JP2001254495A - 建物用内部階段およびその建造方法 - Google Patents

建物用内部階段およびその建造方法

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JP2001254495A JP2000070107A JP2000070107A JP2001254495A JP 2001254495 A JP2001254495 A JP 2001254495A JP 2000070107 A JP2000070107 A JP 2000070107A JP 2000070107 A JP2000070107 A JP 2000070107A JP 2001254495 A JP2001254495 A JP 2001254495A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 建物内部階段の建造において、壁コンクリー
ト打設後に取り外される仮設用資材を最小限にして作業
効率を向上させ、工期を短縮し、建造コストを低減す
る。 【解決手段】 階段室壁部のコンクリート打設に先立っ
て壁の打設位置に各階層分の支柱4が設置され、支柱の
頂部、中間部及び側面間が夫々梁、振れ止め部材84、
筋交で連結される。PC版製で埋め込みアンカーを有す
る中間踊場2及び本踊場1が夫々所定の位置に配置さ
れ、階段室中央側が取り外し可能な専用冶具サポート5
により支持され、側部が支柱に対してブラケットを介し
て取り付けられる。型枠が取り付けられた後、アンカ
ー、支柱、梁、振れ止め部材、筋交が壁内部に埋め込ま
れるようにコンクリートが打設される。型枠取り外し時
には支柱上面の筋交と専用冶具サポートのみが取外され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部に設け
られる階段に係り、特に、建物建造に先行して仮設さ
れ、建物の建造と同時に建付けることができる建造作業
を容易にした建物内部階段およびその建造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内部の階段の施行方法として
は、以下のようなものがある。その一つとして、建物一
体型階段があるが、これは、建築工事現場で、型枠大工
職人により型枠材である建築パネル、さんぎ、角材等を
使用して、階段の現寸に切り合わせて、一つ一つ組合
せ、型枠による立体階段を作り、その型枠の中に鉄筋職
人が補強鉄筋を配筋し、その後型枠内に生コンクリート
を打設して硬化させることにより階段ができあがるもの
である。
【0003】また、建物内部の階段を鉄骨階段によって
施行する場合には、製作図により工場において階段を鉄
鋼材により作り、建築現場では、揚重機により吊り上げ
建造中の建物内部に位置決めして取り付け、その後に踊
場、踏板部分に生コンクリートを打設することにより形
成され設けられる。
【0004】また、建物内部の階段には、例えば、特開
平6−146520号公報に記載されているように、踊
場と階段部を一体にPC(プレキャストコンクリート)
版製にして予め工場において製作し、建物の中壁材の両
面側に突出した梁材に階段部を支持することにより建築
現場で組み立てるようにしたもの、また、特開平6−1
1747号公報に記載されているように、踊場と階段部
を別々にPC版製とし、壁柱の両側に階段部をボルトで
取り付けると共に、踊場と階段部とを連結プレートによ
り接合して、踊場を建物に支持するようにした施行方法
もある。
【0005】上記のような建物内部の階段のもつ問題点
に伴い、本願出願人により出願された特願平11−16
7143号に記載のような建物内部階段も提案されてい
る。即ち、仮設用の組立冶具を使用して、壁部のコンク
リート打設に先立って、所定階の踊場、中踊場および階
段部を仮設し、そして踊場および中間踊場が壁部に一部
生め込まれるように壁部の型枠を取り付けることにより
建造される内部階段がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の建
物内部の階段は、特に、建物と一体に鉄筋補強されたコ
ンクリート製の階段においては、その製作過程に非常に
時間を要することである。建物の制限された現場の建築
工期内において、内部階段は製作に長い時間を取られる
部分であり、コスト高を生じさせる部分となっている。
【0007】また、内部階段を鉄骨階段によって施行す
る場合には、上記のようなコンクリート製の場合に比べ
て、工期的には部分的に予め工場で製作されるので現場
での作業に要する時間が短縮されて大分改善されるが、
階段を支持するための鉄骨柱、梁材等を必要とするケー
スが多く、コストからみると改善とはいかず、逆にコス
ト高にもなりうることである。
【0008】さらに、従来の階段の踊場、階段部等の各
部を予めPC版製にしておいて、建物に組み付ける場
合、踊場と階段部を一体にしたものは、重量が大になり
壁柱、建物本体への支持には、相当の強度を有する取り
付け手段を要し、また、その位置への据付にも揚重機の
取扱い作業に慎重さを要するものである。さらに、踊場
と階段部が別々にPC版製のものにされた場合も、既に
建造された建物に対してある程度の重量を有する踊場、
階段部を支持するには、特別に壁柱を設けたり、取り付
けのために強度の高い取付具を必要とし、コスト高にな
るだけでなく、その作業は既に建造された建物内部とい
う狭い作業空間において行わなければならず、手間のか
かる組み付けとなっていた。
【0009】また、仮設用組立冶具を用いた場合には、
