JP5984034B1 - テントおよびテントの組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立が容易であり、内部の有効スペースが確保可能で居住性に優れたテントおよびテントの組立方法を提供する。【解決手段】中心部12から下方に向かい放射状に広がる骨組構造14と、骨組構造14を上方から覆うように設けたカバー体16とを有するテント10であり、骨組構造14は、4本以上のポール18の一端部同士を連結することにより中心部12を構成し、4本以上のポール18の他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、カバー体16は、骨組構造14の末広がり形状を構成する4本以上のポール18に密着可能な大きさと形状を有し、カバー体16の周縁部は、4本以上のポール18に対して着脱自在であり、カバー体16の環状下部を上方に折り返すことにより、カバー体16の環状下部の下方には、カバー体16の非折り返し部の下方のテント内スペースに連通する、テント内環状の有効スペースが形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、テントおよびテントの組立方法に関し、より詳細には、組立が容易でありながら、内部の有効スペースが確保可能で居住性に優れたテントおよびテントの組立方法に関する。
従来から、レジャー用、災害時非常用に常設または仮設テントが多用されている。
特許文献1は、その一例として、折り畳み式テントを開示する。
より具体的には、4枚の略矩形状壁の両側縁が相隣る略矩形状壁の両側縁にそれぞれ折り畳み可能に連結されて筒状周壁体として構成された折り畳み式テントを開示する。
このような折り畳み式テントによれば、設置箇所への運搬が容易で、テント内への出入りが簡単で、特に車椅子に登場した利用者にとって使い勝ってのよいものとすることは可能である。
特許文献2は、その一例として、仮設テントを開示する。
より具体的には、夫々シート耳部保持手段を備えた複数のアーチ形フレームを所要間隔おきに並設し、帯状シートの両耳部を隣合うアーチ形フレームのシート耳部保持手段により保持して帯状シートを張設するようにした仮設テントにおいて、隣合うアーチ形フレームのシート耳部保持手段によって両耳部を保持された帯状シートの耳部近傍を上から押え付けて帯状シートを緊張させるためのシート緊張手段をアーチ形フレームに設けてなり、シート緊張手段は、前記帯状シートの耳部近傍を上から押え付ける両側一対の押え棒と、両押え棒をつなぐ複数の略下向きコ字状の連結金具とからなり、各コ字状連結金具は、その両端が両押え棒の夫々上側面部に固着されていて、アーチ形フレームの上部側に取り付けられるようになっている仮設テントを開示する。
このような折り畳み式テントによれば、隣合うアーチ形フレームのシート耳部保持手段によって両耳部を保持された帯状シートの耳部近傍を上から押え付けて帯状シートを緊張させるためのシート緊張手段をアーチ形フレームに設けたことにより、隣合うアーチ形フレーム間に予め弛緩状態で張設した帯状シートを、従来装置のようにアーチ形フレームを移動させることなく、このシート緊張手段によって簡単容易に緊張させることができ、従って仮設テントの施工を短時間で能率良く行うことができ、施工費の大幅な低減を図ることは可能である。
しかしながら、このような一般的なテントは、大きさの割には組立に手間を要し、テント内のスペースが狭いとともに、外観が単なる直方体、単なるドーム形状等であり、美観性に劣る。
また、たとえば、テント内で焚き火をした際、煙の逃げ道がないため、居住性に劣り、テント内を適宜仕切って使用することもできないことから、複数人がテント内部で各自のプラベイト空間を確保することも困難であり、使い勝手が悪い。
この点、いわゆるインディアンティピイテントは、自然素材の木の幹、枝、竹等をポールとして用い、複数のポールの一端同士を束ねて、そこから他端を放射状に広がるように骨組みし、その上をカバーで覆うものであり、カバーの周縁部はポールまたは地面に固定される。
以上より、先細形状で外観デザインに優れ、煙が先細の頂部から外部へ排出することが可能である。
しかしながら、先細形状ゆえに、余計に内部有効スペースが狭く、雨天の際には、頂部よりテント内部に雨が侵入し、組立には熟練性を要する。
さらには、インディアンティピイテントを常設テントとして用いる場合には、テント内の人数に応じて、内部有効スペースを適宜調整可能であることが望ましいが、そのような融通性にも欠ける。
特許第5572751号 特許第4041015号
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、組立が容易でありながら、内部の有効スペースが確保可能で居住性に優れたテント、およびテントの組立方法を提供することにある。
以上の技術的問題点に鑑み、本発明の目的は、組立の際、内部の有効スペースが調整可能で、かつ居住性に優れたテント、およびテントの組立方法を提供することにある。
上記課題を達成するために、本願発明のテントは、
中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造と、該骨組構造を上方から覆うように設けたカバー体とを有し、前記骨組構造の下方に内部スペースが形成されるテントであって、
前記骨組構造は、4本以上のポールの一端部同士を連結することにより該中心部を構成し、該4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、
前記カバー体は、前記骨組構造の末広がり形状を構成する前記4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、前記カバー体の周縁部は、前記4本以上のポールに対して着脱自在であり、
前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方の内部スペースに連通する、テント内環状有効スペースが形成される、構成としている。
