JP4131816B2 - 走行車の駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、静油圧式無段変速装置(HST)を搭載した四輪駆動式走行車における固定輪および操舵輪の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行車の旋回時において、前後輪の速度差の発生をなくすべく、前輪の駆動速度を増加させる(前輪増速)技術は公知となっている。この前輪増速装置においては、前輪(操舵輪)、後輪(固定輪)とも各々1つの油圧モータと差動装置により回転を伝達するように構成し、操舵輪を駆動する油圧モータをステアリングハンドルに連動して操作するようにしていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2594951号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の走行車の前輪増速装置においては、前輪駆動用の油圧モータを前輪側に配置していたので、固定輪駆動用のトランスミッションに配設した油圧ポンプ側に接続するための配管距離が長くなる。そして、前輪駆動用のアクスルケースは左右方向へ一定量のローリングが可能に構成されており、鋼管による配管が困難である。このため、屈曲性を有するホースにより配管が行われる。しかし、一定の屈曲性を有するホースは内部を流通する油圧により膨張収縮する場合があり、駆動力の損失が発生するとともに、配管への負荷が高く、また、地上の障害物との干渉による破損を避けなければならないことから配管構造が複雑となる。また、前輪近傍に駆動用の油圧モータを配すると、該モータのハウジング内に満たされた作動油の循環や該モータの冷却のために該モータハウジングとミッションケースが兼用する油タンクとをつなぐためもう一本の配管を要する。さらに、操舵輪駆動用モータの可動斜板を一つの操作手段により、ステアリングハンドルの左右両方の回動に連動させて一方向のみに傾転操作する構成としていたので、この操作を確実に行なうための特別なリンク機構が必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
動力源によって駆動される油圧ポンプ(31)と、該油圧ポンプ(31)に油圧回路で連結される、固定輪駆動用モータ(32)と操舵輪駆動用モータ(53)とを、固定輪駆動用のトランスミッション(14)に配設した走行車(1)の駆動装置において、前記トランスミッション(14)を構成するミッションケース(29)の前面に、平板状のセンタセクション(30)を直立して取付け、該センタセクション(30)の後面上側に油圧ポンプ(31)の付設面を構成し、該センタセクション(30)の前面下側に固定輪駆動用モータ(32)の付設面を構成し、該センタセクション(30)の上部後方の、ミッションケース(29)の前部内に、ポンプハウジング(15b)を形設し、該ポンプハウジング(15b)に前記油圧ポンプ(31)を収納し、該センタセクション(30)の下部前面に、第一モータハウジング(15c)を取り付け、該第一モータハウジング(15c)内に後輪(5L・5R)を駆動するための油圧モータである固定輪駆動用モータ(32)を収納し、該第一モータハウジング(15c)の前面に、平板状のセクション(51)を直立して取付け、該セクション(51)の前面に第二モータハウジング(52)を固設し、該第二モータハウジング(52)内に前輪(4L・4R)を駆動するための油圧モータである操舵輪駆動用モータ(53)を収納し、前記油圧ポンプ(31)に対して、該固定輪駆動用モータ(32)と操舵輪駆動用モータ(53)とを直列的に流体接続することにより静油圧式無段変速装置(15)を構成し、前記セクション(51)には、第二モータハウジング(52)内と第一モータハウジング(15c)内とを連通する油路(51c)を設け、前記センタセクション(30)には、前記第一モータハウジング(15c)とポンプハウジング(15b)内とを連通する油路(30a)を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0008】
図1は本発明に係る走行車の全体側面図、図2は駆動系の油圧回路図である。
【0009】
図3はミッションケースの側面断面図、図4は本発明の前輪増速装置の構成を示す図である。
【0010】
図5は操舵輪駆動用モータの正面一部断面図、図6はセクションの正面図である。
