JP2001252625A - 物品検査装置 - Google Patents

物品検査装置

Info

Publication number
JP2001252625A
JP2001252625A JP2000070125A JP2000070125A JP2001252625A JP 2001252625 A JP2001252625 A JP 2001252625A JP 2000070125 A JP2000070125 A JP 2000070125A JP 2000070125 A JP2000070125 A JP 2000070125A JP 2001252625 A JP2001252625 A JP 2001252625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
image
unit
support member
transporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000070125A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Tomosue
誠夫 友末
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Machinery Co Ltd filed Critical Kyowa Machinery Co Ltd
Priority to JP2000070125A priority Critical patent/JP2001252625A/ja
Publication of JP2001252625A publication Critical patent/JP2001252625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 果実・野菜等の物品の表面の不良をまんべん
なく確実に検査することのできる物品検査装置を提供す
ること。 【解決手段】 多数のリンゴAを所定の状態にて搬送経
路に沿って搬送する搬送手段Hと、搬送経路の途上に設
けられ、リンゴAの画像を撮影するカメラ5と、カメラ
5により得られた画像情報に基づいて、リンゴAの表面
の不良(キズ等)を検出する不良検出手段と、カメラ5
によりリンゴAの画像を撮影する際に、カメラ5とリン
ゴAとの相対位置関係を変更する相対位置変更手段とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の物品(果
実、野菜、鶏卵等)を所定の状態にて搬送経路に沿って
搬送する搬送手段を備え、この搬送経路途上において物
品の表面の不良(キズ等)を検出する物品検査装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】生産された果実、野菜、鶏卵等の物品は
最終的に何らかの形態で包装した状態で出荷され、スー
パーやコンビニエンスストア等の店頭に並べられる。こ
こで、果実等の表面にキズ等の不良が存在したものを包
装したりすると、品質が悪いものとして売れ残ったりす
るため、あらかじめ、かかる不良物品は包装しないよう
に除去しておく必要がある。
【0003】その場合に、物品の不良の検査を検査員の
目視により行うと、不良の見落としが生じやすくなる。
そのため、自動で物品の検査を行う装置が開発されてお
り、例えば、特開平8−297100号公報には、卵の
画像を画像撮影装置により撮影し画像処理により卵のヒ
ビを検出する技術を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、物品の
表面の不良は、その表面のどの位置に存在するかはわか
らないため物品と撮像手段との位置関係をあらかじめ固
定しておくと、物品の表面をまんべんなく検査すること
ができない。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その課題は、物品の表面の不良をまんべんなく確
実に検査することのできる物品検査装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る物品検査装置は、多数の物品を所定の状態
にて搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送経
路の途上に設けられ、前記物品の画像を撮影する撮像手
段と、前記撮像手段により得られた画像情報に基づい
て、前記物品の表面の不良を検出する不良検出手段と、
前記撮像手段により前記物品の画像を撮影する際に、前
記撮影手段と撮影される前記物品との相対位置関係を変
更する相対位置変更手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0006】この構成による作用・効果は次の通りであ
る。 (1)搬送手段により多数の物品を所定の状態にて搬送
経路に沿って搬送させる。 (2)搬送経路の途上に設けられた撮像手段により、物
