JP2543994B2 - テント構造物及び支持面上の一表面区域を掩蔽する方法 - Google Patents

テント構造物及び支持面上の一表面区域を掩蔽する方法

Info

Publication number
JP2543994B2
JP2543994B2 JP1292148A JP29214889A JP2543994B2 JP 2543994 B2 JP2543994 B2 JP 2543994B2 JP 1292148 A JP1292148 A JP 1292148A JP 29214889 A JP29214889 A JP 29214889A JP 2543994 B2 JP2543994 B2 JP 2543994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tent structure
flexible cover
support surface
top portion
pole assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1292148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02157371A (ja
Inventor
ピー.リンチ ジェームズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH02157371A publication Critical patent/JPH02157371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2543994B2 publication Critical patent/JP2543994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H15/00Tents or canopies, in general
    • E04H15/26Centre-pole supported tents
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S135/00Tent, canopy, umbrella, or cane
    • Y10S135/908Super tent or canopy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の分野 本発明は比較的小さい空間に簡単に収納できる大面積
テント構造物に関する。
ロ.発明の背景 産業界あるいは軍関係組織ではパビリオン状のシェル
ターを使用し、製品、機器及び要員を自然力に対して防
護している。大面積テント構造物は長年切実なニーズで
あったが、大規模テントの開発はあまり行われていな
い。テント構造物で最も普及しているのは、1個または
それ以上のセンターポールを有しそして外縁部に複数の
縁穴を設けられた標準型の矩形テントである。近年、シ
ェルター機能を有し、審美的でより快適な従来テントと
異なるテント構造物が提供されるようになった。近年、
製織技術の改善、張力を受容し諸環境条件下で形状を保
持しうる特性の軽量、かつ強靱な材料の開発がなされて
おり、上記のテント構造物の開発の源泉となっている。
これらテントの組立は時間がかかり、数人の協力が必要
である。
ハ.発明の摘要 本発明の目的は、新規且つ有用な大面積テント構造物
であって軽量で短時間で組立できるテント構造物を提供
することである。
本発明の他の一目的は、テントの可撓カバーを構成す
る布パネルのシームに過度の張力を及ぼすことなしに布
の織り方向張力が加えられる強力印加布製テント構造物
を提供することである。
本発明のさらに他の一目的は、そのコーナーを支持面
に完全に杭留めて後、張力をテントの頂上部分に加え、
テント可撓カバーをそのコーナーから均等に且つ同時に
引張るように構成されたテント構造物を提供することで
ある。
本発明のさらに他の一目的は、全てのコーナー位置決
め杭及び全てのセンターポール位置をあらかじめ設定
し、その後テント可撓カバーを結合するようにし、最小
の要員で迅速にそして簡便にテント可撓カバーを組立で
きる大表面区域掩蔽方法を提供することである。
その一般的形式において、本発明に基づく強力印加布
テント構造物は掩蔽空間を画成するように支持面上に組
立るようにされる。本発明のテント構造物は頂上部分と
して可撓カバーを有し、複数のコーナー部分が可撓性カ
バーを介して頂点部分に隔置している。可撓カバーは選
択された幾何図形的形状とされる。複数のアンカー手段
で各コーナー部分が支持面に固定される。センターポー
ル組立体は、ベースを支持面に接触させ且つ上端を頂上
部分に接触させて、可撓カバーをその組立姿勢で支持す
るための有効長さを有する。センターポール組立体は伸
縮でき可撓カバーの張力を増減することができる。張力
が加えられると、張力は各コーナー部材に同時に均等に
分配され、かくして、可撓カバーを緊張状態に保持す
る。
好ましくは、可撓カバーは、多角形のベースを有する
ピラミッドの形状に組み立てられる複数のパネルセクシ
ョンで構成される。細長い補強ウエブが、隣接パネル間
にテント頂点から半径方向に延びる第1連結シームに沿
って結合され、よって張力はこれら細長い補強ウエブに
よって吸収される。各パネルセクションは三角形のパネ
ルピースによって形成され、これらパネルピースは生地
の経糸に平行な一方向で裁断され、他の二方向はバイア
スカットおよびスワーフカットされ、その結果、三角形
のパネルピースは経糸切断端縁に対して横向きの方向に
延伸し得る。センターポールは複数のポールセクション
から構しても良く、これらポールセクションは互いに端
と端を接続して長手方向に連結され得る。好ましくは、
ポールセクションの1本は、ラック歯車と歯車駆動装置
とによって相互連結される1対の入れ子式部材としてポ
ールの有効長さを延長するように強制的に駆動されて互
いから遠ざかるものを有する。
一般的に言えば、本発明に基づく方法は、外縁によっ
て画成される支持面上の一表面区域を掩蔽する方法であ
る。この一般的方法は、頂上部分と、頂上部分と隔置し
た複数のコーナー部分とを有する可撓カバーを用意する
段階と、掩蔽さるべき外縁に沿う複数の位置において支
持面に各コーナー部分を固定する段階と、支持面と頂上
部分との間にポール組立体を直立して支持面上に設けて
支持面上方に頂上部分を保持する段階と、ポール組立体
