JP2001256794A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001256794A
JP2001256794A JP2000068360A JP2000068360A JP2001256794A JP 2001256794 A JP2001256794 A JP 2001256794A JP 2000068360 A JP2000068360 A JP 2000068360A JP 2000068360 A JP2000068360 A JP 2000068360A JP 2001256794 A JP2001256794 A JP 2001256794A
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signal
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Masatoshi Ishikawa
正敏 石川
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  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトリダンダンシ方式に用いられるシフト
スイッチの接続方向を設定するためのデコード回路の面
積を削減する。 【解決手段】 シフトスイッチSW0〜SW63は、同
数のシフトスイッチを有する複数のシフトスイッチグル
ープGR0〜GR7に分割される。各シフトスイッチの
接続方向は、シフト位置に対応するシフトスイッチを境
界として切換えられる。シフト位置の指定は、シフト位
置に対応するシフトスイッチが、いずれのシフトスイッ
チグループに含まれているかを指定するための上位プリ
デコード信号FHおよび、同一シフトスイッチグループ
に属するシフトスイッチ中の第何番目に位置するかを指
定するための下位プリデコード信号FLをデコードする
ことによって行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には、シフトリダンダンシ方式によ
って不良メモリセルの置換を行なう半導体記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像処理等の一部のアプリケーションが
要求する広いメモリバンド幅を実現するために、ロジッ
ク回路とメモリ装置とを同一のチップ上に搭載したDR
AM/ロジック混載メモリを初めとする、データI/O
線を多数備えるメモリ装置が開発されている。このよう
な、多数のデータI/O線を有するメモリセルアレイ構
成において、不良メモリセルの置換を行なうための冗長
救済方式として、シフトリダンダンシ方式が用いられて
いる。
【0003】図19は、シフトリダンダンシ方式による
不良メモリセルの置換を説明する概念図であり、図19
(a)は、正規メモリセルアレイに欠陥がない場合にお
けるデータI/O線の接続図である。
【0004】図19(a)を参照して、正規メモリセル
アレイに対応して正規I/O線群NIOsが設けられ、
冗長救済用のスペアメモリセルアレイに対応してスペア
I/O線SIO1およびSIO2が設けられる。これら
の内部のメモリセルアレイに入出力されるデータを伝達
するNIOs,SIO1,SIO2は、セレクタ回路5
10を介して、外部との間でデータ授受が可能な外部I
/O線群EIOsと接続される。
【0005】正規メモリセルアレイに欠陥がない場合に
は、スペアメモリセルアレイによる冗長救済を行なう必
要がないので、セレクタ回路510によって、正規I/
O線NIOsと外部I/O線EIOsとがそれぞれ接続
される。一方、スペアI/O線SIO1およびSIO2
は、外部I/O線EIOとは接続されない。
【0006】図19(b)は、正規メモリセルアレイに
欠陥がある場合におけるデータI/O線同士の接続を説
明する図である。
【0007】図19(b)を参照して、正規メモリセル
アレイのうち、×印を付けた正規I/O線NB1および
NB2に対応する領域において欠陥メモリセルが存在す
るものとする。この場合には、I/O線単位で冗長救済
を行なうことにより、欠陥メモリセルの救済を図る。す
なわち、セレクタ回路510によって、内部側のI/O
線群と外部I/O線群との間の接続形態を切換えること
により、欠陥メモリセルが存在する領域に対応する正規
I/O線へのアクセスを行なう代わりに、スペアI/O
線にアクセスして、スペアメモリセルアレイに対してデ
ータ入出力を実行する。
【0008】このように、シフトリダンダンシ方式にお
いては、正規メモリセルアレイ部に欠陥メモリセルが存
在する場合においても、スペアメモリセルアレイに対し
ても常にアクセスを行なって、外部I/O線との間でデ
ータを授受する段階において、予めプログラムされた情
報に基づいて、欠陥メモリセルを置換するようにセレク
タ回路510におけるデータI/O線同士の接続形態を
切換える。
【0009】したがって、アドレス比較による冗長判定
分のアクセス時間のロスを生じることがなく、高速に冗
長救済を実行することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シフト
リダンダンシ方式においては、データI/O線ごとに接
続を切換えるためのシフトスイッチと、予めプログラム
された情報をデコードして各スイッチにおける接続態様
を指定するためのデコード回路とが必要になる。
【0011】このため、多数のデータI/O線を配置し
た構成では、デコード回路による回路面積の増大が無視
できないものになる。
【0012】このような問題点を改善するために、シフ
トリダンダンシ方式においてシフトスイッチのデコード
回路の構成を簡素化するための技術が、たとえば“Dyna
mically Shift-Switched Dataline Redundancy Suitabl
e for DRAM Macro with WideData Bus”,Namekawa et a
l., 1999 Symposium on VLSI Circuits Digest of Tech
nical papers P149〜P152(以下、従来の技術という)
に開示されている。
【0013】図20は、従来の技術に従うシフトリダン
ダンシ方式におけるシフトスイッチの制御を説明するた
めの図である。
【0014】図20には、1本のI/O線に対するシフ
トスイッチSFWと、シフトスイッチSFWの接続態様
を制御するための比較器CMP1およびCMP2が示さ
れる。DQ0〜DQ2の各々は、128DQのうちの1
つである。
【0015】図20を参照して、各シフトスイッチSF
Wが何番目のI/O線に対応するを示すためのDQアド
レスが予めワイヤードロジックによって設定される。
【0016】従来の技術に従うシフトリダンダンシ方式
においては、欠陥メモリセルを含むI/O線に対応する
シフトスイッチ、すなわちシフト位置に対応するシフト
スイッチを境とする左/右領域のそれぞれにおいて、各
シフトスイッチの接続方向は等しいことを利用して、シ
フトスイッチごとに接続方向をデコードするのではな
く、各シフトスイッチにおいて自らのDQアドレスとシ
フト位置とを比較することによって、各シフトスイッチ
における接続方向を設定する。
【0017】比較器CMP1およびCMP2は、シフト
位置を指定するためのプリデコード信号Z1およびZ2
とDQアドレスとの間の位置関係を比較し、シフト位置
より左/右領域のいずれに存在するかを判定して、シフ
トスイッチの接続方向を設定する。
【0018】これにより、シフトスイッチごとに接続方
向を指示する必要がないので、プリデコード信号のビッ
ト数を削減することができ、比較器CMP1およびCM
P2の構成を簡略化することが可能である。
【0019】このように、従来の技術は、シフト位置を
境に、シフトスイッチの接続方向が一様に変化すること
を利用して、デコード回路すなわち比較器CMP1およ
びCMP2の簡略化を図るものであるが、最近の画像処
理技術の進展等によってさらに広いデータI/O幅が要
求されるケースも増えており、シフトリダンダンシ方式
におけるシフトスイッチのデコード回路をさらに簡略化
することは重要な課題となっている。
【0020】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、シフトリダ
ンダンシ方式に用いられるシフトスイッチの接続方向を
設定するためのデコード回路の面積を削減することが可
能な半導体記憶装置の構成を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体記
憶装置は、正規メモリアレイ部および、正規メモリアレ
イ中の欠陥部を置換するために正規メモリアレイ部に隣
接して設けられるスペアアレイ部を含むメモリセルアレ
イと、メモリセルアレイ部に入出力されるデータを伝達
するための複数の内部データ線とを備え、複数の内部デ
ータ線は、正規メモリアレイ部に対応して設けられる第
1番目から第M番目(M:自然数)までの複数の正規デ
ータ線と、スペアアレイ部に対応して設けられるスペア
データ線とを含み、外部とデータ授受可能な第1番目か
ら第M番目までの複数の外部データ線と、複数の外部デ
ータ線のそれぞれに対応して、複数の内部データ線のう
ちの隣接する2本の間ごとに設けられ、各々が、指示さ
れる接続方向に応じて、対応する外部データ線と隣接す
る2本の内部データ線のいずれか一方とを接続する第1