品の画像を撮影する。 (3)画像を撮影する際に(撮影するに先だって)、相
対位置変更手段により撮像手段と物品との相対位置関係
を変更するようにする。 (4)得られた画像情報に基づいて、物品の表面の不良
(キズや汚れなど)を検出する。
【0007】つまり、画像を撮影するときには、撮影さ
れる物品と撮像手段との相対位置関係を変更できるの
で、物品の外表面を多角的に(多方面から)撮影するこ
とができる。これにより、物品の外表面をまんべんなく
確実に検査することのできる物品検査装置を提供するこ
とができる。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記搬送
手段を間欠駆動する駆動手段を備え、前記撮像手段によ
る前記物品の画像の撮影は、前記搬送手段を停止した状
態で行うように構成されているものがあげられる。
【0009】この構成によると、物品は搬送手段により
間欠駆動される。撮像手段による撮影を行うときは、搬
送手段を停止させた状態で画像の撮影を行う。そして、
搬送手段を停止させた状態で、物品と撮像手段との相対
位置関係を変更するようにすることができる。したがっ
て、画像の取得を確実に行うことができる。
【0010】本発明の別の好適な実施形態として、前記
搬送手段には、前記物品を搭載するための搭載部が多数
設けられ、前記相対位置変更手段は、前記物品を前記搭
載部から持ち上げさせて回転させる機能を有するものが
あげられる。
【0011】この構成によると、搬送手段には搭載部が
多数設けられており、この搭載部に物品が搭載されて搬
送される。そして、画像の撮影を行う際には、相対位置
変更手段により物品が搭載部から持ち上げられて回転さ
せられる。物品を搭載部から持ち上げた状態で回転する
ようにしているから、物品の回転、つまり撮像手段との
相対位置の変更をスムーズに行うことができる。
【0012】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記搭載部は、リング状の枠体と、この枠体の内側から
枠体の中心に向かって放射状に伸びる複数の第1支持部
材とを備え、この第1支持部材により前記物品が搭載さ
れるように構成されるものがあげられる。
【0013】この構成によると、物品は、リング状の枠
体の内壁から枠体の中心に向かって放射状に伸びる複数
の第1支持部材により支持される。これにより、枠体の
内側空間における第1支持部材の存在しない空間を利用
して、物品を持ち上げて回転させる機構(相対位置変更
手段)を容易に構成することができる。
【0014】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記相対位置変更手段は、回転軸芯の中心から外方に向
かって放射状に伸びる複数の第2支持部材、又は、回転
軸芯の外方から中心に向かって放射状に伸びる複数の第
2支持部材を備えており、画像の撮影を行わないときに
は、前記第2支持部材は、前記搭載部の下方に待機して
おり、画像の撮影を行うときには、前記第2支持部材が
上方に移動して、前記物品を前記搭載部から持ち上げて
回転するように構成されており、前記持ち上げ移動の際
に、前記複数の第1支持部材と前記複数の第2支持部材
とが干渉しないように、前記待機しているときの前記第
1支持部材と前記第2支持部材の配置が設定されている
ものがあげられる。
【0015】この構成によると、撮像手段により画像の
撮影を行わないときには、第2支持部材は、搭載部の下
方に待機しており、画像の撮影を行う際に、第2支持部
材が上方に移動して、物品を搭載部から持ち上げ、そし
て、回転させる。そして、この持ち上げ移動の際に、第
1支持部材と第2支持部材とはお互いに干渉しないよう
に設定されており、持ち上げ移動をスムーズに行うこと
ができる。
【0016】本発明の最後の好適な実施形態として、前
記相対位置変更手段は、前記撮像手段を支持する撮像手
段支持体と、撮像手段支持体を回転する回転機構とを備
えており、前記撮像手段支持体を回転させることによ
り、前記物品の画像を多角的に撮影可能にしたものがあ
げられる。
【0017】この構成のように、相対位置変更手段の構
成として、物品を回転させて撮像手段との相対位置を変
更するものに代えて、撮像手段の方を物品に対して相対
移動させるように構成してもよい。これによっても、物
品の外表面をまんべんなく検査することができる。
【0018】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記搬送手段の搬送状態を検出する搬送状態検出手段
と、前記搬送手段と前記撮像手段の作動制御を行う制御
部を備え、前記制御部は、前記搬送状態検出手段から得
られる同期信号に基づいて前記撮像手段の動作タイミン
グを決定するように構成されているものがあげられる。
【0019】この構成によると、搬送状態検出手段(エ
ンコーダ等)により搬送手段の搬送状態を検出し、これ
から得られる同期信号に基づいて撮像手段の動作タイミ
ングを制御部により決定する。したがって、搬送手段と
撮像手段とを同期させて動作させることができ、画像を
取得するタイミングを正確に取ることができるので、適
切な物品の画像を取得することができる。
【0020】本発明の更に別の好適な実施形態として、
前記不良検出手段は、前記物品の画像から得られた特定
パターンと、予め設定された複数の設定パターンとを比
較することにより、前記物品の不良を検出するものがあ
げられる。
【0021】物品の画像から画像処理等の技術を用い
て、特定パターンを抽出する。これをあらかじめ設定さ
れた複数の設定パターンと比較する。特定パターンが、
いずれかの設定パターンと一致又は類似しておれば、当
該特定パターンは不良であると判定することができる。
たとえば、不良が表面のキズであればキズのパターンは
大体決まっているので、そのいくつかのパターンを記憶
装置に設定しておけば良い。これにより確実に表面の不
良を検出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本実施形態にかかる物品検査
装置に用いられるコンベア装置(搬送手段に相当す
る。)を示す斜視図である。図2は、コンベア装置Hの
平面図である。図3は、コンベア装置Hの断面図を含む
物品検査装置を示す図である。
【0023】図1において、物品の一例であるリンゴA
が多数整列した状態で搬送されている。図示はしていな
いが、チェーンを駆動(間欠駆動)するための駆動手段
(モータ、スプロケット等)を設けている。また、多数
のリング状の枠体3がチェーン2により連結されてい
る。図1では、3列搬送であるが、列数については特に
限定されるものではない。リング状の枠体3は内壁3b
と外壁3cとを有し、図2に示すように、内壁3bから
枠体3の中心に向かって多数の(4つの)第1支持部材
3aが伸びている。これら4つの第1支持部材3aにリ
ンゴAが支持されて搭載されるように構成されている。
つまり、この枠体3と第1支持部材3aは搭載部として
機能する。なお、支持部材3aは枠体3と一体形成され
ていてもよいし、枠体3に対して個々に取り付けるよう
にしてもよい。また、枠体3と第1支持部材3aは樹脂
により形成し、更には抗菌処理を施しておくのが衛生上
好ましい。また、第1支持部材3aは、可撓性を有し、
多少変形可能にしておくのが好ましい。
【0024】また、枠体3の外壁3cはガイド部材1に
挟まれるようにガイドされていると共に、外壁3cには
ローラ7が設けられており、これにより、リンゴAを安
定した状態で搬送できるようにしている。図2におい
て、リンゴAは右から左へと搬送される。
【0025】図3において、リンゴAの上方に多数のC
CDカメラ5(撮像手段に相当する。)が配置されてい
る。1つのリンゴAに対して、2台のカメラ5が異なる
方向からリンゴAの画像を撮影できるようにしている。
1つのリンゴAの画像を撮影するためのカメラ5の台数
については特に限定されるものではなく、3台あるいは
4台以上配置してもよい。また、コンベア装置Hの搬送
速度に応じて、あるいは、コンベア装置Hの搬送速度と
は無関係に、カメラ5による撮像回数を任意に設定変更
可能にしても良い。これにより、検出精度を任意に変更
することができる。
【0026】また、搬送経路の上方には光源6が配置さ
れている。つまり、カメラ5によりリンゴAの反射光像
を撮影する。光源6の色については、物品の種類に応じ
て適切な色のものを用いることが好ましい。本実施形態
では、リンゴを例に挙げているが、その他に柿や梨や桃
等の果実や鶏卵その他の野菜等により適切な光源色を選
択する。物品の表面の色に応じて、表面のキズや汚れ等
を検出しやすいような光源色を選択する。なお、光源6
の配置としては、図8に示すように、さらにリンゴAの
両側の側面部にもカメラ5を配置するのが好ましい。こ
れにより確実にリンゴAの全体の画像を取得することが
できる。図8ではリンゴAが1列で搬送される場合であ
るが、図4において、カメラ5による撮影の際に他のリ
ンゴAが邪魔にならないように、リンゴAを持ち上げる
高さをより高く設定するようにすれば、図4に示す構成
においても側面部にカメラ5を配置することが可能であ
る。
【0027】また、図3の搭載部の下方には、相対位置
変更手段として機能する持ち上げ用のサドル4と、この
サドル4の上部には軸部4f(軸芯)の外方からサドル
4の中心(軸芯)に向かって放射状に伸びる多数の第2
支持部材4aとを備えている。第2支持部材4aに関し
ては図5で詳述する。サドル4の下部には軸部4fが形
成されている。不図示の駆動機構により、サドル4を軸
部4fの軸芯周りにに回転させたり、上下動させたりす
ることができる。サドル4は図3に示すように搬送経路
の搬送方向の特定位置に1箇所(3列分=搭載部3個
分)設けられているが、2箇所以上(搭載部で6個分以
上)設けても良い。
【0028】図4は、サドル4を上方向に移動させた状
態である。これにより、リンゴAは第2支持部材4aに
より持ち上げられ、第1支持部材3aから離脱する。つ
まり、リンゴAは搭載部から持ち上げられた状態にな
る。この持ち上げ状態で、軸部4fを回転させることに
より、リンゴAを回転させることができる。回転は1/
4回転(90度)ずつ間欠駆動を行い、それぞれの回転
位置にてカメラ5による画像の撮影を行う。
【0029】図2からもわかるように、平面視にて(サ
ドル4が待機した状態)第1支持部材3aと第2支持部
材4aとは円周方向に沿って交互に並ぶように(第1支
持部材3aは90度ピッチで、第2支持部材4aは第1
支持部材3aとは位相が45度ずれた90度ピッチで)
設定されており、第2支持部材4aがそのまま上方に移
動したとしてもお互いに干渉しないようにしている。ま
た、図4の断面図(側面図)からもわかるように、サド
ル4が上昇した場合であっても、側面視において第1支
持部材3aと第2支持部材4aとが干渉しないような位
置関係になるように第1支持部材3aと第2支持部材4
aの形状が決められている。これにより、サドル4を回
転させたとしても、第1支持部材3aと第2支持部材4
aとが干渉しないので、回転をスムーズに行うことがで
きる。また、第1支持部材3aと第2支持部材4aとが
変形しやすい材料・構造を採用しておれば、多少、第1
支持部材3aと第2支持部材4aとが干渉したとして
も、大きなトラブルは発生しないと考えられる。
【0030】図5は、第2支持部材4aの構成例を示す
図である。第2支持部材4aは、基部4dに対して取り
付けられたバネ4cと、このバネ4cを覆うカバー4b
とを備えている。これにより、第2支持部材4aを変形
しやすい構造としている。もちろん、複数の第2支持部
材4aどうしを一体形成するような構造を採用してもよ
い。
【0031】図6は、物品検査装置の制御ブロック図を
示している。制御装置10(制御部に相当する。)は、
マイクロコンピュータを中核として構成されており、多
数のカメラ5の作動制御、コンベア装置Hとサドル4の
駆動制御を行っている。コンベア装置Hには、エンコー
ダ14(搬送状態検出手段に相当する。)が設けられて
おり、コンベアの移動距離に応じたパルス信号(同期信
号)を発生する。制御装置10は、エンコーダ14から
のパルス信号に基づいてカメラ5の作動タイミング、つ
まり画像を所得するタイミングを決定する。例えば、コ
ンベア装置Hが動いているときはパルス信号が出力され
ているが、コンベア装置Hが停止するとパルス信号が出
力されなくなる。このパルス信号が出力されなくなって
から所定時間経過後にサドル4が持ち上げられる。そこ
で、画像を取得するタイミングとしては、パルス信号が
出力されなくなってから、サドル4によるリンゴAの持
ち上げ動作が完了する時間を経過した後に画像を取り込
むようにすればよい。これにより、安定した画像を取り
込むことができる。
【0032】画像処理部11(不良検出手段)は、カメ
ラ5により撮影した画像情報を基に画像処理を行うこと
で、リンゴAの表面のキズ(すりキズやへこみキズ等)
やヒビや汚れ等の不良を検出するものである。画像処理
は画像データから特定の特徴を抽出するための処理であ
り、例えば、本出願人による特開平11−287763
号公報による技術を採用することができる。検出回路1
2は、画像処理部11の処理結果に基づいて不良のリン
ゴAを検出するものである。
【0033】画像処理の手順の一例を説明する。まず、
リンゴAの表面に光源6により光を照射し、カメラ5に
よりりんごAの濃淡画像を第1画像として取り込む。こ
の第1画像を2値化して、リンゴAが存在する部分と背
景とを区分した第2画像を作成する。ついで、第1画像
を平均化して第3画像を作成する。第1画像を第3画像
で除算してキズ部分(表面の不良)の強調を行なった第
4画像を作成する。この第4画像を第1のしきい値で2
値化した第5画像を作成し、第2画像と第5画像との論
理和により第6画像を作成する。そして、この第6画像
によりリンゴAのキズを判定するのである。判定方法と
しては、例えば、上記第6画像により抽出された画素数
が所定値以上であればキズであると判定するものがあげ
られる。
【0034】またその他の方法であるが、記憶装置15
にキズのパターンをあらかじめ多数設定(記憶)させて
おく。そして、画像処理の手法を用いて特徴部分を特定
パターンとして抽出する。この抽出された特定パターン
を記憶されている設定パターンと比較する。比較の結
果、特定パターンが設定パターンと同じであるか、類似
度が高い場合には、その特定パターンはキズであると判
定する。
【0035】<作動説明>本実施形態による物品検査装
置の概略作動を説明する。
【0036】コンベア装置Hにより多数のリンゴAが搬
送され、撮影すべきリンゴAがサドル4の上にくるとコ
ンベア装置Hを停止させる。コンベア装置Hが作動して
いるときは、第2支持部材4aは待機状態にある。コン
ベア装置Hの停止後、サドル4を所定量上昇させる。こ
れにより、第2支持部材4aによりリンゴAを持ち上げ
る。この状態でカメラ5による画像を撮影を行う。次
に、サドル4を90度回転させる。この状態で再度撮影
を行う。以後、サドルを180度、270度と回転させ
て、それぞれの位置にて画像の撮影を行う。つまり、そ
れぞれの回転位置にて2台のカメラ5にて画像の撮影を