【0011】
図1に示すように、ミッドマウントモアトラクタの如き走行車1においては前後方向に沿う左右の車両フレーム3を配置し、該車両フレーム3の後端部に固定輪駆動用のトランスミッション14のミッションケース29前面を取り付け、該ミッションケース29の後部左右側面にはリアアクスルケースが配置される。そして、機体前部に操舵輪を、後部に固定輪(非操舵輪)を配置している。なお、本発明はこの実施例に限らず機体前部に固定輪を、後部に操舵輪を配置したフロントマウントモアトラクタのような作業車にも適用できる。また、車体の腹部にはモア140が支持されており、該モア140を駆動するためのミッドPTO軸25が、ミッションケース29の下部から前方に突出される。モア140はその上部に入力軸141を支持する構成としており、該入力軸141と前記ミッドPTO軸25とは、伝達軸142やユニバーサルジョイントを介して連結されている。
【0012】
車両フレーム3の前下方には、フロントアクスルケース12をセンターピン11を介して、前後軸線方向に沿って揺動可能に支持しており、該フロントアクスルケース12の左右端に操舵輪である前輪4L・4Rを懸架している。また、上記左右のリアアクスルケースには後車軸16L・16Rをそれぞれ支持しており、左右一対の該後車軸16L・16Rのそれぞれの外端に固定輪である後輪5L・5Rを取り付けている。ミッションケース29の後部には、作業機昇降用のリフトアーム21を有する油圧リフト装置22が備えられている。
【0013】
また、トランスミッション14の上方には座席7を配設し、車両フレーム3の前後中途部にはダッシュボード8を立設している。該ダッシュボード8の上面には計器パネル等を設け、更に前輪4L・4Rを操向操作するためのステアリングハンドル9を設けている。
【0014】
図2及び図3に示すように、前記トランスミッション14は、ミッションケース29を備えており、その前面には主変速機構としての静油圧式無段変速装置(以下、「HST」と称する。)15が配設されて、その入力軸15aを前方へ突出支持している。また、該HST15の下部において、後輪駆動出力軸36がミッションケース29内に突出されて支持されるとともに、該後輪駆動出力軸36の前方に前輪駆動出力軸57が前後水平方向に配設されている。前輪駆動出力軸57は後輪駆動出力軸36より下方に位置しており、後輪駆動出力軸36と平行に配設されるものである。これは、後輪5L・5Rの回転中心よりも低い位置にある前輪4L・4Rを駆動するべく前下がり状に傾斜した動力伝動軸13の両端にユニバーサルジョイント19を配設する構成をとるため、動力伝動軸13の傾斜度を可及的に水平に近づけることができ、ユニバーサルジョイント19の耐久性・静粛性に有利であるからである。
【0015】
前記ミッションケース29の前面には平板状のセンタセクション30が直立して取り付けられ、該センタセクション30の後面上側にポンプ付設面が、前面下側にモータ付設面が、それぞれ形成されている。該センタセクション30の上部後方で、ミッションケース29の前部内に、ポンプハウジング15bが形設され、該ポンプハウジング15bにアキシャルピストン式の油圧ポンプ31が収納される一方、センタセクション30の下部前面に第一モータハウジング15cが取り付けられ、該第一モータハウジング15c内に後輪(固定輪)5L・5Rを駆動するための油圧モータである固定輪駆動用モータ32が収納されている。さらに、該第一モータハウジング15cの前面に、平板状のセクション51が直立して取り付けられ、該セクション51前面に第二モータハウジング52が固設されて、該第二モータハウジング52内に前輪(操舵輪)4L・4Rを駆動するための油圧モータである操舵輪駆動用モータ53が収納されている。そして、図2 に示すように油圧ポンプ31に対して、固定輪駆動用モータ32と、操舵輪駆動用モータ53とを直列的に流体接続することによりHST15が構成されている。セクション51には、第二モータハウジング52内と第一モータハウジング15c内とを連通する油路51cが設けられている。そして、センタセクション30には第一モータハウジング15c内とポンプハウジング15b内とを連通する油路30aが設けられている。これにより、作動油が第二モータハウジング52内、第一モータハウジング15c内、ポンプハウジング15b内に流通可能であり、作動油補充および冷却を円滑に行うことができる。また、セクション51に設けた前記油路51cは第一モータハウジング15cの後輪駆動出力軸36の支持部を介して第一モータハウジング15c内に接続されるので、後輪駆動出力軸36の軸受の潤滑を簡便な構成で兼ねることができる。
