JP3519957B2 - 作業車の走行制御装置 - Google Patents

作業車の走行制御装置

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JP3519957B2
JP3519957B2 JP27502398A JP27502398A JP3519957B2 JP 3519957 B2 JP3519957 B2 JP 3519957B2 JP 27502398 A JP27502398 A JP 27502398A JP 27502398 A JP27502398 A JP 27502398A JP 3519957 B2 JP3519957 B2 JP 3519957B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の走行装
置の駆動状態を旋回力が異なる複数の旋回操作状態に切
り換える旋回操作手段と、前記複数の旋回操作状態のう
ちの一つを前記旋回操作手段に指令する旋回操作具とが
設けられるとともに、走行変速用の副変速装置が、走行
変速用の主変速装置の操作手段とは別の操作手段にて複
数の変速状態に操作可能に設けられた作業車の走行制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の作業車の走行制御装置は、車
体が走行操作しているときに、旋回操作具により前記複
数の旋回操作状態のうちの一つを選択的に旋回操作手段
に指令することで所望の旋回状態を現出させることがで
きるようにして、所望の旋回状態を容易に得られるよう
にするとともに、副変速装置が主変速装置の操作手段と
は別の操作手段にて単独で複数の変速状態に変速できる
ようにして、例えば、低速での作業状態と高速での非作
業移動状態とを容易に切り換えられる等、操縦操作性を
向上させたものであるが、従来では、前記旋回操作具の
操作と、副変速装置用の操作手段とはどの操作位置に対
しても操作可能に設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
においては、操縦操作性を向上することはできるもの
の、例えば、旋回操作具にて旋回力が大側の旋回操作状
態が指令されており、主変速装置が比較的高速の走行状
態になっているときに、副変速装置が高速状態に切り換
えられると、大きい旋回力にて高速で急旋回することに
なり、搭乗している運転者に対して不安感や不快感を与
えたりする等のおそれがあり、改善の余地があった。
【0004】本発明は、上記構成の作業車の走行制御装
置において、操縦操作性の低下を招くことなく、上記不
具合点を解消して、走行安全性を向上することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、左右一対の走行装置の駆動状態を旋回力が
異なる複数の旋回操作状態に切り換える旋回操作手段
と、前記複数の旋回操作状態のうちの一つを前記旋回操
作手段に指令する旋回操作具とが設けられるとともに、
走行変速用の副変速装置が、走行変速用の主変速装置の
操作手段とは別の操作手段にて複数の変速状態に操作可
能に設けられた作業車の走行制御装置において、前記左
右の走行装置の駆動状態が旋回力大側の設定旋回操作状
態で、且つ、前記副変速装置が高速側の設定変速状態に
なる高速旋回状態に操作されることを牽制する牽制手段
が設けられ、前記牽制手段は、前記旋回操作具により前
記旋回力大側の設定旋回操作状態が指令されているとき
に、前記副変速装置の操作手段にて前記高速側の設定変
速状態への切り換えが指令されると、前記副変速装置が
前記高速側の設定変速状態に切り換わることを牽制する
ように構成され、且つ、前記副変速装置が前記高速側の
設定変速状態に切り換え操作されているときに、前記旋
回操作具により前記旋回力大側の設定旋回操作状態が指
令されると、前記旋回操作手段が前記旋回力大側の設定
旋回操作状態に切り換わることを許容するとともに、前
記副変速装置を前記高速側の設定変速状態から低速側の
変速状態に切り換えるように構成されている。
【0006】従って、旋回操作具にて前記複数の旋回操
作状態のうちの一つを選択的に旋回操作手段に指令する
ことで、旋回操作具の操作により所望の旋回状態を現出
させることができ、しかも、主変速装置の操作手段とは
別の操作手段にて、副変速装置を複数の変速状態に切り
換え操作することができて、操縦操作性の低下を招くこ