以上の構成を有するテントによれば、4本以上のポールの一端部の各々を連結することにより中心部を構成し、4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状とすることにより、中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造を構成し、カバー体を、骨組構造を上方から覆うように設けることにより組立可能であり、カバー体は、骨組構造の末広がり形状を構成する4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、カバー体の周縁部は、4本以上のポールに対して着脱自在であることから、カバー体の周縁部を4本以上のポールから脱着して、カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、カバー体の環状下部の下方には、カバー体の非折り返し部の下方のテント内スペースに連通する、環状のテント内有効スペースが形成されることから、組立が容易でありながら、内部の有効スペースが確保可能で居住性に優れている。
さらに、前記カバー体の環状下部を上方に折り返した状態に保持する折り返し保持手段をさらに有するのがよい。
また、前記折り返し保持手段は、伸縮自在バーであり、前記ポールの下端部には、伸縮自在バーの一端が回動自在に枢着され、伸縮自在バーの他端は、前記カバー体の前記周縁部に連結され、
前記伸縮自在バーの長さを調整することにより、前記テント内環状有効スペースの高さが調整可能であるのがよい。
さらにまた、前記カバー体の上方に折り返した環状下部が非折り返し部側に倒れ込むのを防止する環状下部支持手段がさらに設けられるのがよい。
加えて、前記ポールは、8本であり、前記多角形が正八角形を構成するように、前記ポールの前記他端部が地面に固定配置されるのがよい。
さらに、前記カバー体は、周方向に隣接する前記ポール間に跨る略三角形状カバー部と、周方向に隣接する略三角形状カバー部間に、前記カバー体の周縁部に抜けるように介在する前記マチ部とを有し、
前記カバー体を折り返さない場合には、前記マチ部の延び方向に沿って前記ポールがあてがわれ、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部が前記周縁部に向かって水平に保持可能なように、該マチ部は、前記カバー体の周縁部に向かって末広状をなすのがよい。
また、前記略三角形状カバー部は、前記カバー体の周縁部に向かって末広状をなし、
前記伸縮自在バーの他端は、前記マチ部の前記周縁部に連結され、前記マチ部の延び方向に沿って下方に凹状の、前記テント内の煙の排出案内路が形成されるのがよい。
さらにまた、前記カバー体は、前記カバー体を折り返さない状態で、前記ポールにより構成される多角形を底面とする略角錐状をなし、
前記略三角形状カバー部は、頂部が前記中心部にあてがわれる二等辺三角形部と、該二等辺三角形部の底辺を上辺とする等脚台形部とを有し、
前記マチ部が、該二等辺三角形部の各等辺と底辺との頂点から、周方向に隣接する該等脚台形部の脚部同士により、二等辺三角形状に構成されるように、該等脚台形部の形状が定められ、
それにより、前記環状下部は、前記等脚台形部と前記マチ部とが周方向に交互に配列されることにより構成され、
前記中心部と前記頂点との距離、および前記マチ部の前記周縁部の長さは、水平折り返し部の所望する広さに応じて、決定するのがよい。
加えて、前記略三角形状カバー部および前記マチ部はそれぞれ、前記ポールの各々が前記二等辺三角形部の等辺に沿って配置可能なように、前記ポールの数だけ前記カバー体の周方向全体に亘って設けられるのがよい。
さらに、前記カバー体は、前記中心部を中心とする点対称の一体平面状をなし、前記周縁部から中心に延びる切り込みが設けられ、該切り込みを通じて前記カバー体の周方向の部分同士を重ね合わせることにより、略円錐状を形成し、
前記カバー体は、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部を前記周縁部に向かって水平に保持可能なようにマチ部を有するのがよい。
以上の構成を有するテントによれば、骨組構造の形状に適合させるために、カバー体の周縁部から中心に延びる切り込みを通じてカバー体の周方向の部分同士を重ね合わせることにより、略円錐状を形成可能であることから、組立の際、内部の有効スペースが調整可能で、かつカバー体は、カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、カバー体の環状下部を周縁部に向かって水平に保持可能なようにマチ部を有することから、内部の有効スペースが確保可能で居住性に優れている。
また、前記カバー体の重ね合わせ部の周方向長さを調整することにより、前記カバー体の略円錐形状が調整可能であるのがよい。
さらに、前記カバー体は、布製であり、前記略三角形状カバー部と、前記マチ部とは、縫合されるのがよい。
さらにまた、前記カバー体は、ターポリン製であり、前記略三角形状カバー部と、前記マチ部とは、溶着されるのがよい。
加えて、前記テント内には、前記正八角形の対角線状に配置される前記ポールから垂下する垂れ幕が設けられ、それにより、前記テント内スペースを仕切るのがよい。
また、上方に折り返された前記カバー体の前記環状下部において、前記カバー体の前記周縁部から垂下する垂れ幕が設けられ、該垂れ幕により、前記テント内スペースと外部とを仕切るのがよい。
さらに、前記カバー体の前記環状下部の内周縁部には、周方向に間隔を隔てて複数の鳩目が設けられるとともに、前記ポールの、前記環状下部の該内周縁部に相当する位置には、前記ポールの延び方向と交差する方向に貫通穴が設けられ、前記複数の鳩目および前記貫通穴を通して結ばれる無端状のロープにより、前記カバー体と前記ポールとを固定するのがよい。
加えて、前記マチ部と前記略三角形状カバー部とは、同材質であって、前記マチ部の厚みは、太陽光が前記マチ部を通じて前記テント内環状有効スペース内へ透光可能なように、前記略三角形状カバー部の厚みより薄いのがよい。
上記課題を達成するために、本願発明のテントの組立方法は、
4本以上のポールの一端部同士を連結し、他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造を形成する段階と、
4本以上のポールの他端部の各々を地面に対して固定して、下方に末広状の骨組構造を直立する段階と、
直立した骨組構造に対して、カバー体を上方から覆う段階と、
カバー体の周縁部を4本以上のポールに対して着脱自在とした状態で、カバー体を骨組構造に対して固定する段階とを、構成としている。
さらに、前記カバー体は、隣接する前記ポール間に跨る略三角形状カバー部と、隣接する略三角形状カバー部間に、前記カバー体の周縁部に抜けるように介在するマチ部とを有し、該略三角形状カバー部および該マチ部はいずれも、前記カバー体の周縁部に向かって末広状をなし、
前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方のテント内スペースに連通する、テント内環状有効スペースを形成する段階をさらに有するのがよい。