番目から第M番目までの複数のシフトスイッチと、スペ
アアレイ部による欠陥部の置換を実行する場合に、予め
不揮発的に記憶されるシフト位置の情報に基づいて、各
複数のシフトスイッチの接続方向を設定するシフト制御
回路とをさらに備え、シフト制御回路は、M個のシフト
スイッチをN個(N:Mより小さいMの約数である自然
数)ずつに分割して形成されるL個(L:M/Nの自然
数)のグループのうちの、シフト位置に対応するシフト
スイッチを含む1個のグループを指定するための第1の
プリデコード信号および、各グループに共通に設けら
れ、同一のグループ内に属するN個のシフトスイッチの
うちのN′番目(N′:1〜Nの自然数)を指定するた
めの第2のプリデコード信号を生成するシフト位置プリ
デコード回路と、第1および第2のプリデコード信号に
基いて、各複数のシフトスイッチにおける接続方向を設
定するシフト位置デコード回路とを含む。
【0022】請求項2記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、正規メモリアレイ部
は、複数の正規データ線を共有する複数のメモリブロッ
クに分割され、シフト制御回路は、複数のメモリブロッ
クごとに設けられ、各々が、対応するメモリブロックへ
のアクセス時におけるスペアアレイ部の使用および非使
用のいずれか一方を示す置換有無ビットおよび、スペア
データ線の使用時におけるシフト位置を指定するための
複数ビットを有するシフトアドレスを不揮発的に保持す
る複数のヒューズプログラム回路と、各複数のヒューズ
プログラム回路が出力するシフトアドレスを受けて、複
数のメモリブロックのうちのアクセスの対象となる1個
に対応するシフトアドレスを選択的に出力するシフトア
ドレス選択回路とをさらに含み、シフト位置プリデコー
ド回路は、シフトアドレス選択回路が出力するシフトア
ドレスに基いて第1および第2のプリデコード信号を生
成する。
【0023】請求項3記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、シフトアドレスの各
ビットは、第1の信号レベルと第2の信号レベルとを有
し、シフトアドレス選択回路は、アクセスの対象となる
メモリブロックにおいて、スペアアレイ部の非使用がプ
ログラムされている場合においては、シフトアドレスの
全ビットを第1の信号レベルに設定し、スペアアレイ部
の使用がプログラムされている場合においては、アクセ
スの対象となるメモリブロックに対応するヒューズプロ
グラム回路に保持されたシフトアドレスに基いて、シフ
トアドレスの各ビットの信号レベルを設定する。
【0024】請求項4記載の半導体記憶装置は、請求項
3記載の半導体記憶装置であって、シフトアドレス選択
回路は、シフト動作をテストするためのテスト制御信号
をさらに受けて、テスト制御信号の活性化時において
は、シフトアドレスの全ビットを第2の信号レベルに設
定する。
【0025】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置であって、各複数のヒューズプ
ログラム回路は、シフトアドレスの保持を行なうために
設けられ、外部からの入力によって溶断可能なヒューズ
素子を有する。
【0026】請求項6記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、スペアデータ線は、
第1番目の正規データ線に隣接して配置され、欠陥部が
第K番目(K:1〜Mの自然数)の正規データ線に対応
する領域に存在する場合において、第K番目のシフトス
イッチは、シフト位置に指定され、シフト制御回路は、
第1番目から第K番目の各シフトスイッチにおける接続
方向は、対応する外部データ線と隣接する2本の内部デ
ータ線のうちのスペアデータ線と近い側の一方とを接続
する第1の方向に設定し、第(K+1)番目から第M番
目の各シフトスイッチにおける接続方向は、対応する外
部データ線と隣接する2本の内部データ線のうちのスペ
アデータ線と遠い側の一方とを接続する第2の方向に設
定する。
【0027】請求項7記載の半導体記憶装置は、請求項
6記載の半導体記憶装置であって、シフト制御回路は、
アクセスの対象となるメモリブロックにおいてスペアア
レイ部の非使用がプログラムされている場合において
は、全てのシフトスイッチにおける接続方向を第2の方
向に設定する。
【0028】請求項8記載の半導体記憶装置は、請求項
6記載の半導体記憶装置であって、シフト制御回路は、
シフト動作をテストするためのテスト制御信号をさらに
受けて、シフト制御回路は、テスト制御信号の活性化時
においては、全てのシフトスイッチにおける接続方向を
第1の方向に設定する。
【0029】請求項9記載の半導体記憶装置は、請求項
1記載の半導体記憶装置であって、第1のプリデコード
信号は、グループにそれぞれ対応するLビットを有し、
第2のプリデコード信号は、同一のグループに属するN
個のシフトスイッチにそれぞれ対応するNビットを有
し、シフト位置プリデコード回路は、シフト位置に対応
するシフトスイッチが属する第L′番目(L′:1〜L
の自然数)のグループに属する場合において、第1のプ
リデコード信号の第1ビットから第L′ビットまでを第
1の信号レベルに設定するとともに、残りのビットを第
2の信号レベルに設定し、シフト位置プリデコード回路
は、シフト位置に対応するシフトスイッチがグループ内
の第N´番目(N´:1〜Nの自然数)に位置する場合
に、第2のプリデコード信号の第1ビットから第N´ビ
ットまでを第1の信号レベルに設定するとともに、残り
のビットを第2の信号レベルに設定する。
【0030】請求項10記載の半導体記憶装置は、請求
項9記載の半導体記憶装置であって、シフト位置デコー
ド回路は、M個のシフトスイッチに対応してそれぞれ設
けられ、各々が、対応するシフトスイッチにおける接続
方向を指定するためのシフト制御信号を生成するM個の
デコードユニットを有し、第I番目(I:1〜Lの自然
数)のグループ中の第J番目(J:1〜Nの自然数)の
シフトスイッチに対応するデコードユニットは、シフト
制御信号を生成する第1のノードと、第1の信号レベル
に対応する電位を供給する第1の電源ノードと第1のノ
ードとの間に結合される第1のトランジスタと、第1の
トランジスタと並列に、第1の電源ノードと第1のノー
ドとの間に直列に結合される、第2および第3のトラン
ジスタと、第1のノードと第2のノードとの間に結合さ
れる第4のトランジスタと、第2の信号レベルに対応す
る電位を供給する第2の電源ノードと第2のノードとの
間に並列に結合される、第5および第6のトランジスタ
とを有し、第1および第4のトランジスタは、第1のプ
リデコード信号の第Iビットの信号レベルに応じて相補
的にオン/オフし、第2および第5のトランジスタは、
第1のプリデコード信号の第(I+1)ビットの信号レ
ベルに応じて相補的にオン/オフし、第3および第6の
トランジスタは、第2のプリデコード信号の第Jビット
の信号レベルに応じて相補的にオン/オフし、IがLで
ある場合には、第2および第5のトランジスタのうち第
2のトランジスタが常にオンする。
【0031】請求項11記載の半導体記憶装置は、請求
項10記載の半導体記憶装置であって、スペアデータ線
は、第1番目の正規データ線に隣接して配置され、対応
するシフト制御信号が第1の信号レベルを有する各デー
タシフト線スイッチにおける接続方向は、対応する外部
データ線と隣接する2本の内部データ線のうちのスペア
データ線と近い側の一方とを接続する方向に設定され、
対応するシフト制御信号が第2の信号レベルを有する各
データシフト線スイッチにおける接続方向は、対応する
外部データ線と隣接する2本の内部データ線のうちのス
ペアデータ線と遠い側の一方とを接続する方向に設定さ
れる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。
【0033】図1は、本発明の実施の形態に従う半導体
記憶装置1の全体構成を示す概略ブロック図である。
【0034】図1を参照して、半導体記憶装置1は、外
部から制御信号およびアドレス信号を受けて半導体記憶
装置1全体の動作を制御するためのコントロール回路1
0と、行列状に配置される複数のメモリセルを有するメ
モリマット30と、アドレス信号に応じてメモリマット
30内におけるワード線およびコラム選択線の選択的な
活性化を行なうWL/CSLドライブ回路20とを備え
る。半導体記憶装置1は、少なくとも1個のメモリマッ
ト30を備える。図1においては、単一のメモリマット
30に対する回路群の配置およびこれらの間の接続形態
を説明しているが、同様の構成を有するメモリマットを
複数個有することも可能である。この際に、複数のメモ
リマット30を、コントロール回路10およびWL/C
SLドライブ回路20が配置される領域を挟んで互いに
対称的になるように配置すれば、省レイアウト化を図る
ことが可能である。
【0035】メモリマット30は、正規メモリアレイ部
40とスペアメモリアレイ部45とを含む。正規メモリ
アレイ部40には、64本の正規I/O線NIO0〜L
IO63が配置される。スペアメモリアレイ部45に対
しては、スペアI/O線SIOが配置される。メモリマ
ット30に対応して配置されるこれらの正規I/O線N
IO0〜NIO63およびスペアI/O線SIOを総称
して、内部I/O線とも称する。
【0036】(64+1)本の内部I/O線は、I/O
線シフト回路50を介して、外部I/O線EIO0〜E
