JP2001260934A - クローラ走行車 - Google Patents

クローラ走行車

Info

Publication number
JP2001260934A
JP2001260934A JP2000071719A JP2000071719A JP2001260934A JP 2001260934 A JP2001260934 A JP 2001260934A JP 2000071719 A JP2000071719 A JP 2000071719A JP 2000071719 A JP2000071719 A JP 2000071719A JP 2001260934 A JP2001260934 A JP 2001260934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
shaft
steering
pump
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000071719A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4520572B2 (ja
Inventor
Shigemi Hidaka
茂實 日高
Susumu Akashima
晋 赤嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP2000071719A priority Critical patent/JP4520572B2/ja
Publication of JP2001260934A publication Critical patent/JP2001260934A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4520572B2 publication Critical patent/JP4520572B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミッションケース(23)及び伝動構
造のコンパクト化及び製造コスト低減などを図る。 【解決手段】 油圧無段変速構造の変速ポンプ(6
7)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)及びモー
タ(70)をミッションケース(23)に取付けるクロ
ーラ走行車において、旋回伝動機構(108)を設ける
固定軸、並びに走行変速駆動力を伝える変速駆動軸、並
びに走行クローラ(2)を制動する駐車ブレーキ軸とし
て、ミッションケース(23)内の同一の伝動軸(9
6)を共用したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば圃場の穀稈を
連続的に刈取って脱穀するコンバインまたは耕耘トラク
タまたは圃場管理車などのクローラ走行車に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、左右走行クロー
ラを同一方向に駆動する油圧無段変速構造の変速ポンプ
及びモータと、左右走行クローラを逆方向に駆動する油
圧無段変速構造の操向ポンプ及びモータを、遊星ギヤ機
構を介して走行クローラに駆動力を伝えるミッションケ
ースに取付けると共に、操向ハンドル及び変速レバー操
作によって変速及び操向の各ポンプ及びモータ出力を制
御し、左右走行クローラの両方に駆動力を伝え乍ら前後
進及び旋回走行させる技術がある。しかし乍ら、前記従
来技術は、変速モータ出力を伝えるギヤ機構と操向モー
タ出力を伝えるギヤ機構をミッションケースに内設させ
る必要があり、左右走行クローラ駆動構造のコンパクト
化及び簡略化並びにミッションケースの小型軽量化及び
製造コスト低減などを容易に行い得ないと共に、変速ポ
ンプ及びモータと操向ポンプ及びモータをミッションケ
ースに取付ける必要があり、ミッションケースの外形構
造の簡略化などを容易に行い得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、油圧
無段変速構造の変速ポンプ及びモータと操向ポンプ及び
モータをミッションケースに取付けるクローラ走行車に
おいて、旋回伝動機構を設ける固定軸、並びに走行変速
駆動力を伝える変速駆動軸、並びに走行クローラを制動
する駐車ブレーキ軸として、ミッションケース内の同一
の伝動軸を共用したもので、3本の軸の機能を1本の前
記伝動軸にもたせ、ミッションケース及び伝動構造のコ
ンパクト化及び製造コスト低減などを容易に図り得るも
のである。
【0004】また、旋回伝動機構用及び直進伝動機構用
として共用するミッションケース内の伝動軸を中心とす
る対称位置に変速モータ軸と操向モータ軸を配設させた
もので、エンジンまたはミッションケースの配置など機
体構造に対処して変速及び操向の各モータ軸を互に入れ
換える仕様変更を容易に行い得、異機種にミッションケ
ースを共用して製造コスト低減などを容易に図り得るも
のである。
【0005】また、変速モータ軸の略直上に変速ポンプ
軸を設け、操向モータ軸の略直上に操向ポンプ軸を設け
たもので、変速ポンプ及びモータと操向ポンプ及びモー
タを水平方向に並設させ、ミッションケースの側面を利
用して入力プーリ及びベルトと反対側にコンパクトに設
置し得、ミッションケースの外形構造の簡略化及びコン
パクト化などを容易に図り得るものである。
【0006】また、旋回及び直進伝動に共用する伝動軸
を形成する副変速出力軸を側面視で車軸の略直上に設
け、また旋回及び直進伝動に共用する伝動軸を形成する
副変速入力軸を側面視で副変速出力軸の略直上に設け、
前記各軸の中心を結ぶ直線の上方延長上の対称位置に変
速モータ軸と操向モータ軸を配設させたもので、変速及
び操向モータ軸から車軸に至る伝動構造の簡略化及びコ
ンパクト化を容易に行い得、ミッションケースの小型軽