の長さを強制的に延長し、頂上部分に上向きの力を加
え、かくして、頂上部分を支持面から遠ざかるように動
かし、同時に頂上部分と各固定コーナー部分との間に張
力を発生させることによって可撓カバーを引張って緊張
状態にする段階とを含む。この方法によれば、センター
ポール位置は最初に確立され得、そして各コーナー部分
は可撓カバーの結合に先立って位置決めされ得る。テン
ト構造物の組立に先立ち幾何図形的位置決めが画成され
ることとなる。
ニ.好適実施例の詳細な説明 本発明は、特に、掩蔽空間を囲い込むために比較的大
きい表面区域を覆うようにされた緊張されたテント構造
物を提供する。第1図に示すように、緊張されたテント
構造物10は支持面12上に張設されて図示されており、支
持面12は地面、舗装面、またはその他の被掩蔽区域であ
ることが好ましい。テント構造物10の形状は全体的に角
錐形であり、頂点14と、角錐すなわち一般的に言えば多
角形のベースのための頂点を画成する複数のコーナー16
とを有する。多角形以外の任意の幾何図形的形状のもの
も本発明が適用できる。テント構造物10は、概括的に言
えば、可撓カバー20、複数のアンカー部材70及びポール
組立体100(第1図には示されない)とによって構成さ
れる。
可撓カバー20は好ましくはウレタン裏当付きポリエス
テル生地であって難燃性と抗紫外線劣化性とを備えるよ
うに処理された材料から形成される。可撓カバー20は頂
上部分22と、各コーナー16に隣接する複数のコーナー部
分24とを有する。孤形の引張シーム26が各対の相隣する
コーナー部分24の間に延在してアーチ道を形成し、アー
チ道の少なくとも一つは掩蔽空間に対する出入を許すよ
うな寸法にされる。望ましくは、サイドパネル28,30の
ごとき遮蔽パネルが、隣接コーナー部分24とその間の孤
形の引張シーム26との間に恒久的にまたは分離自在に取
付けられ、下方の支持面12まで達するようにしても良
い。例えば第1図において、サイドパネル28は規格サイ
ズの出入口32が設けられている。一方、サイドパネル30
は遮蔽幕を構成している。サイドパネル28,30は任意に
好適な織布、透明なビニル窓材料、防蚊ネット等から形
成され得る。望ましくは、遮蔽パネルは当業者には既知
である材料によるコーティングが施され、掩蔽空間の外
部から掩蔽空間の内部が見えないよしても良い。そのよ
うな遮蔽材料は例えば反射ビニルである。
第2図に示すように、テント構造物10は、この実施例
において、6個のコーナー16及びそれに対応する6個の
コーナー部分24を有する正六角形の形状にされた多角形
のベースとなっている。詳細には、以下で説明するアン
カー部材70がコーナー部分24を支持面12上に確保してい
る。テント構造物10の各側部は隣接の2個のコーナー16
間のパネルセクション34(第4図参照)で構成され、パ
ネルセクション34は第2連結シーム42に沿って互いに結
合された1対のパネルピース36,38によって形成され
る。
パネルセクションを形成するパネルピース36,38の各
対は、第1連結シーム40に沿って隣接パネルセクション
と連結される。第1連結シーム40は、頂点14とコーナー
16との間に延びる等角に離間された放射線である。従っ
て各パネルセクション34は第1連結シーム40に沿う1対
の側縁と引張シーム26に沿う1つの基縁とを有し、これ
ら基縁は可撓カバー20の外縁端となる。各パネルピース
36,38は、以下に詳細に説明するように、三角形であ
る。パネルセクション34を構成するパネルピース36,38
の各対は、第2連結シーム42を中心として互いに対して
対称である。同様に、隣接パネルセクション34を構成す
る隣接パネルピース36,38は、第1連結シーム40を中心
として互いに対称である。
第3図はテント構造物10の立面図を示しており、そし
てポール組立体100が支持面12と頂上部分22の間におい
て直立姿勢で配置される。ポール組立体100の有効長さ
を設定でき、これにより頂上部分22が支持面12の上方に
離置されるように可撓カバー20を直立展開状態(第1図
と第3図とに示す状態)に維持できる。以下においてい
っそう詳細に説明されるごとく、ポール組立体100は伸
縮手段を有し、すなわち本実施例では、支持面12上に静
止係合されベース104を有するジャッキ装置102を有す
る。前記ベース104とは反対の位置に在るポール組立体1
00の上端106は、可撓カバー20の頂上部分22と係合す
る。ジャッキ装置102は、ポール組立体100が第3図に示
す直立姿勢に在るとき、頂上部分22を支持面12に対しさ
らに遠近させように運動させ、ポール組立体100の有効
長さは調節可能である。アンカー部材70が可撓カバー20
のコーナー部分24に確実に結合されているとき、ポール
組立体100の延伸は、頂上部分22と各コーナー部分24と
の間の張力を同時に増大させ、それにより、可撓カバー
20を緊張状態とする。ジャッキ装置102の収縮は、ポー
ル組立体100の有効長さを減縮させ、頂上部分22が支持
面12に接近して頂上部分22と各コーナー部分24との間の
張力を減少させる。
頂上部分22と各コーナー部分24との間の張力は、それ
らの間に延びる前述の第1連結シーム40である第1放射
線に沿って作用される。さらに、パネルピース36,38並
びに引張シーム26の構成に関して、頂上部分22から各引
張シーム26によって画成される可撓カバー20の外縁端ま
で延びる第2放射線に沿って張力が作用される。第2放
射線に沿う張力は、この実施例において、それぞれの引
張シーム26の中央部分と頂上部分22との間に延びる第2
連結シーム42に沿って生じる。
好ましくは、可撓カバー20は経糸と緯糸とを有する織
布生地から形成される。第4図に明示するように、最初
の1対のパネルピース36,38は第1のパネルセクション3
4を形成し、パネルセクション34は第1連結シーム40に
沿って位置する第2のパネルセクション34と結合され
る。従って、パネルセクション34のパネルピース38は、
前記第1連結シーム40に沿うパネルセクション34のパネ
ルピース36と結合され、一方、パネルピース36は第2連
結シーム42に沿うパネルピース38と結合される。パネル
セクション34,34によって形成されるコーナー部分24
は、コーナー保持要素72に結合され、コーナー保持要素
72はアンカー板82に釈放可能に結合される。かくして、
コーナー保持要素72とアンカー板82が各アンカー部材70
を構成する。
前述したように、パネルピース36と38は第1連結シー