IO63と接続される。外部I/O線に伝達されるデー
タは、データ入出力回路70を介して、外部との間でD
Qデータとして授受される。
【0037】図2は、メモリマット30の構成を示すブ
ロック図である。図2を参照して、メモリマット30
は、行方向に沿って複数のロウブロックに分割される。
図2においては、4つのロウブロックRB0〜RB3に
分割される場合を示している。
【0038】メモリマット30中においては、メモリセ
ル行ごとにワード線WLが設けられる。ワード線WL
は、WL/CSLドライブ回路20に入力されるロウア
ドレスRAに応じて選択的に活性化される。ビット線対
BLPは、ロウブロックごとに独立に、各メモリセル列
に対応して設けられる。各ロウブロックにおいて、ビッ
ト線対BLPおよび正規I/O線NIOとビット線対B
LPとの間でデータ入出力を実行するためのセンスアン
プおよび書込セレクタ回路44がメモリセル列ごとに配
置される。
【0039】2・n(n:自然数)個のメモリセル列ご
とに、1本の正規I/O線NIOが配置される。WL/
CSLドライブ回路20に入力されるロウアドレスCA
に応答して、メモリセル列の奇数列に対しては、コラム
選択線CSLOによって伝達される列選択信号に応答し
てn:1の列選択が実行され、メモリセルの偶数列に対
しては、コラム選択線CSLEによって伝達される列選
択信号によって、n:1の列選択が実行される。すなわ
ち、メモリマット30における列選択は、メモリセルの
奇数列と偶数列とにおいて独立に実行される。正規メモ
リアレイ部40中の活性化されたビット線対は、正規I
/O線NIOと接続される。
【0040】このように、正規メモリアレイ部40は、
等価的に、ロウアドレスおよびコラムアドレスに応じ
て、4×2=8個の領域に分割される。以下において、
これらの各領域を単にメモリブロックとも称する。
【0041】スペアメモリアレイ部45は、正規メモリ
アレイ部40と行方向に隣接して配置される。スペアメ
モリアレイ部45は、2・n個のメモリセル列を有し、
正規アレイ40と同一のワード線WLおよびコラム選択
線CSLE,CSLOによって行選択および列選択が実
行される。スペアメモリアレイ部45中の活性化された
ビット線対は、スペアI/O線SIOと接続される。
【0042】このような構成とすることにより、スペア
アレイ45は、それぞれのメモリブロックごとに、正規
I/O線NIOとスペアI/O線とをI/O線単位で置
換することが可能となる。すなわち、本発明の実施の形
態においては、各メモリブロックごとに置換救済のため
のパターンがプログラム可能である。
【0043】図2の例においては、メモリセル列を奇数
列/偶数列に分割する構成を示したが、メモリセル列の
分割については、他の方法を採用することも可能であ
る。一例として、正規I/O線NIOをこれと対応付け
られる2・n個のメモリセル列の中央に配置し、メモリ
セル列全体を正規I/O線NIOの右側/左側に位置す
るものに分割して、コラム選択線CSLOおよびCSL
Eとそれぞれ対応付ける構成とすることも可能である。
この場合には、たとえば、コラム選択線CSLOによっ
て、正規I/O線NIOの左側に配置されるメモリセル
列群に対するn:1の列選択を実行し、コラム選択線C
SLEによって、正規I/O線NIOの右側に配置され
るメモリセル列群に対するn:1の列選択を実行すれば
よい。このような構成とすれば、たとえばバーストモー
ドに従うような連続した複数ビット(nビット以下)デ
ータの入出力を行なう場合において、同一の置換救済パ
ターンで対応可能であるので、消費電力の低減を図るこ
とができる。
【0044】なお、本発明の実施において、正規メモイ
アレイ部40を8個のメモリブロックに分割し、正規メ
モイアレイ部40に対応して正規I/O線を64本設け
たのは例示に過ぎず、メモリブロックの個数および正規
I/O線の本数は適宜定めることが可能である。
【0045】図3は、I/O線シフト回路の構成を詳細
に説明するための図である。図3を参照して、I/O線
シフト回路50は、外部I/O線EIO0〜EIO63
にそれぞれ対応して設けられるシフトスイッチSW0〜
SW63を含む。シフトスイッチSW0〜SW63は、
シフト設定信号IS<0>〜IS<63>によって接続
方向をそれぞれ制御される。
【0046】各シフトスイッチは、隣接する2本の内部
I/O線の間ごとに配置され、対応する外部I/O線と
隣接する2本の内部I/O線のいずれか一方とを接続す
る。図3においては、スペアI/O線SIOは、最左側
に配置されているので、以下においては、各シフトスイ
ッチの接続方向について、スペアI/O線SIOが配置
されている側をシフト側(図3における左側)、その反
対側をノーマル側(図3における右側)とも称する。
【0047】各シフトスイッチの接続方向は、対応する
シフト設定信号の信号レベルがHレベル(“1”)であ
る場合はノーマル側に設定され、Lレベル(“0”)の
場合にはスペア側に設定される。
【0048】スペアメモリアレイ部による冗長救済が必
要でない場合には、各シフトスイッチの接続方向はノー
マル側に設定され、外部I/O線EIO0〜EIO63
は、正規I/O線NIO0〜NIO63とそれぞれ接続
される。
【0049】一方、正規メモリアレイ中に欠陥メモリセ
ルが存在しており冗長救済が必要である場合には、欠陥
メモリセルと接続される正規I/O線と対応付けられる
シフトスイッチをシフト位置として指定する。たとえ
ば、図3に示すように、正規I/O線NIO1が欠陥メ
モリセルと接続される場合には、シフトスイッチSW1
をシフト位置に指定し、シフト位置以降のシフトスイッ
チSW0およびSW1の接続方向をノーマル側からスペ
ア側に切換える。
【0050】これにより、外部I/O線EIO0および
EIO0は、接続方向が切換えられて、スペアI/O線
SIOおよび正規I/O線NIO0とそれぞれ接続され
る。この場合には、シフト位置より左側に位置するシフ
トスイッチに対応するシフト設定信号IS<0>,IS
<1>は、Lレベル(“0”)に設定され、シフト位置
より右側(ノーマル側)に位置するシフトスイッチ群に
それぞれ対応するシフト設定信号IS<2>〜IS<6
3>は、Hレベル(“1”)に設定される。
【0051】このように、I/O線シフト回路50は、
64個のシフトスイッチを有し、シフト位置を境に各シ
フットスイッチにおける外部I/O線と内部I/O線と
の間の接続方向を切換えることによって欠陥メモリセル
の置換を行なう。このとき、シフト設定信号IS<6
3:0>の各々は、シフト位置に対応するシフトスイッ
チに対応するビットを境に信号レベルが変化することと
なる。
【0052】図4は、本発明の実施の形態に従うシフト
位置のデコード方法を説明するための図である。
【0053】図4を参照して、本願発明は、I/O線シ
フト回路50に含まれる複数のシフトスイッチからシフ
ト位置に対応する1つを選択する場合に、シフト位置を
階層的に設けられたプリデコード信号によって指定する
ことを特徴とする。
【0054】図4を参照して、図3において示される6
4個のシフトスイッチ群SW0〜SW63は、8個のシ
フトスイッチグループGR0〜GR7に分割される。各
シフトスイッチグループは、8個のシフトスイッチを含
む。
【0055】上位プリデコード信号FHは、シフト位置
に対応するシフトスイッチが、いずれのシフトスイッチ
グループに含まれているかを指定するためのプリデコー
ド信号である。本実施の形態においては、8個のシフト
スイッチグループの中の1個を指定するので、3ビット
のアドレス信号に基づくプリデコードを実行すればよ
い。
【0056】さらに、シフト位置に対応するシフトスイ
ッチが、同一シフトスイッチグループに属するシフトス
イッチ中の第何番目に位置するかを指定するために、下
位プリデコード信号FLが設けられる。各シフトスイッ
チグループに含まれるスイッチの個数を等しくすること
により、下位プリデコード信号FLは、各シフトスイッ
チグループに共通の信号とすることができる。本実施の
形態においては、同一シフトスイッチグループ中の8個
のシフトスイッチ中の1個を指定するためには、3ビッ
トのアドレス信号に基づくプリデコードを実行すればよ
い。
【0057】たとえば、図3に示したように、シフトス
イッチSW1をシフト位置と指定する場合には、上位プ
リデコード信号FHによってシフトスイッチグループG
R0を指定し、下位プリデコード信号FLによって、シ
フトスイッチグループ内の2番目のスイッチがシフト位
置に該当することを指定すればよい。このようにして、
上位プリデコード信号FHと下位プリデコード信号FL
との組合せによって、シフトスイッチ群のうちからシフ
ト位置に対応する1つのシフトスイッチを指定すること
ができる。
【0058】シフト設定信号IS<63:0>のうち、
シフト位置を含めてスペア側に位置するシフトスイッチ
群に対応する信号は、Lレベル(“0”)に設定され、
残りのシフトスイッチ群に対応する信号はHレベル
(“1”)に設定される。
【0059】再び図1を参照して、半導体記憶装置1
は、冗長救済を実行するためのI/O線のシフト位置を
プログラム情報として記憶するためのヒューズプログラ
ム回路60と、シフトリセット信号NRSTに応答し
て、プログラム情報に基づいて生成されるシフトアドレ
ス信号SADに基づいてシフト設定信号IS<63:0
>を生成するシフト制御回路100とをさらに備える。
【0060】図5は、ヒューズプログラム回路60およ