行う。サドル4をちょうど1回転させて元の位置に戻る
と、サドル4を下降させる。再び、リンゴAは第1支持
部材3aに搭載された状態となり、コンベア装置Hを駆
動させる。コンベア装置HをリンゴAの搭載ピッチ分だ
け搬送させると再びコンベア装置Hを停止させる。そし
て、再びサドル4を上昇させ、以下同様の手順を繰り返
す。
【0037】図示はしていないが、不良であると検出さ
れたリンゴAについては、搬送経路から排出するように
構成されている。これにより品質の良いリンゴAのみを
包装して出荷することができる。
【0038】<第2実施形態>図7は、相対位置変更手
段の第2実施形態の構成を示す図である。第1実施形態
では、カメラ5が固定されており、物品であるリンゴA
の方を回転させる構成であったが、図7に示すようにリ
ンゴAの方は回転させずカメラ5の方を回転させても良
い。1台又は複数のカメラ5を支持台13(撮像手段支
持体に相当する。)に取り付けておき、この支持台13
を不図示のモータ及び減速装置からなる回転機構により
回転させることにより、画像取得時におけるカメラ5と
リンゴAとの相対位置関係を変更することができる。こ
れにより、リンゴAの画像を多角的に撮影することが可
能となる。この第2実施形態においても、図8のように
側面部にカメラ5を配置して構成してもよい。
【0039】<別実施形態>撮像手段としてはラインス
キャナーにより構成しても良い。搭載部の構成、相対位
置変更手段の構成については、本実施形態の構成に限定
されるものではない。カメラを回転させる場合は、連続
的に回転させる構造ではなく、基準位置に対して±18
0゜回転するような構造の方が、配線構造が容易になる
ので好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品検査装置におけるコンベア装置の外観を示
す斜視図
【図2】コンベア装置の平面図
【図3】物品検査装置におけるコンベア装置の談面図
【図4】相対位置変更手段が作動した状態を示す図
【図5】第2支持部材の構造を示す図
【図6】物品検査装置の制御部図
【図7】第2支持部材にかかる相対位置変更手段を示す
【図8】カメラの配置例についての別実施形態を示す図
【符号の説明】
1 ガイド部材 2 チェーン 3 枠体 3a 第2支持部材 4 サドル 4a 第2支持部材 5 カメラ 6 光源 A リンゴ H コンベア装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01B 11/00 B65G 47/22 E Fターム(参考) 2F065 AA49 BB15 CC00 FF42 GG01 JJ03 JJ05 JJ26 MM03 PP15 QQ05 QQ21 QQ27 QQ32 QQ42 TT01 UU04 2G051 AA05 AB07 CA04 CA07 CD07 DA08 EA11 EB01 EC03 3F079 AC11 AC21 AC23 CA32 CA42 CB25 CB30 DA18 EA01 EA15 3F081 AA12 AA13 AA46 BB03 BE04 CA05 CA23 CC01 EA09 FA01 FB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の物品を所定の状態にて搬送経路に
    沿って搬送する搬送手段と、 前記搬送経路の途上に設けられ、前記物品の画像を撮影
    する撮像手段と、 前記撮像手段により得られた画像情報に基づいて、前記
    物品の表面の不良を検出する不良検出手段と、 前記撮像手段により前記物品の画像を撮影する際に、前
    記撮影手段と撮影される前記物品との相対位置関係を変
    更する相対位置変更手段とを備えたことを特徴とする物
    品検査装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段を間欠駆動する駆動手段を
    備え、前記撮像手段による前記物品の画像の撮影は、前
    記搬送手段を停止した状態で行うように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の物品検査装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段には、前記物品を搭載する
    ための搭載部が多数設けられ、前記相対位置変更手段
    は、前記物品を前記搭載部から持ち上げさせて回転させ
    る機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の物品検査装置。
  4. 【請求項4】 前記搭載部は、リング状の枠体と、この
    枠体の内壁から枠体の中心に向かって放射状に伸びる複
    数の第1支持部材とを備え、この第1支持部材により前
    記物品が搭載されるように構成されることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品検査装置。
  5. 【請求項5】 前記相対位置変更手段は、回転軸芯の中
    心から外方に向かって放射状に伸びる複数の第2支持部
    材、又は、回転軸芯の外方から中心に向かって放射状に
    伸びる複数の第2支持部材を備えており、 画像の撮影を行わないときには、前記第2支持部材は、
    前記搭載部の下方に待機しており、画像の撮影を行うと
    きには、前記第2支持部材が上方に移動して、前記物品
    を前記搭載部から持ち上げて回転するように構成されて
    おり、 前記持ち上げ移動の際に、前記複数の第1支持部材と前
    記複数の第2支持部材とが干渉しないように、前記待機
    しているときの前記第1支持部材と前記第2支持部材の
    配置が設定されていることを特徴とする請求項3又は4
    に記載の物品検査装置。
  6. 【請求項6】 前記相対位置変更手段は、前記撮像手段
    を支持する撮像手段支持体と、撮像手段支持体を回転す
    る回転機構とを備えており、前記撮像手段支持体を回転
    させることにより、前記物品の画像を多角的に撮影可能
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の物品検査装
    置。
  7. 【請求項7】 前記搬送手段の搬送状態を検出する搬送
    状態検出手段と、前記搬送手段と前記撮像手段の作動制
    御を行う制御部を備え、前記制御部は、前記搬送状態検
    出手段から得られる同期信号に基づいて前記撮像手段の
    動作タイミングを決定するように構成されていることを
    特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の物品検
    査装置。
  8. 【請求項8】 前記不良検出手段は、前記物品の画像か
    ら得られた特定パターンと、予め設定された複数の設定
    パターンとを比較することにより、前記物品の不良を検
    出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の物品検査装置。
JP2000070125A 2000-03-14 2000-03-14 物品検査装置 Pending JP2001252625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070125A JP2001252625A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 物品検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000070125A JP2001252625A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 物品検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001252625A true JP2001252625A (ja) 2001-09-18

Family

ID=18588907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000070125A Pending JP2001252625A (ja) 2000-03-14 2000-03-14 物品検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001252625A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313146A (ja) * 2005-04-08 2006-11-16 Omron Corp 欠陥検査方法およびその方法を用いた欠陥検査装置
JP2007069061A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Yanmar Co Ltd 青果物選別システム
AU2009230787B1 (en) * 2009-09-18 2011-03-03 Fada Pty Ltd A Process and Apparatus for Grading and Packing Fruit
CN102974544A (zh) * 2012-12-19 2013-03-20 王传慧 波动斜漏管式冬枣大小挑选器
CN102974553A (zh) * 2012-12-19 2013-03-20 张朋朋 气缸支撑式冬枣分拣设备
CN104907264A (zh) * 2015-04-30 2015-09-16 芜湖林一电子科技有限公司 一种基于机器视觉跟踪的产品筛选机构
JP2016062548A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 カシオ計算機株式会社 商品登録装置、商品登録方法、および商品登録プログラム
CN110143420A (zh) * 2019-06-24 2019-08-20 北京林业大学 一种沙果定向输送装置