壁部のコンクリート打設が終了して、コンクリートが凝
固すると、冶具を分解して取り外す必要があり、内部階
段の狭いスペースにおいては、その作業が他の従来の階
段の作業よりも容易であるが、冶具を次の階のために分
解、移動することに手間取り、容易な作業とは言えなか
った。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、建物内部の階段の工期を短縮することができ
るとともに、建造作業の省略による大幅なローコストを
達成することができる建物内部階段を提供することを目
的としている。また、本発明は、建物本体の建造に先行
して予め内部用の階段を現場に固定設置し、そのための
資材の除去を最小限にして建物本体の建造における作業
効率を向上させた建物内部階段の建造方法を提供するこ
とを他の目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による建物内部用階段は、コンクリート打設
壁部を有する建物用内部階段であって、壁部の建物フロ
ア位置または建物フロア部に三側部を一部進入するよう
に設けられかつ三側部から突出する複数のアンカーを有
する建物フロア位置の本踊場であって、壁部のコンクリ
ート打設に先立って、振れ止め部材によって互いに連結
されかつ壁部に埋め込まれる2本の支柱および取り外し
可能な2本の専用冶具サポートに支持される本踊場、建
物フロア間のほぼ中間高さ位置の壁部に三側部を一部埋
め込むように設けられかつ三側部から突出する複数のア
ンカーを有する中間踊場であって、振れ止め部材によっ
て互いに連結されかつ壁部に埋め込まれる2本の支柱お
よび取り外し可能な2本の専用冶具サポートに支持され
る中間踊場、および、上下に位置する踊場または基礎階
に架け渡されて壁部に隣接する壁側ささら桁、および階
段中央部に位置して踊場に固定される中央部側ささら
桁、これらのささら桁間に渡されて取り付けられる踏
板、およびささら桁に取付けられかつ平行な支持棒間に
立子を立設して取り付けられる手摺を有する階段部にし
て、壁部のコンクリート打設に先立って埋め込まれるよ
うに壁側ささら桁の壁部側側面に壁部内部に向って突出
するように固定された複数本のアンカーを備え、本踊
場、中間踊場または基礎面に対して設置される階段部、
を有し、踊場および階段部が建物内部の上記各高さ位置
に建物の建造に先行して支柱の各々を互いに接続する
梁、支柱によって形成される面において支柱を互いに連
結補強する筋交によって位置決め調整されて仮設され、
壁部の型枠内に振れ止め部材、梁、筋交をアンカーとと
もに位置させて、壁部のコンクリート打設時に同時に壁
部の内部に埋め込むことにより設置されることを特徴と
する。
【0012】このような建物用内部階段において、所定
の階層の支柱の上端部には、中間踊場、本踊場および階
段部が取付けられた後、支柱上端水平面において4本の
支柱間を筋交によって連結し、壁部のコンクリート打設
後に取り外されることを特徴とする。
【0013】また、この建物用内部階段において、踊場
は、支柱に対してブラケットを介してボルト、ナット等
によって固定されることを特徴とする。
【0014】このような建物用内部階段において、両踊
場はPC版からなり、踊場の上り、下り側部分が緊張状
態にされたピアノ線によって強度を増すようにされてい
て、3側面には型枠取付用のインサートが必要な数だけ
埋め込まれ、そして他の1側面の両端および中央部には
上り側階段のささら桁と下り側階段のささら桁の取付用
金具が埋め込み固定されていることを特徴とする。
【0015】また、この建物用内部階段において、階段
部の中央部側ささら桁を取り付けるための踊場の中央取
付部がささら桁に平行な手摺下方支持棒との間隔を埋め
るように上向きに拡大されていることを特徴とする。そ
して、踊場の中央取付部が踊場中央部の凹部に対向する
側面裏側に固定されて埋め込まれた埋め込みインサート
を兼ねたアンカースタッドにより取り付けられているこ
とを特徴とする。
【0016】また、この建物用内部階段において、階段
部の壁側および中央部の両ささら桁に支持された踏板が
PC版製であることを特徴とする。
【0017】本発明の他の目的を達成するための建物用
の内部階段を建造する方法は、内部階段の建造に先行し
て、階段室四隅の壁部に埋め込まれる位置に、基礎階よ
りも上層階のフロア面に、その頂部が位置する高さの支
柱を設置し、支柱の頂部の4つの側面側を水平の梁によ
って相互に連結し、支柱のほぼ中間位置を振れ止め部材
によって連結し、支柱の各々の2本によって形成される
4面を筋交によって補強連結し、振れ止め部材とは反対
側に、基礎階または下層階と上層階フロアとの間のほぼ
中間位置に、取り外し可能な専用冶具サポートによって
中央側を支持し、壁部側を支柱にブラケットを介して取
り付けられた中間踊場を設置し、基礎階に対して上層階
フロア位置にその高さに対応した専用冶具によって階段
室中央側を支持するとともに、壁側を支柱に対してブラ
ケットを介して固定することによって本踊場を設置し、
各踊場に対して壁部側側面にそこから壁部内部に内部に
向って突出するアンカーが固定されているささら桁間に
踏板を取り付けてなる階段部を揚重機により吊り上げ、
最初に下層階の本踊場または基礎階と中間踊場に対し
て、次に中間踊場と本踊場とに対して設置して固定し、
支柱の頂部水平面において各頂部間に水平の筋交を取り
付け、筋交のそれぞれを緊張しながら階段部の建て入れ
を調整して仮設し、支柱、梁、振れ止め、筋交を、それ
ぞれ各踊場および階段部から突出するアンカーとともに
建物内部に埋め込まれて位置するように階段室を形成す