【0016】
前記油圧ポンプ31においては、図3に示すように、前記ポンプ付設面の中央にポンプ軸兼用とした前記入力軸15aを支持させ、該入力軸15aにシリンダブロック33を相対回転不能に嵌合し、該シリンダブロック33はセンタセクション30の前記ポンプ付設面に対して回転摺動自在に設置されている。該シリンダブロック33にはシリンダ孔を複数穿設して、それぞれの該シリンダ孔にピストン34を、付勢バネを介して往復摺動自在に嵌合している。該ピストン34・34・・・の頭部は、中立位置を挟んで一方側と他方側へ傾転自在な可動斜板35に接当されており、可動斜板35の傾斜角を車両のフロアに配備した変速ペダル(図示せず)などで人為的に変更させることにより、ピストン34のストロークを変更させてポンプ吐出油量を無段的に変更可能としている。
【0017】
そして、前記センタセクション30には、前記油圧ポンプ31における一方の給排ポートを操舵輪駆動用モータ53の一方の給排ポートへ接続するための油路51aと、該操舵輪駆動用モータ53における他方の給排ポートを前記固定輪駆動用モータ32の一方の給排ポートへ接続するための油路51bを設けている。前記固定輪駆動用モータ32の他方の給排ポートと前記油圧ポンプ31の他方の給排ポートとは前記センタセクション30の内部に穿設した油路(図略)を介して接続されている。
【0018】
前記操舵輪駆動用モータ53においては、図3に示すように、前記セクション51前面の略中央に支持された前輪駆動出力軸57を第二モータハウジング52前部から突出して支持し、該前輪駆動出力軸36にシリンダブロック54を相対回転不能に嵌合している。該シリンダブロック54はセクション51前面に対して回転摺動自在に設置されており、該シリンダブロック54にはシリンダ孔を複数穿設して、それぞれの該シリンダ孔にピストン55を、付勢バネを介して往復動自在に嵌合している。該ピストン55・55・・・の頭部は、中立位置がなく一方側へのみ傾転自在な可動斜板35に接当されており、可動斜板56の傾斜角を変更させることにより、ピストン55のストロークを変更させて、前記油圧ポンプ31からの吐出油量に応じた速度の回転を、前輪駆動出力軸57に得ることができるようにしている。なお、本実施例においては、操舵輪駆動用モータ53と油圧ポンプ31の可動斜板56・35としてトラニオン型の可動斜板を用いているが、可動斜板の種類は特に限定するものではなく、クレードル型の可動斜板を用いても良い。
【0019】
前記固定輪駆動用モータ32においては、図3に示すように、前記入力軸15aの下方に平行に配置された後輪駆動出力軸36が前記モータ付設面の中央に支持され、該後輪駆動出力軸36にはシリンダブロック37を相対回転不能に嵌合し、該シリンダブロック37がセンタセクション30の前記モータ付設面に対して回転摺動自在に設置されている。該シリンダブロック37にはシリンダ孔を複数穿設して、それぞれの該シリンダ孔にピストン38を、付勢バネを介して往復動自在に嵌合している。該ピストン38・38・・・の頭部は固定斜板39に接当されており、前記操舵輪駆動用モータ53からの排出油量に応じた速度の回転を、後輪駆動出力軸36に得ることができるようにしている。
【0020】
そして、該固定輪駆動用モータ53側から排出される作動油を、前記センタセクション30の内部に穿設した油路を介して油圧ポンプ31へ送油するようにしている。即ち、油圧ポンプ31は、センタセクション30の油路、コントロールバルブ61、セクション51の油路51aを介して操舵輪駆動用モータ53と流体的に接続され、更に該操舵輪駆動用モータ53が、セクション51の油路51b・51c、コントロールバルブ61、センタセクション30の油路を介して固定輪駆動用モータ32と流体的に接続されている。そして、該固定輪駆動用モータ32と油圧ポンプ31とがセンタセクション30の油路を介して流体的に接続されて、作動油が、例えば車両が前進するときは油圧ポンプ31、操舵輪駆動用モータ53、固定輪駆動用モータ32、油圧ポンプ31(車両が後進するときは油圧ポンプ31、固定輪駆動用モータ32、操舵輪駆動用モータ53)の順に循環するように構成されている。なお、前記コントロールバルブ61の操作により、油圧ポンプ31に対して両油圧モータ32、53が直列に接続する四輪駆動と、油圧ポンプ31に対して固定輪駆動用モータ32のみが接続され、操舵輪駆動用モータ53はその一対の給排ポートがバイパス接続される後輪二輪駆動とに車輪駆動状態が切り換えられる構成としている。
