060】そして、次のライン期間に入ってTFT2
2がオフするまでの間に、配線容量Cbに蓄積された電
荷を放出させて、ゲートラインGLの電位を液晶表示素
子1のTFT11の閾値電圧よりも低くできるのであれ
ば、必ずしもTFT24は必要ない。このため、図4に
示すような構成を有するシフトレジスタを、ゲートドラ
イバ2として適用することも可能となる。
【0061】図5は、図1のゲートドライバ2として適
用可能なさらに他のシフトレジスタの回路構成を示す図
である。このシフトレジスタは、各段RS(1),RS
(2),・・・がTFT21の代わりにTFT21’を
有しており、また、制御信号群Gcntとして信号φ
1、φ2がさらにコントローラから供給される点が、図
4に示したシフトレジスタと異なっている。
【0062】TFT21’は、そのゲートに信号φ1
(奇数番目の段)または信号φ2(偶数番目の段)が供
給されており、信号φ1またはφ2がハイレベルとなっ
たときにオンし、ドレインに供給されたスタート信号ま
たは前の段の出力信号をソースから出力し、配線容量C
aに蓄積させる。
【0063】次に、ゲートドライバ2として適用した場
合における、図5に示すシフトレジスタの動作につい
て、図6のタイミングチャートを参照して説明する。こ
こでは、図4に示したシフトレジスタの動作、すなわち
図3のタイミングチャートに示した動作と異なる部分の
みを説明することとする。
【0064】タイミングT0〜T1までの所定期間にお
いて、信号φ1がハイレベルに変化する。これにより、
1番目の段RS(1)のTFT21’がオンし、このと
きにTFT21’のドレインに供給されているハイレベ
ルのスタート信号Pstがソースから出力されて、1番
目の段RS(1)の配線容量Ca(1)に電荷が蓄積さ
れ、配線容量Ca(1)のレベルがハイレベルとなる。
【0065】また、タイミングT1〜T2までの期間で
は、信号φ2が所定期間だけハイレベルに変化すること
によって、同様に2番目の段RS(2)の配線容量Ca
(2)のレベルがハイレベルとなる。タイミングT2〜
T3までの期間は、信号φ1がハイレベルに変化するこ
とによって、同様に3番目の段RS(3)の配線容量C
a(3)がハイレベルとなる。以下、同様に信号φ1ま
たはφ2がハイレベルに変化することによって、各段の
配線容量Caがハイレベルとなる。
【0066】図7は、図1のゲートドライバ2として適
用可能なさらに他のシフトレジスタの回路構成を示す図
である。このシフトレジスタは、各段RS(1),RS
(2),・・・がさらにTFT25を有し、5つのTF
T21〜25で構成される点が、図2に示したシフトレ
ジスタと異なっている。
【0067】TFT25は、ゲートに基準電圧Vddが
供給されており、ドレインがTFT21のソースに、ソ
ースがTFT22のゲートとTFT23のドレインとに
接続されている。配線容量Caは、TFT22のゲー
ト、TFT23のドレイン、及びTFT25の間の配線
によって構成されている。ここで、配線容量Ca上の一
点をA点とする。
【0068】配線容量Caが浮遊状態、すなわちTFT
21とTFT23のいずれもがオフされている状態とな
っているときに、クロック信号CK1またはCK2がハ
イレベルとなったときに、TFT22の有する寄生容量
の影響により、A点の電圧がブートストラップ効果によ
り著しく上昇する。
【0069】こうした場合にTFT25がないと、ブー
トストラップ効果により上昇した電位が保持されたTF
T21のドレインとローレベルの状態のTFT21のソ
ースとの間の電位差が異常に大きくなり、TFT21が
破壊されてしまう場合がある。TFT25を挿入するこ
とによって、A点の電圧がTFT21とTFT25とで
分圧されるため、TFT21のゲートとソースとの間に
異常に大きな電位差が生じるのを防ぐことができる。
【0070】なお、TFT23のドレイン側にTFT2
5と同様のTFTを挿入する構成とすることも可能であ
る。また、上昇したA点の電圧を分圧することができる
のであれば、必ずしもTFTを用いる必要はなく、抵抗
素子などの他の素子を用いることもできる。
【0071】上記の実施の形態では、上記構成を有する
シフトレジスタをゲートドライバ2として適用した液晶
表示装置を例として、本発明を説明した。しかしなが