ム40に関して対称であり、織物生地から形成される場
合、経糸または緯糸は第1連結シーム40に平行して配向
されることが好ましい。この実施例においては、第4図
に示されるごとく、パネルピース36,38の経糸は各矢印
“A"の方向に延び、緯糸は矢印“B"方向に延びる。従っ
て、基縁44,44は若干の伸縮を許すようにバイアスカッ
ト(経糸及び緯糸の長手方向に対して斜めに切断される
こと)され、一方、パネルセクションを形成している前
記パネルピース36,38の側縁46,48はスワースカットされ
て第2連結シーム42によって連結される。従って、各コ
ーナー部分24と頂上部分22との間の第1張力は、第4図
においてベクトル“T"によって表されるように、第1連
結シーム40及びパネルピース36,38の経糸が受ける。か
くして、第1張力は経糸に沿って保持され、第1連結シ
ーム40の応力は減少する。“V"方向の第2張力は第2連
結シーム42によって受けられる。しかし、バイアスカッ
トとスワースカットとによって、“V"方向の張力は第1
連結シーム40と第2連結シーム42との間で織布パネルの
歪みと伸びとを生じさせ、従って張力が可撓カバー20に
供給されるとパネルピースが常に緊張状態に維持され
る。引張シーム26は、バイアスカットされた基縁44に沿
って設けられた補強ウエブ50に縫着される。同様に、第
1連結シーム40は補強ウエブ41を設けても良く、そして
第2連結シーム42は補強ウエブ43を設けても良い。これ
ら補強ウエブは後に説明される第8図及び第9図との関
連において図示される。
既に言及されたように、コーナー部分24にはコーナー
保持要素72が取付けられている。コーナー保持要素72
は、金属棒で形成された三角片74を有する。三角片74は
ベース棒76と1対の側棒77とを有し、側棒77はノーズ78
において互いに結合されている。第5図において図示さ
れるように、ベース棒76は逆向きに折曲げられたコーナ
ーフラップ52によってコーナー部分24に結合される。コ
ーナーフラップ52はベース棒76の回りに折曲げられそし
て縫着またはその他の好適な結合技術によってベース棒
76を受容するスリーブを形成するように結合される。好
ましくは、補強挿入片54が補強のために配置される。補
強挿入片54は三角形のプラスチック板であってコーナー
フラップ52と共にベース棒76を包囲して折曲げられそし
て固着されるものであることが好ましい。
コーナー保持要素72は横腕80を有する。横腕80はノー
ズ78から直角方向に突出して平頭81で終端する。アンカ
ー板82はベース板84を有し、ベース板84は複数の杭86に
よって支持面12に杭留めされる。杭86は複数の穴、例え
ばベース板84に形成された穴88、を通して打込まれる。
穴92が形成された三角形の山形板部分90は、ベース板84
の一体延長部として、ベース板84に対し鈍角を成して上
方に延び、穴92を設けられている。穴92はコーナー保持
要素72の平頭81より僅かに大きい寸法にされている。従
って、第5図のごとく、平頭81は穴92に差込まれ、そし
て可撓カバー20に対し張力が及ぼされたとき、山形板部
分90によって保持され得る。この構成は各コーナー部分
24をアンカー部材70に対し迅速に結合及び釈放すること
を可能とする。各杭86は中間軸部94及び拡大された頭部
96を有する。中間軸部94は穴88を通過できないような寸
法にされており、その結果、拡大された頭部96はベース
板84から離間して隣接して保持され、このため、杭86を
抜去するためのてこ作用道具の差込みが可能となる。
前述したごとく、テント構造物10は可撓カバー20の頂
上部分22と支持面12との間に直立姿勢で配置され得るポ
ール組立体100を有する。このポール組立体100は第3
図、第6図、第7図及び第9図に明示してある。第3図
において、ポール組立体100はジャッキ装置102、ベース
104、クラウン片108及び複数のポールセクション110を
有することが認められる。
第6図に示されるように、ベース104は平板112と、円
筒形のカップ状の上方へ突出するボス114とを有する。
平板112には複数の穴116が設けられ、この穴116を通っ
て杭118が通され支持面12にボス104を据付けるように打
込まれる。これら杭118は構造上既に説明された杭86と
同様である。さらに、ドレン穴120が平板112に設けら
れ、ボス114を形成する受穴からの排水を可能にする。
ジャッキ装置102は当業者に周知のタイプのもの、例
えばトレーラ組立体のトングを持上げ支持するために使
用されるジャッキ装置でも良い。言うまでもなく、ジャ
ッキ装置102は、当業者に周知なように、多くの異なる
形式を採用でき、油圧ジャッキ機構、スクリュージャッ
キ機構なども使用可能である。本発明では、ジャッキ装
置102はポール組立体100が充分伸縮し有効長さを変更で
きれば良い。本発明のこの実施例において、ジャッキ装
置102は中央に円筒形部材122を有し、該円筒形部材122
は延長管124を伸縮運動可能に受容している。延長管124
は矢印“C"の方向に円筒形部材122に対して出入する。
当業者に周知のように、円筒形部材122はクランク128に
よって手動操作される歯車駆動装置126(破線で図示)
を内蔵している。歯車駆動装置126は、クランク128で操
作され、延長管124が伸縮するようにするため、ラック
歯車130(破線で図示)と係合する。延長管124の端部13
2はボス114と嵌合するような寸法にされており、そして
ジャッキ装置102上端部134はボス136を有し、ボス136は
ポールセクション110の自由端部138を受容するための円
筒形のカップを画成する。
第7図に図示されるように、各ポールセクション110
は前記のごとき第1自由端部138と、第2自由端部140と
を有する。第2自由端部140は、第1自由端部138の内径
に等しい外形を有し、隣接ポールセクション110が互い
に嵌合できるように横断面が減縮されている。第9図に
図示されるように、第2自由端部140は差込まれて適所1
14で溶接された管142によって形成される。
前述の通り、ポール組立体100の上端はクラウン片108
で終端している。クラウン片108はクラウン要素150と管
状延長部152とを有する。管状延長部152はポールセクシ
ョン110の自由端部140と嵌合する寸法にされている。第
7図及び第9図に図示されるように、クラウン要素150
は管状延長部152に回転可能に固定される。このため、
クラウン要素150は軸受156を通って延びる管状の軸部15
4を有し、これにより、クラウン要素150は軸受156に回
転可能に支持される。軸受156自体は管状延長部152の内
部に溶接される管状挿入子158によって支持される。か
くして、クラウン要素150はポール組立体100の上端106
において自由に旋回し得る。第7図において図示される
ように、クラウン要素150は上リム160を有し、上リム16
0は等角度で離間された複数のノッチ162を有し、これに
より可撓カバー20の頂上部分22と係合する。
可撓カバー20の頂上部分22は、第8図と第9図に示し
ているように、第1連結シーム40が補強ウエブ41を有
し、そして第2連結シーム42が補強ウエブ43を有する。
頂上部分22は好ましくは金属製のスパイダホイール状の
ポール係合要素164を有し、該ポール係合要素164は中心
ハブ166、等角度に相互離間された放射方向の6個のス
ポーク168及びこれらスポーク168が頂点174において終
端するように6個の側棒172によって形成された六角形
のリム170を有する。第8図に図示のように、1対のパ
ネルピース36,38によって形成された各パネルセクショ
ン34は、逆向きに折曲げられたフラップ176で終端して
いる。このフラップ176は、各側棒172を包囲して折曲げ
られ該側棒を保持している。このため、切除部分178が
ポール係合要素164の頂点174を収容するように設けられ
る。
第9図から認められるように、テント構造物10の組立
て時、ポール係合要素164のスポーク168はクラウン要素
150のノッチ162と係合し、その結果、頂上部分22はクラ
ウン片108によって支持される。頂上キャップ180がポー
ル係合要素164上に展延するように可撓カバー20の頂上
部分22に縫着され、従ってパネルセクション34の上縁部
上に重ねられ、かくして、テント構造物10がその組立展
開姿勢で雨水の侵入を阻止し得る。望ましくは、頂上部
分22と頂上キャップ180との結合は頂上部分22の環状縁
部に沿って開口を残置し、それにより、テント構造物10
の頂上14から上昇空気が通気しうるようにされる。さら
に、軸受156などの旋回手段を設けることによって、テ
ント構造物10の組立者はポール組立体100の上端106の回
転位置がどうであれ、問題とならない。何故ならば、ポ
ール組立体100上の頂上部分22の方向づけは、緊張され
たテント構造物10を立てるため張力が及ぼされるに従っ
て自動的に達成されるからである。
以上の説明で明らかなように、本発明は上述の緊張さ
れたテント構造物の使用によって支持面上において表面
区域を掩蔽する方法も含むものである。本発明に基づく
一般的方法は前記テント構造物において固有するもので
あることが認識さるべきである。総括的に言えば、本発
明の方法は、頂上部分と、頂上部分から離間された複数
のコーナー部分とを有する可撓カバーを用意する第1の
段階を含む。各コーナー部分は、次いで、掩蔽さるべき
区域の外縁に沿った複数の位置において支持面に固定さ
れる。次に、ポール組立体が支持面上方に頂上部分を保
持するように支持面と頂上部分との間において直立する
向きで配置される。最後に、ポール組立体がその長さを
増すように強制的に延伸されて頂上部分に対し上向きの
力を及ぼして該頂上部分を支持面からさらに遠ざかるよ
うに動かすと同時に頂上部分と、固定された各コーナー
部分との間に張力を発生させ、可撓カバーが引張られて
支持面上方において緊張状態になり、かくして、支持面
と可撓カバーとの間に掩蔽空間を画成し得る。
好ましくは、本発明の一般的方法は、可撓カバーがそ
の組立展開姿勢において角錐の形状を有する場合に特に
適応する。この場合、前記可撓カバーはn個の辺を有す
る正多角形の形状を有するベースを画成するn個のコー
ナー部分を有し、角錐のベースのコーナーは前記多角形
の中心から距離rを以て位置される。ここで、nは3に
等しいか、これより大きい整数である。かくして、本発
明に基づくテント構造物によって防護される掩蔽区域は
多角形であり、従って本発明の方法は、多角形の中心に
対応するポール組立体のためのベース位置を決定する段
階を有し、そして該方法において、各コーナー部分を固
定する段階は、ベース位置の中心から半径方向外方へ距
離rを計測し、それにより、選択された第1の固定点を
位置決めし、そしてその後、ベース位置からの距離がr
であり且つ先に位置決めされた第1の固定点からの距離
(2r)sin(180゜/n)である点位置を決定することによ
って、相次ぐ複数の固定点を位置決めする段階を含む。
前記提案の好適な方法には、特別の位置決定装置が使
用される。この装置は第10図に図示されている。可撓性
の測定コード200は2本のコードセグメント202,204を含
む。これらコードセグメント202と204とは、接続点806
で結合されていて、可撓性の測定コード200は、反対側
に自由端を203,205有している。第1のコードセグメン
ト202は自由端203を有し、第2のコードセグメント204
は自由端205を有している。可撓性の測定コード200を、
n個の辺を有する正多角形のベースを有し、この正多角
形のコーナーから中心までの距離がrであるテント構造
物を組立展開するために使用する場合、この可撓性の測
定コード200の第1のコードセグメント202の長さをrと
し、第2のコードセグメント204の長さを(2r)sin(18
0゜/n)とする必要がある。
まず、中心ポールベース位置が例えば第10図の210で
示された位置に決定される。そして、中心ポールベース
104をその位置に据付ける。次に、第1のコードセグメ
ント202の自由端203をベース104に連結する。そして第
1のコードセグメント202の長さrを用いて(すなわ
ち、接続点806の位置を用いて)第10図の一番左に示さ
れた第1のアンカー板82のための第1の固定点を支持面
12上に位置決めする。次に、第2のコードセグメント20
4の自由端205をこの第1のアンカー板82に連結し、第10
図に実線で示したように可撓性の測定コード200を位置
決めすると、第10図の一番下に示された第2のアンカー
板82のための第2の固定点を支持面12上に位置決めする
ことができる。以下、同様にして、第10図の一番右に示
された第3の固定点212もすぐに定めることができる。
かようにして、可撓性の測定コード200の第1のコード
セグメント202及び第2のコードセグメント204を用い
て、すべての固定点を決定し、そこにアンカー板82を据
付けることができる。
次に、可撓カバー20のコーナーを各アンカー板82に連
結し、ポール組立体100を中心ポールベース104と可撓カ
バー20の頂点14との間に配置して、テント構造物を組立
展開するのである。
以上の説明は単一支持ポール組立体を有する緊張され
たテント構造物に指向されるが、この発明の分野におけ
る普通レベルの技術を有する者は、本実施例が教える原
理に基づいて、複数の中心ポールを有するいっそう大き
いテント構造物が構成され得ることは明白である。複数
ポールのテント構造物の一例が第11図と第12図とに図示
されている。緊張テント構造物310が支持面312上に据付
けられている。テント構造物は1対の頂点314,315と第
1の組のコーナー316と第2の組コーナー317とを有す
る。
可撓カバー320が設けられ、そして第12図に示される
ごとく、可撓カバー320は1対の頂上部分322,323と、第
1の組のコーナー部分324と、第2の組のコーナー部分3
25とを有する。コーナー部分324はおのおのアンカー部
材370によって固定され、一方、コーナー部分325はおの
おのアンカー部材371によって固定される。各アンカー
部材370,371は前述の実施例に関連して説明されたアン
カー部材70と同じであることが好ましく、そして既に説
明されたごときコーナー保持要素とアンカー板とを有す
る。さらにまた、各コーナー部分324,325は第4図に示
されたコーナー部分24と同様に形成されることが好まし
い。
頂上部分322,323は既に説明された頂上部分22と同様
に形成され、そして頂上部分322は第1の中心ポール組
立体400によって支持面312上方に支持され、そして頂上
部分323は第2の中心ポール組立体401によって支持面31
2の上方に支持される。各ポール組立体400,401は既に説
明されたポール組立体100と同様に形成される。可撓カ
バー320の最外側部分は、複数の全体として三角形のパ
ネルピース336,337,338及び339であってそれらのおのお
のが前述の実施例に基づくパネルピース36,38と同様に
構成されるものから形成される。しかし可撓カバー320
の中間部分は、三角形のパネルピース360,361及び中央
のパネルピース362,363,364,365を使用することによっ
て異なる態様で形成される。
図面から容易に理解されるごとく、パネルピース360
−365は、可撓カバー320の中間部分500が、張力シーム5
02,503に沿って頂上部分314,315間に吊持されるように
寸法を付与される。これは張力シーム512によって画成
される1対の大形入口通路510が得られる。張力シーム3
26,327が残余の相隣するコーナー部分324間及び残余の
相隣するコーナー部分325間にそれぞれ延在する。パネ
ルピース360,365は、既に説明されたように、スワーフ
カットとバイアスカットとを施されており、従って、ポ
ール組立体400,401が効果的長さを以て延伸されると
き、中間部分500は可撓カバー320の外側部分と共に動か
されて緊張状態に成る。
テント構造物310に関する説明から、本発明に基づく
前記提案された方法は、可撓カバーが、複数の頂上部分
を有し、従って、各ポール組立体が支持面と各頂上位置
との間に直立姿勢で配置され、それにより、各コーナー
部分が固定された後、各頂上部分を支持面の上方に確保
するように構成される場合に使用されることが理解さる
べきである。そのように複数のポール組立体を配置した
後、各ポール組立体の有効長さが実質的に同時に延伸さ
れることによって可撓カバーを引張って緊張状態にさせ
得る。
以上は、本発明の好ましい実施例に関して説明され
た。しかし、本発明はその実施例に対して本発明に包含
される発明の概念から逸脱することなしに修正または変
更が施され得るように先行技術に照らして特許請求の範
囲が解釈されることによってその限界を決定されること
が理解さるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は支持面上において組立展開状態で図示される本
発明の実施例に基づく緊張された布製テント構造物の斜
視図、第2図は第1図に示されたテント構造物の上面
図、第3図は第2図の3−3線に沿って描かれた縦断面
図、第4図は固定状態に在るコーナー部分を図示する本
発明のテント構造物の可撓カバー組立体のコーナー断片
の拡大図、第5図は本発明の実施例に基づくテント構造
物のコーナー部分のアンカー装置を示す縦断面図、第6
図は通常のジャッキ装置の形式にされた伸縮手段を示す
本発明の実施例に基づくポール組立体の一部縦断面で示
された側面図、第7図はポールセクションとクラウン要
素とを示す本発明の実施例に基づくポール組立体の一部
分の斜視分解配列図、第8図は本発明の実施例のテント
構造物を作るのに使用される可撓カバー頂上部分の部分
的に破断された底面図、第9図は本発明の可撓カバーの
頂上部分とポール組立体の頂部分及びクラウン要素との
係合を示す縦断面図、第10図は本発明に基づく方法及び
テント構造物に従うコーナー部分のためのアンカー板の
位置決め方法を示す概略図、第11図は比較的大きい区域
を掩蔽するための複数の頂上部分を示す本発明の別の実
施例の上面図、第12図は第11図に示されたテント構造物
の部分的に破断された側面図である。 図面上、10,310……テント構造物、12……支持面、14…
…頂点、16……コーナー、20……可撓カバー、22……頂
上部分、24……コーナー部分、26……引張シーム、28,3
0……サイドパネル、34……パネルセクション、36,38…
…パネルピース、40……第1連結シーム、42……第2連
結シーム、70……アンカー部材、100……ポール組立
体、102……ジャッキ装置、104……ベース、110……ポ
ールセクション。

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掩蔽空間を画成するため支持面上に組立ら
    れるたテント構造物において、 頂上部分及び頂上部分から離された複数のコーナー部分
    を有する可撓カバーと、 前記支持面に各該コーナー部分を固定するアンカー手段
    と、 ベースを前記支持面に接触させ且つ上端を前記頂上部分
    に接触させて直立姿勢で位置され前記頂上部分が前記支
    持面の上方に離された直立展開姿勢に前記可撓カバーを
    支持する有効長さを有するポール組立体であって、それ
    が直立姿勢に在るとき、前記頂上部分を前記支持面に対
    して遠近すべくその有効長さを調節自在に変更し、前記