さらにまた、前記カバー体は、前記カバー体を折り返さない状態で、前記ポールにより構成される多角形を底面とする略角錐状をなし、前記カバー体の内面に対して、前記マチ部の延び方向に沿って前記ポールをあてがうことにより、前記骨組構造の形状を定める段階を有するのがよい。
加えて、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記マチ部の延び方向に沿って下方に凹状の、前記カバー体の周縁部に向かうテント内の煙の排出案内路を形成する段階を有するのがよい。
さらにまた、前記骨組構造の末広形状に応じて、前記カバー体の略円錐形状を調整する段階と、
前記カバー体の内面に前記マチ部の延び方向に沿って前記ポールをあてがうことにより、前記骨組構造の安定化を行う段階とをさらに有するのがよい。
また、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記マチ部は張り、それにより、前記環状下部が平面状に形成されるのがよい。
本発明に係るテントおよびテントの組立方法について、その実施形態を図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
図1に示すように、テント10は、中心部12から下方に向かって放射状に広がる骨組構造14と、骨組構造14を上方から覆うように設けたカバー体16とを有し、骨組構造14の下方に内部スペース33が形成される。
骨組構造14は、4本以上のポール18の一端部20同士を連結することにより中心部12を構成し、4本以上のポール18の他端部22により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状である。
カバー体16は、骨組構造14の末広がり形状を構成する4本以上のポール18に密着可能な大きさおよび形状を有し、カバー体16の周縁部26は、4本以上のポール18に対して着脱自在である。
それにより、後に詳細に説明するように、カバー体16の環状下部30を上方に折り返すことにより、カバー体16の環状下部30の下方には、カバー体16の非折り返し部32の下方の内部スペース33に連通する、テント10内環状有効スペース34が形成されるようにしてある。
具体的には、ポール18は、8本であり、多角形が正八角形を構成するように、ポール18の他端部22の各々が地面GLに固定配置される。
なお、骨組構造14は、重さが数百キログラムに及ぶことから、地面GLに穴を掘ってポール18の他端部22の各々を穴に固定する必要なしに、自立可能である。
ポールは、その長さは、数メートルにおよび、自然木の木の幹を利用してもよく、金属、樹脂製の人工ポールでもよく、その場合、中空管でもよい。
図1および図9に示すように、カバー体16は、カバー体16の環状下部30を上方に折り返すことにより、カバー体16の環状下部30を周縁部28に向かって水平に保持可能なように、環状下部30にマチ部26を有する。
図2に示すように、カバー体16は、周方向に隣接するポール18間に跨る略三角形状カバー部24と、周方向に隣接する略三角形状カバー部24間に、カバー体16の周縁部28に抜けるように介在するマチ部26とを有する。後に説明するように、カバー体16を折り返さない場合には、マチ部26の延び方向に沿ってポール18があてがわれ、カバー体16の環状下部30を上方に折り返すことにより、カバー体16の環状下部30が周縁部28に向かって水平に保持可能なように、マチ部26は、カバー体16の周縁部28に向かって末広状をなす。
略三角形状カバー部24も、マチ部26と同様に、カバー体16の周縁部28に向かって末広状をなし、カバー体16は、カバー体16を折り返さない状態で、ポール18により構成される多角形を底面とする略角錐状(マチ部26を考慮すれば、16角形)をなす。略三角形状カバー部24は、頂部が中心部にあてがわれる二等辺三角形部90と、二等辺三角形部90の底辺を上辺とする等脚台形部92とを有する。マチ部26が、二等辺三角形部90の各等辺と底辺との頂点94から、周方向に隣接する等脚台形部92の脚部同士により、二等辺三角形状に構成されるように、等脚台形部92の形状が定められ、それにより、環状下部30は、等脚台形部92とマチ部26とが周方向に交互に配列されることにより構成される。この場合、中心部と頂点94との距離D、およびマチ部26の周縁部28の長さW1は、水平折り返し部の所望する広さに応じて、決定すればよい。
略三角形状カバー部24およびマチ部26はそれぞれ、ポール18の各々が二等辺三角形部90の等辺に沿って配置可能なように、ポール18の数(すなわち、8つ)だけカバー体16の周方向全体に亘って設けられる。
カバー体16は、布製、たとえば、綿帆布であり、略三角形状カバー部24と、マチ部26とは、縫合される。カバー体16は、ターポリン製でもよく、略三角形状カバー部24と、マチ部26とは、溶着される。なお、後に説明するように、マチ部26の内面は、テント10内の煙の排出案内路38として利用されることから、傷み易く消耗品であり、適宜マチ部26は、交換するのがよい。
テントの寸法が、底面の径が約10メートル以上、高さが約10メートル以上の場合、カバー体16の重量は、数十キログラム、綿帆布であれば、70キログラム以上となり、カバー体16の自重により、骨組構造14に対して安定的に覆うことが可能である。
図2に示すように、カバー体16の環状下部30の内周縁部26には、周方向に互いに間隔を隔てて複数の鳩目80が設けられるとともに、ポール18の、環状下部30の内周縁部26に相当する位置には、ポール18の延び方向と交差する方向に貫通穴が設けられ、複数の鳩目80および貫通穴を通して結ばれる無端状のロープ(図示せず)により、カバー体16とポール18とを固定する。これにより、テント10を屋外で長期に亘って使用する場合に、嵐のような強風により、テント10の内部からカバー体16をポール18から引き剥がす力が作用するが、このような力に対してもカバー体16とポール18とを固定保持し、全天候型用に使用することが可能である。この場合、テント10内において、無端状のロープをランタン等の吊り下げに利用可能である。
図1、図3および図4に示すように、中心部12には、金属製のルーフフレーム52が設けられ、ルーフフレーム52は、各側面部54がポール18に対する固定部56を構成する正多角形体58と、正多角形体58の上面60から上方に向かって先細のカバー体支持部62とを有する。
固定部56は、ポール18の一端部20を挟み込み可能な一対の板状体64を有し、一対の板状体64には、ポール18に対してねじ締結するためのねじ穴66が設けられる。
カバー体支持部62は、上面60の各辺から正多角形体58の中心線上の上方に向かって所定傾斜角度で延びる棒材68を有する。 傾斜角度は、カバー体の形状に適合させるように定めればよい。
板状体64は、棒材68の延び方向と平行に斜め下方に延在し、板状体64の下端部に、ねじ穴66が設けられる。このように、ポール18の各々をルーフフレーム52に対して回動自在にピン結合することにより、後に説明するように、骨組構造14の組立を簡便に行うことが可能である。
このようなルーフフレーム52によれば、従来のインディアンピティテントのように、複数のポールの一端同士をたとえば綱で縛って束ねることなく、正多角形体58を利用して、複数のポール18の一端同士を簡便に連結可能であり、しかも、カバー体16を骨組構造14の上方から覆い被せる際、カバー体支持部62を利用して、カバー体16の骨組構造14に対する位置決めおよび支持が容易である。
特に、後に説明するように、骨組構造14を組み立てて自立させる際、正多角形体58の各側面54に対してポール18を固定して、複数のポール18をルーフフレーム52から放射状に配置した状態で、ルーフフレーム52を上方に引き上げることにより、骨組構造14の底面を構成するポール18により形成される正多角形の大きさを任意に変えることが可能である。
図1および図5に示すように、ポール18の下端部には、伸縮自在バー40の一端42がピン49により回動自在に枢着され、伸縮自在バー40の他端44は、カバー体16の周縁部26に設けた鳩目80に突起体49を嵌め込み連結される。伸縮自在バー40は、内管45と外管41との嵌合構造であり、アイボルト43により、カバー体16の環状下部30を上方に折り返した状態に保持する折り返し保持手段として機能するようにしてあるとともに、伸縮自在バー40の長さを調整することにより、テント10内環状有効スペース34の高さHが調整可能である。
この場合において、図1に示すように、伸縮自在バー40の他端44は、マチ部26の周縁部28に連結されることから、マチ部26の延び方向に沿って下方に凹状の、テント内の煙の排出案内路38が形成される。
より詳細には、マチ部26の周縁部28が伸縮自在バー40により下方より支持される一方、マチ部26の両側に隣接する略三角形状カバー部24各々は、下方より支持されないことから、下方に弛み、それにより、マチ部26の環状下部30には、非折り返し部32と折り返し部との境界部から周縁部28に向かって、下方に凹状のテント内の煙の排出案内路38が形成され、非折り返し部32のスペースに溜まりがちな煙を排出案内路38を通じて外部に排出することが可能である。マチ部26の周縁部28には、隣接する略三角形状カバー部24との境界部、および境界部同士の真ん中それぞれに計3つの鳩目80を設けているが(図2参照)、この観点からは、伸縮自在バー40の一端42は、境界部同士の真ん中の鳩目80に連結するのがよい。
図9に示すように、上方に折り返されたカバー体16の環状下部30において、カバー体16の周縁部26から垂下する垂れ幕48が設けられ、垂れ幕48により、テント10内スペースと外部とを仕切る。垂れ幕48は、周方向に隣接するポール18間の区画ごとに複数設け、垂れ幕48の下部をポール18に着脱自在に固定して、垂れ幕48の側部、すなわちポール18との固定部を適宜着脱して出入り口に利用すればよい。
なお、テント10内には、正八角形の対角線状に配置されるポール18から垂下する垂れ幕(図示せず)が設けられ、それにより、テント10内スペースを仕切るのがよい。
以上の構成を有するテント10について、その作用をテント10の組立方法を含め、以下に詳細に説明する。
概略的には、テント10の組立方法は、4本以上のポール18の一端部20同士を連結し、他端部22により同一平面上の多角形が構成されるように、中心部12から下方に向かって放射状に広がる骨組構造14を形成する段階と、4本以上のポール18の他端部22の各々を地面GLに対して固定して、下方に末広状の骨組構造14を直立する段階と、直立した骨組構造14に対して、カバー体16を上方から覆う段階と、カバー体16の周縁部26を4本以上のポール18に対して着脱自在とした状態で、カバー体16を骨組構造14に対して固定する段階とを、有する。
より具体的には、まず地面GLに、テント10の底面の目標径、たとえば、8m50cmの円を描く。
次いで、その円の中心に、カバー体支持部62の尖端部を上に向けてルーフフレーム52を配置する。
次いで、一端に、それぞれ伸縮自在バー40を事前に連結した8本のポール18を、ルーフフレーム52を中心として、放射状に、周方向に等間隔を隔てて配置し、各板状体64に対してねじ締結によりピン結合する。
次いで、ルーフフレーム52の先端部分を、たとえばユニックを使ってクレーン(図示せず)で引き上げ、8m50cmの円に8本のポール18それぞれの他端が位置するように、引き上げ高さを微調整する。このクレーンの引き上げにより、骨組構造14の末広形状が変化する。
以上により、図6に示すように、骨組構造14は、自重により地面GLに対して安定的に自立する。
次いで、たとえば、同じユニックのクレーンを使い、カバー体16の先端部分を、骨組構造14の頂部より高い位置まで引き上げる。
次いで、図7および図8に示すように、カバー体16を吊るクレーンを下ろし、カバー体16を骨組構造14の上方から覆い被せる。この場合、カバー体16は、略角錐状をなし、カバー体16の内面に対して、マチ部26の延び方向に沿ってポール18をあてがうことにより、骨組構造14の形状を安定化することが可能である。
次いで、伸縮自在バー40の他端44をカバー体16の周縁部26に設けている鳩目80の穴に差し込む。
次いで、張り綱102の一端をカバー体16の周縁部26に設けている鳩目80に、好ましくは、鳩目80から上方に突出する伸縮自在バー40の突起体49に掛け、他端を地面GLにアンカーを打ち、張り綱102を固定する。これにより、カバー体16の上方に折り返した環状下部30が非折り返し部32側に倒れ込むのを防止することが可能である。
以上により、テントの組立が完了する。
この場合、カバー体16は、隣接するポール18間に跨る略三角形状カバー部24と、隣接する略三角形状カバー部24間に、カバー体16の周縁部26に抜けるように介在するマチ部26とを有し、略三角形状カバー部24およびマチ部26はいずれも、カバー体16の周縁部26に向かって末広状をなすことから、カバー体16の環状下部30を上方に折り返すことにより、カバー体16の環状下部30の下方には、カバー体16の非折り返し部32の下方のテント10内スペースに連通する、テント内環状有効スペース34を形成することが可能である。より具体的には、テント内環状有効スペース34を形成する段階は、伸縮自在バー40の長さを調整することにより、テント10内環状有効スペース34の高さHを調整することが可能である。
この場合、マチ部26の環状下部30には、非折り返し部32と折り返し部との境界部から周縁部28に向かって、下方に凹状のテント内の煙の排出案内路38が形成される。
カバー体16の環状下部30を上方に折り返すことにより、マチ部26は張り、それにより、環状下部30が平面状に形成されるようにすることにより、雨天の際、環状下部30に水が溜まったりするのを未然に防止することが可能である。
なお、テント10の組立後に、伸縮自在バー40の長さを適宜調整することにより、テント内環状有効スペース34の高さHを調整し、テント内環状有効スペース34をたとえば、くつろぎスペース、食事スペース等に活用すればよい。
以上の構成を有するテント10によれば、4本以上のポール18の一端部20の各々を連結することにより中心部12を構成し、4本以上のポール18の他端部22により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状とすることにより、中心部12から下方に向かって放射状に広がる骨組構造14を構成し、カバー体16を、骨組構造14を上方から覆うように設けることにより組立可能であり、カバー体16は、隣接するポール18間に対応する略三角形状カバー部24と、隣接する略三角形状カバー部24間に、カバー体16の周縁部28に抜けるように介在するマチ部26とを有し、略三角形状カバー部24およびマチ部26はいずれも、カバー体16の周縁部28に向かって末広状をなすことから、カバー体16の環状下部30を上方に折り返すことにより、カバー体16の環状下部30の下方には、カバー体16の非折り返し部32の下方のテント10内スペースに連通する、環状のテント内有効スペース34が形成されるとともに、マチ部26の環状下部30には、非折り返し部32と折り返し部との境界部から周縁部28に向かって、下方に凹状のテント内の煙の排出案内路38が形成されることから、組立が容易でありながら、内部の有効スペース34が確保可能で居住性に優れている。
特に、テント内環状有効スペース34を確保するのに、カバー体16の環状下部30を上方に折り返して水平に保持するために、カバー体16に非折り返し部32との境界部から周縁部28に向かって延びるマチ部26を設けるところ、テントの組立の際には、骨組構造14のポール18各々をマチ部26の延び方向に沿ってあてがうことにより、マチ部26を各ポール18のカバー体16に対する位置決めのための目印として利用可能であるとともに、略円錐状のカバー体16のマチ部26の内面にポール18を位置決めすることにより、骨組構造14の形状安定化に寄与することも可能であり、さらに、カバー体16の環状下部30を上方に折り返した状態で、伸縮自在バー40を利用して、マチ部26の周縁部28を下方から支持することにより、支持部以外は自重で下方に弛むことから、マチ部26において、非折り返し部32との境界部から周縁部28に向かって延びる下向きに凹の経路が形成されるところ、この経路をテント内の煙の排出案内路38として活用することも可能である。
この場合、マチ部26について、カバー体16の環状下部30を折り返さず、カバー体16全体で骨組構造を上方から覆う場合には、マチ部26を構成する二等辺三角形の等辺同士が重なり合った状態で下方に弛み、カバー体16の環状下部30を折り返して水平に張り出す場合には、マチ部26の弛みは消失し、ピンと張った状態となるのがテント10の外観上好ましいが、マチ部26自体は弾力性があるので、マチ部26の周縁部28を伸縮調整バーにより下方から支持することにより、非折り返し部32との境界部から周縁部28に向かって延び、下方に凹の煙の排出案内路38を形成可能である。
本発明に係るテントの第2実施形態を図面を参照しながら、以下に詳細に説明する。
下の説明において、第1実施形態と同様な構成要素については、同様な参照番号を付することによりその説明は省略し、以下では、本実施形態の特徴部分について詳細に説明する。
本発明の第2実施形態の特徴は、カバー体16にあり、第1実施形態においては、カバー体16は、マチ部26と略三角形状カバー部24とを縫合することにより、略円錐形状に形成されていたが、本実施形態においては、カバー体16は、円形の平面状であり、一体物であり、マチ部26を有しないが、周縁部28から中心まで延びる切り込み98を有する。
より詳細には、図10に示すように、カバー体16は、中心部12を中心とする点対称の一体平面状をなし、周縁部26から中心に延びる切り込み98が設けられ、切り込み98を通じてカバー体16の周方向の部分同士を重ね合わせることにより、略円錐状を形成する。カバー体16の重ね合わせ部104の周方向長さを調整することにより、カバー体16の略円錐形状が調整可能である。重ね合わせ部104同士は、従来既知のやり方で固定すればよい。
これにより、第1実施形態においては、カバー体16は 正八角形の角錐の骨組構造14にのみ適用可能な専用品であったが、本実施形態においては、任意多角形の角錐の骨組構造14に適用可能な汎用品である。
本実施形態においては、テントの組立の際、マチ部26を利用してポール18を位置決めすることができず、カバー体16の環状下部30の折り返しの際、マチ部26がないので、環状下部30が中心部12から周縁部28に向かって上方に傾斜し、しかも、マチ部26を利用して、テント10内の煙の排出案内路38を形成することもできないが、たとえば、屋内の狭いスペースで使用する場合、非折り返し部32と折り返し部との間に雨水が溜まる恐れなく、設置スペースに応じて、テント内スペースの広さを調整することが可能であるとともに、カバー体16を単純形状の一体物とすることにより、安価に製作することが可能である。
変形例として、第1実施形態と同様に、カバー体16にマチ部26を設けることにより、カバー体16の環状下部30の折り返しの際、環状下部30が中心部12から周縁部28に向かって水平に保持することが可能であるとともに、骨組構造14の末広形状に応じて、重ね合わせ部104を利用して、カバー体16の略円錐形状を調整し、カバー体16の内面にマチ部26の延び方向に沿ってポール18をあてがうことにより、骨組構造14の安定化を行うことが可能である。
以上、本発明の実施形態を詳細に説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内において、当業者であれば、種々の修正あるいは変更が可能である。
たとえば、本実施形態において、骨組構造14をポール18を8本用いて正八角形を底面とするものとして説明したが、それに限定されることなく、4本以上のポール18を用いて、多角形を底面とするものでよい。
たとえば、本実施形態において、8本のポール18は各々、同じ長さの直棒のものとして説明したが、それに限定されることなく、8本のポール18のうち長さが異なるものがあってもよく、湾曲状であってもよい。
たとえば、本実施形態において、カバー体16に関し、マチ部26が各々がカバー体16の周方向に隣接する略三角形状カバー部24間に介在する複数のものとして説明したが、それに限定されることなく、カバー体16の周方向の幅が大きい単一のマチ部26を設けてもよい。
たとえば、第1実施形態において、カバー体16に関し、マチ部26が存在するものとして説明したが、それに限定されることなく、カバー体16の折り返し部が周縁部28に向かって上方に傾斜するのを許容する限り、マチ部26がないものであってもよい。
たとえば、本実施形態において、カバー体16に関し、複数のマチ部26が互いに同じ形状、複数の略三角形状カバー部24が互いに同じ形状のものとして説明したが、それに限定されることなく、マチ部26の延び方向に沿ってポール18をあてがい、略三角形状カバー部24ごとにテント内環状有効スペース34の一部が形成されることを前提に、テント内環状有効スペース34の一部に要求される広さに応じて、複数のマチ部26のうち異なる形状、複数の略三角形状カバー部24のうち異なる形状のものがあってもよい。
たとえば、本実施形態において、テント内環状有効スペース34の高さに関し、略三角形状カバー部24ごとにテント内環状有効スペース34の一部が形成されることを前提に、伸縮自在バー40の長さを共通として、テント内環状有効スペース34の高さを均一なものとして説明したが、それに限定されることなく、伸縮自在バー40の長さをカバー体16の周方向の位置に応じて変えることにより、テント内スペースの使い勝手に応じて、テント内環状有効スペース34の一部が高さの異なるものとしてもよい。
たとえば、本実施形態において、カバー体16のポール18への固定態様について、カバー体16の環状下部の内周縁部28、すなわち、カバー体16の折り返し部と非折り返し部32との境界部において、無端状ロープを用いてカバー体16をポール18へ固定するものとして説明したが、それに限定されることなく、カバー体16の環状下部の内周縁部28より中心部寄りで固定してもよく、特に、仮設屋外テントで天候が安定した季節に用いる場合には、カバー体16を複数のポール18の何本かに固定するだけでもよく、テントの大きさが大きく、カバー体の重量が数十キログラムに及ぶ場合には、カバー体の自重のみで骨組構造を安定的に覆うことが可能である。
たとえば、本実施形態において、垂れ幕48に関し、複数の垂れ幕48を各々略三角形状カバー部24ごとに、カバー体16の周縁部28全体に亘って設け、テント内スペースを外部と仕切るものとして説明したが、それに限定されることなく、たとえば、ある略三角形状カバー部24に相当する部位に、垂れ幕を敢て設けず、そこをテント内スペースの出入り口としてもよい。
たとえば、本実施形態において、テント内環状有効スペース34に関し、略三角形状カバー部24ごとにテント内環状有効スペース34の区画が形成されることを前提に、伸縮自在バー40の長さおよびカバー体16の周方向に隣接するポール18同士の中心角度を共通として、テント内環状有効スペース34の区画同士を均一な空間のものとして説明したが、それに限定されることなく、テント内環状有効スペース34の区画に要求される広さに応じて、伸縮自在バー40の長さおよび隣接するポール18同士の中心角度を調整して、異なる広さの区画により構成されるテント内環状有効スペース34としてもよい。
たとえば、本実施形態において、カバー体16を折り返さない場合、骨組構造14全体を上方から覆うものとして説明したが、それに限定されることなく、カバー体16を折り返さない状態でカバー体16の周縁部28が地面に達せず、カバー体16の周縁部28からの垂れ幕48を利用して、地面まで覆うようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るテント10の組み立てた状態の側面図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10の組み立てた状態の平面図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、ルーフフレーム52の概略平面図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、ルーフフレーム52の概略側面図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、伸縮自在バー40の全体図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、骨組構造を自立させた状態の外観図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、骨組構造にカバー体16を覆いかぶせた状態の外観図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、骨組構造にカバー体16を覆いかぶせた状態の上方を見上げた内観図である。 本発明の第1実施形態に係るテント10において、カバー体16を折り返した状態で、周縁部に垂れ幕を張った状態の全体斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るテント10において、図9と同様な図である。
GL 地面
H 折り返し部の高さ
W 張り出し幅
W1 マチ部の周縁部幅
D 中心からマチ部の頂点までの距離
10 テント
12 中心部
14 骨組構造
16 カバー体
18 ポール
20 一端部
22 他端部
24 略三角形状カバー部
28 周縁部
26 マチ部
30 環状下部
32 非折り返し部
33 内部スペース
34 テント内環状有効スペース
36 弛み部
38 排出案内路
40 伸縮自在バー
41 外管
42 一端
43 アイボルト
44 他端
45 内管
48 垂れ幕
49 ピン止め部
52 ルーフフレーム
54 側面部
56 固定部
58 正多角形体
62 カバー体支持部
64 板状体
66 ねじ穴
68 棒材
60 上面
80 鳩目
82 ロープ
84 貫通穴
86 境界部
90 二等辺三角形部
92 等脚台形部
94 頂点
96 脚部
98 切り込み
100 張り出し部
102 張り綱
104 重なり部

Claims (23)

  1. 中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造と、該骨組構造を上方から覆うように設けたカバー体とを有し、前記骨組構造の下方に内部スペースが形成されるテントであって、 前記骨組構造は、4本以上のポールの一端部同士を連結することにより該中心部を構成し、該4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、 前記カバー体は、前記骨組構造の末広がり形状を構成する前記4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、前記カバー体の周縁部は、前記4本以上のポールに対して着脱自在であり、 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方の内部スペースに連通する、テント内環状有効スペースが形成され、
    前記カバー体の環状下部を上方に折り返した状態に保持する折り返し保持手段をさらに有し、
    前記折り返し保持手段は、伸縮自在バーであり、前記ポールの下端部には、該伸縮自在バーの一端が回動自在に枢着され、該伸縮自在バーの他端は、前記カバー体の前記周縁部に連結され、前記伸縮自在バーの長さを調整することにより、前記テント内環状有効スペースの高さが調整可能である、ことを特徴とするテント。
  2. 前記カバー体の上方に折り返した環状下部が非折り返し部側に倒れ込むのを防止する環状下部支持手段がさらに設けられる、請求項1に記載のテント。
  3. 中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造と、該骨組構造を上方から覆うように設けたカバー体とを有し、前記骨組構造の下方に内部スペースが形成されるテントであって、 前記骨組構造は、4本以上のポールの一端部同士を連結することにより該中心部を構成し、該4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、 前記カバー体は、前記骨組構造の末広がり形状を構成する前記4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、前記カバー体の周縁部は、前記4本以上のポールに対して着脱自在であり、 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方の内部スペースに連通する、テント内環状有効スペースが形成され、
    前記カバー体の前記環状下部の内周縁部には、周方向に間隔を隔てて複数の鳩目が設けられるとともに、前記ポールの、前記環状下部の該内周縁部に相当する位置には、前記ポールの延び方向と交差する方向に貫通穴が設けられ、前記複数の鳩目および前記貫通穴を通して結ばれる無端状のロープにより、前記カバー体と前記ポールとを固定する、ことを特徴とするテント。
  4. 前記ポールは、8本であり、前記多角形が正八角形を構成するように、前記ポールの前記他端部の各々が地面に固定配置される、請求項1又は請求項3に記載のテント。
  5. 中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造と、該骨組構造を上方から覆うように設けたカバー体とを有し、前記骨組構造の下方に内部スペースが形成されるテントであって、 前記骨組構造は、4本以上のポールの一端部同士を連結することにより該中心部を構成し、該4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、 前記カバー体は、前記骨組構造の末広がり形状を構成する前記4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、前記カバー体の周縁部は、前記4本以上のポールに対して着脱自在であり、 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方の内部スペースに連通する、テント内環状有効スペースが形成され、
    前記カバー体は、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部を前記周縁部に向かって水平に保持可能なように、前記環状下部にマチ部を有する、ことを特徴とするテント。
  6. 前記カバー体は、周方向に隣接する前記ポール間に跨る略三角形状カバー部と、周方向に隣接する略三角形状カバー部間に、前記カバー体の周縁部に抜けるように介在する前記マチ部とを有し、前記カバー体を折り返さない場合には、前記マチ部の延び方向に沿って前記ポールがあてがわれ、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部が前記周縁部に向かって水平に保持可能なように、該マチ部は、前記カバー体の周縁部に向かって末広状をなす、請求項5に記載のテント。
  7. 前記略三角形状カバー部は、前記カバー体の周縁部に向かって末広状をなし、 前記伸縮自在バーの他端は、前記マチ部の前記周縁部に連結され、前記マチ部の延び方向に沿って下方に凹状の、前記テント内の煙の排出案内路が形成される、請求項6に記載のテント。
  8. 前記カバー体は、前記カバー体を折り返さない状態で、前記ポールにより構成される多角形を底面とする略角錐状をなし、前記略三角形状カバー部は、頂部が前記中心部にあてがわれる二等辺三角形部と、該二等辺三角形部の底辺を上辺とする等脚台形部とを有し、前記マチ部が、該二等辺三角形部の各等辺と底辺との頂点から、周方向に隣接する該等脚台形部の脚部同士により、二等辺三角形状に構成されるように、該等脚台形部の形状が定められ、それにより、前記環状下部は、前記等脚台形部と前記マチ部とが周方向に交互に配列されることにより構成される、請求項6または請求項7に記載のテント。
  9. 前記略三角形状カバー部および前記マチ部はそれぞれ、前記ポールの各々が前記二等辺三角形部の等辺に沿って配置可能なように、前記ポールの数だけ前記カバー体の周方向全体に亘って設けられる、請求項8に記載のテント。
  10. 中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造と、該骨組構造を上方から覆うように設けたカバー体とを有し、前記骨組構造の下方に内部スペースが形成されるテントであって、 前記骨組構造は、4本以上のポールの一端部同士を連結することにより該中心部を構成し、該4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、 前記カバー体は、前記骨組構造の末広がり形状を構成する前記4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、前記カバー体の周縁部は、前記4本以上のポールに対して着脱自在であり、 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方の内部スペースに連通する、テント内環状有効スペースが形成され、
    前記カバー体は、前記中心部を中心とする点対称の一体平面状をなし、前記周縁部から中心に延びる切り込みが設けられ、該切り込みを通じて前記カバー体の周方向の部分同士を重ね合わせることにより、略円錐状を形成し、 前記カバー体は、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部を前記周縁部に向かって水平に保持可能なようにマチ部を有する、ことを特徴とするテント。
  11. 前記カバー体の重ね合わせ部の周方向長さを調整することにより、前記カバー体の略円錐形状が調整可能である、請求項10に記載のテント。
  12. 前記カバー体は、布製であり、前記略三角形状カバー部と、前記マチ部とは、縫合される、請求項6ないし請求項9のいずれか1項に記載のテント。
  13. 前記カバー体は、ターポリン製であり、前記略三角形状カバー部と、前記マチ部とは、溶着される、請求項6ないし請求項9のいずれか1項に記載のテント。
  14. 前記マチ部と前記略三角形状カバー部とは、同材質であって、前記マチ部の厚みは、太陽光が前記マチ部を通じて前記テント内環状有効スペース内へ透光可能なように、前記略三角形状カバー部の厚みより薄い、請求項12または請求項13に記載のテント。
  15. 前記テント内には、前記正八角形の対角線状に配置される前記ポールから垂下する垂れ幕が設けられ、それにより、前記テント内スペースを仕切る、請求項4に記載のテント。
  16. 中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造と、該骨組構造を上方から覆うように設けたカバー体とを有し、前記骨組構造の下方に内部スペースが形成されるテントであって、 前記骨組構造は、4本以上のポールの一端部同士を連結することにより該中心部を構成し、該4本以上のポールの他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、下方に末広がり状であり、 前記カバー体は、前記骨組構造の末広がり形状を構成する前記4本以上のポールに密着可能な大きさおよび形状を有し、前記カバー体の周縁部は、前記4本以上のポールに対して着脱自在であり、 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方の内部スペースに連通する、テント内環状有効スペースが形成され、
    上方に折り返された前記カバー体の前記環状下部において、前記カバー体の前記周縁部から垂下する垂れ幕が設けられ、該垂れ幕により、前記テント内スペースと外部とを仕切る、ことを特徴とするテント。
  17. 前記中心部には、ルーフフレームが設けられ、該ルーフフレームは、各側面部が前記ポールに対する固定部を構成する正多角形体と、該正多角形体の上面から上方に向かって先細のカバー体支持部とを有し、前記固定部は、前記ポールの前記一端部を挟み込み可能な一対の板状体を有し、前記一対の板状体には、前記ポールに対してねじ締結するためのねじ穴が設けられる、請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載のテント。
  18. 前記カバー体支持部は、前記上面の各辺から正多角形の中心線上の上方に向かって所定傾斜角度で延びる棒材を有し、 前記板状体は、前記棒材の延び方向と平行に斜め下方に延在し、 前記板状体の下端部に、前記ねじ穴が設けられる、請求項17に記載のテント。
  19. 4本以上のポールの一端部同士を連結し、他端部により同一平面上の多角形が構成されるように、中心部から下方に向かって放射状に広がる骨組構造を形成する段階と、4本以上のポールの他端部の各々を地面に対して固定して、下方に末広状の骨組構造を直立する段階と、直立した骨組構造に対して、カバー体を上方から覆う段階と、カバー体の周縁部を4本以上のポールに対して着脱自在とした状態で、カバー体を骨組構造に対して固定する段階とを有し、
    前記カバー体は、隣接する前記ポール間に跨る略三角形状カバー部と、隣接する略三角形状カバー部間に、前記カバー体の周縁部に抜けるように介在するマチ部とを有し、該略三角形状カバー部および該マチ部はいずれも、前記カバー体の周縁部に向かって末広状をなし、前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記カバー体の環状下部の下方には、前記カバー体の非折り返し部の下方のテント内スペースに連通する、テント内環状有効スペースを形成する段階をさらに有する、有することを特徴とするテントの組立方法。
  20. 前記カバー体は、前記カバー体を折り返さない状態で、前記ポールにより構成される多角形を底面とする略角錐状をなし、前記カバー体の内面に対して、前記マチ部の延び方向に沿って前記ポールをあてがうことにより、前記骨組構造の形状を定める段階を有する、請求項19に記載のテントの組立方法。
  21. 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記マチ部の延び方向に沿って下方に凹状の、前記カバー体の周縁部に向かうテント内の煙の排出案内路を形成する段階を有する、請求項20に記載のテントの組立方法。
  22. 前記骨組構造の末広形状に応じて、前記カバー体の立体形状を調整する段階と、前記カバー体の内面に前記マチ部の延び方向に沿って前記ポールをあてがうことにより、前記骨組構造の安定化を行う段階とをさらに有する、請求項19ないし請求項21のいずれか1項に記載のテントの組立方法。
  23. 前記カバー体の環状下部を上方に折り返すことにより、前記マチ部は張り、それにより、前記環状下部が平面状に形成される、請求項9に記載のテント。
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