CN111044536A (zh) * 2019-12-26 2020-04-21 安徽陆达智能装备科技有限公司 一种匣钵视觉检测设备
CN112415006A (zh) * 2020-10-22 2021-02-26 安徽科博产品检测研究院有限公司 一种智能农产品检测平台
CN113057122A (zh) * 2021-03-22 2021-07-02 赖海龙 一种畜牧业用坏死鸡蛋去除装置
JP7389523B1 (ja) * 2023-01-06 2023-11-30 株式会社日本選別化工 卵表面検査装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006313146A (ja) * 2005-04-08 2006-11-16 Omron Corp 欠陥検査方法およびその方法を用いた欠陥検査装置
JP2007069061A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Yanmar Co Ltd 青果物選別システム
AU2009230787B1 (en) * 2009-09-18 2011-03-03 Fada Pty Ltd A Process and Apparatus for Grading and Packing Fruit
CN102974544A (zh) * 2012-12-19 2013-03-20 王传慧 波动斜漏管式冬枣大小挑选器
CN102974553A (zh) * 2012-12-19 2013-03-20 张朋朋 气缸支撑式冬枣分拣设备
CN102974544B (zh) * 2012-12-19 2015-07-08 济南职业学院 波动斜漏管式冬枣大小挑选器
JP2016062548A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 カシオ計算機株式会社 商品登録装置、商品登録方法、および商品登録プログラム
CN104907264A (zh) * 2015-04-30 2015-09-16 芜湖林一电子科技有限公司 一种基于机器视觉跟踪的产品筛选机构
CN104907264B (zh) * 2015-04-30 2019-08-23 芜湖林一电子科技有限公司 一种基于机器视觉跟踪的产品筛选机构
CN110143420A (zh) * 2019-06-24 2019-08-20 北京林业大学 一种沙果定向输送装置
CN111044536A (zh) * 2019-12-26 2020-04-21 安徽陆达智能装备科技有限公司 一种匣钵视觉检测设备
CN112415006A (zh) * 2020-10-22 2021-02-26 安徽科博产品检测研究院有限公司 一种智能农产品检测平台
CN113057122A (zh) * 2021-03-22 2021-07-02 赖海龙 一种畜牧业用坏死鸡蛋去除装置
CN113057122B (zh) * 2021-03-22 2023-08-29 张新春 一种畜牧业用坏死鸡蛋去除装置
JP7389523B1 (ja) * 2023-01-06 2023-11-30 株式会社日本選別化工 卵表面検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5392359A (en) Apparatus for inspecting appearance of cylindrical objects
JP2001252625A (ja) 物品検査装置
JP3600010B2 (ja) 検査対象物の外観検査方法とその装置
JP2003329604A (ja) 異物検査装置及びその検査機構
JP5248007B2 (ja) ラベル検査方法及び装置
JP6752986B1 (ja) チューブ容器検査装置
JP2002350358A (ja) 円筒状ワークの外観検査装置、外観検査方法、外観検査プログラム、および記録媒体
JP2000084495A (ja) 農産物の検査装置
JPH0731137B2 (ja) 缶内外面検査装置
JP5440015B2 (ja) 不良蓋排除装置及び不良蓋排除方法
JPH06103170B2 (ja) 物品の外観検査方法と装置
JPH0292168A (ja) 物品の下面撮像装置
JP4743816B2 (ja) 容器検査装置
JP3994761B2 (ja) 物品検査装置
JP5331133B2 (ja) 錠剤検査装置及びptp包装機
JPH10239243A (ja) 欠陥検査装置
JP3704255B2 (ja) 農産物選別用の計測装置
JP3716141B2 (ja) 農産物選別用の計測装置
JP3137459B2 (ja) ダイボンディング装置
JPH05256787A (ja) 円柱状部品表面検査方法及びその装置
JP5651085B2 (ja) 異物検査装置
JPH0572138A (ja) 筒状体検査装置
KR102362155B1 (ko) 캡슐 검사 장치 구동 방법
JP4266887B2 (ja) 果菜類の検査装置
JP2002148204A (ja) 棒状体の表面検査装置