とが無い。そして、前記旋回操作具により前記旋回力大
側の設定旋回操作状態が指令されているときに、前記副
変速装置の操作手段にて前記高速側の設定変速状態への
切り換えが指令されると、前記副変速装置が前記高速側
の設定変速状態に切り換わることを牽制する状態で、
きい旋回力でしかも高速で旋回する急旋回状態になるよ
うに操作されることが牽制手段によって牽制されるの
で、例えば、操作誤り等に起因して、このような急旋回
状態になるように操作されることがあっても、そのよう
な状態に切り換わることが無いので、運転者に対して不
安感や不快感を与えたりする等のおそれがなく走行安全
性を確保できる。
【0007】
【0008】
【0009】又、副変速装置が高速側の設定変速状態に
切り換え操作されているときに、旋回操作具により旋回
力大側の設定旋回操作状態が指令されると、その設定旋
回操作状態に切り換わることが許容されるとともに、副
変速装置が高速側の設定変速状態から低速側の変速状態
に切り換えられることになる。
【0010】従って、旋回操作手段の旋回状態の切り換
え操作を副変速装置の変速操作に優先させることで操縦
操作性の低下を招くことを回避しながら、前記急旋回状
態になるように操作されることが牽制されるので、走行
安全性を確保できることになる。
【0011】
【0012】
【0013】請求項2に記載の特徴構成によれば、副変
速装置が、作業用走行状態と、この作業用走行状態より
も高速の移動用走行状態とに変速可能に構成される。
又、旋回操作手段は、旋回力が異なる複数の旋回操作状
態として、旋回側に位置する前記走行装置が自由空転状
態になる非駆動旋回状態、旋回側に位置する前記走行装
置が他方の走行装置よりも低速で駆動される緩旋回状
態、旋回側に位置する前記走行装置が伝動停止状態で且
つ制動される信地旋回状態、左右の走行装置が互いに逆
方向に駆動される超信地旋回状態、の夫々の旋回操作状
態に切り換え可能に構成される。そして、副変速装置が
移動用走行状態になり、且つ、旋回操作手段が超信地旋
回状態になることが牽制されることになる。
【0014】従って、副変速装置を作業用走行状態と移
動用走行状態とに変速することができるとともに、旋回
操作具にて、非駆動旋回状態、この非駆動旋回状態より
も旋回力の大きい緩旋回状態、この緩旋回状態よりも旋
回力の大きい信地旋回状態、この信地旋回状態よりも旋
回力の大きい超信地旋回状態のうちのいずれか一つを選
択的に指令することにより、旋回操作手段がその指令さ
れた旋回状態に切り換えられることになるので、旋回操
作具を操作することで所望の旋回状態を現出させて旋回
を行うことができ、操縦操作性の低下を招くことを回避
できる。そして、前記各旋回操作状態のうちで最も旋回
力が大きい超信地旋回状態になり、且つ、副変速装置を
移動用走行状態になることが牽制されるので、高速の移
動用走行状態で超信地旋回状態になる高速旋回状態が有
効に回避されて、走行安全性を確保できるものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る作業車の一例
としてコンバインの走行制御装置について図面に基づい
て説明する。作業車の一例であるコンバインは、図1に
示すように、左右一対のクローラ式の走行装置1L,1
Rを備えた機体フレーム2の前部に、植立穀稈を刈り取
って後方に搬送する刈取部3を昇降操作自在に連結し、
前記機体フレーム2に、刈取部3からの刈取穀稈を脱穀
処理する脱穀装置4と搭乗運転部5とを搭載して構成さ
れている。
【0016】前記機体フレーム2に搭載したエンジンE
から走行装置1L,1Rへの伝動系には、図2に示すよ
うに、主変速装置である前後進切り換え自在な静油圧式
の無段変速装置7と、三段切り換え式の副変速装置8
と、旋回用伝動機構9とがその記載順に設けられてい
る。尚、上記無段変速装置7を変速操作するための手動
式の変速操作レバー7Lが搭乗運転部5に設けられてい
る。
【0017】前記無段変速装置7は、走行装置1L,1
Rそれぞれの車軸10L,10Rを支承するミッション
ケース11に、その出力軸7Aを挿入させる状態で取り
付けられている。前記副変速装置8と旋回用伝動機構9
とは前記ミッションケース11に内装されている。前記
ミッションケース11には、前記無段変速装置7の出力
軸7Aからギヤ対12,13を介して動力が伝達される
中間伝動軸14がその一端を外部に突出させる状態で支
