JPH1134907A - 作業機の操向装置 - Google Patents

作業機の操向装置

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JPH1134907A
JPH1134907A JP9191076A JP19107697A JPH1134907A JP H1134907 A JPH1134907 A JP H1134907A JP 9191076 A JP9191076 A JP 9191076A JP 19107697 A JP19107697 A JP 19107697A JP H1134907 A JPH1134907 A JP H1134907A
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Nobuo Yuki
宣夫 幸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回性を向上する。 【解決手段】 左右の走行装置への伝動系に走行変速用
の静油圧式の無段変速装置9と第2変速装置とを直列に
接続する状態で介装し、旋回操作具35が直進位置にあ
るとき無段変速装置9に同調して作動するとともに旋回
操作具35の旋回操作量の増大にともなって中立状態に
まで正転減速作動したのち逆転増速作動する旋回用の静
油圧式の無段変速装置10を設け、旋回操作具35の旋
回操作に基づいて左右の走行装置のうち旋回内側のもの
を旋回用の無段変速装置10に連動させる旋回連動手段
を設け、第2変速装置が低速伝動状態にある状態におけ
る第2変速装置による第1走行装置駆動部の最大回転数
よりもそれとは逆方向の旋回用の無段変速装置10によ
る第2走行装置駆動部の最大回転数を大に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右の走行装置へ
の伝動系に、走行変速用の静油圧式の無段変速装置と第
2変速装置とを直列に接続する状態で介装してあるコン
バインなどの作業機の操向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業機の操向装置として本発明者は、旋
回操作具が直進位置にあるとき前記無段変速装置に同調
して作動するとともに旋回操作具の旋回操作量の増大に
ともなって中立状態にまで正転減速作動したのち逆転増
速作動する旋回用の静油圧式の無段変速装置を設け、前
記旋回操作具の旋回操作に基づいて左右の走行装置のう
ち旋回内側のものの走行変速用の無段変速装置への連動
を断つとともに旋回内側の走行装置を前記旋回用の無段
変速装置に連動させる旋回連動手段を設ける技術を先に
考えた。すなわち、走行変速用の無段変速装置及び第2
変速装置を介して左右の走行装置を駆動しての前進走行
において、旋回内側の走行装置を旋回用の無段変速装置
に連動させてその旋回用の無段変速装置を前進減速操作
することで旋回内側の走行装置の前進速度を走行変速用
の無段変速装置及び第2変速装置で駆動される旋回外側
の走行装置の前進速度よりも遅くすることにより前進緩
旋回を行い、旋回用の無段変速装置を中立状態にまで操
作して旋回内側の走行装置の駆動を停止することにより
前進信地旋回を行い、旋回用の無段変速装置を更に後進
増速操作して旋回内側の走行装置を後進走行させること
により超信地旋回を行い、他方、走行変速用の無段変速
装置及び第2変速装置を介して左右の走行装置を駆動し
ての後進走行時において、旋回内側の走行装置を旋回用
の無段変速装置に連動させてその旋回用の無段変速装置
を後進減速操作することで旋回内側の走行装置の後進速
度を走行変速用の無段変速装置及び第2変速装置で駆動
される旋回外側の走行装置の後進速度よりも遅くするこ
とにより後進緩旋回を行い、旋回用の無段変速装置を中
立状態にまで操作して旋回内側の走行装置の駆動を停止
することにより後進信地旋回を行い、旋回用の無段変速
装置を更に前進増速操作して旋回内側の走行装置を前進
走行させることにより超信地旋回を行う技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記旋回技術によると
きは、直進走行時、第2変速装置と直列に接続する一つ
の走行変速用の無段変速装置で左右の走行装置を駆動す
るから、左右の走行装置を等速駆動できて、例えば、左
右の走行装置を別々の無段変速装置で駆動する場合に比
較して、直進性に優れる。しかも、左右の走行装置を別
々の無段変速装置で駆動する場合と同様に、旋回内側の
走行装置の走行速度を無段階に調整できるので、旋回半
径を自由に選択でき旋回性にも優れる。
【0004】しかし、上記旋回技術は未だ開発途上にあ
って改良の余地がある。
【0005】本発明の目的は、旋回性を向上する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本第1発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【0007】〔特徴〕左右の走行装置への伝動系に、走
行変速用の静油圧式の無段変速装置と第2変速装置とを
直列に接続する状態で介装してある作業機において、旋
回操作具が直進位置にあるとき前記無段変速装置に同調
して作動するとともに旋回操作具の旋回操作量の増大に
ともなって中立状態にまで正転減速作動したのち逆転増
速作動する旋回用の静油圧式の無段変速装置を設け、前
記旋回操作具の旋回操作に基づいて左右の走行装置のう
ち旋回内側のものの走行変速用の無段変速装置への連動
を断つとともに旋回内側の走行装置を前記旋回用の無段
変速装置に連動させる旋回連動手段を設け、前記第2変
速装置が低速伝動状態にある状態における前記走行変速
用の無段変速装置又は第2変速装置による第1走行装置
駆動部の最大回転数よりもそれとは逆方向の旋回用の無
段変速装置による第2走行装置駆動部の最大回転数を大
に設定してある点にある。
【0008】〔作用〕本第1発明によるときは、旋回用
の無段変速装置と旋回連動手段とを設けて、旋回内側の
走行装置の走行速度を旋回外側の走行装置の走行速度よ
りも遅くしての緩旋回と、旋回内側の走行装置の駆動を
断っての信地旋回と、旋回内側の走行装置を旋回外側の
走行装置とは逆方向に走行させての超信地旋回とを行う
にあたって、第2変速装置が低速伝動状態にある状態で
の第1走行装置駆動部の最大回転数よりもそれとは逆方
向の第2走行装置駆動部の最大回転数を大に設定してあ
るから、具体的にいうと、第2変速装置を低速伝動状態
に切り換えての低速での前進走行時には、旋回外側の走
