JP4516585B2 - 建物用内部階段およびその建造方法 - Google Patents

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本発明は、建物の内部に設けられる階段に係り、特に、建物建造に先行して仮設されることができ、仮設機材を最小限にしかつ必要資材も最小限にすることができる建物内部階段、その建造方法、およびそのための組立治具に関する。
従来、建物内部の階段の施行方法としては、以下のようなものがある。
その一つとして、建物一体型階段があるが、これは、建築工事現場で、型枠大工職人により型枠材である建築パネル、さんぎ、角材等を使用して、階段の現寸に切り合わせて、一つ一つ組合せ、型枠による立体階段を作り、その型枠の中に鉄筋職人が補強鉄筋を配筋し、その後型枠内に生コンクリートを打設して硬化させることにより階段ができあがるものである。
また、建物内部の階段を鉄骨階段によって施行する場合には、製作図により工場において階段を鉄鋼材により作り、建築現場では、揚重機により吊り上げ建造中の建物内部に位置決めして取り付け、その後に踊場、踏板部分に生コンクリートを打設することにより形成され設けられる。
また、建物内部の階段には、例えば、特許文献1に記載されているように、踊場と階段部を一体にPC(プレキャストコンクリート)版製にして予め工場において製作し、建物の中壁材の両面側に突出した梁材に階段部を支持することにより建築現場で組み立てるようにしたもの、また、特許文献2に記載されているように、踊場と階段部を別々にPC版製とし、壁柱の両側に階段部をボルトで取り付けると共に、踊場と階段部とを連結プレートにより接合して、踊場を建物に支持するようにした施行方法もある。
さらに、特許文献3に開示されているように、本願発明者によって提案された建物内部階段として、各踊場を壁部四隅の支柱に支持して、これらの支柱とともに、各踊場および階段部から突出するアンカーを建物壁内部に位置するように階段室を形成する壁のための型枠材内にコンクリート打設に先行して配置し、各踊場および階段部のアンカーを壁内部に一緒に埋めこまれるようにして、建物用内部階段を建造するようにしたものがある。
特開平6−146520号公報 特開平7−11747号公報 特許第3421298号
しかしながら、上記のような従来の建物内部の階段は、特に、建物と一体に鉄筋補強されたコンクリート製の階段においては、その製作過程に非常に時間を要することである。建物の制限された現場の建築工期内において、内部階段は製作に長い時間を取られる部分であり、コスト高を生じさせる部分となっている。
また、内部階段を鉄骨階段によって施行する場合には、上記のようなコンクリート製の場合に比べて、工期的には部分的に予め工場で製作されるので現場での作業に要する時間が短縮されて大分改善されるが、階段を支持するための鉄骨柱、梁材等を必要とするケースが多く、コストからみると改善とはいかず、逆にコスト高にもなりうることである。
さらに、従来の階段の踊場、階段部等の各部を予めPC版製にしておいて、建物に組み付ける場合、踊場と階段部が一体にしたものは、重量が大になり壁柱、建物本体への支持には、相当の強度を有する取り付け手段を要し、また、その位置への据付にも揚重機の取扱い作業に慎重さを要するものである。さらに、踊場と階段部が別々にPC版製のものにされた場合も、既に建造された建物に対してある程度の重量を有する踊場、階段部を支持するには、特別に壁柱を設けたり、取り付けのために強度の高い取付具を必要とし、コスト高になるだけでなく、その作業は既に建造された建物内部という狭い作業空間において行わなければならず、手間の掛かる組み付けとなっていた。
これらの問題点を解決するように、本願発明者の提案した特許文献3に記載されたような、踊場、階段の踏み板等をPC版製として、着脱自在の治具を使用するだけでなく、取り去る必要の無い埋め込み式の支柱によって内部階段を仮設する場合には、支柱の固定のための仮設機材の各階毎の作業は依然として減少されず、また、埋め込まれる資材そのものも使い切りとなるために、経費として負担を強いられるものであった。また、使用される治具も、その用途によって一箇所の踊場で複数個使用する必要があると、その設置、取り外しの作業は効率的に問題となるものであった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、鉄筋コンクリート建物内部の階段をその建造時に先行して建造される際、仮設機材を最小限にし、次の階への仮設機材の切換え作業を大幅に軽減し、さらに、仮設用組立治具を使用して作業効率を向上させた建物内部階段およびその建造方法を提供することを目的としている。
また、本発明は、建物本体の建造に先行して予め内部用の階段を現場に仮設する際の作業環境と安全性を高めることができる建物内部階段の建造方法を提供することを他の目的としている。
さらに、本発明は、上記のような建物内部階段の建造において階段の先行する仮設の作業を軽減させることができる仮設用組立治具を提供することをさらに他の目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明による建物内部用階段は、コンクリート打設に先行して仮設される建物用内部階段であって、
壁部の建物フロア位置または建物フロア部分の壁部に対して、その三側部を雁行凹凸部に形成しかつ三側部から突出する複数のアンカーを設けた建物フロア位置に設置される本踊場であって、該本踊場の平面ほぼ中心位置で着脱自在の単体の仮設用治具によって固定支持される本踊場、
建物フロア間のほぼ中間高さ位置に設置され、壁部に面した三側部に雁行凹凸部を形成しかつ三側部から突出する複数のアンカーを有する中間踊場であって、該中間踊場の平面ほぼ中心位置で着脱自在の単体の仮設用治具によって固定支持される中間踊場、および
上下に位置する踊場に架け渡されて壁部に隣接する壁側ささら桁、階段中央部に位置して踊場に固定される中央部側ささら桁、これらのささら桁間に渡されて固定される踏板、およびささら桁に取り付けられかつ立子を立設した平行な支持棒を有してなる手摺を有する階段部にして、壁側ささら桁の壁部側側面に壁部内部に向って突出するように固定された複数本のスタッドボルトを備えた階段部、を有し、
本踊場および中間踊場は、建物内部の各高さ位置に建物の建造に先行して位置決め、固定された仮設用治具によって支持され、階段部が仮設用治具に固定された各踊場または建物基礎階に設置され、アンカーおよびスタッドボルトを壁部のコンクリート打設時に同時に壁部の内部に埋め込まれ、壁部型枠内に雁行凹凸部の凸部が位置するとともに、雁行凹凸部の凹部にコンクリートを充填することができるように壁部型枠が位置されることにより前記各踊場および階段部が設置されることを特徴とする。
このような建物用内部階段において、踊場のアンカーは、踊場の強度に応じて配筋される異形鉄筋を延長して3側面から突出されたものであり、アンカーが前記壁部中心位置で曲げられ、該中心位置から壁面に沿って延びる寸法が壁厚の1.5倍以上の長さを有することを特徴とする。
また、この建物用内部階段において、両踊場の3側面に設けられた雁行凹凸部の凹部が両踊場の厚さ方向の溝として形成され、該溝の底部が壁面と一致するように各踊場に配置されることを特徴とする。
このような建物用内部階段において、溝の底部を壁面と一致させるための金具が、各踊場の3側面における雁行凹凸部の凸部に1本のボルトにより取り付けられ、金具が前記踊場の3側面の縁部で曲折して曲折部から両表面に沿って延びて、その端部により壁用の型枠パネルの位置決めをするようにしたことを特徴とする。
このような建物用内部階段において、両踊場を支持する仮設用治具が、支持部に固定される底部固定版、該底部固定版に立設された外枠支柱と、該外枠支柱の内部を移動可能に設けられたスライド支柱、該スライド支柱の端部に取り付けられた踊場に固定される頂部固定板、および前記スライド支柱の底部に上下動によってレベル調整を行う液圧ジャッキを有し、スライド支柱が液圧ジャッキによって位置調節されかつ外枠支柱に対して固定することができることを特徴とする。
このような建物用内部階段において、両踊場はPC版からなり、踊場の上り、下り側部分が緊張状態にされたピアノ鋼線によって強度を増すようにされていて、3側面には型枠取付用のインサートが必要な数だけ埋め込まれ、他の1側面の両端および中央部には上り側階段のささら桁と下り側階段のささら桁の取付用金具が埋め込み固定され、さらに階段部の建物の壁側ささら桁に壁内に埋め込まれるようにスタットボルトが階段の強度に合せた数量だけ溶接されていることを特徴とする。
このような建物用内部階段において、階段部の中央部側ささら桁を取り付けるための踊場の中央取付部が前記ささら桁に平行な手摺下方支持棒との間隔を埋めるように上向きに拡大されていて、さらに、階段部の踏板が、PCa(プレキャストコンクリート)版製であることを特徴とする。
本発明の他の目的を達成するための建物用の内部階段を建造する方法は、本踊場、中間踊場およびこれらの踊場に掛け渡される階段部からなる建物用の内部階段をコンクリート打設に先行して仮設、設置して、建造する建物用内部階段の建造方法であって、
内部階段の基礎階またはそれよりも上方の中間踊場および各階フロア位置の本踊場に、それらの表面ほぼ中央位置に、伸縮自在で着脱自在の単体の仮設用組立治具をその底部の固定板を固定することにより設置し、
仮設用組立治具に設けた頂部固定版に、雁行状に凹凸を設けた建物壁部に面した3側面から突出した複数本のアンカーが設けられた本踊場および中間踊場を揚重機により吊り上げて所定の位置に位置させ、踊場を支持する本踊場および中間踊場のそれぞれの支持部に、仮設用組立治具の底部に設けた液圧ジャッキによりレベルの微調節をして頂部固定板を設置し、
各仮設用組立治具の固定板を本踊場および中間踊場の裏面に固定し、さらにブレースによって組立治具本体を前記各踊場等の設置面に連結固定し、本踊場、中間踊場、各踊場の前後、左右の建て入れ(歪み)調整を行い、組立治具を各踊場に一体にし、
各踊場に対して、建物壁部側側面にそこから壁部内部に向って突出するアンカーが固定されているささら桁を有しかつささら桁間に踏板を取り付けてなる階段部を揚重機により吊り上げ、本踊場と中間踊場に対して設置して固定し、
各踊場および階段部から突出するアンカーおよび各踊場の3側面に形成した雁行凹凸部を建物壁内部に位置するように、階段室を形成する壁のための型枠材内に位置するように型枠材を配置し、そして
各踊場および階段部のアンカーが壁内部に一緒に埋めこまれかつ各踊場の3側面の雁行凹凸部の凸部を埋め込みかつ凹部にコンクリートを充填することができるように前記壁部型枠が位置されるように型枠内に壁を形成するためのコンクリート打設を行う、
段階を含むことを特徴とする。
このような建物用内部階段の建造方法において、型枠材が踊場の壁側の3面の雁行凹凸部の凹部底部をコンクリート打設後の壁面と一致するように配置されていることを特徴とする。
このような建物用内部階段の建造方法において、型枠材の配置が、踊場の壁側の3面の雁行凹凸部の凸部に上下面に沿って延長する両端部によって壁用型枠材の位置決めをするための金具を1本のボルトにより取り付けることにより行われることを特徴とする。
本発明のさらに他の目的を達成するために、本発明による建物の建造に先行して、内部階段を所定の場所に仮設するための組立治具は、本踊場および中間踊場を所定の場所に仮設するための組立治具であって、両踊場を支持する仮設用組立治具が、
建物基礎階あるいは両踊場のほぼ中心の支持部に着脱自在に固定される底部固定版と、
該底部固定版に立設された中空の外側支柱にして、底部固定版が下方端部に取り付けられた外側支柱と、
該外側支柱の内部に移動可能に設けられたスライド支柱と
スライド支柱の下端部に設けられ、上下動によってレベル調整を行うための補助スライド支柱を有し、スライド支柱を上下動するために補助スライド支柱の底部に設けられた液圧ジャッキとを有し、
スライド支柱が液圧ジャッキによってレベル調整されかつ外側支柱に対して固定することができ、さらに
外側支柱は、基礎階または各踊場におけるほぼ中心の支持部回りの所定位置に掛け渡されたターンバックル付きブレースによって、建て入れ(歪み)調整を行い、設置固定されていることを特徴とする。
このような仮設用組立治具においては、各固定板の取付け、ブレースの取付け、外側支柱と前記スライド支柱とのスライド調整がボルト、ナット等で着脱自在になされていて、組み立て、分解自在に形成されていることを特徴とする。
以上述べたような本発明の建物内部階段は、以下のような効果を奏する。
上記構成の建物内部階段は、その本踊場および中間踊場が、建物フロア位置の壁部または建物フロア部に三側部に設けた雁行凹凸部の凸部を進入するように設けられかつ三側部から突出して壁部またはフロア部に埋め込まれる複数のアンカーを有するように、PC(プレキャストコンクリート)版製で予め専門工場で作られたものであり、建物本体の建造に先行して設計図面に決められた所定の位置に内部階段室の建造に先行して仮設配置するために、伸縮自在にかつ着脱自在の単体の仮設用組立治具が用いられて、その踊場用の底部固定板が、基礎階あるいは既設の踊場のほぼ中心部に固定されて、底部固定板に立設された外側支柱、該外側支柱内を上下動自在に設けられたスライド支柱の上端の頂部固定板を新たに仮設する踊場の底面に固定することにより支持されて、スライド支柱の底部を補助スライド支柱を介して液圧ジャッキによりレベル調整をして、踊場が設置されるので、単体の仮設用治具によって本踊場、中間踊場の仮設が可能であり、さらに、仮設用の組立治具が踊場への固定、取り外しが容易に行うことができるので、仮設機材を最小限にして、その作業も大幅に軽減することができる。この仮設用治具は、各踊場の設置位置をmm単位の誤差内にセットすることが時間もかかり困難な作業であることに対処して、短時間で簡単に使用されることにより施行可能にすることができる。
その際、各踊場の壁側の三側部には雁行凹凸部が設けられ、その凸部が壁部内部に位置するように型枠材が設けられ、溝部となる凹部にはコンクリート打設時にコンクリートで埋められるので、雁行凹凸部が実質的に壁部に部分的に一体に埋め込まれ、さらに、三側部から突出する複数のアンカーも壁部中心に位置して壁に沿って曲折されるように設けられてコンクリート内に埋め込まれ、踊場の設置強度が得られて、踊場自体の重量軽減となるだけでなく、作業環境の安全性を一段と向上させることができる。
これらの設置された中間踊場、本踊場に対して、建物壁部に埋め込まれるスタッドボルトが側面に突出するように固定されたささら桁と階段中央側のささら桁、それらの間に渡されて固定された踏板、およびささら桁に平行な2つの棒間に立設されて取り付けられた手摺を有する階段部が揚重機により吊り上げられ、最初に基礎階または下層階の本踊場と中間踊場に設置された仮設用組立治具に対して下ろされて配置され、次に同じ構成の階段部が中間踊場と上層階の本踊場とに対して同様に設置され、そして、それらの階段部のささら桁の端部を各踊場の取付部に取り付けることにより仮位置決めされる。
このように本踊場、中間踊場、階段部を位置決めして、それらの仮設が、建物の建造に先行して仮設された階段に対して、壁部内に位置するように、階段室を形成する壁のための型枠材が配置され、さらに、各踊場、階段部の各踊場のアンカー、階段部の壁側ささら桁のスタッドボルトと共に、埋め込まれるように型枠内へコンクリート打設が行われ、上記のような建物内部階段が建造される。
さらに、設計に応じた階層分の階段の仮設、型枠の配置を行って、コンクリート打設が行われた後、養生期間を置いて、型枠が外され、専用冶具サポートが取り外されて、次の建造階の内部階段のために準備され、そして、上記のような作業を繰り返すことにより施行されていき、建物の建造に先行して階段が設置されて進められていく、建物全体の内部階段が完成されるので、次のフロアまでの階段を作るために、組立治具が完成した踊場を設置面として組み立てられ、順次最上階まで施行されていき、建物の建造に先行して階段が設置されて進められていくので、設置強度を得ながら埋設部品を最小に押えて、作業時間の短縮、コスト削減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、建物建造に先行して仮設された建物内部の階段の基礎階から3階フロア部分までを示す側面図であるが、明瞭にするために部分的に構成部材が省かれて示されている。階段は、建物フロア位置に設置される本踊場1、フロア間の中間位置に設置される中間踊場2、および中間踊場2と本踊場1あるいは階段の基礎階の設置面9との間に配置される階段部3からなり、仮設用治具4、5が設置されて、それらの上に本踊場1、中間踊場2が置かれて固定され、これらの踊場1、2に階段部3が取り付けられて仮設される。
さらに詳述すると、本踊場1は、厚さ100〜130mmのPC(プレキャストコンクリート)版からなり、補強のために横の異形鉄筋24および縦の異形鉄筋22が格子状に埋め込まれていて、その端部は、建物壁部6、7に面した側面から突出していて、アンカー13、15として側面から約80mmの部分で側面に平行に曲げられて、壁厚の約1.5倍以上の長さを有している。さらに、本踊場1の階段部側部分には、ピアノ硬線を壁側端部と中央部側とに設けられたピアノ硬線固定具間に張設されて本踊場1が補強されている。そして、本踊場1の壁6、7に面した側面には、型枠取付用インサート29が適宜の間隔で埋め込み設けられている。このように、予め作られたPC版製の本踊場は、その耐荷重強度が250〜300kgのものを使用されている。
このような本踊場1の壁側三側面部には、図3、4および10に示すように、突部42と凹部41の断面形状を有する溝部41が厚さ方向に形成されている雁行凹凸部41が設けられている。この溝部41の底部位置には、図11に示すように、型枠材8がその位置決め金具92によって位置決めされる。
また、中間踊場2は、本踊場1と同様に、そして、図3に示されるように、厚さ100〜130mmのPC(プレキャストコンクリート)版からなり、横および縦の異形鉄筋22、24が格子状に埋め込まれていて、その端部が建物の壁6、7の内部に突入するように、3つの側面から突出していて、側面から約80mmの長さ部分で側面に平行になるように曲げられている。中間踊場2の階段部側部分は、中央部分と両壁側部分との間に配置されたピアノ硬線固定具28間にピアノ硬線27が張設されていて、中間踊場2の補強がされている。そして、中間踊場2の壁6、7側の側面には型枠取付用インサート29が適宜の間隔で埋め込み取り付けられている。
また、階段部3は、図1、2および7乃至9に示されるように、建物の階段室壁側ささら桁32および中央側ささら桁34を有し、両ささら桁32、34は厚さ12〜16mmの鋼板製であり、幅250〜300mmの用途によって選定されたものである。そして、両ささら桁32、34の間にPCa(プレキャストコンクリート)版製踏版36により補強された樹脂製踏板36が配置されて、この踏板36の中心を通して設けられた取付用長ナット366に対してささら桁32、34に空けられた穴を通したボルトを締め付けることにより、ささら桁32、34に対して踏板36を取り付けている。上下の2つの踏板36は、図7(a)および図9に示されるように、一方の踏板の手前側端部下面に設けた垂下板が他方の踏板の奥側の樹脂垂直延長部の垂下板受け溝に部分的に係合するように嵌合させて接続され、図8に示すように踏板36同士が連続して接続される。ささら桁32、34における最下段と最上段の踏板36は、図9に示すような配置になるような構成を有する。さらに、中央側ささら桁34には、図示されていないが、従来から設けられているように、ささら桁34に平行に支持棒38が設けられていて、下側支持棒38と図示しない上側支持棒との間に立設された立子を有する手摺が取り付けられている。この手摺は、後で取り付けられてもよく、また、壁側ささら桁32にも手摺を設けてもよい。
さらに、階段部3の壁側ささら桁32には、図5に示すように、その壁側側面に上記踊場1、2のアンカーに相当するスタッドボルト31が図5(b)のように配置されて溶接により固定されていて、図5(b)のような建物の壁6に埋め込まれるように突設されている。なお、スタッドボルト31は、階段部3の長さ等に応じて強度を必要とするときには、図8に示すように、ささら桁32の側面上に同一平面上で2箇所となるよう平行に順次設けるようにしてもよい。
また、階段部3の壁側ささら桁32は、本踊場1、中間踊場2に対して埋め込みナットを有して一体に取り付けられた取付板に対してボルトにより固定されていて、そして、中央側ささら桁34は、図7に示されるように、本踊場1の階段部側中央部にスタッドボルト164を突設されたコ形鋼材からなる中央側ささら固定部16が2箇所のナット穴を有してPC版の凹部として一体に取り付けられていて、この固定部16に中央側ささら桁34がボルトにより取り付けられている。この中央側ささら桁固定部16は、図9に示すように、手摺38と踊場1、2の上面との間の空間を狭くするために、ささら桁34の上縁の延長上にほぼ一致させて上向きに拡張するような拡大部162を有するようにしてもよい。
上記構成の階段は、建造する建物の階段室部分に仮設用組立治具5を使用して建物の建造に先行して仮設される。この仮設用組立治具5は、図1から図3まで、および図5に示すように、上階のフロア位置に合せて本踊場1を支持するため、かつ中間踊場2を設置面と上階とのほぼ中間にあるいは階間のほぼ中間に支持するための仮設組立用治具5、5のように、同じ構成の組立治具を使用可能である。仮設用組立治具5は、所定の長さを有する角パイプからなる中空の外側支柱51と、この外側支柱51内に鏡筒式に移動可能に設けられたスライド支柱52とを、外側支柱51の上端側に形成した長穴のルーズホール65に、ボルト・ナットを締め付け可能に係合することによって両支柱51,52を一体に固定され、外側支柱51の底部には底部固定板57が一体に設けられて、各踊場1,2にボルト等で固定することができ、仮設用組立治具5,5を伸縮自在に用いることができる。さらに、外側支柱51の上端部には、ブレース取付板61が4方に固定して設けられ、ターンバックル56を有するブレース55を各踊場1,2に設けたアイボルト27との間に張設することによって固定されている。
このように固定された仮設用組立治具5は、上階のフロア位置に設置される本踊場1の底面にスライド支柱52の上端部をボルト・ナットで固定される固定部59を有する頂部固定板59が取り付け固定される。その際、上階フロアに位置された本踊場1のレベル調整がスライド支柱52をその底部に補助スライド支柱53を介して設置された液圧ジャッキ54によって行われ、設定位置を決定した両支柱51.52同士にルーズホール65を通して取り付けられたボルト・ナットにより固定保持される。
一方、中間踊場2においては、主踊場1と同様に、仮設用組立治具5を中間踊場2に固定して取り付け、そのスライド支柱52によるレベル調整では、補助スライド支柱53を使用することなく基礎階との間のレベル調整も行うことができる。その際、液圧ジャッキ54は、補助スライド支柱53を使用することなく、スライド支柱52の底部を直接上下作動することにより行うことができる。
上記のように仮設された階段に対して、建物の階段室を建造するための型枠8が配置される。型枠は、壁両面を形成するように平行に配置された所定の長さおよび幅を有する建築パネルがさんぎによって縁取り、補強されて、平行に配置された短管を先端に樹脂コーテイングを有する型枠止め具92を介してボルトにより壁幅を決定する位置にナット締めし固定して形成される。
以上のように型枠8が仮設された階段に対して組み付けられると、建物本体の階段室の壁の型枠8の内部へのコンクリート打設が行われ、その後養生期間を置いて、型枠が取り外されて、内部階段が図12および図13に示すようにできあがる。この場合、手摺は図示されていないが、この図示の状態の後に組み付けられてもよい。図1および図2においては、一階から三階フロアまでの内部階段が示されているが、階段室入口部分の壁がなく、最下段の階段部3の設置面9は地面と同一面にされている。
このような、内部階段の仮設と、型枠8の組み付けは、各階において順次上記作業が繰り返され、最上階まで施行されて内部階段が完成される。特に、図12に示された状態からは、二階までの完成された本踊場1、中間踊場2を利用して、仮設のための組立用治具が組み立て設置される。特に、中間踊場2のための組立治具5は、図1に示される本踊場1のための組立治具4とほぼ同じ高さにされて、設置面を既に完成した中間踊場2にして、その上に設置され、次の階との中間の踊場の仮設用組立治具として、新たな中間踊場が建造場所に先行して仮設される。本踊場も、設置面を既に完成したフロア位置の本踊場1にして、図1に示された仮設用組立治具5と同じ高さの組立治具が組立設置されて次の階のフロア位置の本踊場が建物建造に先行して仮設される。
本発明の一実施例による建物内部階段の仮設状態を示す正面図である。 本発明の一実施例による建物内部階段の仮設状態を示す右側面図である。 図1および図2の仮設状態の建物内部階段の上面図である。 本発明による建物内部階段の建造中の踊場隅部の壁への取付状態を示す説明図である。 本発明による建物用内部階段の仮設用治具の仮設時の取付け状態を示す側面図である。 本発明による建物内部階段の踊場における壁側ささら桁およびこのささら桁の踏板の取付状態を示す説明図である。 (a)は本発明による建物内部階段における中央部ささら桁の固定部の平面図であり、(b)は同固定部のささら桁の取付状態を示す説明図である。 本発明による建物内部階段における階段部の踏板の断面図である。 本発明による建物内部階段の踊場中央部のささら桁取付部の説明図である。 本発明による建物内部階段の踊場の建物壁部への接合部を示す説明図である。 本発明による建物内部階段の踊場における型枠の取り付け状態を示す説明図である。
符号の説明
1 本踊場
2 中間踊場
3 階段部
本踊場用仮設用組立治具
中間踊り場用仮設用組立治具
6 踊場側建物壁部
7 階段部側建物壁部
8 型枠
9 基礎面
12 横異形鉄筋
13 アンカー
14 縦異形鉄筋
15 アンカー
16 中央側ささら桁固定部
19 型枠取付用インサート
22 横異形鉄筋
23 アンカー
24 縦異形鉄筋
25 アンカー
26 インサート
27 アイボルト
29 型枠取付用インサート
31 スタッドボルト
32 壁側ささら桁
34 中央側ささら桁
36 踏板
38 手摺下側支持棒
40 雁行凹凸部
41 凹部(溝部)
42 凸部(突部)
51 外側支柱
52 スライド支柱
53 補助スライド支柱
54 液圧ジャッキ
55 ブレース
56 ターンバックル
57 底部固定板
58 頂部固定板
59 支柱保持部
60 支柱支持板
61 ブレース取付板
63 タラップ
64 取り手
65 ルーズホール
66 固定用ボルト・ナット
86 建築パネル
88 さんぎ
92 型枠止め金具
93 樹脂コーテイング
94 ボルト
95 ボルト
96 踊場端面
162 ささら桁固定部の拡大部
164 スタッド
366 踏板取付用長ナット

Claims (13)

  1. コンクリート打設に先行して仮設される建物用内部階段であって、
    前記壁部の建物フロア位置または建物フロア部分の前記壁部に対して、その三側部を雁行凹凸部に形成しかつ前記三側部から突出する複数のアンカーを設けた建物フロア位置に設置される本踊場であって、該本踊場の平面ほぼ中心位置で着脱自在の単体の仮設用治具によって固定支持される本踊場、
    建物フロア間のほぼ中間高さ位置に設置され、前記壁部に面した三側部に雁行凹凸部を形成しかつ前記三側部から突出する複数のアンカーを有する中間踊場であって、該中間踊場の平面ほぼ中心位置で着脱自在の単体の仮設用治具によって固定支持される中間踊場、および
    上下に位置する前記踊場に架け渡されて前記壁部に隣接する壁側ささら桁、階段中央部に位置して前記踊場に固定される中央部側ささら桁、これらのささら桁間に渡されて固定される踏板、および前記ささら桁に取り付けられかつ立子を立設した平行な支持棒を有してなる手摺を有する階段部にして、前記壁側ささら桁の壁部側側面に前記壁部内部に向って突出するように固定された複数本のスタッドボルトを備えた階段部、を有し、
    前記本踊場および中間踊場は、建物内部の前記各高さ位置に建物の建造に先行して位置決め、固定された前記仮設用治具によって支持され、前記階段部が前記仮設用治具に固定された前記各踊場または建物基礎階に設置され、前記アンカーおよび前記スタッドボルトを前記壁部のコンクリート打設時に同時に前記壁部の内部に埋め込まれ、壁部型枠内に前記雁行凹凸部の凸部が位置するとともに、前記雁行凹凸部の凹部にコンクリートを充填することができるように前記壁部型枠が位置されることにより前記各踊場および前記階段部が設置されることを特徴とする建物用内部階段。
  2. 請求項1に記載の建物用内部階段において、前記踊場のアンカーは、前記踊場の強度に応じて配筋される異形鉄筋を延長して前記3側面から突出されたものであり、前記アンカーが前記壁部中心位置で曲げられ、該中心位置から壁面に沿って延びる寸法が壁厚の1.5倍以上の長さを有することを特徴とする建物用内部階段。
  3. 請求項1に記載の建物用内部階段において、前記両踊場の3側面に設けられた前記雁行凹凸部の凹部が前記両踊場の厚さ方向の溝として形成され、該溝の底部が前記壁面と一致するように前記各踊場に配置されることを特徴とする建物用内部階段。
  4. 請求項3に記載の建物用内部階段において、前記溝の底部を前記壁面と一致させるための金具が、前記各踊場の3側面における前記雁行凹凸部の凸部に1本のボルトにより取り付けられ、前記金具が前記踊場の3側面の縁部で曲折して曲折部から両表面に沿って延びて、その端部により壁用の型枠パネルの位置決めをするようにしたことを特徴とする建物用内部階段。
  5. 請求項1に記載の建物用内部階段において、前記両踊場を支持する仮設用治具が、支持部に固定される底部固定版、該底部固定版に立設された外枠支柱と、該外枠支柱の内部を移動可能に設けられた所定位置に固定されるスライド支柱、該スライド支柱の端部に取り付けられた踊場に固定される頂部固定板、および前記スライド支柱の底部に上下動によってレベル調整を行う液圧ジャッキを有し、前記スライド支柱が前記液圧ジャッキによって位置調節されかつ前記外枠支柱に対して固定することができることを特徴とする建物用内部階段。
  6. 請求項1に記載の建物用内部階段において、前記両踊場はPC版からなり、踊場の上り、下り側部分が緊張状態にされたピアノ鋼線によって強度を増すようにされていて、前記3側面には型枠取付用のインサートが必要な数だけ埋め込まれ、他の1側面の両端および中央部には上り側階段のささら桁と下り側階段のささら桁の取付用金具が埋め込み固定され、さらに前記階段部の建物の壁側ささら桁に壁内に埋め込まれるようにスタットボルトが階段の強度に合せた数量だけ溶接されていることを特徴とする建物用内部階段。
  7. 請求項1に記載の建物用内部階段において、前記階段部の中央部側ささら桁を取り付けるための前記踊場の中央取付部が前記ささら桁に平行な手摺下方支持棒との間隔を埋めるように上向きに拡大されていることを特徴とする建物用内部階段。
  8. 請求項1に記載の建物用内部階段において、前記階段部の踏板が、PCa(プレキャストコンクリート)版製であることを特徴とする建物用内部階段。
  9. 本踊場、中間踊場およびこれらの踊場に掛け渡される階段部からなる建物用の内部階段をコンクリート打設に先行して仮設、設置して、建造する建物用内部階段の建造方法であって、
    内部階段の基礎階またはそれよりも上方の中間踊場および各階フロア位置の本踊場に、それらの表面ほぼ中心位置に、伸縮自在で着脱自在の単体の仮設用組立治具をその底部の固定板を固定することにより設置し、
    前記仮設用組立治具に設けた頂部固定版に、雁行状に凹凸を設けた建物壁部に面した3側面から突出した複数本のアンカーが設けられた本踊場および中間踊場を揚重機により吊り上げて所定の位置に位置させ、前記踊場を支持する前記本踊場および前記中間踊場のそれぞれの支持部に、前記仮設用組立治具の底部に設けた液圧ジャッキによりレベルの微調節をして前記頂部固定板を設置し、
    前記各仮設用組立治具の固定板を前記本踊場および前記中間踊場の裏面に固定し、さらにブレースによって前記組立治具本体を前記各踊場等の設置面に連結固定し、本踊場、中間踊場、各踊場の前後、左右の建て入れ(歪み)調整を行い、前記組立治具を前記各踊場に一体にし、
    前記各踊場に対して、建物壁部側側面にそこから壁部内部に向って突出するアンカーが固定されているささら桁を有しかつささら桁間に踏板を取り付けてなる階段部を揚重機により吊り上げ、前記本踊場と前記中間踊場に対して設置して固定し、
    前記各踊場および階段部から突出するアンカーおよび前記各踊場の3側面に形成した雁行凹凸部を建物壁内部に位置するように、階段室を形成する壁のための型枠材内に位置するように型枠材を配置し、そして
    前記各踊場および前記階段部のアンカーが壁内部に一緒に埋めこまれかつ前記各踊場の3側面の雁行凹凸部の凸部を埋め込みかつ凹部にコンクリートを充填することができるように前記壁部型枠が位置されて前記型枠内に壁を形成するためのコンクリート打設を行う
    段階を含むことを特徴とする建物用内部階段の建造方法。
  10. 請求項9に記載の建物用の内部階段を建造する方法において、前記型枠材が前記踊場の壁側の3面の雁行凹凸部の凹部底部をコンクリート打設後の壁面と一致するように配置されていることを特徴とする建物用内部階段の建造方法。
  11. 請求項10に記載の建物用の内部階段を建造する方法において、前記型枠材の配置が、前記踊場の壁側の3面の雁行凹凸部の凸部に上下面に沿って延長する両端部によって前記壁用型枠材の位置決めするための金具を1本のボルトにより取り付けることにより行われることを特徴とする建物用内部階段の建造方法。
  12. 請求項9に記載の建物用内部階段の建造方法において、前記両踊場を支持する仮設用組立治具が、
    建物基礎階あるいは前記両踊場のほぼ中心の支持部に着脱自在に固定される底部固定版、
    該底部固定版に立設された中空の外側支柱にして、前記底部固定版が下方端部に取り付けられた外側支柱と、
    該外側支柱の内部に移動可能に設けられたスライド支柱、および
    前記スライド支柱を上下動によってレベル調整を行うための補助スライド支柱を有し、前記スライド支柱を上下動するために前記補助スライド支柱の下端部に設けられた液圧ジャッキを有し、
    前記スライド支柱が前記液圧ジャッキによってレベル調整されかつ前記外側支柱に対して固定することができ、さらに
    前記外側支柱は、前記基礎階または前記各踊場におけるほぼ中心の支持部回りの所定位置に掛け渡されたターンバックル付きブレースによって、本踊場、中間踊場、各踊場の前後、左右の建て入れ(歪み)調整を行い、設置固定されていることを特徴とする建物用内部階段の建造方法
  13. 請求項12に記載の仮設用組立治具において、前記各固定板の取付け、ブレースの取付け、前記外側支柱と前記スライド支柱とのスライド調整がボルト、ナット等で着脱自在になされていて、組み立て、分解自在に形成されていることを特徴とする建物用内部階段の仮設用組立治具。
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