承されており、この中間伝動軸14の外端部には、前記
刈取部3に動力を伝達するための刈取出力プーリ15が
装着されており、中間伝動軸14と刈取出力プーリ15
との間には、中間伝動軸14の前進回転のみを刈取出力
プーリ15に伝達する一方向クラッチ16が介装されて
いる。
【0018】前記副変速装置8の入力軸8Aには、前記
中間伝動軸14の動力がギヤ対17,18を介して伝達
されるようになっており、入力軸8Aと出力軸8Bとの
間には、低速伝動用の伝動系と、中速伝動用の伝動系
と、高速伝動用の伝動系との互いに伝動比が異なる三つ
の伝動系が介装され、各伝動系を択一的に選択して使用
することにより、三段変速を行うようになっている。
【0019】前記低速伝動用の伝動系は、前記入力軸8
Aに第1伝動ギヤG1を一体回転する状態に装着し、前
記出力軸8Bにこの第1伝動ギヤG1に噛み合い連動す
る第1受動ギヤg1を出力軸8Bに対して回転自在な状
態に装着し、この第1受動ギヤg1と出力軸8Bとの間
に、第1受動ギヤg1から出力軸8Bへの伝動を断続す
る湿式多板式の第1の油圧クラッチC1を設けて構成さ
れている。
【0020】前記中速伝動用の伝動系は、前記入力軸8
Aに第2伝動ギヤG2一体回転する状態に装着し、前記
出力軸8Bにこの第2伝動ギヤG2に噛み合い連動する
第2受動ギヤg2を出力軸8Bに対して回転自在な状態
に装着し、この第2受動ギヤg2と出力軸8Bとの間
に、第2受動ギヤg2から出力軸8Bへの伝動を断続す
る湿式多板式の第2の油圧クラッチC2を設けて構成さ
れている。
【0021】前記高速伝動用の伝動系は、前記入力軸8
Aに第3伝動ギヤG3を一体回転する状態に装着し、前
記出力軸8Bにこの第3伝動ギヤG3に噛み合い連動す
る第3受動ギヤg3を出力軸8Bに対して回転自在な状
態に装着し、この第3受動ギヤg3と出力軸8Bとの間
に、第3受動ギヤg3から出力軸8Bへの伝動を断続す
る湿式多板式の第3の油圧クラッチC3を設けて構成さ
れている。
【0022】前記第1,第2及び第3の油圧クラッチC
1,C2,C3の夫々は、図3に示すように、各油圧回
路L1,L2,L3を経由して油室rに圧油を供給する
に伴い、バネPBによる付勢力に抗して、伝動を行うク
ラッチ入り状態に切り換わるとともに、油室rからの排
油に伴い、バネPBによる付勢力で、伝動を断つクラッ
チ切り状態に切り換わるポジティブ油圧クラッチであ
る。
【0023】そして、この副変速装置8は、〈1〉第1
の油圧クラッチC1に圧油を供給してこの第1の油圧ク
ラッチC1をクラッチ入り状態に切り換え、且つ、第2
の油圧クラッチC2及び第3の油圧クラッチC3から排
油してこの第2及び第3の油圧クラッチC2,C3をク
ラッチ切り状態に切り換えることにより、低速伝動用の
伝動系のみを伝動状態に切り換える低速伝動状態(倒伏
速度)となり、〈2〉第2の油圧クラッチC2に圧油を
供給してこの第2の油圧クラッチC2をクラッチ入り状
態に切り換え、且つ、第1の油圧クラッチC1及び第3
の油圧クラッチC3から排油してこの第1及び第3の油
圧クラッチC1,C3をクラッチ切り状態に切り換える
ことにより、中速伝動用の伝動系のみを伝動状態に切り
換える中速伝動状態(標準速度)となり、〈3〉第3の
油圧クラッチC3に圧油を供給してこの第3の油圧クラ
ッチC3をクラッチ入り状態に切り換え、且つ、第1の
油圧クラッチC1及び第2の油圧クラッチC2から排油
してこの第1及び第2の油圧クラッチC1,C2をクラ
ッチ切り状態に切り換えることにより、高速伝動用の伝
動系のみを伝動状態に切り換える高速伝動状態(移動用
走行速度)となり、〈4〉第1の油圧クラッチC1,第
2の油圧クラッチC2及び第3の油圧クラッチC3から
排油してこの第1,第2及び第3の油圧クラッチC1,
C2,C3をクラッチ切り状態に切り換えることによ
り、伝動系の全部を非伝動状態に切り換る中立状態とな
る。
【0024】前記低速伝動状態は、刈取り対象穀稈が倒
伏している場合等に利用される低速での刈り取り作業を
行うための伝動状態である。前記中速伝動状態は、刈取
り対象穀稈が直立しているような場合に利用される中速
度(標準速度)での刈り取り作業を実行するための伝動
状態である。又、高速伝動状態は、例えば非作業状態で
道路上を高速で移動走行するような場合に利用される伝
動状態である。前記中立状態は、例えば、機体走行を停
止させた状態で刈取部3を駆動させてメンテナンス作業
を行うような場合に利用される。
【0025】前記副変速装置8の変速操作手段として、
図4に示すように、油圧ポンプPと、第1,第2及び第
3の油圧クラッチC1,C2,C3用の各油圧回路L
1,L2,L3との間に、各油圧クラッチC1,C2,
C3のうちのいずれか1つに圧油を供給し且つ残りの油
圧クラッチから排油する状態に切り換えるための変速制
御弁B1、及び、油圧ポンプPからの圧油を上記変速制
御弁B1に供給する圧油供給状態と、変速制御弁B1に
対する圧油供給を停止して各油圧クラッチC1,C2,
C3から排油させる排油状態とに切り換え自在な中立切
換弁B2が介装されている。
【0026】ここで、上記変速制御弁B1は、3位置切
り換え式の電磁弁に構成されて、左右に切換作動用のソ
レノイドsb1,sb2が備えられている。両ソレノイ
ドsb1,sb2が共に通電されていない場合には、第
2の油圧クラッチC2(標準速度用)の油圧回路に圧油
を供給する状態になるように、油路切換用のスプール
が、バネによって真ん中の位置に復帰付勢されると共
に、左側のソレノイドsb1が通電されると、第1の油
圧クラッチC1(倒伏速度用)に圧油を供給する状態に
切り換わり、右側のソレノイドsb2が通電されると、
第3の油圧クラッチC3(走行速度用)に圧油を供給す
る状態に切り換わるように構成されている。中立切換弁
B2は、2位置切り換え式の電磁弁に構成されて、圧油
供給状態にバネで復帰付勢されており、ソレノイドへの
通電により排油状態に切り換わるように構成されてい
る。
【0027】そして、図5,図6に示すように、前記変
速操作レバー7Lの握り操作部に押しボタン式の第1ス
イッチSUと、第2スイッチSDからなる副変速操作部
62を設けるとともに、各スイッチSU,SDから入力
される情報に基づいて、第1及び第2電磁制御弁B1,
B2の作動を制御する制御装置60が設けられている。
制御装置60は、マイクロコンピュータを備えて構成さ
れ、前記各スイッチの操作に基づいて、中立切換弁B2
を排油状態に切り換える中立状態、中立切換弁B2が圧
油供給状態で且つ変速制御弁B1が第1の油圧クラッチ
C1にのみ圧油を供給する低速伝動状態、中立切換弁B
2が圧油供給状態で且つ変速制御弁B1が第2の油圧ク
ラッチC2にのみ圧油を供給する中速伝動状態、中立切
換弁B2が圧油供給状態で且つ変速制御弁B1が第3の
油圧クラッチC3にのみ圧油を供給する高速伝動状態の
夫々の状態に切り換わるように各弁を制御するように構
成されている。
【0028】具体的な切換え操作としては、第1スイッ
チSUがオン操作される毎に変速制御弁B1,中立切換
弁B2を高速側に順に切り換え、かつ、第2スイッチS
Dがオン操作される毎に制御弁B1,B2を逆に低速側
に順に切り換えるようになっている。詳述すると、図7
に示すように、副変速装置8が中立状態Nにあるときに
第1スイッチSUをオン操作すると低速伝動状態F1と
なり、低速伝動状態F1にあるときに第1スイッチSU
をオン操作すると中速伝動状態F2となり、中速伝動状
態F2にあるときに第1スイッチSUをオン操作すると
高速伝動状態F3となり、高速伝動状態F3にあるとき
に第2スイッチSDをオン操作すると中速伝動状態F2
となり、中速伝動状態F2にあるときに第2スイッチS
Dがオン操作されると低速伝動状態F1となり、低速伝
動状態F1にあるときに第2スイッチSDがオン操作さ
れると中立状態Nとなる。尚、制御装置60に電源が投
入される運転初期には、変速制御弁B1は中速伝動状態
であり、中立切換弁B2は圧油供給状態に初期設定され
るようになっている。
【0029】又、図2に示すように、前記出力軸8Bに
制動を掛けて走行装置1L,1Rを停止保持する湿式多
板式の駐車ブレーキ19が設けられ、この駐車ブレーキ
19は、図4に示すように、内装されるバネ19bの付
勢力により制動作用するように構成されるとともに、油
圧ポンプPが作動して圧油が供給されるに伴い、バネ1
9bの付勢力に抗して伸長作動して制動状態を解除する
ネガティブ型のブレーキシリンダ19aが設けられ、坂
道の途中等でエンジンが停止したような場合には、自動
的に制動状態に復帰するように構成されている。
【0030】次に、図2に基づいて、前記旋回用伝動機
構9について説明する。前記副変速装置8の出力軸8B
に、正転伝動用伝動ギヤ33が一体回転状態で装着さ
れ、前記ミッションケース11に回転自在に支持させた
シフト軸31に、前記正転伝動用伝動ギヤ33に噛み合
い連動する正転伝動用受動ギヤ34が一体回転状態で装
着されている。さらに、上記シフト軸31には、左右一
対の操向用受動ギヤ35L,35Rと、前記車軸10
L,10Rのそれぞれに一体回転する状態に装着した車
軸受動ギヤ36L,36Rに常時噛み合い連動する左右
一対のシフトギヤ39L,39Rとが回転自在に装着さ
れている。そして、左右の各シフトギヤ39L,39R
の軸芯方向への移動により、左右の各車軸受動ギヤ36
L,36Rが、噛み合い式の直進クラッチ37L,37
Rを介して前記正転伝動用受動ギヤ34に連動する第1
状態と、噛み合い式の操向クラッチ38L,38Rを介
して操向用受動ギヤ35L,35Rに連動する第2状態
とに切り換え自在に構成されている。
【0031】又、減速逆転制動軸40がミッションケー
ス11に回転自在に支持され、この減速逆転制動軸40
の回転を前記操向用受動ギヤ35L,35Rのそれぞれ
に等しく減速伝達する操向用伝動ギヤ41L,41Rが
減速逆転制動軸40に一体回転する状態に装着されると
ともに、前記正転伝動用受動ギヤ34に一体に形成した
伝動ギヤ部42に噛み合い連動して正転伝動用受動ギヤ
34の回転が減速伝達される正転受動ギヤ43が、前記
減速逆転制動軸40に回転自在に装着されている。そし
て、この正転受動ギヤ43と減速逆転制動軸40との間
に、圧油供給停止に伴い正転受動ギヤ43から減速逆転
制動軸40への伝動を断つクラッチ切り状態にバネを介
して作動付勢され且つ圧油供給に伴いその付勢力に抗し
て伝動を行うクラッチ入り状態に切り換わる減速用の湿
式多板式の油圧クラッチ45が設けられている。つま
り、油圧クラッチ45をクラッチ入り作動させることに
より、正転伝動用受動ギヤ34の回転を伝動ギヤ部42
・正転受動ギヤ43・減速クラッチ45・減速逆転制動
軸40・操向用伝動ギヤ41L,41R・操向用受動ギ
ヤ35L,35Rと伝達させて、車軸受動ギヤ36L,
36Rを同期減速駆動するように構成されている。
【0032】又、前記副変速装置8の出力軸8Bに一体
回転状態に装着された逆転伝動用伝動ギヤ46に噛み合
い連動する逆転伝動用受動ギヤ47が、前記減速逆転制
動軸40に回転自在に装着され、この逆転伝動用受動ギ
ヤ47と減速逆転制動軸40との間に、圧油供給停止に
伴い逆転伝動用受動ギヤ47から減速逆転制動軸40へ
の伝動を断つクラッチ切り状態にバネを介して作動付勢
され且つ圧油供給に伴いその付勢力に抗して伝動を行う
クラッチ入り状態に切り換わる逆転用の湿式多板式の油
圧クラッチ49が設けられている。つまり、油圧クラッ
チ49をクラッチ入り作動させることにより、逆転伝動
用伝動ギヤ46の回転を逆転伝動用受動ギヤ47・逆転
クラッチ49・減速逆転制動軸40・操向用伝動ギヤ4
1L,41R・操向用受動ギヤ35L,35Rと伝達さ
せて、車軸受動ギヤ36L,36Rを同期逆転駆動する
ように構成されている。
【0033】又、圧油供給停止に伴い減速逆転制動軸4
0を制動するクラッチ切り状態にバネを介して作動付勢
され且つ圧油供給に伴いその付勢力に抗して減速逆転制
動軸40を可逆的に制動する湿式多板式の制動用の油圧
ブレーキ50が設けられている。つまり、油圧ブレーキ
50を制動作動させることにより、減速逆転制動軸40
・操向用伝動ギヤ41L,41R・操向用受動ギヤ35
L,35Rと伝達させて、車軸受動ギヤ36L,36R
を制動するように構成されている。
【0034】つまり、旋回用伝動機構9は、〈1〉直進
クラッチ37L,37Rをともにクラッチ入り作動させ
ることにより、正転伝動用受動ギヤ34の回転を両シフ
トギヤ39L,39Rを介して両車軸受動ギヤ36L,
36Rに伝達することで、左右の走行装置1L,1Rを
等速駆動させる直進走行状態、〈2〉操向クラッチ38
L,38Rのうち旋回側のものをクラッチ入り作動させ
ることにより、左右の走行装置1L,1Rのうち旋回側
のものに対する駆動を断って自由空転状態になる非駆動
旋回状態、〈3〉操向クラッチ38L,38Rのうち旋
回側のものをクラッチ入り作動させるとともに、減速用
の油圧クラッチ45をクラッチ入り作動させることによ
り、操向用受動ギヤ35L,35Rのうち旋回側の走行
装置1L又は1Rを駆動させることで、左右の走行装置
1L,1Rのうち旋回側のものの駆動速度を旋回外側の
ものの駆動速度よりも小さくして緩旋回を行う緩旋回状
態、〈4〉操向クラッチ38L,38Rのうち旋回側の
ものをクラッチ入り作動させるとともに、制動用の油圧
ブレーキ50を制動作動させることにより、旋回内側の
走行装置1L又は1Rを操向用受動ギヤ35L又は35
Rを介して制動停止させて信地旋回を行う信地旋回状
態、〈5〉操向クラッチ38L,38Rのうち旋回側の
ものをクラッチ入り作動させるとともに、逆転用の油圧
クラッチ49をクラッチ入り作動させることにより、操
向用受動ギヤ35L,35Rのうち旋回内側のもので旋
回内側の走行装置1L又は1Rを駆動させることで、左
右の走行装置1L,1Rのうち旋回内側のものを逆転駆
動させて超信地旋回を行う超信地旋回状態、の夫々に切
換え操作できるように構成されている。
【0035】旋回用伝動機構9の操作手段として、図4
に示すように、シフトギヤ39L,39Rのそれぞれを
直進クラッチ37L,37Rの入り位置にアーム51
L,51Rを介して移動付勢する左右一対のバネ52
L,52Rと、圧油供給に伴い伸長作動することでバネ
52L,52Rの付勢力に抗してシフトギヤ39L,3
9Rのそれぞれを操向クラッチ38L,38Rの入り位
置に前記アーム51L,51Rを介して移動させる左右
一対の操向シリンダ53L,53Rとを設けるととも
に、左右の各操向シリンダ53L,53Rに圧油を供給
する状態と排油させる状態とに切り換え自在な左右一対
の電磁操作式の方向切換弁56L,56Rを設けてい
る。
【0036】さらに、左右の操向シリンダ53L,53
Rのいずれかが伸長作動状態にあるときに、その操向シ
リンダ53L,53Rから油路54を介して供給される
圧油を、減速用の油圧クラッチ45に供給する減速状態
と逆転用の油圧クラッチ49に供給する逆転状態と制動
用の油圧ブレーキ50に供給する制動状態とに切り換え
自在なモード切り換え用の油路切換手段としての電磁操
作式の操向制御弁55を設けている。尚、前記油路54
の途中箇所には、後述の旋回操作レバー58の操作状態
に基づいて、前記各油圧クラッチ45,49、油圧ブレ
ーキ50に供給する作動油の油圧力(つまり旋回力)を
調整するための圧力調整弁57を設けている。この圧力
調整弁57は、電磁比例圧力制御弁にて構成され、バネ
により排油側に復帰付勢されるスプールを電磁ソレノイ
ドへの通電により圧油供給側に切り換えるようになって
おり、しかも、ソレノイドへの供給電流を変更調節する
ことで、スプールの位置が変化して作動油の油圧力を変
更調整することができるように構成されている。
【0037】前記方向切換弁56L,56R、操向制御
弁55、圧力調整弁57の夫々は、前記搭乗運転部5に
設けられた旋回操作具としての旋回操作レバー58の操
作に基づいて、前記制御装置60が切換え操作するよう
に構成されている。詳述すると、前記旋回操作レバー5
8の揺動支点部にその操作状態を検出する操作状態検出
手段としてのポテンショメータ61が設けられ、その検
出情報に基づいて制御装置60が旋回操作レバー58の
操作位置を判別して、上記各弁を切換え操作するように
なっている。つまり、図5に示すように、旋回操作レバ
ー58が直進指令位置TSから左右いずれかの方向に揺
動させるに伴って、非駆動旋回位置(R1,L1)、緩
旋回位置(R2,L2)、信地旋回位置(R3,L
3)、超信地旋回位置(R4,L4)の各位置に順次切
り換え操作自在に構成されており、旋回操作レバー58
が直進指令位置TSから左右いずれかの方向に揺動させ
るに伴って制御装置60は次のように制御を実行する。 操向レバー58が、直進指令位置TSに位置する
と、前記両方向切換弁56L,56Rを排油状態に切り
換えるとともに圧力調整弁57を非作動状態に切り換え
る(直進走行状態)。 旋回操作レバー58が非駆動旋回位置(L1又はR
1)に操作されると、左右いずれか選択された側の方向
切換弁(56L又は56R)を圧油供給状態に切り換え
るとともに圧力調整弁57を非作動状態に切り換える
(非駆動旋回状態)。 旋回操作レバー58が緩旋回位置(L2又はR2)
に操作されると、左右いずれか選択された側の方向切換
弁(56L又は56R)を圧油供給状態に切り換えると
ともに圧力調整弁57を作動状態に切り換え、操向制御
弁55を減速状態に切り換える(緩旋回状態)。 旋回操作レバー58が信地旋回位置(L3又はR
3)に操作されると、左右いずれか選択された側の方向
切換弁(56L又は56R)を圧油供給状態に切り換え
るとともに圧力調整弁57を作動状態に切り換え、操向
制御弁55を制動状態に切り換える(信地旋回状態)。 旋回操作レバー58が超信地旋回位置(L4又はR
4)に操作されると、左右いずれか選択された側の方向
切換弁(56L又は56R)を圧油供給状態に切り換え
るとともに圧力調整弁57を作動状態に切り換え、操向
制御弁55を逆転状態に切り換える(超信地旋回状
態)。
【0038】そして、前記制御装置60は、前記旋回用
伝動機構9が旋回操作状態として前記超信地旋回状態
(旋回力大側の設定旋回操作状態の一例)となり、且
つ、前記副変速装置8が前記高速伝動状態(高速側の設
定変速状態の一例)になる高速旋回状態に切り換え操作
されることを牽制するように構成されている。つまり、
制御装置60は、前記旋回操作レバー58により前記超
信地旋回状態が指令されているときに、前記副変速装置
8の操作手段としての副変速操作部62にて前記高速伝
動状態への切り換えが指令されると、前記副変速装置8
が前記高速伝動状態に切り換わることを牽制するように
構成され、且つ、前記副変速装置8が前記高速伝動状態
に切り換え操作されているときに、前記旋回操作レバー
58により前記超信地旋回状態が指令されると、前記旋
回用伝動機構9が前記超信地旋回状態に切り換わること
を許容するとともに、前記副変速装置8を前記高速伝動
状態から低速側の変速状態に切り換えるように構成され
ている。
【0039】このように、制御装置60は、旋回状態の
切り換え操作を副変速装置8の変速操作に優先させるこ
とで操縦操作性の低下を招くことを回避しながら、急旋
回状態になるように操作されることが牽制されるので、
走行安全性を確保できることになる。従って、前記方向
切換弁56R,56L、操向制御弁55、圧力調整弁5
7、油圧ポンプP等の油圧操作機構と、前記旋回用伝動
機構9と、制御装置60等によって旋回操作手段が構成
され、制御装置60を利用して牽制手段Kが構成される
ことになる。
【0040】尚、図4、図5に示す符号PS1〜PS4
は、前記操向制御弁55における左右両側の電磁ソレノ
イドによるスプールのスライド操作状態を検出する圧力
センサである。これらの圧力センサの検出情報は制御装
置60に入力されるようになっており、制御装置60
は、この圧力センサの検出情報に基づいて各弁の実際の
作業状態を把握するとともに、各弁に切り換え作動を指
令したときに、この圧力センサの検出情報に基づいて、
ソレノイドが故障か否かを判断出来るようになってい
る。
【0041】
【0042】
【0043】〔別実施形態〕 (1) 上記実施形態では、旋回操作具として揺動操作す
る旋回操作レバーを用いる場合を例示したが、このよう
な揺動操作式の操作具に代えて、乗用車のステアリング
ハンドルのような回転操作式の旋回操作具を用いてもよ
い。
【0044】(2)上記実施形態では、旋回操作具(旋
回操作レバー)の操作状態を検出する操作状態検出手段
として、ポテンショメータを用いる場合を例示したが、
このような構成に代えて、直進指令位置から、非駆動旋
回位置、緩旋回位置、信地旋回位置、超信地旋回の各位
置に順次切り換えられたことを各別に検出するスイッチ
を備えて、操作状態を検出する構成でもよい。
【0045】(3)上記実施形態では、旋回操作手段と
して、旋回操作具の操作状態に基づいて電気的に油圧操
作機構を切り換え制御する構成としたが、このような構
成に代えて、旋回操作具と機械的に連係させて、前記各
操作位置に対応する上記各旋回状態に切り換わるように
構成するものでもよい。
【0046】(4)上記実施形態では、前記副変速装置
に対する操作手段として、主変速装置の変速操作レバー
7Lに第1スイッチSUと、第2スイッチSDを備え、
各スイッチの操作に伴って変速状態が順次切り換わって
いく構成を例示したが、このような構成に代えて、次の
ような構成であってもよい。 .前記第1スイッチSUと、第2スイッチSDとを変
速操作レバーとは別の部位に設ける構成。 .前記各変速状態(N,F1,F2,F3)の夫々に
対応する4個の操作スイッチを設け、各操作スイッチを
択一的に操作することでその選択された変速状態に切り
換わるように制御する構成。 .揺動操作式の副変速レバーを備え、ポテンショメー
タ型の検出センサにてレバー揺動操作角度を検出して、
操作角度に応じて前記各変速状態に順次切り換わるよう
に制御する構成。
【0047】(5)上記実施形態では、前記副変速装置
として、複数の油圧クラッチを選択的に伝動状態に切り
換えることで所望の変速状態を得る構成としたが、本発
明は、このような構成に限らず、例えば、主変速装置と
して、油圧ポンプと油圧モータとを備えて、斜板角度を
変更させることで走行速度を変更調節する、所謂、静油
圧式無段変速装置(HST)を左右の走行装置に対して
独立して備えさせて、各無段変速装置に対する油流量を
変化させることで高低複数段階に変速状態を切り換える
構成の副変速装置にも適用できる。
【0048】(6)上記実施形態では、前記副変速装置
が、低速伝動状態F1、中速伝動状態F2、高速伝動状
態F3、中立状態Nの4状態に切り換え可能に構成され
る場合を例示したが、このような構成に限らず、高速状
態と低速状態の2段階に切り換わる構成、高、中、低の
3段階の走行状態に切り換わる構成、4段階以上の走行
状態に切り換わる構成、及び、それらと中立状態とを組
み合わせた構成等、各種の変速状態に切り換わる構成で
あってもよい。
【0049】本発明は、コンバイン以外の各種作業車に
適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】走行伝動構造を示す図
【図3】副変速装置の縦断正面図
【図4】油圧回路図
【図5】制御ブロック図
【図6】副変速操作部を示す図
【図7】副変速装置の操作状態を示す図
【符号の説明】
1R,1L 走行装置 7 主変速装置 7a 主変速用の操作手段 8 副変速装置 58 旋回操作具 60 制御手段 62 副変速用の操作手段 K 牽制手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−104356(JP,A) 特開 平5−193514(JP,A) 特開 平9−86432(JP,A) 特開 平8−216913(JP,A) 実開 平5−5668(JP,U) 実開 平7−8162(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行装置の駆動状態を旋回力
    が異なる複数の旋回操作状態に切り換える旋回操作手段
    と、前記複数の旋回操作状態のうちの一つを前記旋回操
    作手段に指令する旋回操作具とが設けられるとともに、
    走行変速用の副変速装置が、走行変速用の主変速装置の
    操作手段とは別の操作手段にて複数の変速状態に操作可
    能に設けられた作業車の走行制御装置であって、 前記左右の走行装置の駆動状態が旋回力大側の設定旋回
    操作状態で、且つ、前記副変速装置が高速側の設定変速
    状態になる高速旋回状態に操作されることを牽制する牽
    制手段が設けられ、 前記牽制手段は、 前記旋回操作具により前記旋回力大側の設定旋回操作状
    態が指令されているときに、前記副変速装置の操作手段
    にて前記高速側の設定変速状態への切り換えが指令され
    ると、前記副変速装置が前記高速側の設定変速状態に切
    り換わることを牽制するように構成され、 且つ、前記副変速装置が前記高速側の設定変速状態に切
    り換え操作されているときに、前記旋回操作具により前
    記旋回力大側の設定旋回操作状態が指令されると、前記
    旋回操作手段が前記旋回力大側の設定旋回操作状態に切
    り換わることを許容するとともに、前記副変速装置を前
    記高速側の設定変速状態から低速側の変速状態に切り換
    えるように構成され ている作業車の走行制御装置。
  2. 【請求項2】 前記副変速装置が、作業用走行状態と、
    この作業用走行状態よりも高速の移動用走行状態とに変
    速可能に構成され、 前記旋回操作手段は、 前記旋回力が異なる複数の旋回操作状態として、 旋回側に位置する前記走行装置が自由空転状態になる非
    駆動旋回状態、旋回側に位置する前記走行装置が他方の
    走行装置よりも低速で駆動される緩旋回状態、旋回側に
    位置する前記走行装置が伝動停止状態で且つ制動される
    信地旋回状態、左右の走行装置が互いに逆方向に駆動さ
    れる超信地旋回状態、の夫々の旋回操作状態に切り換え
    可能に構成され、 前記牽制手段は、 前記副変速装置が前記移動用走行状態になり、且つ、前
    記旋回操作手段が前記超信地旋回状態になること牽制す
    るように構成されている 請求項1記載の作業車の走行制
    御装置。
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