JP2001277897A - クローラ走行車 - Google Patents

クローラ走行車

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JP2001277897A
JP2001277897A JP2000093067A JP2000093067A JP2001277897A JP 2001277897 A JP2001277897 A JP 2001277897A JP 2000093067 A JP2000093067 A JP 2000093067A JP 2000093067 A JP2000093067 A JP 2000093067A JP 2001277897 A JP2001277897 A JP 2001277897A
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JP
Japan
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motor
output
transmission
pump
shaft
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Pending
Application number
JP2000093067A
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English (en)
Inventor
Shigemi Hidaka
茂實 日高
Yuichi Niifuku
勇一 新福
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/437Pump capacity control by mechanical control means, e.g. by levers or pedals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)によって形成する変速構造の小型化並びに製造コス
トの低減、並びにエンジン(21)の小型化並びに走行
伝動構造の簡略化などを図る。 【解決手段】 油圧無段変速構造の変速ポンプ(6
7)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)及びモー
タ(70)をミッションケース(23)に取付けるクロ
ーラ走行車において、エンジン(21)出力を変速モー
タ(68)出力側に直接伝達させる出力ロック機構(1
38)を設け、手動操作または自動制御の一方または両
方によって出力ロック機構(138)を作動させるよう
に構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば圃場の穀稈を
連続的に刈取って脱穀するコンバインまたは耕耘トラク
タまたは圃場管理車などのクローラ走行車に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、左右走行クロー
ラを同一方向に駆動する油圧無段変速構造の変速ポンプ
及びモータと、左右走行クローラを逆方向に駆動する油
圧無段変速構造の操向ポンプ及びモータを、遊星ギヤ機
構を介して走行クローラに駆動力を伝えるミッションケ
ースに取付けると共に、操向ハンドル及び変速レバー操
作によって変速及び操向の各ポンプ及びモータ出力を制
御し、左右走行クローラの両方に駆動力を伝え乍ら前後
進及び旋回走行させる技術がある。しかし乍ら、前記従
来技術は、前記変速ポンプ及びモータの出力を最大にす
ることによって油圧動力損失が大きくなり易く、変速ポ
ンプ及びモータによって形成する変速構造の小型化並び
に製造コストの低減などを容易に行い得ないと共に、走
行クローラを駆動するエンジン出力が無駄に消費された
り、エンジンを大型化して走行クローラ駆動力を確保す
る必要があり、エンジンの小型化並びに走行伝動構造の
簡略化などを容易に行い得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、油圧
無段変速構造の変速ポンプ及びモータと操向ポンプ及び
モータをミッションケースに取付けるクローラ走行車に
おいて、エンジン出力を変速モータ出力側に直接伝達さ
せる出力ロック機構を設け、手動操作または自動制御の
一方または両方によって出力ロック機構を作動させるよ
うに構成したもので、変速ポンプ及びモータの動力損失
が大きくなる高回転出力での走行クローラ駆動を中止し
得、エンジン出力による走行クローラ駆動効率を容易に
向上させ得、変速ポンプ及びモータによって形成する変
速構造の小型化並びに製造コストの低減などを容易に図
り得、またエンジンの小型化並びに走行伝動構造の簡略
化などを容易に図り得ると共に、作業者の判断によって
出力ロック機構を手動操作して走行クローラの走行力を
容易に確保し得、また出力ロック機構の自動制御によっ
て出力ロック機構動作の適正化及び取扱い操作性の向上