【0021】
以上のような構成において、前記HST15には、駆動源であるエンジン26から前記入力軸15aを介して動力が伝達されて、油圧ポンプ31が駆動される。なお、入力軸15aにはチャージポンプ27が接続されている。図2に示すように、該入力軸15aの後端はクラッチ軸28と連結され、該クラッチ軸28の後端はPTOクラッチ41を介してPTO入力軸46に対して連結自在とされる。該PTO入力軸46の後端には歯車47が固設され、該歯車47より歯車48・49を介してミッドPTO軸25に動力が伝えられるようにしている。該ミッドPTO軸25は後車軸16の下側を通ってミッションケースより前方へ突出し、前記モア140を駆動するように構成されている。
【0022】
また、前記操舵輪駆動用モータ53においては、油圧ポンプ31からセンタセクション30、油圧配管であるホースを介して供給される作動油がセクション51の左右一側に設けた油路51aから操舵輪駆動用モータ53に供給されて、操舵輪駆動用モータ53の駆動力が、前輪駆動出力軸57から該前輪駆動出力軸57にユニバーサルジョイント19により接続された動力伝動軸13を介してフロントアクスルケース12内の前差動装置43に伝達され、該前差動装置43より左右両側のデフヨーク軸44L・44R、最終減速機構を介して前輪4L・4Rを駆動するようにしている。
【0023】
一方、前記操舵輪駆動用モータ53から排出される作動油が、セクション51左右他側に設けた油路51bから固定輪駆動用モータ32に送油される。そして、該固定輪駆動用モータ32の駆動力が、後輪駆動出力軸36から該後輪駆動出力軸36の後端部に形成したピニオン59と、該ピニオン59に噛合されたベベルギヤ68、該ベベルギヤ68を固設した中間ブレーキ軸67、該ベベルギヤ68に隣接して設けた小歯車69、該小歯車69と噛合された大歯車70を介して後差動装置24に伝達され、該後差動装置24より左右両側の後輪軸16L・16Rを介して後輪5L・5Rを駆動するようにしている。
【0024】
そして、ステアリングハンドル9の操作量(直進位置からの操舵角度)に応じて、連動リンク機構71を介して、後述する操作アーム72L・72Rを回動させ、操舵輪駆動用モータ53の可動斜板56を増速側に傾けることにより、旋回時において、前輪増速されるように前輪増速装置を構成している。なお、ステアリングハンドル9が直進位置にあるときの操舵輪駆動用モータ53の容積を固定輪駆動用モータ32の容積より大きく設定し、また、ステアリングハンドル9を最大に切ったときにはその容積が固定輪駆動用モータ32の容積と略等しくなるように可動斜板56が、直進時の第一傾斜位置からの最大傾斜角度を設定することで、操舵輪駆動用モータ53の回転数がどの状態でもモータ32の最大回転数を上回らないようにでき、操舵輪駆動用モータ53の耐久性の向上を図るとともに、キャビテーションなどのトラブルが発生するのを回避可能としている。そして、ハンドル9が直進位置にあるときに前輪4L・4Rと後輪5L・5Rとの周速比を略一致させるために、操舵輪駆動用モータ53の容積を固定輪駆動用モータ32の容積より大きくしたことによる減速分を補う増速ギアトレーンGを、フロントアクスルケース12内の前差動装置43の上流側に設けるのである。
【0025】
図4に示すように、前記ステアリングハンドル9は、操舵ギアボックス81、リンク82を介して、右の前輪4Rを回動支持する前輪支持ユニット83Rに取り付けられる操向アーム84Rに連動連結されている。そして、該操向アーム84Rがタイロッド87を介して、左の前輪5Lを回動支持する前輪支持ユニット83Lに取り付けられる操向アーム84Lと連動連結され、該連動リンク85により、左右の前輪5R・5Lが同一の操舵角を呈する構成としている。そして、左右の前輪支持ユニット83L・83Rにはそれぞれ操舵角検知センサとしての支持ステー85L・85Rが固設され、左右の支持ステー85L・85Rと後述する連動リンク73L・73Rとがワイヤ86L・86Rを介して接続されて、連動リンク機構71が構成されている。
【0026】
また、図5に示すように、前記操舵輪駆動用モータ53の可動斜板56の左右両側には、該可動斜板56の傾斜角をステアリングハンドル9に連動させて調整する手段である左操作アーム72Lと右操作アーム72Rが設けられており、左右の操作アーム72L・72Rの上端部が該操作アーム72L・72Rの回動軸となる操作軸72a・72aの第二モータハウジング52の外側端部に固設されている。一方、該操作アーム72L・72Rの下端部にそれぞれ連動リンク73L・73Rの一端が連結され、他端が前記支持ステー85L・85Rにワイヤ86L・86Rを介して接続されている。こうして、ステアリングハンドル9の回動に操作アーム72L・72Rを連動して回動させて、操作軸72a・72aの回転により可動斜板56の傾斜角の調整が行なわれるようにしている。なお、車両フレーム3の下方のロードクリアランスを確保するために、操作アームの下端部に操作軸を固設し、ワイヤと接続される上端部を車両フレーム3内に配置する構成とすることもできる。これにより、ワイヤなどのリンク機構を車両フレーム3により保護することができるものである。
【0027】
このような構成において、前記ステアリングハンドル9を直進位置から例えば右に切ると、操舵ギアボックス81につながるリンク82が前方に押されて、右の前輪4Rを支持する前輪支持ユニット83Rに取り付けられる操向アーム84R、さらに、タイロッド87を介して、左の前輪4Lを支持する前輪支持ユニット83Lに取り付けられる操向アーム84Lが連動して右まわりに回動する。そして、該前輪支持ユニット83Rに固設された支持ステー85Rにワイヤ86Rが引っ張られて、連動リンク73Rを介して操作アーム72Rが前方に回動し、可動斜板56の傾斜角が緩くなる方向(モータ軸に対するピストン当接面が直角に近づく方向)に変更されて、操舵輪駆動用モータ53の容積が減少するので前輪駆動出力軸57の回転数が直進時に比べて増速する。このときに支持ステー85Lはワイヤをたわませる方向に変位するので操作アーム72Lには何も力が作用しない。また、ステアリングハンドル9を回動した状態から直進位置へと戻すと、操作アーム72L・72Rは、その上下中途部に接続されたバネ部材74・74の付勢力により後方へ回動されて、可動斜板56は図示されないストッパにより規定された前記第一傾斜状態になり増速が解除される。
【0028】
このように、操作アーム72L・72Rの動作は、前記ステアリングハンドル9の操作量(前輪の操舵角)に連動するものであり、ステアリングハンドル9の操作量が増加するに従って操作アーム72L・72Rの動作量を増加させ、該操作アーム72L・72Rの動作量の増加に従って操舵輪駆動用モータ53が増速するように構成しているのである。また、操舵輪の操舵角を直接的に反映させたワイヤの摺動量により操作アーム72L・72Rを操作するので、調節およびメンテナンスが容易になる。さらに、二つのワイヤ86L・86Rを用いるので一方にかかる負担を軽減して、耐久性が高く確実なリンク機構を構成できる。なお、連動リンク73L・73Rには、右操舵時と左操舵時とで増速度合いを一致させるように調整するための、長さ調節機構が設けられている。
【0029】
即ち、動力源によって駆動される油圧ポンプと、該油圧ポンプに作動的に連結される油圧モータとを固定輪駆動用のトランスミッションに配設した走行車において、前記油圧モータを固定輪駆動用モータと、操舵輪駆動用モータとから構成し、該操舵輪駆動用モータを固定輪駆動用モータの、操舵輪を向く部分に配置したので、ミッションケースに油圧ポンプと油圧モータとが集中して配置されることになり、作動油を利用する主要な機構を集中させることができ、配管距離を短くするとともに配管構造を簡単にすることができる。また、作動油の循環がスムーズとなり、作動油の冷却効果が高まり、ポンプやモータの耐久性を向上させることができる。
【0030】
また、前記操舵輪駆動用モータの回転軸線を固定輪駆動用モータの回転軸線より下方に配置したので、操舵輪駆動用の動力伝動軸の傾斜角をできるだけ小さくすることができるので、動力伝動軸における騒音とフリクションロスを低減し、動力伝動軸の耐久性を向上できる。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0032】
動力源によって駆動される油圧ポンプ(31)と、該油圧ポンプ(31)に油圧回路で連結される、固定輪駆動用モータ(32)と操舵輪駆動用モータ(53)とを、固定輪駆動用のトランスミッション(14)に配設した走行車(1)の駆動装置において、前記トランスミッション(14)を構成するミッションケース(29)の前面に、平板状のセンタセクション(30)を直立して取付け、該センタセクション(30)の後面上側に油圧ポンプ(31)の付設面を構成し、該センタセクション(30)の前面下側に固定輪駆動用モータ(32)の付設面を構成し、該センタセクション(30)の上部後方の、ミッションケース(29)の前部内に、ポンプハウジング(15b)を形設し、該ポンプハウジング(15b)に前記油圧ポンプ(31)を収納し、該センタセクション(30)の下部前面に、第一モータハウジング(15c)を取り付け、該第一モータハウジング(15c)内に後輪(5L・5R)を駆動するための油圧モータである固定輪駆動用モータ(32)を収納し、該第一モータハウジング(15c)の前面に、平板状のセクション(51)を直立して取付け、該セクション(51)の前面に第二モータハウジング(52)を固設し、該第二モータハウジング(52)内に前輪(4L・4R)を駆動するための油圧モータである操舵輪駆動用モータ(53)を収納し、前記油圧ポンプ(31)に対して、該固定輪駆動用モータ(32)と操舵輪駆動用モータ(53)とを直列的に流体接続することにより静油圧式無段変速装置(15)を構成し、前記セクション(51)には、第二モータハウジング(52)内と第一モータハウジング(15c)内とを連通する油路(51c)を設け、前記センタセクション(30)には、前記第一モータハウジング(15c)とポンプハウジング(15b)内とを連通する油路(30a)を設けたので、作動油が第二モータハウジング52内、第一モータハウジング15c内、ポンプハウジング15b内に流通可能であり、作動油補充および冷却を円滑に行うことができる。
また、セクション51に設けた前記油路51cは第一モータハウジング15cの後輪駆動出力軸36の支持部を介して第一モータハウジング15c内に接続されるので、後輪駆動出力軸36の軸受の潤滑を簡便な構成で兼ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る走行車の全体側面図。
【図2】 駆動系の油圧回路図。
【図3】 ミッションケースの側面断面図。
【図4】 本発明の前輪増速装置の構成を示す図。
【図5】 操舵輪駆動用モータの正面一部断面図。
【図6】 セクションの正面図。
【符号の説明】
4L・4R 操舵輪
9 ステアリングハンドル
29 ミッションケース
31 油圧ポンプ
32 固定輪駆動用モータ
53 操舵輪駆動用モータ
72L・72R 操作アーム
Claims (1)
- 動力源によって駆動される油圧ポンプ(31)と、該油圧ポンプ(31)に油圧回路で連結される、固定輪駆動用モータ(32)と操舵輪駆動用モータ(53)とを、固定輪駆動用のトランスミッション(14)に配設した走行車(1)の駆動装置において、前記トランスミッション(14)を構成するミッションケース(29)の前面に、平板状のセンタセクション(30)を直立して取付け、該センタセクション(30)の後面上側に油圧ポンプ(31)の付設面を構成し、該センタセクション(30)の前面下側に固定輪駆動用モータ(32)の付設面を構成し、該センタセクション(30)の上部後方の、ミッションケース(29)の前部内に、ポンプハウジング(15b)を形設し、該ポンプハウジング(15b)に前記油圧ポンプ(31)を収納し、該センタセクション(30)の下部前面に、第一モータハウジング(15c)を取り付け、該第一モータハウジング(15c)内に後輪(5L・5R)を駆動するための油圧モータである固定輪駆動用モータ(32)を収納し、該第一モータハウジング(15c)の前面に、平板状のセクション(51)を直立して取付け、該セクション(51)の前面に第二モータハウジング(52)を固設し、該第二モータハウジング(52)内に前輪(4L・4R)を駆動するための油圧モータである操舵輪駆動用モータ(53)を収納し、前記油圧ポンプ(31)に対して、該固定輪駆動用モータ(32)と操舵輪駆動用モータ(53)とを直列的に流体接続することにより静油圧式無段変速装置(15)を構成し、前記セクション(51)には、第二モータハウジング(52)内と第一モータハウジング(15c)内とを連通する油路(51c)を設け、前記センタセクション(30)には、前記第一モータハウジング(15c)とポンプハウジング(15b)内とを連通する油路(30a)を設けたことを特徴とする走行車の駆動装置。
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