JP2584848Y2 - 仮設用伸縮支柱 - Google Patents

仮設用伸縮支柱

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JP2584848Y2 JP8814692U JP8814692U JP2584848Y2 JP 2584848 Y2 JP2584848 Y2 JP 2584848Y2 JP 8814692 U JP8814692 U JP 8814692U JP 8814692 U JP8814692 U JP 8814692U JP 2584848 Y2 JP2584848 Y2 JP 2584848Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築現場にあって使
用する仮設用伸縮支柱において、極めて簡単な構造のも
ので、伸縮の大まかな調節と微調節とを簡単に調節する
仮設用伸縮支柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の仮設用伸縮支柱は、一方のパイ
プ材を他方のパイプ材に嵌入して摺動自在として全体で
伸縮可能に形成し、その一端によって仮設天井部材等を
支持すると共に、他端を接地させるように配し、その接
地する部分に、例えば、ジャッキベース等を配して形成
し、前記伸縮の固定は、パイプ材双方に適宜間隔で貫通
孔を開穿しておいて、それらの双方にわたって差込みピ
ンを差込んで固定するようにしたものや、或いは、その
伸縮構造にあって、一方のパイプ材を他方のパイプ材に
螺入して一方のパイプ材を回転させて全体で伸縮可能に
形成したもの等が一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前者の場合
には、長さの微調節にあっては、前記ジャッキベースの
部分で行うか、或いは、等を支持する部分にジャッキベ
ースと同様な微調節機構を設けてそこで微調節を行うよ
うに形成してあるのが一般的であるから、その微調節を
行う部分が仮設用伸縮支柱の両端に位置することになっ
て作業が行いにくい問題点があると共に、大まかな長さ
調節を仮設用伸縮支柱のほぼ中間部分に位置する差込み
ピンで行い、微調節を仮設用伸縮支柱の両端の位置で行
うので手間がかかってしまう問題点もあった。
【0004】又、後者の場合は、ある程度の少ない調節
範囲での長さ調節を行えるだけであるので、異なる長さ
の数種類の仮設用伸縮支柱を用意しておいてそれらを適
宜選択して使用しなくてはならず、汎用性に乏しい問題
点があった。
【0005】そこで、この考案は、上述した問題点等に
鑑み、建築現場にあって使用する仮設用伸縮支柱におい
て、極めて簡単な構造のもので、伸縮の大まかな調節と
微調節とを簡単に調節して汎用性を有する仮設用伸縮支
柱の提供を課題として創出されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、建築現場に
あって使用する仮設用伸縮支柱において、一方のパイプ
に他方のパイプを挿入して出入することで伸縮可能に形
成した伸縮支柱本体と、この伸縮支柱本体の他方のパイ
プの出入を微調節する伸縮調節手段とからなり、伸縮調
節手段は、前記伸縮支柱本体の他方のパイプを外面多角
形パイプにて形成して、その多角形角部面に調節外ネジ
山を断続して或いは連続して形成すると共に、この調節
外ネジ山は、各多角形角部面にわたって連続した螺旋を
構成するネジ山とし、前記一方のパイプにおける他方の
パイプ材が嵌入される側の端部に、前記調節外ネジ山に
螺合する調節内ネジ山を有する調節体を回転自在に取付
け、この調節体の調節内ネジ山は螺合状態で前記他方の
パイプの多角形角部面に対応する部分を残して調節体の
回転軸心方向で削除したことにより、上述した課題を解
決するものである。
【0007】
【作用】この考案に係る仮設用伸縮支柱は、建築現場に
あって使用する仮設用伸縮支柱において、先ず最初に、
調節体を適当な角度回転させのその調節内ネジ山の削除
した部分に、外面多角形の他方のパイプにおける多角形
角部面に断続して或いは連続して形成した調節外ネジ山
を位置させる。
【0008】そうすると、その状態では、調節外ネジ山
と調節内ネジ山とは螺合していないので一方のパイプに
他方のパイプは挿入されていて出入自在で伸縮可能とな
り、その状態で、例えば仮設における床と天井部材との
間の長さに伸縮調節する。
【0009】その長さに調節されても正確な長さとはな
らず微調節が必要となるので、そこで、再び調節体を適
当な角度回転させのその調節内ネジ山と調節外ネジ山と
を螺合させることで大きな伸縮は規制され、その螺合範
囲内での調節体の回転により伸縮長さを調節して突っ張
り状態として設置する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の実施例を説
明すると次の通りである。
【0011】すなわち、図に示す符号1は仮設用伸縮支
柱であり、その上端には支持部材Sを、下端にはジャッ
キベースJを取付け、建築現場にあって床Aと天井部材
Bとの間に突っ張り状に配して支持するように使用す
る。
【0012】そして、この仮設用伸縮支柱1は、一方の
パイプ4に他方のパイプ5を挿入して出入することで伸
縮可能に形成してある伸縮支柱本体2と、この伸縮支柱
本体1の他方のパイプ5の出入を微調節する伸縮調節手
段とからなる。
【0013】この伸縮調節手段は、前記伸縮支柱本体2
の他方のパイプ5を外面多角形パイプ、図示の場合には
四角形パイプにて形成して、その多角形角部面6に調節
外ネジ山7を断続して或いは連続して、図示の場合は断
続して形成すると共に、この調節外ネジ山7は、各多角
形角部面6にわたって連続した螺旋を構成するネジ山と
し、前記一方のパイプ4は、その内周を他方のパイプ材
5が嵌入できる四角形状にしておき、この一方のパイプ
4における他方のパイプ材5が嵌入される側の端部に
は、前記調節外ネジ山7に螺合する調節内ネジ山8を有
する調節体3を回転自在に取付け、この調節体3の調節
内ネジ山8は螺合状態で前記他方のパイプ5の多角形角
部面6に対応する部分を残して調節体3の回転軸心方向
で削除して形成してある。
【0014】ここで、前記伸縮支柱本体2の一方のパイ
プ4は、内パイプ4bと外パイプ4aとを固着して形成
された略二重構造となっていて、調節体3が取付けてあ
る端部で内パイプ4bの方を若干突出すべく形成してお
いて、この若干突出した内パイプ4bの部分に前記調節
体3を外嵌して脱落しないように形成してある。
【0015】尚、この考案に係る仮設用伸縮支柱1は、
前述した実施例に限定されることはない。
【0016】
【考案の効果】このように形成されたこの考案は、建築
現場にあって使用する仮設用伸縮支柱において、一方の
パイプに他方のパイプを挿入して出入することで伸縮可
能に形成した伸縮支柱本体と、この伸縮支柱本体の他方
のパイプの出入を微調節する伸縮調節手段とからなり、
伸縮調節手段は、前記伸縮支柱本体の他方のパイプを外
面多角形パイプにて形成して、その多角形角部面に調節
外ネジ山を断続して或いは連続して形成すると共に、こ
の調節外ネジ山は、各多角形角部面にわたって連続した
螺旋を構成するネジ山とし、前記一方のパイプにおける
他方のパイプ材が嵌入される側の端部に、前記調節外ネ
ジ山に螺合する調節内ネジ山を有する調節体を回転自在
に取付け、この調節体の調節内ネジ山は螺合状態で前記
他方のパイプの多角形角部面に対応する部分を残して調
節体の回転軸心方向で削除したことにより、次に示すよ
うな効果を奏する。
【0017】すなわち、先ず最初に、調節体を適当な角
度回転させのその調節内ネジ山の削除した部分に、外面
多角形の他方のパイプにおける多角形角部面に断続して
或いは連続して形成した調節外ネジ山を位置させると、
その状態では、調節外ネジ山と調節内ネジ山とは螺合し
ていないので一方のパイプに他方のパイプは挿入されて
いて出入自在で伸縮可能となるので、その状態で、例え
ば仮設における床と天井部材との間の長さに極めて簡単
に伸縮調節することができる。
【0018】そこで、その長さに調節されても正確な長
さとはならず微調節が必要となるので、そのため、再び
調節体を適当な角度回転させのその調節内ネジ山と調節
外ネジ山とを螺合させることで大きな伸縮は規制され、
その螺合範囲内での調節体の回転により伸縮長さを調節
して突っ張り状態として設置することができる。
【0019】その結果、非常に簡単に伸縮調節を行うこ
とができ、又、調節外ネジ山の形成にあっても、その周
方向で欠落ネジ山となった状態の形状が、外面多角形の
パイプを適宜ネジ切り装置にセットして回転させるだけ
で、そのネジ切り工具が最初に当接する部分が多角形角
部面であるから、容易に形成することができ、構造も極
めて簡単であるから大幅なコストダウンも図れるもので
安価にて提供できる等の実用上有益な効果を奏するもの
である
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の使用状態の正面図である。
【図2】この発明の実施例の正断面図である。
【図3】図3におけるX−X矢視線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 仮設用伸縮支柱 2 3 調節体 4 一方のパ
イプ 4a 外パイプ 4b 内パイ
プ 5 他方のパイプ 6 多角形角
部面 7 調節外ネジ山 8 調節内ネ
ジ山8 S 支持部材 J ジャッキ
ベース A 床 B 天井部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築現場にあって使用する仮設用伸縮支
    柱において、一方のパイプに他方のパイプを挿入して出
    入することで伸縮可能に形成した伸縮支柱本体と、この
    伸縮支柱本体の他方のパイプの出入を微調節する伸縮調
    節手段とからなり、伸縮調節手段は、前記伸縮支柱本体
    の他方のパイプを外面多角形パイプにて形成して、その
    多角形角部面に調節外ネジ山を断続して或いは連続して
    形成すると共に、この調節外ネジ山は、各多角形角部面
    にわたって連続した螺旋を構成するネジ山とし、前記一
    方のパイプにおける他方のパイプ材が嵌入される側の端
    部に、前記調節外ネジ山に螺合する調節内ネジ山を有す
    る調節体を回転自在に取付け、この調節体の調節内ネジ
    山は螺合状態で前記他方のパイプの多角形角部面に対応
    する部分を残して調節体の回転軸心方向で削除したこと
    を特徴とする仮設用伸縮支柱。
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