る壁のための型枠材を配置して、この型枠内にコンクリ
ート打設を行う段階を有することを特徴とする。
【0018】このような建造方法において、支柱は、下
層階の中間踊場、本踊場、階段部の仮設、型枠材の配設
が終了した後、フリージョイントを介して1階層部分の
長さを有する支柱を接続することにより上層階部分にさ
れて、下層階と同様に上層階の中間踊場、本踊場、階段
部の仮設が行われると共に、上層階の壁部の型枠材が配
置され、適宜の階層分の仮設、型枠材の配置が終了後
に、全仮設階層分のコンクリート打設を行うことを特徴
とする。
【0019】
【作用】上記構成の建物内部階段は、内部階段室の建造
に先行して、階段室四隅の壁部に埋め込まれる位置に、
基礎階よりも上層階のフロア面にその頂部が位置する高
さの支柱を設置し、これらの支柱の頂部が4つの外側側
面を水平の梁によって相互に連結されかつ対向する側の
2本の支柱のほぼ中間位置を振れ止め部材によって連結
されて、さらに各々2本の支柱によって形成される4面
において、支柱間を筋交によって補強連結される。
【0020】このように配置された支柱に対して、PC
(プレキャストコンクリート)版製で予め専門工場で作
られ、建物フロア位置の壁部または建物フロア部に三側
部を一部進入するように設けられかつ三側部から突出し
て壁部またはフロア部に埋め込まれる複数のアンカーを
有する中間踊場が、基礎階または下層階と上層階とのほ
ぼ中間位置において、壁部側の両側部を支柱に対してブ
ラケットを介して取り付けられることにより配置され
る。その際、この中間踊場の階段室中央側の中心部分を
取り外し可能な専用冶具サポートにより支持すると共
に、壁側隅部の端部をそれぞれ支柱に対してブラケット
を介してボルト、ナット等により仮取り付けされる。
【0021】次に、上層階のフロア面と同位置に、中間
踊場とほぼ同じ形状、構造をしたPC版製の本踊場が、
階段室中央側を中間踊場と同様に、基礎階から上層階の
高さに対応する長さを有する取り外し可能な専用冶具サ
ポートによって支持すると共に、階段室隅部の両壁側を
支柱に対してブラケットを介して固定することによって
設置される。
【0022】これらの設置された中間踊場、本踊場に対
して、建物壁部に埋め込まれるスタッドボルトが側面に
突出するように固定されたささら桁と階段中央側のささ
ら桁、それらの間に渡されて固定された踏板、およびさ
さら桁に平行な2つの棒間に立設されて取り付けられた
手摺を有する階段部が揚重機により吊り上げられ、最初
に基礎階または下層階の本踊場と中間踊場に対して下ろ
されて配置され、次に同じ構成の階段部が中間踊場と上
層階の本踊場とに対して同様に設置され、そして、それ
らの階段部のささら桁の端部を各踊場の取付部に取り付
けることにより仮位置決めされる。
【0023】このように本踊場、中間踊場、階段部を位
置決めされた支柱においては、それらの頂部間に水平の
筋交を取り付けて、この水平の筋交を含むそれぞれの筋
交をターンバックルにより緊張させることによって階段
の建て入れを調節して仮設が行われる。建物の建造に先
行して仮設された階段に対して、各支柱、梁、振れ止め
部材、頂部面の筋交を除く全ての筋交を壁部内に位置す
るように、階段室を形成する壁のための型枠材が配置さ
れる。そして、各踊場、階段部の各踊場のアンカー、階
段部の壁側ささら桁のスタッドボルトと共に、全ての支
柱、梁、振れ止め部材、筋交が壁内部に一緒に埋め込ま
れるように型枠内へコンクリート打設が行われる。
【0024】上記のような建物内部階段の建造は、建物
自体の建造に合わせた階層分の本踊場、中間踊場、階段
部の仮設によって行い、仮設された部分に対応した型枠
材を配設して、コンクリートの打設を行うことによって
なされるが、次の階層の仮設では、下層階の支柱に対し
て、フリージョイントを介して1階層分の長さを有する
支柱を接続することにより、次の上層階分の支柱を設け
ることができる。
【0025】設計に応じた階層分の階段の仮設、型枠の
配置を行って、コンクリート打設が行われた後、養生期
間を置いて、型枠が外されるのに先立って、各階層にお
ける支柱の頂部の水平面に設けた筋交が取り外されると
ともに、専用冶具サポートが取り外されて、次の建造階
の内部階段のために準備される。そして、最上層階まで
支柱がフリージョイントを介して接続され、上記のよう
な作業を繰り返すことにより施行されていき、建物の建
造に先行して階段が設置されて進められていく、建物全
体の内部階段が完成される。
【0026】また、上記のように建造される階段の各踊
場間に取り付けられる階段部においては、ささら桁間に
渡されて取り付けられる踏板がPC版製であり、建物内
部階段として反響の大きい環境でも歩行者により踏板か
ら発生される音を極力抑えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、建物建造に先行して仮設
された2階層分の建物内部の階段の全体を示す側面図で
あり、図2は、図1の階段の右側面図であり、明瞭にす
るために部分的に構成部材が省かれて示されているが、
以下の説明では主として一階層分について説明されてい
る。階段は、建物フロア位置に設置される本踊場1、フ
ロア間の中間位置に設置される中間踊場2、および中間
踊場2と本踊場1あるいは階段の設置面9との間に配置
される階段部3からなり、建物の建造に先行して設置さ
れるものであり、4本の支柱4、本踊場1、中間踊場2
の階段室中央側を支持する専用冶具サポート5に取り付
け、支持されて仮設される。
【0028】さらに詳述すると、本踊場1は、図12に
示されるように、厚さ100〜130mmのPC(プレ
キャストコンクリート)版からなり、補強のために横の
異形鉄筋12および縦の異形鉄筋14が格子状に埋め込
まれていて、その端部は、建物壁部6、7に面した側面
から突出していて、アンカー13、15として側面から
約80mmの部分で側面に平行に曲げられている。さら
に、本踊場1の階段部側部分には、ピアノ硬線17を壁
側端部と中央部側とに設けられたピアノ硬線固定具18
間に張設されて本踊場1が補強されている。そして、本
踊場1の壁6、7に面した側面には、型枠取付用インサ
ート19が適宜の間隔で埋め込み設けられている。この
ように、予め作られたPC版製の本踊場は、その耐荷重
強度が300〜400kg/m2のものを使用されてい
る。
【0029】また、中間踊場2は、本踊場1と同様に、
そして、図12にも示されるように、厚さ100〜13
0mmのPC(プレキャストコンクリート)版からな
り、横および縦の異形鉄筋22、24が格子状に埋め込
まれていて、その端部が建物の壁6、7の内部に突入す
るように、3つの側面から突出していて、側面から約8
0mmの長さ部分で側面に平行になるように曲げられて
いる。中間踊場2の階段部側部分は、中央部分と両壁側
部分との間に配置されたピアノ硬線固定具28間にピア
ノ硬線27が張設されていて、中間踊場2の補強がされ
ている。そして、中間踊場2の壁6、7側の側面には型
枠取付用インサート29が適宜の間隔で埋め込み取り付
けられている。
【0030】また、階段部3は、図1、12および6乃
至9に示されるように、建物の階段室壁側ささら桁32
および中央側ささら桁34を有し、両ささら桁32、3
4は厚さ12〜16mmの鋼板製であり、幅250〜3
00mmの用途に選定されたものである。そして、両さ
さら桁32、34の間にPC版製踏板362が配置され
る。この踏板362には、直径13mmの鉄筋370が
貫通して埋め込まれていて、その壁側端部は、壁部6に
埋め込むことができる長さだけ突出していて、その突出
部分にはねじが切られていて、壁側ささら桁32に対し
てナットにより固定することができ、また、鉄筋370
の階段室中央側の端部には同様にねじが切られていて、
その端部に埋め込まれた長ナット366の半分までねじ
込まれた状態になっていて、この長ナット366の残り
の部分には、踏板362を階段室中央側のささら桁34
に対して固定されるようにボルトがねじ込まれて締め付
けることにより、ささら桁32、34に対して踏板36
2を取り付けることができる。上下の2つの踏板362
は、図5および図7に示されるように、一方の踏板の手
前側端部下面に設けた垂下板368が他方の踏板362
の奥側の細溝365に嵌合させて接続され、図8に示す
ように踏板362同士が連続して接続される。ささら桁
32、34における最下段と最上段の踏板362は、図
9に示すように、配置される構成を有する。さらに、中
央側ささら桁34には、図示されていないが、従来から
設けられているように、ささら桁34に平行に支持棒3
8が設けられていて、下側支持棒38と図示しない上側
支持棒との間に立設された立子を有する手摺が取り付け
られている。この手摺は、後で取り付けられてもよく、
また、壁側ささら桁32にも手摺を設けてもよい。
【0031】さらに、階段部3の壁側ささら桁32に
は、図5に示すように、その壁側側面に上記踊場1、2
のアンカーに相当するスタッドボルト31が図6のよう
に配置されて溶接により固定されていて、図6のような
建物の壁6に埋め込まれるように突設されている。な
お、スタッドボルト31は、階段部3の長さ等に応じて
強度を必要とするときには、図9に示すように、ささら
桁32の側面上に同一平面上で2箇所となるよう平行に
順次設けるようにしてもよい。
【0032】また、階段部3の壁側ささら桁32は、本
踊場1、中間踊場2に対して埋め込みナットを有して一
体に取り付けられた取付板に対してボルトにより固定さ
れていて、そして、中央側ささら桁34は、図7に示さ
れるように、本踊場1の階段部側中央部にスタッドボル
ト164を突設されたコ形鋼材からなる中央側ささら固
定部16が2箇所のナット穴を有してPC版の凹部とし
て一体に取り付けられていて、この固定部16に中央側
ささら桁34がボルトにより取り付けられている。この
中央側ささら桁固定部16は、図9に示すように、手摺
38と踊場1、2の上面との間の空間を狭くするため
に、ささら桁34の上縁の延長上にほぼ一致させて上向
きに拡張するような拡大部162を有するようにしても
よい。
【0033】上記構成の階段は、建造する建物の階段室
部分に各支柱4、専用冶具サポート5、後に説明する
梁、振れ止め部材、筋交等によって建物の建造に先行し
て仮設される。このために、図1から図5までに示すよ
うに、上層階のフロア位置に合せて本踊場1を支持する
ため、そして中間踊場2を設置面9あるいは設置階フロ
アと上層階とのほぼ中間に支持するために、階段室を構
成する壁部6,7の内部の位置に配置された支柱4が設
けられている。この支柱4の次の階層分は、1階層分の
それぞれの長さに対応するように、フリージョイント4
2を介して連結されるが、予めフリージョイント42が
1階層分の頂部に連結されていてもよい。
【0034】基礎面が最下層の設置面9である場合、階
段室の4隅に配置される1階層分の支柱4は、図3およ
び図4に示されるように、コ型鋼材からなるものであ
り、コンクリート打設により埋め込まれるような階段室
壁部6,7内の位置に位置されるように設置面9に固定
された取付部に、必要に応じてフリージョイント42を
介してボルト、ナットにより垂直に取り付けられる。そ
