JP2004183476A - 布で覆った構造とその構造の組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】伸長した布製屋根にかかる張力を調整する構造。
【解決手段】東屋や大型テントとして使用される布で覆った構造は、布製屋根16を支持する屋根梁14a〜14dに連結された複数のほぼ垂直な支柱12a〜12dを備えている。屋根梁の両端部は、それぞれ支柱に取り付けられているとともに、布製屋根の外周ヘムに配置する等により布製屋根の外周部に取り付けられたケーブル又はロープ26への取付のためのフック部22を備えている。各屋根梁はさらにテンションスクリュウ30により伸縮自在な端部を備え、屋根梁の端部を伸ばしてケーブルを緊張状態に保つとともに布製屋根を伸長した状態に保つ。
【選択図】図2
【解決手段】東屋や大型テントとして使用される布で覆った構造は、布製屋根16を支持する屋根梁14a〜14dに連結された複数のほぼ垂直な支柱12a〜12dを備えている。屋根梁の両端部は、それぞれ支柱に取り付けられているとともに、布製屋根の外周ヘムに配置する等により布製屋根の外周部に取り付けられたケーブル又はロープ26への取付のためのフック部22を備えている。各屋根梁はさらにテンションスクリュウ30により伸縮自在な端部を備え、屋根梁の端部を伸ばしてケーブルを緊張状態に保つとともに布製屋根を伸長した状態に保つ。
【選択図】図2
Description
本発明は、一般的に東屋や大型テントのようなシェルタに関し、特に布で覆った構造すなわちシェルタと、その構造の組立方法とに関する。
公園や庭園、広場で使用されるような東屋や大型テント等の構造は、かかる用途に使用される布素材の構造や特性の向上により、ますます布製屋根を備えることが多くなっている。布は、屋根の梁や垂木などの支持要素の上に取り付けられる。通常、布製屋根は、風、雨、氷雪などによる布への損傷を防止するとともに、それを構造すなわちシェルタの上部に確実に維持するために、きつく伸張させた状態に保たれる。一般的に、布素材は、加えられる張力によって伸長状態を維持されると、時間とともに伸びるため、布素材に印加される張力は通常時間とともに減少する。布製屋根に関しては、これは、上述の自然現象により破れたり、布製屋根が支持構造から分離する等による損傷の原因となる。
布製屋根を建物構造に取付及び維持するには何種類かの方法がある。そのうちの1つは、布製屋根の外周部の上方に配されたいくつかのポイントに手で引っ張るケーブルを取り付けて、支持構造の上部を覆うように布を強く引っ張る方法である。支持構造上に被せられると、布製屋根は、ケーブルを支持構造に連結するクランプにより、支持構造上の位置に維持される。もう1つの方法は、支持構造上部の上に位置する布製屋根の外周部に取り付けられ、その周りに配置されたケーブルないしロープを用いる方法である。ケーブル又はケーブル・セグメントを支持構造の外周部周りに強く引くために、ターンバックルによりケーブルの両端を連結し、又は、複数のターンバックルによりケーブルの複数セグメントの隣接する端部を連結する。ケーブル又はケーブル・セグメント、従って布製屋根の外周部に印加される張力により、布製屋根は支持構造上の位置に確実に保持される。これらの2つの方法によれば、ケーブル・クランプ又はバックルは布製屋根の外周部直近又はその周辺に配置されるため、ケーブルの締付けが困難になるとともに時間を要する。さらに、ケーブル・クランプ及びターンバックルは時間の経過とともに緩む傾向があるため、布製屋根に印加される張力が失われ、布製屋根への損傷又は損失のおそれが増大する。
本発明は、先行技術の上述の限界に言及するものであり、伸縮自在の屋根梁を有し、各屋根梁がその外側端部で、布製屋根の外周部に取り付けられたケーブルに連結されている構造物すなわちシェルタを提供する。屋根梁の伸縮自在な端部は、ねじを回すだけで内方又は外方に伸縮自在であり、伸長した布製屋根にかかる張力を調整することができる。布製屋根にかかる張力は屋根の外周部まわりで均一であり、屋根梁の伸縮自在な端部と布製屋根の外周ケーブルとを連結することにより、伸長した布製屋根における張力の損失を防止する。