行装置の前進速度よりも旋回内側の走行装置の後進速度
を速くして超信地旋回を越えたいわば超超信地旋回を行
い、同様に、第2変速装置を低速伝動状態に切り換えて
の低速での後進走行時には、旋回外側の走行装置の後進
速度よりも旋回内側の走行装置の前進速度を速くして超
信地旋回を越えたいわば超超信地旋回を行えるようにし
てあるから、素早く小回り旋回することができる。
【0009】〔効果〕従って、本第1発明によれば、超
信旋回のみならず超超信地旋回まで行えて旋回形態の多
様化を図れ、旋回性を向上できるようになった。
【0010】請求項2に係る本第2発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
【0011】〔特徴〕上記本第1発明の特徴において、
前記第2変速装置が低速伝動状態にある状態における前
記第1走行装置駆動部の最大回転数よりもそれとは逆方
向の第2走行装置駆動部の最大回転数を大に設定する手
段として、前記旋回操作具が直進位置にありかつ第2変
速装置が高速伝動状態にあるときに第1走行装置駆動部
と第2走行装置駆動部とが同方向に同回転数で回転する
ように前記走行変速用の無段変速装置と旋回用の無段変
速装置との同調関係を設定し、第2変速装置が高速伝動
状態にあるときの旋回操作具の最大操作位置への旋回操
作に伴う第2走行装置駆動部の逆方向への回転数が第1
走行装置駆動部の回転数となるように両無段変速装置を
関連付け、第1走行装置駆動部の前進最大回転数と後進
最大回転数とを等しく設定し、第2走行装置駆動部の前
進最大回転数及び後進最大回転数のそれぞれを第2変速
装置が高速伝動状態にあるときの第1走行装置駆動部の
前進最大回転数及び後進最大回転数と等しく設定する手
段を設けてある点にある。
【0012】〔作用〕本第2発明によるときは、第2変
速装置を高速伝動状態に切り換えての移動用の高速前進
走行において旋回操作具を旋回操作することにより、第
2走行装置駆動部の前進回転数を零まで無段階に減少さ
せたのち第1走行装置駆動部の前進回転数と等しい後進
回転数まで無段階に増加させることができ、他方、第2
変速装置を高速伝動状態に切り換えての移動用の高速後
進走行において旋回操作具を旋回操作することにより、
第2走行装置駆動部の後進回転数を零まで無段階に減少
させたのち第1走行装置駆動部の後進回転数と等しい前
進回転数まで無段階に増加させることができる。
【0013】しかも、第2変速装置を低速伝動状態に切
り換えての作業用の低速前進走行において旋回操作具を
旋回操作することにより、第2走行装置駆動部の前進回
転数を零まで無段階に減少させたのち第1走行装置駆動
部の前進回転数よりも高い後進回転数まで無段階に増加
させることができ、他方、第2変速装置を定速伝動状態
に切り換えての作業用の低速後進走行において旋回操作
具を旋回操作することにより、第2走行装置駆動部の後
進回転数を零まで無段階に減少させたのち第1走行装置
駆動部の後進回転数よりも高い前進回転数まで無段階に
増加させることができる。
【0014】〔効果〕従って、本第2発明によれば、第
2変速装置を高速伝動状態に切り換えての移動用の高速
前進走行においては、旋回操作具を旋回操作することに
より、旋回内側の走行装置の前進走行速度を旋回外側の
走行装置の前進走行速度よりも遅くしての緩旋回と、旋
回内側の走行装置の前進走行を停止しての信地旋回と、
旋回内側の走行装置を旋回外側の走行装置の前進走行速
度よりも遅い速さで後進走行させての旋回と、前進走行
する旋回外側の走行装置と等しい速さで旋回内側の走行
装置を後進走行させての前進超信地旋回とを行え、他
方、第2変速装置を高速伝動状態に切り換えての移動用
の高速後進走行においては、旋回操作具を旋回操作する
ことにより、旋回内側の走行装置の後進走行速度を旋回
外側の走行装置の後進走行速度よりも遅くしての緩旋回
と、旋回内側の走行装置の後進走行を停止しての信地旋
回と、旋回内側の走行装置を旋回外側の走行装置の後進
走行速度よりも遅い速さで前進走行させての旋回と、後
進走行する旋回外側の走行装置と等しい速さで旋回内側
の走行装置を前進走行させての後進超信地旋回を行え
る。
【0015】しかも、第2変速装置を低速伝動状態に切
り換えての作業用の低速前進走行においては、旋回操作
具を旋回操作することにより、旋回内側の走行装置の前
進走行速度を旋回外側の走行装置の前進走行速度よりも
遅くしての緩旋回と、旋回内側の走行装置の前進走行を
停止しての信地旋回と、旋回内側の走行装置を旋回外側
の走行装置の前進走行速度よりも遅い速さで後進走行さ
せての旋回と、前進走行する旋回外側の走行装置と等し
い速さで旋回内側の走行装置を後進走行させての前進超
信地旋回と、旋回外側の走行装置の前進走行速度よりも
速い速さで旋回内側の走行装置を後進走行させての前進
超超信地旋回とを行え、他方、第2変速装置を低速伝動
状態に切り換えての作業用の低速後進走行においては、
旋回操作具を旋回操作することにより、旋回内側の走行
装置の後進走行速度を旋回外側の走行装置の後進走行速
度よりも遅くしての緩旋回と、旋回内側の走行装置の後
進走行を停止しての信地旋回と、旋回内側の走行装置を
旋回外側の走行装置の後進走行速度よりも遅い速さで前
進走行させての旋回と、旋回外側の走行装置の後進走行
速度よりも速い速さで旋回内側の走行装置を前進走行さ
せての後進超超信地旋回とを行える。
【0016】
【発明の実施の形態】コンバインは、図1に示すよう
に、左右一対のクローラ式の走行装置1を備えた自走機
体に脱穀装置2と操縦部3を搭載し、自走機体の前部に
刈取部4を昇降操作自在に連結して構成されている。前
記刈取部4は、植立穀稈を引き起こす引起し装置5、引
き起こされた植立穀稈の株元を切断するバリカン型の切
断装置6、刈取穀稈を前記脱穀装置2のフィードチェー
ン2Aに搬送供給する供給装置7を備えている。
【0017】前記自走機体に搭載したエンジン8から左
右の走行装置1への伝動系は、図2に示すように、可変
容量型の油圧ポンプ9Pとそれにより発生される圧油で
駆動される油圧モータ9Mとからなる前後進切り換え自
在な走行変速用の静油圧式の無段変速装置9と、同様に
可変容量型の油圧ポンプ10Pとそれにより発生される
圧油で駆動される油圧モータ10Mとからなる前後進切
り換え自在な旋回用の静油圧式の無段変速装置10と
を、両油圧ポンプ9P,10Pがエンジン8によりベル
ト伝動装置11を介して駆動される状態に設け、前記走
行装置1の車軸1Aを軸支するミッションケース12内
に、走行変速用の油圧モータ9Mに連動する高低2段切