量化を容易に図り得るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は左右一対の走行クロー
ラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記ト
ラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィー
ドチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴
(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び
穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は
刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させ
る油圧昇降シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終
端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)から
の穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、
(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する
排出オーガ、(18)は丸形操向ハンドル(19)及び
運転席(20)などを備える運転台、(21)は運転席
(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を
刈取って脱穀するように構成している。
【0008】さらに、図2乃至図6に示す如く、前記運
転台(18)の前部上面にステアリングコラム(21)
を立設固定させ、ステアリングコラム(21)上面上方
側に操向ハンドル(19)を縦軸回りに回転自在に取付
けると共に、運転台(18)左側にサイドコラム(2
2)を設け、サイドコラム(22)下方にミッションケ
ース(23)を配設させ、主変速レバー(24)、副変
速レバー(25)、刈取クラッチレバー(26)、脱穀
クラッチレバー(27)を前記サイドコラム(22)に
取付ける。また、前記ステアリングコラム(21)は、
アルミニウム合金鋳物を成形加工して形成し、左右に分
割自在な2つ割れ構造で複数のボルトで締結して密閉の
箱形に形成している。
【0009】また、前記操向ハンドル(19)にハンド
ル軸(28)上端側を連結させ、ハンドル軸(28)を
ステアリングコラム(21)上部に回転自在に軸支させ
ると共に、ステアリングコラム(21)上部に操向入力
軸(29)上端部を回転自在に軸支させ、ハンドル軸
(28)のギヤ(30)と操向入力軸(29)のセクタ
ギヤ(31)を噛合させて各軸(28)(29)を連結
させ、ステアリングコラム(21)内部の略中央で上下
方向に操向入力軸(29)を延設させる。
【0010】さらに、前記ステアリングコラム(21)
の左側面で上下幅略中間に軸受部材(32)を着脱自在
に固定させ、変速入力軸(33)の一端部を軸受部材
(32)にベアリングを介して回転自在に片持ち支持さ
せ、変速入力軸(33)を左右方向に略水平に軸支させ
ると共に、操向入力軸(29)下端に自在継手(34)
を介して入力支点軸(35)上端側を連結させ、入力支
点軸(35)に入力部材(36)を固定させ、変速入力
軸(33)に入力部材(36)を回転自在に取付けると
共に、入力部材(36)に入力連結体(37)を着脱自
在に固定させ、また変速入力軸(33)にベアリングを
介して入力部材(36)を回転自在に軸支させ、入力部
材(36)を操向入力軸(29)中心に回転自在に支持
させるもので、前記操向入力軸(29)の正逆転によっ
て入力部材(36)を略垂直な入力軸(29)芯線回り
に正逆転させると共に、前記変速入力軸(33)の正逆
転によって略水平な左右方向の入力軸(33)芯線回り
に入力支点軸(35)及び入力部材(36)を回転させ
て前後方向に傾動させる。また、垂直方向の操向入力軸
(29)芯線と左右水平方向の変速入力軸(33)芯線
とが直角交叉する交点に自在継手(34)を取付け、操
向ハンドル(19)の操向入力軸(29)正逆転操作に
より操向入力軸(29)芯線回りに入力部材(36)と
入力連結体(37)を正逆転させる。
【0011】さらに、前記ステアリングコラム(21)
の下部前側に主変速軸(38)を回転自在に軸支させ、
左右方向に略水平に横架させる主変速軸(38)の左側
端をステアリングコラム(21)の左側外方に突設させ
ると共に、サイドコラム(22)下方の機台(3)に回
転自在に設ける中介軸(39)にロッド(40)を介し
て主変速軸(38)を連結させ、主変速レバー(24)
をレバー支点軸(41)回りに前後方向に揺動させる変
速操作によって主変速軸(38)を正逆転させる。ま
た、変速アーム(42)及びリンク(43)を介して変
速入力軸(33)に主変速軸(38)を連結させ、主変
速レバー(24)の主変速軸(38)正逆転操作により
前記入力部材(36)を変速入力軸(33)芯線回りに
前後に傾動させる。
【0012】さらに、筒軸形の操向出力軸(44)を前
記主変速軸(38)に回転自在に取付け、操向出力リン
ク(45)を操向出力軸(44)に固定させると共に、
操向ロッド(46)の上端部を前記入力連結体(37)
に自在継手(47)を介して連結させ、球関継手を介し
て操向ロッド(46)の下端部を操向出力リンク(4
5)に連結させ、走行進路を変更させる操向機構(4
8)を構成している。
【0013】さらに、前記操向出力軸(44)の上方で
該軸(44)と略平行に変速出力軸(49)をステアリ
ングコラム(21)内部に回転自在に軸支させ、変速出
力リンク(50)を変速出力軸(49)に固定させると
共に、変速ロッド(51)の上端部を前記入力連結体
(37)に自在継手(52)を介して連結させ、球関継
手を介して変速ロッド(511)の下端部を変速出力リ
ンク(50)に連結させ、走行速度の変更並びに前後進
の切換を行う変速機構(53)を構成している。
【0014】さらに、互に回転自在な二重軸構造の内側
の操向操作軸(54)並びに外側の変速操作軸(55)
をステアリングコラム(21)の下部後側で左右幅中央
に回転自在に取付けるもので、長さ調節自在な球関継手
軸(56)及び変速リンク(57)(58)を介して前
記変速出力軸(49)に変速操作軸(55)上端部を連
結させると共に、長さ調節自在な球関継手軸(59)及
び操向リンク(60)(61)を介して前記操向出力軸
(44)に操向操作軸(54)上端部を連結させる。
【0015】また、前記各操作軸(54)(55)は同
一軸芯上に略垂直にステアリングコラム(21)底部に
立設させ、各操作軸(54)(55)上端部をステアリ
ングコラム(21)内部に延設させて各出力軸(44)
(49)に連結させると共に、ステアリングコラム(2
1)底面下方に各操作軸(54)(55)下端部を突設
させ、前記運転台(20)の作業者搭乗ステップ下面側
に各操作軸(54)(55)下端側を延設させるもの
で、車速リンク(62)を介して前記変速操作軸(5
5)下端部に車速ロッド(63)を連結させると共に、
旋回リンク(64)を介して操向操作軸(54)下端部
に旋回ロッド(65)を連結させる。
【0016】さらに、図7乃至図21に示す如く、前記
ミッションケース(23)の左側上部に油圧ユニットケ
ース(66)を着脱自在に固定させ、油圧無段変速構造
の変速ポンプ(67)及びモータ(68)並びに操向ポ
ンプ(69)及びモータ(70)を前記ケース(66)
に内設させ、変速ポンプ(67)のポンプ軸(71)を
スプライン嵌合によって連結させるミッションケース
(23)の入力1軸(72)に入力プーリ(73)(7
4)及び入力ベルト(75)を介してエンジン(21)
の出力軸(76)を連結させると共に、操向ポンプ(6
9)のポンプ軸(77)をスプライン嵌合によって連結
させるミッションケース(23)の入力2軸(78)に
油圧ギヤポンプ(79)を連結させ、かつ入力1軸(7
2)と入力2軸(78)をギヤ(80)(81)(8
2)連結させ、エンジン(21)駆動力によって各ポン
プ(67)(69)(79)を作動させる。
【0017】また、変速モータ(68)のモータ軸(8
3)をミッションケース(23)の出力3軸(84)に
スプライン嵌合によって連結させ、操向モータ(70)
のモータ軸(85)を出力4軸(86)にスプライン嵌
合によって連結させると共に、油圧回路を形成する油路
ベース(87)を介してミッションケース(23)側面
に接合させる前記ケース(66)の取付面(88)にお
いて、図8のように、前記ポンプ軸(71)(77)及
びモータ軸(83)(85)の突出長さを異ならせ、各
軸(71)(77)(83)(85)の長いものから順
に対向する軸(72)(78)(84)(86)にスプ
ライン嵌合によって連結させ、前記ケース(66)の組
立作業を行う。
【0018】さらに、前記走行クローラ(2)を駆動す
るスプロケット(89)を車軸(90)に固定させ、左
右車軸ケース(91)を介して左右車軸(90)をミッ
ションケース(23)に軸支させ、左右車軸(90)の
間で同一軸芯上に変速ファイナル軸(92)を設けると
共に、副変速レバー(25)によって切換える高低副変
速ギヤ(93)(94)機構を介して連結させる副変速
入力軸(95)及び出力軸(96)を設け、各軸(9
5)(96)を介して前記出力3軸(84)にファイナ
ル軸(92)を連結させ、左右遊星ギヤ機構(97)を
介して走行変速出力を左右走行クローラ(2)に伝えて
前進または後進駆動するもので、前記出力3軸(84)
と副変速入力軸(95)を主変速出力ギヤ(98)によ
って連結させ、前記副変速出力軸(96)と変速ファイ
ナル軸(92)を変速ファイナルギヤ(99)によって
連結させると共に、前記副変速出力軸(96)に駐車ブ
レーキ(100)を設け、該ブレーキ(100)操作に
よって左右走行クローラ(2)を制動する。
【0019】また、前記遊星ギヤ機構(97)は、前記
変速ファイナル軸(92)に固定させるサンギヤ(10
1)と、前記車軸(90)に遊転軸支させるリングギヤ
(102)と、前記車軸(90)に固定させるキャリヤ
(103)と、前記サンギヤ(101)とリングギヤ
(102)の内側ギヤ(104)に噛合させる3つの遊
星ギヤ(105)を備えると共に、前記ファイナル軸
(92)端部をキャリヤ(103)に回転自在に軸支さ
せ、また前記キャリヤ(103)に一端側を圧入固定さ
せるピニオン軸(106)に遊星ギヤ(105)を遊転
軸支させる。
【0020】また、前記副変速入力及び出力軸(95)
(96)に旋回ギヤ(107)(108)を遊転軸支さ
せ、前記出力4軸(86)に前記入力軸(95)上の旋
回ギヤ(107)をギヤ(109)連結させると共に、
旋回用の左右ギヤ(110)(111)を固定する旋回
ファイナル軸(112)に前記出力軸(96)上の旋回
ギヤ(108)をギヤ(113)連結させ、左ギヤ(1
10)を前記の左側のリングギヤ(102)の外側ギヤ
(114)に逆転ギヤ(115)を介して連結させる一
方、右ギヤ(111)を前記の右側のリングギヤ(10
2)の外側ギヤ(114)に噛合させ、左右遊星ギヤ機
構(97)を介して操向出力を左右走行クローラ(2)
に伝えて左または右旋回駆動する。
【0021】上記のように、油圧無段変速構造の変速ポ
ンプ(67)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)
及びモータ(70)をミッションケース(23)に取付
けるクローラ走行車において、旋回伝動機構である旋回