して、これらの支柱4の頂部は、所定の寸法のコ型鋼材
からなる短辺側の梁80、長辺側の梁82によって互い
に連結される。さらに、支柱4の短辺側の高さ方向ほぼ
中間位置がコ型鋼材からなる振れ止め部材84によって
互いに連結される。そして、長辺側の2本の支柱4から
なる両側面、短辺側の2本の支柱からなる両側面におい
ては、それぞれ筋交86、筋交88によって支柱4の底
部と頂部とをターンバックル862,882を介して連
結することにより調整可能に補強連結されている。
【0035】このように組み立てられた支柱4に対して
は、1階層のほぼ中間位置となる部分に、図4および図
5に示すように、中間踊場2が階段室中央側端部の中心
部分を、設置面9に固定された専用冶具サポート5の端
部がボルト、ナット等によって固定固定されることによ
り支持すると共に、両壁部6,7が合わされる隅部にお
いて直角ブラケット44を支柱4と中間踊場2の隅部の
長ナットからなる2箇所の埋め込みインサート12に対
してボルト14によりブラケット44の一方側を締め固
定すると共に、ブラケット44の他方側を支柱4に対し
てボルトとナットにより締め固定することにより取り付
けられる。同様に、本踊場1が設置面9に対して1階層
分の長さの専用冶具サポート5により階段室中央側を支
持し、壁部6,7側端部を中間踊場2と同様に、支柱4
に対して直角型ブラケット44を介して本踊場1の埋め
込みインサート12にボルト14をねじ込み締め固定さ
れることにより、支柱4に対してはそこに開けられた穴
を通されたボルトにより取り付けられる。
【0036】このように設置された本踊場1、中間踊場
2に対しては、両側のささら桁32、34の間にPC版
製の踏板362がわたされて、踏板362の端部に設け
た埋め込みインサートに対してボルト止めすることによ
り取り付けられ、さらに手摺を取り付けて形成された階
段部3が揚重機でもって吊り上げられて、上方から降下
させることにより設置面9と中間踊場2との間に設置さ
れて、設置面9に対してはそこに埋め込み固定されたス
タッドボルトにナット止めすることにより取り付けら
れ、また、中間踊場2に対しては、図7に示されるよう
に、中央側ささら桁34の端部が、専用冶具サポート5
の支持部に隣接した凹部の固定部16に、壁側ささら桁
32が中間踊場2の側部にボルト、ナットによって取り
付けられる。そして、中間踊場2と本踊場1との間に
は、同様に予め組み立てられた階段部3が揚重機によっ
て吊り上げられ、上方から降下させることにより位置決
めされ、両踊場1,2に対してボルト、ナットにより固
定される。
【0037】このように仮設された階段に対しては、さ
らに、フリージョイント42を挟んで支柱4が上方に連
結されて延ばされ、連結された支柱4の頂部には、梁8
0が下の階層と同様に支柱4の頂部間を連結し、次に、
振れ止め部材84が短辺側の連結された支柱4のほぼ中
間に取り付けられ、連結された支柱4の各側面には、下
の階層と同様に筋交86、88がそれぞれ短辺側、長辺
側の面において支柱4に取り付けられて補強連結され
る。この状態で、下層階と同様に専用冶具サポート5の
下端部を中間踊場2、本踊場1上にボルト止めして取り
付け、上階の中間踊場2、本踊場1を順次揚重機により
吊り上げて階段室隅部において支柱4に対して、下層階
と同様に側部をブラケット44を介してボルト締めする
と共に、専用冶具サポート5の上端を本踊場1,中間踊
場2の下面中央側端部に固定することにより設置され
る。さらに、各階段部3が下層階の本踊場1と中間踊場
2との間に、そして、中間踊場2と上層階の本踊場1と
の間に予め組み立てられた階段部2が揚重機により吊り
上げられて上方から降下することにより設置される。そ
して、図3に示すように、支柱4の頂部間には筋交90
がターンバックル902を介して端部をボルト止めする
ことにより張設されて取り付けられる。
【0038】このように仮設された階段は、最上部の支
柱4の頂部間に筋交90がターンバックル902を介し
て張設され、支柱4に対してはボルト、ナットにより固
定することにより取り付けられる。ただ、必要に応じて
各階分の支柱4の頂部に筋交90を取り付けてもよい
が、最終的には取り除かれるものであるので、作業に応
じて必要最小限に取り付けるのがよい。
【0039】以上のような作業が終了した後、階段の建
て入れ調整を行う必要があるので、建て入れ調整が各支
柱4の最上部から垂らされたサゲフリにより、上下2フ
ロア分の8つの側面、最上部水平面に設けた筋交86,
88,90を緊張しながら建て入れの調整をして階段の
取り付け作業は完了する。
【0040】上記のように仮設された階段に対して、建
物の階段室を建造するための型枠8が配置される。型枠
8は、図4、図10および図11に示されるように、壁
両面を形成するように平行に配置された所定の長さおよ
び幅を有する建築パネル96がさんぎ98によって縁取
り、補強されて、平行に配置された短管84を先端に樹
脂コーテイング93を有する型枠止め具92を介してボ
ルト93により壁幅を決定する位置にナット締めし固定
して形成される。図10においては、短管84、型枠止
め具92等が一部分だけしか示されていないが、必要な
だけ右側の部分まで設けられており、図示されていない
部分は省略されている。
【0041】上記の建築パネル96は、本踊場1および
中間踊場2に対して図4および図11に示されるような
位置関係にある。図11は、図4における線XI−XI
における矢印方向の断面図であり、その線XI−XIに
沿った部分のみを示している。この場合、踊場1、2が
厚さ100mmであるとすると、踊場1、2の周縁部が
壁内部に約20mmだけ進入するようにされるため、建
築パネル96は、パネル面と踊場端面106とが図4で
は点線によって、図11では、型枠8が踊場1、2の上
下両面を挟むように配置され、その位置を型枠取付用イ
ンサート29にボルト95によって取り付けられた型枠
止め具92の樹脂コーティング93で被覆された両突出
端部で規正して、建築パネル96の表面と踊場端面10
6との間隔を20mmとなるように位置決めしている。
その場合、各踊場12のアンカー13、15、23、2
5、そして階段部3のスタッドボルト31は、図12に
示される位置に位置されるようされている。
【0042】以上のように型枠8が建て入れされた階段
に対して組み付けられると、建物本体の階段室の壁の型
枠8の内部へのコンクリート打設が行われ、その後養生
期間を置いて、型枠8が取り外され、内部階段ができあ
がる。この場合、手摺は図示されていないが、この図示
の状態の後に組み付けられてもよい。また、図1および
図2に示されるように、一階から二階までの内部階段が
断面図として示されているが、階段室入口部分の壁がな
く、最下段の階段部3の設置面9は地面と同一面にされ
ている。また、階段室の壁7あるいは二階フロア部分
と、本踊場1、中間踊場2の異形鉄筋の延長部であるア
ンカー、階段部3のささら桁32に固定されたスタッド
ボルトとの配置は、図12に示された状態になってい
る。
【0043】このような、内部階段の建て入れと、型枠
8の組み付けは、各階において順次上記作業が繰り返さ
れ、最上層階まで施行されて内部階段が完成される。特
に、図1、図2に示された状態からは、二階までの完成
された踊場1、2を利用して、仮設のための支柱4、専
用冶具サポート5、梁80、82、振れ止め部材84、
各側面、最上部水平面の筋交86、88、90を用いて
仮設され、各筋交の緊張による調整により組み立て設置
される。特に、中間踊場2のための専用冶具サポート5
は、図1に示される本踊場1のための専用冶具サポート
5とほぼ同じ高さにされて、設置面9を既に完成した中
間踊場2にして、その上に設置され、次の階との中間の
踊場2の支持部とされ、新たな中間踊場2が建造場所に
先行して仮設される。本踊場1も、設置面を既に完成し
たフロア位置の本踊場1にすることにより、組立設置さ
れて次の階のフロア位置の本踊場が建物建造に先行して
仮設される。
【0044】なお、図10に示された型枠8とともに示
された階段は、専用治具サポート5が示されていない
が、3階のフロアに相当するまで、本踊場、中間踊場を
それぞれ専用冶具サポート5の設置場所として利用して
架台の組み立てを行い、図のように3階分の内部階段の
仮設、建て入れを行ってもよい。また、必要に応じて、
倒壊防止のために、トラワイヤー4本を柱の上方から左
右に緊張させてもよい。
【0045】以上のように、建て入れされ、型枠8が組
み付けられた階段に対して、最上層階のフロアを含む壁
部6,7に対するコンクリート打設が行われるが、その
際、全ての支柱4、全ての梁80、82、全ての振れ止
め部材84、各側面の筋交86、88がフロアを含む壁
部6,7に埋め込まれる。そして、コンクリートを硬化
させる養生期間を経たあと、型枠8が取り外され、その
後、各本踊場1、中間踊場2を支持している専用冶具サ
ポート5、および最上部の水平面の筋交90を取り外す
だけで、2階層分の階段室、階段の建造を終了すること
ができる。
【0046】このような作業を最上層階まで繰り返すこ
とにより建物の内部階段が建物本体とともに建造され
る。その際、本踊場、中間踊場の仮設が支柱へのブラケ
ットを介した取り付けにより、また、その支柱の補強を
各側面、最部上部水平面に設けた筋交により行うことに
より、精確な位置決めとともに確実に行うことができる
だけでなく、コンクリートの硬化後の取り外すべき支持
冶具を最小数にすることにより大幅な工数の削減をなす
ことができるので、工期短縮、コストの減少も達成する
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上述べたような本発明の建物内部階段
は、以下のような効果を奏する。本発明による建物内部
用階段は、コンクリート打設壁部を有する建物用内部階
段であって、壁部の建物フロア位置または建物フロア部
に三側部を一部進入するように設けられかつ三側部から
突出する複数のアンカーを有する建物フロア位置の本踊
場と、建物フロア間のほぼ中間高さ位置の壁部に三側部
を一部埋め込むように設けられかつ三側部から突出する
複数のアンカーを有する中間踊場とを、階段室四隅の壁
部に配置され、頂部を梁によって互いに連結されると共
に、対向する中間位置を振れ止め部材によって連結さ
れ、4つの側面を筋交によって補強されたコンクリート
打設時に埋め込まれる支柱にブラケットを介して取り付
け、かつ階段室中央側の側部中心を専用冶具サポートに
よって支持し、建物内部の上記各高さ位置に建物の建造
に先行して位置決めされて、上下に位置する本踊場、中
間踊場に対して架け渡されて壁部に隣接する壁側ささら
桁および階段中央部に位置して固定される中央部ささら
桁、このささら桁間に渡されて取り付けられる踏板、お
よびささら桁に平行な支持棒間に立子を立設して取り付
けられる手摺を有する階段部が建物の建造に先行して仮
設され、さらに、支柱の頂部の面において水平の筋交に
より補強連結し、各踊場のアンカーが共に階段部のささ
ら桁の壁側側面に壁部内部に向って突出するように固定
された複数本のアンカーと共に、建物のコンクリート打
設時に同時に壁部の内部に埋め込まれるように設けられ
るようにしたので、生コンクリートの打設による内部階
段自体の建造において、手間を要する型枠の組み付け作
業がごく簡単に取り行われ、現場工期を非常に短くする
ことができ、また、予め作られた本踊場、中間踊場,階
段部をコンクリート打設時に同時に埋め込まれるこれる
ような型枠内に位置決めされて仮設されるので、冶具と
しては、各踊場の階段室中央部を支持する専用冶具サポ
ートと、支柱の頂部面の支持を行う筋交のみで、取り外
される仮設用資材を最小限にすることができ,従来のも
のよりさらに材料、作業コストを低減させることができ
るという優れた効果がある。
【0048】また、建物の内部階段という最も作業手間
を要する部分を建物建造に先行して必要階数の階段全体
を仮設するので、内部階段の建造作業を最も容易な工期
段階に行い、仮設の主要資材である支柱の壁内への埋め
込みにより、これらの取り外しを無くし、踊場支持の強
度が得られて、工期の短縮、実質的には低コストを達成
し効率的な内部階段の建造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による建物内部階段の仮設状
態を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例による建物内部階段の仮設状
態を示す右側面図である。
【図3】図1および図2の仮設状態の建物内部階段の上
面図である。
【図4】本発明による建物内部階段の建造中の踊場隅部
の支柱および型枠の取付状態を示す断面図である。
【図5】図4の矢印A−A方向にみた支柱および踊場の
側面図である。
【図6】本発明による建物内部階段の踊場における壁側
ささら桁およびこのささら桁の踏板の取付状態を示す説
明図である。
【図7】(a)は本発明による建物内部階段における中
央部ささら桁の固定部の平面図であり、(b)は同固定
部のささら桁の取付状態を示す説明図である。
【図8】本発明による建物内部階段における階段部の踏
板の断面図である。
【図9】本発明による建物内部階段の踊場中央部のささ
ら桁取付部の説明図である。
【図10】本発明による建物内部階段の仮設後に設けら
れた建物型枠の状態を部分的に示す説明図である。
【図11】図4における線XI−XIに沿った断面図で
ある。
【図12】本発明による建物内部階段の型枠除去後の上
面からみた説明図である。
【符号の説明】
1 本踊場 2 中間踊場 3 階段部 4 支柱 5 専用冶具サポート 6 建物壁部 7 建物壁部 8 型枠 9 基礎面 12 横異形鉄筋 13 アンカー 14 縦異形鉄筋 15 アンカー 16 中央側ささら桁固定部 17 ピアノ硬線 18 ピアノ硬線固定具 19 型枠取付用インサート 22 横異形鉄筋 23 アンカー 24 縦異形鉄筋 25 アンカー 27 ピアノ硬線 28 ピアノ硬線固定具 29 型枠取付用インサート 31 スタッドボルト 32 壁側ささら桁 34 中央側ささら桁 36 踏板 38 手摺下側支持棒 42 フリージョイント 44 ブラケット 45 ねじジャッキベース 46 角パイプ 47 筋交アングル 48 架台連結具 49 踊場調整用ターンバックル 56 架台相互連結用筋交 58 架台相互連結用筋交 59 補強枠体 80 長辺側梁 82 短辺側梁 84 振れ止め部材 86 筋交 88 筋交 90 筋交 92 型枠止め金具 93 樹脂コーテイング 94 短管 95 ボルト 96 建築パネル 98 さんぎ 106 踊場端面 162 ささら桁固定部の拡大部 164 スタッド 362 PC版製踏板 365 踏板垂下板受け溝 366 踏板取付用長ナット 368 踏板垂下板 862 ターンバックル 882 ターンバックル 902 ターンバックル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打設壁部を有する建物用の
    内部階段であって、 前記壁部の建物フロア位置または建物フロア部分に前記
    壁部に三側部を一部進入するように設けられかつ該三側
    部から突出する複数のアンカーを有する建物フロア位置
    の本踊場であって、壁部のコンクリート打設に先立っ
    て、振れ止め部材によって互いに連結されかつ壁部に埋
    め込まれる2本の支柱および取り外し可能な専用冶具サ
    ポートに支持される本踊場、 建物フロア間のほぼ中間高さ位置の前記壁部に三側部を
    一部進入するように設けられかつ前記三側部から突出す
    る複数のアンカーを有する中間踊場であって、振れ止め
    部材によって互いに連結されかつ壁部に埋め込まれる2
    本の支柱および取り外し可能な専用冶具サポートに支持
    される中間踊場、および上下に位置する前記踊場または
    基礎面に架け渡されて前記壁部に隣接する壁側ささら
    桁、階段中央部に位置して前記踊場に固定される中央部
    側ささら桁、これらのささら桁間に渡されて固定される
    踏板、および前記ささら桁に取り付けられかつ立子を立
    設した平行な支持棒を有してなる手摺を有する階段部に
    して、壁部のコンクリート打設に先立って埋め込まれる
    ように前記壁側ささら桁の壁部側側面に前記壁部内部に
    向って突出するように固定された複数本のスタッドボル
    トを備え、前記本踊場、前記中間踊場または基礎面に対
    して設置される階段部、を有し、 前記踊場および階段部が建物内部の前記各高さ位置に建
    物の建造に先行して前記支柱の各々を互いに接続する
    梁、前記支柱によって形成される面において前記支柱を