    コーナー部分が前記支持面に固定されているとき前記頂
    上部分と前記コーナー部分との間の張力をそれぞれ増減
    し得る伸縮手段を有し、それによって、張力が該ポール
    組立体によって前記頂上部分に加えられるとき前記可撓
    カバーが緊張状態に保持され、従って、テント構造物が
    それによって組立展開され得る、前記ポール組立体と、
    を有することを特徴とするテント構造物。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のテント構造物
    において、前記可撓カバーが直立姿勢にあるとき、前記
    コーナー部分によって画定された多頂点を有する多角形
    のベースを持つほぼピラミッドの形状をなし、前記頂上
    部分と各該コーナー部分との間の張力が第1の放射方向
    の連結シームに沿って作用されるようになったことを特
    徴とするテント構造物。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のテント構造物
    において、前記可撓カバーが複数のパネルセクションに
    よって構成され、各該パネルセクションは一対の側縁と
    1つの基縁とを有し、各該パネルセクションが前記ピラ
    ミッドの1面を形成していて、前記基縁が前記可撓カバ
    ーに対する外縁を形成しており、前記パネルセクション
    の隣接するもの同士は前記頂上部分から前記外縁まで放
    射方向に延びる前記第1の連結シームによって隣接する
    前記側縁のところで連結されていることを特徴とするテ
    ント構造物。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載のテント構造物
    において、それぞれの前記第1の連結シームの全長に沿
    って、隣接する前記パネルセクションの各対に第1の細
    長いストリップ状の補強ウエブを取付けたことを特徴と
    するテント構造物。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項記載のテント構造物
    において、前記可撓カバーの前記外縁の全長に沿って、
    各該パネルセクションの各該基縁に細長いストリップ状
    の端縁補強ウエブを取付けたことを特徴とするテント構
    造物。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載のテント構造物
    において、各該パネルセクションが複数の三角形のパネ
    ルピースから形成され、これらパネルピースの隣接する
    もの同士が前記頂上部分から前記外縁に延びる第2の放
    射方向の連結シームにおいて結合されることを特徴とす
    るテント構造物。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載のテント構造物
    において、前記可撓カバーが経糸の組と緯糸の組とを有
    する織布から構成され、そして各該パネルセクション
    が、経糸及び緯糸の組の一つがその第1連結シームに対
    し平行であるように指向されたパネルピースを形成する
    側縁を有することを特徴とするテント構造物。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項記載のテント構造物
    において、各該パネルセクションの前記基縁がバイアス
    カット、すなわち経糸及び緯糸のそれぞれの長手方向に
    対して斜めに切断されそれにより各該パネルセクション
    が前記第1の放射方向の連結シームを横切る方向に引張
    られ、前記パネルピースが、前記ポール組立体により前
    記頂上部分に張力を負荷するとき、前記第2連結シーム
    及びバイアスカットされた前記基縁が前記外縁に沿って
    張力を受けそれにより前記パネルピースが緊張状態に保
    持されるように構成されることを特徴とするテント構造
    物。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第3項記載のテント構造物
    において、パネルセクションの少なくとも一つの前記基
    縁が、掩蔽された空間に対する出入を許すのに十分な寸
    法にされたアーチ道を形成することを特徴とするテント
    構造物。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第2項記載のテント構造
    物において、前記多角形のベースが正多角形であり、前
    記第1の放射方向の連結シームが前記頂上部分を囲んで
    互いに等角度を以て離されていることを特徴とするテン
    ト構造物。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第1項記載のテント構造
    物において、前記ポール組立体がラック歯車及びそのた
    めの歯車駆動装置によって相互結合された1対の伸縮嵌
    合部材を有し、それにより、前記ポール組立体が前記伸
    縮手段を形成するように伸縮し得ることを特徴とするテ
    ント構造物。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第1項記載のテント構造
    物において、前記可撓カバーの前記頂上部分が前記ポー
    ル組立体の前記上端と係合するように働くポール係合要
    素を有することを特徴とするテント構造物。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項記載のテント構造
    物において、前記ポール組立体の上端の回転を可能にす
    る旋回手段を有することを特徴とするテント構造物。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第1項記載のテント構造
    物において、前記可撓カバーが複数の前記頂上部分を有
    しそして複数の前記ポール組立体を有し、前記頂上部分
    のおのおのに1個の前記ポール組立体が結合し、前記ポ
    ール組立体が互いに協働して前記コーナー部分に対しそ
    して前記可撓カバーの前記頂上部分間の一部分に対し張
    力を及ぼしそれによって前記可撓カバーが緊張状態に保
    持されることを特徴とするテント組立体。