ギヤ(108)を設ける固定軸、並びに走行変速駆動力
を伝える変速駆動軸、並びに走行クローラ(2)を制動
する駐車ブレーキ軸として、ミッションケース(23)
内の同一の伝動軸である副変速出力軸(96)を共用
し、3本の軸の機能を1本の前記副変速出力軸(96)
にもたせ、ミッションケース(23)及び伝動構造のコ
ンパクト化及び製造コスト低減などを図ると共に、変速
モータ(68)出力を伝えるギヤ機構である副変速ギヤ
(93)(94)と操向モータ(70)出力を伝えるギ
ヤ機構である旋回ギヤ(107)(108)をミッショ
ンケース(23)内の伝動軸である副変速入出力軸(9
5)(96)を共用して設け、左右走行クローラ(2)
を駆動する直進系列と旋回系列の取付け軸本数を削減
し、左右走行クローラ(2)駆動構造のコンパクト化及
び簡略化並びにミッションケース(23)の小型軽量化
及び製造コスト低減などを図る。
【0022】さらに、図9に示す如く、前記昇降シリン
ダ(11)を作動制御する昇降バルブ(116)に前記
ギヤポンプ(79)を油圧接続させ、油タンクを兼用す
るミッションケース(23)内の作動油をサクションフ
ィルタ(117)を介してギヤポンプ(79)が吸入
し、昇降シリンダ(11)に供給されるギヤポンプ(7
9)のPTO油圧によって刈取部(8)を上昇させる一
方、前記各ポンプ(67)(69)とモータ(68)
(70)をメイン油路(118)(119)によって油
圧接続させ、前記メイン油路(118)(119)に作
動油を補給するチャージ油路(120)(121)を設
け、該チャージ油路(120)(121)に前記昇降バ
ルブ(116)のタンクポートを介してギヤポンプ(7
9)を油圧接続させ、メイン回路(118)(119)
にチャージ油をギヤポンプ(79)から供給させる。
【0023】上記のように、作業部である刈取部(8)
昇降用の油圧バルブである昇降バルブ(116)のドレ
ン背圧を利用して変速及び操向ポンプ(67)(69)
及びモータ(68)(70)のチャージ油圧を形成する
もので、変速及び操向ポンプ(67)(69)及びモー
タ(68)(70)のチャージ油圧を刈取部(8)昇降
用の昇降バルブ(116)のタンクポートから供給さ
せ、刈取部(8)昇降用として設けるギヤポンプ(2
3)などを兼用して各ポンプ(67)(69)及びモー
タ(68)(70)にチャージ油圧を供給し、ミッショ
ンケース(23)に設ける油圧構造の簡略化及び製造コ
スト低減などを図ると共に、変速及び操向ポンプ(6
7)(69)及びモータ(68)(70)のチャージ油
圧よりも刈取部(8)上昇用チェック弁(116a)の
作動圧を大きく設定し、前記ポンプ(67)(69)及
びモータ(68)(70)のチャージ油圧よりも前記チ
ェック弁(116a)の作動圧が小さい場合、刈取部
(8)の昇降シリンダ(11)を開放させた状態下でエ
ンジン(23)を始動させることにより、チャージ油圧
によって昇降シリンダ(11)を伸長動作させる不具合
があるが、前記チャージ油圧よりもチェック弁(116
a)作動圧を大きくすることによって前記不具合を解消
し、刈取部(8)の昇降または脱着など取扱い操作の簡
略化を図る。
【0024】さらに、図10乃至図16に示す如く、斜
板角変更によって出力制御する前記変速ポンプ(67)
の制御軸(122)をミッションケース(23)前面側
に突出させ、制御軸(122)に固定させる直進アーム
(123)に前記車速ロッド(63)を連結させ、主変
速レバー(24)操作によって変速ポンプ(67)を増
減速及び正逆転出力制御し、左右走行クローラ(2)を
同一方向に同一回転数で駆動し、前進または後進させる
と共に、直進状態下の操向ハンドル(19)操作によっ
て変速ポンプ(67)を減速出力制御し、ハンドル(1
9)の切角(旋回半径)に比例して変速モータ(68)
の回転数(車速)を変更させて減速させる。
【0025】また、斜板角変更によって出力制御する前
記操向ポンプ(69)の制御軸(124)をミッション
ケース(23)後面側に突出させると共に、前後方向に
延設させる軸受筒(125)をミッションケース(2
3)上面に固定させ、軸受筒(125)に旋回軸(12
6)中間を回転自在に内挿させ、前後方向に延出する旋
回軸(126)後端にアーム(127)(128)及び
リンク(129)を介して前記制御軸(124)を連結
させる。また、前記旋回軸(126)前端に旋回アーム
(130)を固定させると共に、操向ハンドル(19)
切角に対して左右走行クローラ(2)旋回半径を敏感ま
たは鈍感に変化させる旋回フィーリング部材(131)
を旋回アーム(130)に設け、旋回フィーリング部材
(131)を介して旋回アーム(130)に前記旋回ロ
ッド(65)を連結させるもので、平板形の旋回フィー
リング部材(131)を旋回アーム(130)に位置変
更自在にボルト(132)止め固定させ、旋回フィーリ
ング部材(131)に固定させる回り止め用ピン(13
3)を旋回アーム(130)に貫通させ、前記ピン(1
33)に旋回ロッド(65)を連結させ、前記旋回軸
(126)を中心とする旋回ロッド(65)連結長さを
切換え、操向ハンドル(19)切角に対する操向ポンプ
(69)制御量を変化させ、旋回フィーリングを変更さ
せる。
【0026】また、直進状態下の操向ハンドル(19)
操作によって操向ポンプ(69)を増減速及び正逆転出
力制御し、左右走行クローラ(2)を逆方向に同一回転
数で駆動し、左右走行クローラ(2)を同一方向に回転
させ乍ら左または右旋回させるブレーキターン、または
旋回内側走行クローラ(2)を逆転させて左または右旋
回させるスピンターンを行うと共に、主変速レバー(2
4)操作によって変速ポンプ(67)出力に比例させて
操向ポンプ(69)を増減速出力制御し、主変速レバー
(24)操作による車速変更時、旋回外側走行クローラ
(2)と旋回内側走行クローラ(2)の速度比を略一定