り換え自在なギヤ式の副変速装置13と、この副変速装
置13に常時連動するセンターギヤ14と、前記旋回用
の油圧モータ10Mに中継ギヤ15L,15Rそれぞれ
を介して常時連動する左右一対のサイドギヤ16L,1
6Rと、前記左右の車軸1Aのそれぞれに常時ギヤ連動
する左右一対のシフト部材17L,17Rとを設け、シ
フト部材17L,17Rをセンターギヤ14側のセンタ
ー位置にシフトさせることでシフト部材17L,17R
をセンターギヤ14に連動させる左右一対の爪クラッチ
18L,18Rと、シフト部材17L,17Rを対応す
るサイドギヤ16L,16R側のサイド位置にシフトさ
せることでシフト部材17L,17Rを対応するサイド
ギヤ16L,16Rに連動させる左右一対の摩擦クラッ
チ19L,19Rを設けて構成されている。前記副変速
装置13が走行変速用の無段変速装置9に直列に接続す
る本発明でいうところの走行変速用の第2変速装置であ
り、センターギヤ14が、本発明でいうところの副変速
装置13(第2変速装置)による第1走行装置駆動部で
あり、サイドギヤ16L,16Rが、本発明でいうとこ
ろの旋回用の無段変速装置10による第2走行装置駆動
部である。
【0018】前記副変速装置13は、走行変速用の油圧
モータ9Mの出力軸9Aにギヤ20,21対を介して連
動するカウンター軸22に小径の低速伝動ギヤ23Lと
大径の高速伝動ギヤ23Hとを回転のみ自在に装着し、
前記中継ギヤ15L,15Rの軸24に回転のみ自在に
装着したスリーブ25に、前記低速伝動ギヤ23Lに常
時連動する大径の低速受動ギヤ26Lと高速伝動ギヤ2
3Hに常時連動する小径の高速受動ギヤ26Hとを一体
回転する状態に装着し、前記カウンター軸22に、低速
伝動ギヤ23Lにのみ連動する低速位置と高速伝動ギヤ
23Hにのみ連動する高速位置とに副変速レバー36を
介してシフト操作自在なシフト部材27をスプライン嵌
合させて構成されている。つまり、シフト部材27を低
速伝動ギヤ23Lに連動させることによりカウンター軸
22からスリーブ25に低速伝動し、シフト部材27を
高速伝動ギヤ23Hに連動させることによりカウンター
軸22からスリーブ25に高速伝動するようになってい
る。
【0019】そして、前記センターギヤ14を低速受動
ギヤ26Lに噛み合わせることにより副変速装置13に
センターギヤ14を連動させている。
【0020】前記摩擦クラッチ19L,19Rは、スプ
リング28L,28Rにより切り付勢されており、シフ
ト部材17L,17Rがセンター位置に位置するときに
は、爪クラッチ18L,18Rのみが入り作動し、シフ
ト部材17L,17Rがサイド位置に位置しているとき
には、摩擦クラッチ19L,19Rのみが入り作動する
ようになっている。
【0021】なお、前記スリーブ25には、駐車ブレー
キ29の軸29Aに装着のギヤ30に連動する駐車用ギ
ヤ31が一体回転する状態に装着されている。
【0022】前記シフト部材17L,17Rは、図16
に示すように、油圧アクチュエータ32の左右のピスト
ン32L,32Rにより各別に駆動されるシフター33
L,33Rでシフト操作されるものである。
【0023】前記両無段変速装置9,10に対する操作
装置は、図3に示すように、主変速レバー34と旋回操
作具であるところの左右揺動自在な旋回レバー35とを
設け、これら主変速レバー34と旋回レバー35の操作
に基づいて両無段変速装置9,10を操作する連係操作
手段を設けて構成されている。
【0024】前記連係操作手段は、主変速レバー34の
操作に連動して走行変速用の油圧ポンプ9Pにおける容
量変更用のトラニオン軸(以下、変速用トラニオン軸と
称する。)9aを作動させる主変速用プッシュプルワイ
ヤ37を設け、前記旋回レバー35に旋回用レリーズワ
イヤ38を介して連動するとともに同調ロッド39を介
して前記変速用トラニオン軸9aに連動しかつ旋回用プ
ッシュプルワイヤ41を介して旋回用の油圧ポンプ10
Pにおける容量変更用のトラニオン軸(以下旋回用トラ
ニオン軸と称する。)10aに連動していて、前記旋回
レバー35が「直進」の位置にある状態において両無段
変速装置9,10を同調させる同調手段40を設けて構
成されている。
【0025】前記同調手段40は、旋回レバー35が
「直進」の位置にありかつ副変速装置13が高速伝動状
態にあるときにセンターギヤ14とサイドギヤ16L,
16Rとが同方向に同回転数で回転するように両無段変
速装置9,10との同調関係を設定し、かつ、副変速装
置13が高速伝動状態にあるときの旋回レバー35の最
大操作位置への旋回操作に伴うサイドギヤ16L,16
Rのセンターギヤ14とは逆方向への回転数がセンター
ギヤ14の回転数となるように両無段変速装置9,10
を関連付ける手段である。具体的には、図4〜図14に
示すように、同調ロッド39の作動に連動して第1軸芯
P1周りに揺動する揺動アーム44を設け、この揺動ア
ーム44の揺動に連動して直線径路に沿って往復移動す
る棒状のスライド部材45を設け、このスライド部材4
5に、先端に前記旋回用プッシュプルワイヤ41を止着
するとともにガイドローラ47を回転自在に支持した揺
動レバー46を第1軸芯P1と平行な第2軸芯P2周り
に揺動自在に取付け、前記ガイドローラ47を移動案内
するガイドレール48を固定部に第2軸芯P2と平行な
第3軸芯P3周りに揺動自在に取付け、このガイドレー
ル48に旋回用レリーズワイヤ38により引き操作され
てガイドレール48を揺動させる引き操作アーム49を
固着して構成されている。
【0026】そして、変速用トラニオン軸9aが変速中
立位置Nにあると、図8に示すように、ガイドローラ4
7がガイドレール48のうち第3軸芯P3に位置し、変
速用トラニオン軸9aが前進域Fにあると、図7に示す
ように、ガイドローラ47がガイドレール48のうち第
3軸芯P3の一方側の部分に位置し、変速用トラニオン
軸9aが後進域Rにあると、図9に示すように、ガイド
ローラ47がガイドレール48のうち第3軸芯P3の他
方側の部分に位置するようにスライド部材45とガイド
レール48との位置関係が設定されている。
【0027】かつ、前記ガイドレール48は、第3軸芯
P3周りに揺動することにより、ガイドローラ47、つ
まりは、揺動レバー46を揺動させて旋回用プッシュプ
ルワイヤ41を作動させることにより旋回用トラニオン
軸10aを操作するものであって、旋回用レリーズワイ
ヤ38による引き操作により、スライド部材45と平行
な姿勢よりも一方側端を一側に位置させる第1傾斜姿勢
から平行な姿勢よりも一方側端を他側に位置させる第2
傾斜姿勢にまでスプリング50による付勢力に抗して揺
動操作されるようになっており、平行な姿勢が揺動レバ
ー46を変速中立姿勢に位置させて旋回用トラニオン軸
10aを変速中立位置Nに位置させる位置に設定されて
いる。詳述すると、図7,図10,図11に示すよう
に、ガイドローラ47が一方側に位置する状態で第1傾
斜姿勢と平行な姿勢とのあいだの姿勢に位置することに
より揺動レバー46を前進姿勢に位置させ、平行な姿勢
に位置することにより揺動レバー46を変速中立姿勢に
位置させ、平行な姿勢と第2傾斜姿勢とのあいだの姿勢
に位置することにより揺動レバー46を後進姿勢に位置
させる一方、図9,図12,図13に示すように、ガイ
ドローラ47が他方側に位置する状態で第1傾斜姿勢と
平行な姿勢とのあいだの姿勢に位置することにより揺動
レバー46を後進姿勢に位置させ、平行な姿勢に位置す
ることにより揺動レバー46を変速中立姿勢に位置さ
せ、平行な姿勢と第2傾斜姿勢とのあいだの姿勢に位置
することにより揺動レバー46を前進姿勢に位置させる
ものである。
【0028】従って、今、主変速レバー34が変速中立
位置Nに位置し、旋回レバー35が「直進」の位置に位
置していると、図8に示すように、変速用トラニオン軸
9aが変速中立位置Nに位置して走行変速用の油圧モー
タ9Mが停止しているとともに、ガイドレール48が第
1傾斜姿勢にあるものの、ガイドローラ47が第3軸芯
P3位置にあって揺動レバー46が変速中立姿勢に位置
していることで旋回トラニオン軸10aが変速中立位置
Nに位置して旋回用の油圧モータ10Mも停止してい
る。この状態で主変速レバー34を前進域Fに操作する
と、図7に示すように、変速用トラニオン軸9aがその
主変速レバー34の操作位置に相当する前進域Fの変速
位置に操作されて走行変速用の油圧モータ9Mが主変速
レバー34の操作位置に応じた回転数で前進回転すると
ともに、ガイドローラ47がガイドレール48の一方側
の部分に移動することで揺動レバー46が前進側に揺動
操作されることにより旋回用トラニオン軸10aが主変
速レバー34の操作位置に相当する前進域Fの変速位置
に操作されて旋回用の油圧モータ10Mが主変速レバー
34の操作位置に応じた、つまり、走行変速用の油圧モ
ータ9Mの回転数に比例した回転数で前進回転する。他
方、前記の状態で主変速レバー34を後進域Rに操作す
ると、図9に示すように、変速用トラニオン軸9aがそ
の主変速レバー34の操作位置に相当する後進域Rの変
速位置に操作されて走行変速用の油圧モータ9Mが主変
速レバー34の操作位置に応じた回転数で後進回転する
とともに、ガイドローラ47がガイドレール48の他方
側の部分に移動することで揺動レバー46が後進側に揺
動操作されることにより旋回用トラニオン軸10aが主
変速レバー34の操作位置に相当する後進域Rの変速位
置に操作されて旋回用の油圧モータ10Mが操作位置に
応じた、つまり、走行変速用の油圧モータ9Mの回転数
に比例した回転数で後進回転する。また、主変速レバー
34が変速中立位置Nに位置している状態で旋回レバー
35を「左」や「右」に倒す、つまり、旋回操作する
と、図14の(イ)(ロ)(ハ)に示すように、ガイド
レール48が揺動操作されるものの、ガイドローラ37
が第3軸芯P3にあって移動しないことにより揺動レバ
ー46が変速中立姿勢に維持されて、旋回操作にかかわ
らず、旋回用トラニオン軸10aは変速中立位置に維持
され旋回用の油圧モータ10Mは停止維持される。そし
て、主変速レバー34が前進域Fに操作された前進走行
状態で旋回レバー35を「左」や「右」に旋回操作する
と、図7,図10,図11に示すように、ガイドレール
48が引き揺動操作され、このガイドレール48の引き
揺動操作により、揺動レバー46が変速中立姿勢に操作
されるまでは、旋回トラニオン軸10aが前進域Fで減
速側に操作されることにより旋回用の油圧モータ10M
が無段階に減速されて旋回レバー35の操作位置に応じ
た回転数で前進回転し、揺動レバー46が変速中立姿勢
に操作されると、旋回用トラニオン軸10aが変速中立
位置Nに操作されることにより旋回用の油圧モータ10
Mが停止し、揺動レバー46が変速中立姿勢を越えて操
作されると、旋回用トラニオン軸10aが後進域Rで増
速側に操作されることにより旋回用の油圧モータ10M
が無段階に増速されて旋回レバー35の操作位置に応じ
た回転数で後進回転する。そして、旋回レバー35を
「直進」の位置に戻すと、ガイドレール48が第1傾斜
姿勢に復帰して、旋回用の油圧モータ10Mが元の回転
数で前進回転することになる。他方、主変速レバー34
が後進域Rに操作された後進走行状態で旋回レバー35
を「左」や「右」に旋回操作すると、図9,図12,図
13に示すように、ガイドレール48が引き揺動操作さ
れ、このガイドレール48の引き揺動操作により、揺動
レバー46が変速中立姿勢に操作されるまでは、旋回ト
ラニオン軸10aが後進域Rで減速側に操作されること
により旋回用の油圧モータ10Mが無段階に減速されて
旋回レバー35の操作位置に応じた回転数で後進回転
し、揺動レバー46が変速中立姿勢に操作されると、旋
回用トラニオン軸10aが変速中立位置Nに操作される
ことにより旋回用の油圧モータ10Mが停止し、揺動レ
バー46が変速中立姿勢を越えて操作されると、旋回用
トラニオン軸10aが前進域Fで増速側に操作されるこ
とにより旋回用の油圧モータ10Mが無段階に増速され
て旋回レバー35の操作位置に応じた回転数で前進回転
する。そして、旋回レバー35を「直進」の位置に戻す
と、ガイドレール48が第1傾斜姿勢に復帰して、旋回
用の油圧モータ10Mが元の回転数で後進回転すること
になる。
【0029】そして、図17,図18に示すように、前
記センターギヤ14の前進最大回転数と後進最大回転数
とは等しい回転数に設定されており、旋回レバー35が
「直進」に位置する状態でのサイドギヤ16L,16R
の前進最大回転数と後進最大回転数とは、それぞれ、副
変速装置13が高速伝動状態にあるときのセンターギヤ
14の前進最大回転数と後進最大回転数と等しく設定さ
れている。
【0030】従って、副変速装置13が高速伝動状態に
あるときは、旋回レバー35を「左」や「右」の最大操
作位置に操作すると、サイドギヤ16L,16Rは、セ
ンターギヤ14とは逆方向にそのセンターギヤ14と同
じ回転数で回転し、副変速装置13が低速伝動状態にあ
るときは、旋回レバー35を「左」や「右」の最大操作
位置に操作すると、サイドギヤ16L,16Rは、副変
速装置13が高速伝動状態にあるときのセンターギヤ1