したがって、本発明は、布製屋根を有する東屋又は大型テントタイプの建物構造を提供することを目的とする。
本発明のもう1つの目的は、布製屋根を有し、布製屋根が張力できつく伸長された状態に維持されたシェルタと、この種のシェルタの組立方法とを提供することである。
本発明のさらにもう1つの目的は、容易に増減可能な所定の張力で伸長状態に保たれた布製屋根を有するシェルタを提供することである。
本発明の更なる目的は、複数の伸縮自在な屋根梁を有し、布製屋根をその外周部にかかる均一な張力できつく伸長した状態に維持するための、東屋や大型テントなどのシェルタの布製屋根の構成を提供することである。
本発明は、1又は2以上の支柱と、
1又は2以上の支柱の上部に取り付けられた少なくとも1つ屋根梁を有する屋根支持構造と、
その屋根支持構造に配置された布製屋根であって、布製屋根の外周部が少なくとも1つの屋根梁の両端に取り付けられている屋根と、
少なくとも1つの屋根梁に連結又は配置され、その少なくとも1つの屋根梁の長さを調整するとともに、布製屋根を屋根支持構造上で張力を印加して伸長状態に維持するための、少なくとも1つの伸縮自在な部材と
を備える建物構造を想定している。
1又は2以上の支柱の上部に取り付けられた少なくとも1つ屋根梁を有する屋根支持構造と、
その屋根支持構造に配置された布製屋根であって、布製屋根の外周部が少なくとも1つの屋根梁の両端に取り付けられている屋根と、
少なくとも1つの屋根梁に連結又は配置され、その少なくとも1つの屋根梁の長さを調整するとともに、布製屋根を屋根支持構造上で張力を印加して伸長状態に維持するための、少なくとも1つの伸縮自在な部材と
を備える建物構造を想定している。
さらに、本発明は、1又は2以上の屋根梁を有する建物構造物上に内方部及び外周部を備える布製屋根の取付方法であって、
布製屋根を1又は2以上の屋根梁上に配置するステップと、
その布製屋根の外周部を1又は2以上の屋根梁の両端に取り付けるステップと、
前記1又は2以上の屋根梁を伸縮自在に延長して、前記布製屋根の外周部をその内方部から遠ざけるとともに、布製屋根を前記1又は2以上の屋根梁上で伸長状態に保つステップと
を有する方法を想定している。
布製屋根を1又は2以上の屋根梁上に配置するステップと、
その布製屋根の外周部を1又は2以上の屋根梁の両端に取り付けるステップと、
前記1又は2以上の屋根梁を伸縮自在に延長して、前記布製屋根の外周部をその内方部から遠ざけるとともに、布製屋根を前記1又は2以上の屋根梁上で伸長状態に保つステップと
を有する方法を想定している。
添付の特許請求の範囲は、本発明を特徴付ける新規な特徴について規定している。しかし、本発明自体及びその更なる目的及び利点は、添付図面とともに後述の好適な実施例の詳細な発明を参照することにより、最もよく理解される。なお、各図面を通して、同様の符号は同様の要素を示している。
図1において、本発明の1つの実施例に係る布で覆った構造10の上方から見た斜視図が示されている。布で覆われた構造10は、第1、第2、第3及び第4のほぼ垂直な支柱12a〜12dを有している。4本の支柱12a、12b、12c、及び12dの下端部は、それぞれ支柱基部18a、18b、18c及び18dに接続されている。支柱基部18a〜18dは、地面あるいはコンクリートスラブなどの支持面への設置及び/又は挿入に適している(簡略化のため図示しない)。支柱12a〜12dの上端部は、図中に破線で示される屋根支持構造に接続されている。屋根支持構造は第1、第2、第3、及び第4の屋根梁14a〜14dを有しており、これらは図中に破線で示されている。したがって、第1ないし第4の支柱12a〜12dの上端部はそれぞれ屋根梁14a〜14dの外方端部に連結されている。ここでは屋根支持構造を4本の内方で連結された屋根梁の観点から説明しているが、2本の交差した連結屋根梁を備えていてもよい。しかし、本発明は、図1に示される屋根支持構造中の屋根梁の本数や配置構成に限定されない。同様に、図1に示される屋根梁は、ドーム状表面(domed surface)を形成して布製屋根すなわちカバーを支持するが、後述するように、平坦な布製屋根を含むほぼ全ての屋根構造を予定している。
図1において、布製屋根16は4本の屋根梁14a〜14d上に配置され、布製屋根の外周部が4本の屋根梁の各先端部付近の位置まで及んでいる。布製屋根16はしなやかで、しかもその外周部に印加される張力を受け止めて布製屋根を緊張状態に保つのに十分丈夫な布素材であれば、ほぼ全ての布素材から構成することが可能である。大抵の用途であれば、布製屋根16は、太陽光を遮るとともに耐水・防水性があるぐらいに十分密であり、しかも、相当な強風による荷重及び氷雪による相当の荷重に耐えるのに十分丈夫な軽量材料から構成される。
図2について述べると、布製屋根16の外周部と、本発明の1つの実施例に従って布製屋根16を屋根梁14dの端部に連結する方法との斜視図が一部仮想線で示されている。ここで、布製屋根16を布で覆った構造物10の屋根支持構造に取り付け、張力をかけて伸長状態に維持する方法について、図3〜図7も参照しながら説明する。図3は、本発明に係る布製屋根の取付・伸長装置に使用されるテンション・スクリュー30の一部仮想線で示す側面図である。一部仮想線で示される図4と図5は、布製屋根16を屋根支持構造に取り付けるとともに伸長状態に保つための、屋根梁の伸縮自在な端部の構成要素を示している。図6及び図7は、支柱12dに連結及び支持された、屋根梁14dなどの屋根梁の各端部に組み込まれた屋根伸長装置の側断面図及び側面図である。
屋根梁14dの外方端部は、溶接などの従来の手段(簡略化のため図示しない)により、第4支柱12dの上端部にしっかりと取り付けられている。屋根梁14dは、屋根梁中間部20aと、湾曲端部20cとを有する屋根梁外方部20bと、屋根梁内方部20dとを備えている。ここで、「内方」の語は、建物構造の中心に向かう方向を意味し、「外方」の語は屋根梁の先端部に向かう方向を意味するものとして理解される。屋根梁中間部20aは支柱12に取り付けられているとともに、その内方端部付近で細くなっており、屋根梁内方部20dの開放端と伸縮自在に嵌合する。同様に、屋根梁外方部20bは、屋根梁中間部20aの外方開放端と伸縮自在に嵌合するのに適している。屋根梁外方部20bの湾曲端部20cは、図4に破線で示されるように円状穴32を有する。屋根梁外方部30bの湾曲端部30cの穴32に挿通されるのは細長いテンション・スクリュー30である。テンション・スクリュー30は、内方ネジ部30aと外方六角状端部30bとを有している。テンション・スクリュー30の中間部に所定の間隔で取り付けられているのは、第1及び第2の保持カラーすなわち段部42及び44である。第1保持カラー42は、スクリューの外方六角状端部30bに嵌め込まれ、溶接などの従来の手段(簡略化のため図示しない)により取り付けられている。第2保持カラー44は、スクリューの内方ネジ部30aへの取付けに適したネジ穴を有している。屋根梁外方部20bの内方端部内に配置されているのは、円状穴36aを有する第1エンドプレート36である。第1エンドプレート36は、溶接34などの従来の手段により、屋根梁外方部20bの内方端部付近でその内側表面にしっかりと取り付けられている。第1エンドプレート36は、第1及び第2の保持カラー42及び44の間に配置されるとともに、第1及び第2の保持カラーにより、テンション・スクリュー30上の所定位置に維持されている。屋根梁外方部20bの第1エンドプレート36は、第1保持カラー42が取り付けられたテンション・スクリュー30の端部30bを屋根梁外方部20bに挿入することにより、テンション・スクリュー30に取付可能である。次に、第1エンドプレート36は、テンション・スクリューの外方端部30bの内方端部に配置され、溶接34などにより屋根梁外方部の内側表面に取り付けられる。そして、第2保持カラー44を有するテンション・スクリューの内方ネジ部30aの外方端部は、テンション・スクリューの外方端部30bの内方端部にねじ込まれている。テンション・スクリュー30と屋根梁外方部20bとは、テンション・スクリューが屋根梁外方部内で自由に回転可能なように連結されているが、これら2つは結合されているので、屋根梁外方部は、テンション・スクリューとともに、第4屋根梁14dの長手方向の軸線に沿って回転する。屋根梁中間部20aの内方小径端部内に配置されているのは第2エンドプレート38である。第2エンドプレート38は、図5aに係る端面図に示されるような溶接などの従来の手段により、屋根梁中間部20aの内側表面にしっかりと固定されている。また、第2エンドプレート38は円状穴38aを有している。テンション・スクリュー30の内方ネジ部30aは、図6に係る断面図にも示されるように、第2エンドプレート38内の穴38aに挿通されている。テンション・スクリュー30が同心の穴32、36a、及び38aに挿通された状態で、細長いテンション・スクリューは屋根梁14dの長手方向の軸線に沿った配置に保たれている。第1、第2、及び第3の屋根梁14a、14b、及び14cの先端部も同様に構成されている。
溶接などの従来の手段により第2エンドプレート38の内側表面に取り付けられているのはナット40であり、テンション・スクリュー30の内方ネジ部30aが挿通されている。テンション・スクリュー30を第1方向に回転させると、テンション・スクリューと屋根梁外方部20bとは、屋根梁中間部20a内を内方側に移動する。一方、テンション・スクリュー30を第2の反対方向に回転させると、テンション・スクリューと、それが取り付けられている屋根梁外方部20bとの結合体は屋根梁中間部20aから外方側に移動し、これにより第4屋根梁14dは延長される。このような方法で、各屋根梁は、屋根梁の端部に挿入されたテンション・スクリューを回転させることにより、伸縮可能である。
第4屋根梁14bの先端部に取り付けられているのはフック部22である。具体的に言えば、フック部22は、溶接23などの従来の手段により、可動式の屋根梁外方部20bの外方先端部にしっかりと取り付けられている。フック22は、図2に示すように、布製屋根16の外周部に取り付けられ、その外周部まわりに設けられたケーブルないしロープ26との係合に適している。布製屋根16の外周縁はヘムを備えており、第1及び第2の屋根ヘム24a及び24bについては、図2に示すようにケーブル26の一部を包んでいる。図2に示すように、テンション・スクリュー30を時計回りに回転させると、屋根梁外方部20bが屋根梁中間部20a内に後退し、第4屋根梁14dは短くなる。この場合、ケーブル26に係合しているフック22が内方側へ動くと、ケーブルにかかる力及びケーブルの張りは小さくなる。逆に、図2のようにテンション・スクリュー30を反時計回りに回転させると、屋根梁外方部20bは屋根梁中間部20aからさらに伸び、フック22がケーブル26に及ぼす力及びケーブルの張力は増大する。このように調整可能かつ一定の張力をケーブル26にかけることにより、布製屋根16をきつく伸張した状態に維持することができる。布製屋根に印加される張力を大きくすると、時間の経過とともに古びて伸びてしまっても、布製屋根をきつく伸張した状態に保つことができる。一方、前述したように各屋根梁の長さを短くすると、布製屋根16に印加される張力は減少する。ケーブルに係合しているフックを内方側に十分移動させれば、屋根ケーブルから張力をなくすことができ、布製屋根を補修又は交換することができる。
図8、図9において、本発明の原理に従った布製屋根を有する建物構造すなわちシェルタの他の実施例が示されている。図8は、単一の支柱64により支持された布製屋根62を有する、布で覆った構造60の上方から見た斜視図である。構造60は、複数の放射状屋根梁を備える屋根支持装置を有しており、5本の屋根梁の端部が要素66a〜66eとして示されている。放射状屋根梁66a〜66eの先端部は、布製屋根62内の外周ケーブルに係合するとともに布製屋根を張力で伸長した状態に保つべく、前述のような伸縮自在な装置を有する。図9は、本発明に係る布で覆った構造70のさらに他の実施例の上方から見た斜視図である。布で覆った構造70は、屋根梁76a〜76dを有する支持装置を備え、各屋根梁は布製屋根72内の外周ケーブルに係合するとともに、ケーブルとともに屋根を伸張状態に保つ。本発明の第1実施例のように、図9に示す布で覆った構造70は4本の支柱74a〜74dを備えるが、図1に示した構造よりもより湾曲度合いが大きいアーチの布製屋根構造である。
図10について述べると、本発明の他の実施例に従って布製屋根80を備えた、東屋や大型テントなどの建物構造の一部分の一部仮想線で図示した斜視図が示されている。図11は、図10に示した屋根取付・伸長装置に使用される伸縮自在な屋根梁外方部88の一部仮想線で示す側面図である。図12及び図13は、それぞれ、本発明の第2実施例に係る布製屋根取付・伸長装置の側断面図及び側面図である。
図10の実施例に示すように、布製屋根80は、その外周まわりに配置されたケーブルないしロープ82に取り付けられている。前述の実施例のように、ケーブル82は、布製屋根80の外縁部まわりに設けたヘム(簡略化のため図示しない)に配してもよい。各屋根の垂木は、支柱84に取付け及び支持された複数の伸縮自在な部材を備え、また、支柱84は支柱基部104に配置及び支持されている。本建物構造は任意の本数の垂直支柱を備えることができ、必須ではないものの、通常は図10のように各支柱が布製屋根80の各角部と連結されている。したがって、図10〜図13に示す実施例において、屋根の垂木は、1つの屋根梁外方部88と、屋根梁中間部86と、屋根梁内方部108(図13に破線で示されている)を備えている。屋根梁外方部88の先端部88aは、湾曲した構造であり、穴を有している。屋根梁外方部88は、屋根梁中間部86内に伸縮自在に挿入され、その中で屋根の垂木の長手方向の軸線に沿って自由に移動可能である。同様に、図13に示すように、屋根梁中間部86は屋根梁内方部108内への挿入に適している。しかし、屋根梁中間部86が屋根梁内方部108に挿入されると、これら2つの屋根梁部は所定の方法で強固に連結され、これら2つの部材が相対的に移動できないようになる。前述の実施例のように、溶接などの従来の手段を用いて、屋根梁中間部86を支柱84の上端部にしっかりと取り付けることができる。
屋根梁外方部88の内方端部に取り付けられているのはエンドプレート96である。エンドプレート96はネジ穴96aを有し、図11aに示すように、複数の溶接106により、屋根梁外方部88の内方端部の内側表面に取り付けられている。エンドプレート96のネジ穴96aに挿入されているのはネジ・シャフト98である。ネジ・シャフト98は、溶接などの従来の手段によってエンドプレート96にしっかりと取り付けられ、屋根梁外方部88とネジ・シャフト98とが一体としてそれらの長手方向の同心軸線を中心に回転することになる。ネジ・シャフト98の内方端部はロック・ナット102を挿通し、これに係合している。ロック・ナット102は、前述したように、屋根梁中間部86の内方に取り付けられた第2のエンドプレート100の内部表面に固定されている。第2エンドプレート100は、ロック・ナット102のネジ穴と同心の穴を備えている。ネジ・シャフト98の端部は、ロック・ナット102と第2エンドプレート100の同心穴に挿通され、ロック・ナットにねじ込まれている。屋根梁外方部88の外径と屋根梁中間部86の内径とは、屋根梁外方部が屋根梁中間部内を自由に摺動可能であり、これら2部材の長手方向の軸線が共通するように設けられている。
屋根梁外方部88の湾曲端部88aの穴に挿通されているのは先端部品90である。先端部品90は、屋根梁外方部の湾曲端部88aの穴に設けられた内側ネジと強固に係合するための外側ネジを備えていてもよい。先端部品90はまた、溶接などの他の従来手段により、所定の方法で屋根梁外方部88にしっかりと取り付けられ、それによって先端部品90と屋根梁外方部88とが強固に取り付けられていてもよい。先端部品90の先端部98には六角形又は正方形状の外周部を設けることができ、レンチなどの従来の工具による係合が容易である。先端部品90と屋根梁外方部88の結合体を回転させると、それに連結されたネジ・シャフト98が、それに対応して回転する。ロック・ナット102に挿通されねじ込まれたネジ・シャフト98が回転すると、先端部品98と屋根梁外方部88の結合体は屋根梁中間部86を伸縮自在に移動する。このようにして、屋根の垂木の長さを所望のように伸縮することができる。
先端部品90の内方端部まわりに配置されているのは連結リング94である。先端部品90の先端90aは連結リング94の内径よりも大きいサイズであるため、連結リング94は先端部品90と屋根梁外方部88の結合体から外れない。連結リング94は、先端部品90上を自由に移動可能である。連結リング94に取り付けられているのはS字状フック92であり、S字状フック92はまた、布製屋根80の外周部内に配置及び取り付けられたケーブル82に連結されている。S字状フック92の外方端部を連結リング94の周りに曲げかしめて、フックが先端部品90と屋根梁外方部88の結合体から分離して紛失するのを防止することができる。先端部品90と屋根梁外方部88の結合体をそれらの先端から見て反時計回りに回転させると、屋根梁外方部が屋根梁中間部86内を外方側に移動して屋根梁が伸び、ケーブル82を締め付け、すなわち、より大きな張力をかけて、布製屋根80をきつく伸張した状態に維持することができる。先端部品90と屋根梁外方部88の結合体をこれら2本の屋根梁部の外方端部から見て時計回りに回転させると、先端部品と屋根梁外方部の結合体が屋根梁中間部86内を内方側に移動して、ケーブル82から張力を軽減又は除去し、布製屋根80に印加される張力を小さくすることができる。このようにして、布製屋根80に印加される張力を容易に調整してほとんどいかなる所望の値をも想定して、それを正確に設定及び維持することができる。
本発明の特定の実施例について説明したが、広い観点で本発明から外れることなく変更及び修正が可能であることは当業者にとって明白である。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、この発明の精神及び範囲内に該当する全ての変更及び修正を含むことである。前述の記述と添付図面に記載された事項は説明にすぎないものであり、限定とされるものではない。本発明の範囲は、先行技術に基づく適切な観点から見て、特許請求の範囲で定義されるべきものである。
Claims (29)
- 1又は2以上の支柱と、
その1又は2以上の支柱の上部に取り付けられ、少なくとも1つの屋根梁を有する屋根支持構造と、
その屋根支持構造上に配置された布製屋根であって、その布製屋根の外周部が前記少なくとも1つの屋根梁の両端に取り付けられ、
前記少なくとも1つの屋根梁に連結又は配置され、さらに前記布製屋根の外周部に連結されて、その少なくとも1つの屋根梁の長さを調節するとともに、その屋根梁をその屋根支持構造上に張力で伸長した状態に保つための、少なくとも1つの伸縮自在な部材と
を備える建物構造。 - さらに、前記布製屋根の外周部に配置され、屋根梁の伸縮自在な部材に係合するためのケーブル手段を備える請求項1に記載の建物構造。
- 前記ケーブル手段が鋼鉄製ケーブル又はロープである請求項2に記載の建物構造。
- 前記布製屋根が、前記ケーブル手段を納めるのに適した外周ヘムを備える請求項2に記載の建物構造。
- 前記布製屋根が、その布製屋根の外周まわりに間隔を空けて配置された複数のヘムを備え、前記伸縮自在な部材が、その間隔を空けて配置されたヘムの間をつなぐ前記ケーブル手段に係合する請求項4に記載の建物構造。
- 前記伸縮自在な部材が、前記ケーブル手段に係合するためのフックを備えている請求項4に記載の建物構造。
- 前記布製屋根が複数の角部を備え、その角部がその布製屋根の外周上の隣り合うヘムの間に配置されている請求項6に記載の建物構造。
- 前記少なくとも1つの伸縮自在な部材が前記屋根梁の端部に配置されている請求項1に記載の建物構造。
- 伸縮自在な部材が前記屋根梁の両端に配置されている請求項1に記載の建物構造。
- 前記屋根支持構造が、それぞれ第1及び第2の両端を有する複数の屋根梁を備え、伸縮自在な部材がその複数の屋根梁のその第1及び第2の両端に配置されている請求項9に記載の建物構造。
- 前記伸縮自在な手段が、第1及び第2の軸方向に同心の部材と、その軸方向に同心の部材に連結されたテンション・スクリューとを備え、その軸方向に同心の部材を相互に伸縮自在に移動させることが可能な請求項10に記載の建物構造。
- 前記テンション・スクリューが屋根梁の先端に設置されている請求項11に記載の建物構造。
- 前記テンション・スクリューが六角形状の先端係止部を有する請求項12に記載の建物構造。
- 前記テンション・スクリューが屋根梁の長手方向の中心軸線に沿って配置されている請求項11に記載の建物構造。
- 前記1又は2以上の支柱と、前記少なくとも1つの屋根梁及び伸縮自在な部材とが鋼製の管状体からなる請求項1に記載の建物構造。
- 前記伸縮自在な部材が、さらに、前記フック手段の第1端部に連結されたリング部を有し、そのフック手段の第2の反対側端部が前記ケーブル手段に連結されている請求項6に記載の建物構造。
- 前記伸縮自在な部材が、さらに、伸縮自在に連結された第1先端部と第2内方部とを有する請求項16に記載の建物構造。
- 前記第1先端部と第2内方部が、さらに、互いに連結されたネジ部を有し、前記第1先端部を第1方向に回転させると、その第1先端部がその第2内方部から伸びて前記少なくとも1つの屋根梁の長さが伸び、その第1先端部を第2の反対方向に回転させると、その第1先端部がその第2内方部の方向に後退して前記少なくとも1つの屋根梁の長さが短くなる請求項17に記載の建物構造。
- 前記第1先端部が、前記第2内方部に対するその第1先端部の回転を容易にするための部品を有する請求項18に記載の建物構造。
- 前記部品が工具による係合及び回転に適している請求項19に記載の建物構造。
- 前記部品が六角面又は四角面の頭部を有する請求項20に記載の建物構造。
- さらに、前記第1先端部に連結されたネジ・シャフトと、前記第2内方部に連結されるとともにそのネジ・シャフトを伸縮自在に受け止めるのに適したナットとを備える請求項18に記載の建物構造。
- 前記フック手段が概ねS字状である請求項20に記載の建物構造。
- 前記概ねS字状のフック手段の第1端部が前記リング部に強固に取り付けられている請求項23に記載の建物構造。
- 1又は2以上の屋根梁を有する建物構造上に、内方部と外周部とを有する布製屋根を取り付ける方法であって、
前記布製屋根をその1又は2以上の屋根梁上に配置するステップと、
前記布製屋根の外周部を前記1又は2以上の屋根梁の両端に取り付けるステップと、
前記1又は2以上の屋根梁を伸縮自在に延長して、前記布製屋根の外周部をその内方部から遠ざけるとともに、その布製屋根を前記1又は2以上の屋根梁上で伸長状態に保つステップと
を備える方法。 - 前記1又は2以上の屋根梁を伸縮自在に延長するステップが、その屋根梁の先端をその屋根梁の残りの内方固定部から外方側に延長することを含む請求項25に記載の方法。
- 前記1又は2以上の屋根梁を伸縮自在に延長するステップが、さらに、その屋根梁の長手方向の軸線に沿って配されたテンション・スクリューを回転させることを含む請求項26に記載の方法。
- 前記布製屋根の外周部を前記1又は2以上の屋根梁の両端に取り付けるステップが、その布製屋根の外周ケーブルを屋根梁の端部に引っかけることを含む請求項25に記載の方法。
- さらに、前記外周ケーブルを、前記布製屋根の外周部まわりに設けたヘムに配置するステップを有する請求項28に記載の方法。
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