に保ち、四輪自動車のアクセルペダル操作と同様に、旋
回半径を略一定に保った状態で車速(機体中心速度)を
変更させる。
【0027】上記のように、油圧無段変速構造の変速ポ
ンプ(67)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)
及びモータ(70)をミッションケース(23)に取付
けるクローラ走行車において、操向モータ(70)出力
を変更させる旋回アーム(130)の連結長さを変更自
在に構成し、旋回アーム(130)の連結長さ変更によ
って操向ハンドル(19)操作量に対する操向モータ
(70)の操向出力量を変化させ、作業場所または作業
者などの運転状況に応じて敏感乃至鈍感な旋回フィーリ
ングを得られ、運転操作性の向上並びに作業能率の向上
などを図るもので、旋回アーム(130)に連結長さ変
更部材である旋回フィーリング部材(131)を位置調
節自在に取付けて旋回アーム(130)の連結長さを変
更させ、操向ハンドル(19)の旋回フィーリング切換
え構造を前記旋回フィーリング部材(131)の取付に
よって得られ、旋回フィーリング切換え構造の簡略化並
びに切換え機能の向上などを図る。
【0028】また、変速モータ(68)出力を制御する
変速制御軸(122)と、操向モータ(70)出力を制
御する操向制御軸(124)を、ミッションケース(2
3)の対向する側面に突設させると共に、変速制御軸
(122)に連結させる直進アーム(123)と、操向
制御軸(124)に連結させる旋回アーム(130)
を、ミッションケース(23)の同一側面に設け、変速
及び操向ポンプ(67)(69)及びモータ(68)
(70)をミッションケース(23)一側に設けて他側
に入力プーリ(74)を設置させ、前記各ポンプ(6
7)(69)及びモータ(68)(70)を機能的にコ
ンパクトに配置させると共に、操向ハンドル(19)及
び変速レバー(24)に対する変速及び操向制御軸(1
22)(124)の連結構造の簡略化及び組立作業性の
向上などを図る。
【0029】また、操向ハンドル(19)及び主変速レ
バー(24)の両方の操作を伝える車速操作ファイナル
部材である車速ロッド(63)と操向操作ファイナル部
材である旋回ロッド(65)を設け、車速ロッド(6
3)に直進アーム(123)を連結させ、旋回ロッド
(65)に旋回アーム(130)を連結させ、前記車速
ロッド(63)及び旋回ロッド(65)と直進及び旋回
アーム(123)(130)の連結並びに調整作業をミ
ッションケース(23)の前面側(同一側面)で行え、
組立作業の簡略化並びにメンテナンス等の取扱い操作性
の向上などを図れるもので、前記各ポンプ(67)(6
9)及びモータ(68)(70)を一体的に内設させる
油圧ユニットケース(87)の前後面に変速及び操向制
御軸(122)(124)を振分けて突設させ、車軸
(90)に直交させる旋回軸(126)をミッションケ
ース(23)上面に回転自在に軸支させ、操向制御軸
(124)に後端を連結させる前記旋回軸(126)前
端に旋回アーム(130)を固定させ、ミッションケー
ス(23)前面側で直進アーム(123)及び旋回アー
ム(130)を近接させて配置させ、前記ロッド(6
3)(65)との連結構造を簡略化し、かつ刈取部
(8)を取外した状態下での組立及び保守作業を容易に
行わせ、取扱い操作性の向上を図る。
【0030】さらに、図10、図14に示す如く、前記
副変速ギヤ(93)(94)を低速及び中立及び高速に
切換えるシフト軸(134)をミッションケース(2
3)前面側に突出させ、シフト軸(134)に副変速ア
ーム(135)を固定させ、副変速レバー(25)に副
変速ロッド(136)を介して副変速アーム(135)
を連結させるもので、前記車速ロッド(63)及び旋回
ロッド(65)及び副変速ロッド(136)の連結操作
をミッションケース(23)前側で行う。
【0031】さらに、図12、図14に示す如く、走行
変速用の変速ポンプ(67)及び変速モータ(68)と
操向用の操向ポンプ(69)及び操向モータ(70)を
ミッションケース(23)に取付けるクローラ走行車に
おいて、前記各ポンプ(67)(69)を駆動する入力
プーリ(74)とミッションケース(23)の間にギヤ
ポンプ(79)設置スペースを形成し、変速ポンプ(6
7)のポンプ軸(71)上に入力プーリ(74)を設
け、操向ポンプ(69)のポンプ軸(77)上にギヤポ
ンプ(79)を設け、入力プーリ(74)の入力ベルト
(75)張設方向並びにギヤポンプ(79)設置位置が
互に制限されることがなく、入力ベルト(75)とミッ
ションケース(23)の間にギヤポンプ(79)を設置
でき、入力プーリ(74)とギヤポンプ(79)をミッ
ションケース(23)の同一側面で近接させてコンパク
トに配置させ、伝動構造の小型軽量化並びに簡略化など
を図る。
【0032】また、図8、図17、図19に示す如く、
油圧ユニットケース(66)に内設させる前記各ポンプ
(67)(69)のポンプ軸(71)(77)並びにモ
ータ(68)(70)のモータ軸(83)(85)の各
々の前記ケース(66)からの突出長さを異ならせ、ポ
ンプ軸(71)(77)及びモータ軸(83)(85)
を長いものから順にスプライン嵌合させてミッションケ
ース(23)に油圧ユニットケース(66)を合体さ
せ、組立作業の簡略化などを図る。また、六角頭部付き
のプラグ(137)を油圧ユニットケース(66)に回
転自在に挿入して各ポンプ軸(71)(77)及びモー
タ軸(83)(85)に螺着固定させ、プラグ(13
7)の六角頭部にスパナを係合させて回転させることに
より、各ポンプ軸(71)(77)及びモータ軸(8
3)(85)が回転し、各軸(71)(77)(83)
(85)のスプライン溝を対向する各軸(72)(7
8)(84)(86)のスプライン溝に一致させる操作
が行えるもので、前記各ポンプ(67)(69)及びモ
ータ(68)(70)を内設させる油圧ユニットケース
(66)のミッションケース(23)取付面と反対の側
面から各ポンプ(67)(69)のポンプ軸(71)
(77)または各モータ(68)(70)のモータ軸
(83)(85)を手動回転自在に取付け、前記プラグ
(137)操作によって各軸(71)(77)(83)
(85)を回転させてスプライン溝を調節でき、各ポン
プ軸(71)(77)または各モータ軸(83)(8
5)のスプライン嵌合操作を容易に行え、ミッションケ
ース(23)に油圧ユニットケース(66)を合体させ
る組立作業の簡略化などを図る。
【0033】さらに、図7に示す如く、変速用または操
向用ポンプ(67)(69)の一方のポンプ軸(71)
にエンジン(21)駆動力を伝え、前記各ポンプ(6
7)(69)の各ポンプ軸(71)(77)をギヤ(8
0)(81)(82)連結させ、前記各ポンプ(67)
(69)にエンジン(21)駆動力をベルト伝達させる
従来に比べ、ミッションケース(23)上部に各ポンプ
(67)(69)をコンパクトに設置し、前記各ポンプ
(67)(69)及びモータ(68)(70)の取付構
造の簡略化及び小型化などを図ると共に、ギヤ(82)
を介してエンジン(21)駆動力を伝える操向ポンプ
(69)のポンプ軸(77)にギヤポンプ(79)を連
結させ、一方の変速ポンプ(67)のポンプ軸(71)
に入力プーリ(74)を設けてエンジン(21)駆動力
をベルト(75)伝達させ、もう一方の操向ポンプ(6
9)のポンプ軸(77)を介してギヤポンプ(79)を
駆動し、入力プーリ(749とギヤポンプ(79)をミ
ッションケース(23)の同一側面に近接させて設置で
き、PTO油圧力を形成させるギヤポンプ(79)の駆
動構造及び取付構造の簡略化及び小型化を図る。
【0034】また、図21に示す如く、変速用及び操向
用駆動力を左右走行クローラ(2)に伝えるミッション
ケース(23)内部の遊星ギヤ機構(97)のキャリヤ
(103)にピニオン軸(106)の一端側を圧入固定
させ、遊星ギヤ(105)を遊転軸支させる前記ピニオ
ン軸(106)の他端側を変速ファイナルギヤ(99)
の側面に対設させ、キャリヤ(103)からピニオン軸
(106)が脱落する前にピニオン軸(106)が変速
ファイナルギヤ(99)側面に当接し、ピニオン軸(1
06)の抜出を防ぐように構成し、圧入による簡単な固
定構造のピニオン軸(106)が抜出しても、ピニオン
軸(106)の脱落が変速ファイナルギヤ(99)によ
って阻止され、ピニオン軸(106)抜出によるミッシ
ョンケース(23)内部の損傷を防止できると共に、
【0035】また、変速用及び操向用駆動力を左右走行
クローラ(2)に伝えるミッションケース(23)内部
の遊星ギヤ機構(97)の内側ギヤ(104)と上手側
の伝達ギヤである副変速ギヤ(94)と旋回ギヤ(10
8)を側面視重複させ、遊星ギヤ機構(97)及び副変
速ギヤ(94)及び旋回ギヤ(108)の設置に必要な
スペースを小さくしてミッションケース(23)の小型
化及び軽量化などを図る。
【0036】また、図13に示す如く、変速用及び操向
用駆動力を左右走行クローラ(2)に伝えるミッション
ケース(23)内部の遊星ギヤ機構(97)を挾んで旋
回用ギヤである左右ギヤ(110)(111)機構とサ
クションフィルタ(117)を対向位置に配設させ、ミ
ッションケース(23)前側のリングギヤ(102)周
面に副変速出力軸(96)及び旋回ファイナル軸(11
2)を設け、ミッションケース(23)後側のリングギ
ヤ(102)周面にサクションフィルタ(117)を近
接させて設け、サクションフィルタ(117)を内設さ
せるミッションケース(23)外形をコンパクトに形成
し、かつ外装タイプに比べてサクションフィルタ(11
7)の損傷防止並びに構成部品数減少によるコスト低減
などを図る。
【0037】また、図7、図13、図22に示す如く、
旋回伝動機構である旋回ギヤ(107)(108)用及
び直進伝動機構である副変速ギヤ(93)(94)用と
して共用するミッションケース(23)内の伝動軸であ
る副変速入出力軸(95)(96)の軸芯を通過する直
線(A)を中心とする対称位置に変速モータ軸(83)
と操向モータ軸(85)を配設させ、エンジン(21)
またはミッションケース(23)の配置など機体構造に
対処して変速及び操向の各モータ軸(83)(85)を
互に入れ換える仕様変更を容易に行えるように構成し、
異機種にミッションケース(23)を共用して製造コス
ト低減などを図ると共に、変速モータ軸(83)の略直
上に変速ポンプ軸(71)を設け、操向モータ軸(8
5)の略直上に操向ポンプ軸(77)を設け、変速ポン
プ(67)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)及
びモータ(70)を水平方向に並設させ、ミッションケ
ース(23)の側面を利用して入力プーリ(74)及び
ベルト(75)と反対側にコンパクトに設置し、ミッシ
ョンケース(23)の外形構造の簡略化及びコンパクト
化などを図る。
【0038】また、旋回及び直進伝動に共用する伝動軸
を形成する副変速出力軸(96)を側面視で車軸(9
0)の略直上に設け、また旋回及び直進伝動に共用する
伝動軸を形成する副変速入力軸(95)を側面視で副変
速出力軸(96)の略直上に設け、前記各軸(90)
(95)(96)の中心を結ぶ直線(A)の上方延長上
の対称位置に変速モータ軸(83)と操向モータ軸(8
5)を配設させ、変速及び操向モータ軸(83)(8
5)から車軸(90)に至る伝動構造の簡略化及びコン
パクト化を行い、ミッションケース(23)の小型軽量
化を図る。
【0039】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、油圧無段変速構造の変速ポンプ(67)及びモータ
(68)と操向ポンプ(69)及びモータ(70)をミ