4とは逆方向にそのセンターギヤ14を同じ回転数で回
転する。具体的に説明すると、図17に示すように、副
変速装置13が高速伝動状態にあってセンターギヤ14
が最大前進回転数や最大後進回転数で回転しているとき
に旋回レバー35を「左」や「右」の最大操作位置に操
作すると、サイドギヤ16L,16Rは、それの最大後
進回転数や最大前進回転数で回転し、図18に示すよう
に、副変速装置13が低速伝動状態にあってセンターギ
ヤ14が最大前進回転数や最大後進回転数で回転してい
るときに旋回レバー35を「左」や「右」の最大操作位
置に操作すると、サイドギヤ16L,16Rは、それの
最大後進回転数や最大前進回転数で回転する。すなわ
ち、副変速装置13が低速伝動状態にある状態における
センターギヤ14の最大回転数よりもそれとは逆方向の
サイドギヤ16L,16Rの最大回転数を大に設定して
ある。
【0031】前記旋回レバー35の旋回操作で旋回用レ
リーズワイヤ38を介してガイドレール48を引き操作
する手段は、図15の(イ)(ロ)(ハ)に示すよう
に、旋回レバー35を揺動自在に支持するブラケット5
1に二本の操作アーム52L,52Rを旋回レバー35
の揺動軸芯P4周りに各別に揺動自在に取付け、前記旋
回レバー35の下部に、旋回レバー35の「左」への揺
動に伴い左の操作アーム52Lを中立位置から左回り揺
動させるとともに旋回レバー35の「右」への揺動に伴
い右の操作アーム52Rを中立位置から右回り揺動させ
る操作ピン53を付設し、前記ブラケット51に、左の
操作アーム52Lの中立位置からの右回り揺動及び右の
操作アーム52Rの中立位置からの左回り揺動を規制す
る位置決めピン54を取付け、両操作アーム52L,5
2Rにわたり両操作アーム52L,52Rを中立位置に
揺動付勢するスプリング55を設け、旋回用レリーズワ
イヤ38のインナーワイヤ38aの端部を左の操作アー
ム52Lに止着し、旋回用レリーズワイヤ38のアウタ
ーワイヤ38bの端部を右の操作アーム52Rに止着し
て構成されている。すなわち、旋回レバー35は前記ス
プリング55により「直進」の位置に揺動付勢されてお
り、旋回レバー35を「左」に倒し揺動操作することに
より、左の操作アーム52Lをスプリング55の付勢力
に抗して左回り揺動させることでインナーワイヤ38a
を引き操作してレリーズワイヤ38を引き作動させるこ
とでガイドレール48を揺動させ、旋回レバー35を
「右」に倒し揺動操作することにより、右の操作アーム
52Rをスプリング55の付勢力に抗して右回り揺動さ
せることでアウターワイヤ38bの端部をインナーワイ
ヤ38aの端部から遠ざけてレリーズワイヤ38を引き
作動させることでガイドレール48を揺動させるように
なっている。
【0032】前記油圧アクチュエータ32は、図16に
示すように、シフト部材17L,17Rをセンター位置
に位置させる姿勢に両シフタ33L,33Rを位置させ
る直進作動状態と、左のシフト部材17Lのみをサイド
位置に位置させる姿勢に左のシフタ33Lを位置させる
左旋回作動状態と、右のシフト部材17Rのみをサイド
位置に位置させる姿勢に右のシフタ33Rを位置させる
右旋回作動状態とに操作弁58を介して切り換え操作さ
れるものであって、操作弁58は、制御装置59によ
り、旋回スイッチ60で旋回レバー35が「直進」の位
置に位置することが検出されているときには油圧アクチ
ュエータ32を直進作動状態にさせる「直進」の位置に
あり、旋回スイッチ60で旋回レバー35が「左」旋回
位置に位置することが検出されているときには油圧アク
チュエータ35を左旋回作動状態にさせる「左旋回」位
置にあり、旋回スイッチ60で旋回レバー35が「右」
旋回位置に位置することが検出されているときには油圧
アクチュエータ35を右旋回作動状態にさせる「右旋
回」位置にあるように操作される。つまり、操作弁58
は旋回レバー35の操作状態に応じて操作されるのであ
って、シフト部材17L,17R、シフタ33L,33
R、油圧アクチュエータ32、操作弁58、制御装置5
9、旋回スイッチ60から、旋回レバー35の旋回操作
に基づいて左右の走行装置1のうち旋回内側のものの走
行変速用の無段変速装置9への連動を断つとともに旋回
内側の走行装置1を旋回用の無段変速装置10に連動さ
せる旋回連動手段が構成されている。前記旋回スイッチ
60は、図15に示すように、旋回レバー35の「左」
旋回位置への旋回操作に伴い旋回レバー35に連設の操
作アーム60aにより押圧されて左旋回スイッチ部をオ
ンさせ、旋回レバーの「右」旋回位置への旋回操作に伴
い前記操作アーム60aにより押圧されて右旋回スイッ
チ部をオンさせるものである。
【0033】従って、旋回レバー35を「直進」の位置
に操作してシフト部材17L,17Rをともにセンター
位置に位置させることにより、センターギヤ14、爪ク
ラッチ18L,18R、シフト部材17L,17Rを介
して走行変速用の無段変速装置9で左右の走行装置1を
駆動することになり、これにより、左右の走行装置1を
同方向に等速作動させての直進走行状態を得ることがで
き、この状態で走行変速用の無段変速装置9を主変速レ
バー34で操作することにより、直進前進走行状態での
無段変速及び中立停止、直進後進走行状態での無段変速
を行え、副変速装置13を副変速レバー36で操作する
ことにより、走行速度の高低二段切り換えを行えるので
ある。
【0034】そして、図17中の太い実線aで示すよう
に、副変速装置13を高速伝動状態に切り換えての移動
用の直進前進高速走行状態において、旋回レバー35を
「左」に旋回操作すると、左のシフト部材17Lがサイ
ド位置に位置して、右の走行装置1は前記のように走行
変速用の無段変速装置9で前進駆動される一方、左の中
継ギヤ15L、左のサイドギヤ16L、左の摩擦クラッ
チ19L、左のシフト部材17Lを介して旋回用の無段
変速装置10で左の走行装置1が駆動されることにな
り、旋回レバー35の「左」への操作量を増大させるに
伴って旋回用の無段変速装置10による前進駆動速度が
次第に減速され、これに伴う左右の走行装置1の速度差
で左を旋回内側とする前進緩旋回を行えるのであり、旋
回レバー35の「左」への操作量をなおも増大させて旋
回用の無段変速装置10を変速中立状態にすることによ
り、左の走行装置1を停止させて左を旋回内側とする前
進左信地旋回(前進左ピボットターン)を行えるのであ
り、旋回レバー35を「左」の最大操作位置にまで操作
すると、旋回用の無段変速装置10による後進駆動速度
が増速されることで左の走行装置1を前進走行する右の
走行装置1と等しい速さで後進走行させての左超信地旋
回(左スピンターン)を行えるのである。なお、図17
中の太い実線bは前進高速走行する右の走行装置1の走
行速度を示す。
【0035】また、図17中の太い実線cで示すよう
に、前記の移動用の直進前進高速走行状態において、旋
回レバー35を「右」に旋回操作すると、右のシフト部
材17Rがサイド位置に位置して、左の走行装置1は前
記のように走行変速用の無段変速装置9で前進駆動され
る一方、右の中継ギヤ15R、右のサイドギヤ16R、
右の摩擦クラッチ19R、右のシフト部材17Rを介し
て旋回用の無段変速装置10で右の走行装置1が駆動さ
れることになり、旋回レバー35の「右」への操作量を
増大させるに伴って旋回用の無段変速装置10による前
進駆動速度が次第に減速され、これに伴う左右の走行装
置1の速度差で右を旋回内側とする前進緩旋回を行える
のであり、旋回レバー35の「右」への操作量をなおも
増大させて旋回用の無段変速装置10を変速中立状態に
することにより、右の走行装置1を停止させて右を旋回
内側とする前進右信地旋回(前進右ピボットターン)を
行えるのであり、旋回レバー35を「右」の最大操作位
置にまで操作すると、旋回用の無段変速装置10による
後進駆動速度が増速されることで右の走行装置1を前進
走行する左の走行装置1と等しい速さで後進走行させて
の右超信地旋回(右スピンターン)を行えるのである。
なお、図17中の太い実線dは前進高速走行する左の走
行装置1の走行速度を示す。
【0036】他方、図17中の太い破線eで示すよう
に、副変速装置13を高速伝動状態に切り換えての移動
用の直進後進高速走行状態において、旋回レバー35を
「左」に旋回操作すると、左のシフト部材17Lがサイ
ド位置に位置して、右の走行装置1は前記のように走行
変速用の無段変速装置9で後進駆動される一方、左の中
継ギヤ15L、左のサイドギヤ16L、左の摩擦クラッ
チ19L、左のシフト部材17Lを介して旋回用の無段
変速装置10で左の走行装置1が駆動されることにな
り、旋回レバー35の「左」への操作量を増大させるに
伴って旋回用の無段変速装置10による後進駆動速度が
次第に減速され、これに伴う左右の走行装置1の速度差
で左を旋回内側とする後進緩旋回を行えるのであり、旋
回レバー35の「左」への操作量をなおも増大させて旋
回用の無段変速装置10を変速中立状態にすることによ
り、左の走行装置1を停止させて左を旋回内側とする後
進左信地旋回(後進左ピボットターン)を行えるのであ
り、旋回レバー35を「左」の最大操作位置にまで操作
すると、旋回用の無段変速装置10による前進駆動速度
が増速されることで左の走行装置1を後進走行する右の
走行装置1と等しい速さで前進走行させての左超信地旋
回(左スピンターン)を行えるのである。なお、図17
中の太い破線fは後進高速走行する右の走行装置1の走
行速度を示す。
【0037】また、図17中の太い破線gで示すよう
に、前記の移動用の直進後進高速走行状態において、旋
回レバー35を「右」に旋回操作すると、右のシフト部
材17Rがサイド位置に位置して、左の走行装置1は前
記のように走行変速用の無段変速装置9で後進駆動され
る一方、右の中継ギヤ15R、右のサイドギヤ16R、
右の摩擦クラッチ19R、右のシフト部材17Rを介し
て旋回用の無段変速装置10で右の走行装置1が駆動さ
れることになり、旋回レバー35の「右」への操作量を
増大させるに伴って旋回用の無段変速装置10による後
進駆動速度が次第に減速され、これに伴う左右の走行装
置1の速度差で右を旋回内側とする後進緩旋回を行える
のであり、旋回レバー35の「右」への操作量をなおも
増大させて旋回用の無段変速装置10を変速中立状態に
することにより、右の走行装置1を停止させて右を旋回
内側とする後進右信地旋回(後進右ピボットターン)を
行えるのであり、旋回レバー35を「右」の最大操作位
置にまで操作すると、旋回用の無段変速装置10による
前進駆動速度が増速されることで右の走行装置1を後進
走行する左の走行装置1と等しい速さで前進走行させて
の右超信地旋回(右スピンターン)を行えるのである。
なお、図17中の太い破線hは、後進高速走行する左の
走行装置1の走行速度を示す。
【0038】さらに、図18中の太い実線iで示すよう
に、副変速装置13を低速伝動状態に切り換えての作業
用の直進前進低速走行状態において、旋回レバー35を
「左」に旋回操作すると、左のシフト部材17Lがサイ
ド位置に位置して、右の走行装置1は前記のように走行
変速用の無段変速装置9で前進駆動される一方、左の中
継ギヤ15L、左のサイドギヤ16L、左の摩擦クラッ
チ19L、左のシフト部材17Lを介して旋回用の無段
変速装置10で左の走行装置1が駆動されることにな
り、旋回レバー35の「左」への操作量を増大させるに
伴って旋回用の無段変速装置10による前進駆動速度が
次第に減速され、これに伴う左右の走行装置1の速度差
で左を旋回内側とする前進緩旋回を行えるのであり、旋
回レバー35の「左」への操作量をなおも増大させて旋
回用の無段変速装置10を変速中立状態にすることによ
り、左の走行装置1を停止させて左を旋回内側とする前
進左信地旋回(前進左ピボットターン)を行えるのであ
り、旋回レバー35の「左」への操作量を更に増大させ
ると、旋回用の無段変速装置10による後進駆動速度が
増速されることで左の走行装置1を前進走行する右の走
行装置1と等しい速さで後進走行させての左超信地旋回
(左スピンターン)を行え、旋回レバー35を「左」の
最大操作位置にまで操作すると、旋回用の無段変速装置
10による後進駆動速度が更に増速されることで左の走
行装置1を前進走行する右の走行装置1よりも速い速さ
で後進走行させての超超信地旋回を行えるのである。な
お、図18中の太い実線jは前進低速走行する右の走行
装置1の走行速度を示す。
【0039】また、図18中の太い実線kで示すよう
に、前記の作業用の直進前進低速走行状態において、旋
回レバー35を「右」に旋回操作すると、右のシフト部
材17Rがサイド位置に位置して、左の走行装置1は前
記のように走行変速用の無段変速装置9で前進駆動され
る一方、右の中継ギヤ15R、右のサイドギヤ16R、
右の摩擦クラッチ19R、右のシフト部材17Rを介し
て旋回用の無段変速装置10で右の走行装置1が駆動さ
れることになり、旋回レバー35の「右」への操作量を
増大させるに伴って旋回用の無段変速装置10による前
進駆動速度が次第に減速され、これに伴う左右の走行装
置1の速度差で右を旋回内側とする前進緩旋回を行える