などを容易に図り得るものである。
【0004】また、変速ポンプ及びモータの最大出力の
直前で出力ロック機構を作動させるように構成したもの
で、変速ポンプ及びモータの動力損失が大きい状態で走
行クローラが駆動される不具合をなくし得、エンジン出
力を最大限活用して効率良く走行クローラを駆動し得る
ものである。
【0005】また、変速ポンプ及びモータが最大出力に
なったときに出力ロック機構を作動させるように構成し
たもので、変速ポンプ及びモータの動力損失が大きい状
態で走行クローラが駆動される不具合をなくし得、エン
ジン出力を最大限活用して効率良く走行クローラを駆動
し得るものである。
【0006】また、変速ポンプ及びモータの油圧回路を
アンロードする開放機構を設けたもので、出力ロック機
構を作動させたときに変速ポンプ及びモータの油圧力を
開放機構によってなくし得、変速ポンプ及びモータの駆
動によるエンジンの動力損失をなくして効率良く走行ク
ローラを駆動し得るものである。
【0007】また、変速ポンプまたはモータの回転数変
化を検出するロックセンサを設けたもので、変速ポンプ
及びモータの動力損失が大きくなったときにロックセン
サの検出によって出力ロック機構を自動的に作動し得、
エンジン及び変速伝動構造の小型化並びに走行クローラ
駆動効率の向上などを容易に図り得るものである。
【0008】また、出力ロック機構を油圧多板クラッチ
を用いて形成したもので、油圧多板クラッチの動力継断
によって切換え時の衝撃を容易に低減し得、走行クロー
ラの駆動力を滑らかに変更し得、作業者に不快感を与え
ることなく走行出力の向上を図り得るものである。
【0009】また、変速ポンプ及びモータのチャージ油
圧を利用して油圧多板クラッチを作動させるように構成
したもので、油圧多板クラッチを作動させるための油圧
ポンプを特別に設ける必要がなく、油圧構造の簡略化及
び小型軽量化並びに製造コストの低減などを容易に図り
得るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同平面図であり、図中(1)は左右一対の走行クロー
ラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記ト
ラックフレーム(1)に架設する機台、(4)はフィー
ドチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)及び処理胴
(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃(9)及び
穀稈搬送機構(10)などを備える刈取部、(11)は
刈取フレーム(12)を介して刈取部(8)を昇降させ
る油圧昇降シリンダ、(13)は排藁チェン(14)終
端を臨ませる排藁処理部、(15)は脱穀部(4)から
の穀粒を揚穀筒(16)を介して搬入する穀物タンク、
(17)は前記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する
排出オーガ、(18)は丸形操向ハンドル(19)及び
運転席(20)などを備える運転台、(21)は運転席
(20)下方に設けるエンジンであり、連続的に穀稈を
刈取って脱穀するように構成している。
【0011】さらに、図2乃至図6に示す如く、前記運
転台(18)の前部上面にステアリングコラム(21)
を立設固定させ、ステアリングコラム(21)上面上方
側に操向ハンドル(19)を縦軸回りに回転自在に取付
けると共に、運転台(18)左側にサイドコラム(2
2)を設け、サイドコラム(22)下方にミッションケ
ース(23)を配設させ、主変速レバー(24)、副変
速レバー(25)、刈取クラッチレバー(26)、脱穀
クラッチレバー(27)を前記サイドコラム(22)に
取付ける。また、前記ステアリングコラム(21)は、
アルミニウム合金鋳物を成形加工して形成し、左右に分
割自在な2つ割れ構造で複数のボルトで締結して密閉の
箱形に形成している。
【0012】また、前記操向ハンドル(19)にハンド
ル軸(28)上端側を連結させ、ハンドル軸(28)を
ステアリングコラム(21)上部に回転自在に軸支させ
ると共に、ステアリングコラム(21)上部に操向入力
軸(29)上端部を回転自在に軸支させ、ハンドル軸
(28)のギヤ(30)と操向入力軸(29)のセクタ
ギヤ(31)を噛合させて各軸(28)(29)を連結
させ、ステアリングコラム(21)内部の略中央で上下
方向に操向入力軸(29)を延設させる。
【0013】さらに、前記ステアリングコラム(21)
の左側面で上下幅略中間に軸受部材(32)を着脱自在
に固定させ、変速入力軸(33)の一端部を軸受部材
(32)にベアリングを介して回転自在に片持ち支持さ
せ、変速入力軸(33)を左右方向に略水平に軸支させ
ると共に、操向入力軸(29)下端に自在継手(34)
を介して入力支点軸(35)上端側を連結させ、入力支
点軸(35)に入力部材(36)を固定させ、変速入力
軸(33)に入力部材(36)を回転自在に取付けると