ッションケース(23)に取付けるクローラ走行車にお
いて、旋回伝動機構(108)を設ける固定軸、並びに
走行変速駆動力を伝える変速駆動軸、並びに走行クロー
ラ(2)を制動する駐車ブレーキ軸として、ミッション
ケース(23)内の同一の伝動軸(96)を共用したも
ので、3本の軸の機能を1本の前記伝動軸(96)にも
たせ、ミッションケース(23)及び伝動構造のコンパ
クト化及び製造コスト低減などを容易に図ることができ
るものである。
【0040】また、旋回伝動機構(107)(108)
用及び直進伝動機構(93)(94)用として共用する
ミッションケース(23)内の伝動軸(95)(96)
を中心とする対称位置に変速モータ軸(83)と操向モ
ータ軸(85)を配設させたもので、エンジン(21)
またはミッションケース(23)の配置など機体構造に
対処して変速及び操向の各モータ軸(83)(85)を
互に入れ換える仕様変更を容易に行うことができ、異機
種にミッションケース(23)を共用して製造コスト低
減などを容易に図ることができるものである。
【0041】また、変速モータ軸(83)の略直上に変
速ポンプ軸(71)を設け、操向モータ軸(85)の略
直上に操向ポンプ軸(77)を設けたもので、変速ポン
プ(67)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)及
びモータ(70)を水平方向に並設させ、ミッションケ
ース(23)の側面を利用して入力プーリ(74)及び
ベルト(75)と反対側にコンパクトに設置でき、ミッ
ションケース(23)の外形構造の簡略化及びコンパク
ト化などを容易に図ることができるものである。
【0042】また、旋回及び直進伝動に共用する伝動軸
を形成する副変速出力軸(96)を側面視で車軸(9
0)の略直上に設け、また旋回及び直進伝動に共用する
伝動軸を形成する副変速入力軸(95)を側面視で副変
速出力軸(96)の略直上に設け、前記各軸(90)
(95)(96)の中心を結ぶ直線の上方延長上の対称
位置に変速モータ軸(83)と操向モータ軸(85)を
配設させたもので、変速及び操向モータ軸(83)(8
5)から車軸(90)に至る伝動構造の簡略化及びコン
パクト化を容易に行うことができ、ミッションケース
(23)の小型軽量化を容易に図ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】走行変速及び操向操作部の説明斜視図。
【図4】ステアリングコラムの側面図。
【図5】同正面図。
【図6】同部分平面図。
【図7】ミッション駆動系統図。
【図8】同部分図。
【図9】変速及び操向油圧回路図。
【図10】ミッションケースの正面図。
【図11】同左側面図。
【図12】同右側面図。
【図13】ミッションケースのギヤ配列説明図。
【図14】ミッションケースの平面図。
【図15】同部分図。
【図16】ミッションケースの背面図。
【図17】変速ギヤ配列の断面図。
【図18】操向ギヤ配列の断面図。
【図19】図17の入力側拡大図。
【図20】図18の部分拡大図。
【図21】図17の出力側拡大図。
【図22】ミッションケースのギヤ配列説明図。
【符号の説明】
(2) 走行クローラ (23) ミッションケース (67) 変速ポンプ (68) 変速モータ (69) 操向ポンプ (70) 操向モータ (71) 変速ポンプ軸 (77) 操向ポンプ軸 (83) 変速モータ軸 (85) 操向モータ軸 (90) 車軸 (93)(94) 副変速ギヤ(ギヤ機構) (95) 副変速入力軸(伝動軸) (96) 副変速出力軸(伝動軸) (107)(108) 旋回ギヤ(ギヤ機構)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧無段変速構造の変速ポンプ及びモー
    タと操向ポンプ及びモータをミッションケースに取付け
    るクローラ走行車において、旋回伝動機構を設ける固定
    軸、並びに走行変速駆動力を伝える変速駆動軸、並びに
    走行クローラを制動する駐車ブレーキ軸として、ミッシ
    ョンケース内の同一の伝動軸を共用したことを特徴とす
    るクローラ走行車。
  2. 【請求項2】 旋回伝動機構用及び直進伝動機構用とし
    て共用するミッションケース内の伝動軸を中心とする対
    称位置に変速モータ軸と操向モータ軸を配設させたこと
    を特徴とする請求項1に記載のクローラ走行車。
  3. 【請求項3】 変速モータ軸の略直上に変速ポンプ軸を
    設け、操向モータ軸の略直上に操向ポンプ軸を設けたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のクローラ走行車。
  4. 【請求項4】 旋回及び直進伝動に共用する伝動軸を形
    成する副変速出力軸を側面視で車軸の略直上に設け、ま
    た旋回及び直進伝動に共用する伝動軸を形成する副変速
    入力軸を側面視で副変速出力軸の略直上に設け、前記各
    軸の中心を結ぶ直線の上方延長上の対称位置に変速モー
    タ軸と操向モータ軸を配設させたことを特徴とする請求
    項2に記載のクローラ走行車。
JP2000071719A 2000-03-15 2000-03-15 クローラ走行車 Expired - Fee Related JP4520572B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071719A JP4520572B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 クローラ走行車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071719A JP4520572B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 クローラ走行車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001260934A true JP2001260934A (ja) 2001-09-26