びシフト制御回路100の構成を示すブロック図であ
る。
【0061】図5を参照して、ヒューズプログラム回路
60は、図2で説明した正規メモリアレイ部40中のメ
モリブロックごとに設けられる。すなわち、本実施の形
態においては、m=8である。
【0062】各ヒューズプログラム回路60は、内部に
シフト位置を指定するためのシフトアドレスを不揮発的
に格納するための複数のヒューズ素子を有する。各ヒュ
ーズ素子は、外部からの入力によってカット可能であ
る。たとえば、高電圧信号やレーザの印加によって、ヒ
ューズカット処置を行なうことができる。
【0063】各ヒューズプログラム回路60は、シフト
リセット信号NRSTの活性化に応じて、各ヒューズ素
子におけるカット有無に応じたシフトアドレス信号SA
D<6:0>を生成する。シフトリセット信号NRST
は、コントロール回路10によって、リード動作あるい
はライト動作が実行され、メモリセルへのアクセスが実
行されるたびごとにパルス状に活性化される。シフトリ
セット信号の活性化に応じて、m個のヒューズプログラ
ム回路より、合計m個のシフトアドレス信号SAD<
6:0>がシフト制御回路100に対して出力される。
【0064】シフト制御回路100は、ヒューズプログ
ラム回路60より出力されるm個のシフトアドレス信号
SAD<6:0>と、正規メモリアレイ40中のアクセ
スの対象となるメモリブロックを指定するためのアドレ
ス信号ASR<3:0>,BNK<3:0>,CA3を
受けて、アクセスの対象となるメモリブロックに対応し
たシフトアドレス信号を選択的にISAD<6:0>と
して出力するシフトアドレス選択回路120と、シフト
アドレス信号ISAD<6:0>をプリデコードして、
プリデコード信号IFH<6:0>およびIFL<7:
0>を生成するシフト位置プリデコード回路140と、
プリデコード信号IFH<6:0>およびIFL<7:
0>に応じて、シフト設定信号IS<63:0>の信号
レベルを定めるシフト位置デコード回路160とを含
む。
【0065】シフトアドレス選択回路120は、ロウブ
ロックごとに設定される制御信号ASR<3:0>およ
びBNK<3:0>と、コラムアドレス信号のうちの1
ビットであるコラムアドレスビットCA3とを受ける。
【0066】信号ASR<3:0>は、行系動作が活性
化されているロウブロックにおいて活性化される信号で
あり、信号BNK<3:0>は、リード/ライト動作の
対象となるロウブロックにおいて活性化される信号であ
る。コラムアドレスビットCA3は、たとえば、メモリ
セル列の偶数列/奇数列のいずれかを指定する。これら
の信号群によって、正規アレイ40を4(行方向)×2
(列方向)に分割して得られる8個のメモリブロックの
うちの1個を選択することができる。
【0067】シフトアドレス選択回路120は、コント
ロール回路10から受けるこれらのアドレス制御信号に
応じて、m個のシフトアドレス信号のうちの1個を選択
して、ISAD<6:0>として出力する。
【0068】シフト位置プリデコード回路140は、シ
フトアドレス選択回路120から受けるシフトアドレス
信号ISAD<6:0>をプリデコードするとともに、
コントロール回路10から与えられるクロック信号CL
KAおよびタイミング制御信号CLKFに従うタイミン
グにおいて、プリデコード信号IFH<6:0>およI
FL<7:0>を生成する。
【0069】シフト位置デコード回路160は、プリデ
コード信号IFH<6:0>およびIFL<7:0>に
基づいて、シフト設定信号IS<63:0>の各信号レ
ベルを設定して、各シフトスイッチにおける接続方向を
シフト位置を境に切換えるように設定する。
【0070】なお、以下において、シフトアドレス信号
の各ビットを、シフトアドレスビットとも称し、プリデ
コード信号の各ビットを、プリデコードビットとも称す
る。
【0071】図6は、ヒューズプログラム回路60の構
成を示すブロック図である。図6を参照して、ヒューズ
プログラム回路60は、シフトリセット信号NRSTに
応答して、内部に保持するヒューズ素子のカット有無に
対応する信号レベルを出力するヒューズユニット回路6
5−0〜65−6を有する。
【0072】ヒューズユニット回路65−0〜65−2
は、上位プリデコード信号を生成するためのシフトアド
レスを格納する。ヒューズユニット回路65−3〜65
−5は、下位プリデコード信号を生成するためのシフト
アドレスを格納する。ヒューズユニット回路60−6
は、対応するメモリブロックへのアクセス時におけるス
ペアメモリアレイ部を使用した冗長救済の実行有無をプ
ログラムする。
【0073】図7は、ヒューズユニット回路の構成を示
す回路図である。ヒューズユニット回路65−0〜65
−6の各々は同様の構成を有するため、図7には、代表
的にヒューズユニット回路65−0の構成が示される。
【0074】図7を参照して、ヒューズユニット回路6
5−0は、電源ノードと内部ノードN0との間に並列に
接続されるP型MOSトランジスタQP10およびQP
12と、内部ノードN0と接地ノードとの間に直列に接
続されるヒューズ素子FSおよびN型MOSトランジス
タQN14と、内部ノードN0の信号状態を反転するイ
ンバータIV10とを有する。
【0075】インバータIV10は、ヒューズ素子FS
におけるカット有無に応じた信号レベルを有するSAD
F<0>を出力する。トランジスタQP10およびQN
14のゲートにはシフトリセット信号NRSTが入力さ
れ、インバータIV10の出力ノードはトランジスタQ
P12のゲートと結合される。
【0076】図8は、ヒューズユニット回路の出力信号
レベルを説明するための波形図である。
【0077】図8を参照して、時刻t1において、シフ
トリセット信号NRSTが活性化されてLレベルに変化
すると、トランジスタQP14がオフされるとともに、
トランジスタQP10がオンされる。これにより、内部
ノードN0は、電源ノードと接続され、出力信号SAD
AF<0>はLレベルに設定される。これにより、トラ
ンジスタQP12もオンし、信号SADF<0>のLレ
ベルはラッチされる。
【0078】次に、時刻t2において、シフトリセット
信号NRSTが、LレベルからHレベルに変化すると、
トランジスタQP10およびトランジスタQN14のオ
ン/オフが入替わり、出力信号SADF<0>の信号レ
ベルは、ヒューズ素子FSに対するカット有無に応じて
設定されるようになる。
【0079】ヒューズ素子FSがカットされている場合
には、トランジスタQN14がオンしても、内部ノード
N0が接地ノードに接続されることはない。これによ
り、出力信号SADF<0>の信号レベルは、シフトリ
セット信号NRSTの活性化時と同様にLレベルを維持
する。このLレベルは、トランジスタQP12のオンに
よってラッチされる。
【0080】一方、ヒューズ素子FSがカットされてい
ない場合においては、シフトリセット信号NRSTのH
レベルへの復帰に応じて、内部ノードN0と接地ノード
とが接続される。これにより、インバータIV10の出
力が反転して、出力信号SADF<0>の信号レベルは
Hレベルに変化する。このHレベルは、シフトリセット
信号NRSTの信号レベルがHレベルである間保持され
る。
【0081】このように、リード動作/ライト動作のア
クセス開始時において、シフトリセット信号NRSTを
パルス状に活性化することにより、当該アクセス動作中
において、ヒューズ素子に対するカットの有無に応じた
出力信号レベルを維持することができる。
【0082】再び図6を参照して、ヒューズプログラム
回路60は、ヒューズユニット回路65−6の出力信号
SADF<6>を反転するインバータIV12と、ヒュ
ーズユニット回路60−6の出力信号とヒューズユニッ
ト回路60−0〜65−5の出力信号の各々との間でN
OR演算を実行するための論理ゲートLG10とをさら
に有する。論理ゲートLG10は、信号SADF<6>
と信号SADF<0>〜SADF<5>の各々との間で
NOR演算を実行する6個のNORゲートを、6ビット
の演算結果を出力する単一の論理ゲートとして総括的に
表記したものである。
【0083】インバータIV12は、シフトアドレス信
号のうちの1ビットSAD<6>を生成する。シフトア
ドレスビットSAD<6>は、ヒューズプログラム回路
に対応するメモリブロックに対するアクセス時に冗長救
済を実行するか否かを示す信号であり、冗長救済を実行
する場合にはHレベルに設定され、冗長救済を実行しな
い場合にはLレベルに設定される。
【0084】対応するメモリブロックのアクセス時にお
いて冗長救済が実行されない場合には、ヒューズカット
65−6の出力信号SADF<6>がHレベルに設定さ
れることから、シフトアドレス信号のうちのSAD<
5:0>は、全ビットがLレベルに設定される。一方、
冗長救済を行なう場合、すなわちI/O線のシフトを実
行する場合においては、シフトアドレス信号のうちのS
AD<5:0>は、ヒューズユニット回路65−0〜6
5−5中におけるヒューズ素子に対するカット有無に応
じて定められる。
【0085】したがって、冗長救済が実行されない場合
においては、シフトアドレス信号SAD<6:0>の全
ビットはLレベルに設定され、これに応じて、図3で説
明したようにすべてのシフトスイッチにおける接続方向
はノーマル側に設定されて、外部I/O線と正規I/O
線とがそれぞれ接続される。
【0086】一方、対応するメモリブロックのアクセス
時に冗長救済が実行される場合には、ヒューズ素子に対
するカット有無に応じたシフトアドレス信号SAD<