共に、入力部材(36)に入力連結体(37)を着脱自
在に固定させ、また変速入力軸(33)にベアリングを
介して入力部材(36)を回転自在に軸支させ、入力部
材(36)を操向入力軸(29)中心に回転自在に支持
させるもので、前記操向入力軸(29)の正逆転によっ
て入力部材(36)を略垂直な入力軸(29)芯線回り
に正逆転させると共に、前記変速入力軸(33)の正逆
転によって略水平な左右方向の入力軸(33)芯線回り
に入力支点軸(35)及び入力部材(36)を回転させ
て前後方向に傾動させる。また、垂直方向の操向入力軸
(29)芯線と左右水平方向の変速入力軸(33)芯線
とが直角交叉する交点に自在継手(34)を取付け、操
向ハンドル(19)の操向入力軸(29)正逆転操作に
より操向入力軸(29)芯線回りに入力部材(36)と
入力連結体(37)を正逆転させる。
【0014】さらに、前記ステアリングコラム(21)
の下部前側に主変速軸(38)を回転自在に軸支させ、
左右方向に略水平に横架させる主変速軸(38)の左側
端をステアリングコラム(21)の左側外方に突設させ
ると共に、サイドコラム(22)下方の機台(3)に回
転自在に設ける中介軸(39)にロッド(40)を介し
て主変速軸(38)を連結させ、主変速レバー(24)
をレバー支点軸(41)回りに前後方向に揺動させる変
速操作によって主変速軸(38)を正逆転させる。ま
た、変速アーム(42)及びリンク(43)を介して変
速入力軸(33)に主変速軸(38)を連結させ、主変
速レバー(24)の主変速軸(38)正逆転操作により
前記入力部材(36)を変速入力軸(33)芯線回りに
前後に傾動させる。
【0015】さらに、筒軸形の操向出力軸(44)を前
記主変速軸(38)に回転自在に取付け、操向出力リン
ク(45)を操向出力軸(44)に固定させると共に、
操向ロッド(46)の上端部を前記入力連結体(37)
に自在継手(47)を介して連結させ、球関継手を介し
て操向ロッド(46)の下端部を操向出力リンク(4
5)に連結させ、走行進路を変更させる操向機構(4
8)を構成している。
【0016】さらに、前記操向出力軸(44)の上方で
該軸(44)と略平行に変速出力軸(49)をステアリ
ングコラム(21)内部に回転自在に軸支させ、変速出
力リンク(50)を変速出力軸(49)に固定させると
共に、変速ロッド(51)の上端部を前記入力連結体
(37)に自在継手(52)を介して連結させ、球関継
手を介して変速ロッド(511)の下端部を変速出力リ
ンク(50)に連結させ、走行速度の変更並びに前後進
の切換を行う変速機構(53)を構成している。
【0017】さらに、互に回転自在な二重軸構造の内側
の操向操作軸(54)並びに外側の変速操作軸(55)
をステアリングコラム(21)の下部後側で左右幅中央
に回転自在に取付けるもので、長さ調節自在な球関継手
軸(56)及び変速リンク(57)(58)を介して前
記変速出力軸(49)に変速操作軸(55)上端部を連
結させると共に、長さ調節自在な球関継手軸(59)及
び操向リンク(60)(61)を介して前記操向出力軸
(44)に操向操作軸(54)上端部を連結させる。
【0018】また、前記各操作軸(54)(55)は同
一軸芯上に略垂直にステアリングコラム(21)底部に
立設させ、各操作軸(54)(55)上端部をステアリ
ングコラム(21)内部に延設させて各出力軸(44)
(49)に連結させると共に、ステアリングコラム(2
1)底面下方に各操作軸(54)(55)下端部を突設
させ、前記運転台(20)の作業者搭乗ステップ下面側
に各操作軸(54)(55)下端側を延設させるもの
で、車速リンク(62)を介して前記変速操作軸(5
5)下端部に車速ロッド(63)を連結させると共に、
旋回リンク(64)を介して操向操作軸(54)下端部
に旋回ロッド(65)を連結させる。
【0019】さらに、図7乃至図13に示す如く、前記
ミッションケース(23)の左側上部に油圧ユニットケ
ース(66)を着脱自在に固定させ、油圧無段変速構造
の変速ポンプ(67)及びモータ(68)並びに操向ポ
ンプ(69)及びモータ(70)を前記ケース(66)
に内設させ、変速ポンプ(67)のポンプ軸(71)を
スプライン嵌合によって連結させるミッションケース
(23)の入力1軸(72)に入力プーリ(73)(7
4)及び入力ベルト(75)を介してエンジン(21)
の出力軸(76)を連結させると共に、操向ポンプ(6
9)のポンプ軸(77)をスプライン嵌合によって連結
させるミッションケース(23)の入力2軸(78)に
油圧ギヤポンプ(79)を連結させ、かつ入力1軸(7
2)と入力2軸(78)をギヤ(80)(81)(8
2)連結させ、エンジン(21)駆動力によって各ポン
プ(67)(69)(79)を作動させる。
【0020】また、変速モータ(68)のモータ軸(8
3)をミッションケース(23)の出力3軸(84)に
スプライン嵌合によって連結させ、操向モータ(70)
のモータ軸(85)を出力4軸(86)にスプライン嵌
合によって連結させると共に、油圧回路を形成する油路
ベース(87)を介してミッションケース(23)側面
に接合させる前記ケース(66)の取付面において、前
記ポンプ軸(71)(77)及びモータ軸(83)(8
5)の突出長さを異ならせ、各軸(71)(77)(8
3)(85)の長いものから順に対向する軸(72)
(78)(84)(86)にスプライン嵌合によって連
結させ、前記ケース(66)の組立作業を行う。
【0021】さらに、前記走行クローラ(2)を駆動す
るスプロケット(89)を車軸(90)に固定させ、左
右車軸ケース(91)を介して左右車軸(90)をミッ
ションケース(23)に軸支させ、左右車軸(90)の
間で同一軸芯上に変速ファイナル軸(92)を設けると
共に、副変速レバー(25)によって切換える高低副変
速ギヤ(93)(94)機構を介して連結させる副変速
入力軸(95)及び出力軸(96)を設け、各軸(9
5)(96)を介して前記出力3軸(84)にファイナ
ル軸(92)を連結させ、左右遊星ギヤ機構(97)を
介して走行変速出力を左右走行クローラ(2)に伝えて
前進または後進駆動するもので、前記出力3軸(84)
と副変速入力軸(95)を主変速出力ギヤ(98)によ
って連結させ、前記副変速出力軸(96)と変速ファイ
ナル軸(92)を変速ファイナルギヤ(99)によって
連結させると共に、前記副変速出力軸(96)に駐車ブ
レーキ(100)を設け、該ブレーキ(100)操作に
よって左右走行クローラ(2)を制動する。
【0022】また、前記遊星ギヤ機構(97)は、前記
変速ファイナル軸(92)に固定させるサンギヤ(10
1)と、前記車軸(90)に遊転軸支させるリングギヤ
(102)と、前記車軸(90)に固定させるキャリヤ
(103)と、前記サンギヤ(101)とリングギヤ
(102)の内側ギヤ(104)に噛合させる3つの遊
星ギヤ(105)を備えると共に、前記ファイナル軸
(92)端部をキャリヤ(103)に回転自在に軸支さ
せ、また前記キャリヤ(103)に一端側を圧入固定さ
せるピニオン軸(106)に遊星ギヤ(105)を遊転
軸支させる。
【0023】また、前記副変速入力及び出力軸(95)
(96)に旋回ギヤ(107)(108)を遊転軸支さ
せ、前記出力4軸(86)に前記入力軸(95)上の旋
回ギヤ(107)をギヤ(109)連結させると共に、
旋回用の左右ギヤ(110)(111)を固定する旋回
ファイナル軸(112)に前記出力軸(96)上の旋回
ギヤ(108)をギヤ(113)連結させ、左ギヤ(1
10)を前記の左側のリングギヤ(102)の外側ギヤ
(114)に逆転ギヤ(115)を介して連結させる一
方、右ギヤ(111)を前記の右側のリングギヤ(10
2)の外側ギヤ(114)に噛合させ、左右遊星ギヤ機
構(97)を介して操向出力を左右走行クローラ(2)
に伝えて左または右旋回駆動する。
【0024】さらに、図8に示す如く、前記昇降シリン
ダ(11)を作動制御する昇降バルブ(116)に前記
ギヤポンプ(79)を油圧接続させ、油タンクを兼用す
るミッションケース(23)内の作動油をサクションフ
ィルタ(117)を介してギヤポンプ(79)が吸入
し、昇降シリンダ(11)に供給されるギヤポンプ(7
9)のPTO油圧によって刈取部(8)を上昇させる一
方、前記各ポンプ(67)(69)とモータ(68)
(70)をメイン油路(118)(119)によって油
圧接続させ、前記メイン油路(118)(119)に作
動油を補給するチャージ油路(120)(121)を設
け、該チャージ油路(120)(121)に前記昇降バ
ルブ(116)のタンクポートを介してギヤポンプ(7
9)を油圧接続させ、メイン油路(118)(119)
にチャージ油をギヤポンプ(79)から供給させる。
【0025】上記のように、作業部である刈取部(8)
昇降用の油圧バルブである昇降バルブ(116)のドレ
ン背圧を利用して変速及び操向ポンプ(67)(69)
及びモータ(68)(70)のチャージ油圧を形成する
もので、変速及び操向ポンプ(67)(69)及びモー
タ(68)(70)のチャージ油圧を刈取部(8)昇降
用の昇降バルブ(116)のタンクポートから供給さ
せ、刈取部(8)昇降用として設けるギヤポンプ(2
3)などを兼用して各ポンプ(67)(69)及びモー
タ(68)(70)にチャージ油圧を供給し、ミッショ
ンケース(23)に設ける油圧構造の簡略化及び製造コ
スト低減などを図ると共に、変速及び操向ポンプ(6
7)(69)及びモータ(68)(70)のチャージ油
圧よりも刈取部(8)上昇用チェック弁(116a)の
作動圧を大きく設定し、前記ポンプ(67)(69)及
びモータ(68)(70)のチャージ油圧よりも前記チ
ェック弁(116a)の作動圧が小さい場合、刈取部
(8)の昇降シリンダ(11)を開放させた状態下でエ
ンジン(23)を始動させることにより、チャージ油圧
によって昇降シリンダ(11)を伸長動作させる不具合
があるが、前記チャージ油圧よりもチェック弁(116