JP4520572B2 JP4520572B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=18590251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000071719A Expired - Fee Related JP4520572B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 クローラ走行車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4520572B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63181583U (ja) * 1987-05-18 1988-11-24
JPH08310434A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 作業車両の走行装置
JPH10194154A (ja) * 1997-01-13 1998-07-28 Seirei Ind Co Ltd 農作業機の旋回装置
JPH1134907A (ja) * 1997-07-16 1999-02-09 Kubota Corp 作業機の操向装置
JP2000009206A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Seirei Ind Co Ltd 走行駆動装置
JP2000062638A (ja) * 1998-08-21 2000-02-29 Seirei Ind Co Ltd 作業車

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63181583U (ja) * 1987-05-18 1988-11-24
JPH08310434A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd 作業車両の走行装置
JPH10194154A (ja) * 1997-01-13 1998-07-28 Seirei Ind Co Ltd 農作業機の旋回装置
JPH1134907A (ja) * 1997-07-16 1999-02-09 Kubota Corp 作業機の操向装置
JP2000009206A (ja) * 1998-06-19 2000-01-11 Seirei Ind Co Ltd 走行駆動装置
JP2000062638A (ja) * 1998-08-21 2000-02-29 Seirei Ind Co Ltd 作業車

Also Published As

Publication number Publication date
JP4520572B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7204779B2 (en) Hydraulic steering transaxle and hydraulic driving vehicle
US7588103B2 (en) Hydrostatic transaxle and hydraulically driven vehicle
JP4782317B2 (ja) トラクタ
JP2007283986A (ja) 油圧式車軸駆動装置
JP4131816B2 (ja) 走行車の駆動装置
EP1745972B1 (en) Tractor
JP2004114750A (ja) 作業車
JP2001260932A (ja) クローラ走行車
JP4520572B2 (ja) クローラ走行車
JP4520576B2 (ja) クローラ走行車
JP2004251399A (ja) 作業車の無段変速装置
JP4444436B2 (ja) クローラ走行車
JP2001253259A (ja) クローラ走行車
JP5070250B2 (ja) クローラ走行車
JP2001253361A (ja) クローラ走行車
JP2001277898A (ja) クローラ走行車
JP4761317B2 (ja) 作業車輌
JP2001277897A (ja) クローラ走行車
JP2003002228A (ja) トラクタ
KR100576140B1 (ko) 트랙터
JP2007290705A (ja) 作業車輌
JP2002307961A (ja) 作業車
JP2004251400A (ja) 作業車の無段変速装置
JP2002337560A (ja) 田植機
JP2000053032A (ja) トラクタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040610

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040810

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20041019

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061221

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070814

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100521

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees