JP2000352169A - 建物用内部階段、その建造方法およびそのための仮設用組立治具 - Google Patents

建物用内部階段、その建造方法およびそのための仮設用組立治具

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JP2000352169A
JP2000352169A JP11167143A JP16714399A JP2000352169A JP 2000352169 A JP2000352169 A JP 2000352169A JP 11167143 A JP11167143 A JP 11167143A JP 16714399 A JP16714399 A JP 16714399A JP 2000352169 A JP2000352169 A JP 2000352169A
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stairs
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友也 太田
Chieko Ota
智恵子 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物内部の階段の工期を短縮することができ
るとともに、建造作業の省略と資材量の抑制による大幅
なローコストを達成することができる建物内部階段を提
供する。 【解決手段】 建物内部階段は、建物フロア位置に三側
部を一部進入するように設けられかつ三側部から突出す
る複数のアンカーを有する建物フロア位置の本踊場、建
物フロア間のほぼ中間高さ位置の壁部に三側部を一部進
入するように設けられかつ三側部から突出する複数のア
ンカーを有する中間踊場、および上下に位置する踊場に
架け渡される壁側ささら桁および中央部ささら桁、この
ささら桁間に渡されて取り付けられる踏板、およびささ
ら桁に立子を有して取り付けられる手摺を有する階段部
であって、ささら桁の壁側側面に固定された複数本のア
ンカーを備えた階段部、を有する。踊場および階段部
は、建物内部の各高さ位置に建物の建造に先行して位置
決めされて、アンカーを壁部のコンクリート打設時に同
時に壁部の内部に埋め込むことにより設けられることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部に設け
られる階段に係り、特に、建物建造に先行して仮設され
建物の建造と同時に建付けることができる建物内部階
段、その建造方法、およびそのための組立治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、建物内部の階段の施行方法として
は、以下のようなものがある。その一つとして、建物一
体型階段があるが、これは、建築工事現場で、型枠大工
職人により型枠材である建築パネル、さんぎ、角材等を
使用して、階段の現寸に切り合わせて、一つ一つ組合
せ、型枠による立体階段を作り、その型枠の中に鉄筋職
人が補強鉄筋を配筋し、その後型枠内に生コンクリート
を打設して硬化させることにより階段ができあがるもの
である。
【0003】また、建物内部の階段を鉄骨階段によって
施行する場合には、製作図により工場において階段を鉄
鋼材により作り、建築現場では、揚重機により吊り上げ
建造中の建物内部に位置決めして取り付け、その後に踊
場、踏板部分に生コンクリートを打設することにより形
成され設けられる。
【0004】また、建物内部の階段には、例えば、特開
平6−146520号公報に記載されているように、踊
場と階段部を一体にPC(プレキャストコンクリート)
版製にして予め工場において製作し、建物の中壁材の両
面側に突出した梁材に階段部を支持することにより建築
現場で組み立てるようにしたもの、また、特開平6−1
1747号公報に記載されているように、踊場と階段部
を別々にPC版製とし、壁柱の両側に階段部をボルトで
取り付けると共に、踊場と階段部とを連結プレートによ
り接合して、踊場を建物に支持するようにした施行方法
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の建物内部の階段は、特に、建物と一体に鉄
筋補強されたコンクリート製の階段においては、その製
作過程に非常に時間を要することである。建物の制限さ
れた現場の建築工期内において、内部階段は製作に長い
時間を取られる部分であり、コスト高を生じさせる部分
となっている。
【0006】また、内部階段を鉄骨階段によって施行す
る場合には、上記のようなコンクリート製の場合に比べ
て、工期的には部分的に予め工場で製作されるので現場
での作業に要する時間が短縮されて大分改善されるが、
階段を支持するための鉄骨柱、梁材等を必要とするケー
スが多く、コストからみると改善とはいかず、逆にコス
ト高にもなりうることである。
【0007】さらに、従来の階段の踊場、階段部等の各
部を予めPC版製にしておいて、建物に組み付ける場
合、踊場と階段部が一体にしたものは、重量が大になり
壁柱、建物本体への支持には、相当の強度を有する取り
付け手段を要し、また、その位置への据付にも揚重機の
取扱い作業に慎重さを要するものである。さらに、踊場
と階段部が別々にPC版製のものにされた場合も、既に
建造された建物に対してある程度の重量を有する踊場、
階段部を支持するには、特別に壁柱を設けたり、取り付
けのために強度の高い取付具を必要とし、コスト高にな
るだけでなく、その作業は既に建造された建物内部とい
う狭い作業空間において行わなければならず、手間のか
かる組み付けとなっていた。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、建物内部の階段の工期を短縮することができ
るとともに、建造作業の省略と資材量の抑制による大幅
なローコストを達成することができる建物内部階段を提
供することを目的としている。また、本発明は、建物本
体の建造に先行して予め内部用の階段を現場に仮設して
建物本体の建造における作業効率を向上させた建物内部
階段の建造方法を提供することを他の目的としている。
さらに、本発明は、上記のような建物内部階段の建造を
容易にするための仮設用組立治具を提供することをさら
に他の目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による建物内部用階段は、コンクリート打設
壁部を有する建物用内部階段であって、壁部の建物フロ
ア位置または建物フロア部に三側部を一部進入するよう
に設けられかつ三側部から突出する複数のアンカーを有
する建物フロア位置の本踊場、建物フロア間のほぼ中間
高さ位置の壁部に三側部を一部埋め込むように設けられ
かつ三側部から突出する複数のアンカーを有する中間踊
場、および上下に位置する踊場に架け渡されて壁部に隣
接する壁側ささら桁および階段中央部に位置して固定さ
れる中央部ささら桁、このささら桁間に渡されて取り付
けられる踏板、およびささら桁に平行な支持棒間に立子
を立設して取り付けられる手摺を有する階段部にして、
ささら桁の壁側側面に壁部内部に向って突出するように
固定された複数本のアンカーを備えた階段部、を有し、
踊場および階段部が建物内部の上記各高さ位置に建物の
建造に先行して位置決めされて、アンカーを壁部のコン
クリート打設時に同時に壁部の内部に埋め込むことによ
り設けられることを特徴とする。
【0010】このような建物用内部階段において、踊場
のアンカーは、踊場の強度に応じて配筋される異形鉄筋
を延長して3側面から突出されたものであり、アンカー
が踊場の側面から所定の寸法長さ部分で曲げられている
ことを特徴とする。
【0011】また、この建物用内部階段において、両踊
場はPC版からなり、上り側および下り側に面する部分
がピアノ鋼線によって緊張状態にされて強度を増すよう
にされていて、3側面には型枠取付用のインサートが必
要な数だけ埋め込まれ、そして他の1側面の両端および
中央部には上り側階段のささら桁と下り側階段のささら
桁の取付用金具が埋め込み固定されていることを特徴と
する。
【0012】このような建物用内部階段において、階段
部の建物の壁側ささら桁に壁内に埋め込まれるようにス
タットボルトが階段の強度に合せた数量だけ溶接されて
いることを特徴とする建物用内部階段。また、階段部の
中央部側ささら桁を取り付けるための踊場の中央取付部
がささら桁に平行な手摺下方支持棒との間隔を埋めるよ
うに上向きに拡大されていることを特徴とする。さら
に、階段部の踏板が、鋼板補強された樹脂製であること
を特徴とする。なお、この踏板の樹脂材は、不燃性のも
のが好適である。
【0013】本発明の他の目的を達成するための建物用
の内部階段を建造する方法は、内部階段の基礎階よりも
上階のフロア位置に、内部階段の仮設用組立治具の一方
の架台をその頂部が位置するように組み立てて設置し、
一方の架台の頂部の踊場支持部に揚重機により建物壁部
に面した3側面から複数本のアンカーが突出して設けら
れた本踊場を吊り上げて所定の位置に位置させ、踊場支
持部を支持する油圧ジャッキにより微調節して本踊場を
前記一方の架台に設置固定し、内部階段の中間踊場を設
置位置に位置させるように組立治具の他方の架台をその
頂部が所定の位置に位置するように組み立てて設置し、
他方の架台の頂部における踊場支持部に中間踊場を揚重
機により吊り上げて位置させ、踊場支持部を支持する油
圧ジャッキにより中間踊場を微調節して設置固定し、本
踊場用の架台と中間踊場用の架台を筋交によって連結固
定して組立治具を一体にし、各踊場に対して、建物壁部
側側面にそこから壁部内部に向って突出するアンカーが
固定されているささら桁を有しかつささら桁間に踏板を
固定してなる階段部を揚重機により吊り上げ、各踊場に
対して設置して固定し、各踊場および階段部から突出す
るアンカーを建物壁内部に位置するように階段室を形成
する壁のための型枠材を配置し、そして各踊場のアンカ
ーが壁内部に一緒に埋めこまれるように型枠内に壁を形
成するコンクリート打設を行う、段階を有することを特
徴とする。
【0014】このような建造方法においては、型枠材が
前記踊場の壁側の3面の縁部をコンクリート打設後に壁
面より内側に位置させるように配置されることを特徴と
する。
【0015】本発明のさらに他の目的を達成するため
に、本発明による建物の建造に先行して、内部階段を所
定の場所に仮設するための組立治具は、壁部の異なった
高さ位置に三側部を一部進入するように位置されかつこ
れら三側部から突出する複数のアンカーを有するように
予め形成された本踊場および中間踊場を建物内部の階段
室が形成される所定位置に支持するためのそれぞれの架
台を有し、この架台が、設置面に立設されかつ互いに横
棒および筋交により連結固定される複数の支柱、該支柱
の下端に前記設置面に置かれて設けられるねじジャッ
キ、および前記支柱の頂部に設けられかつ前記踊場を支
持するために自由回転するよう保持されたボールベアリ
ングを有する踊場支持部を具備した油圧ジャッキ、を有
することを特徴とする。
【0016】この仮設用組立治具において、前記架台が
角パイプ、アングル材等を互いにボルトでもって固定す
ることにより組み立て、分解自在に形成されていること
を特徴とする。
【0017】
【作用】上記構成の建物内部階段の本踊場は、建物フロ
ア位置の壁部または建物フロア部に三側部を一部進入す
るように設けられかつ三側部から突出して壁部またはフ
ロア部に埋め込まれる複数のアンカーを有するもので、
PC(プレキャストコンクリート)版製で予め専門工場
で作られたものであり、建物本体の建造に先行して設計
図面に決められた所定の位置に仮設配置するために、仮
設用組立治具の本踊場用の架台が、相当する長さの4本
の支柱を横棒、筋交によって連結してボルトにより固定
することにより組み立てられ、ボールベアリングを備え
た踊場支持部を有する油圧ジャッキを支柱の頂部に、ね
じジャッキを設置面側のその下端部に取り付けて準備さ
れる。
【0018】このように組み立てられた架台に対して、
上記のようなPC版製の本踊場が揚重機により吊り上げ
られ、その後踊場支持部上に静かに下ろされ、踊場支持
部上で方向および高さを、架台の頂部、下端部の両ジャ
ッキを作動させて水平状態を、そして踊場支持部のボー
ルベアリングで支持により方向等の微調整を行い、それ
と同時に支柱との間でターンバックルにより調整しなが
ら設計図面の位置に本踊場を位置決めして固定される。
【0019】次に、本踊場とほぼ同じ形状、構造の中間
踊場が、建物フロア間の中間位置に対応して仮設配置さ
れるために、それに相当する長さの4本の支柱を横棒、
筋交によって連結してボルトにより固定し組み立てら
れ、本踊場用の架台と同様に支柱の頂部にベールベアリ
ングを備えた踊り場支持部を有する油圧ジャッキ、支柱
の下端部には設置面に接するねじジャッキを取り付けて
中間踊場の架台が準備される。
【0020】このように準備された架台に対して、本踊
場と同様に、予め作られていたPC版製の中間踊場が揚
重機によってゆっくりと吊り上げられ、架台の踊場支持
部に対して静かに下ろされ、方向,水平度が二つのジャ
ッキを使用して微調整され、設置位置が決められると、
支柱に対して中間踊場をターンバックルによって調整し
ながら固定する。
【0021】この設置された中間踊場用の架台は、既に
設定されている本踊場の架台に対して互いに固定用筋交
を介して連結されてその場所にボルトにより固定され、
仮締めされていたボルト等もしつかりと締めて固定する
ことにより、建物本体の建築作業に先行して階段仮設用
の組立治具の設置が完了する。
【0022】この後、中間踊場と組立治具の設置面との
間に、建物壁部に埋め込まれるスタッドボルトが側面に
突出するように固定されたささら桁と階段中央側のささ
ら桁、それらの間に渡されて固定された踏板、およびさ
さら桁に平行な2つの棒間に立設されて取り付けられた
手摺を有する階段部が揚重機により吊り上げられ、下ろ
されて配置され、ささら桁の上端部は中間踊場の取付部
に固定されるとともに、下端部は設置面に固定される。
そして、上階のフロア位置の本踊場と中間踊場との間に
上記の階段部と同じ構成の階段部がささら桁の端部を各
踊場の取付部に固定することにより、階段の仮設が建物
の建造に先行して完了する。
【0023】この後、階段室の壁を形成するための型枠
が踊場部分では壁側の三側部の縁に沿った一部が壁内あ
るいはフロア部に進入するよう取り付けられ、階段部の
壁側ささら桁のスタッドボルトが内部に位置するように
型枠が取り付けら、壁、フロアの配筋が行われる。そし
て、階段室壁、上階フロアのコンクリート打設が、壁あ
るいはフロアに対して、各踊場のアンカー、階段部のス
タッドボルトを一緒に埋め込むように行われる。コンク
リート打設後、養生期間を置いて、コンクリートの型枠
が取外され、その後組立用治具が分解されて階段室から
取り除かれることにより、建物の建造と同時に内部階段
が完成される。
【0024】上記の各作業は、次のフロアまでの階段を
作るために、組立治具の架台が完成した踊場を設置面と
して組み立てられ、順次最上階まで施行されていき、建
物の建造に先行して階段が設置されて進められていく。
【0025】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、建物建造に先行して仮設
された建物内部の階段の全体を示す立面図であるが、明
瞭にするために部分的に構成部材が省かれて示されてい
る。階段は、建物フロア位置に設置される本踊場1、フ
ロア間の中間位置に設置される中間踊場2、および中間
踊場2と本踊場1あるいは階段の設置面9との間に配置
される階段部3からなり、建物の建造に先行して仮設さ
れるために組立治具の本踊場用架台4、中間踊場用架台
5が組立られて、それらの上に本踊場1、中間踊場2が
置かれて固定され、これらの踊場1、2に階段部3が取
り付けられて仮設される。
【0026】さらに詳述すると、本踊場1は、図2に示
されるように、厚さ100〜130mmのPC(プレキ
ャストコンクリート)版からなり、補強のために横の異
形鉄筋12および縦の異形鉄筋14が格子状に埋め込ま
れていて、その端部は、建物壁部6、7に面した側面か
ら突出していて、アンカー13、15として側面から約
80mmの部分で側面に平行に曲げられている。さら
に、本踊場1の階段部側部分には、ピアノ硬線17を壁
側端部と中央部側とに設けられたピアノ硬線固定具18
間に張設されて本踊場1が補強されている。そして、本
踊場1の壁6、7に面した側面には、型枠取付用インサ
ート19が適宜の間隔で埋め込み設けられている。この
ように、予め作られたPC版製の本踊場は、その耐荷重
強度が250〜300kg/m2のものを使用されてい
る。
【0027】また、中間踊場2は、本踊場1と同様に、
そして、図2にも示されるように、厚さ100〜130
mmのPC(プレキャストコンクリート)版からなり、
横および縦の異形鉄筋22、24が格子状に埋め込まれ
ていて、その端部が建物の壁6、7の内部に突入するよ
うに、3つの側面から突出していて、側面から約80m
mの長さ部分で側面に平行になるように曲げられてい
る。中間踊場2の階段部側部分は、中央部分と両壁側部
分との間に配置されたピアノ硬線固定具28間にピアノ
硬線27が張設されていて、中間踊場2の補強がされて
いる。そして、中間踊場2の壁6、7側の側面には型枠
取付用インサート29が適宜の間隔で埋め込み取り付け
られている。
【0028】また、階段部3は、図1、2および5乃至
8に示されるように、建物の階段室壁側ささら桁32お
よび中央側ささら桁34を有し、両ささら桁32、34
は厚さ12〜16mmの鋼板製であり、幅250〜30
0mmの用途に選定されたものである。そして、両ささ
ら桁32、34の間に鋼板362により補強された樹脂
製踏板362が配置されて、この踏板362の下面に設
けられた取付用長ナット366に対してささら桁32、
34に空けられた穴を通したボルトを締め付けることに
より、ささら桁32、34に対して踏板362を取り付
けている。なお、踏板362の樹脂材は、不燃性のもの
であるのが好適である。上下の2つの踏板362は、図
5(a)および図7に示されるように、一方の踏板の手
前側端部下面に設けた垂下板368が他方の踏板の奥側
の樹脂垂直延長部364の垂下板受け溝365に部分的
に係合するように嵌合させて接続され、図5(a)に示
すように踏板362同士が連続して接続される。ささら
桁32、34における最下段と最上段の踏板362は、
図8に示すように、配置される構成を有する。さらに、
中央側ささら桁34には、図示されていないが、従来か
ら設けられているように、ささら桁34に平行に支持棒
38が設けられていて、下側支持棒38と図示しない上
側支持棒との間に立設された立子を有する手摺が取り付
けられている。この手摺は、後で取り付けられてもよ
く、また、壁側ささら桁32にも手摺を設けてもよい。
【0029】さらに、階段部3の壁側ささら桁32に
は、図5に示すように、その壁側側面に上記踊場1、2
のアンカーに相当するスタッドボルト31が図5(b)
のように配置されて溶接により固定されていて、図5
(b)のような建物の壁6に埋め込まれるように突設さ
れている。なお、スタッドボルト31は、階段部3の長
さ等に応じて強度を必要とするときには、図8に示すよ
うに、ささら桁32の側面上に同一平面上で2箇所とな
るよう平行に順次設けるようにしてもよい。
【0030】また、階段部3の壁側ささら桁32は、本
踊場1、中間踊場2に対して埋め込みナットを有して一
体に取り付けられた取付板に対してボルトにより固定さ
れていて、そして、中央側ささら桁34は、図6に示さ
れるように、本踊場1の階段部側中央部にスタッドボル
ト164を突設されたコ形鋼材からなる中央側ささら固
定部16が2箇所のナット穴を有してPC版の凹部とし
て一体に取り付けられていて、この固定部16に中央側
ささら桁34がボルトにより取り付けられている。この
中央側ささら桁固定部16は、図8に示すように、手摺
38と踊場1、2の上面との間の空間を狭くするため
に、ささら桁34の上縁の延長上にほぼ一致させて上向
きに拡張するような拡大部162を有するようにしても
よい。
【0031】上記構成の階段は、建造する建物の階段室
部分に組立治具によって建物の建造に先行して仮設され
る。この組立治具は、図2および図3に示すように、上
階のフロア位置に合せて本踊場1を支持するための架台
4、および中間踊場2を設置面と上階とのほぼ中間に支
持するための架台5からなっている。架台4は、架台5
を連結したものであるので、架台5について説明する
と、所定の長さを有する角パイプからなる4本の支柱4
6を水平アングル43によってボルト止めして連結し、
筋交アングル47によって対角線上をステイ板41を介
して互いにボルト止めして連結し、各支柱46の下端部
には、ねじジャッキ44が設置面9上にプレート45を
介して取り付けられ、また、各支柱46の上端部には踊
場支持部421を作動させる油圧ジャッキ52が位置さ
れるように補強枠体59に支持されて取り付けられ、連
結具によってボルト止めして形成されている。踊場支持
部421の油圧ジャッキ42は、ジャッキ本体427が
補強枠体59に固定されている。踊場支持部は、図4に
示すように、ジャッキ作動レバー428によって押し上
げられるジャッキ押上げ棒425によって踊場を支持し
するように、踊場支持部421の内部を上下に摺動する
ボールベアリング422を回動自在に保持するボールベ
アリング保持部429を備えていて、押し上げ棒425
を通す開口426を有する底板423がジャッキ本体4
27に取付部材424によって取り付けられている。
【0032】一方、本踊場用架台4は、図1および図3
に示すように、架台5と同じサイズの2つの架台5を積
み重ねて連結具48でボルト止めすることにより、支柱
46の上端には油圧ジャッキ42が取り付けられ、下端
部にはねじジャッキ44がねじジャッキベース45を介
して設置面9上に置かれて設置され、踊場支持部42の
大体の高さを調整することができる。また、これら架台
4,5の踊場支持部421には、本踊場1が揚重機によ
ってゆっくり吊り上げられ、静かに下ろされて架台4の
踊場支持部421上に置かれると、油圧ジャッキ42を
作動して、ボールベアリング保持部429が持ち上げら
れ、踊場1をボールベアリング422上に支持して、向
き、高さの微調整を補強枠体59の四隅と踊場1の四隅
との間に設けたターンバックル49により行い、図面の
位置に設定して架台4へ固定することができる。
【0033】この踊場1の調整は、中間踊場2の架台5
上への設置における位置の調整においても同様に行うこ
とができる。そして、両架台4、5は、図1に示すよう
に、互いを筋交56、58によって設定面9上に位置決
めされるように連結固定され、その際、階段部3の設置
に邪魔とならないように、筋交56、58の配置を決め
て水平アングル43、支柱46、筋交47のその端部が
ボルト止めされる。その後、階段部3が設置面9と中間
踊場2との間、および中間踊場2と本踊場1との間にさ
らに取り付け固定される。
【0034】上記のように仮設された階段に対して、建
物の階段室を建造するための型枠8が配置される。型枠
8は、図9乃至図11に示されるように、壁両面を形成
するように平行に配置された所定の長さおよび幅を有す
る建築パネル86がさんぎ88によって縁取り、補強さ
れて、平行に配置された短管84を先端に樹脂コーテイ
ング93を有する型枠止め具92を介してボルト93に
より壁幅を決定する位置にナット締めし固定して形成さ
れる。図9においては、短管84、型枠止め具92等が
一部分だけしか示されていないが、必要なだけ右側の部
分まで設けられており、図示されていない部分は省略さ
れている。
【0035】上記の建築パネル86は、本踊場1および
中間踊場2に対して図10および図11に示されるよう
な位置関係にある。図11は、図10における線IV−
IVにおける矢印方向の断面図であり、その線IV−I
Vに沿った部分のみを示している。この場合、踊場1、
2が厚さ100mmであるとすると、踊場1、2の周縁
部が壁内部に約20mmだけ進入するようにされるた
め、建築パネル86は、パネル面と踊場端面96とが図
10では点線によって、図11では、型枠8が踊場1、
2の上下両面を挟むように配置され、その位置を型枠取
付用インサート29にボルト95によって取り付けられ
た型枠止め具92の樹脂コーティング93で被覆された
両突出端部で規正して、建築パネル86の表面と踊場端
面96との間隔を20mmとなるように位置決めしてい
る。その場合、各踊場12のアンカー13、15、2
3、25、そして階段部3のスタッドボルト31は、図
2に示される位置に位置されるようされている。
【0036】以上のように型枠8が仮設された階段に対
して組み付けられると、建物本体の階段室の壁の型枠8
の内部へのコンクリート打設が行われ、その後養生期間
を置いて、型枠8が取り外され、内部階段が図12およ
び図13に示すようにできあがる。この場合、手摺は図
示されていないが、この図示の状態の後に組み付けられ
てもよい。図12に示された階段においては、一階から
二階までの内部階段が断面図として示されているが、階
段室入口部分の壁がなく、最下段の階段部3の設置面9
は地面と同一面にされている。また、階段室の壁7ある
いは二階フロア部分と、本踊場1、中間踊場2の異形鉄
筋の延長部であるアンカー、階段部3のささら桁32に
固定されたスタッドボルトとの配置は、説明のために配
置が解るようにした図13に示された状態になってい
る。
【0037】このような、内部階段の仮設と、型枠8の
組み付けは、各階において順次上記作業が繰り返され、
最上階まで施行されて内部階段が完成される。特に、図
12に示された状態からは、二階までの完成された踊場
1、2を利用して、仮設のための組立用治具が組み立て
設置される。特に、中間踊場2のための架台5は、図1
に示される本踊場1のための架台4とほぼ同じ高さにさ
れて、設置面を既に完成した中間踊場2にして、その上
に設置され、次の階との中間の踊場の架台とされ、新た
な中間踊場が建造場所に先行して仮設される。本踊場
も、設置面を既に完成したフロア位置の本踊場1にし
て、図1に示された架台4と同じ高さの架台が組立設置
されて次の階のフロア位置の本踊場が建物建造に先行し
て仮設される。
【0038】なお、図9に示された型枠8とともに示さ
れた階段は、仮設組立用治具が示されていないが、3階
のフロアに相当するまで、本踊場、中間踊場をそれぞれ
組立治具を順次仮設されている本踊場、中間踊場を設置
場所として利用して架台の組み立てを行い、図のように
3階分の内部階段の仮設を行ってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上述べたような本発明の建物内部階段
は、以下のような効果を奏する。本発明による建物内部
用階段は、コンクリート打設壁部を有する建物用内部階
段であって、壁部の建物フロア位置または建物フロア部
に三側部を一部進入するように設けられかつ三側部から
突出する複数のアンカーを有する建物フロア位置の本踊
場、建物フロア間のほぼ中間高さ位置の壁部に三側部を
一部埋め込むように設けられかつ三側部から突出する複
数のアンカーを有する中間踊場が、建物内部の上記各高
さ位置に建物の建造に先行して位置決めされて、上下に
位置する踊場に架け渡されて壁部に隣接する壁側ささら
桁および階段中央部に位置して固定される中央部ささら
桁、このささら桁間に渡されて取り付けられる踏板、お
よびささら桁に平行な支持棒間に立子を立設して取り付
けられる手摺を有する階段部が建物の建造に先行して仮
設され、各踊場のアンカーが共に階段部のささら桁の壁
側側面に壁部内部に向って突出するように固定された複
数本のアンカーと共に、建物のコンクリート打設時に同
時に壁部の内部に埋め込むことにより設けられるように
したので、生コンクリートの打設による内部階段自体の
建造において、手間を要する型枠の組み付け、補強鉄筋
の配筋が不要になり、現場工期を非常に短くすることが
でき、また、予め作られた本踊場、中間踊場,階段部を
組立治具を利用して仮設することができるので,材料、
作業コストを低減させることができるという優れた効果
がある。
【0040】また、建物の内部階段という最も作業手間
を要する部分を建物建造に先行して必要階数の階段全体
を仮設するという、内部階段の建造作業を最も容易な工
期段階に行い、工期、コスト面から効率的な内部階段の
建造を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による建物内部階段の組立用
治具に支持された仮設状態を示す立面図である。
【図2】本発明の一実施例による建物内部階段を上面か
らみた説明図である。
【図3】図1の仮設状態の建物内部階段の本踊場を支持
した組立用治具の右側側面図である。
【図4】本発明による建物内部階段の組立用治具の架台
における踊場支持部に用いられる油圧ジャッキの部分断
面側面図である。
【図5】(a)は本発明による建物内部階段における階
段部の壁側ささら桁をみた断面図であり、そして(b)
は建物に取り付けられた状態の階段部の部分断面図であ
る。
【図6】(a)は本発明による建物内部階段の踊場にお
ける中央部ささら桁の固定部の平面図であり、そして、
(b)は同固定部のささら桁の取付状態を示す説明図で
ある。
【図7】本発明による建物内部階段における階段部の踏
板の断面図である。
【図8】本発明による建物内部階段における踊場中央部
のささら桁取付部の説明部である。
【図9】本発明による建物内部階段の仮設後に設けられ
た建物型枠の状態を部分的に示す説明図である。
【図10】図9に示された踊場隅部の型枠の取付状態を
示す踊場平面に沿った断面図である。
【図11】図10における線IV−IVに沿った断面図
である。
【図12】本発明による建物内部階段の完成時の断側面
図である。
【図13】同建物内部階段の完成時の平面透視図であ
る。
【符号の説明】
1 本踊場 2 中間踊場 3 階段部 4 本踊場用架台 5 中間踊場用架台 6 建物壁部 7 建物壁部 8 型枠 9 基礎面 12 横異形鉄筋 13 アンカー 14 縦異形鉄筋 15 アンカー 16 中央側ささら桁固定部 17 ピアノ硬線 18 ピアノ硬線固定具 19 型枠取付用インサート 22 横異形鉄筋 23 アンカー 24 縦異形鉄筋 25 アンカー 27 ピアノ硬線 28 ピアノ硬線固定具 29 型枠取付用インサート 31 スタッドボルト 32 壁側ささら桁 34 中央側ささら桁 36 踏板 38 手摺下側支持棒 41 ステイ板 42 油圧ジャッキ 43 水平アングル 44 ねじジャッキ 45 ねじジャッキベース 46 角パイプ 47 筋交アングル 48 架台連結具 49 踊場調整用ターンバックル 56 架台相互連結用筋交 58 架台相互連結用筋交 59 補強枠体 82 ホームタイ 84 短管 86 建築パネル 88 さんぎ 92 型枠止め金具 93 樹脂コーテイング 94 ボルト 95 ボルト 96 踊場端面 162 ささら桁固定部の拡大部 164 スタッド 362 補強鋼板 364 樹脂延長部 365 踏板垂下板受け溝 366 踏板取付用長ナット 368 踏板垂下板 421 踊場支持部 422 ボールベアリング 423 踊場支持部底板 424 踊場支持部取付部材 425 ジャッキ押上げ棒 426 押し上げ棒用開口 427 ジャッキ本体 428 ジャッキ作動レバー 429 ボールベアリング保持部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート打設壁部を有する建物用の
    内部階段であって、 前記壁部の建物フロア位置または建物フロア部分に前記
    壁部に三側部を一部進入するように設けられかつ該三側
    部から突出する複数のアンカーを有する建物フロア位置
    の本踊場、 建物フロア間のほぼ中間高さ位置の前記壁部に三側部を
    一部進入するように設けられかつ前記三側部から突出す
    る複数のアンカーを有する中間踊場、および上下に位置
    する前記踊場に架け渡されて前記壁部に隣接する壁側さ
    さら桁、階段中央部に位置して前記踊場に固定される中
    央部側ささら桁、これらのささら桁間に渡されて固定さ
    れる踏板、および前記ささら桁に取り付けられかつ立子
    を立設した平行な支持棒を有してなる手摺を有する階段
    部にして、前記壁側ささら桁の壁部側側面に前記壁部内
    部に向って突出するように固定された複数本のスタッド
    ボルトを備えた階段部、を有し、 前記踊場および階段部が建物内部の前記各高さ位置に建
    物の建造に先行して位置決めされて仮設され、前記アン
    カーおよび前記スタッドボルトを前記壁部のコンクリー
    ト打設時に同時に前記壁部の内部に埋めこむことにより
    設置されることを特徴とする建物用内部階段。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記踊場のアンカーは、前記踊場の強度に応じて配
    筋される異形鉄筋を延長して前記3側面から突出された
    ものであり、前記アンカーが前記踊場の側面から所定の
    寸法長さ部分で曲げられていることを特徴とする建物用
    内部階段。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記両踊場はPC版からなり、踊場の上り、下り側
    部分が緊張状態にされたピアノ鋼線によって強度を増す
    ようにされていて、前記3側面には型枠取付用のインサ
    ートが必要な数だけ埋め込まれ、そして他の1側面の両
    端および中央部には上り側階段のささら桁と下り側階段
    のささら桁の取付用金具が埋め込み固定されていること
    を特徴とする建物用内部階段。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記階段部の建物の壁側ささら桁に壁内に埋め込ま
    れるようにスタットボルトが階段の強度に合せた数量だ
    け溶接されていることを特徴とする建物用内部階段。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記階段部の中央部側ささら桁を取り付けるための
    前記踊場の中央取付部が前記ささら桁に平行な手摺下方
    支持棒との間隔を埋めるように上向きに拡大されている
    ことを特徴とする建物用内部階段。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の建物用内部階段におい
    て、前記階段部の踏板が、鋼板補強された樹脂製である
    ことを特徴とする建物用内部階段。
  7. 【請求項7】 建物用の内部階段を建造する方法であっ
    て、 内部階段の基礎階よりも上階のフロア位置に、内部階段
    の仮設用組立治具の一方の架台をその頂部が位置するよ
    うに組み立てて設置し、 前記一方の架台の頂部の踊場支持部に揚重機により建物
    壁部に面した3側面から複数本のアンカーが突出して設
    けられた本踊場を吊り上げて所定の位置に位置させ、前
    記踊場支持部を支持する油圧ジャッキにより微調節して
    前記本踊場を前記一方の架台に設置固定し、 前記内部階段の中間踊場を設置位置に位置させるために
    前記組立治具の他方の架台をその頂部が所定の位置に位
    置するように組み立てて設置し、 前記他方の架台の頂部における踊場支持部に中間踊場を
    揚重機により吊り上げて位置させ、前記踊場支持部を支
    持する油圧ジャッキにより前記中間踊場を微調節して設
    置固定し、 前記本踊場用の架台と前記中間踊場用の架台を筋交によ
    って連結固定して前記組立治具を一体にし、 前記各踊場に対して、建物壁部側側面にそこから壁部内
    部に向って突出するアンカーが固定されているささら桁
    を有しかつささら桁間に踏板を取り付けてなる階段部を
    揚重機により吊り上げ、前記各踊場に対して設置して固
    定し、 前記各踊場および階段部から突出するアンカーを建物壁
    内部に位置するように階段室を形成する壁のための型枠
    材を配置し、そして前記各踊場のアンカーが壁内部に一
    緒に埋めこまれるように前記型枠内に壁を形成するコン
    クリート打設を行う、 段階を有することを特徴とする建物用内部階段の建造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の建物用の内部階段を建造
    する方法において、前記型枠材が前記踊場の壁側の3面
    の縁部をコンクリート打設後に壁面より内側に位置させ
    るように配置されることを特徴とする建物用内部階段の
    建造方法。
  9. 【請求項9】建物の建造に先行して、内部階段を所定の
    場所に仮設するための組立治具であって、 壁部の異なった高さ位置に三側部を一部進入するように
    位置されかつ該三側部から突出する複数のアンカーを有
    するように予め形成された本踊場および中間踊場を建物
    内部の階段室が形成される所定位置に支持するためのそ
    れぞれの架台を有し、 該架台が、設置面に立設されかつ互いに横棒および筋交
    により連結固定される複数の支柱、該支柱の下端に前記
    設置面に置かれて設けられるねじジャッキ、および前記
    支柱の頂部に設けられかつ前記踊場を支持するために自
    由回転するよう保持されたボールベアリングを有する踊
    場支持部を具備した油圧ジャッキ、を有することを特徴
    とする建物用内部階段の仮設用組立治具。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の仮設用組立治具におい
    て、前記架台が角パイプ、アングル材等を互いにボルト
    でもって固定することにより組み立て、分解自在に形成
    されていることを特徴とする建物用内部階段の仮設用組
    立治具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009024449A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Tomoya Ota 建物用内部階段およびその建造方法
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