ら、本発明は、無機EL表示装置、有機EL表示装置、
FED、プラズマディスプレイ装置などの他のタイプの
表示装置にも適用することができる。この場合も、上記
構成のシフトレジスタを、マトリクス状に配置された表
示画素をライン毎に順次選択するドライバとして適用す
ることができる。
【0072】また、本発明は、表示装置だけでなく、フ
ォトセンサ(撮像画素)をマトリクス状に配置した撮像
素子を上記構成のシフトレジスタで駆動する撮像装置に
も適用することができる。このような撮像装置につい
て、いわゆるダブルゲートトランジスタをフォトセンサ
として適用したものを例として説明する。
【0073】図8は、この変形例にかかる指紋を認証す
るための撮像装置の構成を示すブロック図である。図示
するように、この撮像装置は、画像を撮影する撮像素子
5、並びにコントローラからの制御信号に従って撮像素
子5を駆動するためのトップゲートドライバ6、ボトム
ゲートドライバ7及びドレインドライバ8から構成され
ている。
【0074】撮像素子5は、マトリクス状に配置された
複数のダブルゲートトランジスタ51で構成される。ダ
ブルゲートトランジスタ51のトップゲート電極101
はトップゲートラインTGLに、ボトムゲート電極10
2はボトムゲートラインBGLに、ドレイン電極103
はドレインラインDLに、ソース電極104は接地され
たグラウンドラインGrLにそれぞれ接続されている。
撮像素子5の下方には、ダブルゲートトランジスタ51
の半導体層を励起する波長域の光は発光するバックライ
トが載置されている。
【0075】撮像素子5を構成するダブルゲートトラン
ジスタ51は、トップゲート電極101に印加されてい
る電圧が+25(V)で、ボトムゲート電極102に印
加されている電圧が0(V)であると、トップゲート電
極101と半導体層との間に配置される窒化シリコンか
らなるゲート絶縁膜と半導体層とに蓄積されている正孔
が吐出され、リセットされる。ダブルゲートトランジス
タ51は、ソース、ドレイン電極103、104間が0
(V)で、トップゲート電極101に印加されている電
圧が−15(V)で、ボトムゲート電極102に印加さ
れている電圧が0(V)となり、半導体層への光の入射
によって発生した正孔−電子対のうちの正孔が上記半導
体層及び上記ゲート絶縁膜に蓄積されるフォトセンス状
態となる。この所定期間に蓄積される正孔の量は光量に
依存している。
【0076】フォトセンス状態において、バックライト
がダブルゲートトランジスタ51に向け光を照射する
が、このままではダブルゲートトランジスタ51の半導
体層の下方の位置するボトムゲート電極102が遮光す
るので半導体層には十分なキャリアが生成されない。こ
のとき、ダブルゲートトランジスタ51上方の絶縁膜上
に指を載置すると、指の凹部(指紋形状を決める溝にあ
たる)の直下にあたるダブルゲートトランジスタ51の
半導体層には、絶縁膜等で反射された光があまり入射さ
れない。
【0077】このように光の入射量が少なくて十分な量
の正孔が半導体層内に蓄積されずに、トップゲート電極
101に印加されている電圧が−15(V)で、ボトム
ゲート電極102に印加されている電圧が+10(V)
となると、半導体層内に空乏層が広がり、nチャネルが
ピンチオフされ、半導体層が高抵抗となる。一方、フォ
トセンス状態において指の凸部(指の溝と溝の間の山)
の直下にあたるダブルゲートトランジスタ51の半導体
層には、絶縁膜等で反射された光が入射され十分な量の
正孔が半導体層内に蓄積された状態で、このような電圧
が印加された場合は、蓄積されている正孔がトップゲー
ト電極101に引き寄せられて保持されることにより、
半導体層のボトムゲート電極102側にnチャネルが形
成され、半導体層が低抵抗となる。これらの読み出し状
態における半導体層の抵抗値の違いが、ドレインライン
DLの電位の変化となって現れる。
【0078】トップゲートドライバ6は、撮像素子5の
トップゲートラインTGLに接続され、コントローラか
らの制御信号群Tcntに従って、各トップゲートライ
ンTGLに+25(V)または−15(V)の信号を選
択的に出力する。トップゲートドライバ6は、出力信号
のレベルの相違、これに応じた入力信号のレベルの相
違、並びに出力信号及び入力信号の位相の違いを除き、
上記したゲートドライバ2を構成するシフトレジスタと
実質的に同一の構成を有している。
【0079】ボトムゲートドライバ7は、撮像素子5の
ボトムゲートラインBGLに接続され、コントローラか
らの制御信号群Bcntに従って、各ボトムゲートライ
ンBGLに+10(V)または0(V)の信号を出力す
る。ボトムゲートドライバ7は、出力信号のレベルの相
違、これに応じた入力信号のレベルの相違、並びに出力
信号及び入力信号の位相の違いを除き、上記したゲート
ドライバ2を構成するシフトレジスタと実質的に同一の
構成を有している。
【0080】ドレインドライバ8は、撮像素子5のドレ
インラインDLに接続され、コントローラからの制御信
号群Dcntに従って、後述する所定の期間において全
てのドレインラインDLに定電圧(+10(V))を出
力し、電荷をプリチャージさせる。ドレインドライバ8
は、プリチャージの後の所定の期間においてダブルゲー
トトランジスタ51の半導体層に光の入射、非入射に応
じてチャネルが形成されているか否かによって変化する
各ドレインラインDLの電位を読み出し、画像データD
ATAとしてコントローラに供給する。
【0081】この撮像装置において画像を撮影する場合
は、コントローラからの制御信号群Tcnt、Bcnt
に従って、トップゲートドライバ6及びボトムゲートド
ライバ7からライン毎に所定のタイミングで、所定レベ
ルの信号を出力させることにより、撮像素子5の各ライ
ンを順にリセット状態、フォトセンス状態、読み出し状
態としていく。そして、読み出し状態となったラインの
ダブルゲートトランジスタ51の半導体層の抵抗変化に
よるドレインラインDLの電位の変化を、ドレインドラ
イバ8が読み出し、画像データDATAとしてコントロ
ーラに供給すればよい。
【0082】さらには、上記の実施の形態における構
成、或いはそれを上記したように変形した構成を有する
シフトレジスタは、撮像素子または表示素子を駆動する
ためのドライバとしての用途以外にも適用することがで
きる。例えば、これらのシフトレジスタは、データ処理
装置などにおいて直列のデータを並列のデータに変換す
る場合などの用途にも適用することができる。
【0083】なお、上記の実施の形態のゲートドライバ
2、トップゲートドライバ6及びボトムゲートドライバ
7を構成するシフトレジスタは、電界効果トランジスタ
であるTFTの組み合わせにより構成されているが、こ
れらをTFT以外のトランジスタに置き換えてもよい。
また、上記シフトレジスタを構成するは、nチャネル型
であったが、全てpチャネル型としてもよい。このと
き、各信号のハイ、ローレベルはnチャネルのときに比
べ互いに反転されるように設定されていればよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
占有面積の小さなシフトレジスタを構成することができ
る。そして、このシフトレジスタをドライバとして適用
することにより、表示装置、撮像装置といった電子装置
における画素領域の面積を相対的に大きくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる液晶表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のゲートドライバとして適用されるシフト
レジスタの回路構成を示す図である。
【図3】図2のシフトレジスタの動作を示すタイミング
チャートである。
【図4】図1のゲートドライバとして適用されるシフト
レジスタの他の回路構成を示す図である。
【図5】図1のゲートドライバとして適用されるシフト
レジスタの他の回路構成を示す図である。
【図6】図5のシフトレジスタの動作を示すタイミング
チャートである。
【図7】図1のゲートドライバとして適用されるシフト
レジスタの他の回路構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の変形例にかかる撮像装置
の構成を示すブロック図である。
【図9】従来例のシフトレジスタの回路構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…液晶表示素子、2…ゲートドライバ、3…ドレイン
ドライバ、5…撮像素子、6…トップゲートドライバ、
7…ボトムゲートドライバ、8…ドレインドライバ、1
1…TFT、12…画素容量、21〜25…TFT、5
1…ダブルゲートトランジスタ、RS(1)〜RS
(3)…段、GL…ゲートライン、DL…ドレインライ
ン、TGL…トップゲートライン、BGL…ボトムゲー
トライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 19/28 G11C 19/28 D H04N 5/335 H04N 5/335 Z E 5/66 5/66 B Fターム(参考) 2H093 NC16 NC22 NC34 NC35 NC50 ND22 ND34 ND39 5C006 BB16 BF03 EB05 FA41 5C024 AX01 AX03 CX00 GX16 GY35 GY36 GY37 GY41 GZ19 HX02 HX40 HX50 HX51 5C058 AA05 BA04 BB25 5C080 AA10 BB05 DD01 DD22 DD25 DD27 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の段からなるシフトレジスタであっ
    て、前記シフトレジスタの各段は、 隣接する一方の段から制御端子に供給された所定レベル
    の信号によってオンし、該所定レベルの信号を電流路の
    一端から他端に出力する第1のトランジスタと、 制御端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端との
    間の容量に蓄積された電荷によってオンし、外部から電
    流路の一端に供給される第1または第2の信号を出力信
    号として電流路の他端から出力する第2のトランジスタ
    と、 制御端子に隣接する他方の段の出力信号が供給され、該
    他方の段の出力信号によってオンすることにより、前記
    容量に蓄積された電荷を放出させる第3のトランジスタ
    とを備えることを特徴とするシフトレジスタ。
  2. 【請求項2】隣接する段における前記第2のトランジス
    タの電流路の一端に供給される第1または第2の信号が
    制御端子に供給され、該第1または第2の信号によって
    オンすることにより、前記第2のトランジスタの電流路
    の他端から出力信号を出力するための信号線に蓄積され
    た電荷を放出させる第4のトランジスタをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のシフトレジスタ。
  3. 【請求項3】複数の段からなるシフトレジスタであっ
    て、前記シフトレジスタの各段は、 外部から制御端子に供給される第3または第4の信号に
    よってオンし、隣接する一方の段から電流路の一端に供
    給された所定レベルの信号を電流路の他端に出力する第
    1のトランジスタと、 制御端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端との
    間の容量に蓄積された電荷によってオンし、外部から電
    流路の一端に供給される第1または第2の信号を出力信
    号として電流路の他端から出力する第2のトランジスタ
    と、 制御端子に隣接する他方の段の出力信号が供給され、該
    他方の段の出力信号によってオンすることにより、前記
    容量に蓄積された電荷を放出させる第3のトランジスタ
    とを備えることを特徴とするシフトレジスタ。
  4. 【請求項4】前記第1のトランジスタに供給される所定
    レベルの信号は、最初に出力信号がアクティブとなる側
    の端の段においては外部から所定タイミングで供給され
    るスタート信号であり、それ以外の段においては隣接す
    る一方の段の出力信号であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載のシフトレジスタ。
  5. 【請求項5】前記第1のトランジスタの電流路の他端と
    前記容量との間に設けられ、前記容量の電圧を分圧させ
    て、前記第1のトランジスタの電流路の両端にかかるよ
    うにする分圧素子をさらに備えることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載のシフトレジスタ。
  6. 【請求項6】前記第1の信号と第2の信号とは、互いに
    位相が180°異なることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載のシフトレジスタ。
  7. 【請求項7】前記複数の段のそれぞれを構成する各トラ
    ンジスタは、同一チャネル型の電界効果トランジスタで
    あることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に
    記載のシフトレジスタ。
  8. 【請求項8】複数の段からなり、出力信号をシフトさせ
    ることによって所定レベルの信号を各段から順次出力す
    るドライバと、複数の画素によって構成され、前記ドラ
    イバの各段から出力された出力信号によって駆動される
    駆動素子とを備え、 前記ドライバの各段は、 隣接する一方の段から制御端子に供給された所定レベル
    の信号によってオンし、該所定レベルの信号を電流路の
    一端から他端に出力する第1のトランジスタと、 制御端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端との
    間の容量に蓄積された電荷によってオンし、外部から電
    流路の一端に供給される第1または第2の信号を出力信
    号として電流路の他端から出力する第2のトランジスタ
    と、 制御端子に隣接する他方の段の出力信号が供給され、該
    他方の段の出力信号によってオンすることにより、前記
    容量に蓄積された電荷を放出させる第3のトランジスタ
    とを備えることを特徴とする電子装置。
  9. 【請求項9】複数の段からなり、出力信号をシフトさせ
    ることによって所定レベルの信号を各段から順次出力す
    るドライバと、複数の画素によって構成され、前記ドラ
    イバの各段から出力された出力信号によって駆動される
    駆動素子とを備え、 前記ドライバの各段は、 外部から制御端子に供給される第3または第4の信号に
    よってオンし、隣接する一方の段から電流路の一端に供
    給された所定レベルの信号を電流路の他端に出力する第
    1のトランジスタと、 制御端子と前記第1のトランジスタの電流路の他端との
    間の容量に蓄積された電荷によってオンし、外部から電
    流路の一端に供給される第1または第2の信号を出力信
    号として電流路の他端から出力する第2のトランジスタ
    と、 制御端子に隣接する他方の段の出力信号が供給され、該
    他方の段の出力信号によってオンすることにより、前記
    容量に蓄積された電荷を放出させる第3のトランジスタ
    とを備えることを特徴とする電子装置。
  10. 【請求項10】前記駆動素子は、表示素子であることを
    特徴とする請求項8または9に記載の電子装置。
  11. 【請求項11】前記表示素子は、制御端子に前記ドライ
    バの各段のいずれかの出力信号が供給され、電流路の一
    端に外部から画像データが供給される第4のトランジス
    タを、画素毎に備えることを特徴とする請求項10に記
    載の電子装置。
  12. 【請求項12】前記駆動素子は、撮像素子であることを
    特徴とする請求項8または9に記載の電子装置。
  13. 【請求項13】前記撮像素子は、励起光によりキャリア
    を生成する半導体層と、前記半導体層の両端にそれぞれ
    接続されたドレイン電極及びソース電極と、第1ゲート
    絶縁膜を介して前記半導体層の一方側に設けられた第1
    ゲート電極と、第2ゲート絶縁膜を介して前記半導体層
    の他方側に設けられた第2ゲート電極とを、画素毎に備
    え、 前記ドライバは、出力信号を第1のゲート電極に出力す
    る第1のドライバと、出力信号を第2のゲート電極に出
    力する第2のドライバとを含むことを特徴とする請求項
    12に記載の電子装置。
  14. 【請求項14】前記ドライバは、前記駆動素子と同一の
    基板上に形成されていることを特徴とする請求項8乃至
    13のいずれか1項に記載の電子装置。
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