6:0>が生成されるため、シフトアドレス信号によっ
て指定されるシフト位置を境にシフトスイッチの接続方
向をスペア側に切換えることによって、シフトリダンダ
ンシによる欠陥メモリセルの置換救済が実行される。
【0087】図9は、シフトアドレス選択回路120の
構成を示すブロック図である。図9を参照して、シフト
アドレス選択回路は、正規メモリアレイ部中の8個のメ
モリブロックのうちの、アクセスの対象となる1個のメ
モリブロックを指定するための信号群ASR<3:0
>,BNK<3:0>およびコラムアドレスビットCA
3と、ヒューズプログラム回路のそれぞれが出力する複
数のシフトアドレス信号と、テスト動作時に活性化され
るシフトテスト信号TMSPCCとを受ける。アクセス
の対象となるメモリブロックを特定するための信号群に
ついては、既に説明したとおりであるので説明は繰返さ
ない。
【0088】ヒューズプログラム回路60から出力され
たそれぞれのメモリブロックに対応するシフトアドレス
信号は、ロウアドレスの番号およびメモリセル列の奇数
(O)および偶数(E)に応じて、SAD0E,SAD
0O〜SAD3E,SAD3Oとそれぞれ表記される。
【0089】シフトアドレス選択回路120は、ロウブ
ロックごとに設けられる選択ユニット125−0〜12
5−3有する。
【0090】図10は、選択ユニットの構成を示す回路
図である。なお、選択ユニット125−0〜125−3
は同様の回路構成を有するため、図10には、代表的に
選択ユニット125−0の構成が示される。
【0091】図10を参照して、選択ユニット125−
0は、ロウブロックRB0に対応するASR<0>およ
びBNK<0>のAND演算結果を出力する論理ゲート
LG28と、ロウブロックRB0の偶数メモリセル列に
対応するシフトアドレス信号SAD0E<6:0>の各
ビットとシフトテスト信号TMBCCとの間でOR演算
を各々実行するための論理ゲートLG30と、ロウブロ
ックRB0の奇数メモリセル列に対応するシフトアドレ
ス信号SAD<6:0>の各ビットとシフトテスト信号
TMBCCとの間でOR演算を各々実行するための論理
ゲートLG32とを有する。
【0092】論理ゲートLG30およびLG32は、図
6における論理ゲートLG10と同様に、複数ビットに
それぞれ対応する複数のORゲートを総括的に1個の論
理ゲートとして表記したものであり、論理ゲートLG3
0およびLG32の各々は、7ビットのOR演算結果を
出力する。
【0093】論理ゲートLG30およびLG32の出力
する演算結果は、シフトテスト信号TMSPCCが活性
化(Hレベル)される場合には、全ビットが強制的にH
レベルとされ、シフトテスト信号TMSPCCが非活性
化(Lレベル)される通常時においては、シフトアドレ
ス信号SAD0E<6:0>およびSAD0O<6:0
>に応じた信号レベルを出力する。
【0094】論理ゲートLG28の出力信号は、ロウブ
ロックRB0において行系動作が活性化され、かつリー
ド動作あるいはライト動作が指示されて、ロウブロック
RB0がアクセスの対象となっている場合において活性
化(Hレベル)される。
【0095】選択ユニット125−0は、さらに、コラ
ムアドレスビットCA3を反転するインバータIV14
と、インバータ1V14、論理ゲートLG28および論
理ゲートLG30の出力信号に応じてNAND演算結果
を出力するための論理ゲートLG34とを有する。選択
ユニット125−0は、さらに、イコラムアドレスビッ
トCA3と、論理ゲートLG28およびLG32の出力
信号とに応じてNAND演算結果を出力するための論理
ゲートLG36を有する。論理ゲートLG34およびL
G36は、論理ゲートLG30およびLG32の場合と
同様に、論理ゲートLG30およびLG32の出力する
7ビットの出力信号にそれぞれ対応する7個のNAND
ゲートを総括的に1個の論理ゲートとして表記したもの
であり、論理ゲートLG34およびLG36の各々は、
7ビットのNAND演算結果を出力する。
【0096】論理ゲートLG38は、論理ゲートLG3
0の7ビットの出力信号の反転信号および論理ゲートL
G36の7ビットの出力信号の反転信号との間でそれぞ
れOR演算を実行する。論理ゲートLG38も7個の論
理ゲートを総括的に1個の論理ゲートとして表記したも
のであり、7ビットの演算結果をロウブロックRB0に
おける選択結果ISADB0<6:0>を出力する。
【0097】ロウブロックRB0がアクセスの対象でな
い場合には、論理ゲートLG28の出力がLレベルであ
ることにより、論理ゲートLG34およびLG36の出
力は全ビットともHレベルとなる。これにより、選択ユ
ニット125−0が出力するISADB0<6:0>の
全ビットは、Lレベルに設定される。
【0098】一方、ロウブロックRB0がアクセスの対
象となっている場合においては、コラムアドレスビット
CA3による選択に応じて、対応するシフトアドレス信
号が論理ゲートLG34およびLG36のいずれか一方
に現われ、他方の出力はすべてHレベルに設定される。
これにより、選択ユニット125−0が出力するISA
DB0<6:0>は、アクセスの対象となるメモリブロ
ックに対応するシフトアドレス信号と同様の信号レベル
を有することとなる。
【0099】選択ユニット125−1〜125−3は、
その他のロウブロックRB1〜RB3に対応してそれぞ
れ設けられ、対応するロウブロックにおいてアクセスの
対象となるメモリブロックが含まれている場合には、ア
クセスの対象となるメモリブロックに対応するシフトア
ドレス信号の信号レベルを出力する。
【0100】再び図9を参照して、シフトアドレス選択
回路120は、さらに、選択ユニット125−0および
125−1がそれぞれ出力するISADB0<6:0>
およびISADB1<6:0>の対応するビット同士間
でNOR演算を実行するための論理ゲートLG20と、
選択ユニット125−2および125−3がそれぞれ出
力するISADB2<6:0>およびISADB3<
6:0>の対応するビット同士間でNOR演算を実行す
るための論理ゲートLG22と、論理ゲートLG20お
よびLG22の出力信号の反転信号の対応するビット同
士間でOR演算を実行するための論理ゲートLG24と
をさらに含む。論理ゲートLG20,22,24も7個
の論理ゲートを総括的に1個の論理ゲートとして表記し
たものであり、7ビットの論理演算結果を出力する。
【0101】このような構成とすることにより、シフト
アドレス選択回路120は、ヒューズプログラム回路6
0から出力された8個のシフトアドレス信号SAD<
6:0>から、アクセスの対象となるメモリブロックに
対応するシフトアドレス信号ISAD<6:0>を抽出
して出力する。
【0102】図11は、シフト位置プリデコード回路1
40の構成を示すブロック図である。
【0103】図11を参照して、シフト位置プリデコー
ド回路140は、冗長救済の実行有無を指定するための
シフトアドレスビットISAD<6>を反転するインバ
ータIV30と、上位プリデコード信号を生成するため
のシフトアドレスビットISAD<5:3>をプリデコ
ードするためのプリデコードユニット145−Hと、下
位プリデコード信号を生成するためのシフトアドレスビ
ットISAD<2:0>をプリデコードするプリデコー
ドユニット145−Lとを有する。
【0104】プリデコードユニット145−Hおよび1
45−Lの各々は、同様の構成を有し、入力された3ビ
ットのシフトアドレスに応答して、7ビットのプリデコ
ード信号を出力する。
【0105】図12は、プリデコードユニットの構成を
示す回路図である。図12には、代表的に、プリデコー
ドユニット145−Hの構成が示される。
【0106】図12を参照して、プリデコードユニット
145−Hは、シフトアドレスビットISAD<5>,
ISAD<4>およびISAD<3>を入力として、7
ビットのプリデコード信号IFHIN<6:0>を出力
する。
【0107】プリデコードユニット145−Hは、シフ
トアドレスビットISAD<5>、ISAD<4>およ
びISAD<3>のNOR演算結果をプリデコードビッ
トIFHIN<0>として出力する論理ゲートLG40
と、シフトアドレスビットISAD<4>およびISA
D<5>のNOR演算結果をプリデコードビットIFH
IN<1>として出力する論理ゲートLG41と、シフ
トアドレスビットISAD<3>およびISAD<4>
のAND演算結果を出力する論理ゲートLG48と、論
理ゲートLG48の出力とシフトアドレスビットISA
D<5>とのNOR演算結果をプリデコードビットIF
HIN<2>として出力する論理ゲートLG42と、シ
フトアドレスビットISAD<5>を反転してIFHI
N<3>を出力するインバータIV43とを有する。
【0108】プリデコードユニット145−Hは、さら
に、シフトアドレスビットISAD<3>およびISA
D<4>のOR演算結果を出力する論理ゲートLG49
と、論理ゲートLG49の出力とシフトアドレスビット
ISAD<5>とのNAND演算結果をデコードビット
IFHIN<4>として出力する論理ゲートLG44
と、シフトアドレスビットISAD<4>およびISA
D<5>のNAND演算結果をデコードビットIFHI
N<5>として出力する論理ゲートLG45と、シフト
アドレスビットISAD<3>、ISAD<4>および
ISAD<5>のNAND演算結果をデコードビットI
FHIN<6>として出力する論理ゲートLG46とを
有する。これらの論理ゲートLG40〜LG46および
インバータIV43によって、プリデコード信号IFH
INの各ビットの信号レベルが設定される。
【0109】図13は、シフトアドレスビットISAD
<5>、ISAD<4>およびISAD<3>の組合せ
に対応するプリデコード信号IFHIN<6:0>の各
ビットの信号レベルを示す図である。
【0110】図13に示すように、3ビットのシフトア
ドレスビットの組合せに応答して、シフト位置を指定す
るための8種類のプリデコード信号を出力できる。すな
わち、信号レベルが“0”から“1”に切換わるビット
によってシフト位置を指定することができる。
【0111】プリデコードユニット140−Lも、プリ
デコードユニット140−Hと同様の構成を有し、シフ
トアドレスビットISAD<5:3>にそれぞれ対応し
てシフトアドレスビットISAD<2:0>が入力さ
れ、図12中のプリデコードビットIFHIN<0>〜
IFHIN<6>にそれぞれ対応して、プリデコードビ
ットIFLIN<1>〜IFLIN<7>が生成され
る。
【0112】再び図11を参照して、インバータIV3
0の出力するプリデコードビットIFLIN<0>と、
プリデコードユニット140−Lの出力するプリデコー
ドビットIFLIN<7:1>とが合成されて、8ビッ
トのプリデコード信号IFLIN<7:0>が生成され
る。
【0113】プリデコード信号IFH<6:0>および
IFL<7:0>は、それぞれ、タイミング調整回路1
50−Hおよび150−Lにそれぞれ与えられる。
【0114】図14は、タイミング調整回路の構成を示
す回路図である。タイミング調整回路150−Hと15
0−Lとは、同様の回路構成を有するので、図14に
は、代表的にタイミング調整回路150−Hの回路構成
を示す。
【0115】図14を参照して、タイミング調整回路1
50−Hは、クロック信号CLKAをトリガとして動作
するDフリップフロップ152と、出力タイミング信号
CLKYをトリガとして動作するDフリップフロップ1
54と、Dフリップフロップ154の出力に対して直列
に接続されたインバータIV40、IV42およびIV
44とを含む。
【0116】Dフリップフロップ152および154
は、シフトリセット信号NRSTの活性化に応じて動作
状態とされ、コントロール回路10によって生成される
クロック信号CLKAおよび出力タイミング信号CLK
Yの活性化タイミングにそれぞれ応じて、プリデコード
信号IFHIN<6:0>を転送する。
【0117】これにより、Dフリップフロップ152
は、クロック信号CLKAに応じて、プリデコード信号
の各ビットをラッチし、Dフリップフロップ154は、
出力タイミング信号CLKYに応じた所定のタイミング
で、プリデコード信号IFHIN<6:0>を後段の回
路に供給するために送出する。出力タイミング信号CL
KYは、アクセス開始からシフトプリデコードに要する
所定時間が経過したタイミングにおいて活性化される。
【0118】インバータIV40〜IV42の各々は、
7ビットの信号のそれぞれについての反転動作を実行す
る7個のインバータを総括的に表記したものである。イ
ンバータIV44は、シフト位置デコード回路160に
送出するためのプリデコード信号IFH<6:0>を出
力する。
【0119】なお、このプリデコード信号IFH<6:
0>は、プリデコードユニットから出力されたIFHI
N<6:0>の信号レベルを反転している。したがっ
て、対応するヒューズボックス回路60中のヒューズ素
子すべてがカットされていない場合においては、プリデ
コード信号の各ビットはLレベル(“0”)に設定され
る。一方、シフトテスト信号TMSPCCが活性化(H
レベル)される場合には、プリデコード信号の各ビット
はHレベル(“1”)に設定される。
【0120】タイミング調整回路150−Lも同様の構
成を有し、コントロール回路10によって生成されるク
ロック信号CLKAおよび出力タイミング信号CLKY
の活性化タイミングに応じて、プリデコード信号IFL
IN<7:0>の信号レベルを反転して転送する。
【0121】図15は、シフト位置デコード回路160
の構成を示すブロック図である。図15を参照して、シ
フト位置デコード回路160は、プリデコード信号IF
H<6:0>およびIFL<7:0>をデコードして、
シフト設定信号IS<63:0>の各々の信号レベルを
設定する。
【0122】シフト位置デコード回路160は、シフト
スイッチグループごとに対応して設けられるデコード回
路165−i(i:0〜7の整数)を有する。デコード
回路165−iは、シフト設定信号のうちの第i番目の
シフトスイッチグループに対応する8個を生成する。
【0123】デコード回路160−iは、プリデコード
信号IFH<6:0>のうちの2ビットに応じて設定さ
れる上位プリデコードビットFH<i>およびFHM<
i>と、プリデコード信号IFL<7:0>に応じて設
定される下位プリデコード信号FL<7:0>とを受け
てプリデコードを実行する。
【0124】上位プリデコードビットFH<i>は、先
頭のデコード回路165−0においては、電源電圧Vc
cすなわちHレベル(“1”)に固定される。その他の
デコード回路165−iにおいては、FH<i>=IF
H<i−1>で設定される(i=1〜7)。
【0125】プリデコードビットFHM<i>は、最後
のデコード回路165−7においては、接地電圧Vss
すなわちLレベル(“0”)に固定される。その他のデ
コード回路165−iにおいては、FH<i>=IFH
<i>で設定される(i=0〜6)。すなわち、プリデ
コードビットFHM<i>は、1ビット上位側の上位プ
リデコードビットFH<i>と等しい信号レベルを有す
る。
【0126】下位プリデコード信号FL<7:0>は、
プリデコード信号IFL<7:0>とそれぞれ同一の信
号レベルを有する。
【0127】図16は、デコード回路165−iの構成
を説明するブロック図である。図16を参照して、デコ
ード回路165−iは、下位プリデコード信号FL<
7:0>の各ビットにそれぞれ対応して設けられるデコ
ードユニット200−0〜200−7を有する。
【0128】第i番目のシフトスイッチグループに対応
する、上位プリデコードビットFH<i>およびFHM
<i>は、デコードユニット200−0〜200−7に
共通に与えられる。
【0129】各デコードユニット200−j(j:0〜
7の整数)は、シフト設定信号Si<j>を出力する。
【0130】図17は、第i番目のシフトスイッチグル
ープに対応して設けられるデコードユニット200−j
の構成を示す回路図である。
【0131】図17を参照して、デコードユニット20
0−jは、電源電圧Vccを供給する電源ノードとシフ
ト設定信号Si<j>を生成するノードNaとの間に直
列に結合される、P型MOSトランジスタQP20およ
びQP22と、トランジスタQP20およびQP22と
並列に、電源ノードとノードNaとの間に結合されるP
型MOSトランジスタQP24とを有する。
【0132】デコードユニット200−jは、さらに、
ノードNaとノードNbとの間に結合されるN型MOS
トランジスタQN20と、中間ノードNbと接地ノード
との間に互いに並列に接続されるN型MOSトランジス
タQN24およびQN26とを有する。
【0133】トランジスタQN20およびQP24のゲ
ートには上位プリデコードビットFH<i>が与えられ
る。トランジスタQP20およびQN24のゲートには
プリデコードビットFHM<i>が与えられる。トラン
ジスタQN26およびQP22のゲートには、対応する
第j番目の下位プリデコードビットFL<j>が与えら
れる。
【0134】したがって、上位プリデコードビットFH
<i>がLレベル(“0”)の場合には、トランジスタ
QP24のオンにより、下位プリデコードビットFL<
j>の信号レベルによらず、シフト設定信号Si<j>
はHレベル(“1”)に設定される。
【0135】一方、上位プリデコードビットFH<i>
がHレベル(“1”)であり、かつFHM<i>がLレ
ベル(“0”)である場合、すなわち第i番目のシフト
スイッチグループがシフト位置に対応する場合には、ト
ランジスタQP20,QN24がオンされて、トランジ
スタQP24,QN24がオフされる。
【0136】したがって、この場合には、下位プリデコ
ードビットFL<j>がLレベル(“0”)であるとき
に、トランジスタQP22のオンによってSi<j>は
Hレベル(“1”)に設定され、下位プリデコードビッ
トFL<j>がHレベル(“1”)であるときに、トラ
ンジスタQN26のオンによってシフト設定信号Si<
j>はLレベル(“0”)に設定される。
【0137】したがって、図17の構成とすることによ
り、シフト設定信号Si<j>は、対応する第i番目の
シフトスイッチグループにおいて「上位プリデコードビ
ットFH<i>=Lレベル(“0”)」の場合、もしく
は「上位プリデコードビットFH<i>=Hレベル
(“1”)、FHM<i>=Lレベル(“0”)かつ、
下位プリデコードビットFL<j>=Lレベル」の場合
にHレベル(“1”)に設定される。
【0138】それ以外の場合には、シフト設定信号Si
<j>はLレベル(“0”)に設定される。この結果、
シフト設定信号の信号レベルは、上位プリデコード信号
および下位プリデコード信号において信号レベルが切換
わるビットに対応して二分されることとなり、シフトア
ドレスビットによって指定されるシフト位置を境に、各
シフトスイッチの接続方向を切換えて、シフトリダンダ
ンシ方式に従う冗長救済を行なうことができる。
【0139】図18は、シフト位置のデコードと各シフ
トスイッチの接続方向を説明する図である。
【0140】図18を参照して、外部I/O線EIO0
〜EIO63にそれぞれ対応するシフト設定信号IS<
0>〜IS<63>は、それぞれ、上位プリデコードビ
ットFHおよび下位プリデコード信号FLの各ビットに
よって設定される。図18に示した例においては、FH
<0>およびFH<1>=0であり、FH<2>=1と
なってここでプリデコード信号の信号レベルが切換わっ
ているため、シフト位置に対応するシフトスイッチは、
IFH<2>に対応するシフトスイッチグループ内に含
まれている。これは、第i番目のシフトスイッチグルー
プにおいて、上位プリデコードビットFH<i>および
FHM<i>の信号レベルをチェックすることによって
検出できる。
【0141】また、下位プリデコード信号FL<7:0
>によって、シフトスイッチグループ内においては、4
番目のシフトスイッチを境にその接続形態を切換えるこ
とが指定されているので、シフト設定信号はIS<0>
〜IS<19>までがLレベル(“0”)に設定され、
IS<20>〜IS<63>は、Hレベル(“1”)に
設定される。
【0142】これにより、シフトスイッチSW0〜SW
19における接続方向は、図3で説明したスペア側に設
定され、シフトスイッチSW20〜SW63における接
続方向は、ノーマル側に設定されることになる。この場
合には20番目の正規I/O線NIO19に対応する領
域に欠陥メモリセルが存在しており、これを指定するた
めのシフトアドレスがヒューズプログラム回路60内に
保持される。
【0143】このように、シフトリダンダンシ方式によ
る冗長救済において、シフト位置の設定に基づいてシフ
トスイッチの接続方向を制御する場合において、シフト
スイッチを同数のシフトスイッチを有する複数のシフト
スイッチグループに分割して、ヒューズ素子にプログラ
ムされたシフトアドレスによって階層的に当該シフト位
置を指定することによって、デコード回路を小規模化す
ることができる。
【0144】図17に示したように本発明の実施の形態
によれば、各シフトスイッチに対応して設けられるデコ
ード回路を6個のMOSトランジスタによって構成する
ことができる。これにより、データI/O線が多数配置
されるメモリセルアレイ構成においても、回路規模の著
しい増大を招くことなくシフトリダンダンシ方式による
冗長救済を行なうことができる。
【0145】なお、本実施の形態においては、スペアメ
モリアレイ部45が、図1における正規メモリアレイ部
40の左側(コントロール回路10およびWL/CSL
ドライブ回路20側)に配置される構成を示したが、ス
ペアメモリアレイ部45は、反対側の領域に配置する構
成としてもよい。この場合には、図3において、スペア
I/O線SIOが最右側に配置される構成となるので、
これに対応させて各シフトスイッチにおける接続方向
(シフト側/ノーマル側)等の定義を変更すればよい。
【0146】さらに、スペアメモリアレイ部45を正規
メモリアレイ部40の両側に配置する構成とすることも
可能である。この場合には、左側および右側に配置され
るスペアメモリアレイ部45のそれぞれに対応して、シ
フト位置を指定するための回路群およびI/O線シフト
回路50を独立に設け、内部I/O線と外部I/O線と
の間にこれらのI/O線シフト回路50を直列に配置し
て、2段階にシフト可能な構成とすればよい。
【0147】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0148】
【発明の効果】請求項1、6、7、9、10および11
に記載の半導体記憶装置は、複数のシフトスイッチをL
個のグループに分割して、シフト位置に対応するシフト
スイッチの指定を、L個のうちの1個のグループを指定
するための第1のプリデコード信号と、同一グループに
属するN個のシフトスイッチのうちの第N′番目を指定
するための第2のプリデコード信号とに基いて行なう。
各グループに含まれるシフトスイッチの個数を同一とす
ることで、第2のプリデコード信号を各グループ間で共
有できる。この結果、シフト位置デコード回路を構成す
るトランジスタの個数を削減することができる。
【0149】請求項2記載の半導体記憶装置は、複数の
メモリブロックのそれぞれに対応してシフトアドレスを
保持するためのヒューズプログラム回路を備えるので、
請求項1記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、
メモリブロックごとに独立に、欠陥メモリセルの冗長救
済を行なうことができる。
【0150】請求項3記載の半導体記憶装置は、ヒュー
ズプログラム回路に保持されるスペアアレイ部の使用/
非使用の指定に応じて、シフトアドレスの信号レベルを
設定することができる。
【0151】請求項4記載の半導体記憶装置は、テスト
制御信号の活性化に応じてシフトアドレスの全ビットを
強制的に設定することができるので、請求項3記載の半
導体記憶装置が奏する効果に加えて、シフトスイッチの
接続方向の確認テストを任意に行なうことができる。
【0152】請求項5記載の半導体記憶装置は、請求項
2記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、シフト
アドレスのプログラムを外部からの電気的入力によって
行なうことができる。
【0153】請求項8記載の半導体記憶装置は、テスト
制御信号の活性化に応じて各シフトスイッチにおける接
続方向を所定方向に切換えることができるので、請求項
6記載の半導体記憶装置が奏する効果に加えて、シフト
スイッチの接続方向の確認テストを任意に行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に従う半導体記憶装置1
の全体構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 メモリマット30の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 I/O線シフト回路の構成を詳細に説明する
ための図である。
【図4】 本発明の実施の形態に従うシフト位置のデコ
ード方法を説明するための図である。
【図5】 ヒューズプログラム回路60およびシフト制
御回路100の構成を示すブロック図である。
【図6】 ヒューズプログラム回路60の構成を示すブ
ロック図である。
【図7】 ヒューズユニット回路の構成を示す回路図で
ある。
【図8】 ヒューズユニット回路の出力信号レベルを説
明するための波形図である。
【図9】 シフトアドレス選択回路120の構成を示す
ブロック図である。
【図10】 選択ユニットの構成を示す回路図である。
【図11】 シフト位置プリデコード回路140の構成
を示すブロック図である。
【図12】 プリデコードユニットの構成を示す回路図
である。
【図13】 3ビットのシフトアドレスビットの組合せ
に対応するプリデコード信号の各ビットの信号レベルを
示す図である。
【図14】 タイミング調整回路の構成を示す回路図で
ある。
【図15】 シフト位置デコード回路160の構成を示
すブロック図である。
【図16】 デコード回路の構成を説明するブロック図
である。
【図17】 デコードユニットの構成を示す回路図であ
る。
【図18】 シフト位置のデコードと各シフトスイッチ
の接続方向を説明する図である。
【図19】 シフトリダンダンシ方式による不良メモリ
セルの置換を説明する概念図である。
【図20】 従来の技術に従うシフトリダンダンシ方式
におけるシフトスイッチの制御を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
30 メモリマット、40 正規アレイ、45 スペア
アレイ、50 I/O線シフト回路、60 ヒューズプ
ログラム回路、70 データ入出力回路、100 シフ
ト制御回路、120 シフトアドレス選択回路、140
シフト位置プリデコード回路、145−H,145−
L プリデコードユニット、150−H,150−L
タイミング調整回路、160 シフト位置デコード回
路、165デコード回路、200 デコードユニット、
NIO0〜NIO63 正規I/O線、SIO スペア
I/O線、EIO0〜EIO63 外部I/O線。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規メモリアレイ部および、前記正規メ
    モリアレイ中の欠陥部を置換するために前記正規メモリ
    アレイ部に隣接して設けられるスペアアレイ部を含むメ
    モリセルアレイと、 前記メモリセルアレイ部に入出力されるデータを伝達す
    るための複数の内部データ線とを備え、 前記複数の内部データ線は、 前記正規メモリアレイ部に対応して設けられる第1番目
    から第M番目(M:自然数)までの複数の正規データ線
    と、 前記スペアアレイ部に対応して設けられるスペアデータ
    線とを含み、 外部とデータ授受可能な第1番目から第M番目までの複
    数の外部データ線と、 前記複数の外部データ線のそれぞれに対応して、前記複
    数の内部データ線のうちの隣接する2本の間ごとに設け
    られ、各々が、指示される接続方向に応じて、対応する
    前記外部データ線と前記隣接する2本の内部データ線の
    いずれか一方とを接続する第1番目から第M番目までの