a)作動圧を大きくすることによって前記不具合を解消
し、刈取部(8)の昇降または脱着など取扱い操作の簡
略化を図る。
【0026】さらに、図9乃至図13に示す如く、斜板
角変更によって出力制御する前記変速ポンプ(67)の
制御軸(122)をミッションケース(23)前面側に
突出させ、制御軸(122)に固定させる直進アーム
(123)に前記車速ロッド(63)を連結させ、主変
速レバー(24)操作によって変速ポンプ(67)を増
減速及び正逆転出力制御し、左右走行クローラ(2)を
同一方向に同一回転数で駆動し、前進または後進させる
と共に、直進状態下の操向ハンドル(19)操作によっ
て変速ポンプ(67)を減速出力制御し、ハンドル(1
9)の切角(旋回半径)に比例して変速モータ(68)
の回転数(車速)を変更させて減速させる。
【0027】また、斜板角変更によって出力制御する前
記操向ポンプ(69)の制御軸(124)をミッション
ケース(23)後面側に突出させると共に、前後方向に
延設させる軸受筒(125)をミッションケース(2
3)上面に固定させ、軸受筒(125)に旋回軸(12
6)中間を回転自在に内挿させ、前後方向に延出する旋
回軸(126)後端にアーム(127)(128)及び
リンク(129)を介して前記制御軸(124)を連結
させる。また、前記旋回軸(126)前端に旋回アーム
(130)を固定させると共に、操向ハンドル(19)
切角に対して左右走行クローラ(2)旋回半径を敏感ま
たは鈍感に変化させる旋回フィーリング部材(131)
を旋回アーム(130)に設け、旋回フィーリング部材
(131)を介して旋回アーム(130)に前記旋回ロ
ッド(65)を連結させるもので、平板形の旋回フィー
リング部材(131)を旋回アーム(130)に位置変
更自在にボルト(132)止め固定させ、旋回フィーリ
ング部材(131)に固定させる回り止め用ピン(13
3)を旋回アーム(130)に貫通させ、前記ピン(1
33)に旋回ロッド(65)を連結させ、前記旋回軸
(126)を中心とする旋回ロッド(65)連結長さを
切換え、操向ハンドル(19)切角に対する操向ポンプ
(69)制御量を変化させ、旋回フィーリングを変更さ
せる。
【0028】また、直進状態下の操向ハンドル(19)
操作によって操向ポンプ(69)を増減速及び正逆転出
力制御し、左右走行クローラ(2)を逆方向に同一回転
数で駆動し、左右走行クローラ(2)を同一方向に回転
させ乍ら左または右旋回させるブレーキターン、または
旋回内側走行クローラ(2)を逆転させて左または右旋
回させるスピンターンを行うと共に、主変速レバー(2
4)操作によって変速ポンプ(67)出力に比例させて
操向ポンプ(69)を増減速出力制御し、主変速レバー
(24)操作による車速変更時、旋回外側走行クローラ
(2)と旋回内側走行クローラ(2)の速度比を略一定
に保ち、四輪自動車のアクセルペダル操作と同様に、旋
回半径を略一定に保った状態で車速(機体中心速度)を
変更させる。
【0029】さらに、図9、図11に示す如く、前記副
変速ギヤ(93)(94)を低速及び中立及び高速に切
換えるシフト軸(134)をミッションケース(23)
前面側に突出させ、シフト軸(134)に副変速アーム
(135)を固定させ、副変速レバー(25)に副変速
ロッド(136)を介して副変速アーム(135)を連
結させるもので、前記車速ロッド(63)及び旋回ロッ
ド(65)及び副変速ロッド(136)の連結操作をミ
ッションケース(23)前側で行う。
【0030】さらに、図7に示す如く、油圧ロックシリ
ンダ(137)によって継続動作させる油圧多板クラッ
チ(138)を介して前記入力1軸(72)を出力3軸
(84)にギヤ(139)連結させ、変速ポンプ(6
7)及びモータ(68)を介することなく、入力1軸
(72)に伝えるエンジン(21)駆動力を油圧多板ク
ラッチ(138)を介して出力3軸(84)から副変速
ギヤ(93)(94)機構に直接伝達させる。また、図
8に示す如く、ロックソレノイド(140)を有する電
磁ロックバルブ(141)を介して前記ロックシリンダ
(137)に前記ギヤポンプ(79)を油圧接続させ、
変速ポンプ(67)及びモータ(68)のチャージ油圧
をギヤポンプ(79)から前記ロックシリンダ(13
7)に印加させ、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)のチャージ油圧によってロックシリンダ(137)
を作動させて多板クラッチ(138)を継続動作させる
と共に、開放ソレノイド(142)を有する電磁開放バ
ルブ(143)を設け、前記変速ポンプ(67)のメイ
ン油路(118)の吐出(高圧)側と戻り(低圧)側を
前記開放バルブ(143)によって短絡接続させ、前記
開放バルブ(143)によるメイン油路(118)の短
絡によって変速ポンプ(67)を空転動作させる。
【0031】さらに、図9、図14に示す如く、前記変
速ポンプ(67)の回転数と比例する直進アーム(12
3)の回転角度をポテンショメータ型直進アームセンサ