  15. 【請求項15】外縁によって画成される支持面上の一表
    面区域を掩蔽する方法において、 頂上部分及び該頂上部分から離された複数のコーナー部
    分を有する可撓カバーを用意する段階と、 掩蔽されるべき区域の外縁に沿う複数の位置において支
    持面に各該コーナー部分を固定する段階と、 支持面上方に前記頂上部分を確保するように前記支持面
    と前記頂上部分との間にポール組立体をその直立の向き
    において前記支持面上に位置させる段階と、 前記ポール組立体の長さを強制的に延伸しそれにより前
    記頂上部分に対し上向きの力を加えて前記頂上部分を前
    記支持面からさらに遠ざかるように動かし、同時的に前
    記頂上部分と各固定された前記コーナー部分との間に張
    力を発生させることによって前記可撓カバーを引張って
    前記表面区域上方において緊張状態にさせて前記支持面
    と前記可撓カバーとの間に掩蔽空間を生じさせる段階 とを有することを特徴とする支持面上の一表面区域を掩
    蔽する方法。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第15項記載の方法におい
    て、前記可撓カバーが複数の前記コーナー部分を有しそ
    して、前記可撓カバーが緊張状態にされているとき、全
    体として角錐の形状を有し、該角錐がn個の辺と多角形
    頂点から多角形中心までの距離がrの正多角形のベース
    を有し、そして前記方法が前記多角形の中心と対応する
    前記ポール組立体のためのベース位置を確定する段階と
    を有し、そして各該コーナー部分を固定する段階が、選
    択された第1固定点を位置決めするために前記中心から
    半径方向外方へ距離rを計測する段階と、その後、前記
    中心から距離rであり且つ先に位置決めされた固定点か
    ら距離(2r)sin(180゜/n)である点位置を決定するこ
    とによって相次ぐ複数の固定点を位置決めする段階とを
    含むことを特徴とする支持面上の一表面区域を掩蔽する
    方法。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第16項記載の方法におい
    て、接続点において結合された2本のコードセグメント
    を有する可撓測定コードであって第1のコードセグメン
    トが長さrを有しそして第2のコードセグメントが長さ
    (2r)sin(180゜/n)を有するものを用意する段階を有
    し、従って相次ぐ複数の固定点を位置決めする段階が、
    前記第1のコードセグメントの自由端を前記中心に確保
    し、前記第2のコードセグメントの自由端を先に位置決
    めされた前記複数の固定点のうちの1つの固定点に確保
    し、そして前記第1と第2のコードセグメントを前記支
    持面に沿って引張って緊張させ、その結果、前記接続点
    が相次ぐ複数の固定点の一つを逐次位置決めすることに
    よって達成されることを特徴とする支持面上の一表面区
    域を掩蔽する方法。
JP1292148A 1988-11-09 1989-11-09 テント構造物及び支持面上の一表面区域を掩蔽する方法 Expired - Lifetime JP2543994B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US268852 1988-11-09
US07/268,852 US4942895A (en) 1988-11-09 1988-11-09 Tensioned tent structure and erection method therefor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02157371A JPH02157371A (ja) 1990-06-18
JP2543994B2 true JP2543994B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=23024783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1292148A Expired - Lifetime JP2543994B2 (ja) 1988-11-09 1989-11-09 テント構造物及び支持面上の一表面区域を掩蔽する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4942895A (ja)
EP (1) EP0368626B1 (ja)
JP (1) JP2543994B2 (ja)
AT (1) ATE112006T1 (ja)
AU (1) AU620464B2 (ja)
CA (1) CA2002455C (ja)
DE (1) DE68918404D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT202000024451A1 (it) * 2020-10-16 2022-04-16 Armando BATTAGLIA Copertura

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5234011A (en) * 1991-08-02 1993-08-10 Lynch James P Clear span tent structure
US5918614A (en) * 1994-01-18 1999-07-06 Lynch; James P. Configurable shade structure including a kit and method therefor
SG164260A1 (en) * 1994-04-20 2010-09-29 Steven Lian Hock Chew Improvements in or relating to an elongate support
US5887841A (en) * 1996-06-13 1999-03-30 Newberg; Timothy P. Pole support for use in mast assembly to adjust sail tension
NL1005558C2 (nl) * 1997-03-18 1998-09-21 Camping Oede Betteldoe C V Tent.
US6003269A (en) * 1997-04-07 1999-12-21 Mcree; Richard T. Retractable covering for spaces
DE19931867C2 (de) * 1999-07-09 2003-04-30 Bernd Huber Bewegliche Überdachung
US20040144413A1 (en) * 2002-11-13 2004-07-29 Matthews John T. Collapsible canopy and framework therefor
DE102004032945A1 (de) * 2004-07-07 2006-02-02 Aloys Wobben Einrichtung zur Herstellung und/oder Montage von Gütern
US7987863B2 (en) * 2005-09-21 2011-08-02 Tentnology Limited Modular pole tent and joining means
US7448400B2 (en) * 2006-07-07 2008-11-11 Jensen Norman L Modular frame with parabolic top
US8042562B1 (en) 2007-04-16 2011-10-25 Mcdaniel Jr Michael D Portable shelters, related shelter systems, and methods of their deployment
US8701689B2 (en) * 2010-02-12 2014-04-22 0798555 B.C. Ltd. Saddle shaped tent with portico
CN102926582A (zh) * 2011-08-10 2013-02-13 梁宇鹏 大型户外仿藤编织帐篷
CA2794484C (en) 2011-11-03 2020-09-22 Awol Outdoors, Inc. Fold-out trailer with retractable wheel assembly
US20140366459A1 (en) * 2011-12-17 2014-12-18 Gary Olson Personal Storm Shelter
EP3048217A3 (en) 2015-01-07 2016-08-10 Reaction, Inc. Modular shelter and method for deploying the same
WO2017165314A1 (en) 2016-03-20 2017-09-28 Awol Outdoors, Inc. Fold-out transportable partial or complete enclosure
US10731694B2 (en) * 2016-03-31 2020-08-04 Landscape Structures Inc. Tension release system
US10731376B2 (en) * 2016-03-31 2020-08-04 Landscape Structures, Inc. Tension release system
WO2018193946A1 (ja) * 2017-04-18 2018-10-25 下山 勝正 袋状容器、容器ユニット
AU2018266649A1 (en) 2017-05-08 2019-12-05 Awol Outdoors, Inc. Folding enclosure
CN108868301A (zh) * 2018-05-27 2018-11-23 盐城市佰瑞达体育用品有限公司 一种防雨布及防雨帐篷
USD985094S1 (en) * 2020-08-25 2023-05-02 Boutique Camping Supplies Limited Tent
US12006717B2 (en) * 2020-12-28 2024-06-11 Timothy Henry Wood Portable canopy shelter assembly

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US34603A (en) * 1862-03-04 Improvement in tents
GB726646A (ja) *
FR667876A (fr) * 1929-01-22 1929-10-24 Perfectionnements aux tentes
US2001196A (en) * 1933-06-06 1935-05-14 Samuel E Jost Tent
US2497596A (en) * 1946-06-11 1950-02-14 Frieder Tent
US2932304A (en) * 1956-11-26 1960-04-12 Bemis Bro Bag Co Tent
US3161990A (en) * 1961-06-05 1964-12-22 Jr Ewel J Morris Fallout shelter
US3406698A (en) * 1966-06-09 1968-10-22 Ralph G. Hutchison Modern teepee tent
FR2480826A1 (fr) * 1980-04-22 1981-10-23 Dalo Jean Dispositif de montage d'un abri leger
JPS6040242B2 (ja) * 1981-09-28 1985-09-10 日本電信電話株式会社 ケ−ブル布設装置
JPS5867208A (ja) * 1981-10-19 1983-04-21 ピエ−ル・ダロ 日除けテントの組立て装置
JPS59194832U (ja) * 1983-06-13 1984-12-25 伊藤 鐘三 傘形テント
US4644706A (en) * 1986-01-27 1987-02-24 Robert Stafford Building structure with transversely tensioned fabric covering
US4744381A (en) * 1986-03-13 1988-05-17 Wayne Pritchett Center pole lodge

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT202000024451A1 (it) * 2020-10-16 2022-04-16 Armando BATTAGLIA Copertura

Also Published As

Publication number Publication date
CA2002455C (en) 1994-10-11
EP0368626A3 (en) 1990-08-08
AU4450289A (en) 1990-05-17
US4942895A (en) 1990-07-24
DE68918404D1 (de) 1994-10-27
EP0368626A2 (en) 1990-05-16
EP0368626B1 (en) 1994-09-21
JPH02157371A (ja) 1990-06-18
CA2002455A1 (en) 1990-05-09
AU620464B2 (en) 1992-02-20
ATE112006T1 (de) 1994-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2543994B2 (ja) テント構造物及び支持面上の一表面区域を掩蔽する方法
US5036874A (en) Tensioned tent structure and erection method therefor
JP7129119B2 (ja) センタリングクランプとダニ防止下向き歯と水排出溝と中心内面正方形ロック風および煙向け直し調節可能中心天蓋システムと複数機能フック、ロープ、杭、滑車輪システムとを有する調節可能中心天蓋・調節可能リング天蓋・調節可能周辺オーニング・単一中心内面正方形ロック・ポップアップ
US6273115B1 (en) Wind and weather protective device in the form of a folding roof and/or partition
KR101281774B1 (ko) 커버링 시스템
US5622197A (en) Canopy
US8051866B2 (en) Covering system
US5692534A (en) Portable overhead sun screen
US4932169A (en) Inflatable structure
US4537210A (en) Shelter
US5752537A (en) Sunshade/windbreak/shelter
KR19990022817A (ko) 옥내외용 접힘가능 디스플레이 구조체
KR100895775B1 (ko) 접이식 부채의 원리를 응용한 양산
KR100813922B1 (ko) 절첩식 텐트
US5327927A (en) Tents for screening the sunlight
GB2352168A (en) Canopy for rotary clothes line.
JP7133529B2 (ja) 日除けの支持構造
JP5984034B1 (ja) テントおよびテントの組立方法
GB2284437A (en) Sun umbrella with awning
KR102551820B1 (ko) 자바라구조의 지지살 및 이를 이용한 파라솔
AU552571B2 (en) An improved shelter
KR20240026758A (ko) 파라솔용 차양수단
AU714475B2 (en) A canopy
JPH0666053A (ja) 風孔を設けたテント
JP2575534Y2 (ja) 遮光用テント

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 14