のであり、旋回レバー35の「右」への操作量をなおも
増大させて旋回用の無段変速装置10を変速中立状態に
することにより、右の走行装置1を停止させて右を旋回
内側とする前進右信地旋回(前進右ピボットターン)を
行えるのであり、旋回レバー35の「右」への操作量を
更に増大させると、旋回用の無段変速装置10による後
進駆動速度が増速されることで右の走行装置1を前進走
行する左の走行装置1と等しい速さで後進走行させての
右超信地旋回(右スピンターン)を行え、旋回レバー3
5を「右」の最大操作位置にまで操作すると、旋回用の
無段変速装置10による後進駆動速度が更に増速される
ことで右の走行装置1を前進走行する左の走行装置1よ
りも速い速さで後進走行させての超超信地旋回を行える
のである。なお、図18中の太い実線mは前進低速走行
する左の走行装置1の走行速度を示す。
【0040】他方、図18中の太い破線nで示すよう
に、副変速装置13を低速伝動状態に切り換えての作業
用の直進後進低速走行状態において、旋回レバー35を
「左」に旋回操作すると、左のシフト部材17Lがサイ
ド位置に位置して、右の走行装置1は前記のように走行
変速用の無段変速装置9で後進駆動される一方、左の中
継ギヤ15L、左のサイドギヤ16L、左の摩擦クラッ
チ19L、左のシフト部材17Lを介して旋回用の無段
変速装置10で左の走行装置1が駆動されることにな
り、旋回レバー35の「左」への操作量を増大させるに
伴って旋回用の無段変速装置10による後進駆動速度が
次第に減速され、これに伴う左右の走行装置1の速度差
で左を旋回内側とする後進緩旋回を行えるのであり、旋
回レバー35の「左」への操作量をなおも増大させて旋
回用の無段変速装置10を変速中立状態にすることによ
り、左の走行装置1を停止させて左を旋回内側とする後
進左信地旋回(後進左ピボットターン)を行えるのであ
り、旋回レバー35の「左」への操作量を更に増大させ
ると、旋回用の無段変速装置10による前進駆動速度が
増速されることで左の走行装置1を後進走行する右の走
行装置1と等しい速さで前進走行させての左超信地旋回
(左スピンターン)を行え、旋回レバー35を「左」の
最大操作位置にまで操作すると、旋回用の無段変速装置
10による後進駆動速度が更に増速されることで左の走
行装置1を後進走行する右の走行装置1よりも速い速さ
で前進走行させての超超信地旋回を行えるのである。な
お、図18中の太い破線pは後進低速走行する右の走行
装置1の走行速度を示す。
【0041】また、図18中の太い破線qで示すよう
に、前記の作業用の直進後進低速走行状態において、旋
回レバー35を「右」に旋回操作すると、右のシフト部
材17Rがサイド位置に位置して、左の走行装置1は前
記のように走行変速用の無段変速装置9で後進駆動され
る一方、右の中継ギヤ15R、右のサイドギヤ16R、
右の摩擦クラッチ19R、右のシフト部材17Rを介し
て旋回用の無段変速装置10で右の走行装置1が駆動さ
れることになり、旋回レバー35の「右」への操作量を
増大させるに伴って旋回用の無段変速装置10による後
進駆動速度が次第に減速され、これに伴う左右の走行装
置1の速度差で右を旋回内側とする後進緩旋回を行える
のであり、旋回レバー35の「右」への操作量をなおも
増大させて旋回用の無段変速装置10を変速中立状態に
することにより、右の走行装置1を停止させて右を旋回
内側とする後進右信地旋回(後進右ピボットターン)を
行えるのであり、旋回レバー35の「右」への操作量を
更に増大させると、旋回用の無段変速装置10による前
進駆動速度が増速されることで右の走行装置1を後進走
行する左の走行装置1と等しい速さで前進走行させての
右超信地旋回(右スピンターン)を行え、旋回レバー3
5を「右」の最大操作位置にまで操作すると、旋回用の
無段変速装置10による後進駆動速度が更に増速される
ことで右の走行装置1を後進走行する左の走行装置1よ
りも速い速さで前進走行させての超超信地旋回を行える
のである。なお、図18中の太い破線rは後進低速走行
する左の走行装置1の走行速度を示す。
【0042】かつ、前記連係操作手段は、図14の
(イ)(ロ)(ハ)に示すように、前記旋回レバー35
の旋回操作のうち正転減速操作(前進走行時における前
進速度減速操作及び後進走行時における後進速度減速操
作)に伴い旋回用の無段変速装置10が変速中立状態に
なったときに引き操作アーム49に連動するシャフト7
0に付設の押し具71に接当して操作抵抗を増大させる
とともに、引き続く旋回レバー35の逆転増速操作(前
進走行時における後進速度増速操作及び後進走行時にお
ける前進速度増速操作)に伴い引き操作アーム49で押
されて圧縮されることによりその操作量の増大に伴い操
作抵抗を増大させる圧縮スプリング72を備えている。
前記シャフト70は、圧縮スプリング72に挿通して圧
縮スプリング72の変形ガイドを兼用するものである。
【0043】このようにしてコンバインは、旋回レバー
35の「直進」位置への操作により左右の走行装置1を
ともに走行変速用の無段変速装置9で駆動させて直進走
行を行う一方、前記旋回レバー35の旋回操作域への旋
回操作により旋回内側の走行装置1を旋回用の無段変速
装置10で駆動させるとともに旋回レバー35の旋回操
作域への操作量の増大に伴い前記旋回用の無段変速装置
10を減速作動・中立状態・逆転増速作動させて各種形
態の旋回を行うように構成されている。
【0044】かつ、コンバインには、前記副変速装置1
3が低速伝動状態にある状態において旋回レバー35が
旋回操作されたときにサイドギヤ16L,16Rの回転
数がセンターギヤ14の回転数に低下するまで前記旋回
連動手段の作動、つまり、旋回内側の走行装置1を旋回
用の無段変速装置10に連動させる動作を牽制する連動
牽制手段が設けられている。
【0045】前記連動牽制手段は、図16に示すよう
に、前記副変速装置13の伝動状態を副変速レバー36
の操作位置をもって検出する副変速伝動状態検出センサ
90と、センターギヤ14の回転数N1を検出する第1
回転数センサ91と、サイドギヤ16L,16Rの回転
数N2を検出する第2回転数センサ92とを設け、前記
制御装置59に、副変速伝動状態検出センサ90が低速
伝動状態を検出しかつ旋回センサ60が旋回操作を検出
している状態において第2回転数センサ92の検出回転
数N2が第1回転数センサ91の検出回転数N1に低下
するまでは、操作弁58を旋回センサ60の検出結果に
優先して「直進」に維持し、第2回転数センサ92の検
出回転数N2が第1回転数センサ91の検出回転数N1
以下となったとき旋回センサ60の検出結果が「左」で
あれば操作弁58を「左旋回」の位置に、また、旋回セ
ンサ60の検出結果が「右」であれば操作弁58を「右
旋回」の位置に操作する制御部93を設けて構成されて
いる。すなわち、制御部93による旋回制御ルーチンを
説明すると、図19に示すように、副変速装置13が低
速伝動状態にない状態、つまり、高速伝動状態にある状
態で旋回レバー35が「左」又は「右」に操作される
と、直ちに操作弁58が「左旋回」又は「右旋回」の位
置に操作されて左の摩擦クラッチ19L又は右の摩擦ク
ラッチ19Rが入り操作されることで左又は右の走行装
置1が旋回用の無段変速装置10で駆動される状態とな
る。他方、副変速装置13が低速伝動状態にある状態で
旋回レバー35が「左」又は「右」に操作されると、サ
イドギヤ16L,16Rの回転数N2がセンターギヤ1
4の回転数N1に低下するまでは操作弁58が「直進」
に維持されて走行装置1の旋回用の無段変速装置10へ
の連動が阻止され、サイドギヤ16L,16Rの回転数
N2がセンターギヤ14の回転数N1に低下したとき始
めて操作弁58が「左旋回」又は「右旋回」の位置に操
作されて左の摩擦クラッチ19L又は右の摩擦クラッチ
19Rが入り操作されることで左又は右の走行装置1が
旋回用の無段変速装置10で駆動される状態となる。
【0046】従って、副変速装置13の変速状態にかか
わらず、直進走行から旋回への移行開始時には、左右の
走行装置1の走行速度が等しく、急激に旋回することな
く、直進走行から旋回への移行を円滑に行えるのであ
る。
【0047】そして、前記走行装置1への伝動系に連動
した、つまり、走行変速用の油圧モータ9Mの出力軸9
Aから分岐させた前記刈取部4への伝動系には、刈取部
4への伝動を断続する刈取クラッチ61と刈取変速装置
62とが介装されている。
【0048】前記刈取クラッチ61は刈取変速装置62
をもって兼用構成されている。つまり、刈取変速装置6
2が非伝動状態にあることでクラッチ切りを現出し、刈
取変速装置62が変速伝動状態にあることでクラッチ入
りを現出するように構成されている。
【0049】〔別実施形態〕旋回操作具35はステアリ
ングハンドルであっても良い。
【0050】上記実施の形態では、作業機としてコンバ
インを示したが、本発明は各種の作業機に適用すること
ができる。
【0051】上記実施の形態では、走行装置1として、
クローラ式のものを示したが、走行装置1としては、三
つ以上の車輪を備えた多輪式のものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】伝動系統図
【図3】操作連係機構の系統図
【図4】同調手段の横断平面図
【図5】同調手段の斜視図
【図6】同調手段の縦断正面図
【図7】走行変速用の無段変速装置を前進に切り換えた
状態の同調手段の縦断側面図
【図8】走行変速用の無段変速装置を中立に切り換えた
状態の同調手段の縦断側面図
【図9】走行変速用の無段変速装置を後進に切り換えた
状態の同調手段の縦断側面図
【図10】走行変速用の無段変速装置を前進にかつ旋回
用の無段変速装置を中立に切り換えた状態の同調手段の
縦断側面図
【図11】走行変速用の無段変速装置を前進にかつ旋回
用の無段変速装置を後進に切り換えた状態の同調手段の
縦断側面図
【図12】走行変速用の無段変速装置を後進にかつ旋回
用の無段変速装置を中立に切り換えた状態の同調手段の
縦断側面図
【図13】走行変速用の無段変速装置を後進にかつ旋回
用の無段変速装置を後進に切り換えた状態の同調手段の
縦断側面図
【図14】引き操作アームの作動説明図
【図15】引き操作手段の作動説明図
【図16】シフト部材の操作系統図
【図17】高速走行状態での旋回操作量と旋回内側の走
行装置の速度との関係を示す説明図
【図18】高速走行状態での旋回操作量と旋回内側の走
行装置の速度との関係を示す説明図
【図19】旋回制御ルーチンのフローチャート
【符号の説明】
1 走行装置 9 走行変速用の無段変速装置 10 旋回用の無段変速装置 13 第2変速装置 14 第1走行装置駆動部 16L,16R 第2走行装置駆動部 35 旋回操作具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の走行装置への伝動系に、走行変速
    用の静油圧式の無段変速装置と第2変速装置とを直列に
    接続する状態で介装してある作業機において、旋回操作
    具が直進位置にあるとき前記無段変速装置に同調して作
    動するとともに旋回操作具の旋回操作量の増大にともな
    って中立状態にまで正転減速作動したのち逆転増速作動
    する旋回用の静油圧式の無段変速装置を設け、前記旋回
    操作具の旋回操作に基づいて左右の走行装置のうち旋回
    内側のものの走行変速用の無段変速装置への連動を断つ
    とともに旋回内側の走行装置を前記旋回用の無段変速装
    置に連動させる旋回連動手段を設け、前記第2変速装置
    が低速伝動状態にある状態における前記走行変速用の無
    段変速装置又は第2変速装置による第1走行装置駆動部
    の最大回転数よりもそれとは逆方向の旋回用の無段変速
    装置による第2走行装置駆動部の最大回転数を大に設定
    してある作業機の操向装置。
  2. 【請求項2】 前記第2変速装置が低速伝動状態にある
    状態における前記第1走行装置駆動部の最大回転数より
    もそれとは逆方向の第2走行装置駆動部の最大回転数を
    大に設定する手段として、前記旋回操作具が直進位置に
    ありかつ第2変速装置が高速伝動状態にあるときに第1
    走行装置駆動部と第2走行装置駆動部とが同方向に同回
    転数で回転するように前記走行変速用の無段変速装置と
    旋回用の無段変速装置との同調関係を設定し、第2変速
    装置が高速伝動状態にあるときの旋回操作具の最大操作
    位置への旋回操作に伴う第2走行装置駆動部の逆方向へ
    の回転数が第1走行装置駆動部の回転数となるように両
    無段変速装置を関連付け、第1走行装置駆動部の前進最
    大回転数と後進最大回転数とを等しく設定し、第2走行
    装置駆動部の前進最大回転数及び後進最大回転数のそれ
    ぞれを第2変速装置が高速伝動状態にあるときの第1走
    行装置駆動部の前進最大回転数及び後進最大回転数と等
    しく設定する手段を設けてある請求項1記載の作業機の
    操向装置。
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