    複数のシフトスイッチと、 前記スペアアレイ部による欠陥部の置換を実行する場合
    に、予め不揮発的に記憶されるシフト位置の情報に基づ
    いて、各前記複数のシフトスイッチの前記接続方向を設
    定するシフト制御回路とをさらに備え、 前記シフト制御回路は、 M個の前記シフトスイッチをN個(N:Mより小さいM
    の約数である自然数)ずつに分割して形成されるL個
    (L:M/Nの自然数)のグループのうちの、前記シフ
    ト位置に対応するシフトスイッチを含む1個のグループ
    を指定するための第1のプリデコード信号および、各前
    記グループに共通に設けられ、同一の前記グループ内に
    属するN個のシフトスイッチのうちのN′番目(N′:
    1〜Nの自然数)を指定するための第2のプリデコード
    信号を生成するシフト位置プリデコード回路と、 前記第1および第2のプリデコード信号に基いて、各前
    記複数のシフトスイッチにおける前記接続方向を設定す
    るシフト位置デコード回路とを含む、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記正規メモリアレイ部は、前記複数の
    正規データ線を共有する複数のメモリブロックに分割さ
    れ、 前記シフト制御回路は、 前記複数のメモリブロックごとに設けられ、各々が、対
    応する前記メモリブロックへのアクセス時における前記
    スペアアレイ部の使用および非使用のいずれか一方を示
    す置換有無ビットおよび、前記スペアデータ線の使用時
    における前記シフト位置を指定するための複数ビットを
    有するシフトアドレスを不揮発的に保持する複数のヒュ
    ーズプログラム回路と、 各複数のヒューズプログラム回路が出力する前記シフト
    アドレスを受けて、前記複数のメモリブロックのうちの
    アクセスの対象となる1個に対応するシフトアドレスを
    選択的に出力するシフトアドレス選択回路とをさらに含
    み、 前記シフト位置プリデコード回路は、前記シフトアドレ
    ス選択回路が出力するシフトアドレスに基いて前記第1
    および第2のプリデコード信号を生成する、請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記シフトアドレスの各ビットは、第1
    の信号レベルと第2の信号レベルとを有し、 前記シフトアドレス選択回路は、前記アクセスの対象と
    なるメモリブロックにおいて、前記スペアアレイ部の非
    使用がプログラムされている場合においては、前記シフ
    トアドレスの全ビットを第1の信号レベルに設定し、前
    記スペアアレイ部の使用がプログラムされている場合に
    おいては、前記アクセスの対象となるメモリブロックに
    対応する前記ヒューズプログラム回路に保持されたシフ
    トアドレスに基いて、前記シフトアドレスの各ビットの
    信号レベルを設定する、請求項2記載の半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シフトアドレス選択回路は、シフト
    動作をテストするためのテスト制御信号をさらに受け
    て、前記テスト制御信号の活性化時においては、前記シ
    フトアドレスの全ビットを第2の信号レベルに設定す
    る、請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 各複数のヒューズプログラム回路は、前
    記シフトアドレスの保持を行なうために設けられ、外部
    からの入力によって溶断可能なヒューズ素子を有する、
    請求項2記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記スペアデータ線は、第1番目の前記
    正規データ線に隣接して配置され、 前記欠陥部が第K番目(K:1〜Mの自然数)の前記正
    規データ線に対応する領域に存在する場合において、第
    K番目のシフトスイッチは、前記シフト位置に指定さ
    れ、 前記シフト制御回路は、第1番目から第K番目の各前記
    シフトスイッチにおける前記接続方向は、対応する前記
    外部データ線と前記隣接する2本の内部データ線のうち
    の前記スペアデータ線と近い側の一方とを接続する第1
    の方向に設定し、第(K+1)番目から第M番目の各前
    記シフトスイッチにおける前記接続方向は、対応する前
    記外部データ線と前記隣接する2本の内部データ線のう
    ちの前記スペアデータ線と遠い側の一方とを接続する第
    2の方向に設定する、請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記シフト制御回路は、前記アクセスの
    対象となるメモリブロックにおいて前記スペアアレイ部
    の非使用がプログラムされている場合においては、全て
    の前記シフトスイッチにおける前記接続方向を前記第2
    の方向に設定する、請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記シフト制御回路は、シフト動作をテ
    ストするためのテスト制御信号をさらに受けて、 前記シフト制御回路は、前記テスト制御信号の活性化時
    においては、全ての前記シフトスイッチにおける前記接
    続方向を前記第1の方向に設定する、請求項6記載の半
    導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のプリデコード信号は、前記グ
    ループにそれぞれ対応するLビットを有し、 前記第2のプリデコード信号は、前記同一のグループに
    属するN個のシフトスイッチにそれぞれ対応するNビッ
    トを有し、 前記シフト位置プリデコード回路は、前記シフト位置に
    対応するシフトスイッチが属する第L′番目(L′:1
    〜Lの自然数)の前記グループに属する場合において、
    前記第1のプリデコード信号の第1ビットから第L′ビ
    ットまでを第1の信号レベルに設定するとともに、残り
    のビットを第2の信号レベルに設定し、 前記シフト位置プリデコード回路は、前記シフト位置に
    対応するシフトスイッチが前記グループ内の第N´番目
    (N´:1〜Nの自然数)に位置する場合に、前記第2
    のプリデコード信号の第1ビットから第N´ビットまで
    を第1の信号レベルに設定するとともに、残りのビット
    を第2の信号レベルに設定する、請求項1記載の半導体
    記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記シフト位置デコード回路は、前記
    M個のシフトスイッチに対応してそれぞれ設けられ、各
    々が、対応する前記シフトスイッチにおける前記接続方
    向を指定するためのシフト制御信号を生成するM個のデ
    コードユニットを有し、 第I番目(I:1〜Lの自然数)のグループ中の第J番
    目(J:1〜Nの自然数)の前記シフトスイッチに対応
    する前記デコードユニットは、 前記シフト制御信号を生成する第1のノードと、 前記第1の信号レベルに対応する電位を供給する第1の
    電源ノードと前記第1のノードとの間に結合される第1
    のトランジスタと、 前記第1のトランジスタと並列に、前記第1の電源ノー
    ドと前記第1のノードとの間に直列に結合される、第2
    および第3のトランジスタと、 前記第1のノードと第2のノードとの間に結合される第
    4のトランジスタと、 前記第2の信号レベルに対応する電位を供給する第2の
    電源ノードと前記第2のノードとの間に並列に結合され
    る、第5および第6のトランジスタとを有し、 前記第1および第4のトランジスタは、前記第1のプリ
    デコード信号の第Iビットの信号レベルに応じて相補的
    にオン/オフし、 前記第2および第5のトランジスタは、前記第1のプリ
    デコード信号の第(I+1)ビットの信号レベルに応じ
    て相補的にオン/オフし、 前記第3および第6のトランジスタは、前記第2のプリ
    デコード信号の第Jビットの信号レベルに応じて相補的
    にオン/オフし、 IがLである場合には、前記第2および第5のトランジ
    スタのうち前記第2のトランジスタが常にオンする、請
    求項9記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記スペアデータ線は、第1番目の前
    記正規データ線に隣接して配置され、 対応するシフト制御信号が前記第1の信号レベルを有す
    る各前記データシフト線スイッチにおける前記接続方向
    は、対応する前記外部データ線と前記隣接する2本の内
    部データ線のうちの前記スペアデータ線と近い側の一方
    とを接続する方向に設定され、 対応するシフト制御信号が前記第2の信号レベルを有す
    る各前記データシフト線スイッチにおける前記接続方向
    は、対応する前記外部データ線と前記隣接する2本の内
    部データ線のうちの前記スペアデータ線と遠い側の一方
    とを接続する方向に設定される、請求項10記載の半導
    体記憶装置。
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