(144)によって検出させると共に、前記センサ(1
44)が検出する変速ポンプ(67)の回転数を初期設
定するロック設定器(145)と、前記ロックソレノイ
ド(140)を手動操作するロックスイッチ(146)
と、前記センサ(144)を、マイクロコンピュータで
形成するロックコントローラ(147)に接続させると
共に、前記設定器(145)の設定回転数よりも変速ポ
ンプ(67)回転数が大きくなったときに点灯表示する
ロックランプ(148)と、前記ランプ(148)の点
灯と同時に鳴動するロックブザー(149)と、前記ロ
ックソレノイド(140)と、前記開放ソレノイド(1
42)を、前記コントローラ(147)に接続させる。
【0032】そして、前記設定器(145)操作により
作業条件に適した前記センサ(144)のロック検出回
転数を作業者が初期設定すると共に、前記センサ(14
4)の検出結果に基づき、変速ポンプ(67)回転数が
設定以上に高いとき、ランプ(148)を点灯させ、ブ
ザー(149)を鳴動させ、ロックソレノイド(14
0)を励磁してロックバルブ(141)を切換え、ロッ
クシリンダ(137)を作動させて多板クラッチ(13
8)を継続させ、入力1軸(72)を出力3軸(84)
に多板クラッチ(138)を介して直結させるロック動
作を自動的に行わせると同時に、開放ソレノイド(14
2)を励磁して開放バルブ(143)を切換え、変速ポ
ンプ(67)の油圧吐出側と戻り側を開放バルブ(14
3)によって短絡させ、変速ポンプ(67)を無負荷運
転させる開放動作を自動的に行わせる。また、前記ラン
プ(148)の点灯または前記ブザー(149)の鳴動
に基づき、或いは作業者の判断に基づき、前記ロックス
イッチ(146)を手動操作し、多板クラッチ(13
8)を入にするロックソレノイド(140)のロック動
作、並びに変速ポンプ(67)をアンロードする開放ソ
レノイド(142)の開放動作を手動制御により前記セ
ンサ(144)出力に優先して行わせる。
【0033】上記のように、油圧無段変速構造の変速ポ
ンプ(67)及びモータ(68)と操向ポンプ(69)
及びモータ(70)をミッションケース(23)に取付
けるクローラ走行車において、エンジン(21)出力を
変速モータ(68)出力側に直接伝達させる出力ロック
機構である油圧多板クラッチ(138)を設け、手動操
作または自動制御の一方または両方によって多板クラッ
チ(138)を作動させ、変速ポンプ(67)及びモー
タ(68)の動力損失が大きくなる高回転出力での走行
クローラ(2)駆動を中止し、エンジン(21)出力に
よる走行クローラ(2)駆動効率を向上させ、変速ポン
プ(67)及びモータ(68)によって形成する変速構
造の小型化並びに製造コストの低減などを図り、またエ
ンジン(21)の小型化並びに走行伝動構造の簡略化な
どを図ると共に、作業者の判断によって出力ロック機構
(138)を手動操作して走行クローラ(2)の走行力
を確保し、また出力ロック機構(138)の自動制御に
よって油圧多板クラッチ(138)動作の適正化及び取
扱い操作性の向上などを図る。
【0034】また、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)の最大出力の直前で油圧多板クラッチ(138)を
作動させ、変速ポンプ(67)及びモータ(68)の動
力損失が大きい状態で走行クローラ(2)が駆動される
不具合をなくし、エンジン(21)出力を最大限活用し
て効率良く走行クローラ(2)を駆動できる一方、変速
ポンプ(67)及びモータ(68)が最大出力になった
ときに油圧多板クラッチ(138)を作動させ、変速ポ
ンプ(67)及びモータ(68)の動力損失が大きい状
態で走行クローラ(2)が駆動される不具合をなくし、
エンジン(21)出力を最大限活用して効率良く走行ク
ローラ(2)を駆動できるもので、変速ポンプ(67)
及びモータ(68)の油圧回路をアンロードする開放機
構である開放バルブ(143)を設け、油圧多板クラッ
チ(138)を作動させたときに変速ポンプ(67)及
びモータ(68)の油圧力を開放バルブ(143)によ
ってなくし、変速ポンプ(67)及びモータ(68)の
駆動によるエンジン(21)の動力損失をなくして効率
良く走行クローラ(2)を駆動する。
【0035】また、変速ポンプ(67)またはモータ
(68)の回転数変化を検出するロックセンサである直
進アームセンサ(144)を設け、変速ポンプ(67)
及びモータ(68)の動力損失が大きくなったときに直
進アームセンサ(144)の検出によって油圧多板クラ
ッチ(138)を自動的に作動させ、エンジン(21)
及び変速伝動構造の小型化並びに走行クローラ(2)駆
動効率の向上などを図ると共に、出力ロック機構を油圧
多板クラッチ(138)を用いて形成し、油圧多板クラ
ッチ(138)の動力継断によって切換え時の衝撃を低
減し、走行クローラ(2)の駆動力を滑らかに変更し、
作業者に不快感を与えることなく走行出力の向上を図る
もので、変速ポンプ(67)及びモータ(68)のチャ
ージ油圧を利用して油圧多板クラッチ(138)を作動
させ、油圧多板クラッチ(138)を作動させるための
油圧ポンプを特別に設ける必要がなく、油圧構造の簡略
化及び小型軽量化並びに製造コストの低減などを図る。
【0036】本実施例は上記の如く構成するもので、図
15のフローチャートに示す如く、直進アームセンサ
(144)とロック設定器(145)入力により変速ポ
ンプ(67)の回転数を判断し、変速ポンプ(67)の
回転が設定以上のとき、ロックランプ(148)を点灯
させ、ロックブザー(149)を鳴動させて作業者に知
らせると共に、ロックソレノイド(140)の励磁によ
るロック動作並びに開放ソレノイド(142)の励磁に
よる開放動作を自動制御により行わせ、ロックシリンダ
(137)を自動的に作動させて油圧多板クラッチ(1
38)を継続させ、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)を介することなく、エンジン(21)出力によって
副変速ギヤ(93)(94)機構を介して走行クローラ
(2)を駆動させ、図16の如く、高速回転時の変速ポ
ンプ(67)及びモータ(68)の油圧動力損失(A)
により走行クローラ(2)駆動効率が低下するのを防ぐ
と共に、開放バルブ(143)によって変速ポンプ(6
7)をアンロード維持して変速ポンプ(67)を無負荷
運転し、エンジン(21)負荷を低減させる。また、作
業者によってロックスイッチ(146)がオン操作され
ることにより、前記直進アームセンサ(144)の自動
制御に優先して、ロックソレノイド(140)のロック
動作並びに開放ソレノイド(142)の開放動作の各手
動制御が行われる。
【0037】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、油圧無段変速構造の変速ポンプ(67)及びモータ
(68)と操向ポンプ(69)及びモータ(70)をミ
ッションケース(23)に取付けるクローラ走行車にお
いて、エンジン(21)出力を変速モータ(68)出力
側に直接伝達させる出力ロック機構(138)を設け、
手動操作または自動制御の一方または両方によって出力
ロック機構(138)を作動させるように構成したもの
で、変速ポンプ(67)及びモータ(68)の動力損失
が大きくなる高回転出力での走行クローラ(2)駆動を
中止でき、エンジン(21)出力による走行クローラ
(2)駆動効率を容易に向上させることができ、変速ポ
ンプ(67)及びモータ(68)によって形成する変速
構造の小型化並びに製造コストの低減などを容易に図る
ことができ、またエンジン(21)の小型化並びに走行
伝動構造の簡略化などを容易に図ることができると共
に、作業者の判断によって出力ロック機構(138)を
手動操作して走行クローラ(2)の走行力を容易に確保
でき、また出力ロック機構(138)の自動制御によっ
て出力ロック機構(138)動作の適正化及び取扱い操
作性の向上などを容易に図ることができるものである。
【0038】また、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)の最大出力の直前で出力ロック機構(138)を作
動させるように構成したもので、変速ポンプ(67)及
びモータ(68)の動力損失が大きい状態で走行クロー
ラ(2)が駆動される不具合をなくすことができ、エン
ジン(21)出力を最大限活用して効率良く走行クロー
ラ(2)を駆動できるものである。
【0039】また、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)が最大出力になったときに出力ロック機構(13
8)を作動させるように構成したもので、変速ポンプ
(67)及びモータ(68)の動力損失が大きい状態で
走行クローラ(2)が駆動される不具合をなくすことが
でき、エンジン(21)出力を最大限活用して効率良く
走行クローラ(2)を駆動できるものである。
【0040】また、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)の油圧回路をアンロードする開放機構(143)を
設けたもので、出力ロック機構(138)を作動させた
ときに変速ポンプ(67)及びモータ(68)の油圧力
を開放機構(143)によってなくすことができ、変速
ポンプ(67)及びモータ(68)の駆動によるエンジ
ン(21)の動力損失をなくして効率良く走行クローラ
(2)を駆動できるものである。
【0041】また、変速ポンプ(67)またはモータ
(68)の回転数変化を検出するロックセンサ(14
4)を設けたもので、変速ポンプ(67)及びモータ
(68)の動力損失が大きくなったときにロックセンサ
(144)の検出によって出力ロック機構(138)を
自動的に作動でき、エンジン(21)及び変速伝動構造
の小型化並びに走行クローラ(2)駆動効率の向上など
を容易に図ることができるものである。
【0042】また、出力ロック機構を油圧多板クラッチ
(138)を用いて形成したもので、油圧多板クラッチ
(138)の動力継断によって切換え時の衝撃を容易に
低減でき、走行クローラ(2)の駆動力を滑らかに変更
でき、作業者に不快感を与えることなく走行出力の向上
を図ることができるものである。
【0043】また、変速ポンプ(67)及びモータ(6
8)のチャージ油圧を利用して油圧多板クラッチ(13
8)を作動させるように構成したもので、油圧多板クラ
ッチ(138)を作動させるための油圧ポンプを特別に
設ける必要がなく、油圧構造の簡略化及び小型軽量化並
びに製造コストの低減などを容易に図ることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図。
【図2】コンバインの全体平面図。
【図3】走行変速及び操向操作部の説明斜視図。
【図4】ステアリングコラムの側面図。
【図5】同正面図。
【図6】同部分平面図。
【図7】ミッション駆動系統図。
【図8】変速及び操向油圧回路図。
【図9】ミッションケースの正面図。
【図10】同左側面図。
【図11】同右側面図。
【図12】ミッションケースの平面図。
【図13】ミッションケースの背面図。
【図14】走行クローラ駆動制御回路図。
【図15】同走行出力制御フローチャート。
【図16】変速ポンプ及びモータの出力線図。
【符号の説明】
(21) エンジン (23) ミッションケース (67) 変速ポンプ (68) 変速モータ (69) 操向ポンプ (70) 操向モータ (138) 油圧多板クラッチ(出力ロック機構) (143) 開放バルブ(開放機構) (144) 直進アームセンサ(ロックセンサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 61/40 F16H 61/40 Z Fターム(参考) 2B043 AA03 AB02 AB06 BA03 BA05 BB01 BB14 DB05 DB16 2B076 AA03 CC02 DA02 DA03 DA14 DB06 DC03 EA01 EC23 ED30 3D037 CA04 CB09 CB12 CB14 CB37 3D052 AA00 BB08 DD04 EE01 FF01 FF02 GG03 HH01 JJ08 3J053 AA03 AB06 AB12 AB38 AB46 DA06 DA24 EA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧無段変速構造の変速ポンプ及びモー
    タと操向ポンプ及びモータをミッションケースに取付け
    るクローラ走行車において、エンジン出力を変速モータ
    出力側に直接伝達させる出力ロック機構を設け、手動操
    作または自動制御の一方または両方によって出力ロック
    機構を作動させるように構成したことを特徴とするクロ
    ーラ走行車。
  2. 【請求項2】 変速ポンプ及びモータの最大出力の直前
    まで出力ロック機構を作動させるように構成したことを
    特徴とする請求項1に記載のクローラ走行車。
  3. 【請求項3】 変速ポンプ及びモータが最大出力になっ
    たときに出力ロック機構を作動させるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクローラ走行車。
  4. 【請求項4】 変速ポンプ及びモータの油圧回路をアン
    ロードする開放機構を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のクローラ走行車。
  5. 【請求項5】 変速ポンプまたはモータの回転数変化を
    検出するロックセンサを設けたことを特徴とする請求項
    1に記載のクローラ走行車。
  6. 【請求項6】 出力ロック機構を油圧多板クラッチを用
    いて形成したことを特徴とする請求項1に記載のクロー
    ラ走行車。
  7. 【請求項7】 変速ポンプ及びモータのチャージ油圧を
    利用して油圧多板クラッチを作動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項6に記載のクローラ走行車。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009077654A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Kubota Corp コンバイン
CN102860179A (zh) * 2007-06-25 2013-01-09 株式会社久保田 联合收割机

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CN102860179A (zh) * 2007-06-25 2013-01-09 株式会社久保田 联合收割机
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