JP7351707B2 - アダプタ、及び照明装置 - Google Patents
アダプタ、及び照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7351707B2 JP7351707B2 JP2019190086A JP2019190086A JP7351707B2 JP 7351707 B2 JP7351707 B2 JP 7351707B2 JP 2019190086 A JP2019190086 A JP 2019190086A JP 2019190086 A JP2019190086 A JP 2019190086A JP 7351707 B2 JP7351707 B2 JP 7351707B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adapter
- column
- parts
- insertion part
- fixing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 77
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 77
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 21
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 10
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
本発明は、複数種類の支柱に固定することができ、かつ、取付ねじ等の突起物が露出しないアダプタ、及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記のいずれかに記載されたアダプタを有することを特徴とする照明装置である。
図1は、本発明の実施形態に係る照明装置1の側面図である。
照明装置1は、照明光を放射する照明器具10と、地面等に立設された支柱20と、照明器具10と支柱20とを連結するアダプタ30とを備えている。
照明器具10は、支柱20の先端にアダプタ30を介して配置され、歩道等の路面を照明する照明光を放射する。
図2は、アダプタ30を上面側から視た斜視図であり、図3は、アダプタ30を下面側から視た斜視図である。図4は、アダプタ30の側面図であり、図5は、アダプタ本体32を上面から視た斜視図である。また、図6は、図4のVI-VI断面図である。なお、図6においては、照明器具10と、支柱20とを破線で示している。
図2、図3に示すように、アダプタ30は、2つの筒部33、40を一体に有するアダプタ本体32と、筒部40に設けられる固定部材60とを備えている。
筒部33は、照明器具10の下部12(図5)が挿入される第1挿入部として機能し、筒部40は、支柱20に挿入される第2挿入部として機能する。
第1挿入部33には、周方向に間隔を空けて雌ねじ孔38が設けられ、第1挿入部33内に照明器具10の下部12を挿入した状態で雌ねじ孔38にねじ部材が締結されることによって、照明器具10がアダプタ30に固定される。
第2挿入部40は、支柱20よりも小径の筒形状に形成され、環状板部35の中心孔34の周囲から、第1挿入部33とは反対側(環状板部35の下面側、支柱20側)に向かう方向である下方に突出する。なお、第1挿入部33と第2挿入部40は、アダプタ本体32の軸心と同軸上に配置されている。但し、第1挿入部33は、照明器具10を固定可能な形状であればよく、円筒形状以外の形状にしてもよい。また、第1挿入部33は、アダプタ本体32の軸心と異なる軸心を有していてもよい。
各挿通孔42の下辺には、第2挿入部40の先端に向かって所定の幅で切り欠かれた係止溝44が設けられている。第2挿入部40の周方向において、係止溝44の幅寸法は、挿通孔42の幅寸法よりも短く形成されている。
下面50A1は、各段部50において、環状板部35の上面に対して略平行となるように設けられた水平面であり、壁面50A2は、各段部50において、環状板部35の下面に対して略垂直に立設された垂直面である。他の段部50の下面、及び壁面についても同様である。
例えば、アダプタ本体32の周方向に沿って、アダプタ本体32の高さ方向に同一の高さとなるように、環状板部35の上面に向かって、環状板部35の下面の2箇所が切り欠かれることで設けられた一対の切欠面が所定の高さ毎に設けられていてもよい。
なお、支柱20の外径と同径の壁面がない場合でも、支柱20の外径に近い隣接する壁面間に支柱20が配置されるので、アダプタ30と支柱20とが略同軸上に位置決めされる。
本実施形態では、段部50D、50Eをアダプタ30の中心を基準とする90°間隔で切り欠くことによって、2種類の四角形状の支柱20にそれぞれが嵌まる角部52A、52Bが形成されている。
これによって、2種類の四角形状の支柱20とアダプタ30との芯ずれについても容易に抑制することができる。なお、三角形や六角形等といった他の多角形の管状を有する支柱20がそれぞれ嵌まる角部52を設けるようにしてもよい。
固定部材60は、図7に示すように、第2挿入部40に配置されることによって支柱20の内部に配置される。当該固定部材60は、支柱20の軸心方向に交差する方向に伸縮する部材であり、全体として棒状の部材に形成されている。本実施形態の固定部材60には、支柱20の軸心方向に直交する方向に伸縮する所謂ターンバックルが用いられている。
詳述すると、固定部材60は、筒状の胴部62と、所定の長さを有した棒状に形成された一対の伸縮部61とを備え、アダプタ本体32にねじ止めされた一対の支持板70によって第2挿入部40内に胴部62が支持されている。
伸縮部61は、各雌ねじ孔64にそれぞれ螺合する一対の雄ねじ部材63と、各雄ねじ部材63における胴部62から離れた側の端部65に取り付けられる押圧部67と、押圧部67から胴部62側に向けて延びる板状の係止部69とを一体的に有している。
配線は、支柱20の内部の下方から先端に向かって延びた状態で支柱20の内部に収められている。細いケーブル等が用いられた配線が支柱20に収められている場合、照明器具10の交換作業において、配線が支柱20の内部の下方に落下する虞がある。
本実施形態のアダプタ30は、クランプ80を備えているため、作業者は、既設の照明器具を支柱20から取り外した後に、当該照明器具から取り外した配線を挟持部84に一時的に挟み込んでおくことが可能である。
これによって、支柱20は、アダプタ30を支柱20に取り付ける作業の間、配線を支柱20の内部の下方に落下させることなく作業することが可能となり、交換作業が容易となる。
支柱20にアダプタ30を固定するときには、まず、第2挿入部40が支柱20の上端開口22から支柱20の内部に挿入され、支柱20の外径と略同径の壁面を有する段部50によって、アダプタ30と支柱20の芯ずれが抑制される。
この後、作業者は、固定部材60の伸縮部61が第2挿入部40の径方向に沿って伸びるように胴部62を当該胴部62の周方向に回転させる。これによって、各伸縮部61が支柱20の内壁28に向かって伸び、伸縮部61の各押圧部67が支柱20の内壁28に当接し、さらにこれらの押圧部67の先端が内壁28に強く接触し、胴部62が回転不可能な位置まで一対の伸縮部61を移動させる。
さらに、各押圧部67による支柱20の押圧位置を、第2挿入部40の中心から常に同一の距離に位置させることができるので、アダプタ30と支柱20との芯ずれを容易に抑制することができる。
しかも、一対の伸縮部61に使用される各雄ねじ部材63のピッチを同一に揃えることによって胴部62の回転に対する一対の伸縮部61の伸縮量が揃っているので、アダプタ30と支柱20との芯ずれを高精度に抑制できる。
図8は、本発明の変形例に係るアダプタ100を下面側から視た斜視図である。図6において、図3と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本変形例のアダプタ100は、上述した実施形態のアダプタ30の固定部材60に代えて、固定部材160を備えている。固定部材160は、3つの伸縮部161から成り、各伸縮部161は、公知のねじ部材が使用されている。各伸縮部161の一方の端部である後端部168には、いずれも六角穴169が設けられている。
各伸縮部161は、第2挿入部40の中心側に後端部168が位置するようにこれらの雌ねじ孔164に螺合している。
そして、各伸縮部161の他方の端部である先端部165がいずれも内壁28に当接した後に強く接触し、各伸縮部161が回転不可能な位置まで各先端部165を移動させる。
このように、本変形例では、各伸縮部161が内壁28の3箇所を押圧するため、アダプタ100と支柱20の芯ずれをより抑え、かつ、アダプタ100と支柱20の固定強度をより確保し易くなる。
この雌ねじ孔に雌ねじ孔164のいずれかから取り外した伸縮部161を螺合させ、対向する伸縮部161と共に伸長させることで、支柱20の内壁28のうち、対向する内壁領域を押圧することが可能となる。
これによって、例えば、本変形例のアダプタ100を四角形状の支柱20に固定することが容易となる。
図9は、本発明の他の変形例に係るアダプタ200を下面側から視た斜視図である。図7において、図3と同一部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本変形例のアダプタ200は、アダプタ30より大径の環状板部235を備え、また、固定部材60の各押圧部67の先端には、いずれも押圧金具267が設けられている。
そして、支柱20の先端に配置されたアダプタ200は、各押圧金具267が内壁28を押圧することによって、当該支柱20に固定される。
このため、アダプタ200は、より大径の内径を有した支柱20に固定することが可能となっている。
また例えば、上述した実施形態では、アダプタ本体32は、環状に形成され、複数の段部50は、アダプタ本体32と同心の円環状となるように形成されるとした。しかしながらこれに限らず、アダプタ本体32は、下面視で四角形等の多角形状に形成され、各段部50は、アダプタ本体32と相似形状の多角形状に形成されていてもよい。
10 照明器具
20 支柱
28 内壁
30、100、200 アダプタ
32、232 アダプタ本体
33 第1挿入部
35、235 環状板部
38、64、164 雌ねじ孔
40、140 第2挿入部(挿入部)
50、50A、50B、50C、50D、50E、250、250A、250B、250C、250D、250E、250F、250G 段部(位置決め部)
50A1 下面
50A2 壁面
52、52A、52B 角部
60、160 固定部材
61、161 伸縮部
62 胴部
63 雄ねじ部材
67 押圧部
Claims (8)
- 照明器具が取り付けられる、支柱に固定されるアダプタにおいて、
前記支柱に挿入される挿入部を備え、
前記挿入部には、前記支柱の内部で前記支柱の内壁を押し付け可能に伸びて前記支柱に固定される固定部材が設けられ、
前記固定部材は、
前記支柱の軸心方向に交差する方向に延びる筒状の胴部と、
前記胴部に取り付けられ、前記支柱の軸心方向に交差する方向に延びる一対の棒状の伸縮部と、
を備え、
前記胴部は、当該胴部の周方向に回動自在に支持され、
一対の前記伸縮部は、前記胴部の回転に応じて、前記支柱の軸心方向に交差する方向に伸縮し、前記内壁に押し付け可能である
ことを特徴とするアダプタ。 - 前記固定部材は、前記胴部の回転に対する一対の前記伸縮部の伸縮量が揃っていることを特徴とする請求項1に記載のアダプタ。
- 少なくとも端部の形状が異なる複数種類の前記支柱に対し、それぞれの前記端部に位置決め可能な複数の位置決め部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のアダプタ。
- 前記複数の位置決め部は、前記挿入部の軸心位置を中心とする異なる径の円周に沿った段差を形成する複数の段部を有していることを特徴とする請求項3に記載のアダプタ。
- 前記複数の段部は、前記挿入部の軸心位置を中心とする径方向外側にいくほど、前記挿入部に挿入される前記支柱の側に突出していることを特徴とする請求項4に記載のアダプタ。
- 前記複数の位置決め部は、前記挿入部の軸心位置を中心とする異なる多角形状の外周に沿った段差を形成する複数の角部を有していることを特徴とする請求項4または請求項5のいずれか一項に記載のアダプタ。
- 照明器具が取り付けられる、支柱に固定されるアダプタにおいて、
前記支柱に挿入される挿入部を備え、
前記挿入部には、前記支柱の内部で前記支柱の内壁を押し付け可能に伸びて前記支柱に固定される固定部材が設けられ、
少なくとも端部の形状が異なる複数種類の前記支柱に対し、それぞれの前記端部に位置決め可能な複数の位置決め部を有し、
前記複数の位置決め部は、前記挿入部の軸心位置を中心とする異なる多角形状の外周に沿った段差を形成する複数の角部を有している
ことを特徴とするアダプタ。 - 請求項1から7のいずれかに記載されたアダプタを有することを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019190086A JP7351707B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | アダプタ、及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019190086A JP7351707B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | アダプタ、及び照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021064587A JP2021064587A (ja) | 2021-04-22 |
JP7351707B2 true JP7351707B2 (ja) | 2023-09-27 |
Family
ID=75486486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019190086A Active JP7351707B2 (ja) | 2019-10-17 | 2019-10-17 | アダプタ、及び照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7351707B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017162685A (ja) | 2016-03-09 | 2017-09-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7419128B1 (en) * | 2005-09-12 | 2008-09-02 | Intencity Lighting, Inc. | Pipe mounting apparatus and method of use |
-
2019
- 2019-10-17 JP JP2019190086A patent/JP7351707B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017162685A (ja) | 2016-03-09 | 2017-09-14 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 照明器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021064587A (ja) | 2021-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190091774A1 (en) | Positioning device for drilling | |
US10300588B2 (en) | Method of setting a drop-in anchor | |
KR101933865B1 (ko) | 3점식 시작점 나사산을 형성한 태핑 스크류 볼트 | |
JPWO2014171536A1 (ja) | 自在手摺り | |
JP7351707B2 (ja) | アダプタ、及び照明装置 | |
CN106311814A (zh) | 组装式撑圆工装 | |
JP7125165B2 (ja) | 床板支持具 | |
JP2017172233A (ja) | 安全柵土台 | |
CN207364025U (zh) | 围栏立柱的连接固定装置 | |
JP6928957B2 (ja) | 足場構造 | |
CN212541762U (zh) | 拼接显示屏灯板高度调节装置 | |
CN210678502U (zh) | 一种多规格可调式棘轮扳手 | |
KR101741478B1 (ko) | 발판 고정 장치 | |
JP2584848Y2 (ja) | 仮設用伸縮支柱 | |
KR20150053735A (ko) | 조립식 가설재의 수직기둥 유닛 | |
CN218397798U (zh) | 一种方便使用的平衡芯棒 | |
JP3232691U (ja) | 支柱支持具 | |
KR20150057571A (ko) | 자체 천공형 앵커 클램프 및 그 성형 방법 | |
CN104476094B (zh) | 固定装置 | |
CN215889411U (zh) | 一种天花吊杆安装工具 | |
CN217877426U (zh) | 安装孔测量工具 | |
CN215393929U (zh) | 法兰盘钻孔定位夹具 | |
CN210173399U (zh) | 一种航空管状接头夹具 | |
CN221474318U (zh) | 一种链轮用工装 | |
CN212978170U (zh) | 销子用更换装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20220512 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220512 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230914 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7351707 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |