JP2017106165A - 階段室構造体およびその建築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート構造の階段を用いた階段室構造体において、階段室内壁の剥離対策を施す。【解決手段】階段室構造体は、階段室24の外周を囲むように配置された複数の架構部材13と、階段室24の外周に沿って広がるように配置されて複数の架構部材13に固定された複数の金属製の側板11と、架構部材13に固定されて階段室24内に突出する複数の金属製の接合部材と、階段室24内で接合部材によって支持されたコンクリート製の階段16と、を有する。架構部材13は、複数の金属製の柱21と、複数の柱21同士を連結する複数の金属製の梁22、23とを含む。架構部材13と側板11と接合部材とは、互いにあらかじめ結合されて複数のモジュールが形成され、複数のモジュールが順次鉛直上方に積み上げられて互いに結合される。【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、コンクリート製の階段を有し複数のモジュールを互いに結合して形成される階段室構造体と、かかる階段室構造体の建築方法に関する。
鉄筋コンクリート構造の原子炉建屋において、その外側から航空機が衝突することを想定して、その場合でも原子炉を守る設計が検討されている。そのような事態を想定する場合、原子炉建屋の外壁面への衝突力の作用時に外壁内面に生じるコンクリートの裏面剥離に対し対策を講じる必要がある。その裏面剥離の対策としては、原子炉建屋の外壁内面に鋼板を貼り付けることにより裏面剥離の発生そのものを防止することが考えられる。
一方、階段室のモジュール工法による建築方法として、鋼板の自立型枠を用いた階段の構築方法が知られている。この工法によれば、施工の効率と安全性を高め、躯体と階段室を分離し、高い階高や階高が一定ではない建造物の設計の自由度を増すことができる。
特開平11−141082号公報
しかし、特許文献1に記載された階段は鉄骨構造であり、コンクリート構造の階段は想定されていない。
原子炉建屋の階段は、火災防護の要求により、コンクリート構造としなければならない。したがって、階段室内壁に鋼板を貼り付ける場合、その鋼板と階段室内壁との接合をどのような構造とするかが課題となる。
本発明の実施形態は上記課題を解決するものであって、コンクリート構造の階段を用いた階段室構造体において、階段室内壁の剥離対策を施すことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態に係る階段室構造体は、鉛直方向に延びる複数の金属製の柱と、前記複数の柱同士を水平方向に連結する複数の金属製の梁とを含み、階段室の水平方向外周を囲むように配置された複数の架構部材と、前記階段室の水平方向外周に沿って鉛直方向に広がるように前記架構部材の内側に配置されて、前記複数の架構部材に固定された複数の金属製の側板と、前記架構部材に固定されて前記側板を貫通して前記階段室内に突出する複数の金属製の接合部材と、前記階段室内で前記接合部材によって支持されたコンクリート製の階段と、を有する階段室構造体であって、前記複数の架構部材と、前記複数の側板と、前記複数の接合部材とは、互いにあらかじめ結合されて複数のモジュールが形成され、複数の前記モジュールが順次鉛直上方に積み上げられて互いに結合されたものであること、を特徴とする。
また、本発明の実施形態に係る階段室構造体建築方法は、鉛直方向に延びる複数の金属製の柱と、前記複数の柱同士を水平方向に連結する複数の金属製の梁とを含み、階段室の水平方向外周を囲むように配置された複数の架構部材と、前記階段室の水平方向外周に沿って鉛直方向に広がるように前記架構部材の内側に配置されて、前記複数の架構部材に固定された複数の金属製の側板と、前記架構部材に固定されて前記側板を貫通して前記階段室内に突出する複数の金属製の接合部材と、前記階段室内で前記接合部材によって支持されたコンクリート製の階段と、を有する階段室構造体の建築方法であって、前記複数の架構部材の一部と、前記複数の側板の一部と、前記複数の接合部材の一部とを互いに結合して複数のモジュールを製造するモジュール製造工程と、前記モジュール製造工程で製造された複数のモジュールを順次鉛直上方に積み上げて互いに結合するモジュール結合工程と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、コンクリート構造の階段を用いた階段室構造体において、階段室内壁の剥離対策を施すことができる。
本発明の第1の実施形態に係る階段室構造体を構成する3個のモジュールを上下方向に結合した状態を示す模式的斜視図である。 図1の階段室構造体を構成する一つのモジュールを示す模式的斜視図である。 図1の階段室構造体を用いた原子炉建屋の要部平断面図である。 図1の階段および踊り場部材付近の具体的構成を示す立断面図である。 図4の接合部材付近を拡大して示す要部拡大立断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る階段室構造体における階段および踊り場部材付近の具体的構成を示す立断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る階段室構造体における階段および踊り場部材付近の具体的構成を示す立断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る階段室構造体を用いた原子炉建屋の要部平断面図である。
以下、本発明に係る階段室構造体の実施形態について、図面を参照して説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る階段室構造体を構成する3個のモジュールを上下方向に結合した状態を示す模式的斜視図である。ただし、図1では、4方向の階段室側面のうちの手前の2面は、図示の都合のために、透明なものとして示している。図2は、図1の階段室構造体を構成する一つのモジュールを示す模式的斜視図である。図3は、図1の階段室構造体を用いた原子炉建屋の要部平断面図である。図4は、図1の階段および踊り場部材付近の具体的構成を示す立断面図である。図5は、図4の接合部材付近を拡大して示す要部拡大立断面図である。
この実施形態では、あらかじめ作成されて地組み(現場の地上であらかじめ組み立てること)をした複数のモジュール14を積み上げて、それらのモジュール14同士を結合して建設する。モジュール14同士の結合は、たとえば、溶接またはボルト・ナットなどの締結具(図示せず)による。図2に示すモジュール14は、図1に示す3個のモジュールのうちの中段のモジュール14を示している。図1に示すモジュール組み立て構造では、3個の異なる構造のモジュールが上下に積み重ねられている。図1に示すモジュール組み立て構造では、最下部のモジュールには床面33が形成されている。
階段室構造体では、鉛直方向に延びる鋼製の4本の柱21が4隅に配置され、これらの柱21同士が、複数の長手方向の鋼製の梁22および複数の短手方向の鋼製の梁23によって連結されている。柱21と梁22および梁23との結合は、たとえば、溶接またはボルト・ナットなどの締結具(図示せず)による。4本の柱21それぞれは、上下方向に互いに接続された複数の柱部材からなっている。複数の長手方向の梁22および複数の短手方向の梁23はそれぞれが平行であって、いずれも水平に延びている。これらの柱21、梁22および梁23は、架構部材13を構成する。
上下方向に互いに隣接する2本の長手方向の梁22とこれらの梁22が接合された少なくとも2本の柱21によって囲まれた各長方形の平面に、複数の鋼製の側板11が水平方向に配列され、その長方形の平面全体が複数(図1の例では4枚)の側板11によって覆われている。これと同様に、上下方向に互いに隣接する2本の短手方向の梁23とこれらの梁23が接合された少なくとも2本の柱21によって囲まれた各長方形の平面に、複数の鋼製の側板11が水平方向に配列され、その長方形の平面全体が複数(図1の例では2枚)の側板11によって覆われている。各側板11は、柱21、梁22および梁23に固定されている。これらの側板11によって、ほぼ直方体の階段室24の4側面が形成されている。
図1には、階段室構造体を構成する3個のモジュールを上下方向に結合した状態を示しているが、階段室構造体全体としては、図1および図2に示す最上部のモジュール14の上にさらに他のモジュールを積み上げて結合することにより任意の高さの階段室構造体を実現することができる。
図3に示すように、階段室構造体は、鉄筋コンクリート製の原子炉建屋外側壁25に沿って配置されている。すなわち、架構部材13を構成する柱21、梁22および梁23のうちの原子炉建屋外側壁25に沿って配置された部分は原子炉建屋外側壁25を形成するコンクリート躯体12に埋め込まれている。また、他の架構部材13もコンクリート躯体12の壁に埋め込まれている。側板11はコンクリート躯体12の壁の内面に沿って配置され、コンクリート躯体12を打設する際の型板としての役割をなす。
階段室24内には、コンクリート製の階段16とコンクリート製の踊り場部材26が配置されている。踊り場部材26は、鋼製の踊り場型枠27と、この踊り場型枠27内に打設されたコンクリート製踊り場部28とを含み、上面が水平に広がるように構成されている。階段16は、鋼製の階段型枠17と、この階段型枠17内に打設されたコンクリート製階段部30とを含む。
梁22および梁23には、階段室24内に向かって突出する鋼製の接合部材15が固定されている。梁22および梁23と接合部材15との結合は、たとえば、溶接またはボルト・ナットなどの締結具(図示せず)による。接合部材15は側板11に設けられた貫通穴を貫通して階段室24内に向かって突出し、踊り場型枠27の外側面に設けられた貫通穴をさらに貫通して踊り場型枠27内に延びている。踊り場型枠27内にコンクリート製踊り場部28が形成されることにより、踊り場部材26が、接合部材15を介して梁22および梁23によって支持される。
階段16は、その両端が踊り場部材26によって支持される。
図5に示すように、接合部材15の先端には太径部31が形成され、これにより、接合部材15と踊り場部材26との結合が強固なものになる。
接合部材15は、火災防護要求を満たすコンクリート構造の階段16を支持するために十分なものとする。さらに、側板11ではなく架構部材13(梁22、23)に直接固定されているため、コンクリート躯体12を施工する前に踊り場部材26を支持することができる。これにより、モジュール14の設置後、階段室壁のコンクリート躯体12の打設と養生を待たず、直ちに、コンクリート構造の階段16および踊り場部材26の工事を、モジュール14の内部で開始することができる。そして、コンクリート構造の階段16および踊り場部材26のコンクリートの養生完了後は、それを仮設階段として利用することができる。
図3に示すように、この階段室24に出入りするためのドア35が設けられているが、図1および図2ではドア35の図示を省略している。
この実施形態では、コンクリート構造の階段16および踊り場部材26を、階段型枠17および踊り場型枠27を用いて製作することで、階段16および踊り場部材26の構築のための型枠および支保工(建築途中において上または横からの荷重を支えるために用いる仮設構造物)が不要となり、型枠および支保工の設置および撤去工程を省き、建設資材の低減を図ることができる。
上記説明で、接合部材15、側板11、階段型枠17、踊り場型枠27はいずれも鋼製のものを用いることとしたが、鋼製に代えて、他の堅牢な金属製とすることができる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る階段室構造体における階段および踊り場部材付近の具体的構成を示す立断面図である。
この実施形態では、階段16を、プレキャストコンクリート製とする。すなわち、階段16は外部の工場で製作し、これを現地に搬送して、階段室24内に吊り下ろして設置する。
踊り場部材26の構造は第1の実施形態の場合とほぼ同様であり、踊り場型枠27内にコンクリート製踊り場部28を形成し、踊り場部材26と梁22および梁23とを、接合部材15を介して接合する。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
この実施形態によれば、プレキャストコンクリート製の階段16を用いることにより、建設現場で、階段16のコンクリートの打設と養生が不要となり、工程の短縮を図ることができる。
[第3の実施形態]
図7は、本発明の第3の実施形態に係る階段室構造体における階段および踊り場部材付近の具体的構成を示す立断面図である。
この実施形態は第2の実施形態の変形であって、踊り場部材26の構造として、踊り場型枠27内に、鋼製の支持部材19が組み込まれている。この支持部材19が、接合部材15とともに、梁22および梁23に接続するように構成されている。さらに、支持部材19の上にグレーチング34が載置されている。その他の構成は第2の実施形態と同様である。
このような構成により、コンクリート製踊り場部28のコンクリートの打設と養生を待たず、プレキャストコンクリート製の階段16を設置することができる。このとき、プレキャストコンクリート製の階段16の荷重は、支持部材19および接合部材15を介して、梁22および梁23で支持することができる。また、支持部材19の上にグレーチング34を載置することにより、コンクリート製踊り場部28のコンクリートの打設直後に、コンクリート製踊り場部28の上を踏まずにグレーチング34を踏んで通行することができる。これにより、プレキャストコンクリート製の階段16の設置後、直ちにこれを仮設階段として利用可能となる。これにより、工程の短縮を図ることができる。
[第4の実施形態]
図8は、本発明の第4の実施形態に係る階段室構造体を用いた原子炉建屋の要部平断面図である。
この実施形態は、たとえば第1の実施形態の変形であって、階段室24の側壁のうち、原子炉建屋外側壁25に沿う部分には側板11が配置されているが、その他の部分には側板11が配置されていない。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
原子炉建屋の外側から航空機が衝突することを想定したとき、原子炉建屋外側壁25に沿う部分以外には航空機が衝突することがありえないので、その部分の側板11の配置を省略して、コストダウンを図ることができる。なお、そのような位置にもコンクリートを打設する場合にはそのための型枠(図示せず)が必要であるが、かかる型枠は最終的に階段室24の内壁を構成しないので、より安価な構造とすることができる。
なお、上記説明では、第4の実施形態は第1の実施形態の変形であるとしたが、この実施形態で、階段16および踊り場部材26の構造は、第2または第3の実施形態と同様のものに代えてもよい。
[他の実施形態]
上記説明では、原子炉建屋内に階段室構造体を配置するものとしたが、原子炉建屋内に配置することは必須ではない。他の種類の建屋の階段室として構成することも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…側板
12…コンクリート躯体
13…架構部材
14…モジュール
15…接合部材
16…階段
17…階段型枠
19…支持部材
21…柱
22…梁
23…梁
24…階段室
25…原子炉建屋外側壁
26…踊り場部材
27…踊り場型枠
28…コンクリート製踊り場部
30…コンクリート製階段部
31…太径部
33…床面
34…グレーチング
35…ドア

Claims (11)

  1. 鉛直方向に延びる複数の金属製の柱と、前記複数の柱同士を水平方向に連結する複数の金属製の梁とを含み、階段室の水平方向外周を囲むように配置された複数の架構部材と、
    前記階段室の水平方向外周に沿って鉛直方向に広がるように前記架構部材の内側に配置されて、前記複数の架構部材に固定された複数の金属製の側板と、
    前記架構部材に固定されて前記側板を貫通して前記階段室内に突出する複数の金属製の接合部材と、
    前記階段室内で前記接合部材によって支持されたコンクリート製の階段と、
    を有する階段室構造体であって、
    前記複数の架構部材と、前記複数の側板と、前記複数の接合部材とは、互いにあらかじめ結合されて複数のモジュールが形成され、複数の前記モジュールが順次鉛直上方に積み上げられて互いに結合されたものであること、
    を特徴とする階段室構造体。
  2. 前記階段室は建屋のコンクリート製の外側壁の内側に沿って配置され、前記複数の架構部材の少なくとも一部が前記外側壁をなすコンクリート内に埋め込まれて配置されており、
    前記側板が、前記外側壁をなすコンクリートの内面に沿って配置されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の階段室構造体。
  3. 前記側板は、前記外側壁をなすコンクリートの内面のうちの前記階段室に面する部分全体を覆うように配置されていること、
    を特徴とする請求項2に記載の階段室構造体。
  4. 前記側板は、前記階段室の水平方向外周のうちの前記外側壁をなすコンクリートの内面のみを覆うように配置されていること、
    を特徴とする請求項2に記載の階段室構造体。
  5. 前記階段室内で前記階段に接合されて水平に広がる少なくとも一つの踊り場部材をさらに有し、
    前記接合部材が前記踊り場部材と接合して、前記接合部材が前記踊り場部材を支持し、この踊り場部材が前記階段を支持するように構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の階段室構造体。
  6. 前記踊り場部材は、金属製の踊り場型枠と、この踊り場型枠内に打設されたコンクリート製踊り場部とを含むこと、
    を特徴とする請求項5に記載の階段室構造体。
  7. 前記階段は、金属製の階段型枠と、この階段型枠内に打設されたコンクリート製階段部とを含むこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の階段室構造体。
  8. 前記階段は、プレキャストコンクリート製であること、
    を特徴とする請求項5または請求項6に記載の階段室構造体。
  9. 前記踊り場部材は、前記接合部材に固定されて支持されて前記階段を支持する金属製の支持部材をさらに有すること、
    を特徴とする請求項8に記載の階段室構造体。
  10. 鉛直方向に延びる複数の金属製の柱と、前記複数の柱同士を水平方向に連結する複数の金属製の梁とを含み、階段室の水平方向外周を囲むように配置された複数の架構部材と、
    前記階段室の水平方向外周に沿って鉛直方向に広がるように前記架構部材の内側に配置されて、前記複数の架構部材に固定された複数の金属製の側板と、
    前記架構部材に固定されて前記側板を貫通して前記階段室内に突出する複数の金属製の接合部材と、
    前記階段室内で前記接合部材によって支持されたコンクリート製の階段と、
    を有する階段室構造体の建築方法であって、
    前記複数の架構部材の一部と、前記複数の側板の一部と、前記複数の接合部材の一部とを互いに結合して複数のモジュールを製造するモジュール製造工程と、
    前記モジュール製造工程で製造された複数のモジュールを順次鉛直上方に積み上げて互いに結合するモジュール結合工程と、
    を有することを特徴とする階段室構造体建築方法。
  11. 前記モジュール結合工程の後に、前記側板を内面型枠の少なくとも一部として前記側板の外側にコンクリート壁を打設するコンクリート壁打設工程と、
    前記階段室内で前記接合部材によって支持されるコンクリート製の階段を設置する階段設置工程と、
    をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の階段室構造体建築方法。
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