    互いに連結補強する筋交いによって位置決め調整されて
    仮設され、前記壁部の型枠形成時に前記振れ止め部材、
    梁、筋交いが前記アンカーおよび前記スタッドボルトと
    共に、前記型枠内に位置されて前記壁部のコンクリート
    打設時に同時に前記壁部の内部に埋めこまれることによ
    り設置されることを特徴とする建物用内部階段。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、所定の階層分の前記支柱の上端部には、前記中間踊
    場、前記本踊場、および前記階段部分が取り付けられた
    後、上方水平面において4本の前記支柱間を筋交いによ
    って連結し、壁部のコンクリート打設後に取り外される
    ことを特徴とする建物用内部階段。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記踊場は、前記支柱に対してブラケットを介して
    ボルト、ナット等によって固定されることを特徴とする
    建物用内部階段。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記両踊場はPC版からなり、踊場の上り、下り側
    部分が緊張状態にされたピアノ鋼線によって強度を増す
    ようにされていて、前記3側面には型枠取付用のインサ
    ートが必要な数だけ埋め込まれ、そして他の1側面の両
    端および中央部には上り側階段のささら桁と下り側階段
    のささら桁の取付用金具が埋め込み固定されていること
    を特徴とする建物用内部階段。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記階段部の中央部側ささら桁を取り付けるための
    前記踊場の中央取付部が前記ささら桁に平行な手摺下方
    支持棒との間隔を埋めるように上向きに拡大されている
    ことを特徴とする建物用内部階段。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の建物用内部階段におい
    て、前記踊場の中央取付部が前記踊場中央部の凹部に対
    向側面裏側に固定されて埋め込まれた埋めこみインサー
    トを兼ねたアンカースタッドにより取付けられているこ
    とを特徴とする建物用内部階段。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記階段部の壁側および中央部の両ささら桁に支持
    された踏板がPC版製であることを特徴とする建物用内
    部階段。
  8. 【請求項8】 建物用の内部階段を建造する方法であっ
    て、 内部階段室の建造に先行して、前記階段室四隅の壁部に
    埋め込まれる位置に、基礎階よりも上層階のフロア面
    に、その頂部が位置する高さの支柱を設置し、 前記支柱の頂部の4つの側面側を水平の梁によって相互
    に連結し、 前記支柱のほぼ中間位置を振れ止め部材によって連結
    し、 前記支柱の各々の2本によって形成される4面を筋交に
    よって補強連結し、 前記振れ止め部材とは反対側に、基礎階または下層階と
    上層階フロアとの間のほぼ中間位置に、取り外し可能な
    専用冶具サポートによって中央側を支持し、壁部側を前
    記支柱にブラケットを介して取付けられた中間踊場を設
    置し、 前記基礎階に対して上層階フロア位置にその高さに対応
    した取り外し可能な専用冶具サポートによって階段室中
    央側を支持するとともに、壁側を前記支柱に対してブラ
    ケットを介して固定することによって本踊場を設置し、 前記各踊場に対して、壁部側側面にそこから壁部内部に
    向って突出するアンカーが固定されているささら桁を有
    しかつささら桁間に踏板を取り付けてなる階段部を揚重
    機により吊り上げ、最初に前記基礎階または下層階の本
    踊場と前記中間踊場とに対して、次に前記中間踊場と前
    記本踊場とに対して設置して固定し、 前記支柱の頂部水平面において各頂部間に水平の筋交を
    取付け、前記筋交の全てをそれぞれを緊張しながら階段
    部の建て入れを調整して仮設し、 前記支柱、前記梁、前記振れ止め、前記筋交を、それぞ
    れ前記各踊場および階段部から突出するアンカーと共に
    建物壁内部に埋め込まれて位置するように階段室を形成
    する壁のための型枠材を配置し、そして前記各踊場のア
    ンカーと共に、前記支柱、前記梁、前記振れ止め、前記
    筋交が壁内部に一緒に埋めこまれるように前記型枠内に
    コンクリート打設を行う、 段階を有することを特徴とする建物用内部階段の建造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の建物用の内部階段を建造
    する方法において、前記支柱は、下層階の前記中間踊
    場、本踊場、階段部、型枠材の仮設が終了した後、フリ
    ージョイントを介して1階層分の長さを有する支柱を接
    続することにより上層階分の支柱にされて、前記下層階
    と同様に上層階の中間踊場、本踊場、階段部の仮設が行
    われるとともに、上層階の壁部の型枠材が配置され、適
    宜の階層分の仮設、型枠材の配置が終了後に、全仮設階
    層分のコンクリート打設を行うことを特徴とする建物用
    内部階段の建造方法。
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